JP2015005369A - 照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外付けの調光器と対応付けて制御しない照明器具であっても、簡単に設置位置を把握することができる照明制御システムを提供する。
【解決手段】実施の形態に係る照明制御システムは、照明空間に配置され、電波を受信する受信機を備えた照明器具と、電波を送信する少なくとも3つの送信機と、照明器具を信号受信状態として、少なくとも3つの送信機から電波を送信させ、照明器具の受信機が少なくとも3つの送信機から送信された電波を受信した時間間隔から照明器具の配置位置を検出するとともに、照明器具の配置図を生成し、表示部に表示する照明制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、照明制御システムに関する。
従来、舞台等に使用される調光システムにおいては、舞台等の照明を調光操作卓により一括制御する方法が一般的である。例えば、調光操作卓によって、舞台照明として演出された照明状態が得られるように調光器を制御するための調光制御情報を生成する。調光操作卓は、この調光制御情報を、例えば、DMX512(1990)(米国劇場技術協会(USITT)規格)の規格に沿った形式のDMX信号として調光盤に伝送する。
調光盤には各照明器具用の位相制御式の調光器が設けられており、調光操作卓からの調光制御情報によって各調光器が制御されることで、各調光器に対応した照明器具が一括して調光制御されるようになっている。
ところで、調光操作卓において照明空間の照明を自由に制御するためには、調光操作卓から制御する各照明器具が照明空間のいずれの位置に夫々配置されているかを把握する必要がある。ハロゲン機器等の照明器具については、照明器具を取り付ける昇降バトンの取付口と、調光盤における調光器とを1対1に対応付けることで、照明器具の位置を判断する。
即ち、昇降バトンには各調光器の負荷回路に夫々接続される複数の接続端子(負荷コンセント)が設けられており、各接続端子に各照明負荷の負荷線を夫々接続する。昇降バトンの接続端子と調光器とは1対1に対応しており、昇降バトンの接続端子に対応する照明器具の取付口の照明空間における位置は既知であるので、調光操作卓において、いずれの調光器を制御すればいずれの位置の照明器具を調光制御できるかを把握することができる。
しかし、近年、LED照明機器のように、調光器の負荷回路を必要とすることなく、内蔵する点灯制御手段によって、100V商用電源とDMX等の制御線を接続することで調光点灯制御可能な照明器具も増えてきた。このような照明器具は、調光器とは無関係に配置されることになり、負荷コンセントの場所や数に依存することなく何処にでも設置することができる。このため、このような照明器具については、調光器と対応付けてその設置位置を特定することはできない。
このような場合、照明器具の配置位置の特定は、各照明器具に固有のIDを用いて行うことが考えられる。即ち、照明バトンの設置位置とその位置に取り付ける照明器具のIDとの対応を、全ての位置の照明器具毎に登録するのである。しかしこの登録作業は、極めて煩雑である。更に、光源の寿命時には、ハロゲンランプ器具であれば単にランプ交換だけでよいが、LED照明器具の場合には照明器具全体の交換が必要になることが多く、従って、その後にIDの再登録作業が必要である。
特開2007−66585号公報 特開2007−265766号公報
そこで、本実施形態は、外付けの調光器と対応付けて制御しない照明器具であっても、簡単に設置位置を把握することができる照明制御システムを提供することを目的とする。
実施の形態に係る照明制御システムは、照明空間に配置され、電波を受信する受信機を備えた照明器具と;電波を送信する少なくとも3つの送信機と;前記照明器具を信号受信状態として、前記少なくとも3つの送信機から電波を送信させ、前記照明器具の受信機が前記少なくとも3つの送信機から送信された電波を受信した時間間隔から前記照明器具の配置位置を検出するとともに、前記照明器具の配置図を生成し、表示部に表示する照明制御部と;を備える。
実施形態によれば、外付けの調光器と対応付けて制御しない照明器具であっても、簡単に設置位置を把握することができる照明制御システムを提供することができる。
第1の実施の形態に係る照明制御システムを示す説明図である。 照明バトンの詳細な構成を説明するための図である。 照明器具Lの詳細な構成を説明するための図である。 照明器具H,Lの配置図の例を説明するための図である。 照明制御部3の制御を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る照明制御システムを示す説明図である。 照明器具Lの詳細な構成を説明するための図である。 照明制御部3の制御を示すフローチャートである。
実施の形態の照明制御システムは、照明空間に配置され、電波を受信する受信機を備えた照明器具と;電波を送信する少なくとも3つの送信機と;前記照明器具を信号受信状態として、前記少なくとも3つの送信機から電波を送信させ、前記照明器具の受信機が前記少なくとも3つの送信機から送信された電波を受信した時間間隔から前記照明器具の配置位置を検出するとともに、前記照明器具の配置図を生成し、表示部に表示する照明制御部と;を備える。
また、実施の形態の照明制御システムは、照明空間に配置され、電波を送信する送信機を備えた照明器具と;前記照明器具の送信機から送信された電波を受信する少なくとも3つの受信機と;前記照明器具の送信機から電波を送信させ、前記少なくとも3つの受信機が前記照明器具の送信機から送信された電波を受信した時間間隔から前記照明器具の配置位置を検出するとともに、前記照明器具の配置図を生成し、表示部に表示する照明制御部と;を備える。
また、実施の形態の照明制御システムは、照明空間に配置され、電波の強度を測定することが可能な受信機を備えた照明器具と;電波を送信する少なくとも3つの送信機と;前記照明器具を信号受信状態として、前記少なくとも3つの送信機から電波を送信させ、前記照明器具の受信機が前記少なくとも3つの送信機から送信された電波の強度から前記照明器具の配置位置を検出するとともに、前記照明器具の配置図を生成し、表示部に表示する照明制御部と;を備える。
また、実施の形態の照明制御システムは、照明空間に配置され、電波を送信する送信機を備えた照明器具と;前記照明器具の送信機から送信された電波の強度を測定することが可能な少なくとも3つの受信機と;前記照明器具の送信機から電波を送信させ、前記少なくとも3つの受信機が前記照明器具の送信機から送信された電波の強度から前記照明器具の配置位置を検出するとともに、前記照明器具の配置図を生成し、表示部に表示する照明制御部と;を備える。
また、照明制御システムは、前記照明器具が、前記照明器具の方位を検知する方位センサ及び前記照明器具の角度を検知する角度センサを有し、前記照明制御部は、前記方位センサで検知された前記照明器具の方位と、前記角度センサで検知された前記照明器具の角度を前記配置図に反映させる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る照明制御システムを示す説明図であり、図2は、照明バトンの詳細な構成を説明するための図である。
図1において、照明制御システム1は、テレビスタジオ、劇場、ホール、舞台等の照明空間10に設置されるものである。照明制御システム1は、照明空間10を照明する照明部2、照明部2の点消灯、調光、調色、照明方向等の照明を制御する照明制御部3及び照明部2の調光を行う調光盤4、バトン制御部5、表示装置6、同期信号生成部7、複数(本実施の形態では4つ)の送信機20a〜20d(以下、代表して送信機20という)によって構成される。通常、調光盤4及びバトン制御部5は、照明空間10とは異なる設置場所に設置されている。調光盤4は、図2に示すように、複数の調光器9a1,9a2,…,9b1,9b2,…,…(以下、代表して調光器9という)を有している。
照明部2は、照明空間10に配置される複数の照明バトン15a,15b,…(以下、代表して照明バトン15という)を有している(図1では、照明バトン15cに関して、代表して照明部2の符号を付している)。図2に示すように、照明バトン15aは、配線等が収納された照明ボックス16a及び照明ボックス16aに支持された吊り具14aによって構成される。照明バトン15aは、図示しない支持部材に支持されて照明空間10の天井10a等に昇降自在に取り付けられることが一般的である。
バトン制御部5は、図示しない支持部材を制御することで、照明バトン15aの昇降を行うようになっている。なお、図2では1つの吊り具14a及び照明ボックス16aによって構成される照明バトン15aのみを示しているが、他の照明バトン15b,…の構成も照明バトン15aと同様である。
また、図1では、調光盤4及びバトン制御部5からの配線を照明バトン15aに関する照明部2に対してのみ表しているが、これは図の簡略化を図るためであり、必要に応じて他の照明部2に対しても配線されるものである。
図1及び図2に示すように、各照明バトン15には、複数の照明器具H1,H2,…,L1,L2,…,が取り付けられている。なお、図1及び図2では、照明バトン15に7個の照明器具H1〜H3,L1〜L4が取り付けられることを示しているが、取り付け個数等は自由に設定可能である。
照明器具H1〜H3(以下、代表して照明器具Hという)の光源は、調光器9によって夫々調光制御される例えばハロゲンランプ等であり、照明器具L1〜L4(以下、代表して照明器具Lという)の光源は調光器9から電力の供給を受ける必要が無く、照明器具Lに内蔵される点灯制御手段により制御される、例えばLED等である。
各照明器具H,Lには、照明バトン15aに取り付けるための取り付け器具8a1〜8a7(以下、代表して取り付け器具8という)が必要に応じて設けられている。また、照明バトン15aには、照明器具Hに負荷線17を介して調光器9からの電力を供給するための接続端子D1〜D3と、照明器具Lに電源線18を介して商用交流電源100Vを供給するための接続端子E1〜E4と、制御線11を介して伝送される調光信号を照明器具Lに供給するための接続端子F1〜F3とが配設されている。
照明器具H1〜H3の各コネクタH1a〜H3aは、夫々接続端子D1〜D3に接続されており、各照明器具Hは各調光器9から夫々電力の供給を受けて点灯制御される。一方、照明器具L1〜L4は、夫々電源コネクタL1b〜L4bを有しており、これらの電源コネクタL1b〜L4bを夫々接続端子E1〜E4に接続することで、照明器具L1〜L4への電源供給が行われる。また、照明器具1〜L3は夫々制御コネクタL1a〜L3aを有しており、これらの制御コネクタL1a〜L3aを夫々接続端子F1〜F3に接続することで、照明器具L1〜L3に制御信号が供給されるようになっている。なお、照明器具L4は、制御線L4cが照明器具L3に接続され、照明器具L3の制御コネクタL3a及び制御線L4cを介して制御信号が供給されるようになっている。
本実施の形態において、照明器具H,Lの配置位置を規定する取り付け器具8a1〜8a7に対応して、接続端子D1〜D3,E1〜E4,F1〜F3が設けられている。後述するように、照明制御部3は、これらの接続端子D1〜D3と調光器9との対応関係に基づいて、照明器具Hの配置位置を認識するようになっている。また、照明制御部3は、複数の送信機20から所定の時間間隔で送信される電波を受信する際の時間間隔から各照明器具Lの配置位置を認識するようになっている。
各照明器具Hの配置位置は、照明バトン15a〜15fの取り付け器具8の位置によって規定されるようになっている。照明制御部3は、照明バトン15aの取り付け器具8a1〜8a7の位置にそれぞれアドレス#a1〜#a7を割当て、照明バトン15bの取り付け器具8b1〜8b7の位置にアドレス#b1〜#b7を割当てる。照明制御部3は、照明バトン15c〜15fについても同様にアドレスを割当て、これらのデータを保持する。
照明器具Hについては、電力供給用の接続端子D1〜D3と各調光器9a1〜9a3とが1対1に対応している。また、接続端子D1〜D3と取り付け器具8a1,8a3,8a5とを対応付けて照明器具H1〜H3を設置する。これにより、照明制御部3は、取り付け器具8a1,8a3,8a5に取り付けられた照明器具H1〜H3に、アドレス#a1,#a3,#a5を割当てる。接続端子D1〜D3は、調光器9a1〜9a3に対応しており、照明制御部3は、アドレス#a1,#a3,#a5の照明器具を調光制御する場合には、制御線12を介して調光器9a1〜9a3に対する調光制御信号を出力すれば良い。
全ての照明バトンの接続端子D1〜D3には、対応する取り付け器具8に取り付けられた照明器具Hのコネクタが接続されて、対応する調光器9から調光制御された電力が供給されるようになっており、照明制御部3は、各照明器具Hの設置位置を調光器9に対応付けて把握することができる。
なお、配置位置を規定する取り付け器具8を設けることなく、予め接続端子D1〜D3の位置を認識しておき、接続端子D1〜D3と調光器9a1〜9a3との対応関係から照明器具Hの設置位置を把握するようにしてもよい。
これに対し、照明器具Lは、調光器9に対応付けることはできない。そこで、本実施の形態においては、送信機20a〜20dから所定の時間間隔で照明器具Lに電波を送信し、照明器具Lが受信した電波の時間差から照明器具Lの配置位置を検出するようにしている。
図1に示すように、照明空間10の天井10a面の所定の位置には、4つの送信機20a〜20dが取り付けられている。照明制御部3は、制御線11を介して、配置位置を検出したい照明器具L(例えば照明器具L1)に対して信号受信状態の命令を送る。なお、照明制御部3と照明器具Lとは、RDM(リモートデバイスマネージメント)やLANを使用して双方向の通信を行う。また、制御線11を無線伝送路により構成することも可能である。なお、RDMはESTAで正式に定義されるプロトコル(ANSI/ESTA 1.20, Entertainment Technology - Remote Device Management )であり、演出空間照明で使用されているDMX512信号のラインを使用して双方向の通信を確立するオープンなプロトコルである。
照明制御部3は、照明器具Lに対して信号受信状態の命令を送信すると、同期信号生成部7にも照明器具Lに対して信号受信状態の命令を送信したことを通知する。同期信号生成部7は、照明制御部3からの通知に基づき、信号受信状態の命令に同期した制御信号を送信機20a〜20dに送信する。送信機20a〜20dは、同期信号生成部7からの制御信号に応じて、所定の時間間隔、例えば、1秒間隔で順次電波を送信する。
図3は、照明器具Lの詳細な構成を説明するための図である。図3に示すように、照明器具Lには、送信機20a〜20dからの電波を受信する受信機21、照明器具Lの方位を検知する方位センサ22、及び、照明器具Lの角度を検知する角度センサ23が設けられている。
照明器具Lの受信機21は、信号受信命令を受けてから、各送信機20a〜20dからの電波を受信する。照明器具Lは、信号受信命令を受けてから、各送信機20a〜20dからの電波を受信機21が電波を受信するまでの時間を計測する。照明器具Lは、この計測した時間、すなわち、信号受信状態の命令から各送信機20a〜20dからの電波が到達した時間を、制御線11を介して照明制御部3に送信する。このとき照明器具Lは、方位センサ22により検知された照明器具Lの方位、及び、角度センサ23により検知された照明器具Lの角度の情報を照明制御部3に送信する。
照明制御部3は、各送信機20a〜20dからの電波が到達した時間の間隔、すなわち、時間差から、信号受信状態の命令を送った照明器具Lの配置位置を検出する。照明空間10での送信機20a〜20dの位置は予め判っているため、3つ以上の電波の受信時間から照明器具Lの配置位置を検出することができる。信号受信状態の命令を受けた照明器具Lが、例えば、送信機20a、20b、20cからの電波を1秒間隔で受信した場合、3つの送信機20a、20b、20cの位置の略中央に配置されていると判断することができる。そのため、本実施の形態では、照明制御システム1は、4つの送信機20a〜20dを有する構成であるが、少なくとも3つの送信機を有する構成であればよい。
照明制御部3は、照明バトン15aの照明器具L2〜L4、及び、他の照明バトン15b〜15fの照明器具Lに対しても同様の処理を行い、各照明バトン15の各照明器具Lの配置位置を検出する。
照明制御部3は、このように検出した照明器具Lの配置図を生成し、表示装置6に表示する。また、照明制御部3は、各照明器具Lから送信される方位センサ22や角度センサ23からの検知結果に基づき、照明器具Lの方向や角度を検出し、配置図に反映する。
従来では、モータ制御の搭載していない照明器具の方向や角度は判らなかったが、方位センサ22や角度センサ23からの検知結果を配置図に反映することにより、照明器具の方向や角度を照明制御装置3側で簡単に判断できるようになる。この結果、照明バトン15に照明器具を吊り込んだ後の確認作業時間を大幅に短縮することができる。
図4は、照明器具H,Lの配置図の例を説明するための図である。
図4に示すように、照明制御部3は、上述したように検出された照明器具H,Lの配置位置、方向、角度を反映させて、表示装置6の表示部6aに表示する。ユーザは、表示部6aに表示された照明器具を例えばマウスや画面をタッチする等で選択し、点消灯、調光レベル、調色レベル、照明方向等の制御信号を入力することで、選択した照明器具の制御することができる。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図5を参照して説明する。図5は、照明制御部3の制御を示すフローチャートである。
図5のステップS1において、照明制御部3は、完成された配置図が構築されているか否かを判定する。照明器具Hについては、各照明バトン15の各接続端子D1,D2,…と各調光器9との接続関係が既知であれば、照明器具Hを新たに照明バトン15に取り付ける場合でも、照明器具Hの配置は把握されている。これに対し、新たな照明器具Lを照明バトン15に取り付けた場合等においては、取り付けた照明器具Lの配置位置は不明であり、配置図は完成されていない。この場合(ステップS1:NO)には、照明制御部3は、配置位置を検出したい照明器具Lに対して、信号受信状態の命令を送信する(ステップS2)。なお、ステップS1において、配置図があると判定された場合は、ステップS7に進む。
次に、照明制御部3は、送信機20a〜20dから所定の時間間隔で電波を送信させる(ステップS3)。照明器具Lは、信号受信状態となってから受信機21が送信機20a〜20dからの電波を受信するまでの時間を照明制御部3に送信する。そして、照明制御部3は、送信機20a〜20dからの電波を受信するまでの時間間隔から照明器具Lの配置位置を検出する(ステップS4)。
次に、照明制御部3は、全ての照明器具Lの配置位置の検出が完了したか否かを判定する(ステップS5)。照明制御部3は、全ての照明器具Lの配置位置の検出が完了していないと判定した場合、ステップS2に戻り、同様の処理を繰り返す。一方、照明制御部3は、全ての照明器具Lの配置位置の検出が完了したと判定した場合、照明器具H,Lの配置図を完成させる(ステップS6)。
照明制御部3は、以後完成させた配置図を利用して、例えば配置用の照明器具を選択することで、所望の位置の照明器具H,Lを調光制御する(ステップS7)。この場合、配置図上またはその周辺に照明器具の点消灯、調光レベル、調色レベル、照明方向等の器具情報を表示するようにしてもよい。
このように本実施の形態においては、調光器9から電力の供給を受ける必要がない照明器具Lについては、複数(少なくとも3つ以上)の送信器20から所定の時間間隔で送信される電波を受信した際の時間間隔(受信時間の差)から配置位置を特定する。この結果、照明制御システム1は、調光器9を必要としない照明器具Lであっても、照明制御部3において、自動的に各照明器具の配置位置を把握することができる。
なお、本実施の形態の照明制御システム1は、上述した構成に限定されるものではない。例えば、送信機20a〜20dからの電波の送信信号に所定の時間間隔を持たせなくても、各電波の送信信号の種類を異ならせるようにしてもよい。この場合、照明器具Lの受信機21に信号の種類を判別する機能を持たせる。また、照明器具Hに、後付の受信機を設けて、照明器具Lと同様に位置検知するようにしてもよい。また、天井10a面の送信機20a〜20dをそれぞれ受信機に代え、照明器具Lの受信機21を送信機に代える。照明制御部3が照明器具Lの送信機に電波の送信の命令を送り、照明器具Lの送信機は、照明制御部3の制御に基づいて電波を送信し、天井10a面の複数の受信機がその電波を受信する。そして、照明制御部3は、天井10a面の複数(少なくとも3つ以上)の受信機が電波を受信した時間間隔から照明器具Lの配置位置を検出するようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
図6は、第2の実施の形態に係る照明制御システムを示す説明図であり、図7は、照明器具Lの詳細な構成を説明するための図である。なお、図6において、図1と同様の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。また、図7において、図3と同様の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、照明制御システム1は、天井10a面に電波を送信する複数の送信機31a1,31a2,…,31b1,…,…(以下、代表して送信機31という)を備えて構成されている。
送信機31は、天井10a面に例えば碁盤の目のように、一定の間隔で取り付けられている。これらの送信機31は、略真下に向けて狭い角度で電波を送信する。また、これらの送信機31は、照明制御部3の制御に基づいて同期信号生成部7から送信される制御信号に応じて、所定の時間間隔、例えば、1秒間隔で順次電波を送信する。
図7に示すように、照明器具Lは、図3の受信機21に代わり、電波の強度を計測することができる受信機21aを備えている。照明制御部3は、配置位置を検出したい照明器具Lに対して信号受信状態の命令を送信すると、送信機31から順次電波を送信させる。照明器具Lは、照明制御部3から信号受信状態の命令が送信されると、送信機31から順次送信される電波の強度を受信機21aで計測し、その計測結果を照明制御部3に送信する。
照明制御部3は、各送信機31の位置は予め判っているため、3つ以上の電波の強度から照明器具Lの配置位置を検出することができる。照明制御部3は、全ての照明器具Lに対して配置位置を検出して配置図を生成し、表示装置6の表示部6aに表示する。ユーザは、表示部6aに表示された照明器具を例えばマウスや画面をタッチする等で選択し、点消灯、調光レベル、調色レベル、照明方向等の入力することで、選択した照明器具の制御することができる。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図8を参照して説明する。図8は、照明制御部3の制御を示すフローチャートである。なお、図8において、図5と同様の処理については同一の符号を付して説明を省略する。
ステップS3において、複数の送信機31から所定の時間間隔で電波が送信されると、照明器具Lの受信機21aがそれらの電波の強度を測定する。照明器具Lは、受信機21aが測定した電波の強度を照明制御部3に送信する。そして、照明制御部3は、受信機21aが受信した電波の強度(より具体的には、3つ以上の電波の強度)から照明器具Lの配置位置を検出する(ステップS11)。その他の処理は、第1の実施の形態と同様である。
このように本実施の形態においては、調光器9から電力の供給を受ける必要がない照明器具Lについては、複数(少なくとも3つ以上)の送信機31から所定の時間間隔で送信される電波の強度を測定し、その測定した電波の強度から配置位置を特定する。この結果、照明制御システム1aは、調光器9を必要としない照明器具Lであっても、照明制御部3において、自動的に各照明器具の配置位置を把握することができる。
なお、本実施の形態の照明制御システム1aは、上述した構成に限定されるものではない。例えば、天井10a面の送信機31をそれぞれ電波の強度を測定できる受信機に代え、照明器具Lの受信機21aを送信機に代える。照明制御部3が照明器具Lの送信機に電波の送信の命令を送り、照明器具Lの送信機は、照明制御部3の制御に基づいて電波を送信し、天井10a面の複数の受信機がその電波を受信し、その電波の強度を測定する。そして、照明制御部3は、天井10a面の複数(少なくとも3つ以上)の受信機が測定した電波の強度から照明器具Lの配置位置を検出するようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態において、調光器を必要とする照明器具を採用しない場合には、調光盤及び調光器に接続するための接続端子は省略することができる。
また、点灯制御手段を内蔵する照明器具の他の例としては、レーザーダイオード、有機EL素子等の半導体発光素子を光源とするもの、蛍光灯光源器具等が挙げられる。
さらに、本実施の形態における各手順の各ステップは、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複数同時に実行し、あるいは実行毎に異なった順序で実行してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…照明制御システム、2…照明部、3…照明制御部、4…調光盤、5…バトン制御部、6…表示装置、6a…表示部、7…同期信号生成部、8…取り付け器具、9…調光器、10…照明空間、10a…天井、11,12…制御線、15…照明バトン、20a〜20d,31…送信機、21,21a…受信機、22…方位センサ、23…角度センサ、H1〜H3,L1〜L4…照明器具。

Claims (5)

  1. 照明空間に配置され、電波を受信する受信機を備えた照明器具と;
    電波を送信する少なくとも3つの送信機と;
    前記照明器具を信号受信状態として、前記少なくとも3つの送信機から電波を送信させ、前記照明器具の受信機が前記少なくとも3つの送信機から送信された電波を受信した時間間隔から前記照明器具の配置位置を検出するとともに、前記照明器具の配置図を生成し、表示部に表示する照明制御部と;
    を備えたことを特徴とする照明制御システム。
  2. 照明空間に配置され、電波を送信する送信機を備えた照明器具と;
    前記照明器具の送信機から送信された電波を受信する少なくとも3つの受信機と;
    前記照明器具の送信機から電波を送信させ、前記少なくとも3つの受信機が前記照明器具の送信機から送信された電波を受信した時間間隔から前記照明器具の配置位置を検出するとともに、前記照明器具の配置図を生成し、表示部に表示する照明制御部と;
    を備えたことを特徴とする照明制御システム。
  3. 照明空間に配置され、電波の強度を測定することが可能な受信機を備えた照明器具と;
    電波を送信する少なくとも3つの送信機と;
    前記照明器具を信号受信状態として、前記少なくとも3つの送信機から電波を送信させ、前記照明器具の受信機が前記少なくとも3つの送信機から送信された電波の強度から前記照明器具の配置位置を検出するとともに、前記照明器具の配置図を生成し、表示部に表示する照明制御部と;
    を備えたことを特徴とする照明制御システム。
  4. 照明空間に配置され、電波を送信する送信機を備えた照明器具と;
    前記照明器具の送信機から送信された電波の強度を測定することが可能な少なくとも3つの受信機と;
    前記照明器具の送信機から電波を送信させ、前記少なくとも3つの受信機が前記照明器具の送信機から送信された電波の強度から前記照明器具の配置位置を検出するとともに、前記照明器具の配置図を生成し、表示部に表示する照明制御部と;
    を備えたことを特徴とする照明制御システム。
  5. 前記照明器具は、前記照明器具の方位を検知する方位センサ及び前記照明器具の角度を検知する角度センサを有し、
    前記照明制御部は、前記方位センサで検知された前記照明器具の方位と、前記角度センサで検知された前記照明器具の角度を前記配置図に反映させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の照明制御システム。
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