JP2015005250A - 携帯型情報処理装置、そのポインタ移動方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム - Google Patents

携帯型情報処理装置、そのポインタ移動方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 片手でも簡単に操作可能な携帯型情報処理装置、そのポインタ移動方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】 装置本体に設けられた表示画面上のポインタを操作して各種処理を行う携帯型情報処理装置において、前記装置本体の傾きを検出する傾き検出手段と、前記表示画面上に仮想グリッドを形成する仮想グリッド形成手段と、前記傾き検出手段の検出結果に基づいて、前記ポインタを前記仮想グリッド上で移動させるポインタ移動手段と、を備えている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、携帯型情報処理装置、そのポインタ移動方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムに関する。
近年、タブレットPC、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistance)、電子書籍閲覧端末等の携帯型情報処理装置が普及している。かかる携帯型情報処理装置は、ユーザインタフェースとして、ディスプレイと、キーボードや指先でタッチして操作するタッチパッドのようなキー入力部とを備え、各種アプリケーションを実行して、情報の閲覧や各種処理が可能となっている。
例えば、タブレットPCにおいては、一方の手でタブレットPCを保持し、他方の手で入力操作を行う。このように両手を使用できる状況であれば問題はないが、例えば、片方の手で荷物を持っている場合や電車のつり革につかまっている場合等のように、片方の手を使用できない状況では、両手を使った操作が困難となる。
特開2000−181619号公報 特開2004−246920号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、片手でも簡単に操作可能な携帯型情報処理装置、そのポインタ移動方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、装置本体に設けられた表示画面上のポインタを操作して各種処理を行う携帯型情報処理装置において、前記装置本体の傾きを検出する傾き検出手段と、前記表示画面上に仮想グリッドを形成する仮想グリッド形成手段と、前記傾き検出手段の検出結果に基づいて、前記ポインタを前記仮想グリッド上で移動させるポインタ移動手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、さらに、前記装置本体の振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段で所定の大きさ以上の振動を検出した場合に、前記ポインタのクリック処理を行うクリック手段と、を備えることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記仮想グリッド形成手段は、前記表示画面上に表示される選択可能なオブジェクトを検出し、検出した前記選択可能なオブジェクトと重なるように、前記仮想グリッドを形成することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記仮想グリッド形成手段は、仮想グリッドの基本パターンを形成し、次に、前記基本パターンと重ならない、前記表示画面上に表示される選択可能なオブジェクトがある場合は、当該オブジェクトと重なるように仮想グリッドを追加することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記仮想グリッド形成手段は、前記ポインタ移動手段が前記ポインタを仮想グリッドの基本パターン上で移動させている場合に、ポインタの現在位置から所定範囲内に前記基本パターンと重ならない選択可能なオブジェクトが存在した場合に、当該オブジェクトと重なるように仮想グリッドを追加することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記表示画面上に表示される選択可能なオブジェクトは、アイコン、ボタン、バー、及びリンク情報を含むことが望ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、装置本体に設けられた表示画面上のポインタを操作して各種処理を行う携帯型情報処理装置のポインタ移動方法において、前記装置本体の傾きを検出する傾き検出工程と、前記表示画面上に仮想グリッドを形成する仮想グリッド形成工程と、前記傾き検出手段の検出結果に基づいて、前記ポインタを前記仮想グリッド上で移動させるポインタ移動工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、装置本体に設けられた表示画面上のポインタを操作して各種処理を行う携帯型情報処理装置に搭載されるプログラムにおいて、前記装置本体の傾きを検出する傾き検出工程と、前記表示画面上に仮想グリッドを形成する仮想グリッド形成工程と、前記傾き検出手段の検出結果に基づいて、前記ポインタを前記仮想グリッド上で移動させるポインタ移動工程と、をコンピュータに実行させるためことを特徴とする。
本発明によれば、片手でも簡単に操作可能な携帯型情報処理装置を提供することが可能となるという効果を奏する。
図1は、タブレットPCの前面図である。 図2は、図1の概略A−A断面図である。 図3は、タブレットPCの使用説明図である。 図4は、タブレットPCのハードウェアの構成を示す概略図である。 図5は、タブレットPCのポインタ移動支援に関する概略の機能構成図である。 図6は、タブレットPCのポインタ移動及びクリック処理の手順を説明するためのフローチャートである。 図7は、タブレットPCのポインタ移動及びクリック処理の手順を説明するための説明図である。 図8は、仮想グリッドの他の例を説明するための図である。 図9は、仮想グリッドの他の例を説明するための図である。 図10は、仮想グリッドの他の例を説明するための図である。
以下、本実施の形態に係る携帯型情報処理装置、そのポインタ移動方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムを適用したコンピュータシステムの実施の形態について説明する。本発明の構成要素は、本明細書の図面に一般に示してあるが、様々な構成で広く多様に配置し設計してもよいことは容易に理解できる。したがって、本発明の装置、方法、およびプログラムの実施の形態についての以下のより詳細な説明は、特許請求の範囲に示す本発明の範囲を限定するものではなく、単に本発明の選択した実施の形態の一例を示すものであって、本明細書の特許請求の範囲に示す本発明と矛盾無く装置、システムおよび方法についての選択した実施の形態を単に示すものである。当業者は、特定の細目の1つ以上が無くても、または他の方法、部品、材料でも本発明を実現できることが理解できる。
(実施の形態)
図1〜図3を参照して、本実施の形態に係るポインタ移動支援機能を備えたタブレットPC10の概略の外観構成を説明する。図1はタブレットPC10の前面図、図2は、図1の概略のA−A断面図、図3はタブレットPC10の使用説明図である。
タブレットPC10は、前面にディスプレイ及びタッチパッドが配置されたスレート形状の携帯型情報処理装置である。タブレットPC10は、片手で保持できる程度のサイズとなっている。
タブレットPC10は、図1及び図2に示すように、前面10a側にLCD13が配置され、LCD13上にタッチパッド12が配置されている。LCD13には各種情報が表示される。タブレットPC10は、略長方体である筐体11に、回路基板14、LCD13、タッチパッド12が収納されている。筐体11は例えば合成樹脂で構成することができる。タッチパッド12は、複数本の指を同時に検出可能なマルチタッチパッドであり、例えば、静電容量式のタッチセンサで構成され、タッチ位置(X,Y)を検出可能な構成となっている。
図3に示すように、タブレットPC10は、LCD13の表示画面上に不可視の仮想グリッド3を形成し、タブレットPC10の傾きに応じて、ポインタ1を仮想グリッド3上で移動させる。ユーザは、仮想グリッド3を視認することができず、ポインタ1のみを視認することができるが、同図では、説明のため、仮想グリッド3を可視的に示している。
ユーザは、タブレットPC10を片手で保持し、タブレットPC10を傾けることにより、ポインタ1を移動させたい場所(例えば、アイコン2の位置)に移動させた後、タブレットPC10を振ることによってクリック操作(左クリック)を行う。これにより、ユーザは、タブレットPC10に対して片手の操作で所望の処理を行うことが可能となる。
図4は、上記タブレットPC10のハードウェアの構成を示す概略図である。PC10は、同図に示すように、CPU101、ROM102、メモリ103、HDD(ハードディスク)104、LCD13と、グラフィクスアダプタ105と、入力部20と、加速度センサ17と、USBポート106と、通信デバイス107と、電源回路108とを備えており、各部はバスを介して直接または間接的に接続されている。
CPU101は、バスを介して接続されたHDD104に格納されたOS111によりPC1全体の制御を行うとともに、HDD104に格納された各種のプログラムに基づいて処理を実行する機能を司る。ROM102は、BIOS(Basic Input/Output System:基本入出力システム)102aやデータ等を格納している。
メモリ103は、キャッシュメモリやRAMで構成されており、CPU101の実行プログラムの読み込み領域として、実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリである。
HDD(ハードディスク)104は、タブレットPC10の全体の制御を行うためのOS111、周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ112、ポインタ移動支援アプリケーション113、特定業務に向けられた他のアプリケーション114等を記憶する機能を有する。
OS111は、タブレットPC10の基本的な動作を制御するものであり、各種資源を管理し、例えば、アプリケーションプログラムが発生した命令を、ドライバ112やBIOS102a等に伝える。また、OS111は、マルチタスク機能及びマルチウィンドウ機能を有し、アプリケーションの実行コンテキスト(あるアプリケーションが利用しているレジスタセットやメインメモリイメージ、ファイルハンドルなど)やGUIの部品などのソフトウェア資源の管理も行う。OS111としては、例えば、Windows(登録商標)XP、Windows(登録商標)Vista、Windows(登録商標)7、Windows(登録商標)8等を使用することができる。
各種ドライバ112は、例えば、タッチパッド12を動作させるためのタッチパッドドライバ112a、LCD13に画像を表示させるための表示ドライバ112b、加速度センサ17を動作させるための加速度センサドライバ112c等である。
ポインタ移動支援アプリケーション113は、ユーザがタブレットPC(装置本体)10を傾けたり・振ることによりLCD13の表示画面上に表示されるポインタを移動させたり・クリック操作を行うためのアプリケーションプログラムである。
他のアプリケーション113は、入力部20やポインタ移動支援アプリケーション113の入力指示に従って、LCD13の表示画面の表示処理や他の処理を実行するためのアプリケーションプログラムであり、例えば、ブラウザアプリケーション、電子メールアプリケーション、動画再生アプリケーション、表計算アプリケーション、及びワープロアプリケーション等である。
グラフィクスアダプタ105は、CPU101の制御に従って、表示情報をビデオ信号に変換し、変換したビデオ信号をLCD13に出力する。LCD13は、CPU101の制御に従って、各種情報を表示する機能を有している。通信デバイス107は、ネットワークを介してデータの送受信を行うためのものである。
電源回路108は、ACアダプタ、インテリジェント電池、インテリジェント電池を充電するための充電器、およびDC/DCコンバータ等を備えており、CPU101の制御に従って、各デバイスに電力を供給する。
入力部20は、ユーザが入力操作を行うためのユーザインターフェィスであり、ユーザが、LCD13の画面に表示される各種メニュー、アイコン、ボタン、およびキーボード等の画面オブジェクトを選択して入力操作を行ったり、テキストの入力操作や、スクロールやスワイプ等の画面操作を行うためのものである。入力部20は、タブレットPC10の前面10a側に配置されたタッチパッド12を備えている。タッチパッド12は指等のタッチ位置(X,Y)を検出して、CPU101に出力する。
加速度センサ17は、LCD13の表示画面に平行かつ互いに垂直な2方向(X方向、Y方向)と、これらに垂直な方向(Z方向)の計3方向(XYZ方向)の加速度を検知して、XYZ方向(図1参照)の加速度値Ax(t)、Ay(t)、Az(t)をCPU101に出力する(但し、tは時間)。
次に、図5〜図7を参照して、上記タブレットPC10によるポインタ移動支援を説明する。図5は上記タブレットPC10のポインタ移動支援に関する概略の機能構成図である。図6は、上記タブレットPC10のポインタ移動及びクリック処理の手順を説明するためのフローチャートである。図7は、上記タブレットPC10のポインタ移動及びクリック処理の手順を説明するための説明図である。以下の説明では、他のアプリケーション114としてブラウザアプリケーション114cを使用した場合について説明する。
図5において、HDD104にインストールされたOS111、表示ドライバ112b、加速度センサドライバ112c、ポインタ移動支援アプリケーション113、及びブラウザアプリケーション114cは、メモリ103に読み込まれ、CPU101によって実行される。アプリケーション及びデバイスドライバの間のデータ又はコマンドの送受信には、全てOS111が介在する。ここでは、OS111の詳細な処理の説明を省略する。
加速度センサ17は、LCD13の表示画面に対してXYZ方向の加速度を検知して、XYZ方向の加速度値Ax(t)、Ay(t)、Az(t)を、ポインタ移動支援アプリケーション113に出力する(但し、tは時間)。
ポインタ移動支援アプリケーション113は、仮想グリッド形成手段121、ポインタ移動手段122と、クリック手段123と、傾き検出手段124と、振動検出手段125等として機能する。
仮想グリッド形成手段121は、表示画面上に仮想グリッドを形成する。具体的には、例えば、仮想グリッド形成手段121は、表示画面上に表示される選択可能なオブジェクトをスキャンし、スキャンした全ての選択可能なオブジェクトと重なるように、仮想グリッドを形成することにしてもよい。この場合、仮想グリッド形成手段121は、仮想グリッドを形成する場合に、まず、仮想グリッドの基本パターンを形成し、次に、基本パターンと重ならない、表示画面上に表示される選択可能なオブジェクトをスキャンし、当該オブジェクトと重なるように仮想グリッドを追加することにしてもよい。仮想グリッドを追加する場合は、動的に追加することにしてもよい。例えば、ポインタ移動手段122がポインタを仮想グリッドの基本パターン上で移動させている場合に、ポインタの現在位置から所定範囲内に基本パターンと重ならない選択可能なオブジェクトをスキャンし、当該オブジェクトと重なるように仮想グリッドを追加することにしてもよい。これにより、仮想グリッドを細かくせず、また、演算量を低減することができる
選択可能なオブジェクトは、例えば、アイコン、ボタン、バー、及びリンク情報等である。
ポインタ移動手段122は、OS111を介して、ポインタを表示画面に表示させるものであり、傾き検出手段124で検出された装置本体の傾きに応じて、ポインタを仮想グリッド上で移動させる。
クリック手段123は、OS111を介して、クリック処理を行うものであり、振動検出手段125で所定の大きさ以上の振動を検出した場合に、ポインタのクリック処理(左クリック)を行う。
傾き検出手段124は、加速度センサ17から入力されるXYZ方向の加速度値Ax(t)、Ay(t)、Az(t)に基づいて、静的加速度(重力方向を識別する加速度)を算出して装置本体の傾きを検出し、傾きの検出結果をポインタ移動手段122に出力する。振動出手段125は、加速度センサ17から入力されるXYZ方向の加速度値Ax(t)、Ay(t)、Az(t)に基づいて、動的加速度(重力方向を識別しない加速度)算出し、動的加速度が所定の大きさ以上の場合、即ち、振動が所定の大きさ以上の場合に、クリック手段123に通知する。
なお、静的加速度及び動的加速度から装置の傾き及び振動を検出する方法は公知であるのでその詳細な説明は省略する。また、装置の傾き及び振動を検出する方法は、加速度センサの検出値に基づいた検出方法に限られるものではなく、他のセンサにより、又は、加速度センサと他のセンサを組み合わせた検出方法を使用することにしてもよい。
図6のフローチャートに従って、図7を参照しつつ、上記タブレットPC10によるポインタ移動支援の手順の概略を説明する。
図6において、まず、OS111が起動された後(ステップS1)、ポインタ移動支援アプリケーション113が起動される(ステップS2)。次に、ブラウザアプリ−ション114cが起動されると(ステップS3)、ポインタ移動支援アプリケーション113の仮想グリッド形成手段121は、表示画面上に仮想グリッドの基本パターン3Aを生成する(ステップS4)。具体的には、物理デスクトップの絶対座標に合わせた仮想グリッド3の基本パターン(例えば、格子パターン)3Aを生成する。
つぎに、ポインタ移動支援アプリケーション113のポインタ移動手段122は、ポインタ1を仮想グリッド3の初期位置に移動させる(ステップS5)。図7(a)に示す例では、ブラウザアプリケーション114cにより表示されたブラウザ画面に仮想グリッド3の基本パターン3Aが形成されており、ポインタ1が初期位置(左上)に表示されている。
ポインタ移動支援アプリケーション113の傾き検出手段124は、装置の傾きを検出する(ステップS6)。ポインタ移動手段122は、傾き検出手段124により検出された装置の傾きに基づいて、ポインタ1を仮想グリッド3(基本パターン3A)上で移動させる(ステップS7)。仮想グリッド形成手段121は、ポインタ1の現在位置から所定範囲(例えば、ポインタ1の現在位置を中心として半径数十ピクセルの円の範囲)Aのリンク情報をスキャンし、仮想グリッド3に重ならないリンク情報が存在した場合には、当該スキャン情報と重なるように新しい仮想グリッド3Bを追加する(ステップS8)。図7(b)に示す例では、ポインタ1を仮想グリッド3上で移動させ、ポインタ1の現在位置を中心として半径数十ピクセルの円の範囲Aのリンク情報をスキャンし、仮想グリッド3に重ならないリンク情報が存在した場合に、当該スキャン情報と重なるように新しい仮想グリッド3Bを追加した場合の例を示している。
ポインタ移動支援アプリケーション113の振動検出手段125が所定の大きさ以上の振動を検出すると(ステップS9の「YES」)、ポインタ移動支援アプリケーション113のクリック手段125は、クリック処理(左クリック)を行う(ステップS10)。すなわち、ユーザは装置を振って、所定の大きさ以上の振動を与えることにより、クリック操作を行うことができる。ブラウザアプリケーション114cはリンク情報のリンク先のページを表示する。
以上説明したように、本実施の形態のポインタ移動支援アプリケーション113によれば、傾き検出手段124は、装置本体の傾きを検出し、仮想グリッド形成手段121は、表示画面上に仮想グリッドを形成し、ポインタ移動手段122は傾き検出手段121の検出結果に基づいて、ポインタを仮想グリッド上で移動させることとしたので、ユーザは片手の簡単な操作で高速にポインタを移動することが可能となる。
また、振動検出手段125は、装置本体の振動を検出し、クリック手段123は、振動検出手段125で所定の大きさ以上の振動を検出した場合には、ポインタ1のクリック処理を行うこととしたので、ユーザは装置を振るという簡単な操作でクリック操作を行うことが可能となる。
また、仮想グリッド形成手段121は、仮想グリッド3の基本パターン3Aを形成し、次に、ポインタ移動手段122がポインタ1を仮想グリッド3の基本パターン3A上で移動させている場合に、ポインタ1の現在位置から所定範囲内に基本パターン3Aと重ならない選択可能なオブジェクトが存在した場合に、当該オブジェクトと重なるように仮想グリッド3Bを追加することとしたので、仮想グリッド3を必要以上に細かくせず、かつ、演算量を低減することが可能となる。
(変形例)
図8〜図10は、仮想グリッド3の他の例を説明する。上記図3及び図7の仮想グリッド3の例では、格子を正方配置した例を示したが、図8に示すように、格子を千鳥配置した構成としてもよい。また、図9に示すように、仮想グリッド3をハニカム形状としてもよい。これにより、ユーザはより少ない手の動きでポインタ1を操作することが可能となる。また、図10に示すように、画面の傾き方向に合わせて仮想グリッド3を変化させる構成としてしもよい。図10に示す例では、玉すだれ形状の仮想グリッド3において、画面の傾き方向に応じて対角線方向のグリッドの向きを変更するものであり、対角線方向に素早く移動したい時に便利である。
なお、仮想グリッド3を不可視としたが、表示画面に半透明で表示することにしてもよい。また、装置を傾ける速度又は加速度に応じて、ポインタ1の移動速度を変更することにしてもよい。
上記実施の形態では、タブレットPCを例示して説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、スマートフォン、PDA等の携帯型の情報処理装置に適用可能である。
以上のように、本発明にかかる携帯型情報処理装置、その入力方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムは、片手で把持可能な各種装置に利用可能である。
10 タブレットPC
11 筐体
12 タッチパッド
13 LCD
14 回路基板
17 加速度センサ
20 入力部
101 CPU
102 ROM
103 メモリ
104 HDD(ハードディスク)
105 グラフィクスアダプタ
106 USBポート
107 通信デバイス
108 電源回路
112 ドライバ
113 ポインタ移動支援アプリケーション
121 仮想グリッド形成手段
122 ポインタ移動手段
123 クリック手段
124 傾き検出手段
125 振動検出手段

Claims (8)

  1. 装置本体に設けられた表示画面上のポインタを操作して各種処理を行う携帯型情報処理装置において、
    前記装置本体の傾きを検出する傾き検出手段と、
    前記表示画面上に仮想グリッドを形成する仮想グリッド形成手段と、
    前記傾き検出手段の検出結果に基づいて、前記ポインタを前記仮想グリッド上で移動させるポインタ移動手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯型情報処理装置。
  2. さらに、
    前記装置本体の振動を検出する振動検出手段と、
    前記振動検出手段で所定の大きさ以上の振動を検出した場合に、前記ポインタのクリック処理を行うクリック手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯型情報処理装置。
  3. 前記仮想グリッド形成手段は、前記表示画面上に表示される選択可能なオブジェクトを検出し、検出した前記選択可能なオブジェクトと重なるように、前記仮想グリッドを形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯型情報処理装置。
  4. 前記仮想グリッド形成手段は、仮想グリッドの基本パターンを形成し、次に、前記基本パターンと重ならない、前記表示画面上に表示される選択可能なオブジェクトがある場合は、当該オブジェクトと重なるように仮想グリッドを追加することを特徴とする請求項3に記載の携帯型情報処理装置。
  5. 前記仮想グリッド形成手段は、前記ポインタ移動手段が前記ポインタを前記仮想グリッドの基本パターン上で移動させている場合に、当該ポインタの現在位置から所定範囲内に前記基本パターンと重ならない選択可能なオブジェクトが存在した場合に、当該オブジェクトと重なるように仮想グリッドを追加することを特徴とする請求項4に記載の携帯型情報処理装置。
  6. 前記表示画面上に表示される選択可能なオブジェクトは、アイコン、ボタン、バー、及びリンク情報を含むことを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1つに記載の携帯型情報処理装置。
  7. 装置本体に設けられた表示画面上のポインタを操作して各種処理を行う携帯型情報処理装置のポインタ移動方法において、
    前記装置本体の傾きを検出する傾き検出工程と、
    前記表示画面上に仮想グリッドを形成する仮想グリッド形成工程と、
    前記傾き検出手段の検出結果に基づいて、前記ポインタを前記仮想グリッド上で移動させるポインタ移動工程と、
    を含むポインタ移動方法。
  8. 装置本体に設けられた表示画面上のポインタを操作して各種処理を行う携帯型情報処理装置に搭載されるプログラムにおいて、
    前記装置本体の傾きを検出する傾き検出工程と、
    前記表示画面上に仮想グリッドを形成する仮想グリッド形成工程と、
    前記傾き検出手段の検出結果に基づいて、前記ポインタを前記仮想グリッド上で移動させるポインタ移動工程と、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータが実行可能なプログラム。
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