JP2015004640A - 光ケーブル用スロットの反転角測定装置 - Google Patents
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Abstract
Description
位置P2では、位置P1と比較して、スロット3aの位置が反時計方向に角度θ1だけ撚れている。また、位置P3では、位置P1と比較して、スロット3aの位置が時計方向に角度θ1だけ撚れている。
即ち、位置P2と位置P3とでは、スロット3aの位置が反転しており、図6(A)において、位置P2から位置P3までの離間距離2Lが、スロット3aの向きが反転する半周期ピッチとなっている。
スロットの反転角度は、テープスロット型光ファイバケーブル1の伝送特性に大きく影響する。そこで従来より、光ケーブル用スロット3の製造工程において、スロットの反転角度の測定が行われている。
そのため、慣性力消滅機構43の目板33Aが装着されている位置におけるスロット3aの撚りは、スロット反転角測定機構31の目板33が装着されている位置におけるスロット3aの撚りに対して反転した撚りになっている。
これにより、目板33が発生する慣性力で光ケーブル用スロット3に捩り変形が生じることを防止することができ、スロット3aの反転角度を検出することができる。
これに対して近年、周期が大きく異なる二つのSZ状曲線を重ね合せた曲線を合成してスロットを形成した光ケーブル用スロットが用いられている。このスロットの曲線は“SZ on SZ”とも言われる。以下SZ on SZとして説明する。
これにより、各スロットがドラム巻きに関して同等の関係に置かれるため、ドラム巻きの際の歪み量や内部応力が平均化され、伝送損失のばらつき等を防止して、収容されている光ファイバの品質を維持することができるとされる。
図1は本発明に係る光ケーブル用スロットのスロット測定装置を用いた光ケーブル用スロットの製造装置を示す図である。光ケーブル用スロットの製造装置は、鋼撚線または鋼線による抗張力体9を巻いたリール11から抗張力体9を繰り出す。繰り出された抗張力体9はキャプスタン13により引き取られ、一対の押出機14,15に送り込まれる。一対の押出機14,15のうち、上流側の押出機14は抗張力体9の外周に接着剤を塗布する。また、下流の押出機15は、抗張力体9の周囲にポリエチレン樹脂を被服する。上流側の押出機14が塗布する接着剤は、下流の押出機15が被覆するポリエチレン樹脂層の接着強度を向上させる。
リール25に巻き取られた光ケーブル用スロット3は、運搬装置により図示しない次工程の設備に搬送される。次工程では、スロットの内部に光ファイバテープ心線が挿入され、上巻きテープが巻回されてさらにポリエチレン樹脂による外被が被覆成型されることでテープスロット型光ファイバケーブルが製造される。製造されたテープスロット型光ケーブルは所定の検査工程を経て出荷される。
スロット反転角測定機構31は、光ケーブル用スロット3に形成されているスロット3aの撚りに応じて回転する目板の回転量から、スロット3aの反転角度を検出する。また、慣性力消滅機構43は、スロット反転角測定機構31の目板の回転による慣性力と大きさが同一で向きが逆の慣性力を発生することにより、スロット反転角測定機構31で発生する慣性力を消滅させて正確な反転角測定を可能とする。
スロット反転角測定機構31には、光ケーブル用スロット3の走行路上の定位置で光ケーブル用スロット3に装着されてスロット3aの撚りに応じて回転する目板33が備えられる。
第2ギヤ36は、第1ギヤ34と同一のギヤであって、第1ギヤ34に噛合する定位置に回転軸により回転自在に支持されている。回転軸は軸受39で支持されている。回転軸の軸端には、第2ギヤ36の回転量を検出する角度検出装置(ロータリーエンコーダ)38が装備されている。従って、目板33の回転量は、第1ギヤ34を介して第2ギヤ36に伝達されて、角度検出装置38により検出される。
慣性力F[N]=反転トルクτ[N・m]/光ケーブル用スロットの半径r[m]
反転トルクτ[N・m]=イナーシャJ[kg・m2]×角速度ω・(dω/dt)[rad/S2]
角速度ω=(2πV/L)2(A/2)sin(2πV/Lt)
(V:線速[m/min]、A:反転角[rad]、L:ピッチ[m])
慣性力消滅機構43は、スロット反転角測定機構31に対して逆向きの慣性力を発生させることにより、スロット反転角測定機構31に生じる慣性力を消滅させることができる。慣性力消滅機構43をスロット反転角測定機構31と同一構成にすることで、設備を効率的に設計することができる。
SZ状曲線は、撚り方向を周期的に反転させてなるもので、隣り合う反転部間の移行部が、光ケーブル用スロットの外周面の展開平面上において周期的に変化する軌跡を描くように形成されている。SZ on SZによるスロットは、周期が大きく異なる二つのSZ状曲線を使用し、これら二つのSZ状曲線を重ね合わせて合成した曲線に沿ってスロットが形成される。
図4(B)は、図4(A)における反転部Bにおける挙動を拡大して示している。図4(B)に示すように、反転部Bでは、一定周期で反転する短周期のSZ状曲線Sの反転部Spに対して、短周期のSZ状曲線Sに長周期のSZ状曲線Lが合成された合成曲線Mの反転部Mpが長手方向にずれる。すなわち、合成曲線Mは、スロットの撚り方向が一定の周期で反転せず、反転部間の長手方向の間隔が変化する。
このため、本発明係る実施形態では、慣性力消滅機構43を光ケーブル用スロット3の搬送方向に沿って前後に移動可能に設定し、スロット反転角測定機構31と慣性力消滅機構43とでスロットの反転位置が常に一致するように慣性力消滅機構43の位置を動的に制御する。
あるいは制御手段は、ダイスの回転を制御する制御信号に基づき、慣性力消滅機構43の位置を制御するようにしてもよい。例えば、ダイスからスロット反転角測定機構31までの距離が既知であり、スロットの軌跡形状が設定されていれば、制御手段は、ダイスの反転タイミングとライン速度とに基づいてスロット反転角測定機構31における反転位置の通過タイミングを演算し、スロットの軌跡形状に合わせて慣性力消滅機構43の位置を動的に制御する。
従って、光ケーブル用スロットの走行速度を一定以上に高速化した場合でも、目板の慣性力の影響で検出精度が低下することがなく、スロットの反転角を高精度に検出することができ、光ケーブル用スロットの生産性を向上させることができる。
Claims (1)
- 撚り方向が間隔をおいて反転するスロットを備える光ケーブル用スロットの反転角を測定する光ケーブル用スロットの反転角測定装置であって、
前記光ケーブル用スロットのスロットに係合して該スロットの撚りに応じて回転する目板を有し、前記光ケーブル用スロットの走行に応じて回転する前記目板の回転量から前記スロットの反転角度を測定するスロット反転角測定機構と、
該スロット反転角測定機構に生じる慣性力と大きさが同一で向きが逆の慣性力を発生させる慣性力消滅機構と、
前記光ケーブル用スロットの走行路の前後方向に、前記慣性力消滅機構の位置を移動させる制御を行う位置制御手段と、を備え、
前記位置制御手段は、前記スロットの撚り方向が互いに反対方向に反転する二つの反転位置が、前記スロット反転角測定機構と前記慣性力消滅機構とをそれぞれ同時に通過する位置に、前記慣性力消滅機構の位置を移動させる、光ケーブル用スロットの反転角測定装置。
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