JP2015003718A - 同期表示を有する航空機の比較システム - Google Patents

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Abstract

【課題】航空機のパーツを比較する方法及び装置を提供する。【解決手段】第1モデルは、第1顧客オプションを有する第1航空機に対して識別される。第2モデルは、第2顧客オプションを有する第2航空機に対して識別される。第1モデルにおける第1航空機の第1パーツ302が、第2モデルにおける第2航空機の第2パーツ304に比較される。第1の場所320の第1パーツ302と、第2の場所322の第2パーツ304のグラフィック表現は、同時に表示システム上に表示される。第2航空機の第2の場所322は、第1航空機の第1の場所320に対応する。第1航空機と第2航空機の対応する場所のパーツ間の差が視覚的に表示される。【選択図】図3

Description

本発明は概して製造に関し、具体的には輸送手段の製造に関する。さらに具体的には、本発明は、製造環境において輸送手段を組み立てる方法と装置に関する。
航空機の組立ては、非常に複雑なプロセスである。航空機のために、何十万ものパーツが組み立てられる。
航空機の組み立てには、地理的に多様な位置で、航空機の種々のパーツを製造することが含まれる。その後、このような種々のパーツは最終的に単一の位置で組み立てられる。例えば、航空機の胴体の種々の部分は異なる位置で組み立てられ、最終的な組み立てラインが位置づけされる中央位置まで空輸される。加えて、エンジン、補助電源装置、座席、コンピュータシステム、ライン交換式装置、または航空機のコンポーネントなどの他のパーツがこの最終位置まで輸送されて、組み立てられた航空機が形成される。
種々のパーツの組み立てには、異なるオペレータにタスクを割り当てることが含まれる。このようなタスクの割り当ては、工事命令インスタンスの形態である。各工事命令インスタンスには、命令と、航空機の特定の組み立て用パーツの識別が含まれる。
現在、航空機の組み立てが行われる工場のオペレータは、航空機を組み立てるために様々なタスクを実施する。オペレータは通常、たとえばボーイング777、ボーイング727、または他の何らかの種類の航空機などの同じ種類の多数の航空機を組み立てる。しばしば、いくつかの航空機は同じオプションを有する。例えば、同じ種類の2機の航空機は、2〜3の例外を除き、実質的に同じパーツを有する。このような例外は顧客のオプションである。
例えば、顧客はいくつかの利用可能なオプションから、航空機で使用されるエンジンの種類を選択する。別の実施例では、顧客は航空機に配設される任意の数の化粧室、ギャレー、及び座席を選択する。加えて、顧客は、航空機の化粧室、ギャレー、座席、及び客室内の他のモニュメントの位置も選択する。これらオプションの材料、色、及び他の特徴も顧客によって選択される。
航空機を組み立てる際に、オペレータは、同じオプションを有するいくつかの航空機を連続的に組み立てる。その結果、工場のオペレータには、航空機を組み立てるタスクの作業命令を実施することでカデンスが身につく。このカデンスはしかしながら、オプションの変更によって中断される。
例えば、工場のオペレータは、同じオプションをすべて有する4機の航空機を連続的に組み立てる。別の顧客の5機目の航空機を次に組み立てる。この5機目の航空機は、オペレータが前に組み立てたことのないオプションを有する。
このオプションの変更により、オペレータはタスク、設計図、コンピュータ支援設計モデル、及び他の情報の命令を見直すのにより長い時間をかける。この見直しの時間は、特に以前見たことがない新たなオプションがある場合に、オプションの変更に慣れるためにかけるものである。さらに、新たなオプションがある場合、新たなオプションのパーツを組み立てるための追加の訓練が必要である。
この結果、航空機の新たなオプションに慣れるためにさらに時間が必要である。この費やす時間により、組立時間が所望以上に長くなりうる。この追加時間、または訓練により、航空機を組み立てるのに必要な時間又は費用が増加する。
したがって、少なくとも上述の問題点の幾つかと、起こりうる他の問題点を考慮する方法及び装置を有することが望ましい。
本願は下記特許出願、それぞれ同じ指定代理人に割り当てられた2013年2月28日出願の代理人整理番号第12−1724−US−NP号、特許出願第13/780109号の「Object Visualization System」、2013年3月15日出願の代理人整理番号第12−1725−US−NP号、特許出願第13/834893号の「Condition of Assembly Visualization System」、2013年3月5日出願の代理人整理番号第12−1733−US−NP号、特許出願第13/785616号の「Shop Order Status Visualization System」、2013年3月13日出願の代理人整理番号第12−1726−US−NP号、特許出願第13/798964号の「Nonconformance Visualization System」、2013年3月15日出願の代理人整理番号第12−2000−US−NP号、特許出願第13/835262号の「Condition of Assembly Visualization System Based on Build Cycles」、2013年4月8日出願の代理人整理番号第12−2001−US−NP号、特許出願第13/858364号の「Shop Order Status Visualization System」、2013年4月2日出願の代理人整理番号第13−0053−US−NP号、特許出願第13/855102号の「Locator System for Three−Dimensional Visualization」、2013年4月12日出願の代理人整理番号第13−0059−US−NP号、特許出願第13/861678号の「Nonconformance Visualization System」、2013年4月10日出願の代理人整理番号第13−0060−US−NP号、特許出願第13/860126号の「Aircraft Comparison System」、及び2013年5月9日出願の代理人整理番号第13−0058−US−NP号、特許出願第13/890347号の「Shop Order Status Visualization System」に関するものである。
一実施形態では、航空機のパーツを比較する方法が提示される。第1の顧客オプションを有する第1航空機に対し、第1モデルが識別される。第2の顧客オプションを有する第2航空機に対し、第2モデルが識別される。第1モデルの第1航空機の第1パーツは、第2モデルの第2航空機の第2パーツに比較される。第1位置の第1パーツと第2位置の第2パーツの図解が、表示システム上に同時に表示される。第2航空機の第2位置は、第1航空機の第1位置に対応する。第1航空機と、第2航空機の対応位置のパーツ間の差が視覚的に表示される。
別の実施形態では、装置はオブジェクトマネージャを備えている。オブジェクトマネージャは、第1顧客オプションを有する第1航空機の第1モデルを識別するように構成される。オブジェクトマネージャはさらに、第2顧客オプションを有する第2航空機の第2モデルを識別するように構成される。オブジェクトマネージャはまたさらに、第1モデルにおける第1航空機の第1パーツを、第2モデルにおける第2航空機の第2パーツと比較するように構成される。オブジェクトマネージャはさらに、第1の場所の第1パーツと第2の場所の第2パーツのグラフィック表現を表示システムに同時に表示するように構成される。第2航空機における第2の場所は、第1航空機における第1の場所に対応する。第1航空機及び第2航空機の場所において対応するパーツ間の違いが、視覚的に表示される。
さらに別の実施形態では、航空機製造システムは制御システム及び制御システムのオブジェクトマネージャを備える。制御システムは、製造機器の動作を制御するように構成される。オブジェクトマネージャは、第1顧客オプションを有する第1航空機の第1モデルを識別するように構成される。オブジェクトマネージャはさらに、第2顧客オプションを有する第2航空機の第2モデルを識別するように構成される。オブジェクトマネージャはまたさらに、第1モデルにおける第1航空機の第1パーツを、第2モデルにおける第2航空機の第2パーツと比較するように構成される。オブジェクトマネージャはさらに、第1の場所の第1パーツと第2の場所の第2パーツのグラフィック表現を表示システムに同時に表示するように構成される。第2航空機の第2の場所は、第1航空機の第1の場所に対応する。第1航空機及び第2航空機内の場所に対応するパーツ間の違いが、視覚的に表示される。
特徴、及び機能は、本発明の様々な実施形態で独立に実現することが可能であるか、以下の説明及び図面を参照してさらなる詳細が理解されうる、さらに別の実施形態で組み合わせることが可能である。
実施形態の特徴と考えられる新規の特性は、添付の特許請求の範囲に明記される。しかしながら、例示的実施形態と、好ましい使用モードと、さらにはその目的と特徴は、添付図面を参照して本発明の一実施形態の以下の詳細な説明を読むことにより最もよく理解されるであろう。
一実施形態による製造環境のブロック図である。 一実施形態によるオブジェクトマネージャのブロック図である。 一実施形態による2機の航空機の同期表示のブロック図である。 一実施形態によるセクションのブロック図である。 一実施形態によるボリューム識別器のブロック図である。 一実施形態による工事命令インスタンスのブロック図である。 一実施形態による航空機のセクションのステートのブロック図である。 一実施形態による固有パーツのブロック図である。 一実施形態による閲覧する航空機のモデルを識別するためのグラフィカルユーザインターフェースの図である。 一実施形態による建造物における航空機の位置のグラフィカルユーザインターフェースの図である。 一実施形態による航空機のセクションのグラフィカルユーザインターフェースの図である。 一実施形態による航空機のセクションのグラフィカルユーザインターフェースの図である。 一実施形態による航空機の種類を選択するためのグラフィカルユーザインターフェースの図である。 一実施形態による航空機のモデルを選択するためのグラフィカルユーザインターフェースの図である。 一実施形態にしたがって比較するモデルの選択を確認するためのグラフィカルユーザインターフェースの図である。 一実施形態に従ってグラフィカルユーザインターフェースに表示された2機の航空機のモデルを示すものである。 一実施形態によるモデル間の違いを示す図である。 一実施形態によるパーツの比較を示すグラフィカルユーザインターフェースの図である。 一実施形態によるパーツの比較を示す別のグラフィカルユーザインターフェースの図である。 一実施形態によるパーツの比較を示すさらに別のグラフィカルユーザインターフェースの図である。 一実施形態による航空機のパーツを比較するプロセスのフロー図である。 一実施形態による第1航空機と第2航空機の場所を識別するプロセスのフロー図である。 一実施形態による、比較する第1パーツと第2パーツを識別するプロセスのフロー図である。 一実施形態によるモデルのボリュームを識別するプロセスのフロー図である。 一実施形態によるオブジェクトのステートを識別するプロセスのフロー図である。 一実施形態によるオブジェクトの現在のステートを識別するプロセスのフロー図である。 一実施形態による航空機の現在の組立ステートに対し、航空機に存在するパーツを識別するプロセスのフロー図である。 一実施形態による複数の航空機のパーツ間の違いを識別するプロセスのさらに詳細のフロー図である。 一実施形態による複数の航空機のパーツ間の違いを識別するプロセスのさらに詳細のフロー図である。 一実施形態による複数の航空機のパーツ間の違いを識別するプロセスのさらに詳細のフロー図である。 一実施形態にしたがってグラフィカルユーザインターフェースにセクションを表示するプロセスを示すフロー図である。 一実施形態によるパーツ間の違いを示す図を管理するプロセスのフロー図である。 一実施形態によるデータ処理システムのブロック図である。 一実施形態による航空機の製造及び保守方法を示すブロック図である。 一実施形態を実装可能な航空機を示すブロック図である。 一実施形態による航空機管理システムのブロック図である。
例示の実施形態は、一又は複数の異なる検討事項を認識し、考慮している。例えば、例示の実施形態は、航空機を組み立てるタスクの実行において、工場現場のオペレータが、組立中の現在の航空機と、以前組み立てられた前の航空機との間の変更点を知ることは、現在の航空機の組立てにさらに慣れる助けとなることを認識し考慮している。
例示の実施形態は、この知識を得る一つの方法が変更リストを介することであることを認識し考慮している。変更リストには、前の航空機ビルドと現在の航空機ビルドとの間の違いが記載されている。さらに、例示の実施形態は、2機の航空機ビルド間の変更のビジュアライゼーションを提供することは、航空機を組み立てる工場現場のオペレータに特に有用であることを認識し考慮する。つまり、前の航空機ビルドと現在の航空機ビルドにおける対応場所のパーツ間の違いが視覚的に表示される。
この視覚的な比較により、工場現場のメカニック等のオペレータに対照比較が提供され、彼らが作業している新たなビルドと既存のビルドとの間の違いを視覚的に識別することが可能になる。この視覚的なルックアヘッドにより、オペレータが新たな航空機ビルドプロセスに対する変更を調査する機会を得、新たな航空機の不慣れな部分がある時に起こりうる間違いを減らし、なくす助けとなる。その結果、再加工が減り、新たな航空機の組立てはより迅速に、また少ない費用で行うことができるようになる。
この比較法は工場現場において、次のビルドの新たな顧客構成を工場現場の現在のビルドと比較するのに使用される。この比較法は、顧客が既存の機体番号を新たな機体番号と比較するためにも使用され、顧客が彼らの既存の2機の航空機を比較するためにも使用される。この比較法を使用して、任意の2つの三次元モデルを比較することができる。このモデルは航空機、宇宙機、重機、または他のタイプのモデルであってよい。
したがって、例示的実施形態により、航空機のパーツを比較する方法及び装置が提供される。具体的には、比較は異なる航空機ビルドに対して行われる。第1顧客オプションを有する第1航空機の第1モデルが識別される。第2顧客オプションを有する第2航空機の第2モデルが識別される。第1モデルにおいて第1顧客オプションを有する第1航空機の第1パーツが、第2モデルにおいて第2顧客オプションを有する第2航空機の第2パーツと比較される。第1の場所の第1パーツと、第2の場所の第2パーツのグラフィック表現が表示される。第2航空機の第2の場所は、第1航空機の第1の場所に対応する。例示の実施例では、この表示により、第1パーツと第2パーツの比較から得た第1パーツと第2パーツとの間の違いが示される。
図面に示す種々の実施例により、オペレータが、2機の航空機を全体的に、または部分的に視覚的に比較することが可能になる。2機の航空機の比較は同時に行われる。具体的には、例示の実施例により、オペレータが、第1航空機を別の航空機と比較してその変化を見ることが可能になる。これらの変化は、航空機の対照比較を介して得ることができる。さらに、例示の実施例により、オペレータが同時に2機の航空機間を移動する、またはフライスルーすることができるようになる。言いかえれば、一つの航空機のある場所における変更は、他の航空機の対応する場所の変更につながるため、図面はその航空機の対応する場所になる。
ここで図面、特に図1を参照すると、一実施形態による製造環境のブロック図が描かれている。製造環境100は、オブジェクト102が組立てられる環境の一例である。
この実施例では、オブジェクト102は航空機104の形態である。オブジェクト102は、パーツ106を組み立てることによって完成する。パーツは、一連のコンポーネントである。本明細書で使用する「一連の〜」は、アイテムを参照するのに使用されるときは、一又は複数のアイテムを意味する。例えば、一連のコンポーネントは、一又は複数のコンポーネントである。
パーツは、これらの図示した実施例において、単一のコンポーネント、またはコンポーネントの組立品である。例えば、パーツは座席、座席一列、機内エンターテイメントシステム、ダクト、ダクトシステム、全地球測地システム受信機、エンジン、エンジン用ハウジング、入口、または他の適切な種類のパーツである。
この実施例では、パーツ106の組立ては、製造施設112の複数の建造物110のうちの建造物108内の組立て場所107において行われる。建造物108におけるパーツ106の組立ては、オブジェクト102の組立て場所107内の位置114において行われる。複数の位置114の各位置は、一連のタスク118を実行してオブジェクト102を組み立てる建造物108内の一つの場所である。
このような実施例では、タスクは仕事である。タスクは、オブジェクト102を組み立てる仕事をするように割り当てられた一連のオペレータ122によって実行される一又は複数の操作からなる。
例示の実施例では、オブジェクト102の組立てを管理するためにオブジェクトマネージャ124が使用される。オブジェクト102が航空機104である場合、オブジェクトマネージャ124は、航空機管理システムの一部である。オブジェクトマネージャ124は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせにおいて実装することができる。ソフトウェアを使用する場合には、オブジェクトマネージャ124によって実行される操作は、プロセッサユニット上で実行されるプログラムコードにおいて実行される。ファームウェアを使用する場合、オブジェクトマネージャ124によって実行される操作は、プロセッサユニット上で実行されるようにプログラムコード及びデータで実行され、永続メモリに保存することができる。ハードウェアが採用される場合には、ハードウェアは、オブジェクトマネージャ124内でこれらの操作を実行するよう動作する回路を含むことができる。
実施例では、ハードウェアは回路システム、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイスの形態、又は任意の数の操作を実行するように構成された他の好適な形式のハードウェアであってもよい。プログラマブル論理デバイスにより、デバイスは任意の数の操作を実行するように構成される。このデバイスはその後再構成される、又は任意の数の操作を実行するために永続的に構成されることができる。プログラマブル論理デバイスの例としては、たとえば、プログラマブル論理アレイ、プログラマブルアレイ論理、フィールドプログラマブル論理アレイ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は他の適するハードウェアデバイスが含まれる。加えて、これらのプロセスは無機コンポーネントと統合された有機コンポーネント内で実行されてよく、及び/又はこれらのプロセスは人間以外の有機コンポーネントで全体的に構成されてよい。たとえば、これらのプロセスは有機半導体の回路として実装可能である。
図示したように、オブジェクトマネージャ124は、コンピュータシステム126内で実装される。コンピュータシステム126は一又は複数のコンピュータである。コンピュータシステム126内に複数のコンピュータが存在する場合には、これらのコンピュータはネットワークなどの通信媒体を使用して相互に通信することができる。コンピュータシステム126はすべて同じ場所に位置づけされている、または異なる地理的な場所に位置づけされている。例えば、コンピュータシステム126は、建造物110全体に配置される、または建造物108に位置づけされる。コンピュータシステム126の一部は、製造施設112から離れた別の地理的な場所にも位置づけされうる。
オブジェクト102の組立ての管理において、オブジェクトマネージャ124は、タスク118と、オブジェクト102についての情報128を管理する。例示の実施例では、タスク118の管理には、オペレータ122にタスク118を割り当てる、タスク118のステータスを監視する、タスク118を整理する、タスク118についての情報を提供する、または他の適切な操作のうちの少なくとも一つが含まれる。情報128には、たとえば、オブジェクトのモデル、パーツのインベントリ、またはオブジェクト102に関する他の適切な情報が含まれる。
本明細書において、列挙されたアイテムと共に使用される「〜のうちの少なくとも1つ」という表現は、列挙されたアイテムの一又は複数の様々な組み合わせが使用可能であり、且つ列挙された各アイテムのうちの一つだけあればよいということを意味する。例えば、「アイテムA、アイテムB、及びアイテムCのうちの少なくとも1つ」は、限定しないが、「アイテムA」、又は「アイテムAとアイテムB」を含む。この例は、「アイテムAとアイテムBとアイテムC」、又は「アイテムBとアイテムC」も含む。アイテムは特定のオブジェクト、物、またはカテゴリである。言い換えれば、少なくとも1つとは、列挙されたアイテムから、任意のアイテムの組み合わせ、および任意の数のアイテムを使用することができるが、列挙されたすべてのアイテムが必要ではないことを意味する。
これらの実施例では、オブジェクトマネージャ124は、工事命令インスタンス132の形態の割り当て130を使用してタスク118を管理する。例えば、オブジェクトマネージャ124は、オブジェクト102の実行及び組立てのために、工事命令インスタンス132の使用を介してオペレータ122にタスクの割り当てを行う。加えて、工事命令インスタンス132のステータスが、オペレータ122によるオブジェクト102の組立てステートを識別するために使用される。
加えて、タスク118は依存関係133を有する。つまり、タスク118は特定の順番で実行される。複数のタスク118内の他のタスクに対して複数のタスク118内のタスクを実行すべき時は、依存関係133により指示が行われる。依存関係133は、タスク118に加えて、またはタスク118の代わりにパーツ106に対するものでもある。この形態では、依存関係133は結果的にタスク118に対する依存関係133となる。
その結果、依存関係133は、割当て130が工事命令インスタンス132として作成される方法に影響を与える。具体的には、依存関係133は、工事命令インスタンス132が実行するべき時を決定するのに使用される。
このような実施例では、オブジェクトマネージャ124は、オブジェクト102を組立てるための種々の機能及び能力を提供する。例えば、オブジェクトマネージャ124には、オブジェクトビジュアライゼーション(視覚化)システム134、工事命令ステータスビジュアライゼーションシステム135、または他の種類のシステムのうちの少なくとも一つが含まれる。このシステムは、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせを用いて実施することができる。
ある実施例では、オブジェクトビジュアライゼーションシステム134は、オブジェクト102のビジュアライゼーションをオペレータ122に提供する。具体的には、オペレータ122は、オブジェクト102の任意の数のセクション136を見るために、オブジェクトビジュアライゼーションシステム134を使用してクエリを実行する。具体的には、複数のセクション136は、航空機104等のオブジェクト102を組み立てる製造施設112におけるセクションに対応するセクションである。
加えて、オブジェクトビジュアライゼーションシステム134は、異なる時点、または位置114内の位置での航空機104のパーツ106のビジュアライゼーションを提供する。つまり、異なる時点、または位置114内の位置において異なる量のパーツ106が存在する。オブジェクトビジュアライゼーションシステム134は、オペレータ122に、航空機104、およびほかの種類のオブジェクトを組み立てるこれらの異なる条件をビジュアライゼーションする能力を提供する。つまり、オブジェクトビジュアライゼーションシステム134は、ビルドサイクルに基づく組立てビジュアライゼーションシステムの条件として動作する。
このような実施例では、製造は、パーツのコンポーネントの製作、コンポーネントを組み立ててパーツを形成する、オブジェクト102のパーツを組み立てる、またはオブジェクト102を組み立てるために実行される他の何らかの適切な製造工程のうちの少なくとも一つを含む。例えば、オブジェクトマネージャ124は、オブジェクト102全体、またはオブジェクト102の一又は複数の特定セクションについての視覚情報を提供する。この種のビジュアライゼーションは、オブジェクト102が航空機104の形態である場合、特に有用である。情報128は、オペレータ122がパーツ106に対し、タスク118を実行して航空機104を組み立てる時に使用される。
別の実施例では、工事命令ステータスビジュアライゼーションシステム135は、工事命令インスタンス132のステータス137のビジュアライゼーションを提供する。この情報は、オペレータ122に視覚的に提供される。具体的には、オブジェクトマネージャ124は、工事命令ステータスビジュアライゼーションシステム135として機能するとともに、オブジェクト102の組み立ての管理における他の適切な機能を提供する。
図示したように、オブジェクトマネージャ124は、航空機ビルド比較システム138も含む。航空機ビルド比較システム138は、航空機104等の第1航空機のビルドを、航空機140等の第2航空機と比較する。この比較により、航空機104のパーツ106と航空機140のパーツ142との間の違いが識別される。図示したように、航空機140は、航空機104と同じモデルである前のビルドであるが、オプションが異なっている。つまり、パーツ106とパーツ142との間にいくつかの違いがあるということである。この違いは、パーツ自体、構成、またはこれらのパーツの場所のうちの少なくとも一つである。
さらに、航空機ビルド比較システム138は、航空機104のパーツ106と、航空機140のパーツ142との間の違いのビジュアライゼーションを提供するように構成される。このビジュアライゼーションは、オペレータ122が航空機104の組立てに使用できる情報を得られるように提供される。例えば、オペレータ122が航空機140のある場所に化粧室を組み立てることに慣れている場合、オペレータ122は、航空機140内に位置づけされる化粧室と同じ又は対応する航空機104内の位置に収納棚があることを、ビジュアライゼーションを通して確認することができる。
いくつかの実施例では、このビジュアライゼーションは航空機ビルド比較システム138によって、オペレータ122が航空機104と航空機140を同時に見ることができるように提供される。さらに、オペレータ122は、航空機ビルド比較システム138を使用して、航空機104と航空機140を同時にフライスルーすることができる。つまり、オペレータ122は、航空機104のパーツ106と、航空機140のパーツ142を同時に見ることができる。このような図により、航空機104のパーツ106と、航空機140のパーツ142との間の違いが簡単に識別される。つまり、航空機104と航空機140における対応場所のパーツ106とパーツ142との間の違いが視覚的に表示されるということである。
次に図2を参照すると、一実施形態によるオブジェクトマネージャのブロック図が図解されている。図1のオブジェクトマネージャ124で実施されるコンポーネントの例は、この図の中に示されている。
図示したように、オブジェクトマネージャ124は、任意の数の異なるコンポーネントを含む。例えば、オブジェクトマネージャ124は、割当てマネージャ202、オブジェクトビジュアライザ204、インベントリ識別子206、ステータス識別子207、及びグラフィカルユーザインターフェース208を含む。これら異なるコンポーネントはオブジェクトマネージャ124とともに、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせを用いて実施することができる。
グラフィカルユーザインターフェース208は、図1のオペレータ122に、オブジェクトマネージャ124と情報をやり取りするためのインターフェースを提供するように構成される。この実施例では、グラフィカルユーザインターフェース208は、インターフェースシステム210のディスプレイシステム209上に表示される。ディスプレイシステム209はハードウェアであり、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ディスプレイ(LED)、有機発光ディスプレイ(OLED)、又は他の適切な種類のディスプレイデバイスのうちの少なくとも一つから選択される一又は複数のディスプレイデバイスを含む。例えば、ディスプレイシステム209は、一つのディスプレイデバイス、2つのディスプレイデバイス、5つのディスプレイデバイス、又は他の適切な数のディスプレイデバイスを含み、ディスプレイシステム209において一よりも多いディスプレイデバイスがある時は、同じ又は異なる種類のディスプレイデバイスを有する。
入力は、インターフェースシステム210の入力システム211を通してオペレータ122から受信される。入力システム211は、ハードウェアシステムである。入力システム211は、一又は複数のデバイスを含む。これらのデバイスは、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチスクリーンパネル、又は他の適切な種類のデバイスのうちの少なくとも一つを含む。
この実施例では、割当てマネージャ202は、工事命令データベース212の工事命令インスタンス132の形態の割当て130を管理するように構成される。例えば、割当てマネージャ202は、工事命令インスタンス132を使用してオペレータ122に図1のタスク118を割り当てるために使用される。加えて、割当てマネージャ202は、工事命令インスタンス132を通して割り当てられるタスク118の実行についての情報を受信するようにも構成される。この情報は、割当てマネージャ202によって工事命令インスタンス132のステータス213を生成し、更新するために使用される。
オブジェクトビジュアライザ204は、図1のパーツ106のグラフィック表現214を生成するように構成される。グラフィック表現214は、ディスプレイシステム209のグラフィカルユーザインターフェース208上に表示される。図示したように、オブジェクトビジュアライザ204はモデルデータベース215にアクセスするように構成される。オブジェクトビジュアライザ204は、図1のオブジェクト102、特に図1の航空機104に対して、モデルデータベース215の複数のモデル217からモデル216を識別する。モデル216は、実施例において、グラフィック表現214を生成するために使用される。
これらの実施例では、グラフィック表現214は、航空機104の形態である、図1のオブジェクト102のセクション136に対して生成される。この実施例では、モデル216は、モデルデータベース215の複数のモデル217から、オブジェクト102に対して識別される。複数のモデル217は、オブジェクトについての情報を含む。複数のモデル217は、オブジェクトの形状を表す情報を含む。複数のモデル217は、オブジェクトに関する他の情報も含む。この情報は、例えば、オブジェクトのパーツの材料、オブジェクトのパーツを製造するプロセス、実行情報、及び他の情報を含む。モデル217は様々な形態をとりうる。例えば、非限定的に、複数のモデル217は、コンピュータ支援設計(CAD)ファイルを含む。
複数のモデル217の各モデルは、特定のオブジェクトに対するものである。このオブジェクトは同じタイプであるが、異なる工事命令インスタンス向けである。例えば、複数のモデル217が特定のタイプの航空機に対するものである場合、各モデルは、顧客向けに組み立てられている特定の航空機のためである。異なる複数のモデルは同じ航空機モデルに対するものであるが、顧客によって選択された種々のオプションに対するバリエーションを有する。他の実施例では、複数のモデル217は、異なるタイプの航空機104のモデルを含む。
グラフィック表現214の生成は、モデル216すべて、又はモデル216の一連のボリューム218に基づくものである。これらのアイテムは異なる形状を有する。例えば、複数のボリューム218のボリューム219は、立方体、直方体、円筒、球、又は他の適切な形状である。
このような実施例では、ボリューム219は、オブジェクト102のパーツ106のパーツの少なくとも一部に対するものである。ボリューム219は、パーツを網羅するほど大きい場合がある。ボリューム219はパーツより大きい場合もある。これらの実施例では、ボリューム219は、グラフィカルユーザインターフェースにおいてパーツを見るために、パーツ周囲の空き容量を含む。例えば、パーツ周囲の空き容量は、グラフィカルユーザインターフェースにおいて一又は複数の角度からパーツを見るためである。この実施例では、一又は複数の角度は、オペレータの視点からの一又は複数の角度である。この実施例では、オペレータの視点は、パーツに関するタスクを実行するオペレータの視点である。
図示したように、ボリューム218は、ボリュームデータベース220を使用してモデル216において識別される。ボリュームデータベース220は、複数のボリューム218のうちどのボリュームをグラフィック表現214として表示するかを識別するために使用される収集情報である。具体的には、収集情報には、ボリューム識別子221が含まれる。例えば、ボリューム識別子221のうちのボリューム識別子222により、複数のボリューム218のうちのボリューム219が定義される。
これらの実施例では、ボリューム219の識別は、セクション図データベース225の複数のセクション図224のセクション図223を使用して行われる。セクション図224には、異なるオブジェクトの複数のセクション図が含まれる。例えば、セクション図223はモデル216に対応する。オペレータは、この特定の実施例において、グラフィカルユーザインターフェース208上に表示されるセクション図223を使用してボリューム218を選択する。
図示したように、セクション図データベース225の複数のセクション図224により、オブジェクト102の複数のセクション136の図が提供される。この実施例では、複数のセクション136は、オブジェクト102を組み立てるために製造された複数のセクションに対応する。具体的には、複数のセクション136は、航空機104を組み立てるために製造された複数のセクションに対応する。
さらに、複数のセクション図224には、異なる詳細レベルが含まれる。例えば、セクション図224にはレベルの階層構造が含まれ、階層構造の低いレベルは、高いレベルよりも航空機104についてより詳細に示している。いくつかの実施例では、複数のセクション図224においてセクション図を選択することにより、別のセクション図が表示される。他の実施例では、セクション図において選択することにより、モデル216からグラフィック表現214が生成され、グラフィカルユーザインターフェース208上に表示される。このように、オペレータは、複数のセクション図224の種々のセクション図を通して、航空機104について視覚的なクエリを行うことができる。
この結果、オペレータの情報のやり取りにより生成されたユーザ入力は、グラフィカルユーザインターフェース208上に表示されたセクション図223とともに、モデル216のボリューム218を識別するのに使用される。ユーザ入力を使用して、複数のボリューム識別子221からボリューム識別子222が識別される。ボリューム識別子222により、モデル216のボリューム219が指示される。
これらの実施例においては、オブジェクトビジュアライザ204は、ボリューム識別子221を使用してモデルデータベース215のモデル216から情報を取得しクエリを生成する。具体的には、この情報は、航空機104のモデル216のボリューム219についてのデータである。
図示したように、オブジェクトビジュアライザ204は、オブジェクト102のステート226に対しグラフィック表現214を生成するようにも構成される。これらの実施例では、ステート226は、航空機104の形態のオブジェクト102に対して使用される。つまり、航空機104は、ステート226内の異なるステートにおいて設置されるパーツ106の種々のパーツを有する。この実施例では、ステート226は、オブジェクト102の組立条件227の形態である。
例えば、ステート226は、図1の建造物108の組立場所107内の航空機104の位置114に基づくものである。これらの実施例では、ステート226は、計画されたステート228、又は実際のステート229のうちの少なくとも一つから選択される。
航空機104は、位置114の異なる位置において計画されたステート228の計画された異なるステートを有する。この実施例では、計画されたステート228のうちの一つの計画されたステートには、複数の位置114のある特定の位置に設置される予定であるパーツが含まれる。つまり、これらのパーツはその位置において設置されている、又は設置されていないということである。
これらの実施例では、計画されたステートは、複数の位置114における航空機104の過去の位置、現在の位置、又は今後の位置に基づくものである。つまり、グラフィック表現214は、航空機104において発生した、現在ある、又は今後のすべての位置に対して生成される。
図示したように、複数の実際のステート229のうちのある実際のステートには、航空機104に実際に設置されたパーツ106が含まれる。つまり、特定のステートは、そのステートに設置される選択された数のパーツを有する。実際のステート229のうちの実際のステートは、航空機104の過去の位置、及び現在の位置のうちの少なくとも一つに基づくものである。つまり、グラフィック表現214は、前の時点で実際に設置されたパーツ106に対して生成される。この前の時点は、オペレータによって選択される。これにより、オペレータは、いくつかの前の時点においてパーツ106を設置さるために実行されたタスク118を見ることができる。
加えて、実際のステートは、航空機104の現在のステートである。つまり、グラフィック表現214は、現在の時点において設置されているパーツ106に対して生成される。これにより、グラフィック表現214は、航空機104に現在あるパーツ106を視覚化するために使用される。
これらの実施例では、すでに設置されているパーツ、又は前の時点で設置されたパーツは、工事命令データベース212の工事命令インスタンス132を使用して識別される。具体的には、工事命令インスタンス132は、複数のパーツ106のうちのどのパーツが設置されているかを示す。
モデルデータベース215は、オブジェクトのモデルのデータベースである。これらの実施例では、これらのモデルは、例えばコンピュータ支援設計モデル(CAD)である。いうまでもなく、オブジェクトの三次元形状についての情報を提供する任意の種類のモデルが使用される。加えて、これらのモデルには、材料、組立指示、又は他の適切な種類の情報についての他の情報も含まれる。
図示したように、インベントリ識別子206は、インベントリデータベース230にアクセスするように構成される。インベントリデータベース230は、パーツに関する情報を包含する。インベントリデータベース230には、パーツの在庫の有無、いつパーツが納品されるか、利用可能なパーツの数についての情報、又は他の適切な種類の情報が含まれる。
図示したように、ステータス識別子207は、一又は複数の工事命令インスタンス132のステータスのビジュアライゼーションを提供するように構成される。この実施例では、ステータス識別子207は、航空機104等のオブジェクト102の特定の場所において工事命令インスタンスのステータスを識別するために、グラフィカルユーザインターフェース208を通してグラフィックフロントエンドをオペレータに提供するように構成される。この情報は、オペレータが特定の場所の座標を知ることなく、識別される。
これらの実施例では、オブジェクトビジュアライザ204は、航空機104等のオブジェクト102のモデルを識別するように構成される。例えば、オブジェクトビジュアライザ204は、オブジェクト102のモデルデータベース215のモデルを識別する。
ステータス識別子207は、オブジェクト102の工事命令インスタンス132を識別するようにも構成される。この識別は、割当てマネージャ202との情報のやり取りを通して行われる。
この実施例では、ステータス識別子207は、工事命令インスタンス132の現在のステータス213を識別するようにも構成される。この識別は、割当てマネージャ202を通しても行われる。
オブジェクトビジュアライザ204は、表示(ディスプレイ)システム209の表示デバイス上のグラフィカルユーザインターフェース208の一連の工事命令インスタンス132に対して、図1のパーツ106のグラフィック表現214を表示するように構成される。グラフィック表現214は、一連の工事命令インスタンス132の識別に基づいて生成される。つまり、オブジェクトビジュアライザ204は、一連の工事命令インスタンス132のパーツの識別を受信するように構成される。これらのパーツの識別は、グラフィック表現214を生成するために使用される。
さらに、ステータス識別子207は、オブジェクトビジュアライザ204によってグラフィカルユーザインターフェース208上に表示されるパーツ106のグラフィック表現214に関する一式のグラフィックインジケータ231を表示するようにも構成される。本明細書で使用されている、アイテムに関連して使用される「一式の」は、一又は複数のアイテムを意味する。例えば、一式のグラフィックインジケータ231は、一又は複数のグラフィックインジケータ231である。
これらの実施例では、複数のグラフィックインジケータ231のうちの一つのグラフィックインジケータは、グラフィックインジケータ231を見ているオペレータがそのパーツに注目した時に、複数のグラフィック表現214のうちの一つのグラフィック表現に関して表示されると見なされる。したがって、グラフィックインジケータは、グラフィック表現の一部として、グラフィック表現上に、グラフィック表現に近接して、又はグラフィック表現に注目を集める何らかの他の適切な方法で表示される。
パーツ106のグラフィック表現214に関連して表示される一式のグラフィックインジケータ231は異なる形態をとる。例えば、一式のグラフィックインジケータ231は、色、クロスハッチング、アイコン、強調表示、アニメーション、又は他の適切な種類のグラフィックインジケータのうちの少なくとも一つから選択される。
さらに、一連の工事命令インスタンス132は、任意の数の異なる方法で識別することができる。例えば、一連の工事命令インスタンス132は、オペレータからのグラフィカルユーザインターフェース208へのユーザ入力によって識別される。例えば、受信したユーザ入力は、一連の工事命令インスタンス132の選択である。
別の実施例では、一連の工事命令インスタンス132の識別は、図1のオブジェクト102の一連のパーツ106を選択するユーザ入力から識別される。一連のパーツ106の選択は、パーツ106リストから一連のパーツ106を選択すること、及びグラフィカルユーザインターフェース208のパーツ106のグラフィック表現214の表示から一連のパーツ106を選択することのうちの一つである。
加えて、ステータス識別子207は、グラフィカルユーザインターフェース208に表示されるパーツ106のグラフィック表現214から選択されるパーツの工事命令インスタンスについての情報を表示する。
グラフィカルユーザインターフェース208のこの情報で、実際の操作が実行される。例えば、図1のオブジェクト102の組立ては、工事命令インスタンス132のパーツ106のグラフィック表現214、及びグラフィカルユーザインターフェース208上に表示される一式のグラフィックインジケータ231に基づいて管理される。例えば、実行すべき操作の識別は、このビジュアライゼーションを使用して行われる。このような操作には、特定のパーツをいつ組み立てるべきか、オブジェクト102において組み立てられたパーツの検査をいつ行うべきか、又は他の適切な種類の操作が含まれる。
さらに、オブジェクトマネージャ124には、航空機コンパレータ236も含まれる。航空機コンパレータ236及びオブジェクトビジュアライザ204は、図1の航空機ビルド比較システム138内のコンポーネントである。この実施例では、航空機コンパレータ236は、航空機104等の第1航空機の複数のモデル217のうちの第1モデル238を識別する。加えて、航空機コンパレータ236は、図1の航空機140等の第2航空機の複数のモデル217の第2モデル240を識別する。この実施例では、航空機140は、航空機104の同じモデルの前のビルドである。航空機140は、この特定の実施例において、航空機104とは異なるオプションを有する。
この実施例では、航空機コンパレータ236は、航空機104と航空機140との間に違いがあるか否かの判断においてモデル216を使用するように構成されている。この実施例では、モデル216は第1モデル238である。
航空機コンパレータ236は、第1モデル238において識別された航空機104のパーツ106等の第1パーツと、航空機140の第2モデル240において識別されたパーツ142等の第2パーツと比較して、比較結果244を生成するように構成される。
この実施例では、比較結果244により、パーツ106とパーツ142との間の違い(差)246が識別される。違い246は、パーツ自体、パーツの構成、または異なる航空機のパーツの場所のうちの少なくとも一つの違いである。
一実施例において、違い246は、一又は複数の航空機104のパーツ106と、航空機140のパーツ142との間の違いである。違い246は、パーツ106及びパーツ142が対応する場所において異なる航空機104と航空機140の対応する場所に対するものである場合がある。このような実施例では、航空機104と航空機140との間の対応する場所は、航空機104と航空機140の両方において同じ場所である。この場所は、航空機の座標等の座標を使用して表わすことができる。
図示したように、航空機コンパレータ236により、オブジェクトビジュアライザ204に、航空機104のパーツ106と、航空機140のパーツ142のグラフィック表現214が表示される。これらのパーツは、グラフィカルユーザインターフェース208内のグラフィック表現214に、パーツ106とパーツ142との比較結果244からパーツ106とパーツ142との間の違いが、これらのパーツの表示を通して示されるように表示される。
さらに、航空機104のパーツ106と、航空機140のパーツ142のグラフィック表現214の表示は、表示システム209に同時に提示される。この表示は、航空機104の第1の場所のパーツ106のグラフィック表現214を、表示システム209の第1表示デバイスに表示することによって実施される。航空機140の第2の場所のパーツ142のグラフィック表現214は、表示システム209の第2表示デバイス上に同時に表示される。
別の実施例では、第1の場所のパーツ106のグラフィック表現214が、表示システム209の表示デバイス上のウィンドウに表示される。第2の場所のパーツ142のグラフィック表現214が、表示システム209の表示デバイス上の第2ウィンドウに同時に表示される。
この実施例では、表示デバイス又はウィンドウ上の表示は隣同士である。他の実施例では、ある表示デバイス又はウィンドウが、別の表示デバイス又はウィンドウの上に位置づけされる。言うまでもなく、表示デバイス又はウィンドウの他の位置は、オペレータ122が航空機104のパーツ106と、航空機140のパーツ142のグラフィック表現214を同時に見ることができるように配置される。
これにより、航空機104と航空機140等の異なる航空機ビルド間の違いのビジュアライゼーションが、視覚的にオペレータ122に提示される。この実施例では、このビジュアライゼーションは、表示システム209上に表示されるグラフィカルユーザインターフェース208を介して提示される。
さらに、ある実施例では、一連のグラフィックインジケータ231は、グラフィカルユーザインターフェース208のグラフィック表現214に関連して表示される。一連のグラフィックインジケータ231は、航空機コンパレータ236及びオブジェクトビジュアライザ204のうちの少なくとも一つによって表示される。
一連のグラフィックインジケータ231は、航空機104と航空機140のグラフィカルユーザインターフェース208上に、またはそうでない場合は、航空機104と航空機140のグラフィカルユーザインターフェース208によって表示される場所の一連のパーツに関連して表示される。この場所は、航空機104と航空機140の対応する場所である。
一連のグラフィックインジケータ231は、第1モデル238のパーツ106と、第2モデル240のパーツ142との間の違い246を示すために表示される。つまり、一連のグラフィックインジケータ231は、グラフィカルユーザインターフェース208のグラフィック表現214を使用して表示されるパーツ106とパーツ142との間の違い246にオペレータ122の注意を引くように使用される。
この結果、オペレータ122は、違いのビジュアラゼーションを利用してさらに容易に航空機140のこれら古いオプションと、航空機104の新たなオプションとの間の違いを知ることができる。このような違いのビジュアライゼーションにより、航空機140を組み立てた後で航空機104を組み立てる場合に、パーツ106とパーツ140のパーツの違いが提示された時に、パーツ106の組立て、組立パーツ106、またはこの両方を知るのに要する時間及び労力が削減される。このような違いのビジュアライゼーションは、変更リストを見直す、または航空機104と航空機140との間の違いの識別がないのに比べて、理解及び実施がより簡単である。
したがって、航空機104の組立ての実行に必要な時間及び労力の削減により、航空機104の組立費用が削減される。さらに、航空機104と他の航空機を組み立てるスループットが向上する。つまり、所定の期間に組み立てラインにおいて製造される航空機の数が増加するということである。
図2では、種々のコンポーネントはオブジェクトマネージャ124に位置づけされた状態で示されている。これらの種々のコンポーネントは、種々のシステムの一部として使用される。このシステムには、図1のオブジェクトビジュアライゼーションシステム134、図1の工事命令ステータスビジュアライゼーションシステム135、または他の適切なシステムのうちの少なくとも一つが含まれる。オブジェクトマネージャ124のコンポーネントは、2以上のシステムにおいて使用される。例えば、オブジェクトビジュアライザ204は、オブジェクトビジュアライゼーションシステム134、及び工事命令ステータスビジュアライゼーションシステム135の両方にある。つまり、オブジェクトマネージャ124に示される種々のコンポーネントは、オブジェクトマネージャ124の種々のシステムによって同時に使用されうるということである。
ここで図3を参照する。図3は、一実施形態による2機の航空機の同期表示のブロック図を示している。この実施例では、同期表示300は、図1の航空機ビルド比較システム138によって生成される航空機104と航空機140の表示を示すブロック図である。
図示したように、第1パーツ302及び第2パーツ304は表示システム209内に表示される。第1パーツ302は、図1の航空機104のパーツ106内のパーツである。第2パーツ304は、図1の航空機140のパーツ142内のパーツである。
図示したように、第1パーツ302のグラフィック表現316は、第1表示デバイス306上に表示され、第2パーツ304のグラフィック表現318は、表示システム209の第2表示デバイス308上に表示される。別の実施例では、第1パーツ302のグラフィック表現316は第1ウィンドウ310に表示され、第2パーツ304のグラフィック表現318は表示デバイス314の第2ウィンドウ312に表示される。
図から分かるように、第1パーツ302と第2パーツ304は、表示システム上に同時に表示される。言い換えれば、パーツはオペレータ122に同時に表示される。
第1パーツ302と第2パーツ304の表示は、2機の航空機の、図2のステート226のうちの対応するステートについてのものである。表示は、同じ航空機のステート226のうちの異なるステートについてのものでもありうる。
図示したように、第1パーツ302の第1の場所320は、第2パーツ304の第2の場所322に対応する。つまり、第1の場所320は、第2の場所322に対応する場所である。
この実施例では、第1の場所320は第1モデル328内の場所である。第2の場所322は第2モデル330内の場所である。第1モデル328と第2モデル330は、図2のモデル217の実施例である。
さらに、第1パーツ302のグラフィック表現316の第1の視点324は、第2パーツ304のグラフィック表現318の第2の視点326に対応する。第1の視点324と第2の視点326は、カメラ角度、又は監視位置と同様のものである。
つまり、監視者の位置と方位は、第1の視点324と第2の視点326の両方について同じである。これにより、オペレータ122は、航空機104と航空機140の両方の同じ場所について、同じ視点から両航空機を見ることができる。
これらの実施例では、一つの航空機に対して場所又は視点のうちの少なくとも一つが変更された場合、他の航空機に対しても同じ変更がなされる。これにより、両航空機の図は、同じ場所及び視点に対応するものとなる。この結果、オペレータ122は、航空機104と航空機140を同時に移動する、又はフライスルーすることができる。
これらの実施例では、第1モデル328における第1の場所320からの別の場所への変更に対応して、第2モデル330において第2の場所322が変更される。さらに、第2モデル330における第2の場所322の変更により、第1モデル328における第1の場所320が第1のモデル328の対応する場所へ変更される。これにより、同期表示300の表示システム209において見ることができる場所において、オペレータ122が第1パーツ302と第2パーツ304との間の違いをより簡単に見ることができるようになっている。
この実施例では、場所及び図の対応は、ビューマネージャ332を使用して管理される。ビューマネージャ332は、図1の航空機ビルド比較システム138内で実施される。具体的には、ビューマネージャ332は、図2のオブジェクトビジュアライザ204、又は図1のオブジェクトマネージャ124内の個別のコンポーネントとして位置づけされる。
ここで、図4を参照する。図4は、一実施形態に係るセクション図のブロック図を示す。図2のセクション図223の一実装態様の例が示されている。
図示したように、セクション図223には、任意の数の異なる情報が含まれる。例えば、セクション図223には、セクション400とホットスポット402が含まれる。
セクション400は、オブジェクト102のセクション136、具体的には図1の航空機104に対応するグラフィック表現である。これらの実施例では、セクション400は、単一の画像、複数の画像、又は他の何らかの適切な形で位置づけされる。さらに、セクション400は、航空機104の組立て向けに製造されるセクション136に対応するグラフィック表現である。
これらの実施例では、セクション400は選択可能である。複数のホットスポット402のうちのホットスポット406を有する複数のセクション400のうちのセクション404を選択することにより、図2のモデル216内のセクション404に対応するボリュームがこの実施例において表示される。ホットスポット406は、図2のボリューム219に関連するボリューム識別子222に対するポインタである。例えば、ホットスポット406には、ボリュームデータベース220のボリューム識別子221からボリューム識別子222を識別するためのURL、又は他の何らかのアドレス表現が含まれる。
ここで、図5を参照する。図5は、一実施形態に係るボリューム識別子のブロック図である。この実施例では、図2のボリューム識別子222の一実装態様を示す。
ボリューム識別子222は、任意の数のコンポーネントを含む。図示したように、ボリューム識別子222は、識別子500とボリュームディスクリプタ502とを含む。
識別子500は、ボリューム識別子222を、図2のボリュームデータベース220にありうる他のボリューム識別子221と区別する。識別子500は様々な形態をとりうる。例えば、識別子500は、単語、フレーズ、数、文字数字の列、又は他の何らかの適切な形態である。
ボリュームディスクリプタ502は、モデル216のボリュームを表す。例えば、ボリュームディスクリプタ502は座標506の形態をとる。座標506は、この実施例では、図2のモデル216によって使用される座標系にある。例えば、座標506は、多角形、立方形、または直方体を定義するのに使用される3つの座標である。言うまでもなく、座標506以外の他の情報もボリュームディスクリプタ502に存在する。例えば、ボリュームディスクリプタ502には、球の形態のボリューム219を定義するために使用する単一の座標及び半径が含まれる。また別の実施例では、立方体、または他の何らかの形状として、ボリューム219を定義するあらかじめ選択されたオフセットを有する単一の座標が存在する。
このような実施例では、ボリューム識別子222には、視点508も含まれる。視点508により、図2のグラフィカルユーザインターフェース208上にグラフィック表現214が表示される時に、オペレータに表示されるボリュームの図が画定される。例えば、視点508には、そのボリュームの座標系を使用する視点の座標510が含まれる。
ここで図6を参照する。図6は、一実施形態による工事命令インスタンスのブロック図である。図示したように、工事命令インスタンス600は、図1の工事命令インスタンス132からの工事命令インスタンスの一例である。
図示したように、工事命令インスタンス600には、任意の数の異なるパーツが含まれる。工事命令インスタンス600には、識別子602、分類603、記述604、タスク605、割り当てられたオペレータ606、パーツ識別子608、場所610、命令612、及びステータス618が含まれる。
図示したように、識別子602は、図1のタスク118のうちの一つのタスクを一意的に識別するのに使用される。識別子602は、英数字識別子、数、または他の何らかの適切な種類の識別子である。
この実施例では、分類603は、工事命令インスタンスを分類するために使用される。この分類は、実行されるタスクの種類に基づくものである。例えば、この分類には、座席の設置、配線、列線交換ユニットの設置、または他の適切な種類の分類が含まれる。この分類は、記述的、または識別子、または他の種類のコードの形態である。
記述604により、タスク605の記述が提供される。この記述は、オペレータにタスク605についての情報を提供する短い記述である。この記述は、ある実施例では、いくつかの単語、または単文である。
タスク605により、実行される作業が識別される。例えば、タスク605は、パーツを設置する、パーツを組み立てる、検査を実行する、または他の何らかの適切な作業である。
割り当てられたオペレータ606は、タスク605を実行するために割り当てられた一団のオペレータを識別する。ある場合には、オペレータはまだ工事命令インスタンス600のタスク605を実行するように割り当てられていない。
この実施例では、パーツ識別子608により、工事命令インスタンス600を使用してオブジェクト102において組み立てられるパーツが識別される。この実施例では、パーツ識別子608はそのパーツのパーツ番号である。例えば、パーツ識別子608は、整理番号、整理番号と業者識別子の組み合わせ、又はそれらのパーツが同じ種類であっても他のパーツから特定のパーツを一意的に識別する他の何らかの適切な種類の識別である。
この実施例では、パーツ識別子608は、識別されたパーツのグラフィック表現を生成するために使用される。例えば、パーツ識別子608は、表示用のパーツのグラフィック表現を生成するのに必要なモデルの情報をみつけるために使用される。
場所610により、タスク605が実行される場所が識別される。この場所は、オブジェクト102の座標、または何らかの他の座標系にある。
命令612は、タスク605を実行するための一連の命令である。具体的には、一連の命令は、一連のパーツを組み立てるための命令である。このような命令は、段階的な命令、ガイダンス、または他の適切な種類の命令である。このような命令により、パーツを組み立てる、パーツを検査するためのガイダンス、またはタスク605に対して実行される他の適切な操作が提供される。命令612には、タスク605が実行される場所のプランも含まれる。
図示したように、ステータス618により、工事命令インスタンス600のタスク605の実行についての情報が提供される。この実施例では、ステータスは、作業が実行される、完了している、進行中である、割り当てられていない、計画されている、保留中である、キャンセルされている、または工事命令インスタンス600の他の何らかの適切なステータスを示す。ステータスは、テキスト、コード、符号、または他の適切な機構を使用して示される。加えて、ステータス618が実行される作業が完了していることを示す場合、ステータス618には、タスク605を実行するための作業が行われた際の日付及び時間が含まれる。
次に図7を参照する。図7は、一実施形態による航空機のセクションのステートのブロック図である。この実施例では、ステート700は、図2のステート226のステートの一例である。
この実施例では、ステート700は、ステート700において存在しうるパーツについての情報を保存するデータ構造である。このデータ構造は、例えば、フラットファイル、リンクリスト、データベースの記録、又は他の何らかの適切な種類のデータ構造である。
ステート700は、計画されたステート702、実際のステート704、又はこの両方の形態である。このような実施例では、ステート700は、図1の位置114のうちの航空機104の特定位置における組立条件706である。具体的には、組立条件706は、図2の組立条件227のうちの一つの組立条件である。
この実施例では、ステート700にはパーツ708が含まれる。パーツ708は、航空機104に対して選択されたステート700の航空機104に存在するパーツである。図示したように、パーツ708は、パーツ識別子710を使用して識別される。パーツ識別子710は様々な形態をとりうる。例えば、複数のパーツ識別子710のうちのパーツ識別子712は、複数のパーツ708のうちのパーツ714のパーツ番号である。例えば、パーツ識別子712は、整理番号、整理番号と業者識別子の組み合わせ、又は他の何らかの適切な種類の識別である。この実施例では、パーツ識別子712は、たとえそれらのパーツが同じ種類であっても、特定のパーツを他のパーツから一意的に識別する任意の識別子である。
この実施例では、ステート700は、オブジェクトマネージャ124のオブジェクトビジュアライザ204によって、ステート700において存在するパーツ708の、図2に示すようなグラフィック表現214を生成するために使用される。このような実施例では、ステート700は、位置114のうちの、航空機104の特定位置を表す。この結果、航空機104に存在するパーツ708のみが、グラフィカルユーザインターフェース208上のグラフィック表現214に表示される。
ここで図8を参照する。図8は、一実施形態による固有パーツリストのブロック図である。固有パーツリスト800は、図2の比較結果244の一実装態様の一例である。固有パーツリスト800により、対応する場所の異なる航空機のパーツ間の図2における差246が識別される。
図示したように、固有パーツリスト800には、それらのパーツ間の差が複数の場所806に対して識別されている一連の第1パーツ802と、一連の第2パーツ804が記載されている。例えば、場所810における第1航空機の第1パーツ808は、場所810における第2航空機の第2パーツ812とは異なる。場所810は、比較を行う上で両航空機について同じである。場所810は、第1パーツ808と第2パーツ812の対応する場所である。
例えば、場所810の第1パーツ808は、第1航空機の収納棚である。場所810の第2パーツ812は、第2航空機の化粧室である。この実施例では、第1パーツ808と第2パーツ812は、コンポーネントの組立品である。
別の実施例では、第1パーツ808は、ドアの第1種類の掛け金であり、第2パーツ812は、ドアの第2種類の掛け金である。さらに別の実施例では、第1パーツ808は、第1色を有する掛け金であり、第2パーツ812は、第2色を有する同じ種類の掛け金である。
固有パーツリスト800は、図1の航空機104の組立てにおいてオペレータ122を支援するように、図2の差246を視覚化するグラフィック表現214を生成するために使用される。現在の航空機104のビルドと前の航空機140のビルドとの差246のビジュアライゼーションにより、オペレータ122が、図1の航空機104の現在のビルドを組み立てるための工事命令インスタンス132に対して実行すべきタスク118に、より早く慣れることが可能になる。
さらに、このようなビジュアライゼーションは、図1の位置114の異なる位置においてタスク118を実行するオペレータ122のステート226に基づき実施される。つまり、ビジュアライゼーションは、現在の組立条件、又はタスク118が実行される特定位置において予想される組立条件に基づく。
図1〜8の製造環境100において使用される種々のコンポーネントの図は、物理的または技術的な限定を表すことを意味するものではなく、例示的な実施形態が実施可能である。図示したコンポーネントに加えて又は代えて、他のコンポーネントを使用することができる。幾つかのコンポーネントは不必要になることもある。またブロックは、幾つかの機能的なコンポーネントを示すために表示されている。実施形態において実装される場合、一又は複数のこれらのブロックは結合、分割、又は異なるブロックに結合及び分割される。例えば、実施例は航空機に対して記述されているが、一実施形態を航空機以外の他のオブジェクト、例えば非限定的に、輸送手段、潜水艦、人員運搬車、タンク、列車、自動車、バス、宇宙機、水上艦、衛星、ロケット、エンジン、コンピュータ、収穫機、建設用クレーン、ブルドーザー、採掘装置、又は他の適切な種類のオブジェクトに適用することができる。
別の実施例では、ホットスポット406を有するセクション404を選択することにより、ボリュームデータベース220を使用せずに直接照会処理が行われる。例えば、ホットスポット406には、セクション404に対応するボリュームのクエリが含まれる。
別の実施例では、航空機コンパレータ236は、オブジェクトビジュアライザ204内の一ブロックである。さらに別の実施例では、オブジェクトビジュアライザ204は、航空機コンパレータ236内のコンポーネントである。
さらに別の実施例では、第1モデル238及び第2モデル240以外の他の数のモデルを比較して、比較結果244が形成される。例えば、モデルデータベース215の一又は複数の追加モデルが、比較結果244を生成するために比較を行う航空機コンパレータ236によって選択される。
この実施例では、航空機104の第1モデル238は、第1航空機の現在のビルドに対するものである。航空機140の第2モデル240は、第2航空機の前のビルドに対するものである。他の実施例では、航空機104及び航空機140は両方とも前のビルドである。別の実施例では、航空機104と航空機140は、同じ組み立てライン、または異なる組み立てラインで組み立てられる現在のビルドである。さらに別の実施例では、航空機104は、計画されたビルドであり、航空機140は現在の、または前のビルドである。ビルドの種類にかかわらず、航空機ビルド比較システム138は、同時に航空機104と航空機140の表示を提供する。さらに、航空機ビルド比較システム138は、同時に両航空機の間をフライスルーする、または移動する能力も提供する。この移動は、ある航空機において見ている場所が、他の航空機において見ている場所に対応するようなものである。つまり、航空機104のその場所は、航空機140のその場所に対応する場所である。
ここで、図9〜12を参照する。図9〜12は、一実施形態による比較のために航空機のモデルを図を使って選択するグラフィカルユーザインターフェースの表示である。これらの図は、図2のグラフィカルユーザインターフェース208が実施される一方法を示すものである。異なるグラフィカルユーザインターフェースは表示システム上に表示され、これにより、図2の表示システム209とオペレータが、図2の入力システム211等の入力システムを使用して、グラフィカルユーザインターフェースで情報をやり取りすることができる。
次に図9に注目する。図9には、一実施形態による、見るために航空機のモデルを識別するグラフィカルユーザインターフェースが図解されている。この実施例では、グラフィカルユーザインターフェース900により、建造物904、建造物906、および建造物908を含む建造物902が表示される。
この特定例においては、グラフィカルユーザインターフェース900の建造物902の各建造物は、航空機の製造が行われる場所を表す。各建造物は、この建造物内で製造される航空機のデータベースに対応する。これらの実施例では、データベースは、特定の種類の航空機のモデルのデータベースである。つまり、データベース内の異なるモデルは、同じ種類であるが、顧客のオプションなどのわずかな違いがある。これらのモデルは、実行される航空機のビルド、及び既存の航空機に対してすでに実行された航空機のビルドを表す。
例えば、このデータベースは、図2のモデル217が同じ種類の航空機に対するものである、モデルデータベース215である。図2の第1モデル238と第2モデル240等の異なるモデルは、この特定例において、異なる顧客のオプションを有する。
モデルの選択は、任意の数の異なる方法で行われる。この図では、建造物904を選択した結果、組み立てられる航空機と、選択されている建造物904の種類に対応するデータベースが選択される。さらに、組み立てられる第1航空機の第1モデルは、建造物904の選択に基づいて選択される。つまり、第1モデルは、現在組み立てられている、または建造物904において組み立てられる航空機から識別される。このデータベースのモデルから、第2モデルがメニュー910を使用して選択される。この実施例では、一又は複数のモデルは、建造物904の選択から識別される第1モデルとの比較を実行するために、アイテムから選択される。
この実施例では、アイテム912は、建造物904の組み立てラインにおいて現在組み立てられている航空機に対する航空機のビルドのデータベースのモデルに対応する。この実施例では、建造物904の選択に基づき、アイテム912を強調913して示す。
この実施例において示すように、アイテム914、アイテム916、及びアイテム918は、建造物904の組み立てラインにおいてすでに組み立てられた航空機に対する前の航空機ビルドのデータベース内のモデルに対応する。この実施例では、比較を実行するために、アイテムから2以上のモデルが選択される。
言うまでもなく、他の実施例では、建造物904の選択により、現在組み立てられている航空機のモデルを選択することなく、単にメニュー910が表示される。この実装態様では、建造物904内で組み立てられる航空機のモデルのアイテム912を選択するユーザ入力が受信される。
次に図10に注目する。図10は、一実施形態による建造物における航空機の位置のグラフィカルユーザインターフェースの図である。この実施例では、航空機の位置1000は、グラフィカルユーザインターフェース1002に表示される。これらの位置は、航空機の異なる組み立て段階において実行されるタスクに対応する。
この特定例においては、航空機の位置1000には、位置1004、位置1006、位置1008、位置1010、及び位置1012が含まれる。これらの実施例では、特定のタスクは、航空機の位置1000のうちの異なる位置において実行される。つまり、航空機の組み立ては、航空機の位置1000のうちの異なる位置において航空機に異なるパーツを追加しながら位置から位置へ進められる。
これらの位置のうちの一つを選択した結果、特定の位置において設置されるパーツ、及び前の位置において設置されている任意のパーツのグラフィック表現が識別される。この結果、次の位置まで設置されないパーツは入っていない。例えば、位置1012の航空機は、完全に構成された航空機である。位置1010の航空機には、座席及びカーペットがない。位置1008の航空機には、ストーブエンド、化粧室、ギャレー、及び他のパーツが含まれていない。航空機の位置1000のうちのこのような異なる位置は、これらの実施例では、異なる航空機の組み立て条件を有する。
これらの実施例では、このような位置には各々その位置に関連するモデルがある。これらのモデルには、特定位置の航空機に存在するパーツが含まれる。この結果、位置が選択され、これにより、パーツのグラフィック表現の表示に使用されるモデルが選択される。この結果、少ないパーツを有する位置のモデルに対するクエリがより迅速に行われ、航空機のパーツのグラフィック表現を生成するための情報が識別される。
次に図11に注目する。図11は、一実施形態による航空機のセクションのグラフィカルユーザインターフェースの図である。この実施例では、グラフィカルユーザインターフェース1100により、グラフィカルユーザインターフェース1100のエリア1104において航空機のセクション1102が表示される。
図示したように、セクション図1105は、グラフィカルユーザインターフェース1100のエリア1104に表示されている。セクション図1105は、図2及び図3にブロック図の形式で示したセクション図223の実装態様の一例である。この特定例では、セクション図1105は、図10の位置1012の航空機についてのものである。
オペレータは、セクション1102から一セクションを選択する。図示したように、セクション1102は、グラフィカルユーザインターフェース1100に表示される図4のセクション400の例である。セクション1102は、この特定例において選択可能である。つまり、セクション1102にはホットスポットが含まれる。これらのホットスポットは、この実施例では見られない。ホットスポットは、選択することにより動作が引き起こされるグラフィカルユーザインターフェース1100のエリアである。これらの実施例では、このようなホットスポットはセクション1102に対応する。ホットスポットは、セクション1102を網羅する、又はセクション1102の周囲にある、又はこれら何らかの組み合わせである。
別の実施例では、セクション1106は、選択されるセクション1102の一セクションの一例である。このセクションを選択した結果、セクション1106のさらなる詳細図が表示される。この実施例では、セクション1106は、航空機の上方バレル部分である。
加えて、このセクションにあるパーツの識別も、ユーザの特定のセクションの選択に応じて行われる。この識別には、そのセクションにおける航空機の特定位置にある任意のパーツが含まれる。つまり、異なる位置にある航空機の同じセクションは、パーツを設置するタスクに基づいて存在する異なるパーツを有する。この識別は、図2のステート226の使用を介して行われる。
この実施例では、オペレータは、グラフィカルユーザインターフェース1100の航空機のエリア1108をすべて選択することによって、航空機全体を見る選択をすることができる。つまり、表示されるボリュームは、航空機全体である。さらに、オペレータは、一連のセクション1102を選択することができる。図示したように、この選択は、グラフィカルユーザインターフェース1100のエリア1110、エリア1112、エリア1114、エリア1116、エリア1118、及びエリア1120のうちの一つを選択することによって行われる。これらの実施例では、このようなエリアはホットスポットを有する。これにより、オペレータは、オペレータが所望する特定のクエリに適した方法で航空機の異なる部分を見ることができる。
次に図12に注目する。図12は、一実施形態による航空機のセクションのグラフィカルユーザインターフェースの図である。この実施例では、グラフィカルユーザインターフェース1200により、グラフィカルユーザインターフェース1200のエリア1204において航空機のセクション1202が表示される。
図示したように、セクション図1205は、グラフィカルユーザインターフェース1200のエリア1204に表示される。セクション図1205は、図2及び図3にブロック図の形式で示すセクション図223の実装態様の一例である。この特定例では、セクション図1205は、図10の位置1004の航空機に対するものである。
この実施例では、セクション図1205のセクション1202の図において航空機の一部のみが示されている。図示したように、この特定例では、特定位置にあるセクション1202のみが示されている。
さらに、セクション1202もまた選択可能である。セクション1202の選択可能性は、セクション1202に関連するホットスポットの使用を通して実現される。この結果、セクション1202のうちの特定のセクションを選択することにより、選択されたセクションを含む航空機のモデルからそのボリュームが表示される。
図示したように、エリア1208、エリア1210、及び1212も選択可能である。このようなエリアも、それらに関連するホットスポットを有する。このようなエリアのうちの一つを選択することで、エリア内の異なるセクションを含むボリュームが表示される。
この実施例では、図10のグラフィカルユーザインターフェース1002において提示される組立てラインの位置のうちの一つの選択、図11又は図12のセクション又はエリアのうちの一つの選択、又は図10の位置の選択と図11又は図12のセクション又はエリアの両方を使用して特定の場所が識別され、この特定の場所では、図10のグラフィカルユーザインターフェース1002の航空機の位置1000によって図で示される図1の位置114のうちの一つにおいて工場の作業現場のオペレータ122によって作業が行われる。加えて、組立てラインのその位置にある航空機に存在する特定のパーツを使用して、同じステートの別の航空機との比較が行われる。つまり、他の航空機が同じ位置において同じ組立てラインで建造されている場合がある。航空機のその特定のステートに対して存在するパーツの差の比較は、一実施形態にしたがって行われる。言うまでもなく、ある場合には、比較は両航空機のすべてのパーツに対して行われる。
つまり、航空機104のパーツ106と、航空機140のパーツ142との間の差のビジュアライゼーションは、図2のステート226に基づいて行われる。これにより、位置114の特定位置において操作を実行するオペレータ122が、この特定例において、航空機104の現在のビルドのパーツと、図1の航空機140の前のビルドのパーツとの比較の差をより簡単に知ることができる。
図9の建造物902を有するグラフィカルユーザインターフェース900の図、図10の航空機の位置1000を有するグラフィカルユーザインターフェース1002の図、図11のセクション1102を有するグラフィカルユーザインターフェース1100の図、及び図12のセクション1202を有するグラフィカルユーザインターフェース1200は、一実施形態にしたがって実行される複数段階のクエリの例である。図示したように、建造物902からの建造物の選択により、航空機の特定のモデルが選択される。特定のモデルは、グラフィカルユーザインターフェース1002を使用して位置において表示される。位置を選択するとその結果、別の図にグラフィカルユーザインターフェース1100のセクション1102、又はグラフィカルユーザインターフェース1200のセクション1202が表示される。これにより、オペレータが選択された位置によって、異なる航空機のモデル間をより簡単に行き来することができる。
この実施例では、下記の図13〜15は、グラフィカルユーザインターフェースにおいて比較するために航空機のモデルが選択される別の方法を示すものである。次に図13に注目する。図13は、一実施形態による航空機の種類を選択するグラフィカルユーザインターフェースの図である。
この実施例では、グラフィカルユーザインターフェース1300に、モデルのメニュー1302が表示される。モデルのメニュー1302には、アイテム1304、アイテム1306、アイテム1308、及びアイテム1310が含まれる。図示したように、これらのアイテムは各々、特定の種類の航空機を表すものである。
これらのアイテムのうちの一つを選択することにより、特定の種類の航空機のモデルのデータベースが選択される。このデータベースは、例えば、図2のモデルのデータベース215である。
次に図14に注目する。図14は、一実施形態による航空機のモデルを選択するためのグラフィカルユーザインターフェースの図である。図示したように、ウィンドウ1400はグラフィカルユーザインターフェース1300に表示されている。比較のために、ウィンドウ1400を使用して特定の種類の航空機のモデルが選択される。
図示したように、ウィンドウ1400により、選択のエントリが表示される。エントリには、エントリ1402、エントリ1404、エントリ1406、エントリ1408、及び1410、エントリ1412、エントリ1414、及びエントリ1416が含まれる。これらのエントリは各々、同じ種類の航空機のモデルを表すものである。この実施例では、航空機の種類はたとえば、ボーイング777、ボーイング727、又は他の何らかの種類の航空機である。上述したように、モデルは実際に組み立てられた航空機の、組み立てられる航空機の、組立て計画ステートの航空機の、又は他の何らかの開発段階の航空機のパーツを表す。
ここで図15を参照する。図15は、一実施形態にしたがって、比較のためにモデルの選択を確認するためのグラフィカルユーザインターフェースを示す図である。この実施例では、グラフィカルユーザインターフェース1300には、ウィンドウ1500も含まれる。ウィンドウ1500には、ウィンドウ1500のフィールド1506において比較するためのモデル1502とモデル1504の選択が示される。
この実施例では、2つのモデルのみが選択されていることが示されている。これらのモデルが比較に望ましいモデルではない場合、削除ボタン1508を選択することによってこれらのモデルが削除される。追加ボタン1510を使用して、追加のモデルが追加される。つまり、特定の実装態様によっては、3つ以上のモデルが比較される場合があるということである。
フィールド1506に記載されているモデルが比較に望ましいモデルである場合、OKボタン1512を選択するユーザ入力が受信される。ユーザ入力によりこのボタンが選択されると、航空機コンパレータ236はフィールド1506において識別されたモデルを検索し、比較して、図2の比較結果244を形成する。ユーザ入力により、ウィンドウ1500のキャンセルボタン1514を選択して、選択のキャンセルを選択することもできる。
図13〜15のグラフィカルユーザインターフェース1300の図は、比較のためにモデルを選択する方法を限定するものではない。これらの図に示すもの以外にも、他の種類のグラフィカルユーザインターフェースを使用することが可能である。
次に図16に注目する。図16は、一実施形態によるグラフィカルユーザインターフェースに表示された2機の航空機のモデルを示す図である。この実施例では、グラフィカルユーザインターフェース1600により、表示デバイス1606上に図1の航空機104のモデル1602と、航空機140のモデル1604が表示される。モデル1602は、図3の第1モデル328のグラフィック表現である。モデル1604は、図3の第2モデル330のグラフィック表現である。表示デバイス1606は、図2の表示システム209のうちの表示デバイスの一例である。図示したように、モデル1602はウィンドウ1608に表示され、モデル1604はウィンドウ1610に表示される。この実施例では、ウィンドウ1608及びウィンドウ1610は隣同士で示される。言うまでもなく、他の実施例では、ウィンドウ1608及びウィンドウ1610の他の位置が使用されうる。例えば、ウィンドウ1608はウィンドウ1610の上に表示される。
この実施例では、オペレータは、2つのモデルのパーツの比較結果を見ることができる。具体的には、オペレータは同時にモデル1602とモデル1604との両方を移動する、又はフライスルーすることができる。2つのモデル間の移動は、モデル1602の一つの場所を表示すると、モデル1604の対応する場所が表示されるように同期される。この実施例では、オペレータがいずれかのモデルの場所を選択することによって、他のモデルの対応する場所が表示される。
図17では、一実施形態によるモデル間の差が描かれている。この実施例では、グラフィカルユーザインターフェース1600のウィンドウ1608に表示されるモデル1602と、ウィンドウ1610に表示されるモデル1604は、モデル1602とモデル1604との間の差を示している。差とは、2つのモデル間に存在する異なる顧客のオプションから生じるパーツの差である。
この表示から分かるように、グラフィカルユーザインターフェース1600のウィンドウ1608に表示されるモデル1602の部分1700は、モデル1602とモデル1604との比較結果の差を含むモデル1602の部分である。加えて、モデル1604のウィンドウ1610に表示される部分1701は、差が存在するモデル1604の対応する部分である。この図では、部分1700と部分1701を異なる詳細レベルにおいて見ることができる。
例えば、ユーザ入力は、図17に表示されるモデル1602の部分1700のパーツ又はボリュームを受信する。この実施例では、ユーザ入力はメニュー1704を通して受信される。メニュー1704を使用して、モデル1602の部分1700を横切って、図16のグラフィカルユーザインターフェース1600に表示される部分1700の特定の場所に到達することができる。
このユーザ入力の結果、部分1701の対応する場所を追加のユーザ入力なしに横切ることになる。つまり、モデルのうちの一つのある場所を見るために選択すると、他のモデルの対応する場所が選択される。
この実施例では、メニュー1704にはコマンド1706が含まれる。図示したように、コマンド1706には、上部1708、下部1710、側部1714、斜視図1716、拡大1718、及び縮小1720が含まれる。この実施例では、モデル1602の異なる図を表示するために、上部1708、下部1710、側部1714、及び斜視図1716が使用される。この結果、モデル1602のある場所の特定の図が、モデル1604の対応する場所の図とともに表示される。
例えば、オペレータが部分1700のある場所を選択する。この場所は、座標一式、パーツ識別子、又はこれらの何らかの組み合わせの形態である。部分1700のその場所を選択すると、追加のユーザ入力を要さずに、部分1701における対応する場所が選択される。
その後、オペレータは上部1708、下部1710、側部1714、及び斜視図1716のうちの一つを選択して、選択された部分の特定の図を取得する。特定の図を選択した結果、部分1700と部分1701の両方の同じ図が表示される。
メニュー1704では、拡大1718を使用して図を拡大する。対照的に、縮小1720を使用して図の大きさを縮小する。この実施例では、図の大きさの変更は部分1700と部分1701の両方に対して行われる。
この実施例では、部分1700が、ボリューム又は他の構成物に加えて、又はそれらの代わりにパーツを使用して識別された場合に、フィールド1722を使用して、パーツの識別を入力する。このパーツは、この実施例ではモデル1602、又はモデル1604のいずれかである。パーツがあるモデルにおいて場所を識別するのに使用された場合、その場所を使用して、表示する他のモデルにおいて対応する場所が識別される。
さらに別の実施例では、オペレータはモデル1602又はモデル1604を図を使って横切ることができる。例えば、オペレータはポインタを特定の場所に移動して、モデル1602のその場所を選択する。この選択により、その場所の拡大図が表示される。例えば、選択された場所周囲のボリュームが識別され、表示される。同様に、モデル1604の対応する場所とボリュームが識別され、表示される。いうまでもなく、コンピュータ支援設計モデルなどのモデルを操作するために使用される任意の種類のグラフィック操作を使用して、モデル1602及びモデル1604の異なる場所へ移動することが可能である。
次に図18〜20を参照する。図18〜20は、一実施形態によるモデル間のパーツの比較結果を表示するグラフィカルユーザインターフェースの図である。これらの実施例のグラフィカルユーザインターフェースは、図2のグラフィカルユーザインターフェース208の実装態様の一例である。
これらの実施例では、図18〜20の図は、互いに対応する2つのモデルにおける場所を並べて示したものである。第1航空機のモデル1602において場所を変更すると、表示されている第2航空機のモデル1604における場所も対応して変更される。これにより、オペレータが一つのモデルで場所を変更することができる。表示の変更は、両方のモデルに対して行われ、オペレータには両方のモデル内の対応する場所が示される。
図18は、一実施形態によるパーツの比較結果を示すグラフィカルユーザインターフェースの別の図である。図示したように、表示デバイス1801上のグラフィカルユーザインターフェース1800は、ウィンドウ1802に第1航空機の場所を表示し、ウィンドウ1804に第2航空機の場所を表示する。具体的には、これら2つの図は、図17の部分1700及び部分1701のさらなる詳細図である。例えば、ウィンドウ1802は、部分1700の場所のさらなる詳細図である。ウィンドウ1804は、部分1701の場所のさらなる詳細図である。これら2つの場所は、この実施例では、互いに対応する場所である。
具体的には、これら2つの図は同じ場所のものであり、この実施例では2機の航空機のモデルから生成されたものである。さらに、これらの2つの図は、この実施例では同じ視点からのものである。ウィンドウ1802とウィンドウ1804は、特定の実装態様により、同じ表示デバイスに表示される、又は異なる表示デバイスに表示される。
図示したように、ウィンドウ1802とウィンドウ1804はこの図においては並んで表示される。この実施例では、ウィンドウ1802とウィンドウ1804に表示される場所は、2機の航空機のモデルのそのボリュームの同じ場所に対するものである。つまり、ウィンドウ1802に表示されるその場所は、ウィンドウ1804に表示される場所に対応する。この場所は、航空機の両方のモデルに対し同じ航空機座標を使用して示される。
この実施例では、収納1806はウィンドウ1802に表示される。この同じ対応場所において、化粧室1808がウィンドウ1804に表示される。これにより、オペレータは、同じ種類の航空機の異なるビルド間の差をさらに簡単に視覚化することができる。
さらに、この特定例において、グラフィックインジケータ1810は、ウィンドウ1802の収納1806に関連付けられて表示される。グラフィックインジケータ1812は、ウィンドウ1804の化粧室1808に関連付けられて表示される。グラフィックインジケータ1810とグラフィックインジケータ1812は、この実施例において、これらのウィンドウに表示された場所の差に注目を集めるために使用される。
この実施例では、グラフィックインジケータ1810とグラフィックインジケータ1812はアイコンの形態であるが、他の種類のグラフィックインジケータも使用される。例えば、これらの実施例において使用されるアイコンに加えて、又はその代わりに、色、アニメーション、ツールチップ、及び他の適切な種類のグラフィックインジケータが使用される。ツールチップが使用される場合には、この実施例に示す2つの異なるパーツを識別するために文字列が含まれる。
次に図19を参照する。図19は、一実施形態によるパーツの比較結果を示す別のグラフィカルユーザインターフェースの図である。図示したように、オペレータは図18に示す場所から、場所を変更している。言い換えれば、オペレータは、図18に表示されるその場所から、図19に表示される場所へ飛ぶことができる。具体的には、オペレータはモデル1602とモデル1604のいずれかを見るために新しい場所を選択することができる。
モデルのうちの一つの場所の変更は、モデルをウォークスルーする、移動する、又はフライスルーする形態をとることができる。言い換えれば、キーボード、マウス、トラックボール、又は他の何らかの入力デバイス等のデバイスから受信したユーザ入力を使用して、モデル内の一つの場所から別の場所へ移動することができる。この移動は、実際の航空機を通って歩く人が見る光景と同じようなものである。例えば、モデルをウォークスルーする場合、場所の変更はX−Y平面に沿って行われる。モデルをフライスルーする場合、位置の変更はX−Y平面に制約されない。
図示したように、表示デバイス1801上のグラフィカルユーザインターフェース1800は、ウィンドウ1902に表示されるモデル1602における第1航空機の場所と、ウィンドウ1904に表示されるモデル1604における第2航空機の同じ対応する場所を表示する。
この実施例から分かるように、モデル1602の寝室1906はウィンドウ1902に示される。モデル1604の空きエリア1908は、ウィンドウ1904に示される。
図20を参照する。図20は、一実施形態によるパーツの比較結果を示すグラフィカルユーザインターフェースのさらに別の図である。この実施例では、オペレータは、図19に示す場所から別の場所へ移動する。図示したように、表示デバイス1801上のグラフィカルユーザインターフェース1800は、ウィンドウ2002にモデル1602における第1航空機の場所を表示し、ウィンドウ2004にモデル1604における第2航空機の同じ場所を表示する。
この実施例では、2機の航空機の同じ場所に対して、第1の座席構成2006がウィンドウ2002に、第2の座席構成2008がウィンドウ2004に示されている。航空機の2つの異なるビルド間の座席構成の差が、並んだ表示において視覚化される。
異なる実施例に示すビジュアライゼーションにより、オペレータが、航空機の現在の又は新たなビルドの、前のビルドと比較した差を、現在使用される技術と比べてより簡単に理解することができる。この種のビジュアライゼーションにより、航空機を組み立てるタスクのために実施される工程を理解するために必要な時間、及び訓練量が削減される。
さらに、オペレータが一つのモデルを見るために異なる場所を選択すると、このオペレータに対し、対応する場所の選択及び表示が自動的に行われる。オペレータは、モデル1602とモデル1604のいずれかにおいて場所を変更することができる。この実施例では、オペレータはある時点でモデル1602における場所を変更し、それから次の時点においてモデル1604における場所を変更することができる。この場所の変更は、ウォークスルー、フライスルー、又は他の何らかの適切な種類の移動の形態である。
図16〜20は、同じ種類の2機の航空機のモデルの比較結果からの差のビジュアライゼーションを提供するために表示されるパーツのいくつかの例としてのみ示されるものである。これらの実施例は、一実施形態を実行可能な方法を制限するものではない。例えば、航空機に関して異なる実施例が表示されているが、同様の表示を他の種類の輸送手段又はオブジェクトに対して使用可能である。例えば、グラフィカルユーザインターフェースは、自動車、船、衛星、エンジン、又は他の何らかの適切な種類のオブジェクト等のオブジェクトのセクションに対して構成される。
例えば、図18〜20の並んだ図の代わりに、互いに重なり合う異なるウィンドウが表示される。さらに別の実施例では、異なる図に表示されるパーツは、航空機の組立条件、設計された又は完成した形の航空機全体、又はこれらの何らかの組み合わせに基づいている。別の実施例では、単一の表示デバイス上に表示されるウィンドウを示したが、他の実施例ではウィンドウは異なる表示デバイス上に表示されうる。
ここで図21を参照する。図21は、一実施形態による航空機のパーツを比較するプロセスのフロー図である。図21に示すプロセスは、図1の航空機104と航空機140等の異なる航空機のパーツを比較するのに使用される。異なる工程はオブジェクトマネージャ124において実行される。具体的には、図21の一又は複数の異なる工程は、図2のオブジェクトマネージャ124の航空機コンパレータ236を使用して実行される。
このプロセスは、第1顧客オプションを有する第1航空機の第1モデルを識別することによって開始される(工程2100)。このプロセスでは次に、第2顧客オプションを有する第2航空機の第2モデルを識別する(工程2102)。第1モデルの第1顧客オプションを有する第1航空機の第1パーツと、第2モデルの第2顧客オプションを有する第2航空機の第2パーツを比較して、比較結果を形成する(工程2104)。第1パーツと第2パーツは、第1航空機と第2航空機のいくつかの又はすべてのパーツである。第1航空機は前に組み立てられた航空機であり、第2航空機はこれから組み立てられる航空機である。他の実施例では、第1航空機と第2航空機は両方すでに組み立てられている場合がある。さらに別の実施例では、航空機のうちの1機は、顧客オプションが顧客へ提供が可能なように設計されている航空機である場合がある。
このプロセスでは次に、第1の場所の第1パーツと第2の場所の第2パーツのグラフィック表現を表示システム上に同時に表示し(工程2108)、その後プロセスは終了する。工程2108において同時に、2つの場所が表示システム上において視聴者に同時に表示される。工程2108では、第2航空機の第2の場所は、第1航空機の第1の場所に対応する。この差の表示を使用して、オペレータは現在の航空機が組み立てられるべき方法をより迅速に理解することができる。
次に図22を参照する。図22は、一実施形態による第1航空機と第2航空機の場所を識別するプロセスのフロー図である。図22に示すプロセスは、航空機のモデルにおける対応する場所を識別するために使用される。
このプロセスは、第1航空機の第1モデルの第1の場所の座標を識別することによって開始される(工程2200)。工程2200では、第1の場所は任意の数の異なる方法で識別される。たとえば、第1の場所は、航空機のパーツを識別するユーザ入力から識別される。別の実施例では、第1の場所は、第1航空機における座標を提供するユーザ入力に基づいて識別される。さらに別の実施例では、第1の場所は、一つの場所から別の場所への移動を図で選択するユーザ入力を通して識別される。
これらの実施例では、座標は、第1モデルにおいて使用される第1航空機の飛行機座標である。航空機のモデルに使用される任意の座標系は、第1航空機の第1モデルにおいてパーツを見つけるために使用される。
このプロセスでは次に、第1航空機の第1モデルの第1の場所に対応する第2航空機の第2モデルの第2の場所の座標が識別され(工程2202)、その後プロセスは終了する。両方のモデルにおいて同じ座標系が使用される場合、第1の場所の座標と第2の場所の座標は同じ値となる。
別の実施例では、両方のモデルにおいて異なる座標系が使用される場合、第2モデルの座標系は、第1モデルの座標系に変換される。同様に、この実施例では、第1モデルの座標系が第2モデルの座標系に変換される。
たとえば、第1モデルの原点は操縦室であり、第2モデルの原点は客室である。第2モデルの座標は、第2モデルの原点も操縦室の同じ場所となるように変換される。あるいは、互いに対応する座標のマッピングが使用される。これにより、各モデルの原点の座標が識別され、一つのモデルの原点はほかのモデルの原点と一致するように変換され、これにより両方のモデルの原点が同じ場所になる。
図23は、一実施形態による、比較のために第1パーツと第2パーツを識別するプロセスのフロー図である。図23に示す工程は、図21の工程2104の実装態様の一例である。
このプロセスは、第1航空機の第1モデルの第1ボリュームを識別することによって開始される(工程2300)。このプロセスでは次に、第2航空機の第2モデルの第2ボリュームが識別される(工程2302)。この第2ボリュームは第1ボリュームに対応するものである。つまり、第2ボリュームは第1ボリュームの識別に基づくものである。これらの実施例では、2つのボリュームには同じパーツが含まれ、同じ寸法を有する。
次いで、このプロセスでは、第1ボリュームの第1パーツが識別される(工程2304)。プロセスでは、次に、第2ボリュームの第2パーツが識別され(工程2306)、プロセスはその後終了する。
いうまでもなく、これらの実施例では、パーツはボリュームを選択するユーザ入力から識別される。これらのボリュームは航空機の一部またはすべてである。ほかの実施例では、パーツは、パーツのリストから第1パーツを選択するユーザ入力から識別される。第2パーツは、これらの実施例では第1パーツと同じ場所にあるパーツである。さらに別の実施例では、ボリュームは、第1の場所と第2の場所の座標に基づくものである。これらの座標は、図22の工程によって識別される座標等の座標であってよい。
ここで図24を参照する。図24は、一実施形態によるモデルにおいてボリュームを識別するプロセスのフロー図である。このプロセスは、図23の工程2300と工程2302の実装態様の一例である。
このプロセスは、表示デバイス上のグラフィカルユーザインターフェースに航空機のセクションを表示することによって開始される(工程2400)。このセクションは、航空機の組立て用に製造されたセクションに対応し、このセクションは選択可能である。このプロセスでは次に、グラフィカルユーザインターフェースに表示されたセクションから一セクションの選択が検出される(工程2402)。
次に、このプロセスでは、第1モデルの第1ボリュームを、グラフィカルユーザインターフェースに表示されたセクションから選択されたセクションに対応するボリュームとして識別する(工程2404)。
このプロセスでは次に、第2モデルの第2ボリュームを、グラフィカルユーザインターフェースに表示されたセクションから選択されたセクションに対応するボリュームとして識別する(工程2406)。この実施例では、第2ボリュームは、第1ボリュームと実質的に同一である。つまり、第1ボリュームと第2ボリュームは、この種の航空機の同じ座標を使用して画定される。同じ座標において、第1ボリュームと第2ボリューム内に包含されるパーツは、2機の航空機の間で異なる。その後プロセスは終了する。
次に図25を参照する。図25は、一実施形態によるオブジェクトのステートを識別するプロセスのフロー図である。この実施例では、本方法を使用して、航空機等のオブジェクトのクエリが視覚的に行われる。このプロセスは、図1のオブジェクトマネージャ124を使用して実施可能である。具体的には、図2に示すオブジェクトマネージャ124の一又は複数の異なるコンポーネントを使用して、航空機のクエリを視覚的に行う。具体的には、このプロセスは、図1のオブジェクトマネージャ124のオブジェクトビジュアライゼーションシステム134に位置づけされる。この図に示すプロセスを使用して、別の航空機と差があると識別された航空機の一部分に存在するパーツが識別され、この図に表示されているパーツは、航空機の特定のステートに存在するパーツである。これらの実施例では、特定のステートは、航空機の組立条件である。
これらの実施例では、このプロセスを使用して、航空機等のオブジェクトのステートが識別される。このステートは、組立条件である。
このプロセスは、オブジェクトのモデルを識別することによって開始される(工程2500)。この実施例では、オブジェクトのモデルは、上述したように任意の数の方法で識別される。例えば、モデルは、モデルのリストからモデルを選択することによって識別される。別の実施例では、モデルは、図9のグラフィカルユーザインターフェース900等のグラフィカルユーザインターフェースを使用して視覚的に識別される。
次に、このプロセスでは、オブジェクトの組立てステートからステートを識別する(工程2502)。これらの実施例では、ステートは、製造施設内のオブジェクトの位置に基づくものである。他の実施例では、ステートは、他の基準に基づくものである。例えば、この基準は、航空機の場所に加えて、又はその代わりに時間に基づくものである。このような実施例では、ステートはオブジェクトの組立条件でありうる。
このプロセスでは次に、オブジェクトに対して選択されたステートにおいて、オブジェクトに存在するパーツを識別する(工程2504)。このようなパーツは、特定のステートの航空機のために組み立てられているパーツである。この結果、選択されたステートが保留となり、オブジェクトはこのステートにおいて異なるパーツを有しうる。
このプロセスでは次に、表示デバイス上のグラフィカルユーザインターフェースに、オブジェクトについて選択されたステートにおいて航空機に存在するパーツを表示し(工程2506)、その後プロセスは終了する。いくつかの実施例では、航空機のセクションは、グラフィカルユーザインターフェースに選択されるステートにおいて、航空機に存在するパーツを有して表示される。つまり、グラフィカルユーザインターフェース1100と同様の表示を使用して、セクション1102が表示される。このセクションは、航空機の組立用に製造されるセクションに対応する。
つまり、航空機に対して表示されるセクションは、ステートによって変わる。例えば、図11のグラフィカルユーザインターフェース1100における航空機のステートは、図12のグラフィカルユーザインターフェース1200における航空機のステートとは異なる。異なるステートに対して異なるセクションが存在する。加えて、同じセクション内で、異なるパーツが、それまで組み立てられたパーツに基づいて存在しうる。
さらに、このセクションも実施例において選択可能である。これらのセクションを選択する能力は、様々な機構を通して得られる。この実施例では、グラフィカルユーザインターフェースに表示されるセクションに関連するホットスポットを通して選択可能性が得られる。さらに、セクションは、工程2506の拡大図において表示される。
次に図26を参照する。図26は、一実施形態によるオブジェクトの現在のステートを識別するプロセスのフロー図である。この実施例では、本方法を使用して、航空機等のオブジェクトのクエリを視覚的に行って、この航空機のためにどのパーツが実際に組み立てられたかを判断する。このプロセスは、図1のオブジェクトマネージャ124を使用して実施可能である。具体的には、図2に示すオブジェクトマネージャ124の一又は複数の異なるコンポーネントを使用して、航空機のクエリを視覚的に行う。
これらの実施例では、この現在のステートは、航空機のビルドサイクルに基づくものである。このビルドサイクルは、組立て中の航空機の特定の位置である。これらの実施例では、ビルドサイクルは、工事命令インスタンスから識別される。
このプロセスは、航空機のモデルを識別することによって開始される(工程2600)。このプロセスでは次に、航空機の組立ての現在のステートを識別する(工程2602)。
その後、このプロセスでは、航空機の組立ての現在のステートに対して、航空機に存在するパーツを識別する(工程2604)。航空機の組立ての現在のステートに対して航空機に存在するパーツを、表示デバイス上のグラフィカルユーザインターフェースに表示し(工程2606)、その後プロセスは終了する。
次に図27を参照する。図27は、一実施形態による航空機の組立ての現在のステートにおいて航空機に存在するパーツを識別するプロセスのフロー図である。図27に示すプロセスは、図26の工程2604の実装態様の一例である。
このプロセスは、工事命令データベースにアクセスすることによって開始される(工程2700)。工事命令データベースは、例えば図2の工事命令データベース212である。このプロセスでは次に、航空機の組立てにおいて完了している一連の工事命令インスタンスを識別する(工程2702)。工程2702では、この一連の工事命令インスタンスは、航空機の組立てが開始されてから完了しているすべての工事命令インスタンスである。他の実施例では、この一連の工事命令インスタンスは、航空機の現在の位置において完了しているもののみである。
このプロセスでは次に、一連の工事命令インスタンスから、航空機に存在するパーツを識別し(工程2704)、その後プロセスは終了する。これらの実施例では、一連の工事命令インスタンスは、図6の工事命令インスタンス600と同様のものである。パーツの識別は、図6の工事命令インスタンス600のパーツ識別子608を使用して行われる。
次に図28A、28B、及び28Cを参照する。図28A、28B、及び28Cは、一実施形態による、多数の航空機のパーツ間の差を識別するプロセスのさらに詳しいフロー図である。このプロセスは、ステート、具体的には航空機の組立条件を識別する一実施例である。図28A、28B、及び28Cに示すプロセスは、図1のオブジェクトマネージャ124で実施される。具体的には、このプロセスは、オブジェクトビジュアライゼーションシステム134のパーツである。図示した一又は複数の工程は、図2のオブジェクトビジュアライザ204を使用して実施される。
このプロセスは、製造施設の一群の建造物を示すグラフィカルユーザインターフェースを表示することによって開始される(工程2800)。グラフィカルユーザインターフェースには、選択できる建造物のホットスポットが含まれる。ホットスポットとは、選択すると作用を引き起こすグラフィカルユーザインターフェースの一部分である。これらの実施例では、建造物は、オペレータによって選択されるホットスポットである。
このプロセスでは次に、建造物を選択するユーザ入力を受信する(工程2802)。この実施例では、各建造物を使用して、特定の航空機が組み立てられる。この特定の航空機は、特定の種類の航空機である。ある場合には、2つ以上の建造物を使用して同じ種類の航空機が組み立てられるが、特定の航空機は、特殊なオプションを有する顧客のための特殊なビルドである。つまり、同じ種類の異なる航空機は、同じ種類であっても異なるオプションを扱う異なる建造物において組み立てられる。
次に、製造施設の一連の建造物のうちの建造物を選択することによって、第1航空機の第1モデルが識別される(工程2803)。第1航空機は、選択された建造物で組み立てられる航空機である。第2航空機の第2モデルが識別される(工程2804)。第2モデルは、この実施例において同じ種類の航空機の他のモデルから第1航空機として選択される。
建造物の位置が識別される(工程2805)。各建造物は、組み立てられている航空機に対して異なる位置を有する。さらに、建造物が同じ位置を有する場合であっても、特定の建造物の特定の位置における航空機のステータスは、他の建造物とは異なる。さらに、同じ位置であっても、異なる航空機は異なる建造物の位置において組み立てられる。
この位置は、グラフィカルユーザインターフェースに表示される(工程2806)。これらの実施例では、異なる位置は、オペレータによって入力されるユーザ入力を通して選択されるホットスポットである。このプロセスでは次に、位置を選択するユーザ入力を受信する。
このプロセスでは次に、位置の選択に基づいて第1航空機のセクション図を識別する(工程2808)。この実施例では、各位置は、表示される異なるセクション図を有する。ある位置における第1航空機のセクションは、これらの実施例において選択された位置において製造されるセクションである。このセクション図には、その特定の位置のセクションが含まれる。
図示したように、セクション図は例えば、図2のセクション図224のうちのセクション図223である。異なるセクション図は、この実施例では異なる位置において存在する。図11のセクション図1105と、図12のセクション図1205は、工程2808の第1航空機について選択される位置によって選択されるセクション図の例である。
これらの実施例では、セクション図は、その位置において航空機に存在するパーツについて選択されたものである。これらは、前の位置において第1航空機の組立てからすでに存在するパーツである、又は選択された位置において組み立てられるパーツである。
プロセスでは次に、第1航空機のセクションを表示する(工程2810)。工程2810では、セクションは航空機のセクション図に表示される。さらに、異なるセクションは、オペレータによって入力されるユーザ入力によって選択されるホットスポットに関連付けられて表示される。このプロセスでは次に、グラフィカルユーザインターフェースに表示されるセクションからセクションの選択を検出する(工程2812)。工程2812では、セクションはボリューム識別子に関連付けられたホットスポットを有する。航空機のセクションの選択には、その航空機に関連付けられたホットスポットの選択が含まれる。ホットスポットにより、図2のボリューム識別子222等のボリューム識別子が指し示される。ある場合には、ホットスポットは、ボリューム識別子を指し示すリンクである。例えば、ホットスポットは、ボリューム識別子を識別するのに使用されるインデックスである。
このプロセスでは次に、グラフィカルユーザインターフェースに表示されるセクションから、第1航空機について選択されたセクションに対応する第1モデルの第1ボリュームを識別する(工程2814)。このプロセスでは、第2ボリュームが第1ボリュームに対応する第2航空機の第2モデルにおいて、第2ボリュームも識別する(工程2815)。
これらの実施例では、航空機の各セクションは、その航空機の第1ボリュームに関連付けられている。第1ボリュームは、セクションに対して選択されたホットスポットが指し示すボリューム識別子を使用して、セクション図のセクションに関連するボリューム識別子から識別される。ボリューム識別子には、第1ボリュームを画定する情報が含まれる。例えば、ボリューム識別子222には、図5に示すボリュームディスクリプタ502が含まれる。具体的には、ボリューム識別子には、モデルのボリュームを画定する一連の座標が含まれる。
次に、このプロセスでは、第1航空機の組立てのステートから一つのステートを識別する(工程2816)。これらの実施例では、組立てのステートは、製造施設内の第1航空機の位置に基づく組立条件である。
このプロセスでは、第1航空機に対して識別されたステートの第1航空機のセクションを表示する(工程2817)。この表示はたとえば、図11のグラフィカルユーザインターフェース1100、又は図12のグラフィカルユーザインターフェース1200の表示である。
このプロセスでは次に、選択されたセクションに対応する第1モデルにおいて、第1ボリュームのステートに対して存在する第1パーツを識別する(工程2818)。存在するこれらのパーツは、その航空機の特定のステートに対して存在するパーツである。
このプロセスでは次に、対応する第2航空機の現在の組立てステートに対し、第2航空機の第2モデルにおける第2ボリュームに存在する第2パーツを識別する(工程2820)。工程2820では、第2航空機は、組み立てられる第1航空機と同じ種類のものであってよい。対応する第2航空機の現在の組立てステートとは、対象の第1航空機の現在の組立てステートに対応する、前に組み立てられた航空機の組立てステートである。つまり、第1航空機が組立てライン上の特定の位置にある場合、対応する第2航空機の組立てステートは、組立てライン上の同じ位置における航空機の組立てステートである。
第1モデルにおける第1航空機の第1パーツと、第2モデルにおける第2航空機の第2パーツの比較が行われ、比較結果が形成される(工程2822)。この比較は、選択されたボリュームの、2機の航空機のパーツ間の差を識別するために行われる。
このプロセスでは次に、第1パーツと第2パーツとの比較結果から、第1パーツと第2パーツの間の差を示す第1パーツと第2パーツのグラフィック表現を表示する(工程2824)。この実施例では、グラフィック表現の表示は、図16〜20の表示デバイス1606上に表示されるもの等の表示を使用して行われる。これにより、2機の航空機のモデルの対応する場所において、第1パーツと第2パーツの同期表示が表示される。
モデルのうちの一つにおいて、新たな場所が選択されているか否かが判断される(工程2826)。このような実施例では、新たな場所は、任意の数の様々な方法を用いて選択される。例えば、新たな場所は、新たなパーツを選択するユーザ入力、新たな座標を入力するユーザ入力、モデルのうちの一つにおいて場所を図を使って選択するユーザ入力のうちの少なくとも一つ、又は他の適切な方法によって選択される。この新たな場所は、いずれかのモデルにおいて選択される。
モデルのうちの第1モデルにおいて新たな場所が選択された場合、対応する場所は、モデルのうちの第2モデルにおいて識別される(工程2828)。これらの実施例では、この対応する場所は、図22の工程を使用して識別される。
このプロセスでは次に、新たな場所において第1航空機の第1パーツのグラフィック表現を表示する(工程2830)。このプロセスでは、第1モデルにおける新たな場所に対応する、他のモデルにおける一つの場所にある第2航空機の第2パーツのグラフィック表現も表示される(工程2832)。これらの実施例では、工程2830と工程2832は、2機の航空機からの対応する図の同期表示がオペレータに提示されるように、実質的に同時に実行される。このプロセスはその後、工程2826に戻る。
工程2826を再度参照する。新たな場所が選択されない場合、航空機の新たなセクションが航空機の位置に対して選択されているか否かが判断される(工程2834)。新たなセクションが選択されている場合には、プロセスは上述のように工程2812に戻る。
新たなセクションが選択されていない場合、その航空機の新たな位置が選択されているか否かが判断される(工程2836)。新たな位置が選択されている場合には、プロセスは上述のように工程2808に戻る。新たな位置が選択されていない場合、このプロセスでは、新たな建造物が選択されているか否かが判断される(工程2838)。新たな建造物が選択されている場合には、プロセスは工程2803に戻る。そうでない場合、このプロセスでは、オペレータによって選択された工程を実行し(工程2840)、その後プロセスは工程2824に戻る。工程2840では、オペレータはボリュームにおいて表示されたパーツを回転させる、表示を拡大する、パーツを取り外す、パーツに注訳をつける、又はボリュームにおいて表示されたパーツに対して他の工程を実行する。
次に図29を参照する。図29は、一実施形態による、セクションをグラフィカルユーザインターフェースに表示するプロセスのフローチャートである。図29に示す異なる工程は、図28Bの工程2822の実装態様の一例である。
このプロセスでは、完全なステートにある航空機に存在するパーツを識別する(工程2900)。その後、このプロセスでは、第2の一連のパーツを形成するために選択されたステートにある航空機に存在するパーツを識別する(工程2902)。完全なステートにある航空機に存在するパーツから第2の一連のパーツを引いて、第1の一連のパーツを識別する(工程2904)。
このプロセスでは、選択されたステートにある航空機のセクションにはないボリュームの第1の一連のパーツが隠される。ボリュームにおいて隠されていない第2の一連のパーツが、グラフィカルユーザインターフェースにおいて選択されたセクションを表示するために表示され(工程2908)、その後プロセスは終了する。
ここで図30を参照する。図30は、一実施形態によるパーツ間の差を示す図を管理するプロセスのフロー図である。図30に示すプロセスは、図28Cの工程2840において実行される工程の一実施例である。
このプロセスは、第1パーツと第2パーツの比較結果から、第1パーツと第2パーツとの間の差を示す、表示される第1パーツと第2パーツのグラフィック表現の画像を生成することによって開始される(工程3000)。このプロセスでは次に、画像を保存し(工程3002)、その後プロセスは終了する。
具体的には、図30に示すプロセスは、オペレータが後の時点で、同じ種類の航空機の異なるビルド間の差を視覚化するために使用する。たとえば、このプロセスを使用して生成された画像は、図2の工事命令データベース212の工事命令インスタンス132に含まれる。具体的には、これらの画像は、工事命令インスタンス132に存在する命令に加えて見ることができるものである。
例えば、図6の工事命令インスタンス600では、命令612は、航空機の現在のビルドの場所における収納ユニットの組立てを記述したものである。同じ種類の航空機の前のビルドでは、異なる顧客オプションにより、その場所に化粧室を組み立てることが求められる場合がある。
図30のプロセスを使用して生成された画像には、工事命令インスタンス600の命令612が含まれる。この差の視覚化により、命令612によって記述される工事命令インスタンス600のタスク605にオペレータを慣れさせ、実行させる手助けとなる。
図示した異なる実施形態でのフロー図及びブロック図は、一実施形態で実装可能な装置及び方法の構造、機能性、及び工程を示している。これに関し、フロー図又はブロック図の各ブロックは、1つの工程又はステップの1つのモジュール、セグメント、機能及び/又は部分を表わすことができる。例えば、ブロックの一又は複数は、ハードウェア内でプログラムコードとして、又はプログラムコードとハードウェアの組合せとして実施可能である。ハードウェアにおいて実施されるとき、ハードウェアは、例えば、フロー図又はブロック図の一又は複数の工程を実施するように製造又は構成された集積回路の形態をとることができる。プログラムコードとハードウェアを組み合わせて実施されるときは、ファームウェアの形態となる。
一実施形態の幾つかの代替的な実装態様では、ブロックに記載された1つ又は複数の機能は、図中に記載の順序を逸脱して現れることがある。例えばある場合、含まれる機能性によっては、連続して示される二つのブロックは実質的に同時に実行される場合があり、又はブロックは時に逆の順序で実行されうる。また、フロー図又はブロック図に描かれているブロックに加えて他のブロックが追加されることもありうる。
ある実施例では、セクションは図25の工程2506の拡大図に表示されない。代わりに、セクションは、ホットスポットを通して異なるセクションが選択される航空機全体として表示される。異なるセクションは、この種の実装態様では、線、または他のグラフィックインジケータを使用して提示される。
ここで図31を参照する。図31は、一実施形態によるデータ処理システムのブロック図である。データ処理システム3100を使用して図1のコンピュータシステム126を実装することができる。この実施例では、データ処理システム3100は通信フレームワーク3102を含み、これによりプロセッサユニット3104、メモリ3106、永続(固定)記憶域3108、通信ユニット3110、入出力ユニット3112、及び表示装置3114の間の通信が行われる。この実施例では、通信フレームワークはバスシステムの形態をとることができる。
プロセッサユニット3104は、メモリ3106に読み込まれうるソフトウェアに対する命令を実行するように働く。プロセッサユニット3104は、特定の態様に応じて、任意の数のプロセッサ、マルチプロセッサコア、または他の何らかの種類のプロセッサであってよい。
メモリ3106及び固定記憶域3108は、記憶デバイス3116の例である。記憶デバイスは、例えば、限定しないが、データ、機能的な形態のプログラムコード、及び/又は他の適切な情報などの情報を、一時的に及び/又は永続的に記憶することができる任意の個数のハードウェアである。記憶デバイス3116は、このような実施例ではコンピュータ可読記憶デバイスと呼ばれることもある。これらの実施例では、メモリ3106はたとえば、ランダムアクセスメモリまたは任意の他の適切な揮発性または不揮発性の記憶デバイスであってもよい。固定記憶域3108は特定の実装態様に応じて様々な形態をとりうる。
例えば、固定記憶域3108は、一又は複数のコンポーネント又はデバイスを含みうる。例えば、固定記憶域3108は、ハードドライブ、フラッシュメモリ、書換え型光ディスク、書換え可能磁気テープ、又はそれらの何らかの組み合わせである。固定記憶域3108によって使用される媒体は着脱式であってもよい。例えば、着脱式ハードドライブは固定記憶域3108に使用することができる。
通信ユニット3110はこれらの例では、他のデータ処理システム又はデバイスとの通信を提供する。このような実施例では、通信ユニット3110はネットワークインターフェースカードである。
入出力ユニット3112は、データ処理システム3100に接続される他のデバイスとのデータの入出力を可能にする。例えば、入出力ユニット3112は、キーボード、マウス、及び/又は他のなんらかの好適な入力デバイスを介してユーザ入力への接続を提供することができる。さらに、入出力ユニット3112は出力をプリンタに送ることができる。表示装置3114はユーザに情報を表示するメカニズムを提供する。
オペレーティングシステム、アプリケーション、及び/又はプログラムに対する命令は、通信フレームワーク3102を介してプロセッサユニット3104と通信する記憶デバイス3116内に位置付けされる。種々の実施形態のプロセスは、メモリ(例えば、メモリ3106)に位置付けされる、コンピュータで実行される命令を使用して、プロセッサユニット3104によって実行される。
これらの命令は、プログラムコード、コンピュータで使用可能なプログラムコード、又はコンピュータ可読プログラムコードと呼ばれ、プロセッサユニット3104内のプロセッサによって読取及び実行することができる。異なる実施形態のプログラムコードは、メモリ3106又は固定記憶域3108など、異なる物理的な又はコンピュータ可読記憶媒体上に具現化しうる。
プログラムコード3118は、選択的に着脱可能でコンピュータ可読媒体3120上に機能的な形態で配置され、プロセッサユニット3104で実行用のデータ処理システム3100に読込み又は転送することができる。プログラムコード3118及びコンピュータで読込可能な媒体3120は、このような実施例ではコンピュータプログラム製品3122を形成する。
1つの実施例では、コンピュータ可読媒体3120は、コンピュータ可読記憶媒体3124又はコンピュータ可読信号媒体3126であってもよい。これらの実施例では、コンピュータ可読記憶媒体3124は、プログラムコード3118を伝搬又は送信する媒体よりはむしろプログラムコード3118を記憶するために使用される物理的な又は有形の記憶デバイスである。
代替的には、プログラムコード3118は、コンピュータ可読信号媒体3126を使用してデータ処理システム3100に転送することができる。コンピュータ可読信号媒体3126は、例えば、プログラムコード3118を含む伝播データ信号である。例えば、コンピュータ可読信号媒体3126は、電磁信号、光信号、及び/又は他の任意の適切な形式の信号である。これらの信号は、無線通信リンク、光ファイバケーブル、同軸ケーブル、有線、及び/又は他の任意の適切な形式の通信リンクなどの通信リンクによって伝送される。
データ処理システム3100に例示されている種々のコンポーネントは、アーキテクチャ的に制限するものではなく、種々の実施形態が実行可能である。各種の実施形態は、データ処理システム3100の例示コンポーネントに加えた及び/又は代えたコンポーネントを含む、データ処理システム内に実装できる。図31に示した他のコンポーネントは、図示の実施例のものと異なってよい。様々な実施形態を、プログラムコード3118を実行できる任意のハードウェアデバイスまたはシステムを使用して実装できる。
本発明の実施形態は、図32に示す航空機の製造及び保守方法3200、及び図33に示す航空機3300の観点から説明することができる。まず図32に注目すると、一実施形態による航空機の製造及び保守方法のブロック図が示されている。製造前の段階では、航空機の製造及び保守方法3200は、図33の航空機3300の仕様及び設計3202、並びに材料の調達3204を含む。
製造段階では、図33の航空機3300のコンポーネント及びサブアセンブリの製造3206と、システム統合3208とが行われる。その後、図33の航空機3300は認可および納品3210を経て運航3212に供される。顧客による運航3212中、図33の航空機3300は、定期的な整備および点検3214(改造、再構成、改修、およびその他の整備または点検を含み得る)がスケジューリングされる。
航空機の製造及び保守方法3200の各プロセスは、システムインテグレーター、第三者、及び/又はオペレータによって実施又は実行されることがある。これらの実施例では、オペレータは顧客である。本明細書の目的のために、システムインテグレーターは、限定しないが、任意の数の航空機メーカー、及び主要システムの下請業者を含むことができ、第三者は、限定しないが、任意の数のベンダー、下請業者、及び供給業者を含むことができ、オペレータは、航空会社、リース会社、軍事団体、サービス機関などであってもよい。
次に図33を参照すると、一実施形態で実装されうる航空機のブロック図が示されている。この実施例では、航空機3300は、図32の航空機の製造及び保守方法3200によって製造されたものであり、複数のシステム3304及び内装3306を有する機体3302を含む。システム3304の例には、推進システム3308、電気システム3310、油圧システム3312、および環境システム3314の1つ以上が含まれる。任意の数の他のシステムが含まれてもよい。航空宇宙産業の例を示したが、自動車産業などの他の産業に異なる実施形態を適用することができる。
本明細書で具現化した装置及び方法は、図32の航空機の製造及び保守方法3200のうちの少なくとも一つの段階で使用可能である。たとえば、システム統合3208中に1つ以上の実施形態を実施することができる。異なる実施例を実施して、情報を識別して航空機3300上でパーツを組み立てるタスクを実行することができる。
具体的には、航空機の視覚的クエリを使用して、工事命令インスタンスのタスクを実行する、またはタスクが実行された場所を識別することができる。さらにまた、整備及び点検3214中に実施形態が実施されてもよい。例えば、オペレータが視覚的クエリを行い、これを見て、整備、機能向上、改修、整備及び点検3214中の他の工程においてパーツを組み立てるタスクを実行するための航空機についての情報は、一実施形態を使用して識別される。
ここで図34を参照すると、一実施形態による航空機管理システムのブロック図が示される。航空機管理システム3400は、物理的なハードウェアシステムである。この実施例では、航空機管理システム3400は、製造システム3401、または航空機整備システム3402のうちの少なくとも一つを含む。
製造システム3401は、図33の航空機3300等の製品を製造するように構成される。これにより、製造システム3401は、この実施例において航空機製造システムの形態である。図示したように、製造システム3401には製造機器3403が含まれる。製造機器3403には、加工機器3404又は組立て機器3406の少なくとも一つが含まれる。
加工機器3404は、航空機3300を形成するのに使用するパーツのコンポーネントを加工するために使用される機器である。例えば、加工機器3404には機械及びツールが含まれる。これらの機械及びツールは、ドリル、油圧プレス、燃焼室、型、複合テープレーヤ、真空システム、施盤、又は他の適切な種類の機器のうちの少なくとも一つである。加工機器3404を使用して、金属パーツ、複合パーツ、半導体、回路、ファスナー、リブ、外板、スパー、アンテナ、又は他の適切な種類のパーツのうちの少なくとも一つが加工される。
組立て機器3406は、航空機3300を形成するパーツを組み立てるために使用される機器である。具体的には、組立て機器3406を使用して、航空機3300を形成するコンポーネント及びパーツが組み立てられる。組立て機器3406には、機械及びツールも含まれる。このような機械及びツールは、ロボットアーム、クローラ、ファスナー設置システム、レールベースのドリルシステム、又はロボットのうちの少なくとも一つである。組立て機器3406を使用して、座席、水平安定板、翼、エンジン、エンジンハウジング、着陸ギアシステム、及び航空機3300の他のパーツ等のパーツが組み立てられる。
この実施例では、航空機整備システム3402には整備機器3424が含まれる。整備機器3424には、航空機3300の整備を実行するのに要するすべての機器が含まれる。この整備には、航空機3300のパーツに異なる工程を実行するツールが含まれる。このような工程には、パーツの分解、パーツの改修、パーツの検査、パーツの再加工、配置パーツの製造、又は航空機3300の整備を実行する他の工程のうちの少なくとも一つが含まれる。このような工程は、定例整備、検査、改良、改修、又は他の種類の整備工程のためである。
この実施例では、整備機器3424には、超音波探傷検査デバイス、X線撮像システム、ビジョンシステム、ドリル、クローラ、及び他の適切なデバイスが含まれる。ある場合には、整備機器3424には、加工機器3404、組立て機器3406、又は整備に必要なパーツを生産し組み立てる加工機器3404と組立て機器3406の両方が含まれる。
航空機管理システム3400には、制御システム3408も含まれる。制御システム3408はハードウェアシステムであり、ソフトウェア、又は他の種類のコンポーネントも含む。制御システム3408は、製造システム3401又は航空機整備システム3402のうちの少なくとも一つの工程を制御するように構成される。具体的には、制御システム3408は、加工機器3404、組立て機器3406、又は整備機器3424のうちの少なくとも一つの工程を制御する。
制御システム3408のハードウェアには、コンピュータ、回路、ネットワーク、及び他の種類の機器が含まれるハードウェアが使われる。この制御は、製造機器3403の直接制御の形態である。例えば、ロボット、コンピュータ制御機械、及び他の機器は、制御システム3408によって制御される。他の実施例では、制御システム3408は、航空機3300の製造、又は航空機3300の整備の実行において人間のオペレータ3410によって実行される工程を管理する。このような実施例では、図1のオブジェクトマネージャ124は制御システム3408において実施され、図33の航空機3300の製造又は整備のうちの少なくとも一つを管理する。
異なる実施例では、人間のオペレータ3410は、製造機器3403、整備機器3424、又は制御システム3408のうちの少なくとも一つを操作する、又は情報のやり取りをする。この情報のやりとりを実行することによって、航空機3300が製造される。
言うまでもなく、航空機管理システム3400は、航空機3300以外の他の製品を管理するように構成される。航空機管理システム3400は、航空宇宙産業における製造に対して記載しているが、航空機管理システム3400は、他の産業の製品を管理するように構成される。例えば、航空機管理システム3400は、自動車産業、及び任意の他の適切な産業の製品を製造するように構成される。
これらの実施例では、図1のオブジェクトマネージャ124は、製造システム3401において実施され、図33の航空機3300の製造が管理される。例えば、2機以上の航空機のパーツの比較結果は、航空機3300の製造の管理において有用である。例えば、航空機3300の前に製造された前の航空機のパーツ構成を航空機3300の製造プランと比較することにより、人間のオペレータ3410が,存在しうる新たなオプションに慣れることが可能になる。さらに、パーツの比較は、航空機の組立て条件に基づくものである。具体的には、組立てラインの異なる位置において航空機3300を組み立てる人間のオペレータ3410のうちの異なる人間のオペレータに対し、航空機の組み立てラインにおける様々な位置で比較が行われる。
異なる実施例では、人間のオペレータ3410は、製造機器3403又は制御システム3408のうちの少なくとも一つを操作する、又は情報のやり取りをする。この情報のやり取りを実行することによって、航空機3300が製造される。
言うまでもなく、航空機管理システム3400は、他の製品を管理するように構成される。航空機管理システム3400を航空宇宙産業に対して記載してきたが、航空機管理システム3400は、他の産業の製品を管理するように構成することができる。例えば、航空機管理システム3400は、自動車産業、及び任意の他の適切な産業の製品を製造するように構成される。
これにより、オペレータがグラフィカルユーザインターフェースを使用して航空機についての情報を視覚化することができる。このビジュアライゼーションは、コンピュータ支援設計ソフトウェアの経験及び訓練を経ていないオペレータによって工場の作業現場で実行される。この視覚的なクエリにより、オペレータが航空機又は他のオブジェクトを視覚的に見ることが可能になる。具体的には、比較は現在製造中の航空機と、前に製造された前の航空機との間で行われる。オペレータは、組立てライン上で同じ種類の航空機を製造する時に、パーツの変更につながるオプションの変更に慣れることができる。
加えて、比較は、改良、改修、又は他の工程が実行される整備中にも行われる。例えば、航空機3300の改修には、航空機3300の座席構成、又は他のモニュメントの変更が含まれる。この変更のビジュアライゼーションは、航空機3300の改修において有用である。
さらに、航空機の場所の座標があれば、オペレータなしでビジュアライゼーションが実行できる。これらの実施例では、グラフィカルユーザインターフェースが航空機のグラフィック表現を表示することによって、航空機の図を横切るために座標を使用することなく、オペレータが航空機の異なる部分を見ることが可能になる。
さらに、航空機3300の異なる組立て条件を視覚化する能力を用いて、製造システム3401によって実行される工程の管理は、航空機3300の製造時間を削減し、航空機3300の製造効率を上げ、航空機3300を製造する工事命令インスタンスの割当て効率を上げる、及び他の適切な目的を果たすように行われる。
さらに、パーツのビジュアライゼーションには、同じ種類の航空機の異なるビルド間の場所におけるパーツの組立ての差の識別が含まれる。図2のグラフィカルユーザインターフェース208を使用して提供されるビジュアライゼーションを用いて、航空機の前のビルドの特定位置のパーツの組立てに慣れているオペレータが、同じ種類の航空機の現在の、又はこれからのビルドにおける同じ位置でのパーツの組立てにより迅速に慣れることができる。
加えて、パーツのビジュアライゼーションは、第1航空機と第2航空機の同期表示を使用して同期する方法で実行される。2機の航空機の対応する場所におけるパーツの表示を通して提供される、並びの比較により、一つの航空機から別の航空機への変更の識別が行われる。この種のビジュアライゼーションにより、パーツを組み立てるオペレータが一つの航空機から別の航空機への差をより簡単に知ることができる。
さらに、この種のビジュアライゼーションは、顧客にも提供可能である。このビジュアライゼーションにより、顧客は、異なる顧客オプションの選択により発生する航空機の差を見ることができる。第1顧客オプションに基づく第1パーツを有する第1航空機の隣り合った図は、第2顧客オプションに基づく第2パーツを有する第2航空機と比較される。この種の図により、現在の構成、可能な構成、又はこれらの組み合わせをフライスルーすることが可能になる。
ビジュアライゼーションは、異なるオプションを有する同じ航空機のためにも行われる。これにより、顧客は一実施形態を使用して、航空機の異なるオプションを並べて見ることができる。このように、顧客は異なるオプションを比較するために航空機を見てフライスルーすることができる。このビジュアライゼーションは、顧客が航空機のオプションを選択する助けとなる。これにより、第1航空機と第2航空機の対応する場所のパーツ間の差が、オペレータに視覚的に表示される。
種々の実施形態の説明は、例示及び説明を目的として提供されているものであり、網羅的な説明であること、又は開示された形態に実施形態を限定することを意図していない。当業者には、多数の修正例及び変形例が明らかであろう。実施形態には2機の航空機の比較が記載されているが、他の実施形態を他の機数の航空機の比較に適用することができる。例えば、一実施形態を使用して、3機の航空機、5機の航空機、又は他の機数の航空機を比較することができる。
さらに、本発明は、以下の条項による実施形態を含む。
条項10
装置であって、
第1顧客オプションを有する第1航空機(140)の第1モデル(238)を識別し;第2顧客オプションを有する第2航空機(140)の第2モデル(240)を識別し;第1モデル(238)における第1航空機の第1パーツ(302)を、第2モデル(240)における第2航空機(140)の第2パーツ(304)と比較し;第1の場所(320)の第1パーツ(302)と第2の場所(322)の第2パーツ(304)のグラフィック表現(214)を同時に表示システム(209)上に表示するように構成されたオブジェクトマネージャ(124)を備え、第2航空機(140)の第2の場所(322)は第1航空機(140)の第1の場所(320)に対応し、第1航空機(140)と第2航空機(140)の対応する場所のパーツ間の差(246)が視覚的に表示される装置。
条項16
オブジェクトマネージャ(124)は、第1の場所(320)を示すユーザ入力を受信すると、第1航空機(140)の第1モデル(328)における第1の場所(320)を識別し;第2航空機(140)の第2モデル(330)における第1の場所(320)に対応する第2の場所(322)を識別し;第1の場所(320)の第1パーツ(302)を識別し;第2の場所(322)の第2パーツ(304)を識別するように構成される、条項10に記載の装置。
条項17
航空機製造システム (3401)であって、
製造機器(3403)の操作を制御するように構成された制御システム(3408)と、
第1顧客オプションを有する第1航空機(2803)の第1モデル(238)を識別し;第2顧客オプションを有する第2航空機(2804)の第2モデル(240)を識別し;第1モデル(238)における第1航空機の第1パーツ(302)を、第2モデル(240)における第2航空機の第2パーツ(304)と比較し;第1の場所(320)の第1パーツ(302)と第2の場所(322)の第2パーツ(304)のグラフィック表現(214)を同時に表示システム(209)上に表示するように構成され、第2航空機の第2の場所(322)は第1航空機の第1の場所(320)に対応し、第1航空機と第2航空機の対応する場所(806)のパーツ間の差(246)が視覚的に表示される、制御システム(3408)のオブジェクトマネージャ(124)
とを備える、航空機製造システム(3401)。
条項18
第1の場所(320)の第1パーツ(302)と第2の場所(322)の第2パーツ(304)のグラフィック表現(214)を表示システム(209)上に同時に表示するように構成されており、第2航空機の第2の場所(322)は第1航空機の第1の場所(320)に対応し、第1航空機と第2航空機の対応する場所(806)のパーツ間の差(246)が視覚的に表示されるオブジェクトマネージャ(124)は、第1の場所(320)の第1パーツ(302)のグラフィック表現(214)を表示システム(209)の第1表示デバイス(306)上に表示し、第2の場所(322)の第2パーツ(304)のグラフィック表現(214)を表示システム(209)の第2表示デバイス(308)上に同時に表示し、第2航空機の第2の場所(322)は第1航空機の第1の場所(320)に対応し、第1航空機と第2航空機の対応する場所(806)のパーツ(142)間の差(246)が視覚的に表示されるように構成される、条項17に記載の航空機製造システム(3401)。
条項19
第1の場所(320)の第1パーツ(302)と第2の場所(322)の第2パーツ(304)のグラフィック表現(214)を同時に表示システム(209)上に表示するように構成されており、第2航空機の第2の場所(322)は第1航空機の第1の場所(320)に対応し、第1航空機と第2航空機の対応する場所のパーツ間の差(246)が視覚的に表示されるオブジェクトマネージャ(124)は、第1の場所(320)の第1パーツ(302)のグラフィック表現(214)を表示システム(209)の表示デバイス(314)上の第1ウィンドウ(310)に表示し、第2の場所(322)の第2パーツ(304)のグラフィック表現(214)を表示システム(209)の表示デバイス(314)上の第2ウィンドウ(312)に表示し、第2航空機の第2の場所(322)は第1航空機の第1の場所(320)に対応し、第1航空機と第2航空機の対応する場所(806)のパーツ(142)間の差(246)が視覚的に表示されるように構成される、条項17に記載の航空機製造システム(3401)。
条項20
製造機器(3403)は加工機器(3404)と組立て機器(3406)のうちの少なくとも一つを含む、条項17に記載の航空機製造システム(3401)。
さらに、異なる実施形態は、他の実施形態とは異なる特徴を提供することができる。選択された一又は複数の実施形態は、実施形態の原理、実際の用途を最もよく説明するため、及び他の当業者に対し、様々な実施形態の開示内容と、考慮される特定の用途に適した様々な修正との理解を促すために選択及び記述されている。
100 製造環境
102 オブジェクト
104 航空機
106 パーツ
107 組立場所
108 建造物
110 複数の建造物
112 製造施設
114 位置
118 タスク
122 オペレータ
124 オブジェクトマネージャ
126 コンピュータシステム
128 情報
130 割当て
132 工事命令インスタンス
133 依存関係
134 オブジェクト視覚化システム
135 工事命令ステータス視覚化システム
136 セクション
137 ステータス
138 航空機ビルド比較システム
140 航空機
142 パーツ
202 割当てマネージャ
204 オブジェクトビジュアライザ
206 インベントリ識別子
207 ステータス識別子
208 グラフィカルユーザインターフェース
209 表示(ディスプレイ)システム
210 インターフェースシステム
211 入力システム
212 工事命令データベース
213 ステータス
214 グラフィック表現
215 モデルデータベース
216 モデル
217 複数のモデル
218 複数のボリューム
219 ボリューム
220 ボリュームデータベース
221 複数のボリューム識別子
222 ボリューム識別子
223 セクション図
224 複数のセクション図
225 セクション図データベース
226 ステート
227 組立条件
228 計画上のステート
229 実際のステート
230 インベントリデータベース
231 グラフィックインジケータ
236 航空機コンパレータ
238 第1モデル
240 第2モデル
244 比較結果
246 違い(差)
300 同期表示
302 第1パーツ
304 第2パーツ
306 第1表示デバイス
308 第2表示デバイス
310 第1ウィンドウ
312 第2ウィンドウ
314 表示デバイス
316 グラフィック表現
318 グラフィック表現
320 第1の場所
322 第2の場所
324 第1視点
326 第2視点
328 第1モデル
330 第2モデル
332 ビューマネージャ
400 複数のセクション
402 複数のホットスポット
404 セクション
406 ホットスポット
500 識別子
502 ボリュームディスクリプタ
506 座標
508 視点
510 座標
600 工事命令インスタンス
602 識別子
603 分類
604 記述
605 タスク
606 割当られたオペレータ
608 パーツ識別子
610 場所
612 命令
618 ステータス
700 ステート
702 計画上のステート
704 実際のステート
706 組立条件
708 複数のパーツ
710 複数のパーツ識別子
712 パーツ識別子
714 パーツ
800 固有パーツのリスト
802 複数の第1パーツ
804 複数の第2パーツ
806 複数の場所
808 第1パーツ
810 場所
812 第2パーツ
900 グラフィカルユーザインターフェース
902 建造物
904 建造物
906 建造物
908 建造物
910 メニュー
1000 航空機の位置
1002 ビジュアルクエリ
1004 航空機の位置
1006 航空機の位置
1008 航空機の位置
1010 航空機の位置
1012 航空機の位置
1100 ビジュアルクエリ
1102 航空機のセクション
1104 グラフィカルユーザインターフェースのエリア
1105 セクション図
1106 セクション
1108 航空機全体
1110 グラフィカルユーザインターフェースのエリア
1112 グラフィカルユーザインターフェースのエリア
1114 グラフィカルユーザインターフェースのエリア
1116 グラフィカルユーザインターフェースのエリア
1118 グラフィカルユーザインターフェースのエリア
1120 グラフィカルユーザインターフェースのエリア
1200 グラフィカルユーザインターフェース
1202 航空機のセクション
1204 グラフィカルユーザインターフェースのエリア
1205 セクション図
1208 エリア
1210 エリア
1212 エリア
1300 グラフィカルユーザインターフェース
1302 モデルのメニュー
1400 ウィンドウ
1500 ウィンドウ
1502 モデル
1504 モデル
1506 フィールド
1508 削除ボタン
1510 追加ボタン
1512 OKボタン
1514 キャンセルボタン
1600 グラフィカルユーザインターフェース
1602 航空機のモデル
1604 航空機のモデル
1606 表示デバイス
1608 ウィンドウ
1610 ウィンドウ
1700 モデルの一部分
1701 ウィンドウに表示される部分
1704 メニュー
1706 コマンド
1708 上部
1710 下部
1714 側部
1716 透視
1718 拡大
1720 縮小
1800 グラフィカルユーザインターフェース
1801 表示デバイス
1802 ウィンドウ
1804 ウィンドウ
1806 収納
1808 化粧室
1810 グラフィックインジケータ
1812 グラフィックインジケータ
1902 ウィンドウ
1904 ウィンドウ
1906 寝室
1908 空きエリア
2002 ウィンドウ
2004 ウィンドウ
2006 第1の座席構成
2008 第2の座席構成
3100 データ処理システム
3104 プロセッサユニット
3106 メモリ
3108 永続(固定)記憶域
3110 通信ユニット
3112 入出力ユニット
3114 表示装置
3116 記憶デバイス
3118 プログラムコード
3120 コンピュータ可読媒体
3122 コンピュータプログラム製品
3124 コンピュータ可読記憶媒体
3126 コンピュータ可読信号媒体
3202 仕様及び設計
3204 材料の調達
3206 コンポーネント及びサブアセンブリの製造
3208 システム統合
3210 認可及び納品
3212 運航
3214 整備及び点検
3300 航空機
3302 機体
3304 システム
3306 内装
3308 推進システム
3310 電気システム
3312 油圧システム
3314 環境システム
3400 航空機管理システム
3401 製造システム
3402 航空機整備システム
3403 製造機器
3404 加工機器
3406 組立機器
3408 制御システム
3410 人間のオペレータ
3424 整備機器

Claims (15)

  1. 航空機のパーツ(106)を比較する方法であって、
    第1顧客オプションを有する第1航空機(140)の第1モデル(238)を識別することと、
    第2顧客オプションを有する第2航空機(140)の第2モデル(240)を識別することと、
    前記第1モデル(238)における前記第1航空機(140)の第1パーツ(302)を、前記第2モデル(240)における前記第2航空機(140)の第2パーツ(304)と比較することと、
    第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)と、第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)のグラフィック表現(214)を表示システム(209)上に同時に表示することであって、前記第2航空機(140)の前記第2の場所(322)は前記第1航空機(140)の前記第1の場所(320)に対応し、前記第1航空機(140)と前記第2航空機(140)の対応する場所の前記航空機のパーツ(106)間の差(246)が視覚的に表示される、表示することと
    を含む、方法。
  2. 前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)と前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)の前記グラフィック表現(214)を前記表示システム(209)上に同時に表示することであって、前記第2航空機(140)の前記第2の場所(322)は前記第1航空機(140)の前記第1の場所(320)に対応し、前記第1航空機(140)と前記第2航空機(140)の対応する場所の前記パーツ間の前記差(246)が視覚的に表示される、表示することは、
    前記表示システム(209)の第1表示デバイス(306)上に前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)の前記グラフィック表現(214)を表示することと、
    前記表示システム(209)の第2表示デバイス(308)上に前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)の前記グラフィック表現(214)を同時に表示すること
    とを含み、
    前記第2航空機(140)の前記第2の場所(322)は前記第1航空機(140)の前記第1の場所(320)に対応し、
    前記第1航空機(140)と前記第2航空機(140)の前記対応する場所(806)の前記パーツ間の前記差(246)を視覚的に表示する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)と前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)の前記グラフィック表現(214)を前記表示システム(209)上に同時に表示することであって、前記第2航空機(140)の前記第2の場所(322)は前記第1航空機(140)の前記第1の場所(320)に対応し、前記第1航空機(140)と前記第2航空機(140)の対応する場所(806)のパーツ(142)間の差(246)が視覚的に表示される、表示することは、
    前記表示システム(209)の表示デバイス(314)上の第1ウィンドウ(310)に前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)の前記グラフィック表現(214)を表示することと、
    前記表示システム(209)の表示デバイス(314)上の第2ウィンドウ(312)に前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)の前記グラフィック表現(214)を同時に表示すること
    とを含み、
    前記第2航空機の前記第2の場所(322)は前記第1航空機(140)の前記第1の場所(320)に対応し、
    前記第1航空機(140)と前記第2航空機(140)の前記対応する場所(806)の前記パーツ(142)間の前記差(246)を視覚的に表示する、請求項1に記載の方法。
  4. さらに、
    前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)、または前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)のうちの少なくとも一つに関連付けられる任意の数のグラフィックインジケータ(231)一式を表示することを含み、前記グラフィックインジケータ(231)一式により、前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)と前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)との間の差(246)が示される、請求項1に記載の方法。
  5. さらに、
    前記第1航空機(140)の前記第1モデル(238)において第1ボリューム(219)を識別することと、
    前記第2航空機(140)の前記第2モデル(240)において前記第1ボリューム(219)に対応する第2ボリューム(219)を識別することと、
    前記第1ボリューム(219)において前記第1パーツ(302)を識別することと、
    前記第2ボリューム(219)において前記第2パーツ(304)を識別すること
    とを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1表示デバイス(306)上の前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)の前記グラフィック表現(214)は第1視点(324)からのものであり、前記第2表示デバイス(308)上の前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)の前記グラフィック表現(214)は前記第1視点(324)に対応する第2視点(326)からのものである、請求項1に記載の方法。
  7. さらに、
    比較(244)のために、前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)と前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)を識別すること
    を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 比較(244)のために、前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)と前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)を識別することは、
    パーツのリストから前記第1パーツ(302)を選択するユーザ入力から前記第1パーツ(302)を識別すること
    を含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2航空機(140)が組み立てられている(107)、請求項1に記載の方法。
  10. 装置であって、
    第1顧客オプションを有する第1航空機(140)の第1モデル(238)を識別し、第2顧客オプションを有する第2航空機(140)の第2モデル(240)を識別し、前記第1モデル(238)における前記第1航空機の第1パーツ(302)を前記第2モデル(240)における前記第2航空機(140)の第2パーツ(304)と比較し、第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)と第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)のグラフィック表現(214)を同時に表示システム(209)上に表示するように構成され、前記第2航空機(140)の前記第2の場所(322)は、前記第1航空機(140)の前記第1の場所(320)と対応し、前記第1航空機(140)と前記第2航空機(140)の対応する場所の前記パーツ間の差(246)が視覚的に表示されるオブジェクトマネージャ(124)を含む、装置。
  11. 第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)と第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)の前記グラフィック表現(214)を同時に前記表示システム(209)上に表示するように構成され、前記第2航空機(140)の前記第2の場所(322)は、前記第1航空機(140)の前記第1の場所(320)と対応し、前記第1航空機(140)と前記第2航空機(140)の対応する場所の前記パーツ間の前記差(246)が視覚的に表示される前記オブジェクトマネージャ(124)は、前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)の前記グラフィック表現(214)を前記表示システム(209)の第1表示デバイス(306)上に表示し、前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)の前記グラフィック表現(214)を同時に前記表示システム(209)の第2表示デバイス(308)上に表示するように構成され、前記第2航空機(140)の前記第2の場所(322)は前記第1航空機(140)の前記第1の場所(320)に対応し、前記第1航空機(140)と前記第2航空機(140)の前記対応する場所(806)の前記パーツ(142)間の前記差(246)が視覚的に表示される、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)と前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)の前記グラフィック表現(214)を同時に前記表示システム(209)上に表示するように構成され、前記第2航空機(140)の前記第2の場所(322)は、前記第1航空機(140)の前記第1の場所(320)と対応し、前記第1航空機(140)と前記第2航空機(140)の対応する場所の前記パーツ(142)間の前記差(246)が視覚的に表示される前記オブジェクトマネージャ(124)は、前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)の前記グラフィック表現(214)を前記表示システム(209)の前記表示デバイス(314)上の第1ウィンドウ(310)に表示し、前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)の前記グラフィック表現(214)を同時に前記表示システム(209)の前記表示デバイス(314)上の第2ウィンドウ(312)に表示するように構成され、前記第2航空機の前記第2の場所(322)は前記第1航空機の前記第1の場所(320)に対応し、前記第1航空機(140)と前記第2航空機(140)の前記対応する場所(806)の前記パーツ間の前記差(246)が視覚的に表示される、請求項10に記載の装置。
  13. 前記オブジェクトマネージャ(124)がさらに、前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)、または前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)のうちの少なくとも一つに関連付けられるグラフィックインジケータ(231)一式を表示するように構成されており、前記グラフィックインジケータ(231)一式は、前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)と前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)との間の差(246)を示す、請求項10に記載の装置。
  14. 前記オブジェクトマネージャ(124)がさらに、前記第1航空機(140)の前記第1モデル(238)において第1ボリューム(219)を識別し、前記第2航空機(140)の前記第2モデル(240)において前記第1ボリューム(219)に対応する第2ボリューム(219)を識別し、前記第1ボリューム(219)において前記第1パーツ(302)を識別し、前記第2ボリューム(219)において前記第2パーツ(304)を識別するように構成されている、請求項10に記載の装置。
  15. 前記第1表示デバイス(306)上の前記第1の場所(320)の前記第1パーツ(302)の前記グラフィック表現(214)は第1視点(324)からのものであり、前記第2表示デバイス(308)上の前記第2の場所(322)の前記第2パーツ(304)の前記グラフィック表現(214)は前記第1視点に対応する第2視点(326)からのものである、請求項10に記載の装置。
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