JP2015003612A - アウトスライド扉のシール構造 - Google Patents

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孝男 飛澤
Takao Tobisawa
孝男 飛澤
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

【課題】アウトスライド扉のシール構造に関し、外観を向上させると共に、騒音の発生を効果的に抑止する。
【解決手段】車両側面に配置され、開扉時は扉本体11を車両幅方向及び車両前後方向に移動させると共に、閉扉時は扉本体11を車両前後方向及び車両幅方向に移動させるアウトスライド扉のシール構造において、扉本体11の戸元側端に、戸元側端と車体40との間に生じる隙間を封鎖するシール部材30を設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、アウトスライド扉のシール構造に関する。
車両側面に形成された乗降口に配置される開閉扉として、一対の扉を車幅方向外側に張り出させた後、車両前後方向にそれぞれスライドさせて開扉するアウトスライド扉が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなアウトスライド扉によれば、戸袋を必要としないため、車室における収納スペースを最小にし、且つ立席スペースを拡大することができる。
特開2010−126891号公報
ところで、一般的なアウトスライド扉においては、図4に示すように、一対の扉本体100の戸先側には、シール部材110がそれぞれ設けられている。また、シール部材110の内部には、開閉動作時の衝突や挟み込みを検知するためのセンサスイッチ120が内設されている。
一方、扉本体100の戸元側には、開閉動作時の衝突や挟み込みを検知するためのセンサスイッチ等は設けられていない。また、開閉動作時の抵抗を低減するために、扉本体100の戸元側と車体140との間には所定のクリアランスが確保されている。しかしながら、このクリアランスは、外観を悪化させる他、風切り等の騒音を生じさせる要因となっている。
本発明の目的は、外観品質を向上させると共に、騒音の発生を効果的に抑止することができるアウトスライド扉のシール構造を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明のアウトスライド扉のシール構造は、車両側面に配置され、開扉時は扉本体を車両幅方向及び車両前後方向に移動させると共に、閉扉時は扉本体を車両前後方向及び車両幅方向に移動させるアウトスライド扉のシール構造において、前記扉本体の戸元側端に、当該戸元側端と車体との間に生じる隙間を封鎖するシール部材を設けたことを特徴とする。
また、前記シール部材は、前記扉本体の戸元側端に固定される基部と、当該基部と一体に形成されると共に、前記基部と車体との間の隙間を封鎖する封鎖部と、を含むものであってもよい。
また、前記基部は中空部を有すると共に、当該中空部内に少なくとも開閉動作時の衝突及び挟み込みを検知するためのセンサが内設されてもよい。
本発明のアウトスライド扉のシール構造によれば、外観品質を向上させると共に、騒音の発生を効果的に抑止することができる。
本発明の一実施形態に係るアウトスライド扉を示す模式的な斜視図である。 本発明の一実施形態に係るアウトスライド扉において、扉本体の開閉動作を説明する模式的な平面図である。 本発明の一実施形態に係るアウトスライド扉のシール構造を示す模式的な部分断面図である。 従来のアウトスライド扉を示す模式的な平面図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るアウトスライド扉のシール構造を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
まず、図1,2に基づいて、本実施形態のシール構造が適用されるアウトスライド扉10の全体構成から説明する。本実施形態のアウトスライド扉10は、例えば、バス等の車両側面に形成された乗降口50に配置されるものである。なお、図1中において、アウトスライド扉10は前輪と後輪との間に配置される中扉として示されているが、例えば前扉や後扉であってもよい。
アウトスライド扉10は、乗降口50を開閉可能な一対の扉本体11を備えて構成されている。より詳しくは、図2に示すように、扉本体11の車室側には、車両前後方向に延在するガイドレール12が設けられると共に、このガイドレール12には、ガイド溝に沿って移動可能なローラ13が配置されている。ローラ13は、アーム14の先端部に回転自在に軸支されると共に、アーム14の基端部は、車体40に回動可能に支持されている。
すなわち、開扉動作時は、アーム14が回動して扉本体11を車幅方向外側に移動させた後、ローラ13がガイドレール12に沿って移動して扉本体11を車両前後方向にスライドさせる。一方、閉扉動作時は、ローラ13がガイドレール12に沿って移動して扉本体11を車両前後方向にスライドさせた後、アーム14が回動して扉本体11を車幅方向内側に移動させるように構成されている。
次に、図3に基づいて、本実施形態のシール構造の詳細構成を説明する。扉本体11の戸先側には、例えばゴム等の弾性部材で形成された戸先側シール部材20がそれぞれ設けられている。戸先側シール部材20は、先端側を略円弧状に突出させると共に、基端側を扉本体11の戸先側端部に固定されている。また、戸先側シール部材20には、上下方向に延びる中空部20Aが形成されている。この中空部20A内には、開閉動作時の衝突や挟み込みを検知するためのセンサスイッチSWが内設されている。
扉本体11の戸元側には、例えばゴム等の弾性部材で形成された戸元側シール部材30がそれぞれ設けられている。戸元側シール部材30は、上下方向に延びる中空部30Aが形成された基部31と、中空部30A内に内設されて、開閉動作時の衝突や挟み込みを検知するためのセンサスイッチSWと、基部31と一体に形成された封鎖部32とを備えている。
基部31は、先端側を略円弧状に突出させると共に、基端側を扉本体11の戸元側端部に固定されている。本実施形態において、基部31は、基端側に形成された凸部を扉本体11の戸元側縁部に凹設された溝と嵌合させることで固定されている。なお、基部31の先端部と車体40(乗降口50の内枠)との間には、扉本体11を閉扉した状態で所定のクリアランスが確保される。
封鎖部32は、基部31の側部から車体外側に突出すると共に、その先端部を車体40の外壁面に当接させるように、横断面形状を略円弧状に湾曲して形成されている。すなわち、扉本体11を閉扉した状態で、クリアランスは封鎖部32によって完全にシールされる。これにより、アウトスライド扉10と車体40(乗降口50の内枠)との間の隙間が効果的に隠されて、外観品質を向上させつつ、風切り音等の騒音を抑止することができる。
次に、本実施形態に係るアウトスライド扉のシール構造による作用効果を説明する。
従来、バス等に装着される扉は、その開閉方式として折戸式や引戸式が採用されているため、戸元側に開閉動作時の衝突や挟み込みを検知するためのセンサスイッチは設けられていない。また、一般的に、アウトスライド扉を採用する電車(例えば路面電車)では、乗客が車両に乗降する際に車体や扉本体に触れることが殆ど無いため、戸元側に衝突や挟み込みを検知するためのセンサスイッチは設けられていない。
これに対し、本実施形態のアウトスライド扉のシール構造は、扉本体11の戸元側に設けられた戸元側シール部材30内に、開閉動作時の衝突や挟み込みを検知するためのセンサスイッチSWが内設されている。したがって、本実施形態のアウトスライド扉のシール構造によれば、扉本体11の開閉動作時における戸元側への挟み込みや衝突を確実に防止することができる。
また、従来のアウトスライド扉では、閉扉した状態で、扉本体の戸元側と車体との間にクリアランスが存在するため、外観品質を確保できない他、風切り音等の騒音も生じていた。
これに対し、本実施形態のアウトスライド扉のシール構造では、扉本体11を閉扉した状態で、アウトスライド扉10と車体40(乗降口50の内枠)との間のクリアランスは、戸元側シール部材30の封鎖部32によって完全にシールされる。したがって、本実施形態のアウトスライド扉のシール構造によれば、アウトスライド扉10と車体40との隙間が効果的に隠されて、外観品質を向上することができると共に、風切り音等の騒音発生を抑止することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、扉本体11は二枚扉に限定されず、一枚扉であってもよい。また、戸元側シール部材30を構成する基部31及び封鎖部32は、一体に形成される必要はなく、別体に形成されてもよい。また、車両はバスに限定されず、アウトスライド扉を適用可能であれば、他の車両(例えば電車等)であってもよい。これら何れの場合も上述の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
10 アウトスライド扉
11 扉本体
12 ガイドレール
13 ローラ
14 アーム
20 戸先側シール部材
30 戸元側シール部材
30A 中空部
31 基部
32 封鎖部
40 車体
50 乗降口
SW センサスイッチ

Claims (3)

  1. 車両側面に配置され、開扉時は扉本体を車両幅方向及び車両前後方向に移動させると共に、閉扉時は扉本体を車両前後方向及び車両幅方向に移動させるアウトスライド扉のシール構造において、
    前記扉本体の戸元側端に、当該戸元側端と車体との間に生じる隙間を封鎖するシール部材を設けた
    ことを特徴とするアウトスライド扉のシール構造。
  2. 前記シール部材は、
    前記扉本体の戸元側端に固定される基部と、当該基部と一体に形成されると共に、前記基部と車体との間の隙間を封鎖する封鎖部と、を含む
    請求項1に記載のアウトスライド扉のシール構造。
  3. 前記基部は中空部を有すると共に、当該中空部内に少なくとも開閉動作時の衝突及び挟み込みを検知するためのセンサが内設された
    請求項2に記載のアウトスライド扉のシール構造。
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