JP6232770B2 - アウトスライド扉開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アウトスライド扉開閉装置に関する。
バスや電車等の車両の側面に設置される扉開閉装置として、扉を車両幅方向外側に張り出させた後に車両前後方向にスライドさせて開扉するアウトスライド扉開閉装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなアウトスライド扉開閉装置によれば、戸袋を必要としないので、室内における収納スペースを最小にし且つ立席スペースを拡大することができるという効果が得られる。
特開2010−126891号公報
ところで、車両側面の扉開口近傍に機器類やランプ類等が設けられる場合があり、アウトスライド扉全体の張り出し量を増やすことで、アウトスライド扉の開時に、車両の側面下部に設けられる扉周辺の機器類及びランプ類等とのクリアランスを確保するのが一般的である。この場合、アウトスライド扉全体の張り出し量を増やすことにより、張り出し用リンク部材(アーム)の長さが長くなり、耐久性を確保するために厚みも増えて重量がアップする傾向にあった。
そこで、本発明の目的は、アウトスライド扉の開時に、車両の側面下部に設けられる扉周辺の機器類及びランプ類等とのクリアランスを容易に確保できるアウトスライド扉開閉装置を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明に係るアウトスライド扉開閉装置は、車両の側面に設置され、車両幅方向外側に張り出させた後、車両前後方向にスライドさせて開扉するアウトスライド扉と、前記アウトスライド扉の下部の室内側に取り付けられ、前記アウトスライド扉の戸先側と戸元側との間に延在するスライドガイドレールと、前記車両に垂直軸回りに回動可能に設けられた張り出し用リンク部材と、前記張り出し用リンク部材に装着され、前記スライドガイドレールを相対移動するガイドローラーと、を備え、前記スライドガイドレールは、戸先側端部が戸元側端部よりも車両幅方向内側に位置するように形成されていることを特徴とする。
また、前記スライドガイドレールの前記戸先側端部が前記戸元側端部に対して車両幅方向内側にオフセットされて、前記スライドガイドレールの前記戸先側端部と前記戸元側端部との間の部位が段差形状に形成されているものであっても良い。
また、前記スライドガイドレールは、直線状に形成されて、車両前後方向に対して車両幅方向内側に傾斜させて前記アウトスライド扉に取り付けられているものであっても良い。
本発明に係るアウトスライド扉開閉装置によれば、アウトスライド扉の開時に、車両の側面下部に設けられる扉周辺の機器類及びランプ類等とのクリアランスを容易に確保できるという優れた効果を奏する。
(a)は本発明の一実施形態に係るアウトスライド扉開閉装置の概略を示し、室内側から見た側面図であり、(b)は(a)のA−A線矢視図である。 (a)は本発明の別の実施形態に係るアウトスライド扉開閉装置の概略を示し、室内側から見た側面図であり、(b)は(a)のA−A線矢視図である。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示す本実施形態に係るアウトスライド扉開閉装置10は、本発明をバスの中扉(二枚扉)に適用した例を示したものである。なお、アウトスライド扉11は二枚扉には限定はされず、一枚扉であっても良い。
図1に示すように、本実施形態に係るアウトスライド扉開閉装置10は、アウトスライド扉11と、駆動機構12と、電子制御ユニット(以下、ECUという)13とを備える。
アウトスライド扉11は、車両(車両本体)20の側面に設置され、扉全閉状態から車両幅方向外側に張り出させた後に車両前後方向にスライドさせて開扉し、一方、扉全開状態から車両前後方向にスライドさせた後に車両幅方向内側に引き込んで閉扉するものである。より詳しくは、アウトスライド扉11は、車両本体20の側面に形成された開口部を開閉する扉本体21と、扉本体21の戸先側22及び戸元側23にそれぞれ設けられたシールゴム24とを有する。
アウトスライド扉11(扉本体21)の下部の室内側(車室内側)には、アウトスライド扉11の戸先側22と戸元側23との間に延在するスライドガイドレール25が取り付けられている。スライドガイドレール25は、断面U字状に形成されて、開口部が下方に向けられた状態で扉本体21に取り付けられている。また、スライドガイドレール25は、戸先側端部26が戸元側端部27よりも車両幅方向内側に位置するように形成されている。本実施形態では、スライドガイドレール25の戸先側端部26が戸元側端部27に対して車両幅方向内側にオフセットされて、スライドガイドレール25の戸先側端部26と戸元側端部27との間の部位28が段差形状に形成されている(図1(b)参照)。なお、前述の段差状の部位28は、図示例のようにスライドガイドレール25の車両幅方向の略中間位置に設けるのには限定はされず、中間位置に対して戸先側端部26側に設けても良く、戸元側端部27側に設けても良い。
また、車両本体20には、車両高さ方向に延びる垂直軸(シャフト30)回りに回動可能に張り出し用リンク部材(アーム)31が設けられており、張り出し用リンク部材31の先端に、スライドガイドレール25を相対移動するガイドローラー32が装着されている。後述する扉張り出し用モーター14を用いてシャフト30を回動させると、シャフト30に取り付けられた張り出し用リンク部材31が垂直軸を中心として回動する。これにより、アウトスライド扉11が、車両幅方向外側に張り出され、又は、車両幅方向内側に引き込まれる。一方、後述する扉スライド用モーター15を用いてアウトスライド扉11を車両前後方向に移動させると、張り出し用リンク部材31の先端に装着されたガイドローラー32がスライドガイドレール25に沿って車両前後方向に相対移動する。
駆動機構12は、アウトスライド扉11を駆動するものである。より詳しくは、駆動機構12は、アウトスライド扉11を車両幅方向に移動させる際に用いられる扉張り出し用モーター14と、アウトスライド扉11を車両前後方向に移動させる際に用いられる扉スライド用モーター15とを有する。
ECU13は、開閉スイッチ16の出力信号を受信したときに、アウトスライド扉11の開扉及び閉扉のいずれかが実行されるように駆動機構12を制御するものである。より詳しくは、ECU13は、各種スイッチやセンサ等からの出力信号を受信し、その出力信号に応じて駆動機構12の扉張り出し用モーター14及び扉スライド用モーター15を制御する。このため、開閉スイッチ16、予告ブザー17及びリミットスイッチ(図示せず)等がケーブルを介してECU13と通信可能となっており、若しくは送信機と受信機とを介してECU13と通信可能となっている。
次に、本実施形態に係るアウトスライド扉開閉装置10による作用効果について説明する。
本実施形態では、スライドガイドレール25を、戸先側端部26が戸元側端部27よりも車両幅方向内側に位置するように形成することにより、アウトスライド扉11の開方向へのスライドの際に、スライドガイドレール25の戸先側端部26のオフセット量D(図1(b)参照)の分だけ、アウトスライド扉11の下部が車両幅方向外側へさらに張り出されて移動する。このため、一般的なスライドガイドレール(ストレート品)を用いた場合と比較して、アウトスライド扉11の開時に、車両本体20の側面下部に設けられる扉周辺の機器類及びランプ類等とのクリアランスが拡大されることとなる。
スライドガイドレール25における戸先側端部26の戸元側端部27に対するオフセット量Dは、アウトスライド扉11の開時に、扉周辺の機器類及びランプ類等との間に干渉しない程度の所定のクリアランスが確保できれば良く、比較的小さくても十分である。また、車両本体20の側面とスライドガイドレール25との間の距離が一般的なスライドガイドレールを用いた場合と変わらないので、張り出し用リンク部材31の長さが長くなることはなく、且つ、特別な装置も必要としない。
従って、本実施形態に係るアウトスライド扉開閉装置10によれば、アウトスライド扉11の開時に、車両20の側面下部に設けられる扉周辺の機器類及びランプ類等とのクリアランスを容易に確保できる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は前述の実施形態には限定されず他の様々な実施形態を採ることが可能である。
例えば、車両20はバスには限定はされず、電車等、他の車両にも広く本発明を適用することが可能である。
また、図2に示すように、直線状に形成したスライドガイドレール35を車両前後方向に対して車両幅方向内側に傾斜させて取り付けることでも、前述の実施形態と同様の効果が得られる。
10 アウトスライド扉開閉装置
11 アウトスライド扉
20 車両本体(車両)
22 アウトスライド扉の戸先側
23 アウトスライド扉の戸元側
25 スライドガイドレール
26 スライドガイドレールの戸先側端部
27 スライドガイドレールの戸元側端部
28 戸先側端部と戸元側端部との間の部位
31 張り出し用リンク部材
32 ガイドローラー
35 スライドガイドレール

Claims (1)

  1. 車両の側面に設置され、車両幅方向外側に張り出させた後、車両前後方向にスライドさせて開扉するアウトスライド扉と、
    前記アウトスライド扉の下部の室内側に取り付けられ、前記アウトスライド扉の戸先側と戸元側との間に延在するスライドガイドレールと、
    前記車両に垂直軸回りに回動可能に設けられた張り出し用リンク部材と、
    前記張り出し用リンク部材に装着され、前記スライドガイドレールを相対移動するガイドローラーと、を備え、
    前記スライドガイドレールは、戸先側端部が戸元側端部よりも車両幅方向内側に位置するように形成されており、
    前記スライドガイドレールの前記戸先側端部が前記戸元側端部に対して車両幅方向内側にオフセットされて、前記スライドガイドレールの前記戸先側端部と前記戸元側端部との間の部位が段差形状に形成されている
    ことを特徴とするアウトスライド扉開閉装置。
JP2013129617A 2013-06-20 2013-06-20 アウトスライド扉開閉装置 Active JP6232770B2 (ja)

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