JP2015002788A - 撮像モジュール、測距モジュール、絶縁チューブ付き撮像モジュール、レンズ付き撮像モジュール、および内視鏡 - Google Patents

撮像モジュール、測距モジュール、絶縁チューブ付き撮像モジュール、レンズ付き撮像モジュール、および内視鏡 Download PDF

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Abstract

【課題】単体で距離の測定が可能で、かつ、小型で信頼性に優れた撮像モジュールおよび測距モジュールを提供することを目的の一つとする。【解決手段】電気ケーブルと、複数の光学機能素子と、前記電気ケーブルと前記複数の光学機能素子とを電気的に接続する配線が表面に形成された立体配線基体と、を備え、前記立体配線基体は、前記電気ケーブルと接続される基部と、前記基部が設けられている側と逆側の先端に実装面が設けられている実装部と、を備え、前記複数の光学機能素子のうち少なくとも1つは、光を受容する受光部を有する固体撮像素子であり、前記実装面は、前記電気ケーブルの軸線方向に対して略直交し、前記複数の光学機能素子は、同一の前記実装面上に設けられることを特徴とする撮像モジュール。【選択図】図1

Description

この発明は、撮像モジュール、測距モジュール、絶縁チューブ付き撮像モジュール、レンズ付き撮像モジュール、および内視鏡に関する。
内視鏡に用いられる撮像モジュールは、小型であることが必須であり、撮像素子として、CCD(Charge Coupled Device)チップやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)チップ等の小型の固体撮像素子が用いられている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に示されるような撮像モジュールにおいては、固体撮像素子とフレキシブル配線板とが、貫通配線(TSV:Trough Silicon Via)を介して電気的に接続され、フレキシブル配線板が折り曲げられることで、フレキシブル配線板を介して固体撮像素子と電気ケーブルとが電気的に接続される構成が用いられている。
特開2011−217887号公報
上記特許文献1に示されるような撮像モジュールでは、固体撮像素子は1つしか設けられていないため、距離の測定を行うためには、2つの撮像モジュールを組み合わせる必要がある。
しかし、撮像モジュールを2つ組み合わせる方法では、装置全体が大型化してしまうという問題があった。また、2つの撮像モジュールの位置を精度よく組み合わせることは困難であるという問題もあった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであって、単体で距離の測定が可能で、かつ、小型で信頼性に優れた撮像モジュールおよび測距モジュールを提供することを目的の一つとする。また、そのような撮像モジュールを用いた絶縁チューブ付き撮像モジュールを提供することを目的の一つとする。また、そのような絶縁チューブ付き撮像モジュールを用いたレンズ付き撮像モジュールを提供することを目的の一つとする。また、そのようなレンズ付き撮像モジュールを用いた内視鏡を提供することを目的の一つとする。
本発明の撮像モジュールは、電気ケーブルと、複数の光学機能素子と、前記電気ケーブルと前記複数の光学機能素子とを電気的に接続する配線が表面に形成された立体配線基体と、を備え、前記立体配線基体は、前記電気ケーブルと接続される基部と、前記基部が設けられている側と逆側の先端に実装面が設けられている実装部と、を備え、前記複数の光学機能素子のうち少なくとも1つは、光を受容する受光部を有する固体撮像素子であり、前記実装面は、前記電気ケーブルの軸線方向に対して略直交し、前記複数の光学機能素子は、同一の前記実装面上に設けられることを特徴とする。
本発明の撮像モジュールによれば、撮像モジュールには、複数の光学機能素子が設けられており、光学機能素子の少なくとも1つは、固体撮像素子である。これにより、少なくとも一つ設けられた固体撮像素子と、該固体撮像素子以外の光学機能素子(例えば、2つ目の固体撮像素子)と、によって距離の測定が可能である。そのため、2つの撮像モジュールを用いることなく距離の測定が可能であるため、装置全体の大型化を抑制でき、小型の撮像モジュールが得られる。
また、複数の光学機能素子は、同一の実装面上に設けられるため、複数の光学機能素子の光学機能面(例えば、固体撮像素子の受光面)の高さを精度よく合わせることができる。したがって、2つの撮像モジュールの位置を精度よく調整する手間が省けると共に、撮像性能が向上し、信頼性に優れた撮像モジュールが得られる。
また、本発明は、前記基部および前記電気ケーブルの前記基部との接続箇所は、前記実装面側から視たときに、前記実装面と重複する範囲に設けられている撮像モジュールである。
本発明の撮像モジュールによれば、例えば、撮像モジュールを円筒状の絶縁チューブに挿入するような場合に、基部および電気ケーブルの基部との接続箇所が、絶縁チューブの内壁と接触することが抑制される。そのため、撮像モジュールを絶縁チューブに挿入することが容易である。また、電気ケーブルが断線することを抑制できる。
また、本発明は、前記複数の光学機能素子のうち少なくとも2つは、前記固体撮像素子である撮像モジュールである。
本発明の撮像モジュールによれば、2つの撮像素子を用いたステレオカメラ方式によって、立体的な撮像が可能な、撮像モジュールが得られる。
また、本発明は、前記複数の光学機能素子のうち少なくとも1つは、光を射出する発光素子である撮像モジュールである。
本発明の撮像モジュールによれば、固体撮像素子と発光素子とを備えているため、タイム・オブ・フライト(TOF:Time Of Flight)法を用いた距離測定が可能な撮像モジュールが得られる。
また、固体撮像素子が2つ以上設けられている場合においては、2つの固体撮像素子と1つの発光素子とを用いることで、ステレオカメラ方式と、TOF法と、の両方を用いた距離の測定が可能である。これら2つの測距方法を組み合わせることによって、距離測定の精度を向上できる。
また、本発明は、前記実装面には、前記配線と電気的に接続されたマウント部が形成され、前記光学機能素子は、前記マウント部上に設置されている撮像モジュールである。
本発明の撮像モジュールによれば、実装面に形成されたマウント部上に光学機能素子を設置することにより、実装面に設けられる複数の光学機能素子同士の相対的な位置精度を向上できる。
また、本発明は、前記実装面は、平面視非円形状である撮像モジュールである。
本発明の撮像モジュールによれば、実装面が非円形状であるため、撮像モジュールを円筒状の絶縁チューブ内に挿入した際に、実装面側から見て、撮像モジュールと、絶縁チューブと、の間に隙間が生じる。したがって、この隙間から固定用の樹脂を流し込むことで、撮像モジュールを絶縁チューブ内に固定することが容易である。
また、本発明は、前記実装面は、第1実装面と、第2実装面と、を備え、前記実装部は、前記第1実装面を有する第1実装部と、前記第1実装面と面一の前記第2実装面とを有する第2実装部と、を備え、前記第1実装部および前記第2実装部は、それぞれ柱状である撮像モジュールである。
本発明の撮像モジュールによれば、実装部は2つの柱状体が接続された形状である。そのため、実装部における実装面に接続された表面の面積が大きくなり、立体配線基体の表面上に配線を形成しやすい。
また、本発明は、前記実装面は、第3実装面を備え、前記実装部は、前記第1実装面と前記第2実装面とのうち少なくとも一方と面一の前記第3実装面を有する第3実装部を備え、前記第3実装部は、柱状である撮像モジュールである。
本発明の撮像モジュールによれば、上記と同様に、立体配線基体の表面積が大きくなり、配線を形成しやすい。
また、光学機能素子を3つ備えた撮像モジュールに用いるのに好適である。
本発明の測距モジュールは、本発明の撮像モジュールを備えることを特徴とする。
本発明の測距モジュールによれば、上述した撮像モジュールを備えているため、同様に信頼性に優れた測距モジュールが得られる。
本発明の絶縁チューブ付き撮像モジュールは、本発明の撮像モジュールと、前記測距モジュールを収容する絶縁チューブと、を備えることを特徴とする。
本発明の絶縁チューブ付き撮像モジュールによれば、上述した撮像モジュールを備えているため、同様に信頼性に優れた絶縁チューブ付き撮像モジュールが得られる。
本発明のレンズ付き撮像モジュールは、本発明の絶縁チューブ付き撮像モジュールと、前記複数の光学機能素子それぞれに対して固定されたレンズユニットと、を備えることを特徴とする。
本発明のレンズ付き撮像モジュールによれば、上述した絶縁チューブ付き撮像モジュールを備えているため、同様に信頼性に優れたレンズ付き撮像モジュールが得られる。
本発明の内視鏡は、本発明のレンズ付き撮像モジュールと、前記レンズ付き撮像モジュールを収容する挿入部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の内視鏡によれば、上述したレンズ付き撮像モジュールを備えているため、同様に信頼性に優れた内視鏡が得られる。
本発明によれば、単体で距離の測定が可能で、かつ、小型で信頼性に優れた撮像モジュールおよび測距モジュールが得られる。また、そのような撮像モジュールを用いた絶縁チューブ付き撮像モジュールが得られる。また、そのような絶縁チューブ付き撮像モジュールを用いたレンズ付き撮像モジュールが得られる。また、そのようなレンズ付き撮像モジュールを用いた内視鏡が得られる。
第1実施形態の測距モジュールを示す斜視図である。 第1実施形態の測距モジュールを示す平面図である。 第1実施形態の測距モジュールを示す側面図である。 第1実施形態の電気ケーブルの断面構造の一例を示す図である。 第1実施形態の測距モジュールを示す部分拡大断面図である。 第1実施形態の固体撮像素子の実装手順を説明する説明図である。 第2実施形態の測距モジュールを示す部分拡大斜視図である。 第3実施形態の測距モジュールを示す部分拡大斜視図である。 レンズ付き測距モジュールの一実施形態を示す側断面図である。 レンズ付き測距モジュールの一実施形態を示す図であって、図9(a)におけるE−E断面図である。 内視鏡の一実施形態を示す斜視図である。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態に係る測距モジュール(撮像モジュール)について説明する。
なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
まず、第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の測距モジュールAを示す斜視図である。図2は、測距モジュールAを固体撮像素子1の側から視た平面図である。図3は、測距モジュールAを示す側面図である。
なお、以下の説明においてはXYZ座標系を設定し、このXYZ座標系を参照しつつ各部材の位置関係を説明する。この際、電気ケーブル30の軸線方向をY軸方向、Y軸に垂直で2つの固体撮像素子1が並ぶ方向をZ軸方向、Y軸方向とZ軸方向の両方と直交する方向をX軸方向とする。また、Y軸方向においては、電気ケーブル30から固体撮像素子1に向かう向きを+の向きとする。
本実施形態の測距モジュールAは、図1から図3に示すように、電気ケーブル30と、2つの固体撮像素子(光学機能素子)1と、立体配線基体20と、を備える。
電気ケーブル30は、立体配線基体20と、図示しない外部装置、例えば、表示装置等と、を接続するケーブルユニットである。電気ケーブル30は、後述する立体配線基体20の配線22,23を介して、固体撮像素子1と電気的に接続されている。電気ケーブル30を介して、例えば、固体撮像素子1と外部装置との間の信号の送受信や、固体撮像素子1への電力の供給が行われる。
図4は、電気ケーブル30の内部構造の一例を示す断面図(ZX断面図)である。
電気ケーブル30は、図4に示すように、複数の内蔵電気ケーブル31と、複数の内蔵電気ケーブル31を一括被覆する外被32と、を備える。内蔵電気ケーブル31の数は、特に限定されず、図4においては、内蔵電気ケーブル31が4本である場合を示している。
内蔵電気ケーブル31は、同軸ケーブルであり、内部導体31aと、内部導体31aを被覆する一次被覆層31cと、一次被覆層31cの周囲に設けられた外部導体31bと、外部導体31bを被覆する二次被覆層31dと、で構成されている。内部導体31aおよび外部導体31bは、金属細線によって形成されている。
図1に示すように、内蔵電気ケーブル31は、それぞれ外被32から露出した状態で、立体配線基体20と接続されている。内蔵電気ケーブル31は、固体撮像素子1側の先端(+Y側の先端)から順に、内部導体31a、一次被覆層31c、外部導体31b、二次被覆層31dが露出した状態となっている。内部導体31aおよび外部導体31bは、後述する配線22,23と電気的に接続されている。
外被32、一次被覆層31cおよび二次被覆層31dは、所定の電気絶縁性樹脂により形成されている。
立体配線基体20は、成形品21と、配線22,23と、を備える。
成形品21は、基部21aと、実装部21bと、接続部21cと、を備える。成形品21は、電子部品を立体的に実装するために用いられる配線基体である。成形品21は、例えば、金型等を用いた射出成形により形成される。
成形品21の材質は、例えば、樹脂やセラミック等である。成形品21の材質として用いられる樹脂としては、例えば、PEEK(Poly Ether Ether Ketone)樹脂や、液晶ポリマー(LCP:Liquid Crystal Polymer)等の耐熱性を有する樹脂が挙げられる。
成形品21は、後述する配線22,23と、内蔵電気ケーブル31の内部導体31aおよび外部導体31bと、をはんだ付けする際に発生する熱に対して耐熱性を有する材質で構成されていることが好ましい。
成形品21の基部21aは、電気ケーブル30の軸線方向(Y軸方向)に延在する柱状体である。基部21aの表面には、図3に示すように、成形品21の延在方向(Y軸方向)に沿って溝部26が形成されている。溝部26には、電気ケーブル30の内蔵電気ケーブル31が嵌合して設置される。溝部26は、内蔵電気ケーブル31と同じ数、すなわち、本実施形態においては4つ形成されている。溝部26には、内蔵電気ケーブル31における露出した内部導体31a、一次被覆層31c、および外部導体31bの径に合わせて段差26aが形成されている。
なお、基部21aの形状は、特に限定されず、円柱状であっても、多角柱状であってもよい。また、基部21aの形状は、柱状でなくてもよい。
基部21aは、図2に示すように、測距モジュールAを平面視(ZX面視)で視た際に、基部21aの全体が実装部21bに重なるような大きさに設定されている。すなわち、基部21aは、実装部21bよりも細く形成されている。また、基部21aが実装部21bよりも細く形成されていることにより、図2に示すように、基部21aに接続される内蔵電気ケーブル31の内部導体31aおよび外部導体31bも、平面視(ZX面視)において全体が実装部21bに重なっている。言い換えると、基部21aおよび電気ケーブル30の基部21aとの接続箇所(主として、内部導体31aおよび外部導体31b)は、実装部21bにおける後述する実装面24側(+Y側)から視たときに、実装面24と重複する範囲に設けられている。
成形品21の実装部21bは、図1および図2に示すように、第1実装部21bAと、第2実装部21bBと、を備える。第1実装部21bAおよび第2実装部21bBは、それぞれ柱状である。第1実装部21bAおよび第2実装部21bBの端面は、一部が欠けた円形状である(図2参照)。実装部21b全体の形状としては、2つの円柱を一部で接続させたような形状である。
第1実装部21bAは、第1実装面24aを備えており、第2実装部21bBは、第2実装面24bを備えている。第1実装面24aと第2実装面24bとは、面一であり、第1実装面24aと第2実装面24bとによって実装面24が形成されている。
実装面24は、図2に示すように、円形が2つ接続したような形状である。言いかえると、実装面24は、非円形状である。実装面24は、電気ケーブル30の軸線方向(Y軸方向)と略直交している。
成形品21の接続部21cは、基部21aと実装部21bとを接続する。上述したように、基部21aは、実装部21bよりも細く形成されているため、接続部21cは、基部21a側(−Y側)の端部から実装部21b側(+Y側)の端部に向かうに従って、太くなるように形成されている。結果として、接続部21cは斜面27を有している。これにより、図3に示すように、基部21aの表面と実装部21bの表面とが斜面27によって接続される。基部21aの表面と、接続部21cの斜面27とが成す角θは、鈍角である。
配線22,23は、図1に示すように、立体配線基体20の表面に形成されている。より詳細には、配線22,23は、実装部21bの実装面24から、接続部21cの斜面27を介して、基部21aの表面まで形成されている。
配線22,23は、成形品21の全面に銅(Cu)をめっきして、レーザーにて配線パターンを描写することで、形成される。
配線22は、第1実装部21bAの表面上を通るように形成されており、配線22aおよび配線22bを備えている。また、配線23は、第2実装部21bBの表面上を通るように形成されており、配線23aおよび配線23bを備えている。配線22a,23aは、それぞれ別の内蔵電気ケーブル31の内部導体31aと接続されており、配線22b,23bは、配線22a,23aが接続された内蔵電気ケーブル31の外部導体31bとそれぞれ接続されている。また、図示は省略するが、図1に示す側と反対側(+X側)も同様にして配線が設けられている。
配線22,23と内部導体31aおよび外部導体31bとは、はんだ、または導電性接着剤によって電気的に接続されている。
固体撮像素子1は、例えば、CCDチップやCMOSチップ等の半導体イメージセンサーである。固体撮像素子1にCMOSチップを用いる場合、例えば、裏面照射型(BSI:Back−Side Illumination)CMOSイメージセンサーを用いてもよい。固体撮像素子1は、図1および図2に示すように、実装部21bの実装面24に固定されている。より詳細には、第1実装面24aと第2実装面24bとにそれぞれ1つずつ固定されている。
固体撮像素子1は、平面視矩形状の平板であり、受光面11の中央には受光部10が設けられている。受光部10は、外部の光を受光する部分である。
受光面11上には、受光部10を覆うカバー部材4が設けられている。カバー部材4は、例えば可視光に対して透明の板状部材である。カバー部材4の材質は、例えば、ガラスや樹脂である。
図5は、固体撮像素子1と実装部21bとの接続箇所を示す部分拡大断面図(YZ断面図)である。
固体撮像素子1には、図5に示すように、受光面11と、受光面11と逆側の裏面と、を貫通するスルーホール13が形成されている。スルーホール13内には、貫通配線16が形成されている。貫通配線16によって、固体撮像素子1の受光面配線14と裏面配線15とが電気的に接続されている。
固体撮像素子1は、フリップチップ方式によって、実装面24に固定されている。固体撮像素子1の裏面には、裏面配線15と電気的に接続されたバンプ12が備えられている。バンプ12は、例えば、はんだバンプ、スタッドバンプ、めっきバンプ等である。バンプ12は、実装面24上に形成された端子(マウント部)25に接合固定されている。端子25は立体配線基体20の配線22,23と電気的に接続されているため、立体配線基体20と固体撮像素子1とが電気的に接続される。
1つの固体撮像素子1に設けられるスルーホール13、貫通配線16、およびバンプ12の数は、固体撮像素子1の配線数に応じて適宜決定できる。本実施形態においては、固体撮像素子1の4つの角部に1つずつ設けられている。すなわち、スルーホール13、貫通配線16、およびバンプ12は、固体撮像素子1毎に、それぞれ4つずつ設けられている。
図3に示すように、一方の固体撮像素子1の受光面11と実装面24との距離W1と、他方の固体撮像素子1の受光面11と実装面24との距離W2と、は略等しい。
2つの固体撮像素子1同士の距離(Z軸方向距離)W3は、所望の撮像性能に応じて決定できる。
図6は、上記の測距モジュールAにおいて、実装面24への固体撮像素子1の実装手順を示す図である。
図6に示すように、バンプ12と端子25とを合わせて接合させ、固体撮像素子1を実装面24上に固定する。実装面24上には、端子25が固体撮像素子1のバンプ12と同じ数だけ形成されている。本実施形態においては、2つの固体撮像素子1がそれぞれ4つのバンプ12を備えているため、第1実装面24aおよび第2実装面24bにそれぞれ4つずつ端子25が形成されている。端子25は、図2に示すように、第1実装面24aと第2実装面24bの境界線Pを挟んで線対称に形成されている。各端子25には、それぞれ対応する配線22,23が1つずつ接続されている。
固体撮像素子1の実装手順としては、まず、第2実装面24b上に形成された端子25の位置を目印として参照しつつ、1つ目の固体撮像素子1の第1実装面24a上における位置合わせを行う。そして、第1実装面24aの端子25と1つ目の固体撮像素子1のバンプ12とを接合させて、1つ目の固体撮像素子1を第1実装面24a上に固定する。
次に、固定された1つ目の固体撮像素子1を目印として参照しつつ、2つ目の固体撮像素子1の第2実装面24b上における位置合わせを行う。そして、第2実装面24bの端子25と2つ目の固体撮像素子1のバンプ12とを接合させて、2つ目の固体撮像素子1を第2実装面24b上に固定する。
以上により、実装面24上に、2つの固体撮像素子1が固定される。
次に、本実施形態の測距モジュールAによる測距撮像方法について説明する。
2つの固体撮像素子1によってそれぞれ対象物を撮像すると、2つの固体撮像素子1の設置位置が異なるため、それぞれの固体撮像素子1によって撮像された撮像画像における対象物の位置は、ずれたものとなる。このとき、固体撮像素子1から近い距離にある対象物ほど、2つの固体撮像素子1による撮像画像のずれは大きくなり、固体撮像素子1から遠い距離にある対象物ほど、2つの固体撮像素子1による撮像画像のずれは小さくなる。これにより、この2つの撮像画像における対象物の位置のずれの度合いと、2つの固体撮像素子1の位置関係(すなわち、距離W3)から、固体撮像素子1から対象物までの距離を測定できる(ステレオカメラ方式)。したがって、測距モジュールA単体による3次元撮像が可能となる。
本実施形態によれば、1つの測距モジュールAに、2つの固体撮像素子1が設置されている。そのため、2つの固体撮像素子1を用いたステレオカメラ方式によって、1つの測距モジュールAによって距離の測定が可能である。したがって、距離を測定するために、複数のモジュールを組み合わせる必要がないため、測距装置全体の大型化を抑制できる。
また、2つの固体撮像素子1は、同一の実装面24上に設けられている。そのため、実装面24から固体撮像素子1の受光面までの距離W1,W2を精度よく合わせることができ、測距モジュールAの撮像性能を向上できる。その結果、小型で信頼性に優れた測距モジュールが得られる。
また、本実施形態によれば、実装面24上に、固体撮像素子1に備えられたバンプ12を接合するための端子25が設けられている。そのため、端子25の位置を目印として、固体撮像素子1を実装面24上に設置することで、2つの固体撮像素子1同士の距離W3を精度よく決定できる。以下、詳細に説明する。
1つ目の固体撮像素子1を配置する際に、固体撮像素子1の側から実装面24を見ると、第1実装面24a上に形成された端子25は、固体撮像素子1自体に遮られ、視認できない。そのため、従来の実装方法では、固体撮像素子の位置精度が低下してしまう場合があった。
これに対して、本実施形態によれば、第2実装面24b上には、第1実装面24aと境界線Pに対して線対称となるように端子25が形成されている。そのため、第2実装面24b上に形成された端子25を目印にして、1つ目の固体撮像素子1のX軸方向位置およびZ軸方向位置を精度よく位置決めできる。したがって、1つ目の固体撮像素子1を、位置精度よく第1実装面24a上に設置できる。
また、1つ目の固体撮像素子1を第1実装面24a上に設置した後に、2つ目の固体撮像素子1を第2実装面24b上に設置する際には、上述したのと同様にして、第2実装面24b上に形成された端子25は、2つ目の固体撮像素子1自体に遮られ、視認できない。
これに対して、本実施形態によれば、すでに設置された1つ目の固体撮像素子1の位置を目印として参照することで、2つ目の固体撮像素子1のX軸方向位置およびZ軸方向位置を精度よく位置決めできる。したがって、2つ目の固体撮像素子1を、位置精度よく第2実装面24b上に設置できる。
以上により、2つの固体撮像素子1をそれぞれ位置精度よく実装面24上に設置できるため、固体撮像素子1同士の相対的な位置精度を向上でき、結果として撮像性能を向上できる。
また、本実施形態によれば、実装面24は、平面視非円形状である。これにより、図2において仮想線で示すように、測距モジュールAと、後述する絶縁チューブ7と、の間に隙間70が形成される。そのため、測距モジュールAを絶縁チューブ7内に挿入し、後述する固定用の樹脂8を流し込む際に、固定用の樹脂8を隙間70から流し込むことができる。したがって、測距モジュールAと絶縁チューブ7とを固定することが容易である。
また、実装部21bは、2つの円柱を一部で接続したような形状であるため、表面積が大きく、配線22,23が形成しやすい。
また、本実施形態によれば、立体配線基体20の接続部21cは、基部21aの表面と、実装部21bの表面とをつなぐ斜面27を有しており、斜面27と基部21aの表面との成す角θは、鈍角である。そのため、実装部21bから、接続部21cを介して、基部21aまでたどる間に、表面が鋭角に折れ曲がっている箇所がない。したがって、実装部21bから、接続部21cを介して、基部21aまで配線22,23を形成した際に、配線22,23が鋭角に折れ曲がることを抑制でき、その結果、配線22,23の断線を抑制できる。
また、本実施形態によれば、立体配線基体20の基部21aの表面には溝部26が設けられ、溝部26には段差26aが設けられている。これにより、段差26aが形成された溝部26に合わせることで、内蔵電気ケーブル31を立体配線基体20における適切な位置に容易に接続できる。
また、本実施形態によれば、基部21aは、実装部21bよりも細く形成されているため、測距モジュールAを実装面24側から平面視(ZX面視)で視た際に、基部21aの全体と、基部21aに接続される内蔵電気ケーブル31における内部導体31aおよび外部導体31bの全体とが、それぞれ実装部21bと重なっている(図2参照)。これにより、測距モジュールAを後述する絶縁チューブ7に挿入する際に、絶縁チューブ7の内壁が、内蔵電気ケーブル31の内部導体31aおよび外部導体31bと接触することを抑制できる。したがって、測距モジュールAを絶縁チューブ7に挿入することが容易であり、また、内部導体31aおよび外部導体31bが、絶縁チューブ7に接触して断線することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、固体撮像素子1が実装される基体として、立体配線基体20が用いられている。これにより、立体配線基体20の表面に形成された配線を介して、固体撮像素子1と電気ケーブル30とが電気的に接続されるため、フレキシブル配線板のように基体を折り曲げる必要がなく、簡便である。また、基体を折り曲げる必要がないため、実装された固体撮像素子1を、折り曲げ時に損傷することを抑制できる。
なお、本実施形態においては、下記の構成を採用することもできる。
実装部21bの形状は、実装面24に2つの固体撮像素子1を設置できる範囲内において、特に限定されない。実装部21bの形状は、例えば、2つの多角柱を一部で接合したような形状であってもよい。
実装面24は、円形状であってもよい。
溝部26には、段差26aが形成されていなくてもよい。
また、溝部26は、形成されていなくてもよい。
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、第1実施形態に対して、片方の固体撮像素子1の代わりに発光素子(光学機能素子)40が設けられている点において異なる。
なお、上記実施形態と同様の構成要素については、適宜、上記実施形態と同様の符号を付してその説明を簡略化、あるいは省略する。
図7は、第2実施形態の測距モジュールA1を示す部分拡大斜視図である。
本実施形態の測距モジュールA1は、図7に示すように、立体配線基体20の実装部21bにおける実装面24に、固体撮像素子1と、発光素子40と、を備える。
発光素子40は、第1実装面24a上に設置され、固体撮像素子1は、第2実装面24b上に設置されている。
発光素子40は、内部に光源41を備えている。光源41としては、撮像対象物に光を照射できる範囲において、特に限定されず、例えば、LEDを用いることができる。
発光素子40を用いて対象物に光を照射すると、照射された光は対象物によって反射される。反射された光が、測距モジュールA1、すなわち、受光部10を有する固体撮像素子1に到達するまでの時間は、測距モジュールA1と対象物との距離によって異なる。そのため、発光素子40から射出された光が、固体撮像素子1によって検出されるまでの時間を計測することで、測距モジュールA1から対象物までの距離を測定できる(TOF法)。
本実施形態によれば、固体撮像素子1と、発光素子40と、がそれぞれ1つずつ設けられているため、上記のようにして、TOF法を用いた距離の測定が可能である。
なお、発光素子40としては、例えば、光源41が外部に設けられ、光ファイバー等を介して、撮像対象物に光を照射できる構成としてもよい。
次に、第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、第1実施形態に対して、2つの固体撮像素子1に加えて、発光素子40が1つ設けられている点において異なる。
なお、上記実施形態と同様の構成要素については、適宜、上記実施形態と同様の符号を付してその説明を簡略化、あるいは省略する。
図8は、第3実施形態における測距モジュールA2を示す部分拡大斜視図である。
本実施形態の測距モジュールA2は、図8に示すように、立体配線基体60と、2つの固体撮像素子1と、1つの発光素子40と、を備える。
立体配線基体60は、基部60aと、接続部60cと、実装部60bと、を備える。
実装部60bは、第1実装部60bAと、第2実装部60bBと、第3実装部60bCと、を備える。
第1実装部60bA、第2実装部60bBおよび第3実装部60bCは、それぞれ柱状である。第1実装部60bA、第2実装部60bBおよび第3実装部60bCの端面は、一部が欠けた円形状である。実装部60b全体の形状は、3つの円柱を一部で接続したような形状である。
第1実装部60bAは、第1実装面61aを備えている。第2実装部60bBは、第2実装面61bを備えている。第3実装部60bCは、第3実装面61cを備えている。第1実装面61aと第2実装面61bと第3実装面61cとは、面一であり、第1実装面61aと第2実装面61bと第3実装面61cとによって実装面61が形成されている。
第1実装面61a上および第2実装面61b上には、固体撮像素子1がそれぞれ設置されている。第3実装面61c上には、発光素子40が設置されている。
本実施形態によれば、1つの測距モジュールA2に、2つの固体撮像素子1と、1つの発光素子40と、が設けられている。そのため、2つの固体撮像素子1を用いることによって、1つの測距モジュールA2で、ステレオカメラ方式の距離の測定が可能である。また、1つの固体撮像素子1と1つの発光素子40とを用いることによって、1つの測距モジュールA2で、TOF法による距離の測定が可能である。したがって、1つの測距モジュールA2で、2つの方法による距離の測定が可能であるため、それぞれの方法によって測定したデータを相互補完することで、距離の測定精度を向上できる。これにより、小型で信頼性に優れた測距モジュールが得られる。
また、2つの固体撮像素子1を用いてステレオカメラ方式で距離の測定を行う場合には、発光素子40を撮像用の照明として用いることもできる。
なお、本実施形態においては、下記の構成を採用することもできる。
実装部60bの形状は、実装面61に2つの固体撮像素子1と1つの固体撮像素子1とを設置できる範囲内において、特に限定されない。実装部60bの形状は、例えば、3つの多角柱を一部で接続したような形状であってもよい。
固体撮像素子1および発光素子40の数は、特に限定されず、例えば、固体撮像素子1が3つ以上設けられていてもよく、発光素子40が2つ以上設けられていてもよい。
次に、第1実施形態の測距モジュールAを備えた、絶縁チューブ付き測距モジュール(絶縁チューブ付き撮像モジュール)およびレンズ付き測距モジュール(レンズ付き撮像モジュール)の実施形態について説明する。
図9(a),(b)は、本実施形態のレンズ付き測距モジュールCの側断面図である。なお、図9(a),(b)においては、測距モジュールAは、側面図として表示されている。図10は、図9(a)におけるE−E断面図である。
本実施形態のレンズ付き測距モジュールCは、図9(a),(b)および図10に示すように、絶縁チューブ付き測距モジュールBと、金属枠部材6と、レンズユニット5と、を備える。
絶縁チューブ付き測距モジュールBは、測距モジュールAと、絶縁チューブ7と、を備える。
絶縁チューブ7は、測距モジュールAを収容している。絶縁チューブ7は、立体配線基体20の表面に形成された配線22,23、内蔵電気ケーブル31における内部導体31a、および外部導体31bを外部と電気的に絶縁する。また、絶縁チューブ7は、その内側に充填されて硬化された樹脂8によって、その内側の固体撮像素子1、立体配線基体20および内蔵電気ケーブル31に対して固定、一体化されている。そのため、配線22,23、内蔵電気ケーブル31における内部導体31a、および外部導体31bが、金属枠部材6に接触して短絡することを抑制できる。
レンズユニット5は、円筒状の鏡筒5a内に、対物レンズ(図示せず)を組み込んだものである。このレンズユニット5は、固体撮像素子1の受光部10に光軸を位置合わせして、鏡筒5aの軸線方向一端をカバー部材4に固定して設けられている。レンズユニット5は、カバー部材4が設けられている側と反対側(+Y側)から鏡筒5a内に取り込んだ光を、鏡筒5a内の対物レンズによって、固体撮像素子1の受光部10に結像させる。
金属枠部材6は、絶縁チューブ付き測距モジュールBを収容している。金属枠部材6の内側、すなわち、金属枠部材6と絶縁チューブ7との間には、硬化された樹脂9が充填されている。これにより、金属枠部材6は、絶縁チューブ7に接着固定されている。
本実施形態によれば、上述した測距モジュールAを備えているため、小型で、かつ、単体で距離の測定が可能な絶縁チューブ付き測距モジュールおよびレンズ付き測距モジュールが得られる。
次に、レンズ付き測距モジュールCを備えた内視鏡の実施形態について説明する。
図11は、本実施形態の内視鏡Dを示す斜視図である。
本実施形態の内視鏡Dは、図11に示すように、レンズ付き測距モジュールCと、挿入部材50と、を備えている。
挿入部材50は、第1ルーメン51と、第2ルーメン53と、照光用の光ファイバー52と、を備える。第1ルーメン51には、レンズ付き測距モジュールCが収容されている。第2ルーメン53には、光ファイバー52が収容されている。
実施例として、例えば、0.75mm角の平板状の固体撮像素子1と、実装面24の最大幅1.00mm以下の立体配線基体2と、外径1.05mmのシリコーン製の絶縁チューブ7と、外径1.2mmの円筒状の金属枠部材6と、を用いてレンズ付き測距モジュールCを試作した。
また、試作したレンズ付き測距モジュールCと、外径5mmの挿入部材50と、を用いて内視鏡Dを試作した。
本実施形態によれば、上述したレンズ付き測距モジュールCを備えているため、対象物との距離が測定でき、3次元撮像が可能な内視鏡が得られる。これにより、例えば、撮像対象となる人体内部における腫瘍等の位置・大きさを3次元的に把握することができる。
なお、以上の説明においては、絶縁チューブ付き測距モジュール、レンズ付き測距モジュールおよび内視鏡それぞれの実施形態の一例として、第1実施形態の測距モジュールAを用いたものを示したが、これに限られない。絶縁チューブ付き測距モジュール、レンズ付き測距モジュールおよび内視鏡に用いる測距モジュールとして、例えば、第2実施形態の測距モジュールA1または第3実施形態の測距モジュールA2を用いてもよい。
1…固体撮像素子(光学機能素子)、5…レンズユニット、7…絶縁チューブ、10…受光部、20…立体配線基体、21a…基部、21b…実装部、21bA,60bA…第1実装部、21bB,60bB…第2実装部、22,23…配線、24,61…実装面、24a,61a…第1実装面、24b,61b…第2実装面、25…端子(マウント部)、30…電気ケーブル、40…発光素子(光学機能素子)、50…挿入部材、60bC…第3実装部、61c…第3実装面、A…測距モジュール(撮像モジュール)、B…絶縁チューブ付き測距モジュール(絶縁チューブ付き撮像モジュール)、C…レンズ付き測距モジュール(レンズ付き撮像モジュール)、D…内視鏡

Claims (12)

  1. 電気ケーブルと、
    複数の光学機能素子と、
    前記電気ケーブルと前記複数の光学機能素子とを電気的に接続する配線が表面に形成された立体配線基体と、
    を備え、
    前記立体配線基体は、前記電気ケーブルと接続される基部と、前記基部が設けられている側と逆側の先端に実装面が設けられている実装部と、を備え、
    前記複数の光学機能素子のうち少なくとも1つは、光を受容する受光部を有する固体撮像素子であり、
    前記実装面は、前記電気ケーブルの軸線方向に対して略直交し、
    前記複数の光学機能素子は、同一の前記実装面上に設けられることを特徴とする撮像モジュール。
  2. 前記基部および前記電気ケーブルの前記基部との接続箇所は、前記実装面側から視たときに、前記実装面と重複する範囲に設けられている、請求項1に記載の撮像モジュール。
  3. 前記複数の光学機能素子のうち少なくとも2つは、前記固体撮像素子である、請求項1または2に記載の撮像モジュール。
  4. 前記複数の光学機能素子のうち少なくとも1つは、光を射出する発光素子である、請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像モジュール。
  5. 前記実装面には、前記配線と電気的に接続されたマウント部が形成され、
    前記光学機能素子は、前記マウント部上に設置される、請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像モジュール。
  6. 前記実装面は、平面視非円形状である、請求項1から5のいずれか一項に記載の撮像モジュール。
  7. 前記実装面は、第1実装面と、第2実装面と、を備え、
    前記実装部は、前記第1実装面を有する第1実装部と、前記第1実装面と面一の前記第2実装面とを有する第2実装部と、を備え、
    前記第1実装部および前記第2実装部は、それぞれ柱状である、請求項6に記載の撮像モジュール。
  8. 前記実装面は、第3実装面を備え、
    前記実装部は、前記第1実装面と前記第2実装面とのうち少なくとも一方と面一の前記第3実装面を有する第3実装部を備え、
    前記第3実装部は、柱状である、請求項7に記載の撮像モジュール。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の撮像モジュールを備えることを特徴とする測距モジュール。
  10. 請求項1から8のいずれか一項に記載の撮像モジュールと、
    前記撮像モジュールを収容する絶縁チューブと、
    を備えることを特徴とする絶縁チューブ付き撮像モジュール。
  11. 請求項10に記載の絶縁チューブ付き撮像モジュールと、
    前記複数の光学機能素子それぞれに対して固定されたレンズユニットと、
    を備えることを特徴とするレンズ付き撮像モジュール。
  12. 請求項11に記載のレンズ付き撮像モジュールと、
    前記レンズ付き撮像モジュールを収容する挿入部材と、
    を備えることを特徴とする内視鏡。
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