JP2015001936A - 医療業務支援装置および医療業務支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】検査値に異常が無いときにも画面表示を切り替えての過去の検査値の確認を行うような手間を省き、医療従事者の負担を軽減する。
【解決手段】実施形態の医療業務支援装置は、記憶デバイスにアクセス可能であって、取得手段、記憶制御手段および表示制御手段を含む。取得手段は、端末装置の入力画面にて入力された被検者に関する検査値を端末装置から取得する。記憶制御手段は、少なくとも前回検査を含む過去検査に関して取得手段により取得された検査値を記憶デバイスに記憶させる。表示制御手段は、取得手段により新たに取得された検査値が、記憶部により記憶された前回検査に関しての検査値に対して規定値以上変化している場合に、被検者の健康状態の確認を促すためのアイコンを入力画面上に表示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、医療業務支援装置および医療業務支援プログラムに関する。
医療従事者、特に看護師による検査値の入力業務や、検査値の確認業務などの医療業務をPDA(personal digital assistant)端末などの携帯端末で行えることが望まれている。
しかしながら、携帯端末は表示画面の大きさが制限されるため、上記の入力業務と確認業務とを同一の画面上で可能とすることは困難である。そこで、入力業務と確認業務とでは、画面表示の切り換えが必要となる。
上記のように、入力業務と確認業務とでの画面表示の切り換えが必要であるとすると、入力した最新の検査値が正常であったとしても、いちいち画面表示を切り替えて過去の検査値を参照して正常であることを確認することが必要になる場合もあり、医療従事者の負担を増加させることになってしまう。
このような事情から、検査値に異常が無いときにも画面表示を切り替えての過去の検査値の確認を行うような手間を省き、医療従事者の負担を軽減することが望まれていた。
特開2002−109665号公報
本発明が解決しようとする課題は、検査値に異常が無いときにも画面表示を切り替えての過去の検査値の確認を行うような手間を省き、医療従事者の負担を軽減することができる医療業務支援装置および医療業務支援プログラムを提供することである。
実施形態の医療業務支援装置は、記憶デバイスにアクセス可能であって、取得手段、記憶制御手段および表示制御手段を含む。取得手段は、端末装置の入力画面にて医療従事者により入力された被検者に関する検査値を端末装置から取得する。記憶制御手段は、少なくとも前回検査を含む過去検査に関して取得手段により取得された検査値を記憶デバイスに記憶させる。表示制御手段は、取得手段により新たに取得された検査値が、記憶部により記憶された前回検査に関しての検査値に対して規定値以上変化している場合に、被検者の健康状態の確認を促すためのアイコンを入力画面上に表示させる。
一実施形態に係る医療業務支援装置を含んで構成した医療情報処理システムのブロック図。 一例としての入力フォームを示す図。 支援処理のフローチャート。 いくつかの検査値が入力された後の図1中のディスプレイでの表示例を示す図。
以下、実施の形態の一例を図面を用いて説明する。
図1は本実施形態に係る医療業務支援装置を含んで構成した医療情報処理システム100のブロック図である。
医療情報処理システム100は、医療業務支援装置(以下、支援装置と略記する)1、病院基幹サーバ2および看護師端末3を、通信ネットワーク4を介して通信可能として構成される。
支援装置1は、看護師端末3からの通信ネットワーク4を介してのアクセスを受けて、看護師端末3を所持する看護師による業務を支援するための処理を行う。
病院基幹サーバ2は、電子カルテの管理などの病院内の医療情報処理の基幹をなすサーバ装置である。病院基幹サーバ2は、電子カルテデータなどの各種の医療情報を記憶する病院基幹データベース21を備える。
看護師端末3は、看護師により所持される携帯通信端末である。看護師端末3としては、既存のPDA端末やスマートフォンなどが利用できる。そして看護師端末3は、ディスプレイ31を備える。
通信ネットワーク4は、例えばLAN(local area network)などをベースとした病院内ネットワークなどである。通信ネットワーク4は、支援装置1、病院基幹サーバ2および看護師端末3の間での情報通信を仲介する。
さて支援装置1は、CPU(central processing unit)11、ROM(read-only memory)12、RAM(random-access memory)13、通信インタフェース14およびバスライン15を含む。CPU11、ROM12、RAM13および通信インタフェース14は、いずれもバスライン15に接続されている。
CPU11は、コンピュータの中枢部分に相当する。CPU11は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、支援装置1としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
ROM12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM12は、上記のオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。ROM12は、CPU11が各種の処理を実行する上で必要なデータを記憶する場合もある。
RAM13は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM13は、CPU11が各種の処理を実行する上で必要なデータを必要に応じて記憶する。またRAM13は、CPU11が各種の処理を行う際のワークエリアとしても利用される。
通信インタフェース14は、通信ネットワーク4を介した情報通信のための処理を行う。通信インタフェース14としては、例えば既存のLANインタフェースを適用できる。通信インタフェース14に代えて、無線により通信ネットワーク4へとアクセスするタイプの通信インタフェースを設けても良い。
ROM12が保存するアプリケーションプログラムには、後述する支援処理について記述した支援処理プログラムが含まれる。この支援装置1の譲渡は一般に、この支援処理プログラムがROM12に記憶された状態にて行われる。しかし、コンピュータ装置が備える書き込み可能な記憶デバイスに、このコンピュータ装置とは個別に譲渡された支援処理プログラムがユーザなどの操作に応じて書き込まれても良い。支援処理プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。
次に以上のように構成された医療情報処理システム100の動作について説明する。
患者等の被検者(以下、患者と称する)の検査に関わる検査値の入力のための入力業務の開始を要求する操作が看護師端末3にて看護師によってなされたことに応じて看護師端末3は、その旨を通信ネットワーク4を介して支援装置1に通知する。この通知を通信インタフェース14を介して受けるとCPU11は、検査値の入力のために予め定められた入力フォームをディスプレイ31で表示させるためのフォーム情報を通信ネットワーク4を介して看護師端末3へと送信する。
図2は一例としての入力フォーム60を示す図である。
入力フォーム60は、欄60a,60b,60c,60d,60e,60f,60g,60h,60i,60jを含む。欄60aは、患者を選択するための欄である。欄60b〜60jは、体温、血圧値(上)、血圧値(下)、脈拍数、呼吸数、SPO2、CYP、採便回数および採尿回数のそれぞれについての検査値の入力欄である。
看護師は、まず欄60aにおいて、検査の対象となる患者を選択する。具体的には、欄60aの右端に表示された上向きの三角印または下向きの三角印を看護師がタッチすることとする。この操作に応じて看護師端末3は、病院基幹データベース21に登録された患者名のうちの1つを選択し、欄60aに表示する。そして看護師端末3は、患者名を変更する毎に、新たに選択した患者名を含んだ通知情報を通信ネットワーク4を介して支援装置1に送信する。
そして看護師は、患者についての検査を行って検査値を得ると、欄60b〜60jのうちで検査を行った項目に応じたものを選択した上で、上記の検査値を入力する。
看護師端末3は、検査値が入力されると、その時点で選択されている欄に応じた項目に関するものとして取得する。そして、別の欄が選択されたことに応じて、検査項目の識別情報と検査値とを含んだ通知情報を通信ネットワーク4を介して支援装置1に送信する。
なお、入力フォームを表すデータは、例えばHTML(hypertext markup language)ファイルとして実現できる。そして看護師端末3における入力フォームの表示および入力フォームで入力される情報の取り込みは、例えばWebブラウザを用いて実現できる。
さて支援装置1においては、フォーム情報を送信したのちに、CPU11がROM12に記憶された支援処理プログラムに従った支援処理を開始する。
図3は支援処理のフローチャートである。なお、図3に示すとともに以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
Act1においてCPU11は、上記のように看護師端末3から送信される通知情報が到来したか否かを確認する。そして、通知情報が到来していないためにNOと判定したならばCPU11は、支援処理を終了する。
さて、看護師端末3が送信した通知情報が通信ネットワーク4によって支援装置1へと送達されると、通信インタフェース14は、通知情報が到来したことをCPU11に通知するとともに、この通知情報を受信する。通知情報は、CPU11の制御の下にRAM13に書き込まれる。かくして、通知情報が検査値を含むならば、この検査値が支援装置1にて取得されることとなる。つまり、通信インタフェース14は、取得手段として機能している。この通知を受けた場合にCPU11は、Act1にてYESと判定し、Act2へと進む。
Act2においてCPU11は、通知情報が患者情報を通知するものであるか否かを確認する。そして通知情報が患者情報を含むためにYESと判定したならばCPU11は、Act3へと進む。
Act3においてCPU11は、通知情報に含まれた患者情報をRAM13に記憶させる。そしてこののちにCPU11は、支援処理を終了する。なお、RAM13が記憶する患者情報により特定される患者が、現在の入力業務の対象となる患者(以下、対象患者と称する)である。
通知情報が患者情報ではなく検査値を含むためにAct2にてNOと判定したならばCPU11は、Act4へと進む。なお以下においては、通知情報が含む検査値を今回検査値と称し、通知情報が含む識別情報により識別される検査項目を対象項目と称する。
Act4においてCPU11は、対象患者が不明であるか否かを確認する。これは、例えばAct3で記憶させた患者情報がRAM13に記憶されているか否かを確認することなどによって実現できる。なお、Act3で記憶させた患者情報は、例えば業務の終了が看護師端末3で指定された場合などにクリアされるのであり、RAM13に患者情報が記憶されていない状態も有り得る。そして、対象患者が不明であるためにYESと判定したならばCPU11は、Act5へと進む。
Act5においてCPU11は、対象患者が指定されていないことを看護師に通達するためのエラー表示をディスプレイ31にて行うよう看護師端末3に対して指示する。そしてこののちにCPU11は、支援処理を終了する。
患者情報がRAM13に記憶されており、対象患者が明らかであるためにAct4にてNOと判定したならばCPU11は、Act6へと進む。
Act6においてCPU11は、今回検査値についての整合性をチェックする。この整合性のチェックは例えば、今回検査値が、対象検査に対して定められた許容範囲内の値であるか否かのチェックである。なお、許容範囲は、検査項目のそれぞれに対して予め定められる。
Act7においてCPU11は、上記の整合性のチェックの結果としてエラーが見つかったか否かを確認する。そしてエラーが見つかったためにYESと判定したならばCPU11は、Act8へ進む。
Act8においてCPU11は、入力された検査値に整合性のエラーがあることを看護師に通達するためのエラー表示をディスプレイ31にて行うよう看護師端末3に対して指示する。具体的にCPU11は、対象項目に応じた所定の位置にエラーアイコンを表示するよう指示する指示情報を看護師端末3に送る。この指示情報を受けて看護師端末3は、ディスプレイ31に表示している入力フォームに重ねて、予め定められたエラーアイコンを上記の所定の位置に表示する。エラーアイコンを示す画像データは、CPU11が指示情報に含めても良いし、看護師端末3の側に記憶されていても良い。なお、CPU11は、エラー表示の指示を終えたならば支援処理を終了する。
Act6のチェックの結果としてエラーが見つからなかったためにAct7にてNOと判定したならばCPU11は、Act9へと進む。
Act9においてCPU11は、今回検査値を対象項目の識別情報およびRAM13に記憶された患者情報とともに病院基幹サーバ2へと送信する。そうすると病院基幹サーバ2は、検査値を病院基幹データベース21に登録するなど予め定められた処理を行う。かくして、CPU11は記憶デバイスとしての病院基幹データベース21に検査値を記憶させるための記憶制御手段として機能する。なお、病院基幹サーバ2における処理は、本実施形態における特徴ではないのでその詳細の説明は省略する。
Act10においてCPU11は、ディスプレイ31にて対象項目に関するエラー表示を行っているか否かを確認する。そして該当するエラー表示を行っているためにYESと判定したならばCPU11は、Act11へ進む。なお、該当するエラー表示を行っていないためにNOと判定したならばCPU11は、Act11をパスしてAct12へと進む。
Act11においてCPU11は、対象項目に関してのエラー表示の解除を看護師端末3に対して指示する。具体的にCPU11は、対象項目の識別情報を含み、エラーアイコンの表示の解除を指示する指示情報を看護師端末3に送る。この指示情報を受けて看護師端末3は、識別情報に応じた所定の位置に表示しているエラーアイコンの表示を終了する。
Act12においてCPU11は、前回検査における検査値(以下、前回検査値と称する)に対する今回検査値の変化量が規定値以上であるか否かを確認する。具体的にCPU11は、対象項目についての対象患者についての前回検査値を病院基幹サーバ2から取得し、この前回検査値と今回検査値との差として変化量を求める。そしてCPU11は、対象項目に対して予め定められた規定値と上記の求めた変化量とを比較する。そして、変化量が規定値以上であるためにYESと判定したならばCPU11は、Act13へと進む。
Act13においてCPU11は、警告アイコンを作成する。具体的にCPU11は、対象患者についての過去の前回検査以外の直近2回の検査における対象項目についての検査値を病院基幹サーバ2から取得して、これに今回検査値および前回検査値を加えた4つの検査値の経時変化を表す折れ線グラフを作成する。そしてCPU11は、このように作成した折れ線グラフを予め定められた警告アイコンのサイズに縮小することによって警告アイコンを作成する。かくして警告アイコンは、対象項目に関する直近4回の検査値の経時変化の傾向を表したものとなる。なお、折れ線グラフの作成に使用する検査値の数は、今回検査値および前回検査値を含む2つ以上であれば、任意であって良い。かくしてCPU11は、作成手段として機能している。
Act14においてCPU11は、警告表示をディスプレイ31にて行うよう看護師端末3に対して指示する。具体的にCPU11は、上記のように作成した警告アイコンを表した画像データと、対象項目の識別情報とを含んだ指示情報を看護師端末3に送る。この指示情報を受けて看護師端末3は、ディスプレイ31に表示している入力フォームの対象項目に応じた所定の位置に重ねて、警告アイコンを表示する。かくしてCPU11は、表示制御手段として機能している。なお、CPU11は、警告表示の指示を終えたならば支援処理を終了する。
図4はいくつかの検査値が入力された後のディスプレイ31での表示例を示す図である。
図4の例では、欄60aに対象患者のコードと氏名が、欄60b,60d,60e,60f,60h,60iに、各項目に対して入力済みの検査値がそれぞれ表示されている。そして、欄60bに表示される値が欄60bに対応する項目である体温の検査値として整合性のない値となっているために、該当する項目名を表した文字「体温」に重ねてエラーアイコン61が表示されている。また、欄60dに表示される値が欄60dに対応する項目である血圧(下)について、今回検査値が前回検査値に対して規定値以上の変化をしていたために、該当する項目名を表した文字「血圧(下)」に重ねて警告アイコン62が表示されている。さらに警告アイコン62は、「血圧(下)」なる検査項目についての直近4回の検査値が、「下降、上昇、下降」のように変化していることを表している。
ところでCPU11は、図4のAct12にて、変化量が規定値未満であるためにNOと判定したならば、Act15へと進む。
Act15においてCPU11は、対象項目に関しての警告表示を行っている状態であるか否かを確認する。そして、対象項目に関しての警告表示中であるためにYESと判定したならばCPU11は、Act16へ進む。
Act16においてCPU11は、対象項目に関しての警告表示の解除を看護師端末3に対して指示する。具体的にCPU11は、対象項目の識別情報を含み、警告アイコンの表示の解除を指示する指示情報を看護師端末3に送る。この指示情報を受けて看護師端末3は、識別情報に応じた所定の位置に表示している警告アイコンの表示を終了する。そして、CPU11は、警告表示の解除の指示を終えたならば支援処理を終了する。なお、対象項目に関しての警告表示を行っていない状態であるためにAct15にてNOと判定したならばCPU11は、Act16をパスしてそのまま支援処理を終了する。
Act1,4,5,8,14,15,16のいずれかから支援処理を終了した後にCPU11は、速やかに支援処理を再開し、新たな通知情報の到来に備える。
なお、ここでは説明の簡略化のために看護師端末3を1つのみ含んだ医療情報処理システム100を例示している。しかしながら、医療情報処理システム100には、典型的には複数の看護師端末3が含まれることになる。この場合は、通知情報に看護師端末3の識別情報を含める。そして支援装置1は、この識別情報に基づいて看護師端末3の個々を識別しながら、看護師端末3のそれぞれに対して前述した処理をそれぞれ行う。
以上のように本実施形態によれば、検査値の入力業務のための入力フォームをディスプレイ31で表示して検査値の入力を受け付ける状態の看護師端末3において、入力済みの今回検査値が前回検査値に対して大幅に変化しているか否かを警告アイコンの有無によって看護師に認識させることができる。これにより看護師がこの後において、警告アイコンが表示された検査項目に限って、あるいは警告アイコンが表示された検査項目を優先して確認業務を行うことによって、確認業務の効率を高めることが可能である。つまり支援装置1によれば、確認業務の効率を高めることを可能とする有益な情報を看護師に効率的に提供できる。
また本実施形態によれば、検査値の経時変化を表す折れ線グラフを縮小して警告アイコンを作成しているので、警告アイコンを目視した看護師に、検査値の経時変化の大まかな傾向を認識させることができる。このため、ある程度のスキルを持つ看護師であれば、確認業務を行うことなしに患者の異常の状態を認識できる可能性がある。つまり支援装置1によれば、確認業務の一部を省略可能とする有益な情報を看護師に効率的に提供できる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
検査値の経時変化についてのそれぞれ異なる傾向を表した複数の警告アイコンを予め用意しておき、これら複数の警告アイコンの中で対象患者の対象項目についての検査値の変化の様子に最も合致するものを選択してディスプレイ31に表示させるようにしても良い。この場合は例えば、複数の警告アイコンをそれぞれ示す複数の画像データを支援装置1の側に記憶しておき、これらの画像データのうちの1つを前記実施形態と同様に指示情報に含めて送信する。あるいは、複数の警告アイコンをそれぞれ示す複数の画像データを看護師端末3の側に記憶しておき、警告アイコンの表示を指示する指示情報には、表示すべき警告アイコンを示す画像データの識別情報を含める。
今回検査値の前回検査値に対する変化量の大きさに応じて、警告アイコンの背景色を変更しても良い。例えば、「第1の規定値≦変化量<第2の規定値」が成立する場合に背景色を黄色とし、「変化量≧第2の規定値」が成立する場合に背景色を赤とすることが考えられる。このようにすれば、検査値の変化の程度をも警告アイコンにより看護師に認識させることが可能となる。
例えば、OKボタンのタッチなどの所定の事象が発生したことに応じて、欄60a〜60jに入力された情報を全て含む通知情報が看護師端末3から支援装置1へと送信されても良い。この場合に支援装置1は、検査値が入力されている項目のそれぞれについての警告アイコンの表示の必要性の判断や警告アイコンの作成を前記実施形態と同様にそれぞれ行い、警告アイコンを表示すべき項目の識別情報のそれぞれに関連付けて該当する警告アイコンを示す画像データを含んだ指示情報を看護師端末3へと送る。
警告アイコンは、検査値の経時変化の傾向を表さないものとしても良い。
看護師端末3は、看護師に限らず、医師や事務職員などの他の医療従事者により操作されても良い。
ハードディスクドライブなどの書き換え可能な記憶デバイスを支援装置1に追加して備え、この記憶デバイスに過去における検査値を記憶しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…医療業務支援装置、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…通信インタフェース、2…病院基幹サーバ、21…病院基幹データベース、3…看護師端末、31…ディスプレイ、4…通信ネットワーク、100…医療情報処理システム。

Claims (6)

  1. 記憶デバイスにアクセス可能であって、
    端末装置の入力画面にて入力された被検者に関する検査値を前記端末装置から取得する取得手段と、
    少なくとも前回検査を含む過去検査に関して前記取得手段により取得された前記検査値を前記記憶デバイスに記憶させる記憶制御手段と、
    前記取得手段により新たに取得された前記検査値が、前記記憶部により記憶された前回検査に関しての前記検査値に対して規定値以上変化している場合に、前記被検者の健康状態の確認を促すためのアイコンを前記入力画面上に表示させる表示制御手段とを具備したことを特徴とする医療業務支援装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記入力画面上に表示させるアイコンを、前記検査値の変化の傾向を表すものとすることを特徴とする請求項1に記載の医療業務支援装置。
  3. 前記取得手段により新たに取得された前記検査値および前記記憶部により記憶された過去検査に関しての検査値の変化のグラフを表したアイコンを作成する作成手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記作成手段が作成したアイコンを前記入力画面上に表示させることを特徴とする請求項2に記載の医療業務支援装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記取得手段により新たに取得された前記検査値と前記記憶部により記憶された前回検査に関しての前記検査値との差の大きさに応じて色の異なるアイコンを前記入力画面上に表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の医療業務支援装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記アイコンのイメージデータを含み、当該イメージデータが表すアイコンを前記入力画面上に表示することを前記端末装置に対して指示する指示情報を前記端末装置へと送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の医療業務支援装置。
  6. 記憶デバイスにアクセス可能なコンピュータを、
    端末装置の入力画面にて入力された被検者に関する検査値を前記端末装置から取得する取得手段と、
    少なくとも前回検査を含む過去検査に関して前記取得手段により取得された前記検査値を前記記憶デバイスに記憶させる記憶制御手段と、
    前記取得手段により新たに取得された前記検査値が、前記記憶部により記憶された前回検査に関しての前記検査値に対して規定値以上変化している場合に、前記被検者の健康状態の確認を促すためのアイコンを前記入力画面上に表示させる表示制御手段として機能させるための医療業務支援プログラム。
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