JP2015001106A - 窓構造 - Google Patents

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JP2015001106A
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opening
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田中 宏典
Hironori Tanaka
宏典 田中
拓 礒邊
Taku Isobe
拓 礒邊
憲宏 若代
Norihiro Wakashiro
憲宏 若代
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Daiwa House Industry Co Ltd
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YKK AP Inc
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Abstract

【課題】開口部が小さいにもかかわらず、採光性および通風性の低下が少ない狭小住宅に適した窓構造を提供する。【解決手段】狭小住宅に適用される窓構造Kであって、窓が小窓化されてなるものである。この窓構造Kにおいては、開口部1の高さ位置が、大人の頭の位置程度とされ、開口部1がセットバックされてなるものである。その場合、開口部1が末広がり状とされてなるのが好ましく、末広がり状とされた斜面が反射面2とされてなるのがさらに好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は狭小住宅に適した窓構造に関する。さらに詳しくは、開口部が小さいにもかかわらず、採光性および通風性の低下が少ない狭小住宅に適した窓構造に関する。
従来より、住宅においては採光や通気のために窓が設けられている。
しかるに、この窓にはガラスを嵌め込んだガラス障子が用いられているところから、断熱性に劣るという問題がある。また、窓は通常は相当の大きさを有し、しかも嵌め込まれているガラスは一般的には透明ガラスとされているところから、ブラシバシー保護上の問題もある。さらに、窓からの強盗や泥棒などが進入するおそれもある。とりわけ、都市部における住宅密集地においては、この問題は顕著である。
そのため、開口部が小さいにもかかわらず、採光性および通風性の低下が少ない窓構造の出現に期待がかけられている。
なお、浴室の窓構造については、特許文献1に提案がなされている。
特開2001−164772号公報
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、開口部が小さいにもかかわらず、採光性および通風性の低下が少ない狭小住宅に適した窓構造を提供することを目的としている。
本発明の窓構造は、狭小住宅に適用される窓構造であって、窓が小窓化されてなることを特徴とする。
本発明の窓構造においては、開口部がセットバックされていてもよい。その場合、開口部が末広がり状とされてなるのが好ましく、末広がり状とされた斜面が反射面とされてなるのがさらに好ましい。
また、本発明の窓構造においては、窓が縦すべり窓とされ、ガラス障子が左右いずれの側にも寄せて開くようにされてもよい。
また、本発明の窓構造においては、開口部の高さ位置が、大人の頭の位置程度とされてなるのが好ましい。
本発明の窓構造は、前記のごとく構成されているので、開口部が小さいにもかかわらず、採光性および通風性の低下が少ないという優れた効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る窓構造の概略縦断面図である。 本発明の実施形態2に係る窓構造の概略横断面図である。 同実施形態の窓構造の機能説明図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
実施形態1
図1に、本発明の実施形態1に係る窓構造Kを概略縦断面図で示す。
窓構造Kは、図1に示すように、開口部1を室内側に一定距離セットバックさせるとともに、開口部1の縦方向および横方向の幅をそれぞれ従来の窓の半分程度としてなるものとされる。以下、本明細書においては、このように従来の窓に比して小さくされた窓を「小窓」ということにするとともに、窓を小窓とすることを「小窓化」ということにする。また、本明細書では、「セットバック」とは、前述したように、窓の開口部を壁面から室内側に一定距離後退させることをいう。
開口部1の高さ位置は、防犯上などの観点から大人の頭の位置程度に調整されている。
しかも、開口部1をセットバックさせたことによる採光性および通気性の低下を抑えるため、開口部1から外壁までは末広がり状とされている。なお、採光性の向上を図るため、末広がり状とされた斜面は反射面2とされるのが好ましい。
ガラス障子3は、従来の窓と同様に引違戸とされて左右に開閉自在とされている。
なお、図示例においては、セットバックされた窓の下部は、収納庫4とされている。
このように、本実施形態によれば、開口部1が小さくされて窓が小窓化されているもかかわらず、採光性および通風性の低下が少ない。また、開口部1が小さく、しかも開口部1の位置が大人の頭の位置程度に調整されているので、プライバシーの保護が図られるとともに、防犯性が向上する。
また、末広がり状とされた斜面は反射面2とされているので、反射面2で乱反射した光が室内に進入するので、採光性が向上する。
実施形態2
図2に、本発明の実施形態2に係る窓構造を概略横断面図で示す。
窓構造Kは、図2に示すように、2枚のガラス障子6,6を備え、2枚のガラス障子6,6がオープンに開くようにされてなるものとされる。ここで、ガラス障子6の幅は、従来の窓のガラス障子の半分程度とされて窓が小窓化されている。なお、図中、図1と同一の符号を付したものは、同一または類似の構成要素を示す。
また、図3に示すように、2枚のガラス障子6,6は、ガラス障子6,6が縦すべり窓のガラス障子のように、各方のいずれにも寄せて開くようにされてなるものとされる。なお、従来の縦すべり窓のガラス障子は、一方にのみ寄せて開くようにされている。
本実施形態においては、ガラス障子6,6がいずれの側にも寄せて開くことができるので、図3(a)に示すように、図中の左よりの風に対しては、ガラス障子6,6を右側に寄せて開くようにすると、風はガラス障子6,6に当たって方向が変えられて室内に進入する。一方、図3(b)に示すように、図中の右よりの風に対しては、ガラス障子6,6を左側に寄せて開くようにすると、風はガラス障子に当たって方向が変えられて室内に進入する。
また、本実施形態においては、図示はされていないが、風速および風向を検出する風速・風向センサを設けて風速および風向を自動的に検知し、風が強すぎる場合には、風向きに対してガラス障子が90度となるようにする角度調整機構が備えられていて、ガラス障子6,6のバタツキが生じないようにされている。また、風量を微調整するようガラス障子の開閉角度が自動調整されるようにされている。
このように、本実施形態では、左右いずれの方向からの風でも室内に取り込むことができるので、ガラス障子6,6の幅を従来の半分程度としても通気性が低下するおそれは少ない。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではなく、種々改変が可能である。
例えば、ガラス障子のガラスは、防盗性を向上させる観点からラミネートガラスとすることもできる。
本発明は住宅産業に適用できる。
K 窓構造
1 開口部
2 反射面
3 ガラス障子
4 収納庫
6 ガラス障子

Claims (6)

  1. 狭小住宅に適用される窓構造であって、窓が小窓化されてなることを特徴とする窓構造。
  2. 開口部がセットバックされてなることを特徴とする請求項1記載の窓構造。
  3. 開口部が末広がり状とされてなることを特徴とする請求項2記載の窓構造。
  4. 末広がり状とされた斜面が反射面とされてなることを特徴とする請求項3記載の窓構造。
  5. 窓が縦すべり窓とされ、ガラス障子が左右いずれの側にも寄せて開くようにされてなることを特徴とする請求項1記載の窓構造。
  6. 開口部の高さ位置が、大人の頭の位置程度とされてなるとを特徴とする請求項1記載の窓構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105089457A (zh) * 2015-08-19 2015-11-25 钱铭 Atm机自动防窥安全门

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