JP2014531225A - 外科手術用ポータル装置および接着剤パッチを含む外科手術用アクセスシステム - Google Patents
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Abstract
本開示は、外科手術手技の間、外科手術部位にアクセスするための外科手術用アクセスシステムおよびその使用方法に関する。外科手術用アクセスシステムは、ポータル部材およびパッチを含む。ポータル部材は、外科手術用物体の通行のための少なくとも1つの縦方向ポートを含む。ポータル部材は、圧縮性材料から形成され、ポータル部材の外側表面が、それを通したポータル部材の挿入に応じて、組織内の開口部と実質的密閉関係のために適合されるように、第1の拡張状態から第2の圧縮状態に遷移するように適合される。パッチは、組織内の開口部を覆って位置付け、その表面を密閉するための接着剤を含む組織対向表面を有する非多孔性基材を含む。パッチは、ポータル部材の密閉受け取りのために適合される。
Description
(関連出願の引用)
本願は、米国仮特許出願第61/522,790号(2011年8月12日出願)を基礎とする優先権およびその利益を主張する。該出願の内容全体は、参照により本明細書に引用される。
本願は、米国仮特許出願第61/522,790号(2011年8月12日出願)を基礎とする優先権およびその利益を主張する。該出願の内容全体は、参照により本明細書に引用される。
(技術分野)
本開示は、概して、外科手術手技において使用するための外科手術用アクセスシステムに関し、より具体的には、組織およびそれを通して位置付けられる1つ以上の外科手術用物体の両方との流体密封を形成するための外科手術用ポータル装置および接着剤パッチを含む外科手術用アクセスシステムに関する。
本開示は、概して、外科手術手技において使用するための外科手術用アクセスシステムに関し、より具体的には、組織およびそれを通して位置付けられる1つ以上の外科手術用物体の両方との流体密封を形成するための外科手術用ポータル装置および接着剤パッチを含む外科手術用アクセスシステムに関する。
今日、多くの外科手術手技は、患者への外傷および回復時間の両方を低減させる努力において、従来の手技において典型的に要求されたより大きな切開と比較して、皮膚の小切開を通して行われる。概して、そのような手技は、患者の腹部で行われない限り、「内視鏡的」と称され、該当する場合は、手技は、「腹腔鏡的」と称される。本開示全体を通して、用語「低侵襲的」とは、内視鏡下および腹腔鏡下手技の両方を包含するものと理解されたい。
典型的低侵襲的手技の間、外科手術用アクセスデバイス(例えば、トロカールおよびカニューレアセンブリ)、または内視鏡等の外科手術用物体が、組織の切開を通して、患者の身体内に挿入される。一般に、患者の身体内への外科手術用物体の導入に先立って、吸入ガスが使用され、より大きく、よりアクセス可能な作業領域を生成するために、標的外科手術部位を囲む領域を拡大させる。故に、実質的流体密封の維持が、吸入ガスの逃散、および拡大された外科手術部位の収縮または圧潰を防止するために望ましい。
この目的を達成するために、弁およびシールを伴う種々の外科手術用ポートが、低侵襲的手技の過程の間、使用され、当技術分野において広く知られている。しかしながら、小切開は、典型的には、患者の身体からの標本除去のために拡大される。拡大された開口部は、開口部が、大き過ぎて、外科手術用ポートとの流体密封を維持できなくなるため、それを通した外科手術用ポートの継続使用を妨害する。追加の切開が、外科手術用ポートによる外科手術部位の継続アクセスのために要求され得る。
臨床医にとって、比較的容易かつ不便性がほとんどなく、下層組織部位のアクセス性を促進することができる、外科手術用アクセスシステムの継続的必要性が存在する。拡大された切開との流体密封を維持しながら、切開が拡大された後も外科手術用ポートの継続使用または再使用を可能にする、外科手術用アクセスシステムを提供することが有利となるであろう。
本開示は、外科手術用アクセスシステムおよび外科手術手技の間のその使用方法に関する。外科手術用アクセスシステムは、ポータル部材およびパッチを含む。ポータル部材は、外科手術用物体の通行のための少なくとも1つの縦方向ポートを含む。ポータル部材は、圧縮性材料から形成され、外側表面が、それを通したポータル部材の挿入に応じて、組織内の開口部と実質的密閉関係のために適合されるように、第1の拡張状態から第2の圧縮状態に遷移するように適合される。パッチは、組織内の開口部を覆って位置付けし、その表面を密閉するための接着剤を含む組織対向表面を有する非多孔性基材を含む。パッチは、ポータル部材の密閉受け取りのために適合される。
本開示の一実施形態によると、外科手術部位にアクセスするために、接着剤を含む組織対向表面を有する非多孔性基材を含むパッチが、組織内の開口部を覆って設置され、その表面を密閉する。ポータル部材が、次いで、パッチ内の開口を通して位置付けられる。ポータル部材は、外科手術用物体の通行のための少なくとも1つの縦方向ポートを含む。ポータル部材は、圧縮性材料から形成され、外側表面が、それを通したポータル部材の挿入に応じて、パッチの開口および組織内の開口部との実質的密閉関係のために適合されるように、第1の拡張状態から第2の圧縮状態に遷移するように適合される。
本開示の別の実施形態によると、外科手術部位にアクセスするために、外科手術用物体の通行のための少なくとも1つの縦方向ポートを含むポータル部材が、組織内の開口部に設置される。ポータルは、圧縮性材料から形成され、外側表面が、それを通したポータル部材の挿入に応じて、組織内の開口部との実質的密閉関係のために適合されるように、第1の拡張状態から第2の圧縮状態に遷移するように適合される。外科手術用物体は、少なくとも1つの縦方向ポートを通して設置される。ポータル部材は、組織内の開口部から除去され、組織の開口部は、拡大される。接着剤を含む組織対向表面を有する非多孔性基材を含むパッチは、組織内の拡大された開口部を覆って位置付けられ、その表面を密閉する。ポータル部材は、次いで、パッチを通して、それと密閉関係に設置され得る。
本開示の種々の実施形態が、図面を参照して、本明細書に後述される。
図1は、本開示の原理による、組織に対して位置付けられるポータル部材およびパッチを含む、外科手術用アクセスシステムの正面斜視図である。
図2は、シールアンカ部材の縦方向に延在するポートを図示する、図1の線2−2に沿った図1のポータル部材の断面図である。
図3Aは、本開示の別の実施形態による、パッチの上面図である。
図3Bは、本開示のさらに別の実施形態による、パッチの上面図である。
図4Aは、本開示の一実施形態による、図3Aのパッチの断面図である。
図4Bは、本開示の別の実施形態による、パッチの上面図である。
図4Cは、本開示のさらに別の実施形態による、パッチの上面図である。
本開示によると、外科手術用アクセスシステムは、外科手術部位にアクセスするために利用される。外科手術用アクセスシステムは、組織内の開口部(例えば、切開)への挿入のために適合され、組織との流体密封を形成する外科手術用ポータル装置(例えば、ポータル部材)と、それを通してポータル部材が設置され得る人工表面または界面を生成する接着剤パッチとを含む。
本開示の特定の実施形態が、付随の図面を参照して、本明細書に説明されるであろう。図面に示され、以下の説明を通して説明されるように、物体上の相対的位置を参照するとき、従来通り、用語「近位」または「後縁」は、臨床医により近い装置の端部を指し、用語「遠位」または「前縁」は、臨床医からより遠い装置の端部を指す。本明細書で使用される場合、用語「患者」は、ヒト対象または他の動物を指すと理解されるべきであって、用語「臨床医」は、医師、看護士、または他の医療提供者を指すと理解されるべきであって、補佐人員を含み得る。以下の説明では、公知の機能または構造は、本開示を不必要に詳細に曖昧にすることを回避するために、詳細に説明されない。
本明細書に説明される低侵襲的外科手術のタイプの1つは、単一の外科手術用ポートを通した複数の器具アクセスである。単一の外科手術用ポートを通した複数の器具アクセスは、低侵襲手術手技であり、臨床医が、単一進入点、典型的には、患者の臍を通して、手術することを可能にする。単一の外科手術用ポート手技を通した開示される複数の器具アクセスは、身体空洞に吹き込みを行い、例えば、患者の臍内にポータル部材を位置付けることを伴い得る。ポータル部材を通して導入され得る、外科手術器具または物体の実施例は、クリップアプライヤ、把持装置、解剖用器具、開創器、ステープラ、鉗子、レーザプローブ、撮像デバイス、トロカール、カニューレ、内視鏡、腹腔鏡、関節鏡、チューブ、電気外科手術用切断、凝固、および焼灼デバイス、ならびに当業者の視野内にある他のツールを含む。
次に、図面(類似参照番号は、いくつかの図全体を通して、同じまたは実質的に、類似部品を識別する)を参照すると、図1は、本開示の原理による、任意の内視鏡的、腹腔鏡的、および/または観血外科手術手技において使用され得る、ポータル部材102およびパッチ104を含む、外科手術用アクセスアセンブリ100を図示する。ポータル部材102は、縦軸「A」を画定し、後縁(または、近位)および前縁(または、遠位)端112および114を含む、細長い本体110を含む。ポータル部材102は、少なくとも1つの縦方向ポート116を含み、実施形態では、複数の縦方向ポート116は、それぞれ、後縁および前縁端112と114との間に、細長い本体110を通して、軸「A」に沿って延在する。少なくとも1つ以上のポート116は、それを通して、カニューレ106等の外科手術用物体を受け取るための寸法を有する。それぞれのポート116を通した導入に応じて、ポート116を画定する内側表面部分117(図2)は、外科手術用物体の周りに、実質的密閉関係を確立し維持する。カニューレ106は、少なくとも1つの縦方向ポート116を通して挿入され、ポート116との流体密封を提供し得る。カニューレ106は、それを通した外科手術器具(例えば、内視鏡下器具)の通行のための弁(図示せず)を含むアクセスポート107を提供する。
後縁および前縁端112および114は、ポータル部材102と一体的に形成され得るフランジ区画118を画定し得る。ポータル部材102の後縁端112は、第1の直径D1を画定し、前縁端114は、第2の直径D2を画定する。実施形態では、後縁および前縁端112および114のそれぞれの第1および第2の直径D1、D2は、図1に見られるように、実質的に、均等である。他の実施形態では、直径D1、D2は、異なり得る。図1に描写されるように、後縁および前縁端112および114は、実質的に、平面表面を画定する。しかしながら、また、後縁および前縁端112および114の一方または両方が実質的に弓状である表面を画定し、組織表面14によって画定され、組織「T」内に形成される、組織開口部12(例えば、切開)内へのポータル部材102の挿入を支援し得ることが想定される。
細長い本体110は、半径方向寸法「R」を画定し、後縁および前縁端112と114との間に縦方向に延在し、軸方向寸法または長さ「L」を画定する。細長い本体110の半径方向寸法「R」は、その軸方向寸法または長さ「L」に沿って変動し、組織「T」内へのポータル部材102の係留を支援する。半径方向寸法「R」が、その軸方向寸法「L」に沿って、実質的に均一のままである他の実施形態もまた、本開示の範囲内である。
細長い本体110の半径方向寸法「R」は、ポータル部材102が、「砂時計」形状または構成を画定し、組織「T」内へのポータル部材102の係留を支援するように、後縁および前縁端112および114のそれぞれの直径D1、D2より著しく小さくあり得る。しかしながら、代替実施形態では、細長い本体110の半径方向寸法「R」は、後縁および前縁端112および114のそれぞれの直径D1および/またはD2と実質的に均等であり得る。断面において、細長い本体110は、任意の好適な構成、例えば、実質的に、円形、卵形、または楕円形を呈し得る。
ポータル部材102は、例えば、1つ以上の外科手術用物体の周りで変形し、シールを確立し、また、組織との密閉関係を確立するために十分な柔軟性を有する、好適な発泡体またはゲル材料等の使い捨て、圧縮性、および/または可撓性タイプの材料から作製され得る。圧縮性材料は、外科手術用物体の軸外運動に対応するように、十分に柔軟性であり得る。一実施形態では、材料は、ポリイソプレン材料を含む、発泡体である。実施形態では、材料は、軟質ウレタンゲル、シリコーンゲル、熱可塑性エラストマー等のエラストマーから製作され得る。
ポータル部材102は、腹腔鏡下外科手術手技と関連して、例えば、腹腔膜または腹膜内膜を通した組織管「T」内への挿入のために適合される。しかしながら、ポータル部材102は、患者の皮膚内の任意の開口部、例えば、切開または任意の自然に存在するオリフィス内への挿入のために適合される。本開示されるポータル部材102および外科手術用アクセスシステム100は、外科手術的に生成された切開、自然に存在する開口部を用いて、または非腹腔鏡下手技において使用され得る。
組織「T」内の開口部12内に挿入されると、ポータル部材102は、開口部12内に、すなわち、開口部12を画定する組織表面14と実質的シールを確立するように適合される。ポータル部材102は、約2mm〜約18mmの開口部12との流体密封を提供するための寸法を有する。実施形態では、ポータル部材102は、その付勢されていない拡張状態では、約5mm〜約20mmの直径である。挿入の間、ポータル部材102は、その第1の拡張状態から第2の圧縮状態に圧縮され、組織「T」内の開口部12を通して、少なくとも部分的通路をもたらし得る。開口部12内に入ると、ポータル部材102は、ポータル部材102の外側壁120が第1の拡張状態に向かって戻り、開口部12を画定する組織「T」とシールを確立するであろう。
ポータル部材102は、1つ以上のポート116内に搭載され、気腹を維持するために、ガス、例えば、CO2の通行をもたらすように、吸入ガス源に接続可能である、吸入導管(図示せず)を含み得る。本開示の外科手術用アクセスシステム100とともに使用され得る、他の好適なポータル部材は、例えば、本発明の譲受人に譲渡された米国特許出願公開第2009/0093752号「Seal Anchor for Use in Surgical Procedures」に開示され、その全内容が、参照することによって本明細書に組み込まれるものを含む。
パッチ104は、組織「T」に接着するように適合される接着剤134を含む、組織対向表面132を含む非多孔性基材130を含む。パッチ104の非多孔性基材130は、組織に接着し、密閉するように適合される、膜、発泡体、メッシュ、繊維シート、またはその複合材であり得る。
非多孔性基材130は、パッチ104が、外科手術手技における使用の間、ポータル部材102を支持するための十分な引張強度を有し、長時間、組織「T」上に維持される場合、異物反応を回避するように、十分に不活性であり、パッチ104が組織「T」の開口部112に対して設置された場合、感染の導入を防止するように、容易に滅菌されるように、好適な材料から製作される。
好適な材料の実施例は、例えば、ポリオレフィン、例えば、ポリエチレン(超高分子ポリエチレンを含む)およびポリプロピレン、例えば、アタクチック、イソタクチック、シンジオタクチック、およびその混成物;ポリエチレングリコール;ポリエチレン酸化物;ポリイソブチレンおよびエチレン−α−オレフィンコポリマー;フッ化ポリオレフィン、例えば、フッ化エチレン、フッ化プロピレン、フッ化PEGS、およびポリテトラフルオロエチレン;ポリアミド、例えば、ナイロン、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン6,10、ナイロン11、ナイロン12、およびポリカプロラクタム;ポリアミン;ポリイミン;ポリエステル、例えば、テレフタル酸ポリエチレン、ポリエチレンナフタレート、テレフタル酸ポリトリメチレン、およびテレフタル酸ポリブチレン;ポリエステル;ポリブトエステル;ポリテトラメチレンエーテルグリコール;1,4−ブタンジオール;ポリウレタン;アクリルポリマー;メタクリル;ビニルハロゲン化ポリマー、例えば、ポリ塩化ビニル;ポリビニルアルコール;ポリビニルエーテル、例えば、ポリビニルメチルエーテル;ポリハロゲン化ビニリデン、例えば、ポリフッ化ビニリデンおよびポリ塩化ビニル;ポリクロロフルオロエチレン;ポリアクリロニトリル;ポリアリールエーテルケトン;ポリビニルケトン;芳香族ポリビニル、例えば、ポリスチレン;ポリビニルエステル、例えば、ポリ酢酸ビニル;エチレンメチルメタクリル酸塩コポリマー;アクリロニトリルスチレンコポリマー;ABS樹脂;エチレンビニルアセテートコポリマー;アルキド樹脂;ポリカーボネート;ポリオキシメチレン;ポリホスファゼン;ポリイミド;エポキシ樹脂;アラミド;レーヨン;レーヨントリアセタート;スパンテックス;シリコーン;ならびにコポリマーおよびそれらの組み合わせを含む。
パッチ104は、パッチ104が、周囲組織「T」に接着し、開口部12の周囲にシールを生成するように、組織「T」内の開口部12を囲むための寸法を有する。故に、パッチ104は、任意の好適な形状またはサイズであり、当業者の視点内にある他の形状の中でも、例えば、図1に図示されるような長方形、図3Aに図示されるような円形であり得る。実施形態では、パッチ104は、所望のサイズおよび形状に切断され得る。パッチ104はまた、組織「T」の開口部12をシールするために、実質的に平面(図1)または凹状(図4A)であり得る。
接着剤134は、パッチ104の一部に塗布され、例えば、パッチ104の組織対向表面132全体(図1)またはその周縁の周囲(図4A)にコーティングされ得る。接着剤は、パッチ104の組織対向表面132の周囲に無作為または系統的パターンで塗布され得ることが想定される。実施形態では、接着剤134は、パッチ104に事前に塗布される一方、他の実施形態では、接着剤134は、組織「T」への適用に先立って、パッチ104に塗布され得る。加えて、または代替として、パッチ104は、組織に結合するための機械的手段を含み得る。実施形態では、パッチは、組織への接着を達成または向上させるために、機械的グリップまたはフックを含み得る。
接着剤は、パッチと組織との間の一時的取り付けをもたらすことが可能な生体適合性材料である。本開示の外科手術用アクセスシステムとともに使用され得る接着剤として、組織接触に応じて硬化する接着剤、紫外線(UV)光への暴露に応じて硬化する接着剤、相互から隔離されて維持され、相互に接触すると硬化する、2部システムである接着剤、感圧式である接着剤、任意のそれらの組み合わせ、または任意の他の公知の好適な接着剤が挙げられるが、それらに限定されない。接着剤の実施例は、例えば、シリコーン、アクリル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、およびゴムベースの接着剤を含む。実施形態では、ヒドロゲルが、接着剤として利用される。ヒドロゲルは、溶媒(例えば、水)を吸収し、目に見える溶解を伴わずに、高速膨張を受け、可逆的変形可能な3次元網を維持する、材料である。ヒドロゲルはまた、2部接着剤システムとして利用され得、ヒドロゲルは、第1および第2のヒドロゲル前駆体を反応させることによって形成される、架橋結合分子網である。第1および第2のヒドロゲル前駆体は、官能基、例えば、求核性または求電子性官能基を含み、求核性−求電子性反応の結果、結合し、架橋結合されたポリマー生成物を形成する。ヒドロゲルは、例えば、当業者の視野内の合成前駆体を使用するもの、例えば、市販の製品において使用されるもの、例えば、FocalSeal(登録商標)(Genzyme,Inc.)、Coseal(登録商標)(Angiotech Pharmaceuticals)、およびDuraSeal(登録商標)(Confluent Surgical,Inc.)を含む。採用され得る接着剤の他の実施例は、タンパク質誘導アルデヒド系接着剤材料、例えば、商標名BioGlueTM(Cryolife,Inc.)で市販のアルブミン/グルタルアルデヒド材料および商標名IndermilTMおよびDermaBondTM(それぞれ、Tyco Healthcare Group,LPおよびEthicon Endosurgery,Inc.)で市販のシアノアクリレート系材料を含む。
接着剤パッチは、開口部が、不規則形状であるか、または大き過ぎて、例えば、約20mmを上回る(例えば、約25mm〜約30mm)切開において、ポータル部材を密閉関係に単独で収容できない場合、組織開口部内へのポータル部材の挿入を促進する。図1に図示されるように、開口136(想像線で図示)は、臨床医によって、パッチ104内に、所望のサイズおよび形状に切断され得る。開口136は、例えば、非多孔性基材130内に細隙を生成するか、またはポータル部材102の形状に対応する所望の形状を切断することによって、パッチ104内に切断される。
代替として、パッチは、事前形成または事前パターン化された開口を含み得る。一実施形態では、図3Aに示されるように、パッチ204は、事前形成開口236を含む。開口136、236の直径は、流体密封が、ポータル部材102、パッチ104、204、および組織「T」間に形成されるように、実質的に、ポータル部材102の細長い本体110の直径以下であるべきである。別の実施形態では、図3Bに図示されるように、パッチ204は、開口236’、236’’、および236’’’の周縁の周囲に延在する、それぞれ、穿孔線237’、237’’、および237’’’によって指定される、1つ以上の事前パターン化開口236’、236’’、および236’’’を含み得る。パッチ204の強度は、穿孔線237’、237’’、および/または237’’’内の材料が、開口236’、236’’、または236’’’を形成するように押しつぶされるか、断裂されるか、または別様に除去され得るように、各穿孔線237’、237’’、および237’’’において低減される。このように、開口の適切なサイズが、ポータル部材のサイズに対応して、使用時に選択され得る。実施形態では、内側の第1の穿孔線237’は、比較的に低い力が、穿孔線237’の近傍のパッチ204に与えられると、断裂するように構成され得る一方、第2の穿孔線237’’は、より高いレベルの力が、パッチ204に与えられると、断裂し、第3の穿孔線237’’’は、さらにより高いレベルの力がパッチ204に与えられると断裂し、穿孔線における偶発的分離を最小限にし得る。
実施形態では、図4A−4Cに図示されるように、パッチ204の非多孔性基材230は、補強部材238、239、および240を含み、所望の強度をパッチ104に提供し、開口236が、拡張しないように防止し、使用の間、ポータル部材102(図1)を支持し得る。補強部材の非限定的実施例は、メッシュ、単繊維、多繊維編組、ステープルファイバ、およびそれらの組み合わせを含む。実施形態では、補強部材238は、図4Aに図示されるように、少なくとも一部内に、または非多孔性層230を通して全体的に配置される、追加の織布または不織布構造であり得、あるいは補強部材239は、図4Bに図示されるように、非多孔性層230の表面上に位置付けられ、多層構造を形成し得る。いくつかの実施形態では、パッチ204は、図4Cに図示されるように、単繊維または多繊維糸240、例えば、縫合糸によって、開口236の周縁を縫合することによって、補強され得る。
使用において、外科手術用アクセスシステム100の操作者は、ポータル102が、開口部12内に配置されるように、ポータル部材102を組織「T」の開口部12内に挿入するであろう。ポータル部材102のフランジ118は、組織「T」内へのポータル部材102の係留を支援し得る。外科手術器具、例えば、カニューレが、次いで、ポータル部材102の縦方向ポート116内に挿入され、手技、例えば、低侵襲的手技が、行われ得る。組織「T」を通して標本を除去または通過させるために(例えば、罹患内部生体構造の恒久的除去および/また身体の内側に戻す前に身体の外側で操作される結腸の一部の一時的除去)、ポータル部材102が、除去され、開口部12が、それを通した標本の通行をもたらすように拡大される。その後、手技が、外科手術部位にアクセスするために、複数の切開を要求せずに、前述のように進むように、パッチ104が、拡大された開口部12に適用され、ポータル部材102が、それを通して挿入され得る。
外科手術用アクセスシステム100はまた、大き過ぎて、ポータル部材を収容することができない、比較的に大きな開口部が存在する場合にも使用され得ることを理解されたい。
当業者は、具体的に、本明細書に説明され、付随の図面に図示される、デバイスおよび方法は、非限定的例示的実施形態であることを理解するであろう。一例示的実施形態と関連して、図示または説明される要素および特徴は、本開示の範囲から逸脱することなく、別の実施形態の要素および特徴と組み合わせられてもよいことが想定される。同様に、当業者は、前述の実施形態に基づいて、システムのさらなる特徴および利点を理解するであろう。故に、本開示は、添付の請求項によって示されるものを除き、特に図示および説明されたものに限定されない。
Claims (19)
- 外科手術用アクセスシステムであって、
外科手術用物体の通行のための少なくとも1つの縦方向ポートを含むポータル部材であって、前記ポータル部材は、圧縮性材料を備え、第1の拡張状態から第2の圧縮状態に遷移するように適合され、外側表面は、組織内の開口部を通した前記ポータル部材の挿入に応じて、前記組織内の開口部との実質的密閉関係のために適合されている、ポータル部材と、
非多孔性基材を備えているパッチであって、前記非多孔性基材は、前記組織内の開口部を覆って位置付け、前記組織の表面を密閉するための接着剤を含む組織対向表面を含み、前記非多孔性基材は、前記ポータル部材の密閉された受け取りのために適合されている、パッチと
を備えている、外科手術用アクセスシステム。 - 前記パッチは、前記ポータル部材を受け取るための寸法を有する開口を含む、請求項1に記載の外科手術用アクセスシステム。
- 前記開口は、前記パッチ内に事前に形成されている、請求項2に記載の外科手術用アクセスシステム。
- 前記開口は、前記パッチ上のパターンから生成されている、請求項2に記載の外科手術用アクセスシステム。
- 前記パッチは、実質的に平面である、請求項1に記載の外科手術用アクセスシステム。
- 前記パッチは、凹状である、請求項1に記載の外科手術用アクセスシステム。
- 前記接着剤は、前記非多孔性基材の組織対向表面の全部分を被覆している、請求項1に記載の外科手術用アクセスシステム。
- 前記接着剤は、前記非多孔性基材の組織対向表面の周辺部分を被覆している、請求項1に記載の外科手術用アクセスシステム。
- 前記パッチは、補強部材を含む、請求項1に記載の外科手術用アクセスシステム。
- 前記補強部材は、メッシュ、単繊維、多繊維編組、ステープルファイバ、およびそれらの組み合わせから成る群から選択される、請求項9に記載の外科手術アクセスシステム。
- 前記補強部材は、前記パッチ内に配置されている、請求項9に記載の外科手術アクセスシステム。
- 前記補強部材は、前記パッチの表面上に配置されている、請求項9に記載の外科手術アクセスシステム。
- 前記ポータル部材は、前縁端および後縁端を画定し、前記少なくとも1つの縦方向ポートは、前記前縁端と後縁端との間に延在し、物体の受け取りのために適合され、それによって、前記少なくとも1つのポートを画定する前記圧縮性材料は、前記外科手術用物体と実質的に密閉関係を確立するために変形するように適合されている、請求項1に記載の外科手術用アクセスシステム。
- 外科手術部位にアクセスするために、前記少なくとも1つの縦方向ポートを通して位置付けるために適合されているカニューレをさらに備えている、請求項1に記載の外科手術用アクセスシステム。
- 外科手術部位にアクセスする方法であって、
組織内の開口部にポータル部材を設置するステップであって、前記ポータル部材は、外科手術用物体の通行のための少なくとも1つの縦方向ポートを含み、前記ポータル部材は、圧縮性材料を備え、第1の拡張状態から第2の圧縮状態に遷移するように適合され、外側表面は、前記組織内の開口部を通した前記ポータル部材の挿入に応じて、前記組織内の開口部との実質的密閉関係のために適合されている、ステップと、
前記少なくとも1つの縦方向ポートを通して外科手術用物体を設置するステップと、
前記ポータル部材を前記組織内の開口部から除去するステップと、
前記組織内の開口部を拡大するステップと、
非多孔性基材を備えているパッチを設置するステップであって、前記非多孔性基材は、前記組織内の拡大された開口部を覆い、前記組織の表面を密閉する接着剤を含む組織対向表面を含む、ステップと、
前記パッチと密閉関係において、前記パッチを通して前記ポータル部材を設置するステップと
を含む、方法。 - 前記組織内の開口部の中へのポータル部材の設置に先立って、前記組織内の開口部を切断するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
- 前記拡大された開口部を覆って前記パッチを設置することに先立って、前記拡大された開口部を通して、標本を除去するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
- 前記パッチ内に、前記ポータル部材を受け取るための寸法を有する開口を提供するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
- 前記組織内の拡大された開口部を覆って前記パッチを設置することに先立って、前記接着剤を前記パッチに塗布するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
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