JP2014528006A - 成形体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、(A)少なくとも1種のラクタム、(B)少なくとも1種の活性剤及び(C)少なくとも1種の触媒を含む成形体の製造方法に関し、その際に(A)〜(C)を、a)(A)、(B)及び(C)を混合し、b)(A)、(B)及び(C)を、混合液滴の生成のための装置中へ計量供給し、かつ混合液滴を生成させ、かつc)(A)、(B)及び(C)を含む混合液滴をベルト上に滴下し、かつd)成形体を生成させることを含む処理に通す。

Description

本発明は、(A)少なくとも1種のラクタム、(B)少なくとも1種の活性剤及び(C)少なくとも1種の触媒を含む成形体の製造方法に関し、その際に(A)〜(C)を、a)(A)、(B)及び(C)を混合し、b)(A)、(B)及び(C)を、混合液滴の生成のための装置中へ計量供給し、かつ混合液滴を生成させ、かつc)(A)、(B)及び(C)を含む混合液滴をベルト上に滴下し、かつd)成形体を生成させることを含む処理に通す。
活性化されたラクタムのアニオン重合によるポリアミドの製造方法は、原則的に知られている。
ラクタム、例えばカプロラクタム、ラウリルラクタム、ピペリドン及びピロリドン、しかしまたラクトン、例えばカプロラクトンも、塩基触媒アニオン重合反応において開環重合させることができる。このためには、通例、アルカリ性触媒と、いわゆる活性剤(共触媒又は開始剤とも)とを含有するラクタム及び/又はラクトンの溶融物が約150℃の温度で重合される。
そして、DE-A 14 20 241には、触媒としての水酸化カリウムの存在下で及び活性剤としての1,6−ビス−(N,N−ジブチルウレイド)ヘキサンの使用下でのラクタムのアニオン重合が記載されている。ナトリウム−カプロラクタムの使用下での活性化されたラクタムのアニオン重合は、例えばPolyamide, Kunststoff Handbuch, Vol. 3/4, ISBN 3-446-16486-3, 1998, Carl Hanser Verlag, pp.49-52及びMacromolecules, Vol. 32, No.23 (1993), p. 7726に記載されている。
DE 1 720 259からは、ラクタムを連続的にアニオン重合してポリアミドストランドにする方法が知られている。
DE 1679 881には、乾燥した出発物質からポリアミドを調製する方法及び装置が開示されている。該処理は押出機中で行われる。
本発明の課題は、本質的にポリマー溶融物からなる成形体を提供する方法を提供することであった。本発明の課題は更に、あまり場所を必要としない設備を用いて実施することができる方法を提供することであった。そのうえ、生成物それ自体が直接、更に加工することができる生成物を提供する方法が開発されるべきである。
"成形体"という概念は、当該開示の範囲内で、25℃の温度で固体である粒子である。好ましくは、本発明による成形体は、より高い温度でさえ、例えば50℃で、なお固体である。個々の成形体は、球状又はほぼ球状の形状を有してよい。また、該成形体は、ペレット又はフレークの形を有してよい。
詰め替え、輸送、貯蔵及び押出機中での更なる加工を容易にするために、本方法は、該成形体を流動性のある形で提供すべきである。そして、該成形体は、顧客での更なる加工を容易にするものである。
本質的にポリマー溶融物からなる成形体は、本発明の範囲内で、本質的にポリアミドからなる成形体であると理解される。該ポリアミドはその際に、50 000〜1 000 000g/モルのモル質量の質量平均(Mw)を有する。ポリアミドに加えて、該成形体は、触媒、活性剤及び場合により少なくとも1種の添加剤を含有してよい。
本発明による課題は、冒頭に記載されたように解決される。
ラクタム(A)として、特に、カプロラクタム、ピペリドン、ピロリドン、ラウリルラクタム又はそれらの混合物が適している。
更に、ラクタムの代わりに、モノマーとしてラクタムとラクトンとの混合物を使用することも可能である。ラクトンとして、例えば、カプロラクトン又はブチロラクトンを使用してよい。コモノマーとしてのラクトンの量はその際に、全モノマーを基準として40質量%を超えるべきではない。好ましくは、コモノマーとしてのラクトンの割合は、全モノマーを基準として、30質量%以下、特に好ましくは20質量%以下である。
本発明の好ましい実施態様において、専らラクタムがモノマーとして使用される。特に、ラクタム(A)として、カプロラクタム、ピペリドン、ピロリドン、ラウリルラクタム又はそれらの混合物からなる群から選択される、少なくとも1種のモノマーが使用される。
本発明による方法において、触媒(B)が使用される。該アニオン重合用の触媒は、本発明の範囲内で、ラクタムアニオンの形成を可能にする化合物であると理解される。該ラクタムアニオンそれ自体が、同様に触媒として機能しうる。
この種の触媒(B)は当業者に知られている。本発明の範囲内で、好ましくは、ナトリウムカプロラクタマート、カリウムカプロラクタマート、ブロミドマグネシウムカプロラクタマート、クロリドマグネシウムカプロラクタマート、マグネシウム−ビス−カプロラクタマート、水素化ナトリウム、ナトリウム、水酸化ナトリウム、ナトリウムメタノラート、ナトリウムエタノラート、ナトリウムプロパノラート、ナトリウムブタノラート、水素化カリウム、カリウム、水酸化カリウム、カリウムメタノラート、カリウムエタノラート、カリウムプロパノラート、カリウムブタノラート及びそれらの混合物からなる群から、好ましくは、ナトリウムカプロラクタマート、カリウムカプロラクタマート、ブロミドマグネシウムカプロラクタマート、クロリドマグネシウムカプロラクタマート、マグネシウムビスカプロラクタマート、水素化ナトリウム、ナトリウム、水酸化ナトリウム、ナトリウムエタノラート、ナトリウムメタノラート、ナトリウムプロパノラート、ナトリウムブタノラート、水素化カリウム、カリウム、水酸化カリウム、カリウムメタノラート、カリウムエタノラート、カリウムプロパノラート、カリウムブタノラート及びそれらの混合物からなる群から選択されている、触媒(B)が使用される。
特に好ましくは、水素化ナトリウム、ナトリウム及びナトリウムカプロラクタマートからなる群から選択される、触媒(B)が使用され;特に好ましくは、ナトリウムカプロラクタマート及び/又はカプロラクタム中のナトリウムカプロラクタマートの溶液(例えばBrueggolen (Brueggemann、DE) C10;カプロラクタム中ナトリウムカプロラクタマート18質量%)である。
ラクタム(A)対触媒(B)のモル比は、幅広い範囲にわたって変えることができ、これは通例1:1〜10000:1、好ましくは5:1〜1000:1、特に好ましくは1:1〜500:1である。
該アニオン重合用の活性剤(C)として、求電子基によりN−置換されたラクタム、脂肪族ジイソシアナート、芳香族ジイソシアナート、ポリイソシアナート、脂肪族二酸ハロゲン化物及び芳香族二酸ハロゲン化物の群から選択される化合物が使用される。
求電子基によりN−置換されたラクタムには、例えばアシルラクタムが含まれる。活性剤(C)として、活性化されたN−置換ラクタムのための前駆物質であると理解することもでき、これらはラクタム(A)と一緒にその場で活性化されたラクタムを形成する。
活性剤(C)としての脂肪族ジイソシアナートには、ブチレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、オクタメチレンジイソシアナート、デカメチレンジイソシアナート、ウンデカメチレンジイソシアナート、ドデカメチレンジイソシアナート、4,4′−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアナート)、イソホロンジイソシアナート、芳香族ジイソシアナート、例えばトルイルジイソシアナート、4,4′−メチレンビス(フェニルイソシアナート)又はポリイソシアナート(例えばヘキサメチレンジイソシアナートのイソシアナート;Basonat HI 100/BASF SE)、アロファナート(例えばエチルアロファナート)のような化合物が適している。特に、前記の化合物の混合物を活性剤(C)として使用してよい。
脂肪族二酸ハロゲン化物として、ブチレン二酸塩化物、ブチレン二酸臭化物、ヘキサメチレン二酸塩化物、ヘキサメチレン二酸臭化物、オクタメチレン二酸塩化物、オクタメチレン二酸臭化物、デカメチレン二酸塩化物、デカメチレン二酸臭化物、ドデカメチレン二酸塩化物、ドデカメチレン二酸臭化物、4,4′−メチレンビス(シクロヘキシル酸塩化物)、4,4′−メチレンビス(シクロヘキシル酸臭化物)、イソホロン二酸塩化物、イソホロン二酸臭化物;並びに芳香族二酸ハロゲン化物、例えばトルイルメチレン二酸塩化物、4,4′−メチレンビス(フェニル)酸塩化物、4,4′−メチレンビス(フェニル)酸臭化物のような化合物が適している。特に、前記の化合物の混合物を活性剤(C)として使用してよい。好ましい実施態様において、活性剤(C)として、ヘキサメチレンジイソシアナート、イソホロンジイソシアナート、ヘキサメチレン二酸臭化物、ヘキサメチレン二酸塩化物又はそれらの混合物を有する群から選択されている、少なくとも1種の化合物が使用され;特に好ましくは、ヘキサメチレンジイソシアナートが使用される。活性剤(C)として適しているのは、例えばBrueggemann社、DEのBruggolen C20(NCO含有率17%)である。
活性剤(C)の量は、成長する鎖の数を定義する、それというのも、各活性剤分子は、ポリマー鎖の開始部分だからである。ラクタム(A)対活性剤(C)のモル比は、幅広い範囲にわたって変えることができ、かつ通例、1:1〜10000:1、好ましくは5:1〜2000:1、特に好ましくは20:1〜1000:1である。
添加剤(D)として、該成形体に、充填剤及び/又は繊維状物質、ポリマー及び更なる添加物から選択されている、少なくとも1種の更なる成分を添加してよい。
該成形体に、少なくとも1種のポリマーを添加してよい。該成形体に、例えば、該組成物中に含まれるモノマーの重合によりその場で形成されるポリマー及び/又はオリゴマーを添加してよい。任意に添加されるこのポリマーは、例えば、0〜40質量%、好ましくは0〜20質量%の量で、特に好ましくは0〜10質量%の量で、含まれている。
更にまた、該成形体に、ポリマーの形で該組成物に添加される、少なくとも1種のポリマーを添加してよい。添加されるこれらのポリマーは、例えば、該ラクタムから形成されるポリマーとのブロックコポリマー及び/又はグラフトコポリマーの形成に適している基を有してよい。そのような基の例は、エポキシ基、アミン基、カルボキシル基、無水物基、オキサゾリン基、カルボジイミド基、ウレタン基、イソシアナート基及びラクタム基である。
そのうえ、生成物特性、該成分の相溶性及び粘度の改善のために、該成形体に、ポリスチレン、スチレンコポリマー、例えばスチレン−アクリロニトリルコポリマー(SAN)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンコポリマー(ABS)又はスチレン−ブタジエンコポリマー(SB)、ポリフェニレンオキシドエーテル、ポリオレフィン、例えばポリエチレン(HTPE(高温ポリエチレン)、LTPE(低温ポリエチレン))、ポリプロピレン又はポリブテン−1、ポリテトラフルオロエチレン;ポリエステル、例えばポリエチレンテレフタラート(PET)又はポリアミド;ポリエーテル、例えばポリエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリコール又はポリエーテルスルホン(PESU又はPES);ビニル基を有するモノマーからなるポリマー、例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、耐衝撃性改良ポリスチレン、ポリビニルカルバゾール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリイソブチレン、ポリブタジエン、ポリスルホン、及び前記のポリマーのコポリマーからなる群から選択される、少なくとも1種のポリマー(PM)を添加する場合の可能性がある。
該成形体に、そのうえ、架橋性モノマーを添加してよい。架橋性モノマーは、該ラクタムと共重合することができる基を1個よりも多く有する化合物であってよい。そのような基の例は、エポキシ基、アミン基、カルボキシル基、無水物基、オキサゾリン基、カルボジイミド基、ウレタン基、イソシアナート基及びラクタム基である。架橋性モノマーとして、例えばアミノ置換ラクタム、例えばアミノカプロラクタム、アミノピペリドン、アミノピロリドン、アミノラウリルラクタム又はそれらの混合物、好ましくはアミノカプロラクタム、アミノピロリドン又はそれらの混合物、特に好ましくはアミノカプロラクタムが適している。
充填剤及び/又は繊維状物質として、該成形体に、有機又は無機の充填剤及び/又は繊維状物質を添加してよい。例えば、無機充填剤、例えばカオリン、白亜、ウォラストナイト、タルク、炭酸カルシウム、ケイ酸塩、二酸化チタン、酸化亜鉛、黒鉛、ガラス粒子、例えばガラスビーズ、ナノスケール充填剤、例えば炭素ナノチューブ、カーボンブラック、ナノスケール層状ケイ酸塩、ナノスケール酸化アルミニウム(Al23)、ナノスケール二酸化チタン(TiO2)、カーボンナノチューブ、グラフェン、層状ケイ酸塩及びナノスケール二酸化ケイ素(SiO2)を使用してよい。
更に好ましいのは、充填剤及び/又は繊維状物質としての繊維状物質の使用である。この場合に、公知の無機強化用繊維、例えばホウ素繊維、ガラス繊維、炭素繊維、シリカ繊維、セラミック繊維及び玄武岩繊維;有機強化用繊維、例えばアラミド繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、ポリエチレン繊維及び天然繊維、例えば木材繊維、亜麻繊維、大麻繊維及びサイザル麻繊維から選択される、1種以上の繊維状物質が使用されてよい。
特に好ましいのは、ガラス繊維、特にチョップドガラスファイバー、炭素繊維、アラミド繊維、ホウ素繊維、金属繊維又はチタン酸カリウム繊維の使用である。前記の繊維は、短繊維、長繊維の形で又は短繊維と長繊維との混合物として使用してよい。この場合に、該短繊維は、好ましくは0.1〜1mmの範囲内の平均繊維長を有する。更に好ましくは、0.5〜1mmの範囲内の平均繊維長を有する繊維である。使用される長繊維は好ましくは、1mm超、より好ましくは1〜50mmの範囲内の平均繊維長を有する。
特に、前記の充填剤及び/又は繊維状物質の混合物を添加してもよい。特に好ましくは、充填剤及び/又は繊維状物質として、ガラス繊維及び/又はガラス粒子、特にガラスビーズが添加される。
更なる添加物として、例えば安定剤、例えば銅塩、着色剤、帯電防止剤、離型剤、酸化防止剤、光安定剤、PVC安定剤、滑剤、防炎加工剤、噴射剤、耐衝撃性改良剤及び造核剤を添加してよい。
好ましくは、添加物として、耐衝撃性改良剤、特に無水物及び/又はエポキシ基を有するポリジエンポリマー(例えばポリブタジエン、ポリイソプレン)が添加される。該ポリジエンポリマーは特に、0℃未満、好ましくは−10℃未満、特に好ましくは−20℃未満のガラス転移温度を有する。該ポリジエンポリマーは、ポリアクリラート、ポリエチレンアクリラート及び/又はポリシロキサンとのポリジエンコポリマーをベースとしていてよく、かつ当業者に知られた方法を用いて製造することができる(例えば乳化重合、懸濁重合、溶液重合、気相重合)。
本発明による成形体の製造方法の場合に、
(A)少なくとも1種のラクタム
(B)少なくとも1種の触媒
(C)少なくとも1種の活性剤
(D)場合により少なくとも1種の添加剤
を含有する混合物を、
a)(A)、(B)及び(C)並びに場合により(D)を混合し、
b)該混合物を、(A)、(B)及び(C)並びに場合により(D)を含む混合液滴の生成のための装置中へ計量供給し、かつ混合液滴を生成させ、
c)該混合液滴をベルト上に滴下し、かつ
d)成形体を生成させる
ことを含む処理に通す。
好ましくは、該混合物中の(A)、(B)、(C)及び(D)の質量割合は、100質量%となる。
一般的に、不純物、例えば水、二酸化炭素及び酸素を、できる限り少なく維持することは有利である。特に、本発明による処理工程は、酸素、二酸化炭素及び水の大幅な排除下で実施される。好ましくは、工程a)〜c)、特にa)〜d)は、不活性ガス雰囲気下(例えば窒素下)で行われる。その際に、該不活性ガスは、並流で又は例えばベルト運動に対して向流で、好ましくは並流で、導かれてよい。好ましくは、該ガスは、一通過後に、少なくとも部分的に、好ましくは少なくとも50%、特に好ましくは少なくとも75%が、循環ガスとして該反応空間中へ返送される。通常、該不活性ガスの部分量は、好ましくは10%まで、特に好ましくは3%まで、極めて特に好ましくは1%までが、各通過後に外に出される。
他の実施態様において、不活性ガスの代わりに、乾燥空気を使用してもよい。その際に、該空気の相対湿度は、10%未満であるものとする。該空気の相対湿度は、Fischer社、DEの毛髪湿度計を用いて測定することができる。相対空気湿度は、水の現在の蒸気圧と、清浄かつ平らな水表面上の(気温での)水の飽和蒸気圧との百分比であると理解される。
該反応は、常圧で、過圧中又は減圧中で実施することができ、周囲圧力に対して300mbarまでの過圧、すなわち1.3気圧までが好ましい。
本発明の実施態様において、工程a)、b)及びc)は、互いに独立して、混合物中に含まれる最も高融点のラクタムの融点から、混合物中に含まれる最も高融点のラクタムの融点を100℃上回るまでの範囲内である温度で、実施される。"互いに独立して"という表現は、本発明の範囲内で、工程a)、b)及びc)中の温度が同じである必要はなく、前記の範囲内で変えることができることを意味する。
工程a)による該成分の混合は、不連続法又は連続法において、当業者に知られ、かつ適した装置中で行ってよい。該成分の混合は、例えば連続的に低圧混合機中で及び/又は不連続に撹拌槽中で行ってよい。好ましくは、該成分の混合は、連続的に低圧混合機、高圧混合機中で行われる。そのような機械は、例えばTartler社、DE;Krauss-Maffei社、DE;Unipre社、DE又はATP社、CHから販売されている。
本発明による方法の特に好ましい実施態様は、ラクタム、触媒及び活性剤の別個の溶融物をそれぞれ別個に、それらの融点をかろうじて上回る温度で準備し、これらをその後、混合し、これらをその後、混合された溶融物の凝固点をかろうじて上回る温度に冷却することであり、それから該混合物を工程b)に供給する。
該混合後に、工程b)において、(A)、(B)及び(C)並びに場合により(D)を含有する混合液滴を生成させるための装置中への該混合物の計量供給及び混合液滴の生成が行われる。
混合液滴の生成は、ノズルを介しての噴霧によるか又は液滴形成(Vertropfen)により行ってよい。その際に、装入系(Vorlagen)及び計量供給管路は、使用されるラクタム(A)の融点を上回る温度に加熱されている。
混合液滴を製造するための処理工程b)において、1個以上の噴霧ノズル又は注入ノズルを使用してよい。使用可能な噴霧ノズルは、制限を受けない。この種のノズルは、噴霧すべき液体を加圧下に供給することができる。噴霧すべき液体の微粒化(Zerteilung)はその際に、ノズル穴中で特定の最小速度に達した後に放圧されることにより行うことができる。更に、本発明による目的のためには、一流体ノズル、例えばスロットノズル又はスワールチャンバ(ソリッドコーンノズル)を使用してもよい(例えばDuesen-Schlick GmbH製、DE、又はSpraying Systems Deutschland GmbH製、DE)。
各噴霧ノズルの処理量は、好都合に0.1〜10m3/h、しばしば0.5〜5m3/hである。
例えばRev. Sci. Instr. 38 (1966) 502に記載されたような、層流ジェット崩壊による混合液滴生成は、同様に可能である。
しかし、該混合液滴は、空気式引出ノズル、回転、ジェットの細断又は高速応答(schnell ansteuerbarer)マイクロバルブノズル(Mikroventilduesen)を用いて、生成させることもできる。
空気式引出ノズル中で、液体ジェットは、ガス流と一緒に、絞りを介して促進される。該ガス量を通じて、該液体ジェットの直径、ひいては混合液滴直径に影響を及ぼすことができる。
回転による混合液滴生成の際に、該液体は、回転円板の開口部を通過する。該液体に作用する遠心力により、定義されたサイズの混合液滴がちぎれる。回転液滴形成のための好ましい装置は、例えばDE 43 08 842 A1に記載されている。
しかし、流出する液体ジェットは、回転ナイフを用いても、定義されたセグメントに細断することができる。各セグメントは引き続き、混合液滴を形成する。
マイクロバルブノズルの使用の際には、定義された液体体積を有する混合液滴が直接生成される。
計量供給された混合液滴は、工程c)において、ベルト上に滴下される。好ましくは、該ベルトは、1〜20m/分の速度で運動する。該ベルトは、好ましくは、不活性ガスが装填される空間中に存在する。
工程d)において、工程c)において該混合液滴が滴下されたベルト上で、成形体が生成される。該ベルト上での成形体の生成は、成分(A)の重合を引き起こすのに適している温度に該ベルトを加熱することにより、実施することができる。好ましくは、工程c)において該混合液滴が滴下されたベルトは、130〜250℃、好ましくは130〜190℃の範囲内の温度に加熱される。該ベルト上で、該混合液滴の成形体への移行が行われる。該ベルト及び/又は該ベルト上部のガス雰囲気の加熱は、成分(A)のポリアミドへの重合を引き起こす。
該ベルト上で工程d)において成形体になる混合液滴は、20秒〜20分、特に40秒〜15分、好ましくは40秒〜10分の該ベルト上での滞留時間を有する。
本発明による方法からの成形体のサイズは、自由に選択可能であるが、しかし一般的には、実際の見地に依存する。極めて小さな成形体並びに極めて大きな成形体は、包装又は更なる加工の際に、しばしば劣悪に取り扱うことができるに過ぎない。例えば、これらは、加工する機械中へ劣悪に入っていくに過ぎないか、又は劣悪に計量供給することができるに過ぎない。該成形体は縦長ないし丸くてよい。好ましくは、最長軸が、0.05〜15mmの範囲内、好ましくは0.1〜11mmの範囲内、特に好ましくは1〜9mm、例えば3〜8mmの範囲内であり、かつ最短軸が、0.05〜15mmの範囲内、好ましくは0.1〜11mmの範囲内、特に好ましくは1〜9mm、例えば3〜8mmの範囲内である成形体である。
該成形体のサイズ及び形は、例えば、該ポリマー溶融物が押し出されるノズルのサイズを通じて、しかし処理量、該ポリマー溶融物の粘度及びこのポリマー溶融物が微粒化される速度によっても影響を受けうる。この種の措置は、当業者に知られているか、又はそれ自体として公知の方法により行うことができる(例えばGranulieren von Thermoplasten: Systeme im Vergleich, Jahrestagung Aufbereitungstechnik, Baden-Baden, 24./25.11.99, VDI Verlag pp.327〜401)。
本発明による方法により得られる成形体の形及びサイズは特に、貯蔵、輸送及び更なる加工に適している。まさしく、該成形体の流動性及び均一な生成物サイズは、熱可塑性プラスチック用の市販の押出機及び/又は射出成形機を用いる単純な更なる加工を可能にする。
更にまた、本発明による方法のための設備は、アニオン重合又は熱による重合のための従来の設備に比べて、省スペースでありうる。該省スペース効果は特に、従来のプリル塔(Prilltuerme)を、場所を節約するベルトにより置き換えることによって促進される。
本発明は、以下の例によってより詳細に説明される。これらの例は、本発明の幾つかの態様を説明するものであり、決して本発明の保護範囲について限定するものとみなすべきものではない。
比較例1
ε−カプロラクタムを85℃で8.44kg/hの搬送速度で連続的に、ε−カプロラクタム95.2質量%とナトリウムカプロラクタマート4.8質量%とからなり、4.25kg/hの搬送速度で添加される溶液と、スタティックミキサー中で連続的に混合した。この混合物を80℃に温度調節した。N,N′−ヘキサメチレン−ビス−(カルバモイル−ε−カプロラクタム)80質量%及びカプロラクタム20質量%からなる溶液0.55kg/hの連続的な添加後に、生じた混合物を、窒素で不活性化されたスプレー塔(プリル塔とも呼ぶ)中へ、二流体ノズルを用いて噴霧した。スプレー塔中の気相の温度は225℃であった。無作為に選択された10個の粒子の顕微鏡下での測定は、該成形体の平均最長軸の値が数平均で160μm、かつ平均最短軸の値が数平均で150μmとなった。
比較例2
ε−カプロラクタムを95℃で8.44kg/hの搬送速度で連続的に、ε−カプロラクタム95.2質量%とナトリウムカプロラクタマート4.8質量%とからなり、4.25kg/hの搬送速度で添加される溶液と、スタティックミキサー中で連続的に混合した。この混合物を90℃に温度調節した。N,N′−ヘキサメチレン−ビス−(カルバモイル−ε−カプロラクタム)80質量%及びカプロラクタム20質量%からなる溶液0.55kg/hの連続的な添加後に、生じた混合物を、窒素で不活性化されたスプレー塔中へ、二流体ノズルを用いて噴霧した。スプレー塔中の気相の温度は195℃であった。無作為に選択された10個の粒子の顕微鏡下での測定は、該成形体の平均最長軸の値が数平均で120μm、かつ平均最短軸の値が数平均で110μmとなった。
例3
ε−カプロラクタムを85℃で8.44kg/hの搬送速度で連続的に、ε−カプロラクタム95.2質量%とナトリウムカプロラクタマート4.8質量%とからなり、4.25kg/hの搬送速度で添加される溶液と、スタティックミキサー中で連続的に混合した。この混合物を80℃に温度調節した。N,N′−ヘキサメチレン−ビス−(カルバモイル−ε−カプロラクタム)80質量%及びカプロラクタム20質量%からなる溶液0.55kg/hの連続的な添加後に、生じた混合物を、多孔円板に基づくダイを介して、1.1気圧(0.1バールのゲージ圧)下で、160℃に加熱されたベルト上へ滴下した。該ベルト速度は3m/分であった。該ベルト上部の気相の温度は150℃であった。無作為に選択された10個の成形体の顕微鏡下での測定は、該成形体の平均最長軸の値が数平均で5mm、かつ平均最短軸の値が数平均で3mmとなった。モル質量の質量平均(Mw)は、GPCを用いてポリスチレン標準に対して測定し、かつ600 000g/モルであった。
例4
ガラス短繊維(OCV社)10質量%を含有するε−カプロラクタムを85℃で8.44kg/hの搬送速度で連続的に、ε−カプロラクタム95.2質量%とナトリウムカプロラクタマート4.8質量%とからなり、4.25kg/hの搬送速度で添加される溶液と、スタティックミキサー中で連続的に混合した。この混合物を80℃に温度調節した。N,N′−ヘキサメチレン−ビス−(カルバモイル−s−カプロラクタム)80質量%及びカプロラクタム20質量%からなる溶液0.55kg/hの連続的な添加後に、生じた混合物を、多孔円板に基づくダイを介して、0.1気圧のゲージ圧下で、160℃に加熱されたベルト上へ滴下した。該ベルト速度は3m/分であった。該ベルト上部の気相の温度は150℃であった。無作為に選択された10個の成形体の顕微鏡下での測定は、該成形体の平均最長軸の値が数平均で5mm、かつ平均最短軸の値が数平均で4mmとなった。モル質量の質量平均(Mw)は、GPCを用いてポリスチレン標準に対して測定し、かつ400 000g/モルであった。

Claims (6)

  1. 成形体の製造方法であって、
    (A)少なくとも1種のラクタム
    (B)少なくとも1種の触媒
    (C)少なくとも1種の活性剤
    (D)場合により少なくとも1種の添加剤
    を含有する混合物を、
    a)(A)、(B)及び(C)を混合し、
    b)該混合物を、(A)、(B)及び(C)を含む混合液滴の生成のための装置中へ計量供給し、かつ混合液滴を生成させ、
    c)該混合液滴をベルト上に滴下し、かつ
    d)成形体を生成させる
    ことを含む処理に通す、
    成形体の製造方法。
  2. 工程d)における該ベルト上の混合液滴を、130〜250℃の温度に加熱して成形体を生成させる、請求項1記載の方法。
  3. 工程a)、b)及びc)を互いに独立して、混合物中に含まれる最も高融点のラクタムの融点から、混合物中に含まれる最も高融点のラクタムの融点を100℃上回るまでの範囲内である温度で実施する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 該ベルト上で工程d)において成形体になる混合液滴が、工程d)における該ベルト上で、20秒〜20分の滞留時間を有する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 該成形体の最長軸が0.05〜15mmの範囲内であり、かつ該成形体の最短軸が0.05〜15mmの範囲内である、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項記載の方法により製造できる成形体。
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