JP2014527873A - 男性のオルガスムを促進する装置と方法{apparatusandmethodforfacilitatingmaleorgasm} - Google Patents

男性のオルガスムを促進する装置と方法{apparatusandmethodforfacilitatingmaleorgasm} Download PDF

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Abstract

本発明は、勃起しなくてもオルガスムを促進する男性用自慰器具とその使用法に関する。本発明の器具はハウジングおよび蓄積手段を含む。蓄積手段は、ペニスが往復運動する間、ハウジングの内部に最適な真空状態を維持する。蓄積手段はハウジングと一体であるか、ハウジングから分離し、流体が通じるように連結される。この器具は、パートナーと共にまたは単独で使用することができ、感覚刺激手段で機能を拡大することができる。本発明の器具と方法は、EDを経験する人や、薬品やVEDに依存しなくてオルガスムと射精の楽しみを与えることができる。本発明の器具はオルガスムに勃起が不要であるという長所を有するが、使用者は射精前に勃起を経験することもある。【選択図】図16

Description

本発明は、男性のオルガスムを促進する器具と方法に関し、具体的には、男性やカップルが勃起がなくても男性の自慰とオルガスムを促進するのに用いることができる器具と該器具を用いる方法に関する。
本発明の理解を助けるために、先ず2つの事項を強調しなければならない。第1に、本発明は、機能と結果と作動圧力において本発明とは全く異なるVED(真空勃起器具;vacumm erection device)ではない。VEDは、ペニスが鬱血される間、26〜31cmHg範囲の真空状態にペニスをおき、その間に使用者はやや不快感を経験するようになる。VEDが26〜31cmHg状態にある間、ペニスの一部はボイルの法則によって該器具から抜け出され、このために真空圧力が安全値以上に増加してペニスが傷害を受けたり痛みを感じたりする危険がある。VEDを用いれば、オルガスムを引き起こす楽しい感じが生じない。本発明は、5cmHg程度の比較的に一定の最適な真空を維持し、この圧力は勃起をするには不足するが、勃起前ペニスで自慰とオルガスムを促進するには充分である。
VEDに関しては様々なデザインと特許がある。VEDは米国で10ドル〜550ドルで売れており、550ドルのVEDは米国FDAによって勃起不全(ED;erectile dysfunction)の治療器具として認証されたが、10ドルのVEDでも同じ時間に同じ方式で同一の結果を示す。VEDは勃起に非常に効果的ではあるものの、オルガスムを引き起こすものではない。
第2に、男性のオルガスムを感じるのに勃起が必須でないという学説が1960年代から知られているが、勃起がオルガスムに必要であるという迷信もある。June M.Reinischは、オルガスムを引き起こすのに勃起が必須でない理由について男性のオルガスムの心理を説明する15分間のビデオを記録した。このビデオを見せるウェブサイトは下記の通りである:
http://loveandhealth.worldgroups.com/Article.cfm?Article=157&SubTopic=18&Topic=2
このビデオの説明の抜粋は下記の通りである:
迷信:オルガスムに必要な勃起
今月に暴く迷信は性生活に関するものです。この迷信は、男性がオルガスムを感じ、射精をしようとすれば、必ず勃起しなければならないということです。男性は勿論のこと、医師や多数の科学者や性専門家までもそれについてよく知らずにいます。
事実上、男性は勃起をしなくてもオルガスムを感じることができます。オルガスムは勿論、射精に勃起は必須ではなく、これは両者が全く別々であるためです。両者は共に引き起こされるだけであって、必ずしも分離できないことでもなく、同じものではありません。男性は、全く勃起できなかったり部分的な勃起だけをしたりする場合にも、適切な手淫や口による刺激によって完全で十分に満足できるオルガスムと射精を経験することができます。
現在、射精とオルガスムが興奮と勃起とは関係ないという事実により現代の性治療法が発展しました。このように関係がないという事実が今は全てのニュースのヘッドラインを占めています。事実上、どの医師もこれを明らかにすることができず、去る四十年間の医学的な報告書以来、医師を含む大多数の人々は、未だに男性のペニスを適切に刺激しさえすれば、ほぼまたは全く勃起できなかった時にも完全なオルガスムを感じることができるということを理解していません。
現在のところ、勃起と射精とオルガスムの独立性に対する解剖学的な根拠が知られており、医学的な治療に適用し始めました。
このようなオルガスムの第1ステップは放出です。すなわち、テストと他の内部器官から精液を収集した時...。
第2ステップは射精です。放出後、直ちに射精が起これば、けいれん的な筋収縮が発生して精液を排出します。勿論、第3ステップは射精と共に来るオルガスムです..。
もはや、皆さんは酔ったり、病気にかかったり、薬を飲んでいるなどの理由で勃起ができなくても絶対にあきらめずに、オルガスムを十分に楽しめます。
クリーブランドクリニック(http://www.clevelandclinicmeded.com/medicalpubs/disea semanagement/endocrinology/erectile−dysfunction/#cesee7)によれば、40代以上の男性の52%が勃起不全を経験しており、このような勃起不全は全年齢層で増加しているが、これは肥満と糖尿の影響が大きいという。
本発明の長所は、先進国の成人男性であれば十分に耐えられる程度であって、先進国で多く使用できるということである。UN統計によれば、2050年からは先進国の総人口が1.25億人程度に維持され、急激に老化するという。現在、先進国の4億8千万人の成人男性中の62%程度は40代以上であり、40代以上の人口は2050年まで68%に達するという。老化はEDの主要因子である(米国PFB(Population Reference Bureau)で発表した2008世界人口資料を参照)。
EDで苦痛を受ける人々に勃起を促進する様々な薬品と装置がある。男性用勃起促進剤は相当な副作用があり、制限された患者にだけ処方される。勃起促進装置は高価で操作が難しく、使用者に癇癪や苦痛を引き起こしたりもする。
EDを経験する男性の勃起促進に最も広く用いられる装置であるVEDは、真空を利用してペニスに血液を供給しペニスの組織を膨張させて勃起させる。VED勃起補助のための様々な特許と公開文書が知られているが、全てのVEDの目的と機能は男性の性器の勃起を補助することである。
VEDは、EDを経験する男性の勃起を促進するのに28cmHg以上の真空を必要とする。この程度の真空では、陰茎軸に沿ってVEDが往復運動するのが不可能である。28cmHg以上の真空でVEDの内部でペニスを往復運動させれば、苦痛が伴われ、性器が損傷を受ける。同じ理由で、VEDから安全で苦痛なしにペニスを取り出そうとすれば、VEDの真空を解除しなければならない。このような特徴のため、自慰とオルガスムを促進するにはVEDが不適切である。
したがって、薬品や刺激や不便な機械的装置を利用して勃起を引き起こすことがなくてもEDを経験する男性の自慰とオルガスムを促進する装置と方法の必要性が台頭している。
勃起は男性の自慰とオルガスムの前提条件ではない。既存の手動自慰器具や性具は勃起前ペニスで自慰とオルガスムを促進する機能がない。勃起がなくても手動自慰、オルガスムおよび射精を促進する器具の必要性が台頭している。
EDで苦痛を受ける人々や老人はオルガスムに達するのに高度の刺激が必要である。前立腺マッサージはオルガスムを促進するのに役に立つ1つの方法であり、市中では様々な前立腺マッサージ機が販売されている。このようなマッサージ機はゴムやシリコンから作られ、振動器が取り付けられているのが普通である。マッサージ機の一端部は肛門を通して前立腺に接し、外部の部分は会陰に接する。現在の手動自慰器具は勃起前ペニスには作用しないため、VEDや薬品なしで勃起できない人やEDを経験する人の自慰とオルガスムを促進するのに前立腺マッサージ機と共に用いられる器具が必要である。
本発明によれば、勃起をしなくても自慰とオルガスムと射精を促進する男性用自慰器具と該器具を用いる方法が提供される。本発明によれば、EDを経験する人と、薬品や機械式な勃起促進器に依存しなければならない人々がこれに依存しなくて自慰とオルガスムを健康で楽しくすることができ、精液を集めて射精を容易にすることができる。
本発明の装置はハウジングおよび蓄積手段を含む。蓄積手段は、自慰器具のハウジングに一体であるか、ハウジングに流体が通じるように連結される。
ハウジングはペニスを挿入する弾性自慰スリーブをさらに含み、ハウジングの基端部にある可変リングは潤滑剤を塗ったペニスの周りに密着して使用中に密封を形成し、ハウジングのケースは11cmHg以上の真空圧力を耐えられるように固いか弾性圧縮可能であり、ハウジングの内部の圧縮空気を排出するチェックバルブもある。
ハウジング内部の真空を4〜7cmHgの最適な範囲に維持する遠隔蓄積手段もある。この真空圧力を用いてペニスを自慰器具内に引き込み、自慰器具を操作してペニスを刺激しつつオルガスムを促進する時にペニスを自慰器具内に維持する。
本発明の自慰器具のハウジングは何よりも柔軟な表面や表面部があり、一体型蓄積手段の役割をする。ハウジングの柔軟な表面部を押してから解除すれば、ペニスを自慰器具内に引き込んでから使用中に内部に維持する4〜7cmHgの部分真空を引き起こす。一方、このような機能をする膨張要素を用いることもできる。
本発明の方法によれば、ハウジングの開口部に潤滑剤を塗ったペニスの亀頭を配置した後、遠隔や一体型の蓄積手段を用いて亀頭をハウジング内に引き込み、次にペニス軸に沿って自慰器具を前後に動いたりハウジングに対してペニスを動かしてハウジングの内部でペニスを前後に動くようにして、ペニスを刺激しオルガスムと射精を促進する。
蓄積手段は、ペニスが往復運動する間、ハウジングの内部に4〜7cmHg程度の最適な真空状態を維持する。このような真空は、EDを経験する男性の勃起を促進するには不足する。しかし、使用者は、触感や他の刺激のように他の理由で部分または全体勃起を経験できる。
可変リングは使用中にペニスの周りの密封を維持する役割をし、ペニスの拡大を収容することができる。
ハウジングの形状は様々であり、その材料もセックス産業で知られた様々な材料を用いることができる。ハウジングは人間の穴を刺激するように形成され、例えば、自慰器具をさらに魅力的でエロチックにさせることもできる。
ハウジングは枕、家具、その他のマウントに固定されることもでき、使用者が固定されたハウジングに対して身体を前後に動きながらペニスをハウジング内で前後に動かすことができる。
本発明の自慰器具はセックスパートナーと共に使用することもできる。ある場合は、パートナーの脚の間に、可能であればクリトリスに接するようにハウジングを固定するか、パートナーの身体の穴に挿入できるようにハウジングをデザインするか、振動器にハウジングを取り付けてパートナーのクリトリスを刺激するようにするか、ハウジングに固定具を取り付けることもできる。このような挿入型はチューブを介して遠隔蓄積手段に連結されることができる。一方、パートナーの恥骨やクリトリスの間に圧縮可能なバルブ(bulb)を置けば、充填や再充填が可能である。このようなバルブは長いチューブの端に取り付けてパートナーの誰でも作動できるようにする。
本発明の自慰器具は勃起前ペニスに使用することができ、前立腺マッサージ機と共に使用することもできる。
本発明の器具は勃起有無に関係なく男性の自慰とオルガスムを促進し、構成が簡単で且つ安価であるため、EDを経験する人や高価の機械式/薬学的な勃起補助剤の副作用を避けたい人が容易に購入できる。
蓄積手段が取り付けられた本発明の自慰器具の第1実施形態の概略図である。 蓄積手段がハウジングから分離した状態で柔軟なチューブを介して連結されている本発明の他の自慰器具の概略図である。 図2のハウジングの縦断面図である。 図3に示された可変リングの斜視図である。 図3、7、10、15、16、17の自慰器具に用いられる弾性自慰スリーブの斜視図である。 弾性ケースを採択した自慰器具の側面図であり、図6Aは図6のB−B線断面図である。 充填手段(図示せず)を備えた本発明のまた他の自慰器具10Bの断面図である。 自慰器具の壁面に楕円形切開部が形成された他の自慰器具10Cのケースの斜視図である。 図8の自慰器具のケースを囲むグリッパーを示す概略図である。 図9のA−A線断面図である。 自慰器具の美的魅力を高めるようにグリッパー38に使用することができ、市中で購入できる自慰スリーブの例を示す。 自慰器具の美的魅力を高めるようにグリッパー38に使用することができ、市中で購入できる自慰スリーブの例を示す。 ペニスの自慰と前立腺マッサージを同時にするように前立腺マッサージ器具に連結された本発明の他の自慰器具10Dを示す概略図である。 ペニスの自慰と前立腺マッサージを同時にするように前立腺マッサージ器具に連結された本発明の他の自慰器具10Dを示す概略図である。 ペニスの自慰と前立腺マッサージを同時にするように前立腺マッサージ器具に連結された本発明の他の自慰器具10Dを示す概略図である。 また他の自慰器具10Eの概略図であり、図16Bは図16のA−A線断面図である。 他の自慰器具10E’の実施形態であり、図17Aは図17のA−A線断面図である。
図1は、蓄積手段12が取り付けられた本発明の自慰器具10の第1実施形態の概略図である。蓄積手段12は自慰器具のハウジング14と流体が直接通じるように配置され、ハウジング14の基端部の中央には開口部26がある。
蓄積手段12は広義で大気圧より低い一定圧力でケース内の気体(空気)の量を維持するシステムであり、ペニスがケースを繰り返し出入りする時にケース内部の有効体積を変化させて維持する。蓄積手段12は様々な構成と形態を取ることができ、ベローズ(bellows)、スプリング、ピストン、サイフォン(siphon)、シリンダー、風船、スクィーズバルブ(squeeze bulb)、膨張要素、スクィーズシリンダー、バルブ、チェックバルブ、隔膜などの要素を採択することができる。本発明の蓄積手段は使用前に(初期圧力で)充填されるか、萎れたペニスを初めて挿入する時に充填されることができる。
図2は、蓄積手段12’がハウジング14から分離した状態で柔軟なチューブ16を介して連結されている本発明の他の自慰器具10’の概略図である。チューブ16は、ニップル18を介して蓄積手段12’とハウジング14を連結する。2個のニップル18がハウジング14から突出しているものとして示されているが、ニップルが1つだけあっても良い。ニップル18がハウジングの他の位置にあっても良い。蓄積手段12’が離れており、空気圧変化を最小化しつつ(ペニスがハウジング14に入る時のように)器具内の空気体積に相当な変化を与えることができる。
図3は、図2のハウジング14の縦断面図である。ハウジング14は、両端部が各々開放および閉鎖された固いケース20、弾性自慰スリーブ22および可変リング24からなる。ケース20は11cmHg以上の圧力差を耐えることができるプラスチックのような薄い材料からなる。
このハウジング14はパートナーと共に使用できる取り付け式や挿入式である。ケース20の壁面に配置されたニップル18はチューブを介して図2の遠隔蓄積手段に連結される。
図3、5に示された自慰スリーブ22は柔軟な弾性材からなり、軟質の内表面はペニスの柔らかい皮膚組織と摩擦接触が可能となるようになっている。
可変リング24はケース20の基端部において開口部に設けられる。スリーブ22の基端部はケース20の基端部を囲んで折り畳まれ、ケース20を密封すると同時に可変リング24を本来の位置に固定しつつ中央開口部26を形成する。
図3に示されたハウジング14の構成によれば、可変リング24の外径は、図4に示すように、ケース20の基端部の外径より若干大きい。自慰スリーブ22をケース20の基端部に対して折り畳んだ時、スリーブが弾性によって可変リング24の外周辺を圧迫して可変リングの外径がケース20の基端部の外径とほぼ一致するようにすることは勿論、性行為の運動中のペニスの周りをスリーブ22が密着し気密作用をしつつ過度な摩擦なしでペニスの拡大が可能となるようにスリーブは広がったり縮んだりすることができる。
図4に示された可変リング24は柔軟なプラスチック板をダイカッティングしたものであり、両端部は互いに分離しており、外周辺に形成された複数のカット部のうちの端部の1つのカット部が互いに重なり、外周辺が内周辺に比べて長さが長く、可変リング24の外周辺に内側へ力が加えられれば、重なる部分が長くなり、内径は縮小する。
可変リング24の内径は様々な大きさのペニスに合うように異なる大きさを有することができ、可変リング24を1つだけ用いても勃起前後状態のペニスの全てに対して気密をなす程度に十分な弾性を有する。同様に、1つの可変リング24によっても全部ではないが様々な大きさのペニスに使用できる。
図5の自慰スリーブ22は簡単で安価なチューブ型構造であり、内側面は女性の膣内運動をする時のように満足感を高めるための質感を有し、基端部はペニスの挿入が容易となるようになっている。
一方、スリーブ22の基端部に可変リング24が不要なデザインの開口部を形成することもできる。この場合、開口部の直径を固定したり可変型にしたりすることができる。
図6は弾性ケース20’を採択した自慰器具10Aの側面図であり、図6Aは図6のB−B線断面図である。適当な位置のチェックバルブ28と弾性ケース20’が共に勃起前ペニスに容易で完全に挿入できる一体型蓄積手段を形成する。
本来状態30の弾性ケース20’は円形の管状であるが、図6Aのように手でケース20’の壁面の一部を押せば楕円形状32に変わり、ケース20’内部の空気が中央開口部26を通して排出される。ケース20’がこのように変形された状態で、中央開口部26を潤滑剤を塗った亀頭で塞ぎ、ケースに加えた力を解除すればケースが本来状態に復帰しようとし、ケース内部が最適な真空状態となり、潤滑剤を塗った勃起前ペニスが中央開口部26内に引き込まれる。ペニスが一部挿入された自慰器具10Aが剥がれることを手で防いでケース20’を圧縮すれば、チェックバルブ28を通して空気がさらに排出され、力を解除すれば、ペニスが自慰器具10Aに完全に挿入される。
ケース20’は一定の形状と強度を維持するようにデザインされ、ケース20’からペニスが一部分、例えば100cc程度体積が減ると、ケースはこれより少ない体積である36cc程度つぶれて体積が減り、純空気量は増加し、圧力は7cmHg程度に減少するが、この程度の圧力は勃起前ペニスを自慰器具に再び挿入できる圧力であり、この過程はボイルの法則に従うものである。したがって、ケース20’は、内部圧力を4〜7cmHg程度の真空を維持する一体型蓄積手段の役割をする。
ペニスを完全に挿入した自慰器具10Aからペニスが一部抜ければ、ケースが部分的に圧縮状態32になって内部圧力が7cmHg程度に減少し、勃起前ペニスを所望の通りに自慰器具に再び容易に挿入することができる。このような作用が繰り返されれば、女性がオルガスムを感じるまでに男性の性器を刺激することができる。
自慰器具10Aに関する以上の説明は図8〜10の自慰器具10Cの作用にも同様に適用される。
ケース20’のデザインは、圧縮部が中間に位置する図6の実施形態に限定されない。例えば、ケースの下部半分が固く、上部半分は柔軟なデザインも本発明の範囲に含まれる。
図6Bは、パートナーの身体の穴に挿入される他の自慰器具10A’の概略図である。この自慰器具10A’は基本的に自慰器具10Aの変形例であり、自慰器具10A’の挿入部が使用中には接近できないようになっている。排出空気が身体の穴に再び入ることができず、パートナーが真空源74を作動させれば、勃起前ペニスの初めての挿入がなされるようにチェックバルブ28が位置する。中央開口部26から空気が漏れない限り、性的な往復運動中に真空源74が不要であり、空気漏れがあってもパートナーの誰かが真空源74を作動させれば、不要な空気が排出される。実際、大半のパートナーは空気漏れによるこのような妨害を避ける方法を知っている。
この自慰器具10A’の蓄積手段は、自慰器具10Aと類似するように、弾性ケース20’が蓄積手段として勃起前ペニスに使用することができる。勃起前ペニスの自慰器具10A’への初めての挿入は自慰器具をパートナーの身体の穴に挿入する以前や以後に行われることができる。
図7は、充填手段(図示せず)を備えた本発明のまた他の自慰器具10Bの断面図である。
ケース20”の端部に柔軟な隔膜34が配置される。チェックバルブ28の排出端に柔軟なチューブ16の一端部を挿入し、このチューブの他端部は真空源(図示せず)に連結する。真空源としてはスクィーズバルブ(squeeze bulb)は勿論、ベローズ、スプリング、ピストン、シリンダー、バルブ、風船、チェックバルブ、ポンプ、スクィーズシリンダー、膨張要素および隔膜のような他の装置を用いることができる。
潤滑剤を塗った亀頭で中央開口部26を塞ぎ、2個の充填手段を用いて勃起前ペニスを自慰スリーブ22に挿入することができる。先ず、チューブ16に連結された真空源を絞ったりリリースしたりするなどの方法で作動させ、ケース20”からチェックバルブ28を通してチューブ16へ空気を排出して部分真空状態を作り、ペニスをスリーブ22内に引き込む。一方、指や他の道具を用いて隔膜34をケース20”の基端部側へ中に押して圧縮状態34’を作っても、亀頭で開口部26を塞いだ状態でチェックバルブ28を通して空気を排出することができる。隔膜34に加えた力を解除すれば、ケース20”内部が最適な真空状態となり、ペニスがスリーブ22内に引き込まれる。ペニスが一部抜ければ、隔膜34が圧縮状態34’に伸び、ケース20”内部の空気圧力が減って勃起前ペニスを容易に再び挿入することができる。
スリーブ22の基端部へ空気が流入された場合にも、遠隔や手動充填手段を用いて以上で説明した過程を繰り返して空気を排出し、ペニスをスリーブ22内に完全に挿入し、ペニスをスリーブ22内で往復運動しながら自慰とオルガスムを楽しめる。
図8〜10は、本発明のまた他の自慰器具10Cの概略図である。図8のようにケース20”’中間に切開部36を切り出す。圧縮性管状グリッパー38をケース20”’の中間に配置して切開部36を密封する(図9参照)。チェックバルブ28はケース20”’の便利な位置に設ける。切開部36とグリッパー38とチェックバルブ28が自慰器具10Cの一体型蓄積手段を形成する。
この自慰器具10Cは、図6の自慰器具10Aおよび図7の自慰器具10Bと類似するように動作する。潤滑剤を塗った亀頭で開口部26を塞いだ状態で、使用者が指で切開部36を覆ったグリッパー38を押せば、切開部36上のグリッパー38の表面が本来状態40から図9のA−A線断面図である図10の圧縮状態40’に変形される。この時、チェックバルブ28を通して空気が排出され、グリッパー38に加えた力を解除すれば、ペニスが開口部26を通してスリーブ22内に引き込まれる。使用者が自慰器具10Cを前後進させれば、ペニスがスリーブ22内部で往復運動する。自慰器具10Cが使用者から遠ざかると、ペニスが一部抜けてグリッパー38が切開部36内に圧縮され、ペニスが若干再挿入されると、自慰器具10C内部の真空圧力が減り、切開部36内に入ったグリッパー38部分が亀頭を刺激する。このような動作がペニスを刺激して自慰機能をしオルガスムを感じるようにする。
図11〜12は、自慰器具10Cの美的魅力を高めるようにグリッパー38に使用することができ、市中で購入できる自慰スリーブ42a〜bの例を示す。このようなスリーブ42a〜bは、強い弾性で指をグリップし、ケース20”’のような直径2.5インチの円筒に伸び込むことができ、自慰器具10Cを形成することができる。自慰器具の王蜂運動による真空圧力の変化によりスリーブ42a〜bの一部分(乳房やお尻)がリズミカルに上下に動いて使用者を視覚的にさらに刺激する。
図13〜15は、ペニスの自慰と前立腺マッサージを同時にするように前立腺マッサージ器具56に連結された本発明の他の自慰器具10Dを示す概略図である。ここでは、使用者の往復運動が直ちに前立腺に伝達される。
この自慰器具10Dは図7の自慰器具10Bと類似するが、ニップルとチェックバルブが不要である。図15は図13のC−C線断面図であり、図7の柔軟な隔膜34がピストンロッド46に連結されたピストン44に代替された。勿論、ピストンを隔膜に代替することもできる。ピストンロッド46は自慰器具10Dの末端部の孔から突出し、ピストン44と共に次の3つの方法のうち少なくとも1つの方法で使用者の身体に対する縦方向動きが制限される。
使用者は、片手ではピストンロッド46の末端部に取り付けられたハンドル50を把持し、他の片手では自慰器具を身体に対して往復運動させることができる。この場合、使用者はハンドル50を握った状態で自慰器具10Dを動きながら座ったり、立ったり、横になったり、動くことができる(図13参照)。
一方、ピストンロッド46の末端部にボールジョイント連結ピボット48を介して長さ調整可能な延長ロッド52を連結し、延長ロッド52の他端部は類似する方式で固定台54に連結することもできる。固定台54は既存の手段(クランプ、吸着カップ、ベルクロ(Velcro)など)を介して机、浴室付属品、その他の使用者の前に位置した家庭用品に固定される。この場合、使用者は、自慰器を使う間、動かずに様々な所望の姿勢を取ることができる。また、延長ロッド52にハンドル50を連結し、ハンドルを足やパートナーが把持することもできる。当業者であれば分かるように、ピストン44を動くのに必要なエネルギの一部や全部を外部エネルギー源から得ることができる。
最後に、自慰器具10Dを前立腺マッサージ/自慰器として使うために、(長さ調整が可能であり、様々な身体サイズに合う)前立腺マッサージ延長ロッド58を前立腺マッサージ器具56に固定することもできる(図14参照)。ゴムやシリコンのような弾性材からなった前立腺マッサージ器具56を肛門に挿入すれば、往復ピストン運動を使用者の前立腺に直接伝達する間、使用者の身体に対してピストン44の縦方向運動が制限される。図14に示された前立腺マッサージ器具56/延長ロッド58アセンブリーにおいて、前立腺マッサージ器具56を身体に正しく位置させるように延長ロッド58と睾丸にゴムひものようなシリコンドーナツを巻いて固定すれば、延長ロッド58をピストンロッド46に連結する前にも前立腺マッサージ器具56を挿入した状態で使用者が座ったり立ったり横になったり自由に動いたりすることができる。
勃起前ペニスに自慰器具10Dを使う方式は次の通りである。(1)延長ロッド58の長さを適宜に調節し、(2)図15のようにピストン44をスリーブ22に接する程度に下げ、(3)ピストンロッド46は使用者の身体に対して縦方向に動きが制限されるようにし、自慰器具10Dの中央開口部26に潤滑剤を塗った亀頭60を当てた状態で自慰器具を引っ張ってペニスを完全に挿入するが、必要であれば恥骨に接するようにする。ピストン44の直径がペニスの直径より相当大きいため、勃起前ペニスはピストンが動く距離より大きく自慰器具内に引っ張られ、このような過剰の体積容量は自慰器具自体の運動喪失を十分に補う。
自慰器具10Dのピストン構造は色々な面で使用前に予め充填される(初期圧力が設定された)自慰器具(10〜10C)とは異なり、空気漏れがなく、使用中に再充填する必要がない。図13〜15のピストン構造は予め充填する必要が全くないため、往復運動の間に負圧空気を貯蔵する必要がなく、中央開口部26やピストンの周りでの空気漏れによる悪影響もないが、これは、過剰体積容量を有し、往復運動するごとに自体充填が行われるためであり、このために事前往復運動が不要である。
図13〜15のピストン型器具は、ピストンロッド側の非作業側において図示されていない別途の孔を通して呼吸するように往復運動するごとに空気が流れる。このような循環型空気運動は自慰器具10Dの自慰機能に直接に影響は及ぼさないが、往復運動するごとに使用者の視覚的、聴覚的、嗅覚的な感覚をエロチックに刺激する補助機能を発揮することができる。例えば、ペニスをリズミカルに挿入するごとに(1)自慰器具に取り付けられたエロチックな物体や写真が動くようにしたり、(2)女性のうめき声のような音を出したり、(3)体臭(香水)を出すようにすることができる。また、図示されていない吸気路に設けられた調節器(流量調節器)を用いてペニスを抜くごとに前立腺に作用する力を調節するようにすることもできる。
図14の前立腺マッサージ/自慰器具10D組立体は、完全な勃起していない場合にも前立腺、括約筋、会陰、睾丸および陰茎組織を同時に刺激できつつ視覚的、聴覚的、嗅覚的に同時に性的刺激を加えることができるため、多くの男性のオルガスムにより大きな助けを与える。
図16、16Aはまた他の自慰器具10Eの概略図であり、固いプラスチックからなるテーパー状吸気管68を介して自慰器具の壁面に風船のような膨張要素62を固定する。使用前に、吸気管68にチェックバルブ28が取り付けられた弾性膨張管66を挿入し、圧縮空気を供給して膨張要素62を膨張状態64に膨張させ、弾性膨張管66を分離するまでに膨張要素を膨張状態(事前充填)に維持する。通常は使用直前に使用者が弾性膨張管66に空気を口で吹き込んで膨張(事前充填)するが、空気ポンプのような他の手段を利用しても良い。
この器具10Eを使用しようとすれば、使用者が予め充填した後、亀頭で開口部26を塞ぎ、膨張管66を吸気管68から除去して大気圧によって膨張要素62が一部収縮するようにして、内部圧力を5cmHg程度の真空状態に作り、勃起前ペニスが中に吸い込まれるようにする。使用者が自慰器具を往復させれば、膨張要素62は自動で挿入する時には収縮し、取り出す時には膨張し、このような膨張要素62はペニスの進入を邪魔しない。
(1)吸入力を増加させたり減少させたりするために、または(2)往復運動中に開口部26を通して入った不要な空気を排出するために、使用者は膨張要素62の膨張をいつでも調節することができる。膨張と吸入力を減らそうとすれば、一定量の空気を開口部26に入れるだけで良く、使用中に膨張と吸入力を増やそうとすれば、末端部付近に設けられたチェックバルブ28を通して自慰器具内部の空気の一部を排出すれば良い(図16参照)。このような排出は次のように行われる。自慰器具からペニスを一部抜いた使用者が吸気管68を指で塞ぎ、自慰器具を身体側へ強く引っ張れば、チェックバルブ28を通して空気が排出される。その後、後退運動をする前に吸気管68入口から指を離し、その間に膨張要素62が膨張し、ペニスにより大きい吸入力が加えられる。(追加空気を排出する)この過程を繰り返し行えば、ペニスと膨張要素62が空間を占めようと競争するまで膨張と吸入力が増加する。実際に熟練した使用者であれば、このような動作を非常に上手に行うことができるはずである。
このような再膨張過程においては弾性膨張管66が不要であり、膨張管は既に分離した状態である。また、熟練した使用者であれば、自身の技術を磨いてこのような過程を利用して初期膨張をするが、口や他の方法で空気を吹き込むこともなく、膨張管66を使用しないこともできる。
図16Aに示すように、内部リブ(rib)70は膨張要素62を迂回する空気経路72を形成する役割をし、自慰器具10Eの末端部付近に設けられたチェックバルブ28を通して空気が入る。
図17、17Aは他の自慰器具10E’の実施形態であり、使用中に自慰器具の一部分をパートナーの身体の穴に挿入することができる。ここでは、(1)排出空気が体内に入らないようにチェックバルブ28を再配置し、(2)自慰器具の一部が挿入された状態で膨張手段に接近することができる。チェックバルブ28は柔軟なチューブ16の端部に位置し、このチューブ16を自慰器具の外壁に一体に形成して空気路を提供する。
膨張要素62は吸気ノズル76に固定され、このノズルはチューブ16に連結され、チューブはパートナーの身体の外に突出し、弾性膨張管66を挿入した吸気管68にチューブ16が連結される。自慰器具10A’と同様に、自慰器具10E’をパートナーの身体の穴に挿入する以前や以後に勃起前ペニスの初期挿入がなされる。
膨張要素62の初期膨張に続く膨張と吸入力の調節を含む自慰器具10E’の使用法は自慰器具10Eと同様であるが、使用者とパートナーの性交類似運動によって往復運動が行われ、どちらのパートナーも使用中に膨張と吸入力を高めることができる。
本発明の自慰器具は、部分的や全体的な勃起がなくても男性の自慰とオルガスムと射精作用を改善する、簡単で、安価で、安全で、且つ便利な手段であることは周知の事実である。この自慰器具はEDで悩む人々は勿論、勃起有無に関係なく自慰や精液収集を望む人々にも役立ち、治療効果もある。また、EDがない使用者にとっても勃起する前に直ちに自慰を始めることができるため、オルガスムに達する時間を減らすことができる。
この自慰器具は、勃起前ペニスを自慰器具の内部に固定した状態でオルガスムを引き起こす自慰動作を維持するようにする最適な真空状態を維持する新しくて革新的な手段である。本発明の自慰器具は、勃起はさせるもののオルガスムには達しないように設計された薬学的で機械的な真空装置に対する安価で安全な代替手段でもある。
本発明の範囲を逸脱せずに、以上で説明した蓄積要素を隔膜、ベローズ、その他の流体を調節する他の手段に代替することもできる。自慰器具の内部の最適な真空状態を維持するのに以上で説明したものとは異なる手段を用いることもできる。様々なアクセサリー、例えば、写真、人間の姿勢を描写した物理的な物体、オーディオレコーディング、サウンドジェネレーター、ビデオレコーディング、体臭剤、味わえる物質、メーキャップ、ヒータ、振動具、固定具、弾性スリーブ、潤滑システム、遠隔制御器、無線遠隔制御器、マウント、男性用コンドーム、女性用コンドーム、陰嚢レトラクター(retractor)、前立腺プローブ、会陰プローブ、隠匿体(concealment)、変装品(disguise)、運動機、ウェアラブルアクセサリー、女性/カップルアクセサリーなどの当業者で知られたものなどを本発明の自慰器具に使用することもできる。この器具は使用者を楽しくする人間の特徴を刺激する形状を有する。このような全ての変形は本発明の範囲に属するとみなすべきである。

Claims (29)

  1. 勃起前ペニスで男性のオルガスムを促進する器具であって、
    a.ペニスが入る開口部を有するハウジング、および
    b.前記ハウジングの内部でペニスが動いてもハウジングの内部に一定の圧力で部分真空を維持するための蓄積手段を含み、
    勃起不全を経験する使用者が薬や真空勃起装置に依存しなくてオルガスムを経験するようにすることを特徴とする器具。
  2. 前記蓄積手段は、ハウジングと一体であることを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  3. 前記ハウジングの一部分は、弾性を有して圧縮可能であることを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  4. 前記蓄積手段は、ハウジングと一体ではなく、流体が通じるようにハウジングと連結されることを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  5. 前記蓄積手段は、ベローズ、スプリング、ピストン、シリンダー、バルブ、風船、チェックバルブ、スクィーズバルブ(squeeze bulb)、ポンプ、スクィーズシリンダー、膨張要素および隔膜からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  6. 前記部分真空は、使用者が口で吹いたり吸い込んだりして生じることを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  7. 前記部分真空は、4cmHg〜7cmHgの範囲に維持されることを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  8. 前記の部分真空は、0.5cmHg〜15cmHgの範囲に維持されることを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  9. 潤滑剤を塗ったペニスの周りに密封作用をする可変リングを前記ハウジングの開口部にさらに配置することを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  10. 前記可変リングは、ペニスの直径が拡大と収縮をする間に潤滑剤を塗ったペニスの周りの密封を維持することを特徴とする、請求項9に記載の器具。
  11. 前立腺マッサージ手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  12. 前記前立腺マッサージ手段は、前記ハウジングの動作で前立腺マッサージ手段が動作するようにハウジングに連結された長い部材を含むことを特徴とする、請求項11に記載の器具。
  13. 器具を共に使用する使用者や二人の経験を改善させる役割をする感覚刺激手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  14. 前記感覚刺激手段は、写真、人間の姿勢を描写した物理的な物体、オーディオレコーディング、サウンドジェネレーター、ビデオレコーディング、体臭剤、味わえる物質、メーキャップ、ヒータ、振動具、固定具、弾性スリーブ、潤滑システム、遠隔制御器、無線遠隔制御器、マウント、男性用コンドーム、女性用コンドーム、陰嚢レトラクター(retractor)、前立腺プローブ、会陰プローブ、隠匿体(concealment)、変装品(disguise)、運動機、ウェアラブルアクセサリー、女性/カップルアクセサリーからなる群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  15. 前記ハウジングの内部でのペニスのスライド運動が使用者の身体運動によって行われることを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  16. 前記ハウジングの一部分が身体の穴内に挿入されてパートナーと共に使用できることを特徴とする、請求項1に記載の器具。
  17. 勃起前ペニスで男性のオルガスムを促進する装置であって、
    ペニスが入る開口部を有するハウジング、および
    前記ハウジングの内部でペニスが動いてもハウジングの内部に一定の圧力で部分真空を維持するための膨張要素を含むことを特徴とする装置。
  18. 勃起前ペニスで男性のオルガスムを促進する方法であって、
    a.ペニスが入る開口部を有するハウジング、およびハウジングの内部でペニスが動いてもハウジングの内部に一定の圧力で部分真空を維持するための蓄積手段を含む器具を提供するステップ、
    b.前記ハウジングの開口部に潤滑剤を塗ったペニスの亀頭を配置するステップ、
    c.前記蓄積手段を作動して亀頭をハウジング内に引き込むステップ、および
    d.ハウジングに対して亀頭を相対的にスライド運動させて亀頭を刺激しオルガスムを促進するステップを含むことを特徴とする方法。
  19. ハウジングに対して使用者の身体を動かしてハウジングの内部で亀頭がスライド運動するようにハウジングを構成することを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  20. 前記ハウジングの一部分をパートナーの身体の穴に挿入することを特徴とする、請求項19に記載の方法。
  21. 前記ハウジングを固定物体に連結することを特徴とする、請求項19に記載の方法。
  22. 前記蓄積手段は、ハウジングと一体であることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  23. 前記ハウジングの一部分は、弾性を有して圧縮可能であることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  24. 前記蓄積手段は、ハウジングと一体ではなく、ハウジングと流体が通じるように連結されることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  25. 前記蓄積手段は、ベローズ、スプリング、ピストン、シリンダー、バルブ、風船、チェックバルブ、スクィーズバルブ、ポンプ、スクィーズシリンダー、膨張要素および隔膜からなる群から選択されることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  26. 前記部分真空は、4cmHg〜7cmHgの範囲に維持されることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  27. 前記部分真空は、0.5cmHg〜15cmHgの範囲に維持されることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  28. 潤滑剤を塗ったペニスの周りに密封作用をする可変リングを前記ハウジングの開口部にさらに配置することを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  29. 前記可変リングは、ペニスの直径が拡大と収縮をする間に潤滑剤を塗ったペニスの周りの密封を維持することを特徴とする、請求項28に記載の方法。
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