JP2014527869A - 経時的に薬剤投与療法を最適化するための適応システム - Google Patents

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Abstract

患者の将来の血中グルコースレベル測定値をあらかじめ規定された範囲内に維持するために、患者のインスリン含有薬剤の現在の推奨量を変動させるべきかどうか、およびどのくらい変動させるべきかを血中グルコース値から決定するように適合された、経時的に患者の基礎インスリン投与療法を最適化するためのシステムであって、一定用量のインスリン含有薬剤の投与を示すある患者作動動作が、所与の血中グルコース値の判断より前のあらかじめ規定された時間量において検出されなかった場合、所与の血中グルコース値が無視される、経時的に患者の基礎インスリン投与療法を最適化するためのシステム。【選択図】図6

Description

本発明は、一般に、患者が経時的に薬剤投与療法を最適化することを可能にするシステムおよび方法に関する。
本発明の開示では、主に、インスリンの送達によって糖尿病の治療について参照しているが、これは、本発明を使用する例示的な分野にすぎない。
2型糖尿病は、β細胞機能が低下する進行性疾患である。経口剤を用いて治療を開始することは、極度の高血糖(空腹時血漿グルコース>250mg/dl)の患者を除いて、ほとんどの患者の場合にとる妥当な手法である。これらの患者は、グルコースレベルを低下させるためにインスリンを必要とする。場合によっては、経口療法から開始することは、特に、糖尿病の罹患期間が短い、したがって、β細胞機能が比較的十分である患者には非常に効果的であることがある。しかしながら、死亡に至る過程において、多くの患者は、遅かれ早かれインスリンを用いた治療を必要とする。患者がインスリン療法を受けるべきかどうかについて決定するとき、血糖コントロールのためのガイドラインを参考にすることが役立つ。米国糖尿病学会(ADA)およびアメリカン・カレッジ・オブ・エンドクリノロジー(ACE)は、A1C、食後グルコースおよび空腹時/食前グルコースのための目標を発行する。経口剤を使用してこれらの目標を達成することができない大部分の患者は、インスリン療法の対象である。
2型糖尿病患者のための初期インスリン療法の1つタイプは、ノしばしば経口抗糖尿病薬と組み合わせて、ノボノルディスク社のLevemir(レベミル)(登録商標)(インスリンデテミル)またはTresiba(トレシーバ)(登録商標)(インスリンデグルデク)のような持続性インスリンを用いた1日1回注射を使用することである。ただし、インスリン療法を成功させるためには、適時かつ適切な滴定投与が要求される。たとえば、経口抗糖尿病薬と組み合わせて、10Uまたは0.1〜0.2U/kgの用量での1日1回投与を用いたLevemir(登録商標)治療を開始することが推奨される。次いで、Levemir(登録商標)の用量は、個々の患者のニーズに基づいて、たとえば、(3〜7つの測定値の)平均自動測定朝食前血中グルコース(BG)値に基づいて滴定されなければならない。たとえば、計算値が>10.0mmol/Lである場合、Levemir(登録商標)用量を+8ユニットで調整することが推奨され、計算値が9.1〜10.0mmol/Lである場合、Levemir(登録商標)用量を+6ユニットで調整することが推奨され、計算値が8.1〜9.0mmol/Lである場合、Levemir(登録商標)用量を+4ユニットで調整することが推奨され、計算値が7.1〜8.0mmol/Lである場合、Levemir(登録商標)用量を+2ユニットで調整することが推奨され、計算値が6.1〜7.0mmol/Lである場合、Levemir(登録商標)用量を+2ユニットで調整することが推奨される。1つのBG測定値が3.1〜4.0mmol/Lである場合、Levemir(登録商標)用量を−2ユニットで調整することが推奨され、1つのBG測定値が<3.1mmol/Lである場合、Levemir(登録商標)用量を−4のユニットで調整することが推奨される。平均朝食前BG値の計算ならびにその結果として行われるLevemir(登録商標)用量調整は、患者によって提供されたBG値に基づいて、患者自身または医師/看護師のいずれかによって実行することができる。明らかなように、そのような療法は時間がかかるだけでなく、間違いを起こしやすい。これは、自己滴定療法が、患者の権限を容易に拡大するものと見なされ、患者が自分の治療にさらに関与することができるようになり、その結果、血糖コントロールを向上させることが可能であるということを示している。
それに応じて、たとえば、上述の比較的単純な滴定療法に対応する事前プログラムされたアルゴリズムによる自己測定BG値に基づいて推奨が生成されるデバイスおよびシステムが提供されている。実際には、たとえば、患者特性および他の可変入力を考慮して、はるかに高性能のアルゴリズムを実装することができる(たとえば、US2009/0253970を参照)。アルゴリズムは、様々なプラットフォーム、たとえばPC、PDAまたはスマートフォン上で実行するように適合されたソフトウェアの形態とすることができ、あるいは、BG測定器のようなデバイスにおいて妨害され得る(たとえば、US2010/0016700を参照)。EP1571582には、CIR値およびISF値を計算するためにBG値が使用される方法が開示される。
そのような自動生成された推奨は、医療スタッフと患者の双方にとって非常に役立つものとなり得るが、特に、患者が前述のような療法に従うという不正確な仮定に基づく場合には、推奨は誤っていることがある。
上記を考慮して、本発明の目的は、医学的療法の患者自己滴定のコスト効果の高い最適化および制御をサポートするシステムおよび方法を提供することである。
本発明の開示では、上述の目的のうちの1つまたは複数に対処する、または、以下の開示ならびに例示的な実施形態に関する記載から明らかな目的に対処する実施形態および態様について記載する。
したがって、本発明の第1の態様では、患者の血液サンプルを受け取り、患者の血液サンプルのBG値に対応するBGデータセット(たとえばBG値および時間)を生成するためのBG測定器(BGM)と、メモリ手段であって、(a)初期基礎インスリン投与療法を表すデータ、および(b)時間の関数としての複数のBG値に対応するBGデータセットを受信するように適合されたメモリ手段とを備える、経時的に患者の基礎インスリン投与療法を最適化することのためのシステムが提供される。本システムは、メモリ手段に動作可能に接続されたプロセッサであって、当該プロセッサが、複数の時点で決定された血中グルコースデータセットから、患者の将来の血中グルコースレベル測定値をあらかじめ規定された範囲内に維持するために患者の現在のインスリン投与療法における成分を変動させるべきかどうか、およびどのくらい変動させるべきかを決定するように(すなわち、推奨を提供するように)プログラムされる、プロセッサと、患者のインスリン投与療法における成分の決定された変動を患者に通信するための出力手段とをさらに備える。このプロセッサは、複数の時点において決定された血中グルコースデータセットについて、決定値と期待値との間の偏差の程度を表す補正値を計算するようにプログラムされる。成分の計算された変動が、計算された補正値の関数として低減され、たとえば、補正値が大きくなると、計算された推奨(前の値からの変動)が低減される。換言すると、安全係数が組み込まれている。
明らかなように、本システムは、このように、場合によっては患者の低血糖および潜在的な危険な状況を生じることがある、計算された滴定の「攻撃性」を低減することによって、滴定プロセスにおける異常パターンおよび潜在的な問題を部分的に補償することが可能であるので、2ステップ手法が提供される。計算された推奨および計算された補正値は、別々にロギングされ、医師によって取り出され得、これにより、患者滴定の経過における病識がより詳細になる、たとえば、高い補正値は、滴定経過が予想されるよりも遅い理由として成り立つ。
「期待値」、たとえば、複数の前の決定値に基づく平均値の所与のあらかじめ規定された範囲を、あらかじめ設定する、および/または動的に計算することができる。
この期待値は、典型的にはBG値であり得るが、時間値、たとえばBG値が決定されたことが予想される時間範囲も含み得る。
補正値は、複数の計算、たとえば計算された分散値に基づき得、または、スコアリングシステムに基づく値、たとえば各BG値は、予想されるプリセット値または計算された平均値からの偏差に基づいてスコアを与えられる。それに加えて、所与のBGデータセットが、あらかじめ規定された範囲外のBG値または規定外の時間に取られたBG値に対応すると、その結果、推奨を計算するときにBGデータセットが無視されることにもなり得る。また、補正係数は、さらなる係数、たとえば患者の医師が選択した追加の安全係数を組み込むこともできる。
特定の構成では、本システムは、(a)薬剤送達デバイスであって、薬剤リザーバまたは薬剤リザーバを受容するための手段、薬剤のための放出口、ならびにリザーバから放出口を通して薬剤を放出するための薬剤放出機構を備える、薬剤送達デバイスと、(b)薬剤送達デバイス上に取り外し可能に装着可能であり、装着位置において放出口を覆うように適合されたキャップデバイスであって、キャップデバイスが、BGM、メモリ手段およびプロセッサ、ならびに出力手段を備える、キャップデバイスとを備える、薬剤送達アセンブリの形態とすることができる。このようにすると、事前充填された使い捨ての薬剤送達デバイスまたはユーザが充填可能な恒久性の薬剤送達デバイスと組み合わせても使用されることができるキャップデバイスの形態の、たとえばペン形態の滴定デバイスを提供することができる。
さらなる特定の構造では、本発明は、薬剤送達デバイスユニットであって、薬剤リザーバまたは薬剤リザーバを受容するための手段、薬剤のための放出口、ならびにリザーバから放出口を通して薬剤を放出するための薬剤放出機構、メモリ手段およびプロセッサ、BGMからBGデータを受信するための受信手段、ならびに出力手段を備える、アセンブリの形態とすることができる。BGMはその場合、たとえばワイヤレスにBGデータを薬剤送達デバイスユニットに送信するための送信手段を備える独立ユニットとして提供される。
第1の態様のシステムは、患者作動動作がいつ実行されたかを検出するための検出手段であって、動作が、一定用量のインスリン含有薬剤の投与を示す、検出手段をさらに備えることができ、メモリ手段は、検出された患者作動動作を時間の関数として表すデータを受信するように適合される。プロセッサは、さらに、患者作動動作のあらかじめ規定されたスケジュールと比較して、検出された患者作動動作に基づくコンプライアンス値を計算するようにプログラムされ、それにより、成分の計算された変動が、コンプライアンス値の関数として低減される。たとえば、各検出された(ならびに逸失した)動作は、あらかじめ規定されたスケジュールに基づいてスコアリングすることができ、これにより、所与の期間にわたる複合スコアが生成される。スコアが「悪く」なるほど、滴定は攻撃的でなくなる。
上記で開示した補正値のかわりに使用するために、検出およびコンプライアンス値フィーチャを実装することもできる、すなわち、成分の計算された変動が単にコンプライアンス値の関数として低減されるシステムを提供する。
特定の構成では、本システムは、薬剤送達デバイスであって、薬剤リザーバまたは薬剤リザーバを受容するための手段、薬剤のための放出口、ならびにリザーバから放出口を通して薬剤を放出するための薬剤放出機構を備える、薬剤送達デバイスと、薬剤送達デバイス上に取り外し可能に装着可能であり、装着位置において放出口を覆うように適合されたキャップデバイスを備える、薬剤送達アセンブリの形態とすることができる。キャップデバイスは、BGM、メモリ手段およびプロセッサ、出力手段、ならびに検出手段を備える。検出手段は、あらかじめ決定した時間量にわたってキャップが薬剤送達デバイスから少なくとも部分的に装着解除されたときに脱キャップ事象を検出するように適合される。明らかなように、脱キャップ事象は、一定用量のインスリン含有薬剤の投与の行為を表すと見なされる。
さらなる特定の構成では、本発明は、薬剤送達デバイスユニットであって、薬剤リザーバまたは薬剤リザーバを受容するための手段、薬剤のための放出口、作動させたときに、リザーバから放出口を通して所望の用量の薬剤を放出するように設定することが可能な薬剤放出機構、ならびに放出された用量のサイズを表す用量データを検出し、記憶し、送信するための手段を備える、薬剤送達デバイスユニットと、薬剤送達デバイス上に取り外し可能に装着可能であり、装着位置において放出口を覆うように適合されたキャップデバイスとを備える、薬物送達アセンブリの形態とすることができる。キャップデバイスは、BGM、メモリ手段およびプロセッサ、出力手段、ならびに薬剤送達デバイスから前記用量データを受信するための受信手段を備える。実際に放出された薬剤の量を検出するための電子手段を備えた薬剤送達デバイスが知られている(たとえば、WO08/037801を参照)。そのようなデバイスは、たとえば、ワイヤレスに、光学的に、またはガルバニック接触を介して、キャップデバイスにデータを送信するように適合され得る。明らかなように、一定用量のインスリンを放出する事象は、一定用量のインスリン含有薬剤の実際の投与の行為を表すと見なされる。代替的には、キャップデバイスは、キャップの追加のフィーチャを有するBGMユニットによって提供され得る。
さらなる特定の構成では、本システムは、薬剤送達デバイスであって、薬剤リザーバまたは薬剤リザーバを受容するための手段、薬剤のための放出口、リザーバから放出口を通して薬剤を放出するための薬剤放出機構、BGM、メモリ手段およびプロセッサ、出力手段、ならびに検出手段を備える、薬物送達デバイスを備える、薬物送達アセンブリの形態とすることができる。そのような集積システムにおいて、検出手段は、薬剤放出機構をいつ作動させたかを検出するように適合される。本システムは、薬剤送達デバイス上に取り外し可能に装着可能であり、装着位置において放出口を覆うように適合されたキャップデバイスをさらに備え得る。
上記のシステムのいずれかについては、所与のBGデータセットがあらかじめ規定された範囲外のBG値に対応する場合、所与のBGデータセットはプロセッサによって無視され得る。さらに、たとえば、所定の時間量にわたって薬剤送達デバイスからキャップが少なくとも部分的に装着解除されたときに、脱キャップ事象を検出するように適応された検出手段を本システムが備える場合、本システムは、患者は、療法にしたがって薬剤送達デバイスを使用しなかったことを考慮に入れることができる。たとえば、患者が就寝に一定量のLevemir(登録商標)を摂取する仮定した場合、推奨を計算するときに、朝の(たとえば、時間範囲午前6:00〜9:00)BGを判断する前に、たとえば時間範囲午後6:00〜11:00にキャップを外さなかったことは、アルゴリズムがBG値を無視する結果となる。キャップが実時間時計を備えていない場合、BG測定に関連する時間範囲が規定され得る。
本明細書で使用する場合、「インスリン」という用語は、カニューレまたは中空針のような送達手段を制御された方法で通過させることが可能である、液体、溶液、ゲルまたは微細懸濁液のような、また、BG制御効果を有する任意の薬剤含有流動可能薬品、たとえばヒトインスリンおよびその類似体ならびにGLP−1のような非インスリンおよびその類似体を包含することを意味する。例示的な実施形態に関する記載では、インスリンの使用について参照する。それに応じて、用語「皮下」注射は、被験者への経皮送達のいかなる方法も包含することを意味する。
以下に、図面を参照しながら、本発明についてさらに記載する。
装着されたキャップデバイスと組み合わせた薬剤送達デバイスを示す図である。 情報を表示するためのシステムを示す図である。 時間の関数として患者情報を表示するグラフを示す図である。 さらなるキャップデバイスを示す図である。 図4のキャップデバイスの分解図を示す図である。 薬剤送達デバイスに装着されたさらなるキャップデバイスを示す図である。 電子的ロギングおよび表示手段を備える薬剤送達手段を示す図である。
各図において、同様の構造は、ほとんど、同様の参照番号によって示されている。
「上側」および「下側」、「右」および「左」、「水平」および「垂直」、あるいは類似する関連する表現のような用語を使用するとき、これらは単に添付の図を参照するものであり、実際の使用状況を指すものではない。示された各図は概略図あり、そのため、異なる構造の構成ならびにそれらの相対寸法は、例示的な目的を果たすことのみ目的とする。
図1は、インスリン製剤を収容し、キャップデバイス10がその上に装着された薬剤送達デバイス20を備える薬剤送達アセンブリ1を示す。キャップは、キャップの内部に配列されたBGMのためのストリップポートと、BG値ならびに他の値(たとえば、LCDまたはOLED)を示すように適合されたディスプレイ12と、所与の値(たとえば、BG読取値)を確認するように適合された入力ボタン13と、所与のログ(たとえば、BGログ)をスクロールするように適合されたアップ/ダウンボタン15とを備える。キャップは、薬剤送達デバイスからキャップがいつ取り外されたかを検出するための手段、ならびに外部デバイス(図示せず)にデータをアップロードするためのポートをさらに備える。
図示されたキャップは、薬剤送達における推奨変更を計算するためのプロセッサおよびメモリ手段をさらに備える。たとえば、キャップが、経口抗糖尿病薬と組み合わせてノボノルディスクによるLevemir(登録商標)のような持続性インスリンを用いた1日1回注射療法における初期滴定中に患者をサポートするように適合されている場合、Levemir(登録商標)に関する上述した滴定ガイドラインに対応する単純なアルゴリズムで、キャップデバイスにロードすることができる。たとえば、直近の5つのBG測定値の平均が8.5mmol/Lである場合、キャップは、+4ユニットでLevemir(登録商標)用量を調整するように推奨する。この推奨は、いくつかの方法でプロンプトをされ、表示し得る。たとえば、ユーザは、入力ボタンを使用することによって、指定された方法で推奨を表示するようにデバイスにプロンプトしなければならないことがある。滴定投与療法は、空腹時BGおよび就寝前インスリン注射に基づくので、薬剤送達デバイスからキャップを取り外すことを使用して、キャップにプロンプトすることもできる。推奨は、「+4合計24ユニット」と示され得、これは、投与量と注射すべきインスリン総量の両方を示す。
本発明の一態様によれば、キャップデバイス10は、安全な滴定を保証するための追加手段を備えている。より詳細には、プロセッサはさらに、複数回にわたって決定されたBG値の補正値を計算するようにプログラムされ、これにより、成分の計算された変数を、計算された補正値の関数として低減させることができるようになる。換言すると、安全係数が組み込まれる。
たとえば、基本的な滴定アルゴリズムは、次のように表すことができる。
(1) IUTitration level(n)=IUTitration level(n−1)+BabyStep(n)
(2) Babystep(n)=ISFaverage(n)(AverageFBG(n)−TargetFBGSF(FBGVariance
式中、
IUTitration level(n)=新たなインスリン滴定用量[IU]
TargetFBG=目標空腹時BGレベル[mmol/L]
安全係数値SF(FBGVariance)は、1〜0の範囲の値であり、この値は、FBGVarianceが最小である、したがって完全に許容できるときには1であり、FBGVarianceが非常に大きい、したがって完全には許容できないときには0となる。FBGVarianceと安全係数値との正確な相関は、インスリンのタイプ、患者のタイプおよび初期化プロセスを担当するメディアル専門家の好みのような因子に左右される。
(3) ISFaverage(n)=前の期間全体の平均ISF [IU/mmol/L]
=(ISF(n−1)+ISF(n−2)...ISF(n−m))/m
(4)ISF(n−1)=(IUTitration level(n−1)−IUTitration level(n−2))/((AverageFBG(n−1)−AverageFBG(n−2))
(5) AverageFBG(n)=直近の数日間にわたる平均空腹時BG[n,n−1,,,n−m]
図1の実施形態のようなキャップデバイスがコンプライアンス(ここでは脱キャップ検出)を登録するための手段を備えている場合、第2の安全係数値は、コンプライアンスデータを組み込み、したがってSF(Compliance)として決定され得る。たとえば、患者が完全にコンプライアンスを満たしている場合、たとえば、すべての注射が、療法にしたがって行われると見なされる場合、係数は1となる。対照的に、すべての注射が、その日の間違った時刻に行われた(またはまったく行われなかった)場合、係数は0.5となる。実際には、はるかに複雑なSF(Compliance)機能が使用されることがある。
さらに安全性を向上させるために、BG測定値は、アルゴリズムに関連のあるカテゴリーにカテゴリー分類され得る。単純な形態では、このカテゴリー分類は、「空腹時」BGまたは「非空腹時」BGのいずれかであり得、あるいは「食前」BGおよび「食後」BGをさらに含み得る。カテゴリー分類は、測定の時刻および値に基づいて自動的に、または、ユーザの入力によって手動で、あるいは、それらを組み合わせて行い得る。
さらに、滴定アルゴリズムにスーパービジョンまたは安全論理を組み込むことにより、安全性をさらに向上させることができる。スーパービジョンによって認識されるパターンは、BGの異常変動、BGの異常勾配(急激な増加または減少)、用量変更に対する無応答、高すぎる空腹時BG値、低すぎる空腹時BG値(低血糖)、高すぎる/低すぎる食中BG値の識別であり得る。自己滴定アルゴリズムをある特定のステップサイズに制限するための、スーパービジョンエレメントの別の例があり得る。スーパービジョンが滴定における問題を検出した場合、医師に電話をかけるかまたは医師を訪問するようにスーパービジョンがユーザに警告することができ、あるいは、ワイヤレス技術を使用してシステムが医師に直接、警告を送ることができる。
患者がキャップデバイス10を使用するので、ログは(容認された)BG値、用量サイズ推奨ならびに脱キャップ事象の作成された記憶ログである。ログは、実時間または相対時間のいずれかに基づき得る。ログが相対時間である場合、相対時間スタンプは、外部デバイスに転送される絶対時間スタンプを備えている。
図2に、経時的に患者の基礎インスリン投与療法を最適化するための、患者側ユニット110とディスプレイユニット120とを備えるシステム100を示す。患者側ユニットは、図1に示したタイプのBGMキャップデバイスの形態であり、ディスプレイユニットは、ラップトップコンピューターの形態である。図示のユニットは、たとえば、Bluetooth、NFCまたはIRのようなRFによるワイヤレス通信、および双方向通信のために適合される。通信は、いずれかのデバイスによって開始され得る。代替的には、有線による通信とすることもできる。たとえばLevemir(登録商標)上で患者が開始されるとき、患者固有のパラメータがキャップデバイスにアップロードされる。滴定アルゴリズムがどの程度進行しているかに応じて、より多数のまたはより少数の情報が必要とされ、たとえば、上述のように単純なアルゴリズムの場合、1度の投与が10Uである初期の毎日の投与に入る。患者はBGMキャップを使用するので、BGおよび推奨用量データが、患者が診療室を訪問するときに、PCへの後続のアップロードのためのメモリ中でロギングされる。
医師のPCのような外部デバイスにログデータがアップロードされると、そのデータは、図3に示すように表示され得る。図を見るとわかるように、PCは、時間の関数として、BG値と推奨と脱キャップ事象とを表すソフトウェアを備えており、ロギングされた事象は各々、絶対時刻スタンプを備えている。このようにすると、包括的な概観が提供され、これは、計算された安全係数のバックグラウンドを提供した時点で医師が患者の滴定療法を評価するのに役立つ。さらに、このソフトウェアは、医師をさらに支援するために統計データおよび統計解析を提供するように適合される。実際には、患者のPCに、または、スマートフォンに同じ情報がアップロードされ得る。
図4は、BGMキャップ210の代替構成を示しており、キャップの遠位端には、ストリップポート222、ディスプレイ260およびユーザボタン242が配列されている。図5を見ると分かるように、キャップは、全体的に管状のメインシャシー220が配列されたハウジング部材201を備え、メインシャシー220は、ねじ223によってストリップポート222が取り付けられた頂部シャシー221を有する。メインシャシーには、ばね支持部材230が取り付けられている。アクチュエータカップ231は、摺動してメインシャシーに受けられ、非装填位置と装填位置との間で移動することができ、アクチュエータカップは、ばね支持とカップの遠位端との間に配列されたばね232によってその初期位置に向かって付勢され、アクチュエータカップは、図1に示されるように対応する薬剤送達デバイスの遠位端にキャップが装着されたときに遠位方向に移動するように適合される。キャップは、ボタンスイッチ241ならびにエネルギー源、コントローラ、メモリおよび送信手段(図示せず)が配列された第1のPCB240と、カップ作動スイッチ手段251およびBGMユニット(図示せず)が配列された第2のPCB250とをさらに備える。カップ231が軸方向に移動し、それにより、脱キャップ事象を検出したときに、スイッチ手段251を作動させる。ディスプレイ261は、第1のPCBに接続され、頂部シャシーに取り付けられた透明窓部材262によって覆われており、頂部シャシーにはさらに、アクセル243を用いて2つのボタン242が取り付けられており、ボタンを枢動させることが可能である。
図6は、キャップデバイス310がその上に装着された、図1に示すタイプの薬剤送達デバイス320を備える薬剤送達アセンブリ301を示している。キャップデバイスは、図4のBGMキャップデバイスと同様であるが、ワイヤレス通信手段ではなく、ワイヤード通信に適合するI/Oポート319を備えている。
図1の図示の実施形態では、薬剤送達デバイスは、1度だけ使用するように意図された事前充填されたペンデバイスであるが、ペンは、交換可能な薬剤カートリッジとともに使用されるように意図された恒久的デバイスとすることもできる。ペンは、恒久タイプのものである場合、用量ログを検出し生成するため電子手段を備えることができ、用量ログは、次いで、キャップデバイス10に送信され得る。
図7に、そのようなペン500を示す。このペンデバイスは、(ここでは、キャップデバイス10とは関係のない通常のキャップとして示された)キャップ部分501と主要部分502とを備え、主要部分502は、薬剤放出機構が配列された近位部510と、遠位の針が貫通可能なセプタムをもつ交換可能な、薬剤が充填された透明なカートリッジ521が配列され、近位部に着脱可能に装着されたカートリッジホルダ522によって所定の位置に保持された遠位リザーバ部520とを有し、カートリッジホルダは、カートリッジの一部分を検査することができるようにする開口部を有している。カートリッジは、放出機構の一部を形成するピストンロッド511によって駆動されるピストン523を備え、ピストンロッドは、新たなカートリッジを装着するときに押し戻されるように適合される。最も近位にあるボタン512は、所望の用量の薬剤を手動で設定し放出するように機能する。このタイプの機械式ペン型薬剤送達デバイスがよく知られている(たとえば、図示のタイプのペンの内部構造にについてさらに詳細に示しているWO99/38554を参照)。カートリッジ(または代替的にはカートリッジホルダ)は、図示の例では、針アセンブリ530のハブ531の内部ねじを係合するように適合された雄ねじを有するハブマウント525の形態の遠位結合手段を備えている。近位部は、ディスプレイ515と、ユーザによる作動が可能なキー516と、排出機構によって実行される動作を表す情報を検出し、記憶するための電子手段(図示せず)とをさらに備える。設定用量および/または放出用量を検出するための検出手段は、ピストンロッドの位置を直接的にまたは間接的に検出するように適合され得る(たとえば、参照により本明細書に組み込まれるUS6,585,698を参照)。電子手段は、ユーザによって実行された注射を表すデータを、時間および用量ログの形態で記憶するように適合される。ディスプレイは、ボタン512を使用してユーザによって設定される実際の用量、最後の用量(たとえば、放出されたユニットの量)、および最後の用量後の経過時間(または最後の用量に関する実時間)を示すことができ、あるいは、ユーザはログをスクロールして前に放出したデータを表示するためにキー516を使用することができる。ペンは、本発明のコンテキストではそれは図1のキャップデバイス10である別のシステムまたはデバイスにデータを送信するように適合される。
好ましい実施形態に関する上述の説明では、異なる構成要素に上述した機能を提供する異なる構造および手段について、本発明の概念が当業者に明らかになる程度に記載してきた。たとえば、図5を参照すると、キャップは、対応する薬剤送達デバイスの遠位端にキャップを装着したときに軸方向運動によって作動されるように適合されたスイッチ手段を備えているが、EP出願11165063.6には、対応する薬剤送達デバイス上へのキャップの装着(またはそこからの装着解除)がスイッチの径方向運動によって検出される代替設計が開示されている。異なる構成要素のための詳細な構成および仕様は、本願明細書に述べたラインに沿って当業者によって実行される通常の設計手順の目的と考えられる。

Claims (9)

  1. 経時的に患者の基礎インスリン投与療法を最適化するためのシステムにおいて、
    患者の血液サンプルを受け取り、前記患者の血液サンプルの血中グルコース値に対応する血中グルコースデータセットを生成するための血中グルコース計と、
    メモリ手段であって、
    (a)初期基礎インスリン投与療法を表すデータ、および
    (b)時間の関数としての複数の血中グルコース値に対応する血中グルコースデータセット、
    を受信するように適合されたメモリ手段と、
    前記メモリ手段に動作可能に接続されたプロセッサ(240)であって、前記プロセッサが、複数の時点で決定された血中グルコースデータセットから、前記患者の将来の血中グルコースレベル測定値をあらかじめ規定された範囲内に維持するために前記患者の現在のインスリン投与療法における成分を変動させるべきかどうか、およびどのくらい変動させるべきかを決定するようにプログラムされる、プロセッサ(240)と、
    前記患者のインスリン投与療法における成分の前記決定された変動を前記患者に通信するための出力手段(260)と
    を備え、
    前記プロセッサが、
    (i)複数の時点において決定された血中グルコースデータセットについて、決定値と期待値との間の偏差の程度を表す補正値
    を計算するようにプログラムされ、
    前記成分の前記計算された変動が、前記計算された補正値の関数として低減される、
    システム。
  2. (a)薬剤送達デバイス(20)であって、
    薬剤リザーバまたは薬剤リザーバを受容するための手段、
    薬剤のための放出口、ならびに
    前記リザーバから前記放出口を通して薬剤を放出するための薬剤放出機構
    を備える、薬剤送達デバイス(20)と、
    (b)前記薬剤送達デバイス上に取り外し可能に装着可能であり、装着位置において前記放出口を覆うように適合されたキャップデバイス(10)であって、前記キャップデバイスが、
    前記血中グルコース計、
    前記メモリ手段および前記プロセッサ、ならびに
    前記出力手段
    を備える、キャップデバイスと
    を備える、薬剤送達アセンブリの形態の、請求項1に記載のシステム。
  3. (a)薬剤送達デバイスユニット(20)であって、
    薬剤リザーバまたは薬剤リザーバを受容するための手段、
    薬剤のための放出口、
    前記リザーバから前記放出口を通して薬剤を放出するための薬剤放出機構、
    前記メモリ手段および前記プロセッサ、
    前記血中グルコース計から血中グルコースデータを受信するための受信手段、ならびに
    前記出力手段
    を備える、薬剤送達デバイスユニット(20)と、
    (b)第2のデバイスユニットであって、
    前記血中グルコース計、ならびに
    前記薬剤送達デバイスユニットに前記血中グルコースデータを送信するための送信手段
    を備える、第2のデバイスユニットと
    を備える、アセンブリの形態の、請求項1に記載のシステム。
  4. 患者作動動作がいつ実行されたかを検出するための検出手段であって、前記動作が、一定用量のインスリン含有薬剤の投与を示す、検出手段
    をさらに備え、
    前記メモリ手段が、(c)検出された患者作動動作を時間の関数として表すデータを受信するように適合され、
    前記プロセッサが、さらに、前記患者作動動作のあらかじめ規定されたスケジュールと比較して、前記検出された患者作動動作に基づく(ii)コンプライアンス値を計算するようにプログラムされ、
    前記成分の前記計算された変動が、前記コンプライアンス値の関数として低減される、
    請求項1に記載のシステム。
  5. (a)薬剤送達デバイス(20)であって、
    薬剤リザーバまたは薬剤リザーバを受容するための手段、
    薬剤のための放出口、ならびに
    前記リザーバから前記放出口を通して薬剤を放出するための薬剤放出機構
    を備える、薬剤送達デバイス(20)と、
    (b)前記薬剤送達デバイス上に取り外し可能に装着可能であり、装着位置において前記放出口を覆うように適合されたキャップデバイス(10)であって、前記キャップデバイスが、
    前記血中グルコース計、
    前記メモリ手段および前記プロセッサ、
    前記出力手段、ならびに
    前記検出手段
    を備える、キャップデバイス(10)と
    を備え、
    前記検出手段は、あらかじめ決定した時間量にわたって前記キャップが前記薬剤送達デバイスから少なくとも部分的に装着解除されたときに脱キャップ事象を検出するように適合される、
    薬剤送達アセンブリの形態の、請求項4に記載のシステム。
  6. (a)薬剤送達デバイスユニット(502)であって、
    薬剤リザーバまたは薬剤リザーバを受容するための手段、
    薬剤のための放出口、
    作動させたときに、前記リザーバから前記放出口を通して所望の用量の薬剤を放出するように設定することが可能な薬剤放出機構、ならびに
    放出された用量のサイズを表す用量データを検出し、記憶し、送信するための手段
    を備える、薬剤送達デバイスユニット(502)と、
    (b)第2のデバイスユニットであって、
    前記血中グルコース計、
    前記メモリ手段および前記プロセッサ、
    前記出力手段、ならびに
    前記薬剤送達デバイスから前記用量データを受信するための受信手段
    を備える、第2のデバイスユニットと
    を備える、アセンブリの形態の、請求項4に記載のシステム。
  7. 前記第2のデバイスユニットが、前記薬剤送達デバイス上に取り外し可能に装着可能であり、装着位置において前記放出口を覆うように適合されたキャップデバイスの形態である、請求項6に記載のシステム。
  8. (a)薬剤送達デバイスであって、
    薬剤リザーバまたは薬剤リザーバを受容するための手段、
    薬剤のための放出口、
    前記リザーバから前記放出口を通して薬剤を放出するための薬剤放出機構
    前記血中グルコース計、
    前記メモリ手段および前記プロセッサ、
    前記出力手段、ならびに
    前記検出手段
    を備え、
    前記検出手段が、前記薬剤放出機構をいつ作動させたかを検出するように適合される、
    薬剤送達デバイスと、
    (b)前記薬剤送達デバイス上に取り外し可能に装着可能であり、装着位置において前記放出口を覆うように適合されたキャップデバイスと
    を備える、薬剤送達アセンブリの形態の、請求項4に記載のシステム。
  9. 所与の血中グルコースデータセットがあらかじめ規定された範囲外の血中グルコース値に対応する場合、前記所与の血中グルコースデータセットは、前記プロセッサによって無視される、請求項1から8のいずれか一項に記載のシステム。
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