JP2014524291A5

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Publication number: JP2014524291A5
Application number: JP2014525266A
Authority: JP
Filing date: 2012-08-20
Publication date: 2015-10-08
Anticipated expiration: 2032-08-20

Claims

主枝と、そこから延びる側枝と、を有する二股に分かれた管内にステントシステムを配置する膨張式装置において、
基部に近い端部と末梢側の端部とを有する主膨張式部分と、
前記主膨張式部分の前記基部に近い端部と前記末梢側の端部との間の領域から延びた副膨張式部分と、
を備え、
前記主膨張式部分と前記副膨張式部分とが膨張されるとき、前記主膨張式部分が前記主枝の範囲内に置くことができ、前記副膨張式部分が前記側枝部の範囲内に置くことができ、
前記副膨張式部分がその中で放射状に拡張することにより前記側枝との間の位置合わせを維持しながら、前記主膨張式部分が前記主枝内において放射状に拡張し、
前記ステントシステムは、
前記主膨張式部分上に置くことができ、且つ放射状に拡張可能な第１ステントであって前記副膨張式部分がそこを通って延びる側方開口部を備える第１ステントを備え、前記主膨張式部分が膨張されるとき、前記主枝内において前記第１ステントが放射状に拡張する第１ステントと、
前記副膨張式部分上に置くことができ、且つ放射状に拡張可能な第２ステントであって、前記副膨張式部分が膨張されるとき放射状に拡張し、基部に近い端部と末梢側の端部とを有し、前記基部に近い端部は、拡張時において前記第１ステントの前記開口部の形状を補完するための形状とされている第２ステントと、
を備え、
前記第２ステントは、前記第２ステントの基部に近い端部から延び、前記第１ステントの前記開口部内に置くことができる調整手段であって、形成された前記第２ステントの基部に近い端部を前記第１ステントの開口部に対して正しい位置におくためであり、且つ拡張時において各前記開口部の位置合わせを維持するための調整手段を更に備えることを特徴とする装置。
請求項１の装置において、
前記調整手段は拡張可能な調整ブレースを備え、
前記調整ブレースは、前記主膨張式部分と前記副膨張式部分とが膨張されるとき、それを通って前記主膨張式部分を拡張させるのに適しており、
前記主膨張式部分は、第１ステントの内周の範囲内において前記調整ブレースを拡張し、第２ステントの形作られた端部を第１ステントの開口部に整列させることを特徴とする装置。
請求項２の装置において、
ｉ）拡張された前記調整ブレースは、その開口部の位置又は周辺で第１ステントに追加的な支持を提供し、
及び／又は、
ii）前記調整ブレーズは、形作られた端部に変形可能なジョイントにより付けられ、拡張時に一般的な管状の側方開口部を形成する、
ことを特徴とする装置。
請求項１から請求項３のいずれか一項の装置において、
ｉ）前記副膨張式部分が膨張する直径が、前記主膨張式部分が膨張する直径よりも小さく、
及び／又は、
ii）前記主膨張式部分の長さが前記副膨張式部分の長さとは異なる、
ことを特徴とする装置。
請求項１から請求項４のいずれか一項の装置において、
各前記膨張式部分の形状が、前記主枝と前記側枝の予め定められた形状に基づいて選択されることを特徴とする装置。
請求項１から請求項５のいずれか一項の装置において、
前記主膨張式部分及び前記副膨張式部分は、同時に膨張されることを特徴とする装置。
請求項１から請求項５のいずれか一項に記載の装置において、
前記主膨張式部分及び前記副膨張式部分は別々に膨張されることを特徴とする装置。
請求項１から請求項７のいずれか一項の装置において、
各前記膨張式部分が相隣接していることを特徴とする装置。
請求項１から請求項８のいずれか一項の装置において、
それぞれが基部に近い端部と末梢側の端部とを備える第１バルーン及び第２バルーンと、
両方の前記バルーンの前記基部に近い端部を囲むスリーブと、
を備え、
前記第２バルーンの末梢側の前記端部が前記副膨張式部分を形成し、
前記第１バルーンの前記スリーブに囲まれた基部に近い前記端部と末梢側の前記端部とが前記主膨張式部分を形成していることを特徴とする装置。
請求項９の装置において、
前記スリーブをくくると共に、前記バルーンの基部に近い前記端部が出てくるその末梢側の前記端部に、又はその近辺に置かれる支持バンドを更に備えることを特徴とする装置。
請求項９の装置において、
前記スリーブをくくると共に、前記側方開口部の基部に近い端部に、又はその近辺に置かれる支持バンドを更に備えることを特徴とする装置。
それから側枝が延びた主枝を有する二股に分かれた菅のためのステントシステムにおいて、
前記主枝の壁を支えるための放射状に拡張可能な第１ステントと、
前記側枝の壁を支えるための放射状に拡張可能な第２ステントと、
を備え、
前記第２ステントは基部に近い形作られた端部を有し、
前記第１ステントは、その側壁内に開口部を有し、前記開口部は、拡張された際に前記第２ステントの基部に近い形作られた前記端部に噛み合う形状を有し、
前記第２ステントは、前記第２ステントの基部に近い前記端部から延び、前記第１ステントの前記開口部内に置くことができる調整手段であって、形成された前記第２ステントの基部に近い前記端部を前記第１ステントの前記開口部に対して正しい位置におくためであり、且つ拡張時において各前記開口部の位置合わせを維持するための調整手段を更に備えることを特徴とするステントシステム。
請求項１２のステントシステムにおいて
前記調整手段は拡張可能な調整ブレースを備え、
前記調整ブレースは、前記第１ステントの前記開口部を通して置くことができ、また、形作られた前記第２ステントの前記端部と前記第１ステントの前記開口部とを整列させるように前記第１ステントの内周の範囲内で拡張可能であることを特徴とするステントシステム。
請求項１３のステントシステムにおいて、
ｉ）拡張された前記調整ブレースは、その開口部の位置又は周辺で前記第１ステントに追加的な支持を提供し、
及び／又は、
ii）前記調整ブレースは、形作られた前記端部に変形可能なジョイントにより付けられ、拡張時に一般的な管状の側方開口部を形成する、
ことを特徴とするステントシステム。
請求項１２から請求項１４のいずれか一項のステントシステムにおいて
ｉ）前記第１ステントの前記開口部の形状と前記第２ステントの形作られた端部の形状とは、円筒の交差の形状寸法に基づいており、
及び／又は、
ii）各前記ステントの長さと直径は、前記主枝及び前記側枝の予め設定された形状に基づいて選択されており、
及び／又は、
iii）前記第１ステント及び前記第２ステントは約１０度と１７０度の間の相対角で交差する、
ことを特徴とするステントシステム。