JP2014522473A - 周囲空気を濾過殺菌する改良型機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】周囲空気を濾過殺菌する改良型機器であって、下部に、吸気口(3)と通じ、空気中に存在する最大粒子を保持できるプレフィルタ(2)と、大量の空気を前記筐体上部の方向へ循環させることのできる動力ファン(4)とを内蔵するとともに、上部に、空気中に存在する残りの微細粒子を保持できる絶対フィルタ(6)と、消音器であって、換気設備の音レベルを低減できる吸収素子で構成され、前記動力ファン(4)と前記絶対フィルタ(6)との間に配置された、消音器(5)とを内蔵する、剛性の筐体(1)を備え、空気清浄サイクルが、下から上に垂直方向に、前述の部品(2、4、6)を通過して行われ、絶縁シースが前記絶対フィルタ(6)の周囲に配置され、前記シースは、空気流が前記絶対フィルタを通って通過することで起こる音波の伝播に対抗するとともに、前記絶対フィルタ(6)内に保持され得る放射性物質の粒子によって生成される放射線の伝播にも対抗する。
【選択図】図3
【選択図】図3
Description
本発明は、周囲空気を濾過殺菌する改良型機器に関する。本発明は、電気機械による空気清浄機の分野に入る。さらに詳細には、本発明は、仏国特許第2.950.258号に記載の濾過殺菌機器に加えた改良点に焦点を当てたものである。
この文献には、周囲空気を濾過殺菌する機器であって、
下部に、
格子又は空気孔で構成された吸気口と通じ、前記筐体の背面に設けられたプレフィルタであって、空気中に存在する最大粒子を保持できるプレフィルタと、
大量の空気を前記筐体上部の方向へ循環させることのできる螺旋型の動力ファンとを内蔵するとともに、
上部に、
空気中に存在する0.3ミクロン以上の粒子を99.999%以上保持できる絶対フィルタを内蔵する、剛性筐体を備え、空気清浄サイクルが、下から上に垂直方向に、前述の部品を通過して行われる、機器において、
この機器が、消音器であって、音声トラップとも呼ばれ、換気設備の音レベルを低減できる吸収素子で構成された消音器が、動力ファンと絶対フィルタとの間に配置される点がとりわけ傑出している機器が記載されている。
下部に、
格子又は空気孔で構成された吸気口と通じ、前記筐体の背面に設けられたプレフィルタであって、空気中に存在する最大粒子を保持できるプレフィルタと、
大量の空気を前記筐体上部の方向へ循環させることのできる螺旋型の動力ファンとを内蔵するとともに、
上部に、
空気中に存在する0.3ミクロン以上の粒子を99.999%以上保持できる絶対フィルタを内蔵する、剛性筐体を備え、空気清浄サイクルが、下から上に垂直方向に、前述の部品を通過して行われる、機器において、
この機器が、消音器であって、音声トラップとも呼ばれ、換気設備の音レベルを低減できる吸収素子で構成された消音器が、動力ファンと絶対フィルタとの間に配置される点がとりわけ傑出している機器が記載されている。
この機器が狙いとする目的の1つは、先行技術による機器の動作の音響レベルよりも動作の音レベルの低減を達成することであり、音レベルは比較的高く、特にこのような機器が生活の場又は職場、例えば寝室や病室に設置された場合は、不快な音源となることがわかる。
本機器が狙いとするもう1つの目的は、
厄介で伝染性細菌をもたらす粒子、及び/又は放射線元素を含む粒子を、絶対フィルタによって除去した空気を提供すること、
汚染除去の動力学をより良好にするとともに、流量の多い動力ファンを使用して空気を回収/浄化する時間をより最適にすること、
生物汚染リスクを最小に抑えられるようにすること
である。
厄介で伝染性細菌をもたらす粒子、及び/又は放射線元素を含む粒子を、絶対フィルタによって除去した空気を提供すること、
汚染除去の動力学をより良好にするとともに、流量の多い動力ファンを使用して空気を回収/浄化する時間をより最適にすること、
生物汚染リスクを最小に抑えられるようにすること
である。
仏国特許第2.950.258号には、消音器又は音声トラップが、換気設備の動作の音レベルを低減できる吸収素子で構成されており、これをバフルとも呼ばれる吸収材からなる隔板で作製できることのみを指摘した。
本発明の1つの目的は、仏国特許第2.950.258号に記載した装置の動作によって起こる音レベルに比して比較的大きい音レベルを低減できる機器を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、絶対フィルタ内に保持され得る放射性粒子によって生成される放射線の伝播を大幅に低減することである。
これらの目的は、前述した類の機器であって、絶縁シースが少なくとも絶対フィルタの周囲に配置され、このシースは、空気流が絶対フィルタ及び/又は前記絶対フィルタに結合した活性炭フィルタを通って通過することで起こる音波の伝播に対抗するとともに、前記絶対フィルタ及び/又は活性炭フィルタ内に保持され得る放射性物質の粒子によって生成される放射線の伝播にも対抗するという特性を有する点が傑出している、機器によって達成される。
好適な実施形態によれば、絶縁シースは、外装又は内張で構成され、絶対フィルタの設置場所の境界を定める筐体の少なくとも側壁部の内面に設けられる。
もう1つの実施形態によれば、絶縁シースは、筐体の高さ全体にわたって広がる外装又は内張で構成される。
一実施形態によれば、絶縁シースは、1つの材料又は複数の材料からなる層で構成され、空気が絶対フィルタの内部を通過することに関連する音レベルを減衰できる遮音特性(鉛、タール、発泡体、ポリカーボネートプラスチックなど)を備えるとともに、場合によっては空気中に存在し、絶対フィルタ及び/又は活性炭フィルタ内に保持されることがある放射性粒子の放射線を遮断できる、放射線防止特性を備える。
本機器は、以下に挙げる1つ又は複数の特徴的性質を有することができる。
絶縁シースは、鉛シートで構成される。
絶縁シースは、鉛層と気泡発泡体層とで形成される多層材料で構成される。
絶縁シースは、プレキシガラスシートで構成される。
絶縁シースは、プレキシガラス層と気泡発泡体層とで形成される多層材料で構成される。
絶縁シースは、鉛層と、プレキシガラス層と、気泡発泡体層とで形成される多層材料で構成される。
絶縁シースは、鉛シートで構成される。
絶縁シースは、鉛層と気泡発泡体層とで形成される多層材料で構成される。
絶縁シースは、プレキシガラスシートで構成される。
絶縁シースは、プレキシガラス層と気泡発泡体層とで形成される多層材料で構成される。
絶縁シースは、鉛層と、プレキシガラス層と、気泡発泡体層とで形成される多層材料で構成される。
発泡体層を含む多層材料で構成された絶縁シースは、前記発泡体層を介して筐体の内壁に対して接着される。
もう1つの特徴的性質によれば、本機器は、絶対フィルタの上流かつこの絶対フィルタの近傍に配置された活性炭フィルタを有し、この活性炭フィルタは、分子を捕らえ、とりわけガス、臭い及び放射性元素を除去するように設計される。この場合、絶縁シースは、活性炭フィルタも包囲する。
本発明のもう1つの目的は、フィルタの効率を害する汚れ具合が確認された際に、必要ならばそのフィルタの交換を見越して事前に備えるために、絶対フィルタの効率を制御できるようにすることである。
この目的は、
絶対フィルタの上流に配置された圧力測定手段を備えるとともに、
絶対フィルタの下流に配置された圧力同時測定手段を備える、絶対フィルタの制御装置によって実現される。
この制御装置は、差圧を計算でき、かつ、測定した差圧が所定の最大汚れ指数と一致する際にアラーム装置を作動させられるように、構成されプログラムされた搭載電子システムをさらに備える。
絶対フィルタの上流に配置された圧力測定手段を備えるとともに、
絶対フィルタの下流に配置された圧力同時測定手段を備える、絶対フィルタの制御装置によって実現される。
この制御装置は、差圧を計算でき、かつ、測定した差圧が所定の最大汚れ指数と一致する際にアラーム装置を作動させられるように、構成されプログラムされた搭載電子システムをさらに備える。
有利な一実施形態によれば、絶対フィルタの上流及び下流にある圧力測定手段は、絶対フィルタの上流と下流の圧力を同時に測定する、2つのピトー管又はその他の検出プローブでそれぞれ構成される。
好適な一実施形態によれば、本機器は、汚れに関するアラームシステムを支持する支持盤であって、剛性筐体の前壁に位置しているコンソールに配置された支持盤を有する。
上記の目的、特徴及び利点、さらには上記以外の目的、特徴及び利点は、以下の詳細説明及び添付の図面からさらによく理解されるであろう。
上記の図面を参照して、本発明による周囲空気を濾過殺菌する改良型機器を実現する、何ら限定的ではない有益な一例を説明する。
本明細書及び特許請求の範囲において、「上方(superieure)」、「下方(inferieur(e))」、「上(haut(e))」及び「下(bas(se))」という用語は、特許請求する装置の構成要素の機能的位置を指して用いている。
本発明による周囲空気を濾過殺菌する改良型機器は、仏国特許第2.950.258号に記載の通り、
下部に、
吸気口3と通じ、空気中に存在する最大粒子を保持できるプレフィルタ2と、
大量の空気を前記筐体上部の方向へ循環させることのできる動力ファン4とを内蔵するとともに、
上部に、
空気中に存在する残りの微細粒子を保持できる絶対フィルタ6と、
消音器であって、音声トラップとも呼ばれ、換気設備の音レベルを低減できる吸収素子で構成され、動力ファン4と絶対フィルタ室及び/又は活性炭フィルタ6との間に配置された、消音器5と
を内蔵する、剛性の筐体又は外装本体1を備え、
空気清浄サイクルが、下から上に垂直方向に、前述の部品2、4、6を通過して行われる、機器である。
下部に、
吸気口3と通じ、空気中に存在する最大粒子を保持できるプレフィルタ2と、
大量の空気を前記筐体上部の方向へ循環させることのできる動力ファン4とを内蔵するとともに、
上部に、
空気中に存在する残りの微細粒子を保持できる絶対フィルタ6と、
消音器であって、音声トラップとも呼ばれ、換気設備の音レベルを低減できる吸収素子で構成され、動力ファン4と絶対フィルタ室及び/又は活性炭フィルタ6との間に配置された、消音器5と
を内蔵する、剛性の筐体又は外装本体1を備え、
空気清浄サイクルが、下から上に垂直方向に、前述の部品2、4、6を通過して行われる、機器である。
有利には、濾過筐体の剛性外側シェル1は、少なくとも2枚の可動式パネルを備える。このパネルのうちの一方7は、筐体の上方部に配置され、もう一方8は、下方部に設置される。このパネルによって、前記筐体内に収容された各素子2、4、5及び6にアクセスして、例えばこれらの素子のメンテナンス及び/又は交換が可能になる。
図示した例によれば、下方の可動式パネル8は、プレフィルタ2を含んでいる。
動力ファン4は、空気流量が極めて大きくなるとともに動作音がほとんどしない螺旋形が好ましい。
好適かつ有利には、空気清浄サイクルは、下から上に垂直方向に行われる。実際、あらゆる方向に空気を均一に循環させるため、装置内を通る流れは、乱流でなければならず、よって上でしか分散されない。
絶対フィルタ6は、それ自体が公知のタイプのものであり、例えば、マイクロガラス繊維又はセルロース繊維及び鉱物繊維で構成された合成吸い取り紙タイプのものである。このようなフィルタの寿命は、一般に1から3年である。
本発明の第1の特徴的性質によれば、絶対フィルタ6の少なくとも周囲に絶縁シース12が配置され、このシースは、空気流が絶対フィルタを通って通過することで起こる音波の伝播に対抗するとともに、前記絶対フィルタ6内に保持され得る放射性物質の粒子によって生成される放射線の伝播にも対抗するという特性を有する。
好適かつ有利には、絶縁シース12は、絶対フィルタ6の設置場所の境界を定める筐体1の少なくとも側壁の内面に固定される。
ただし、絶縁シース12は、筐体1の高さ全体にわたって広がる外装又は内張で構成されてもよい。
もう1つの実施形態によれば、絶対フィルタ6は、前記絶対フィルタ6の上流かつこの絶対フィルタの近傍に活性炭フィルタ13を取り付けることで、さらに完全にすることができ、この活性炭フィルタが、分子を捕らえるための吸収材を構成し、例えば炭化水素、食べ物、タバコなどのとりわけガス、及び臭い及び/又は放射性元素を除去する。
この場合、絶縁シース12は、活性炭フィルタ13も包囲することが有利である。
この絶縁シース12は、場合によっては絶対フィルタ6内に保持されていることがある放射性粒子が生成する特定の電離放射線を遮断できる特性を備えている点が、とりわけ傑出している。また、絶縁シースは、音波の伝播に対抗する特性も備えている。絶縁シース12は、例えば厚みが少なくとも2mmである鉛のシート又はプレート14で構成されてよい。
好ましくは、絶縁シース12は、気泡発泡体層15と結合している鉛層14を含む多層材料で構成される。この発泡体層15aの厚みは、例えば少なくとも3から5mmである。
絶縁シース12のこの実施形態は、空気流が絶対フィルタを通って通過することで起こる音波の伝播に対抗するとともに、前記絶対フィルタ6内に保持され得る放射性物質の粒子によって生成される放射線の伝播にも対抗するために極めて効果的である。また、この実施形態によって、筐体内の振動が大きい場合に絶対フィルタ6を安定させることもでき、このようにして、濾過殺菌機器の音レベルをさらに減衰する。
もう1つの実施形態によれば、筐体1の内面を被覆する絶縁シース12は、例えば厚みが少なくとも2mmであるプレキシガラスシートで構成される。このプレキシガラスシートは、場合によっては絶対フィルタ6内に保持されていることがある放射性粒子が生成する、β線などの特定の電離放射線を遮断できる特性を備えている点が、とりわけ傑出している。プレキシガラスシートは、遮音特性も備えている。
このプレキシガラスプレートは、気泡発泡体層15と結合していてもよい。
もう1つの実施例によれば、外装13は、鉛層14、プレキシガラス層及び気泡発泡体層15で形成される多層材料で構成される。
有利には、発泡体層15を含む多層材料で構成された絶縁シース12は、発泡体層15を介して筐体1の内壁に対して接着される。
絶縁シース12は、剛性筐体1の断面と同様の断面形状である。
この特徴的性質により、ノイズを45dBから39dBに変えることで、周囲空気を濾過殺菌する改良型機器の音レベルを比較的大きく低減することができる。
このように機器に絶縁シース12を具備することで、絶対フィルタ内に捕らえられたイオン化微粒子が放出する放射線の伝播を遮断することもできるため、イオン化微粒子は、清浄する室内へ押し出されない。
もう1つの有利な実施形態によれば、本装置は、絶対フィルタ6の制御装置16を有する。
この制御装置16は、
-絶対フィルタ6の上流に配置された圧力測定手段17を備えるとともに、
-絶対フィルタ6の下流に配置された圧力同時測定手段18を備える。
この制御装置16は、差圧を計算でき、かつ、測定した差圧が所定の最大汚れ指数と一致する際に、音声及び/又は視覚(指示灯)タイプのものであってよいアラーム装置19を作動させられるように、構成されプログラムされた搭載電子システムをさらに備える。
-絶対フィルタ6の上流に配置された圧力測定手段17を備えるとともに、
-絶対フィルタ6の下流に配置された圧力同時測定手段18を備える。
この制御装置16は、差圧を計算でき、かつ、測定した差圧が所定の最大汚れ指数と一致する際に、音声及び/又は視覚(指示灯)タイプのものであってよいアラーム装置19を作動させられるように、構成されプログラムされた搭載電子システムをさらに備える。
これらの測定手段17、18はそれぞれ、絶対フィルタ6の上流と下流の圧力を同時に測定する2つのピトー管で構成される。
圧力測定装置17及び18と組み合わせて、熱線風速計又はプロペラ風速計(図示せず)を追加して空気速度を測定することができ、測定値は、例えば、測定したこの空気速度を導き出すマイクロプロセッサを備える搭載電子システムでも管理され、濾過殺菌機器の空気流量の単位はm3/時である。
好適かつ有利には、空気を濾過殺菌する筐体には、制御コンソール11を備える。この制御コンソールは、それ自体が公知の搭載電子機器で管理される。
コンソール11は、開始/停止ボタン11aを有するとともに、調節つまみ11bを有することができ、これによってユーザは、濾過用の筐体を例えば昼間動作モード、夜間動作モード、汚染除去動作モードなどで使用する際に、動力ファン4の出力を適応させることができる。
コンソール11は、本機器の空気圧及び空気流量を表示し、制御できるディスプレイ20をさらに有することができる。
本機器は、汚れに関するアラームシステム19を支持する支持盤であって、剛性筐体1の前壁に位置しているコンソール11に配置された支持盤21をさらに有する。
したがって、流量が不十分な場合、又は絶対フィルタ6の上流で測定された圧力が大きすぎれば、音声アラーム及び/又は指示灯が起動し、これは、絶対フィルタが目詰まりして汚れ指数が最大に達していることを指す。
マイクロプロセッサを用いて電子的調節を作動させることができ、この場合のマイクロプロセッサは、動力ファン4の回転速度を上げるよう命令して、さらに多くの空気流量を発生させる。
筐体1の頂上部1aは、殺菌された空気が出て行く格子9を備えている。
一実施形態によれば、筐体1の基台1bは、車輪10を備え、この車輪によって、必要に応じて、かつ場所の形態に応じて、本機器を容易に移動させることができる。
本発明による濾過機器は、高さ約140cm、幅約72cm、奥行き約35cmとすることができる。
これよりもサイズをさらに縮小した機器、例えば個人用又は自宅療養用に、寸法が例えば、高さ約80、幅約30、奥行き約25の装置を検討することもできる。この場合の空気流量は、約400m3/時とすることができる。
剛性筐体1は、金属製又は剛性プラスチック材料製とすることができる。後者の場合、前記筐体は、それ自体が公知の成形方法で得られる。
以上に記載した機器の動作をよく構想する。
追求する殺菌状態に維持したい室内に機器を設置し、動力ファン4を作動する作用が起きると、この部屋の空気は筐体の下部に吸引され、筐体上部の方向へ押し上げられる。空気はまず、最大粒子(10μmまで)を保持できるプレフィルタ2を通過する。空気はその後、設備の音レベルを低減するために消音器5を通過する。次に空気は、活性炭フィルタ13を通過し、ここで、例えば不快な臭いの元である分子が除去される。最後に空気は、絶対フィルタ6を通過し、ここで微細粒子(0.3μmまで)が除去されてから、99.999%清浄された状態で、濾過筐体の頂上部1aを具備する空気排出用の格子9を通って部屋に送出される。部屋の空気を吸引し、この空気を同じ部屋に戻すことからなるこの濾過方式は、「再循環」と呼ばれる。
本発明による絶縁シース12により、上記のように、空気流が絶対フィルタ6を通って通過することで起こるノイズを大幅に減衰することができることがわかる。また、この絶縁シースにより、前記絶対フィルタ6内に保持され得る放射性物質の粒子によって生成される放射線の伝播にも対抗することができる。
もう1つの実施形態によれば、本装置は、仏国特許第2.950.258号に明記されているように、室内を加圧又は減圧状態するために使用することができる。
Claims (14)
- 周囲空気を濾過殺菌する改良型機器であって、
下部に、
吸気口(3)と通じ、空気中に存在する最大粒子を保持できるプレフィルタ(2)と、
大量の空気を前記筐体上部の方向へ循環させることのできる動力ファン(4)と
を内蔵するとともに、
上部に、
空気中に存在する残りの微細粒子を保持できる絶対フィルタ(6)と、
消音器であって、音声トラップとも呼ばれ、換気設備の音レベルを低減できる吸収素子で構成され、前記動力ファン(4)と前記絶対フィルタ(6)との間に配置された、消音器(5)と
を内蔵する、剛性の筐体(1)を備え、
空気清浄サイクルが、下から上に垂直方向に、前述の部品(2、4、6)を通過して行われる、機器において、
絶縁シースが前記絶対フィルタ(6)の周囲に配置され、前記シースは、空気流が前記絶対フィルタを通って通過することで起こる音波の伝播に対抗するとともに、前記絶対フィルタ(6)内に保持され得る放射性物質の粒子によって生成される放射線の伝播にも対抗するという特性を有することを特徴とする、
機器。 - 前記絶縁シース(12)は、外装又は内張で構成され、前記絶対フィルタ(6)の設置場所の境界を定める前記筐体(1)の少なくとも側壁部の内面に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の機器。
- 前記絶縁シース(12)は、前記筐体(1)の高さ全体にわたって広がる外装又は内張で構成されることを特徴とする、請求項1又は2のうちいずれか一項に記載の機器。
- 前記絶縁シース(12)は、鉛シート(14)で構成されることを特徴とする、請求項1から3のうちいずれか一項に記載の機器。
- 前記絶縁シース(12)は、鉛層(14)と気泡発泡体層(15)とで形成される多層材料で構成されることを特徴とする、請求項1から3のうちいずれか一項に記載の機器。
- 前記絶縁シース(12)は、プレキシガラスシートで構成されることを特徴とする、請求項1から3のうちいずれか一項に記載の機器。
- 前記絶縁シース(12)は、プレキシガラス層と気泡発泡体層(15)とで形成される多層材料で構成されることを特徴とする、請求項1から3のうちいずれか一項に記載の機器。
- 前記絶縁シース(12)は、鉛層(14)と、プレキシガラス層と気泡発泡体層(15)とで形成される多層材料で構成されることを特徴とする、請求項1から3のうちいずれか一項に記載の機器。
- 発泡体層(15)を含む多層材料で構成された前記絶縁シース(12)は、前記発泡体層(15)を介して前記筐体(1)の内壁に対して接着されることを特徴とする、請求項1から8のうちいずれか一項に記載の機器。
- 前記絶対フィルタ(6)の上流かつ該絶対フィルタの近傍に配置された活性炭フィルタ(13)を有し、前記活性炭フィルタは、分子を捕らえ、とりわけガス、及び臭い及び/又は放射性元素を除去するように設計されることを特徴とする、請求項1から9のうちいずれか一項に記載の機器。
- 前記活性炭フィルタ(13)は、前記絶縁シース(12)にも包囲された状態にあることを特徴とする、請求項10に記載の機器。
- 前記機器は、
前記絶対フィルタ(6)の上流に配置された圧力測定手段(17)を備えるとともに、
前記絶対フィルタ(6)の下流に配置された圧力同時測定手段(18)を備える、前記絶対フィルタ(6)の制御装置(16)を有し、
該制御装置(16)は、差圧を計算でき、かつ、測定した前記差圧が所定の最大汚れ指数と一致する際にアラーム装置(19)を作動させられるように、構成されプログラムされた搭載電子システムをさらに備えることを特徴とする、請求項1から3のうちいずれか一項に記載の機器。 - 前記絶対フィルタ(6)の上流及び下流にある前記圧力測定手段(17、18)は、前記絶対フィルタの上流と下流の圧力を同時に測定する、2つのピトー管でそれぞれ構成されることを特徴とする、請求項12に記載の機器。
- 汚れに関する前記アラームシステム(19)を支持する支持盤であって、前記剛性筐体(1)の前壁に位置しているコンソール(11)に配置された支持盤(21)を有することを特徴とする、請求項12又は13のうちいずれか一項に記載の機器。
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