JP2014521712A - N−置換1h−ピラゾール5−カルボニルクロリド化合物を製造するための方法 - Google Patents
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Abstract
Description
R2は、それぞれ独立に、ハロゲン、SF5、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-フルオロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-フルオロアルケニル(最後に記載の6個の基は、1個以上の基Raで置換されていてもよい)、-Si(Rf)2Rg、-ORb、-SRb、-S(O)mRb、-S(O)nN(Rc)Rd、-N(Rc1)Rd1、フェニル(フェニルは1、2、3、4又は5個の基Reによって置換されていてもよい)、並びに環員としてN、O、S、NO、SO及びSO2から選択される1、2又は3個のヘテロ原子若しくはヘテロ原子基を含む3、4、5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和複素環であって1個以上の基Reによって置換されていてもよい複素環からなる群から選択され;
Raは、SF5、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C1〜C6-アルコキシ-C1〜C6-アルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-フルオロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-フルオロアルケニル、-Si(Rf)2Rg、-ORb、-SRb、-S(O)mRb、-S(O)nN(Rc)Rd、-N(Rc1)Rd1、フェニル(フェニルは1、2、3、4又は5個の基Reによって置換されていてもよい)、並びに環員としてN、O、S、NO、SO及びSO2から選択される1、2又は3個のヘテロ原子若しくはヘテロ原子基を含む3、4、5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和複素環であって1個以上の基Reによって置換されていてもよい複素環からなる群から選択され;
或いは、同一原子に結合した2個の基Raは一緒に、=CRhRi、=NRc1、=NORb及び=NNRc1から選択される基を形成し、
或いは、2個の基Raは、それらが結合している炭素原子と一緒に、3、4、5、6、7又は8員の、飽和若しくは部分不飽和の炭素環、又は環員としてN、O、S、NO、SO及びSO2から選択される1、2又は3個のヘテロ原子若しくはヘテロ原子基を含む複素環を形成し;
1個を超えるRaの場合、Raは、同一であっても、異なっていてもよく;
Rbは、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-フルオロアルケニル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-フルオロシクロアルキル(最後に記載の6個の基は、場合により、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-フルオロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-フルオロアルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-フルオロアルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-フルオロアルキルスルホニルから選択される1又は2個の基を有していてもよい)、-Si(Rf)2Rg、フェニル、ベンジル、ピリジル及びフェノキシ(最後に記載の4個の基は、非置換であっても、部分ハロゲン化若しくは全ハロゲン化されてもよく並びに/又はC1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C1〜C6-アルコキシ及びC1〜C6-フルオロアルコキシからなる群から選択される1、2又は3個の置換基を有していてもよい)からなる群から選択され;
1個を超えるRbの場合、Rbは、同一であっても、異なっていてもよく;
Rc、Rdは、互いに独立に及びそれぞれの出現において独立に、シアノ、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-フルオロアルケニル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-フルオロシクロアルキル(最後に記載の6個の基は、場合により、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-フルオロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-フルオロアルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニルから選択される1又は2個の基を有していてもよい)、-Si(Rf)2Rg、フェニル、ベンジル、ピリジル及びフェノキシ(最後に記載の4個の基は、非置換であっても、部分ハロゲン化若しくは全ハロゲン化されてもよく並びに/又はC1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C1〜C6-アルコキシ及びC1〜C6-フルオロアルコキシから選択される1、2又は3個の置換基を有していてもよい)からなる群から選択され;
或いは、Rc及びRdは、それらが結合している窒素原子と一緒に、環員として、N、O及びSから選択される1又は2個のさらなるヘテロ原子を含んでもよい3、4、5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和複素環を形成し、複素環は、ハロゲン、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-フルオロアルキル、C1〜C4-アルコキシ及びC1〜C4-フルオロアルコキシから選択される1、2、3又は4個の置換基を有していてもよく;
Rc1は、水素であり、又はRcに対して示された意味のうちの一つを有し;
Rd1は、水素であり、又はRdに対して示された意味のうちの一つを有し;
Reは、ハロゲン、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-フルオロアルケニル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-フルオロシクロアルキル(最後に記載の6個の基は、場合により、C1〜C4-アルコキシから選択される1又は2個の基を有していてもよい)、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-フルオロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-フルオロアルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-フルオロアルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-フルオロアルキルスルホニル、-Si(Rf)2Rg、フェニル、ベンジル、ピリジル及びフェノキシ(最後に記載の4個の基は、非置換であっても、部分ハロゲン化若しくは全ハロゲン化されてもよく並びに/又はC1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C1〜C6-アルコキシ及びC1〜C6-フルオロアルコキシから選択される1、2又は3個の置換基を有していてもよい)からなる群から選択され;
1個を超えるReの場合、Reは、同一であっても、異なっていてもよく;
Rf、Rgは、互いに独立に及びそれぞれの出現において独立に、C1〜C4-アルキル、C3〜C6-シクロアルキル、C1〜C4-アルコキシ-C1〜C4-アルキル、フェニル及びベンジルからなる群から選択され;
Rh、Riは、相互に独立に及びそれぞれの出現において独立に、水素、ハロゲン、SF5、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-フルオロアルケニル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-フルオロシクロアルキル(最後に記載の6個の基は、場合により、C1〜C4-アルキル及びC1〜C4-フルオロアルキルから選択される1又は2個の基を有していてもよい)、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-フルオロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-フルオロアルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、-Si(Rf)2Rg、フェニル、ベンジル、ピリジル及びフェノキシ(最後に記載の4個の基は、非置換であっても、部分ハロゲン化若しくは全ハロゲン化されてもよく並びに/又はC1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-フルオロアルコキシ、(C1〜C6-アルコキシ)カルボニル、(C1〜C6-アルキル)アミノ及びジ-(C1〜C6-アルキル)アミノからなる群から選択される1、2又は3個の置換基を有していてもよい)からなる群から選択され;
mは、1又は2であり、数個の出現の場合、mは同一であっても異なっていてもよく;
nは、0、1又は2であり、数個の出現の場合、nは同一であっても異なっていてもよく;
rは、0、1、2、3又は4である]
のN-置換1H-ピラゾール5-カルボニルクロリド化合物を製造するための方法であって、
i)式(II)
の化合物を炭素若しくは窒素結合リチウムを有するリチウム-有機塩基又は炭素結合マグネシウムを有するマグネシウム-有機塩基から選択される塩基で脱プロトン化するステップと、
ii)ステップ(i)で得られた生成物を、ホスゲン又はホスゲン等価物からなる群から選択される試薬と反応させることによってそれをクロロカルボニル化させて式(I)の化合物を得るステップと
を含む方法に関する。
R3及びR4は、独立に、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、-SCN、SF5、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニル、C2〜C6-ハロアルキニル(最後に記載の8個の基は、1個以上の基Raで置換されていてもよい)、
Ra、-Si(Rf)2Rg、-ORb1、-OS(O)nRb1、SRb1、-S(O)mRb1、-S(O)nN(Rc1)Rd1、
-N(Rc1)Rd1、-N(Rc1)C(=O)Ra、-C(=O)Ra、-C(=O)ORb1、-C(=S)Ra、-C(=S)ORb1、
-C(=NRc1)Ra、-C(=N-ORb1)H、-C(=N-N(Rc1)Rd1)H、-C(=O)N(Rc1)Rd1、-C(=S)N(Rc1)Rd1、
フェニル(フェニルは1、2、3、4又は5個の基Reによって置換されていてもよい)、並びに環員としてN、O、S、NO、SO及びSO2から選択される1、2又は3個のヘテロ原子若しくはヘテロ原子基を含む3、4、5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和複素環であって1個以上の基Reによって置換されていてもよい複素環からなる群から選択され;
或いは、基R4及びR4aは、一緒に、
-CH2CH2CH2CH2-、-CH=CH-CH=CH-、-N=CH-CH=CH-、-CH=N-CH=CH-、
-N=CH-N=CH-、-OCH2CH2CH2-、-OCH=CHCH2-、-CH2OCH2CH2-、
-OCH2CH2O-、-OCH2OCH2-、-CH2CH2CH2-、-CH=CHCH2-、-CH2CH2O-、
-CH=CHO-、-CH2OCH2-、-CH2C(=O)O-、-C(=O)OCH2-、-O(CH2)O-、
-SCH2CH2CH2-、-SCH=CHCH2-、-CH2SCH2CH2-、-SCH2CH2S-、
-SCH2SCH2-、-CH2CH2S-、-CH=CHS-、-CH2SCH2-、-CH2C(=S)S-、
-C(=S)SCH2-、-S(CH2)S-、-CH2CH2NRj-、-CH2CH=N-、-CH=CH-NRj-、
-CH=N-NRj-、-OCH=N-及び-SCH=N-、から選択される基であってよく、したがって、それらが結合している炭素原子と一緒に、5又は6員環を形成し、上記の基の水素原子は、ハロゲン、メチル、ハロメチル、ヒドロキシル、メトキシ及びハロメトキシから選択される1個以上の置換基によって置換されていてもよく、又は上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基によって置換されていてもよく;
R3a及びR4aは、独立に、水素及びR3及びR4に対して示された意味のうちの一つから選択され;またR4aは、基R4と一緒に上に定義された基の1個であってよく;
R5は、水素;シアノ;C1〜C10-アルキル、C1〜C10-ハロアルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C10-アルケニル、C2〜C10-ハロアルケニル、C2〜C10-アルキニル、C2〜C10-ハロアルキニル(最後に記載の8個の基は、場合により、1個以上の基Raで置換されていてもよい)、-N(Rc1)Rd1、-Si(Rf)2Rg、-ORb1、-SRb1、-S(O)mRb1、-S(O)nN(Rc1)Rd1、-C(=O)Ra、-C(=O)ORb1、-C(=O)N(Rc1)Rd1、-C(=S)Ra、-C(=S)ORb1、-C(=S)N(Rc1)Rd1、-C(=NRc1)Ra、フェニル(フェニルは1、2、3、4又は5個の基Reによって置換されていてもよい)、並びに環員としてN、O、S、NO、SO及びSO2から選択される1、2又は3個のヘテロ原子若しくはヘテロ原子基を含む3、4、5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和複素環であって1個以上の基Reによって置換されていてもよい複素環からなる群から選択され;
R6及びR7は、互いに独立に、水素、C1〜C10-アルキル、C1〜C10-ハロアルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C10-アルケニル、C2〜C10-ハロアルケニル、C2〜C10-アルキニル、C2〜C10-ハロアルキニル(最後に記載の8個の基は、場合により、1個以上の基Raによって置換されていてもよい)からなる群から選択され;
或いは、R6及びR7は一緒に、それらが結合している硫黄原子と一緒に、3、4、5、6、7、8、9又は10員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和環を形成するC2〜C7-アルキレン、C2〜C7-アルケニレン又はC6〜C9-アルキニレン鎖を表し、C2〜C7-アルキレン鎖中の1〜4個のCH2基又はC6〜C7-アルケニレン鎖中のCH2若しくはCH基の任意の1〜4個又はC6〜C9-アルキニレン鎖中のCH2基の任意の1〜4個は、C=O、C=S、O、S、N、NO、SO、SO2及びNHから独立に選択される1〜4個の基によって置換されていてもよく、C2〜C7-アルキレン、C2〜C7-アルケニレン又はC6〜C9-アルキニレン鎖中の炭素及び/又は窒素原子は、ハロゲン、シアノ、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-ハロアルキルチオ、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニル、C2〜C6-ハロアルキニル;からなる群から独立に選択される1〜5個の置換基によって置換されていてもよく;1個を超える置換基が存在する場合、前記置換基は、互いに同一であっても、異なっていてもよく;
Ra、Rc1、Rd1、Re、Rf、Rg、m及びnは、本明細書及び特許請求の範囲で定義された通りであり;
Rb1は、水素であり、又は本明細書及び特許請求の範囲でRbに対して示された意味のうちの一つを有し;
Rjは、水素、シアノ、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニル、C2〜C6-ハロアルキニル及びC3〜C8-シクロアルキル-C1〜C4-アルキルからなる群から選択され;
tは、0又は1である]
のスルフィミン化合物を製造するための方法であって、
本明細書及び特許請求の範囲で定義された方法によって式(I)の化合物を提供するステップと、続いて、
iii)式(I)の化合物を式(VII)
の化合物と塩基の存在下で反応させて式VIの化合物を得るステップと
を含む方法に関する。
接頭語CX〜Cyは、特定の場合における可能な炭素原子の数を指す。
或いは、R6及びR7は一緒に、それらが結合している硫黄原子と一緒に、5又は6員の飽和又は部分不飽和環を形成するC4〜C5-アルキレン又はC4〜C5-アルケニレン鎖を表し、C4〜C5-アルキレン鎖中のCH2基の1個又はC4〜C5-アルケニレン鎖中のCH2若しくはCH基の1個は、O、S及びN及びNHから独立に選択される基によって置換されていてもよく、C4〜C5-アルキレン又はC4〜C5-アルケニレン鎖中の炭素及び/又は窒素原子は、ハロゲン、シアノ、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-ハロアルキル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-ハロアルコキシから独立に選択される1又は2個の置換基によって置換されていてもよい。
Raは、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-フルオロアルキル、C3〜C6-シクロアルキル、C3〜C6-フルオロシクロアルキル、C2〜C4-アルケニル、C2〜C4-フルオロアルケニル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルチオ、アミノ、ジ-(C1〜C4-アルキル)-アミノ、フェニル及び環員としてN、O及びSから選択される1又は2個のヘテロ原子を含む5又は6員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和複素環から選択され、フェニル及び複素環は、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-フルオロアルキル、C5〜C6-シクロアルキル及びC5〜C6-フルオロシクロアルキルから選択される1、2又は3個の基によって置換されていてもよい。
Zは、O又はSであり;
Yは、ハロゲン、C1〜C3-アルコキシ、C1〜C3-アルキルチオ、C1〜C3-ハロアルコキシ、C1〜C3-ハロアルキルチオ、-S(O)Rb、-S(O)2Rb、-OS(O)Rb、-OS(O)2Rb及び-NO2などの適切な脱離基であり、Rbは、上のRbに対して示された意味のうちの一つを有し、Rbは、詳細には、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-ハロアルキル又はフェニルであり、このフェニルは、非置換であり、又はハロゲン及びC1〜C4-アルキルから選択される1、2又は3個の基を有し;
R1aは、ハロゲン、シアノ及び-SF5を除く、本明細書及び特許請求の範囲で定義されたR1に対して示された意味のうちの一つを有し;
R8は、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-シクロアルキル、C1〜C6-ハロアルキル及びC1〜C6-ハロシクロアルキルからなる群から選択される。
rが、1であり;
Zが、Oであり;
Yが、ハロゲン、-S(O)2Rb又は-OS(O)Rbであり、Rbは上に定義した通りであり、Rbは詳細には、C1-C4-アルキルであり;
R8が、C1〜C6-アルキルであり;
R1aが、C1〜C4-フルオロアルキル、CBrF2及びCH2OCHF2などのC1〜C4-フルオロアルコキシアルキルからなる群から選択され、詳細には、CF3、CHF2、CBrF2及びCH2OCHF2からなる群から選択され;
R2が、ハロゲン及びC1〜C4-フルオロアルキルからなる群から選択され、詳細には、ハロゲン及びCF3からなる群から選択され、式IIIの化合物にとって特に好ましいのは、rが1であり、R2が置換基Yの結合点に関してオルト位に位置する場合である。この場合、R2は、詳細には、ハロゲン及びC1〜C4-フルオロアルキルからなる群から選択され、特にハロゲン及びCF3からなる群から選択され、より詳細にはR2は塩素である。
方法A:分析用HPLCカラム:独国Merck KgaA製のRP-18カラムChromolith Speed ROD。溶離:40℃5分間で比が5:95〜95:5の比であるアセトニトリル+0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)/水+0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)。
1H-NMR。テトラメチルシランに対する化学シフト(ppm)によって、その多重度によって及びその積分(所与の相対水素原子数)によって信号を特徴づける。信号の多重性を特徴づけるために以下の略語を使用する:m=多重線、q=四重線、t=三重線、d=二重線及びs=一重線。
6,8-ジクロロ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン及び6-クロロ-8-メチル-1H-3,1-ベンゾオキサジン-2,4-ジオンを国際公開第2007/43677号に従って調製した。
S,S-ジメチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=メチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)
ナトリウムメチレートをメタノール(60mL)に溶解した溶液(15.76gの30%メタノール溶液、87.54ミリモル、1.100当量)に対して、-5〜0℃でジメチルスルフィド(5.44g、6.40mL、87.6ミリモル、1.10当量)を添加した。この混合物に対して、ヒドロキシルアミン-O-スルホン酸(9.00g、79.6ミリモル)をメタノール(60mL)に溶解した事前冷却溶液(-20℃)を添加し、内部温度を-5〜0℃に保持した。室温で終夜撹拌した後、ろ過によってすべての固体を除去した。ろ液を真空で濃縮し、残渣をアセトニトリル(50mL)と粉砕して標題化合物(7.88g、39%)を得た。
S,S-ジエチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=エチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-エチル-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=エチル、R7=イソプロピル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ジイソプロピルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=イソプロピル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
テトラヒドロ-λ4-チオフェン-1-イルアミンメシチルスルホネート(t=0及びR6-R7=1,4-ブタンジイル、A-=2,4,6-トリメチルフェニルスルホネートである化合物X)をY.Tamuraら、Tetrahedron、1975、31、3035〜3040頁に従って調製した。
λ4-1,3-ジチオラン-1-イルアミンスルフェート(t=0及びR6-R7=2-チアブタン-1,4-ジイル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
λ4-チアン-1-イルアミンスルフェート(t=0及びR6-R7=ペンタン-1,5-ジイル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ビス(シクロプロピルメチル)スルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=シクロプロピルメチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ビス(2-シクロプロピルエチル)スルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=2-シクロプロピルエチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ビス(シクロブチルメチル)スルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=シクロブチルメチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ビス(シクロペンチルメチル)スルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=シクロペンチルメチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-シクロプロピルメチル-S-エチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=エチル、R7=シクロプロピルメチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-(2-シクロプロピルエチル)-S-エチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=エチル、R7=2-シクロプロピルエチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-(2-シクロプロピルエチル)-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=2-プロピル、R7=2-シクロプロピルエチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-(1-シクロプロピルエチル)-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=2-プロピル、R7=1-シクロプロピルエチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-シクロブチルメチル-S-エチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=エチル、R7=シクロブチルメチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-シクロペンチルメチル-S-エチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=エチル、R7=シクロペンチルメチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-シクロプロピルメチル-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=2-プロピル、R7=シクロプロピルメチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-シクロブチルメチル-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=2-プロピル、R7=シクロブチルメチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-シクロペンチルメチル-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=2-プロピル、R7=シクロペンチチルメチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ジ-n-プロピルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=n-プロピル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-ビニル-S-エチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=エチル、R7=ビニル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ジ-n-ブチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=n-ブチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ジ-n-ペンチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=n-ペンチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ジ-n-ヘキシルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=n-ヘキシル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ビス(2-エチルヘキシル)スルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=2-エチルヘキシル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ビス(3-メチル-2-ブチル)スルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=3-メチル-2-ブチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ビス(3-メチル-1-ブチル)スルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=3-メチル-1-ブチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ビス(2-メチルプロピル)スルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=2-メチルプロピル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-イソプロピル-S-メチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=メチル、R7=イソプロピル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-2-ブチル-S-メチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=メチル、R7=2-ブチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-3-メチル-2-ブチル-S-メチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=メチル、R7=3-メチル-2-ブチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-3-メチル-2-ブチル-S-エチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=エチル、R7=3-メチル-2-ブチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-3-メチル-2-ブチル-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=2-プロピル、R7=3-メチル-2-ブチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S,S-ビス(2-ヒドロキシエチル)スルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=R7=2-ヒドロキシエチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-4-フルオロフェニル-S-メチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=メチル、R7=4-フルオロフェニル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-n-ペンチル-S-2-ヒドロキシエチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=n-ペンチル、R7=2-ヒドロキシエチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-エチル-S-シクロプロピルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=エチル、R7=シクロプロピル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-2-プロピル-S-シクロプロピルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=2-プロピル、R7=シクロプロピル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-メチル-S-エチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=メチル、R7=エチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-メチル-S-n-プロピルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=メチル、R7=n-プロピル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)、
S-(2-クロロエチル-S-エチルスルフィニウムスルフェート(t=0及びR6=2-クロロエチル、R7=エチル、A-=1/2SO4 2-である化合物X)
[実施例P.2]
8-ブロモ-6-クロロ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン
2-アミノ-3-ブロモ-5-クロロ安息香酸(10.0g、39.9ミリモル)をジオキサン(170mL)に溶解した溶液に対して、15分間かけてホスゲン(トルエン中20%、42.0mL、79.9ミリモル)を添加した。反応を周囲温度で48時間撹拌し、次いで真空中で濃縮した。生成固体を破砕し、真空中でさらに乾燥して所望の生成物(12.6g、114%)を得、これをさらなる精製なしで次のステップで使用した。
6,8-ジクロロ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6,8-ジブロモ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-ブロモ-8-クロロ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
8-ブロモ-6-クロロ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-クロロ-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-ブロモ-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-シアノ-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-クロロ-8-トリフルオロメチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
8-クロロ-6-トリフルオロメチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-ブロモ-8-トリフルオロメチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
8-ブロモ-6-トリフルオロメチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
8-クロロ-6-シアノ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-クロロ-8-メトキシ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-クロロ-8-シクロプロピル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-クロロ-8-エチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-ジフルオロメトキシ-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-シアノ-8-メトキシ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-フルオロ-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-ヨード-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-ニトロ-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-(5-クロロ-2-チエニル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-(3-ピラゾール-1H-イル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-(3-イソオキサゾリル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-(ヒドロキシイミノメチル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-(メトキシイミノメチル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-(ジメチルヒドラゾノメチル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン及び
6-(2,2,2-トリフルオロエチルヒドラゾノメチル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン。
1-(3-クロロ-2-ピリジル)-3-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール
a)1,1,1-トリフルオロ-4-メトキシ-ブタ-3-エン-2-オンを2.71kg、エタノール2.44kg及び水3.10kgを反応容器に装入した。濃塩酸20ml及びヒドラジン水和物0.80kgを順次添加し、混合物を加熱して4時間還流した。混合物を放置冷却し、NaOH10%水溶液を添加して約pH4〜5まで中和した。次いで混合物を蒸発させた。トルエンを添加し、混合物を再度蒸発して純度85%超の粗3-トリフルオロメチルピラゾール2kgを得た。
式(VII)の化合物の調製
[実施例P.4]
2-アミノ-5-クロロ-N-(ジメチル-(λ4-スルファニリデン)-3-メチル-ベンズアミド
6-クロロ-8-メチル-1H-3,1-ベンゾオキサジン-2,4-ジオン(3.00g、12.8ミリモル)をジクロロメタン(40mL)に溶解した溶液に対して、ジメチルスルフィニウムスルフェート(2.25g、8.93ミリモル、0.70当量)及びカリウムtert-ブチレート(1.58g、14.0ミリモル、1.10当量)を室温で添加した。混合物を1.5時間撹拌し、それに水を添加し、層を分離した。水性層をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーで精製して標題化合物(2.63g、84%)を得た。
[実施例P.5]
2-アミノ-5-クロロ-N-(ビス2-プロピル-λ4-スルファニリデン)-3-メチル-ベンズアミド
6-クロロ-8-メチル-1H-3,1-ベンゾオキサジン-2,4-ジオン(3.00g、12.8ミリモル)をジクロロメタン(40mL)に溶解した溶液に対して、ビス-2-プロピルスルフィニウムスルフェート(3.76g、8.93ミリモル、0.70当量)及びカリウムtert-ブチレート(1.58g、14.0ミリモル、1.10当量)を室温で添加した。混合物を1.5時間撹拌し、それに水を添加し、層を分離した。水性層をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーで精製して標題化合物(2.89g、69%)を得た。
特性決定:1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ[デルタ] = 1.04 (m, 12 H), 2.06 (s, 3H), 2.96 (m, 2H), 3.01 (m, 2H), 6.62 (br. s, 2H), 7.03 (s, 1H), 7.72 (s, 1H).
[実施例P.6a]
2-アミノ-5-クロロ-N-(ビス2-メチルプロピル-λ4-スルファニリデン)-3-メチル-ベンズアミド
6-クロロ-8-メチル-1H-3,1-ベンゾオキサジン-2,4-ジオン(3.00g、12.8ミリモル)をジクロロメタン(40mL)に溶解した溶液に対して、ビス-2-メチルプロピルスルフィニウムスルフェート(3.76g、8.93ミリモル、0.70当量)及びカリウムtert-ブチレート(1.58g、14.0ミリモル、1.10当量)を室温で添加した。混合物を1.5時間撹拌し、それに水を添加し、層を分離した。水性層をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーで精製して標題化合物(2.89g、69%)を得た。
[実施例P.6b]
2-アミノ-5-クロロ-N-(ビス2-メチルプロピル-λ4-スルファニリデン)-3-メチルベンズアミド
6-クロロ-8-メチル-1H-3,1-ベンゾオキサジン-2,4-ジオン(12.17g、0.06ミリモル)を無水DMSO(100mL)に溶解した溶液に対して、ビス-2-メチルプロピルスルフィニウムスルフェート(14.56g、0.04モル、0.70当量)及びトリエチルアミン(9.19mL、6.67g、0.07モル、1.15当量)を室温で添加した。混合物を4.5時間撹拌し、次いで氷水に滴加した。混合物をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮した。残渣をエーテルと一緒に粉砕し、標題化合物(8.3g、46%)を得た。
[実施例P.7]
2-アミノ-5-クロロ-N-(ジエチル-λ4-スルファニリデン)-3-メチル-ベンズアミド
6-クロロ-8-メチル-1H-3,1-ベンゾオキサジン-2,4-ジオン(2g、0.01モル)を無水プロピレンカーボネート(30mL)に溶解した溶液に対して、ビス-2-エチルスルフィニウムスルフェート(2.04g、0.01モル、0.70当量)及びトリエチルアミン(1.38mL、1.0g、0.01モル、1.05当量)を室温で添加した。混合物を4.5時間撹拌し、次いで氷水に滴加した。混合物をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮した。残渣をエーテルと一緒に粉砕し、標題化合物(1.43g、55%)を得た。
[実施例P.8]
2-アミノ-3,5-ジクロロ-N-(ビス-2-メチルプロピル-λ4-スルファニリデン)-ベンズアミド
標題化合物を実施例P.7の方法に類似のものによって調製した。
特性決定:1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ[デルタ] = 1.23 (d, 6H), 1.38 (d, 6H), 3.42 (m, 2H), 7.02 (br. s, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.95 (s, 1H).
実施例P.4〜P.8に記載の方法によって、t=0及びR5=Hの場合の式VIIaの化合物である式VIIa-1の化合物P.9〜P.30を調製し、以下の表C.1に要約した:
mp:融点
R4-1:CH(=N-OCH3)
R4-2:3-ピラゾール1H-イル
R4-3:CH(=N-NHCH2CF3)
R4-4:CH[=N-N(CH3)2]
Me:メチル
OMe:メトキシ
Et:エチル
i-Pr:イソプロピル
i-Bu:イソブチル
3-Me-2-Bu:3-メチル-2-ブチル
3-Me-1-Bu:3-メチル-1-ブチル
n-Bu:n-ブチル
2-Bu:2-ブチル
n-Pe:n-ペンチル
n-Hex:n-ヘキシル
2-EtHex:2-エチルヘキシル
c-Pr:シクロプロピル
c-Bu:シクロブチル
c-Pe:シクロペンチル
2-Cl-5-Tp:2-クロロ-5-チオフェニル
4-F-Ph:4-フルオロフェニル
式(I)の化合物の調製(実施例S.1〜S.7)
[実施例S.1a]
2-(3-クロロピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-2H-ピラゾール3-カルボニルクロリド
温度計、セプタム、窒素の入口及び撹拌棒を備えた反応容器で、1-(3-クロロ-2-ピリジル)-3-トリフロロメチル-1H-ピラゾール500mg(2.02ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン3mlに溶解した。容器を氷浴で冷却し、内部温度を約20℃に保持しつつ、シリンジによって、イソプロピルマグネシウムクロリドをテトラヒドロフランに溶解した2M溶液2.0mlを撹拌しながら滴加した。氷浴を取り除き、混合物を23℃でさらに20分間撹拌した。次いで、混合物を再度-5℃まで冷却し、ホスゲンをトルエンに溶解した20重量%溶液4.25mlを撹拌しながら滴加した。混合物を23℃で温め、23℃でさらに1時間撹拌した。このようにして得られた反応混合物を蒸発して乾燥し、トルエンに再溶解し、50℃でさらに30分間撹拌した。固体をろ過によって除去し、トルエンで洗浄した。合わせたろ液を蒸発して乾燥させて純度>85%(収率84.6%)の標題化合物0.53gを得た。
[実施例S.1b]
2-(3-クロロピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-2H-ピラゾール3-カルボニルクロリド
温度計、セプタム、窒素の入口及び撹拌棒を備えた反応容器で、1-(3-クロロ-2-ピリジル)-3-メトキシ-1H-ピラゾール(2.00g、8.08ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン(15mL)に溶解し、0℃まで冷却した。容器を氷浴で冷却し、内部温度を約5℃未満に保持しつつ、シリンジによって、イソプロピルマグネシウムクロリド(2Mテトラヒドロフラン溶液8.1mL、16ミリモル、2.0当量)を滴加した。この温度で3時間後、温度を0〜5℃未満に保持しつつ反応混合物を、ホスゲンをトルエン(13mL)に溶解した20重量%溶液の予備冷却溶液に滴下によって移した。15分後、氷浴を取り除き、このようにして得られた反応混合物を蒸発して乾燥し、ジクロロメタンに再溶解し、さらに5分間撹拌した。固体をろ過によって除去し、ジクロロメタンで洗浄した。合わせたろ液を蒸発して乾燥させて標題化合物(2.66g、106%)を得た。これをさらなる精製なしで次のステップで使用した。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ[デルタ] = 7.43-7.54 (m, 2H), 7.93 (d, 1H), 8.52 (m, 1H).
[実施例S.1C]
2-(3-クロロピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-2H-ピラゾール3-カルボニルクロリド
温度計、セプタム、窒素の入口及び撹拌棒を備えた反応容器で、1-(3-クロロ-2-ピリジル)-3-メトキシ-1H-ピラゾール(2.00g、8.08ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン(15mL)に溶解し、0℃まで冷却した。容器を氷浴で冷却し、内部温度を約20℃未満に保持しつつ、シリンジによって、イソプロピルマグネシウムクロリドと塩化リチウムの錯体(テトラヒドロフランに溶解した1.3M溶液12.4mL、16ミリモル、2.0当量)を撹拌しながら滴加した。この温度で1時間後、温度を5℃未満に保持しつつ反応混合物を、ホスゲンをトルエン(13mL)に溶解した20重量%溶液の予備冷却溶液に滴下によって移した。2分後、氷浴を取り除き、このようにして得られた反応混合物を蒸発して乾燥し、ジクロロメタンに再溶解し、さらに5分間撹拌した。固体をろ過によって除去し、ジクロロメタンで洗浄した。合わせたろ液を蒸発して乾燥させて標題化合物(1.75g、70%)を得た。これをさらなる精製なしで次のステップで使用した。
[実施例S.2]
2-(3-クロロピリジン-2-イル)-5-メトキシ-2H-ピラゾール3-カルボニルクロリド
温度計、セプタム、窒素の入口及び撹拌棒を備えた反応容器で、1-(3-クロロ-2-ピリジル)-3-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール(2.0g、0.01ミリモル)を乾燥1,2-ジメトキシエタン(15mL)に溶解し、0℃まで冷却した。容器を氷浴で冷却し、内部温度を約5℃未満に保持しつつ、シリンジによって、イソプロピルマグネシウムクロリド(2Mテトラヒドロフラン溶液11.4mL)を滴加した。この温度で3時間後、撹拌しながら、ホスゲンをトルエン(17mL)に溶解した20重量%溶液を滴加した。混合物を23℃まで温め、室温でさらに1時間撹拌した。このようにして得られた反応混合物を蒸発して乾燥し、トルエンに再溶解し、さらに30分間50℃で撹拌した。固体をろ過によって除去し、トルエンで洗浄した。合わせたろ液を蒸発して乾燥させて標題化合物0.63gを得た。これをさらなる精製なしで次のステップで使用した。
以下の化合物を実施例S.1a〜S.1C又はS.2と類似の方法によって調製した/調製することができる。
2-(3-クロロピリジン-2-イル)-5-ブロモ-2H-ピラゾール3-カルボニルクロリド
[実施例S.4]
2-(3-トリフルオロメチル-ピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-2H-ピラゾール3-カルボニルクロリド
[実施例S.5]
2-(3-クロロピリジン-2-イル)-5-ジフルオロメチル-2H-ピラゾール3-カルボニルクロリド
[実施例S.6]
2-(3-トリフルオロメチル-ピリジン-2-イル)-5-ジフルオロメチル-2H-ピラゾール3-カルボニルクロリド
[実施例S.7]
2-(3-トリフルオロメチル-ピリジン-2-イル)-5-メトキシ-2H-ピラゾール3-カルボニルクロリド
式(VI)の化合物の調製(実施例1〜225)
[実施例1a]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2,4-ジクロロ-6-[(ジエチル-λ4-スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボキサミド
2-アミノ-3,5-ジクロロ-N-(ジエチル-λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(8.82g、25.6ミリモル)をピリジン(30mL)に溶解した溶液に対して、N,N-ジメチルアミノピリジン(312mg、2.56ミリモル、10.0モル%)を添加した。90℃で2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボニルクロリド(10.90g、29.12ミリモル、1.100当量)をピリジン(50mL)に溶解した溶液を滴加し、混合物を1時間撹拌した。混合物を冷却し、真空で濃縮した。水を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、ろ過し真空で濃縮した。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって標題化合物(4.12g、28%)を得た。
[実施例1b]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2,4-ジクロロ-6-[(ジエチル-(λ4-スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボキサミド
炭酸カリウム(7.78g、56.3ミリモル、1.10当量)と2-アミノ-3,5-ジクロロ-N-(ジエチル-λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(15.00g、51.16ミリモル)をトルエン(50mL)に懸濁させた液に対して、2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボニルクロリド(17.62g、51.15ミリモル、1.000当量)をトルエン(55mL)に溶解した溶液を60℃で添加した。この温度での1.5時間後、混合物を冷却し、水を添加した。生成沈殿物をろ過によって収集し、水及び石油エーテルで洗浄し、乾燥して標題化合物(18.73g、65%)を得た。
[実施例1c]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2,4-ジクロロ-6-[(ジエチル-(λ4-スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボキサミドの合成
炭酸カリウム(7.06g、50ミリモル、1.50当量)と2-アミノ-3,5-ジクロロ-N-(ジエチル-λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(9.98g、34.05ミリモル)をジクロロメタン(50mL)に懸濁させた液に対して、2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボニルクロリド(13.8g、37.8ミリモル、1.10当量)をジクロロメタン(50mL)に溶解した溶液を室温で添加した。この温度での3時間後、固体をろ別し、水をろ液に添加した。混合物をジクロロメタンで抽出し、Na2SO4で乾燥した。ろ過後ろ過を真空で濃縮し、生成固体をジエチルエーテルから結晶化して標題化合物(10.1g、52%)を得た。
[実施例1d]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2,4-ジクロロ-6-[(ジエチル-(λ4-スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボキサミドの合成
炭酸カリウム(1.42g、10ミリモル、1.50当量)と2-アミノ-3,5-ジクロロ-N-(ジエチル-(λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(2.00g、6.83ミリモル)をジクロロメタン(10mL)に懸濁させた液に対して、2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボニルクロリド(2.77g、7.59ミリモル、1.10当量)をジクロロメタン(5mL)に溶解した溶液を室温で添加した。この温度での2時間後、固体をろ別し、水をろ液に添加した。混合物をジクロロメタンで抽出し、Na2SO4で乾燥した。ろ過後ろ過を真空で濃縮し、生成固体をジエチルエーテルから結晶化して標題化合物(2.6g、67%)を得た。
[実施例1e]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2,4-ジクロロ-6-[(ジエチル-(λ4-スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボキサミドの合成
炭酸カリウム(8.08g、58.5ミリモル、1.50当量)と2-アミノ-3,5-ジクロロ-N-(ジエチル-(λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(11.43g、38.98ミリモル)をアセトニトリル(100mL)に懸濁させた液に対して、2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボニルクロリド(15.8g、43.31ミリモル、1.10当量)をアセトニトリル(50mL)に溶解した溶液を室温で添加した。この温度で6時間後、固体をろ別した。生成ろ液を水で洗浄し、Na2SO4で乾燥した。ろ過後ろ過を真空で濃縮し、生成固体をジイソプロピルエーテルから結晶化して標題化合物(19.53g、88%)を得た。
[実施例2a]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2,4-ジクロロ-6-[(ビス-2-プロピル-λ4-スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボキサミドの合成
炭酸カリウム(0.892g、6.46ミリモル、1.10当量)と2-アミノ-3,5-ジクロロ-N-(ビス-2-プロピル-(λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(2.05g、5.87ミリモル)をトルエン(10mL)に懸濁させた液に対して、2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボニルクロリド(2.02g、5.87ミリモル、1.00当量)をトルエン(20mL)に溶解した溶液を60℃で添加した。この温度での45分後、混合物を冷却し、水を添加した。生成沈殿物をろ過によって収集し、水及びトルエンで洗浄し、乾燥して標題化合物(3.07g、84%)を得た。
[実施例2b]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2,4-ジクロロ-6-[(ビス-2-プロピル-λ4-スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボキサミドの合成
6,8-ジクロロ-1H-3,1-ベンゾオキサジン-2,4-ジオン(2.50g、10.8ミリモル)を無水プロピレンカーボネート(20mL)に溶解した溶液に対して、ビス2-メチルプロピルスルフィニウムスルフェート(2.75g、7.53ミリモル、0.70当量)及びトリエチルアミン(1.14g、11.3ミリモル、1.10当量)を室温で添加した。混合物を3時間撹拌した。生成混合物の1/3をセパレート型反応フラスコに移し、そのまま次の転換用として使用した。
[実施例3a]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2-メチル-4-クロロ-6-[(ビス-2-プロピル-λ4-スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボキサミドの合成
炭酸カリウム(1.79g、10ミリモル、1.30当量)と2-アミノ-3-メチル-5-クロロ-N-(ビス-2-プロピル-(λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(3.00g、9.97ミリモル)をジクロロメタン(20mL)に懸濁させた液に対して、2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボニルクロリド(4.000g、10.97ミリモル、1.10当量)をジクロロメタン(10mL)に溶解した溶液を室温で添加した。この温度での2時間後、固体をろ別した。生成ろ液を水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥した。ろ過後、ろ液を真空で濃縮し、生成固体をジイソプロピルエーテルから結晶化させて標題化合物(3.1g、54%)を得た。
[実施例3b]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2-メチル-4-クロロ-6-[(ビス-2-プロピル-λ4-スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボキサミドの合成
炭酸カリウム(126.01g、911.76ミリモル、1.30当量)と2-アミノ-3-メチル-5-クロロ-N-(ビス-2-プロピル-(λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(211g、701ミリモル)をジクロロメタン(300mL)に懸濁させた液に対して、2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボニルクロリド(256.78g、771.49ミリモル、1.10当量)をジクロロメタン(200mL)に溶解した溶液を室温で添加した。この温度での2時間後、固体をろ別した。生成ろ液を水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥した。ろ過後、ろ液を真空で濃縮し、生成固体をジイソプロピルエーテルから結晶化させて標題化合物(344.2g、85%)を得た。
[実施例4a]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2-メチル-4-クロロ-6-[(ジエチル-λ4-スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボキサミド(化合物VIa-1-1)の合成
炭酸カリウム(0.71g、10ミリモル、1.30当量)と2-アミノ-3-メチル-5-クロロ-N-(ジエチル-λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(1.42g、3.96ミリモル)をプロピレンカーボネート(20mL)に懸濁させた液に対して、2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボニルクロリド(1.35g、4.35ミリモル、1.10当量)をプロピレンカーボネート(10mL)に溶解した溶液を室温で添加した。この温度での24時間後、混合物を水の上に注ぎ、激しく撹拌しながらエタノールと混合した。生成固体をろ過によって収集し、純粋な標題化合物(1.57g、73%)を得た。
[実施例4b]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2-メチル-4-クロロ-6-[(ジエチル-λ4-スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボキサミド
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボニルクロリド(150g、435ミリモル)をアセトニトリル(900mL)に室温で溶解した溶液に対して、炭酸カリウム(59g、427ミリモル)を添加した。25〜28℃の反応温度を保持し、時々冷却しながら(わずかな発熱反応)、2-アミノ-5-クロロ-N-(ジエチル-スルファニリデン)-3-メチル-ベンズアミド(117g、427ミリモル)をアセトニトリル(100mL)に溶解した溶液を1時間以内に滴加した。混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を氷-水混合物(5L)上に注ぎ、pHを濃HClで7〜8に調整した。混合物をさらに2時間撹拌した。淡茶色固体をろ過し、水で洗浄し、空気下で乾燥して粗生成物(229g)を得た。
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2-メチル-4-クロロ-6-[(ジ-2-プロピル-λ4-スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール3-カルボキサミド(化合物VIa-1-2)
ビス-2-イソプロピルスルフィニウムスルフェート(192g、0.53モル、0.68当量)をDMSO(700mL)に懸濁させた液に対して、6-クロロ-8-メチル-1H-3,1-ベンゾオキサジン-2,4-ジオン(162g、0.77モル)を無水DMSO(300mL)に溶解した溶液を22℃で添加し、次いで、トリエチルアミン(117.4mL、84.75g、0.85モル、1.1当量)を22℃で添加した。混合物を6時間撹拌し、次いで、氷-水に滴加した。混合物をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテルと一緒に粉砕して2-アミノ-5-クロロ-N-(ジイソプロピル-λ4-スルファニリデン)-3-メチル-ベンズアミド(189.9g、82%)を得た。
HPLC: 0.908分, m/z 301.3。
HPLC: 3.820分, m/z 574.1。
H/M:HPLC/MS方法
mp:融点
R4-1:CH(=N-OCH3)
R4-2:3-ピラゾール1H-イル
R4-3:CH(=N-NHCH2CF3)
R4-4:CH[=N-N(CH3)2]
R4-5:CH(=N-OH)
R4-6:3-イソオキサゾリル
R4-7:2-クロロ-5-チオフェニル
Me:メチル
OMe:メトキシ
Et:エチル
i-Pr:イソプロピル
i-Bu:イソブチル
3Me-2Bu:3-メチル-2-ブチル
3Me-1Bu:3-メチル-1-ブチル
n-Bu:n-ブチル
2-Bu:2-ブチル
n-Pe:n-ペンチル
n-Hex:n-ヘキシル
2-EtHex:2-エチルヘキシル
Et-OH:ヒドロキシエチル
Et-Cl:クロロエチル
OPrOpi:1-プロピノキシ
c-PR:シクロプロピル
c-Bu:シクロブチル
c-Pe:シクロペンチル
Me-c-PR:CH2-シクロプロピル
Me-c-Bu:CH2-シクロブチル
Me-c-Pe:CH2-シクロペンチル
Et-c-Pr:CH2CH2-シクロプロピル
iPr-c-Pr:CH(CH3)-シクロプロピル
2Cl-5T:2-クロロ-5-チオフェニル
4-F-Ph:4-フルオロフェニル
Claims (15)
- 式(I)
R2は、それぞれ独立に、ハロゲン、SF5、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-フルオロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-フルオロアルケニル(最後に記載の6個の基は、1個以上の基Raで置換されていてもよい)、-Si(Rf)2Rg、-ORb、-SRb、-S(O)mRb、-S(O)nN(Rc)Rd、-N(Rc1)Rd1、フェニル(フェニルは1、2、3、4又は5個の基Reによって置換されていてもよい)、並びに環員としてN、O、S、NO、SO及びSO2から選択される1、2又は3個のヘテロ原子若しくはヘテロ原子基を含む3、4、5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和複素環であって1個以上の基Reによって置換されていてもよい複素環からなる群から選択され;
Raは、SF5、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C1〜C6-アルコキシ-C1〜C6-アルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-フルオロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-フルオロアルケニル、-Si(Rf)2Rg、-ORb、-SRb、-S(O)mRb、-S(O)nN(Rc)Rd、-N(Rc1)Rd1、フェニル(フェニルは1、2、3、4又は5個の基Reによって置換されていてもよい)、並びに環員としてN、O、S、NO、SO及びSO2から選択される1、2又は3個のヘテロ原子若しくはヘテロ原子基を含む3、4、5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和複素環であって1個以上の基Reによって置換されていてもよい複素環からなる群から選択され;
或いは、同一原子に結合した2個の基Raは一緒に、=CRhRi、=NRc1、=NORb及び=NNRc1から選択される基を形成し、
或いは、2個の基Raは、それらが結合している炭素原子と一緒に、3、4、5、6、7又は8員の、飽和若しくは部分不飽和の炭素環、又は環員としてN、O、S、NO、SO及びSO2から選択される1、2又は3個のヘテロ原子若しくはヘテロ原子基を含む複素環を形成し;
1個を超えるRaの場合、Raは、同一であっても、異なっていてもよく;
Rbは、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-フルオロアルケニル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-フルオロシクロアルキル(最後に記載の6個の基は、場合により、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-フルオロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-フルオロアルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-フルオロアルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-フルオロアルキルスルホニルから選択される1又は2個の基を有していてもよい)、-Si(Rf)2Rg、フェニル、ベンジル、ピリジル及びフェノキシ(最後に記載の4個の基は、非置換であっても、部分ハロゲン化若しくは全ハロゲン化されてもよく並びに/又はC1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C1〜C6-アルコキシ及びC1〜C6-フルオロアルコキシからなる群から選択される1、2若しくは3個の置換基を有していてもよい)からなる群から選択され;
1個を超えるRbの場合、Rbは、同一であっても、異なっていてもよく;
Rc、Rdは、互いに独立に及びそれぞれの出現において独立に、シアノ、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-フルオロアルケニル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-フルオロシクロアルキル(最後に記載の6個の基は、場合により、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-フルオロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-フルオロアルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニルから選択される1又は2個の基を有していてもよい)、-Si(Rf)2Rg、フェニル、ベンジル、ピリジル及びフェノキシ(最後に記載の4個の基は、非置換であっても、部分ハロゲン化若しくは全ハロゲン化されてもよく並びに/又はC1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C1〜C6-アルコキシ及びC1〜C6-フルオロアルコキシから選択される1、2若しくは3個の置換基を有していてもよい)からなる群から選択され;
或いは、Rc及びRdは、それらが結合している窒素原子と一緒に、環員として、N、O及びSから選択される1又は2個のさらなるヘテロ原子を含んでもよい3、4、5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和複素環を形成し、複素環は、ハロゲン、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-フルオロアルキル、C1〜C4-アルコキシ及びC1〜C4-フルオロアルコキシから選択される1、2、3又は4個の置換基を有していてもよく;
Rc1は、水素であり、又はRcに対して示された意味のうちの一つを有し;
Rd1は、水素であり、又はRdに対して示された意味のうちの一つを有し;
Reは、ハロゲン、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-フルオロアルケニル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-フルオロシクロアルキル(最後に記載の6個の基は、場合により、C1〜C4-アルコキシから選択される1又は2個の基を有していてもよい)、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-フルオロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-フルオロアルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-フルオロアルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-フルオロアルキルスルホニル、-Si(Rf)2Rg、フェニル、ベンジル、ピリジル及びフェノキシ(最後に記載の4個の基は、非置換であっても、部分ハロゲン化若しくは全ハロゲン化されてもよく、並びに/又はC1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C1〜C6-アルコキシ及びC1〜C6-フルオロアルコキシから選択される1、2又は3個の置換基を有していてもよい)からなる群から選択され;
1個を超えるReの場合、Reは、同一であっても、異なっていてもよく;
Rf、Rgは、互いに独立に及びそれぞれの出現において独立に、C1〜C4-アルキル、C3〜C6-シクロアルキル、C1〜C4-アルコキシ-C1〜C4-アルキル、フェニル及びベンジルからなる群から選択され;
Rh、Riは、互いに独立に及びそれぞれの出現において独立に、水素、ハロゲン、SF5、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-フルオロアルケニル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-フルオロシクロアルキル(最後に記載の6個の基は、場合により、C1〜C4-アルキル及びC1〜C4-フルオロアルキルから選択される1又は2個の基を有していてもよい)、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-フルオロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-フルオロアルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、-Si(Rf)2Rg、フェニル、ベンジル、ピリジル及びフェノキシ(最後に記載の4個の基は、非置換であっても、部分ハロゲン化若しくは全ハロゲン化されてもよく並びに/又はC1〜C6-アルキル、C1〜C6-フルオロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-フルオロアルコキシ、(C1〜C6-アルコキシ)カルボニル、(C1〜C6-アルキル)アミノ及びジ-(C1〜C6-アルキル)アミノからなる群から選択される1、2又は3個の置換基を有していてもよい)からなる群から選択され;
mは、1又は2であり、数個の出現の場合、mは同一であっても異なっていてもよく;
nは、0、1又は2であり、数個の出現の場合、nは同一であっても異なっていてもよく;
rは、0、1、2、3又は4である]
のN-置換1H-ピラゾール5-カルボニルクロリド化合物を製造するための方法であって、
i)式(II)
の化合物を炭素若しくは窒素結合リチウムを有するリチウム-有機塩基又は炭素結合マグネシウムを有するマグネシウム-有機塩基から選択される塩基で脱プロトン化するステップと、
ii)ステップ(i)で得られた生成物を、ホスゲン又はホスゲン等価物からなる群から選択される試薬と反応させることによってそれをクロロカルボニル化させて式(I)の化合物を得るステップと
を含む方法。 - R1が、ハロゲン、C1〜C4-フルオロアルキル、CBrF2、C1〜C4-アルコキシ及びC1〜C4-フルオロアルコキシ-C1〜C4-アルキルから選択され、詳細には、ハロゲン、CF3、CHF2、CBrF2及びメトキシから選択される、請求項1に記載の方法。
- rが1であり、
R2が、式(I)の化合物のピリジル部分の3位に位置し、詳細には、ハロゲン及びCF3から選択される、請求項1又は2に記載の方法。 - 塩基が、アルキルマグネシウムハロゲン化物及びアリールマグネシウムハロゲン化物から選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 塩基が、C1〜C6-アルキルマグネシウムハロゲン化物及びC5〜C6-シクロアルキルマグネシウムハロゲン化物から選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 塩基が、式(II)の化合物より過剰に使用される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- Yが、塩素である、請求項7に記載の方法。
- 塩基が、アルカリ金属及びアルカリ土類金属炭酸塩から選択される、請求項7又は8に記載の方法。
- ZがOであり、
R8が、メチル、エチル、n-プロピル、n-ブチル及びsec-ブチルからなる群から選択される、請求項10に記載の方法。 - 式(VI)
R3及びR4は、独立に、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、-SCN、SF5、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニル、C2〜C6-ハロアルキニル(最後に記載の8個の基は、1個以上の基Raで置換されていてもよい)、Ra;-Si(Rf)2Rg、-ORb1、-OS(O)nRb1、-SRb1、-S(O)mRb1、-S(O)nN(Rc1)Rd1、-N(Rc1)Rd1、-N(Rc1)C(=O)Ra、-C(=O)Ra、-C(=O)ORb1、-C(=S)Ra、-C(=S)ORb1、-C(=NRc1)Ra、-C(=N-ORb1)H、-C(=N-N(Rc1)Rd1)H、-C(=O)N(Rc1)Rd1、-C(=S)N(Rc1)Rd1、フェニル(フェニルは1、2、3、4又は5個の基Reによって置換されていてもよい)、並びに環員としてN、O、S、NO、SO及びSO2から選択される1、2又は3個のヘテロ原子若しくはヘテロ原子基を含む3、4、5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和複素環であって1個以上の基Reによって置換されていてもよい複素環からなる群から選択され;
或いは、基R4及びR4aは、一緒に、
-CH2CH2CH2CH2-、-CH=CH-CH=CH-、-N=CH-CH=CH-、-CH=N-CH=CH-、
-N=CH-N=CH-、-OCH2CH2CH2-、-OCH=CHCH2-、-CH2OCH2CH2-、
-OCH2CH2O-、-OCH2OCH2-、-CH2CH2CH2-、-CH=CHCH2-、-CH2CH2O-、
-CH=CHO-、-CH2OCH2-、-CH2C(=O)O-、-C(=O)OCH2-、-O(CH2)O-、
-SCH2CH2CH2-、-SCH=CHCH2-、-CH2SCH2CH2-、-SCH2CH2S-、
-SCH2SCH2-、-CH2CH2S-、-CH=CHS-、-CH2SCH2-、-CH2C(=S)S-、
-C(=S)SCH2-、-S(CH2)S-、-CH2CH2NRj-、-CH2CH=N-、-CH=CH-NRj-、
-CH=N-NRj-、-OCH=N-及び-SCH=N-、から選択される基であってよく、したがって、それらが結合している炭素原子と一緒に、5又は6員環を形成し、上記の基の水素原子は、ハロゲン、メチル、ハロメチル、ヒドロキシル、メトキシ及びハロメトキシから選択される1個以上の置換基によって置換されていてもよく、又は上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基によって置換されていてもよく;
R3a及びR4aは、独立に、水素及びR3及びR4に対して示された意味のうちの一つから選択され;またR4aは、基R4と一緒に上に定義された基の1個であってよく;
R5は、水素、シアノ、C1〜C10-アルキル、C1〜C10-ハロアルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C10-アルケニル、C2〜C10-ハロアルケニル、C2〜C10-アルキニル、C2〜C10-ハロアルキニル(最後に記載の8個の基は、場合により、1個以上の基Raで置換されていてもよい)、-N(Rc1)Rd1、-Si(Rf)2Rg、-ORb1、-SRb1、-S(O)mRb1、-S(O)nN(Rc1)Rd1、-C(=O)Ra、-C(=O)ORb1、-C(=O)N(Rc1)Rd1、-C(=S)Ra、-C(=S)ORb1、-C(=S)N(Rc1)Rd1、-C(=NRc1)Ra、フェニル(フェニルは1、2、3、4又は5個の基Reによって置換されていてもよい)、並びに環員としてN、O、S、NO、SO及びSO2から選択される1、2又は3個のヘテロ原子若しくはヘテロ原子基を含む3、4、5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和複素環であって1個以上の基Reによって置換されていてもよい複素環からなる群から選択され選択され;
R6及びR7は、互いに独立に、水素、C1〜C10-アルキル、C1〜C10-ハロアルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C10-アルケニル、C2〜C10-ハロアルケニル、C2〜C10-アルキニル、C2〜C10-ハロアルキニル(最後に記載の8個の基は、場合により、1個以上の基Raによって置換されていてもよい)からなる群から選択され;
或いは、R6及びR7は一緒に、それらが結合している硫黄原子と一緒になって、3、4、5、6、7、8、9又は10員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和環を形成するC2〜C7-アルキレン、C2〜C7-アルケニレン又はC6〜C9-アルキニレン鎖を表し、C2〜C7-アルキレン鎖中の1〜4個のCH2基又はC2〜C7-アルケニレン鎖中のCH2若しくはCH基の任意の1〜4個又はC6〜C9-アルキニレン鎖中のCH2基の任意の1〜4個は、C=O、C=S、O、S、N、NO、SO、SO2及びNHから独立に選択される1〜4個の基によって置換されていてもよく、C2〜C7-アルキレン、C2〜C7-アルケニレン又はC6〜C9-アルキニレン鎖中の炭素及び/又は窒素原子は、ハロゲン、シアノ、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-ハロアルキルチオ、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニル、C2〜C6-ハロアルキニルからなる群から独立に選択される1〜5個の置換基によって置換されていてもよく;1個を超える置換基が存在する場合、前記置換基は、互いに同一であっても、異なっていてもよく;
Ra、Rc1、Rd1、Re、Rf、Rg、m及びnは、請求項1で定義された通りであり;
Rb1は、水素であり、又は請求項1でRbに対して示された意味のうちの一つを有し;
Rjは、水素、シアノ、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニル、C2〜C6-ハロアルキニル及びC3〜C8-シクロアルキル-C1〜C4-アルキルからなる群から選択され;
tは、0又は1である]
のスルフィミン化合物を製造するための方法であって、
請求項1〜11のいずれか一項の方法によって式(I)の化合物を提供するステップと、
続いて、iii)式(I)の化合物を式(VII)
の化合物と塩基の存在下で反応させて、式VIの化合物を得るステップと
を含む方法。 - R3a及びR4aが、両方とも水素であり、R3及びR4が独立に、ハロゲン、シアノ、C1〜C4-アルキル及びC1〜C4-ハロアルキルからなる群から選択される、請求項12に記載の方法。
- R3が、ハロゲン、メチル及びハロメチルから選択され、
R4が、ハロゲン、シアノ、メチル及びハロメチルから選択される、請求項12又は13に記載の方法。 - tが、0であり、
R6及び7が、互いに独立に、C1〜C6-アルキルから選択され、又はR6及び7が、一緒になって、それらが結合している硫黄原子と一緒に4、5、6又は7員飽和環を形成するC3〜C6-アルキレン鎖を表す、請求項12から14のいずれか一項に記載の方法。
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