JP2014520981A - 橋梁及び他の構造物のための基礎システム - Google Patents

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Abstract

プレキャストコンクリートと現場打ちコンクリートの組み合わせで形成された基礎構造物を利用した橋梁システムが提供される。組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の建造方法は、間にチャネルを構成する細長い直立壁部材及びチャネル内に配置された多数の直立支持体を有するプレキャストコンクリート製基礎ユニットを建造現場で受け取るステップと、プレキャストコンクリート製基礎ユニットを所望の使用場所に配置するステップと、プレキャストコンクリート製基礎ユニットが所望の使用場所に位置したままの状態でコンクリートをチャネル中に送り込むステップと、コンクリートが現場硬化することができ、その結果、細長い直立壁部材が現場硬化コンクリートと直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材によって現場硬化コンクリートに連結されるようにするステップとを含む。橋梁ユニットは、橋梁ユニットの底部を現場打ちコンクリート中に埋め込む流し込みステップ前に配置されるのが良い。

Description

本願は、構造工学、橋梁工学及び地盤工学という一般技術及びオーバーフィル型アーチ及び他の橋梁構造物用基礎という特定分野に関する。
〔関連出願の説明〕
本願は、2010年4月25日に出願された米国特許仮出願第61/637,922号及び2011年7月20日に出願された米国特許仮出願第61/505,564号の権益主張出願であり、これら米国仮特許の各々を参照により引用し、その記載内容を本明細書の一部とする。
オーバーフィル型橋梁構造物は、プレキャスト又は現場打ち補強又は鉄筋コンクリートで作られる場合が多く、橋梁の場合、第1の経路を第2の経路上に支持するために用いられ、第2の経路は、水路、交通路線又は他の構造物の場合、貯蔵スペース等である場合がある。「オーバーフィル型橋梁(overfilled bridge)」という用語は、本発明の教示から理解され、一般には、本明細書で用いられているように、オーバーフィル型橋梁は、基礎の上に載っている橋梁要素又はユニットで形成された橋梁であり、かかるオーバーフィル型橋梁は、構造物を支持すると共に安定化するために/橋梁の場合、第1の経路の表面を提供するためにこの上に且つこの周りに載っている土壌等を有する。
従来、オーバーフィル型橋梁構造物の橋梁ユニットは、構造物の両側の底部のところに設けられた整備済みの基礎上に載るよう建造されていた。アーチの側部のところのフィル材料(埋め戻し材料)は、構造物に上から荷重が加えられた場合でも構造物の外方変位を減少させるのに役立つ。従来用いられている基礎は、典型的には、現場打ちされ、相当な現場整備並びに製造時間及び労力を必要とすると共に基礎整備を建造プロセスの天候の影響を極めて受けやすいステップにしている。
製造性、据え付け及び橋梁構造物を効果的に受け入れて支持する能力に関して有利な基礎構造物、システム及び方法が望ましい。
構造物又は構造物の一部分に関して本明細書において用いられる「プレキャスト」又は「プレキャストコンクリート」という用語は、構造物又は構造物の一部分のコンクリートが注ぎ込まれて硬化し、それにより建造現場又は構造物若しくは構造物との一部分が使用のために据え付けられる他の据え付け/使用場所への構造物又は構造物の一部分の配送に先立って構造物又は構造物の一部分を作ることを意味している。
構造物又は構造物の一部分に関して本明細書で用いられる「現場打ち」又は「現場打ちコンクリート」という用語は、構造物又は構造物の一部分のコンクリートが注ぎ込まれて構造物又は構造物の一部分の据え付け/使用場所で硬化することを意味している。
本明細書で用いられる「コンクリート」という用語は、伝統的なコンクリート並びに変形コンクリート、例えばプラスチック/ポリマー又は樹脂が混入され或いは繊維又は他の材料が混入されたコンクリート組成を意味している。
第1の観点では、橋梁システムは、第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製の基礎構造物及び第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製の基礎構造物を含む。第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、内側の細長い直立壁部材、内側の細長い直立壁部材から間隔を置いて配置されていて、内側の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する外側の細長い直立壁部材及びチャネル内に配置された多数の直立支持体を有する第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットと、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットのチャネル内の現場打ちコンクリートとを含み、現場打ちコンクリートは、現場打ちコンクリートと内側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材及び現場打ちコンクリートと外側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材によって内側及び外側の細長い直立壁部材の各々に結合されている。第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製の基礎構造物は、第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物から間隔を置いて配置されていて、第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物に実質的に平行に延びており、第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、内側の細長い直立壁部材、内側の細長い直立壁部材から間隔を置いて設けられていて、内側の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する外側の細長い直立壁部材及びチャネル内に配置された多数の直立支持体を有する第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットと、第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットのチャネル内の現場打ちコンクリートとを含み、現場打ちコンクリートは、現場打ちコンクリートと第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの内側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材及び現場打ちコンクリートと第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの外側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材によって第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの内側及び外側の細長い直立壁部材の各々に結合されている。橋梁システムは、多数の橋梁ユニットを含み、多数の橋梁ユニットの各々は、第1の底部分及び第1の底部分から間隔を置いて設けられた第2の底部分を有し、第1の底部分は、第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物によって支持されると共に第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の現場打ちコンクリート内に少なくとも部分的に埋め込まれており、第2の底部分は、第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物によって支持されると共に第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の現場打ちコンクリート内に少なくとも部分的に埋め込まれている。
第1の観点では、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの多数の支持体は、第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの多数の支持体と実質的に整列するのが良い。
第1の観点では、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの多数の支持体の各々は、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットのチャネル内に多数の互いに間隔を置いたセルを構成するよう第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの内側の細長い直立壁部材と外側の細長い直立壁部材との間で側方に延びるのが良く、第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の現場打ちコンクリートは、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの各セル内に配置され、第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの多数の支持体の各々は、第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットのチャネル内に多数の互いに間隔を置いたセルを構成するよう第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの内側の細長い直立壁部材と外側の細長い直立壁部材との間で側方に延び、第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の現場打ちコンクリートは、第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの各セル内に配置されている。
第1の観点では、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの多数のセルの各々は、頂部と底部の両方が開いているのが良く、第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の現場打ちコンクリートは、各セルを頂部から底部まで実質的に閉じているのが良く、第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの多数のセルの各々は、頂部と底部の両方が開いているのが良く、第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の現場打ちコンクリートは、各セルを頂部から底部まで実質的に閉じているのが良い。
第1の観点では、受け入れチャネルが橋梁ユニットの第1及び第2の底部分を受け入れてこれらを支持するよう第1及び第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの多数の支持体の各々の上に配置されるのが良い。
第1の観点では、受け入れチャネルは、種々の形態を取ることができ、かかる形態としては、(i)支持体に形成された凹部又は支持体に取り付けられたチャネル部材、(ii)U字形又はL字形の形態及び/又は(iii)全体がチャネル内に位置し又はチャネル内から細長い直立壁のうちの一方まで延びる形態が挙げられる。
第1の観点では、各橋梁ユニットの底部分の外側部のところの現場打ちコンクリートは、内側部のところよりも高い高さを有するのが良い。さらに、外側部のところの現場打ちコンクリートは、底部分の外側部を埋め込むよう橋梁ユニット底部分の底面よりも高い位置にあるのが良く、内側部のところの現場打ちコンクリートは、底面と実質的に面一をなすのが良い。
第1の観点では、多数の支持体のうちの少なくとも幾つかは、セルからセルまで延びていて、現場打ちコンクリートが注ぎ込み中、1つのセルから支持体を通って別のセルに流れることができるようにする少なくとも1つの流れ開口部を有するのが良く、流れ開口部内には現場打ちコンクリートが設けられる。さらに、多数の支持体のうちの少なくとも幾つかは、セルからセルまで延びる多数の補強材用開口部を有するのが良く、各補強材用開口部は、流れ開口部よりも小さく、補強材が補強材用開口部の各々を通ってセルからセルまで延びるのが良く、かかる補強材は、現場打ちコンクリート内に埋め込まれた端部を有するのが良い。
第1の観点では、組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、一端部のところにプレキャスト袖壁基礎ユニットを更に含むのが良く、補強材がプレキャスト袖壁基礎ユニットからプレキャストコンクリート製基礎ユニット中に延びて現場打ちコンクリート内に埋め込まれる。補強材は、プレキャスト袖壁基礎ユニットから第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットのチャネル中に延びるのが良い。プレキャスト袖壁基礎ユニットの底部は、プレキャスト袖壁基礎ユニットの頂部よりも幅が広いのが良い。
別の観点では、組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物を建造する際に用いられるプレキャストコンクリート製基礎ユニットが提供され、プレキャストコンクリート製基礎ユニットは、第1の細長い直立壁部材、第1の細長い直立壁部材から間隔を置いて位置していて、第1の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する第2の細長い直立壁部材及びチャネル内に配置された多数の直立支持体を有し、多数の支持体の各々は、(i)チャネルの長さに沿って多数の互いに間隔を置いたセルを構成すると共に(ii)第1の細長い直立壁部材と第2の細長い直立壁部材を剛性的に連結するよう第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの第1の細長い直立壁部材と第2の細長い直立壁部材との間で側方に延び、多数のセルの各々は、頂部と底部の両方が開いており、受け入れチャネルが多数の支持体の各々の上に配置され、多数の支持体のうちの少なくとも幾つかは、セルからセルまで延びていて、現場打ちコンクリートが注ぎ込み中、1つのセルから支持体を通って別のセルに流れることができるようにする少なくとも1つの流れ開口部を有する。
さらに別の観点では、橋梁据え付け現場に配置された組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物が提供され、組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、内側の細長い直立壁部材、内側の細長い直立壁部材から間隔を置いて位置していて、内側の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する外側の細長い直立壁部材及びチャネル内に配置された多数の直立支持体を有するプレキャストコンクリート製基礎ユニットを含み、組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、プレキャストコンクリート製基礎ユニットとは別個に形成されると共にチャネル内に位置決めされていて、チャネルから上方に且つプレキャストコンクリート製基礎ユニットの上方に延びる細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットを更に含み、細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットの頂面は、この頂面に設けられた凹部又はチャネル部材を有し、組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、チャネル内に納められた現場打ちコンクリートを更に含み、現場打ちコンクリートは、(i)現場打ちコンクリートと内側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材及び現場打ちコンクリートと外側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材によって内側及び外側の細長い直立壁部材の各々に結合されると共に(ii)現場打ちコンクリートとプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットの両方内に埋め込まれた補強材によって細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットに結合されている。
さらに別の観点では、組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物を建造する方法は、第1の細長い直立壁部材、第1の細長い直立壁部材から間隔を置いて位置していて、第1の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する第2の細長い直立壁部材及びチャネル内に配置された多数の直立支持体を有する第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットを建造現場で受け取るステップと、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットを建造現場の所望の使用場所に配置するステップと、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットが所望の使用場所に位置したままの状態でコンクリートを第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットのチャネル内に送り込むステップと、コンクリートが現場硬化することができ、その結果、第1及び第2の細長い直立壁部材の各々が現場硬化コンクリートと第1の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材及び現場硬化コンクリートと第2の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材によって現場硬化コンクリートに連結されるようにするステップとを含む。
この方法の観点の一具体化例では、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの多数の支持体の各々は、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットのチャネル内に多数の互いに間隔を置いたセルを構成するよう第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの内側の細長い直立壁部材と外側の細長い直立壁部材との間で側方に延び、送り込みステップは、コンクリートを第1のプリキャストコンクリート製基礎ユニットの各セル内に送り込むステップを含む。
この方法の観点の一具体化例では、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの多数のセルの各々は、頂部と底部の両方が開いており、現場硬化コンクリートは、各セルを頂部から底部まで実質的に閉じる。
この方法の観点の一具体化例では、送り込みステップに先立って、プリキャストコンクリート製ペデスタルユニット又は橋梁ユニットのうちの一方が多数の支持体上でチャネル内に少なくとも部分的に支持され、コンクリートの現場硬化可能ステップ中、プリキャストコンクリート製ペデスタルユニット又は橋梁ユニットのうちの一方の底部分が現場硬化コンクリート内に埋め込まれた状態になる。
この方法の観点の一具体化例では、多数の支持体の各々は、この支持体に設けられた頂部凹部又はチャネル部材を有し、プレキャストコンクリート製ペデスタルユニット又は橋梁ユニットのうちの一方は、頂部凹部又はチャネル部材によって支持される。
この方法の観点の一具体化例では、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの多数の支持体の各々の頂部凹部又はチャネル部材は、チャネル内から第1の細長い直立型壁部材まで延び、送り込みステップ中、底部分と第2の細長い直立壁部材との間に位置する送り込みコンクリートが第1の高さに設置され、底部分と第1の細長い直立部材との間に位置する送り込みコンクリートは、第1の高さよりも低い第2の高さに設置される。
この方法の観点の一具体化例では、この方法は、プレキャストコンクリート袖壁基礎ユニットを建造現場で受け取るステップと、送り込みステップに先立って、プレキャストコンクリート袖壁基礎ユニットを補強材がプレキャストコンクリート袖壁基礎ユニットからチャネル内に延びるように第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの一端部のところに配置するステップとを更に含み、送り込みステップ及びコンクリート現場硬化可能ステップの結果として、プレキャストコンクリート袖壁基礎ユニットからチャネル内に延びる補強材は、現場硬化コンクリート内に埋め込まれた状態になる。
この方法の観点の一具体化例では、プレキャストコンクリート袖壁基礎ユニットは、底面及び頂面を有し、底面は、頂面よりも幅が広い。
橋梁システムの斜視図である。 橋梁ユニットが透明なものとして示された状態の図1の斜視図である。 図1の基礎ユニットの実施形態の端面図である。 図1の基礎ユニットの実施形態の端面図である。 図1の基礎ユニットの別の実施形態の端面図である。 図1の拡大部分斜視図である。 別の橋梁システム形状の斜視図である。 別の橋梁システム形状の斜視図である。 袖壁を備えた図1の橋梁システムを示す図である。 袖壁基礎の観点を示す図である。 袖壁基礎の観点を示す図である。 袖壁基礎の観点を示す図である。 基礎ユニットの支持体に関する別の構成を示す図である。 基礎ユニットの支持体に関する別の構成を示す図である。 基礎構造物がペデスタルを有する実施形態の観点を示す図である。 基礎構造物がペデスタルを有する実施形態の観点を示す図である。 基礎構造物がペデスタルを有する実施形態の観点を示す図である。 基礎構造物がペデスタルを有する実施形態の観点を示す図である。 基礎構造物がペデスタルを有する実施形態の観点を示す図である。 袖壁アンカーを示す図である。 袖壁アンカーを示す図である。 金属板を用いた橋梁システムを示す図である。 金属板を用いた橋梁システムを示す図である。 複合橋梁構造物を利用した橋梁システムの部分図である。 橋梁ユニットと一体に形成された基礎構造物を示す図である。 橋梁ユニットと一体に形成された基礎構造物を示す図である。 基礎構造物の別の実施形態を示す図である。 基礎構造物の別の実施形態を示す図である。 基礎構造物の別の実施形態を示す図である。 基礎構造物の別の実施形態を示す図である。 基礎構造物の別の実施形態を示す図である。 基礎構造物の別の実施形態を示す図である。 ペデスタルユニットと組み合わせされた図26〜図31の基礎構造物の変形例を示す図である。 橋梁システム及び関連の基礎構造物の別の実施形態を示す図である。 橋梁システム及び関連の基礎構造物の別の実施形態を示す図である。 橋梁システム及び関連の基礎構造物の別の実施形態を示す図である。 プレキャストコンクリート製基礎ユニットの支持体の別の変形実施形態を示す図である。 プレキャストコンクリート製基礎ユニットの支持体の別の変形実施形態を示す図である。 プレキャストコンクリート製基礎ユニットの支持体の別の変形実施形態を示す図である。 ペデスタル構成の別の実施形態を示す図である。 ペデスタル構成の別の実施形態を示す図である。 ペデスタル構成の別の実施形態を示す図である。
図1〜図4を参照すると、互いに間隔を置いて配置された基礎構造物12の上に橋梁構造物10が示されており、基礎構造物は、完成時には、プレキャストコンクリートと現場打ちコンクリートの両方で構成される。図示の実施形態では、橋梁構造物10は、複数個の並置した三面プレキャスト橋梁ユニット14によって形成されている。各基礎構造物12は、端と端を突き合わせて敷設された(例えば、端が互いに当接した状態で)多数のプレキャストコンクリート製基礎ユニット16によって形成されている。図示の実施形態では、各プレキャストコンクリート製の基礎ユニット16の長さLは、橋梁ユニット14三つ分であるが、多数の変形例が採用可能である。各基礎ユニットは、下側ベース部分18(例えば、ユニットの底壁として)を有し、それぞれの直立壁20が全体としてU字形のチャネル22を形成するよう各側で上方に延びている。チャネル22の中央領域は、一連の上方に延びる互いに間隔を置いた支持体24を有し、橋梁ユニット14の側壁の底端部が直接的か間接的かのいずれかで支持体24上に支持されている。幾つかの具体化例では、底端部は、支持体の表面上に着座するのが良く、他の具体化例では、底端部は、シム又はブラケット上に又は支持体上に取り付けられた他のチャネル部材上に着座するのが良い。支持体24相互間の間隔は、様々であって良いが、橋梁ユニット上に支持されるよう橋梁ユニットの深さDB以下であるべきである。支持体は、互いに当接したユニット16の端支持体24が図示のように互いに調節するよう基礎ユニット16の各端部のところに設けられるのが良いが、変形例が採用可能である。
図3及び図4は、基礎ユニット16の変形実施形態の例示の端面図である。図示の各場合、端面プロフィールは、全体としてE字形であり、Eの脚部は、上方に向いている。ベース18、壁20及び支持体24は、適当な鋼補強材26が埋め込まれた一体形鋳物として形成されている。しかしながら、支持体24は、別個の部品として鋳造され、ベース24及び壁20を一緒に鋳造した後か或いはベース18及び壁20の鋳造プロセス中(例えば、ベース18及び壁が鋳造される型内への支持体24の配置によって)次にベース18に取り付けられても良い。同様に、ベース18又は壁20のうちの一方を鋳造し、次にベース又は壁のうちの他方を、一体形ベース・壁ユニットを形成する仕方で鋳造しても良い。
基礎ユニット16の壁20は、ユニットの頂部のところのチャネル22の幅Wc1がユニットのベース18のところのチャネル22の幅Wc2よりも大きいように僅かに角度が付けられた(垂線に対して)内側部28を備えるのが良い。この形態により、プレキャスト型枠からユニットを容易に取り出してユニットの重量を減少させるという利点が得られる。ベース18の上面30は、以下に更に詳細に説明するように現場でチャネル22内に配置される現場打ちコンクリートとの結合を助けるようチャネル32を備えるのが良い。他形式の表面特徴部がかかる結合を助けるよう表面30上に設けられても良く、かかる表面特徴部としては、チャネルの種々の形状、チャネルの種々のパターン(円形、対角線、編み目)又はレーキによって達成される場合のある全体的粗面化が挙げられ、これらのうちの任意のもの及び全ては、表面の「意図的粗面化」と呼ばれる。また、かかる意図的粗面化は、壁20の表面28及び/又は支持体24の垂直面に施される場合があることが認識される。
図4に示されているように、支持体24の垂直壁は、コンクリートの注ぎ込みに先立って現場で手作業で配置される補強材36を受け入れるよう構成された水平に延びるポケット34を備えるのが良い(例えば、プレキャスティング中)。補強材の一部分は、ポケット34内に受け入れられ、補強材の一部分は、ポケット34から突き出る。補強材36は、多数の基礎ユニット16により形成された基礎12の実質的に長さ全体に沿って長さ方向に延びることが想定される。また、これらポケット及び長手方向補強材は、端支持体24の表面又は側壁20のうちの1つの中に組み込まれても良いことが認識される。
図3及び図4に示されているように、現場配置補強材38が支持部材24の各側上に設けられている。補強材38は、現場打ちコンクリートと一緒に隣り合う基礎ユニット16の端部を互いに良好に結合するために用いられ、したがって、かかる補強材は、図5に示唆されているように基礎ユニット16のかかる端と端の当接部40の付近に制限されるのが良い。しかしながら、追加の現場配置補強材を幾つかの用途で用いても良い。
基礎ユニット16の幅、長さ及び高さは、橋梁据え付けの種々の観点に応じて様々であって良いことが想定される。一例を挙げると、スパン(梁間)約12フィート(なお、1フィートは、0.305m)、ライズ約6〜8フィート及び深さ約8フィートの橋梁ユニット14を利用した橋梁据え付けの場合、寸法T20‐1、寸法T20‐2、寸法TB、寸法WB及び寸法H(図3A参照)は、それぞれ、約4インチ(なお、1インチは、2.54cm)、約5インチ、約6インチ、約48インチ及び約24インチ)のオーダーであるのが良く、スパン約24フィート、ライズ約6〜8フィート及び深さ約8フィートの橋梁ユニット14を利用した橋梁据え付けの場合、寸法T20‐1、寸法T20‐2、寸法TB、寸法WB及び寸法H(図3A参照)は、それぞれ、約4インチ、約5インチ、約6インチ、約60インチ及び約24インチ)のオーダーであるのが良く、スパン約36フィート、ライズ約6〜8フィート及び深さ約6フィートの橋梁ユニット14を利用した橋梁据え付けの場合、寸法T20‐1、寸法T20‐2、寸法TB、寸法WB及び寸法H(図3A参照)は、それぞれ、約4インチ、約5インチ、約7インチ、約96インチ及び約30インチ)のオーダーであるのが良く、スパン約48フィート、ライズ約6〜8フィート及び深さ約6フィートの橋梁ユニット14を利用した橋梁据え付けの場合、寸法T20‐1、寸法T20‐2、寸法TB、寸法WB及び寸法H(図3A参照)は、それぞれ、約4インチ、約5インチ、約8インチ、約144インチ及び約36インチ)のオーダーであるのが良い。支持体24の厚さは、代表的には、支持体上に載る橋梁ユニットの底端部の厚さと同一であっても良く又はこれよりも大きくても良い。支持体24の垂直寸法は、全体的プレキャストコンクリート製基礎寸法に基づいて調節される。支持体24の水平配置場所は、U字形チャネル内で変化することができ、その結果、幾つかの具体化例では、支持体24は、U字形チャネルの幅に沿って心出しされ又は実質的に心出しされ、他の具体化例では、支持体は、U字形チャネルの中心から部分的に又は完全にずらされる(ユニットの外側側壁に向かうかユニットの内側側壁に向かうかのいずれかに)。
図1及び図2は、真っ直ぐな側壁及び湾曲した頂壁を備えた三面橋梁構造物を想定しているが、本願の基礎システムは、他の橋梁ユニット形態と組み合わせて使用でき、かかる他の橋梁ユニット形態としては、真っ直ぐな側壁及び真っ直ぐな頂壁を備えた三面ユニット(図6)又は橋梁ユニットの実質的全体が湾曲したより伝統的なアーチ構造物(図7)が挙げられる。
据え付けられる橋梁ユニットの形式とは無関係に、本願のプレキャストコンクリート製基礎ユニット16は、有利な特徴を備えた基礎の提供を容易にする。プレキャストコンクリート製基礎ユニットは、建造現場に輸送されてここで受け入れられる。使用にあたり、最終使用/据え付け現場は、伝統的な方法よりも狭い領域で所望の高さまで掘削し、ユニットを据え付ける追加の埋め戻し材料を含むのが良い水平地下を整備することによってプレキャストコンクリート製基礎ユニットを受け入れるよう整備される。
現場がプレキャストコンクリート製基礎ユニット16を受け入れるよういったん整備されると、ユニットを端と端を突き合わせた関係で配置して2つの互いに間隔を置いた基礎構造物12を形成する。一例では、ユニットを互いに隣接して保持する構造物を全く用いないで基礎ユニット16を単に端と端を突き合わせ状態で配置する。別の実施形態では、整列可能なボルトポケットを基礎ユニットの端部分(例えば、側壁20、ベース18及び/又は支持体24)に形成するのが良く、そしてボルトを手作業で配置し、その後、橋梁ユニットを設置する。さらに別の実施形態では、橋梁ユニット16は、長手方向に延びるダクトを備えるのが良く、かかるダクトを基礎ユニット内に形成して張力調整部材を一連の基礎ユニットの長さ全体に通してこれらを相互当接関係に固定するのが良い。以下に更に詳細に説明するように、基礎構造物への他のプレキャストコンクリート製コンポーネントも又存在する場合がある(例えば、橋梁構造物の端部のところの袖壁を支持するために)。
プレキャストコンクリート製基礎ユニット16をいったん所望の位置に設置すると、補強材36,38を手作業で配置し、橋梁ユニットを支持構造体24の上に配置するのが良い。この点に関し、図3及び図4に示されているように、各支持ユニット24の上面42を側壁20の上面44の下に位置決めするのが良い。橋梁ユニットの側壁の底部は、支持ユニットの上面42の上に直接載っても良く且つ/或いはシム46を必要に応じて橋梁ユニット14の適正な位置合わせ及び位置決めのために設けられるのが良い。或る特定の実施形態では、支持体24と橋梁ユニットの間に追加の提携及び/又は位置合わせ構造物、例えば、支持体24の上面から橋梁ユニット側壁の底面のあらかじめ形成された凹部又はポケット45内に上方に延びるタイロッド43(図3B)を設けるのが良く、或いは、支持体と橋梁ユニット側壁の両方にボルトポケットを形成し、橋梁ユニットがいったん設置されるとボルトを取り付けることによって追加の提携及び/又は位置合わせ構造物を設けても良い。タイロッド43を基礎ユニット16中にあらかじめ鋳込んでも良く或いは鋳造されてプレキャストコンクリート製基礎ユニット中に埋め込まれた補強断面材の端部のところに設けられた表面接近可能コネクタ中にねじ込んでも良い。全ての橋梁ユニット14をいったん設置し、補強材を配置すると、コンクリートをU字形チャネル中に流し込んで基礎構造物を完成させ、それによりプレキャストコンクリートと現場打ちコンクリートの両方で形成された複合又は組み合わせ基礎を形成する。U字形チャネルに注ぎ込まれたコンクリートを実質的に充填して組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物を作るのが良い。現場打ちコンクリートを代表的にはチャネルの頂部に(図4に破線46で表されている)又はチャネルの頂部のすぐ下に、いずれの場合においても、各橋梁ユニットの底端部を埋め込んでこれを捕捉し、それにより橋梁ユニットと基礎を一体化するほど十分高く注ぎ込むのが良い。好ましくは、底端部のうちの少なくとも約2〜3インチ分が現場打ちコンクリート内に埋め込まれる。注目されるように、現場打ちコンクリートをU字形チャネルの外側部分(即ち、橋梁ユニットの外部に位置する部分)に沿って施工するのが良く、支持体24相互間の間隔は、コンクリートがU字形チャネルの他の内側部分並びに支持体24相互間の位置合わせされた部分中に自由に流れてこれを満たすことができるようにする。この点に関し、複数個の互いに間隔を置いた支持体24に代えて、1つ又は2つ以上の横方向底部開口部又はチャネルを備えた細長い支持体を用いても良いことも又想定され、かかるチャネルは、コンクリートが注ぎ込み中、U字形チャネルの外側部分からU字形チャネルの内側部分に流れる道筋を提供する。現場打ちコンクリートを注ぎ込んでこれが硬化した後、埋め戻し、締め固め及び構造物の上方の最終表面の整備を含む代表的な埋め戻し及びオーバーフィル作業が行われるのが良い。
橋梁ユニットの底端部の実施形態が計画されるが、幾つかの場合において、コンクリートは、スパンが定位置で設定される前にU字形基礎中に注ぎ込まれても良い。また、幾つかの実施形態では、基礎ユニットのベース18は、セルフレベリングを助けることができるコンクリートの幾分かの通過を可能にする開口部を備えるのが良い。
上述したように、基礎システムは、追加のコンポーネントを含むのが良い。図8を参照すると、橋梁施設は、橋梁ユニット14の下の経路52の各端部のところに袖壁又はウイングウォール50を更に含むのが良い。この目的のため、基礎構造物12は、経路52から角度をなして遠ざかって延びる袖壁支持部分54を備えるのが良い。各袖壁支持部分54は、基礎ユニット16と一体化状態になる1つ又は2つ以上のプレキャストコンクリート袖壁支持ユニット56によって形成されている。さらに図9〜図11を参照すると、各プレキャストコンクリート袖壁支持体又は基礎ユニット56は、台形の形又は頂面よりも幅の広い底面を有する他の形状に形成されるのが良い。頂面は、袖壁50の底縁部を支持し、底面は、整備された現場表面上に載る。台形の形状により、必要なコンクリートの量が減少する。ユニット56の一方の端面58は、全体としてユニット56の長手方向軸線に垂直に延び、他方の端面60は、ユニット56が基礎ユニット16及び経路52から遠ざかって延びる角度を定めるよう長手方向軸線に対して直角ではない角度(実質的に90°からずれている角度)をなして延びる。
一実施形態では、ユニット56とユニット16の一体化は、現場打ちコンクリートを用いて達成される。具体的に説明すると、必要な補強材が収納された状態であらかじめ成形された袖壁基礎ユニット56は、端部60のところにポケット62を有するのが良く、補強断面材64は、現場コンクリート注ぎ込みに先立ってかかるポケット内に位置決めされる。補強断面材64の支持ユニット16の長さに沿って軸方向に延びる第1の脚部66及び袖壁支持ユニット56の長さに沿ってポケット62内に軸方向に延びる第2の脚部68を有している。図示のように、側方に間隔を置いた一連の補強バーが基礎ユニット16の端支持部材24の各側に配置されるのが良い。現場コンクリート注ぎ込みが行われると、コンクリートは、ポケット62を満たして補強材を包囲する。コンクリートが硬化すると、袖壁支持部分54は、基礎構造物12の一体部分になる。
変形実施形態では、ユニット56とユニット16の一体化は、ダウェルバー又は補強バーをプレキャスティングの際、ユニット56の端部60中に一体化してダウェルバーか補強バーかのいずれかがユニットの端部から延び又はコネクタ(例えば、雌ねじ付き)が補強バーのねじ山付き端部を連結することができるユニット56の端面のところに提供するようにすることによってポケットなしで達成できる。これらダウェルバーは、あらかじめ曲げられ又はその後に曲げられても良く、或いは、補強材を次に端面のところでコネクタに連結して延長補強材部分を図示のようにプレキャストコンクリート製基礎ユニット16の長さ方向軸線と全体として位置合わせ状態にしても良い。ダウェルバー若しくはロッド又は補強材の突出端部は、現場注ぎ込む中、U字形チャネルの現場打ちコンクリート内に埋め込まれた状態になる。他の実施形態では、ダウェルロッド又は補強材は、チャネルに入るためにプレキャストコンクリート製基礎ユニット16の細長い側壁に設けられた開口部を通過しても良い。
図19及び図20に示されているように、袖壁50は、袖壁を側方に支持するよう包囲土充填材料内に埋め込まれた状態になるアンカー部材51を有するのが良い。
上述したように、支持体24を別個の部品として鋳造し、次に、ベース18及び壁20を一緒に鋳造した後、又はベース18及び壁20について鋳造プロセス中かのいずれかにユニット16のベース18に取り付けても良い。次に図12及び図13を参照すると、一実施形態では、支持体24は、ベース18及び側壁20とは別個にプレキャスティングされる。支持体24は、最初に部分的に埋め込まれたタイボルト70(又はボタンバー)を備えた状態でプレキャスティングされ、ヘッド72がタイボルト70から延びている。次に、支持体を型内に吊し、型は、ベース18及び壁20を作り、その結果、鋳造中、ボルトヘッド72は、支持体24をベースに固定するようベース18内に埋め込み状態になる。U字形チャネルの垂直面は、U字形チャネル中に注ぎ込まれる現場打ちコンクリートとの一体化を助けるようV字形チャネルを更に備えるのが良い。輸送ケーブル76も又、プレキャストコンクリート製基礎ユニット16を持ち上げて配置するためにベース18内に埋め込まれるのが良い。
幾つかの実施形態では、例えば高クリアランス据え付けでは、ペデスタル型の基礎が望ましい場合がある。図14〜図16を参照すると、ペデスタル型具体化例が示されている。この具体化例では、ベース18及び側壁20は、一体部品としてプレキャスティングされている。端フーチング80を含むペデスタル構造物24′も又、一体部品としてプレキャスティングされており、その頂面にU字形凹部82を備えている。次に、ベース18及び側壁20により形成されたU字形部材及びペデスタル24′を別々のプレキャストコンポーネントとして作業現場に輸送する。作業現場では、U字形部材を配置し、次にペデスタル24′をチャネル内に位置決めし、そしてコンクリート84の現場注ぎ込みを利用して2つのコンポーネントを互いに一体化するのが良い。図14で理解されるように、ペデスタルの中央広がり部は、注ぎ込まれたコンクリートがペデスタルの一方の側から他方の側に流れることができるようにする隆起した横方向底部チャネル86を備えるのが良い。一体化後、次に、橋梁ユニットを底端部がチャネル80内に位置した状態でペデスタル24′上に載せるのが良く、そしてコンクリートグラウト88も又チャネル82内に施して基礎と橋梁ユニットとの間の一体化レベルを提供するのが良い。幾つかの具体化例では、ペデスタル24′は、U字形チャネルの幅に沿って心出しされ又は実質的に心出しされるのが良く、他の具体化例では、ペデスタル24′は、プレキャストコンクリート製基礎ユニットの外側壁又は内側壁に向かってずらされるのが良い。
図17及び図18は、2つの組をなす橋梁ユニット14が2つの経路52を形成するよう3つの基礎構造物12と組み合わせて利用される橋梁構造物の結合の際に用いられるペデスタル構造を示している。図示のように、中央基礎構造物12のペデスタル24′は、外側の基礎構造物のペデスタル24′よりも幅が広く形成され、それにより2つの橋梁ユニット14の底端部を支持することができる幅の広い上側チャネル82′が構成されている。
上述したように、本明細書において説明する基礎システムを用いると、多様な橋梁構造物を支持することができる。図21及び図22は、基礎が構造的金属プレートアーチ構造物90を支持した具体化例を示している。この構成例では、中央支持体24は、現場打ちコンクリートの予想注ぎ込みレベル46の上方に持ち上げられ、これら中央支持体は、U字形山形鋼94を受け入れるチャネル92を有し、これら中央支持体の両方は、金属板アーチ90の底端部分96を受け入れるよう構成されるように垂線から角度をなすと共に/ずらされている。山形鋼94は、プレキャスティングの際、チャネル92内に埋め込まれるのが良い。
図23は、基礎構造物12が複合アーチを支持するよう利用されている実施形態を示している。この構成例では、各支持体24は、複合管100の底端部を受け入れている。全ての管がいったん定位置に配置されると、現場コンクリート注ぎ込みを実施して管の底端部を基礎構造物のコンクリート中に埋め込む。次に、波形敷板を複合管上に配置してこれによって支持するのが良く、そして複合管にコンクリート(例えば、自動圧密膨張コンクリート)を充填する。また、コンクリート層を更に波形敷板上に配置するのが良い。
図24及び図25は、基礎ユニット16が単一プレキャストユニットとして橋梁ユニット14と一体に形成された実施形態を示している。現場注ぎ込み及び関連の補強により、組み合わせユニットを配置した後に基礎構造物が完成する。
図26〜図31を参照すると、別の実施形態では、プレキャストコンクリート製基礎ユニット160は、互いに間隔を置いた側壁150が一連のクロスメンバ支持体152によって相互に連結されたラダー(梯子)形態を備えている。基礎ユニット160には底壁がなく、その結果、開放領域154がクロスメンバ152相互間の場所でユニットの頂部から底部まで垂直に延びている。各クロスメンバ支持体152は、橋梁ユニットの底端部を受け入れる凹部156を備えた上面を有している。凹部156は、図示のように基礎ユニットの幅に沿って心出しされても良く或いは中央箇所から側方にずらされても良い。幾つかの場合、凹部156は、構造物全体の内方側部寄りに位置決めされるが、変形例が採用可能である。クロスメンバ支持体152の間隔は、好ましくは、橋梁ユニットの深さに合致し、その結果、並置された橋梁ユニットの隣り合う端面は、図29に示されているように凹部156の付近で互いに当接し、図29では、橋梁ユニット14は、想像線で示されている。各クロスメンバ支持体152は、軽量化の目的で設けられると共にコンクリートが1つの開放領域又はセル154から次の開放領域又はセルに流れることができるようにする1つ又は2つ以上の大きな貫通開口部を更に有している。各クロスメンバは、多数の小さな軸方向に延びる補強材用開口部162を更に有している。図示の実施形態では、水平に間隔を置いて設けられた開口部の上側の列164及び下側の列166が示されているが、変形例が採用可能である。軸方向に延びる補強ロッドを据え付け現場への基礎ユニット160の配送に先立ってかかる開口部に通すのが良いが、所望ならば現場で据え付けても良い。これら開口部162は又、1つのユニットから次のユニットまで延びていて、現場打ちコンクリート中に埋め込まれるようになる補強材を介して基礎ユニット160を長い基礎構造物が得られるよう端と端を突き合わせて結合するために用いられる。
図28に示されているように、側壁150は、補強断面材168を有し、この補強断面材は、垂直に延びる部分170及び基礎ユニット160の下方部分内の開放セル領域154中に側方に延びる部分172を有している。次に、据え付け現場では又は幾つかの場合、現場への配送に先立って、2つの側壁の互いに反対側の部分172を側方補強断面材によって互いに結合するのが良い。
本発明の基礎ユニット160は、一実施形態では、側壁とクロスメンバの両方を作るために単一の注ぎ込み技術を利用して製造されるのが良い。別の実施形態では、補強材168を備えた各側壁部分150は、それぞれの注ぎ込みから別々の部品として形成されても良い。次に、いったん硬化すると、側壁部分は、所望の側方間隔を置いて配置され、適当な型枠を側壁(及び側壁の端部のところに)相互間に追加してクロスメンバ支持体152を別の注ぎ込みから作るのが良い。この点に関し、補強部分172は又、クロスメンバを側壁に結合するためにクロスメンバ中に延びると共にこの中に延びる。さらに、図27に示されているように、上側側方補強部分174も又、互いに反対側の部分172及び互いに反対側の部分174を互いに結合する側方補強部品176と共にクロスメンバの付近に設けるのが良い。
図29を参照すると、プレキャストコンクリート製基礎ユニット160が作業現場に配送されて地面(例えば、締め固められた土又は石)上に据え付けられており、地面は、ユニットを受け入れるよう整備されている。プレキャストコンクリート製基礎ユニット160を配置した後で橋梁ユニット14を配置する。セル154は、橋梁ユニット14の配置中、開放状態であると共に未充填状態のままである(現場へのユニット160の配送前か配送後かのいずれかに配置される場合のある補強材を除き)。図30及び図31で理解されるように、橋梁ユニット14の水平調節及び適正な位置合わせのためにシムを用いるのが良い。橋梁ユニット14をいったん配置すると、次に、セル154に現場注ぎ込みコンクリートを充填するのが良い。流し込みは、代表的には、基礎ユニット160の上面高さ位置180まで行われ、その結果、コンクリート内への橋梁ユニット側壁の底部分の捕捉及び埋め込みが行われる。幾つかの実施形態では、橋梁ユニット側壁の底面は、垂直補強材がユニットの底部から延びることができるよう適当な補強材延長部又は補強材用開口部を備えるのが良い。
基礎ユニット160は又、袖壁基礎及び/ペデスタルを含む上述の他の基礎ユニット実施形態の種々の特徴及び観点と組み合わせて使用できる。例えば、図32に示されているように、プレキャストコンクリート製基礎ユニット160は、プレキャストペデスタルユニット190と組み合わせた状態で示されている。2つのユニットは、別々に形成されて作業現場に配送される。最初に、プレキャストコンクリート製基礎ユニット160を配置し、次にプレキャストペデスタルを基礎ユニット内に配置する。図示のように、基礎ユニットクロスメンバ152は、凹部192を有し、ペデスタルユニットは、凹部192の付近でクロスメンバに被さる上方に延びる切欠き又はスロット194を有している。埋め込み状態の垂直部分と突出状態の側方部分の両方を備えたペデスタルの例示の補強材196が示されており、かかる補強材は、ペデスタルの軸方向長さに沿って延びても良く又は分布して配置されても良いことは言うまでもない。ペデスタルを図示のように基礎ユニット内に配置した後、次に、現場コンクリート注ぎ込みを実施して一体構造物を作る。図14の実施形態の場合と同様、ペデスタルユニットの中央広がり部は、注ぎ込まれたコンクリートがペデスタルの一方の側部から他方の側部まで流れることができるようにする隆起した横方向底部チャネルを備えるのが良い。システムは、いったん硬化すると、橋梁ユニットを受け入れる準備ができている。ペデスタル190は、橋梁ユニットの底部を受け入れる上側凹部を有している。
次に、図33〜図35を参照すると、ラダー形態を備えたプレキャストコンクリート製基礎ユニット200を有する別の実施形態が示されている。これら基礎ユニットは、間にチャネル205を形成する互いに間隔を置くと共に細長い直立壁202,204及び壁202,204を互いに連結するようチャネルを横切って横方向に延びるクロスメンバ支持体206を有している。基礎ユニット202には底壁がなく、その結果、開放領域又はセル208がクロスメンバ206相互間の場所でユニットの頂部から底部まで垂直に延びている。各クロスメンバ支持体206は、橋梁ユニット214の一方の側の底部分を受け入れる凹部210を備えた上面を有している。図示の実施形態では、橋梁ユニット214の側壁部分は、これらのそれぞれの底部分から組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物から上方に遠ざかって橋梁ユニットの反対側のところに位置する他の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物に向かって内方に延びている。凹部210は、チャネル205内から内側直立壁部材204、即ち橋梁システムの中央軸線212の最も近くに位置決めされた直立壁部材に向かって延びている。かくして、図33で最も良く理解されるように、直立壁部材202は、直立壁部材204よりも高い高さを有している。
クロスメンバ支持体208の間隔は、好ましくは、橋梁ユニット214の深さに合致し、その結果、並置された橋梁ユニットの隣り合う端面は、凹部210の付近で互いに当接している。各クロスメンバ支持体208は、軽量化の目的で設けられると共にコンクリートが1つの開放領域又はセル208から次の開放領域又はセルに流れることができるようにする1つ又は2つ以上の大きな貫通開口部216を更に有している。各クロスメンバは、多数の軸方向に延びる補強材用開口部218を更に有している。図示の実施形態では、水平に間隔を置いて設けられた開口部218の上側の列220及び下側の列222が示されているが、変形例が採用可能である。軸方向に延びる補強材を据え付け現場への基礎ユニット200の配送に先立ってかかる開口部に通すのが良いが、所望ならば現場で据え付けても良い。これら開口部218は又、基礎ユニット200を長い基礎構造物が得られるよう端と端を突き合わせて結合するために用いられる。この点に関し、隣りの基礎ユニットに当接するようになった基礎ユニット200の端部は、直立壁部材202,204相互間では実質的に開いているのが良く、その結果、互いに当接する端部は、現場打ちコンクリートが注ぎ込まれる連続セル224を形成している。しかしながら、ひと続きの互いに当接したユニット中の端に位置する基礎ユニット200の遠くの端部は、代表的には、図示のように端に配置されたクロスメンバ206を有するのが良い。
壁202,204は、垂直に延びる部分228及び基礎ユニット200の下方部分の開放セル領域208中に側方に延びる部分230を備えた補強材226を有している。据え付け現場では、或いは、幾つかの場合、現場への配送に先立って、2つの側壁の互いに反対側の部分230を次に側方補強断面材232によって互いに結合するのが良い。
本発明の基礎ユニット200は、上述したようにユニット160と同様な仕方で製造可能であり、クロスメンバ支持体206も又、クロスメンバ支持体152の補強材と同様な補強材を有している。
プレキャストコンクリート製基礎ユニット200が作業現場に配送されて地面(例えば、締め固められた土又は石)上に据え付けられており、地面は、ユニットを受け入れるよう整備されている。プレキャストコンクリート製基礎ユニットを配置した後で橋梁ユニット214を配置する。セル208は、橋梁ユニット214の配置中、開放状態であると共に未充填状態のままである(現場へのユニット200の配送前か配送後かのいずれかに配置される場合のある補強材を除き)。橋梁ユニット214の水平調節及び適正な位置合わせのためにシムを用いるのが良い。橋梁ユニット214をいったん配置すると、次に、セル208に現場注ぎ込みコンクリートを充填するのが良い。流し込みは、代表的には、基礎ユニット200の上面高さ位置まで行われる。この点に関し、図35を参照すると、基礎ユニット200のそれぞれの側部の高さの差に起因して、橋梁ユニットの底部分240は、底部分240の外側部のところで現場打ちコンクリート242内に捕捉されて埋め込まれる。現場注ぎ込み後、橋梁ユニットの底部分240の外側に位置する現場打ちコンクリートは、底部分の外側部を埋め込むよう底部分240の底面よりも高く、橋梁ユニットの底部分の内側部に位置する現場打ちコンクリートは、底部分240の底面と実質的に面一をなす。このように、橋梁ユニットの下の流れ領域は、橋梁ユニットの底部分240の埋め込みによる悪影響を受けない。
基礎ユニット200は又、袖壁基礎及び/ペデスタルを含む上述の他の基礎ユニット実施形態の種々の特徴及び観点と組み合わせて使用できる。例えば、プレキャストコンクリート製基礎ユニット200をペデスタル構造物と組み合わせて用いることができる。さらに、基礎ユニット160,200は両方共、杭基礎システムと関連して使用可能に改造されている。即ち、支持杭を杭の上端部が開放セル領域中に突き出た状態でユニットの意図した使用場所(ユニットの配置前、配置後)で地面中に打ち込むのが良い。現場注ぎ込みを実施すると、杭は、現場打ちコンクリート内に埋め込まれた状態になり、組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート基礎構造体が杭に構造的に結合される。
次に図39〜図41を参照すると、プレキャストコンクリート製基礎ユニット160及びプレキャストペデスタルユニット250を利用した基礎ユニット構造物が杭252と一緒に示されている。この実施形態では、ペデスタルユニット250は、ペデスタルに対する側方支持作用を提供するためにクロスメンバ支持体152の凹部156内に嵌め込まれた中央底部分254及びクロスメンバ支持体152の上面上に、図示の実施形態では、細長い直立側壁150の上面上に部分的に載った一体形側部支持体256を有する。図示の実施形態では、側部支持体256は、ペデスタルユニット250の端部のところにのみ設けられているが、側部支持体は、ペデスタルユニットの長さに沿うどこか他の場所に設けられても良い。他の実施形態について上述したように、使用場所のところに且つユニット160のセル154内に注ぎ込まれた現場打ちコンクリートは、ペデスタルユニット250の底部を埋め込み、プレキャストペデスタルユニット250をプレキャスト基礎ユニット160と一体化して一体形基礎構造物を形成する。この点に関し、図41に最も良く示されているように、補強材260は、ペデスタルユニット250内に延びる部分262及びペデスタルユニットの底部から現場打ちコンクリート中に延びる部分264を有する補強材260が一体化を助ける。現場打ちコンクリートは又、プレキャストコンクリート製基礎ユニット160を杭252に結合する。
上述のプレキャストコンクリート製基礎ユニット16,160,200の各実施形態の場合、注目されるように、かかる基礎ユニットは、間にチャネルを構成するよう互いに間隔を置いた細長い直立壁部材及びチャネル内に配置された多数の直立支持体を有する。プレキャストコンクリート製基礎ユニット16の図示の実施形態では、これら基礎ユニットは、底壁を有し、支持体は、底壁から上方に延びている。基礎ユニット160,200の図示の実施形態では、これら基礎ユニットは、底壁を備えておらず、支持体は、細長い直立壁部材相互間に延びてこれらを連結している。全ての実施形態の場合、1つのプレキャストコンクリート製基礎ユニットの多数の支持体(即ち、橋梁構造物の一方の側を支持する)は、最終使用現場に据え付けられると、代表的には、別の実質的に平行なプレキャストコンクリート製基礎ユニットの多数の支持体(例えば、橋梁構造物の反対側を支持する)と実質的に整列すべきである。細長い直立壁部材は、互いに同一の高さを有しても良く(例えば、ユニット16,160の図示の実施形態の場合のように)、或いは、細長い直立壁部材は、互いに異なる高さを有しても良い(例えば、ユニット200の図示の実施形態の場合のように)。支持体(存在する場合)の頂部凹部は、全体がユニットのチャネル内に位置していても良く(例えば、ユニット16の図示の実施形態のうちの幾つか及びユニット160の図示の実施形態の場合のように)、或いは、凹部は、チャネルから細長い壁のうちの1つまで延びていても良い(例えば、ユニット200の図示の実施形態に示されているように)。
説明した実施形態によって反映されているように、プレキャストコンクリート製基礎ユニットの支持体は、幾つかの場合によっては凹部を有しても良く、場合によっては凹部を有していなくても良い。さらに、他の実施形態は、支持体に取り付けられたチャネル部材を利用しても良い。例えば、図36〜図38を参照すると、チャネル部材250a,250b,250cが取り付けられた支持体24,152,206の実施形態が示されており、チャネル部材は、橋梁ユニットの底部分260a,260b,260cを受け入れている。チャネル部材は、任意適当な取り付け構造体252a,252b,252c(例えば、ボルト又は他のアンカー)を用いて支持体に取り付け可能である。他の実施形態では、チャネル部材自体がプレキャストコンクリート中に部分的に埋め込まれても良く、或いは、建築用接着剤によって固定されても良い。図示のように、チャネル部材は、種々の形状(例えば、U字形、L字形又は不規則な形状)を取ることができる。チャネル部材は、代表的には、金属板構成のものであるのが良い(例えば、Uチャネル又はLチャネル)が、他の材料を使用することができる。チャネル部材250a,250b,250cの正確な材料又は形態とは無関係に、チャネル部材は、上述した凹部と同様な仕方で橋梁ユニットの底部分を受け入れて支持するよう働く。凹部とチャネル部材の両方は、橋梁ユニットの底部分のための「受け入れチャネル」の例である。シムも又受け入れチャネルと組み合わせて用いることができる(例えば、受け入れチャネルと橋梁ユニット側の底面との間に)。
プレキャストコンクリート製袖壁基礎ユニット54が基礎ユニット16,160,200と組み合わせて用いられる場合、埋め込み状態の補強材は、代表的には、剛性の一体形構造物を提供するよう袖壁基礎ユニット54を基礎ユニット16,160,200にロックするために使用されるのが良い。現場打ちコンクリートは、補強材の埋め込みの少なくとも一部を提供する。幾つかの実施例では、現場打ちコンクリート埋め込みは、基礎ユニット16,160,200のチャネル内に注ぎ込まれたコンクリート内であるのが良く、他の実施例では、現場打ちコンクリート埋め込みは、袖壁基礎ユニット56の端チャネル内であっても良い。いずれの場合においても、埋め込みの一部は、プレキャストコンクリートの一部内に埋め込まれるのが良く、その後、現場打ちコンクリート内の最終の埋め込みが達成される。例えば、一具体化例では、補強材の第1の部分は、プレキャストコンクリート内に埋め込まれ、かかる第1の部分は、コンクリートの硬化後、第2の補強材部分が螺着される表面露出/接近可能な雌ねじ付きソケット端部を有し、その結果、第1の部分が埋め込まれ、第2の部分は、当初突き出る。別の実施例では、補強材の連続一体部品がプレキャストコンクリート内に埋め込まれた一部分及びプレキャストコンクリートから突き出た一部分を有する。
本明細書において説明した組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート型基礎構造物は、事実上任意形式の橋梁構造物を支持するよう利用できる。さらに、他形式の構造物も又支持できる。基礎配置と関連した現場における時間及び出費が減少する(例えば、型配置及び補強材配置の大部分の必要性がなくなる)。
明確に理解されるべきこととして、上述の説明は、説明のためであると共に例示であるに過ぎず、本発明を限定するものと見なされてはならず、変更及び改造が可能である。例えば、本発明の基礎システム及び方法は、他形式の用途、例えばパイルキャップ又は他の深い基礎のためのキャップに合わせて改造できる。したがって、他の実施形態が想定され、又、本願に開示された本発明の範囲から逸脱することなく改造及び変更を行うことができる。

Claims (41)

  1. 橋梁システムであって、
    第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製の基礎構造物を含み、前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、
    内側の細長い直立壁部材、前記内側の細長い直立壁部材から間隔を置いて配置されていて、前記内側の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する外側の細長い直立壁部材及び前記チャネル内に配置された多数の直立支持体を有する第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットと、
    前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル内の現場打ちコンクリートとを含み、前記現場打ちコンクリートは、前記現場打ちコンクリートと前記内側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材及び前記現場打ちコンクリートと前記外側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材によって前記内側及び前記外側の細長い直立壁部材の各々に結合され、
    前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物から間隔を置いて配置されていて、前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物に実質的に平行に延びる第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物を含み、前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、
    内側の細長い直立壁部材、前記内側の細長い直立壁部材から間隔を置いて設けられていて、前記内側の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する外側の細長い直立壁部材及び前記チャネル内に配置された多数の直立支持体を有する第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットと、
    前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル内の現場打ちコンクリートとを含み、前記現場打ちコンクリートは、前記現場打ちコンクリートと前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記内側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材及び前記現場打ちコンクリートと前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記外側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材によって前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記内側及び前記外側の細長い直立壁部材の各々に結合され、
    多数の橋梁ユニットを含み、前記多数の橋梁ユニットの各々は、第1の底部分及び前記第1の底部分から間隔を置いて設けられた第2の底部分を有し、前記第1の底部分は、前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物によって支持されると共に前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリート内に少なくとも部分的に埋め込まれており、前記第2の底部分は、前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物によって支持されると共に前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリート内に少なくとも部分的に埋め込まれている、橋梁システム。
  2. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体は、前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体と実質的に整列している、請求項1記載の橋梁システム。
  3. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々は、前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル内に多数の互いに間隔を置いたセルを構成するよう前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記内側の細長い直立壁部材と前記外側の細長い直立壁部材との間で側方に延び、前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリートは、前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの各セル内に配置され、
    前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々は、前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル内に多数の互いに間隔を置いたセルを構成するよう前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記内側の細長い直立壁部材と前記外側の細長い直立壁部材との間で側方に延び、前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリートは、前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの各セル内に配置されている、請求項1記載の橋梁システム。
  4. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数のセルの各々は、頂部と底部の両方が開いており、前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリートは、各セルを頂部から底部まで実質的に閉じており、
    前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数のセルの各々は、頂部と底部の両方が開いており、前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリートは、各セルを頂部から底部まで実質的に閉じている、請求項3記載の橋梁システム。
  5. 受け入れチャネルが前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々の上に配置され、前記受け入れユニットは、前記多数の橋梁ユニットのうちの少なくとも1つの前記第1の底部分を受け入れてこれを支持し、
    受け入れチャネルが前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々の上に配置され、前記受け入れユニットは、前記多数の橋梁ユニットのうちの少なくとも1つの前記第2の底部分を受け入れてこれを支持する、請求項4記載の橋梁システム。
  6. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々の前記受け入れチャネルは、前記多数の橋梁ユニットのうちの少なくとも2つの前記第1の底部分を受け入れてこれを支持し、
    前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々の前記受け入れチャネルは、前記多数の橋梁ユニットのうちの少なくとも2つの前記第1の底部分を受け入れてこれを支持する、請求項5記載の橋梁システム。
  7. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々の前記受け入れチャネルは、前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル内から前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記内側の細長い直立壁部材まで延び、
    前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々の前記受け入れチャネルは、前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル内から前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記内側の細長い直立壁部材まで延びている、請求項5記載の橋梁システム。
  8. 前記多数の橋梁ユニットの各々は、(i)そのそれぞれの第1の底部分から前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物より上方に遠ざかり、そして(ii)前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物に向かって内方に延びる第1の壁部分を有し、
    前記多数の橋梁ユニットの各々は、(i)そのそれぞれの第2の底部分から前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物より上方に遠ざかり、そして(ii)前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物に向かって内方に延びる第2の壁部分を有する、請求項7記載の橋梁システム。
  9. 前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリートは、各橋梁ユニットの前記第1の底部分の外側部のところの方が各橋梁ユニットの前記第1の底部分の内側部のところよりも高い高さを有し、
    前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリートは、各橋梁ユニットの前記第2の底部分の外側部のところの方が各橋梁ユニットの前記第2の底部分の内側部のところよりも高い高さを有する、請求項7記載の橋梁システム。
  10. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々の前記受け入れチャネルは、該受け入れチャネルに形成された凹部又は該受け入れチャネルに取り付けられたチャネル部材のうちの一方であり、前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々の前記受け入れチャネルは、該受け入れチャネルに形成された凹部又は該受け入れチャネルに取り付けられたチャネル部材のうちの一方である、請求項5記載の橋梁システム。
  11. 各橋梁ユニットの前記第1の底部分の外側部のところの前記現場打ちコンクリートは、前記第1の底部分の外側部を埋め込むよう前記第1の底部分の底面よりも高く、各橋梁ユニットの前記第1の底部分の前記内側部のところの前記現場打ちコンクリートは、前記第1の底部分の前記底面と実質的に面一をなし、
    各橋梁ユニットの前記第2の底部分の外側部のところの前記現場打ちコンクリートは、前記第2の底部分の外側部を埋め込むよう前記第2の底部分の底面よりも高く、各橋梁ユニットの前記第2の底部分の前記内側部のところの前記現場打ちコンクリートは、前記第2の底部分の前記底面と実質的に面一をなしている、請求項9記載の橋梁システム。
  12. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々の前記受け入れチャネルは、前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル内に完全に納められ、
    前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々の前記受け入れチャネルは、前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル内に完全に納められている、請求項5記載の橋梁システム。
  13. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体のうちの少なくとも幾つかは、前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットのセルからセルまで延びていて、現場打ちコンクリートが注ぎ込み中、1つのセルから前記支持体を通って別のセルに流れることができるようにする少なくとも1つの流れ開口部を有し、該流れ開口部内には現場打ちコンクリートが納められ、
    前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体のうちの少なくとも幾つかは、前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットのセルからセルまで延びていて、現場打ちコンクリートが注ぎ込み中、1つのセルから前記支持体を通って別のセルに流れることができるようにする少なくとも1つの流れ開口部を有し、該流れ開口部内には現場打ちコンクリートが納められている、請求項3記載の橋梁システム。
  14. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体のうちの少なくとも幾つかは、前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットのセルからセルまで延びる多数の補強材用開口部を有し、各補強材用開口部は、前記流れ開口部よりも小さく、補強材が前記補強材用開口部の各々を通ってセルからセルまで延び、前記補強材は、前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリート内に埋め込まれた端部を有し、
    前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体のうちの少なくとも幾つかは、前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットのセルからセルまで延びる多数の補強材用開口部を有し、各補強材用開口部は、前記流れ開口部よりも小さく、補強材が前記補強材用開口部の各々を通ってセルからセルまで延び、前記補強材は、前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリート内に埋め込まれた端部を有する、請求項13記載の橋梁システム。
  15. 前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、
    前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの一端部のところに第1のプレキャスト袖壁基礎ユニットを更に含み、補強材が前記第1のプレキャスト袖壁基礎ユニットから前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニット中に延び、前記補強材は、前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリート内に埋め込まれ、
    前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、
    前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの一端部のところに第2のプレキャスト袖壁基礎ユニットを更に含み、補強材が前記第2のプレキャスト袖壁基礎ユニットから前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニット中に延び、前記補強材は、前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリート内に埋め込まれている、請求項1記載の橋梁システム。
  16. 補強材が前記第1のプレキャスト袖壁基礎ユニットから前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル中に延び、
    補強材が前記第2のプレキャスト袖壁基礎ユニットから前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル中に延びている、請求項15記載の橋梁システム。
  17. 前記第1のプレキャスト袖壁基礎ユニットの底部は、前記第1のプレキャスト袖壁基礎ユニットの頂部よりも幅が広く、前記第2のプレキャスト袖壁基礎ユニットの底部は、前記第2のプレキャスト袖壁基礎ユニットの頂部よりも幅が広い、請求項15記載の橋梁システム。
  18. 前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、
    前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの一端部に当接した第3のプレキャストコンクリート製基礎ユニットを更に含み、前記第3のプレキャストコンクリート製基礎ユニットは、内側の細長い直立壁部材、前記内側の細長い直立壁部材から間隔を置いて配置されていて、前記内側の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する外側の細長い直立壁部材及び前記チャネル内に配置された多数の直立支持体を有し、前記第3のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記内側の細長い直立壁部材、前記外側の細長い直立壁部材及び前記チャネルは、それぞれ、前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記内側の細長い直立壁部材、前記外側の細長い直立壁部材及び前記チャネルと整列し、前記第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリート内に埋め込まれた補強材が前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットと前記第3のプレキャストコンクリート製基礎ユニットを構造的に連結し、
    前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、
    前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの一端部に当接した第4のプレキャストコンクリート製基礎ユニットを更に含み、前記第4のプレキャストコンクリート製基礎ユニットは、内側の細長い直立壁部材、前記内側の細長い直立壁部材から間隔を置いて配置されていて、前記内側の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する外側の細長い直立壁部材及び前記チャネル内に配置された多数の直立支持体を有し、前記第4のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記内側の細長い直立壁部材、前記外側の細長い直立壁部材及び前記チャネルは、それぞれ、前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記内側の細長い直立壁部材、前記外側の細長い直立壁部材及び前記チャネルと整列し、前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物の前記現場打ちコンクリート内に埋め込まれた補強材が前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットと前記第4のプレキャストコンクリート製基礎ユニットを構造的に連結している、請求項1記載の橋梁システム。
  19. 前記第3のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの端部は、前記第1のプレキャストコンクリート基礎ユニットの端部に当接し、前記端部の各々は、互いに当接した前記端部が現場打ちコンクリートを収納する連続セルを形成するようそのそれぞれの内側の細長い直立壁部材と外側の細長い直立壁部材との間で実質的に開いており、
    前記第4のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの端部は、前記第2のプレキャストコンクリート基礎ユニットの端部に当接し、前記端部の各々は、互いに当接した前記端部が現場打ちコンクリートを収納する連続セルを形成するようそのそれぞれの内側の細長い直立壁部材と外側の細長い直立壁部材との間で実質的に開いている、請求項18記載の橋梁システム。
  20. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットは、前記内側の細長い直立壁部材と前記外側の細長い直立壁部材との間で延びる底壁を有し、前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々は、前記底壁から上方に延びると共に前記内側の細長い直立壁部材と前記外側の細長い直立壁部材の両方から間隔を置いて位置し、
    前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットは、前記内側の細長い直立壁部材と前記外側の細長い直立壁部材との間で延びる底壁を有し、前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々は、前記底壁から上方に延びると共に前記内側の細長い直立壁部材と前記外側の細長い直立壁部材の両方から間隔を置いて位置している、請求項1記載の橋梁システム。
  21. 組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物を建造する際に用いられるプレキャストコンクリート製基礎ユニットであって、前記プレキャストコンクリート製基礎ユニットは、
    第1の細長い直立壁部材、前記第1の細長い直立壁部材から間隔を置いて位置していて、前記第1の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する第2の細長い直立壁部材及び前記チャネル内に配置された多数の直立支持体を有し、前記多数の支持体の各々は、(i)前記チャネルの長さに沿って多数の互いに間隔を置いたセルを構成すると共に(ii)前記第1の細長い直立壁部材と前記第2の細長い直立壁部材を剛性的に連結するよう前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記第1の細長い直立壁部材と前記第2の細長い直立壁部材との間で側方に延び、前記多数のセルの各々は、頂部と底部の両方が開いており、受け入れチャネルが前記多数の支持体の各々の上に配置され、前記多数の支持体のうちの少なくとも幾つかは、セルからセルまで延びていて、現場打ちコンクリートが注ぎ込み中、1つのセルから前記支持体を通って別のセルに流れることができるようにする少なくとも1つの流れ開口部を有する、プレキャストコンクリート製基礎ユニット。
  22. 前記多数の支持体の各々の前記受け入れチャネルは、前記チャネル内から前記第1の細長い直立壁部材まで側方に延びている、請求項21記載のプレキャストコンクリート製基礎ユニット。
  23. 前記第2の細長い直立壁部材は、前記第1の細長い直立壁部材の高さよりも高い高さを有する、請求項22記載のプレキャストコンクリート製基礎ユニット。
  24. 前記多数の支持体の各々の前記受け入れチャネルは、前記チャネル内に完全に納められている、請求項21記載のプレキャストコンクリート製基礎ユニット。
  25. 各受け入れチャネルは、(i)そのそれぞれの支持体の頂部に形成された凹部又は(ii)そのそれぞれの支持体の頂部に取り付けられたチャネル部材のうちの一方である、請求項21記載のプレキャストコンクリート製基礎ユニット。
  26. 橋梁据え付け現場に配置された請求項21記載のプレキャストコンクリート製基礎ユニットを組み込んだ組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート基礎構造物であって、
    前記プレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル内に設けられた状態で前記現場打ちコンクリートと前記第1の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材及び前記現場打ちコンクリートと前記第2の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材によって前記第1及び前記第2の細長い直立壁部材の各々に結合され、前記現場打ちコンクリートは、各セルを頂部から底部まで実質的に閉じ、現場打ちコンクリートが前記支持体の流れ開口部内に納められている、組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物。
  27. 前記プレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体のうちの少なくとも幾つかは、セルからセルまでの多数の補強通路を更に有し、補強材が前記補強通路を通ってセルからセルまで通ると共に前記現場打ちコンクリート内に埋め込まれている、請求項26記載の構造物。
  28. 橋梁据え付け現場に配置された組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物であって、
    内側の細長い直立壁部材、前記内側の細長い直立壁部材から間隔を置いて位置していて、前記内側の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する外側の細長い直立壁部材及び前記チャネル内に配置された多数の直立支持体を有するプレキャストコンクリート製基礎ユニットを含み、
    前記プレキャストコンクリート製基礎ユニットとは別個に形成されると共に前記チャネル内に位置決めされていて、前記チャネルから上方に且つ前記プレキャストコンクリート製基礎ユニットの上方に延びる細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットを含み、前記細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットの頂面は、該頂面に設けられた凹部又はチャネル部材を有し、
    前記チャネル内に納められた現場打ちコンクリートを含み、前記現場打ちコンクリートは、(i)前記現場打ちコンクリートと前記内側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材及び前記現場打ちコンクリートと前記外側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材によって前記内側及び前記外側の細長い直立壁部材の各々に結合されると共に(ii)前記現場打ちコンクリートと前記プレキャストコンクリート製ペデスタルユニットの両方内に埋め込まれた補強材によって前記細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットに結合されている、構造物。
  29. 前記細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットの底部は、前記チャネル内の現場打ちのコンクリート内に埋め込まれている、請求項28記載の構造物。
  30. 前記細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットは、前記多数の支持体の上に着座し、補強材が前記細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットの底部から前記チャネル内の前記現場打ちコンクリート内に延びている、請求項29記載の構造物。
  31. 前記多数の支持体の各々は、頂部凹部又は頂部チャネル部材を有し、前記細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットは、前記凹部又は前記チャネル部材内に嵌め込まれている、請求項30記載の構造物。
  32. 請求項28記載の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物を少なくとも1つ含む橋梁システムであって、
    多数の橋梁ユニットを更に含み、前記多数の橋梁ユニットの各々は、前記組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物によって支持された第1の底側部分を有し、各第1の底側部分は、前記細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットの前記凹部又は前記チャネル部材内に嵌め込まれている、橋梁システム。
  33. 前記組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、第1の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物であり、前記プレキャストコンクリート製基礎ユニットは、第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットであり、前記細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットは、第1の細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットであり、前記橋梁システムは、
    前記橋梁据え付け現場に配置されると共に前記第1の組み合わせ型プリキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物に実質的に平行に延びる第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物を更に含み、前記第2の組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物は、
    内側の細長い直立壁部材、前記内側の細長い直立壁部材から間隔を置いて位置していて、前記内側の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する外側の細長い直立壁部材及び前記チャネル内に配置された多数の直立支持体を有する第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットを含み、
    前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットとは別個に形成されると共に前記チャネル内に位置決めされていて、前記チャネルから上方に且つ前記プレキャストコンクリート製基礎ユニットの上方に延びる第2の細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットを含み、前記第2の細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットの頂面は、該頂面に設けられた凹部又はチャネル部材を有し、
    前記第2のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル内に納められた現場打ちコンクリートを含み、前記現場打ちコンクリートは、(i)前記現場打ちコンクリートと前記内側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材及び前記現場打ちコンクリートと前記外側の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材によって前記内側及び前記外側の細長い直立壁部材の各々に結合されると共に(ii)前記現場打ちコンクリートと前記第2のプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットの両方内に埋め込まれた補強材によって前記第2の細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットに結合され、
    前記多数の橋梁ユニットの各々は、前記第2の細長い組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物によって支持された第2の底側部分を有し、各第2の底側部分は、前記第2の細長いプレキャストコンクリート製ペデスタルユニットの前記凹部又は前記チャネル部材内に嵌め込まれている、請求項32記載の橋梁システム。
  34. 組み合わせ型プレキャストコンクリート・現場打ちコンクリート製基礎構造物を建造する方法であって、
    第1の細長い直立壁部材、前記第1の細長い直立壁部材から間隔を置いて位置していて、前記第1の細長い直立壁部材との間にチャネルを構成する第2の細長い直立壁部材及び前記チャネル内に配置された多数の直立支持体を有する第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットを建造現場で受け取るステップと、
    前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットを前記建造現場の所望の使用場所に配置するステップと、
    前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットが前記所望の使用場所に位置したままの状態でコンクリートを前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル内に送り込むステップと、
    前記コンクリートが現場硬化することができ、その結果、前記第1及び前記第2の細長い直立壁部材の各々が前記現場硬化コンクリートと前記第1の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材及び前記現場硬化コンクリートと前記第2の細長い直立壁部材の両方内に埋め込まれた補強材によって前記現場硬化コンクリートに連結されるようにするステップとを含む、方法。
  35. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々は、前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記チャネル内に多数の互いに間隔を置いたセルを構成するよう前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記内側の細長い直立壁部材と前記外側の細長い直立壁部材との間で側方に延び、前記送り込みステップは、前記コンクリートを前記第1のプリキャストコンクリート製基礎ユニットの各セル内に送り込むステップを含む、請求項34記載の方法。
  36. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数のセルの各々は、頂部と底部の両方が開いており、前記現場硬化コンクリートは、前記各セルを頂部から底部まで実質的に閉じる、請求項35記載の方法。
  37. 前記送り込みステップに先立って、プリキャストコンクリート製ペデスタルユニット又は橋梁ユニットのうちの一方が前記多数の支持体上で前記チャネル内に少なくとも部分的に支持され、前記コンクリートの現場硬化可能ステップ中、前記プリキャストコンクリート製ペデスタルユニット又は前記橋梁ユニットのうちの一方の底部分が前記現場硬化コンクリート内に埋め込まれた状態になる、請求項34記載の方法。
  38. 前記多数の支持体の各々は、該支持体に設けられた頂部凹部又はチャネル部材を有し、前記プレキャストコンクリート製ペデスタルユニット又は前記橋梁ユニットのうちの前記一方は、前記頂部凹部又はチャネル部材によって支持されている、請求項37記載の方法。
  39. 前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの前記多数の支持体の各々の前記頂部凹部又はチャネル部材は、前記チャネル内から前記第1の細長い直立型壁部材まで延び、前記送り込みステップ中、前記底部分と前記第2の細長い直立壁部材との間に位置する前記送り込みコンクリートが第1の高さに設置され、前記底部分と前記第1の細長い直立部材との間に位置する前記送り込みコンクリートは、前記第1の高さよりも低い前記第2の高さに設置される、請求項37記載の方法。
  40. プレキャストコンクリート袖壁基礎ユニットを前記建造現場で受け取るステップと、
    前記送り込みステップに先立って、前記プレキャストコンクリート袖壁基礎ユニットを補強材が前記プレキャストコンクリート袖壁基礎ユニットから前記チャネル内に延びるように前記第1のプレキャストコンクリート製基礎ユニットの一端部のところに配置するステップとを更に含み、
    前記送り込みステップ及び前記コンクリート現場硬化可能ステップの結果として、前記プレキャストコンクリート袖壁基礎ユニットから前記チャネル内に延びる前記補強材は、前記現場硬化コンクリート内に埋め込まれた状態になる、請求項34記載の方法。
  41. 前記プレキャストコンクリート袖壁基礎ユニットは、底面及び頂面を有し、前記底面は、前記頂面よりも幅が広い、請求項40記載の方法。
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