JP2014520478A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 映像信号を復号化する方法であって、
   空間的なマージ候補ブロックが未だ復号化されていないか否かを決定するステップと、
   前記空間的なマージ候補ブロックが、現在予測ブロックと同一のＭＥＲ(Ｍｏｔｉｏｎ Ｅｓｔｉｍａｔｉｏｎ Ｒｅｇｉｏｎ)に含まれるか否かを決定するステップと、
   前記空間的なマージ候補ブロックが既に復号化され、かつ前記現在予測ブロックと前記同一のＭＥＲに含まれていないとき、前記空間的なマージ候補ブロックは、前記現在予測ブロックの画面内予測のために利用可能なマージ候補ブロックであると決定するステップと、
   前記現在予測ブロックのマージ候補リストを発生するステップであって、前記マージ候補リストは、前記利用可能なマージ候補ブロックを含む、ステップと、
   前記マージ候補リストに基づいて、前記現在予測ブロックの画面内予測を実行するステップと、
   を備えることを特徴とする方法。
2. 前記空間的なマージ候補ブロックが前記現在予測ブロックと同一のＭＥＲに含まれるか否かは、並列的なマージレベル情報を用いて決定することを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記並列的なマージレベル情報は、前記ＭＥＲの大きさの関連情報であることを特徴とする請求項２に記載の方法。
4. 前記ＭＥＲ内の各々の予測ブロックの前記画面内予測は、並列に実行されることを特徴とする請求項２に記載の方法。
5. 前記空間的なマージ候補ブロックが前記現在予測ブロックと同じＭＥＲに含まれるか否かは、さらなる、前記現在予測ブロックの位置情報と前記空間的なマージ候補ブロックの位置情報を用いて決定されることを特徴とする請求項２に記載の方法。
6. 前記現在予測ブロックの前記位置情報のビットシフト操作から生じた値は、前記空間的なマージ候補ブロックの前記位置情報のビットシフト操作から生じた値と同一でないとき、前記空間的なマージ候補ブロックは、前記現在予測ブロックと同一のＭＥＲ内に含まれていないと決定することを特徴とする請求項５に記載の方法。
7. 前記ビットシフト操作は、前記並列的なマージレベル情報を用いて実行されることを特徴とする請求項６に記載の方法。
8. 前記空間的なマージ候補ブロックは、前記現在予測ブロックと隣接する少なくとも一つの隣接ブロックを含み、前記隣接ブロックは、左側で隣接するブロック、上側で隣接するブロック、右上側で隣接するブロック、左下側で隣接するブロック、左上側で隣接するブロックを含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
9. 前記ＭＥＲの大きさが８×８であり、符号化ブロックの大きさが８×８であり、前記隣接ブロックの少なくとも一つが、前記ＭＥＲの外部に位置する点を含むブロックに変更されることを特徴とする請求項８に記載の方法。
10. 前記符号化ブロックは、寸法が８×４又は４×８の前記現在予測ブロックを含むことを特徴とする請求項９に記載の方法。