JP2013118627A - 動画像復号装置、動画像復号方法、動画像復号プログラム、受信装置、受信方法及び受信プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】結合動き情報候補リスト生成部230は、候補リストを生成する際、復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロックから、動きベクトルの情報と参照画像の情報とを含む動き情報が有効である復号済みの予測ブロックを選択し、選択した復号済みの予測ブロックの動き情報を選択候補とし、復号対象の予測ブロックの分割タイプと復号対象の予測ブロックの復号ブロック内の位置とに基づいて、復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロック内の特定の予測ブロックの動き情報を選択候補としない。符号列解析部201は、候補リスト内の位置を示す情報を復号する。結合動き情報選択部231は、復号した候補リスト内の位置を示す情報に基づき、候補リストから復号対象の予測ブロックの動き補償予測に用いる動き情報を選択する。
【選択図】図23
Description
(符号化ブロック)
本実施の形態では、入力された画像信号は最大符号化ブロック単位に分割され、分割された最大符号化ブロックをラスタースキャン順序で処理する。符号化ブロックは階層構造となっており、符号化効率などを考慮して順次均等に4分割することでより小さい符号化ブロックにすることができる。なお、4分割された符号化ブロックはジグザグスキャン順で符号化される。これ以上小さくすることのできない符号化ブロックを最小符号化ブロックと呼ぶ。符号化ブロックは符号化の単位となり、最大符号化ブロックも分割数が0である場合は符号化ブロックとなる。本実施の形態では、最大符号化ブロックを64画素×64画素、最小符号化ブロックを8画素×8画素とする。
本実施の形態では、符号化ブロックはさらに予測ブロックに分割される。符号化ブロックは予測ブロックサイズタイプ(「分割タイプ」ともいう)によって1以上の予測ブロックに分割される。図2(a)〜(d)は、予測ブロックサイズタイプを説明するための図である。図2(a)は符号化ブロックを分割しない2N×2N、図2(b)は水平に2分割する2N×N、図2(c)は垂直に2分割するN×2N、および図2(d)は水平と垂直に4分割するN×Nを示す。2N×2Nは1個の予測ブロック0、2N×NとN×2Nは2個の予測ブロック0と予測ブロック1、N×Nは4個の予測ブロック0、予測ブロック1、予測ブロック2、予測ブロック3からなる。
本実施の形態では、動き補償予測や符号化ベクトル数を予測ブロックのブロック毎に切り替えることが可能となっている。ここで、動き補償予測と符号化ベクトル数を関連付けた予測符号化モードの一例について図4を用いて簡単に説明する。図4は、予測符号化モードを説明するための図である。
本実施の形態では、動き補償予測の精度向上のために、動き補償予測において複数の参照画像の中から最適な参照画像を選択することを可能とする。そのため、動き補償予測で利用した参照画像を参照画像インデックスとして符号化ベクトルとともに符号化する。動き補償予測で利用される参照画像インデックスは0以上の数値となる。動き補償予測が単予測であれば、参照インデックスは1つ利用され、動き補償予測が双予測であれば、2つの参照インデックスが利用される(図4)。
本実施の形態では、動き補償予測で利用できる複数の参照画像を参照インデックスリスト内に登録しておき、参照インデックスリスト内に登録された参照画像を参照インデックスで示すことによって参照画像を確定させて動き補償予測で利用する。参照インデックスリストには、参照インデックスリストL0と参照インデックスリストL1がある。動き補償予測が単予測の場合は、参照インデックスリストL0の中の参照画像を用いたL0予測、または参照インデックスリストL1の中の参照画像を用いたL1予測のいずれかを利用する。双予測の場合は参照インデックスリストL0と参照インデックスリストL1の2つを利用したBI予測を利用する。各参照インデックスリストに登録できる参照画像の最大数は16とする。
本実施の形態では、マージモードの場合には、処理対象画像内の複数の隣接ブロックおよび符号化済みの別の画像内の処理対象ブロックと同一位置の周辺にあるブロックを候補ブロック群として、候補ブロック群の中から最適な予測符号化モード、動きベクトル、及び参照インデックスを持つ候補ブロックを選択し、選択した候補ブロックを示すためのマージインデックスを符号化および復号する。マージモードのときのみマージインデックスが1つ利用される(図4)。マージインデックスの最大数(マージ候補最大数ともいう)は5であり、マージインデックスは0から4までの整数となる。ここでは、マージインデックスの最大数を5としたが、2以上であればよく、これに限定されない。
本実施の形態では、予測ベクトルの精度を向上させるために、複数の隣接ブロックおよび符号化済みの別の画像の処理対象ブロックと同一位置の周辺にあるブロックを候補ブロック群として、候補ブロック群から予測ベクトルとして最適な動きベクトルを持つ候補ブロックを選択し、選択した候補ブロックを示すための予測ベクトルインデックスを符号化および復号する。動き補償予測が単予測であれば、予測ベクトルインデックスは1つ利用され、動き補償予測が双予測であれば、2つの予測ベクトルインデックスが利用される(図4)。予測ベクトルインデックスの最大数(予測ベクトル候補最大数ともいう)は2であり、予測ベクトルインデックスは0または1の整数となる。ここでは、予測ベクトル候補最大数を2としたが、2以上であればよく、これに限定されない。
本実施の形態による予測ブロックのシンタックスの一例について図6を用いて説明する。予測ブロックがイントラであるかインターであるかは上位の符号化ブロックによって指定されているものとし、図6は予測ブロックがインターの場合の予測ブロックのシンタックスだけを示す。また、予測ブロックサイズタイプについても符号化ブロックで指定されているものとする。
図7は、本実施の形態1に係る動画像符号化装置100の構成を示す。動画像符号化装置100は、動画像信号を、動き補償予測を実施する予測ブロック単位で符号化する装置である。符号化ブロックの分割、予測ブロックサイズタイプの決定、予測ブロックサイズと予測ブロックの符号化ブロック内の位置(予測ブロックの位置情報)の決定、予測符号化モードがイントラであるかの決定は図示しない上位の符号化制御部で決定されているものとし、実施の形態1では予測符号化モードがイントラでない場合について説明する。また、実施の形態1では双予測に対応したBピクチャについて説明するが、双予測に対応しないPピクチャについてはL1予測を省略すればよい。
以下、各部の機能と動作について説明する。予測ブロック画像取得部101は、予測ブロックの位置情報と予測ブロックサイズに基づいて、端子10より供給される画像信号から処理対象の予測ブロックの画像信号を取得し、予測ブロックの画像信号を減算部102、動きベクトル検出部108および動き情報生成部109に供給する。
In First Out)方式で制御される。
続いて、動き情報生成部109の詳細な構成について説明する。図8は、動き情報生成部109の構成を示す。動き情報生成部109は、予測ベクトルモード決定部120、マージモード決定部121および予測符号化モード決定部122を含む。端子12は動き情報メモリ111に、端子13は動きベクトル検出部108に、端子14はフレームメモリ110に、端子15は予測ブロック画像取得部101に、端子16は符号列生成部104に、端子50は動き補償部106に、および端子51は動き情報メモリ111にそれぞれ接続されている。
以下、各部の機能と動作について説明する。予測ベクトルモード決定部120は、端子12より供給される候補ブロック群、端子13より供給されるL0予測とL1予測の動きベクトルおよびL0予測とL1予測の参照インデックス、端子14より供給される参照インデックスで示される参照画像、および端子15より供給される画像信号から、インター予測タイプを決定し、インター予測タイプに従って、L0予測とL1予測の予測ベクトルインデックスを選択してL0予測とL1予測の差分ベクトルを算出するとともに、予測誤差を算出し、レート歪み評価値を算出する。そして、当該インター予測タイプに基づいた動き情報、差分ベクトル、予測ベクトルインデックス、およびレート歪み評価値を予測符号化モード決定部122に供給する。
続いて、マージモード決定部121の詳細な構成について説明する。図9は、マージモード決定部121の構成を説明するための図である。マージモード決定部121は、結合動き情報候補リスト生成部140および結合動き情報選択部141を含む。結合動き情報候補リスト生成部140は、実施の形態1に係る動画像符号化装置100により生成された符号列を復号する動画像復号装置200にも同様に設置されて、動画像符号化装置100と動画像復号装置200にて同一の結合動き情報リストが生成される。
以下、各部の機能と動作について説明する。結合動き情報候補リスト生成部140は、端子12より供給される候補ブロック群からマージ候補最大数の結合動き情報候補を含む結合動き情報候補リストを生成し、当該結合動き情報候補リストを結合動き情報選択部141に供給する。結合動き情報候補リスト生成部140の詳細な構成については後述する。
次に、結合動き情報候補リスト生成部140に供給される候補ブロック群について図10と図11を用いて説明する。候補ブロック群には空間候補ブロック群と時間候補ブロック群が含まれる。
続いて、結合動き情報候補リスト生成部140の詳細な構成について説明する。図12は、結合動き情報候補リスト生成部140の構成を説明するための図である。端子19は結合動き情報選択部141に接続されている。結合動き情報候補リスト生成部140は、空間結合動き情報候補生成部160、時間結合動き情報候補生成部161、劣性結合動き情報候補並び替え部162、冗長結合動き情報候補削除部163、第1結合動き情報候補補充部164、および第2結合動き情報候補補充部165を含む。
以下、各部の機能と動作について説明する。図13は、結合動き情報候補リスト生成部140の動作を説明するためのフローチャートである。まず、結合動き情報候補リスト生成部140は、結合動き情報候補リストを初期化する(S100)。初期化された結合動き情報候補リストには結合動き情報候補は存在しない。
続いて、空間結合動き情報候補生成部160の詳細な動作について説明する。図14は、空間結合動き情報候補生成部160の動作を説明するためのフローチャートである。空間結合動き情報候補生成部160は、候補ブロック群の空間候補ブロック群に含まれる候補ブロックであるブロックA、ブロックB、ブロックC、ブロックE、ブロックDの順に以下の処理を繰り返し行う(S110からS114)。
続いて、時間結合動き情報候補生成部161の詳細な動作について説明する。図15は、時間結合動き情報候補生成部161の動作を説明するためのフローチャートである。L0予測とL1予測の各予測方向LXについて以下の処理を繰り返し行う(S120からS127)。ここで、Xは0または1である。また、候補ブロック群の時間候補ブロック群に含まれる候補ブロックであるブロックH、ブロックIの順に以下の処理を繰り返し行う(S121からS126)。
続いて、劣性結合動き情報候補並び替え部162の詳細な動作について説明する。図16は、劣性結合動き情報候補並び替え部162の動作を説明するためのフローチャートである。最初に、候補ブロックAが劣性結合動き情報候補であるかどうかを検査する(S140)。劣性結合動き情報候補の詳細については後述する。候補ブロックAが劣性結合動き情報候補であれば(S140のY)、劣性結合動き情報候補である候補ブロックAに相当する結合動き情報候補を結合動き情報候補リストの最後尾に移動させて(S141)、処理を終了する。候補ブロックAが劣性結合動き情報候補でなければ(S140のN)、候補ブロックBが劣性結合動き情報候補であるかどうかを検査する(S142)。候補ブロックBが劣性結合動き情報候補であれば(S142のY)、劣性結合動き情報候補である候補ブロックBに相当する結合動き情報候補を結合動き情報候補リストの最後尾に移動させる(S143)。候補ブロックBが劣性結合動き情報候補でなければ(S142のN)、処理を終了する。
以下、劣性結合動き情報候補について説明する。図17(a)から(d)は劣性結合動き情報候補を説明するための図である。符号化ブロックは、1または2または4の予測ブロックに分割できることは上述した。図17では符号化ブロックが16×16である例を示す。符号化ブロックを多数の予測ブロックに分割することで、符号化ブロックに係る予測誤差を最小化できる一方、図6で示した予測ブロックに係るシンタックスのオーバーヘッドが予測ブロックの個数分増加する。そのため、動き情報が同一であって予測誤差が同一となる複数の予測ブロックについては1つの予測ブロックにまとめて、予測ブロックの分割数を抑制することで符号化効率を向上させることができる。
続いて、第1結合動き情報候補補充部164の詳細な動作について説明する。図19は、第1結合動き情報候補補充部164の動作を説明するためのフローチャートである。最初に、冗長結合動き情報候補削除部163より供給される結合動き情報候補リストに登録された結合動き情報候補の数(NumCandList)とマージ候補最大数(MaxNumMergeCand)から、第1補充結合動き情報候補を生成する最大数であるMaxNumGenCandを式1より算出する(S170)。
MaxNumGenCand=MaxNumMergeCand-NumCandList; (NumCandList>0)
MaxNumGenCand=0; (NumCandList==0) 式1
続いて、第2結合動き情報候補補充部165の詳細な動作について説明する。図20は、第2結合動き情報候補補充部165の動作を説明するためのフローチャートである。最初に、第1結合動き情報候補補充部164より供給される結合動き情報候補リストに登録された結合動き情報候補の数(NumCandList)とマージ候補最大数(MaxNumMergeCand)から、第2補充結合動き情報候補を生成する最大数であるMaxNumGenCandを式2より算出する(S190)。
MaxNumGenCand=MaxNumMergeCand-NumCandList; (NumCandList>0)
MaxNumGenCand=2; (NumCandList==0) 式2
次に、実施の形態1の動画像復号装置を説明する。図21は、実施の形態1に係る動画像復号装置200の構成を示す図である。動画像復号装置200は、動画像符号化装置100により符号化された符号列を復号して再生画像を生成する装置である。
以下、各部の機能と動作について説明する。符号列解析部201は、端子30より供給された符号列を解析して予測誤差符号化データ、マージフラグ、マージインデックス、動き補償予測の予測方向(インター予測タイプ)、参照インデックス、差分ベクトル、および予測ベクトルインデックスをシンタックスに従ってエントロピー復号する。エントロピー復号は算術符号化やハフマン符号化などの可変長符号化を含む方法によって実施される。そして、当該予測誤差符号化データを予測誤差復号部202に、当該マージフラグ、当該マージインデックス、当該インター予測タイプ、当該参照インデックス、当該差分ベクトル、および当該予測ベクトルインデックスを動き情報再生部204に供給する。
続いて、動き情報再生部204の詳細な構成について説明する。図22は、動き情報再生部204の構成を示す。動き情報再生部204は、符号化モード判定部210、動きベクトル再生部211および結合動き情報再生部212を含む。端子32は符号列解析部201に、端子33は動き情報メモリ207に、端子34は動き補償部205に、端子36は動き情報メモリ207にそれぞれ接続されている。
以下、各部の機能と動作について説明する。符号化モード判定部210は、符号列解析部201より供給されるマージフラグが「0」であるか「1」であるか判定する。マージフラグが「0」であれば、符号列解析部201より供給されるインター予測タイプ、参照インデックス、差分ベクトル、および予測ベクトルインデックスを動きベクトル再生部211に供給する。マージフラグが「1」であれば、符号列解析部201より供給されるマージインデックスを結合動き情報再生部212に供給する。
続いて、結合動き情報再生部212の詳細な構成について説明する。図23は、結合動き情報再生部212の構成を示す。結合動き情報再生部212は、結合動き情報候補リスト生成部230および結合動き情報選択部231を含む。端子35は符号化モード判定部210に接続されている。
以下、各部の機能と動作について説明する。結合動き情報候補リスト生成部230は動画像符号化装置100の結合動き情報候補リスト生成部140と同一の機能を有し、動画像符号化装置100の結合動き情報候補リスト生成部140と同一の動作によって結合動き情報候補リストを生成し、当該結合動き情報候補リストを結合動き情報選択部231に供給する。
本発明の実施の形態1による動画像符号化装置及び動画像復号装置による効果を説明する。図24は本発明の実施の形態1による効果を説明する図である。図24は候補ブロックAが劣性結合動き情報候補となる場合の結合動き情報候補の並び替えによる効果を示す。ここでは、結合動き情報候補リストには、マージインデックス0(候補ブロックA)、マージインデックス1(候補ブロックB)、マージインデックス2(候補ブロックC)、マージインデックス3(候補ブロックE)、マージインデックス4(候補ブロックT)が登録されているとする。厳密には並び替えの前後でマージインデックスの選択確率は変動するが、ここでは説明の簡略化のため並び替えの前後でマージインデックスの選択確率は変動しないものとして説明する。以降の効果を説明する例についても同様とする。候補ブロックA、候補ブロックB、候補ブロックC、候補ブロックE、候補ブロックTの選択確率がそれぞれ、2%、60%、14%、12%、12%であるとする。この場合、並び替え前のマージインデックスの符号長の期待値は2.6ビットとなる(式3)。一方、並び替え後のマージインデックスの符号長の期待値は1.8ビットとなる(式4)。したがって、並び替え後のマージインデックスの符号長の期待値は0.8ビット短くなり、符号化効率が向上することがわかる。
0.02x1+0.6x2+0.14x3+0.12x4+0.12x4=2.6 式3
0.6x1+0.14x2+0.12x3+0.12x4+0.02x4=1.8 式4
実施の形態1の結合動き情報候補リスト生成部140の構成は図12のようにしたが、劣性結合動き情報候補並び替え部162を、時間結合動き情報候補生成部161の後ではなく、空間結合動き情報候補生成部160の後に設置してもよい。
実施の形態1の劣性結合動き情報候補並び替え部162の動作は図16としたが、ステップS141とステップS143を、以下のように変更して実施の形態1の変形例1と同一結果となるようにすることもできる。
実施の形態1の結合動き情報候補リスト生成部140の構成は図12のようにしたが、第1結合動き情報候補補充部164と第2結合動き情報候補補充部165は一方または両方がなくてもよい。
以下、実施の形態2について説明する。実施の形態1とは結合動き情報候補リスト生成部140の構成と動作が異なる。図25は実施の形態2の結合動き情報候補リスト生成部140の構成を説明するための図である。図12の実施の形態1の結合動き情報候補リスト生成部140の構成とは、劣性結合動き情報候補並び替え部162が時間結合動き情報候補生成部161の後ではなく、第1結合動き情報候補補充部164の後に設置されていることが異なる。
本発明の実施の形態2による動画像符号化装置及び動画像復号装置による効果を説明する。図27は本発明の実施の形態2による効果を説明する図である。ここでは、候補ブロック群の中で候補ブロックAと候補ブロックBのみが有効であって、候補ブロックAと候補ブロックBの動き補償予測の方向は共に双方向であるとする。また、結合動き情報候補リストには、候補ブロックAと候補ブロックB、2つの双結合動き情報候補であるBD0とBD1、1つの第2補充結合動き情報候補であるADが登録されているとする。マージインデックス0(候補ブロックA)、マージインデックス1(候補ブロックB)、マージインデックス2(双結合動き情報候補BD0)、マージインデックス3(双結合動き情報候補BD1)、マージインデックス4(第2補充結合動き情報候補AD)の選択確率がそれぞれ、4%、70%、12%、12%、2%であるとする。計算式は省略するが、実施の形態2では、並び替え前のマージインデックスの符号長の期待値は2.36ビットとなる。一方、並び替え後のマージインデックスの符号長の期待値は1.54ビットとなる。したがって、並び替え後のマージインデックスの符号長の期待値は0.82ビット短くなり、符号化効率が向上することがわかる。
実施の形態2の結合動き情報候補リスト生成部140の構成は図25のようにしたが、劣性結合動き情報候補並び替え部162を、第1結合動き情報候補補充部164の後ではなく、第2結合動き情報候補補充部165の後に設置してもよい。
以下、実施の形態3について説明する。実施の形態1とは結合動き情報候補リスト生成部140の構成と動作、および空間結合動き情報候補生成部160の動作が異なる。
本発明の実施の形態3による動画像符号化装置及び動画像復号装置による効果を説明する。図32は本発明の実施の形態3による効果を説明する図である。ここでは、候補ブロックA、候補ブロックB、候補ブロックC、候補ブロックE、候補ブロックD、候補ブロックTが全て有効であるとし、実施の形態1の効果を説明した図24と同じ前提条件とする。そのため、並び替え前のマージインデックスの符号長の期待値は2.6ビットである。一方、計算式は省略するが、実施の形態3による劣性結合動き情報候補追加部166の処理後のマージインデックスの符号長の期待値は1.9ビットとなる。したがって、並び替え後のマージインデックスの符号長の期待値は0.7ビット短くなり、符号化効率が向上することがわかる。
実施の形態3の結合動き情報候補リスト生成部140の構成は図28のようにしたが、劣性結合動き情報候補追加部166を、時間結合動き情報候補生成部161の後ではなく、実施の形態2のように、第1結合動き情報候補補充部164の後や、第2結合動き情報候補補充部165の後に設置してもよい。
以下、実施の形態4について説明する。実施の形態1とは結合動き情報候補リスト生成部140の構成と動作が異なる。
本発明の実施の形態4による動画像符号化装置及び動画像復号装置による効果を説明する。第2補充結合動き情報候補が符号化済みの画像や符号化済みの画像の一部において発生頻度の高かった動き情報を利用して設定された場合のように、第2補充結合動き情報候補の選択確率が劣性結合動き情報候補の選択確率よりも相対的に高ければ、結合動き情報候補リストから劣性結合動き情報候補を削除し、結合動き情報候補リストに第2補充結合動き情報候補を追加することで、結合動き情報選択部141は劣性結合動き情報候補が含まれない結合動き情報候補リストから最適な結合動き情報候補を選択することが可能となり、符号化効率を向上させることができる。なお、ここでは結合動き情報候補リストから劣性結合動き情報候補を削除するとしたが、劣性結合動き情報候補を無効扱いとして結合動き情報選択部141において劣性結合動き情報候補を選択しないようにしてもよい。すなわち、劣性結合動き情報候補以外の結合動き情報候補にマージインデックスが割り当てられればよい。
実施の形態4の劣性結合動き情報候補削除部167の動作は図35のように結合動き情報候補リストに登録された劣性結合動き情報候補を単純に削除するとしたが、劣性結合動き情報候補である予測ブロックの結合動き情報が重複結合動き情報候補であるか否かを判定することによって、結合動き情報候補リストに登録された劣性結合動き情報候補を削除するか否かを決定することもできる。
実施の形態4の結合動き情報候補リスト生成部140は図33のように実施の形態1に適用したが、実施の形態2や実施の形態3に同様に適用することができる。実施の形態2に適用した場合、第1結合動き情報候補補充部164の後に、劣性結合動き情報候補並び替え部162と劣性結合動き情報候補削除部167が存在することになる。ここで、劣性結合動き情報候補並び替え部162で劣性結合動き情報候補を並び替えてから、劣性結合動き情報候補削除部167で劣性結合動き情報候補を削除しても、劣性結合動き情報候補削除部167で劣性結合動き情報候補を削除してから、劣性結合動き情報候補並び替え部162で劣性結合動き情報候補を並び替えても、同一の効果が得られるため、劣性結合動き情報候補並び替え部162で劣性結合動き情報候補の並び替えを省略して劣性結合動き情報候補削除部167で劣性結合動き情報候補を削除するだけもよい。
以下、実施の形態5について説明する。実施の形態1とは結合動き情報候補リスト生成部140の構成と動作が異なる。
本発明の実施の形態5による動画像符号化装置及び動画像復号装置による効果を説明する。図42は本発明の実施の形態5による効果を説明する図である。ここでは、結合動き情報候補リストには、候補ブロックA、候補ブロックB、候補ブロックC、候補ブロックE、及び候補ブロックTが登録されているとする。マージインデックス0(候補ブロックA)、マージインデックス1(候補ブロックB)、マージインデックス2(候補ブロックC)、マージインデックス3(候補ブロックE)、マージインデックス4(候補ブロックT)の選択確率がそれぞれ、25%、35%、14%、12%、12%であるとする。この場合、計算式は省略するが、並び替え前のマージインデックスの符号長の期待値は2.33ビットとなる。一方、実施の形態5による優性結合動き情報候補の並び替え後のマージインデックスの符号長の期待値は2.23ビットとなる。したがって、並び替え後のマージインデックスの符号長の期待値は0.1ビット短くなり、符号化効率が向上することがわかる。
Claims (7)
- 分割タイプに基づいて復号ブロックを1つまたは複数の予測ブロックに分割して動き補償予測を行い、動画像の符号化ストリームを復号する動画像復号装置であって、
復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロックから、動きベクトルの情報と参照画像の情報とを含む動き情報が有効である復号済みの予測ブロックを選択し、前記選択した復号済みの予測ブロックの動き情報を選択候補とする候補導出部と、
前記復号対象の予測ブロックの分割タイプと前記復号対象の予測ブロックの前記復号ブロック内の位置とに基づいて、前記復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロック内の特定の予測ブロックの動き情報を前記選択候補としない無効化部と、
前記選択候補を含む候補リストを生成する候補リスト生成部と、
予め定められた所定の動きベクトルを有する動き情報を新たな選択候補として前記候補リストに加える追加部と、
前記候補リスト内の位置を示す情報を復号する符号列解析部と、
復号した前記位置を示す情報に基づき、前記候補リストから前記復号対象の予測ブロックの動き補償予測に用いる動き情報を選択する選択部とを備えることを特徴とする動画像復号装置。 - 分割タイプに基づいて復号ブロックを1つまたは複数の予測ブロックに分割して動き補償予測を行う動画像復号装置であって、
結合動き情報候補を結合動き情報候補リストにおいて特定するためのインデックスが符号化された符号列から、前記インデックスを復号する復号部と、
復号対象の予測ブロックに隣接する復号済みの複数の隣接ブロックの動き情報を、復号対象の予測ブロックに利用するための結合動き情報候補として、結合動き情報候補リストに追加し、前記結合動き情報候補リストを生成する結合動き情報候補リスト生成部と、
前記復号対象の予測ブロックの分割タイプと前記復号対象の予測ブロックの前記復号ブロック内の位置とに基づいて、前記結合動き情報候補リストに含まれる特定の結合動き情報候補を選択し、前記結合動き情報候補リスト内の前記特定の結合動き情報候補の位置を変更する結合動き情報候補並び替え部と、
前記インデックスにもとづいて前記結合動き情報候補リストから1つの結合動き情報候補を選択し、前記復号対象の予測ブロックの動き情報とする結合動き情報選択部とを備えることを特徴とする動画像復号装置。 - 分割タイプに基づいて復号ブロックを1つまたは複数の予測ブロックに分割して動き補償予測を行い、動画像の符号化ストリームを復号する動画像復号方法であって、
復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロックから、動きベクトルの情報と参照画像の情報とを含む動き情報が有効である復号済みの予測ブロックを選択し、前記選択した復号済みの予測ブロックの動き情報を選択候補とする候補導出ステップと、
前記復号対象の予測ブロックの分割タイプと前記復号対象の予測ブロックの前記復号ブロック内の位置とに基づいて、前記復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロック内の特定の予測ブロックの動き情報を前記選択候補としない無効化ステップと、
前記選択候補を含む候補リストを生成する候補リスト生成ステップと、
予め定められた所定の動きベクトルを有する動き情報を新たな選択候補として前記候補リストに加える追加ステップと、
前記候補リスト内の位置を示す情報を復号する符号列解析ステップと、
復号した前記位置を示す情報に基づき、前記候補リストから前記復号対象の予測ブロックの動き補償予測に用いる動き情報を選択する選択ステップとを備えることを特徴とする動画像復号方法。 - 分割タイプに基づいて復号ブロックを1つまたは複数の予測ブロックに分割して動き補償予測を行い、動画像の符号化ストリームを復号する動画像復号プログラムであって、
復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロックから、動きベクトルの情報と参照画像の情報とを含む動き情報が有効である復号済みの予測ブロックを選択し、前記選択した復号済みの予測ブロックの動き情報を選択候補とする候補導出ステップと、
前記復号対象の予測ブロックの分割タイプと前記復号対象の予測ブロックの前記復号ブロック内の位置とに基づいて、前記復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロック内の特定の予測ブロックの動き情報を前記選択候補としない無効化ステップと、
前記選択候補を含む候補リストを生成する候補リスト生成ステップと、
予め定められた所定の動きベクトルを有する動き情報を新たな選択候補として前記候補リストに加える追加ステップと、
前記候補リスト内の位置を示す情報を復号する符号列解析ステップと、
復号した前記位置を示す情報に基づき、前記候補リストから前記復号対象の予測ブロックの動き補償予測に用いる動き情報を選択する選択ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする動画像復号プログラム。 - 受信した動画像の符号化ストリームにおいて、復号ブロックを1つまたは複数の予測ブロックに分割して動き補償予測を行い復号処理する受信装置であって、
分割タイプに基づいて符号化ブロックを1つまたは複数の予測ブロックに分割して動き補償予測を行い符号化された動画像の符号化ストリームがパケット化された符号化データを受信する受信部と、
受信された前記符号化データをパケット処理して元の符号化ストリームを復元する復元部と、
復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロックから、動きベクトルの情報と参照画像の情報とを含む動き情報が有効である復号済みの予測ブロックを選択し、前記選択した復号済みの予測ブロックの動き情報を選択候補とする候補導出部と、
前記復号対象の予測ブロックの分割タイプと前記復号対象の予測ブロックの前記復号ブロック内の位置とに基づいて、前記復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロック内の特定の予測ブロックの動き情報を前記選択候補としない無効化部と、
前記選択候補を含む候補リストを生成する候補リスト生成部と、
予め定められた所定の動きベクトルを有する動き情報を新たな選択候補として前記候補リストに加える追加部と、
前記候補リスト内の位置を示す情報を、復元された符号化ストリームから復号する符号列解析部と、
復号した前記位置を示す情報に基づき、前記候補リストから前記復号対象の予測ブロックの動き補償予測に用いる動き情報を選択する選択部とを備えることを特徴とする受信装置。 - 受信した動画像の符号化ストリームにおいて、復号ブロックを1つまたは複数の予測ブロックに分割して動き補償予測を行い復号処理する受信方法であって、
分割タイプに基づいて符号化ブロックを1つまたは複数の予測ブロックに分割して動き補償予測を行い符号化された動画像の符号化ストリームがパケット化された符号化データを受信する受信ステップと、
受信された前記符号化データをパケット処理して元の符号化ストリームを復元する復元ステップと、
復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロックから、動きベクトルの情報と参照画像の情報とを含む動き情報が有効である復号済みの予測ブロックを選択し、前記選択した復号済みの予測ブロックの動き情報を選択候補とする候補導出ステップと、
前記復号対象の予測ブロックの分割タイプと前記復号対象の予測ブロックの前記復号ブロック内の位置とに基づいて、前記復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロック内の特定の予測ブロックの動き情報を前記選択候補としない無効化ステップと、
前記選択候補を含む候補リストを生成する候補リスト生成ステップと、
予め定められた所定の動きベクトルを有する動き情報を新たな選択候補として前記候補リストに加える追加ステップと、
前記候補リスト内の位置を示す情報を、復元された符号化ストリームから復号する符号列解析ステップと、
復号した前記位置を示す情報に基づき、前記候補リストから前記復号対象の予測ブロックの動き補償予測に用いる動き情報を選択する選択ステップとを備えることを特徴とする受信方法。 - 受信した動画像の符号化ストリームにおいて、復号ブロックを1つまたは複数の予測ブロックに分割して動き補償予測を行い復号処理する受信プログラムであって、
分割タイプに基づいて符号化ブロックを1つまたは複数の予測ブロックに分割して動き補償予測を行い符号化された動画像の符号化ストリームがパケット化された符号化データを受信する受信ステップと、
受信された前記符号化データをパケット処理して元の符号化ストリームを復元する復元ステップと、
復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロックから、動きベクトルの情報と参照画像の情報とを含む動き情報が有効である復号済みの予測ブロックを選択し、前記選択した復号済みの予測ブロックの動き情報を選択候補とする候補導出ステップと、
前記復号対象の予測ブロックの分割タイプと前記復号対象の予測ブロックの前記復号ブロック内の位置とに基づいて、前記復号対象の予測ブロックに隣接する複数の予測ブロック内の特定の予測ブロックの動き情報を前記選択候補としない無効化ステップと、
前記選択候補を含む候補リストを生成する候補リスト生成ステップと、
予め定められた所定の動きベクトルを有する動き情報を新たな選択候補として前記候補リストに加える追加ステップと、
前記候補リスト内の位置を示す情報を、復元された符号化ストリームから復号する符号列解析ステップと、
復号した前記位置を示す情報に基づき、前記候補リストから前記復号対象の予測ブロックの動き補償予測に用いる動き情報を選択する選択ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする受信プログラム。
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