JP2014518888A - ジヒドロジシアノボラート塩の製造方法 - Google Patents
ジヒドロジシアノボラート塩の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014518888A JP2014518888A JP2014513073A JP2014513073A JP2014518888A JP 2014518888 A JP2014518888 A JP 2014518888A JP 2014513073 A JP2014513073 A JP 2014513073A JP 2014513073 A JP2014513073 A JP 2014513073A JP 2014518888 A JP2014518888 A JP 2014518888A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- atoms
- linear
- branched
- formula
- independently
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B6/00—Hydrides of metals including fully or partially hydrided metals, alloys or intermetallic compounds ; Compounds containing at least one metal-hydrogen bond, e.g. (GeH3)2S, SiH GeH; Monoborane or diborane; Addition complexes thereof
- C01B6/06—Hydrides of aluminium, gallium, indium, thallium, germanium, tin, lead, arsenic, antimony, bismuth or polonium; Monoborane; Diborane; Addition complexes thereof
- C01B6/10—Monoborane; Diborane; Addition complexes thereof
- C01B6/13—Addition complexes of monoborane or diborane, e.g. with phosphine, arsine or hydrazine
- C01B6/15—Metal borohydrides; Addition complexes thereof
- C01B6/19—Preparation from other compounds of boron
- C01B6/21—Preparation of borohydrides of alkali metals, alkaline earth metals, magnesium or beryllium; Addition complexes thereof, e.g. LiBH4.2N2H4, NaB2H7
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F5/00—Compounds containing elements of Groups 3 or 13 of the Periodic System
- C07F5/02—Boron compounds
- C07F5/027—Organoboranes and organoborohydrides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B35/00—Boron; Compounds thereof
- C01B35/08—Compounds containing boron and nitrogen, phosphorus, oxygen, sulfur, selenium or tellurium
- C01B35/10—Compounds containing boron and oxygen
- C01B35/12—Borates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B35/00—Boron; Compounds thereof
- C01B35/08—Compounds containing boron and nitrogen, phosphorus, oxygen, sulfur, selenium or tellurium
- C01B35/10—Compounds containing boron and oxygen
- C01B35/12—Borates
- C01B35/121—Borates of alkali metal
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B35/00—Boron; Compounds thereof
- C01B35/08—Compounds containing boron and nitrogen, phosphorus, oxygen, sulfur, selenium or tellurium
- C01B35/14—Compounds containing boron and nitrogen, phosphorus, sulfur, selenium or tellurium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B35/00—Boron; Compounds thereof
- C01B35/08—Compounds containing boron and nitrogen, phosphorus, oxygen, sulfur, selenium or tellurium
- C01B35/14—Compounds containing boron and nitrogen, phosphorus, sulfur, selenium or tellurium
- C01B35/146—Compounds containing boron and nitrogen, e.g. borazoles
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01C—AMMONIA; CYANOGEN; COMPOUNDS THEREOF
- C01C3/00—Cyanogen; Compounds thereof
- C01C3/08—Simple or complex cyanides of metals
- C01C3/11—Complex cyanides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2002/00—Crystal-structural characteristics
- C01P2002/80—Crystal-structural characteristics defined by measured data other than those specified in group C01P2002/70
- C01P2002/86—Crystal-structural characteristics defined by measured data other than those specified in group C01P2002/70 by NMR- or ESR-data
Abstract
Description
Me+[BH2(CN)2]− I、
式中、Me+はリチウム、カリウム、ナトリウム、セシウムまたはルビジウムカチオンである、
の塩の製造方法であって、
式IIまたは式III
Me+[BH4]− II、
Me+[BH3(CN)]− III、
式中、
Me+は上記の意味を有する、
の塩を、トリアルキルシリルシアニドと反応させ、
ここで、いずれの場合にも、トリアルキルシリルシアニドのアルキル基は、互いに独立して、1〜4個のC原子を有する直鎖または分岐アルキル基を示す、
前記製造方法に関する。
KtA IV
式中、
Ktは、有機カチオンまたは金属カチオンの意味を有し、ここでカチオンKtは、式Iの化合物において用いられるカチオンMe+に一致せず、
F−、Cl−、Br−、I−、OH−、[HF2]−、[CN]−、[SCN]−、[R1COO]−、[R1OC(O)O]−、[R1SO3]−、[R2COO]−、[R2SO3]−、[R1OSO3]−、[PF6]−、[BF4]−、[HSO4]1−、[NO3]−、[(R2)2P(O)O]−、[R2P(O)O2]2−、[(R1O)2P(O)O]−、[(R1O)P(O)O2]2−、[(R1O)R1P(O)O]−、トシラート、1〜4個のC原子を有する直鎖または分岐アルキル基で置換されてもよいマロナート、[HOCO2]−または[CO3]2−を示し、
R2はいずれの場合にも、互いに独立して、1〜12個のC原子を有する直鎖または分岐全フッ素化アルキル基を示し、ここで、電気的中性が塩KtAの式において考慮される。
R1は、特に好ましくはメチル、エチル、n−ブチル、n−ヘキシルまたはn−オクチル、非常に特に好ましくはメチルまたはエチルである。
置換されたマロナートは、例えば、メチルまたはエチルマロナートなどの化合物である。
式[(Ro)3O]+(1)のオキソニウムカチオン、または
式[(Ro)3S]+(2)のスルホニウムカチオン、
式中、Roはいずれの場合も、互いに独立して、1〜8個のC原子を有する直鎖または分岐アルキル基、非置換フェニル、R1*、OR’、N(R’)2、CNまたはハロゲンで置換されたフェニルを示すか、または式(2) (R’’’)2N−のスルホニウムカチオンに限定され、
ここでR’はいずれの場合も、互いに独立して、H、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、不飽和または飽和フェニルを示し、R1*はいずれの場合も、互いに独立して、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、非置換または置換フェニルを示し、R’’’は、いずれの場合も、互いに独立して、1〜6個のC原子を有する直鎖または分岐アルキルを示し;
[NR4]+ (3)、
式中、
Rは、いずれの場合も、互いに独立して、
H、OR’、N(R’)2ただし、式(3)における置換基Rの最大1つが、OR’またはN(R’)2であり、
1〜20個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル
2〜20個のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖状または分岐アルケニル、
2〜20個のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖状または分岐アルキニル、
1〜6個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル基で置換されてもよい、3〜7個のC原子を有する飽和、部分的にまたは完全に不飽和のシクロアルキル、
を示し、
ここで、Rの隣接しておらずα位にない1または2個の炭素原子は、−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−SO2O−、−C(O)−、−C(O)O−、−N+(R’2)−、−P(O)R’O−、−C(O)NR’−、−SO2NR’−、−OP(O)R’O−、−P(O)(N(R’)2)NR’−、−P(R’)2=N−または−P(O)R’−の群から選択される、原子および/または原子団で置き換えられてもよく、ここで、R’はいずれの場合も、互いに独立して、H、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、非置換または置換フェニルを示し、Xはいずれの場合も、互いに独立して、ハロゲンを示し;
[P(R2)4]+ (4)、
式中
R2いずれの場合も、互いに独立して、
H、OR’またはN(R’)2、
1〜20個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル、
2〜20個のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖状または分岐アルケニル、
2〜20個のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖状または分岐アルキニル、
1〜6個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル基で置換されてもよい、3〜7個のC原子を有する飽和、部分的にまたは完全に不飽和のシクロアルキル、
を示し、
およびここで、R2の隣接しておらずα位にない1または2個の炭素原子は、−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−SO2O−、−C(O)−、−C(O)O−、‐N+(R’2)−、−P(O)R’O−、−C(O)NR’−、−SO2NR’−、−OP(O)R’O−、−P(O)(N(R’)2)NR’−、−P(R’)2=N−または‐P(O)R’−の群から選択される原子および/または原子団で置き換えられ得、ここで、R’はいずれの場合も、互いに独立して、H、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、非置換または置換フェニルを示し、Xはいずれの場合も、互いに独立して、ハロゲンを示し;
[C(NR3R4)(OR5)(NR6R7)]+ (5)、
またはKtは式(6)のチオウロニウムカチオンであり、
[C(NR3R4)(SR5)(NR6R7)]+ (6)、
式中
各R3〜R7は、互いに独立して、
H、ここでHはR5に関しては除かれ、
1〜20個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル、
2〜20個のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖状または分岐アルケニル、
2〜20個のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖状または分岐アルキニル、
1〜6個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル基で置換されてもよい、3〜7個のC原子を有する飽和、部分的にまたは完全に不飽和のシクロアルキル、
を示し、
ここで、R3〜R7の隣接しておらずα位にない1または2個の炭素原子は、−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−SO2O−、−C(O)−、−C(O)O−、−N+(R’2)−、−P(O)R’O−、−C(O)NR’−、−SO2NR’−、−OP(O)R’O−、−P(O)(N(R’)2)NR’−、−P(R’)2=N−または−P(O)R’−の群から選択される原子および/または原子団で置き換えられてもよく、
ここで、R’はいずれの場合も、互いに独立して、H、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、非置換または置換フェニルを示し、Xはいずれの場合も、互いに独立して、ハロゲンを示し;
[C(NR8R9)(NR10R11)(NR12R13)]+ (7)、
式中、
各R8〜R13は互いに独立して、
H、−CN、N(R’)2、−OR’、
1〜20個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル、
2〜20個のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖状または分岐アルケニル、
2〜20個のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖状または分岐アルキニル、
1〜6個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキルで置換されてもよい3〜7個のC原子を有する飽和、部分的にまたは完全に不飽和のシクロアルキル、
ここで、R8〜R13の隣接しておらずα位にない1または2個の炭素原子は、−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−SO2O−、−C(O)−、−C(O)O−、−N+(R’2)−、−P(O)R’O−、−C(O)NR’−、−SO2NR’−、−OP(O)R’O−、−P(O)(N(R’)2)NR’−、−P(R’)2=N−または−P(O)R’−の群から選択される原子および/または原子団で置き換えられてもよく、
ここで、R’はいずれの場合も、互いに独立して、H、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化、直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、非置換または置換フェニルを示し、Xはいずれの場合も、互いに独立して、ハロゲンを示し;
[HetN]z+ (8)、
式中、
HetNz+は下記群から選択されるヘテロ環式カチオンを示し
各R1’〜R4’は互いに独立して、
H、ただし、R1’およびR4’は一緒にHではなく、
1〜20個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル、
2〜20個のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖状または分岐アルケニル、
2〜20個のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖状または分岐アルキニル、
1〜6個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキルで置換されてもよい、3〜7個のC原子を有する飽和、部分的にまたは完全に不飽和シクロアルキル、
飽和、部分的にまたは完全に不飽和ヘテロアリール、
ヘテロアリール−C1−C6−アルキルまたはアリール−C1−C6−アルキル、
を示し、
ここで、
置換基R1’、R2’、R3’および/またはR4’は一緒に環系を形成してもよく、
ここで、R’は、いずれの場合も、互いに独立して、H、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化、直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、非置換または置換フェニルを示し、Xは、いずれの場合も、互いに独立して、ハロゲンを示し;
またはアルカリ金属カチオンAg+、Mg2+、Cu+、Cu2+、Zn2+、Ca2+、Y+3、Yb+3、La+3、Sc+3、Ce+3、Nd+3、Tb+3、Sm+3から選択される周期表の1〜12属からの金属カチオンまたはロジウム、ルテニウム、イリジウム、パラジウム、白金、オスミウム、コバルト、ニッケル、鉄、クロム、モリブデン、タングステン、バナジウム、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、トリウム、ウラン、金などの希土類、遷移または貴金属を含有する錯体(リガンド含有)金属カチオン
である。
本発明の式(1)〜(7)の化合物の適した置換基RおよびR2〜R13は、Hの他に、好ましくは:直鎖状または分岐C1−〜C20−、特にC1−〜C14−アルキル基、および直鎖状または分岐C1−〜C6−アルキル基で置換されてもよい、飽和または不飽和、すなわち芳香族、C3−〜C7−シクロアルキル基、特にフェニルである。
グアニジニウムカチオン[C(NR8R9)(NR10R11)(NR12R13)]+の4つまでの置換基は、単環式、二環式または多環式の分子を形成するように、対になって結合してもよい。
上述のグアニジニウムカチオンの炭素環または複素環は、任意に、直鎖状または分岐C1−〜C6−アルキル、直鎖状または分岐C1−〜C6−アルケニル、−CN、−NO2、−OH、−F、−Cl、−Br、I、直鎖状または分岐C1−C6−アルコキシ、−N(R’)2、−SR’、−S(O)R’、−SO2R’、−COOH、−C(O)OR’、−C(O)R’,−C(O)N(R’)2、−SO2N(R’)2、−C(O)X、−SO2X、−SO3H、置換または非置換フェニルまたは非置換または置換複素環で置換されてもよく、ここでXおよびR’は、上述の意味を有する。
ここで、置換基R3、R5およびR6は、上述のまたは特に好ましい意味を有し得る。
上述のグアニジニウムカチオンの炭素環または複素環は、任意で、直鎖状または分岐C1−〜C6−アルキル、直鎖状または分岐C1−〜C6−アルケニル、−CN、−NO2、−OH、−F、−Cl、−Br、I、直鎖状または分岐C1−C6−アルコキシ、−N(R’)2、−SR’、−S(O)R’、−SO2R’、−COOH、−C(O)OR’、−C(O)R’,−C(O)N(R’)2、−SO2N(R’)2、−C(O)X、−SO2X、−SO3H、置換または非置換フェニルまたは非置換または置換複素環で置換され得、ここで、XおよびR’は上述の意味を有する。
R‘またはR1*において、C3−〜C7−シクロアルキルは、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルである。
得られた物質を、NMRスペクトルおよびX線構造解析を利用して特徴づける。NMRスペクトルは、重水素化アセトン−D6中またはCD3CN中の溶液において、ジュウテリウムロックを備えたBruker Avance IIIスペトロメーターにおいて測定する。様々な核の測定周波数は: 1H:400.17MHz、11B:128.39MHz、31P:161.99MHzおよび13C:100.61MHzである。参照は、外部参照で行う: 1Hおよび13CスペクトルについてTMS、および11BスペクトルについてBF3・Et2O−。
NMRスペクトルおよびX線解析を用いて生成物を特徴づける。
EMIM [BH2(CN)2]
水含有量:44ppm; クロライド含有量:18ppm;
粘度:10.2mPa・s(20℃)。
熱分解温度(開始): 約290℃(DSC/TGA)
BMPL [BH2(CN)2]
クロライド含有量:21ppm;
粘度:23.6mPa・s(20℃).
[(n−C4H9)3CH3N][BH2(CN)2]
水含有量:17ppm; クロライド含有量:<5ppm;
粘度:158mPa・s(20℃).
熱分解温度(開始):約275℃(DSC/TGA)。
(n−C4H9)4N][BH2(CN)2]
NMRスペクトルおよびX線解析を用いて生成物を特徴づける。
水含有量:360ppm; クロライド含有量:19ppm;
融点:55℃
熱分解温度(開始):約275℃(DSC/TGA)
[(C2H5)4N][BH2(CN)2]
水含有量:192ppm; クロライド含有量:30ppm;
融点:43℃
熱分解温度(開始):267℃(DSC/TGA)
[(n−C4H9)4P][BH2(CN)2]
水含有量:372ppm; クロライド含有量:16ppm;
融点:42℃
熱分解温度(開始):361℃(DSC/TGA)
[BMPy] [BH2(CN)2]
Claims (7)
- 式I
Me+[BH2(CN)2]− I、
式中、Me+はリチウム、カリウム、ナトリウム、セシウムまたはルビジウムカチオンである、
の塩の製造方法であって、
式IIまたは式III
Me+[BH4]− II、
Me+[BH3(CN)]− III、
式中、
Me+は上記の意味を有する、
の化合物を、トリアルキルシリルシアニドと反応させ、
ここで、いずれの場合にも、トリアルキルシリルシアニドのアルキル基は、互いに独立して、1〜4の個のC原子を有する直鎖または分岐アルキル基を示す、
前記製造方法。 - 反応を10℃〜200℃の温度で行うことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 反応を溶媒を用いずに行うことを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
- アルカリ金属ヨージドおよび任意にヨージドの存在下で、アルキル金属シアニドおよびトリアルキルシリルクロライドからトリアルキルシリルシアニドをin situで製造することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 式Iの化合物を、式IV
KtA IV
式中、
Ktは、有機カチオンまたは金属カチオンの意味を有し、ここでカチオンKtは、式Iの化合物において用いられるカチオンMe+に一致せず、
アニオンAは、
F−、Cl−、Br−、I−、OH−、[HF2]−、[CN]−、[SCN]−、[R1COO]−、[R1OC(O)O]−、[R1SO3]−、[R2COO]−、[R2SO3]−、[R1OSO3]−、[PF6]−、[BF4]−、[HSO4]1−、[NO3]−、[(R2)2P(O)O]−、[R2P(O)O2]2−、[(R1O)2P(O)O]−、[(R1O)P(O)O2]2−、[(R1O)R1P(O)O]−、トシラート、1〜4個のC原子を有する直鎖または分岐アルキル基で置換されてもよいマロナート、[HOCO2]−または[CO3]2−を示し、
ここで、R1はいずれの場合にも、互いに独立して、1〜12個のC原子を有する直鎖または分岐アルキル基を示し、
R2はいずれの場合にも、互いに独立して、1〜12個のC原子を有する直鎖または分岐全フッ素化アルキル基を示し、ここで、電気的中性が塩KtAの式において考慮される、
の化合物と反応させることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。 - Ktが、
式[(Ro)3O]+(1)のオキソニウムカチオン、または
式[(Ro)3S]+(2)のスルホニウムカチオン、
式中、Roはいずれの場合も、互いに独立して、1〜8個のC原子を有する直鎖または分岐アルキル基、非置換フェニル、R1*、OR’、N(R’)2、CNまたはハロゲンで置換されたフェニルを示すか、または式(2) (R’’’)2N−のスルホニウムカチオンに限定され、
ここでR’はいずれの場合も、互いに独立して、H、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、不飽和または飽和フェニルを示し、R1*はいずれの場合も、互いに独立して、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、非置換または置換フェニルを示し、R’’’は、いずれの場合も、互いに独立して、1〜6個のC原子を有する直鎖または分岐アルキルを示し;
または、
式(3)のアンモニウムカチオン
[NR4]+ (3)、
式中、
Rは、いずれの場合も、互いに独立して、
H、OR’、N(R’)2ただし、式(3)における置換基Rの最大1つが、OR’またはN(R’)2であり、
1〜20個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル
2〜20個のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖状または分岐アルケニル、
2〜20個のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖状または分岐アルキニル、
1〜6個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル基で置換されてもよい、3〜7個のC原子を有する飽和、部分的にまたは完全に不飽和のシクロアルキル、
を示し、
ここで、1または2の置換基Rは、ハロゲン、特に−Fおよび/または−Clで完全に置換されてもよく、またはここで、1または2以上の置換基Rは、ハロゲン、特に−Fおよび/または−Clで、または−OH、−OR’、−CN、−N(R’)2、−C(O)OH、−C(O)OR’、−C(O)R’、−C(O)N(R’)2、‐SO2N(R’)2、−C(O)X、−SO2OH、−SO2X、−NO2、−SR’、−S(O)R’、−SO2R’で、部分的に置換されてもよく、
ここで、Rの隣接しておらずα位にない1または2個の炭素原子は、−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−SO2O−、−C(O)−、−C(O)O−、−N+(R’2)−、−P(O)R’O−、−C(O)NR’−、−SO2NR’−、−OP(O)R’O−、−P(O)(N(R’)2)NR’−、−P(R’)2=N−または−P(O)R’−の群から選択される、原子および/または原子団で置き換えられてもよく、ここで、R’はいずれの場合も、互いに独立して、H、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、非置換または置換フェニルを示し、Xはいずれの場合も、互いに独立して、ハロゲンを示し;
または、
式(4)のホスホニウムカチオン
[P(R2)4]+ (4)、
式中
R2いずれの場合も、互いに独立して、
H、OR’またはN(R’)2、
1〜20個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル、
2〜20個のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖状または分岐アルケニル、
2〜20個のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖状または分岐アルキニル、
1〜6個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル基で置換されてもよい、3〜7個のC原子を有する飽和、部分的にまたは完全に不飽和のシクロアルキル、
を示し、
ここで、1または2の置換基R2は、ハロゲン、特に−Fおよび/または−Clで完全に置換されてもよく、またはここで、1または2以上の置換基R2は、ハロゲン、特に−Fおよび/または−Clで、および/または−OH、−OR’、−CN、−N(R’)2、−C(O)OH、−C(O)OR’、−C(O)R’、−C(O)N(R’)2、−SO2N(R’)2、−C(O)X、−SO2OH、−SO2X、−NO2、−SR’、−S(O)R’、−SO2R’で部分的に置換されてもよく、
およびここで、R2の隣接しておらずα位にない1または2個の炭素原子は、−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−SO2O−、−C(O)−、−C(O)O−、‐N+(R’2)−、−P(O)R’O−、−C(O)NR’−、−SO2NR’−、−OP(O)R’O−、−P(O)(N(R’)2)NR’−、−P(R’)2=N−または‐P(O)R’−の群から選択される原子および/または原子団で置き換えられ得、ここで、R’はいずれの場合も、互いに独立して、H、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、非置換または置換フェニルを示し、Xはいずれの場合も、互いに独立して、ハロゲンを示し;
または、
式(5)のウロニウムカチオン、
[C(NR3R4)(OR5)(NR6R7)]+ (5)、
または、
Ktは式(6)のチオウロニウムカチオンであり、
[C(NR3R4)(SR5)(NR6R7)]+ (6)、
式中
各R3〜R7は、互いに独立して、
H、ここでHはR5に関しては除かれ、
1〜20個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル、
2〜20個のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖状または分岐アルケニル、
2〜20個のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖状または分岐アルキニル、
1〜6個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル基で置換されてもよい、3〜7個のC原子を有する飽和、部分的にまたは完全に不飽和のシクロアルキル、
を示し、
ここで、1または2の置換基R3〜R7はハロゲン、特に−Fおよび/または−Clで完全に置換されてもよく、1または2以上の置換基R3〜R7は、ハロゲン、特に−Fおよび/または−Clで、および/または−OH、−OR’、−N(R’)2、−CN、−C(O)OH、−C(O)OR’、−C(O)R’、−C(O)N(R’)2、−SO2NR’2、−C(O)X、−SO2OH、−SO2X、−SR’、−S(O)R’、−SO2R’、−NO2で部分的に置換されてもよく、
ここで、R3〜R7の隣接しておらずα位にない1または2個の炭素原子は、−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−SO2O−、−C(O)−、−C(O)O−、−N+(R’2)−、−P(O)R’O−、−C(O)NR’−、−SO2NR’−、−OP(O)R’O−、−P(O)(N(R’)2)NR’−、−P(R’)2=N−または−P(O)R’−の群から選択される原子および/または原子団で置き換えられてもよく、
ここで、R’はいずれの場合も、互いに独立して、H、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、非置換または置換フェニルを示し、Xはいずれの場合も、互いに独立して、ハロゲンを示し;
または、
式(7)のグアニジニウムカチオン
[C(NR8R9)(NR10R11)(NR12R13)]+ (7)、
式中、
各R8〜R13は互いに独立して、
H、−CN、N(R’)2、−OR’、
1〜20個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル、
2〜20個のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖状または分岐アルケニル、
2〜20個のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖状または分岐アルキニル、
1〜6個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキルで置換されてもよい3〜7個のC原子を有する飽和、部分的にまたは完全に不飽和のシクロアルキル、
ここで、1または2の置換基R8〜R13は、ハロゲン、特に−Fおよび/または−Clで完全に置換されてもよく、1または2以上の置換基R8〜R13は、ハロゲン、特に−Fおよび/または−Clで、および/または−OH、−OR’、−N(R’)2、−CN、−C(O)OH、−C(O)OR’、−C(O)R’、−C(O)N(R’)2、−SO2N(R’)2、−C(O)X、−SO2OH、−SO2X、−SR’、−S(O)R’、−SO2R’、−NO2で部分的に置換されてもよく、
ここで、R8〜R13の隣接しておらずα位にない1または2個の炭素原子は、−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−SO2O−、−C(O)−、−C(O)O−、−N+(R’2)−、−P(O)R’O−、−C(O)NR’−、−SO2NR’−、−OP(O)R’O−、−P(O)(N(R’)2)NR’−、−P(R’)2=N−または−P(O)R’−の群から選択される原子および/または原子団で置き換えられてもよく、
ここで、R’はいずれの場合も、互いに独立して、H、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化、直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、非置換または置換フェニルを示し、Xはいずれの場合も、互いに独立して、ハロゲンを示し;
または、
式(8)のヘテロ環式カチオン
[HetN]z+ (8)、
式中、
HetNz+は下記群から選択されるヘテロ環式カチオンを示し
各R1’〜R4’は互いに独立して、
H、ただし、R1’およびR4’は一緒にHではなく、
1〜20個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキル、
2〜20個のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖状または分岐アルケニル、
2〜20個のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖状または分岐アルキニル、
1〜6個のC原子を有する直鎖状または分岐アルキルで置換されてもよい、3〜7個のC原子を有する飽和、部分的にまたは完全に不飽和シクロアルキル、
飽和、部分的にまたは完全に不飽和ヘテロアリール、
ヘテロアリール−C1−C6−アルキルまたはアリール−C1−C6−アルキル、
を示し、
R2’は、追加で、F、Cl、Br、I、−CN、−OR’、−N(R’)2、−P(O)R’2、−P(O)(OR’)2、−P(O)(N(R’)2)2、−C(O)R’、−C(O)OR’、−C(O)X、−C(O)N(R’)2、−SO2N(R’)2、−SO2OH、−SO2X、−SR’、−S(O)R’、−SO2R’および/またはNO2を示し、ただし、そのときR1’、R3’およびR4’はそれぞれ、互いに独立して、Hおよび/または1〜20個のC原子を有する直鎖または分岐アルキルおよび/または2〜20個のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖または分岐アルケニルを示し、
ここで、
置換基R1’、R2’、R3’および/またはR4’は一緒に環系を形成してもよく、
ここで、1、2または3の置換基R1’〜R4’は、ハロゲン、特に−Fおよび/または−Clで完全に置換されてもよく、1または2以上の置換基R1’〜R4’は、ハロゲン、特に−Fおよび/または−Clで、および/または−OH、−OR’、−N(R’)2、−CN、−C(O)OH、−C(O)OR’、−C(O)R’、−C(O)N(R’)2、−SO2N(R’)2、−C(O)X、−SO2OH、−SO2X、−SR’、−S(O)R’、−SO2R’、−NO2、で部分的に置換されてもよく、しかしここで、R1’〜R4’は同時にハロゲンで完全に置換されることはできず、置換基R1’〜R4’の隣接しておらずヘテロ原子に結合していない1または2個の炭素原子は、−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−SO2O−、−C(O)−、−C(O)O−、−N+(R’2)−、−P(O)R’O−、‐C(O)NR’−、−SO2NR’−、−OP(O)R’O−、−P(O)(N(R’)2)NR’−、−P(R’)2=N−または−P(O)R’−から選択される原子および/または原子団で置き換えられてもよく、
ここで、R’は、いずれの場合も、互いに独立して、H、非フッ素化、部分的にフッ素化または全フッ素化、直鎖または分岐C1−〜C18−アルキル、飽和C3−〜C7−シクロアルキル、非置換または置換フェニルを示し、Xは、いずれの場合も、互いに独立して、ハロゲンを示し、
ハロゲンは、F、Cl、BrまたはIを示し;
または、
トリチリウムカチオン、
であるか、
または、
Ktは、アルカリ金属カチオンAg+、Mg2+、Cu+、Cu2+、Zn2+、Ca2+、Y+3、Yb+3、La+3、Sc+3、Ce+3、Nd+3、Tb+3、Sm+3から選択される周期表の1〜12属からの金属カチオンまたはロジウム、ルテニウム、イリジウム、パラジウム、白金、オスミウム、コバルト、ニッケル、鉄、クロム、モリブデン、タングステン、バナジウム、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、トリウム、ウラン、金などの希土類、遷移または貴金属を含有する錯体(リガンド含有)金属カチオンに相当する、
ことを特徴とする、請求項5に記載の方法。 - 塩交換反応を有機溶媒中でまたは水中で行うことを特徴とする、請求項5または6に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE102011103754A DE102011103754A1 (de) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | Verfahren zur Herstellung von Dihydridodicyanoborat-Salzen |
DE102011103754.7 | 2011-05-31 | ||
PCT/EP2012/002178 WO2012163488A1 (de) | 2011-05-31 | 2012-05-23 | Verfahren zur herstellung von dihydridodicyanoborat-salzen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014518888A true JP2014518888A (ja) | 2014-08-07 |
JP2014518888A5 JP2014518888A5 (ja) | 2016-05-12 |
Family
ID=46172763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014513073A Ceased JP2014518888A (ja) | 2011-05-31 | 2012-05-23 | ジヒドロジシアノボラート塩の製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8927714B2 (ja) |
EP (1) | EP2714586B1 (ja) |
JP (1) | JP2014518888A (ja) |
KR (1) | KR20140043908A (ja) |
CN (1) | CN103619754B (ja) |
DE (1) | DE102011103754A1 (ja) |
WO (1) | WO2012163488A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013009959A1 (de) | 2013-06-14 | 2014-12-31 | Julius-Maximilians-Universität Würzburg | Verfahren zur Herstellung von Salzen mit Hydridocyanoborat-Anionen |
DE102014008131A1 (de) * | 2014-06-06 | 2015-12-17 | Julius-Maximilians-Universität Würzburg | Verfahren zur Herstellung von Salzen mit Monoydridocyanoborat-Anionen |
DE102014011089A1 (de) | 2014-07-30 | 2016-02-04 | Julius-Maximilians-Universität Würzburg | Verfahren zur Herstellung von Salzen mit Hydridocyanoborat-Anionen |
DE102014016681A1 (de) * | 2014-11-12 | 2016-05-12 | Julius-Maximilians-Universität Würzburg | Verfahren zur Herstellung von Salzen mit Hydridocyanoborat-Anionen |
DE102016009846A1 (de) | 2016-08-16 | 2018-02-22 | Julius-Maximilians-Universität Würzburg | Fluoralkylhydrido- und Fluoralkylcyanohydridoborate |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006517546A (ja) * | 2003-02-14 | 2006-07-27 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング | シアノボレートアニオンを有する塩 |
WO2008102661A1 (ja) * | 2007-02-03 | 2008-08-28 | Toyo Kasei Kogyo Co., Ltd. | トリアルキルシリルニトリルの製造方法 |
WO2010021391A1 (ja) * | 2008-08-22 | 2010-02-25 | 日宝化学株式会社 | イオン性化合物及びその製造方法、並びに、これを用いたイオン伝導性材料 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3697232A (en) | 1969-06-16 | 1972-10-10 | Ventron Corp | Preparation of potassium cyanoborohydride |
CA978980A (en) | 1969-06-16 | 1975-12-02 | Ventron Corporation | Solvated cyanoborohydrides and method for the preparation thereof |
-
2011
- 2011-05-31 DE DE102011103754A patent/DE102011103754A1/de not_active Withdrawn
-
2012
- 2012-05-23 US US14/119,559 patent/US8927714B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2012-05-23 EP EP12723832.7A patent/EP2714586B1/de not_active Not-in-force
- 2012-05-23 CN CN201280026802.9A patent/CN103619754B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2012-05-23 WO PCT/EP2012/002178 patent/WO2012163488A1/de active Application Filing
- 2012-05-23 KR KR1020137034953A patent/KR20140043908A/ko not_active Application Discontinuation
- 2012-05-23 JP JP2014513073A patent/JP2014518888A/ja not_active Ceased
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006517546A (ja) * | 2003-02-14 | 2006-07-27 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング | シアノボレートアニオンを有する塩 |
WO2008102661A1 (ja) * | 2007-02-03 | 2008-08-28 | Toyo Kasei Kogyo Co., Ltd. | トリアルキルシリルニトリルの製造方法 |
WO2010021391A1 (ja) * | 2008-08-22 | 2010-02-25 | 日宝化学株式会社 | イオン性化合物及びその製造方法、並びに、これを用いたイオン伝導性材料 |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
JPN6015041276; J.Chem.Soc.,Chem.Commun. , 1983, pp. 1303-1304 * |
JPN6015041277; Bull.Chem.Soc.Jpn. 63(4), 1990, pp. 1281-1283 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8927714B2 (en) | 2015-01-06 |
EP2714586B1 (de) | 2015-07-22 |
CN103619754A (zh) | 2014-03-05 |
KR20140043908A (ko) | 2014-04-11 |
DE102011103754A1 (de) | 2012-12-06 |
EP2714586A1 (de) | 2014-04-09 |
CN103619754B (zh) | 2016-01-20 |
US20140114074A1 (en) | 2014-04-24 |
WO2012163488A1 (de) | 2012-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5810097B2 (ja) | パーフルオロアルキルシアノまたはパーフルオロアルキルシアノフルオロボラートの調製方法 | |
JP2014518888A (ja) | ジヒドロジシアノボラート塩の製造方法 | |
EP1802638B1 (de) | Borhaltige salze, deren herstellung und verwendung | |
US20160130285A1 (en) | Method for producing salts having hydridocyanoborate anions | |
US7700781B2 (en) | Salts having alkoxytris(fluoroalkyl)borate anions | |
JP2008523121A (ja) | 低いハロゲン化物含量を有するアルキルもしくはアリールスルホン酸アニオンまたはアルキルもしくはアリールカルボン酸アニオンを有するオニウム塩類の調製方法 | |
US8101749B2 (en) | Process for the preparation of onium salts with a tetrafluoroborate anion having a reduced halide content | |
US8642778B2 (en) | Ionic liquids | |
EP2772495A1 (en) | Method for preparation of tricyanidofluoroborates in 2 steps | |
JP2011246443A (ja) | テトラシアノボレート化合物の製造方法 | |
US8143452B2 (en) | Salts having alkoxytris(fluoroalkyl)borate anions | |
RU2575352C2 (ru) | Способ получения перфторалкилциано- или перфторалкилцианофторборатов | |
DE102014011089A1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Salzen mit Hydridocyanoborat-Anionen | |
DE102016001344A1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Kaliummonofluorotricyanoborat | |
WO2016074760A1 (de) | Verfahren zur herstellung von salzen mit hydridocyanoborat-anionen | |
DE102014008131A1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Salzen mit Monoydridocyanoborat-Anionen | |
DE102014014967A1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Verbindungen mit Monofluorotricyanoborat-Anionen | |
DE102014018103A1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Verbindungen mit Tricyanoborat-Dianionen |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151015 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20160115 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20160215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160315 |
|
A524 | Written submission of copy of amendment under article 19 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524 Effective date: 20160315 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160720 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20161125 |