JP2014518808A - 揺動バンパー - Google Patents

揺動バンパー Download PDF

Info

Publication number
JP2014518808A
JP2014518808A JP2014511527A JP2014511527A JP2014518808A JP 2014518808 A JP2014518808 A JP 2014518808A JP 2014511527 A JP2014511527 A JP 2014511527A JP 2014511527 A JP2014511527 A JP 2014511527A JP 2014518808 A JP2014518808 A JP 2014518808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
locking
piston rod
swing
locking leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014511527A
Other languages
English (en)
Inventor
ヴァン デル ジップ ダミアン
トマソン セバスチアン
ラズロ ゼケリー ピーター
ドニ ティエリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JP2014518808A publication Critical patent/JP2014518808A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/58Stroke limiting stops, e.g. arranged on the piston rod outside the cylinder
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F2230/00Purpose; Design features
    • F16F2230/0005Attachment, e.g. to facilitate mounting onto confer adjustability

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

シリンダーと摺動可能なピストンロッド(12)とを有するショックアブソーバーを含む車両サスペンションシステムに搭載するための揺動バンパー(14)であって、揺動バンパー(14)が、弾性圧縮可能なバンパー部分(24)と、取り付け部分(18)と、ピストンロッドの周囲に配置可能な軸方向に延在する中心穴(15)とを含む、揺動バンパー。取り付け部分(18)は、サスペンションシステムの構造要素(16)のオリフィス(32)に挿入するように構成された複数の可撓性係止脚(26)を含み、可撓性係止脚は、係止位置でオリフィスの端部(33)と係合するように構成された保持肩部(39)を有する係止突出部(36)を含む。係止脚は、ピストンロッドに係合するように構成された半径方向内側に向かうカム突出部(38)を有し、構造要素のオリフィスに挿入した後の中間位置から、揺動バンパーの中心穴にピストンロッドを挿入した後の係止位置まで移動可能である。

Description

本発明は、車両サスペンションシステムの揺動バンパーに関する。
車両サスペンションシステムは、通常、コイルばね、ショックアブソーバー、および揺動バンパー組立体を含む。車両サスペンションシステムの構成要素である揺動バンパー組立体は、通常、ショックアブソーバーロッドの周囲に同軸上に取り付けられて、車両の構造要素に固定される弾性体を含み、揺動バンパーは、圧縮下でのショックアブソーバーおよびコイルばねの移動終端での弾性クッションを提供する。ある構成では、揺動バンパー上端は、飽和カップとも呼ばれるクッションカップに固定することができ、その中に圧縮下の揺動バンパーが収容される。ある構成では、飽和カップは、軸方向に圧縮されたときの揺動バンパーの半径方向の膨張を制限する機能を果たすことができる。
米国特許出願公開第2010/127437号明細書に記載されるように、構造要素の保持端部に連結される弾性片持ちラッチを有する別個の保持要素によって、揺動バンパーを車両構造要素に取り付けるまたは固定するが知られている。ショックアブソーバーのピストンロッドが揺動バンパーの中心穴に挿入されると、保持片持ちラッチは係止位置に維持される。後者の構成の欠点は、構造要素のオリフィスに保持要素を挿入するために力が必要であり、また、構成要素を分解する場合に保持要素を取り外すことが困難なことである。揺動バンパーの保持要素を別々に製造して後に組み立てることで、コストも増加し、揺動バンパー組立体の堅牢性および信頼性が低下する。
経済的に製造され、堅牢性であり信頼性が高く、車両サスペンションシステムへの組み立ておよび取り外しが容易となり得る揺動バンパーが利用できると好都合である。
一態様において、本発明は、シリンダーと摺動可能なピストンロッドとを有するショックアブソーバーを含む車両サスペンションシステムに搭載するための揺動バンパーであって、揺動バンパーは、弾性圧縮可能なバンパー部分と、取り付け部分と、ピストンロッドを通して収容するための軸方向に延在する中心穴とを含み、取り付け部分は、サスペンションシステムの構造要素のオリフィスに挿入するように構成された複数の可撓性係止脚を含み、可撓性係止脚は、係止位置でオリフィス端部と係合するように構成された保持肩部を有する係止突出部を含み、係止脚は、自然状態では係止位置に対して半径方向内側に向かい、構造要素のオリフィスに挿入した後の前記自然状態から、ピストンロッドを揺動バンパーの中心穴に挿入し、ピストンロッドによって係止脚を係合させた後の前記係止位置まで半径方向外側に移動可能となるように構成される、揺動バンパーに関する。
本発明の一実施形態による揺動バンパー、または揺動バンパーの一部の斜視図である。 図1の揺動バンパーの係止部分の断面図である。 車両構造要素に取り付けられる揺動バンパーの取り付け部分を示す概略断面図であり、ショックアブソーバーのピストンロッドを挿入する前の飽和カップのオリフィスに挿入された揺動バンパーを示している。 車両構造要素に取り付けられる揺動バンパーの取り付け部分を示す概略断面図であり、ピストンロッドが揺動バンパーの中心穴に通された位置にある完全に取り付け位置を示している。
車両サスペンションシステムのショックアブソーバーに取り付けるための揺動バンパーが本明細書において開示される。車両サスペンションシステムは、通常、コイルばね、ショックアブソーバー、および揺動バンパーを含む。コイルばねおよびショックアブソーバーは、通常、比較的移動可能な第1および第2の車両構造要素の間に取り付けられ、ショックアブソーバーは、シリンダーと、移動可能なピストンロッドとを含む。揺動バンパーは、弾性圧縮可能部分と、車両サスペンションシステムの構造要素に揺動バンパーを固定するための取り付け部分とを含み、構造要素は、たとえばクッションカップを含む。中心穴は、揺動バンパーを軸方向に通過して延在し、その中にピストンロッドを挿入することができる。
本発明の揺動バンパーは、熱硬化性エラストマーおよび熱可塑性エラストマーなどのあらゆるエラストマーでできていたり、それらを含んだりすることができるが、好ましくは熱可塑性エラストマーでできている。好ましくは、比較的高い溶融粘度(すなわち、ISO1133に準拠して230℃において5kgの荷重下でのメルトフローレートが、0.5〜8g/10分の間、より好ましくは1〜8g/10分の間、より好ましくは2〜6g/10分の間、特に好ましくは3〜5g/10分の間)を有する熱可塑性エラストマーが使用される。好ましくはエラストマーは、ショアD硬度約45〜60Dの間、より好ましくは約47〜55Dの間である(ISO868に準拠して1sにおいて)。特に好ましくは、エラストマーは、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)のソフトセグメントを有するセグメント化コポリエーテルエステルである。
本発明の揺動バンパーに有用な熱硬化性エラストマーの例としては、硫黄加硫で硬化可能な不飽和ゴムが挙げられる。このようなエラストマーとしては、天然および合成のポリイソプレン、たとえば天然ゴムおよびtrans−1,4−ポリイソプレングッタペルカ;ポリブタジエン;ポリクロロプレン;ブチルゴム;ハロゲン化ブチルゴム;ブロモブチルゴム;スチレンブタジエンゴム;ニトリルゴム;および水素化ニトリルゴムが挙げられる。好適な熱硬化性エラストマーとしては、硫黄以外の硬化剤との化学反応によって、またはUV光または電子ビームの照射によって硬化可能な不飽和ゴムも挙げられる。このようなエラストマーとしては、エチレンアクリルエラストマー、たとえばVamac(登録商標)エチレンアクリルエラストマー、ポリアクリレートゴム;エチレンプロピレンゴム(EPM);エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM);エピクロロヒドリンゴム、シリコーンゴム;フルオロシリコーンゴム;フルオロエラストマー、たとえばViton(登録商標)フルオロエラストマー、Technoflon(登録商標)フルオロエラストマー、Fluoroel(登録商標)フルオロエラストマー;Aflas(登録商標)フルオロエラストマー、およびDai−el(登録商標)フルオロエラストマー;パーフルオロエラストマー;クロロスルホン化ポリエチレン;塩素化ポリエチレン;ならびにエチレン酢酸ビニルが挙げられる。
このようなエラストマーを、一般に、硬化系が活性化する温度より低温で、硬化剤、ならびにカーボンブラックまたは他のフィラーなどの他の添加剤、ならびに促進剤、抑制剤、酸化防止剤、オゾン劣化防止剤、可塑剤、油類、着色剤、増量剤、および加工助剤などの任意選択の成分と混合することによって、部品が製造される。混合プロセスは、一般に、ラバーミル上、Banburyミキサーなどの外部ミキサー中、Haakeミキサー中、または押出機中で行われる。適切な硬化剤および添加剤は、使用される個別のエラストマーに依存し、当業者には周知である。得られた組成物は、コンパウンドと呼ばれ、一般に、硬化(すなわち加硫または架橋)プロセスを活性化させるために金型に熱および圧力が加えられる高温成形プロセスによって、成形品に成形される。金型から取り出した後、部品は、場合により高温で数時間以上かけて後硬化させることができる。当業者に周知の他の硬化方法を使用することもできる。ある実施形態においては、揺動バンパーは、放射線硬化しやすいコンパウンドから成形することができる。このような場合、熱活性化硬化剤が存在する場合も、存在しない場合もある。
本発明の揺動バンパーに有用な熱可塑性エラストマーの例としては、ISO 18064:2003(E)において定義されているもの、たとえば熱可塑性ポリオレフィン系エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、熱可塑性ポリエーテルまたはポリエステルポリウレタン(TPU)、熱可塑性加硫物(TPV)、熱可塑性ポリアミドブロックコポリマー(TPA)、コポリエーテルエステルまたはコポリエステルエステルなどのコポリエステル熱可塑性エラストマー(TPC)、ならびにそれらの混合物が挙げられ;熱可塑性ポリエステルおよびそれらの混合物はさらなる好適な材料である。
熱可塑性ポリオレフィン系エラストマー(TPO)は、熱可塑性オレフィン系ポリマー、たとえばポリプロピレンまたはポリエチレンを、熱硬化性エラストマーとブレンドしたものからなる。典型的なTPOの1つは、ポリオレフィンプラスチック、一般にはポリプロピレンポリマーと、オレフィンコポリマーエラストマー、典型的にはエチレン−プロピレンゴム(EPR)またはエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)との溶融ブレンドまたは反応器ブレンドである。一般的なオレフィンコポリマーエラストマーとしては、EPR、EPDM、ならびにエチレン−ブテン、エチレン−ヘキサン、およびエチレン−オクテンコポリマーエラストマーなどのエチレンコポリマー(たとえば、The Dow Chemical Co.より市販されるEngage(登録商標)ポリオレフィンエラストマー)、およびエチレン−ブタジエンゴムが挙げられる。
スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)は、ポリスチレンと、ゴム状ポリマー材料、たとえばポリブタジエン、水素化ポリブタジエンおよびポリブタジエンの混合物、ポリ(エチレン−プロピレン)、および水素化ポリイソプレンとのブロックコポリマーからなる。スチレン/共役ジエン/スチレン型の具体的なブロックコポリマーは、SBS、SIS、SIBS、SEBS、およびSEPSブロックコポリマーである。これらのブロックコポリマーは、当技術分野において周知であり、市販されている。
熱可塑性ポリウレタン(TPU)は、ジイソシアネート、短鎖グリコールを含む硬質、ならびにジイソシアネートおよび長鎖ポリオールを含む軟質セグメントで構成される線状セグメント化ブロックコポリマーからなり、一般式
Figure 2014518808
で表され、式中、
「X」は、ジイソシアネートと短鎖グリコールとを含む硬質セグメントを表し、「Z」は、ジイソシアネートと長鎖ポリオールとを含む軟質セグメントを表し、「Y」は、XセグメントとZセグメントとを連結するウレタン結合のイソシアネート化合物の残基を表す。長鎖ポリオールとしては、ポリ(アルキレンオキシド)グリコールなどのポリエーテル型のもの、またはポリエステル型ものが挙げられる。
熱可塑性加硫物(TPV)は、連続熱可塑性相と、その中に分散した加硫エラストマー相とからなる。本明細書において使用される場合、加硫物および「加硫物ゴム」という語句は、一般に硬化または部分的に硬化した、架橋したまたは架橋性のゴム、ならびに架橋ゴムの硬化性前駆体を意図しており、そのようなものとしては、エラストマー、ゴム状物質、およびいわゆる軟質加硫物が挙げられる。TPVは、架橋ゴムの多くの望ましい特性と、熱可塑性エラストマーの加工性などの一部の特性とを併せ持つ。いくつかの市販のTPVが存在し、たとえば、それぞれAdvanced Elastomer SystemsおよびDSMより市販されるSantoprene(登録商標)およびSarlink(登録商標)(エチレン−プロピレン−ジエンコポリマーおよびポリプロピレンを主成分とするTPV);Thermoplastic Rubber Systemsより市販されるNextrile(商標)(ニトリルゴムおよびポリプロピレンを主成分とするTPV);Zeon Chemicalsより市販されるZeotherm(登録商標)(アクリレートエラストマーおよびポリアミドを主成分とするTPV);および国際公開第2004/029155号パンフレットに記載されるE.I.du Pont de Nemours and CompanyのDuPont(商標)ETPV(15〜60重量%のポリアルキレンフタレートポリエステルポリマーまたはコポリマーおよび40〜85重量%の架橋性ポリ(メタ)アクリレートまたはポリエチレン/(メタ)アクリレートゴム分散相を含む熱可塑性ブレンドであり、このゴムは、過酸化物フリーラジカル開始剤および有機ジエン架橋助剤と動的架橋している)が存在する。
熱可塑性ポリアミドブロックコポリマー(TPA)は、ポリアミドセグメントの線状で規則的な鎖と、可撓性ポリエーテルまたはポリエステルセグメントまたは軟質セグメントとからなり、エーテル結合およびエステル結合の両方を有し、一般式
Figure 2014518808
で表され、式中、
「PA」は、線状脂肪族ポリアミド配列を表し、「PE」は、たとえば、線状または分岐の脂肪族ポリオキシアルキレングリコール、またはエーテル結合、もしくはエステル結合、もしくは両方の結合のいずれかを有する長鎖ポリオール、およびそれらの混合物、またはそれらから誘導されるコポリエーテルもしくはコポリエステルから形成されるポリオキシアルキレン配列を表す。コポリエーテルアミドまたはコポリエステルアミドブロックコポリマーの柔軟性は、ポリアミド単位の相対量の増加とともに一般に低下する。
本発明において使用される熱可塑性ポリアミドブロックコポリマーの好適な例は、ArkemaまたはElf Atochemより商標Pebax(登録商標)で市販されている。
耐油脂性、高温耐久性、および低温可撓性の優れたバランスのために、本発明による揺動バンパーは、熱可塑性ポリエステル組成物でできていてよい。好ましい熱可塑性ポリエステルは、通常、1種類以上のジカルボン酸(ここで本明細書においては、用語「ジカルボン酸」は、エステルなどのジカルボン酸誘導体をも意味する)と1種類以上のジオールとから誘導される。好ましいポリエステルにおいては、ジカルボン酸は、テレフタル酸、イソフタル酸、および2,6−ナフタレンジカルボン酸の1つ以上を含み、ジオール成分は、HO(CHOH(I);1,4−シクロヘキサンジメタノール;HO(CHCHO)CHCHOH(II);およびHO(CHCHCHCHO)CHCHCHCHOH(III)の1つ以上を含み、式中、nは2〜10の整数であり、mは平均で1〜4であり、zは平均で約7〜約40である。(II)および(III)は、mおよびzのそれぞれが変動できる複数の化合物の混合物であってよく、mおよびzは平均であるので、これらが整数である必要はないことに留意されたい。熱可塑性ポリエステルの形成にしようできる他のジカルボン酸としてはセバシン酸およびアジピン酸が挙げられる。ヒドロキシ安息香酸などのヒドロキシカルボン酸をコモノマーとして使用できる。特定の好ましいポリエステルとしては、ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)、ポリ(トリメチレンテレフタレート)(PTT)、ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)(PBT)、ポリ(エチレン2,6−ナフトエート)、およびポリ(1,4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレート)(PCT)が挙げられる。
コポリエーテルエステルまたはコポリエステルエステルなどのコポリエステル熱可塑性エラストマー(TPC)は、エステル結合を介して頭尾結合した多数の繰り返し長鎖エステル単位および短鎖エステル単位を有するコポリマーであり、前記長鎖エステル単位は式(A):
Figure 2014518808
で表され、前記短鎖エステル単位は式(B):
Figure 2014518808
で表され、式中、
Gは、好ましくは約400〜約6000の間の数平均分子量を有するポリ(アルキレンオキシド)グリコールから末端ヒドロキシル基が除去された後に残る二価の基であり;Rは、約300未満の分子量を有するジカルボン酸からカルボキシル基が除去された後に残る二価の基であり;Dは、好ましくは約250未満の分子量を有するジオールからヒドロキシル基が除去された後に残る二価の基であり;前記コポリエーテルエステルは、好ましくは約15〜約99重量%の短鎖エステル単位、および約1〜約85重量%の長鎖エステル単位を含有する。
本明細書において使用される場合、ポリマー鎖中の単位に使用される用語「長鎖エステル単位」は、長鎖グリコールとジカルボン酸との反応生成物を意味する。好適な長鎖グリコールは、末端(または可能な限り末端に近い)ヒドロキシ基を有し、約400〜約6000、好ましくは約600〜約3000の数平均分子量を有するポリ(アルキレンオキシド)グリコールである。好ましいポリ(アルキレンオキシド)グリコールとしては、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(トリメチレンオキシド)グリコール、ポリ(プロピレンオキシド)グリコール、ポリ(エチレンオキシド)グリコール、これらのアルキレンオキシドのコポリマーグリコール、およびエチレンオキシドでキャップされたポリ(プロピレンオキシド)グリコールなどのブロックコポリマーが挙げられる。2種類以上のこれらのグリコールの混合物を使用することができる。
コポリエーテルエステルのポリマー鎖中の単位に使用される用語「短鎖エステル単位」は、低分子量の化合物またはポリマー鎖単位を意味する。これらは、低分子量ジオールまたは複数のジオールの混合物と、ジカルボン酸とを反応させて、前述の式(B)で表されるエステル単位を形成することによって形成される。コポリエーテルエステルの調製に使用すると好適な短鎖エステル単位を反応によって形成する低分子量ジオールとしては、非環式、脂環式、および芳香族のジヒドロキシ化合物が挙げられる。好ましい化合物は、約2〜15個の炭素原子を有するジオール、たとえば、エチレングリコール、プロピレングリコール、イソブチレングリコール、テトラメチレングリコール、1,4−ペンタメチレングリコール、2,2−ジメチルトリメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、およびデカメチレングリコール、ジヒドロキシシクロヘキサン、シクロヘキサンジメタノール、レソルシノール、ヒドロキノン、1,5−ジヒドロキシナフタレンなどである。特に好ましいジオールは2〜8個の炭素原子を含有する脂肪族ジオールであり、より好ましいジオールは1,4−ブタンジオールである。
本発明の揺動バンパーの製造に好都合に使用されるコポリエーテルエステルは、E.I.du Pont de Nemours and Company,Wilmington,Delawareより商標Hytrel(登録商標)コポリエーテルエステルエラストマーとして市販されている。
好ましい一実施形態によると、本発明による揺動バンパーは、コポリエーテルエステルまたはコポリエステルエステル、およびそれらの混合物などのコポリエステル熱可塑性エラストマー(TPC)でできている。より好ましくは、テレフタル酸のエステル、たとえばジメチルテレフタレート、1−4ブタンジオール、およびポリ(テトラメチレンエーテル)グリコールから製造されたコポリエーテルエステルが使用される。短鎖エステル単位の重量パーセンテージは約50であり、残りが長鎖エステル単位である。コポリエーテルエステルエラストマーは高い溶融粘度を有し、ISO1133に準拠した5kgの荷重下で230℃におけるメルトフローレートが約4g/10分である。その硬度は、ISO868に準拠して測定して1秒で約47ショアDである。
本発明による揺動バンパーの製造に使用される材料は、可塑剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤;加水分解安定剤;帯電防止剤;染料または顔料;フィラー、難燃剤;潤滑剤;繊維、フレーク、またはガラス粒子などの補強材;ナノスケール粒子などの鉱物、セラミックス、特に炭素;加工助剤、たとえば離型剤;および/またはそれらの混合物などの添加剤を含むことができる。これらの添加剤の好適な量、およびこれらの添加剤をポリマー組成物に混入する方法は当業者に周知である。
本発明の熱可塑性揺動バンパーは、熱可塑性エラストマー材料の成形に好適なあらゆる成形作業または方法によって製造することができる。このような成形作業または方法は:射出成形、押出成形(たとえばコルゲート押出)、およびブロー成形(押出ブロー成形および射出ブロー成形など)を含む作業を含む。部品の最終形状の制御が良好となり、最終形状の制御とプロセスのコストとの間のバランスが良好となるため、ブロー成形が特に好ましい。
本発明の揺動バンパーの取り付け部分は、車両サスペンションシステムの前記構造要素のオリフィスに挿入するように構成された複数の可撓性係止脚を含み、可撓性係止脚は、係止位置でオリフィスの端部に係合するように構成された保持肩部を含む。係止脚は、構造要素のオリフィスに挿入した後の中間位置から、揺動バンパーの中心穴にピストンロッドを挿入した後の係止位置まで移動可能である。係止脚は、好都合には、ピストンロッドによって係合するように構成された半径方向内側に向かうカム突出部を含むことができる。ある実施形態においては、係止脚は、中心穴の周囲に分割された管状形状に配置することができる。
これより図面を参照すると、実施形態において、本発明の揺動バンパー組立体は、揺動バンパー14と、クッションカップまたは飽和カップ16とを含む。クッションカップ16は、車両構造要素、またはショックアブソーバーのピストンロッド12の末端が固定される要素の一部、またはそれに取り付けられる、または固定される。クッションカップ16は、中に揺動バンパー14を収容する機能を果たし、圧縮されたときには、その圧縮中の揺動バンパー14の半径方向の膨張を制限する機能を果たす。
揺動バンパー14は、ショックアブソーバーのピストンロッド12の末端において、クッションカップ16、または車両サスペンションシステムの別の構造要素に固定される。多くの構成ではクッションカップが好都合であるが、ある揺動バンパーはクッションカップがなくても機能することができ、したがってクッションカップの形態ではない構造要素上に取り付けることができる。
クッションカップ16または他の構造要素は、ショックアブソーバーのピストンロッド12が中に延在する通路を形成するオリフィス32を有する端壁部分30を含む。以下により詳細に説明するように、オリフィスの端部33も揺動バンパーを固定する機能を果たす。揺動バンパー14は、弾性圧縮可能部分24と、サスペンションシステムの構造要素に揺動バンパーを取り付けるための取り付け部分18と、ショックアブソーバーのピストンロッド12の周囲への揺動バンパーの取り付けを可能にする、圧縮可能部分および取り付け部分を通って延在する中心穴15とを含む。
取り付け部分は、揺動バンパーの弾性圧縮可能部分と一体に成形することができる。たとえば、図面を参照すると、取り付け部分18は、好都合には、弾性圧縮可能部分と一体に成形される。好都合な一実施形態においては、同じ材料の1つの成形部品として、取り付け部分が圧縮可能部分とともに形成されるが、本発明の範囲内で、たとえば多成分成形プロセスにおいて、弾性圧縮可能部分とは異なる材料で形成される、またはそのような材料を含む取り付け部分を有する事も可能である。揺動バンパーは、好都合には、たとえば米国特許出願公開第2008/0272529号明細書に記載されるような射出ブロー成形法によって作製することができる。
取り付け部分は、弾性圧縮可能部分にオーバーモールドされる、接合される、またはその他の方法で取り付けられる別個の構成要素として形成することもできる。
本発明の揺動バンパーの取り付け部分は、車両サスペンションシステムの前記構造要素のオリフィスに挿入するように構成された複数の可撓性係止脚を含み、可撓性係止脚は、係止位置でオリフィスの端部に係合するように構成された保持肩部を含む。可撓性係止脚の保持肩部は、中央の通路にピストンロッドを挿入する前の中間位置で、構造要素のオリフィスの端部に部分的に係合するように構成される。
係止脚は、構造要素のオリフィスに挿入した後の中間位置から、揺動バンパーの中心穴にピストンロッドを挿入した後の係止位置まで移動可能である。係止脚は、好都合には、ピストンロッドによって係合するように構成された半径方向内側に向かうカム突出部を含むことができる。
図面に示されるように、取り付け部分18は、クッションカップ16または構造要素のオリフィス32の端部33に係合するように構成される複数の係止脚26を含み、係止脚は、オリフィス32の端部33に係合させるための保持肩部39と、オリフィスに係止脚を挿入しやすくするための突出部の先端の面取り部41とを有する係止突出部36を含む。係止脚は、隣接する係止脚間に間隙29を有する分割された環状または管状の形状で配置することができる。したがって、各係止脚は、揺動バンパーの弾性圧縮可能部分の末端から、保持肩部39が半径方向外側に突出する自由端まで延在する片持ち脚拡張部35を有する。
係止脚は、好都合には、カム突出部をさらに含むことができる。カム突出部は、好都合には、中心穴に挿入されたときにピストンロッドと初期係合するテーパー部分と、係止位置で十分に係合するためにピストンロッドに係合するように構成される係止部分とを含むことができる。ある実施形態においては、カム突出部は、係止脚に沿って軸方向に延在する、たとえば各係止脚の中央に沿って配置される、半径方向内側に向かうリブの形態であってよい。図面を参照すると、一実施形態においては、カム突出部38は、係止脚拡張部35の半径方向内側の表面から半径方向内側に延在する。カム突出部38は、揺動バンパーの圧縮可能部分に向かうテーパー部分42を有するカム表面40と、係止脚の自由端に向かう係止部分44とを画定している。テーパー部分42は、組み立て中の中心穴へのショックアブソーバーのピストンロッドの挿入および案内が容易になるように構成され、図3bに示されるように完全係止位置に係止脚が外側に枢動するように構成される。ショックアブソーバーのロッド12が揺動バンパーの中心穴に十分に挿入されたときに、保持肩部36が構造要素16のオリフィス32の端部33と完全に係合して、係止脚拡張部35の半径方向外側の表面がオリフィスの端部に接触するまで、係止脚が半径方向外側に枢動するように、カム突出部38の係止部分44の寸法が合わせられる。自然状態、すなわち組み合わされずに係止されていない構成では、図2bまたは3aで最もよく分かるように、係止脚拡張部35は、好都合には、穴15の軸方向軸Aに向かって半径方向内輪側に傾斜することができ、それによって係止突出部は、オリフィスへの取り付け部分18の挿入中に、オリフィスの端部33と小さな接触部分または接点のみを有する。この小さな接触部分によって、小さい取り付け力で揺動バンパーを構成要素に取り付けることができ、ショックアブソーバーのピストンロッドが揺動バンパーの穴15に挿入されるまで所定位置に維持することができる。
本発明の範囲内では、係止脚拡張部を軸Aに向けて傾斜させる代わりに、ショックアブソーバーのピストンロッドに係合したときに係止脚が半径方向外側に移動できる他の形状または内側に向かう突起を組み込むことができる。
係止脚は、好都合には、自然状態から係止状態まで5°〜15°の間の角度で回転するように構成することができる。一実施形態においては、係止脚は、自然状態から完全係止状態まで、3°〜30°の間、好ましくは5°〜15°の間の角度βで半径方向外側に枢動するように構成することができる。角度βは、飽和カップの内径と、係止脚の高さとの接触部分または接触角によって定義されることに留意されたい。好ましくは接触部分は組立体の負荷要求に依存して0.5〜2mmの間である。係止脚の高さは、飽和カップの形状および製造方法により広範囲にわたって変動させることができるが、好ましくは2mm〜8mmの範囲内である。
カム突出部38は、好都合には、対応する係止脚拡張部の概略平均周囲幅WL未満の概略または平均周囲幅Wpを有する軸方向に延在するリブの形態であってよい。ピストンロッドに接触するカム突出部のカム表面は、好都合には、係止脚の幅WLの50%未満の周囲幅(Wp)を有することができる。したがって、たとえば、カム突出部の幅Wpは、好都合には、係止脚部分35の幅WLの15〜35%の範囲内とすることができる。
カム突出部および係止脚の上記の構成によって、好都合には、カム突出部を通過するピストンロッド12の挿入が容易になる最適な程度の可撓性を係止脚拡張部が有することができ、係止位置で係止脚が外側に偏ると、係止脚と構造要素のオリフィス端部との非常に堅牢で強固な係合をさらに得ることができる。好都合には、カム突出部によって、適応性のある容易な方法で、種々の直径のショックアブソーバーのピストンロッドに関連する種々の直径のオリフィスに合わせて、揺動バンパー取り付け部分を容易に構成することもできる。
好都合には、飽和カップのオリフィスに揺動バンパーの係止脚を押し込むのに必要な力はこのように非常に小さいため、揺動バンパーの車両サスペンションシステムへの取り付けが容易になり、取り付け中に揺動バンパーを損傷する危険性が低下する。さらに、サスペンションシステムの修理が必要な場合に、揺動バンパーを容易に取り外し交換することができる(このような修理または交換を開始する前に、ピストンロッドは取り外される)。にもかかわらず、揺動バンパーの中心穴に通されるショックアブソーバーロッドの係止効果によって、揺動バンパーの車両サスペンションシステムへの確実で堅牢な取り付けが行われる。また好都合には、カム突出部によって、係止脚を十分可撓性にすることができ、場合により揺動バンパーが取り付けられる飽和カップまたは他の構造要素のオリフィスの寸法に合わせて構成することができ、したがって、係止脚の可撓性および強度を損なうことなく、オリフィスおよびショックアブソーバーロッドの寸法に揺動バンパーの設計を容易に適合させることができる。

Claims (14)

  1. シリンダーと摺動可能なピストンロッド(12)とを有するショックアブソーバーを含む車両サスペンションシステムに搭載するための揺動バンパー(14)であって、前記揺動バンパー(14)は、弾性圧縮可能なバンパー部分(24)と、取り付け部分(18)と、前記ピストンロッドを通して収容するための軸方向に延在する中心穴(15)とを含み、前記取り付け部分(18)は、前記サスペンションシステムの構造要素(16)のオリフィス(32)に挿入するように構成された複数の可撓性係止脚(26)を含み、前記可撓性係止脚は、係止位置で前記オリフィスの端部(33)と係合するように構成された保持肩部(39)を有する係止突出部(36)を含み、前記係止脚は、自然状態では係止位置に対して半径方向内側に向かい、前記構造要素のオリフィスに挿入した後の前記自然状態から、前記ピストンロッドを前記揺動バンパーの中心穴に挿入し、前記ピストンロッドによって前記係止脚を係合させた後の前記係止位置まで半径方向外側に移動可能となるように構成される、揺動バンパー。
  2. 前記係止脚が、自然状態で前記揺動バンパーの中心穴の軸に向かって傾斜している、請求項1に記載の揺動バンパー。
  3. 前記係止脚が、前記自然状態から前記係止状態まで5°〜15°の間の角度で回転するよう構成される、請求項1または2に記載の揺動バンパー。
  4. 前記係止脚が、前記揺動バンパー中心穴に挿入される前記ピストンロッドに係合するように構成された半径方向内側に向かうカム突出部(38)を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の揺動バンパー。
  5. 前記カム突出部が、前記係止脚に沿って軸方向に延在する半径方向内側に向かうリブの形態である、請求項4に記載の揺動バンパー。
  6. 前記カム突出部が、各係止脚の中央に沿って配置される、請求項5に記載の揺動バンパー。
  7. 前記カム突出部が、前記中心穴に前記ロッドが挿入されるときに前記ピストンロッドと初期係合するためのテーパー部分(42)と、前記係止位置で完全に係合するために前記ピストンロッドに係合するように構成される係止部分(44)とを含む、請求項4、5、または6のいずれか一項に記載の揺動バンパー。
  8. 前記ピストンロッドに接触する前記カム突出部の表面が、前記係止脚の幅(WL)の50%未満の周囲幅(Wp)を有する、請求項4、5、6、または7のいずれか一項に記載の揺動バンパー。
  9. 前記ピストンロッドに接触する前記カム突出部の表面が、前記係止脚の幅(WL)の15%〜35%の間の周囲幅(Wp)を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の揺動バンパー。
  10. 前記可撓性係止脚の前記保持肩部が、前記揺動バンパーの前記中心穴に前記ピストンロッドを挿入する前の中間位置で、前記構造要素オリフィスの端部に部分的に係合するように構成される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の揺動バンパー。
  11. 前記取り付け部分(18)が前記弾性圧縮可能なバンパー部分(24)と一体に形成される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の揺動バンパー。
  12. 前記取り付け部分(18)が前記弾性圧縮可能なバンパー部分(24)と同じ材料で形成される、請求項11に記載の揺動バンパー。
  13. 成形プロセスで、前記取り付け部分(18)が前記弾性圧縮可能なバンパー部分(24)と一体に形成される、請求項11または12に記載の揺動バンパー。
  14. 前記係止脚が、前記揺動バンパー中心穴の周囲に、分割された管状形態で配置される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の揺動バンパー。
JP2014511527A 2011-05-17 2012-05-17 揺動バンパー Pending JP2014518808A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161486884P 2011-05-17 2011-05-17
US61/486,884 2011-05-17
PCT/US2012/038310 WO2012158891A1 (en) 2011-05-17 2012-05-17 Jounce bumper

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014518808A true JP2014518808A (ja) 2014-08-07

Family

ID=46178812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014511527A Pending JP2014518808A (ja) 2011-05-17 2012-05-17 揺動バンパー

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20120292842A1 (ja)
JP (1) JP2014518808A (ja)
CN (1) CN103534509A (ja)
DE (1) DE112012002114T5 (ja)
WO (1) WO2012158891A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120193851A1 (en) * 2010-08-12 2012-08-02 E.I.Du Pont De Nemours And Company Thermoplastic jounce bumpers
KR101551061B1 (ko) * 2014-02-17 2015-09-07 현대자동차주식회사 더스트 커버 일체형 범퍼스토퍼
JP5798656B1 (ja) * 2014-03-26 2015-10-21 住友理工株式会社 ウレタン製バンパスプリングおよびその製法
EP3188918A1 (en) * 2014-09-01 2017-07-12 Jaguar Land Rover Limited Spring aid assembly for a vehicle suspension system
EP3070364B1 (en) * 2015-03-18 2018-03-14 Cikautxo, S. Coop. Shock absorber assembly of a suspension of a vehicle and suspension system
US10274036B2 (en) * 2015-11-24 2019-04-30 Basf Se Energy management jounce bumper assembly
DE102016211531A1 (de) * 2016-06-27 2017-12-28 Thyssenkrupp Ag Druckanschlagpuffer für einen Schwingungsdämpfer
CN109334369B (zh) * 2018-11-09 2022-02-11 内蒙古第一机械集团股份有限公司 一种气囊式旋转空气弹簧
DE102022002550A1 (de) 2022-07-12 2024-01-18 Günther Zimmer Feder-Dämpfer-System mit Endlagananschlag und Zweiradfahrzeug mit Feder-Dämpfer-System

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4681304A (en) * 1986-03-21 1987-07-21 Chrysler Motors Corporation Deflection jounce bumper for strut suspension
DE9109020U1 (ja) * 1991-07-22 1991-10-17 Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt, De
US6145894A (en) * 1998-10-16 2000-11-14 Bridgestone/Firestone, Inc. Push-pull connector and air spring-combination
DE20205987U1 (de) * 2002-04-16 2002-06-20 Basf Ag Zusatzfeder
US20100127437A1 (en) * 2008-11-25 2010-05-27 Freudenberg-Nok General Partnership Tolerance Eliminating Assembly Retainer

Also Published As

Publication number Publication date
DE112012002114T5 (de) 2014-03-13
WO2012158891A1 (en) 2012-11-22
US20120292842A1 (en) 2012-11-22
CN103534509A (zh) 2014-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014518808A (ja) 揺動バンパー
US10737543B2 (en) Thermoplastic jounce bumpers
JP6476236B2 (ja) 高耐久性を有する熱可塑性樹脂組成物
ES2759487T3 (es) Ajuste de dureza de las composiciones de elastómeros termoplásticos por combinación de termoplásticos y elastómeros termoplásticos
TW200538493A (en) Dynamic vulcanization of elastomers with in-situ polymerization
US20120104672A1 (en) Jounce bumpers made by corrugated extrusion
JP6348552B2 (ja) 熱可塑性揺動バンパー
JP5956614B2 (ja) 耐久性ポリヒドロキシアルカノエート組成物
GB2281301A (en) Joint boot
KR100910742B1 (ko) 열가소성 엘라스토머 블렌드물
JP6690325B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物および成形体
US11326021B2 (en) Producing a bellows
JP3109214B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
US20100160565A1 (en) Thermoplastic vulcanizate