JP2014518479A - ノイズ除去を備えた電力供給ジェネレータ - Google Patents

ノイズ除去を備えた電力供給ジェネレータ Download PDF

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Abstract

ノイズ除去/減衰を実行するための技法が開示される。1つの設計において、装置は、スイッチャを有する電力供給ジェネレータ、結合回路、エンベロープ増幅器、および帰還回路を含む。スイッチャは、DCおよび低周波数成分を生成し、エンベロープ増幅器は、例えば電力増幅器といった負荷のための供給電圧の高周波数成分を生成する。スイッチャは、第1の供給電圧を受け取り、スイッチャノイズを有するスイッチャ出力信号を供給する。結合回路は、スイッチャ出力信号を受信し、スイッチャノイズの第1のバージョンを有する第1の出力信号を供給する。帰還回路は、スイッチャ出力信号を受信し、帰還信号を供給する。エンベロープ増幅器は、エンベロープ信号および帰還信号を受信し、負荷においてスイッチャノイズの第1のバージョンを減衰させるために使用される、スイッチャノイズの第2のバージョンを有する第2の出力信号を供給する。

Description

35U.S.C.§119の下の優先権主張
本特許出願は、2011年6月23日に出願され、本出願の譲渡人に譲渡され、ここでの引用によりここに明確に組み込まれる、「組み合わせられたリニアおよびスイッチド電力供給のためのノイズ除去回路」(NOISE CANCELLATION CIRCUIT FOR A COMBINED LINER AND SWITCHED POWER SUPPLY)と題する、仮出願番号第61号500,583号の優先権を主張する。
本開示は、一般的に電子機器に関し、具体的には、電力供給ジェネレータおよび他の回路におけるノイズを低減させるための技法に関する。
通信システムにおいて、送信機は、出力サンプルを生成するために、データを処理(例えば、符号化および変調)し得る。送信機は、出力無線周波数(RF:radio frequency)信号を生成するために、出力サンプルを、さらに調整(例えば、アナログへの変換、フィルタリング、周波数アップコンバート、および増幅)し得る。送信機はその後、出力RF信号を、通信チャネルを介して受信機に送信し得る。受信機は、送信されたRF信号を受信し、送信されたデータを再生するために、受信されたRF信号に補完処理を実行し得る。
送信機は典型的に、出力RF信号のために必要な送信電力を供給するための電力増幅器(PA:power amplifier)を含む。電力増幅器は、電力消費を低減させるために、必要な場合にいつでも高い送信電力を供給するべきであり、高い電力付加効率(PAE:power-added efficiency)を有するべきである。電力供給ジェネレータは、電力増幅器のための供給電圧を生成し得る。電力供給ジェネレータは、低バッテリー電圧を用いる場合でも、可能な限り小さなノイズを有する供給電圧を効率的に生成するべきである。
ノイズ除去/減衰を実行するための技法が、ここに説明される。技法は、より少ないノイズを有する供給電圧を効率的に生成するため等の、様々な用途で使用され得る。
1つの設計において、装置は、スイッチャ、結合回路、エンベロープ増幅器、および帰還回路を備える、電力供給ジェネレータを含み得る。スイッチャは、負荷(例えば、電力増幅器)のための供給電圧の直流(DC)および低周波数成分を、効率的に生成し得る。エンベロープ増幅器は、負荷のための供給電圧の高周波数成分を生成することができ、必要な場合のみイネーブルにされることができる。スイッチャは、第1の供給電圧(例えば、バッテリー電圧)を受け取ることができ、スイッチャノイズを含むスイッチャ出力信号を供給することができる。結合回路(例えば、インダクタ)は、スイッチャ出力信号を受信することができ、第1の出力信号を負荷に供給し得る。第1の出力信号は、スイッチャノイズの第1のバージョンを含み得る。帰還回路は、スイッチャ出力信号を受信することができ、帰還信号を供給することができる。エンベロープ増幅器は、エンベロープ信号および帰還信号を受信することができ、第2の出力信号を負荷に提供し得る。第2の出力信号は、負荷においてスイッチャノイズの第1のバージョンを減衰または除去するために使用される、スイッチャノイズの第2のバージョンを含み得る。
別の設計において、装置は、第1の回路、第2の回路、および帰還回路を含み得る。第1の回路は、ノイズを含む第1の入力信号を受信することができ、ノイズの第1のバージョンを含む第1の出力信号を供給することができる。帰還回路はまた、第1の入力信号を受信することができ、帰還信号を供給し得る。第2の回路は、第2の入力信号と帰還信号とを受信することができ、ノイズの第2のバージョンを含む第2の出力信号を供給することができ、それはノイズの第1のバージョンを減衰させるために使用され得る。
本開示の様々な態様および特徴が、以下にさらに詳細に説明される。
図1は、無線デバイスのブロック図である。 図2Aは、電力増幅器に電力供給する異なる手法を示す図である。 図2Bは、電力増幅器に電力供給する異なる手法を示す図である。 図3は、電力供給ジェネレータの模式図である。 図4は、図3における電力供給ジェネレータのための等価回路を示す図である。 図5Aは、ノイズ除去を伴わない電力供給ジェネレータを示す図である。 図5Bは、およびノイズ除去を伴う電力供給ジェネレータの線形モデルを示す図である。 図6は、図3における電力供給ジェネレータにおける様々な信号の波形を示す図である。 図7は、ノイズ除去を伴う電力供給ジェネレータの模式図を示す図である。 図8Aは、図7におけるノイズ除去を伴う電力供給ジェネレータの設計を示す図である。 図8Bは、図7におけるノイズ除去を伴う電力供給ジェネレータの設計を示す図である。 図8Cは、図7におけるノイズ除去を伴う電力供給ジェネレータの設計を示す図である。 図9は、ノイズ除去を実行するための処理を示す図である。
以下に述べられる詳細な説明は、本開示の例示的な設計の説明を意図するものであり、本開示が実現され得る、唯一の設計を表すことを意図したものではない。「例示的」という用語は、本明細書において、「例、事例、または例示として提供する」という意味で使用される。「例示的」なものとしてここに説明される任意の設計は、必ずしも、他の設計よりも好ましい、または利点を有するものと解釈されるべきではない。詳細な説明は、本開示の典型的な設計の完全な理解を提供することを目的とした特定の詳細を含む。ここにおいて説明される例示的な設計が、これらの具体的な詳細なしに実現され得ることが、当業者には明白であろう。いくつかの事例では、周知の構造およびデバイスが、ここに提示される典型的な設計の新規性を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示される。
ノイズを除去する/減衰させるための技法が、ここにおいて説明される。技法は、電力供給ジェネレータのような様々なタイプの回路のために、使用され得る。技法はまた、無線デバイス(例えば、セルラー電話、スマートフォン、無線モデム等)のような様々な電子デバイス、タブレット、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、スマートブック、ネットブック、コードレス電話機、無線ローカルループ(WLL)局、Bluetooth(登録商標)デバイス、消費者向け電子デバイス等のために使用されることができる。簡潔にするために、無線デバイスにおける電力増幅器のための供給電圧を生成するための技法の使用が、以下に説明される。
図1は、符号分割多元接続(CDMA)1Xシステム、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))システム、移動体通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))システム、ロング・ターム・エボリューション(LTE)システム、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)システム等との通信をサポートし得る、無線デバイス100の設計のブロック図を示す。簡潔にするために、無線デバイス100の送信機の部分のみが図1に示されており、受信機の部分は図1に示されていない。
無線デバイス100内で、データプロセッサ110は、送信されるデータを受け取り、データを処理(例えば、符号化、インターリーブ、およびシンボルマッピング)し、データシンボルを供給することができる。データプロセッサ110はまた、パイロットを処理し、パイロットシンボルを供給することができる。変調器112は、データプロセッサ110からデータおよびパイロットシンボルを受け取り、直交変調、極性変調、または変調のいくつかの他のタイプを実行し、出力サンプルを供給することができる。変調器112はまた、例えば、各出力サンプルの大きさを計算し、出力サンプルの大きさを平均することによって、出力サンプルのエンベロープを決定することができる。変調器112は、出力サンプルのエンベロープを示すエンベロープ信号を供給し得る。
RF送信機120は、変調器112からの出力サンプルを処理(例えば、アナログへ変換、増幅、フィルタリング、および周波数アップコンバート)し、入力RF信号(RFin)を供給することができる。電力増幅器(PA)130は、所望の出力電力レベルを取得するために入力RF信号を増幅し、(図1に示されていない)アンテナを介して送信され得る出力RF信号(RFout)を供給することができる。RF送信機120はまた、エンベロープ信号を生成するために変調器112を使用する代わりに、エンベロープ信号を生成するための回路を含み得る。
電力供給ジェネレータ150は、変調器112からエンベロープ信号を受信することができ、電力増幅器130のための電力供給信号または供給電圧(VLOAD)を生成し得る。電力供給ジェネレータ150はまた、エンベロープトラッカと呼ばれ得る。図1に示される設計において、電力供給ジェネレータ150は、スイッチャ160、エンベロープ増幅器(Env Amp)170、およびインダクタ162を含む。スイッチャ160は、スイッチングモード電力供給(SMPS)、スイッチング電力供給、等とも呼ばれ得る。スイッチャ160は、第1の供給電圧(VDD1)を受け取り、DCおよび低周波数成分を含む第1の供給電流(I)を、電力増幅器130に供給する。インダクタ162は、スイッチャ160からの電流を蓄積し、蓄積された電流を、交流周期(alternating cycle)上のノードXに供給する。エンベロープ増幅器170は、その信号入力においてエンベロープ信号(VENV)を受信し、その電力供給入力において第2の供給電圧(VDD2)を受け取り、高周波数成分を含む第2の供給電流(I)を、電力増幅器130に供給する。電力増幅器130に供給された供給電流(ILOAD)は、スイッチャ160からのI電流、およびエンベロープ増幅器170からのI電流を含む。エンベロープ増幅器170はまた、ノードXにおけるVLOAD電圧を、電力増幅器130に供給する。
1つの設計において、VDD1およびVDD2は、同一の電圧であることができ、両方とも、バッテリー電圧、外部の電力供給電圧、またはいくつかの他の電圧と等しいことができる。別の設計において、VDD1はVDD2と異なることができ、例えば、VDD2はVDD1よりも高い電圧であることができる。VDD1およびVDD2は各々、固定の電圧、または設定可能な/可変の電圧であることができる。
コントローラ140は、無線デバイス100内の様々なユニットの動作を制御することができる。メモリ142は、無線デバイス100内のコントローラ140および/または他のユニットのためのプログラムコードおよびデータを記憶することができる。データプロセッサ110、変調器112、コントローラ140、およびメモリ142は、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)および/または他のIC上に実装され得る。
図1は、無線デバイス100の例示的な設計を示す。無線デバイス100は、他の手法で実現されることもでき、図1に示されるものとは異なる回路を含むことができる。RF送信機120、電力増幅器130、および電力供給ジェネレータ150の全部または一部は、1つ以上のアナログ集積回路(IC)、RF IC(RFIC)、混合信号IC、等上に実装され得る。
電力消費を低減し、バッテリー寿命を延長し、および/または他の利点を得るために、無線デバイス100を、低いバッテリー電圧で動作させることが望まれ得る。新しいバッテリー技術は、2.5ボルト(V)以下まで低減されたエネルギーを供給することが可能であり得る。しかしながら、電力増幅器は、バッテリー電圧よりも高いPA供給電圧(例えば、3.2V)によって動作する必要があり得る。ブーストコンバータが、より高いPA供給電圧を生成するために、バッテリー電圧をブーストするために使用され得る。しかしながら、PA供給電圧を直接供給するためのブーストコンバータの使用は、コストおよび電力消費を増加させ得、それらのどちらも望ましくない。
図2Aは、平均電力トラッカ(APT)220によって電力増幅器210のためのPA供給電圧(VLOAD)を生成する図を示す。APT220は、各時間間隔において、RFout信号のエンベロープの最大の振幅を示す電力制御信号を受信する。APT220は、電力制御信号に基づいて、電力増幅器210のための(グラフ270によって示される)PA供給電圧を生成する。PA供給電圧とRFout信号のエンベロープ間との差は、浪費電力(wasted power)を表す。APT220は、各時間インターバルにおいて、エンベロープの最大の振幅をトラッキングするようにPA供給電圧を生成することができるので、浪費電力を低減することができる。
図2Bは、エンベロープトラッカ230によって電力増幅器210のためのPA供給電圧を生成する図を示す。エンベロープトラッカ230は、RFout信号のエンベロープを示すエンベロープ信号を受信し、エンベロープ信号に基づいて、電力増幅器210のための(グラフ280によって示されている)PA供給電圧を生成する。PA供給電圧は、経時的にRFout信号のエンベロープを綿密にトラッキングする。したがって、PA供給電圧とRFout信号のエンベロープとの間の差は小さく、それはより少ない浪費電力を結果としてもたらす。電力増幅器は、PA効率を最大化するために、全てのエンベロープの振幅に関し、飽和状態で動作され得る。
図1における電力供給ジェネレータ150は、図2Bにおけるエンベロープトラッカ230を高効率で実現することができる。これは、(i)DCおよび低周波数成分を含む第1の供給電流Iを生成するための効率的なスイッチャ160、および(ii)高周波数成分を含む第2の供給電流Iを生成するための線形エンベロープ増幅器170、の組み合わせによって達成される。
図3は、図1における電力供給ジェネレータ150内のスイッチャ160およびエンベロープ増幅器170の設計の模式図を示す。エンベロープ増幅器170内で、演算増幅器(op−amp)310は、エンベロープ信号を受信するその非反転入力(non-inverting input)、エンベロープ増幅器170の出力(ノードEである)に結合されたその反転出力、およびクラスABドライバ312の入力に結合されたその出力を有する。ドライバ312は、P型金属酸化膜半導体(PMOS)トランジスタ314のゲートに結合されたその第1の出力(D1)、およびN型MOS(NMOS)トランジスタ316のゲートに結合されたその第2の出力(D2)を有する。NMOSトランジスタ316は、ノードEに結合されたそのドレイン、および接地回路(circuit ground)に結合されたそのソースを有する。PMOSトランジスタ314は、ノードEに結合されたそのドレイン、およびVDD2電圧を受け取るそのソースを有する。エンベロープ増幅器170は、出力が反転入力に接続されている、単位利得帰還増幅器として接続される。
スイッチャ160内で、スイッチャコントローラ332は、エンベロープ増幅器170からI電流を示す入力を受け取り、S1およびS2制御信号を生成する。PMOSトランジスタ334は、VDD1電圧を受け取るそのソース、ノードYに結合されたそのドレイン、およびS1制御を受け取るそのゲートを有する。NMOSトランジスタ336は、ノードYに結合されたそのドレイン、回路接地に結合されたそのソース、およびS2制御を受け取るそのゲートを有する。インダクタ162は、ノードXとノードYとの間に結合される。負荷164は、図1における電力増幅器130を表し、ノードXに結合されたレジスタによってモデル化されている。
スイッチャ160は、以下のように動作する。スイッチャ160は、エンベロープ増幅器170からの高い出力電流が感知された場合、オン状態である。コントローラ332が次に、低い電圧をPMOSトランジスタ334のゲートに、および低い電圧をNMOSトランジスタ336のゲートに供給する。PMOSトランジスタ334が、オンにされてVDD1電圧をインダクタ162に結合し、それは、VDD1からのエネルギーを蓄積する。インダクタ162を通る電流は、オン状態中に上昇し、その上昇のレートは、(i)VDD1電圧とノードXにおけるVLOAD電圧との差、および(ii)インダクタ162のインダクタンスに依存する。反対に、スイッチャ160は、エンベロープ増幅器170からの低い出力電流が感知された場合、オフ状態である。コントローラ332が次に、高い電圧をPMOSトランジスタ334のゲートに、および高い電圧をNMOSトランジスタ336のゲートに供給する。NMOSトランジスタ336が、オンにされ、インダクタ162が、ノードXと回路接地との間に結合される。インダクタ162を通る電流は、オフ状態中に下降し、その下降のレートは、ノードXにおけるVLOAD電圧、およびインダクタ162のインダクタンスに依存する。したがって、VDD1電圧が、オン状態中に、電流を、インダクタ162を介して負荷164に供給し、インダクタ162が、その蓄積されたエネルギーを、オフ状態中に負荷164に供給する。
エンベロープ増幅器170は、以下のように動作する。エンベロープ信号が増大する場合、op−amp310の出力が増大し、NMOSトランジスタ316がほぼオフにされるまでドライバ312のD1出力が減少してドライバ312のD2出力が減少し、エンベロープ増幅器170の出力は増大する。エンベロープ信号が減少する場合は、逆のことが当てはまる。エンベロープ増幅器170の出力からop−amp310の反転入力への負帰還は、単位利得を有するエンベロープ増幅器170を結果としてもたらす。したがって、エンベロープ増幅器170の出力は、エンベロープ信号に従い、VLOAD電圧は、エンベロープ信号とほぼ等しい。ドライバ312は、効率性を改善するために、クラスAB増幅器によって実現されることができるので、MOSトランジスタ314および316におけるバイアス電流が非常に小さくても、大きな出力電流が供給され得る。
図3は、スイッチャ160およびエンベロープ増幅器170の例示的な設計を示す。スイッチャ160およびエンベロープ増幅器170は、他の手法で実現されることもできる。例えば、エンベロープ増幅器170は、2001年10月9日に発行された、「広帯域エンベロープ信号を効率的に増幅するための装置および方法」と題する、米国特許第6,300,826号公報において説明されたように、実現され得る。
電力供給ジェネレータ150は、スイッチャ160とエンベロープ増幅器170との組み合わせを用いて、VLOAD電圧を効率的に生成する。スイッチャ160は、高効率を有し、電力増幅器130のための供給電流の大部分を送り出す。エンベロープ増幅器170は、線形ステージ(linear stage)として動作し、相対的に高い帯域幅(例えば、MHzレンジにおける)を有する。スイッチャ160は、エンベロープ増幅器170からの出力電流を減少させるように動作し、それは全体の効率を改善する。
スイッチャ160は、電力増幅器130のためのVLOAD電圧のDCおよび低周波数成分を効率的に生成することができる。これは、MOSトランジスタ334および336を介して、VDD1電圧と回路接地との間で、ノードYを連続的にスイッチングすることによって、達成される。この連続的なスイッチングは、大量のスイッチャノイズを含むノードYにおけるVSW信号を結果としてもたらす。スイッチャノイズは、インダクタ162によってフィルタリングされ得るが、ノードXにおいてまだ存在し得る。エンベロープ増幅器170は、それが十分なループ利得を有する場合、ノードXにおいてスイッチャノイズをより完全に(低いレベルか、ことによると0まで)減衰させることができる。しかしながら、エンベロープ増幅器170のループ利得が制限され、スイッチャノイズが適切に減衰されない場合がある。このケースでは、スイッチャノイズは、電力増幅器130にパスされるであろうし、その後、電力増幅器130を変調し、スプリアス放射(spurious emissions)を生成するだろう。スプリアス放射は、受信帯域または代替のチャネル内に含まれ得る。結果として生じた受信帯域ノイズは、(i)全二重無線における送信機と同一位置に配置された(co-located)受信機の性能を低下させ、および/または(ii)帯域外放射マスク要件(out-of-band emission mask requirements)に反し得る。
一態様において、スイッチャノイズは、帰還回路を介してエンベロープ増幅器170に、(スイッチャノイズを含む)VSW信号を適用することによって、減衰され得る。帰還回路は、エンベロープ増幅器が理想的でない場合にもスイッチャノイズがノードXにおいて減衰され得るように定義される、伝達関数を有し得る。
図4は、図3における電力供給ジェネレータ150のための等価回路400を示す。等価回路400において、インダクタ162はインダクタンスLを有し、負荷164は抵抗Rを有する。さらに、エンベロープ増幅器170は、周波数に依存した(frequency-dependent)相互インダクタンスG(s)を有する電流源470によってモデル化され、G(s)は、
Figure 2014518479
として表されることができ、ここで、gは、電流源470の低信号の相互インダクタンスであり、
ω0は、電流源470の帯域幅であり、
S=jω
である。
式(1)に示されるように、相互インダクタンスG(s)は、帯域幅ω0およびDC利得gの直流利得の帯域幅を有するローパスフィルタによってモデル化され得る。電流源470は、I電流を供給し、I電流は、
Figure 2014518479
として表されることができる。
図5Aは、ノイズ除去を伴わない電力供給ジェネレータの線形モデル500を示す。VSW信号が、スイッチャ160および負荷164の間の結合回路のためのHの第1の伝達関数を有するブロック510に、供給される。VENV信号が、エンベロープ増幅器170のためのHの第2の伝達関数を有するブロック520に、供給される。加算器522が、ブロック510および520の出力を受け取って加算し、VLOAD電圧を供給する。VSW信号は、スイッチャノイズを含み、それは、H伝達関数によって処理され、VLOAD電圧にパスされる。
図5Bは、ノイズ除去を伴う電力供給ジェネレータの線形モデル502を示す。VSW信号は、Hの第1の伝達関数を有するブロック510に供給され、Hの第3の伝達関数を有するブロック530にも供給される。加算器532は、ブロック530の出力を、受け取って、VENV信号から減算する。加算器532の出力は、Hの第2の伝達関数を有するブロック520に供給される。加算器522は、ブロック510および520の出力を受け取って加算し、VLOAD電圧を供給する。VSW信号は、スイッチャノイズを含み、それは、H伝達関数によって処理され、加算器522に供給される。VSW信号はまた、HおよびH伝達関数によっても処理され、加算器522に供給される。
伝達関数は、ブロック520によって供給されるスイッチャノイズが、ブロック510によって供給されるスイッチャノイズにおおよそ一致するように(したがって減衰するように)、選択され得る。特に、H伝達関数は、VLOAD/SW=0であるように、定義され得る。
図5Aにおける等価回路500のためのHおよびH伝達関数、およびスイッチャノイズを減衰し得るH伝達関数は、
Figure 2014518479
Figure 2014518479
Figure 2014518479
として表され得る。
式(5)におけるH伝達関数は、式(3)におけるH伝達関数および式(4)におけるH伝達関数に適用可能である。式(3)および(4)におけるHおよびH伝達関数は、図4に示される等価回路に適用可能である。一般的に、H伝達関数は、エンベロープ増幅器170の設計に依存し得、H伝達関数は、スイッチャ160の出力とノードXとの間に接続された結合回路に依存し得る。H伝達関数は、HおよびH伝達関数に依存し得る。H、HおよびH伝達関数は、コンピュータシミュレーション、数学的な導出(mathematical derivation)、経験測定(empirical measurement)等に基づいて決定され得る。1つの設計において、H、HおよびH伝達関数は、商業的に利用可能なコンピュータシュミレーションツールである、Matlabに基づいて決定されることができる。
伝達関数は、以下のように書き直され得る。
Figure 2014518479
ここで、ωは、図3におけるエンベロープ増幅器170の単位利得帯域幅であり、ω=ω0・g・Rとして与えられ得る。
式(6)に示されるように、H伝達関数は、積分項(integrating term)および定数項(constant term)に分解され得る。積分項(または第1の項)は、DCにおける単一の極性(pole)、および10ごとに20デシベル(dB)のレートでロールオフする周波数レスポンスを有する。定数項(または第2の項)は、周波数にわたり一定のレスポンスを有する。したがって、H伝達関数は、(i)積分項による低周波数における高い利得、および(ii)定数項による高周波数における固定された利得(fixed gain)を有する。
エンベロープ増幅器170は、制限されたDCの利得および制限された帯域幅を有し、それらの両方がエンベロープ増幅器170の設計に依存する。制限されたDC利得および制限された帯域幅は、スイッチャノイズがVLOAD電圧にパスされるという結果をもたらす。
図6は、図3における電力供給ジェネレータ150における様々な信号の波形を示す。VSW信号は、波形612を有し、波形612における方形波(square wave)によって表される、スイッチャノイズを含む。簡潔さのために、VENV信号は、DC電圧のみを含むと仮定される。VLOAD電圧は、波形614を有し、スイッチャノイズによる供給ノイズ(supply noise)を含む。供給ノイズは、2つの成分、すなわち、三角形成分(triangle component)および方形成分(square component)を含む。供給ノイズの三角形成分は、エンベロープ増幅器170の制限されたDC利得によるもので、波形616を有する。供給ノイズの方形成分は、エンベロープ増幅器170の制限された帯域幅によるもので、波形618を有する。波形614は、波形616および618を重畳することによって、得られる。
式(6)における積分項がエンベロープ増幅器170の制限されたDC利得の影響を説明し得ることが示され得る。式(6)における定数項がエンベロープ増幅器170の制限された帯域幅の影響を説明し得ることも示され得る。
コンピュータシミュレーションが、ノイズ除去を伴わない図3における電力供給ジェネレータ150のための受信帯域中のノイズに対するエンベロープ増幅器170の制限されたDC利得および制限された帯域幅の影響を研究するために、実行された。特に、電力増幅器130を変調するスイッチャノイズによる受信帯域中のノイズが、エンベロープ増幅器170の異なるDC利得および異なる帯域幅に関し、測定された。シミュレーションは、エンベロープ増幅器170の制限されたDC利得が、受信帯域中のノイズに対し、より小さな影響を有すること、約数十dBのDC利得が、エンベロープ増幅器170のために十分であり得ることを示す。シミュレーションはまた、エンベロープ増幅器170の制限された単位利得帯域幅(UGBW)が、受信帯域中のノイズに対し、より大きな影響を有することを示す。シミュレーションは、非常に高い単位利得帯域幅が、ターゲットレベルを下回るよう受信帯域中のノイズを低減させるために、エンベロープ増幅器170に必要とされることを示す。しかしながら、エンベロープ増幅器170のための十分な単位利得帯域幅を取得することは、特に、エンベロープ増幅器170がスタンダードな相補型金属酸化膜半導体(CMOS)処理を使用して製造される場合、困難であり得る。
ノイズ除去/減衰は、様々な手法で実行され得る。1つの設計において、エンベロープ増幅器170の制限されたDC利得および制限された帯域幅の両方が、式(6)における積分項および定数項の両方を有する帰還回路を実現することによって、対処され得る。この設計は、(i)図6における波形616に対応する供給ノイズの三角形成分、および(ii)図6における波形618に対応する供給ノイズの方形成分の両方に対処し得る。この設計は、より良いパフォーマンス(例えば、受信帯域におけるより小さなノイズ)を提供し得る。別の設計において、エンベロープ増幅器170の制限された帯域幅のみが、式(6)における定数項のみを有する帰還回路を実現することによって、対処され得る。エンベロープ増幅器170の制限されたDC利得による影響は、無視され得る。この設計は、図6における波形618に対応する供給ノイズの方形成分に対処し得る。この設計は、ノイズ除去の実現を単純化し得る。
図7は、ノイズ除去を伴う電力供給ジェネレータ750の模式図を示す。電力供給ジェネレータ750は、図3での電力供給ジェネレータ150における、スイッチャ160、エンベロープ増幅器170、およびインダクタ162に対応し、同様の手法で結合される、スイッチャ760、エンベロープ増幅器770、およびインダクタ762を含む。電力供給ジェネレータ750はさらに、帰還回路780および加算器784を含む。帰還回路780は、スイッチャ760からのVSW信号を受信し、帰還信号(VFB)を加算器784に供給する。加算器784は、VFB信号を受け取って、VENV信号から減算し、その出力をエンベロープ信号770の非反転入力に供給する。加算器784は、2つの電圧または電流信号を加算することができる回路、または2つの電流信号を加算することができる加算ノード、等によって実現され得る。エンベロープ増幅器770は、単位利得帰還増幅器として接続され、その反転入力に結合されたその出力を有する。エンベロープ増幅器770は、VLOAD電圧を負荷764に供給し、それは、図1における電力増幅器130を表し得る。
1つの設計において、帰還回路780は、式(6)における定数項のみを実現する。この設計において、帰還回路780は、エンベロープ増幅器770の制限された帯域幅に対処することができ、図6における波形618によって示されるPA供給ノイズの方形成分を減衰させることができる。別の設計において、帰還回路780は、式(6)における積分項および定数項の両方を実現する。この設計において、帰還回路780は、エンベロープ増幅器770の制限されたDC利得および制限された帯域幅の両方に対処することができ、図6における波形616および618によって示されるPA供給ノイズの三角形成分および方形成分の両方を減衰させることができる。
図8Aは、ノイズ除去を伴う電力供給ジェネレータ750xの模式図を示し、それは、図7における電力供給ジェネレータ750の1つの設計である。電力供給ジェネレータ750xは、エンベロープ増幅器770x、および1ビットのデジタルアナログ変換器(DAC)782を含み、それらは、それぞれ、図7におけるエンベロープ増幅器770、および帰還回路780の1つの設計である。DAC782は、スイッチャ760からVSW信号を受信し、帰還信号を供給する。帰還信号は、(i)VSW信号が高いレベルである場合、正の基準電圧(VREF)と、または(ii)VSW信号が低いレベルにある場合、負の基準信号(−VREF)と、等しい。VREF電圧は、以下のように定義され得る。
Figure 2014518479
図8Aに示される設計において、帰還信号は、VSW信号の波形と同様の波形を有する。帰還信号における方形波の所望の振幅は、式(7)に示されるように定義され得る、適切なVREF電圧によって取得され得る。
図8Aに示される設計において、エンベロープ増幅器770xは、op−amp710および反転(Inv)出力ステージ740を含む。op−amp710内で、NMOSトランジスタ722および724は、ともに結合されたそれらのソース、およびop−amp710の反転入力および非反転入力に結合されたそれらのゲートを有する。電流源720は、NMOSトランジスタ722および724のソースと接地回路との間に結合される。PMOSトランジスタ726および728は、VDD2電圧に結合されたそれらのソース、およびともに結合されたそれらのゲートを有する。PMOSトランジスタ726は、そのゲートに結合され、ノードUにおけるNMOSトランジスタ722のドレインにさらに結合された、そのドレインを有する。PMOSトランジスタ728は、ノードVにおいてNMOSトランジスタ724のドレインに結合されたそのドレインを有する。NMOSトランジスタ722および724は、差動ペアとして結合される。PMOSトランジスタ726および728は、NMOSトランジスタ722および724のための能動負荷を形成する。出力ステージ740は、ノードVに結合されたその入力、およびVLOAD電圧を供給するその出力を有する。出力ステージ740は、図3における、クラスABドライバ312およびMOSトランジスタ314〜320によって、実現され得る。
図8Bは、ノイズ除去を伴う電力供給ジェネレータ750yの模式図を示し、それは、図7における電力供給ジェネレータ750の別の設計である。電力供給ジェネレータ750yは、図8Aにおけるエンベロープ増幅器770xおよび1ビットDAC782の両方を効率的に実現する、エンベロープ増幅器770yを含む。
エンベロープ増幅器770yは、組み込み1ビットDACを伴うop−amp712を含む。op−amp712は、電流源720およびMOSトランジスタ722〜728を含み、それらは、図8Aに関して上述されたように結合される。op−amp712はさらに、ノードUに結合された第1のエンドとノードVに結合された第2のエンドとを有する電流源718を含む。電流源718は、1ビット電流ステアリングDACとして動作し、VSW信号を制御信号として受信する。電流源718は、(i)VSW信号が高いレベルにある場合、正の基準電流(IREF)を、または(ii)VSW信号が低いレベルにある場合、負の基準電流(−IREF)を、供給する。IREF電流は、以下のように定義され得る。
Figure 2014518479
ここで、gm1は、NMOSトランジスタ722および724からなる差動ペアの相互インダクタンスである。
図8Bに示される設計において、帰還信号は、電流源718によって供給され、ノードUおよびノードVにおいて好都合に加算される。帰還信号における方形波の所望の振幅は、式(8)に示されるように定義され得る、適切なIREF電流によって取得され得る。
図8Cは、ノイズ除去を伴う電力供給ジェネレータ750zの模式図を示し、これは、図7における電力供給ジェネレータ750のさらなる別の設計である。電力供給ジェネレータ750zは、図8Bにおけるエンベロープ増幅器770yの1つの設計である、エンベロープ増幅器770zを含む。
エンベロープ増幅器770zは、組み込み1ビットDAC716を有するop−amp714を含む。op−amp714は、電流源720およびMOSトランジスタ722〜728を含み、それらは、図8Aに関して上述されるように結合される。op−amp714はさらに、電流源730、NMOSトランジスタ732および734、インバータ736、およびバッファ738によって実現される、1ビット電流ステアリングDAC716を含む。NMOSトランジスタ732および734は、ともに結合されたそれらのソース、およびそれぞれノードUおよびノードVに結合されたそれらのドレインを有する。電流源730は、NMOSトランジスタ732および734のソースと回路接地との間に結合される。インバータ736は、VSW信号を受信するその入力、およびNMOSトランジスタ732のゲートに結合されたその出力を有する。バッファ738は、VSW信号を受信するその入力、およびNMOSトランジスタ734のゲートに結合されるその出力を有する。
DAC716は、以下のように動作する。VSW信号が高いレベルにある場合、NMOSトランジスタ734は、バッファ738を介してオンにされ、NMOSトランジスタ732は、インバータ736を介してオフにされる。電流源730はその後、ノードVからIREFの電流を下げる。反対に、VSW信号が低いレベルにある場合、NMOSトランジスタ732は、インバータ736を介してオンにされ、NMOSトランジスタ734は、バッファ738を介してオフにされる。電流源730は、その後、ノードUからのIREFの電流を下げる。IREF電流は、式(8)において示されるように定義され得る。
図8A、8B、および8Cは、式(6)における定数項のみを含む伝達関数を有する帰還回路を実現する、3つの例示的な設計を示す。定数項のための帰還回路は、他の手法で実現されることもできる。帰還回路は、定数項の代わりに、または定数項に加えて、他の項を備える伝達関数も有し得る。
ここにおいて説明されるノイズ除去技法は、様々な利点を提供し得る。第1に、この技法は、受信帯域におけるノイズの量を低減させることができ、それは、性能を改善することができる。この技法は、エンベロープトラッキングを使用して、全二重無線における受信帯域ノイズの困難な問題を解決することができる。第2に、この技法は、より小さな帯域幅を有するエンベロープ増幅器の使用を可能にすることができ、それは、電力消費を低減させることができる。第3に、この技法は、スイッチャの出力におけるより小さなインダクタの使用を可能にすることができ、それは、サイズおよび/またはコストを低減させることができる。第4に、帰還回路は、単純であり、電力供給ジェネレータにおいて容易に実現されることができる。
ここにおいて説明されるノイズ除去技法は、上述のように、電力供給ジェネレータにおいてスイッチャからのスイッチャノイズを減衰させるために使用され得る。技法はまた、他の回路またはシステムからのノイズを減衰させるために使用され得る。一般的に、ノイズを含む信号は、ノイズを減衰させるために選択された伝達関数を有する帰還回路(例えば、図5Bにおけるブロック530または図7における帰還回路780)に供給され得る。
例示的な設計において、装置(例えば、無線デバイス、IC、回路基板等)は、第1の回路、第2の回路、および帰還回路を含み得る。第1の回路(例えば、図5Bにおけるブロック510)は、ノイズを含む第1の入力信号を受信することができ、ノイズの第1のバージョンを含む第1の出力信号を供給することができる。帰還回路(例えば、図5Bにおけるブロック530)はまた、第1の入力信号を受信し、帰還信号を供給することができる。第2の回路(例えば、図5Bにおけるブロック520)は、第2の入力信号と帰還信号とを受信し、ノイズの第2のバージョンを含む第2の出力信号を供給することができ、それはノイズの第1のバージョンを減衰させるために使用され得る。
1つの設計において、第1の入力信号は、図6における波形612と同様の波形を有することができ、ノイズの第1のバージョンは、図6における波形614と同様の波形を有し得る。ノイズの第2のバージョンは、図6における波形614と相補的な(例えば、波形614に対して反転された)波形を有し得る。入力信号および出力信号は、他の波形も有することもできる。
1つの設計において、第1の回路は、スイッチャに結合されたインダクタ(例えば、図7におけるインダクタ762)を含むことができる。第1の入力信号は、スイッチャからのスイッチャノイズを含むことができる。1つの設計において、第2の回路は、増幅器(例えば、図7におけるエンベロープ増幅器770)を含むことができ、それは単位利得増幅器として結合されることができる。1つの設計において、帰還回路は、DAC(例えば、図8AにおけるDAC782)を含むことができる。第1の回路、第2の回路、および/または帰還回路は、他の回路を含むこともできる。
1つの設計において、第1の加算器(例えば、図5Bにおける加算器532)は、第2の入力信号から帰還信号を減算し、第3の入力信号を第2の回路に供給することができる。第2の回路は、第3の入力信号を受信し、第2の出力信号を供給することができる。1つの設計において、第2の加算器(例えば、図5Bにおける加算器522)は、第1および第2の出力信号を加算し、第3の出力信号を負荷に供給することができる。ノイズの第2のバージョンは、負荷においてノイズの第1のバージョンを減衰させ得る。第1の加算器は、第2の回路の一部であることができ、および/または1以上の加算ノード(例えば、図8CにおけるノードUおよびV)によって実現されることができる。第2の加算器も、加算ノード(例えば、図7におけるノードX)および/または他の回路によって実現され得る。
1つの設計において、第1の回路は、第1の伝達関数を有し、第2の回路は、第2の伝達関数を有する。帰還回路は、第1および第2の伝達関数に基づいて決定される第3の伝達関数を有する。1つの設計において、帰還回路は、定数項および/または積分項を含む伝達関数を実現する。例えば、帰還回路は、定数項のみを含む伝達関数を実現することができ、(式(6)および(7)におけるωに対応する)増幅器の単位利得帯域幅、(式(6)および(7)におけるLに対応する)インダクタのインダクタンス、(式(6)および(7)におけるRに対応する)負荷のインピーダンス、および/または他のパラメータに基づいて決定される利得を有することができる。
別の例示的な設計において、装置(例えば、無線デバイス、IC、回路基板等)は、スイッチャ、結合回路、エンベロープ増幅器、および帰還回路を含み得る。スイッチャ(例えば、図7におけるスイッチャ760)は、スイッチャノイズを含むスイッチャ出力信号を供給し得る。結合回路(例えば、図7におけるインダクタ762)は、スイッチャ出力信号を受信し、第1の出力信号を負荷に供給することができる。第1の出力信号は、スイッチャノイズの第1のバージョンを含むことができる。帰還回路(例えば、図7における帰還回路780)はまた、スイッチャ出力信号を受信し、帰還信号を供給することができる。エンベロープ増幅器(例えば、図7におけるエンベロープ増幅器770)は、エンベロープ信号および帰還信号を受信し、第2の出力信号を負荷に提供することができる。第2の出力信号は、負荷においてスイッチャノイズの第1のバージョンを減衰させるために使用される、スイッチャノイズの第2のバージョンを含み得る。1つの設計において、第1の出力信号は、負荷のための供給電圧のDCおよび低周波数成分を含み得、第2の出力信号は、負荷のための供給電圧のより高い周波数成分を含み得る。
1つの設計において、帰還回路は、DAC(例えば、図8AにおけるDAC782)を含み得る。1つの設計において、DACは、ステアリング電流源(例えば、図8Bにおける電流源718または図8Cにおける電流源716)を含むことができ、それはエンベロープ増幅器内に存在し得る。1つの設計において、負荷は、入力RF信号を受信および増幅し、出力RF信号を供給するように構成される電力増幅器を含み得る。エンベロープ信号は、入力RF信号のエンベロープに基づいて決定され得る。
図9は、ノイズ除去を実行するための処理900の設計を示す。ノイズを含む第1の入力信号は、ノイズの第1のバージョンを含む第1の出力信号を取得するために、第1の回路に適用され得る(ブロック912)。第1の入力信号はまた、帰還信号を取得するために、帰還回路に適用され得る(ブロック914)。第2の出力信号および帰還信号は、ノイズの第2のバージョンを含む第2の出力信号を取得するために、第2の回路に適用されることができ、それはノイズの第1のバージョンを減衰させるために使用されることができる(ブロック916)。第1および第2の出力信号は、負荷に供給され、ノイズの第2のバージョンは、負荷においてノイズの第1のバージョンを減衰させることができる(ブロック918)。
1つの設計において、第1の入力信号は、スイッチャによって生成され得、スイッチャからのスイッチャノイズを含み得る。ブロック912の1つの設計において、第1の入力信号は、第1の出力信号を取得するために、インダクタを含む第1の回路に通され得る。ブロック914の1つの設計において、第1の入力信号が、帰還信号を取得するために、DACを含む帰還回路に供給され得る。ブロック916の1つの設計において、第2の入力信号および帰還信号は、第2の出力信号を取得するために、増幅器を含む第2の回路によって増幅され得る。第1および第2の入力信号は、他の手法においても処理され得る。
1つの設計において、第1の回路は、第1の伝達関数を有し得、第2の回路は、第2の伝達関数を有し得る。帰還回路は、第1および第2の伝達関数に基づいて決定される、第3の伝達関数を有し得る。ノイズの第1のバージョンは、第1の入力信号を、第1の伝達関数を有する第1の回路に適用すること(例えば、図5Bにおいて、VSW信号を、H伝達関数を有するブロック510に適用すること)によって生成され得る。第1の入力信号はまた、ノイズの第1のバージョンを減衰させるために使用されるノイズの第2のバージョンを生成するために、第3の伝達関数を有する帰還回路と、第2の伝達関数を有する第2の回路との直列の組み合わせに適用され得る(例えば、VSW信号は、図5Bにおいて、H伝達関数を有するブロック530と、H伝達関数を有するブロック520との直列の組み合わせに適用され得る)。
当業者は、情報および信号がさまざまな異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して表現され得ることを理解するだろう。例えば、上記説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されることができる。
当業者は、本開示に関連して説明された、さまざまな例示的な論理ブロック、構成、モジュール、回路、およびアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組み合わせとして実現され得ることをさらに理解するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの相互互換性を明確に例示するために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これらの機能の観点から一般的に上述されている。このような機能がハードウェアとして実現されるか、ソフトウェアとして実現されるかは、システム全体に課される特定の用途および設計の制約に依存する。当業者は、説明された機能を、各特定の用途のために様々な方法で実現できるが、このような実現の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生ずるものとして解釈されるべきではない。
本開示に関連して説明された、様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、ここで説明された機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせを用いて、実現または行い得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、あるいは、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであることができる。プロセッサはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアを伴う1つ以上のマイクロプロセッサ、または、他の何らかのこのような構成のような、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、実現され得る。
本開示に関して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて直接的に、またはプロセッサにより実行されたソフトウェアモジュールにおいて、または2つの組み合わせにおいて、具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当該技術で知られている記憶媒体の任意の他の形態中に存在できる。例示的な記憶媒体は、プロセッサに結合されるので、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体へ情報を書き込むことができる。あるいは、記憶媒体は、プロセッサに組み込まれ得る。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICの中に存在できる。ASICは、ユーザ端末に存在し得る。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末において、離散コンポーネントとして存在できる。
1つ以上の例示的な設計では、記述した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現され得る。ソフトウェアで実現される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つ以上の命令またはコードとして、記憶または伝送され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および一つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの伝送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータによってアクセスされることができる、任意の利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、または他の磁気記憶デバイス、または、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができ、汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータ、あるいは汎用プロセッサまたは特殊目的プロセッサによってアクセスされることができる、任意の他の媒体を含むことができる。また、任意の接続は、コンピュータ可読媒体と精確に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレステクノロジーを使用して他の遠隔ソースから伝送された場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイスト・ペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレステクノロジーは、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、ここで使用される場合、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生するが、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示のこれまでの記述は、当業者が本開示を製作または使用できるように提供した。本開示に対する様々な変更は、当業者にとって容易に明らかであろうし、ここで定義される一般的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書において説明される実例および設計に限定されるように意図されたものではなく、本明細書において開示された原理および新規の特徴と矛盾しない最大範囲であると認められるべきである。

Claims (26)

  1. ノイズを含む第1の入力信号を受信し、前記ノイズの第1のバージョンを含む第1の出力信号を供給するように構成される、第1の回路と、
    前記第1の入力信号を受信し、帰還信号を供給するように構成される、帰還回路と、
    第2の入力信号と前記帰還信号とを受信し、前記ノイズの前記第1のバージョンを減衰させるために使用される、前記ノイズの第2のバージョンを含む第2の出力信号を供給するように構成される、第2の回路と、
    を含む、装置。
  2. 前記第1の回路は、スイッチャに結合されたインダクタを含み、前記第1の入力信号は、前記スイッチャからのスイッチャノイズを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第2の回路は、増幅器を含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記帰還回路は、デジタルアナログ変換器(DAC)を含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1の回路は、第1の伝達関数を有し、前記第2の回路は、第2の伝達関数を有し、前記帰還回路は、前記第1および第2の伝達関数に基づいて決定される第3の伝達関数を有する、請求項1に記載の装置。
  6. 前記帰還回路は、定数項、または積分項、若しくは両方を含む、伝達関数を実現する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記第1の回路はインダクタを含み、前記第2の回路は増幅器を含み、前記帰還回路は、前記増幅器の単位利得帯域幅、前記インダクタのインダクタンス、または前記第1および第2の出力信号によって適用された負荷のインピーダンス、のうちの少なくとも1つに基づいて決定される利得、を有する、請求項1に記載の装置。
  8. 前記第2の入力信号から前記帰還信号を減算し、第3の入力信号を前記第2の回路に供給するように構成された加算器
    をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  9. 前記第1および第2の出力信号を加算し、第3の出力信号を負荷に供給するように構成される加算器をさらに含み、前記ノイズの前記第2のバージョンは、前記負荷において前記ノイズの前記第1のバージョンを減衰させる、
    請求項1に記載の装置。
  10. スイッチャノイズを含むスイッチャ出力信号を供給するように構成されるスイッチャと、
    前記スイッチャ出力信号を受信し、第1の出力信号を負荷に供給するように構成される結合回路であって、前記第1の出力信号は、前記スイッチャノイズの第1のバージョンを含む、結合回路と、
    前記スイッチャ出力信号を受信し、帰還信号を供給するように構成される帰還回路と、
    エンベロープ信号および前記帰還信号を受信し、第2の出力信号を前記負荷に供給するように構成されるエンベロープ増幅器であって、前記第2の出力信号は、前記負荷において前記スイッチャノイズの前記第1のバージョンを減衰させるために使用される、前記スイッチャノイズの第2のバージョンを含む、エンベロープ増幅器と、
    を含む装置。
  11. 前記帰還回路は、デジタルアナログ変換器(DAC)を含む、請求項10に記載の装置。
  12. 前記DACは、前記エンベロープ増幅器内に存在するステアリング電流源を含む、請求項11に記載の装置。
  13. 前記第1の出力信号は、前記負荷のための供給電圧の直流(DC)および低周波数成分を含み、前記第2の出力信号は、前記負荷のための前記供給電圧のより高い周波数成分を含む、請求項10に記載の装置。
  14. 前記負荷は、入力無線周波数(RF)信号を増幅し、出力RF信号を供給するように構成される電力増幅器を含み、前記エンベロープ信号は、前記入力RF信号のエンベロープに基づいて決定される、請求項10に記載の装置。
  15. ノイズの第1のバージョンを含む第1の出力信号を取得するために、前記ノイズを含む第1の入力信号を、第1の回路に適用することと、
    帰還信号を取得するために、前記第1の入力信号を、帰還回路に適用することと、
    前記ノイズの前記第1のバージョンを減衰させるために使用される前記ノイズの第2のバージョンを含む第2の出力信号を取得するために、第2の入力信号および前記帰還信号を、第2の回路に適用することと、
    を含む、方法。
  16. 前記第1および第2の出力信号は、負荷に供給され、前記ノイズの前記第2のバージョンは、前記負荷において前記ノイズの前記第1のバージョンを減衰させる、請求項15に記載の方法。
  17. スイッチャによって前記第1の入力信号を生成することをさらに含み、前記第1の入力信号は、前記スイッチャからのスイッチャノイズを含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記第1の入力信号を前記第1の回路に前記適用することは、前記第1の出力信号を取得するために、前記第1の入力信号を、インダクタを含む前記第1の回路に通すことを含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記第1の入力信号を前記帰還回路に前記適用することは、前記帰還信号を取得するために、前記第1の入力信号をデジタルアナログ変換器(DAC)に供給することを含む、請求項15に記載の方法。
  20. 前記第2の入力信号および前記帰還信号を前記第2の回路に前記適用することは、前記第2の出力信号を取得するために、増幅器を含む前記第2の回路によって前記第2の入力信号および前記帰還信号を増幅することを含む、請求項15に記載の方法。
  21. 前記第1の回路は、第1の伝達関数を有し、前記第2の回路は、第2の伝達関数を有し、前記帰還回路は、前記第1および第2の伝達関数に基づいて決定される第3の伝達関数を有する、請求項15に記載の方法。
  22. 前記ノイズの前記第1のバージョンは、前記第1の入力信号を、前記第1の伝達関数を有する前記第1の回路に適用することによって生成され、前記ノイズの前記第2のバージョンは、前記第1の入力信号を、前記第3の伝達機能を有する前記帰還回路と、前記第2の伝達機能を有する前記第2の回路との、直列の組み合わせに適用することによって生成される、請求項21に記載の方法。
  23. ノイズを含む第1の入力信号を処理し、前記ノイズの第1のバージョンを含む第1の出力信号を供給するための手段と、
    前記第1の入力信号を処理し、帰還信号を供給するための手段と、
    第2の入力信号および前記帰還信号を処理し、前記ノイズの前記第1のバージョンを減衰させるために使用される前記ノイズの第2のバージョンを含む第2の出力信号を供給するための手段と、
    を含む、装置。
  24. 前記第1および第2の出力信号は、負荷に供給され、前記ノイズの前記第2のバージョンは、前記負荷において前記ノイズの前記第1のバージョンを減衰させる、請求項23に記載の装置。
  25. 前記第1の入力信号を処理し、前記第1の出力信号を供給するための手段は、第1の伝達関数を実現し、前記第2の入力信号および前記帰還信号を処理するための手段は、第2の伝達関数を実現し、前記第1の入力を処理し、前記帰還回路を供給するための手段は、前記第1および第2の伝達関数に基づいて決定される第3の伝達関数を実現する、請求項23に記載の装置。
  26. 非一時的なコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品であって、
    前記非一時的なコンピュータ可読媒体は、
    少なくとも1つのコンピュータに、ノイズの第1のバージョンを含む第1の出力信号を取得するために、前記ノイズを含む第1の入力信号の処理を指示させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、帰還信号を取得するために、前記第1の入力信号の処理を指示させるコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ノイズの前記第1のバージョンを減衰させるために使用される、前記ノイズの第2のバージョンを含む第2の出力信号を取得するために、第2の入力信号および前記帰還信号の処理を指示させるコードと、
    を含む、コンピュータプログラム製品。
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