JP2008271172A - 高効率増幅器 - Google Patents
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Abstract
【課題】RF電力増幅トランジスタのゲート電極に対して、波形歪みのない制御信号を印加することができ、またさらに、制御回路の電源電圧を低く抑えることができ、また出力インピーダンスを低くした制御回路を備えた高効率増幅器を提供する。
【解決手段】RF信号を入力して増幅するトランジスタを含む増幅装置(110)と、前記RF信号の包絡線信号又はベースバンド信号からこれに応じた制御信号を発生する制御信号発生手段(101,108,109)と、前記制御信号発生手段からの制御信号を前記増幅装置のトランジスタのゲート電極に印加する制御ドライバ(115)と、を備え、前記制御ドライバを出力インピーダンスの低い回路で構成した。
【選択図】図1
【解決手段】RF信号を入力して増幅するトランジスタを含む増幅装置(110)と、前記RF信号の包絡線信号又はベースバンド信号からこれに応じた制御信号を発生する制御信号発生手段(101,108,109)と、前記制御信号発生手段からの制御信号を前記増幅装置のトランジスタのゲート電極に印加する制御ドライバ(115)と、を備え、前記制御ドライバを出力インピーダンスの低い回路で構成した。
【選択図】図1
Description
この発明は通信用や放送用等に使用される高効率増幅器に関する。
近年、求められる通信容量は増大の一途をたどっており、これに伴い、情報源符号方式、ディジタル変調方式そして、多元接続方式に改良が重ねられ続けている。変調方式によっては増幅器に次のような問題を与える。
例えば、変調方式としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)が無線通信信号として採用されるようになった。このOFDMは包絡線振幅変動が大きいことが特徴であり、このため増幅器には線形性が求められる。平均電力と最大瞬時電力の差(ピークファクタ)が大きいことから増幅器の線形性を得るために動作点は、飽和電力に対して1/10程度の電力にする必要がある。そのため、増幅器の効率が低下する問題がある。
そこで、バックオフをとった領域でも高効率な特性を実現できる手法として、ドハティ増幅器がある。ドハティ増幅器は、この出力バックオフを確保した点において、線形性を確保しながら効率の改善を図ることが可能である。しかしながら、ドハティ増幅器は、キャリア増幅器及びピーク増幅器増幅器の入出力整合条件、バイアス条件、そして負荷線路条件で効率が異なってくる。
例えば非特許文献1に開示された従来のドハティ増幅器は、図2の(a)に符号201で示すように、入力部から方向性結合器(カプラ)を用いてRF信号を取り出し、ダイオードを用いた包絡線検波器により包絡線振幅電圧を抽出し、包絡線整形回路202へ出力する。包絡線整形回路202は、図2の(b)に示す特性211を有しており、増幅器への入力電力レベルに応じてキャリア増幅器及びピーク増幅器のRFトランジスタへ印加するためのゲート電圧を決定し、ゲート電極に印加する機能を有する。例えば、ドハティ増幅器201への入力電力レベルが20dBmである場合、特性211より、キャリア増幅器のゲート電極に3.8V程度、ピーク増幅器のゲート電極に1.5V程度の電圧が印加されることがわかる。
Jeonghyeon Cha、et al."An Adaptive Bias Controlled Power Amplifier with a Load-Modulated Combining Scheme for High Efficiency and Linearity"、2003 IEEE MTT-S Digest、pp.81-84
このような従来のドハティ増幅器にあるような包絡線整形回路(制御回路)をバイアス制御技術に適用する際、以下のような問題がある。
大出力基地局増幅器に用いられる大出力トランジスタは一般的に入力容量が大きい。このため、制御回路からゲート電極側を見た容量は大きくなる。よって従来のようなオペアンプを用いてRFトランジスタのゲート電極を制御する場合、オペアンプが供給できる電流量は少ないため、電荷の充放電に時間がかかる。その結果、ゲート電極とGND間に発生する電圧は入力した電圧波形と異なる波形が発生する問題がある。つまり、図2の(c)に制御信号231で示す方形波を印加した場合、ゲート電極とGND間に実際に印加される波形は波形232のように角の取れたなまった波形となる。ここで制御回路からゲート電極側を見た容量は、トランジスタの入力容量およびトランジスタから見た入力整合回路側の容量の和であらわされる。このことは、入力電力に対して誤ったゲート電圧が印加されることになり、結果として所望の出力電力や歪特性が得られなくなることを意味している。そのため、入力電力に応じて所望の電圧を正確にトランジスタのゲート電極に印加する必要がある。
大出力基地局増幅器に用いられる大出力トランジスタは一般的に入力容量が大きい。このため、制御回路からゲート電極側を見た容量は大きくなる。よって従来のようなオペアンプを用いてRFトランジスタのゲート電極を制御する場合、オペアンプが供給できる電流量は少ないため、電荷の充放電に時間がかかる。その結果、ゲート電極とGND間に発生する電圧は入力した電圧波形と異なる波形が発生する問題がある。つまり、図2の(c)に制御信号231で示す方形波を印加した場合、ゲート電極とGND間に実際に印加される波形は波形232のように角の取れたなまった波形となる。ここで制御回路からゲート電極側を見た容量は、トランジスタの入力容量およびトランジスタから見た入力整合回路側の容量の和であらわされる。このことは、入力電力に対して誤ったゲート電圧が印加されることになり、結果として所望の出力電力や歪特性が得られなくなることを意味している。そのため、入力電力に応じて所望の電圧を正確にトランジスタのゲート電極に印加する必要がある。
また、ゲート電極にはピンチオフ電圧以上の電圧を印加する必要があるため、ゲート電極制御にて高い電圧を必要とする場合、オペアンプを用いた制御回路は、FETのゲートなど低インピーダンスの負荷をつなぐと、制御回路出力インピーダンスが高いので、負荷に電圧を発生させるためには制御回路の電源電圧を高くする必要がある。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、RF電力増幅トランジスタのゲート電極に対して、波形歪みのない制御信号を印加することができ、またさらに、制御回路の電源電圧を低く抑えることができ、また出力インピーダンスを低くした制御回路を備えた高効率増幅器を提供することを目的とする。
この発明は、RF信号を入力して増幅するトランジスタを含む増幅装置と、前記RF信号の包絡線信号又はベースバンド信号からこれに応じた制御信号を発生する制御信号発生手段と、前記制御信号発生手段からの制御信号を前記増幅装置のトランジスタのゲート電極に印加する制御ドライバと、を備え、前記制御ドライバを出力インピーダンスの低い回路で構成したことを特徴とする高効率増幅器にある。
この発明では、RF電力増幅トランジスタのゲート電極に対して、波形歪みのない制御信号を印加することができ、またさらに、制御回路の電源電圧を低く抑えることができ、また出力インピーダンスを低くした制御回路を備えた高効率増幅器を提供できる。
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態による高効率増幅器の構成を示す図である。RF入力信号は電力分配器101の入力端子に入力され、電力分配器101の2つの出力端子にそれぞれ接続された検波器108及び遅延線路111に分配される。検波器108の出力端子は制御信号発生器109の入力端子に接続される。制御信号発生器109の出力端子は制御ドライバ115の入力端子に接続される。制御ドライバ115の出力端子はRFチョークコイル116の入力側である一端に接続される。RFチョークコイル116の出力側である他端は増幅装置110の電力増幅器である例えばRF電力増幅トランジスタ104のゲート電極103に接続される。なお制御ドライバ115の118は制御信号発生器109の出力電力により制御される理想の交流電圧源、117は内部抵抗を示す。
図1はこの発明の一実施の形態による高効率増幅器の構成を示す図である。RF入力信号は電力分配器101の入力端子に入力され、電力分配器101の2つの出力端子にそれぞれ接続された検波器108及び遅延線路111に分配される。検波器108の出力端子は制御信号発生器109の入力端子に接続される。制御信号発生器109の出力端子は制御ドライバ115の入力端子に接続される。制御ドライバ115の出力端子はRFチョークコイル116の入力側である一端に接続される。RFチョークコイル116の出力側である他端は増幅装置110の電力増幅器である例えばRF電力増幅トランジスタ104のゲート電極103に接続される。なお制御ドライバ115の118は制御信号発生器109の出力電力により制御される理想の交流電圧源、117は内部抵抗を示す。
遅延線路111の入力側である一端は電力分配器101の1つの出力端子に接続され、出力側である他端は増幅装置110の入力整合回路102の入力端子に接続される。入力整合回路(MC)102の出力端子はRF電力増幅トランジスタ104のゲート電極103に接続される。RF電力増幅トランジスタ104の出力端子であるドレイン電極は、出力整合回路(MC)105の入力端子に接続され、出力整合回路105の出力端子から高効率増幅器の出力信号が出力される。RF電力増幅トランジスタ104のソース電極は、グランドに接続されている。
ドレイン電圧端子107は、RFチョークコイル106の一端に接続され、RFチョークコイル106の他端はRF電力増幅トランジスタ104のドレイン電極に接続される。なお、RF電力増幅トランジスタ104は、ユニポーラ型、バイポーラ型の両方が適用可能である。
また、電力分配器101、検波器108、制御信号発生器109が制御信号発生手段を構成する。
次に動作について説明する。図1の電力分配器101にRF信号が入力されると、検波器108及び遅延線路111に電力分配される。検波器108にRF信号が入力されると、検波器108は、RF信号の包絡線振幅を電圧値に変換し、制御信号発生器109に出力する。制御信号発生器109は、包絡線振幅|a(t)|が入力されると、線形性或いは効率を改善する予め定められた特性fに基づき、ゲート電極103に印加する電圧値Vg(t)に変換し、これを制御信号として制御ドライバ115に出力する。制御ドライバ115は制御信号をRFチョークコイル116に出力する。RFチョークコイル116はRF電力増幅トランジスタ104のゲート電極103からのRF信号を遮断する。RFチョークコイル116は、制御ドライバ115からの制御信号をRF電力増幅トランジスタ104のゲート電極103に出力する。
制御ドライバ115とRF電力増幅トランジスタ104について説明する。制御ドライバ115の出力インピーダンス112をRsource、ゲート電極103から入力整合回路102側を見た入力整合回路容量113をCin、ゲート電極103からRF電力増幅トランジスタ104側を見たゲート電極入力容量114をCgとする。出力インピーダンス112(Rsource)が低い制御ドライバ115を用いて電流供給量を高めて、入力整合回路容量113(Cin)、ゲート電極入力容量114(Cg)の両端に所望の電圧を発生させる。
電力分配器101から出力されたRF信号は遅延線路111により所定の遅延時間を経て入力整合回路102に入力される。入力整合回路102は信号線路の特性インピーダンスからRF電力増幅トランジスタ104の予め定められた入力インピーダンスに整合するようにRF電力増幅トランジスタ104のゲート電極103に接続されている。入力整合回路102から出力されたRF信号は、RF電力増幅トランジスタ104により電力増幅され、出力整合回路105に入力される。出力整合回路105の入力端子は予め定められたトランジスタ出力インピーダンスから信号線路の特性インピーダンスに整合するようにRF電力増幅トランジスタ104のドレイン電極に接続されている。
図8に実際の制御ドライバ115の回路例を示す。図8の(a)の回路801は、制御信号発生器109からの制御波形が入力されるバイポーラトランジスタ802と負荷抵抗803で構成され、バイポーラトランジスタ802を用いてコレクタ接地(エミッタフォロア)を構成したものである。回路801は、入力インピーダンスを高く、出力インピーダンスを低くすることが可能である。出力インピーダンスはほぼ負荷抵抗803(Rout)に依存する。
図8の(b)の回路811は、2つのバイポーラトランジスタで構成されるプッシュプル回路812を用いた構成である。ゲート電極103側に接続される出力端子は負荷抵抗813を介してグランドに接続されている。
図8の(c)の回路821は、FET(電界効果トランジスタ)823と負荷抵抗822で構成され、FET823を用いてドレイン接地を構成したものである。回路821も出力インピーダンスを低くすることが可能な回路である。
図8の(d)の回路831は、トランス832を用いてインピーダンス変換をするものである。
出力インピーダンス112(Rsource)を低くした制御ドライバ115により電流供給量を高めてRF電力増幅トランジスタ104のゲート電極103を制御することにより、次の三点の効果が得られる。
第1に、RF電力増幅トランジスタ104のゲート電極入力容量114(Cg)、及びゲート電極103から見た入力整合回路102側の入力整合回路容量113(Cin)の電荷の充放電を高速に行なうことができることにより、所望の制御電圧をゲート電極103に印加することが可能となる。この結果、RFトランジスタ104から所望の出力電力が得られ、歪による劣化を抑制できる効果が得られる。
第2に、ゲート電極103の制御のために、高い電源電圧を必要としないので電源電圧を下げることができる効果が得られる。
第3に、制御信号をGNDに短絡させないため、ゲート電極103とGND間にDC(直流)から低周波にかけてのデカップリングコンデンサを入れることができないが、代わりに制御ドライバ115の出力インピーダンス112(Rsource)が低いことでDCから低周波に対して低インピーダンスとなる。このため、等価的にDCから低周波にかけてデカップリングが可能となる。
なお、制御ドライバ115は、RF電力増幅トランジスタ104のドレイン電極にも接続することが可能であり、同様の効果が得られる。
第1に、RF電力増幅トランジスタ104のゲート電極入力容量114(Cg)、及びゲート電極103から見た入力整合回路102側の入力整合回路容量113(Cin)の電荷の充放電を高速に行なうことができることにより、所望の制御電圧をゲート電極103に印加することが可能となる。この結果、RFトランジスタ104から所望の出力電力が得られ、歪による劣化を抑制できる効果が得られる。
第2に、ゲート電極103の制御のために、高い電源電圧を必要としないので電源電圧を下げることができる効果が得られる。
第3に、制御信号をGNDに短絡させないため、ゲート電極103とGND間にDC(直流)から低周波にかけてのデカップリングコンデンサを入れることができないが、代わりに制御ドライバ115の出力インピーダンス112(Rsource)が低いことでDCから低周波に対して低インピーダンスとなる。このため、等価的にDCから低周波にかけてデカップリングが可能となる。
なお、制御ドライバ115は、RF電力増幅トランジスタ104のドレイン電極にも接続することが可能であり、同様の効果が得られる。
実施の形態2.
図3はこの発明の別の実施の形態による高効率増幅器の構成を示す図である。上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明を省略する。図3では例えば、制御ドライバ115とRFチョークコイル(インダクタ)116の間に抵抗315(R)が接続されている。
図3はこの発明の別の実施の形態による高効率増幅器の構成を示す図である。上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明を省略する。図3では例えば、制御ドライバ115とRFチョークコイル(インダクタ)116の間に抵抗315(R)が接続されている。
動作について説明すると、制御ドライバ115とRFチョークコイル116との間に抵抗315を配置し、RF電力増幅トランジスタ104のゲート電極入力容量(Cg)及びゲート電極103から見た入力整合回路102側の入力整合回路容量(Cin)とでローパスフィルタを形成する。抵抗315(R)の代わりにインダクタ(L)、キャパシタ(C)を挿入してもよく、さらには抵抗、キャパシタ、インダクタの少なくとも1つを含むフィルタ用回路を挿入してもよい。抵抗やインダクタ、キャパシタによりローパスフィルタを構成することで、制御ドライバ115から出力される高調波を減衰させることができ、このため、制御ドライバ115からゲート電極103への高調波を抑制する効果がある。これによりRF電力トランジスタの歪みによる劣化を抑制できる効果がある。他の動作は実施の形態1と同様である。
実施の形態3.
またこの発明のさらに別の実施の形態による高効率増幅器では、例えば図1の実施の形態1の高効率増幅器において、制御ドライバ115の出力インピーダンス112(Rsource)、ゲート電極103のゲート電極入力容量114(Cg)、入力整合回路容量113(Cin)、制御信号の最高周波数fcontを、これらの間で(1)式の関係を満たすように設定する。
またこの発明のさらに別の実施の形態による高効率増幅器では、例えば図1の実施の形態1の高効率増幅器において、制御ドライバ115の出力インピーダンス112(Rsource)、ゲート電極103のゲート電極入力容量114(Cg)、入力整合回路容量113(Cin)、制御信号の最高周波数fcontを、これらの間で(1)式の関係を満たすように設定する。
Rsource<1/{2πfcont(Cg+Cin)} (1)
Rsourceが低く、Cg、Cinが小さいほうが高い周波数まで制御可能となる。ここでは、ゲート電極端の容量負荷であるゲート電極入力容量Cg、入力整合回路側の負荷容量である入力整合回路容量Cinは、設計時において決まるとすれば、Rsourceを低くする必要がある。Rsourceが上記の(1)式の関係を満足することで、最高周波数fcontをもつ制御波形がゲート電極103の入力容量Cg、入力整合回路容量Cin、出力インピーダンスRsourceで形成される時定数(ローパスフィルタ)により波形歪み(位相回転・群遅延劣化)を抑制することができる。
また図3の実施の形態2の高効率増幅器において、ゲート電極入力容量Cg、入力整合回路容量Cin、制御信号の最高周波数fcontを用いて、抵抗315の抵抗値R315の範囲を(2)式を満たすように定める。
fcont < 1/{2π(R315+Rsource)(Cg+Cin)} < 1/{2πRsource(Cg+Cin)} (2)
これにより、R315とゲート電極入力容量Cg、入力整合回路容量Cinの和で形成される制御ドライバ115からゲート電極103へのローパスフィルタにより制御ドライバ115が出力する高調波を減衰させる効果が得られる。
すなわち、制御ドライバ115の出力インピーダンス(Rsource)又は制御ドライバにフィルタ用回路を含めた回路の出力インピーダンス(例えばR315+Rsource)と、増幅装置110でのゲート電極103からの入力側(入力整合回路102側)及び出力側(RF電力増幅トランジスタ104側)を見たそれぞれのインピーダンス(Cin、Cg)で形成されるローパスフィルタのカットオフ周波数(f=1/2πτ)が制御信号の最高周波数fcontより高くなるようにすることで上述の効果が得られる。
実施の形態4.
図4はこの発明のさらに別の実施の形態による高効率増幅器の構成を示す図である。上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明を省略する。図4では、制御信号発生手段を構成する制御信号発生器409を設け、この制御信号発生器409の入力端子に予めRF信号から抽出されたベースバンド信号が入力される。制御信号発生器409の出力端子は制御ドライバ115の入力端子し接続されている。また、増幅装置110の入力整合回路102の入力端子にRF信号が入力される。
図4はこの発明のさらに別の実施の形態による高効率増幅器の構成を示す図である。上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明を省略する。図4では、制御信号発生手段を構成する制御信号発生器409を設け、この制御信号発生器409の入力端子に予めRF信号から抽出されたベースバンド信号が入力される。制御信号発生器409の出力端子は制御ドライバ115の入力端子し接続されている。また、増幅装置110の入力整合回路102の入力端子にRF信号が入力される。
動作について説明すると、信号入力によりベースバンド信号が制御信号発生器409の入力端子へ入力される。一方、RF信号が入力整合回路102に入力される。他の動作は上記各実施の形態と同様である。以上により制御信号発生器409は直接、ベースバンド信号から増幅装置110のゲート電極103に印加する制御信号を生成できるため、検波器が不要となる効果が得られる。
実施の形態5.
図5はこの発明のさらに別の実施の形態による高効率増幅器の構成を示す図である。入力信号は制御信号発生手段を構成するディジタル信号処理部506のA/D変換器(ADC)501の入力端子に入力される。ディジタル信号処理部506内は機能ブロックで示されている。ADC501の出力端子は包絡線振幅検出手段514と歪み補償制御手段502の入力に接続される。包絡線振幅検出手段514の出力は制御信号生成手段503の入力に接続される。制御信号生成手段503の出力はD/A変換器(DAC)505の入力端子に接続される。DAC505の出力端子はローパスフィルタ512の入力端子に接続される。
図5はこの発明のさらに別の実施の形態による高効率増幅器の構成を示す図である。入力信号は制御信号発生手段を構成するディジタル信号処理部506のA/D変換器(ADC)501の入力端子に入力される。ディジタル信号処理部506内は機能ブロックで示されている。ADC501の出力端子は包絡線振幅検出手段514と歪み補償制御手段502の入力に接続される。包絡線振幅検出手段514の出力は制御信号生成手段503の入力に接続される。制御信号生成手段503の出力はD/A変換器(DAC)505の入力端子に接続される。DAC505の出力端子はローパスフィルタ512の入力端子に接続される。
ローパスフィルタ512の出力端子は制御ドライバ511の入力端子に接続される。制御ドライバ511の出力端子は増幅装置513の電力増幅器である例えばRF電力増幅トランジスタ509のゲート電極に接続される。歪み補償制御手段502の出力は、D/A変換器(DAC)504の入力端子に接続される。DAC504の出力端子は、ローパスフィルタ507の入力端子に接続される。ローパスフィルタ507の出力端子は、増幅装置513の入力整合回路508の入力端子に接続される。入力整合回路508の出力端子はRF電力増幅トランジスタ509のゲート電極に接続される。RF電力増幅トランジスタ509のドレイン電極は、出力整合回路510の入力端子に接続される。
なお、ディジタル信号処理部506は、ADC501及びDAC504,505を用いることによる、イメージ除去、アパーチャ補正等のブロック及び等価低域処理等のブロックは省略されている。ディジタル信号処理部506は例えば、ディジタル信号演算処理が可能なプログラマブルロジックによる構成を適用する。
次に動作を説明すると、図5の高効率増幅器は、上述の実施の形態1〜3の検波器108および制御信号発生器109をディジタル信号演算処理が可能なプログラマブルロジックにより構成されるディジタル信号処理部506とし、さらに増幅器の歪み補償機能(本実施の形態ではプリディストーション方式)を備えた場合の例である。図5において、信号入力として帯域信号が入力されると、ADC501により量子化される。量子化された帯域信号は、歪み補償制御手段502に入力され、入出力信号に対して増幅装置513の入出力特性(振幅/位相)の逆特性を付加する演算処理を行ってDAC504に出力する。DAC504は入力された量子化帯域信号からアナログ帯域信号(以降RF信号)に変換し、ローパスフィルタ507に入力する。
ローパスフィルタ507はDAC504からのRF信号を濾波して、増幅装置513の入力整合回路508に出力する。入力整合回路508は、ローパスフィルタ507からのRF信号をRF電力増幅トランジスタ509に入力する。入力整合回路508は、信号線路の特性インピーダンスから予め定めた負荷となるようにゲート電極に対して負荷整合する。
また、ADC501からの量子化帯域信号は包絡線振幅検出手段514にも入力される。この包絡線振幅検出手段514は、量子化帯域信号から包絡線振幅を抽出して制御信号生成手段503に出力する。制御信号生成手段503は、入力された包絡線振幅の大きさに基づいて制御信号を発生する。この制御信号の生成方法は実施の形態1で述べた通りである。線形性或いは効率を改善する予め定められた特性fの代わりに包絡線振幅|a(t)|をアドレスとしてゲート電圧Vgを決定するようなテーブルをディジタル信号処理部506が内蔵するメモリ(共に図示省略)に格納し、これを用いてもよい。ただし、テーブルのデータ集合を”T”とする。またf、”T”の決定方法については、歪み補償制御手段502に独立又は従属することも可能である。また、ディジタル信号処理部506以外の動作は、実施の形態1及び2の動作と同様である。
また、図6に示すようにディジタル信号処理部506において、包絡線振幅検出手段514及び制御信号生成手段503は、歪み補償制御手段502の出力からの帯域信号を入力し、これから包絡線振幅を抽出して制御信号を生成するようにしてもよい。
さらに例えば図5の制御信号生成手段503又は歪み補償制御手段502にシフトレジスタ、FIR(Finite Impulse Response)フィルタなどを備えることで、経路A(ADC501、包絡線振幅検出手段514、制御信号生成手段503、DAC505、ローパスフィルタ512、制御ドライバ511、RF電力増幅トランジスタ509)と、経路B(ADC501、歪み補償検出手段502、DAC504、ローパスフィルタ507、入力整合回路508、RF電力増幅トランジスタ509)と、の信号通過時間を一致させることも可能である。また、本実施の形態の入力信号としてベースバンド信号、量子化されたベースバンド信号を入力可能な構成をとってもよい。
実施の形態1における図1の検波器108及び制御信号発生器109をディジタル信号演算処理が可能なプログラマブルロジックにより構成することで自由度の高い、且つ高精度なゲート電圧制御を行なうことが可能となる効果が得られる。また、遅延時間をプログラマブルロジック内で調整することも可能となる効果が得られる。その他、実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態6.
図7はこの発明のさらに別の実施の形態による高効率増幅器の構成を示す図である。上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明を省略する。図7では、実施の形態1及び2における図1、3の増幅装置110がドハティ増幅装置703に置き換わったものである。ドハティ増幅装置703はAB級でバイアスされたキャリア増幅器706、C級でバイアスされたピーク増幅器705、キャリア増幅器706の出力側に接続された負荷変調線路707、ピーク増幅器705の入力側に接続された位相線路704によって構成される。
図7はこの発明のさらに別の実施の形態による高効率増幅器の構成を示す図である。上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明を省略する。図7では、実施の形態1及び2における図1、3の増幅装置110がドハティ増幅装置703に置き換わったものである。ドハティ増幅装置703はAB級でバイアスされたキャリア増幅器706、C級でバイアスされたピーク増幅器705、キャリア増幅器706の出力側に接続された負荷変調線路707、ピーク増幅器705の入力側に接続された位相線路704によって構成される。
最初にドハティ増幅装置703について簡単に説明する。ドハティ増幅装置703は出力バックオフ6dBを越えない小信号時にピーク増幅器705が、C級でバイアスされていることから電力を出力しない。このとき、ドハティ増幅装置703の出力インピーダンスがZ0/2ならばキャリア増幅器706の負荷は、2Z0に見えることで高負荷となり、高効率動作をする。一方、出力バックオフ6dBを越える中信号から大信号にかけてはC級でバイアスされたピーク増幅器705が動作する。このとき、キャリア増幅器706の出力負荷が信号線路の特性インピーダンス(高出力整合時インピーダンス)に向かって変調されることで高出力動作に遷移する。大信号時にはキャリア増幅器706及びピーク増幅器705は共に飽和に向かい2並列電力増幅器となる。
次に、ゲート電圧制御について説明する。ドハティ増幅装置703の特性は、キャリア増幅器706及びピーク増幅器705の入出力整合回路、負荷線路、位相線路、バイアス条件によって決定されるが、このうち、バイアス条件も特性を大きく左右する重要なパラメタのひとつである。
このバイアス条件について説明する。特にピーク増幅器705のゲート電圧条件はドハティ増幅装置703の効率ならびに歪み性能に大きく寄与する。図9にピーク増幅器705の電流特性を示す。横軸がドハティ増幅装置703の出力バックオフ、縦軸がドレイン電流を示す。ピーク増幅器705のゲート電圧が大きい場合の電流特性を902、ゲート電圧が小さい場合の電流特性を903に示す。ゲート電圧が高いほうが、出力バックオフが大きい地点で早く立ち上がることが確認できる。
ドハティ増幅装置703は図10の(a)に示すドレイン効率特性1011及び(b)に示す利得特性1021となる。初めに、ドレイン効率特性1011について、1013がゲート電圧が高い場合、1012がゲート電圧が低い場合を示す。このことから、ゲート電圧が低いほうが効率は高いことがわかる、一方、利得特性1021については、1023がゲート電圧が高い場合、1022がゲート電圧が低い場合を示す。このことから、利得特性1021は、ゲート電圧が高い方が飽和領域において利得が高いことがわかる。よってゲートバイアスを一定にする場合には、ドレイン効率特性及び利得特性の両者を考慮(トレードオフ点の探索)することになる。
ここで、ドハティ増幅装置703の瞬時入力電力毎にゲート電圧を変化させることが可能であれば、小信号時には、高効率となるようピーク増幅器705のゲート電圧を低くしておき、中・大信号時には、飽和特性が改善するようにピーク増幅器705のゲート電圧を高くすることが可能となり、ゲート電圧を一定に決定するドハティ増幅器より、効率と飽和特性を両立することができる。
本実施の形態において、ドハティ増幅装置703のキャリア増幅器706またはピーク増幅器705、或いは両者に対してゲート電圧制御を適用する際、実施の形態1、2、3を適用することで所望の制御電圧をゲート電極に印加できるという、実施の形態1〜3の効果が得られ、ゲートバイアス制御したドハティ増幅装置の高効率化・低歪みを図ることが可能となる効果が生まれる。
なお、上記説明では前出の実施の形態の特徴については、詳細に説明かつ図示していないが、この発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、上記実施の形態の可能な組合せを全て含むことは云うまでもない。
101 電力分配器、102 入力整合回路、103 ゲート電極、104 RF電力増幅トランジスタ(電力増幅器)、105 出力整合回路、106 RFチョークコイル、107 ドレイン電圧端子、108 検波器、109 制御信号発生器、110 増幅装置、111 遅延線路、112 出力インピーダンス、113 入力整合回路容量、114 ゲート電極入力容量、115 制御ドライバ、116 RFチョークコイル、117 内部抵抗、118 交流(理想)電圧源、201 ドハティ増幅器、315 抵抗、409 制御信号発生器、501 A/D変換器、502 歪み補償検出手段、503 制御信号生成手段、504,505 D/A変換器、506 ディジタル信号処理部、507 ローパスフィルタ、508 入力整合回路、509 RF電力増幅トランジスタ(電力増幅器)、510 出力整合回路、511 制御ドライバ、512 ローパスフィルタ、513 増幅装置、514 包絡線振幅検出手段、703 ドハティ増幅装置、704 位相線路、705 ピーク増幅器、706 キャリア増幅器、707 負荷変調線路、801 回路、802 バイポーラトランジスタ、803 負荷抵抗、811 回路、812 プッシュプル回路、813 負荷抵抗、821 回路、822 負荷抵抗、831 回路、832 トランス。
Claims (7)
- RF信号を入力して増幅するトランジスタを含む増幅装置と、
前記RF信号の包絡線信号又はベースバンド信号からこれに応じた制御信号を発生する制御信号発生手段と、
前記制御信号発生手段からの制御信号を前記増幅装置のトランジスタのゲート電極に印加する制御ドライバと、
を備え、
前記制御ドライバを出力インピーダンスの低い回路で構成したことを特徴とする高効率増幅器。 - 制御ドライバと増幅装置のトランジスタのゲート電極との間にローパスフィルタを形成するための抵抗、インダクタ、キャパシタの少なくとも1つを含むフィルタ用回路を挿入したことを特徴とする請求項1に記載の高効率増幅器。
- 前記制御ドライバの出力インピーダンス又は制御ドライバにフィルタ用回路を含めた回路の出力インピーダンスと、増幅装置におけるトランジスタのゲート電極から増幅装置の入力側及び出力側を見たそれぞれのインピーダンスで形成されるローパスフィルタのカットオフ周波数が制御信号の最高周波数より高いことを特徴とする請求項1又は2に記載の高効率増幅器。
- 制御信号発生手段が、増幅装置に入力されるRF信号を分配する電力分配器と、分配されたRF信号を検波して包絡線信号を得る検波器と、包絡線信号に応じて制御信号を出力する制御信号発生器と、を含むことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の高効率増幅器。
- 制御信号発生手段が、増幅装置に入力されるRF信号のベースバンド信号から制御信号を生成する制御信号発生器からなることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の高効率増幅器。
- 制御信号発生手段が、入力されるアナログ信号であるRF信号をディジタル信号に変換してディジタル信号処理し、その後アナログ信号に戻すディジタル信号処理部からなり、前記ディジタル信号処理部のディジタル信号処理部分が、入力されたRF信号に増幅装置の入出力特性の逆特性を付加する演算処理を行う歪み補償制御手段と、前記入力されたRF信号又は前記歪み補償制御手段で歪み補償がされた信号から包絡線振幅を検出する包絡線振幅検出手段と、包絡線振幅の大きさに基づいて制御信号を発生する制御信号生成手段と、を含み、前記制御信号生成手段からの制御信号及び前記歪み補償制御手段からの歪み補償された信号がそれぞれ制御ドライバ、増幅装置に入力されることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の高効率増幅器。
- 前記増幅装置がキャリア増幅器とピーク増幅器を含むドハティ増幅装置からなり、前記キャリア増幅器とピーク増幅器の少なくとも1方にゲート電極の電圧が制御されるトランジスタを適用したことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の高効率増幅器。
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2007
- 2007-04-20 JP JP2007111222A patent/JP2008271172A/ja active Pending
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