JP2014515917A - 鉄道車両用のパンタグラフ - Google Patents

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Abstract

本発明は、接触ワイヤ(3)と鉄道車両との間で電気エネルギーを伝達するためのパンタグラフ(5)に関する。パンタグラフ(5)は、鉄道車両に取り付けられるべき少なくとも1つのフレーム(51)と、接触ワイヤ(3)に接触するための弓形体(bow)(52)と、フレーム(51)と前記弓形体(52)との間に設けられた弓形体懸架装置とを備えている。そして前記弓形体懸架装置が、少なくとも1つのガス圧式アクチュエータ(6)を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明の分野は、鉄道車両用パンタグラフの技術分野である。
本発明の目的は、動的挙動を改善したパンタグラフを提案することにある。
図1を参照すると、鉄道車両1は、従来方式で鉄道レール2上を走行すると共に、鉄道レール2の上方に展開する接触ワイヤ3を支持する垂直サポート(垂直支持材)を従来通りに備えたカテナリー式架線(catenary)によって電力供給される。カテナリー式架線のサポートは十数メートルの間隔で隔てられており、接触ワイヤ3が振り子(pendula)によって懸架されているベアリングケーブルを支持する。パンタグラフ4は、鉄道車両1の電気駆動ユニットの屋根に設置されると共に、接触ワイヤ3を流れる電流を集めてレール2に沿って動くときに前記駆動ユニットに電気エネルギーを供給する装置である。
重力の効果および懸架ポイントの間隔の効果の下、接触ワイヤ3は、前記の振り子間でカテナリー曲線のように形付けられ、それは、車両1が動くにつれて、鉄道車両1の駆動ユニットの屋根と接触ワイヤ3との間の高さが変化することを意味する。パンタグラフ4の第1の機能は、パンタグラフ4が常に接触ワイヤ3と接触状態にあるように高さの変動をオフセット(相殺)することである。パンタグラフ4の第2の機能は、最適な電流収集を可能とすべく、鉄道車両1のスピードに応じて接触ワイヤ3に、修正された接触力Fを付与することにある。この目的のために、如何なる集電の失敗(つまり不十分な接触力)やカテナリー式架線の接触ワイヤ3の早すぎる消耗(つまり過度な接触力)を防止するよう、パンタグラフ4の接触ワイヤ3への4接触力Fが管理されるように、パンタグラフ4は、異なる懸架ステージを備える。
図2の例で示されるように、従来、パンタグラフ4は、(その)ベースが駆動ユニットの屋根に連結される主フレーム部材41として当業者に知られているところの「下部」と、前記フレーム部材41のヘッドに連結されると共にカテナリー式架線の接触ワイヤ3と接触するよう意図された弓形体(ボウ,bow)42として当業者に知られているところの「上部」とを備える。
パンタグラフ4は伝統的には、ガス圧ダンパーを備えたガス圧式フレーム部材サスペンション43を備えており、そのガス圧ダンパーは、フレーム部材41が駆動ユニットの屋根上で展開し及び折り畳まれるのを許容する。ガス圧式フレーム部材サスペンション43は、1〜2ヘルツ(Hz)の領域で高振幅・低周波数の状態にある接触ワイヤ3の高さの変動をオフセット(相殺)することを可能にする。こうして、ガス圧式フレーム部材サスペンション43が活性化されるとき、フレーム部材41は、弓形体42をカテナリー式架線の接触ワイヤ3に適用すべく、回転され且つ展開する。従来、ガス圧式フレーム部材サスペンション43のガス圧は、鉄道車両1のスピードに依存している。
スプリングボックス44として当業者に知られている二つのボウサスペンション(弓形体懸架装置)によって、弓形体42は、パンタグラフ4のフレーム部材41のヘッドに取り付けられている。例えば、SNCF社から提出された特許出願FR2883809 A1は、スプリングを有するボウサスペンション装置を開示する。スプリングボックス44は第2の懸架ステージを形成し、それは、10Hzを超える低振幅・高周波数の状態にある接触ワイヤ3の高さの変動をオフセット(相殺)することを可能にする。
スプリングボックス44は一般に垂直に延びており、伝統的には、パンタグラフ4のフレーム部材41に強固に連結された箱型シリンダと、弓形体42に強固に連結されると共に前記シリンダ内で移動可能に取り付けられたピストンとを有している。そのピストンは、一方(端)において弓形体42に連結されると共に他方(端)において円形パレットに連結されたロッドを有している。その円形パレットは、シリンダ内に取り付けられると共に、シリンダの両端部間での垂直運動に適合されている。シリンダの両端部は、ストップ(止め部)を形成すると共に、図3において符号−D3,+D3を割り当てられている。図3は、ピストンの動きDに応じた、接触ワイヤ3に対する弓形体42の接触力Fを示す。
弓形体42の動きを減衰させるべく、ピストンパレットは、3000N/mの領域の高いレート(バネ定数)を有すると共にシリンダ内で予めストレス(負荷)を付与された二つの機械式バネに連結されている。図3に示すように、先行技術に準じたスプリングボックス44は、非線形的な全体のレートを有し、そのレートは図3の接触力Fの曲線の勾配(傾斜)に対応する。図3に示すように、スプリングボックス44のレートは、境界位置−D3,+D3間で、シリンダ内でのピストンの動きに応じて変化し、そのスプリングボックス44のレートは数学的な意味において「区分的線形(性)」(piecewise linear)を呈する。
弓形体42が電流を効率的に集めるのを確実にするために、平均接触力、弓形体42の質量およびスプリングボックス44の受入れ可能な最大変位(即ちシリンダ長)に従って、スプリングボックス44のレートを計算することが必要である。現在、先行技術に準ずるスプリングボックス44の全体レートは、確立された標準に合致すると共にシリンダ両端部と当接しないために、パンタグラフ4の接触力Fに対して十分に高くされている。この高いレートは、パンタグラフ4のフレーム部材41と弓形体42との間に強い結合を生じさせるという点で不利である。換言すれば、接触ワイヤ3の高さの低変動に伴い、弓形体42とフレーム部材41は同時に動きがちとなり、そのことは力学的な観点での不利益をもたらす。
かかる不利益を克服するために、FR2740741 B1は、スプリングボックスのレートを制限してパンタグラフのフレーム部材と弓形体との間の切り離し又は減結合(decoupling)を改善すべく、永久磁石の形態の修正バネを追加することを提案する。実際のところ、この解決策は実施困難である、というのも永久磁石は製造が高コストだからである。加えて、気候条件がそれらの信頼性に影響を及ぼす。
FR2740741 B1公報
上記の不利益の少なくともいくつかを克服するために、本発明は、接触ワイヤと鉄道車両との間で電気エネルギーを伝達するためのパンタグラフに関する。そのパンタグラフは、鉄道車両に取り付けられるべく意図された少なくとも一つのフレーム部材と、接触ワイヤと接触するよう意図された弓形体(bow)と、前記フレーム部材と弓形体との間に設けられた弓形体懸架装置(bow suspension)とを備えている。そして当該パンタグラフは、前記弓形体懸架装置が少なくとも一つのガス圧式アクチュエータを備えるという点で特徴的である。
ガス圧式アクチュエータは剛性がゼロであり、そのことは、弓形体の低振幅振動をパンタグラフのフレーム部材に伝達することなく、弓形体の低振幅振動を効果的にオフセット(相殺)することを可能にし、かくしてフレーム部材と弓形体とが切断又は減結合され(be decoupled)、パンタグラフの動的挙動を改善する。更にガス圧式アクチュエータは、振動および外部状況(雨、霜、など)に良好な抵抗性(耐性)をもち、産業的に使用されるのを可能にする。
好ましくは、ガス圧式アクチュエータは、フレーム部材に堅固に連結されたシリンダと、弓形体に堅固に連結されたピストンであって、上側ガス圧室と下側ガス圧室との間でシリンダの容積を分割するように前記シリンダ内に移動可能に設けられたピストンとを備えており、各ガス圧室がピストンの動きを減衰する加圧ガスを含んでいる。
上記ガス圧室のために、ガス圧式アクチュエータにより、弓形体の振動は、弓形体が上がっているか下がっているかに応じて適切であるように減衰される。
更に好ましくは、中間振幅の振動をパンタグラフのフレーム部材に伝達することなく中間振幅の振動をオフセット(相殺)するために、前記ガス圧室のうちの少なくとも一つが機械式バネを備えており、かくしてフレーム部材と弓形体とが切断又は減結合され(be decoupled)、パンタグラフの動的挙動を改善する。好ましくは、ガス圧室の各々が機械式バネを備えている。
好ましくは、前記機械式バネは、前記ガス圧室内において非束縛状態で、つまり事前に負荷を与えられることなく、取り付けられている。かくしてピストンは、機械式バネ(のバネ定数)にバイアスを付与することなく、シリンダ内を動く自由がある。こうしてガス圧式アクチュエータは、複数の剛性レベルを持つ。好ましくは、機械式バネは、ガス圧室の各々において非束縛状態で取り付けられている。
前記機械式バネは、500〜1500N/mのバネ定数、好ましくは、600N/mのバネ定数を有する。ガス圧減衰のために、バネは、有利には、従来のスプリングボックス(そのバネ定数は3000N/mの領域にある)よりも低いバネ定数を持つ。そのようなバネ定数のバネは、弓形体とフレーム部材との間の切断又は減結合をうながすことによってパンタグラフの動的挙動を改善することを可能にする。好ましくは、機械式バネの各々のバネ定数は同一である。有利には、低いバネ定数は、弓形体のストロークを増大させずに達成される。
好ましくは、前記ガス圧室のうちの少なくとも一つが、前記シリンダに設けられた少なくとも一つの圧力の供給開口を備えている。好ましくは、ガス圧室の各々が、前記シリンダに設けられた少なくとも一つの圧力の供給開口を備えている。
本発明の一態様(一観点)によれば、ガス圧式アクチュエータのガス圧は、接触ワイヤに予め定められた接触力を付与するように設定されている。有利には、その接触力は、ガス圧を制御することで調節される。好ましくは、ガス圧は、鉄道車両のスピード(速度)に依存しており、このことは集電を改善することを可能にする。
好ましくは、ピストンは前記予め定められた接触力に対して前記シリンダの基準位置にあるため、ガス圧式アクチュエータは、所定の中央移動範囲にわたる基準位置辺りでのピストンの動きをガス圧的に減衰するように設計されている。かくして、ガス圧式アクチュエータは、基準位置辺りでの弓形体の低振幅振動をガス圧的に減衰することを可能ならしめる。そのような動きの範囲は剛性がゼロであり、このことはパンタグラフの動的挙動を改善する。
好ましくは、ガス圧式アクチュエータは、前記所定の中央移動範囲に含まれないところのピストンの動きをガス圧的に且つ機械的に減衰するように設計されている。かくして、ピストンは、中央範囲にわたり、ガス圧減衰を補助するためだけに使用される機械的剛性にバイアスを付与することなく、シリンダ内で動くことが自由になる。こうしてガス圧式アクチュエータは、複数の剛性レベルを持つ。
本発明の別態様(別観点)によれば、パンタグラフは、鉄道車両に対してフレーム部材を動かすように構成されたガス圧式のフレーム部材サスペンションを備えているため、当該パンタグラフは、前記ガス圧式のフレーム部材サスペンションを前記ガス圧式アクチュエータに接続するところの第1のガス圧回路を備えている。機械式フレーム部材サスペンションのガス圧供給は、有利には、ガス圧式アクチュエータにパワーを付与するために使用され得るものであり、このことは、よりコンパクトなパンタグラフの形成を可能にする。このことは、ガス圧式フレーム部材サスペンションのガス圧が鉄道車両の走行速度に依存する場合に有利であり、ガス圧式アクチュエータはこの依存性から利益を得る(利される)。
好ましくは、弓形体は、ガス圧式の衝撃検出装置を備えているため、当該パンタグラフは、ガス圧式の衝撃検出装置をガス圧式アクチュエータに接続するところの第2のガス圧回路を備えている。こうして、既存のガス圧供給回路の一部が、ガス圧式アクチュエータにパワーを付与するために、その主要な機能から転用されることによりそらされる。かくして、構造的な変更(改造)の数を制限することで既存のパンタグラフを最適化することが可能になる。
本発明は、単なる例示として与えられている以下の説明を、添付の図面を参照しつつ熟読することで、より良く理解されるであろう。
図1は、車両の屋根にパンタグラフが取り付けられた、鉄道レールを走行する鉄道車両の概略図である。 図2は、従来例に従うパンタグラフの斜視図である。 図3は、パンタグラフの弓形体の垂直変位に応じた、カテナリー式接触ワイヤに対する従来のパンタグラフ弓形体の接触力の変化を示す(グラフである)。 図4は、本発明に従うパンタグラフの概略図である。 図5Aは、本発明のパンタグラフの弓形体懸架装置(ボウサスペンション)の概略断面図である。 図5Bは、弓形体の垂直変位に応じた、ガス圧式サスペンションの見掛け剛性の変化を示す(グラフである)。 図6は、弓形体懸架装置の別の実施形態の概略断面図である。
図4に示すように、本発明に従うパンタグラフ5は、鉄道車両1の駆動ユニットの屋根上に取り付けられたフレーム部材51と、鉄道車両1がそれに沿って移動するところの鉄道レールの上方に展開するカテナリー式接触ワイヤ3と接触し且つ前記フレーム部材51に接続された弓形体(bow)52とを備えている。本例では、パンタグラフ5のフレーム部材51は関節接合されており、一般に「主フレーム部材」として知られている下部511と、一般に「副フレーム部材」として知られている上部512とを備えている。そのようなパンタグラフ5用のフレーム部材51は、伝統的なものであり、当業者に知られたものである。
パンタグラフ5は、ガス圧式のフレーム部材サスペンション53を備えており、この場合それは、鉄道車両1の屋根に対してパンタグラフ5のフレーム部材51を展開し折り畳むように構成されたガス圧クッション53である。ガス圧式フレーム部材サスペンション53は、高振幅・低周波数(1〜2Hzの領域)の状態にあるところの、鉄道車両1の屋根とカテナリー式接触ワイヤ3との間の高さの変動をオフセット(相殺)することを可能にする。ガス圧クッション53のガス圧は、好ましくは鉄道車両1のスピードに依存し、その結果、接触ワイヤ3に対するパンタグラフ5の接触力Fは、力の基準に従いスピードが増大するにつれてより大きくなる。例えば現在の基準は、接触ワイヤ3に対するパンタグラフ5の平均接触力Fmoyを、速度300km/hに対して150Nに規定する。
図4に示すように、パンタグラフ5は弓形体懸架装置(ボウサスペンション)を備える。そのボウサスペンションは、10Hzを超える低振幅・高周波数の変動をオフセット(相殺)するためのものであり、弓形体52をフレーム部材51の頂上部に連結する。本発明に従うボウサスペンションは、二つのガス圧式アクチュエータ6の形態にあり、各ガス圧式アクチュエータ6は、既存のスプリングボックスの代わりに既存のパンタグラフ上に取り付け可能とするために、従来のスプリングボックスと同じ空間量(体積)を占める。
本例では、パンタグラフ5は、ガス圧式アクチュエータ6をガス圧クッション53に接続する第1のガス圧供給回路54を備えている。こうして、ガス圧式アクチュエータ6のガス圧Pを制御するために、ガス圧クッション53用の既存の従属物の使用がなされる。この目的のために、第1のガス圧供給回路54は、ガス圧クッション53のガス圧をガス圧式アクチュエータ6の圧力Pに適応させるよう、減圧バルブ(図示略)を備えてもよい。
好ましくは、弓形体52は、弓形体52が衝撃(ショック)を受け止めたときにパンタグラフ5を折り畳むように適合されたガス圧式の衝撃検出装置55(図4参照)を備える。そのような安全装置は、当業者に知られていると共に、弓形体52の長さに応じて延び且つガス圧式フレーム部材サスペンション53に接続されるガス圧ラインの形態にある。弓形体52に衝撃があった場合、そのガス圧ラインはパンク(破裂)させられ、このことはガス圧式フレーム部材サスペンション53のガス圧を低減し、パンタグラフフレーム部材51を駆動ユニットの屋根に折り畳ませる。本発明によれば、図4に示すように、パンタグラフ5は第2のガス圧回路56を備え、その回路はガス圧式ショック検出装置55をガス圧式アクチュエータ6に接続している。このように、既存のガス圧供給回路の一部が、ガス圧式アクチュエータ6に動力供給するために引かれている。このことは、従来のスプリングボックスの代わりに、前記アクチュエータがパンタグラフ5に組み込まれることをもっと容易にする。
本発明に従うガス圧式アクチュエータ6の断面を示す図5Aに示すように、各ガス圧式アクチュエータ6は、パンタグラフフレーム部材51に堅固に接続されたアクチュエータシリンダ7と、前記シリンダ7内で移動可能に設けられ且つパンタグラフの弓形体52に堅固に接続されたピストン8とを備えている。
アクチュエータシリンダ7は垂直方向に延びると共に円形の横断面を有する。アクチュエータピストン8は、そのパーツとして、前記シリンダ7に取り付けられた円形パレット82に接続されたロッド81を備え、当該ロッド81は、シリンダ7の上側水平面73(図5A参照)からシリンダ7の外側へ垂直に動くように適合されている。この例では、ロッド81は、図5Aに示すようにシリンダ7の上側面73に強固に接続されたボールケージ(ボール収容かご)9によって垂直移動をガイドされる。言うまでも無く、(ボールケージ以外に)様々な手段がロッド81をガイドすることができる。
シリンダ7内におけるピストン8のストロークは、図5Bに符号dを割り当てられており、シリンダ7の端面73,74によって制限されている。中央基準位置d0は、図5Aに示すように、シリンダの高さの半分として定義される。ピストン8のパレット82は、シリンダ7内において、パレット82とシリンダの上面73との間に上側ガス圧室61を、パレット82とシリンダの下面74との間に下側ガス圧室62を、区画することを可能ならしめる。個々のガス圧室61,62におけるガス(この場合には空気)の圧力Pは、ピストン8がシリンダ7内を上下するにつれて減衰を可能とするように制御される。
この例では、図5Aに示すようにピストンパレット82が中央基準位置d0にあるときに同じ体積を持つところの、ガス圧式アクチュエータ6の上側室61及び下側室62の両方において、ガス圧Pは同じである。ピストンロッド81はシリンダ7の上側室61に延びているため、ガスが占めることができる体積は、下側室62におけるよりも上側室61においてより小さい。このことは、ピストンパレット82に付与される上向きの垂直押力F(つまり、弓形体52の接触力F)が次の式で決定され得ることを示唆している。
式: F=P.(S−s)
ここで、
Pは、各々の室61,62におけるガス圧に相当し、
Sは、シリンダ7の横断面の表面積に相当し、
sは、ロッド81の横断面の表面積に相当する。
有利には、ガス圧式アクチュエータ6は、接触力Fが各室61,62におけるガス圧Pに応じて制御されることを許容する。好ましくは、ガス圧式アクチュエータ6のガス圧Pは、パレット82が中央基準位置d0にあるときに接触ワイヤ3に対し予め定められた接触力Fmoyを付与するように設定される。かくしてガス圧Pは有利には、集電を改善すべく鉄道車両1のスピードに依存して作られることができ、こうして、鉄道車両1のスピードが増大したときにフレーム部材51と弓形体52との間の分断又は減結合(decoupling)を改善する。例えば、図5Bの曲線は、鉄道車両1が300km/hで走行時の中央基準位置d0で弓形体52によって付与される150Nの接触力Fmoyを示す。
ガス圧式アクチュエータ6は、高さにおける低振幅変動をガス圧的に減衰する。ガス圧式アクチュエータ6の各々は、弓形体52に強固に接続されているピストン8の垂直変位をオフセット(相殺)する。フレーム部材51に強固に接続されたアクチュエータのシリンダ7は、静止したままであり、弓形体52とフレーム部材51は切り離され又は減結合される。
図5Aによると、ガス圧式アクチュエータ6の各々は、各ガス圧室61,62において機械式のバネ63,64を備え、各バネはアクチュエータシリンダ7の一端部に取り付けられている。こうしてガス圧式アクチュエータ6の各々は、上側室61内において、シリンダ7の上側面73に連結された上側機械式バネ63、及び、下側室62内において、シリンダ7の下側面74に連結された下側機械式バネ64を備えている。
機械式バネ63,64の各々は、そのガス圧室61,62内に事前の負荷をかけることなく設けられており、ピストンパレット82が中央基準位置d0にあるときパレット82と接触しない。この例では、下側及び上側の機械式バネ64,63は同一であり、停止時(非作動時)には、シリンダ7の高さの半分よりも短い長さを有する、かくして、パレット82の中央基準位置d0の辺りに中心を置く中央領域P0を定義し、その中央領域P0内では、図5Aに示されるように上側又は下側バネ63,64に接触することなくパレット82は垂直に移動することができる。この中央領域P0は、図5A及び5Bに示すような、上側バネ63の下端によって位置−d1で、及び、下側バネ64の上端によって位置+d1で制限される。
ピストン7のストロークに応じたガス圧アクチュエータの接触力Fを示す図5Bによると、ガス圧アクチュエータの剛性(それは接触力Fの勾配に相当する)は、中央領域P0にわたってゼロであり、このことはパンタグラフ5の動的挙動を改善する。
この例では、上側及び下側の機械式バネ63,64のレート(バネ定数)は、500〜1500N/mの範囲にあり、好ましくは600N/mであり、この値は、従来技術の機械式バネのレート(それは3000N/mの領域にある)に比べて低い。そのような低レートの機械式バネ63,64は、中央領域P0を超える振幅を有する接触ワイヤ3の高さにおける変動をオフセット(相殺)することを可能にする。そのようなバネ63,64は、中間振幅の変動(mid-amplitude variation)に対して、フレーム部材51と弓形体52の分断又は減結合を容易にし、このことはパンタグラフ5の動的挙動を改善する。実際、ガス圧式アクチュエータ6のガス圧Pは、パンタグラフ5の動的挙動を悪化させる高いレートのバネの必要性を取り除く。上側及び下側バネ63,64は好ましくは同じレートを持つが、言うまでも無く、そのレートは、弓形体52の上又は下への移動を容易にするために異なっていてもよい。
図5Aに示すように、上側及び下側空気室61,62は、それぞれ供給開口71,72を介してガスを供給される。それら供給開口は、シリンダ7の垂直壁において、シリンダ7内のパレット82の中央基準位置d0に対して定義される供給距離−d2,+d2で設けられている。かくして、パレット82が供給距離d2よりも大きな距離だけ中央位置から離れるとき、パレット82は、図5a及び図5bに示すような上側及び下側当接位置−d3,+d3にて、シリンダ7の端面73,74と当接する。
特に図5bを参照すると、ガス圧式アクチュエータ6は、弓形体52の変位を減衰するための複数の接触力の領域を定義する、即ち、
− 中央領域P0,これは−d1/+d1間に定義され、剛性がゼロで実質的にガス圧であり、室61,62内のガス圧によって接触力Fmoyが決定される;
− 正のバネ領域+P1,これは+d1/+d2間に定義され、下側室62に配置された下側バネ64のレートに対応する低い剛性と、ガス圧減衰とを結合する;
− 負のバネ領域−P1,これは−d2/−d1間に定義され、上側室61に配置された上側バネ63のレートに対応する低い剛性と、ガス圧減衰とを結合する;
− 正の当接領域+P2,これは+d2/+d3間に定義され、下側室62に配置された下側バネ64のレートと、二つの供給開口71,72のガス圧減衰とを結合する;
− 負の当接領域−P2,これは−d3/−d2間に定義され、上側室61に配置された上側バネ63のレートと、二つの供給開口71,72のガス圧減衰とを結合する。
当接領域+P2,−P2は、機械式バネ63,64のレートによって誘発される接触力と、アクチュエータシリンダ7の端面73,74との当接における接触力との間での推移が確保されるのを許容する。
ガス圧室61,62内に同じ圧を持つガス圧式アクチュエータ6が示された。言うまでも無く、パンタグラフ5の接触力における変動を最小化するために、ガス圧室61,62内の圧力が異なって独立して制御されてもよい。
各ガス圧室61,62が供給開口71,72を介してパワー供給されるガス圧式アクチュエータ6が示された。言うまでも無く、アクチュエータ6のガス圧供給は異なってもよい。例えば図6に示すように、二つのガス圧室61,62間の漏れ比率を許容すべく、クリアランス(隙間)11がピストンパレット82とシリンダ7の内表面との間に設けられても良く、こうして二つのガス圧室61,62のうちの一方だけがパワー供給される。漏れ比率は、目標とする減衰(力)を得るように計算される。好ましくは、減衰のダイナミクス(その減衰は好ましくは粘性的である)を改善するように、校正された逆止弁83がパレット82の垂直開口部84に取り付けられる。
本発明に従う機械式バネ63,64を持ったガス圧式アクチュエータ6は、ボウサスペンション52の目標剛性を得ることだけでなく、このサスペンションの減衰を調節することを可能にする。減衰は、パンタグラフがカテナリー式接触ワイヤ3と相互作用するときに、パンタグラフ5の動的挙動に強く影響するパラメータである。減衰(作用)は、図6に示すようにシリンダ7の上側面73にジョイント10を強固に連結することで、有利にパラメータ化され得るものであり、その場合、ピストンロッド81は、好ましくは乾いた状態の摩擦力でもって前記ジョイント10内を垂直に移動する。ジョイント10の素材(例えばエラストマー、又は、グラファイトからなる)は、目標とする減衰(力)に応じて選択される。粘性のある減衰(作用)を得るべく、二つのガス圧室61,62間の漏れ比率を許容するクリアランス11はまた、ピストンパレット82とシリンダ7の内表面との間に設けられてもよい。同様に、ピストン8がシリンダ7内を上がるか下がるかするときに異なる減衰作用を容易にするために、逆止弁83がパレット82の垂直開口部84に設けられ得る。

Claims (10)

  1. 接触ワイヤ(3)と鉄道車両(1)との間で電気エネルギーを伝達するためのパンタグラフ(5)であって、前記鉄道車両(1)上に取り付けられるべく設計された少なくとも1つのフレーム部材(51)と、前記接触ワイヤ(3)と接触すべく設計された弓形体(52)と、前記フレーム部材(51)と前記弓形体(52)との間に設けられた弓形体懸架装置(ボウサスペンション)とを備えたパンタグラフ(5)において、
    前記弓形体懸架装置が、少なくとも1つのガス圧式アクチュエータ(6)を備え、当該ガス圧式アクチュエータは、
    前記フレーム部材(51)に堅固に連結されたシリンダ(7)と、
    前記弓形体(52)に堅固に連結されたピストン(8)であって、上側ガス圧室(61)と下側ガス圧室(62)との間でシリンダ(7)の容積を分割するように前記シリンダ(7)内に移動可能に設けられたピストン(8)とを備えており、
    各ガス圧室(61,62)が前記ピストン(8)の動きを減衰する加圧ガスを含む、ことを特徴とするパンタグラフ。
  2. 前記ガス圧室(61,62)のうちの少なくとも一つが、機械式バネ(63,64)を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のパンタグラフ。
  3. 前記機械式バネ(63,64)は、前記ガス圧室(61,62)内において非束縛状態で取り付けられている、ことを特徴とする請求項2に記載のパンタグラフ。
  4. 前記機械式バネ(63,64)は、500〜1500N/mのバネ定数、好ましくは、600N/mのバネ定数を有する、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のパンタグラフ。
  5. 前記ガス圧室(61,62)のうちの少なくとも一つが、前記シリンダ(7)に設けられた少なくとも一つの圧力の供給開口(71,72)を備える、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のパンタグラフ。
  6. 前記ガス圧式アクチュエータ(6)のガス圧は、予め定められた接触力(Fmoy)を前記接触ワイヤ(3)に付与するように設定されている、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のパンタグラフ。
  7. 前記ピストン(8)は前記予め定められた接触力(Fmoy)に対して前記シリンダ(7)の基準位置(d0)にあるため、前記ガス圧式アクチュエータ(6)は、所定の中央移動範囲(P0)にわたる基準位置(d0)辺りでのピストン(8)の動きをガス圧的に減衰するように設計されている、ことを特徴とする請求項6に記載のパンタグラフ。
  8. 前記ガス圧式アクチュエータ(6)は、前記所定の中央移動範囲(P0)に含まれないところのピストン(8)の動きをガス圧的に且つ機械的に減衰するように設計されている、ことを特徴とする請求項7に記載のパンタグラフ。
  9. 当該パンタグラフ(5)は、前記鉄道車両に対して前記フレーム部材(51)を動かすように構成されたガス圧式のフレーム部材サスペンション(53)を備えており、
    当該パンタグラフ(5)は、前記ガス圧式のフレーム部材サスペンション(53)を前記ガス圧式アクチュエータ(6)に接続するところの第1のガス圧回路(54)を備えている、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のパンタグラフ。
  10. 前記弓形体(52)は、ガス圧式の衝撃検出装置(55)を備えており、
    当該パンタグラフ(5)は、前記ガス圧式の衝撃検出装置(55)を前記ガス圧式アクチュエータ(6)に接続するところの第2のガス圧回路(56)を備えている、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のパンタグラフ。
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