JP2014512189A - セミオケミカルの制御放出のための方法およびディスペンサ - Google Patents
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Abstract
制御された、又は予め選択されたレートでセミオケミカルの揮発性物質を放出する方法及びパッケージが開示される。セミオケミカルを収容するパッケージは、揮発性物質を透過させる少なくとも1つの部分を含む。実施形態ではパッケージは、棒状パックとして形成され、所望の放出レートを達成するために選択されたサイズ、密度、および形状のような特性を有している複数の微穿孔を含む。このパッケージは、複数の薄層から形成され、薄層のうちの少なくとも1つは、セミオケミカル揮発性物質を透過させる性質のため選択された材料から形成される。実施形態では、パッケージは、セミオケミカル揮発性物質を透過させる層を露出させるために剥離された部分を含む。
Description
昆虫捕獲は技術的に周知である。例えば、ある種の昆虫捕獲は、スズメバチ、キイロスズメバチ、ハエなどのような飛翔昆虫を標的にしている。その他の捕獲は、悪臭を放つ虫、カメムシ、ボックスエルダーバグ、タイワンマルカメムシ等の農業害虫および家庭害虫を標的にしている。昆虫捕獲は、捕獲の効率および効果を改善するために、フェロモン、カイロモン、シノモン、および誘引物質のような1つ以上のセミオケミカルを頻繁に使用する。セミオケミカルは、その他のアプリケーションでも使用されることがある。
技術用語セミオケミカルは、本明細書では、昆虫の挙動を変更するか、または、挙動に影響を及ぼす化学物質をどれでも盛り込むように定義されている。例えば、忌避型のセミオケミカルは、ある種の昆虫を建物のようなエリアの外に追い出すために、または、エリアへの昆虫進入を防止するため、若しくは、減らすために、あるいは、個人若しくは動物から特有の昆虫を忌避するために使用されることがある。適切に位置しているセミオケミカルは、標的昆虫を特有の方向に駆り立てるために採用されることがあり、例えば、農業的に有益な昆虫は、特有の農作物の方に集められることがある、と考えられる。
典型的に、セミオケミカル蒸気または揮発性物質は、揮発性物質が比較的高いセミオケミカル濃度を有している羽毛または領域を形成するように、空中に徐々に放出される。
揮発は、液体または固体状態から気体または蒸気状態に化学物質を変換するプロセスである、と定義される。名詞として使用される揮発は、気体または蒸気状態に変換される化学作用を指す、と定義される。概して、セミオケミカルは、セミオケミカルの揮発度と、セミオケミカル組成物と合成されたマトリックスまたはその他の物質と、環境条件と、および/または、セミオケミカルの露出面積とに依存するレートで揮発する。
揮発性物質における所望かつ予測可能な放出レートを達成することは、昆虫捕獲、および、不揮発性物質の緩やかな放出が望ましく、その他のアプリケーションにおいても重要である。セミオケミカルの意図された機能を実行するこのセミオケミカルの効果は、濃度が非常に高い、または、低い場合に、低下することがある。同様に、セミオケミカルが非常に高いレートで、例えば、望ましくない臭い、または、非標的昆虫の付近への誘引で放出される場合に美的な不利点が存在することがある。
昆虫捕獲は、典型的に、長期間に亘って昆虫を捕獲し続けることを期待されることが認められるであろう。捕獲がこれの有効性、例えば、誘引物質に関してセミオケミカルに依拠する場合、セミオケミカルの放出のレートは、セミオケミカルが過度に素早く使い尽くされないように、緩やかであるべきである。
セミオケミカル揮発性物質の放出のレートを制御するために様々な方法が使用されている。例えば、セミオケミカルの量は、多孔性物質、例えば、プラスチック、セラミック、スポンジ、紙、またはその他の同種のものと組み合わされるか、または、多孔性物質に配置されることがある。
別の実施例では、セミオケミカルは、セミオケミカル組成物の比較的僅かな部分だけが空気に晒されるように、無孔性ラッピングまたは容器に部分的に封入されることがある。
商業および研究目的の一般的なタイプのセミオケミカル・ディスペンサは、ゴム隔壁、ポリエチレン(PE)袋、PE管、バブル・キャップ、芯、薄層プラスチック、および、様々なサイズの開口部をもつガラス瓶を含む。しかし、長期間に亘ってかなり一貫性を保つセミオケミカルの所望の揮発または放出レートを達成することは依然として困難である。
同様に、ある種の従来技術ディスペンサは、研究用途、および/または、(例えば、手動、または、半自動ローディングと一体になった)小規模または中規模の商業生産に適していることがある。しかし、このようなシステムは、典型的に、大規模商業生産に適していない。この結果、最新のパッケージング技術によって製造可能な新しいタイプの制御放出セミオケミカル・ディスペンサが強く必要とされる。
典型的に、両端で密閉された細長い管状包装である棒状パックは、何年も前からある。棒状パックは、食品、飲料、および医薬の包装業界において最近人気が出ている。いくつかの棒状パック技術における主要な目的は、棒状パックの内容物が使用されるまで、この内容物(液体、クリーム、粉末など)の新鮮さを維持することである。このため、(複数の)外側層が典型的に高密度バリア材料から作られ、1つ以上の内側層がヒートシールのため適したより低密度で作られている少なくとも2層を備える包装フィルムが使用される。
本明細書に開示されているのは、揮発性物質、例えば、昆虫セミオケミカルの揮発性物質の制御放出のための棒状パック技術を使用する新規性のある方法および装置である。
本概要は、詳細な説明においてさらに記載される概念の選択を簡略化された形式で導入するために設けられている。本概要は、特許請求された主題の主要な特徴を特定することが意図されるものではなく、特許請求された主題の範囲を決定する補助として使用されることが意図されている。
揮発性物質、例えば、標的昆虫の挙動を制御するセミオケミカル揮発性物質の制御放出を提供する方法およびパッケージは、揮発性物質の制御放出を提供する手段と一体となったセミオケミカルを収容するパッケージを含む。特有の方法は、高分子材料から棒状パックを形成することと、所望の揮発性物質が高分子シートを通過することを許可する手段を有していることとを含む。
この手段は、セミオケミカルが徐々に放出されることを許可する透過性または半透過性パネルを備えることがある。カバー、例えば、パネルの剥離層は、透過性パネルの1部分のカバーを取り外すことにより、使用者が放出を作動させることを可能にすることがある。
この手段は、所望の放出レートを達成するために、所望のサイズ、形状、密度、深さなどで設けることができる微穿孔を含むことがある。この手段は、所望の揮発性物質が通過することを許可する透過性を有している高分子シートの1層以上の層を含むことがある。セミオケミカルは、棒状パックの中に入れられ、棒状パックは、セミオケミカルをこれの内部に保持するために密閉される。
一実施形態では、高分子シートは、所望の放出レートを達成するために予め選択された厚さをもつ複数の薄層から形成されている。
一実施形態では、セミオケミカルは、セミオケミカルを含有する液体またはゲル組成物を備える。別の実施形態では、セミオケミカルは、棒状パック内の微穿孔の特徴的寸法より大きい特徴的寸法を有している粒子をもつ粉末を備えるので、粉末は棒状パック内に保持されている。セミオケミカルは、例えば、標的昆虫種に対する昆虫忌避剤または昆虫誘引剤でもよい。
パッケージにおいて、棒状パックは、セミオケミカル揮発性物質が内部を通過することを許可する手段と一体となった高分子シートから形成され、多量のセミオケミカルが棒状パック内に入れられ、保持され、棒状パックは、揮発性物質の所望の放出レートを達成するために構成されている。
高分子シートは、複数の薄層から作られることがあり、複数の微穿孔、および/または、セミオケミカル揮発性物質を透過または半透過させる材料から形成された薄層を含むことがある。パッケージは、出荷および見栄えのため外側パッケージ内に密閉されることがある。一実施形態では、棒状パックは、棒状パック内の微小開口または透過膜を露出させ、揮発性物質の放出を開始させるか、または、放出のレートを調節するために最終使用者により取り外される1つ以上の剥離部を含む。
本発明の前述の態様と付随する利点の多くとは、添付図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによってより良く理解されるようになるので、容易に認められるであろう。
本発明による揮発性物質の制御放出のための棒状パックの特有の実施形態について、今度は、類似した符号が類似した部品を示す図面を参照して説明する。明瞭さおよび理解の容易さのため、開示された応用例は、セミオケミカル揮発性物質の放出レートを制御する手段を対象とするが、開示された手段がどんな揮発性物質の放出レートを制御するためにも簡単に適用できることが認められるであろう。
図1(a)、1(b)及び1(c)は、それぞれ、本発明による袋または棒状パック100の正面図、側面図、および端面図である。棒状パック100は、材料のシート、好ましくは、複数の層または薄層を備える高分子シートから形成された、ほぼ管状構造体である。端部102は、横方向に密閉され、縦方向密閉部104が管状構造体を閉じ、容積部が第1の端部と第2の端部102との間に画定される。
前述したように、棒状パック100の複数の層の特性および構成は、棒状パック100内に詰められたセミオケミカルからの揮発性物質の放出レートを協働的に制限し制御する。詳しくは、設計者は、所望の揮発性物質放出レートを達成するために材料のシートのため使用される層の材料およびある種の特性を選択することがある。例えば、層材料属性(例えば、選択されたセミオケミカル揮発性物質に対する材料の多孔性)、層の厚さ、場合によっては設けられる開口の特性(例えば、個数、密度、サイズ、深さ、および形状)。
図1(a)〜(c)の実施形態では、棒状パック100の正面図106は、場合によっては、前述のとおり、揮発性物質の所望の放出レートを達成するためにサイズが合わされ、構成されている微穿孔110のパターンを含む。現在の実施形態では、棒状パック100のバックパネル108の部分は、微穿孔1を全く含んでいない。しかし、いくつかの応用例では、バックパネル108もまた微穿孔110を含むことが望ましい、と考えられる。いくつかの用途では、棒状パックは、適切に透過性または多孔性のある材料から形成されることがあり、透過性は、微穿孔を使用することなく、所望の放出レートを達成するために十分である。さらに、穿孔101などが棒状パック100を吊すため、または、そうでなければ、物体、例えば、昆虫捕獲器(図示せず)に装着するため一方または両方の端部102に設けられることがある。
図2Aは、一般的に示された棒状パック100内でセミオケミカル組成物120と一体となった棒状パック100の断面を示す。この典型的な実施形態では、最も内側の層114は、効果的なシールを形成するために熱溶接に適した比較的低密度の材料で構成される。
最も内側の層114は、セミオケミカル揮発性物質122に対する透過性を有し選択される。最も外側の層112は、最も内側の層114に接合されるか、または接着され、これのバリア機能性、機械的強度、寸法安定性、および、高速棒状パック機械(図4を参照されたい)における操作への適性に対して、選択された比較的高密度の材料で形成されている。
セミオケミカル組成物120は、1つ以上のセミオケミカルと、例えば、組成物120の化学的若しくは機械的特性を安定化させるか、または、化学的若しくは機械的特性に影響を及ぼすために望ましい他の成分とを備える。
図2Aでは、セミオケミカル組成物120は、特徴的サイズまたは寸法(例えば、直径)を有している理想的なビード、粉末、または形態で示されている。好ましくは、微穿孔110は、これの中を通る粒子の損失を防止するために、サイズが適合されている。セミオケミカル組成物120は、代替的に液体形式にある、ゲル、ペースト若しくは固体マトリックスに組み込まれる、または、例えば、スポンジ若しくは紙のような多孔性媒体に吸収されていることがある、等が考えられる。
液体形式では、セミオケミカル組成物は、比較的低粘性でもよく、または、非常に粘性のある、若しくは、粘弾性のある材料でもよい。選択されたセミオケミカルは、意図される用法のため考えられる環境条件で揮発する。セミオケミカル組成物120の量は、棒状パック100により取り囲まれた容積部が組成物120により部分的にしか充填されないようにされることがある。棒状パック100内の残りの容積部は、セミオケミカル蒸気または揮発性物質122で部分的または実質的に充填されることがある。揮発性物質122は、微穿孔110を通って、および/または、棒状パック100により画定された透過層を通って、抜けること、または、徐々に放出される。
図2Bにおいて、セミオケミカル組成物120は、理想的な液体形式で示される。セミオケミカル組成物120が液体形状にある場合、微穿孔110は、外側層112だけを通って延在すると考えられるので、非穿孔層114は、液体セミオケミカル組成物120がこれを通って漏れることを阻止するであろう。内側層114は、当然ながら、セミオケミカル揮発性物質の緩やかな放出を許可するように選択されている。
揮発性物質122の放出のレートは、微穿孔110の特性に部分的に依存するものである。例えば、放出のレートは、(1)穿孔の個数、(2)穿孔のサイズまたはサイズの分布、(3)穿孔の間隔およびパターン、(4)穿孔の形状(例えば、細長い、星形状、円形)、(5)穿孔の深さ(例えば、物質の中に部分的に延在する)、および(6)穿孔の何らかの閉塞のような微穿孔パラメータに依存することがある。設計者および/または使用者は、この結果、揮発性物質122の放出のレートを制御するため使用されてもよいある程度の数のパラメータを有している。
例えば、設計者は、望ましい放出レートを達成するように、特有のセミオケミカルまたはセミオケミカルの組み合わせた組成物120を受け入れるために微穿孔110のサイズおよび個数を選択することがある。低揮発性をもつセミオケミカルを有している組成物120は、高度に揮発性がある蝉個ケミカルを含む組成物より多数かつより大きい穿孔を必要とすることがある。
別の実施例では、セミオケミカル組成物120の期待される用法に対する予想される環境条件(例えば、温度、湿度)に依存して、微穿孔110の異なる構成が利用可能である。例えば、セミオケミカル棒状パック100内の微穿孔の1つの構成は、より低い温度が期待されるときに適していることがあり、異なる構成はより高い温度で適していることがある。
セミオケミカル棒状パック100の一群が使用者に利用できるようにされることがあり、使用者は、その後、自分の応用例と合う特有の棒状パック100を選択するものである。場合によっては、遮断要素(図示せず)、例えば、細長い一片の接着剤、スリーブなどが微穿孔110のいくつかの部分を選択的に遮断するために、揮発性物質122の放出のレートを選択的に調節するために、例えば、環境条件を調節するために、または、特有の状況を受け入れるために設けられることがある。
図3は、棒状パック100を形成するために使用されるシート130の典型的な部分断面を示す。シート130は、1層以上の高分子薄層を含み、例えば、紙または箔薄層を追加的に含むことがある。この典型的な実施形態では、シート130は、4層の薄層131、132、133、134を備える。
シート130の典型的な総厚みは、5.0から400.0ミクロンの範囲に入る。現在の実施形態では、総厚みは、約30.0ミクロンと300.0ミクロンとの間にある。複数の薄層131、132、133、134は、揮発性物質122の所望の放出レートを生じるために、かつ、所望の機械的および製造可能性特性を達成するために設けられることがある。例えば、最も内側の薄層131の材料は、部分的に、棒状パック100のための良好かつ一貫した縦方向および端部シールを生じるこの材料の能力のため選択されることがある。
薄層131、132、133、134の1層以上にための材料は、セミオケミカル揮発性物質に対する材料の透過性に基づいて選択されることもあり、特有の揮発性物質122の放出レートを制御するために追加的なパラメータを提供する。
図3では、微穿孔は、様々な直径およびシート130を貫く侵入の様々な深さを有している。例えば、微穿孔135は、直径が比較的小さく、外側薄層134を通って、内側薄層131までの進路の全てに延在する。例えば、固体セミオケミカルが使用される場合、微穿孔135は、代替的に、内側薄層131を通って延在する。この結果、適当なサイズの分子が開口135を通って棒状パック100から抜けることがある。
微穿孔136は、直径が比較的大きいが、2層の最も外側の薄層133、134だけに延在する。この結果、最も内側の薄層131、132を透過できる分子だけがこれらの微穿孔136を通って容易に抜ける出る。微穿孔137は、中間的な直径で作られ、この典型的な実施形態では、3層の最も外側の薄層132、133、134を通って延在する。
この結果、棒状パック100は、混合または凝集で複数の異なるセミオケミカルを収容し、異なるセミオケミカル毎に異なる放出レートをもたらすように設計される。
図4は、1つ以上のセミオケミカルを収容する棒状パック100を製造するシステム200を示す。本実施形態におけるシステム200は、1巻のシート材料202を取り込み、シート材料202の中またはシート材料を通して微穿孔の所望のパターンを生成するためにレーザーシステム204を選択的に誘導する。異なる商用レーザーシステムが適している。例えば、「封じ込め」コヒーレントCO2レーザーを使用することは包装業界において既知である。このようなレーザーは、紙、プラスチックフィルム、またはその他の可塑性材料を生成するために適している。いくつかの理由から、封じ込めコヒーレントCO2レーザーは、これの信頼性、低コスト、小規模占有面積、および,レーザー出力およびビーム特性に関する高品質のために包装材料を処理するために選定ツールになっている。
所望のセミオケミカル組成物の貯蔵庫206は、シート材料202を受け取り、セミオケミカル組成物120の最終的な棒状パック100を形成する棒状パック機械208に製品を提供する。この動作は、別個でもよく、または、棒状パック機械208に一体化されることがあるコンピュータまたは自立型中央処理ユニット(CPU)コントローラ210を用いて制御される。コントローラ210は、システム200が異なるシート材料202およびセミオケミカル120を受け入れるためにプログラム可能であるので、システム200は、異なる製品をいくつでも生産するために稼働されることがある。
本発明による方法の簡略化されたフローチャート220は、図5に示される。使用者は、特有の応用例のための1つ以上のセミオケミカルおよびシート材料を最初に選択する(222)。セミオケミカルは、標的昆虫を参照して選択される。例えば、セミオケミカルは、クサギカメムシに対する1つ以上の誘引剤を備えることがある。(複数の)セミオケミカルの選択は、セミオケミカルの特有の形式および組成物の選択を含むものであり、セミオケミカルの揮発を安定化するか、または、制御するため役立つことがあるどんなマトリックス材料でも含んでいる。
非標的昆虫を忌避するセミオケミカルを含むことが望ましいこともある。組成物は、色または香りのような特有の美的な側面を組成物に与えるために組成物を含むこともある。棒状パックパッケージのための複合シート材料が選択されることもある。シート材料202の選択は、選択された特有のセミオケミカル組成物の考慮を必要とすることがある。例えば、シート材料の最も内側の薄層は、セミオケミカルと両立できなければならない。1層以上の薄層は、1つ以上のセミオケミカルに関してこれらの透過性のため選択されることがある。
揮発性物質の望ましい放出レートを得るために構成された棒状パック100のためのパッケージングが、例えば、微穿孔および/または選択された透過性特性を用いて製造される(224)。選択された(複数の)セミオケミカルは、パッケージを密閉する前にパッケージングまたはシートに入れられる(226)。棒状パック端部および縦方向繋ぎ目が密閉される(228)。
棒状パック100は、その後、出荷および見栄えに適している外側パッケージ230、例えば、箔パックまたはプラスチックパッケージ内に密閉されることがある。密閉された外側パッケージは、使用前に揮発性物質の放出を妨げる。代案として、または、付加的に、取り外し可能な接着剤の細長い一片(図示せず)は、微穿孔の上に取り付けられ、使用前に取り外されることがある、と考えられる。
前述の棒状パック100は、セミオケミカル組成物120のための単一の区画と一体となって形成されているが、棒状パックは、複数の区画と一体となって形成されることがある、と考えられる。
図6は、典型的な多区画棒状パック250を示す。本実施形態では、4つの別個の区画252が棒状パック250内に画定され、1つずつの別個の区画は、密閉された端部255によって分離される。4つの区画が示されているが、より多数またはより少数の区画も同様に明らかに考えられる。
個別の区画は、いずれも類似した、または、同一の物理的特性、例えば、微穿孔253、サイズ、パターン、および深さで作られている。例えば、区画252が揮発性物質を放出するため個別に開かれるように、別個の接着剤の細長い一片(図示せず)が個々の区画252内の微穿孔253の上に貼り付けられる。
これは、セミオケミカルの放出のレートを増加させるために最初に複数の区画252を開く、または、前の区画のセミオケミカルが使い尽くされるか、若しくは、これの有効性を失った後に限り各区画252を開く選択肢を使用者に与える。
代替的に、区画252は、例えば、異なるセミオケミカル組成物120を受け入れるために、別々に構成されることがある。多区画棒状パック250は、この結果、異なるセミオケミカルを受け入れるために容易に設計される。各区画252内の微穿孔は、セミオケミカル毎に揮発性物質の所望の放出レートを生じるように合わされている。前述のとおり、穿孔は、棒状パック250を吊すため、または、装置に装着するために有している場合がある。
発明によるセミオケミカル棒状パック280の別の例示的な実施形態は、図7に示される。棒状パック280袋は、バリア層として少なくとも最も外側の薄層282を有し、密閉および放出層として最も内側の薄層284を有しているシート材料から形成される。
本実施形態は、複数の微穿孔ではなく(または、複数の微穿孔に加えて)窓が最も外側の薄層282に形成され、最も内側の薄層284を露出させる開口部または「窓」を袋に定義している点を除いて、前述の棒状パック100と同様である。
最も内側の薄層284は、緩やかな放出レートを許容するためにセミオケミカル揮発性物質を透過させることがあり、および/または、放出レートをさらに制御するために微穿孔(図示せず)を含む場合がある。最も内側の薄層284は、この結果、揮発性物質の放出のため露出される。棒状パック280の使用前貯蔵庫の配備前に、セミオケミカルの放出を阻止または緩和するパッケージングまたはその他の外部バリア(図示せず)が設けられる可能性がある。
パッケージングおよび棒状パックは、長時間に亘って、例えば、出荷および保管の間に、セミオケミカル内容物の完全な状態を維持するために構成されているので、セミオケミカル製品は、棒状パックが配備されたとき、所望の放出レートを生じ、このセミオケミカル製品の効果を維持するものである。
本発明によるセミオケミカル棒状パック300の別の典型的な実施形態は、図8A、8Bおよび図9に示される。図8Aは、単一の棒状パック300を生産する材料301のシートの一部分の平面図である。材料のシートは、典型的に、連続的な巻(図示せず)に構成されることがあり、巻の幅全体に複数の棒状パック300のためのテンプレートまたは空間を含むことがある、と認められるものである。図8Bは、図8Aに示された単位テンプレートの断面図であり、深さ寸法が分かり易さのため誇張されている。
本実施形態では、図8Bの下部に示された内側層302は、棒状パック300の内側積層を画定するために構成され、最も外側の層303に接着されている。最も外側の層303は、使用する直前に取り外され、内側層302の一部分を露出させる「窓」を開くために構成されている1つ以上の剥離部304、306を含む。内側層302は、複数の薄層を備えることがあり、おそらく、図3に示されるように微穿孔を含み、または、微穿孔がなく、所望の放出レートをもたらすためにセミオケミカルに対する透過性を有している単一の層でもよい。
剥離部304、306は、技術的に知られているように、異なる方法を使用して生成されることがある、と考えられる。典型的な方法では、剥離部304、306は、シート製造プロセス中に内側層の選択された窓部を薄層化されていないまま残し、内側層302を切断することなく、外側層303をレーザースコアリングまたはカッティングすることにより、作成されるか、または、画定される。剥離動作は、フィルム製作プロセスの一部として、すなわち、棒状パックが形成される前に実施されることがあり、または、最終使用者が、例えば、使用直前に、実行できるようにそのままにされることがある。
図9は、完全に組み立てられ、この結果、所望のセミオケミカルを収容している棒状パック300の正面図を示す。端部シール312、314が棒状パック300を上端部および下端部で閉鎖し、縦方向シール314が管状構造体を画定するために横方向エッジを閉鎖する。第1の剥離部304は、内側層302の一部分を露出させるために部分的に取り外された状態で示されている。
このパッケージング配置構成は、最終使用者が剥ぎ落とす剥離部304の量と、同様に、場合によっては存在する裏側の剥離部306の量とを決定することを可能にすることにより、内部に収容されたセミオケミカルの放出レートを制御する卓越した制御性および柔軟性を最終使用者に提供する。製造を簡略化するため、現在の実施形態では、剥離部は、棒状パックの表側だけに形成されている。
図10Aおよび10Bは、棒状パック320および340のその他の実施形態をそれぞれ示す。棒状パック320は、切断または切り込み線323によって画定された2つの剥離部324を含む。切り込み線323は、閉じられないので、剥離部324は、概して棒状パック320に装着されたままである。
複数の剥離部324は、剥離部324の一方または両方を剥離することにより、および/または、(複数の)剥離部324を棒状パック320の下方へ引く量を選択することにより、最終使用者が棒状パック320から揮発性物質の放出のレートを制御することを可能にさせる。勿論、3つ以上の剥離部が使用されることもある。図10Bの実施形態では、棒状パック340は、棒状パック340の長さより遥かに短い剥離部344を有している。このようにして、例えば、使用者は、揮発性物質が棒状パック340から放出される場所をより正確に制御することがある。
本発明による棒状パックは、代替的に、例えば、標的昆虫の正常な交尾を阻害するために、現場で非常に大量の昆虫フェロモンを放出するために使用されることがある(「交尾阻害」と称される害虫駆除アプローチ。
本発明による棒状パックは、棒状パック内に収容されたセミオケミカルの放出レートを非常に正確に制御する仕組みを提供する。典型的な用法では、棒状パックは、誘引剤で標的昆虫を罠に誘い込むために昆虫捕獲で使用されることがある。
代替的に、忌避セミオケミカルを収容する棒状パックは、標的種を領域から遠くへ追いやるために、および/または、標的昆虫がこの領域に入ることを阻止するために特有の周囲に分布することがある。例えば、棒状パックは、建物への入口点の周り、または、テント若しくはその他の携帯型シェルターの周りに設置されることがある。
全部または殆どの昆虫は、その他の個体、例えば、昆虫種のその他のメンバー、または、その他の種の個体の挙動に影響を及ぼすセミオケミカルを使用する、と考えられている。フェロモンは、相手、食物、および、生息資源を見つけること、敵に警告すること、および争いを回避することに役立つ種内信号を提供する。アロモンおよびカイロモンは、類似した機能をもたらす種間信号を提供する。昆虫管理においてセミオケミカルを使用する目的は、例えば、標的害虫個体群を削減するために、典型的に、個体群を監視すること、および/または、昆虫挙動を変更することである。セミオケミカルは、概して、高度に目標とされ、比較的無毒性であり、持続性がなく、環境的に安全であり、かつ、昆虫が耐性を生み出すことが難しい。
例示的な実施形態が例示され、説明されているが、様々な変更が発明の趣旨および範囲から逸脱することなく実施形態の範囲内で行われ得ることが認められるものである。
独占的な権利または特権が請求されている発明の実施形態は、特許請求の範囲で明確にされる。
独占的な権利または特権が請求されている発明の実施形態は、特許請求の範囲で明確にされる。
Claims (24)
- セミオケミカルの揮発性物質の放出のレートを制御する方法であって、
セミオケミカル揮発性物質が高分子シートを通過することを許可する手段を有している前記高分子シートを備える棒状パックを形成することと、
セミオケミカルを前記棒状パックの中に設けることと、
前記セミオケミカルが前記棒状パック内に保持されるように、前記棒状パックの端部を密閉することと、
を備え、前記棒状パックは、前記多量のセミオケミカルが不揮発状態で前記棒状パックから抜けることを妨げるために、および、前記棒状パックからの前記セミオケミカルの揮発物質の所望の放出レートを達成するために設定されている、方法。 - 前記高分子シートは、複数の薄層を備える、請求項1に記載の方法。
- 前記複数の薄層の最も内側の薄層が前記多量のセミオケミカルの揮発物質を半透過させる、請求項2に記載の方法。
- 前記セミオケミカル揮発性物質が前記高分子シートを通過することを許可する手段は、セミオケミカル蒸気を透過させる内側薄層と、前記内側薄層から剥離するために構成されている外側薄層とを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記セミオケミカル揮発性物質が前記高分子シートを通過することを許可する手段は、複数の微穿孔を備える、請求項1に記載の方法。
- 前記高分子シートは、最も内側の薄層をさらに備え、前記複数の微穿孔は、前記最も内側の薄層に侵入しない、請求項4に記載の方法。
- 前記セミオケミカルは、昆虫誘引剤と昆虫忌避剤とのうちの一方である、請求項1に記載の方法。
- 前記セミオケミカルは、前記多量のセミオケミカルを含有する液体、ペースト、またはゲル組成物を備える、請求項1記載の方法。
- セミオケミカル揮発性物質が高分子シートを通過することを許可する手段を有している前記高分子シートを備える棒状パックと、
前記棒状パックに入れられ、セミオケミカル揮発性物質を発生させる多量のセミオケミカルと、
を備え、前記棒状パックは、前記棒状パックを通る前記セミオケミカル揮発性物質の所望の放出のレートを達成するために構成されている、セミオケミカルを収容するパッケージ。 - 前記セミオケミカルが前記高分子シートを通過することを許可する手段は、前記セミオケミカル揮発性物質を透過させる内側薄層と、前記内側薄層から剥離するために構成されている外側薄層とを備える、請求項9に記載のパッケージ。
- 前記セミオケミカル揮発性物質が前記高分子シートを通過することを許可する手段は、複数の微穿孔を備える、請求項9に記載のパッケージ。
- 前記複数の微穿孔の少なくともいくつかが前記高分子シートに達するまでの進路に延在しない、請求項11に記載のパッケージ。
- 前記高分子シートは、複数の薄層を備える、請求項11に記載のパッケージ。
- セミオケミカルの揮発性物質を放出するパッケージを形成する方法であって、
前記セミオケミカルの揮発性物質を透過させる内側層と、前記内側層に剥離可能に貼り付けられた、前記セミオケミカルの揮発性物質を実質的に透過させない外側層とを有している高分子シートを備える棒状パックを形成することと、
剥離部を画定するために前記外側層を通る閉じた輪郭を切断することと、
使用中に徐々に揮発する多量のセミオケミカルを前記棒状パックに入れることと、
前記棒状パックの端部を密閉することと、
を備える方法。 - 前記内側層は、複数の微穿孔を有しているパネルを備える、請求項14に記載の方法。
- 前記内側層は、複数の薄層を備える、請求項15に記載の方法。
- 前記複数の微穿孔の少なくともいくつかが前記複数の薄層の最も内側の薄層に侵入しない、請求項15に記載の方法。
- 前記閉じた輪郭を切断するステップは、ダイス切断またはレーザー切断により達成される、請求項14に記載の方法。
- 前記セミオケミカルは、昆虫誘引剤と昆虫忌避剤とのうちの一方を備える、請求項14に記載の方法。
- 前記セミオケミカルは、セミオケミカルの混合物を備える、請求項14に記載の方法。
- 棒状パックからの揮発性物質の放出のレートを制御する棒状パックであって、
前記棒状カップは、前記容積部を画定し、複数の微穿孔を有している高分子シートと、
前記容積部に配置されたセミオケミカルと、
を備え、前記複数の微穿孔は、前記セミオケミカルが不揮発状態で前記棒状パックから抜けることを妨げるために、および、前記棒状パックから揮発させられたセミオケミカルの所望の放出レートを達成するためにサイズが合わされ、構成されている、棒状パック。 - 前記高分子シートは、複数の薄層を備える、請求項21に記載の棒状パック。
- 前記複数の薄層の最も内側の薄層が前記セミオケミカルの揮発性物質を半透過させる、請求項22に記載の棒状パック。
- 前記セミオケミカルは、特有の昆虫種が標的にされ、誘引剤と忌避剤とのうちの一方を備える、請求項23に記載の棒状パック。
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