JP2014508477A - マスターと一群のスレーブを有するバスシステム及び前記バスシステムのデータを交換するための通信方式 - Google Patents

マスターと一群のスレーブを有するバスシステム及び前記バスシステムのデータを交換するための通信方式 Download PDF

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Abstract

本発明は、マスターと、バスを介してそれに接続された一群のスレーブを有するバスシステムに関し、その様なバスシステムにおいてマスターとスレーブ間でデータを交換する通信方式に関する。少なくとも一つの通信振動数が、前記グループの各スレーブと関係している。マスターは、送信フェーズのバス上に異なる通信振動数で送信データを配置する。グループの各スレーブは、このスレーブと関係する前記又は一つの通信振動数に対応した振動数でマスターによりバス上に配置された送信データを読み込みそして処理をし、そしてグループの他のスレーブと関係する通信振動数に対応する振動数でマスターによりバス上に配置されたこれらの送信データを無視及び拒絶し、グループの各スレーブは、送信データが前記スレーブと関連する通信振動数でマスターからグループの各スレーブに送信されるという事実によりマスターによって独立に送られることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、マスターと、バスを介して前記マスターに並列に接続される少なくとも一群のスレーブを有するバスシステムに関する。本発明は、また、マスターとバスシステムにおいてバスを介して前記マスターに並列に接続された少なくとも一群のスレーブの間でデータを交換するための通信方式、特に、前記マスターと前記スレーブと前記バスからなるAS−iバスシステムに関する。
従来のアクターセンサーインターフェースバスシステム(略称:AS−iバスシステム)において、マスターは2導線バスを介してそれに接続される複数のスレーブを有している。前記バスは、マスターとスレーブの間の通信に対するだけでなく、同じ線を介して前記マスターと前記スレーブに電圧を供給するためにも役立つ。前記スレーブと通信するために、データを送信する間中、マスターは送信フェーズ、所謂ダウンリンクフェーズを通過し、そしてそれ故に受信フェーズ、所謂アップリンクフェーズと同様に、前記スレーブからデータ(メッセージ)を受信している間中、連続サイクルで、前記スレーブに送る。従来のAS−iバスシステムにおいて、完全なバスサイクルは、概して5〜10msである。バスサイクルを完了するために必要な時間は、サイクル周期と称する。
各受信フェーズの間、マスターは前記バスを介して各々の個々のスレーブに送る。ここで、スレーブは個々の識別子、即ちマスターによって送信されるスレーブアドレスにより次々と送られる。コマンドやパラメータからなる各識別子に続くデータが読み込まれ、そして前記識別子によって特定されたスレーブにより処理され、他方、前記識別子で指定されない全ての他のスレーブは前記データを無視するか、前記データに応答しないか、又は前記データを廃棄する。即ち、各スレーブは実際に送られたか送られていないかを前記識別子から認識する。従って、各スレーブは受信フェーズの間、前記バスを介してデータを受信し、そのデータは具体的に意図されており、そして前記スレーブの識別子により先行されている。前記識別子によって、送られたスレーブは、次のデータが前記スレーブを対象とすることを認識する。その後、マスターは次のスレーブに対し次の識別子を送信し、前記バスを介して、そのスレーブに対してデータなどが追従する。
このような方法で、全てのスレーブはバスを介して前記マスターに並列に接続されているけれども、マスターは夫々のスレーブにデータを送り且つ提供する。各送信フェーズの間、各スレーブは一度正確に送られる。この原理によれば、マスターは前記送信フェーズの間、一時に複数のスレーブに決して送らないが、複数のスレーブに送らないだけでなく、時間的に重複する方法においても送らない。
前記受信フェーズの間、マスターは個々のスレーブの応答を受け取る。各受信フェーズの間、各スレーブはマスターに1つのメッセージを応答する為に送る。前記メッセージは、前記スレーブの個々の識別子と、前記特定のスレーブに接続されるるセンサーにより測定された状況メッセージまたはデータから構成されるデータから成る。この場合に、個々のスレーブのメッセージは個々のメッセージが重ならないように各受信フェーズの間継続して提供される。この原理によれば、マスターは受信フェーズの間一時には複数のスレーブの応答を決して受け取らず、しかし複数のスレーブのメッセージだけでなく、時間的に重なり合う方法においても決して受信しない。
つまり、各スレーブのメッセージは、受信フェーズの1部のみを占める。即ち、前記部分は、対応するスレーブの「出力フェーズ」と称される。前記スレーブにより送信されたデータは、「データの出力セット」と称される。
従来技術のAS−iバスシステムは、非特許文献1として例えば表題「ASI:オートメーションの為のアクターセンサー インターフェース」(編集 W. Kreisel及びO. Madelung、出版 Carl Hanser ミュンヘン・ウィーン、1994、ISBN 3-446-17825-2)の教科書に記載されている。
「ASI:オートメーションの為のアクターセンサー インターフェース」(編集 W. Kreisel及びO. Madelung、出版 Carl Hanser ミュンヘン・ウィーン、1994、ISBN 3-446-17825-2)
従来技術で確立された通常の通信原理の不利な点は、前記マスターと通信している各スレーブに対する受信フェーズと同様に送信フェーズの間比較的短時間の枠が提供されるだけであり、スレーブは受信フェーズ同様、送信フェーズを分け合っているからである。即ち、典型的には最も高い可能な数として62個のスレーブを有するバスシステムにおいて、各々のスレーブは、夫々のバスサイクルにおける一分割の時間だけを備えている。その結果として、各バスサイクルの間にマスターとスレーブの間で交換されるデータ量は、比較的少ないデータ量に限定され、そしてそれは、しばしばネガティブな効果を有しており、従って、望ましくはない。例えば、語長は4ビットに制限される。
もし送信フェーズと受信フェーズなら、この課題のみが対処されることができ、それゆえバスサイクル周期が延長される。しかし、これは、1つのスレーブの2つのメッセージ間の時間間隔が延長されるという不利な点を有し、従って、前記バスシステムの応答時間が、例えば、前記スレーブの1つが警告メッセージを出す場合には、より長くなる。実際には、バスシステムの短い反応時間を有することがしばしば重要になる。これは特に、スレーブによってモニターされる時間決定性のある安全装置が影響を受けるかどうかという場合である。これらの例において、上記不利な点は非常に重大で、しばしばサイクル周期の延長を考慮しない。他方、バスシステムの応答間隔の縮小が要求される多くのケースがある。
更に、バスサイクル周期の延長は、また1秒当たりのバスサイクル数の更なる減少を意味し、従って通信データの量は、バスサイクル当たりに増加されるが、単位時間当たりには増加されない。従来のAS−iバスシステムの他の不利な点は、既に述べたように、スレーブの数の制限であり、その中で62の数まで実現される。
従って、本発明の基礎をなしている課題は、マスター及び一群のスレーブを有するバスシステム、及びこの種のバスシステムにおけるデータを交換するための通信方式を提供することであり、そしてかなり大きなデータ量が、前記マスターと前記スレーブの間で交換される事を可能にし、及び/又は前記バスシステムのかなり短い反応時間を可能にし、及び/又は62を越えるスレーブ数、例えば128スレーブの実現を可能にする。
この課題は、本発明に係る請求項1〜34に記載する通信方式、バスシステム及びバスシステムに接続される装置により解決される。
[A1]本発明によれば、上記課題は、一つのマスターと、バスシステムにおけるバスを介して前記マスターに並列に接続された少なくとも一群のスレーブとの間で、データを交換する通信方式によって解決され、前記マスター、前記スレーブ及び前記バスから構成されるバスシステムは、以下のステップにより特徴付けられる。
a)各スレーブは、少なくとも一つの通信振動数を割り当てられている。
b)マスターは、異なる通信振動数で前記バス上に種々の送信データをロードする間中、送信フェーズを通過する。
c)前記グループの各スレーブは、ステップa)において前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数に対応する一つの振動数で前記バス上に前記マスターによりロードされた送信データを読み込みそして処理をし、その割り当てられた通信振動数のうちの少なくとも1つと対応しない振動数では前記バス上に前記マスターによりロードされた送信データを無視するかまたは廃棄する。従って、全てのスレーブは並列に且つ同時に送られることができる。反応時間は短縮される。
その結果として、前記グループの各スレーブはマスターによって個々に送られることができ、それ故に前記マスターは、前記バスを介して前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの前記通信振動数で前記スレーブ上に送信データを送信する。従って、全スレーブは並列に且つ同時に送られることができる。その反応時間は短縮される。
[A17]その課題は、マスターと、バスを介して前記マスターに接続された2以上から成る一群のスレーブを有するバスシステムによって更に解決される。 ここにおいて、少なくとも一つの通信振動数が、前記群(グループ)の各スレーブに割り当てられるか又は割り当てられることができ、前記マスターは、異なる通信振動数で前記バス上に種々の送信データをロードする間中、送信フェーズを通過することができる。前記グループの各スレーブは、前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数に対応する一つの振動数で前記マスターが前記バス上にロードする送信データを読み込み、そして処理する事ができる。そして、その割り当てられた通信振動数のうちの少なくとも1つに対応しない振動数で、前記マスターが前記バス上にロードする送信データを無視するか又は廃棄する。
その結果として、前記グループの各スレーブは、前記マスターによって個々に送られることができる。これは他の全てのスレーブとの場合にも同様であるから、語長は例えば64ビットまで増加されることができる。
詳細には、夫々のスレーブがそのスレーブに対して意図されない送信データを読むことが可能であるが、例えば、そのものを処理する代わりに、メモリーからそれを消去することにより、それを無視するか又は直ちにそれを廃棄することができる。
スレーブのグループは、前記バスに接続された全てのスレーブ、又は前記バスに接続された前記スレーブの一部分のみから構成されることができる。特に、スレーブの2つ以上のグループが、前記バスに接続されることができ、その場合には、ステップa)、b)及びc)は各々のグループに対し別々に実行される。この場合、グループは、例えば夫々のグループ識別子によって継続的に送られることができる。ステップa)において実行される割り当ては、夫々の次のグループに進行する前にキャンセルされることができる。
好ましくは、どの2個のスレーブも、同じ通信振動数を割り当てられない。即ち、前記グループにおいて任意の他のスレープに前記グループのスレープに割り当てられた通信振動数を割り当てない事が望ましい。
[A18]本発明によるバスシステムにおいて、いかなる2個のスレーブに対しても、1つの通信振動数を割り当てない事が好ましい。
送信データは送信データの集合を形成する。送信データの各々の集合は、特定の通信振動数で前記バス上へマスターによりロードされ、個々の特定のスレーブを対象とする。スレーブは、前記バス上にロードされたデータの集合の通信振動数を決定する。スレーブは、そのスレーブを対象とする集合として前記通信振動数によってスレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数を介して到着する送信データの集合を認識する。そして、そのものを読み取って処理する。これに反して、バス上を他の一つのスレーブに割り当てられた通信振動数で送信データ集合が到着すると、その通信振動数により前記スレーブは自分に対しては決められていないものとして認識する。そして、それを無視するか、又はそれを廃棄する。即ち、スレーブはスレーブに割り当てられない送信データの命令には反応しない。
本発明によれば、各スレーブは、送信データがそのスレーブを対象としているかどうかを前記送信データが前記バスに到着する通信振動数によって認識する。従って、通信振動数は前記バス上にロードされた送信データが対象とするスレーブの識別子として作用する。それ故に、前記送信データの受信側識別子として、デジタルスレーブアドレスから成る識別子を含む事は必要でなく、その結果として、システム能力は、データ転送の間、固定されることはない。
[A19]本発明のバスシステムの一実施例によれば、マスターは、同時に又は時間って記に重なった方法で、前記バス上に異なった通信振動数で送信データをロードすることができる。従って、送信データを、1つのグループの全てのスレーブ、又は1つのグループの複数のスレーブに同時に又は時間的に重複する方法で、送信データを送信することができる。
[A2]送信フェーズの間中、マスターは、好ましくは、送信データを異なった通信振動数で前記バス上に同時に又は時間的に重なり合う方法でロードする。従って、送信データを一群(グループ)の全てのスレーブに又は一群(グループ)の複数のスレーブに同時に又は時間的に重なり合う方法で送信する。
それは、一グループのスレーブが、好ましくは送信データを前記マスターから受信し、従来技術のように連続的ではなく、同時に又は少なくとも時間的に重なり合う方法で受信することを意味する。従って、本発明によれば、マスターは、並列に送信データを一グループの各スレーブに送信することができる。しかしながら、そのデータは特定のスレーブの為だけに目的とされ、そして、前記特定のスレーブのみによって読み取られるか、又は処理され、しかし、前記グループの他のスレーブによって無視されるか又は廃棄される。
その結果として、そして、従来の技術水準とは逆に、各スレーブは送信フェーズ又はダウンリンクフェーズの夫々の一部で、マスターからスレーブへ通信するデータに対して関連するのではなく、本発明に基いて、一グループの各スレーブは非時間分割方法で、全送信フェーズ又は全ダウンリンクフェーズの夫々を用いることができる。送信フェーズの断片でなく、通信振動数は、個々のスレーブに分配される。都合よく、バスサイクル当たりマスターから一グループの各スレーブに送信されることができる送信データの量は、例えば4ビットの語長から64ビットの語長へと、技術の水準に関連して増加する。
あるいは、ダウンリンクフェーズの持続時間は、バスサイクル当たりのマスターからスレーブへ送信される送信データの量を減らすことなく従来技術の持続時間の一部にまで、減少されることができ、そしてそれはかなりの利点を有する。この方法において、バスサイクル周期の持続時間、従って、バスシステムの反応時間は、バスサイクル当たりの送信データ能力の損失なしに従来技術に比較して短縮されることができるからである。
本発明は上記の改良を実現することができ、本発明によれば、一グループの各スレーブは、ステップa)においてスレーブに割当てられた少なくとも一つの通信振動数を通して送られ、そして、前記グループのどのスレーブも他のスレーブに割当てられた通信振動数でマスターからバス上にロードされた送信データを処理することはなく、その結果、一グループの前記スレーブと前記マスターの並列通信を可能にするからである。
更に増加したスレーブ当たりの送信データ転送能力を有する本発明の変更態様によれば、一グループの各スレーブは、ステップa)においてそれに割り当てられた2以上の通信振動数を有し、マスターは上記スレーブに割り当てられた前記2つ以上の通信振動数で並列に送信データを送信し、マスターから前記グループの各スレーブへの送信データの転送が、2以上の並列チャネル上に起こり、各チャネルは、ステップa)において前記スレーブに割り当てられた一つの通信振動数によって特徴づけられる。
上記の副変形例によると、同じ送信データが一つのスレーブに通じているこれらのチャネルを介して転送され、そうすると、前記スレーブへの送信データ移動は2本以上のチャネルを介して重複して起こり、その結果として、干渉抵抗と送信データ転送の信頼性が強化される。
他の副変形例によれば、異なる送信データは、スレーブに通じているこれらのチャネルを介して送信され、そしてその結果として、マスターからスレーブへの送信データ転送のビット率又はデータ送信率は夫々に増加する。
[A20]本発明によるバスシステムは、グループの各々のスレーブが、前記スレーブに割り当てられた前記少なくとも一つの通信振動数に対応する少なくとも一つの振動数で、バス上に出力データの集合をロードする間、出力フェーズを通過することができるように構成されることが可能である。そして、マスターは、前記スレーブによりバス上にロードされた前記出力データの集合を読み取ることができ、そして、この少なくとも一つの通信振動数で割り当てられたグループのスレーブに、その少なくとも一つの通信振動数を介して各出力データ集合を割り当てることができる。
[A3]本発明による通信方式の非常に有利な変形例によれば、更なるステップが追加的に実行される:
d)ステップa)において、前記スレーブに割り当てられる少なくとも一つの通信振動数に対応する少なくとも一つのそのような振動数で前記バス上に出力データの集合をロードするときに、一グループの各スレーブは出力フェーズを通過する。
e)マスターはステップd)において前記スレーブにより前記バス上にロードされた出力データの集合を読み取り、そして、マスターはこの通信振動数によりステップa)において通信振動数を割り当てられた前記グループのスレーブに、出力データの各集合を割り当てる。
従って、本発明によれば、マスターは、前記出力データがバスに到達する通信振動数により出力データがどのスレーブに起因するかを認識する。これは、この変形例によれば、通信振動数がスレーブの識別子として役立つことを意味し、この場合、それは、スレーブからマスターへのデータ送信においてさえ、出力データの各集合を送り出すスレーブを識別することである。従って、出力データの前記集合における送信者識別として、デジタルスレーブアドレスからなる識別子を含むことは必要ではなく、そしてその結果として、システム能力は制限を解除される。
好ましくは、送信フェーズと出力フェーズ又は受信フェーズはそれぞれに時間的に重ならない。この場合、同じ通信振動数が、送信フェーズと受信フェーズで使用されることができる。ダウンリンクとアップリンクにおいて通信し合う当事者同士の異なった振動数の場合には、送信フェーズと出力フェーズは、重複することさえ可能である。
[A5]本発明による方法の好ましい変形例によれば、マスターは、送信フェーズの間だけ送信データをバス上にロードし、そして受信し、読み込み、そして場合によって受信フェーズの間だけ、出力データの集合を処理する。従って、データ集合は固定されたフレーム構造を有する。
[A22]本発明によるバスシステムの好ましい実施例は、マスターは送信データを送信フェーズの間だけ送信し、そして受信し、読み込み、場合によって出力フェーズの間だけ出力データの集合を処理する、という事実によって特徴づけられる。
[A21]バスシステムの好ましい変形例は、グループの全てのスレーブの出力フェーズは重なるか、又は時間的に一致する。そして、その結果として、一グループの異なったスレーブの出力データの集合が、時間的に重なり合うか又は一致している方法でバス上にロードされ、従って、マスターに時間的に重なり合うか又は一致している方法で到達するという事実によって特徴づけられる。マスターは受信し、読み込み、時に一グループの異なったスレーブからの出力データの集合を時間的に重なり合うか又は一致している方法で、異なる通信振動数で処理し、出力データの各読み込まれた集合を前記グループの特定のスレーブに出力データの各集合の通信振動数によって割り当て、そして解釈し、その結果それを処理することができる。
[A4]具体的には、グループの全てのスレーブの出力フェーズは、時間的に重なるか又は一致することができる。そうすると、異なる通信振動数でグループの異なるスレーブからの出力データの集合が時間的に重なり合うか又は一致している方法でバス上にロードされる。従って、時間的に重なり合うか又は一致している方法でマスターに到着する。ここで、前記マスターは、時間的に重なり合うか一致している方法において異なる通信振動数で、グループの各スレーブから出力データの集合を受信し、それらを読み取り、そして通信振動数によってグループの特定のスレーブに出力データの各集合を割り当てる。
それは、一グループのスレーブが、好ましくは従来技術のように交互ではなく、同時に又は少なくとも時間的に重なり合う方法でマスターに記録されることを意味する。それ故に、本発明によれば、マスターは出力データを一グループの各スレーブから並列に受信することができる。
その有利な結果として、各スレーブは、従来技術におけるように、アップリンクフェーズの一部分だけでスレーブからマスターへの送信データに対し提供されるのではなく、その代わりに、全てのアップリンクフェーズが非時間分割方法で一グループの各スレーブからマスターへの送信データに対し利用可能にされる。この方法において、一グループの各スレーブからマスターへと送信される送信データの量は増大される。
あるいは、アップリンクフェーズの接続期間は、バスサイクル当たり送信される出力データの同量の為に、従来技術に関し、一断片に減少されることができ、それは、再びバスシステムの応答時間が更にかなり短縮されることができるという有利な結果を有する。
この際立った進歩は本発明により可能であり、本発明によれば、一グループの各スレーブは、ステップa)において割り当てられた通信振動数で、マスターに出力データの集合を送信し、そして、出力データの前記集合が到着する前記通信振動数によって、マスターは出力データの全ての集合の送信者を認識するからである。
本発明によれば、ダウンリンクフェーズ及びアップリンクフェーズ、従って、バスサイクル周期の長さ、及び特に、バスシステムの応答時間も、転送されるべき送信データの量を失うことなく劇的に短縮でき、また転送されるべき送信データの量の増加においてさえ、それは、本発明の本質的な利点である。
本発明では、例えば1ms以下のバスサイクル周期が、従来のAS−iバスシステムの5〜10msと比較して、実現されることができる。これは、本発明のバスシステムの応答時間を意味し、例えば従来技術に関して5〜10分の1だけ短縮される。
本発明の変形例によれば、更に増加した送信データ転送能力を有し、一グループの各スレーブがステップa)でそれに割り当てられた2以上の通信振動数を有し、各スレーブは前記スレーブに割り当てられた前記2以上の通信振動数で出力データ集合を並列に送信するマスターに送信する。マスターへの出力データ集合への転送は、2以上の並列チャネルにおいてそれぞれ生じ、そのそれぞれは、ステップa)で前記スレーブに割り当てられた一つの通信振動数によって特徴付けられる。換言すれば、各バスサイクルにおいて、通信の大枠構造は、チャンネル又は振動数が、それぞれ、マスター及びスレーブ間で取り決められている学習振動数を含む。
上記の副変形例によれば、出力データの同じ集合が、スレーブからマスターへ導く前記並列チャネルの夫々を介して転送され、そしてその結果として、出力データ転送の干渉抵抗及び信頼性が増加する。
他の副変形例によれば、異なる送信データは、スレーブに導くこれらの並列チャネルを介して送信され、その結果として、マスターからスレーブへの送信データ転送のビット率又はデータ送信率が夫々に増加される。
本発明の変形例によれば、一グループの各スレーブは、それ自身の割り当てられた通信振動数で送信された送信データにより送られることができるだけである。本発明の他の変形例によれば、一グループの各スレーブは、一つ以上の特定の追加振動数で送信される送信データにより、送信されることもできる。
[A23]バスシステムの有利な変形例によれば、マスターは、それが、少なくとも一つの特定の追加振動数で、バス上に追加的な送信データをロードする間に、少なくとも一つの追加的な送信フェーズを通過することができる。ここで、一グループの全てのスレーブは、少なくとも一つの追加振動数でバス上にマスターによってロードされる追加データを読み込み、そして処理することができ、たとえ前記スレーブが割り当てられているか又はまだ割り当てられていない通信振動数を有さない場合であっても、グループの全てのスレーブが、前記マスターにより、一つ以上の追加振動数で送信される通信データにより送られることができる。
[A6]本発明の非常に有利な変形例によれば、以下の処理ステップが実行される:
f)マスターは、バス上に少なくとも一つの特定追加振動数で追加的な送信データをロードする間に、少なくとも一つの追加的な送信フェーズを通過する。
g)ステップf)において、一つ又は複数の追加振動数でバス上にマスターによってロードされる追加的な送信データがグループの全てのスレーブにより読み込まれ且つ処理され、たとえステップa)が実行されないか又は前記スレーブがそれに割り当てられた通信振動数を持っていなくても、グループの全てのスレーブは、前記一つの又は複数の前記追加振動数で送信される追加送信データによって、マスターに送られることができる。
好ましくは、追加的な送信フェーズは、時間的に加算された操作フェーズではなく、少なくとも送信フェーズ及び/又は少なくとも出力フェーズの上に重畳されている。
[A24]マスターは、好ましくは、バス上の追加的な送信データとしてデータをロードすることによりグループの各スレーブに通信振動数を割り当てることが可能であり、そのデータは、少なくとも一つの通信振動数をグループの各スレーブに割り当てる情報を含んでいる。
[A7]好ましくは、前記追加的送信データは少なくとも一つの通信振動数をグループの各スレーブに割り当てる情報を含み、そうすると、ステップa)はステップf)及びg)の実行と一緒に実行される。
追加的な送信フェーズは、”放送送信フェーズ”とも以下に称され、好ましくは通信振動数を同じものに割り当てる前にグループのスレーブにデータを供給するのに役立ち、そして特に通信振動数をスレーブに割り当て、そしてこのような方法でステップa)を実行するのに役立つことができる。このために、追加的な送信データは、特定の通信振動数を各個別のスレーブに割り当てることに用いられ、及び/又は特定のデータ容量を個別に特定のスレーブに送るために用いられるスレーブ識別子又はスレーブアドレスを含むことができる。即ち、追加的な送信データは、単一のスレーブ、又は必要に応じて同時に一グループの全てのスレーブに集合的に指向されることができる。
追加的な送信フェーズ又は放送フェーズは、それぞれ、さらにスレーブへの現存する通信振動数の割り当てを除去、即ち削除するために用いられることができ、例えば、更なる放送送信フェーズにおいてステップa)により、前記スレーブに他の変わった通信振動数割り当てを指示することができるためである。
追加的な送信フェーズ又は放送送信フェーズは、特に送信フェーズ中又は受信フェーズ中に配置されることができ、或いは、送信又は受信フェーズと部分的に重なってもよい。即ち、追加的な送信フェーズは、送信又は受信フェーズのそれぞれに並列的に配置されることができる。
好ましい変形例によれば、追加的な送信データは、2つ以上の追加振動数に並列してスレーブに送信され、そしてステップf)及びg)において、前記スレーブにより読み込まれる。このような方法で、より早いスピード及び/又は大量、更に送信エラーのより低い可能性が、追加的な送信データを送信するときに達成されることができる。もし、接続の質がモニターされる場合には、通信振動数は、より良い接続を達成するために自動的に変更されてもよい。
好ましくは、全てのバスサイクルが、追加的な送信フェーズを含むというわけではない。同様に、放送受信フェーズ、又は放送出力フェーズともみなされる、一つ以上の追加的な受信フェーズ、又は追加的な出力フェーズは、スレーブがデータを前記通信振動数の外側にあるマスターに送信できる間に、提供されることができる。バスシステムの他の有利な変形例によれば、一グループのスレーブは、それ故に、放送出力データの集合を少なくとも一つの放送振動数でマスターに送信している間、放送出力フェーズともみなされる少なくとも一つの追加的な出力フェーズを通過することが可能である。特に、放送出力データの集合は、放送通信フェーズの間、スレーブがマスターから受信した指令にスレーブ応答を受信することができる。本発明の好ましい変形例によれば、出力データの集合が送信される放送振動数は、追加的な送信データが送信される追加振動数に一致し、この場合、放送送信フェーズ及び放送出力フェーズとは重なっていない。
追加的な送信フェーズと追加的な出力フェーズは、マスター及びスレーブとの間に、少なくとも一つの追加的な通信チャンネル又は放送チャンネルを提供し、そしてそれは通信振動数を介するデータ交換から独立している。
好ましくは、マスターによってそうするように促される場合には、スレーブは放送出力データの集合を出すだけである。好ましくは、全てのバスサイクルが放送出力フェーズを含むというわけではない。各放送送信フェーズの間、又は各放送出力フェーズの間、単一又は複数の放送チャンネルを介してデータを送信することは必要ではない。
放送送信フェーズと放送出力フェーズは、特に制御データを交換し、バスシステムを起動し又はその動作を継続させ、そしてステップa)を実行するために使用されることができる。このチャネルを介して通信同期を行うことも利点である。
[A25]バスシステムの変形例によれば、一グループの各スレーブに対する少なくとも一つの通信振動数の割り当ては、下記のように実行されることができる:
マスターは、追加的な送信データに含まれた識別子をバスに送信することにより、グループの中に第1スレーブをアドレス指定する。
マスターは、異なる試験振動数で第1スレーブに少なくとも一つの試験通信を実行する。
関連するS/N比、又は関連するビット誤差率が、各試験通信のために決定する。
その全ての試験振動数は通信振動数としてまだスレーブに割り当てられず、最も高いS/N比または最も低いビット誤差率を提供する試験振動数が第1スレーブへの通信振動数として割り当てられ、従って、この手続がグループの他のスレーブに対して繰り返される。
換言すれば、チャンネルは、学習振動数を通じて、このような方法で上手く決められる。
[A8]本発明の好ましい変形例によれば、ステップa)は、下記のように実行される:
a1)ステップf)で、マスターは、バスを越える追加データに含まれる識別子を送信することによってグループの第1スレーブをアドレス指定する。
a2)マスターが、複数の試験振動数のそれぞれで第1スレーブと少なくとも一つの試験通信を実行する。
a3)各試験通信と関連するS/N比またはビット誤差率が決定される。
a4)ステップa2)で用いられる全ての試験振動数は、通信振動数としてスレーブに割り当てられず、ステップa2)において最も高いS/N比またはビット誤差率を達成した試験振動数が第1スレーブに通信振動数として割り当てられる。
a5)従って、ステップa1)〜a4)がグループの他のスレーブに対して繰り返される。
故に、ステップa1)〜a5)が通信振動数の最適化を含むことになる。この方法で決定されたチャンネルは、最小の誤差限界を提供する。
しかしながら、データ送信中の条件は、例えば外部温度の変化によって、また変化しやすいで電磁的干渉場へのバスシステムの曝露によって、時間と共にしばしば変化する。非定常スレーブ、例えば可動ロボットに装填されたスレーブ或いはフレキシブルケーブルにより可動ロボットに接続されたスレーブ、又はピックアップシューを使用して軽く叩いている金属レールに沿って移動するスレーブの場合には、送信条件はラインの幾何学的配列を変えることによりまた変化することができる。
しかし、変更された送信条件は、S/N比やビット誤差率に悪く影響するかもしれない。従って、もし最適化が、通信振動数とスレーブの間の割り当てを解除し、且つ規則的な時間間隔でステップa1)〜a5)を反復することにより、送信条件を追跡することが好ましい。他の変形例によれば、少なくとも一つのスレーブを伴った通信のS/N比が特定の臨界値以下に落ちた場合に、通信振動数及びスレーブ間の割り当てが解除され、そしてステップa1)〜a5)が反復される。このように、可変な送信条件が、補償する方法で応答されることができる。
1つの変形例によれば、バスシステムは一つだけでなく、2以上のスレーブのグループを含み、ここで、上記した発明方法は、まず、前記グループの第一番目に対して実行され、それから前記グループの第二番目に対してなどと実行されてゆく。特に、ステップa)〜c)は、各グループに対し継続的に分離して実行されることができる。ここで、任意の時点で2以上のスレーブへの同じ通信振動数の割り当てを防止するために、任意のステップa)が一つのグループに対して実行される前に、スレーブ及び通信振動数の間の全ての早期の割り当て、即ち先行するステップa)の間になされたことを解除することが好ましい。
この変形例によれば、多くてもスレーブの一グループが任意の時点でマスターと通信するとすれば、それがこの時点で”アクティブ”となるグループである。スレーブの他のグループがこの時点で”非アクティブ”であるなら、それはそのスレーブのどれもが割り当てられた通信振動数を持っていないということであり、そして非アクティブグループのスレーブは任意の送信データを読み込まず、又は非アクティブグループのスレーブは前記送信データを無視するか廃棄する。
更に、割り当てられた通信振動数を有さないなら、即ち非アクティブグループに属するなら、スレーブがいかなる出力データもバス上にロードしないようにプログラムされることが好ましい。このように、送信データの送信者の唯一性と同様に、送信データの受信者の唯一性は、スレーブの複数のグループの場合にさえ保証されることができる。
本発明の変形例によれば、一グループの各スレーブは、それ自身の割り当てられた通信振動数で送信される送信データにより、送られることができる。本発明の他の変形例によれば、一グループの各スレーブはまた一つ以上の特定構成の振動数で送信される送信データにより送られることができる。本発明の他の変形例によれば、一グループの各スレーブはまた、一つ以上の追加振動数で送信される送信データにより送られることができる。
[A26]本発明のバスシステムの変形例によれば、次のステップが実行されることができる:
h)それがバス上に、少なくとも一つの特定構成振動数の構成データをロードしている間、マスターは少なくとも一つの構成送信フェーズを通過する。
i)バスに接続している全てのスレーブはステップh)においてマスターによりバス上にロードされた通信データを読み込み且つ処理し、バスに接続している各スレーブは1又は複数の構成振動数で送信された構成データによりマスターによって送信されることができ、ここで前記構成データは以下の情報を含む。
i1)もしステップa)が既に実行されているなら、ステップa)でなされたグループのスレーブと通信振動数の間の割り当てを解除する。
i2)スレーブの他のグループの各スレーブに少なくとも一つの通信振動数を割り当てる。
k)ステップb)が、引き続き実行される。
l)他のグループの各スレーブは、振動数でマスターににより送信される送信データを読み込んで処理し、ステップi)でそのスレーブに割り当てらえた少なくとも一つの通信振動数に対応する。そして他のグループの別のスレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数の一つに対応する振動数でマスターにより送信された送信データを無視し又は廃棄する。
他のグループの各スレーブは、バスを介して後者に割り当てられた少なくとも一つの通信振動数でマスターがスレーブに送信データを送信する方法で、マスターにより個々に送信されることができる。
このように、マスターから他のグループの各スレーブへの送信データの送信は、ステップi)で前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数で生じる。
[A9]本発明の一つの変形例によれば、以下の処理ステップが実行される:
h)マスターは、バス上に少なくとも一つの特定構振動数で構成データをロードする間、少なくとも一つの構成送信フェーズを通過する。
i)バスに接続している全てのスレーブは、ステップh)でマスターによりバス上にロードされた構成データを読み込みそして処理し、バスに接続された各スレーブは一つ又は複数の構成振動数で構成された構成データにより送られることができ、ここで構成振動数は以下のデータを含む。
i1)もしステップ(a)が既に実行されている場合には、前記グループのスレーブとスエップa)で作成され通信振動数の間の割り当てを解除する。
i2)スレーブの他のグループの各スレーブに少なくとも一つの通信振動数を割り当てる。
k)ステップb)が、続いて実行される。
l)他のグループの各スレーブは、振動数でマスターにより送信される送信データを読み込み処理し、そして、他のグループの別のスレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数の一つに対応する振動数でマスターにより送信される送信データを無視し又は廃棄する。ステップi)でそのスレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数に対応する。
このように、他のグループの各スレーブが、バスを介して後者に割り当てられた通信振動数の少なくとも一つで、マスターがスレーブに通信データを送信するような方法で、マスターにより個々に送られることができる。
そして、マスターから他のグループの各スレーブへの送信データの送信がステップi)において前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数で生じる。
ステップi1)は、スレーブの一つのグループに向かって既に実施された場合、ステップa)が元に戻り、前記グループを非アクティブにすることを意味する。もし、ステップa)がまだ実施されず、そしてスレーブと通信振動数の間に割り当てが存在しないなら、ステップi1)は不必要であり、従って、それは好ましくは省略される。
ステップi2)は、それからステップa)がスレーブの他のグループに対して実行され、前記他のグループをアクティブにすることを意味する。
[A27]バスシステムの好ましい実施例によれば、
m)マスターは、バス上に少なくとも一つの特定構成振動数で構成データをロードする間、少なくとも一つの構成送信フェーズを通過することが可能である。
n)全てのスレーブは、ステップm)においてマスターによりバス上にロードされた構成データを読み取り処理できるように、バスに接続されており、そしてバスに接続された各スレーブは、構成振動数で送信された構成データによってマスターにより送られることができる。
[A10]発明方法の変形例によれば、次のステップが実行されることができる:
m)マスターは、バス上に少なくとも一つの特定構成振動数で構成データをロードする間、少なくとも一つの構成送信フェーズを通過する。
n)バスに接続されている全てのスレーブは、ステップm)においてマスターによりバス上にロードされた構成データを読み込んで処理し、そしてバスに接続された各スレーブは、少なくとも一つの構成振動数で送信された構成データによりマスターから送られることができる。
[A11a28]構成データは、特にスレーブの一つのグループへ各スレーブを割り当てる情報を含むことができる。
[A29]マスターは、好ましくは、一グループの各スレーブに少なくとも一つの通信振動数を割り当てるバス上に構成データをロードすることができる。
[A12]後述する更なる方法ステップが、特に実行されることができる:
o)マスターはバス上に構成データをロードし、そして各グループの各スレーブに少なくとも一つの通信振動数を割り当て、そうして、ステップa)がこのように全てのグループに対して実行される。
[A13]好ましくは、同じグループの任意の2つのスレーブも、同じ通信振動数を割り当てられず、即ち前記グループの一つのスレーブに割り当てられた通信振動数を、前記グループの他のどのスレーブにも割り当てないことが望ましい。
[A30]好ましくは、同じグループのいかなる2つのスレーブも、同じ通信振動数を割り当てられない。
[A31]本発明のバスシステムの好ましい実施例によれば、マスターは前記グループの一つをアクティブに切り換える構成データをバス上にロードすることができ、そして前記グループのスレーブは前記グループのスレーブに割り当てられた通信振動数で送られることができ、また他のグループを非アクティブに切り換えて、前記グループは通信振動数では送信不能にする。
[A14]本発明方法の好ましい変形例によれば、以下の方法ステップが実行される:
p)マスターは前記グループの一つをアクティブに切り換える構成データをバス上にロードし、そして前記グループのスレーブは前記グループのスレーブに割り当てられた通信振動数で送られることができ、また他のグループを非アクティブに切り換えて、前記グループは通信振動数では送信不能になる。
構成データは、スレーブの各グループに専用の追加振動数を割り当てる情報を含むことができる。
[A15]本発明の変形例によれば、AS−iバスシステム又は他の2導線バスシステムが、バスシステムとして使用され、そしてマスターと一グループのスレーブの間のデータ交信が送信され、前記バスに接続されたマスターとスレーブへの電源が前記バスを介して有効になる。
[A32]好ましくは、バスシステムはAS−Iバスシステム又は他の2導線バスシステムであり、バスに接続されたマスターとスレーブへの電源と同様に、マスターとスレーブの間のデータ交信が前記バス上に生じる。好ましくは、OFDM又はその基本的な変形DMTが、信号送信のために使用される。差動の変調により、多くの通信チャンネルが同時に完成されることができる。
[A16]本発明による通信方式の非常に有利な変形例によれば、少なくとも2つの通信振動数が一つのグループの各スレーブに又は少なくとも一つのグループの各スレーブに割り当てられ、ここでマスターは特定の時間間隔でグループの各スレーブと試験通信を実行し、スレーブに割り当てられた各通信振動数と関連したSN比又はビット誤差率を決定し、そしてマスターは最高SN比又は最低ビット誤差率を有すると見られる通信振動数でスレーブと通信する。
既に上記概説されたように、通信振動数で通信の間に与えられた送信データの質は、例えば変化する環境条件により時間的に変動する。本発明方法の後者の変形例は、マスターとスレーブ間の通信中に異なった通信振動数の間の切り換えを可能にし、しかも各スレーブに割り当てられたどの通信振動数が最良のデータ送信の質を保証するかに依存している。
[A33]バスシステムの非常に有利な実施例によれば、一つのグループの各スレーブ又は少なくとも一つのグループの各スレーブは、少なくとも二つの通信チャンネルを割り当てられ、ここでスレーブに割り当てられた各通信振動数と関連するS/N比又はビット誤差率を決定するために、マスターは特定の時間間隔で一グループの各スレーブと一つの試験通信を実行する事ができる。
[A34]本発明の目的は、バスを介してマスターに並列に接続されたスレーブの少なくとも一グループとマスターを有するバスシステムに連結するための装置、特にマスター、スレーブ、アクチュエータ、又はモニターによって最終的に達成される。そしてそれは振動数領域から時間領域へバス信号を変換する少なくとも一つのモジュールを有し、時間領域から振動数領域へ信号を逆変換するためのモジュールを有し、チャンネル接続の送信の質、特にS/N比を決定するモジュールを有し、スクランブラ、デスクランブラ、チャンネルエンコーダ、チャンネルデコーダ、微分変調器及び差動復調器を有している。本発明では、これらの装置は並列に且つ同時に他の各装置と通信することができ、データ送信は長い語長にも拘わらずより早く遂行されることができる。従来のオートメーション作業において、かなり多くの装置を共有バスに接続することが可能である。これらの装置は、また、従来のバスに接続されることができ、相互に妨げること無く従来装置と混在されることができる。
図面の簡単な説明は、本発明の実施例を概略的に図示している。
図1は、伝達信号の時間的構造を示す。 図2は、マスターの単純化した機能ブロック図を示す。 図3は、スレーブの単純化した機能ブロック図を示す。 図4は、本発明の通信方式によって動作するバスシステムを示す。 図5は、通信振動数のスペクトル分布の実施例を示し、ここではまた追加振動数がプロットされている。 図6は、図4に関連して拡張されたバスシステムを示す。 図7は、図6の通信振動数のスペクトル分布を示し、ここでは追加的な構成振動数がプロットされている。
オートメーション技術のための通信システムは、スイッチボード、マスターM及び複数の参加者とスレーブ1、2、3に基づいている。このシステムの送信信号の時間的構造は、図1に従って構成されている。バスサイクルBZから生じる通信時間フレームは、典型的には1msの長さTRを有した送信フレームRBで決定される。それは、マスターによって同期されて設定される。それは、ダウンリンクフレームDR及びアップリンクフレームURに分割される。各送信フレームはチャンネルに同期して交信する学習振動数TSから始まり、そしてデータ送信を知らせるための参照シンボルRSが続く。参照シンボルRSには、送信されたデータシンボルDSが続く。ダウンリンクフレームDRとアップリンクフレームURの間に仕切りを作るために、ゼロシンボルNSが送信される。継続するダウンリンクフレームDRは、参照シンボルRSで再び始まり、データシンボルDSを送信した後ゼロシンボルNSで終了し、そして送信フレームRBも完成させる。その後、他の送信フレームRBが、図1に示される様に、学習振動数TSで始まる。
ダウンリンクフェーズDPの間、マスターMは、個々のデータによって全てのスレーブに並列に送り、そして全てのスレーブは、個々のデータと共にアップリンクフェーズUPの間、順番に並列に応答する。全てのスレーブへそして全てのスレーブからの一点対多点接続のデータ送信のために、直交多重方式(OFDM、即ち直交周波数分割多重方式)又はその基本バンド変形離散型マルチトーン送信(DMT)が変調方法として使用される。ここで、振動数領域は、部分的に重なったスペクトルを有するサブキャリアに分割され、しかしながら、それらは直交し、且つ互いに非干渉である。各スレーブは、マスターと通信するための一つ以上のサブキャリアを割り当てられ、そしてその結果として、マスターは全てのスレーブに個々に送ることができ、そしてスレーブは、同時にそして個々に応答することもできる。
図2は、マスターの物理的階層の簡略された機能ブロック図を示す。送信部の中のデータフローは上側に示され、受信部の中のデータフローが下側に示されている。左側では、物理的階層はバスケーブルKによって定義され、そして右側では、それは装置の特定部分により定義されている。
右から左に、ペイロードNDの上側信号フローは、送信信号SSがケーブルBに到着する前に、以下のブロック、即ちスクランブラSC、チャンネルエンコーダKC、微分変調DM、逆高速フーリエ変換IFFT、そして送信フレームRBを通過する。送信フレームRBを形成するためのブロックは、また学習シーケンスを形成するためのブロックTSのシグナルによって入力される。即ち、学習シーケンスは送信フレームで最初にマスターに加えられ、そうすると、スレーブは一フレームの開始を検出することができる。他のブロックRSは、微分変調ブロックDMに導入する信号経路を有する参照シンボルRSを形成するのに役立つ。従って、この信号フローはダウンリンクフレームを決定する。
アップリンクフェーズUPの間、受信信号ESの信号フローは、ブロックウィンドウFB、高速フーリエ変換FFT、微分復調DDM、チャンネルデコーダKDC、デスクランブラDSCを通過し、ケーブルBからペイロードND上を通過できる為に、左から右へと出発する。微分復調の後、信号フローは、上述するように、チャンネル割り当てのために処理されるSNR評価のためのブロックSNRCに分岐する。
図3によるスレーブの構造は、マスターのそれとほとんど同一である。スレーブにおいて、学習シーケンスを形成するためのブロックは、省略される。その上、フレーム識別子ブロックREは、フレームを検出して、サンプリングクロック補正を実行するためにスレーブに対して要求される。フレームの始まりが検出された場合、受信信号ESはブロックFFTにおいて実行される高速フーリエ変換によって振動数領域に変換される。サブキャリアの受信雑音データは、ブロックDDMにおいて微分変調され、ブロックKDCにおいてチャンネルデコードにより割り当てられる。同時に、各サブキャリアのSN比SNRは、ブロックSNRSにより連続的に評価され、そしてその結果、前記サブキャリアがまだ使われることができるか、又は新しいものが取り決められなければならないかどうかを認識することが可能である。受信部において、全てのサブキャリアのエンコードされたビット列がブロックDMにおいて微分変調(DQPSK)され、IFFTにより時間領域へ変換され、そして、対応する時間枠において送信される。
OFDM方式は、命令環境、要求される超低残留エラー、即ち認識されないビット誤差の個数や厳格なリアルタイム要求の故に、オートメーション技術の分野においては使われることがなかった。一方、選ばれたフレーム構造や効果的なエラー防止機構は、これらの要求を満足することを可能にした。上記学習シーケンスは、いつでもマスターによって設定された時間間隔へスレーブの同期化を保証する。微分変調は、精巧で遅いチャネル評価を省略させ、そしてシステムが即座に、例えば動作中に新規なスレーブの接続によるチャネル条件の変化に応答する。復調された信号はデコードされ、そして同時にクオリティ指標が一つの測定基準により算出され、そしてその指標は、デコードされたビット列が正しい確率を示す。
図4は、本発明の通信方式によって作動されることができるバスシステムを示し、それはバスB、マスターM、電源N及び一グループのスレーブを有している。バスBは、分岐を有する2導線バスである。電源N、マスターM及びスレーブ1a、1b、1cは、並列にバスBに接続している。バスBを介して、マスターM及びスレーブ1a、1b、1cは、電源Nにより供給される作動電圧を印加され、そしてバスBに供給される。バスBも、マスターMとスレーブ1a、1b、1cの間のデータ通信を確立する為に役に立つ。図1に記載されている本発明の通信方式の変形例は、マスターMとスレーブ1a、1b、1cのグループの間のデータを交換するのに役立つ。この構造は、従来のAS−iバスシステムにも対応する。
図4と図6の回路は、この構造に関して本発明の通信方式のフローを図示する。この構造は、取り入れられ、又は既存の従来のバスシステムと協働され、また組み合わされることができ、本発明によって作動されることもできる。
本実施例では、スレーブのグループの各スレーブ1a、1b、1cは、少なくとも2つの通信振動数を割り当てている。ここで、前記グループの各スレーブ1a、1b、1cは、異なる通信振動数を割り当て、即ちどんな通信シーケンスも同時には、2つのの異なるスレーブに割り当てられない。
マスターMは送信フェーズを通過し、その間異なった通信振動数で前記バスBに様々な送信データをロードする。
前記グループの各スレーブは、前記スレーブに割り当てられた前記通信振動数の一つに相当する振動数でバスB上にマスターによりロードされた送信データを読み込み、そして処理する。
他方、一グループの各スレーブは、前記グループの他のスレーブに割り当てられた通信振動数に相当する振動数でバス上にマスターによりロードされた送信データを無視するか廃棄する。
送信データは、特にコマンドを含む事ができ、そのため、各スレーブ1a、1b、1cは、前記スレーブに割り当てられた前記通信振動数の一つに相当する振動数でバスB上にマスターによりロードされたコマンドを実行することになる。そして、前記グループの他のスレーブに割り当てられた振動数に相当する振動数で、バスB上にマスターによりロードされたコマンドを実行しないことになる。
このように、マスターMが前記割り当てられた通信振動数の少なくとも一つでバスBを介して前記スレーブに送信データを送信するので、一グループの各スレーブ1a、1b、1cは、マスターMにより個々に送られることができ、その結果、マスターMから前記グループのスレーブ1a、1b、1cの夫々に、送信データの送信が、前記スレーブに割り当てられた前記通信振動数の少なくとも一つで実行されることができる。
一グループのスレーブ1a、1b、1cと、通信振動数の間の割り当ては、例えば、同じものがバスBに接続される前に、スレープ1a、1b、1cの対応するプログラムにより実行されることができる。
他の好ましい変形例によると、マスターMは一グループのスレーブ1a、1b、1cと通信振動数の間の割り当てを行う為に、少なくとも一つの追加的な送信フェーズを通過し、マスターが、特定の追加振動数でバスB上に追加送信データをロードするフェーズの間に、前記追加送信データは前記グループの全スレーブ1a、1b、1cにより読み込まれて処理される。そして、たとえ前記スレーブが通信振動数をまだ割り当てられていないとしても、前記グループの全スレーブ1a、1b、1cは前記追加振動数で送信された前記追加送信データにより前記マスターによって送られることができる。本実施例では、前記追加送信データは、前記グループの各スレーブ1a、1b、1cを少なくとも二つの専用の通信振動数に割り当てる情報を含み、即ちスレーブ1aは通信振動数f1とf2を有し、スレーブ1bは通信振動数f3とf4を有し、そしてスレーブ1cは通信振動数f5とf6(図5)を有する。例えば、前記振動数は、MHzのオーダーであることができる。交信振動数は、図とスレーブのユニークな割り当てを保持するために、ルックアップテーブル(表1を参照)においてマスターにより維持される。例えば、我々の表の夫々は、新しく決められることができる。
図5は、上記方法におけるスレーブ1a、1b、1cに割り当てられた通信振動数f1−f6のスペクトル分布の実施例を示す。更に、図4に関して上に例示された追加振動数は、図2から振動数スペクトル上にプロットされる。
表1は、スレーブ1a、1b、1cと通信振動数f1、f2、f3、f4、f5、f6の間の割り当てを示す:
Figure 2014508477
好ましくは、手順は以下の通りである。マスターは、特定の時間間隔で、通信振動数f1、f2の夫々で、第1スレーブ1aと1つの試験通信を実行する。関連するS/N比または関連するビット誤差率は、各試験通信に対して決定される。その後、マスターは、最高のS/N比または最低のビット誤差率を確立する為に役立つ通信振動数f1、f2の一つで、スレーブ1aと通信する。即ち、S/N比またはビット誤差率を変更する場合に、もし必要なら、マスターMからスレーブ1aへのデータ交信のために、振動数f1とf2の間の切り換えが行われる。この手順は、前記グループの他のスレーブ1b、1cと、夫々に割り当てられた通信振動数f3、f4又はf5、f6に対しても実行される。
図6は、図1に関してスレーブ2a、2b、2c及び3a、3b、3c、3dの2つの追加グループにより拡張されたバスシステムを示す。図3におけるバスシステムのバスB'は、図1のバスBに関して、スレーブ2a、2b、2c、3a、3b、3cにラインを加えることにより拡張される。
図6の実施例において、”第1グループ”と称するスレーブ1a、1b、1cのグループは、アクティブであり、一方、”第2グループ”と称されるスレーブ2a、2b、2c、及び”第3グループ”と称されるスレーブ3a、3b、3c、3dのグループは、どちらも非アクティブである。
ここで、前記グループのスレーブが、少なくとも一つの通信振動数でマスターにより送られることができる場合には、一グループは”アクティブ”と称され、そして前記グループのスレーブが、任意の通信振動数でマスターにより送られることができない場合には、一グループは”非アクティブ”と称される。
本発明の通信方式の好ましい変形例によれば、マスターMは、特定の構成振動数でバス上に構成データをロードする間、少なくとも一つの構成送信フェーズを通過する。構成データは、バスB'に接続された全てのスレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dにより読み取られ、そして処理される。即ち、全グループの全スレーブは、アクティブグループか又は非アクティブグループに属しているかどうかとは独立であり、バスB'に接続された各スレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dは、通信振動数で送信された通信データを介してマスターにより送られることができる。ここにおいて、通信データは、スレーブ1a、1b、1cを第一グループに、スレーブ2a、2b、2cを第二グループに、そしてスレーブ3a、3b、3c、3dを第三グループに割り当てる情報を含む。
バスB'上にマスターMによりロードされた構成データは、更に少なくとも2つの通信振動数で各グループの各スレーブを割り当てる情報を含む。ここで、スレーブ1a、2a、3aの夫々は2つの通信振動数f1とf2に割り当てられ、スレーブ1b、2b、3bの夫々は2つの通信振動数f3とf4に割り当てられ、スレーブ1c、2c、3cの夫々は、2つの通信振動数f5とf6に割り当てられ、そしてスレーブ3dは通信振動数f6とf8に割り当てられる。
表2は、スレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dと通信振動数f1、f2、f3、f4、f5、f6、f7、f8の間の割り当てを示している。
Figure 2014508477
ここで、一グループのスレーブ間で、前記グループの各スレーブは異なった通信振動数を割り当てられ、即ち同じグループのスレーブ間では、通信振動数は同時に二つの異なったスレーブに割り当てられることはない。従って、通信振動数は、一グループ内で二回以上、存在することはない。しかしながら、スレーブ1a、2a、3aの夫々は、同じ通信振動数f1とf2を割り当てられる。スレーブ1b、2b、3bも、同じ通信振動数f3とf4を割り当てられ、そして、スレーブ1c、2c、3cも、同じ通信振動数f5とf6を割り当てられている。従って、各通信振動数は、各グループにおいてに厳密に一度現れる(表2)。
通信振動数f7、f8は、スレーブ3dにのみ割り当てられ、任意の他のグループのスレーブには割り当てられない。
更に、構成データは、一グループをアクティブに切り換える更なる情報を含んでいる。そうすると、前記グループのスレーブは、前記グループのスレーブに割り当てられた通信振動数で送られることができ、そして他のグループを非アクティブに切り換え、その結果、前記グループは通信振動数で送信可能ではない。
アクティブグループの各スレーブは、前記スレーブに割り当てられた前記通信振動数の一つに相当する一振動数でバス上にマスターMによりロードされた送信データを読み取り、処理する。他方、アクティブグループの各スレーブは、前記グループの他のスレーブに割り当てられた通信振動数に相当する一振動数でバス上にマスターMによりロードされた送信データを無視するか又は廃棄する。同様に、各非アクティブグループの各スレーブは、任意の通信振動数でバスB'上にマスターMによってロードされた全ての送信データを無視するか又は廃棄する。
アクティブグループは、好ましくは図1と図2を参照しながら上述されたように取り扱われ、特に、要求されるならば、通信振動数の間で切り換えが実行される。
図7は、上記の方法で、図3のスレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dに割り当てられた通信振動数f1−f8のスペクトル分布の一例を示す。更に、図6について上記に図示された構成振動数fkも、図7の振動数スペクトル上にプロットされている。
本発明の変形例によれば、図1と図2に関して上記に図示された追加振動数fzも、図6のバスシステムを作動するために使われる。この変形例によれば、構成データは、スレーブの一グループ、例えばアクティブグループのスレーブが追加振動数でバスB'上にマスターMによりロードされたデータを読み取り、且つ処理を可能にする更なる情報を含み、そして全ての他のグループ、例えば全ての非アクティブグループに影響する情報を含む。その結果、これらのスレーブは、前記追加振動数でバスB'上にマスターMによってロードされた全データを無視するか又は廃棄する。このように、前記追加振動数で送信されたデータは、グループごとにスレーブに送るのに役立つことができる。
他の変形例によれば、追加振動数と構成振動数は、互いに一致しており、全グループの全スレーブは前記振動数で送信されたデータにより送られることができる。
本発明は、例えばプロセスオートメーション、工場オートメーション、制御及び施設やロボット工学のモニタリングの分野において産業上の利用可能性を有している。Asバスシステムの従来技術の4ビット語への制限が克服される。本発明によると、語長は64のビットであることができる。1つのキャリアは、4倍のグループの32個のスレーブに次々と送ることができる。
20個のキャリアは放送する為に利用でき、それは5倍の容量であり、そして64個のキャリアは、一グループのスレーブ、即ちスレーブ当たり2倍の容量に対し利用できる。これは、十分な容量がオートメーション目的の為に、信頼し得る通信を可能にすることを保証する。その通信は、1〜7MHzの振動数で実行される。より高い振動数では、損失及び混信が増加する。1MHz以下の振動数に対しては、従来のAS−iバスシステムが使用される。
1a、1b、1c スレーブ
2a、2b、2c スレーブ
3a、3b、3c、3d スレーブ
B バス
B' バス
f1、f2、f3、f4 通信振動数
f5、f6、f7、f8 通信振動数
fk 構成振動数
fz 追加振動数
ATK サンプリングクロック補正
BZ バスサイクル
DDM 微分復調
DM 微分変調
DP ダウンリンクフェーズ
DR ダウンリンクフレーム
DS データシンボル
DSC デスクランブラ
ES 受信信号
FB ウィンドーイング
FFT 高速フーリエ変換
IFFT 逆高速フーリエ変換
K ケーブル
KC チャンネルエンコーダ
KDC チャンネルデコーダ
M マスター
N 電源
ND ペイロード
NS ゼロシンボル
RB 送信フレーム
RE フレーム検出
RS 参照シンボル
SC スクランブラ
SNR S/N比
SNRS 評価
SS 送信信号
TR 持続時間
TS 学習シーケンス
UP アップリンクフェーズ
UR アップリンクフレーム

Claims (34)

  1. 特にオートメーション目的で、マスターとスレーブとバスを含んだバスシステムにおいて、マスターMと、バスB、B'を介して前記マスターMに並列に接続された少なくとも一グループのスレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dの間でデータを交換する為の通信方式であり、
    a)前記グループの各スレーブはそれに少なくとも一つの通信振動数f1、f2、f3、f4、f5、f6、f7、f8を割り当てられるステップと、
    b)前記マスターMは、異なった通信振動数で前記バスB、B'上に様々な送信データをロードする間に送信フェーズに通過するステップと、
    c)前記グループの各スレーブは、ステップa)で前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数に相当する振動数でマスターMによりバスB、B'上にロードされた送信データを読み込み且つ処理し、そしてその割り当てられた通信振動数の少なくとも一つに相当しない振動数で前記マスターMにより前記バスB、B'上にロードされた送信データを無視するか又は廃棄するステップから構成されることを特徴とする通信方式。
  2. 前記マスターMは、送信フェーズの間、同時に又は時間的に重なり合う方法で前記バスB、B'上に送信データをロードし、その結果として、一グループの全スレーブに又は一グループの複数のスレーブに、同時に又は時間的に重なり合う方法で、送信データを転送する請求項1に記載の通信方式。
  3. d)一グループの各スレーブは、ステップa)において、前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数に相当する少なくとも一つの振動数で、前記バスB、B'上に出力データの集合をロードする間、出力フェーズを通過するステップと、
    e)マスターMは、ステップd)で前記バスB、B'上に一グループのスレーブによりロードされた出力データの前記集合を読み込み、そして、マスターMは、ステップa)で前記通信振動数を割り当てられた前記グループのスレーブにその通信振動数により出力データの各集合を割り当てるステップを更に有する請求項1又は2に記載の通信方式。
  4. 前記グループの全スレーブの出力フェーズが時間的に重なるか又は一致し、ここで、前記マスターMは、ステップe)で時間的に重なり合う方法又は同時に、異なる通信振動数で前記グループの異なるスレーブの出力データの集合を受信して読み取り、そして前記グループの特定のスレーブにその通信振動数により読み取られた出力データの各集合を割り当てる請求項3に記載の通信方式。
  5. マスターは、送信フェーズの間だけ前記バスB、B'上に送信データをロードし、そして受信し、読み込み、出力フェーズの間だけ出力データの集合を処理する請求項1又は3に記載の通信方式。
  6. f)マスターMは、少なくとも一つの追加振動数fzで、前記バスB、B'上に追加送信データをロードする間、少なくとも一つの追加送信フェーズを通過するステップと、
    g)前記グループの全スレーブは、ステップf)において前記追加振動数fzで前記バスB、B'上にマスターMによりロードされた前記追加送信データを読み込んで処理し、たとえステップa)が実行されなくても、又は前記スレーブが通信振動数を割り当てられなくても、前記グループの全スレーブは前記追加振動数fz又は前記追加振動数群で送信された前記追加送信データにより前記マスターによって送られることができるステップを有する請求項1〜5のいずれかに記載の通信方式。
  7. 前記追加送信データは、各スレーブに少なくとも一つの通信振動数を割り当てる情報を含み、ステップa)が、ステップf)とg)の実行と一緒に実行される請求項6に記載の通信方式。
  8. a1)マスターMは、ステップfで前記バスB、B'を介して追加データの中にある識別子を送信することにより前記グループの第一スレーブに送るステップと、
    a2)マスターMは、異なる試験振動数で第一スレーブと少なくとも一つの試験通信を行うステップと、
    a3)各試験通信に対して、関連するS/N比又は関連するビット誤差率が決定されるステップと、
    a4)ステップa2)において使用され、しかもスレーブに通信振動数として割り当てられていない全試験振動数の間で、第一スレーブは、ステップa2において、最高S/N比又は最低ビット誤差率に達した通信振動数として割り当てられた試験振動数を有するステップと、
    a5)ステップa1)〜a4)が、前記グループの残りのスレーブに対し、同様に反復されるステップにより前記ステップa)が実行される請求項7に記載の通信方式。
  9. h)マスターMは、少なくとも一つの特定構成振動数fkで前記バスB、B'上に構成データをロードする間、少なくとも一つの構成送信フェーズを通過するステップと、
    i)前記バスB、B'に接続された各スレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dが、ステップh)で前記バスB、B'上にマスターによりロードされた構成データを読み込みそして処理し、前記バスB、B'に接続された各スレーブは、前記構成振動数fk、又は前記構成振動数群で送信された前記構成データを介して前記マスターMにより送られることができ、前記構成データは、下記の情報i1)及びi2)を含むステップと、
    i1)もしステップa)が既に為されたならば、ステップa)で作成された前記通信振動数と前記グループのスレーブの間の割り当てを解除する情報と、
    i2)スレーブ群からなる他のスレーブの各スレーブに少なくとも一つの専用の通信振動数を割り当てる情報
    k)ステップb)が実行され続けるステップと、
    l)他のグループの各スレーブは、ステップi)において前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数に相当する振動数でマスターMにより送信された送信データを読み込みそして処理し、そして他のグループの別のスレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数に相当する振動数でマスターにより送信された通信データを無視するか又は廃棄し、その結果として、他のグループの各スレーブは、前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数でバスB、B'を介してマスターMにより前記スレーブに転送された送信データを用いてマスターMにより個々に送られることができ、マスターMから他のグループの各スレーブへの送信データ転送は、ステップi)で前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数で生じるステップを有する請求項1〜8のいずれかに記載の通信方式。
  10. m)前記マスターMは、少なくとも一つの特定構成振動数fkで前記バスB、B'上に構成データをロードする間、少なくとも一つの構成送信フェーズを通過するステップと、
    n)前記バスB、B'に接続された前記スレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dの夫々は、ステップm)において前記バスB、B'上にマスターMによりロードされた前記構成データを読み込み且つ処理し、前記バスB、B'に接続された前記スレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dの夫々は、前記少なくとも一つの構成振動数で送信された前記構成データを介して前記マスターMにより送られることができるステップを有する請求項1〜9のいずれかに記載の通信方式。
  11. 前記構成データは、各スレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dをスレーブの一グループに割り当てる情報を含んでいる請求項10に記載の通信方式。
  12. o)マスターMはバスB、B'上に通信データをロードし、少なくとも一つの通信振動数を前記スレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dの夫々に割り当て、ステップa)が各グループに対し実行されるステップも実行される請求項10又は11に記載の通信方式。
  13. 同じ通信振動数は同じグループの任意の2つのスレーブに割り当てられない請求項9〜12のいずれかに記載の通信方式。
  14. p)マスターMは、前記バスB、B'上に通信データをロードし、前記グループの一つをアクティブに切り換え、前記グループのスレーブは、前記グループのスレーブに割り当てられた前記通信振動数を介して送られることができ、そして、残りのグループを非アクティブに切り換え、前記グループのスレーブは、通信振動数を介して送られることができないステップが実行される請求項9〜13のいずれかに記載の通信方式。
  15. AS−iバスシステム又は他のタイプの2ワイヤーバスシステムは、前記バスシステムとして使用され、前記バスB、B'は、前記マスターMと前記グループの前記スレーブの間でのデータ交信を送信するのに役立つだけでなく、前記マスターMと、前記バスB、B'に接続された前記スレーブに電力供給を実行するのにも役立ち、ここで、送信信号に対する直交周波数分割多重方式(OFDM)又は基本バンド変形離散型マルチトーン送信(DMT)を使用することが好ましい請求項1〜14のいずれかに記載の通信方式。
  16. 前記グループの各スレーブ、又は少なくとも一つのグループの各スレーブは、少なくとも2つの割り当てられた通信振動数を有し、マスターMは、前記スレーブに割り当てられた各通信振動数と関連するS/N比又はビット誤差率を決定する為に、特定の時間間隔で、前記スレーブに割り当てられた通信振動数で前記グループの前記スレーブの各々と一つの試験通信を実行し、マスターMは、それから、最高S/N比又は最低ビット誤差率を決定した通信振動数で前記スレーブと通信する請求項1〜15のいずれかに記載の通信方式。
  17. マスターMとバスB、B'を介して前記マスターMに並列に接続されたスレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dの少なくとも一つのグループを有し、
    前記グループの各スレーブは、それに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数f1、f2、f3、f4、f5、f6、f7、f8を持っているか又は持つことができ、前記マスターMは、異なる通信振動数で前記バスB、B'上に様々な送信データをロードする間、送信フェーズを通過することができ、
    前記グループの各スレーブは、前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数に相当する振動数で、バスB、B'上にマスターMによりロードされた送信データを読み込みそして処理することができ、そして、前記グループの別のスレーブに割り当てられた通信振動数に相当する振動数で、前記バスB、B'上に前記マスターMによりロードされた送信データを無視するか又は廃棄するように構成され、
    前記グループの各スレーブは、前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数で、前記バスB、B'を介して前記スレーブにマスターMにより転送された送信データによってマスターMにより個々に送られることができ、前記マスターMから前記グループの前記スレーブへの送信データの転送は、前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数で生じることを特徴とするバスシステム。
  18. 同じ通信振動数は同じグループの2つのスレーブには割り当てられない請求項17に記載のバスシステム。
  19. 前記マスターMは、異なる通信振動数で、同時か又は時間的に重なる方法で前記送信フェーズの間に、前記バスB、B'上に送信データをロードすることができ、そして、同時か又は時間的に重なる方法で前記グループの複数のスレーブに送信データを送信することができる請求項17又は18に記載のバスシステム。
  20. 一グループの各スレーブは、前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの振動数に相当する、少なくとも一つの振動数で、前記バスB、B'上に出力データの集合をロードする間に、出力フェーズを通過でき、そして、マスターMは、前記スレーブにより前記バス上にロードされた出力データの前記集合を読み取ることができ、
    そして前記少なくとも一つの通信振動数を割り当てられた前記グループのスレーブに前記の少なくとも通信振動数により出力データの各集合を割り当てることができる請求項17〜19のいずれかに記載のバスシステム。
  21. 前記グループの全スレーブの出力フェーズは、時間的に重なるか又は一致し、前記グループの異なるスレーブからの出力データの集合は、時間的に重なるか一致する方法において異なる通信振動数で前記バスB、B'にて到着し、
    ここで、前記マスターMは、時間的に重なる方法か、又は同時に、異なる通信振動数で前記グループの異なるスレーブから出力データの集合を、受信して読み込むことができ、そして前記通信振動数により前記グループの特定のスレーブに出力データの各集合を割り当てることができる請求項20に記載のバスシステム。
  22. 前記マスターMは、前記送信フェーズの間だけ送信データを転送し、前記出力フェーズの間だけ出力データの集合を受信し読み込みそして処理する請求項17又は20に記載のバスシステム。
  23. 前記マスターMは、少なくとも一つの特定追加振動数fzで前記バスB、B'上に追加送信データをロードする間に、少なくとも一つの追加送信フェーズを通過することができ、前記グループの各スレーブは、前記少なくとも一つの追加振動数fzで前記バスB、B'上にマスターMによりロードされる前記追加送信データを、個々に読み込みそして処理することができ、たとえ前記スレーブが通信振動数を割り当てられなくても、前記グループの各スレーブは、前記追加振動数fz又は前記追加振動数群により転送された前記追加送信データを用いて前記マスターMにより送られることができる請求項17〜22のいずれかに記載のバスシステム。
  24. 前記マスターMは、前記バスB、B'上に追加送信データとしてデータをロードすることにより少なくとも一つの通信振動数を前記グループの各スレーブに割り当てることができ、そして、少なくとも一つの通信振動数を前記グループの各スレーブに割り当てる情報を含む請求項23に記載のバスシステム。
  25. 前記グループの各スレーブへの少なくとも一つの専用の通信振動数の前記割り当ては、マスターMは、前記バスB、B'を介して前記追加送信データに含まれる識別子により前記グループにおける第一スレーブをアドレス指定し、
    マスターは、異なる試験振動数で、前記第一スレーブと少なくとも一つの試験通信を実行し、
    各試験通信に関連するS/N比又はビット誤差率が決定され、
    この方法に使用される全試験振動数の間で、スレーブに対し通信振動数として割り当てられておらず、また最高S/N比又は最低ビット振動数を達成するように仕向けられた試験振動数が、前記スレーブに割り当てられ、従って、この手順が前記グループの他のスレーブに対し反復されることからなる請求項24に記載のバスシステム。
  26. h)マスターMが、少なくとも一つの特定構成振動数で前記バスB、B'上に構成データをロードする間、少なくとも一つの構成送信フェーズを通過するステップと、
    i)前記バスB、B'に接続された各スレーブは、ステップh)で前記バスB、B'上に前記マスターMによりロードされた前記通信データを読み込み且つ処理し、前記バスB、B'に接続された各スレーブは、前記通信振動数fk又は通信振動数群で転送された構成データを用いてマスターMにより送られることができ、前記構成振動数が下記のi1)とi2)の情報を含むステップと、
    i1)もし前記ステップa)が既に実行されているなら、ステップa)で作られた前記通信振動数と前記グループのスレーブとの間の割り当てを解除する情報、
    i2)異なったグループの各スレーブに少なくとも一つの通信振動数を割り当てる情報
    k)ステップb)が実行され続けるステップと、
    l)前記異なったグループの各スレーブは、ステップi)において、前記スレーブに割りあてられた前記少なくとも一つの通信振動数に相当する振動数でマスターにより転送された送信データを読み込み且つ処理し、前記異なるグループの別のスレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数に相当する一振動数で前記マスターMにより転送された送信データを無視するか又は廃棄し、前記異なるグループの各スレーブは、前記スレーブに割り当てられた少なくとも一つの通信振動数で、前記バスB、B'を介して前記スレーブに前記マスターMによって転送された送信データにより、前記マスターMで個々に送ることができるステップと、
    その結果、前記異なるグループの各スレーブのマスターからの送信データの転送は、ステップi)において前記スレーブに割り当てられた前記少なくとも一つの通信振動数で実行されるステップを実行する請求項17〜25のいずれかに記載のバスシステム。
  27. m)前記マスターMは、少なくとも一つの特定構成振動数fkで前記バスB、B'上に構成データをロードする間、少なくとも一つの構成送信フェーズを通過することができるステップと、
    n)前記バスB、B'に接続された各スレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dは、ステップmで前記バスB、B'上にマスターMにより、転送された前記構成データを個々に読み込み且つ処理することができ、前記バスB、B'に接続された各スレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dは、前記少なくとも一つの構成振動数で転送された前記構成データを用いて、マスターMにより送られることができるステップを有する請求項17〜26のいずれかに記載のバスシステム。
  28. 前記構成データは、各スレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dをスレーブ群の一グループに割り当てる情報を含む請求項27に記載のバスシステム。
  29. 前記マスターMは、少なくとも一つの通信振動数を各グループの各スレーブ1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dに割り当てる構成データを前記バスB、B'上にロードすることができる請求項27又は28に記載のバスシステム。
  30. 同じ通信振動数は、同じグループの2つのスレーブ群には割り当てられない請求項26〜29のいずれかに記載のバスシステム。
  31. 前記マスターMは、前記グループの一つをアクティブに切り換える構成データを前記バスB、B'上にロードすることができ、前記グループのスレーブ群は、前記グループのスレーブ群に割り当てられた前記通信振動数を介して送られることができ、そして他のグループを非アクティブに切り換え、前記グループのスレーブ群は、通信振動数を介して送られることができない請求項26〜30のいずれかに記載のバスシステム。
  32. 前記バスシステムは、AS−iバスシステム又は異なるタイプの2ワイヤーバスシステムであり、
    前記バスB、B'を介して、前記マスターMと前記スレーブ群の間のデータ交信が実行されるだけでなく、前記バスB、B'に接続された前記マスターMと前記スレーブへの電力供給も実行され、ここで、信号送信に対してOFDMキャリア、その基本変形例又はDMTキャリアを提供することが好ましい請求項17〜31のいずれかに記載のバスシステム。
  33. 前記グループの各スレーブ又は少なくとも一つのグループの各スレーブは、それに割り当てられた少なくとも2つの通信振動数を有し、
    前記スレーブに割り当てられた各通信振動数と関連するS/N比又はビット誤差率を決定することができるために、マスターMは前記スレーブに割り当てられた各通信振動数で、前記スレーブと一つの試験通信を実行することができ、
    それから前記マスターMは最高S/N比又は最低ビット誤差率が決定された通信振動数で前記スレーブと通信することができる請求項17〜32のいずれかに記載のバスシステム。
  34. 振動数領域から時間領域へバス信号を変換する為のモジュールIFFTを含み、及び/又は時間領域から振動数領域へ信号を変換する為のモジュールFFTを含み、及び/又は送信の質、特にチャンネル接続のS/N比を決定する為のモジュールを含み、及び/又はスクランブラ及び/又はデスクランブラ及び/又はチャンネルエンコーダ及び/又はチャンネルデコーダ及び/又は微分変調器及び/又は微分復調器を含むことを特徴とし、マスターMと、前記バスB、B'を介して前記マスターMに並列に接続されたスレーブ群1a、1b、1c、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3dの少なくとも一グループを有するバスシステムに接続される装置、特にマスター、スレーブ、センサー、アクチュエータ又はモニター。
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