JP2014508131A5 - - Google Patents

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本開示は活性剤送達分散体を提供する。分散体は、水と、活性剤分散体の総重量に対して1〜98重量%の、水中に分散した複数のカプセル化粒子と、を含む。粒子のそれぞれは、コアと、コアの周りに配置されるシリカを含む層と、を含む。複数のカプセル粒子は、カプセル化粒子の第1の集団と第2の集団とを含む。粒子の第1の集団のコアは、1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第1のオルガノポリシロキサンと、ヒドロシリル化触媒と、を含む。粒子の第2の集団のコアは、1分子当たり平均2個より多いケイ素結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンシロキサンと、第1のオルガノポリシロキサンと同じ又は異なる、1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第2のオルガノポリシロキサンと、を含む。分散体はまた、同様に分散体の総重量に対して0.01〜20重量%の、複数のカプセル化粒子とは独立して水中に分散した活性剤を含む。本開示はまた、複数のカプセル化粒子から形成される硬化オルガノポリシロキサンを含み、更に、硬化オルガノポリシロキサン中に分散した0.02〜60重量%の活性剤を含むフィルムを提供する。
複数のカプセル化粒子
分散体は、1〜98重量%のカプセル化粒子を含み、この重量%は、分散体中の次の(a)〜(d)の総重量を表す:(a)1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第1のオルガノポリシロキサン、(b)ヒドロシリル化触媒、(c)1分子当たり平均2個より多いケイ素結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンシロキサン、(d)(a)第1のオルガノポリシロキサンと同じ又は異なる、1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第2のオルガノポリシロキサン、及びシリカを含む層(それぞれ以下により詳細に説明される)。別の実施形態では、分散体は、1〜80重量%のカプセル化粒子を含む。更に他の実施形態では、分散体は、分散体の総重量に対して、5〜70重量%、10〜70重量%、30〜70重量%、15〜65重量%、20〜60重量%、25〜55重量%、30〜50重量%、35〜45重量%、又は25〜35重量%のカプセル化粒子を含む(即ち、(a)〜(d)の重量%)。あるいは、分散体は、分散体の総重量に対して、70〜90重量%、75〜90重量%、80〜90重量%、85〜90重量%、75〜85重量%、80〜85重量%、5〜75重量%、若しくは約25重量%、約30重量%、約35重量%、約40重量%、又は約45重量%のカプセル化粒子を含む(即ち、(a)〜(d)の重量%)。
複数のカプセル化粒子は、第1の集団と第2の集団とを含む。第1の集団において、カプセル化粒子のコアは、(a)1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第1のオルガノポリシロキサンと、(b)ヒドロシリル化触媒と、を含む。第2の集団において、カプセル化粒子のコアは、(c)1分子当たり平均2個より多いケイ素結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンシロキサンと、(d)(a)の第1のオルガノポリシロキサンと同じ又は異なる、1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第2のオルガノポリシロキサンと、を含む。(a)〜(d)のそれぞれは、以下により詳細に説明される。更に、(a)〜(d)の任意の1つ以上、及び本開示の分散体、コア、層などに含まれる任意の添加剤又は追加化合物は、参照によりその全体が本明細書に明示的に組み込まれる、2010年6月28日出願のPCT/US10/40124に記載されているものと同じであっても異なっていてもよい。
(a)1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第1のオルガノポリシロキサンは、RSiO(4−m)/2[式中、Rは、独立して、1〜20個の炭素原子を有する炭化水素基であり、各Rは、例えば2〜12個の炭素原子を有する一価のアルケニル基であり、mは0〜2の数である]により表される少なくとも2個のシロキシ単位を含む任意のオルガノポリシロキサン、又はオルガノポリシロキサンの混合物から選択され得る。(a)1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第1のオルガノポリシロキサン、のRアルケニル基は、ビニル、アリル、3−ブテニル、4−ペンテニル、5−ヘキセニル、6−ヘプテニル、7−オクテニル、8−ノネニル、9−デセニル、10−ウンデセニル、4,7−オクタジエニル、5,8−ノナジエニル、5,9−デカジエニル、6、11−ドデカジエニル、及び4,8−ノナジエニルに代表される。Rアルケニル基は、オルガノポリシロキサンの任意のモノ、ジ、又はトリシロキシ単位上に存在してもよく、例えば、(RSiO1/2)、(RRSiO2/2)、又は(RSiO3/2)上に存在してもよく、並びにR置換基を有さない他のシロキシ単位、例えば、(RSiO1/2)、(RSiO2/2)、(RSiO3/2)、又は(SiO4/2)シロキシ単位との組み合わせ[式中、Rは1〜20個の炭素を有する炭化水素、あるいは1〜12個の炭素を有するアルキル基、あるいは1〜6個の炭素を有するアルキル基、あるいはメチルである。ただし、オルガノポリシロキサンには少なくとも2個のR置換基が存在する]上に存在していてよい。1〜20個の炭素原子を有する一価炭化水素基Rは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、オクチル、及びデシルなどのアルキル基、シクロヘキシルなどの脂環式基、フェニル、トリル、及びキシリルなどのアリール基、並びにベンジル及びフェニルエチルなどのアラルキル基に代表される。
(c)オルガノハイドロジェンシロキサン−1分子当たり平均2個より多いケイ素結合水素原子
オルガノハイドロジェンシロキサンは、少なくとも1個のSiHを有するシロキシ単位を有するオルガノポリシロキサンである。即ち、オルガノポリシロキサンの少なくとも1個のシロキシ単位は、式:(RHSiO1/2)、(RHSiO2/2)、又は(HSiO3/2)を有する。(c)1分子当たり平均2個より多いケイ素結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンシロキサンは、特に限定されず、ケイ素結合水素原子(SiH)を含むあらゆるオルガノポリシロキサンを包含し得る。したがって、(c)オルガノハイドロジェンシロキサンは、(RSiO1/2)、(RSiO2/2)、(RSiO3/2)、(RHSiO1/2)、(RHSiO2/2)、(HSiO3/2)、又は(SiO4/2)のシロキシ単位の任意の数を含んでいてよく、ただし、1分子中に平均して少なくとも2個のSiHシロキシ単位が存在する。(c)オルガノハイドロジェンシロキサンは、直鎖状又は分枝状のオルガノハイドロジェンシロキサン単独であっても、又は、構造、粘度、平均分子量、シロキサン単位、及び/又は配列の少なくとも1つが異なる2種以上の直鎖状又は分枝状のオルガノハイドロジェンシロキサンを含む組み合わせであってもよい。特に限定されないが、(c)オルガノハイドロジェンシロキサンの粘度は、25℃で測定した場合に、3〜10,000mPa・s、あるいは3〜1,000mPa・s、あるいは10〜500mPa・sであってもよい。
種々の実施形態において、(c)オルガノハイドロジェンシロキサンは、平均式:(R SiO1/2(R SiO2/2(RHSiO2/2[式中、Rは水素又はRであり、Rは、1〜10個の炭素原子を有する一価炭化水素基であり、a≧2、b≧0、あるいはb=1〜500、あるいはb=1〜200、c≧2、あるいはc=2〜200、あるいはc=2〜100である]を有する。Rは、置換又は非置換の脂肪族又は芳香族ヒドロカルビルであってよい。一価の非置換脂肪族ヒドロカルビルは、メチル、エチル、プロピル、ペンチル、オクチル、ウンデシル、及びオクタデシルなどのアルキル基、並びにシクロヘキシルなどのシクロアルキル基に代表されるが、これらに限定されない。一価の置換脂肪族ヒドロカルビルは、クロロメチル、3−クロロプロピル、及び3,3,3−トリフルオロプロピルなどのハロゲン化アルキル基に代表されるが、これらに限定されない。芳香族炭化水素基は、フェニル、トリル、キシリル、ベンジル、スチリル、及び2−フェニルエチルに代表されるが、これらに限定されない。
他の実施形態において、(c)オルガノハイドロジェンシロキサンは、追加のシロキシ単位を含んでいてもよく、平均式:(R SiO1/2(R SiO2/2(RHSiO2/2(RSiO3/2、(R SiO1/2(R SiO2/2(RHSiO2/2(SiO4/2、(R SiO1/2(R SiO2/2(RHSiO2/2(SiO4/2(RSiO3/2[式中、各Rは独立して、水素原子又はRであり、各Rは、独立して、例えば1〜10個の炭素原子を有する一価ヒドロカルビルであり、a≧2、b≧0、c≧2、d≧0、及びe≧0である]を有していてもよく、あるいは、これらの任意の混合物であってもよい。別の実施形態では、(c)オルガノハイドロジェンシロキサンは、平均式:(CHSiO[(CHSiO][(CH)HSiO]Si(CH[式中、b≧0、あるいはb=1〜200、あるいはb=1〜100、及びc≧2、あるいはc=2〜100、あるいはc=2〜50である]を有するジメチル、メチル水素ポリシロキサンから選択される。

Claims (10)

  1. 活性剤送達分散体であって、
    A.水と、
    B.前記活性剤送達分散体の総重量に対して1〜98重量%の複数のカプセル化粒子であって前記カプセル化粒子は水中に分散しており、前記粒子のそれぞれは、コアと、前記コアの周りに配置されシリカを含む層と、を含み、前記複数のカプセル化粒子は、
    (i)カプセル化粒子の第1の集団であって、前記コアが、
    (a)1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第1のオルガノポリシロキサン、及び
    (b)ヒドロシリル化触媒、
    含む、カプセル化粒子の第1の集団と、
    (ii)カプセル化粒子の第2の集団であって、前記コアが、
    (c)1分子当たり平均2個よりも多いケイ素結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンシロキサン、及び
    (d)前記(a)第1のオルガノポリシロキサンと同じ又は異なる、1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第2のオルガノポリシロキサン、
    含む、カプセル化粒子の第2の集団と、
    を含む、複数のカプセル化粒子と、
    C.前記分散体の総重量に対して0.01〜20重量%の活性剤であって、前記複数のカプセル化粒子とは独立して前記水中に分散した活性剤と、
    を含む、活性剤送達分散体。
  2. 前記(c)オルガノハイドロジェンシロキサンの前記ケイ素結合水素原子が、前記(a)第1のオルガノポリシロキサンの前記ケイ素結合アルケニル基とのモル比約1〜約4で存在する、請求項1に記載の分散体。
  3. 成分(c)の前記ケイ素結合水素原子が、前記(a)第1のオルガノポリシロキサンの前記ケイ素結合アルケニル基とのモル比約3〜約10で存在する、請求項1に記載の分散体。
  4. 前記(a)第1のオルガノポリシロキサン1分子当たり少なくとも2個のシロキサン単位を含み、前記シロキサン単位は、それぞれ独立して平均式:RSiO(4−m)/2
    [式中、各R独立して、1〜20個の炭素原子を有する炭化水素基であり、
    各R 、一価のアルケニル脂肪族基であり、
    0〜2の数である]
    を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の分散体。
  5. 前記(a)第1のオルガノポリシロキサンが、
    CH=CH(Me)SiO[MeSiO]x’Si(Me)CH=CH
    CH=CH−(CH−(Me)SiO[MeSiO]x’Si(Me)−(CH−CH=CH、又は
    MeSiO[(Me)SiO]x’[CH=CH(Me)SiO]x”SiMe
    [式中、Meメチルであり、x’≧0、及びx”≧2である]
    として更に定義される平均式を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の分散体。
  6. 前記(c)オルガノハイドロジェンシロキサンが、平均式:(R SiO1/2(R SiO2/2(RHSiO2/2
    [式中、各R 独立して、水素原子又はRであり、
    各R 独立して、1〜10個の炭素原子を有する一価ヒドロカルビルであり、
    a≧2、b≧0、及びc≧2である]
    を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の分散体。
  7. 前記(c)オルガノハイドロジェンシロキサンが、平均式:(CHSiO[(CHSiO][(CH)HSiO]Si(CH
    [式中、b≧0、及びc≧2である]
    を有するジメチル・メチル水素ポリシロキサンとして更に定義される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の分散体。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の分散体を形成する方法であって、
    A.前記(a)オルガノポリシロキサンと、前記(b)ヒドロシリル化触媒と、を含む、第1の油相を形成する工程と、
    B.前記第1の油相を、界面活性剤を含む水相と組み合わせて、油/水界面を有する水中油型エマルションを形成する工程と、
    C.前記水中油型エマルションにテトラアルコキシシランを添加する工程と、
    D.前記エマルションの油/水界面で前記テトラアルコキシシランを重合させて、前記カプセル化粒子の第1の集団を形成する工程であって、前記カプセル化粒子の第1の集団の前記コアの周りに配置される層はシリカである工程と、
    E.前記(c)オルガノハイドロジェンシロキサンと前記(d)第2のオルガノポリシロキサンとを含む第2の油相を形成する工程と、
    F.工程B〜Dを繰り返して、前記カプセル化粒子の第2の集団を形成する工程であって、前記カプセル化粒子の第2の集団の前記コアの周りに配置される層はシリカである工程と、
    G.前記カプセル化粒子の第1及び第2の集団を組み合わせて分散体を形成する工程と、
    を含む、方法
  9. 任意に経皮フィルムであるフィルムであって、前記フィルムは、
    A.前記フィルムの総重量に対して少なくとも40重量%の硬化オルガノポリシロキサンであって、前記硬化オルガノポリシロキサンは、複数のカプセル化粒子から形成されており、前記粒子のそれぞれは、コアと、前記コアの周りに配置されシリカを含む層とを含、前記複数のカプセル化粒子は、
    (i)カプセル化粒子の第1の集団であって、前記コアが、
    (a)1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第1のオルガノポリシロキサン、及び
    (b)ヒドロシリル化触媒、
    含む、カプセル化粒子の第1の集団と、
    (ii)カプセル化粒子の第2の集団であって、前記コアが、
    (c)1分子当たり平均2個よりも多いケイ素結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンシロキサン、及び
    (d)前記(a)第1のオルガノポリシロキサンと同じ又は異なる、1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第2のオルガノポリシロキサン、
    含む、カプセル化粒子の第2の集団と、
    を含み、
    前記硬化オルガノポリシロキサンが、前記(b)ヒドロシリル化触媒の存在下での、前記(a)第1のオルガノポリシロキサンと前記(d)第2のオルガノポリシロキサンと前記(c)オルガノハイドロジェンシロキサンとの反応生成物を含む、
    硬化オルガノポリシロキサンと、
    B.前記フィルムの総重量に対して0.02〜60重量%の活性剤であって、前記硬化オルガノポリシロキサン中に分散した活性剤と、
    を含む、フィルム。
  10. 任意に経皮フィルムであるフィルムの形成方法であって前記フィルムは、前記フィルムの総重量に対して少なくとも40重量%の硬化オルガノポリシロキサンと、前記フィルムの総重量に対して1〜60重量%の活性剤であって、前記硬化オルガノポリシロキサン中に分散した活性剤と、を含
    前記方法、分散体を基材に塗布して前記フィルムを形成する工程を含み、
    前記分散体は、
    A.水と、
    B.前記分散体の総重量に対して1〜98重量%の複数のカプセル化粒子であって前記カプセル化粒子が水中に分散しており、前記粒子のそれぞれが、コアと、前記コアの周りに配置されシリカを含む層とを含み、
    前記複数のカプセル化粒子は、
    (i)カプセル化粒子の第1の集団であって、前記コアが、
    (a)1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第1のオルガノポリシロキサン、及び
    (b)ヒドロシリル化触媒、
    を含む、カプセル化粒子の第1の集団と、
    (ii)カプセル化粒子の第2の集団であって、前記コアが、
    (c)1分子当たり平均2個よりも多いケイ素結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンシロキサン、及び
    (d)前記(a)の第1のオルガノポリシロキサンと同じ又は異なる、1分子当たり少なくとも2個のケイ素結合アルケニル基を有する第2のオルガノポリシロキサン、
    含む、カプセル化粒子の第2の集団と、
    を含む、複数のカプセル化粒子と、
    C.前記分散体の総重量に対して0.1〜20重量%の活性剤であって、前記複数のカプセル化粒子とは独立して水中に分散した活性剤と、
    を含む、
    フィルムの形成方法。
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