JP2014507600A - 自由流れポンプ - Google Patents

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Abstract

自由流れポンプが、羽根車11、22、33の中央で突出するハブ本体12、23の前面14、5 24、及びハブ本体12、23の前面14、24より深く配置され、最大の深さでは羽根車の外周部に達する円板表面18、28によって構成された羽根車基部有する羽根車11、22、33を備える。円板表面18、28は、内側端部でハブ本体12、23に隣接し、内側端部から羽根車11、22、33の外周部に延在する開いた羽根前面20、30、35を備える羽根19、29、34を装備する。羽根車11、22、33の前での材料の堆積を回避するために、羽根車基部が、少なくともその半径の内側の3分の1の範囲内で、羽根前面20、30、35の内側端部に対して、羽根前面20、30、35の内側端部と円板表面18、28の最大の深さとの間の高さの差Hの最大でも6分の1より深く配置されないことが示唆される。

Description

本発明は、ポンプ送りされた液体に含まれる固体のための自由通路が入口と羽根車出口の間に生じる様式で入口から間隔を置いて配置された羽根車を有する自由流れポンプであって、羽根車は、羽根車の中央で突出するハブ本体の前面、及びハブ本体の前面より深く配置され、最大の深さでは羽根車の外周部に達する円板表面によって構成された羽根車基部を備え、円板表面は、内側端部でハブ本体に隣接し、内側端部から羽根車の外周部に延在する開いた羽根前面を備える羽根を装備する、自由流れポンプに関する。
本発明の出願人の欧州特許出願公開第0 081 456号によって知られる、この種類の自由流れポンプは、特に固形物によって汚染された廃水でしばしば用いられる。そのようなポンプでは、羽根車とポンプ入口の間の距離は、入口と羽根車出口の間に自由流れ空間が形成されるように選択され、その自由流れ空間は、おそらくポンプ送りされることができる所定の最大球径の球体のための通路を構成し、それによってポンプ送りされた液体の固体成分による詰りの危険を防止する。
しかし実際には、繊維又は糸、或いは2次元的且つ軟質の材料から構成されるその他の固体からなる、特に組織又は編み地の材料が、羽根車の前部表面に蓄積し、羽根のない空間を通る所望の障害物のない通路をふさぐ傾向にあることがしばしば判明している。より具体的には、そのような材料の短期的、又はさらには永久的な堆積が、羽根車の中央領域で観察されてきた。羽根車の表面の前方でこのように材料が堆積すると、揚程及び効率の望ましくない低下が起こり、又はまず流量が低下し、最終的にはポンプが全体的に詰まることになる。
欧州特許出願公開第0 081 456号
本発明の目的は、序論で示した種類の自由流れポンプを開発し、それによって羽根車の回転表面の前方の2次元材料の堆積を防止し、妨害のないポンプ送り動作を確実にすることである。
この目的は、請求項1の自由流れポンプによって達成される。従属請求項は、好ましい実施例を定義する。
したがって、本発明によれば、自由流れポンプが示唆され、羽根車基部が、少なくともその半径の内側の3分の1の範囲内で、羽根前面の内側端部に対して、羽根前面の内側端部と円板表面の最大の深さとの間の高さの差の、最大でも6分の1より深く配置されない。
驚くべきことに、本発明の文脈では、このようにして生じる羽根車の中央領域での吸引効果の低下と、それによって生じるこの中央領域の周囲の流路の拡大によって、羽根車の前部表面全体にわたって前述の2次元材料の堆積を著しく減少させ、又は完全に防止することも可能であると判明した。
羽根車の構造は、多くの用途において自由流れポンプの詰りのない動作を確実にするために、ポンプ効率の低下を可能な限り低く保つことができるように最適化されることが好ましい。本発明によれば、この点において、円板表面がその最大の深さで羽根車の外周部に達することが必要であることが判明している。このようにして、流れ空間での有用な流れ及び渦流の加速を生成するために必要な圧力の増加を非常に高く保つことができ、したがって自由流れポンプの詰りのない動作の間に比較的高い揚程を達成することができる。
羽根チャネルの入口領域にある2次元的且つ軟質の材料の堆積をさらに減少させるために、羽根車基部が、少なくともその半径の内側の2分の1の範囲内で、羽根前面の内側端部に対して、羽根前面の内側端部と円板表面の最大の深さとの間の高さの差の、最大でも3分の2より深く配置されないことが好ましいことが示唆されている。より好ましくは、羽根車基部は羽根前面の内側端部に対するこの高さの差の、最大でも2分の1より深く配置されない。
非常に高いポンプ効率を維持するために、羽根車の半径の中間の3分の1の範囲内での円板表面の高さの差は、羽根前面の内側端部と円板表面の最大の深さとの間の高さの差の、好ましくは2分の1より大きく、より好ましくは3分の2より大きい。
羽根車を通る効果的な流れは、円板表面が外周部に向かって連続的に傾斜する表面部分を備えることで達成され得る。
好ましくは、この表面部分は、羽根車の半径の少なくとも3分の1、より好ましくは少なくとも2分の1にわたって延在する。最も好ましくは、連続的に傾斜する表面部分は、羽根車の半径の少なくとも3分の2にわたって延在する。そのような羽根車の幾何学的形状により、多くの用途に対して十分であるポンプ効率と、羽根車の表面の前方の2次元材料の望ましくない堆積の防止とを有利に組み合わせることができる。本発明の有利な実施例では、連続的に傾斜する表面部分は、羽根車の外周部に達する。
別法では、円板表面は、羽根車の半径の最大で外側の3分の2にわたって延在し、好ましくは羽根車の半径の最大で外側の2分の1にわたって延在する基本的に平坦な表面部分を含んでもよい。この場合に、平坦な円板表面は、たとえばハブ本体の前面に高さの急激な上昇に沿って直接的に隣接することができる。したがって、たとえば、円板表面は、その半径の中間の3分の1の範囲内で実質的に段になった傾斜を示してもよい。
本発明による羽根車の別の有利な実施例は、円板表面が、ハブ本体の前面に湾曲した表面部分に沿って連続的に隣接することを含んでもよい。湾曲は、羽根車の入口領域での2次元材料の堆積の防止に貢献することができる。特に、凸形状の湾曲を利用することができる。この点で、開いた羽根前面は、ハブ本体にその前面の領域で隣接することができることがさらに有用であり得る。さらに、この点で、ハブ本体の前面が実質的に平坦な構成を有することが有利であり得る。しかし、前面で表面がより急傾斜になった形状を企図することもできる。
揚程と流量の間の関数依存性を特徴づけるHQ特性を最適にするために、羽根車の外周部に向かう羽根前面の形状が湾曲していることが有利であり得る。
本発明の別の有利な実施例によれば、少なくとも2つの羽根の高さは、羽根車の外周部に向かって増加する。この様式では、径方向に羽根車を出るポンプ送りされた液体に加わる力が増加するので、このことはポンプ効率の増加に貢献し得る。
本発明のさらなる特性及び利点を例示する図面を参照して、好ましい実施例によって、本発明を以下により詳細に説明される。図面、明細書、及び特許請求の範囲は、多くの特徴を組み合わせて含み、当業者もその特徴をさらに適切な組み合わせで別個に企図し、使用することもできる。
第1の実施例による自由流れポンプを通る子午線断面図である。 図1に示す自由流れポンプのIIによる羽根車の正面図である。 図1に示す自由流れポンプのIIIによる羽根車の断面図である。 第2の実施例による自由流れポンプを通る子午線断面図である。 図4に示す自由流れポンプのVによる羽根車の正面図である。 図4に示す自由流れポンプのVIによる羽根車の断面図である。 第3の実施例による自由流れポンプを通る子午線断面図である。 図7に示す自由流れポンプのVIIIによる羽根車の正面図である。 図7に示す自由流れポンプのIXによる羽根車の断面図である。
図1に示す自由流れポンプ1は、正面の入口開口3及び横方向に配置された出口開口4を有するポンプ筐体2を備える。ポンプ筐体2は、羽根車室6を取り囲む。
羽根車室6の中には、ポンプ送りされた液体に含まれる固体に対する自由通路7が、出口開口4に向かって生じるように、入口開口3から距離を置いて羽根車11が配置される。羽根車11は、ハブ本体12を有し、ハブ本体12の中にシャフト8が固定されている。シャフト8は、長手方向軸線5に沿ってポンプ筐体2の後方部分へ延在し、そこで図示されない駆動部に接続される。
ハブ本体12は、前方プレート25を含み、前方プレート25の自由表面24は、ハブ本体12の前面14の中央部分を形成する。前方プレート25の表面24は、実質的に平坦な形状を有する。前方プレート25は、ねじ9を受け入れるための中央孔部と、穏やかに丸みを帯びた縁部とを有し、穏やかに丸みを帯びた縁部に、ハブ本体12の平坦な正面表面部分13が、径方向外側に続く。したがって、ハブ本体12の前面14は、実質的に平坦な全体形状を有し、羽根車11の全半径の3分の1をわずかに越えて延在する。
ハブ本体12の前面14は、ハブ本体12の外壁15に切り立って接続し、外壁15と段を形成する。ハブ本体12の前面14に隣接するこの表面部分15は、羽根車の深さの2分の1にわたってポンプ筐体2の長手方向軸線5に対して実質的に平行に延在し、次いで凹形状に湾曲した部分16が続く。
ハブ本体12の凹形状に湾曲した表面部分16は、ほぼ羽根車11の半径の中間の3分の1にわたって延在し、次いでハブ本体12の前面14に対して最大の深さに達する。この点で、凹形状に湾曲した部分16に、平坦な表面部分17が続き、平坦な表面部分17はポンプ筐体2の長手方向軸線5に実質的に垂直に延在する。この平坦な部分17は、羽根車11の半径の外側の3分の1の全体にわたって延在し、羽根車11の外周部に達する。
表面部分15〜17によって形成された円板表面18は、羽根19を装備する。羽根19は、長手方向軸線5に実質的に平行なハブ本体12の部分15に隣接するその内側端部から、羽根車11の外周部へそれぞれ延在する。羽根19は、実質的に高さが一定であるという特徴を有する。羽根19の高さHは、平坦な表面部分17と、ハブ本体12の前面14と外壁15の間の切り立った合流点との間の高さの差Hnに等しく、又はわずかに小さい。
図2は、羽根車11の羽根車基部を構成する、ハブ本体12の前面14、及び、周囲を囲む円板表面18の上面図を示す。12個の羽根19が、等間隔で円板表面18の周りに配置されている。羽根19の開いた羽根前面20は、ハブ本体12の前面14と円板表面18の間の合流点に隣接する。そこから、羽根前面20は、厚さを一定に保ちながら湾曲した形状で羽根車11の外周部に延在する。羽根19の湾曲の方向は、羽根車1の回転方向Rと反対になっている。
図3は、図1の断面IIIによる羽根車11の断面図を示す。これは、羽根前面20の内側端部と円板表面18の最大の深さとの間の高さの差Hの2分の1に沿った、羽根車11を通る断面に相当し、その高さの差は、入口側に最も近い羽根前面20の内側端部の表面部分からのその距離によって測定される。図3からわかるように、羽根車11のこの深さ範囲では、円板表面18は、羽根車11の半径の中間の3分の1に配置されたハブ本体12の表面部分15と同じ高さにある。
上記に説明された自由流れポンプ1は、たとえば布片等で汚染された、ポンプ送りする液体が羽根車室6に詰まることなく通ることができるようにする。2次元材料が羽根車11の前面に堆積する傾向は、説明された羽根車11の幾何学的形状によって効果的に防止され得る。
図4に、第2の実施例による自由流れポンプ21を示す。図1に示す自由流れポンプ1と同様に設計された構成要素は、同じ参照番号で示されている。上記に説明した自由流れポンプ1と比較した自由流れポンプ21の本質的な違いは、その羽根車22の異なる幾何学的形状にある。一方で、この羽根車の幾何学的形状により、2次元材料によって羽根車室6が詰まるのを回避できるようにもなり、他方で、自由流れポンプ21の効率の損失を多くの用途に対して十分に小さく保つことができる。特に、以下の構造的な対策が施される。
羽根車22は、前面24が羽根車22のほぼ半径の3分の1にわたって延在するハブ本体23を有する。ハブ本体23の前面24は、ハブ本体23の外壁の周囲を囲む凸形状の湾曲26と連続的な合流点を形成する前方プレート25の自由表面によって実質的に構成されている。前方プレート25の自由表面は、ねじ9を受け入れるための中央孔部を備える平坦な中間表面部分と、ハブ本体23の外壁の凸形状の湾曲26が隣接する、穏やかに丸みを帯びた外側テーパ部とからなる。平坦な中間の表面部分は、前方プレート25の半径の3分の2を越えて延在する。
ハブ本体23の前面24の周りの円板表面28は、羽根車22の半径の外側の3分の2にわたって延在する。円板表面28は、凸形状に湾曲した表面部分26と、隣接する凹形状に湾曲した表面部分27とからなり、その両方がハブ本体23の外壁に沿って延在する。凸形状に湾曲した表面部分26は、ここで円板表面28の半径の約7分の1にしか相当しない。
円板表面28は、開いた羽根前面30を備える羽根29を装備する。羽根前面30は、その凸形状に湾曲した合流点26の領域で円板表面28とハブ本体23の前面24に隣接する。そこから、羽根29が羽根車22の外周部まで延在する。羽根29は、高さが一定であるという特徴を示し、その高さHは、羽根車22の外周部での凹形状に湾曲した表面部分27と、円板表面28に対する凸形状に湾曲した合流点26との間の高さの差に実質的に相当する。
円板表面28の最大の深さは、入口側に最も近い羽根前面30の内側端部の表面部分からの最大の高さの差Hと等しい。したがって、円板表面28は、その外周部に沿ってのみ、その最大の深さに達し、凹形状に湾曲した表面部分27は羽根車22の外周部に達する。
したがって、全体的にハブ本体23の前面24及び周囲を囲む円板表面28によって構成された羽根車22の羽根車基部は、内側の径方向の3分の1では、ハブ本体23の前面24のみからなる。したがって、この領域での羽根車基部の高さの変化は、実質的に前方プレート25の高さの特徴と一致し、前方プレート25はその外側縁部領域では、高さの差Hと比べてわずかな高さの差しか示さない。
図5は、羽根車基部を形成する、ハブ本体23の前面24、及び、周囲を囲む円板表面28の上面図を示す。12個の羽根29が、等間隔で円板表面28の周りに配置されている。ハブ本体23の前面24と円板表面28の間の合流点から始まり、羽根29は羽根車22の外周部に延在する。羽根29の羽根前面30は、湾曲した形状を示す。
図6は、図4の断面VIによる羽根車22の断面図を示す。これは、羽根前面20の内側端部と円板表面28の最大の深さとの間の羽根前面20の内側端部に対する高さの差の2分の1に沿った、羽根車22を通る断面に相当する。図6からわかるように、この深さ範囲では、円板表面28は、羽根車22の凹形状に湾曲した表面部分27の範囲内で羽根車22の半径の中間にある。
図7に、第3の実施例による自由流れポンプ32が示される。図1及び図4に示す自由流れポンプ1、21と同様に設計された構成要素は、同じ参照番号によって示されている。自由流れポンプ21は、実質的に上記に説明した自由流れポンプ21に相当するが、羽根車22の羽根の幾何学的形状がポンプ効率を向上させるために修正されている点で異なっている。
一定の高さの羽根29に加えて、自由流れポンプ32の羽根車33は、可変の高さの羽根34をさらに備える。それらの内側端部において、可変の高さの羽根34の開いた羽根前面35は、円板表面28とのその凸形状に湾曲した合流点26の領域でハブ本体23の前面24にも隣接する。そこから、羽根34は、高さが連続的に増加しながら羽根車33の外周部に延在する。羽根34の最大の高さの増加36は、羽根車33の半径の外側の3分の1にある。そこから羽根車33の外周部に向かって、羽根34の高さの増加は減少し、その後その高さは羽根車33の半径の外側の10分の1にわたって実質的に一定を保つ。
したがって、羽根34の高さは、羽根車基部の半径の内側の2分の1にわたって実質的に一定を保つ。次いで、羽根車基部の半径の外側の2分の1において、その後急激に高さが増加し、そこでは、羽根34の高さは、ハブ本体25の前面24に対して円板表面28の最大の深さの約4分の1増加する。このようにして、ポンプ送りされた液体に含まれる2次元材料に起因する不利な詰りの特性を許容する必要なく揚程の増加及びポンプ効率が達成される。
図8は、羽根車33の上面図を示す。円板表面28の周りに、3個の可変の高さの羽根34が等間隔で配置され、それらの中間に3個の一定の高さの羽根29がある。可変の高さの羽根34の自由な羽根前面35は、特に隣り合う羽根29及びその湾曲した形状に対する相対的距離に関して、一定の高さの羽根29の羽根前面30と実質的に同じ形状特性を有する。
それらの間の一定の高さの羽根29の配列は、羽根車の回転中にポンプ送りされた液体内のより大きな固体が通過するための自由通路7の開口を一時的に確保する目的に役立つ。
図9は、図7の断面IXによる羽根車33の断面図を示す。これは、羽根前面30、35の内側端部と円板表面28の最大の深さとの間の高さの差Hの2分の1に沿って羽根車33を通る断面に相当する。図6から図9の比較からわかるように、この断面は図4に示す自由流れポンプ21の羽根車22を通る、同等の断面VIと同様である。
上記の説明から、特許請求の範囲によってのみ定義される本発明の保護の範囲を離れることなく、本発明による自由流れポンプの多くの変更形態が当業者には明らかになる。

Claims (10)

  1. 入口(3)と羽根車出口の間にポンプ送りされた液体に含まれる固体のための自由通路(7)が生じる様式で前記入口(3)から間隔を置いて配置された羽根車(11、22、33)を有する自由流れポンプであって、前記羽根車が、前記羽根車(11、22、33)の中央で突出するハブ本体(12、23)の前面(14、24)、及び前記ハブ本体(12、23)の前記前面(14、24)より深く配置され、最大の深さでは前記羽根車(11、22、33)の外周部に達する円板表面(18、28)によって構成された羽根車基部を備え、前記円板表面(18、28)は、内側端部で前記ハブ本体(12、23)に隣接し、内側端部から前記羽根車(11、22、33)の前記外周部に延在する開いた羽根前面(20、30、35)を備える羽根(19、29、34)を装備する自由流れポンプにおいて、前記羽根車基部が、少なくともその半径の内側の3分の1の範囲内で、前記羽根前面(20、30、35)の前記内側端部に対して、前記羽根前面(20、30、35)の前記内側端部と前記円板表面(18、28)の前記最大の深さとの間の高さの差(H)の最大でも6分の1より深く配置されないことを特徴とする、自由流れポンプ。
  2. 前記羽根車基部が、少なくともその半径の内側の2分の1の範囲内で、前記羽根前面(20、30、35)の前記内側端部に対して、前記羽根前面(20、30、35)の前記内側端部と前記円板表面(18、28)の前記最大の深さとの間の前記高さの差(H)の最大でも3分の2、好ましくは最大でも2分の1より深く配置されないことを特徴とする、請求項1に記載の自由流れポンプ。
  3. 前記円板表面(18、28)が前記羽根車(11、22、33)の前記外周部に向かって連続的に傾斜する表面部分(15、16、26、27)を備え、前記表面部分(15、16、26、27)が、前記羽根車(11、22、33)の半径の、少なくとも3分の1、好ましくは2分の1にわたって延在することを特徴とする、請求項1又は2に記載の自由流れポンプ。
  4. 前記円板表面(18、28)が、湾曲した表面部分(26)に沿った前記ハブ本体(12、23)の前記前面(14、24)に連続的に接続することを特徴とする、請求項1から3のうちの少なくとも一項に記載の自由流れポンプ。
  5. 前記羽根前面(20、30、35)が、前記ハブ本体(12、23)にその前面(14、24)で隣接することを特徴とする、請求項1から4のうちの少なくとも一項に記載の自由流れポンプ。
  6. 少なくとも2つの羽根(19、29、34)の高さが、前記羽根車(11、22、33)の前記外周部に向かって増加することを特徴とする、請求項1から5のうちの少なくとも一項に記載の自由流れポンプ。
  7. 前記羽根前面(20、30、35)が、湾曲した形状を有することを特徴とする、請求項1から6のうちの少なくとも一項に記載の自由流れポンプ。
  8. 前記ハブ本体(12、23)の前記前面(14、24)が、実質的に平坦な形状を有することを特徴とする、請求項1から7のうちの少なくとも一項に記載の自由流れポンプ。
  9. 前記羽根車(11、22、33)の半径の中間の3分の1の範囲内で、前記円板表面(18、28)の高さの差が、前記羽根前面(20、30、35)の前記内側端部と前記円板表面(18、28)の前記最大の深さとの間の前記高さの差(H)の2分の1より大きいことを特徴とする、請求項1から8のうちの少なくとも一項に記載の自由流れポンプ。
  10. 前記羽根車(11、22、33)の半径の中間の3分の1の範囲内で、前記円板表面(18、28)が実質的に段形状の傾斜を示すことを特徴とする、請求項1から9のうちの少なくとも一項に記載の自由流れポンプ。
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