JP2014507461A - 増粘剤として非水溶性両親媒性共重合体を含有する化粧料製剤 - Google Patents
増粘剤として非水溶性両親媒性共重合体を含有する化粧料製剤 Download PDFInfo
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Abstract
本発明は、疎水性単量体およびポリアルキレングリコール単量体が共に豊富な櫛型構造の両親媒性共重合体を増粘剤として含有する、化粧料製剤に関する。これらの両親媒性共重合体は水中に固体粒子を分散させた形態で存在し、これら両親媒性共重合体の重量平均のモル質量はおよそ数百万グラム/molである。両親媒性共重合体はいったん塩類に変換された後、水溶性の特性を得て、これらの両親媒性共重合体を含有する化粧料製剤を、特にpH5から7にて効率的に濃化できるようになる。このため、化粧料製剤は、特にメーキャップおよびボディケア製品などのように、皮膚への塗布に非常に適したものとなっている。
Description
本発明は、疎水性単量体およびポリアルキレングリコール単量体が共に豊富な櫛型構造の両親媒性共重合体を増粘剤として含有する、化粧料製剤に関する。これらの両親媒性共重合体は水中に固体粒子を分散させた形態で存在し、これら両親媒性共重合体の重量平均のモル質量はおよそ数百万グラム/molである。両親媒性共重合体はいったん塩類に変換された後、水溶性の特性を得て、これらの両親媒性共重合体を含有する化粧料製剤を、特にpH5から7にて効率的に濃化できるようになる。このため、化粧料製剤は、特にメーキャップおよびボディケア製品などのように、皮膚への塗布に非常に適したものとなっている。
化粧料製剤の多くは、水および非水相が大部分を占めており、特に油、ワックス、界面活性剤、溶媒、または他の賦形剤を基剤とする。これらは、クリーム、起泡剤、メーキャップ製品などを包含し、皮膚への塗布を目的とするという意味で、皮膚に塗布される化粧料製剤という表現で呼ばれる場合もある。当然、この種の製剤を濃化する試みは、皮膚のpHに対応したpH範囲、例えば5から7の値、好ましくは5から6.5、極めて好ましくは5.5から6で行われる。
この問題に対する技術的解決策は幾つかあり、4つのカテゴリに分類できる。高分子量重合体を粉末の形態で実装することによるもの、水中に重合体粒子を直接的に溶かしたエマルジョンのアクリル重合体に基づくいわゆる「酸性に戻す(back acid)」技術によるもの、他の重合体を常に直接エマルジョンの形態で実装することによるもの、そして最後に、油中水型エマルジョンを使用することによるものである。
最初のカテゴリでは、少なくとも1種のエステル化単量体と共重合されており、かつ炭素原子数8から30の疎水基で終端している、強力な遊離酸作用を有する少なくとも1種の単量体を主成分とする高分子量重合体を含む、局所用化粧料組成物について記述した文献EP1138703A1を参照できる。上記重合体は固体形態の乳化重合体であり、水中に分散可能なため、本重合体を含んでいる組成物は特にpH値5付近にて濃化可能になる。
ただし、これらの重合体にはパウダーを使用するため、搬送およびクリーニングが面倒であるうえ、製品の粉末状、刺激性および粒状特性に関連した危険を伴うといった不利益を招く。加えて、これらの重合体を濃化するには、界面活性剤を導入して媒質に溶解させなければならない。これらの界面活性剤は、製剤の複雑さを増大させる付加的な製剤添加剤であり、上記製剤中に既に含有されている界面活性剤と相互作用し得るため、時には、不利な作用(相分離、残留不溶物の形成を含む。)を生じることがある。
また、文献WO01/76552に記載されている、いわゆる酸性に戻す(back−acid)技術も知られている。これは、界面活性剤および膨張性アクリルアルカリ共重合体を水性媒質に導入する工程からなる方法であり、後者は、自らのカルボン酸基が中和されると濃化作用をもたらし、次いで三次元網状結合を生じ、水相の粘度を増加させる。このような作用は、pH範囲6付近で誘発され得る。界面活性剤の役割は、pHが低下した場合にも濃化作用を維持することにある。
疎水性単量体の存在に基づいて、関連した機序が上記機序に追加され得る。このことは、同様に酸性pH製剤の濃化を意図した文献WO03/62288に記述されている。同じことは、文献US4529773A1に当てはまる。従って、酸性に戻す(back−acid)手法の場合と同様、界面活性剤が付加生成物の形態で存在することは必然的であり、結果として、既に言及した不利益を招く。
また、エマルジョンにおける他の重合体の実装に関して記述した幾つかの数の文献も知られている。よって、文献EP0824914B1は、カチオン性アミノ単量体を含有する重合体について記述している。所望の濃化作用は、酸性pHにてカチオン性アミノ単量体のイオン化を介して得られる。文献WO2004/024779において提議されている重合体のカチオン性は、アミノ置換ビニル単量体によって提供される。ここでは酸性pHの水性媒質を濃化する工程もまた遂行されている。しかしながら、水生の野生生物に対するカチオン重合体の毒性は周知であるにもかかわらず、残念なことに現在では、このカチオン重合体がライフサイクルの最後に生活排水系を経て河川および支流に排出されていることが判明している。
最後に、WO2004063228A1およびGB2422605A1に開示されているように、油中水型エマルジョンおよびこれら油中水型エマルジョンの増粘剤としての用途は化粧料の分野において公知である。それでもやはり、これらの構造の安定性を確保するには、界面活性剤および溶媒が存在していなければならず、この場合、前述した不利益を招く。
また、出願人は、先行技術の手法の不利益の影響を低減しながら、水性組成物を特にpH濃度7以下で濃化することを意図して研究を続け、元の構造を使用して濃化方法を策定した。これらは、櫛型構造に(メタ)アクリルスケルトンを有する非水溶性の共重合体であり、側鎖がグラフトしており、この側鎖内には少なくとも1種のスチレン型疎水性単量体もしくはこの誘導体、または炭素数1から4の(メタ)アクリル酸エステル、および少なくとも1つのヒドロキシ単量体またはメトキシポリアルキレングリコール単量体が含まれている。
共単量体の濃度は、これらの共重合体が両親媒性になるような濃度であり、疎水性単量体および単量体ポリアルキレングリコールの両方が豊富である。これらの共重合体は水中に固体粒子を分散させた形態で存在し、重量平均のモル質量が1,000,000から15,000,000g/molである。これらの重合体はいったん塩類に転換された後、水に溶解しやすくなる。これらの重合体が最初に言及されたのは、未公開の仏国特許出願(FR1056658およびFR1056659)においてであった。これらの構造は、従来の重合方法で公知の反応開始剤を使用して得られる(例えば、文献EP1981920A1およびEP0819704A1を参照のこと。)。
これらの共重合体を使用すれば、皮膚への塗布を意図した水相および非水相を含んでなる化粧料製剤を含む水性製剤を、pH7未満で効率的に濃化できる。
また、本発明の第1の目的は、水相および非水性を含む化粧料製剤にある。本化粧料製剤は少なくとも1種の両親媒性非水溶性櫛型共重合体を含むことを特徴とし、この両親媒性非水溶性櫛型共重合体は、重量%で表される各共単量体:
a)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rがメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’がヒドロキシ基またはメトキシ基を示す。)
を有する少なくとも1種のヒドロキシ単量体および/またはメトキシポリアルキレングリコール単量体30%から60%と、
b)スチレンおよびパラ−tert−ブチルスチレン(paratertiobutylstyrene)、およびエステル基上に1から4個の炭素原子を有する(メタ)アクリル酸のエステルから選択される少なくとも1種の疎水性単量体20%から60%と、
c)アクリル酸および/またはメタクリル酸である少なくとも1種の単量体0.1%から10%と、
d)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rが重合性官能基、好ましくはメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’が炭素原子数8から36の直鎖状または分岐状のアルキル基もしくはアリール基もしくはアルキルアリール基を示す。)
を有する会合性単量体0から15%と、
e)少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する単量体0から5%と、
から構成され、a)、b)、c)、d)およびe)のパーセンテージの合計は100%に等しい。
a)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rがメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’がヒドロキシ基またはメトキシ基を示す。)
を有する少なくとも1種のヒドロキシ単量体および/またはメトキシポリアルキレングリコール単量体30%から60%と、
b)スチレンおよびパラ−tert−ブチルスチレン(paratertiobutylstyrene)、およびエステル基上に1から4個の炭素原子を有する(メタ)アクリル酸のエステルから選択される少なくとも1種の疎水性単量体20%から60%と、
c)アクリル酸および/またはメタクリル酸である少なくとも1種の単量体0.1%から10%と、
d)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rが重合性官能基、好ましくはメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’が炭素原子数8から36の直鎖状または分岐状のアルキル基もしくはアリール基もしくはアルキルアリール基を示す。)
を有する会合性単量体0から15%と、
e)少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する単量体0から5%と、
から構成され、a)、b)、c)、d)およびe)のパーセンテージの合計は100%に等しい。
この製剤はまた、GPCで定量された上記共重合体の重量平均のモル質量が1,000,000から15,000,000g/mol、好ましくは1,000,000から6,000,000g/molであることで特徴付けられる。文献WO07/069037A1に記載されている測定技術を参照されたい。
上記共重合体は、従来のフリーラジカル共重合という公知の手法によって、公知の開始剤および移転剤の存在下で、溶液、直接エマルジョン、逆エマルジョン、懸濁液、もしくは沈澱を含む好適な溶媒にて得られるか、または制御されたラジカル重合方法、例えば、可逆的付加開裂連鎖移動(RAFT)と呼ばれる手法によって、原子移動ラジカル重合(ATRP)として知られる手法によって、ニトロキシド媒介重合(NMP)として知られる手法によって、またはコバロキシム媒介フリーラジカル共重合と呼ばれる手法によって得られる。
この共重合体は、酸で得られ、蒸留形態で得られることもあり得る。また、好適にはナトリウムおよびカリウムの水酸化物、ならびにこれらの混合物から選択される1種以上の中和剤を介して、部分的にまたは完全に中和することもできる。
この製剤はまた、含有率が
a)水相の総重量を基準として重量基準で10から99.9%、好ましくは15から99.5%、より好ましくは20から90%、更により好ましくは50から70%であり、
b)非水相の総重量を基準として重量基準で0.1から90%、好ましくは0.5から85%、より好ましくは10から80%、更により好ましくは30から50%であり、
a)およびb)の合計が100%に等しいことを特徴とする。
a)水相の総重量を基準として重量基準で10から99.9%、好ましくは15から99.5%、より好ましくは20から90%、更により好ましくは50から70%であり、
b)非水相の総重量を基準として重量基準で0.1から90%、好ましくは0.5から85%、より好ましくは10から80%、更により好ましくは30から50%であり、
a)およびb)の合計が100%に等しいことを特徴とする。
この製剤はまた、上記両親媒性櫛型共重合体の総重量を基準として乾燥重量基準で0.05から10%、好ましくは0.05から5%、より好ましくは0.05から2%、更により好ましくは0.1%から1%ことを特徴とする。
この製剤はまた、非水相が、水に混和しない基体、室温(25℃)にて液体の脂肪、および/または室温にて固体の脂肪、例えば、ワックス、ペースト状の脂肪、ガム、ならびにこれらの混合物から構成されることで特徴付けられる。これらの脂肪は、動物由来、植物由来、鉱物由来、または合成由来であってもよい。加えて、水相は親油性有機溶媒を含有していてもよい。
この製剤はまた、化粧料組成物中に一般的に用いられる特定の相、顔料、および/または真珠層および/または充填剤中に含有され得ることで特徴付けられる。
この製剤はまた、当業者に周知の水溶性染料または脂溶性染料のなかから選択される他の彩色材料を含有し得ることで特徴付けられる。
この製剤はまた、膜形成性重合体である付加重合体を含有し得ることで特徴付けられる。本発明によれば、「膜形成性重合体」は、単独で、または被膜形成(filmification)補助剤の存在下で、連続した粘着性の被膜を、ケラチン材料を含めた支持体上に形成する能力のある重合体を意味する。
この製剤はまた、少なくとも1種の表面活性剤、または乳化剤を含有し得ることで特徴付けられる。
最後に、この製剤はまた、ビタミン、香料、真珠光沢剤(nacrating agents)、ゲル化剤、微量要素、軟化剤、歩留り改良剤、アルカリ化剤もしくは酸性化剤、保存料、ソーラーフィルター、酸化防止剤、抗脱毛剤、フケ防止剤、噴射剤、セラミド、起泡剤、緩和剤、湿潤剤、テクスチャ剤、光沢剤、抗老化剤、保湿剤、抗ストレス薬および/または無痛化薬、皮膚保護剤、またはこれらの混合物などのような化粧品中に一般的に使用される原料を含有し得ることで特徴付けられる。
本発明の第2の目的は、重量%で表される各共単量体:
a)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rがメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’がヒドロキシ基またはメトキシ基を示す。)
を有する少なくとも1種のヒドロキシ単量体および/またはメトキシポリアルキレングリコール単量体30%から60%と、
b)スチレンおよびパラ−tert−ブチルスチレン(paratertiobutylstyrene)、およびエステル基上に1から4個の炭素原子を有する(メタ)アクリル酸のエステルから選択される少なくとも1種の疎水性単量体20%から60%と、
c)アクリル酸および/またはメタクリル酸である少なくとも1種の単量体0.1%から10%と、
d)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rが重合性官能基、好ましくはメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’が炭素原子数8から36の直鎖状または分岐状のアルキル基もしくはアリール基もしくはアルキルアリール基を示す。)
を有する会合性単量体0から15%と、
e)少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する単量体0から5%と、
から構成され、a)、b)、c)、d)およびe)のパーセンテージの合計が100%に等しい、
少なくとも1種の非水溶性の両親媒性櫛型共重合体を、上述したような化粧料製剤中に上記製剤の濃化剤として使用することにある。
a)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rがメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’がヒドロキシ基またはメトキシ基を示す。)
を有する少なくとも1種のヒドロキシ単量体および/またはメトキシポリアルキレングリコール単量体30%から60%と、
b)スチレンおよびパラ−tert−ブチルスチレン(paratertiobutylstyrene)、およびエステル基上に1から4個の炭素原子を有する(メタ)アクリル酸のエステルから選択される少なくとも1種の疎水性単量体20%から60%と、
c)アクリル酸および/またはメタクリル酸である少なくとも1種の単量体0.1%から10%と、
d)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rが重合性官能基、好ましくはメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’が炭素原子数8から36の直鎖状または分岐状のアルキル基もしくはアリール基もしくはアルキルアリール基を示す。)
を有する会合性単量体0から15%と、
e)少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する単量体0から5%と、
から構成され、a)、b)、c)、d)およびe)のパーセンテージの合計が100%に等しい、
少なくとも1種の非水溶性の両親媒性櫛型共重合体を、上述したような化粧料製剤中に上記製剤の濃化剤として使用することにある。
この使用はまた、上記製剤のpHが7以下、好ましくは5から6.5、極めて好ましくは5.5から6であることで特徴付けられる。
本発明の最終的な目的は、少なくとも1種の非水溶性の両親媒性櫛型共重合体を導入して化粧料製剤を濃化するための方法にある。この非水溶性両親媒性櫛型共重合体は、重量%で表される各共単量体:
a)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rがメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’がヒドロキシ基またはメトキシ基を示す。)
を有する少なくとも1種のヒドロキシ単量体および/またはメトキシポリアルキレングリコール単量体30%から60%と、
b)スチレンおよびパラ−tert−ブチルスチレン(paratertiobutylstyrene)、およびエステル基上に1から4個の炭素原子を有する(メタ)アクリル酸のエステルから選択される少なくとも1種の疎水性単量体20%から60%と、
c)アクリル酸および/またはメタクリル酸である少なくとも1種の単量体0.1%から10%と、
d)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rが重合性官能基、好ましくはメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’が炭素原子数8から36の直鎖状または分岐状のアルキル基もしくはアリール基もしくはアルキルアリール基を示す。)
を有する会合性単量体0から15%と、
e)少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する単量体0から5%と、
から構成され、a)、b)、c)、d)およびe)のパーセンテージの合計は100%に等しい。
a)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rがメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’がヒドロキシ基またはメトキシ基を示す。)
を有する少なくとも1種のヒドロキシ単量体および/またはメトキシポリアルキレングリコール単量体30%から60%と、
b)スチレンおよびパラ−tert−ブチルスチレン(paratertiobutylstyrene)、およびエステル基上に1から4個の炭素原子を有する(メタ)アクリル酸のエステルから選択される少なくとも1種の疎水性単量体20%から60%と、
c)アクリル酸および/またはメタクリル酸である少なくとも1種の単量体0.1%から10%と、
d)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rが重合性官能基、好ましくはメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’が炭素原子数8から36の直鎖状または分岐状のアルキル基もしくはアリール基もしくはアルキルアリール基を示す。)
を有する会合性単量体0から15%と、
e)少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する単量体0から5%と、
から構成され、a)、b)、c)、d)およびe)のパーセンテージの合計は100%に等しい。
この方法はまた、上記製剤のpHが7以下、好ましくは5から6.5、極めて好ましくは5.5から6であることで特徴付けられる。
次の実施例は、本発明の範囲を制限することなしに本発明をよりよく理解する助けになるであろう。
[実施例1]
この実施例では、ボディ用栄養クリームである化粧料組成物のpH値5.5にて濃化を扱う。
この実施例では、ボディ用栄養クリームである化粧料組成物のpH値5.5にて濃化を扱う。
まず、次の2つの相、相Aおよび相Bで、製剤を調整する。
相A:
DC345(Dow(商標)Corning)(5.0g)
DC200/100CS(Dow(商標)Corning)(4.0g)
Emulium Delta(Gattefosse(商標))(3.0g)
MOD(Gattefosse(商標))(3.0g)
Labrafac CC(Gattefosse(商標))(3.0g)
IPP(Brenntag(商標))(3.0g)
Phenonip(Clariant(商標))(0.5g)
DC345(Dow(商標)Corning)(5.0g)
DC200/100CS(Dow(商標)Corning)(4.0g)
Emulium Delta(Gattefosse(商標))(3.0g)
MOD(Gattefosse(商標))(3.0g)
Labrafac CC(Gattefosse(商標))(3.0g)
IPP(Brenntag(商標))(3.0g)
Phenonip(Clariant(商標))(0.5g)
相B:
水(QS100g)
試験対象の濃化剤
各相はそれぞれの成分を撹拌下で混合することによって生成される。
水(QS100g)
試験対象の濃化剤
各相はそれぞれの成分を撹拌下で混合することによって生成される。
次いで、混合物Aを150mlのビーカー中で過熱せずに70℃で溶解する。
続いて、混合物Bを70℃まで加熱する。後者を混合物A中で(Ultra−Turax装置を使用して)6,000rpmにて2分間撹拌下で乳化する。水酸化ナトリウムを使用して製剤のpHを5.5に調節する。
続いて、室温になるまで冷却して放置しておくと製剤がクリーミーな外観になる。
表1に、試験を実施した本発明による共重合体の組成物(各共単量体の重量%)を示す。
凡例:
MAA:メタクリル酸
AA:アクリル酸
メタC22(EO)25:式R−(EO)m−(PO)n−R’を有する単量体、式中のRはメタクリレート官能基を示し、n=25、m=0であり、R’は炭素原子数22の直鎖状アルキル基である。
MAA:メタクリル酸
AA:アクリル酸
メタC22(EO)25:式R−(EO)m−(PO)n−R’を有する単量体、式中のRはメタクリレート官能基を示し、n=25、m=0であり、R’は炭素原子数22の直鎖状アルキル基である。
メタC20(EO)36:式R−(EO)m−(PO)n−R’を有する単量体、式中のRはメタクリレート官能基を示し、n=36、m=0であり、R’は炭素原子数20の直鎖状アルキル基である。
メタC32(EO)25:式R−(EO)m−(PO)n−R’を有する単量体、式中のRはメタクリレート官能基を示し、n=35、m=0であり、R’は炭素原子数32の直鎖状アルキル基である。
PEM3070:式R−(EO)m−(PO)n−R’を有する単量体、式中のRはメタクリレート官能基を示し、n=30、m=70であり、R’は水酸基である。
MAMPEG5000:式R−(EO)m−(PO)n−R’を有する単量体、式中のRはメタクリレート官能基を示し、n=114、m=0であり、R’はメトキシ基である。
EA:エチルアクリレート
p(tBu)Sty:パラ−tert−ブチルスチレン
PEM3070は、特許出願US6034208に記載されている技術に基づき、結果として得られる単量体である。
p(tBu)Sty:パラ−tert−ブチルスチレン
PEM3070は、特許出願US6034208に記載されている技術に基づき、結果として得られる単量体である。
MAMPEG5000は、Coatex(商標)社がNorsocryl(商標)405という名称で市販している。
試験番号1から9による各重合体は、上記製剤の総重量を基準として乾燥重量基準で0.7%の割合で上記製剤に導入される。
続いて、25℃で20RPMにおける製剤のブルックフィールド粘度を測定する。
試験番号10は、濃化剤を使用しない基準試験である。
結果を表2に示す。
濃化剤を使用しない場合、試験番号10による製剤は不安定になる。
試験番号10以外に関しては、本発明に従う重合体を使用すると、効率的な濃化が可能になる、即ち、市販の重合体(化粧料製剤)と同じ程度に5.5に等しいpHにて濃化できることが明らかであろう。
Claims (14)
- 水相と、非水相と、を含む化粧料製剤であって、少なくとも1種の両親媒性非水溶性櫛型共重合体を含有し、前記両親媒性非水溶性櫛型共重合体が、重量%で表される各共単量体:
a)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rがメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’がヒドロキシ基またはメトキシ基を示す。)
を有する少なくとも1種のヒドロキシ単量体および/またはメトキシポリアルキレングリコール単量体30%から60%と、
b)スチレンおよびパラ−tert−ブチルスチレン(paratertiobutylstyrene)、およびエステル基上に1から4個の炭素原子を有する(メタ)アクリル酸のエステルから選択される少なくとも1種の疎水性単量体20%から60%と、
c)アクリル酸および/またはメタクリル酸である少なくとも1種の単量体0.1%から10%と、
d)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rが重合性官能基、好ましくはメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’が炭素原子数8から36の直鎖状または分岐状のアルキル基もしくはアリール基もしくはアルキルアリール基を示す。)
を有する会合性単量体0から15%と、
e)少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する単量体0から5%と、
から構成され、a)、b)、c)、d)およびe)のパーセンテージの合計が100%に等しいことを特徴とする、化粧料製剤。 - GPCで定量された共重合体の重量平均のモル質量が1,000,000から15,000,000g/mol、好ましくは1,000,000から6,000,000g/molであることを特徴とする、請求項1に記載の製剤。
- 含有率が
a)水相の総重量を基準として重量基準で10から99.9%、好ましくは15から99.5%、更により好ましくは20から90%、更により好ましくは50から70%であり、
b)非水相の総重量を基準として重量基準で0.1から90%、好ましくは0.5から85%、より好ましくは10から80%、更により好ましくは30から50%であり、
a)およびb)の合計が100%に等しいことを特徴とする、請求項1または2のうちのいずれか一項に記載の製剤。 - 含有率が両親媒性櫛型共重合体の総重量を基準として乾燥重量基準で0.05から10%、好ましくは0.05から5%、より好ましくは0.05から2%、更により好ましくは0.1%から1%であることを特徴とする、請求項1から3のうちのいずれか一項に記載の製剤。
- 製剤の非水相が、水に混和しない基体、室温(25℃)にて液体の脂肪、および/または室温にて固体の脂肪、例えば、ワックス、ペースト状の脂肪、ガム、ならびにこれらの混合物から構成され、これらの脂肪が、動物由来、植物由来、鉱物由来、または合成由来であってもよく、加えて、水相が親油性有機溶媒を含有し得ることを特徴とする、請求項1から4のうちのいずれか一項に記載の製剤。
- 化粧料組成物中に一般的に使用される特定の相、顔料、および/または真珠層、および/または充填剤も含有し得ることを特徴とする、請求項1から5のうちのいずれか一項に記載の製剤。
- 水溶性または脂溶性の染料を含有し得ることを特徴とする、請求項1から6に記載の製剤。
- 膜形成性重合体を含有し得ることを特徴とする、請求項1または7のうちのいずれか一項に記載の製剤。
- 少なくとも1種の表面活性剤または乳化剤を含有し得ることを特徴とする、請求項1から8に記載の製剤。
- ビタミン、香料、真珠光沢剤(nacrating agents)、ゲル化剤、微量要素、軟化剤、歩留り改良剤、アルカリ化剤もしくは酸性化剤、保存料、ソーラーフィルター、酸化防止剤、抗脱毛剤、フケ防止剤、噴射剤、セラミド、起泡剤、緩和剤、湿潤剤、テクスチャ剤、光沢剤、抗老化剤、保湿剤、抗ストレス薬、および/もしくは無痛化薬、皮膚保護剤、またはこれらの混合物を含有し得ることを特徴とする、請求項1から9のうちのいずれか一項に記載の製剤。
- 請求項1から10のうちのいずれか一項に記載の化粧料製剤における、少なくとも1種の両親媒性非水溶性櫛型共重合体の使用であって、前記両親媒性非水溶性櫛型共重合体が、重量%で表される各共単量体:
a)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rがメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’がヒドロキシ基またはメトキシ基を示す。)
を有する少なくとも1種のヒドロキシ単量体および/またはメトキシポリアルキレングリコール単量体30%から60%と、
b)スチレンおよびパラ−tert−ブチルスチレン(paratertiobutylstyrene)、およびエステル基上に1から4個の炭素原子を有する(メタ)アクリル酸のエステルから選択される少なくとも1種の疎水性単量体20%から60%と、
c)アクリル酸および/またはメタクリル酸である少なくとも1種の単量体0.1%から10%と、
d)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rが重合性官能基、好ましくはメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’が炭素原子数8から36の直鎖状または分岐状のアルキル基もしくはアリール基もしくはアルキルアリール基を示す。)
を有する会合性単量体0から15%と、
e)少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する単量体0から5%と、
から構成され、a)、b)、c)、d)およびe)のパーセンテージの合計が100%に等しい、製剤の濃化剤としての使用。 - 製剤のpHが7以下、好ましくは5から6.5、極めて好ましくは5.5から6であることを特徴とする、請求項11に記載の使用。
- 少なくとも1種の両親媒性非水溶性櫛型共重合体を化粧料製剤に導入することによって、化粧料製剤を濃化するための方法であって、前記両親媒性非水溶性櫛型共重合体が、重量%で表される各共単量体:
a)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rがメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’がヒドロキシ基またはメトキシ基を示す。)
を有する少なくとも1種のヒドロキシ単量体および/またはメトキシポリアルキレングリコール単量体30%から60%と、
b)スチレンおよびパラ−tert−ブチルスチレン(paratertiobutylstyrene)、およびエステル基上に1から4個の炭素原子を有する(メタ)アクリル酸のエステルから選択される少なくとも1種の疎水性単量体20%から60%と、
c)アクリル酸および/またはメタクリル酸である少なくとも1種の単量体0.1%から10%と、
d)式R−(EO)m−(PO)n−R’(式中、
mおよびnが150以下の整数を示し、これらのうち少なくとも1つが非ゼロであり、
EOおよびPOがそれぞれエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを示し、
Rが重合性官能基、好ましくはメタクリレートまたはメタクリルウレタン官能基を示し、
R’が炭素原子数8から36の直鎖状または分岐状のアルキル基もしくはアリール基もしくはアルキルアリール基を示す。)
を有する会合性単量体0から15%と、
e)少なくとも2つのエチレン性不飽和基を有する単量体0から5%と、
から構成され、a)、b)、c)、d)およびe)のパーセンテージの合計が100%に等しい、方法。 - 製剤のpHが7以下、好ましくは5から6.5、極めて好ましくは5.5から6であることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
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