JP2014507437A - 関節及び/又は体位の安定性を高める組成物 - Google Patents

関節及び/又は体位の安定性を高める組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は関節の安定性又は体位の安定性を高めるために使用される組成物に関し、前記組成物は分枝鎖アミノ酸を含む。本発明はさらに、食物サプリメント又は関節及び/又は体位の不安定性の予防及び/又は治療用医薬の調製のための分枝鎖アミノ酸の使用に関する。

Description

本発明は関節の安定性又は体位の安定性を高めるために使用される組成物に関し、前記組成物は分枝鎖アミノ酸を含む。本発明はさらに、食物サプリメント又は関節及び/又は体位の不安定性の予防及び/又は治療用医薬の調製のための分枝鎖アミノ酸の使用に関する。
2008年にはドイツで8百万人が関節関連疾患(例えば変形性関節症(OA)、慢性関節リウマチ(RA)及び他のもの)に罹患した。
360,000人が関節交換を受け、それらの大半は股関節部及び膝に関係していた(新聞報道Endoprothetic clinic Ortenau (19.05.2010))関節交換は、損傷又は関節炎がある関節の痛みの緩和及び関節の可動範囲の回復のための通常は最後の選択である。
関節の痛みの低下及び関節の可動範囲の拡大のために、まず初めに運動、強化及びストレッチ技術が実施される。しかしながら、痛みの顕著な緩和及び可動性の改善が達成されない場合、生活機能を改善しさらに人々が身体的に活動的であることを可能にするために、関節交換は重要な考案である。
WHOによれば、身体的不活動は今や全世界で四番目の死亡率(全世界の死亡の6%に当たる)の主要リスク因子と認定される。身体的不活動性のレベルは、主として非伝染性疾患(NCD)が優勢となったことと全世界の住民の一般的健康状態との密接な関係により、多くの国々で上昇している(WHO Brochure, “GLOBAL recommendations on PHYSICAL ACTIVITY FOR HEALTH”2010)。
関節痛及び関節硬直が、人々が身体的に活動的であることを妨げることは明らかである。さらにまた、安定性の低下(弱さ)の認識は転ぶことの恐怖を高め、人々は身体的に活動的であることに自信を失う。
関節の安定性は可動性及び身体的活動性の前提条件である。関節の安定性は2つの骨の互いに対する置き換え又は亜脱臼の説明となり、関節安定性は測定することができる。亜脱臼は、脊椎骨が上部の1つ若しくは下部の1つ又は両方が脱臼より軽度に適切な並列関係を失った状態であり、脊椎骨が神経に触れ、精神的インパルスの伝達を妨げる。
関節の保全は靭帯だけに帰することはできないが、骨、関節嚢、靭帯、筋肉、腱及び感覚受容器、並びにそれらの脊髄系及び皮質系神経突起及び接続が調和して機能する協調的機能と考えるべきである。関節の生物機械的アラインメント不良はOA発症を助長し得る。
関節の不安定性は、損傷、置き換え又は脱臼を生じることなく通常範囲の衝撃及び運動に耐える関節の能力低下に該当する。多様な筋骨格系又は関節外構造(例えば骨、腱、靭帯、筋肉及び軟組織)が関与し得る。損なわれた関節内(関節嚢内)の完全性もまた関節の能力低下を助長し得る。
関節軟骨の主要な機械的機能の1つは、摩擦が少なく荷重に耐える表面として機能することである。これらの機械的荷重は軟骨の細胞外マトリックス(ECM)によって吸収され、続いてECMでそれら荷重は分散され、軟骨細胞に伝達される。関節表面のその固有の位置のために、関節軟骨は、ずれ、圧縮及び引っ張りを含む一連の静止力及び動的力を受ける。
軟骨細胞(軟骨構成成分の放出で特殊化された細胞)は、それらが受け取る機械刺激を感知してそれらを生化学的シグナルに変換し、これらシグナルは続いて、同化プロセス(マトリックスの構築)及び異化(マトリックスの分解)プロセスの両プロセスを指令及び媒介する。これらのプロセスは、マトリックスタンパク質(II型コラーゲン及びプロテオグリカン)、プロテアーゼ、プロテアーゼ阻害因子、転写因子、サイトカイン及び成長因子の合成を含む。恒常性は、荷重のタイプ、高い歪み速度(組織に損傷を引き起こし分解をもたらす)、マトリックス生成の低下とともにアポトーシスによっても影響を受ける。
関節の安定性の欠如は、軟骨の機械的荷重の不均衡をもたらし、それによって摩耗及び引裂きを増加させ得る。変形性関節症は軟骨の減少を特徴とする。
OA発症の主要原因は以下である:
−年齢、
−肥満、
−関節損傷又は関節の過剰使用
−職業性ストレス:作業時の反復性で単調な動き、及び
−不活動性。
不活動性は関節の劣化を助長する。関節内軟骨は拡散によってのみ養われ(血管の欠如のため)、これらの拡散プロセスは関節軟骨の圧縮及び屈曲によって支援される事実を考えれば、可動性の意味するところは明白である。
関節の安定性、特に膝の安定性は、通常ラックマン(Lachmann)試験によって評価される。試験では、参加者は仰向けに寝るように要求され膝を約30°曲げる(Torg J, Conrad W, Kalen V. Clinical diagnosis of anterior cruciate ligament instability in the athlete. Am J Sports Med 4: 84-93, 1976)。続いて試験者は大腿部を固定し、軸の回転を制限することなく脛骨に前方から力を加える。膝蓋骨に対する脛骨の反屈が測定され、その間、脚に体重の75%が課され30°に屈曲される。
上記に記載したように、身体的活動性を利用して、関節の安定性及び体位の不安定性を高めることができる。さらにまた、軟骨の消失を特に変形性関節症で低下させるために、軟骨保護剤(例えばグルコサミン及びコンドロイチン硫酸)が頻繁に用いられる。いくつかの研究が、ある程度の有益な効果をOAで確認したが、特に関節の安定性及び体位の不安定性を高めるために更なる治療薬の可能性が強く希求される。
驚くべきことに、少なくとも2つの分枝鎖アミノ酸の規則的な摂取(少なくとも2カ月間)が関節の安定性及び体位の安定性の増進をもたらし、それによって生活の質を高めることができることが本発明によって見出された。したがって、本発明は、関節の安定性及び/又は体位の安定性を高めるために用いられる組成物に関し、前記組成物は少なくとも2つの分枝鎖アミノ酸を含む。
シュタットガルト大学で開発された、機能的条件下で脛骨の置き換えを測定する高度な時間的及び位置的解析を示す装置の概要を示す。 関節の安定性における本発明の組成物の効果に関する二重盲検任意抽出プラセボ制御臨床試験の概要を示す。 関節の物理的緊張後の強度の低下に関する結果を示す。 物理的緊張の軟骨分解バイオマーカー対合成バイオマーカー比に関する結果を示す。
有利には、前記摂取は、L-ロイシンを分枝鎖アミノ酸のL-イソロイシン及びL-バリンの少なくとも1つと一緒に(例えばL-ロイシン及びL-イソロイシン又はL-ロイシン及びL-バリンのように)含む。したがって、本発明のある実施態様は、関節の安定性及び/又は体位の不安定性を高めるために用いられる組成物に関し、前記組成物は、L-ロイシン及び分枝鎖アミノ酸のL-イソロイシン及びL-バリンの少なくとも1つを含む。
有利には、組成物は、全分枝鎖アミノ酸の総重量を基準にして、約25から約80重量%、好ましくは約35から約75重量%、より好ましくは約45から約70重量%、もっとも好ましくは約64重量%の量でL-ロイシンを含む。したがって、本発明はさらに関節の安定性又は体位の安定性を高めるために用いられる組成物に関し、前記組成物で、L-ロイシンは全分枝鎖アミノ酸の総重量を基準にして、約25から約80重量%、好ましくは約35から約75重量%、より好ましくは約45から約70重量%、もっとも好ましくは約64重量%の量で存在する。
さらに好ましい実施態様にしたがえば、本発明は関節の安定性又は体位の安定性を高めるために用いられる組成物に関し、前記組成物で、L-ロイシンは約35から約80重量%の量で、L-イソロイシンは約10から約30重量%の量で、さらにL-バリンは約10から約30重量%の量で存在する。
特に好ましい実施態様にしたがえば、本発明は関節の安定性又は体位の安定性を高めるために用いられる組成物に関し、前記組成物で、L-ロイシン、L-イソロイシン及びL-バリンは、約2−6:0.5−1.5:0.5−1.5の重量比で、好ましくは、3−5:0.75−1.25:0.75−1.25の重量比で、より好ましくは約3.5:約1:約1の重量比で存在する。
本発明の別の好ましい実施態様にしたがえば、本発明の組成物は1つ以上のさらに別の活性成分を含むことができる。したがって、本発明はまた関節の安定性又は体位の安定性を高めるために用いられる組成物に関し、前記組成物は1つ以上のさらに別の活性成分を含む。
原則として、組成物に存在し得る活性成分は任意の医薬又は任意の他の成分であり得る。前記は、ヒトの体内に摂取された後、例えばビタミン、鉱物物質、微量成分、繊維質食品、酵素又は植物抽出物のように有益な作用を有する。前記組成物に存在し得る好ましい活性成分は、痛みを緩和する物質、軟骨保護物質、ビタミン、植物抽出物及び/又は鉱物物質である。
好ましいビタミンはビタミンDであり、好ましい鉱物物質は無機若しくは有機カルシウム又はマグネシウム塩(それらは消費に適切で、好ましくは炭酸塩、重炭酸塩、リン酸塩、二リン酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、塩化物、フッ化物、クエン酸塩及び/又は乳酸塩の形態である)であり、好ましい軟骨保護物質は、ヒアルロン酸及び/又はグルコサミン又はその誘導体(例えばコンドロイチン)、及び/又はそれらの塩(例えば硫酸塩又は塩酸塩)である。
したがって、本発明はさらに関節の安定性又は体位の安定性を高めるために用いられる組成物に関し、前記組成物で、活性成分は、ビタミン(例えばビタミンD)、鉱物物質(例えばマグネシウム又はカルシウム塩)、及び/又は軟骨保護物質、例えばヒアルロン酸及び/又はグルコサミン又はその誘導体(例えばコンドロイチン)及び/又はそれらの塩(例えば硫酸塩又は塩酸塩)である。
好ましい植物抽出物は、それらの抗炎症作用が周知である、例えばボスウェリア・セラータ(Boswellia serrata)又はハルパゴフィツム・プロクムベンス(Harpagophytum procumbens)の抽出物のような植物抽出物である。
原則として、組成物は、全ての適切な経路(経口及び非経口適用経路を含むが、ただし前記に限定されない)によって投与できる。しかしながら、経口適用経路が好ましい。したがって、本発明の好ましい実施態様は、経口使用用である、関節の安定性又は体位の安定性を高めるために用いられる組成物に関する。
組成物は多様な形態で摂取され得るので、組成物の提示はいずれの固有の形態にも限定されない。組成物の摂取のために適切な形態の例は、食養生的(dietary)手段(例えば食養生サプリメント)、食品(例えば医薬性食品若しくは機能性食品又は飲料)(例えば完全な食事として、食事の部分として、食物添加物として又は溶解用の散剤として)、又は医薬処方物(例えば錠剤、サシェ又はカプセルの形態にある)である。好ましくは、本発明の組成物は、食品の部分、食養生サプリメント及び/又は医薬処方物である。したがって、本発明はさらに関節の安定性又は体位の安定性を高めるために用いられる組成物に関し、前記組成物は食品の部分、食養生サプリメント又は医薬調製物の形態である。
“機能性食品”又は“医薬性食品”という用語は、食品が、栄養組成物を供給する基本的機能を超えて健康増進又は疾病予防特性を示すことができるように活性成分に富む任意の食品であると理解される。機能性食品は加工食品であり得るが、前記は“通常”の食品と同様に消費を容易にするために設計された販売のために調製される食品である。本発明の組成物に富む食品は、機能性食品又は医薬性食品であると理解され、前記は関節の安定性又は体位の安定性を高めるために用いることができる。
食養生サプリメント及び医薬処方物は、固体、半固体又は液体投薬形として提供できる。固体投薬形の例は錠剤、糖衣丸、カプセル、顆粒又は散剤であり、半固体投薬形の例はクリーム又はゲルであり、液体投薬形の例は溶液又は懸濁液である。好ましいものは固体投薬形、例えば錠剤、糖衣丸、カプセル、顆粒又は散剤である。したがって、本発明の好ましい実施態様は、関節の安定性又は体位の不安定性を高めるために用いられる組成物に関し、前記組成物は固体投薬形、好ましくは錠剤、糖衣丸、カプセル又は散剤形である。
固体の経口投薬形が当業界で一般的に知られ、それらは、例えば通常的な混合、顆粒化、糖衣化、溶解又は凍結乾燥プロセスによって調製できる。
例えば、経口投与用組成物は、活性成分を固体の担体と一緒にし、場合によって得られた混合物を顆粒化し、さらに適切な賦形剤を添加した後で所望の場合又は必要な場合には混合物又は顆粒を加工して錠剤又は糖衣丸コアを形成する。顆粒はまた更なる加工を実施することなく、そのもの自体を用いることができる。
生理学的に許容できる適切な補助物質は、充填剤、例えば糖類(例えばラクトース、マンニトール、セルロース調製物)、及び/又はリン酸カルシウム(例えばリン酸三カルシウム又はリン酸水素カルシウム)、並びに結合剤、例えばデンプンペースト(例えばトウモロコシ、コムギ、コメ又はジャガイモデンプンを用いる)、ゼラチン、トラガカントゴム、メチルセルロース及び/又はポリビニルピロリドン、並びに所望の場合は崩壊剤、例えば上記に記載のデンプン及びカルボキシメチルデンプン、架橋ポリビニルピロリドン、寒天又はアルギニン酸、又はその塩、例えばアルギン酸ナトリウムである。本発明のある特徴では、本発明の組成物はラクトースを含まない。さらに別の賦形剤は、特に流動コンディショナー及び滑沢剤、例えばケイ酸、タルク、ステアリン酸又はその塩(例えばステアリン酸マグネシウム又はカルシウム)、及び/又はグリコールである。
糖衣丸コアは適切なコーティングとともに提供される。コーティングにはとりわけ、濃縮糖類溶液(アラビアゴム、タルク、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール及び/又は二酸化チタニウムを含むことができる)又は適切な有機溶媒若しくは溶媒混合物中のコーティング溶液が用いられる。例えば識別目的又は活性成分の種々の用量の表示のために、染料又は色素を錠剤又は糖衣丸のコーティングに添加することができる。
散剤は、組成物の物質を適切な微細サイズに粉砕し、前記を同様な態様で粉砕した生理学的に許容できる補助物質、例えば食用炭水化物(例えばデンプン又はマンニトール)と混合することによって調製される。
香料、保存料、分散剤及び色素も同様に存在し得る。経口投与できる他の好ましい投薬形はカプセルであり、前記は、硬質及び軟質カプセル、特に硬質ゼラチンカプセル、封入カプセル(ゼラチン及び可塑剤(例えばグリセロール又はソルビトール)から成る)を含む。硬質ゼラチンカプセルは、本発明の組成物を顆粒の形態で、例えば充填剤(例えばラクトース)、結合剤(例えばデンプン)及び/又は研磨剤(例えばタルク又はステアリン酸マグネシウム)、及び所望の場合は安定化剤との混合物として含むことができる。軟質カプセルでは、本発明の組成物は、好ましくは適切な液体(例えば脂肪性油、パラフィン油又は流動ポリエチレングリコール)に溶解又は懸濁され、安定化剤を添加することも同様に可能である。
通常的な添加剤を本発明の組成物に加えることができ、以下から選択されるもののいずれも含まれる:保存料、キレート剤、浸透圧調整剤、緩衝剤若しくはpH調整剤、発泡剤、甘味料(例えば人工甘味料)、香料、着色剤、味覚隠ぺい剤、酸性化剤、乳化剤、安定化剤、膨張剤、懸濁剤、分散若しくは湿潤剤、抗酸化剤、酸性化剤、テキスチャライザー、泡立ち防止剤など。
前述のものに加えて、本発明はまた、組成物(例えば上記に規定の栄養処方物又は医薬処方物)の製造プロセスを提供する。前記プロセスは、その個々の成分を緊密な混合物にする工程、及び必要な場合には得られた組成物を食品又は飲料(例えば即席ドリンク)に混ぜ合わす工程、又はユニット投薬形に混ぜ合わす、例えば硬質カプセルに前記組成物を充填する工程を含む。
有利には、本発明の組成物は、約1000から約5000mgのL-ロイシン、約300から約2000mgのL-イソロイシン、及び約300から約2000mgのL-バリン、好ましくは約2000から約4000mgのL-ロイシン、約600から約1500mgのL-イソロイシン、及び約600から約1500mgのL-バリン、より好ましくは約3200mgのL-ロイシン、約900mgのL-イソロイシン及び約900mgのL-バリンの範囲で分枝鎖アミノ酸を毎日の投薬で提供できるように適合されてある。
分枝鎖アミノ酸の毎日の投薬を提供するために、組成物は、1回のシングル用量として、例えば本明細書に規定の1つの食事又は1つの投薬形として、例えば1つの固体投薬形(錠剤1つ、カプセル1つ又はサシェ1つ(前記は適切な量の顆粒又は散剤を含む))として投薬できる。また別に、毎日の投薬はまた、一日の投薬を2つ以上の投薬形(例えば2つ又は3つ以上の錠剤、カプセル及び/又はサシェ)に分配して提供することができる。
本発明の好ましい実施態様にしたがえば、毎日の投薬は、ただ1つの組成物(例えば1つの食事、錠剤、カプセル又はサシェ)によって提供される。
本発明の好ましい実施態様にしたがえば、分枝鎖アミノ酸の1日の投薬量は、組成物を摂取する人の体重に対して調整される。分枝鎖アミノ酸L-ロイシンに関して、表1は典型的な摂取量を開示し、前記は好ましくは体重に応じて用いられる。
表1:L-ロイシンの好ましい1日の投薬量
Figure 2014507437
L-ロイシンの体重調整投薬量は、好ましくはさらに別の分枝鎖アミノ酸と上記で認定された重量比で混合され、対応するL-ロイシンの量がL-イソロイシン及びL-バリンと2−6:0.5−1.5:0.5−1.5の重量比で、好ましくは、3−5:0.75−1.25:0.75−1.25の重量比で、より好ましくは約3.5:約1:約1の重量比で混合されたものが得られる。
本発明の別の好ましい実施態様にしたがえば、組成物は、関節の不安定性及び/又は体位の不安定性の予防及び/又は治療に用いることができる。したがって、本発明はまた、関節の不安定性及び/又は体位の不安定性の予防及び/又は治療に使用される組成物に関し、そのような組成物は少なくとも2つの分枝鎖アミノ酸を含む。関節の不安定性及び/又は体位の不安定性の予防及び/又は治療に使用される組成物は、上記に記載の組成物のいずれでもよい。
さらに本発明はまた、関節の不安定性及び/又は体位の不安定性の予防及び/又は治療用組成物の製造のための少なくとも2つの分枝鎖アミノ酸の使用に関する。好ましくは、関節の不安定性及び/又は体位の不安定性の予防及び/又は治療用の少なくとも2つの分枝鎖アミノ酸の使用は身体活動を伴う。
実施例は、本発明に制限を加えることなく本発明を説明する。
特段に指定されないかぎり、以下で開示される成分の量はミリグラム(mg)で提供される。
散剤組成物
Figure 2014507437
製造:
1. 秤量する
2. 篩にかける
3. 混合する
4. 包装する
顆粒
Figure 2014507437
製造:
1. 秤量する
2. 篩にかける
3. 混合する
4. 顆粒化(例えば流動床顆粒化、湿潤顆粒化)
5. 混合する
6. 包装する
ミルクパウダー(栄養組成物)
Figure 2014507437
製造:
1. 秤量する
2. 篩にかける
3. 混合する
4. 包装する
関節の安定性の測定
ラックマン検査をさらに発展させて、定期的なBCAAの摂取後に膝の安定性を評価する。機能的条件下で脛骨の置き換えを測定する高度な時間的及び位置的解析を示す装置が、シュタットガルト大学(University of Stuttgart)で開発された。測定の基本は、10gの加速計により2つの異なる力を動的力として適用して膝蓋骨に対する脛骨の反屈を測定することである。脚には体重の75%が課され(秤で制御する)、30°に曲げられる(図1)。
体位の安定性の測定
Meyerら(Myer G, Brunner H, Meldon P, Peterno M, Ford K, and Hewett T Specialised neuromuscular training to improve neuromuscular function and biomechanics in a patient with quiescent juvenile rheumatoid arthritis Phys Ther 85:791-802, 2005)が記載したバランス試験にしたがって、体位の安定性(全体的、前後方向及び中外側の安定性)を評価する。そのような方法では、スタビロメーターバランス協調系(例えばGK 1000 IMM Elektronik GmbH)を用いて、40秒二ペダル立位試験(40 sec bipedal standing test)で圧の中心(COP)からの揺れの振幅が測定される。被験者は不安定なプラットフォーム上に両足で立たなければならない。続いてバランスを回復するための全ての動きを電気的に測定し、それによって体位の安定性を測定することができる。
試験
関節の安定性における本発明の組成物の効果を二重盲検任意抽出プラセボ制御臨床試験で試験した。健康な48人の被験者(年齢は54歳から72歳、BMIは22から30(男性:女性比は1:1)、活動レベルは低い)がこの試験に含まれた。合計45人の被験者でこの試験の主要部分が完了した。参加者は、1週間に3回30分間装置を用いて適度な運動を実施しなければならなかった(前記装置は、個々の体重に応じてトレーニングすること、及び反復回数を増加させることによって労力を高めることを可能にする)。試験の間(3カ月間)、参加者は、上記に記載の分枝鎖アミノ酸含有散剤組成物(ヴェラム(verum))又はプラセボを最高レベルの身体活動の近傍で1日1回摂取しなければならなかった。身体パフォーマンス並びに軟骨合成及び分解のバイオマーカーの基準値は、試験の開始時(受診1)に評価し、更なる測定は間歇的に毎月実施し、さらに試験の終了(受診4)とともに終了した。測定は規定の身体作業負荷の実施前(pre)、実施直後(0h後)及び3時間後(3h後)に実施した(図2参照)。
身体作業負荷は、“身体作業負荷モデル”を用いて遂行される。そのような身体作業負荷モデルでは、参加者は、足踏み車で25%の傾斜を有する奇異な下降歩行を実施しなければならなかった。対象者はさらに鉛加重ジャケットの形で彼らの体重の10%をさらに荷重された。女性は4km/hで、男性は5km/hで歩行しなければならなかった。受診1で、参加者は、彼らの能力に応じて可能なかぎり(ただし40分を超えない)歩くことを要求された。受診4では、受診1の個々のプロトコルが繰り返された。足踏み車の前(pre)及び足踏み車の直後(0h後)及び3時間後(3h後)に、脚の伸展がデビッドバックコンセプト(David Back concept)(David Health Solutions LTD)(Wydra G. Zur Problematik von Normen in der Bewegungstherapie Krankengymnastik 2004)を用いて判定された。脚の伸展の測定は、筋肉の強度を評価し、それによって強度の低下もまた評価する、有効性が実証された方法である(Saris W. et al, PASSCLAIM- Physical performance and fitness Eur J Nutr 2003)。
軟骨合成及び分解のバイオマーカーとして、CP2(2型コラーゲンのC-プロペプチドCP2、CII CPの同義語)(新規コラーゲンの合成を反映するマーカー)、及びC2C(2型コラーゲンのコラゲナーゼ切断ネオエピトープ)(血液サンプルのコラーゲンの分解を反映するマーカー)が評価された(Bijlsma J et al Osteoarthritis: an update with relevance for clinical practice Lancet 2011)。そのようなマーカーを使用する主要な論理的根拠は、関節の身体作業負荷はコラーゲンの構造フラグメントの軟骨中での遊離を生じ、前記は新規なコラーゲンの合成によって置換される必要があるということである。身体的作業負荷によって誘発されるそのような代謝の増加は、軟骨分解バイオマーカーと合成バイオマーカー比(C2C/CP2)の低下をもたらす。したがって、作業負荷によって誘発されるC2C/CP2比の低下の減少は関節安定性の改善と解釈できる。
結果
関節の物理的緊張下でのヴェラムの摂取は、プラセボと比較して関節の安定性の更なる改善をもたらす。
物理的緊張後の強度の低下に関する結果は図3に提示される。この図によって示されるように、物理的緊張の強度の低下は、プラセボ群と比較して3カ月間のヴェラム摂取後のヴェラム群で顕著に激しくなく、緊張の低下は2つの時点でほぼ同一であった。ヴェラム群における強度の低下が激しくないということは、強度の持続におけるその有益な増加を示している。強度の持続の増加は日々の活動(例えば階段の上り及び長距離歩行)に有益であり、特に高齢者が身体的に活動的であり続けるための励ましとなろう。身体的活動性は健康な関節の維持に必要である。
物理的緊張の軟骨分解バイオマーカー対合成バイオマーカー比に関する結果は図4に提示されている。この図で示されるように、軟骨分解バイオマーカー対合成バイオマーカー比の低下は、物理的緊張前(前)の値と物理的緊張直後(0h)及び物理的緊張の3時間後(3h)の値との間の増分によって示されるようにヴェラム群で激しくない。さらに、開始時(受診1)と比較して、試験薬の摂取3ヶ月後に(受診4)、ヴェラム群は物理的緊張後0時間(0h)と3時間後(3h)のC2C/PC2比のより小さな低下を示し、これはプラセボ群の場合には当てはまらない。
総合すれば、これらの結果は、少なくとも2つの分枝鎖アミノ酸を含む組成物による治療は、物理的負荷によって誘発される関節構造の緊張の緩和及び関節の安定性の改善をもたらすことを明瞭に示している。

Claims (15)

  1. 少なくとも2つの分枝鎖アミノ酸を含む、関節の安定性及び/又は体位の安定性を高めるために使用される組成物。
  2. 組成物が、L-ロイシン、並びに、分枝鎖アミノ酸のL-イソロイシン及びL-バリンの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の組成物。
  3. L-ロイシンが、全分枝鎖アミノ酸の総重量を基準にして約25から約80重量%、好ましくは約35から約75重量%、より好ましくは約45から約70重量%、もっとも好ましくは約64重量%の量で存在する、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. L-ロイシンが約35から約80重量%の量で、L-イソロイシンが約10から約30重量%の量で、さらにL-バリンが約10から約30重量%の量で存在する、請求項1から3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. L-ロイシン、L-イソロイシン及びL-バリンが、2−6:0.5−1.5:0.5−1.5の重量比で、好ましくは、3−5:0.75−1.25:0.75−1.25の重量比で、より好ましくは約3.5:約1:約1の重量比で存在する、請求項1から4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 組成物が1つ以上のさらに別の活性成分を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 活性成分が、ビタミン(例えばビタミンD)、鉱物物質(例えばマグネシウム又はカルシウム塩)、及び/又は軟骨保護物質、例えばヒアルロン酸及び/又はグルコサミン又はその誘導体(例えばコンドロイチン)及び/又はそれらの塩(例えば硫酸塩又は塩酸塩)である、請求項6に記載の組成物。
  8. 組成物が経口で使用される、請求項1から7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 約1000から約5000mgのL-ロイシン、約300から約2000mgのL-イソロイシン、及び約300から約2000mgのL-バリン、好ましくは約2000から約4000mgのL-ロイシン、約600から約1500mgのL-イソロイシン、及び約600から約1500mgのL-バリン、より好ましくは約3200mgのL-ロイシン、約900mgのL-イソロイシン及び約900mgのL-バリンの範囲で分枝鎖アミノ酸を毎日の投薬で提供できるように、組成物が適合されてある、請求項1から8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 組成物が、食品、食養生サプリメント、又は医薬調製物の形態である、請求項1から9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 組成物が固体投薬形、好ましくは錠剤、カプセル、顆粒又は散剤の形態である、請求項10に記載の組成物。
  12. 少なくとも2つの分枝鎖アミノ酸を含む、関節の不安定性及び/又は体位の不安定性の予防及び/又は治療に使用される組成物。
  13. 組成が、請求項2から11のいずれか1項に記載のものと同じである、請求項12に記載の組成物。
  14. 関節の不安定性及び/又は体位の不安定性の予防及び/又は治療用医薬の製造のための、少なくとも2つの分枝鎖アミノ酸の使用。
  15. 医薬が、請求項2から11のいずれか1項に記載の組成物を含む、請求項14に記載の使用。
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