JP2014503799A - 無線通信システムにおける測位方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線通信システムにおいて測位のための測定区間を設定する方法及び装置を提供すること。
【解決手段】RSTDの測定区間を設定する方法は、複数のセル識別子及び対応するセルのPRS設定情報を含むOTDOA関連データを含むメッセージを上位層で取得することと、OTDOA関連データを上位層から物理層に送信することと、複数のPRS設定情報を用いて物理層で取得された複数のセル特定PRS送信周期を用いて、RSTDのための測定区間を、式TRSTD=TPRS・(M−1)+Δによって決定することと、を含み、ここで、TRSTDは、RSTDのための測定区間の長さを表し、TPRSは、複数のセル特定PRS送信周期のうち、最大の値を表し、Mは、PRS測位機会の個数を表し、Δは、一つのPRS測位機会のための測定時間を表す。
【選択図】図1
【解決手段】RSTDの測定区間を設定する方法は、複数のセル識別子及び対応するセルのPRS設定情報を含むOTDOA関連データを含むメッセージを上位層で取得することと、OTDOA関連データを上位層から物理層に送信することと、複数のPRS設定情報を用いて物理層で取得された複数のセル特定PRS送信周期を用いて、RSTDのための測定区間を、式TRSTD=TPRS・(M−1)+Δによって決定することと、を含み、ここで、TRSTDは、RSTDのための測定区間の長さを表し、TPRSは、複数のセル特定PRS送信周期のうち、最大の値を表し、Mは、PRS測位機会の個数を表し、Δは、一つのPRS測位機会のための測定時間を表す。
【選択図】図1
Description
本発明は、無線通信システムに関し、特に、無線通信システムにおいて測位のための測定区間を設定する方法及び装置に関する。
まず、無線通信システムのフレーム構造について、図1を参照して説明する。図1は、長期進化(LTE)システムのフレーム構造を示す図である。図1に示すように、1個のフレームは10個のサブフレームを含み、1個のサブフレームは2個のスロットを含む。1個のサブフレームを送信するために掛かる時間を送信時間間隔(以下、「TTI」という)と呼ぶ。例えば、1個のサブフレームは1msであり、1個のスロットは0.5msである。
1個のスロットは、複数の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルを含む。OFDMシンボルは、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)シンボル又はシンボル期間と呼ばれることもある。
1個のスロットは、循環プレフィクス(以下、「CP」という)の長さに応じて7個又は6個のOFDMシンボルを含む。LTEシステムには、正規CP(normal CP)及び拡張CP(extened CP)がある。正規CPを用いる場合には1スロットが7個のOFDMシンボルを含み、拡張CPを使用する場合には1スロットが6個のOFDMシンボルを含む。拡張CPは、遅延拡散(delay spread)が大きい場合に用いられる。
図2は、LTEシステムのスロット構造を示す図である。図2に示すように、各スロットで送信される信号は、NDL RB×NDL SC個の副搬送波と、NDL symb個のOFDMシンボルとで構成されるリソース格子によって表現可能である。ここで、NDL RBはリソースブロック(RB)の個数を表し、NDL SCは1個のRBを構成する副搬送波の個数を表し、NDL symbは1個のスロットにおけるOFDMシンボルの個数を表す。
次に、従来技術に係る端末の測位方法について説明する。
端末の測位方法は、近年、実生活上で様々な応用に使用されることから、その必要性が高まってきた。端末の測位方法には、周知のものとして、大きく、全球測位システム(GPS)ベース方式、及び地上測位(Terrestrial positioning)ベース方式がある。
GPSベース方式は、衛星を用いてユーザ機器の位置を測定する方式で、少なくとも4個の衛星からの受信信号を必要とし、室内環境では使用できないという不具合がある。
一方、地上測位ベース方式は、各基地局からの信号の時間差を用いて端末の位置を測定する方法であり、少なくとも3個の基地局からの受信信号を必要とする。地上測位ベース方式は、GPSベース方式に比べて位置推定性能では劣るが、大部分の環境で使用可能であるという利点がある。この地上測位ベース方式は、主に、同期信号又は基準信号を用いて端末の位置を推定する。地上測位ベース方式は標準に応じて下記の用語で定義される。
UMTS地上無線接続網(UTRAN)では観測到着時間差(OTDOA)と定義され、GSM(登録商標)/EDGE無線接続網(GERAN)では強化観測時間差(E−OTD)と定義され、CDMA2000では高度下りリンク三辺測量(AFLT)と定義される。
図3は、3GPP標準で用いられている地上測位ベース方式の一種である下りリンクOTDOAの例を示す図である。図3に示すように、端末は、現在のサービス提供セル(current serving cell)で送信されるサブフレームを基準にした基準クロックで動作するため、隣接セルから受信する信号は相互に異なったTDOAを有する。
一例として、OTDOAを用いた端末の測位方法を説明する。基準セルは、サービス提供セルでもよく、端末がハンドオーバなどの動作を行った場合にはハンドオーバ動作前のサービス提供セルでもよく、端末のハンドオーバ動作などによって変更されなくてもよい。端末の測位方法は、通常、共通基準信号(CRS)又は一次同期信号/二次同期信号(PSS/SSS)を用いて行うことができ、位置情報サービス(LCS)のための専用測位基準信号(以下、「PRS」という。)を定義して使用することもできる。端末は一つの基準セルと、複数の隣接セルから受信した基準信号又は同期信号とを用いて、一つの基準セルから信号を受信するために掛かる時間と、複数の隣接セルそれぞれから信号を受信するために掛かる時間との差を求め、それを強化サービス提供移動体位置情報センタ(E−SMLC)に送信すると、E−SMLCは、テイラー級数展開を用いた線形方程式を解くことによって端末の位置を計算することができる。
しかしながら、端末の測位には複数のセルが参加することがあり、事実上、複数のセルが相互に異なったPRS送信周期を有することがある。
PRSの周期がセルごとに異なる場合には、測位のための測定区間が複数個となるため、端末が測定結果を報告する時間が不明確になる問題があり、その解決方法が望まれる。
上述の通り、従来技術によれば、端末の測位に参加するセルのそれぞれのPRS送信周期が相互に異なる場合に、測位のための測定区間が複数個となるため、端末が測定結果を報告する時間が不明確になる問題があった。
本発明の目的は、端末が、複数のPRS周期のうち、所定の条件を満たすPRS周期を用いて測定区間を決定して測定及び報告を効率的に行えるようにする測位方法を提供することにある。
本発明で達成しようとする技術的課題は、以上に言及した技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明確に理解されるであろう。
上記課題を達成するために、本発明の一態様に係る無線通信システムにおいて端末が基準信号時間差(RSTD)のための測定区間を設定する方法において、複数のセル識別子及び対応するセルのPRS設定情報を含むOTDOA関連データを含むメッセージを上位層で取得するステップと、OTDOA関連データを前記上位層から物理層に送信するステップと、複数のPRS設定情報を用いて物理層で取得された複数のセル特定PRS送信周期を用いて、RSTDのための測定区間を
(式)
TRSTD=TPRS・(M−1)+Δ
によって決定するステップと、を含むことができ、ここで、TRSTDは、RSTDのための測定区間の長さを表し、TPRSは、複数のセル特定PRS送信周期のうち、最大の値を表し、Mは、PRS測位機会(positioning occasion)の個数を表し、Δは、一つのPRS測位機会のための測定時間を表す。
(式)
TRSTD=TPRS・(M−1)+Δ
によって決定するステップと、を含むことができ、ここで、TRSTDは、RSTDのための測定区間の長さを表し、TPRSは、複数のセル特定PRS送信周期のうち、最大の値を表し、Mは、PRS測位機会(positioning occasion)の個数を表し、Δは、一つのPRS測位機会のための測定時間を表す。
ここで、RSTDのための測定区間は、OTDOA関連データが物理層に送信された後に、最も近いPRS測位機会があるサブフレームから始まってもよい。
また、この方法は、RSTDのための測定区間が過ぎた後に、端末がRSTD測定情報を位置情報サーバに提供するステップを更に含んでもよい。
また、この方法は、RSTDのための測定区間内で、端末が、所定の条件を満たす一つ以上のセルに関するRSTD測定情報を位置情報サーバに提供するステップを更に含んでもよい。
また、この方法は、RSTDのための測定区間内で、基準セルのPRS送信周期を用いて決定したRSTDのための測定区間が過ぎた後、端末が、基準セルに関するRSTD測定情報を位置情報サーバに提供するステップを更に含んでもよい。
また、OTDOA関連データを含むメッセージは、サービス提供基地局を介して位置情報サーバから受信されたものであってもよい。
本発明の実施例によれば、端末は、複数のPRS周期のうち、所定の条件を満たすPRS周期を用いて測定区間を決定し、測定及び報告を効率的に行うことができる。
本発明から得られる効果は、以上に言及した効果に制限されず、言及していない別の効果は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明確に理解されるであろう。
添付の図面は、本発明を更に理解するために提供されるものであり、本発明の実施例を図示し、明細書と共に本発明の原理を説明するものである。
以下、本発明に係る好適な実施形態を、添付の図面を参照して詳細に説明する。添付の図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのもので、本発明が実施され得る唯一の実施形態を示すためのものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供するために具体的な細部事項を含む。しかし、このような具体的な細部事項なしにも本発明が実施され得るということが当業者には理解される。例えば、以下の詳細な説明は、移動体通信システムがUMTSシステムである場合を挙げて具体的に説明するが、UMTSシステム特有の事項以外は、他の任意の移動体通信システムにも同様の適用が可能である。
場合によっては、本発明の概念が曖昧になることを避けるために、公知の構造及び装置が省略されたり、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図の形式で示されたりする場合がある。なお、本明細書全体を通じて同一の構成要素には同一の図面符号を付して説明する。
なお、以下の説明において、端末は、ユーザ装置(UE)、移動機(MS)、等といった移動型又は固定型のユーザ端の機器を総称するものとする。また、基地局(BS)は、ノードB、進化ノードB(eNode B)、等といった、端末と通信するネットワーク端の任意のノードを総称するものとする。
まず、本発明の技術を適用するための移動体通信システムの一例として、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)LTEシステムについて簡略に説明する。
E−UTRANシステムは、既存UTRANシステムから進展したシステムであり、現在、3GPPで基礎的な標準化作業が進行している。E−UTRANシステムは、LTEシステムとも呼ばれている。
E−UTRANは、e−NodeB又は基地局(eNB)で構成され、これらeNB同士はX2インタフェースを介して接続される。eNBは、無線インタフェースを介してUE(以下、「端末」と記す)に接続し、S1インタフェースを介して進化パケットコア(EPC)に接続する。
EPCには、移動性管理エンティティ(MME)、サービス提供ゲートウェイ(S−GW)及びパケットデータ網ゲートウェイ(PDN−GW)が含まれている。MMEは、端末の接続情報又は端末の能力に関する情報を有しており、このような情報は端末の移動性管理に主に用いられる。S−GWは、E−UTRANを終端点として有するゲートウェイであり、PDN−GWは、PDNを終端点として有するゲートウェイである。
端末と通信網との間における無線インタフェースプロトコルの層は、通信システムにおいて周知である開放型システム間相互接続(OSI)参照モデルの下位の3層に基づいて第1層(L1)、第2層(L2)、第3層(L3)に区別可能である。このうち、第1層に属する物理層は、物理チャネルを用いた情報転送サービスを提供し、第3層に位置する無線リソース制御(以下、「RRC」と記す)層は、端末と通信網との間における無線リソースを制御する役割を果たす。そのために、RRC層は、端末と基地局との間のRRCメッセージ交換を行う。
図4及び図5は、3GPP無線接続網規格に基づく、端末とE−UTRANとの間の無線インタフェースプロトコルの構造を示す図である。
無線インタフェースプロトコルは、水平に、物理層、データリンク層及びネットワーク層からなり、垂直には、データ情報転送のためのユーザプレーン(U−plane)と、信号通知(Signaling)のための制御プレーン(C−plane)とに区別される。図4及び図5のプロトコル層は、通信システムにおいて周知である開放型システム間相互接続(OSI)参照モデルの下位の3層に基づいて第1層(L1)、第2層(L2)、第3層(L3)に区別することができる。これらの無線プロトコル層は、端末及びE−UTRANに対として存在し、無線区間のデータ送信を担当する。
以下に、図4の無線プロトコル制御プレーン、及び図5の無線プロトコルユーザプレーンの各層を説明する。
第1層である物理層は、物理チャネルを用いて上位層に情報転送サービスを提供する。物理層は、上位の媒体接続制御(Medium Access Control)層とは伝送チャネル(Transport Channel)を通じて接続しており、この伝送チャネルを通じて媒体接続制御層と物理層との間でデータが移動する。そして、相互に異なった物理層の間、すなわち、送信側の物理層と受信側の物理層との間は物理チャネルを通じてデータが移動する。この物理チャネルは、OFDM方式で変調され、時間及び周波数を無線リソースとして用いる。
第2層における媒体接続制御(以下、「MAC」という)は、論理チャネルを通じて上位層の無線リンク制御(以下、「RLC」という)層にサービスを提供する。第2層のRLC層は、信頼性のあるデータの送信をサポートする。RLC層の機能をMAC内部の機能ブロックとしてもよく、この場合、RLC層は存在しなくてもよい。第2層のパケットデータ融合プロトコル(PDCP)層は、IPv4パケット又はIPv6パケットのようなIPパケットを、帯域幅の小さい無線区間で効率的に送信するために、相対的に大きく且つ余分の制御情報を含むIPパケットヘッダのサイズを減らすヘッダ圧縮機能を実行する。
最上部に位置している第3層の無線リソース制御(以下、「RRC」という)層は、制御プレーンにおいてだけ定義されており、無線ベアラ(「RB」と略す)の設定(Configuration)、再設定(Re−configuration)及び解除(Release)と関連して論理チャネル、伝送チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。ここで、RBとは、端末とUTRANとの間のデータ転送のために第2層によって提供されるサービスのことを指す。端末のRRCと無線ネットワークのRRC層との間にRRC接続が確立されている場合は、端末はRRC接続状態(RRC_CONNECTED)にあり、そうでない場合は、RRC休止状態(RRC_IDLE)にある。
通信網から端末にデータを送信する下り伝送チャネルには、システム情報を送信する同報チャネル(BCH)、及びその他にユーザ情報(traffic)又は制御メッセージを送信する下り共有チャネル(SCH)がある。下り多対地送信(multicast)サービス若しくは同報サービスの情報、又は制御メッセージは、下りSCHを通じて送信してもよいし、又は別の下り多対地送信チャネル(MCH)を通じて送信してもよい。一方、端末からネットワークにデータを送信する上り伝送チャネルには、初期制御メッセージを送信するランダムアクセスチャネル(RACH)、及びその他にユーザ情報又は制御メッセージを送信する上りSCHがある。
伝送チャネルの上位にあり、且つ伝送チャネルにマップされる論理チャネルには、同報制御チャネル(BCCH)、呼出し制御チャネル(PCCH)、共通制御チャネル(CCCH)、多対地送信制御チャネル(MCCH)、多対地送信情報チャネル(MTCH)、などがある。
物理チャネルは、時間軸上にある複数のサブフレームと周波数軸上にある複数の副搬送波とで構成される。ここで、1サブフレームは、時間軸上に複数のシンボルで構成される。1サブフレームは、複数のリソースブロックで構成され、1リソースブロックは複数のシンボルと複数の副搬送波とで構成される。また、各サブフレームは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、すなわち、L1/L2制御チャネルのためにそのサブフレームの特定シンボル(例えば、最初のシンボル)の特定副搬送波を用いてもよい。1サブフレームは、それぞれ0.5msの長さを有する2スロットで構成され、データの送信される単位時間である1msのTTIに対応する。
次に、システム情報について説明する。システム情報は、端末が基地局に接続するために知っているべき必須情報を含む。そのため、端末は、基地局に接続する前に、システム情報をすべて受信していなければないだけでなく、常に最新のシステム情報を有していなければならない。そして、システム情報は、一セル内のすべての端末が知っているべき情報であり、よって、基地局は周期的にシステム情報を送信する。
システム情報は、主情報ブロック(MIB)、スケジュールブロック(SB)、システム情報ブロック(SIB)などに区別される。MIBは、対応するセルの物理的構成、例えば帯域幅などを端末に知らせる。SBは、SIBの送信情報、例えば、送信周期などを知らせる。SIBは、相互に関連しているシステム情報の集合体である。例えば、あるSIBは周辺のセルの情報だけを含み、あるSIBは、端末が使用する上り無線チャネルの情報だけを含む。
一方、ネットワークが端末に提供するサービスは3タイプに区別可能である。端末は、どのようなサービスを受信できるかによって別々にセルのタイプを認識する。下記では、まずサービスタイプを述べ、続いてセルのタイプを述べる。
1)特別サービス(Limited service):このサービスは、緊急呼及び地震津波警報サービス(ETWS)を提供し、許容セル(acceptable cell)で提供することができる。
2)通常サービス(Normal service):このサービスは、一般用途の公衆利用(public use)を意味し、適切なセル(suitable cell)で提供することができる。
3)事業者サービス(Operator service):このサービスは、通信網事業者のためのサービスを意味し、このセルは通信網事業者だけが使用でき、一般ユーザは使用することができない。
セルが提供するサービスタイプに関して、下記のようにセルのタイプを区別することができる。
1)許容セル:端末が特別サービスを受けることができるセル。このセルは、対応する端末にとっては、禁じられた(barred)セルでなく、端末のセル選択基準を満たすセルである。
2)適切なセル:端末が通常サービスを受けることができるセル。このセルは、許容セルの条件を満たすと共に、追加条件も満たす。追加条件は、セルが、対応する端末が接続できるPLMNに所属しており、且つ端末が追跡エリア(TA)更新手順を行うことが禁止されていないセルであることが望ましい、ことである。当該セルがCSGセルであるときは、端末がこのセルにCSGメンバとして接続できるセルであることが望ましい。
3)禁止されたセル(Barred cell):セルがシステム情報を通じて禁止されたセルであるという情報を同報するセルである。
4)予約セル(Reserved cell):セルがシステム情報を用いて予約セルであるという情報を同報するセルである。
以下、端末のRRC状態及びRRC接続方法について詳細に説明する。RRC状態は、端末のRRCがE−UTRANのRRCと論理的接続をしているか否かを示し、接続している場合はRRC_CONNECTED状態、接続していない場合はRRC_IDLE状態と呼ぶ。RRC_CONNECTED状態の端末は、RRC接続が存在するから、E−UTRANは当該端末の存在をセル単位で把握可能であり、よって、端末を効果的に制御することができる。一方、RRC_IDLE状態の端末については、E−UTRANが把握できず、セルよりも大きい地域単位であるTA単位で基幹網が管理する。すなわち、RRC_IDLE状態の端末は、大きい地域単位でその存在の有無が把握されるだけであり、よって、音声やデータのような通常の移動体通信サービスを受けるためにはRRC_CONNECTED状態に遷移しなければならない。
ユーザが端末の電源を入れたとき、端末は、まず、適宜のセルを探索した後、対応するセルにRRC_IDLE状態で留まる。RRC_IDLE状態を維持していた端末は、RRC接続を設定する必要が発生すると初めてRRC接続手順を通じてE−UTRANのRRCとRRC接続を設定し、RRC_CONNECTED状態に遷移する。休止状態の端末がRRC接続を設定する必要がある様々な場合があり、例えば、ユーザの通話試みなどの理由から上りデータ送信が必要になった場合、又は、E−UTRANから呼出しメッセージを受信し、それに対する応答メッセージ送信が必要になった場合などが挙げられる。
RRC層の上位に位置する非接続層(Non−Access Stratum,NAS)層は、セッション管理及び移動性管理などの機能を果たす。
NAS層で端末の移動性を管理するために、EPS移動性管理登録済み(EMM−REGISTERED)及びEPS移動性管理登録解除(EMM−DEREGISTERED)といった2つの状態が定義されており、この2状態は端末及びMMEに適用される。初期には端末はEMM−DEREGISTERED状態であり、この端末がネットワークに接続するために初期接続(Initial Attach)手順を通じて対応するネットワークに登録する過程を実行する。接続手順に成功すると、端末及びMMEはEMM−REGISTERED状態となる。
端末とEPCとの間の信号通知接続を管理するために、ECM(EPS Connection Management)_IDLE及びECM_CONNECTEDの2つの状態が定義されており、この2つの状態は端末及びMMEに適用される。ECM_IDLE状態の端末がE−UTRANとRRC接続を設定すると、その端末はECM_CONNECTEDの状態となる。ECM_IDLEの状態にあるMMEは、E−UTRANとS1接続を設定すると、ECM_CONNECTEDの状態となる。端末がECM_IDLE状態にあると、E−UTRANは端末のコンテキスト情報を有していない。そのため、ECM_IDLE状態の端末は、通信網の命令を受けることなく、セル選択又は再選択のような端末ベースの移動性関連手順を実行する。一方、端末がECM_CONNECTEDの状態にあると、端末の移動性は通信網の命令によって管理される。ECM_IDLE状態において端末の位置が通信網の知っている位置と異なる場合、端末はTA更新手順を通じて通信網に自身の位置を知らせる。
また、E−UTRANは、LTE測位プロトコル(LPP)を用いてデータを送受信してもよい。図6は、E−UTRANにおけるLPPの構造を示す。
対象装置である端末は、基準信号源から位置関連情報を取得し、LPPを通じて位置情報サーバとデータを送受信することができる。LPPは、一つの位置データの送受信を支援するために用いてもよく、複数の位置データの送受信を支援するために用いてもよい。
次に、測位基準信号(以下、「PRS」という)について説明する。
PRSは、端末の測位のために用いられる基準信号であり、PRS送信のために決定された下りリンクサブフレームのリソースブロックを通じてだけ送信される。
ここで、rl,ns(m)は、PRSシーケンスを表し、nsは、フレーム中のスロット番号を表し、lは、スロット中のOFDMシンボル番号を表す。c(i)は、擬似ランダムシーケンスを表し、擬似ランダムシーケンス生成器は、OFDMシンボルのそれぞれの始点において式2のようなcinitに初期化される。
(式2)
(式2)
ここで、NID cellは、物理層セルIDであり、NCPは、OFDMシンボルが正規CPを有する場合には1であり、拡張CPを有する場合には0である。
図7は、PRSがリソース要素に割り当てられたパターンを示す図である。図7(a)は、正規CPの場合を示し、図7(b)は、拡張CPの場合を示している。
次に、本発明の実施例に係る端末の測位方法について、図面を参照して説明する。
本発明の実施例に係る端末の測位方法によれば、端末は基地局から補助データ(assistance data)を受信し、補助データを用いて基準セル及び隣接セルからPRSを受信し、基準セルと隣接セルとの間の基準信号時間差(以下、“RSTD”という)を計算してサービス提供基地局に送信する。すると、サービス提供基地局はRSTDを位置情報サーバに送信し、位置情報サーバは、RSTDを用いて端末の位置を決定する。
RSTDは、基準セルと隣接セル間の相対的なタイミング差を意味し、式3で定義される。
(式3)
TSubframeRxj − TSubframeRxi
(式3)
TSubframeRxj − TSubframeRxi
ここで、TSubframeRxjは、端末が隣接セルjから一つのサブフレームの始点を受信する時刻であり、TSubframeRxiは、端末が、当該セルjから受信した一つのサブフレームに最も近い一つのサブフレームの始点を基準セルiから受信する時刻である。
基準セル及び隣接セルがPRSを類似の時点に送信することがあり、基準セル及び隣接セルがPRSを類似の時点に送信すると、端末が基準セルからPRSを受信する時点と、複数の隣接セルそれぞれからPRSを受信する時点との差は、一定の時間範囲内にある。例えば、端末が基準セルからPRSを受信する時点と、複数の隣接セルそれぞれからPRSを受信する時点との差は1サブフレーム内にあることになる。RSTDの定義において、端末が隣接セルjから受信する一つのサブフレームを、隣接セルjのPRS測位機会の最初のサブフレームとすると、セルjから受信された一つのサブフレームに最も近いセルiから受信された一つのサブフレームは、基準セルiのPRS測位機会の最初のサブフレームとなる。ここで、PRS測位機会とは、PRSが割り当てられた連続する下りリンクサブフレームを意味する。したがって、RSTDは、隣接セルjからPRSを受信した時点と、基準セルiからPRSを受信した時点との差となる。ここで、特定セルからPRSを受信した時点をPRSの到着時刻(以下「TOA」という)と称する。
より具体的に、本発明の一実施例に係る端末の測位方法について図8を参照して説明する。図8は、本発明の一実施例に係る端末の測位方法を示すフローチャートである。
図8に示すように、端末の上位層は、位置情報サーバから補助データを受信する(S810)。補助データは、端末がRSTDを計算するときに必要となる基準セル及び/又は少なくとも一つの隣接セルに関する情報を含むことができる。
補助データを受信すると、上位層は補助データを物理層に送信する(S820)。
物理層は、送信された補助データの指示に従って、複数のセルそれぞれのPRS送信周期を用いてRSTDのための測定区間を設定する(S830)。
PRS送信周期を用いて複数のセルそれぞれのRSTDのための測定区間が設定されると、これに基づいてRSTDを計算して位置情報サーバに送信する(S840)。
以下では、端末の測位のための上記の各段階について具体的に説明する。
まず、端末が上位層で補助データを受信する段階(810)について説明する。
端末は、基地局を介して位置情報サーバに補助データを要求して受信してもよい。図9は、端末が基地局に補助データを要求して受信する過程を示す図である。図9に示すように、端末は、基地局を介して位置情報サーバに補助データ要求メッセージ(RequestAssistanceDatamessage)を送信し、位置情報サーバは、補助データを含む補助データ提供メッセージ(ProvideAssistanceDatamessage)を端末に送信する。そして、位置情報サーバは、追加の補助データを含む追加的な補助データ提供メッセージを端末に送信してもよい。位置情報サーバが最後に送信する補助データ提供メッセージは、最後のメッセージである旨を示すエンドトランザクション指示子(end transaction indicator)を含む。
又は、位置情報サーバは、端末の要求なしに補助データ提供メッセージを送信してもよい。
一方、対象装置(端末)及び位置情報サーバは位置情報を相互に送信してもよい。図10は、位置情報を送信する過程を示す図である。
位置情報サーバは、位置情報を要求するために、端末に位置情報要求(RequestLocationInformation)メッセージを送信する。このとき、必要な位置情報のタイプを指示したり、追加的な補助QoSを指示したりしてもよい。
その後、端末は、位置情報を送信するために位置情報サーバに位置情報提供(ProvidedLocationInformation)メッセージを送信する。送信される位置情報は、サーバが明示的に追加の位置情報を許容しない限り、前のステップで要求した位置情報と一致するか、又は位置情報の部分集合であることが望ましい。
必要な場合、端末は、位置情報の送信のために追加の位置情報提供メッセージ(ProvidedLocationInformation)をサーバに送信する。送信される位置情報は、サーバが明示的に追加の位置情報を許容しない限り、前のステップで要求した位置情報と一致するか、又は位置情報の部分集合であることが望ましい。最後に送信される提供メッセージは、最後のメッセージである旨を示す処理終了(end transaction)指示子を含む。
次に、端末が受信する補助データについてより具体的に説明する。
表1に示すように、OTDOA補助データは、OTDOA基準セル情報(otdoa−ReferenceCellInfo)及びOTDOA隣接セル情報(otdoa−NeighbourCellInfo)を含む。
まず、OTDOA補助データに含まれたOTDOA基準セル情報(otdoa−ReferenceCellInfo)について説明する。
OTDOA基準セル情報は、基準セルに関する情報を含む。表2に示す通り、OTDOA基準セル情報は、物理セルID(physCellId)、アンテナポート設定(antennaPortConfig)、CP長(cpLength)、PRS情報(prsInfo)を含む。
physCellIdは、基準セルの物理的セルIDを表し、antennaPortConfigは、基準セルがセル特定基準信号のために少なくとも一つのアンテナポートを使用するか、又は4個のアンテナポートを使用するかを表す。cpLengthは、基準セルでPRSを送信するときに使用するCPの長さ情報を意味する。OTDOA基準セル情報(otdoa−ReferenceCellInfo)に含まれた情報のうちprsInfoについて、表3を参照してより具体的に説明する。表3は、prsInfoを示すものである。
表3に示す通り、prsInfoは、PRS帯域幅(prs−Bandwidth)、PRS設定インデクス(prs−Configuration Index)、下りリンクフレーム個数(numDL−Frames)及びPRS沈黙情報(prs−MutingInfo)を含む。
prs−Bandwidthは、PRSを設定するのに使用された帯域幅を表し、numDL−Framesは、PRSが割り当てられた連続する下りリンクサブフレームの個数(Nprs)を表す。
prs−MutingInfoは、対応するセルのPRS沈黙設定(muting configuration)を表す。PRS沈黙設定は、TPRSの周期を有する周期的なPRS沈黙シーケンスによって定義され、TPRSは、PRS測位機会の個数で表される。測位機会は、Nprs個の下りリンクサブフレームを含む。PRS沈黙情報は、サービス提供セル又は基準セルのシステムフレーム番号(SFN)を基準に定義してもよい。PRS沈黙情報がサービス提供セルのSFNを基準に定義される場合には、PRS沈黙シーケンスの最初のビットは、サービス提供セルのシステムフレーム番号(SFN)が0であるフレームの始点後に始まる最初の測位機会に対応し、PRS沈黙情報が基準セルのSFNを基準に定義される場合には、PRS沈黙シーケンスの最初のビットは、基準セルのSFNが0であるフレームの始点後に始まる最初の測位機会に対応する。
prs−ConfigurationIndexは、PRS設定インデクスを表す。PRS設定インデクス(IPRS)は、PRSが送信される時点に関する情報を表す。
次に、OTDOA補助データに含まれたOTDOA隣接セル情報(otdoa−Neighbour Cell Info)について説明する。
表4に示すように、OTDOA隣接セル情報は、少なくとも一つのOTDOA隣接セル情報要素(OTDOA−NeighbourCellInfoElement)を含み、OTDOA隣接セル情報に含まれた複数のOTDOA隣接セル情報要素は、端末のRSTD測定に対する隣接セルの優先順位に従って降順に並べることができる。すなわち、OTDOA隣接セル情報に含まれた最初のOTDOA隣接セル情報要素は、端末のRSTD測定に対する優先順位が最も高い隣接セルのOTDOA隣接セル情報要素であればよい。
OTDOA隣接セル情報要素はそれぞれ、物理セルID(physCellId)、CP長(cpLength)、PRS情報(prsInfo)、アンテナポート設定(antennaPortConfig)、スロット番号オフセット(slotNumberOffset)、PRSサブフレームオフセット(prs−SubframeOffset)、RSTD期待値(expectedRSTD)、及びRSTD期待値の不確定性(expectedRSTD-Uncertainty)を含む。
physCellIdは、隣接セルの物理的セルIDを表し、antennaPortConfigは、隣接セルがセル特定基準信号のために1(又は2)個のアンテナポートを使用するか、又は4個のアンテナポートを使用するかを表す。cpLengthは、隣接セルのPRSのCP長を表す。
prsInfoは、隣接セルのPRS設定に関する情報を表す。OTDOA隣接セル情報要素に含まれたprsInfoは、表3に示すOTDOA基準セル情報に含まれたprsInforと同じ形態を有する。すなわち、prsInfoは、prs−Bandwidth、prs−ConfigurationIndex、numDL−Frames及びprs−MutingInfoを含む。
prs−Bandwidthは、隣接セルのPRSを送信するために使用された帯域幅を表し、numDL−Framesは、隣接セルのPRSが割り当てられた連続する下りリンクサブフレームの個数(Nprs)を表し、prs−MutingInfoは、隣接セルのPRS沈黙設定を表し、prs−ConfigurationIndexは、隣接セルのPRS設定インデクスを表す。
slotNumberOffsetは、基準セル及び隣接セルのスロット番号オフセットを表す。スロット番号オフセットとは、基準セルの特定無線フレームの始点から、該特定無線フレームの次に来る、最初の隣接セルの無線フレームの始点までのオフセットを意味する。スロット番号オフセットは、スロットの個数で表現され、隣接セルのスロットタイミングが基準セルと同じ場合は、slotNumberOffsetフィールドを省略してもよい。
prs−SubframeOffsetは、基準搬送波周波数における基準セルの特定の最初のPRSサブフレームと、他の搬送波周波数における最初のPRSサブフレームの次に来る最初の隣接セルのPRSバーストの最初のPRSサブフレームとのオフセットであり、サブフレームの個数で表現される。
expectedRSTDは、端末が測定すると期待されるRSTD値である。Tsが1/(15000*2048)秒のとき、expectedRSTDの分解能(resolution)は3Tsである。
expectedRSTD−Uncertaintyは、expectedRSTD値の不確定性を表す。すなわち、expectedRSTD−Uncertaintyは、expectedRSTD値の誤差範囲を表す。expectedRSTD値の不確定性は、位置情報サーバの端末位置推定に関連する。expectedRSTD−Uncertaintyは、式4のような端末のサーチ区間(search window)を定義し、expectedRSTD−Uncertaintyの分解能も3Tsである。
(式4)
[expectedRSTD- - expectedRSTD-Uncertainty] < measured RSTD < [expectedRSTD + expectedRSTD-Uncertainty]
(式4)
[expectedRSTD- - expectedRSTD-Uncertainty] < measured RSTD < [expectedRSTD + expectedRSTD-Uncertainty]
再び、図8に示す端末の測位方法についての説明に戻る。端末の上位層が位置情報サーバから補助データを受信すると、上位層は補助データを物理層に送信し(S820)、物理層は、送信された補助データの指示に従って、複数のセルのそれぞれのPRS送信周期を用いてRSTDのための測定区間を設定する(S830)。
これに関連して、prsInfoに含まれたPRS設定インデクスによってPRS送信周期を決定する方法について説明する。
PRS設定インデクスは、上位層から物理層に送信される。PRSは、設定されたサブフレームでだけ送信され、NPRS個の連続した下りリンクサブフレームで送信される。NPRSも上位層で設定される。PRSが送信される連続したNPRS個のサブフレームのうちの最初のサブフレームは、式5を満たすサブフレームである。
(式5)
(式5)
ここで、nfはSFN、nsはスロット番号を表す。すなわち、端末は、補助データ提供メッセージを受信すると、補助データ提供メッセージに含まれた少なくとも一つのセルのPRS設定インデクスを用いてそれぞれのPRS情報を把握することができる。
次に、端末が基地局から信号を受信して測定を行うために、PRS送信周期を用いてRSTDのための測定区間TRSTDを設定する方法について説明する。
隣接セルの物理層セルID及びOTDOA補助データが共に提供される場合に、端末は、RSTDを受信し測定を行うことができる。周波数帯域において基準セルを含めてnは少なくとも16セルであり、基準セルは、下記のTRSTD ms以内の要件を満たす。
(式6)
TRSTD=TPRS・(M−1)+Δ (ms)
(式6)
TRSTD=TPRS・(M−1)+Δ (ms)
ここで、TRSTDは、少なくともnセルで検索及び測定のために必要な総時間を、TPRSは、セル固有の測位サブフレーム設定周期を、MはPRS測位機会の個数を表し、
は、一つのPRS測位機会のための測定時間であり、サンプリング時間及び処理時間を含む。
表6は、測位機会の個数Mに関連した内容を整理したものである。
TRSTDが決定されると、端末は、TRSTD内で測定したRSTDを送信することができる(S840)。このとき、測定した情報は、確定性が保証されるように、TRSTD区間が経過した後に送信することが好ましい。ただし、TRSTD区間が経過する前でも、既に設定された信号強度条件などを満たす場合は、RSTDに関連した情報を送信してもよい。
図11は、補助データを物理層に送信し、PRS周期を用いてRSTDのための測定区間を設定する過程を示す図である。
図11を参照すると、上位層によって補助データが受信されると(ステップ1110)、この補助データが物理層に送信され(ステップ1120)、補助データの指示に従ってTPRSが決定され(ステップ1130)、決定されたTPRSによってTRSTDが決定される(ステップ1140)。
これによって、それぞれのTRSTDに基づいて、各セルから受信したPRSを測定し、TOAを計算して、RSTD値を位置情報サーバに報告することが可能になる。
前述の方法によって端末がTRSTDを計算する場合、複数のセルはそれぞれ異なったPRS送信周期(例えば、Femto、Pico及びMacroセル)を有することがある。PRSの周期がセルごとに異なっている場合は、端末が報告及び測定を行う時間が不明確になる。これについて図12を参照して説明する。
図12に、PRSの周期がセルごとに異なる場合、測位のための測定区間が複数個となる過程を示す。
図12では、端末が基準セル、セルA及びセルBからPRSを受信すると仮定している。
基準セル、セルA及びセルBのうち、セルBが最も小さいTPRS値を有しているから、セルBのTRSTDが最も短い値と計算される。
次に、2番目に長い値を有する基準セルのTPRSによってTRSTDが算定され、セルAのTRSTDが最も長い値となる。
このとき、端末は、複数のセル(基準セル、セルA及びセルB)それぞれのTRSTDが経過すると、測定したRSTDを報告する。そのため、端末は複数の報告を繰り返し行わなければならず、性能が低下する可能性がある。
そこで、本発明では、複数のセルのPRS周期(TPRS)のうち、所定の条件のPRS周期(TPRS)を用いてTRSTDを決定し、TRSTD区間を用いて端末が測定及び報告を効率的に行えるようにする測位方法を提供する。
これに関する本発明の具体例を、図13を参照して説明する。
図13は、本発明の一実施例によって、RSTDのために、最大値のPRS周期を用いた測定区間が適用される方法を示すフローチャートである。
図13のS1310、S1320及びS1350段階は、図8のS810、S820及びS840の段階にそれぞれ似ているので、明細書の簡明化のために説明を省略する。
図13を参照すると、上位層で受信して物理層に送信されたOTDOA関連データ(例えば、補助データ)は、前述の通り、複数のセル識別子、及び対応するセルのPRS設定情報を含む。
このとき、物理層は、データに含まれた複数のPRS設定情報を用いて複数のセルの特定PRS送信周期をそれぞれ計算することができる。
従来では、図12で説明したように、計算されたそれぞれのPRS送信周期(TPRS)を用いてTRSTDを計算したが、本発明では、セル特定PRS送信周期のうち、最大値を有するTPRSを用いてTRSTDを計算する(S1330、S1340)。
TRSTDの計算には、前述の通り、TRSTD=TPRS・(M−1)+Δが適用される。
ここで、TRSTDは、RSTDのための測定区間の長さを表し、TPRSは、複数のセル特定PRS送信周期のうち、最大の値を表し、Mは、PRS測位機会の個数を表し、Δは、一つのPRS測位機会のための測定時間を表す。
ここで、セル特定PRS送信周期のうち、最大値を有するTPRSを用いてTRSTDを計算し、計算されたTRSTDが経過すると、複数のセルに対して測定したRSTDを報告する。ここで計算されたTRSTDは、他のセルのPRS送信周期を用いて計算されたTRSTDよりも常に大きいから、測定精度が維持され、且つ一度の報告によって、含まれた複数の位置測定関連情報を位置情報サーバに提供することができる。
本発明の内容を、図14を参照してより詳しく説明する。
図14は、本発明の一実施例によって、RSTDのために、最大値のPRS周期を用いた測定区間が適用される一例を示す図である。
以下では、説明の便宜のために、端末が基準セル、セルA及びセルBからPRSを受信し、且つ各セルのTPRS長は、セルBが最も短く、基準セル、セルAの順に長いと仮定する。
図14を参照すると、それぞれのTPRSに基づいて算定されたTRSTDのうち、最も長いセルAのTRSTDを基準にして、複数のセルから受信したPRS値に対するRSTDを計算して位置情報サーバに送信する。ここで、基準としたセルAのTRSTDは、その他の基準セル又はセルBのTRSTDよりも長いから他のセルのTRSTDを保証し、結果として測定精度が保証される。なお、複数のセルのそれぞれのTRSTDに基づいて計算されたRSTDを報告せず、一つのセルAのTRSTDを用いることで、端末の反復した報告作業を単純化することもできる。
ここで、RSTDのための測定区間は、補助データが物理層に送信された後、最も近いPRS測位機会があるサブフレームから始めてもよい。
端末の位置情報報告については、信号の正確性保証のために計算されたTRSTD期間が経過した後に報告が行われることが一般的である。ただし、予め設定された信号の強度条件を予め満たす場合には、TRSTD期間が経過する前に報告が行われてもよい。
一方、本発明の他の実施例として、端末は、最も長いTPRSを基準にして決定された区間内において、所定の条件を満たす一つ以上のセルに対するRSTD測定情報を位置情報サーバに提供してもよい。
例えば、最も長いTPRSを基準にして決定されたTRSTD区間内であっても、基準セルのTRSTD区間が経過すると、基準セルのTRSTD区間以内のTRSTDを有する少なくとも一つのセルに対して測定されたRSTD値を位置情報サーバに報告してもよい。
ただし、上述の事項は単なる例示に過ぎず、本発明の内容はこれに限定されない。
図15は、本発明の他の実施例によって、基準セルのPRS周期及び最大値のPRS周期を用いた測定区間が適用される一例を示す図である。
図15では、所定の基準として基準セルのTRSTD区間が適用されると仮定する。
図15に示すように、端末は、基本的に、最も長いTPRSを用いて決定されたTRSTD区間を基準に、複数のセルに対するRSTD測定情報を位置情報サーバに提供する。
このとき、最も長いTPRSを用いて決定されたTRSTD区間が経過する前であっても、基準セルのPRS送信周期を用いて決定したRSTDのための測定区間であるTRSTDが経過することがある。
この場合、端末は、基準セルのTRSTDの範囲内に含まれるTRSTDを有する少なくとも一つのセルに対して決定されたRSTDを位置情報サーバに送信する。したがって、長いTPRSを用いて決定されたTRSTD区間、及び基準セルのPRS送信周期を用いて決定されたTRSTDを用いて、複数のセルのRSTD値を位置情報サーバに送信することも可能である。
このとき、端末の位置情報報告については、信号の正確性保証のために計算されたTRSTD期間が経過した後に報告が行われるのが一般的であるが、予め設定された信号の強度条件を予め満たす場合には、TRSTD期間が経過する前に報告が行われてもよい。
なお、本発明の一実施例の他の方法として、図示してはいないが、基準セルのTRSTD区間が経過した後、それぞれのセルのTRSTD区間でRSTD測定情報を報告する条件を設定してもよい。
すなわち、端末は、最も長いTPRSを用いて決定されたTRSTD区間を基準にして複数のセルのRSTD値を一度に報告するが、基準セルのPRS送信周期を用いて決定したTRSTD期間が経過すると、端末は、基準セルに対するRSTD測定情報を位置情報サーバに提供し、以降、基準セルのTRSTD区間よりも長いそれぞれのセルのTRSTD区間が経過すると、経過したそれぞれのセルに対するRSTD測定情報を位置情報サーバに提供してもよい。
このとき、端末の位置情報報告については、信号の正確性保証のために計算されたTRSTD期間が経過した後に報告が行われるのが一般的であるが、予め設定された信号の強度条件を予め満たす場合には、TRSTD期間が経過する前に報告が行われてもよい。
一方、本発明の他の実施例として、端末は、基準セルのTPRSに基づいて決定されたTRSTD区間を用いて、複数のセルに対するRSTD測定情報を位置情報サーバに提供してもよい。
基準セルは、固定されたセルであって、端末の位置を決定する際に重要な情報を提供するため、最も長いTPRSに代えて基準セルのTPRSに基づいて決定されたTRSTDを基準に複数のRSTD値を報告してもよい。
これについて図16を参照して説明する。
図16は、本発明の他の実施例によって、基準セルのPRS周期を用いた測定区間が適用される一例を示す図である。
図16を参照すると、それぞれのTPRSに基づいて算定されたTRSTDのうち、基準セルのTRSTDが基準となっており、基準セルのTRSTDが経過した後に、複数のセルのそれぞれに対して計算されたRSTDを位置情報サーバに送信してもよい。
基準セルは、他のセルに比べて基準値を提供することができ、一つのTRSTDを基準にして報告を行う場合、報告時期を明確にさせ、端末の誤り又は機能低下を防止することができる。
このとき、端末の位置情報報告については、信号の正確性保証のために計算されたTRSTD期間が経過した後に報告が行われるのが一般的である。ただし、予め設定された信号の強度条件を予め満たす場合には、TRSTD期間が経過する前に報告が行われてもよい。
図17は、本発明の実施例を具現できる送信器及び受信器の構成を示す図である。
送信器及び受信器は、情報、データ、信号及び/又はメッセージなどを送受信できるアンテナと、アンテナを制御してメッセージを送信する送信モジュール1712,1732と、アンテナを制御してメッセージを受信する受信モジュール1711,1731と、通信関連情報を記憶するメモリ1714,1734と、送信モジュール、受信モジュール及びメモリを制御するプロセッサ1713,1733と、をそれぞれ備える。
アンテナは、送信モジュール1712,1732で生成された信号を外部に送信したり、外部から受信した無線信号を受信モジュール1711,1731に転送する機能を果たす。多重アンテナ(MIMO)機能が支援される場合には2個以上のアンテナを備えてもよい。
プロセッサ1713,1733は、通常、送信器又は受信器の動作全般を制御する。特に、プロセッサは、上述した本発明の実施例を実行するための制御機能、サービス特性及び伝播環境に応じた媒体接続制御(MAC)フレーム可変制御機能、ハンドオーバ機能、認証及び暗号化機能などを果たすことができる。さらに、プロセッサ1713,1733は、種々のメッセージの暗号化を制御する暗号化モジュール及び種々のメッセージの送受信を制御するタイマーモジュールをそれぞれ備えてもよい。
端末のプロセッサ1713は、基地局から受信したシステム情報を用いて基準セル及び複数の隣接セルのそれぞれからPRSを受信し、複数の各隣接セルの、基準セルに対するRSTDを測定する。
このとき、プロセッサ1713は、セル特定PRS送信周期のうち、最大値を有するTPRSを用いてTRSTDを計算してもよい。
TRSTDを計算するための式は、前述の通り、TRSTD=TPRS・(M−1)+Δである。ここで、TRSTDは、RSTDのための測定区間の長さを表し、TPRSは、複数のセル−特定PRS送信周期のうち、最大の値を表し、Mは、PRS測位機会の個数を表し、Δは、一つのPRS測位機会のための測定時間を表す。
基地局のプロセッサ1733は、端末から受信したRSTDを用いて端末の位置を決定する。
送信モジュール1712,1732は、プロセッサでスケジュールされて外部に送信される信号及び/又はデータに対して所定の符号化及び変調を行ってアンテナに転送することができる。
端末の送信モジュール1712は、測定された複数の各隣接セルの基準セルに対するRSTDを位置情報サーバに送信する。
基地局の送信モジュール1732は、基準セル及び複数の隣接セルに関する情報を含むシステム情報を端末に送信する。
受信モジュール1711,1731は、外部からアンテナを介して受信した無線信号に対して復号及び復調を行って原本データの形態に復元し、プロセッサ1713,1733に転送することができる。
端末の受信モジュール1711は、基準セル及び複数の隣接セルに関する情報を含むシステム情報を位置情報サーバから受信する。このシステム情報は、端末がSFNを取得できるセルを、基準セル又は複数の隣接セルとして含む。
基地局の受信モジュール1731は端末から、当該端末が測定した、複数の各隣接セルの基準セルに対するRSTDを受信する。
メモリ1714,1734は、プロセッサの処理及び制御のためのプログラムを記憶してもよく、入/出力されるデータ(移動局の場合、基地局から割り当てられた上りリンク許可(UL grant)、システム情報、ステーション識別子(STID)、フロー識別子(FID)、動作時間、領域割当情報及びフレームオフセット情報、などの一時記憶のための機能を行ってもよい。
また、メモリは、フラッシュメモリタイプ、ハードディスクタイプ、マルチメディアカードマイクロタイプ、カードタイプのメモリ(例えば、SD又はXDメモリなど)、RAM、SRAM、ROM、EEPROM、PROM、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち、少なくとも一つのタイプの記憶媒体を含むことができる。
以上開示された本発明の好ましい実施例についての詳細な説明は、当業者が本発明を具現して実施できるように提供された。以上では本発明の好適な実施例を参照して説明したが、当該技術の分野における熟練した当業者には、本発明の領域から逸脱しない範囲内で本発明を様々に修正及び変更できるということが理解されるであろう。例えば、当業者は、上記の実施例に記載された各構成を互いに組み合わせる方式で用いることができる。
したがって、本発明は、ここに開示されている実施形態に制限されるものではなく、ここに開示されている原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えるためのものである。
本発明の各実施例は、様々な無線接続システムに適用することができる。様々な無線接続システムの例には、3GPPシステム、3GPP2及び/又は米国電気電子学会802(IEEE802.xx)システムなどがある。本発明の実施例は、上記の様々な無線接続システムの他に、上記の様々な無線接続システムを応用したいずれの技術分野にも適用することができる。
Claims (12)
- 無線通信システムにおいて端末が基準信号時間差(RSTD)測定区間を設定する方法であって、
複数のセル識別子及び対応するセルの測位基準信号(PRS)設定情報を含む観測到着時間差(OTDOA)関連データを含むメッセージを上位層で取得するステップと、
前記OTDOA関連データを前記上位層から物理層に送信するステップと、
前記物理層において前記PRS設定情報を用いて取得された複数のセル特定PRS送信周期を用いて、前記RSTD測定区間を下記式によって決定するステップと、
を有する方法。
(式)
TRSTD=TPRS・(M−1)+Δ
ここで、TRSTDは、前記RSTD測定区間の長さを表し、
TPRSは、前記複数のセル特定PRS周期のうち、最大のものを表し、
Mは、PRS測位機会の個数を表し、
Δは、一つのPRS測位機会の測定時間を表す。 - 前記RSTD測定区間は、前記OTDOA関連データが前記物理層に送信された後に、最も近いPRS測位機会があるサブフレームから始まる、請求項1に記載の方法。
- 前記RSTD測定区間が過ぎた後に、RSTD測定情報を位置情報サーバに提供するステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
- 前記RSTD測定区間内で、所定の条件を満たす一つ以上のセルに関するRSTD測定情報を前記位置情報サーバに提供するステップを更に有する、請求項3に記載の方法。
- 前記RSTD測定区間内で、基準セルのPRS周期を用いて決定した測定区間が過ぎた後、前記基準セルに関するRSTD測定情報を前記位置情報サーバに提供するステップを更に有する、請求項3に記載の方法。
- 前記OTDOA関連データを含むメッセージは、サービス提供基地局を介して位置情報サーバから受信される、請求項1に記載の方法。
- 無線通信システムにおいて基準信号時間差(RSTD)測定区間を設定するように構成された端末であって、
無線周波(RF)ユニットと、
プロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、複数のセル識別子及び対応するセルの測位基準信号(PRS)設定情報を含む観測到着時間差(OTDOA)関連データを含むメッセージを上位層で取得し、前記OTDOA関連データを前記上位層から物理層に送信し、前記物理層において前記PRS設定情報を用いて取得された複数のセル特定PRS周期を用いて、前記RSTD測定区間を下記式によって決定する、端末。
(式)
TRSTD=TPRS・(M−1)+Δ
ここで、TRSTDは、前記RSTD測定区間の長さを表し、
TPRSは、前記複数のセル特定PRS周期のうち、最大のものを表し、
Mは、PRS測位機会の個数を表し、
Δは、一つのPRS測位機会の測定時間を表す。 - 前記RSTD測定区間は、前記OTDOA関連データが前記物理層に送信された後に、最も近いPRS測位機会があるサブフレームから始まる、請求項7に記載の端末。
- 前記プロセッサは、
前記RSTD測定区間が過ぎた後に、RSTD測定情報を位置情報サーバに提供する、請求項7に記載の端末。 - 前記プロセッサは、
前記RSTD測定区間内で、所定の条件を満たす一つ以上のセルに関するRSTD測定情報を前記位置情報サーバに提供する、請求項9に記載の端末。 - 前記プロセッサは、
前記RSTD測定区間内で、基準セルのPRS周期を用いて決定した測定区間が過ぎた後、前記基準セルに関するRSTD測定情報を前記位置情報サーバに提供する、請求項9に記載の端末。 - 前記OTDOA関連データを含むメッセージは、サービス提供基地局を介して位置情報サーバから受信される、請求項7に記載の端末。
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