JP6826187B2 - Rstd測定用の参照送信ポイントの選択を制御すること - Google Patents

Rstd測定用の参照送信ポイントの選択を制御すること Download PDF

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Description

本開示は、一般に位置決定に関し、より具体的には参照信号の時間差測定用の参照送信ポイントの選択を制御することに関するものである。
ターゲットデバイス(たとえば、とりわけ、無線デバイスまたはUE、移動中継局、PDA、マシン型通信(別名マシン対マシン通信)用の無線デバイス、無線デバイスまたは無線機器を取り付けたラップトップコンピュータ)の位置を決定するためのいくつかの測位方法が存在する。ターゲットデバイスの位置は、適切な測定ノードまたはターゲットデバイスによって実施され得る1つまたは複数の測位測定を使用することによって決定される。測定ノードは、使用される測位方法に応じて複数のデバイスであり得、ターゲットデバイス自体、個別の無線ノード(たとえばスタンドアロンのノード)、ならびにターゲットデバイスのサービングノードおよび/または近隣ノードを含むがこれらには限定されない。測定はまた、測位方法に応じて、1つまたは複数のタイプの測定ノードによって実施され得る。
図1は、特定の実施形態による、LTEネットワークにおける例示の測位アーキテクチャを図解するものである。図1のLTEアーキテクチャは、いわゆるLCS−APインターフェースを介してコアネットワーク(たとえば移動性管理エンティティ(MME))に接続されたエボルブドサービングモバイルロケーションセンタ(E−SMLC)、および規格化されたLgインターフェースを介してMMEに接続されたゲートウェイモバイルロケーションセンタ(GMLC)を規定することによって位置サービスをサポートするものである。LTEシステムは、無線アクセスネットワーク(RAN)のカバレッジエリアの範囲内のターゲットデバイス(たとえばUE)の位置を突きとめる、ある範囲の方法をサポートするものである。これらの方法は、精度および利用可能性において異なる。一般的には、衛星ベースの方法(たとえばGPS、補助GNSS)は、(数)メートルの分解能を伴う正確さであるが、屋内の環境では利用できないことがある。他方では、セルIDベースの方法は、正確性ははるかに劣るが、高度の利用可能性を有する。したがって、いくつかの実施形態では、LTEは、測位のための第1の方法としてA−GPSを使用し、セルIDおよびObserved Time Difference Of Arrival(OTDOA)ベースの方式がフォールバック方法としてサーブする。
LTEでは、ターゲットデバイス(たとえばUE)、eNode Bまたは測位測定専用の無線ノード(たとえばLMU)は、測位ノード(別名E−SMLCまたは位置サーバ)により、測位方法に応じて1つまたは複数の測位測定を実施するように設定される。測位測定は、ターゲットデバイスの位置を決定するために、ターゲットデバイスまたは測定ノードまたは測位ノードによって使用される。LTEでは、測位ノードは、LTE測位プロトコル(LPP)を使用してUEと通信し、LTE測位プロトコルアネックス(LPPa)を使用してeNode Bと通信する。
図1を参照して、LTE測位アーキテクチャにおける3つの重要なネットワークエレメントは、LCSクライアント、LCSターゲットおよびLCSサーバである。LCSサーバは、測定結果および他の位置情報を収集し、測定において必要とあれば端末を支援し、LCSターゲットの位置を推定することにより、LCSターゲットデバイスの測位を管理する物理エンティティまたは論理エンティティである。LCSクライアントは、1つまたは複数のLCSターゲット(すなわち測位されているエンティティ)の位置情報を得るためにLCSサーバと相互作用するソフトウェアエンティティおよび/またはハードウェアエンティティである。LCSクライアントは、LCSターゲット自体に存在してもよい。LCSクライアントは位置情報を得るためにLCSサーバへ要求を送り、LCSサーバは受信した要求を処理してこれにサーブし、測位結果および任意選択の速度推定をLCSクライアントへ送る。測位要求は、端末またはネットワークノードまたは外部クライアントから発信され得る。
位置計算は、たとえば測位サーバ(たとえばLTEにおけるE−SMLCまたはSLP)またはUEによって行われ得る。測位サーバの手法は、UE測定に基づくとき、UE支援の測位モードに対応し、UEの手法はUEベースの測位モードに対応する。
Observed Time Difference Of Arrival(OTDOA)の測位
LTEでは、OTDOAの方法は、UE位置を決定するために、無線ノードからの信号の到着の時間差に関係のあるUE測定を使用する。OTDOAの測定の速度を上げ、精度も改善するために、測位サーバは、ターゲットデバイスにOTDOAの支援情報を提供する。OTDOAは、UEベースの測位方法またはUE支援の測位方法でもあり得る。UEベースの測位方法ではターゲットデバイスが自分自身の位置を決定するが、UE支援の測位方法では、測位サーバ(たとえばE−SMLC)は、ターゲットデバイスから受信したOTDOAの測定結果を使用してターゲットデバイスの位置を決定する。
LTEのOTDOAのUE測定は、測位参照信号(PRS)を用いて実施される。各RSTD測定は、参照セルによって送信されたCRSまたはPRSのいずれか、および近隣セルから送信されたPRSを用いて実施される。十分な測位精度を達成するために、複数の別個の対のサイト(参照セルおよび近隣のセル)からのRSTD測定値が必要とされる。
いくつかの実施形態では、PRSは、あらかじめ規定されたパターンに従って1つのアンテナポート(R6)から送信される。図2は、特定の実施形態による例示のPRSパターンを図解するものである。図2では、マークのある正方形は、14のOFDMシンボル(通常のサイクリックプレフィックスを有する1ミリ秒のサブフレーム)にわたる12のサブキャリアのブロックの範囲内のPRSリソースエレメントを指示する。あらかじめ規定されたPRSパターンに対して1組の周波数シフトを適用して1組の直交パターンを得ることができ、これがPRSの干渉を低減するために近隣のセルに使用され得、したがって測位測定を改善する。6つの有効周波数の再利用がこのようにモデル化され得る。周波数シフトは、物理セルID(PCI)の関数として次式で規定される。
shift=mod(PCI,6)
PRSはまた、ゼロ電力で送信され得、または弱められた電力もしくは低減された電力で送信され得る。PRSは、いくつかの連続したサブフレーム(NPRS)すなわち1つの測位機会によってグループ化された、あらかじめ規定された測位サブフレームで送信され、これは、N個のサブフレームの特定の周期性(すなわち2つの測位機会間の時間間隔)で周期的に生じる。期間Nは、160ミリ秒、320ミリ秒、640ミリ秒、および1280ミリ秒であり、連続したサブフレームの数NPRSは1、2、4、または6であり得る。
PRSの聞き取りやすさを改善するために、すなわち、PRSを複数のサイトから適切な品質で検知することを可能にするために、測位サブフレームは低干渉のサブフレームとして設計されており、すなわち、測位サブフレームでは一般にデータ送信が許されないことも合意されている。結果として、同期ネットワークにおけるPRSに対する干渉は、理想的には同一のPRSパターンインデックス(すなわち同一の垂直方向シフトv_shift)を有する他のセルからのPRSによるもののみであり、データ送信による干渉はない。
参照信号時間差(RSTD)の測定
RSTD測定の規定は、現在、セルに関して、3GPP TS 36.214において以下のように指定されている。
上記に見られるように、RSTD測定は、測定されたセルタイミングおよび参照セルタイミングといった2つの要素から成る。参照セル(ネットワークによって選択される)は、LPP(TS 36.355)を介して、以下のようにOTDOAの補助データでUEに指示される。
以下のように、UEは、参照セルを再び選択して、UEが選択した参照セルをRSTD測定結果とともに(LPP、TS 36.355を介して)報告することも可能である。
共用セル
共用セルは、複数の地理的に分離された送信ポイント(TP)からUEへの送信が動的に調整される、ダウンリンク(DL)が統合されたマルチポイント(CoMP)のタイプである。共用セルの固有の特徴は、共用セルの内部のすべての送信ポイントが同一の物理セルID(PCI)を有することである。これは、UEがPCI復号によって各TPを区別するのは不可能であることを意味する。PCIは、たとえばセル識別などの測定手順中に取得される。
図3は、特定の実施形態による、1つのマクロセルおよびいくつかのRRHを備える例示の共用セルを図解するものである。図3に図解されているように、一般的な配置では、共用セルは、RRHによって生成された送信ポイント/受信ポイントがマクロセルのものと同一のセルIDを有するマクロセルカバレッジの範囲内の、低電力RRHを有するヘテロジニアスネットワークから成る。一般に、共用セルは、1組の低電力ノード(LPN)とサーブする高電力ノード(HPN)から構成される。
共用セルの手法は、(マクロポイントのカバレッジエリアの範囲内の)すべてのポイントに対して同一のセル固有の信号を送達することによって実施され得る。そのような方策を用いて、一次同期信号(PSS)、二次同期信号(SSS)、セル固有の参照信号(CRS)、測位参照信号(PRS)などの同一の物理信号と、物理的ブロードキャストチャネル(PBCH)、ページングおよびシステム情報のブロック(SIB)を含有している物理的ダウンリンク共用チャネル(PDSCH)、制御チャネル(PDCCH、PCFICH、PHICH)などの同一の物理チャネルとが、DLにおいて各TPから送信される。共用の範囲内のTP間の送信タイミングの点で緊密な同期が、任意の対のノード間で、たとえば約±100ナノ秒で使用される。これは、M個のポイントから送信されて空中で組み合わされる物理信号および物理チャネルを可能にする。組合せは、ブロードキャストのための単一周波数ネットワーク(SFN)におけるものに類似である。SFNの効果により、UE側で受信される信号の平均強度が増加して、同期および制御チャネルのカバレッジが改善される。
HPNの最大出力は、一般的には43〜49dBmにあり得る。HPNの例にはマクロノード(別名広域基地局)がある。低電力ノードの例には、マイクロノード(別名中位領域基地局)、ピコノード(別名局所領域基地局)、フェムトノード(家庭内基地局、またはHBS)、中継ノードなどがある。低電力ノードの最大出力は、電力クラスに応じて、たとえば一般的には20〜38dBmである。たとえば、ピコノードは一般的には24dBmの最大出力を有し、HBSは20dBmの最大出力を有する。
共用セルのサイズは、セル半径の点で、数百メートル(たとえば100〜500m)から数キロメートル(たとえば1〜5km)まで変化し得る。
共用セルという用語は、共通のセルIDを有するCoMPクラスタ、共通のセルIDを有するクラスタセル、組み合わされたセル、RRH、RRU、分散型アンテナシステム(DAS)、共用セルIDを有するヘテロジニアスネットワークなど、他の類似の用語と区別なく使用される。同様に、送信ポイントという用語も、無線ノード、無線ネットワークノード、基地局、無線ユニット、リモートアンテナなどの他の類似の用語と区別なく使用される。これらはすべて同一の意味を持つ。本明細書では、一貫性のために、より一般的な用語でもある共用セルを使用する。その上、一貫性のために、共用セルの内部の個別のノードに関して送信ポイント(TP)という用語も使用される。
マルチキャリアまたはキャリアアグリゲーション
マルチキャリアまたはキャリアアグリゲーションのシステムでは、キャリアは、一般にコンポーネントキャリア(CC)と名づけられ、セルまたはサービングセルと称されることもある。原理的に、各CCが複数のセルを有する。キャリアアグリゲーション(CA)という用語は、「マルチキャリアシステム」、「マルチセル動作」、「マルチキャリア動作」、「マルチキャリア」送信および/または「マルチキャリア」受信と呼ばれることもある(たとえば区別なくこう呼ばれる)。これは、CAがアップリンクとダウンリンクの両方向でのシグナリングおよびデータ送信のために使用されることを意味する。CCのうち1つは一次コンポーネントキャリア(PCC)もしくは単に一次キャリアと呼ばれ、またはアンカキャリアと呼ばれることもある。もう1つは二次コンポーネントキャリア(SCC)もしくは単に二次キャリアと呼ばれ、または二次的キャリアと呼ばれることもある。一般に、一次CCすなわちアンカCCは、必須のUE固有のシグナリングを搬送する。一次CC(別名PCCまたはPCell)はCAにおいてアップリンクとダウンリンクの両方向に存在する。単一のUL CCがある場合には、PCellは明らかにこのCC上にある。ネットワークは、同一のセクタまたはセルで動作する異なるUEに、異なる一次キャリアを割り当ててよい。
マルチキャリア動作は、マルチアンテナ送信とともに使用されることもある。たとえば、各CC上の信号は、eNBによって2つ以上のアンテナを通じてUEに送信されてよい。CAにおけるCCは、同一のサイトもしくは基地局または無線ネットワークノード(たとえば中継ノード、移動中継ノードなど)に共同設置されてもされなくてもよい。たとえば、CCは異なる位置から(たとえば配置されていないBS、またはBSおよびRRHもしくはRRUから)発信(すなわち送受信)されてよい。組み合わされたCAとマルチポイント通信の例には、DAS、RRH、RRU、CoMPのマルチポイント送受信などがある。本明細書で開示される実施形態および特徴はマルチポイントキャリアアグリゲーションシステムにも適合するものであり、すなわちCAまたはCoMPなどと組み合わせたCAにおける各CCに適用可能である。
現行の3GPP規格は参照セルしかサポートせず、RSTD測定の参照TPはサポートされないが、セルが共用セルである場合には複数のTPがあり得、複数のTPの組はRSTD測定用の参照として使用され得ない。その上、具体的なTPを参照として選択することは、些細なことではない。
前述の問題に対処するために、無線デバイスにおいて参照送信ポイント(TP)を選択するための方法が開示される。この方法は、第1のノードから補助情報を受信することを含み、補助情報は、2つ以上のTPを有するセル内に位置する第1の参照TPに関連したデータを含む。この方法は、第1の参照TPに関連したデータを使用して、第1の参照信号時間差(RSTD)の測定値を計算することをさらに含み得る。いくつかの実施形態では、この方法は、第1のRSTD測定値を第2のノードに通信することを含み得る。いくつかの実施形態では、第1のノードと第2のノードは同一のノードでよい。
特定の実施形態では、この方法は、無線デバイスの運用上のタスクにおいて第1のRSTD測定値を利用することを含み得る。UEの運用上のタスクは、とりわけ、無線デバイスの位置を決定すること、無線デバイスの送信のタイミングもしくはタイミングアドバンスを制御すること、RRM、1つもしくは複数の内部もしくは外部のデータベースにRSTD測定値を記憶すること、および/または自己組織化ネットワーク(SON)の解決策のためにRSTD測定値を利用することを含み得る。
特定の実施形態では、第1の参照TPに関連したデータはTP固有の識別子を含む。特定の実施形態では、第1の参照TPに関連したデータはTP固有のミューティングパターンを含む。特定の実施形態では、第1の参照TPに関連したデータは第1の参照TPに関連した参照セルを含む。
特定の実施形態では、この方法は、2つ以上のTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートする無線デバイスの能力を第2のノードに通信することをさらに含む。いくつかの実施形態では、第1のノードと第2のノードは同一のノードである。
特定の実施形態では、この方法は、第1の参照TPが受入れ可能なRSTD測定値をもたらさないと決定し、第1の参照TPとは異なる第2の参照TPを選択し、第2の参照TPからの第2のRSTD測定値を計算することをさらに含む。いくつかの実施形態では、この方法は、第2のRSTD測定値を第2のノードに通信することをさらに含む。いくつかの実施形態では、第1のノードと第2のノードは同一のノードであり、第1の参照TPと第2の参照TPは同一の参照TPである。いくつかの実施形態では、この方法は、第2の参照TPに関連した参照セルを第2のノードに通信することをさらに含む。
特定の実施形態では、この方法は、第1の参照TPとは異なる第2の参照TPを、第1のノードまたは第2のノードのうち少なくとも1つに通信することを含む。
いくつかの実施形態では、第1のノードは、測位ノード、eNodeB、無線基地局、およびUEを含むグループから選択されたノードである。
特定の実施形態によれば、ネットワークノードにおける参照送信ポイント(TP)を選択するための方法は、無線デバイスが第1の参照信号時間差(RSTD)の測定値を計算するために使用する第1の参照TPを決定することを含み、第1の参照TPは2つ以上のTPを有するセル内に位置する。この方法は、第1の参照TPに関連したデータを含む補助情報を無線デバイスに通信することをさらに含む。
特定の実施形態では、この方法は、2つ以上のTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートする無線デバイスの能力を、無線デバイスから受信することをさらに含んでよい。
特定の実施形態では、この方法は、第1の参照TPに関連したデータを第1のノードから受信することをさらに含む。いくつかの実施形態では、第1のノードは、eNodeB、測位ノード、無線ネットワークノード、および無線デバイスを含むグループから選択されたノードである。
特定の実施形態では、第1の参照TPに関連したデータはTP固有の識別子を含む。特定の実施形態では、第1の参照TPに関連したデータはTP固有のミューティングパターンを含む。特定の実施形態では、第1の参照TPに関連したデータは第1の参照TPに関連した参照セルを含む。
特定の実施形態では、この方法は、無線デバイスから、第1の参照TPに関連したデータに関連した第1のRSTD測定値を受信することをさらに含む。
特定の実施形態では、この方法は、無線デバイスから、第2の参照TPの指示を受信することをさらに含む。いくつかの実施形態では、第2の参照TPの指示は第2の参照TPに関連した参照セルを含む。いくつかの実施形態では、第1の参照TPと第2の参照TPは同一の参照TPである。
特定の実施形態によれば、無線デバイスは、インターフェースに対して動作可能に結合されたインターフェースおよび処理回路を含む。インターフェースは、第1のノードから補助情報を受信するように設定されている。補助情報は第1の参照TPに関連したデータを含む。第1の参照TPは2つ以上のTPを有するセル内に位置し得る。処理回路は、第1の参照TPに関連したデータを使用して第1の参照信号時間差(RSTD)の測定値を計算するように設定されている。
特定の実施形態では、インターフェースは、第1のRSTD測定値を第2のノードに通信してよい。いくつかの実施形態では、第1のノードと第2のノードは同一のノードでよい。
特定の実施形態では、第1の参照TPに関連したデータは第1の参照TPに関連した参照セルを含む。
特定の実施形態では、処理回路は、無線デバイスの運用上のタスクにおいて第1のRSTD測定値を利用するようにさらに設定されている。UEの運用上のタスクは、とりわけ、無線デバイスの位置を決定すること、無線デバイスの送信のタイミングもしくはタイミングアドバンスを制御すること、RRM、1つもしくは複数の内部もしくは外部のデータベースにRSTD測定値を記憶すること、および/または自己組織化ネットワーク(SON)の解決策のためにRSTD測定値を利用することを含み得る。
特定の実施形態では、第1の参照TPに関連したデータはTP固有の識別子を含む。いくつかの実施形態では、第1の参照TPに関連したデータはTP固有のミューティングパターンを含む。
特定の実施形態では、インターフェースは、2つ以上のTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートする無線デバイスの能力を第2のノードに通信してよい。いくつかの実施形態では、第1のノードと第2のノードは同一のノードでよい。
特定の実施形態では、処理回路は、第1の参照TPが受入れ可能なRSTD測定値をもたらさないと決定することがある。次いで、処理回路は、第1の参照TPとは異なる第2の参照TPを選択し、第2の参照TPからの第2のRSTD測定値を計算してよい。いくつかの実施形態では、インターフェースは、第2のRSTD測定値を第2のノードに通信するように設定されている。いくつかの実施形態では、第1のノードと第2のノードは同一のノードであり、第1の参照TPと第2の参照TPは同一の参照TPである。
特定の実施形態では、インターフェースは、第2の参照TPに関連した参照セルを、第1のノードまたは第2のノードのうち少なくとも1つに通信するように設定されている。
特定の実施形態では、インターフェースは、第1の参照TPとは異なる第2の参照TPを、第1のノードまたは第2のノードのうち少なくとも1つに通信するように設定されている。
いくつかの実施形態では、第1のノードは、測位ノード、eNodeB、無線基地局、およびUEを含むグループから選択されたノードである。
特定の実施形態によれば、ネットワークノードは、処理回路と、処理回路に対して動作可能に結合されたインターフェースとを含む。処理回路は、第1の参照信号時間差(RSTD)測定値を計算するために無線デバイスが使用する第1の参照TPを決定するように設定されており、第1の参照TPは2つ以上のTPを有するセル内に位置する。インターフェースは、第1の参照TPに関連したデータを含む補助情報を無線デバイスに通信するように設定されている。
特定の実施形態では、インターフェースは、無線デバイスから、2つ以上のTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートする能力を受信するようにさらに設定されている。いくつかの実施形態では、インターフェースは、第1のノードから、第1の参照TPに関連したデータを受信するようにさらに設定されている。第1のノードは、eNodeB、測位ノード、無線ネットワークノード、および無線デバイスを含むグループから選択されたノードでよい。
特定の実施形態では、第1の参照TPに関連したデータはTP固有の識別子を含む。特定の実施形態では、第1の参照TPに関連したデータはTP固有のミューティングパターンを含む。特定の実施形態では、第1の参照TPに関連したデータは第1の参照TPに関連した参照セルを含む。
特定の実施形態では、インターフェースは、無線デバイスから、第1の参照TPに関連したデータに関連した第1のRSTD測定値を受信するようにさらに設定されている。
特定の実施形態では、インターフェースは、無線デバイスから、第2の参照TPの指示を受信するようにさらに設定されている。いくつかの実施形態では、第2の参照TPの指示は第2の参照TPに関連した参照セルを含む。いくつかの実施形態では、第1の参照TPと第2の参照TPは同一の参照TPである。
本開示の特定の実施形態は、1つまたは複数の技術的な利点を提供し得るものである。たとえば、特定の実施形態は、RSTD測定の参照としてTPを使用することを可能にし、これによってRSTD測定のさらなる参照ソースを可能にし得る。特定の実施形態では、RSTD測定のさらなる参照ソースは、利用可能なTPおよびUEの位置に応じて、より正確なRSTD測定を可能にし得る。特定の実施形態は、参照セルとしてのTPの最適な選択を可能にすることにより、UE位置を決定するために使用される測定値の受信を改善し得る。それゆえに、特定の実施形態は、UEの、改善された位置推定および/またはより効率のよい位置推定を有利に可能にし得る。
開示された実施形態ならびに特徴および利点のより完全な理解のために、添付図面とともに以下の説明が次に参照される。
特定の実施形態による、LTEネットワークにおける例示の測位アーキテクチャの図解である。 特定の実施形態による例示のPRSパターンの図解である。 特定の実施形態による、1つのマクロセルおよびいくつかのRRHを備える例示の共用セルの図解である。 特定の実施形態による無線通信ネットワークの概略図である。 特定の実施形態による、RSTD測定用の参照TPの選択を制御するための信号流れ図の図解である。 特定の実施形態による、無線デバイスにおいてRSTD測定用の参照TPの選択を制御するための方法の流れ図である。 特定の実施形態による、ネットワークノードにおいてRSTD測定用の参照TPの選択を制御するための方法の流れ図である。 特定の実施形態による、例示的な無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードの概略ブロック図である。 特定の実施形態による、例示的無線デバイスの概略ブロック図である。 特定の実施形態による、例示的ネットワークノードの概略ブロック図である。
上記で説明されたように、参照信号時間差(RSTD)測定のために参照送信ポイント(TP)を選択することに関連した複数の技術的問題がある。たとえば、共用セルの設定は複数のTPを含み得る。しかしながら、共用セル内部のTPは同一の物理セルIDを有し得、これは、無線デバイスが単純に物理セルID復号を使用してもTP間を識別し得ないことを意味する。複数のTPは、総体として、RSTD測定のための参照として使用され得ず、このために無線デバイスがRSTD参照を選択するのに利用可能な選択肢が制限される。
RSTD測定のための参照TPの選択を制御することは、現行システムによって実現されない複数の技術的な利点をもたらす。特定の実施形態は、RSTD測定の参照としてTPを使用することを可能にし得、これによって、TPが共用セルの一部分であっても、RSTD測定のさらなる参照ソースを可能にする。RSTD測定のさらなる参照ソースは、利用可能なTPおよびUEの位置に応じて、より正確なRSTD測定を可能にし得る。特定の実施形態は、参照セルとしてTPの最適な選択を可能にすることにより、UE位置を決定するために使用される測定値の受信を改善し得る。それゆえに、特定の実施形態は、UEの、改善された位置推定および/またはより効率のよい位置推定を有利に可能にし得る。図4〜図10は、これらおよび他の利点をもたらし得る、RSTD測定用の参照TPの選択を制御するためのさらなる詳細を提供するものである。
図4は、特定の実施形態による無線通信ネットワーク400の概略図である。図解された実施形態において、図4は、ネットワーク120、ネットワークノード100a〜100b(ネットワークノード100aは一般に「ネットワークノード100」と参照され得る)、および無線デバイス110を含む。無線デバイス110は、区別なくユーザ機器(UE)110と称され得る。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意数の有線または無線のネットワーク、ネットワークノード、基地局(BS)、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは、有線もしくは無線の接続を介したデータおよび/または信号の通信を容易にし得る、または同通信に関与し得る、任意の他の構成要素を備え得る。
ネットワーク120は、1つまたは複数のIPネットワーク、公衆スイッチ電話ネットワーク(PSTN)、パケットデータネットワーク、光学ネットワーク、広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、都市内ネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード100は、任意の種類のネットワークノード100を参照し得、これは、ノードB、基地局(BS)、無線基地局、マルチスタンダード無線(MSR)の無線ノードたとえばMSR BS、eNode B、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、マルチセル/マルチキャストの協調エンティティ(MCE)、基地局コントローラ(BSC)、中継ノード、ベーストランシーバ局(BTS)、アクセスポイント(AP)、無線アクセスポイント、送信ポイント、送信ノード、リモートラジオユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、分散型アンテナシステム(DAS)のノード、コアネットワークノード(たとえばMSC、MME、SONノード、協調ノードなど)、O&M、OSS、測位ノード(たとえばE−SMLC)、MDT、外部ノード(たとえばサードパーティノード、現行のネットワークの外のノードなど)、または任意の適切なネットワークノードを備え得る。
ネットワークノード100は、インターフェース101、プロセッサ102、記憶機構103、およびアンテナ104を備える。これらの構成要素は、単一のより大きなボックスの内部にある単一のボックスとして表現されている。しかしながら、実際には、ネットワークノード100は、図解された単一の構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を備え得る(たとえば、インターフェース101は、有線接続のために電線を結合するための端子と、無線接続のための無線トランシーバとを備え得る)。別の例として、ネットワークノード100は、物理的に分離した複数の異なる構成要素が相互作用してネットワークノード100の機能をもたらす仮想ネットワークノードでよい(たとえば、プロセッサ102は、3つの個別の筐体内にある3つの個別のプロセッサを備えてよく、各プロセッサが、ネットワークノード100の特別なインスタンス向けの異なる機能に関与する)。同様に、ネットワークノード100は、複数の物理的に分離した構成要素(たとえばNodeB構成要素とRNC構成要素、BTS構成要素とBSC構成要素、など)から成り得、各構成要素が、自身のプロセッサ、記憶機構、およびインターフェース構成要素を有し得る。ネットワークノード100が複数の分離した構成要素(たとえばBTS構成要素およびBSC構成要素)を備える特定のシナリオでは、分離した構成要素のうち1つまたは複数がいくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが複数のNodeBを制御してよい。そのようなシナリオでは、固有のNodeBとBSCの対のそれぞれが、個別のネットワークノードでよい。いくつかの実施形態では、ネットワークノード100は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は二重(たとえば異なるRAT用の個別の記憶機構103)にされてよく、いくつかの構成要素は再利用されてよい(たとえばRATによって同一のアンテナ104が共有され得る)。
プロセッサ102は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、処理回路、または任意の他の適切なコンピュータデバイス、リソースのうち1つまたは複数の組合せ、あるいは、単独で、または記憶機構103などネットワークノード100の他の構成要素とともに、ネットワークノード100の機能をもたらすように動作可能なハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化されたロジックの組合せでよい。たとえば、プロセッサ102は、記憶機構103に記憶された命令を実行してよい。そのような機能には、無線デバイス110などの無線デバイスに、本明細書で開示された機能または利点のうち任意のものを含めて、本明細書で論じられた様々な無線機能を与えることが含まれ得る。
記憶機構103は、限定することなく、持続性の記憶機構、ソリッドステートメモリ、遠隔に据え付けられた記憶装置、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、リムーバブル媒体、または任意の他の適切なローカルもしくはリモートの記憶要素のうち任意のものを含む、任意の形態の揮発性または不揮発性のコンピュータ可読記憶装置を備え得る。記憶機構103は、ネットワークノード100によって利用される、ソフトウェアおよび符号化されたロジックを含む任意の適切な命令、データまたは情報を記憶し得る。記憶機構103は、プロセッサ102による任意の計算および/またはインターフェース101を介して受信した任意のデータを記憶するように使用され得る。
ネットワークノード100はインターフェース101も備え、インターフェース101は、ネットワークノード100、ネットワーク120、および/または無線デバイス110との間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線の通信において使用され得る。たとえば、インターフェース101は、ネットワークノード100が有線接続を通じてネットワーク120との間でデータを送受信するのを可能にするために必要とされ得る、任意のフォーマット化、符号化、または書き換えを実施してよい。インターフェース101は、無線送信器および/または無線受信器も含み得、これらはアンテナ104に結合されてよく、アンテナ104の一部分でもよい。無線器は、他のネットワークノードまたは無線デバイス110に送付されるデジタルデータを、無線接続を介して受信してよい。無線器は、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換してよい。次いで、無線信号が、アンテナ104を介して、たとえば無線デバイス110などの適切な受側に送信されてよい。
アンテナ104は、データおよび/または信号を無線で送受信することができる任意のタイプのアンテナでよい。いくつかの実施形態では、アンテナ104は、たとえば2GHz〜66GHzの無線信号を送受信するように動作可能な1つまたは複数の全方向アンテナ、セクタアンテナ、またはパネルアンテナを備え得る。全方向アンテナは任意の方向の無線信号を送受信するように使用されてよく、セクタアンテナは特別な領域内のデバイスから無線信号を送受信するように使用されてよく、パネルアンテナは、比較的直線の無線信号を送受信するために使用される見通し線アンテナでよい。
無線デバイス110は、ネットワークノード100などのネットワークノードおよび/または他の無線デバイス110との間で、データおよび/または信号を無線で送受信することができる、任意のタイプの無線エンドポイント、移動ステーション、移動式電話、無線ローカルループ電話、スマートフォン、ユーザ機器(UE)、デスクトップコンピュータ、PDA、セル式電話、タブレット、ラップトップコンピュータ、VoIP電話またはハンドセットでよい。たとえば、無線デバイス110は、1つもしくは複数のネットワークノード110a〜110bに無線信号を送信してよく、かつ/または1つもしくは複数のネットワークノード110a〜110bから無線信号を受信してよい。無線信号は、音声トラフィック、データトラフィック、制御信号、および/または任意の他の適切な情報を含有し得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード110に関連した無線信号のカバレッジ領域はセルと称され得る。いくつかの実施形態では、無線デバイス110はデバイス対デバイス(D2D)の能力を有し得る。したがって、無線デバイス110は、別の無線デバイスとの間で信号を直接送受信することができてよい。
無線デバイス110は、インターフェース111、プロセッサ112、記憶機構113、アンテナ114、および電力源115を備える。無線デバイス110の構成要素は、ネットワークノード100と同様に、単一のより大きなボックスの内部にある単一のボックスとして表現されているが、しかしながら、実際には、無線デバイスは、単一の図解された構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を備え得る(たとえば、記憶機構113は、複数の離散マイクロチップを備えてよく、各マイクロチップが総記憶容量の一部分を表す)。
インターフェース111は、無線デバイス110とネットワークノード100の間のシグナリングおよび/またはデータの無線通信に使用され得る。たとえば、インターフェース111は、無線デバイス110が無線接続を通じてネットワークノード100との間でデータを送受信するのを可能にするために必要とされ得る、任意のフォーマット化、符号化、または書き換えを実施してよい。インターフェース111は、無線送信器および/または無線受信器も含み得、これらはアンテナ114に結合されてよく、アンテナ114の一部分でもよい。無線器は、ネットワークノード100に送付されるデジタルデータを、無線接続を介して受信してよい。無線器は、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換してよい。次いで、無線信号は、アンテナ114を介してネットワークノード100へ送信されてよい。
プロセッサ112は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、処理回路、または任意の他の適切なコンピュータデバイス、リソースのうち1つまたは複数の組合せ、あるいは、単独で、または記憶機構113など無線デバイス110の他の構成要素と組み合わせて、無線デバイス110の機能をもたらすように動作可能なハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化されたロジックの組合せでよい。そのような機能には、本明細書で開示された機能または利点のうち任意のものを含めて、本明細書で論じられた様々な無線機能をもたらすことが含まれ得る。
記憶機構113は、限定することなく、持続性の記憶機構、ソリッドステートメモリ、遠隔に据え付けられた記憶装置、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、リムーバブル媒体、または任意の他の適切なローカルもしくはリモートの記憶要素のうち任意のものを含む、任意の形態の揮発性または不揮発性の記憶装置でよい。記憶機構113は、無線デバイス110によって利用される、ソフトウェアおよび符号化されたロジックを含む任意の適切なデータ、命令、または情報を記憶し得る。記憶機構113は、プロセッサ112による任意の計算および/またはインターフェース111を介して受信した任意のデータを記憶するように使用され得る。
アンテナ114は、データおよび/または信号を無線で送受信することができる任意のタイプのアンテナでよい。いくつかの実施形態では、アンテナ114は、2GHz〜66GHzの無線信号を送受信するように動作可能な1つまたは複数の全方向アンテナ、セクタアンテナ、またはパネルアンテナを備え得る。簡単さのために、アンテナ114は、無線信号が使用されている限り、インターフェース111の一部分と見なされ得る。
電力源115は電力管理回路を備え得る。電力源115は電源から電力を受け取ってよく、電源は、電力源115に備わっていても、または電力源115の外部にあってもよい。たとえば、無線デバイス110は、電力源115に接続されているかまたは電力源115に組み込まれているバッテリまたはバッテリパックの形態の電源を備え得る。光起電力デバイスなど他のタイプの電力源も使用され得る。さらなる例として、無線デバイス110は、入力回路または電気ケーブルなどのインターフェースを介して外部の電源(電力コンセントなど)に接続可能でよく、これによって外部の電源が電力源115に電力を供給する。電力源115は、インターフェース111、プロセッサ112、記憶機構113に対して電気的に結合されてよく、本明細書に記載の機能を実施するための電力を無線デバイス110に供給するように設定されてよい。
特定の実施形態では、ネットワークノード100は、無線ネットワークコントローラとインターフェースをとってよい。無線ネットワークコントローラはネットワークノード100を制御してよく、特定の無線リソース管理機能、移動性管理機能、および/または他の適切な機能を提供し得る。特定の実施形態では、無線ネットワークコントローラの機能はネットワークノード100によって実施され得る。無線ネットワークコントローラはコアネットワークノードとインターフェースをとってよい。特定の実施形態では、無線ネットワークコントローラは、相互接続ネットワークを介してコアネットワークノードとインターフェースをとってよい。相互接続ネットワークは、音声、映像、信号、データ、メッセージ、または前出のものの任意の組合せを送信することができる任意の相互接続システムを指し得る。相互接続ネットワークは、PSTN、公衆データネットワークもしくは私的データネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、都市内ネットワーク(MAN)、広域ネットワーク(WAN)、構内通信、地域内通信、もしくはグローバル通信、またはインターネット、有線もしくは無線のネットワーク、企業イントラネットなどのコンピュータネットワーク、またはこれらの組合せを含む任意の他の適切な通信リンクのすべてもしくは一部分を含み得る。図8は、無線ネットワークコントローラのさらなる機能を説明するものである。
いくつかの実施形態では、コアネットワークノードは、無線デバイス110に対する通信セッションおよび様々な他の機能の確立を管理し得る。無線デバイス110は、非アクセス階級(NAS)層を使用して、コアネットワークノードと特定の信号を交換してよい。非アクセス階級のシグナリングでは、無線デバイス110とコアネットワークノードの間の信号は無線アクセスネットワークを透過的に通過し得る。特定の実施形態では、ネットワークノード100は、ノード間インターフェースを通じて1つまたは複数のネットワークノードとインターフェースをとってよい。たとえば、ネットワークノード100aおよび100bは、X2インターフェースを通じてインターフェースをとってよい。
図4は無線ネットワークの特別な機構を図解しているが、本開示は、本明細書に記載の様々な実施形態が任意の適切な設定を有する様々なネットワークに適用され得ることを企図するものである。たとえば、無線ネットワークは、任意の適切な数の無線デバイス110およびネットワークノード100、ならびに、各無線デバイスの間、または無線デバイスと別の通信デバイス(地上通信線電話など)の間の通信をサポートするのに適切な任意の追加要素を含み得る。さらに、特定の実施形態は、Long−Term Evolution(LTE)ネットワークにおいて実施されると説明され得るが、任意の適切なタイプの電気通信システムにおいて実施され得、このような通信システムは、任意の適切な通信規格をサポートし、任意の適切な構成要素を使用するものであり、無線デバイスが信号(たとえばデータ)を送受信するあらゆるRATまたはマルチRATシステムに適用可能である。たとえば、本明細書に記載の様々な実施形態は、NR、LTE、LTE−Advanced、UMTS、HSPA、GSM、cdma2000、WiMax、WiFi、別の適切な無線アクセス技術、または任意の適切な無線アクセス技術に適用可能であり得る。
上記で説明されたように、本開示は、RSTD測定用の参照TPの選択の制御を提供する様々な実施形態を企図するものである。たとえば、一実施形態では、無線デバイス110は、少なくとも2つのTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートすることに関係のある無線デバイス110の能力を、第1のネットワークノード100aに指示してよい。特定の実施形態では、共用セルにおける、すべてではない1つまたは複数のTPが、測位に関連するTPでよい。すなわち、測位に関連するTPが、測位に関連する信号を送信する。これらの測位に関連するTPが、参照TPとして動作し得る。ネットワークノード100aに通信される指示は、要求に応じて、もしくは自発的なやり方で、および/または起動条件もしくは起動イベントに応じて、与えられてよい。たとえば、いくつかの実施形態では、無線デバイス110は、ネットワークノード100からの要求に応答して、複数のTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートする無線デバイス110の能力を通信してよい。
いくつかの実施形態では、無線デバイス110は第2のネットワークノード100bから補助データ/補助情報を受信してよい。補助情報は第1の参照TPに関連したデータを含み得る。補助情報は任意の適切なデータでよい。たとえば、補助情報は、とりわけ、LPP、LPPe、RRC、および(D2D通信における)サイドリンクを含むがこれらには限定されない任意の適切な通信チャネルを通じて受信されたObserved Time Difference Of Arrival(OTDOA)の補助データを含み得る。いくつかの実施形態では、補助情報は第1の参照TPに関連した参照セルをさらに含み得る。
いくつかの実施形態では、参照TPに関連したデータは、TP固有のID(たとえばグローバルIDまたは関連するセルの内部のTPのID)、TP固有のミューティングパターン、時間領域および/もしくは周波数領域の送信パターンもしくはTPの送信スケジューリング情報、TPの送信を時間において特徴づける時間オフセットもしくは遅延パラメータ、アンテナポートの設定もしくはアンテナの設定、TPにおける送信電力に関係のある1つもしくは複数のパラメータ(たとえば電力のオフセット、増加、減少など)、キャリア周波数、TPによって送信される少なくとも1つの信号の設定、TPが測位に使用され得るかどうかの指示(すなわちTPの測位関連)、ならびに/またはTP位置(たとえば絶対位置か相対位置か)のうち1つまたは複数を含み得るが、これらには限定されない。
さらなる例証のために、以下の非限定的なシグナリングの例1および例2は、TP固有の要素をさらに備え得るTPのデータ要素を示すものである。
例2は、otdoa−ReferenceCellInfoおよびotdoa−ReferenceTPInfoを示す。いくつかの実施形態では、otdoa−ReferenceCellInfoとotdoa−ReferenceTPInfoは、どちらも信号伝達されてよい。いくつかの実施形態では、otdoa−ReferenceCellInfoとotdoa−ReferenceTPInfoの一方だけが信号伝達されてよい。たとえば、参照がTPであればotdoa−ReferenceTPInfoが供給されることになり、そうでなければotdoa−ReferenceCellInfoが供給され得る。
いくつかの実施形態では、第1の参照TPは少なくとも1つのRSTD測定のための参照として使用され得、無線デバイス110は参照TPに関連したデータを使用してRSTD測定を実施する。
いくつかの実施形態では、無線デバイス110は参照TP(すなわち第2の参照TP)を再選択してよい。無線デバイス110は、第1の参照TPに関する第1のRSTD測定を実施するのに加えて、またはその代わりに、この第2の参照TPに関する第2のRSTD測定を実施してよい。たとえば、無線デバイス110は、第1の参照TPが受入れ可能なRSTD測定値をもたらさない(たとえば、とりわけ、RSTD測定値が精度要件を満たさない、かつ/またはPRS SINRが必要なデシベル以下である)と決定することがある。無線デバイス110は、第1の参照TPとは異なる第2の参照TPを選択し、第2の参照TPからの第2のRSTD測定値を計算してよい。いくつかの実施形態では、無線デバイス110は、第1の参照TPからのRSTD測定値を計算する代わりに、異なる第2の参照TPを決定してよい。次いで、無線デバイス110は、第2の参照TPからのRSTD測定値を計算してよい。
無線デバイス110は、任意の適切な手順を使用して第2の参照TPを選択し得る。たとえば、無線デバイス110は、限定することなく、
・あらかじめ規定されたルール(たとえば、とりわけ、参照TPはTP数が最少のセルまたはTP数が閾値未満のセルに関連して選択され、候補の参照TPは閾値より長くない周期性で必要な信号を送信するべきである)、
・UEにおける事前設定に基づいて、
・UEに記憶された履歴情報、
・ネットワークノード100から受信したメッセージの中の指示または設定、
・1つまたは複数の測定結果(たとえば、最善の性能特性を有するTPまたは最短のTOAなど特定の基準を満たすTP、最善の信号強度または信号品質、閾値を上回る信号品質)、
・補助データの内容(たとえば、OTDOAの補助データは、第1の参照TPが基準を満たさない場合、第2の参照TPとしてどのTPを選択するべきか、明示的または暗示的に指示してよい)、
・補助データにおけるTPの順番(たとえば、第1の参照TPが基準を満たさない場合、この順番における2番目のTPが第2の参照TPとして選択される)、
・TPの性能特性(たとえば、候補の参照TPは、とりわけ、閾値未満の送信タイミングエラーを有し得、UEに対して閾値以内の距離またはタイミングであり得、閾値を上回る信号強度または信号品質を提供し得る)
といった項目のうち1つまたは複数に基づいて第2の参照TPを選択してよい。
例証のために、一実施形態では、サービングセルの中で、第2の参照TPは、最も強い信号を供給するもの、または無線デバイス110に最も近いものであり得る。別の例では、第2の参照TPは、近隣のセルの中で最も強い信号を供給するTP、または最も近いTPであり得る。いくつかの実施形態では、無線デバイス110は、1つまたは複数の測定を実施して、第2の参照TPの選択を決定し得る。いくつかの実施形態では、無線デバイス110は同一のTPを再選択してよく、したがって、いくつかの実施形態では、第1の参照TPと第2の参照TPは同一のものであり得る。
第2の参照TPの選択は、特定のイベントまたは条件によって起動されてよい。そのようなイベントまたは条件には、信号の強度が閾値未満に低下したとき、セル変更が生じたとき、および/または第1の参照TPの信号性能特性が(たとえば移動性のために)閾値を上回ったときが含まれ得るが、これらには限定されない。第2の参照TPは、第1の参照TPと同一のセルまたは異なるセルと関連するように選択されてよい。後者では、第2の参照TPが関連づけられるセルの第1の選択は、第2の参照TPの選択に先行してもよい。
いくつかの実施形態では、無線デバイス110は、第2の参照TPを選択する場合には、第2の参照TPをネットワークノード100に指示してよい。いくつかの実施形態では、この指示は、第2の参照TPに関連した参照セルをさらに含み得る。無線デバイス110は、第1の参照TPと第2の参照TPが異なるとき、ネットワークノード100に指示を通信してよく、そうでなければ、報告されたRSTD測定値に関する参照TPは、OTDOAの補助データにおいて提供されたのと同じものであると想定されてよい。しかしながら、第2の参照TPはまた、第1の参照TPと同一のものであっても常に指示されることが企図されている。この指示は、たとえば前述のTP関連のデータのうち任意のものといった、TPに関する他のデータをさらに含み得る。さらなる例証のために、以下で非限定的な例3が説明される。
上記の例3では、tpIdRefが含まれていれば、参照セルではなく参照TPに関するreferenceQualityも提供され得る。
無線デバイス110は、第1の参照TPおよび/または第2の参照TPに関して第1のRSTD測定値および/または第2のRSTD測定値を計算した後に、第1のRSTD測定値および/または第2のRSTD測定値をネットワークノード100に通信してよい。無線デバイス110は、無線デバイス110に補助情報を通信したのと同一のネットワークノード100にRSTD測定値を通信してよい。特定の実施形態では、無線デバイス110は、異なるネットワークノード100にRSTD測定値を通信してよい。
加えて、またはその代わりに、無線デバイス110は、1つまたは複数の運用上のタスクにRSTD測定値を利用してよい。運用上のタスクの非限定的な例には、とりわけ、測位すること、無線デバイス110の送信タイミングまたはタイミングアドバンスを制御すること、RRM、内部または外部のデータベースに記憶すること、および自己組織化ネットワーク(SON)が含まれ得る。
あらゆる適切なステップ、方法、または機能が、たとえば上記の図において図解された構成要素および機器によって実行され得るコンピュータプログラム製品によって実施されてよい。たとえば、記憶機構103は、コンピュータプログラムを記憶することができる持続性コンピュータ可読手段を備え得る。コンピュータプログラムが含み得る命令により、プロセッサ102(ならびにインターフェース101および記憶機構103など任意の動作可能に結合されたエンティティおよびデバイス)は、本明細書に記載の実施形態による方法を実行する。したがって、コンピュータプログラムおよび/またはコンピュータプログラム製品は、本明細書で開示された任意のステップを実施するための手段を提供し得る。
図5は、特定の実施形態による、RSTD測定用の参照TPの選択を制御するための信号流れ図500を図解するものである。信号流れ図500は、無線デバイスが、参照TPの選択を制御して、その参照TPに基づくRSTD測定値を計算することを可能にする、ネットワークノード100と無線デバイス110の間の例示のシグナリングプロトコルを説明するものである。
図解された実施形態では、無線デバイス110はネットワークノード100に信号S502を通信する。信号S502は、少なくとも2つのTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートする無線デバイス110の能力の指示をネットワークノード100に供給してよい。いくつかの実施形態では、この能力は、無線デバイス110向けの補助データを生成するときネットワークノード100によって担われ得る。たとえば、ネットワークノード100は、無線デバイス110からの指示を受信することにより、ネットワークノード100が後に無線デバイス110に通信する補助データの、参照TPに関する/関連したデータを含み得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード100は、そのような能力の要求を送ることに応答して、または自発的なやり方で(たとえばUEにおけるイベントと同時に、または条件次第で)無線デバイス110からの指示を受信してよい。
ステップ504において、ネットワークノード100は、無線デバイス110によって実施されるRSTD測定用の第1の参照TPを決定してよい。いくつかの実施形態では、第1の参照TPを決定することは、別のネットワークノード(たとえばO&M、eNodeB、もしくは測位ノード、またはUEなど別のネットワークノード)から1つまたは複数のTP(第1の参照TPを含み得る)に関するデータを得ることも含み得る。このデータは、他のネットワークノードから、X2を含むがこれらに限定されない任意の適切な通信チャネルもしくは類似のインターフェースを通じて、またはLPPaプロトコルを介して、受信され得る。このデータは、ネットワークノード100によって、ネットワークノードから、先を見越して、または明示的もしくは暗示的な要求に際して受信され得る。
1つまたは複数のTPに関するデータは、前述のTPに関係のある要素を含む任意の適切な情報(すなわち参照TPに関連したデータ)を含み得る。このデータは、とりわけ、固有のセルに関連したTPの数、個別のTPの測位の妥当性(たとえば固有の測位信号の可用性)、セルにおけるTP送信間の関係を記述するルールまたはパターン(たとえば、異なるTPは、異なるTPの送信の間の一定の時間間隔を伴って特定の順番で順次に送信され、次いで同じ順番で繰り返す)も含み得る。いくつかの実施形態では、同一のセルに関連した1組のTPでは、測位に関連するTPは、すべてではない1つまたはいくつかのTPのみであり得る。そのような測位関連のTPに関する情報はまた、関連するセル/ノード、または制御ノード(たとえばO&M)によってもたらされ得る。1つまたは複数のTPに関するデータは、ネットワークノードにさらに記憶され得る。
1組のTPから、無線デバイス110に関する第1の参照TPになるTPを選択するための方法は、上記で説明された、無線デバイス110において第2の参照TPを選択するための方法に類似のものでよい。たとえば、限定するのではなく、選択することは、
・あらかじめ規定されたルール、
・TPに関連したノードによる指示または示唆(たとえば、eNodeBは、そのTPのうち1つを参照として推奨してよい)、
・ネットワークノードに記憶された履歴情報、
・別のノード(たとえばO&Mなどの制御ノード)から受信したメッセージの中の指示または設定、
・1つまたは複数の無線デバイス110から収集された測定値に基づく統計、
・無線デバイス110の測定値(たとえば、ネットワークノードは、RSTD測定を設定するのに先立って無線デバイス110にいくつかの測定値を要求してよく、次いで、これらは、どのTPが参照TPとして最もよく適合するか指示することができる)
のうち1つまたは複数に基づき得る。
ネットワークノード100は、実施されるRSTD測定用の第1の参照TPを決定した後で、無線デバイス110に信号S506を通信してよい。信号S506は、無線デバイス110に対する補助データを含み得る。補助データは、第1の参照TPに関するデータを含み得る。いくつかの実施形態では、第1の参照TPに関連したデータは第1の参照TPに関連した参照セルをさらに含み得る。
ステップ508において、無線デバイス110はネットワークノード100から補助データを受信し、補助データを使用して第1のRSTD測定値を計算し得る。上記で説明されたように、補助データは、位置決定プロセス(たとえば、とりわけTOA、TDOA、OTDOA)の一部分として使用され得る。補助データは第1の参照TPに関連したデータを含み得る。第1の参照TPに関連したデータは、とりわけ、TP固有のID(たとえば関連するセルの内部のグローバルIDもしくはTPのID)などのデータ、またはTP固有のミューティングパターンを含み得るが、これらには限定されない。
いくつかの実施形態では、無線デバイス110は、ステップ510を実施して第2の参照TPを選択し得る。たとえば、特定の実施形態では、無線デバイス110は、RSTD測定を実施するとき、第1の参照TPは参照TPとして使用するのにもはや適切ではないと決定することがある。無線デバイス110は、第1の参照TPとは異なる第2の参照TPを選択し、第2の参照TPからの第2のRSTD測定値を計算してよい。上記で説明されたように、図4を参照して、第2の参照TPの選択は1つまたは複数の係数に基づくものであり得る。
無線デバイス110は、第1のRSTD測定値および/または第2のRSTD測定値を計算した後で、ネットワークノード100に信号S512を通信してよい。特定の実施形態では、信号S512は、無線デバイス110によってRSTD測定値を計算するために使用される第2の参照TPの、無線デバイス110からの指示を含み得る。たとえば、この指示は、第2の参照TPに関連した参照セルを含み得る。いくつかの実施形態では、無線デバイス110は、ネットワークノード100に1つまたは複数のRSTD測定値を通信してよい。特定の実施形態では、RSTD測定値は、信号S506で無線デバイス100に供給される、第1の参照TPに関連したデータに基づくものであり得る。RSTDの測定結果は、測定報告の一部分としてネットワークノード100に供給され得る。
図解された実施形態はネットワークノード100に信号S512を通信する無線デバイス110を示すが、無線デバイス110は、無線通信ネットワーク400における任意の適切なノードに信号S512を通信してよい。その上に、信号S512は単一信号として図解されているが、無線デバイス110は、信号S512に含有されている情報を複数の送信で通信してよい。加えて、図5に関して本明細書に記載のいかなるステップも、特定の実施形態の単なる例証である。いくつかの実施形態では、無線デバイス110および/またはネットワークノード100によって追加のステップが実施され得る。いくつかの実施形態では、特定の図解されたステップ(たとえば破線のステップ)が省略されてよく、または異なる順番で実施されてよい。たとえば、いくつかの実施形態では、無線デバイス110が、ネットワークノード100に信号S502を通信しないことがある。
図6は、特定の実施形態による、無線デバイス110においてRSTD測定用の参照TPの選択を制御するための方法600の流れ図である。いくつかの実施形態では、方法600は、参照TPの選択を制御することによってRSTD測定を改善するために無線デバイス110によって実施され得る。ステップ602において、無線デバイス110は、少なくとも2つのTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートすることに関係のある無線デバイスの能力を、第1のネットワークノード100aに指示/通信してよい。いくつかの実施形態では、この指示は、要求に応じて、もしくは自発的なやり方で、および/または起動条件もしくは起動イベントに応じて、供給されてよい。たとえば、いくつかの実施形態では、無線デバイス110は、ネットワークノード100から要求に応答して、複数のTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートする無線デバイス110の能力を通信してよい。
ステップ604において、無線デバイス110はネットワークノード100から補助データ/補助情報を受信してよい。補助情報は、第1の参照TPに関するデータまたは関連したデータを含み得る。補助情報は任意の適切なデータでよい。たとえば、補助情報は、とりわけ、LPP、LPPe、RRC、および(D2D通信における)サイドリンクを含むがこれらには限定されない任意の適切な通信チャネルを通じて受信されたObserved Time Difference Of Arrival(OTDOA)の補助データを含み得る。いくつかの実施形態では、補助情報は第1の参照TPに関連した参照セルをさらに含み得る。
いくつかの実施形態では、参照TPに関連したデータは、
・TP固有のID(たとえばグローバルIDもしくは関連するセルの内部のTPのID)、
・TP固有のミューティングパターン、
・時間領域および/もしくは周波数領域の送信パターンもしくはTPの送信スケジューリング情報、
・TPの送信を時間において特徴づける時間オフセットもしくは遅延パラメータ、
・アンテナポートの設定もしくはアンテナの設定、
・TPにおける送信電力に関係のある1つもしくは複数のパラメータ(たとえば電力のオフセット、増加、減少など)、
・キャリア周波数、
・TPによって送信される少なくとも1つの信号の設定、
・TPが測位に使用され得るかどうかの指示(すなわちTPの測位関連)、および/または
・TP位置(たとえば絶対位置もしくは相対位置)
のうち1つまたは複数を含み得るが、これらには限定されない。
ステップ606において、無線デバイス110は、ネットワークノード100から受信された補助情報を使用してRSTD測定値を計算してよい。たとえば、いくつかの実施形態では、無線デバイス110は、参照TPに関連したデータを使用してRSTD測定を実施する。特定の実施形態では、第1の参照TPは少なくとも1つのRSTD測定のための参照として使用され得る。
ステップ608において、無線デバイス110は参照TP(すなわち第2の参照TP)を再選択してよい。無線デバイス110は、第1の参照TPに関するRSTD測定を実施するのに加えて、またはその代わりに、この第2の参照TPに関するRSTD測定を実施してよい。たとえば、無線デバイス110は、1つまたは複数の規格に従って、第1の参照TPが受入れ可能なRSTD測定値をもたらさないと決定することがある。それゆえに、無線デバイス110は、第1の参照TPとは異なる第2の参照TPを選択してよい。いくつかの実施形態では、無線デバイス110は、第1の参照TPからのRSTD測定値を計算する代わりに、異なる第2の参照TPを決定してよい。上記で説明されたように、図4に関して、無線デバイス110は、第2の参照TPを選択するために任意の適切な手順を使用し得る。ステップ610において、無線デバイス110は、第2の参照TPを使用して第2のRSTD測定値を計算し得る。
ステップ612において、無線デバイス110は、RSTD測定値および/または第2の参照TPの指示をネットワークノード100に通信してよい。いくつかの実施形態では、無線デバイス110は、第2の参照TPを選択する場合には、第2の参照TPをネットワークノード100に指示してよい。いくつかの実施形態では、この指示は、第2の参照TPに関連した参照セルをさらに含み得る。
一実施形態では、第1の参照TPと第2の参照TPが異なるときには指示が含まれており、そうでなければ、報告されたRSTD測定に関する参照TPはOTDOAの補助データの中でもたらされたのと同一のものであると想定され得る。さらに別の実施形態では、第2の参照TPは、第1の参照TPと同一のものであっても常に指示される。
図7は、特定の実施形態による、ネットワークノード100においてRSTD測定用の参照TPの選択を制御するための方法700の流れ図である。ステップ702において、ネットワークノード100は、無線デバイス110から、2つ以上のTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートする無線デバイス110の能力を受信し得る。いくつかの実施形態では、補助データが生成されて無線デバイス110に送信されたとき、ネットワークノード100は、この能力情報を利用し得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード100は、そのような能力(図示せず)の要求を送ることに応答して、または自発的なやり方で(たとえばUEにおけるイベントと同時に、または条件次第で)この能力情報を受信してよい。
ステップ704において、ネットワークノード100は、第1のRSTD測定値を計算するために無線デバイスが使用する第1の参照TPを決定し得る。図4および図5に関して上記で説明されたように、ネットワークノード100は、とりわけ、あらかじめ規定されたルール、履歴情報、TPに関連したノードからの指示を使用することを含むがこれらには限定されない1つまたは複数の方法を使用して、第1の参照TPを決定してよい。
ステップ706において、ネットワークノード100は無線デバイス110に補助情報を通信してよい。補助情報は第1の参照TPに関連したデータを含み得る。図4および図5を参照して上記で説明されたように、第1の参照TPに関連したデータを含む補助情報は、任意の適切な情報/データを含み得る。いくつかの実施形態では、第1の参照TPに関連したデータは第1の参照TPに関連した参照セルを含み得る。
ステップ708において、ネットワークノード100は無線デバイス110からRSTD測定値を受信し得る。いくつかの実施形態では、RSTD測定値は、ステップ706においてネットワークノード100が通信した第1の参照TPに関連したデータに関連づけられてよい。いくつかの実施形態では、測定報告においてRSTD測定値が提供されてよい。
ステップ710において、ネットワークノードは、無線デバイス110から第2の参照TPの指示を受信し得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード100は、無線デバイス110から第2のRSTD測定値も受信し得る。第2のRSTD測定値は第2の参照TPに関連づけられてよい。いくつかの実施形態では、この指示は、第2の参照TPに関連した参照セルをさらに含み得る。
図6および図7に関して本明細書に記載のいかなるステップも、特定の実施形態の単なる例証である。すべての実施形態が、開示されたステップのすべてを組み込まなければならないわけではなく、各ステップは、本明細書で表現された、または説明された、正確な順番で実施されなければならないわけでもない。たとえば、特定の実施形態では、方法600を実施するとき、無線デバイス110はステップ602および/またはステップ608をスキップしてよい。同様に、特定の実施形態では、方法700を実施するとき、ネットワークノード100はステップ702および/またはステップ710を実施しなくてもよい。その上、いくつかの実施形態は、本明細書で開示されたステップのうち1つまたは複数に固有のステップを含めて、本明細書における図解または説明のないステップを含み得る。たとえば、無線デバイス110は、方法600におけるステップ608を実施することに加えて、またはその代わりに、計算されたRSTD測定値を、無線デバイスの送信のタイミングを制御すること、またはOTDOAのような測定技術を使用して自身の位置を決定することなどの運用上のタスクのために使用してよい。
図8は、特定の実施形態による、例示的な無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノード810の概略ブロック図である。ネットワークノードの例には、移動交換センタ(MSC)、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、移動性管理エンティティ(MME)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)などが含まれ得る。無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノード810は、プロセッサ820、記憶装置830、およびネットワークインターフェース840を含む。いくつかの実施形態では、プロセッサ820は、ネットワークノードによってもたらされるものとして上記で説明された機能のいくつかまたはすべてをもたらす命令を実行し、記憶装置830は、プロセッサ820によって実行される命令を記憶し、ネットワークインターフェース840は、ゲートウェイ、スイッチ、ルータ、インターネット、公衆スイッチ電話ネットワーク(PSTN)、ネットワークノード100、無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノード810などの任意の適切なノードと信号を通信する。
プロセッサ820は、命令を実行し、データを操作して、無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノード810の説明された機能のうちいくつかまたはすべてを実施するように、1つまたは複数のモジュールで実施された、ハードウェアとソフトウェアの任意の適切な組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ820は、たとえば、1つもしくは複数のコンピュータ、1つもしくは複数の中央処理装置(CPU)、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、1つもしくは複数のアプリケーション、および/または他のロジックを含み得る。
記憶装置830は、一般に、コンピュータプログラム、ソフトウェアなどの命令、ロジック、ルール、アルゴリズム、コード、テーブルなどのうち1つもしくは複数を含むアプリケーション、および/またはプロセッサによって実行され得る他の命令を記憶するように動作可能である。記憶装置830の例には、コンピュータメモリ(たとえばランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえばハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえばコンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、情報を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性の非一時的なコンピュータ可読および/またはコンピュータ実行可能記憶デバイスが含まれる。
いくつかの実施形態では、ネットワークインターフェース840は、プロセッサ820に対して通信可能に結合されており、また、ネットワークノードの入力を受信し、ネットワークノードから出力を送り、入力または出力または両方の適切な処理を実施し、他のデバイスと通信し、あるいは前出のことの任意の組合せを行うように動作可能な任意の適切なデバイスを指してよい。ネットワークインターフェース840は、ネットワークによって通信するためのプロトコル変換およびデータ処理の能力を含む、適切なハードウェア(たとえばポート、モデム、ネットワークインターフェースカードなど)およびソフトウェアを含み得る。
ネットワークノードの他の実施形態に含まれ得る、図8に示されたもの以上のさらなる構成要素は、前述の機能のうちの任意のものおよび/または(前述の実施形態をサポートするのに必要なあらゆる機能を含む)任意の追加機能を含めて、ネットワークノードの機能の特定の態様をもたらすことに関与し得るものである。
図9は、特定の実施形態による、例示的無線デバイス110の概略ブロック図である。無線デバイス110は1つまたは複数のモジュールを含み得る。たとえば、無線デバイス110は、決定モジュール910、通信モジュール920、および受信モジュール930を含み得る。任意選択で、無線デバイス110は、入力モジュール940、表示モジュール950、および任意の他の適切なモジュールを含み得る。無線デバイス110は、RSTD測定のための参照TPの選択を、図4〜図7に関して上記で説明されたように実施してよい。
決定モジュール910は無線デバイス110の処理機能を実施し得る。特定の実施形態では、無線デバイス110は、図4〜図7に関して上記で説明された機能のうち任意のものを実施し得る。例示の実施形態の1つでは、決定モジュール910は、ネットワークノード100から受信された補助情報を使用して、RSTD測定値を決定/計算してよい。たとえば、いくつかの実施形態では、補助情報はTP固有のIDを含み得る。無線デバイス110は、TP固有のIDを使用して参照TPを識別してよい。次いで、無線デバイス110は、RSTD測定の参照になるTPを選択してよい。いくつかの実施形態では、決定モジュール910は、RSTD測定値を使用して位置決め技術(たとえばOTDOA)を実施することにより、無線デバイス110の位置推定を決定し得る。
決定モジュール910は、図4に関連して上記で説明されたプロセッサ112などの1つまたは複数のプロセッサに含まれてよく、または同プロセッサを含み得る。決定モジュール910は、決定モジュール910および/またはプロセッサ112の上記で説明された機能のうちの任意のものを実施するように設定されたアナログ回路および/またはデジタル回路を含み得る。特定の実施形態では、上記で説明された決定モジュール910の機能は、1つまたは複数の別個のモジュールにおいて実施されてよい。
通信モジュール920は無線デバイス110の通信機能を実施し得る。特定の実施形態では、通信モジュール920は、図4〜図7に関して上記で説明された通信機能のうち任意のものを実施し得る。いくつかの実施形態では、通信モジュール920は、2つ以上のTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートする無線デバイス110の能力を通信してよい。いくつかの実施形態では、通信モジュール920はさらに、決定モジュール910によって計算されたRSTD測定値をネットワークノード100に通信してよい。別の例として、通信モジュール920は、図5に開示された信号(信号S502およびS510)を送信してよい。
通信モジュール920は、図4で説明された無線ネットワークのネットワークノード100a〜100bのうち1つまたは複数にメッセージを送信してよい。通信モジュール920は、図4に関連して上記で説明されたインターフェース111および/またはアンテナ114などの送信器および/またはトランシーバを含み得る。通信モジュール920は、メッセージおよび/または信号を無線で送信するように設定された回路を含み得る。特別な実施形態では、通信モジュール920は、決定モジュール910から送信するためのメッセージおよび/または信号を受信してよい。特定の実施形態では、上記で説明された通信モジュール920の機能は、1つまたは複数の別個のモジュールにおいて実施され得る。
受信モジュール930は無線デバイス110の受信機能を実施し得る。特定の実施形態では、受信モジュール930は、図4〜図7に関して上記で説明された無線デバイス110の受信機能のうち任意のものを実施し得る。例示の実施形態の1つでは、受信モジュール930はネットワークノード100から補助情報を受信し得る。いくつかの実施形態では、補助情報は第1の参照TPに関連したデータを含み得る。第1の参照TPに関連したデータの例には、とりわけ、第1の参照TPに関連した参照セル、TP固有のID(たとえばグローバルIDまたは関連するセルの内部のTPのID)、TP固有のミューティングパターン、時間領域および/または周波数領域の送信パターン、TPの送信スケジューリング情報、TPの送信を時間において特徴づける時間のオフセットまたは遅延のパラメータ、アンテナポートの設定またはアンテナの設定、TPにおける送信電力に関係のある1つまたは複数のパラメータ(たとえば電力のオフセット、増加、減少など)、キャリア周波数、TPによって送信される少なくとも1つの信号の設定、TPが測位に使用され得るかどうかの指示(すなわちTPの測位関連)、ならびにTP位置(たとえば絶対位置または相対位置)、が含まれるが、これらには限定されない。
受信モジュール930は、図4に関連して上記で説明されたインターフェース111および/またはアンテナ114などの受信器および/またはトランシーバを含み得る。受信モジュール930は、メッセージおよび/または信号を無線で受信するように設定された回路を含み得る。特別な実施形態では、受信モジュール930は、受信したメッセージおよび/または信号を決定モジュール910に通信してよい。
任意選択で、無線デバイス110は入力モジュール940を含み得る。入力モジュール940は、無線デバイス110向けに意図されたユーザ入力を受信し得る。たとえば、入力モジュールは、キー押し、ボタン押し、タッチ、スワイプ、音声信号、映像信号、および/または任意の他の適切な信号を受信し得る。入力モジュールは、1つもしくは複数のキー、ボタン、レバー、スイッチ、タッチスクリーン、マイクロフォン、および/またはカメラを含み得る。入力モジュールは、受信された信号を決定モジュール910に通信してよい。
任意選択で、無線デバイス110は表示モジュール950を含み得る。表示モジュール950は、無線デバイス110の表示器に信号を示し得る。表示モジュール950は、表示器ならびに/あるいは表示器に信号を示すように設定された任意の適切な回路およびハードウェアを含み得る。表示モジュール950は、決定モジュール910から、表示器に示すための信号を受信し得る。
決定モジュール910、通信モジュール920、受信モジュール930、入力モジュール940、および表示モジュール950は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な設定を含み得る。無線デバイス110に含まれ得る、図9に示されたもの以上の追加のモジュールは、前述の機能のうちの任意のものおよび/または(本明細書に記載の様々な解決策をサポートするのに必要なあらゆる機能を含む)任意の追加機能を含めて、任意の特定の機能をもたらすことに関与し得るものである。
図10は、特定の実施形態による例示的ネットワークノード100の概略ブロック図である。ネットワークノード100は1つまたは複数のモジュールを含み得る。たとえば、ネットワークノード100は、決定モジュール1010、通信モジュール1020、受信モジュール1030、および任意の他の適切なモジュールを含み得る。いくつかの実施形態では、決定モジュール1010、通信モジュール1020、受信モジュール1030、または任意の他の適切なモジュールのうち1つまたは複数が、図4に関連して上記で説明されたプロセッサ102などの1つまたは複数のプロセッサを使用して実施され得る。特定の実施形態では、様々なモジュールのうち2つ以上のものの機能が単一のモジュールへと組み合わされてよい。ネットワークノード100は、図4〜図7を参照して上記で説明されたようなRSTD測定用の参照TPの選択を制御するための1つまたは複数のステップを実施し得る。
決定モジュール1010はネットワークノード100の処理機能を実施し得る。特定の実施形態では、決定モジュール1010は、図4〜図7に関して上記で説明されたネットワークノードの機能のうち任意のものを実施し得る。例示の実施形態の1つでは、決定モジュール1010は、第1のRSTD測定値を計算するために無線デバイス110が使用する第1の参照TPを決定してよい。いくつかの実施形態では、無線デバイス110から1つまたは複数のRSTD測定値を受信した後に、決定モジュール1010は、1つまたは複数の位置技術(たとえばOTDOA)を使用して無線デバイス1010の位置推定を決定するのにRSTD測定値を使用し得る。
決定モジュール1010は、図4に関連して上記で説明されたプロセッサ102などの1つまたは複数のプロセッサに含まれてよく、または同プロセッサを含み得る。決定モジュール1010は、決定モジュール1010および/またはプロセッサ102の上記で説明された機能のうちの任意のものを実施するように設定されたアナログ回路および/またはデジタル回路を含み得る。特定の実施形態では、決定モジュール1010の機能は、1つまたは複数の別個のモジュールにおいて実施されてよい。たとえば、特定の実施形態では、決定モジュール1010の機能のうちのいくつかは割当てモジュールによって実施され得る。
通信モジュール1020はネットワークノード100の送信機能を実施し得る。特定の実施形態では、ネットワークノード100は、図4〜図7に関して上記で説明されたノードの機能のうち任意のものを実施し得る。例示の実施形態の1つでは、通信モジュール1020は無線デバイス110に補助情報を送信/通信してよい。補助情報は第1の参照TPに関連したデータを含み得る。たとえば、第1の参照TPに関連したデータは、とりわけ、第1の参照TPに関連した参照セル、TP固有のID(たとえばグローバルIDまたは関連するセルの内部のTPのID)、TP固有のミューティングパターン、時間領域および/または周波数領域の送信パターン、TPの送信スケジューリング情報、TPの送信を時間において特徴づける時間のオフセットまたは遅延のパラメータ、アンテナポートの設定またはアンテナの設定、TPにおける送信電力に関係のある1つまたは複数のパラメータ(たとえば電力のオフセット、増加、減少など)、キャリア周波数、TPによって送信される少なくとも1つの信号の設定、TPが測位に使用され得るかどうかの指示(すなわちTPの測位関連)、ならびにTP位置(たとえば絶対位置または相対位置)、を含み得るが、これらには限定されない。
通信モジュール1020は、無線デバイス110のうち1つまたは複数にメッセージを送信してよい。通信モジュール1020は、図4に関連して上記で説明されたトランシーバ1010などの送信器および/またはトランシーバを含み得る。通信モジュール1020は、メッセージおよび/または信号を無線で送信するように設定された回路を含み得る。特別な実施形態では、通信モジュール1020は、決定モジュール1010または任意の他のモジュールから送信するためのメッセージおよび/または信号を受信してよい。
受信モジュール1030はネットワークノード100の受信機能を実施し得る。特定の実施形態では、受信モジュール1030は、図4〜図7において上記で説明されたネットワークノード100の機能のうち任意のものを実施し得る。例示の実施形態の1つでは、受信モジュール1030は、無線デバイス110から、2つ以上のTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートする無線デバイス110の能力を受信し得る。いくつかの実施形態では、受信モジュール1030は、無線デバイス110からRSTD測定値を受信し得る。RSTD測定値は、第1の参照TPに関連したデータに関連づけられてよい。たとえば、無線デバイス110は、参照TPとして使用するTPを選択するのに、第1の参照TPに関連したデータを利用してよい。
受信モジュール1030は、無線デバイス110から任意の適切な情報を受信し得る。受信モジュール1030は、図4に関連して上記で説明されたインターフェース101および/またはアンテナ104などの受信器および/またはトランシーバを含み得る。受信モジュール1030は、メッセージおよび/または信号を無線で受信するように設定された回路を含み得る。特別な実施形態では、受信モジュール1030は、受信したメッセージおよび/または信号を決定モジュール1010または任意の他の適切なモジュールに通信してよい。
決定モジュール1010、通信モジュール1020、および受信モジュール1030は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な設定を含み得る。ネットワークノード100に含まれ得る、図10に示されたもの以上の追加のモジュールは、前述の機能のうちの任意のものおよび/または(本明細書に記載の様々な実施形態をサポートするのに必要なあらゆる機能を含む)任意の追加機能を含めて、任意の特定の機能をもたらすことに関与し得るものである。
本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書に記載のシステムおよび方法に対する修正、追加、または省略が可能である。これらの方法は、より多数のステップ、より少数のステップ、または他のステップを含み得る。加えて、ステップは任意の適切な順番で実施されてよい。この文献で説明された実施形態の任意のものが、任意のやり方で互いに組み合わされてよい。その上、本明細書ではLAAの状況で例が示されているが、本明細書に記載の実施形態はLAAに限定されない。説明された実施形態はLTEに限定されることなく、UTRA、LTE−Advanced、5G、NX、NB−IoT、WiFi、BlueToothなどを含むがこれらには限定されない他のRATにも適合し得る。
いくつかの実施形態は、一次サービングセル(PCell)、一次二次セル(PSCell)および二次(サービング)セル(SCell)といった一般的な用語を使用する。これらの用語は、特定のUEが使用されるように設定されている異なるタイプのサービングセルを指し得る。これらの用語に関して使用され得る他の非限定的な用語には、それぞれ一次コンポーネントキャリア(PCC)、一次二次コンポーネントキャリア(PSCC)、二次コンポーネントキャリア(SCC)がある。本明細書で使用される「無線ノード」という用語は、UEまたは無線ネットワークノードを表すように使用されてよい。
本開示の実施形態は、無線デバイス110の、単一キャリア動作、ならびに、無線デバイス110が2つ以上のサービングセルとの間でデータを送受信することができるマルチキャリア動作またはキャリアアグリゲーション(CA)動作に適用可能である。キャリアアグリゲーション(CA)という用語は、「マルチキャリアシステム」、「マルチセル動作」、「マルチキャリア動作」、「マルチキャリア」送信および/または「マルチキャリア」受信と、区別なく称されることもある。CAでは、コンポーネントキャリア(CC)のうち1つは一次コンポーネントキャリア(PCC)もしくは単に一次キャリアであり、またはアンカキャリアでもある。それ以外のキャリアは二次コンポーネントキャリア(SCC)もしくは単に二次キャリアと称され、または二次的キャリアと称されることもある。サービングセルは、一次セル(PCell)または一次サービングセル(PSC)と、区別なく称される。同様に、二次サービングセルは、二次セル(SCell)または二次サービングセル(SSC)と、区別なく称される。
本明細書で使用される「シグナリング」という用語は、(たとえばRRCを介しての)上位層シグナリング、(たとえば物理的制御チャネルもしくはブロードキャストされるチャネルを介しての)下位層シグナリング、またはその組合せのうち任意のものを含み得る。シグナリングは暗示的でも明示的でもよい。シグナリングは、さらに、ユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストでよい。シグナリングは、別のノードに対して直接行われてよく、または第3のノードを介して行われてよい。
本明細書で使用される時間リソースという用語は、時間の長さで表現された任意のタイプの物理リソースまたは無線リソースに対応し得る。時間リソースの例には、シンボル、タイムスロット、サブフレーム、無線フレーム、TTI、インタリービング時間などがある。
共用セル配置は、少なくとも1つの共用セルを有する配置を指し得る。たとえば、少なくとも1つのセルにおけるRRHの数は2つ以上あり得る。本明細書に記載の実施形態には、少なくとも1つのセルが複数のRRHを有し少なくとも1つのセルが単一の送信ポイント(たとえばRRHがなく通常のBSのみまたは単一のRRH)を有する、混合シナリオも含まれ得る。混合シナリオは、1つのTPまたは1つのRRHを有するセルと見られ得る。BSは、RRHに加えて、共用セルにおいて信号も送信し得、セルにおけるさらに別のTPと考えられてよく、またはBSも送信していると明示的に指示されてよい。
次に、添付図面を参照しながら、本明細書で企図された実施形態のうちのいくつかを以下でより完全に説明する。しかしながら、他の実施形態はこの開示の範囲内に含有されており、本発明は、本明細書で明らかにされた実施形態のみに限定されるように解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に発明概念の範囲を示唆するために例として提供されたものである。説明の全体にわたって、類似の番号は類似の要素を指す。
この開示は特定の実施形態に関して説明されてきたが、当業者には実施形態の改変形態および置換形態が明白であろう。それゆえに、実施形態の上記の説明がこの開示に制約を加えることはない。以下の特許請求の範囲によって規定されるように、この開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、他の変更形態、置換形態、および改変形態が可能である。
前出の説明で使用された省略形は以下のものを含む。
CA キャリアアグリゲーション
CC コンポーネントキャリア
CoMP 協調マルチポイント
CRS セル固有の参照信号
DAS 分散型アンテナシステム
DL ダウンリンク
E−SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
GMLC ゲートウェイモバイルロケーションセンタ
HBS 家庭内基地局
HPN 高電力ノード
LPPa LTE測位プロトコルアネックス
LPN 低電力ノード
LPP LTE測位プロトコル
MME 移動性管理エンティティ
OTDOA Observed Time Difference Of Arrival
PBCH 物理的ブロードキャストチャネル
PCI 物理的セルのID
PDSCH 物理的ダウンリンク共用チャネル
PRS 測位参照信号
PSS 一次同期信号
RAN 無線アクセスネットワーク
RSTD 参照信号時間差
SSS 二次同期信号
TP 送信ポイント
SIB システム情報ブロック
SFN 単一周波数ネットワーク

Claims (23)

  1. 無線デバイス(110)において参照送信ポイント(TP)を選択するための方法であって、
    第1のノードから補助情報を受信することであって、前記補助情報が、2つ以上のTPを有するセル内に位置し、前記セル内の前記2つ以上のTPと同一の物理セルIDを有する第1の参照TPに関連したデータを含む、補助情報を受信する(604)ことと、
    前記第1の参照TPに関連したデータを使用して第1の参照信号時間差(RSTD)の測定値を計算する(606)ことと
    前記第1の参照TPは受入れ可能なRSTD測定値を提供しないと決定することと、
    前記第1の参照TPとは異なる第2の参照TPを選択することと、
    前記第2の参照TPからの第2のRSTD測定値を計算することと、
    を含む方法。
  2. 前記第1のRSTD測定値を第2のノードに通信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のノードと前記第2のノードが同一のノードである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記無線デバイス(110)の運用上のタスクにおいて前記第1のRSTD測定値を利用することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の参照TPに関連した前記データがTP固有の識別子またはTP固有のミューティングパターンを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 2つ以上のTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートする前記無線デバイス(110)の能力を第2のノードに通信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のノードと前記第2のノードが同一のノードである、請求項に記載の方法。
  8. 前記第1の参照TPに関連した前記データが前記第1の参照TPに関連した参照セルを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2のRSTD測定値を第2のノードに通信することをさらに含む、請求項に記載の方法。
  10. 前記第1のノードと前記第2のノードが同一のノードであり、前記第1の参照TPと前記第2の参照TPが同一の参照TPである、請求項に記載の方法。
  11. 前記第2のノードに、前記第2の参照TPに関連した参照セルを通信することをさらに含む、請求項に記載の方法。
  12. 前記第1の参照TPとは異なる第2の参照TPを、前記第1のノードまたは第2のノードのうち少なくとも1つに通信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記第1のノードが、測位ノード、eNodeB、無線基地局、およびUEを含むグループから選択されたノードである、請求項1に記載の方法。
  14. ネットワークノード(100)において参照送信ポイント(TP)を選択するための方法であって、
    第1の参照信号時間差(RSTD)測定値を計算するために無線デバイス(110)が使用する第1の参照TPを決定すること(704)であって、前記第1の参照TPが2つ以上のTPを有するセル内に位置する、第1の参照TPを決定することと、
    前記第1の参照TPに関連したデータを含む補助情報を前記無線デバイス(110)に通信することと
    前記無線デバイス(110)から第2の参照TPの指示を受信すること〈710〉と、
    を含み、
    前記第1の参照TPが受入れ可能なRSTD測定値を提供しない場合に、前記第2の参照TPが選択され、第2の参照TPは前記第1の参照TPとは異なる、
    方法。
  15. 前記無線デバイス(110)から、2つ以上のTPを有するセルにおけるRSTD測定をサポートする前記無線デバイス(110)の能力を受信することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 第1のノードから、前記第1の参照TPに関連したデータを受信することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記第1のノードが、eNodeB、測位ノード、無線ネットワークノード、および無線デバイス(110)を含むグループから選択されたノードである、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1の参照TPに関連した前記データがTP固有の識別子またはTP固有のミューティングパターン、又は前記第1の参照TPに関連した参照セルを含む、請求項14に記載の方法。
  19. 前記無線デバイス(110)から、前記第1の参照TPに関連した前記データに関連した第1のRSTD測定値を受信することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  20. 前記第2の参照TPの指示が前記第2の参照TPに関連した参照セルを含む、請求項14に記載の方法。
  21. 前記第1の参照TPと前記第2の参照TPが同一の参照TPである、請求項14に記載の方法。
  22. 第1のノードから補助情報を受信するように設定されたインターフェース(111)であって、前記補助情報が、2つ以上のTPを有するセル内に位置し、前記セル内の前記2つ以上のTPと同一の物理セルIDを有する第1の参照TPに関連したデータを含む、インターフェース(111)と、
    処理回路(112)とを備え、前記処理回路(112)は、
    前記第1の参照TPに関連したデータを使用して第1の参照信号時間差(RSTD)の測定値を計算し、
    前記第1の参照TPは受入れ可能なRSTD測定値を提供しないと決定し、
    前記第1の参照TPとは異なる第2の参照TPを選択し、
    前記第2の参照TPからの第2のRSTD測定値を計算するように設定されている、
    無線デバイス(110)。
  23. 第1の参照信号時間差(RSTD)測定値を計算するために無線デバイス(110)が使用する第1の参照TPを決定するように設定されている処理回路(102)であって、前記第1の参照TPが2つ以上のTPを有するセル内に位置する、処理回路(102)と、
    インターフェース(101)とを備え、前記インターフェース(101)は、
    前記第1の参照TPに関連したデータを含む補助情報を前記無線デバイス(110)に通信し、
    前記無線デバイス(110)から第2の参照TPの指示を受信するように設定されていて、
    前記第1の参照TPが受入れ可能なRSTD測定値を提供しない場合に、前記第2の参照TPが選択され、第2の参照TPは前記第1の参照TPとは異なる、
    ネットワークノード(100)。
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