JP2014502199A - 飲料製造装置において飲料を調製するためのカプセル - Google Patents

飲料製造装置において飲料を調製するためのカプセル Download PDF

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Abstract

カプセル1A、1B、1Cであって、該カプセル内に液体を供給し、中心軸線Iを中心に該カプセルを回転させて、該カプセルを流れる液体に遠心力を加えて該カプセルから飲料を押し出すことによって、遠心式淹出装置内で飲料を調製するように設計されたカプセルであって、このカプセルは、収容壁部3を含む本体2と、中心軸線の主要空洞4と、前記本体に接続されるか、又は接続可能であり、前記空洞を被覆する蓋5、5A、5B、5Cと、前記空洞の境界を周方向において画定し、これを超えて外側に延びる、環状フランジ6とを備え、このフランジは、カプセルが前記中心軸線を中心に回転する際にかかる遠心力の結果として、空洞から、フランジを通して、又はフランジの上方で、多数の径方向で遠心力が加えられた飲料の流れを形成するために、1つ又は複数の流路9、46、49を確保するように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、飲料淹出装置において飲料を調製するための、小分けされた飲料用カプセルの分野に関する。本発明は、特に、飲料を調製するための改善されたカプセル及び方法に関する。
飲料原材料を含むカプセルによる飲料の調製は知られている。一般的に、コーヒーマシンなどの飲料製造装置内にカプセルが挿入され、カプセル内に液体が供給され、液体が飲料原材料と相互作用し、飲料が圧力下又は重力によってカプセルから抽出される。
遠心力を利用する飲料の調製も知られている。その原理は主に、カプセルの容器内に飲料原材料を入れ、この容器内に液体を供給し、容器を高速で回転させて、液体と原材料の相互作用を確実にする一方で、容器内で或る勾配の液体の圧力を生じることにあり、このような圧力は、容器の中央から周辺部に向かって徐々に高くなる。液体は原材料(例えば、挽いたコーヒー)に流れ、飲料の成分の抽出が行われ、容器の周辺部から流れ出る液体抽出物が得られる。
用語「カプセル」は、一般的に、飲料原材料を収容する任意の可撓性、剛性又は半剛性の包装容器をいう。カプセルの他の類義語としては、「ポッド」「パッド」「カートリッジ」、又は「サッシェ」がある。カプセルは単回使用されるように設計され得る。容器が、使用直前にユーザーにより原材料を充填されてカプセルを形成してもよい。
用語「原材料」とは、任意の適当な飲料物質、例えば、挽いたコーヒー、インスタントコーヒー、茶葉、インスタントティー、ハーブティー、乳製品粉末、調理用粉末、離乳食、他の飲料栄養材料、及びこれらの任意の組み合わせを意味する。
遠心力を使用してカプセルから飲料を調製するためのカプセルシステム及び方法は、次の文献、欧州特許第2210539号、国際公開第2008/148604号、同第2008148650号、同第2008/148646号、同第2008/148656号、及び同第2010/026045号に記載されている。
遠心力を使用する飲料淹出装置においてカプセルを使用することは既知であり、カプセルの閉鎖板は、液体注入手段及び/又は飲料抽出手段の挿入を可能にするために、除去又は穿孔される。
特に、国際公開第2008/148646号において、遠心装置において使用されることを意図されるカプセルが記載されている。これは、空洞を有する本体と、空洞を閉じる蓋と、フランジとを有し、このフランジは飲料製造装置の弁手段と係合する。この蓋は、遠心力が加えられた飲料の流れが空洞から出ることを可能にするために、その周辺部に開口部又は孔を有する。この流れは次いで、弁手段とカプセルのフランジとの間の相対移動によって流路が生じる際に、フランジの上面上、及び弁手段の間を通過する。国際特許出願第2010/066705号においても、カプセルはまた遠心装置において使用されることが意図される。カプセルは、環状の隆起部を備えるフランジを含み、この部分が飲料製造装置の押圧面と係合する際に、遠心力が加えられた液体の流路を制限する。
したがって、カプセル内に生じる流れ及び圧力は、弁手段の特徴、並びにフランジの形状及び寸法に大きく依存する。
本発明の目的は、遠心式の装置で使用されることが意図されるカプセルを提示することであり、特に、液体と、カプセル内に収容される飲料原材料との良好な相互作用をもたらすために、カプセル内の液体の流れが良好に制御されるものを提示することである。
本発明の別の目的は、流量制限弁を含む装置及びこのような流量制限弁を有さない他の装置など、色々な飲料調製装置内において使用され得るカプセルを提示することである。結果として、このカプセルは、様々な飲料調製装置で使用するために、より多機能的となる。
このため、本発明は特に、カプセル内に液体を供給し、中心軸線(I)を中心にカプセルを回転させて、カプセルを流れる液体に遠心力を加えて、この遠心力によりカプセルから飲料を押し出すことによって、遠心式淹出装置内で飲料を調製するように設計されたカプセルに関し、このカプセルは、
中心軸線(I)の主要空洞を形成する収容壁部を含む本体と、
前記本体に結合され、又は接合可能であると共に、前記空洞を被覆するように構成された蓋と、
上記空洞の境界を周方向において画定し、かつこれを超えて外側に延びる環状フランジと
を備え、
フランジは、カプセルが前記中心軸線を中心に回転する際にかかる遠心力の結果として、空洞から、フランジを通して又はフランジの上方で、多数の径方向で遠心力がかけられた飲料の流れを形成するために、1つの流路又は複数の流路を確保するように構成されている。
1つの態様においては、複数の流路を形成するために、環状フランジにおいて周方向に分布する突起部及び/又はチャネルが設けられる。好ましくは、その間に複数の流路を画定するために径方向に延びる、複数の突起部がフランジに分布配置される。このような突起部は、流路において、既定の開口表面積を有する複数の貫通開口部を画定するように、飲料製造装置の表面と係合し得る。合計開口表面積はしたがって、飲料の流れのための流路表面を形成し、遠心力が加えられている間に、カプセルの回転速度に応じて、流れ条件(例えば、流量及び圧力勾配)を調節することができる。
この態様において、カプセルの蓋は、遠心力による飲料の抽出中に、蓋の上面を通してかつこの上面の上方で、及び、フランジの上面の上方で飲料が流れることを可能にするための貫通開口部を含む横断壁部を有し得る。この場合、突起部及び/又はチャネルは、フランジの上面の上方に存在する。好ましくは、蓋は、貫通開口部と中心軸線との間の蓋の領域に実質的に開口部を有さず、このような領域の径方向の距離は、開口部をフランジから隔てる径方向の距離よりも長い。
別の代替的態様において、蓋は、飲料がフランジの上方を通過するのを防ぐために、その周辺部の付近に貫通開口部を含まない横断壁部を有する。この場合、フランジは、遠心力がかけられた飲料の流れのために、蓋と本体との間に画定される少なくとも1つの流路を残すように構成されている。この態様において、蓋は、本体の下部フランジ部分に隣接する上部フランジ部分を含んでもよく、前記上部フランジ部分及び/又は下部フランジ部分は、フランジを通る前記少なくとも1つの飲料の流路を残すために、遠心力がかけられている間、液体の相対圧力がかかる時に湾曲可能となっている。
更に、蓋は、フランジの境界領域において本体の下部フランジ部分に隣接して配置された上部フランジ部分を含んでもよく、前記上部フランジ部分及び/又は下部フランジ部分は、前記境界領域において突起部及び/又はチャネルを含む。結果として、飲料の流れは、前記境界領域に設けられる突起部間に形成されるチャネル又は空隙を経て、フランジを流れることができる。したがって、流れ特性の制御も可能となる。
あらゆる可能な態様において、前記流路の上流及び下流にフィルターが設けられてもよい。好ましくは、フィルターは蓋と空洞との間、あるいは蓋の上方に設けられる。フィルターは、フランジにおいて及び/又は蓋に、封着されてもよい。
フィルターは、コーヒーの粒子など、原材料の粒子を多量に漏らさないことを確実にするように設計される。フィルターは、より具体的には、空洞内の100マイクロメートルを超える大きさの粒子を捕捉するように設計されている。フィルターは、紙、天然及び/若しくは合成繊維(織布、不織布)、並びに/又は多孔質ポリマー、加えてこれらの組み合わせから作製され得る。より具体的には、フィルターの材料は、PU、PP、PA、PE、PET、PLA、デンプン、セルロース、及びこれらの組み合わせであり得る。
蓋は、フランジに対して下方及び内側にあり、かつ空洞に向けられた凹部を含み得る。凹部は、装置内に存在する出口穿孔手段又は抽出手段により、蓋が穿孔されることを防ぐために設けられてもよい。この穿孔又は抽出手段は、異なるカプセル、又は本発明のカプセルに設けられる封着用ホイルを穿孔するために(カプセルがこのような封着用ホイルを含む場合)必要であり得る。より好ましくは、凹部は空洞の上で環状領域に沿って延び、かつこれは中央軸線「I」よりもフランジに近い。この位置付けは、存在する可能性がある、装置の穿孔手段に対応するものである。例えば、環状の凹部は、蓋の横断面で観察した際にU字形であり得る。
蓋はまた、中心軸線「I」上に位置する開口部、又は薄肉領域を含むことがある。このような領域は、液体注入器の導入を可能にするため、又は空洞内に液体を供給する(例えば、外部の液体供給システムから)ためだけのものである。例えば、薄肉領域は、剛性の細長い注入器などによって、蓋を容易に穿孔して開口部を形成できるようにする。
カプセルは特に、挽いたコーヒー、インスタントコーヒー、茶葉、ハーブティー、インスタントティー、乳製品粉末、ココアパウダー、離乳食、調理用粉末及びこれらの組み合わせから選択される、飲料原材料を収容し得る。好ましい実施例において、カプセルは、相応の大きさを有し得るカプセルの空洞の容積に応じて、4〜20グラムの挽いたコーヒー粉末を収容する。挽いたコーヒーの量は、所望の飲料の体積、及び/又は所望の濃度のコーヒー飲料になるように調節されてもよい。
蓋は、本体に固定されていても、又は取り外し可能に取り付けられてもよい。取り外し可能に取り付けられた蓋は、抽出後に、使用済みコーヒー粉末などの固形残留物を除去する可能性を提供する場合がある。
蓋は本体とは別個の部分であっても、ユーザーが空洞に飲料原材料を充填した直後に蓋と本体を結合できるように可撓性連結部により本体に連結されていてもよい。ユーザーは、消費者であってもよく、この消費者はカプセルを充填して、本体の蓋を閉める。
本発明はまた、遠心式飲料調製装置内で上記のカプセルを使用して飲料を調製するための方法に関し、この方法は、
カプセルの空洞に液体を供給するステップと、
カプセルの中心軸線(I)を中心にカプセルを回転させて、カプセルを流れる液体に遠心力を加えて、この遠心力によりカプセルから飲料を押し出すステップであり、空洞から、フランジを通して、又はフランジの上方で、上記の流路又は複数の流路を経て飲料を移送することを含む、ステップと
を。
本発明の更なる特徴は、図面に沿っての以下の詳細な説明に示される。
飲料調製装置に挿入される本発明のカプセルを含む、飲料調製システムの断面図を示す。 第1の実施形態による本発明のカプセルの斜視図を示す。 図2のカプセルの平面図である。 図1の装置での飲料抽出中における、図3のカプセルのD−Dに沿った詳細な断面図を示す。 図2及び図3のカプセルの変化形態の平面図である。 第2の実施形態によるカプセルの平面図を示す。 第3の実施形態によるカプセルの平面図を示す。 図2、図3、図4、図5又は図6のカプセルの底面図を示す。 蓋を本体に組み合わせる前の、図6のカプセルの詳細な断面図を示す。 図6のカプセルの面E−Eに沿った詳細な断面図を示す。 図7のカプセルの詳細な断面図を示す。 飲料抽出中の、図11のカプセルの詳細な断面図を示す。
本発明のカプセルの第1実施形態は、図2、図3及び図8に示される。遠心力をかけて駆動するように設計された飲料調製装置内における本実施形態によるカプセルがまた図1に示され、図4に拡大された詳細な図としても示される。これらの図1、図2、図3、図4及び図8は、この第1の実施形態の説明という目的に役立つものである。
この第1形態によるカプセル1Aは、収容壁部3を有する本体2を含み、収容壁部3は開いた内部空洞4を画定する。本体は略カップ形状とすることができる。これは、円錐形の胴部や凸状のボウルなど、様々な形状を取り得る。空洞4は、その中央を通る軸線「I」の方向に、本体の開放端部から本体の下端部まで延びる。本体の収容壁部は、回転中に振動及び/又は騒音を生じさせないために、質量分布の不均衡を避けるべく、軸線「I」を中心として回転対称となっているのがよい。しかしながら、カプセルのこのような対称な形状は、本発明のために必須要件ではない。
カプセルは、本体の空洞を被覆するように構成された蓋5を更に含む。こうして空洞には、挽いたコーヒー粉末などの飲料原材料が充填される。蓋及び本体は、収容壁部を超えて周方向に延びるフランジ6にて接続される。本発明の一態様によれば、フランジ6は遠心力がかけられた飲料の流れのための流路を形成するように構成され、この流路はフランジ6の上方でこれを径方向に横切って延びる。このため、蓋は、直線状の隆起部の形状をとる一連の上部突起部7を含み、これらは径方向に、かつ蓋の環状のフランジ部分8に沿って周方向に分布する。互いに隣接する2つの突起部7はしたがって、同じくフランジ部分8の上方で径方向に延びる溝又はチャネル9を画定する。上部突起部及び上部チャネルは、フランジ部分8にエンボス加工を施す形成する場合があり、それによりフランジ部分8の下面もまた、上部突起部の真下の下部チャネル、及び上部チャネルの真下の下部突起部から形成される。突起部及びチャネルは、必ずしも直線状である必要はなく、楕円形、ラビリンス型、又はジグザグの形状など、様々な形状を取り得ることが理解されるべきである。突起部は例えば、フランジの周辺に沿って設けられる一連の刻み目又は隆起部によって形成されてもよく、このような刻み目又は隆起部は、径方向に向けられている。突起部はまた、フランジから延びて、フランジの径方向の幅の一部のみを占める一連の小さなスタッドとして形成されてもよい。しかしながら、流れのための流路は、フランジの径方向の幅全体にわたって設けられ、すなわち流路は、フランジの最上面の内側縁部10から外側縁部11にわたって延びる。図4に示されるように、上部フランジ部分8は、本体に属すと共に収容壁部3の一体部分として延びるフランジ12の一部と結合する。この下部フランジ部分12は、蓋の上部フランジ部分8を超えて延びてもよく、場合によっては、湾曲した端部又はより厚くされた端部13で終端してもよい。フランジ部分8の部分とフランジ部分12との間の結合は、接着剤により得られ、また、例えば熱溶接又は超音波シールにより処理されてもよい。
カプセル1Aの蓋は好ましくは、フランジに隣接するか、一定の距離(例えば、0〜5mm)でこれと離間する凹部14を含む。凹部はフランジ、特にフランジ部分8に対して低くなっている。凹部は環状とし、この凹部よりも高い部分に蓋の中央部15を画定するようにするのがよい。凹部は好ましくは、1〜10mm、より好ましくは3〜8mmの深さである。より大きな深さも想定され得るが、これは蓋と本体の収容壁部との間に原材料が入り込み得る領域を生じる場合がある。これはまた、カプセル内の原材料のために利用可能な容積を大きく低減することとなっていくであろう。
中央部はまた、カプセルが軸線「I」を中心に回転する際に、遠心力の作用により、蓋を通じて空洞から蓋5の外面へと、飲料又は液体が流れることを可能にする貫通開口部16を含む。開口部の数は変動し得るが、蓋には周方向において十分な数の開口部が分布配置されることを想定しておくのが好ましい。例えば、5〜50個の開口部が設けられる場合がある。貫通開口部16は好ましくは、中心軸線「I」から一定距離「d」の場所に、より好ましくはフランジ6の最も内側の縁部10から、距離「d」よりも小さい距離「d1」の場所に設けられる。液体の良好な誘導を確実にし、かつ液体がカプセルの外へと迂回することを避けるため、中心軸線「I」とこれらの開口部との間において蓋に開口部が含まれないことが好ましい。このような距離は例えば、0〜20mm、好ましくは1〜10mmであり得る。開口部16はまた、凹部14自体に設けられてもよい。開口部が中心軸線「I」にあまりにも近く配置されると、液体はカプセルから早く出過ぎ、原材料部分を迂回して、原材料が十分に湿潤しないことになる傾向がある。したがって、理論的には、開口部がフランジ6に近いほど、液体と原材料の相互作用は良くなる。
中央部は更に、飲料調製装置の注入器が通過することを可能にする中央開口部17を含むとよい。このような中央開口部は、例えば、開口部領域を画定する、刻み目付け又は事前刻み目付け等、予め脆弱化させた領域など、壊れやすい材料領域に代えることもできる。
カプセル1Aは図8に示されるように、フィルター18を更に含み、このフィルターは蓋と本体の空洞との間に配置される。例えば、フィルターは、蓋の内側表面19上に封着される。フィルターは、開口部16を被覆するために十分な大きさにするとよい。フィルターは例えば円形であり、蓋の内側表面上で別個の、周方向に互いに離間した2つの封着縁部20、21によって封着されてもよい。フィルターは蓋と一体であるように作製される場合があることも認識されるべきである。特に、開口部16は、遠心力がかけられている間、空洞内の不溶性の粒子、又はより大きな粒子を確実に保持しておくために、十分に小さなものとして作製され得る。フィルターは、蓋の上面15に配置される場合があることも認識されるべきである。
図5は、カプセル1Aの単純な変化形態であり、ここで蓋5Aは、原材料の粒径よりも遥かに大きく作製された出口開口部22を含み、これは例えば、蓋を通じたいくつかの弧状の部分に沿って延びる一連の切り抜き部である。開口部はまた、フィルターによって内部を、又は外部を被覆される。
次に、遠心式淹出装置内のカプセル1Aの動作について図1及び図4に関連して説明する。カプセルは、装置30に、より詳細には、カプセル1Aの本体2を適切に基準位置に据えるための形状及び寸法とされた回転可能に取り付けられたカプセルホルダー31に挿入される。液体仲介用部材32は、カプセルの液体注入部位における十分な液密接触を確実にするような方法で、カプセルの蓋5に対して係合する。液体仲介用部材32及びカプセルホルダー31は、任意の好適な作動手段(記載せず)によって互いに対して移動する。特に、液体仲介用部材の周囲挟み付け部(pinching part)36は、静止態様(又は代わりに、ばねにより付勢する態様)で、カプセルのフランジ6と係合する。カプセルのフランジ6は、このような挟み付け部36と、カプセルホルダーの支持部37との間で挟持される。突起部7及び/又はチャネル9がフランジに存在するため、径方向の流路が維持され、遠心力がかけられた飲料が、挟持されたフランジ、特に蓋のフランジ8の部分の上方で放出されるようにできる。
中央注入器33は、中央開口部を通過し、最終的には、開口部領域の蓋の予め脆弱化させた領域を破壊するよう設けられている。注入器33には、リザーバ34、ポンプ35、及び加熱器53から送られてくる加熱された水などの液体が供給される。
飲料の抽出を行うため、カプセルは、回転モーター38により、高速回転(例えば、500〜10000rpm)で駆動され得、注入器33を通じてカプセルに液体が供給される。カプセルホルダー31及び係合プレート32によって挟まれたままカプセルが回転すると、飲料原材料の塊が収容壁部の内側周辺部、及び蓋上で圧縮され、液体が、生じた圧縮された塊に流れ、原材料と相互作用して飲料又は液体抽出物を形成する(図4)。このような飲料は、穿孔壁部に設けられた孔18を流路とし、チャネルを通る遠心力がかけられた流れ「F」として放出され、装置の衝突壁部39に衝突する。飲料のための一定の環状の隙間が、開口部16と、係合プレート32の反対側の表面との間に設けられ得る。また、凹部14は、この凹部に対する開口部の位置付けにより(例えば、このような開口部が凹部内にもたらされる場合)、このような隙間の形成に寄与し得る。このような隙間を残すために、蓋の上方で、係合プレートに凹部又は凹状領域29が形成されてもよい。蓋のより中央に近い部分において、係合プレート及び/又は注入器は、中央開口部からの液体の迂回、及び蓋と係合プレートとの間からの液体の迂回を防ぐために、蓋と十分に封止されるとよい。
図1に示されるように、その後、飲料がコレクタ40に回収され、飲料ダクト41を通じて導出される。抽出サイクルを制御するための異なるパラメーター、特にモーター38により付与される回転速度、及びポンプ35の流量は、制御ユニット42により制御され得る。この最も単純な態様において、ユニットに異なる抽出サイクルがプログラミングされてもよく、関連するプログラムがユーザーインターフェース43によって起動され得る。
カプセル1Bの第2実施形態が、図6、図9及び図10に関連して示されている。カプセル1Aに対する変更のみ説明し、他の全ての態様は同一又は同等であるものとする。カプセル1Bにおいて、蓋5Bは、周辺部の貫通開口部を有さない。フィルター44は、空洞4と蓋との間に配置される。より具体的には、フィルターによって空洞が完全に被覆されるように、フィルターがフランジ12の部分に封着される。フィルターは、部分12と、例えば、アルミニウム又はプラスチックの環状バンドにより形成される封着用インサート45との間で封着され得る。フランジ部分上にフィルターを適切に固定するために、接着剤層が設けられる。蓋は、接着剤層などによってフランジ部分に(そのフランジ部分8で)結合されてもよい。しかしながら、その結合は必須ではない。蓋はまた、特定の結合手段を用いずに本体に単純に取り付けし、蓋と本体とを個別要素(あるいは単に可撓性の関節部によって連結される要素)として備えるカプセルにしてもよい。例えば、装置への挿入前にユーザーが飲料原材料を充填する「キット」の形態などとしてもよい。
蓋のフランジ部分8は、その上面には突起部7及びチャネル9が、下面には反対のパターンのチャネル46及び突起部が形成されるように、エンボス加工される(図10)。当然、蓋の下面のみにチャネル及び突起部のパターンを有することも可能である(すなわち、このような場合、上面は平坦である)。上部フランジ部分8が下部フランジ部分に取り付けるとき、それらの径方向においては開いているが、軸線方向においては閉じているチャネルによって、境界領域12において貫通流路がもたらされる。
図10は、このようなカプセル1Bにおける、抽出原理を示している。液体は、カプセルの中央開口部を通じて注入され、遠心力によって原材料の塊を流れる。収容壁部の広がった形状、及び加わる力の結果として、流れの方向は、外側及び上側の両方において、本質的に周辺部へと向かう。したがって液体は、フランジ6付近の、フィルター44の周辺領域を通じて流れることができ、蓋のフランジ部分8と、本体のフランジ部分12との間の、フランジ境界領域47にもたらされる複数のチャネル46を通じて、カプセルから出る。
図7、図11及び図12は、本発明のカプセル1Cの更なる可能な実施形態を示す。ここでも、カプセル1Aに対する変更のみを説明し、他の全ての態様は同一又は同等であるものとする。カプセル1Cにおいて、蓋5Cは、有意な突起部又はチャネルを実質的に有さないフランジ部分8を有する。蓋は、遠心力の結果として液体が蓋を流れるための周辺部の貫通開口部を有さない。カプセルは、カプセル1Bと同様のフィルター44を含み、これは、例えば封着用インサート45と部分12との間で、本体のフランジ12の部分に封着される。蓋5Cは接着剤などにより、中央領域48で、フィルター44に封着される。しかしながら、蓋のフランジ部分8は、フィルター又は本体のフランジ部分12、45と固着又は結合されないままである(図11)。
図12に示されるように、カプセル1Cが、飲料調製装置内で遠心力をかけた状態で駆動されるとき、フランジ自由部分8は、遠心力がかけられた液体流の圧力下で、上方に推進されて湾曲し得る。結果として、フランジ6において、本体と蓋との間に周辺流路49が生じる。フランジ部分8が湾曲できるように、係合プレートは環状の可動部50を含む。したがって部分50は、液体の圧力下において、蓋部分8に押される。部分50は、ばね付勢アセンブリ51、52により、飲料抽出後に初期位置に戻る。フランジ部分8の湾曲の度合いは明瞭にするために、図において誇張されている場合があることが認識されるべきである。遠心作用によってカプセルから飲料を導出することを可能にするために、隙間又は流路49の合計開口表面積は、およそ0.5〜10mmとするとよい。当然、このような隙間は、回転速度に応じて変化し得る。

Claims (17)

  1. カプセル(1A、1B、1C)、特に、当該カプセル内に液体を供給し、中心軸線(I)を中心に当該カプセルを回転させて、当該カプセルを流れる前記液体に遠心力を加えて、この遠心力により当該カプセルから飲料を押し出すことによって、遠心式淹出装置において飲料を調製するように設計されたカプセルであって、
    前記中心軸線(I)の主要空洞(4)を形成する収容壁部(3)を含む本体(2)と、
    前記本体に結合されており、又は接続可能であり、前記空洞を被覆するように構成された蓋(5、5A、5B、5C)と、
    前記空洞(4)の境界を周方向において画定し、前記空洞を超えて外側に延びる環状フランジ(6)と
    を備える、カプセルにおいて、
    前記フランジは、当該カプセルが前記中心軸線を中心に回転する際にかかる前記遠心力の結果として、前記空洞から、前記フランジを通して、又は前記フランジの上方に、多数の径方向で前記遠心力がかけられた飲料の流れを形成するために、1つの流路又は複数の流路(9、46、49)を確保するように構成されていることを特徴とする、カプセル。
  2. 突起部(7)及び/又はチャネル(9、46)が前記環状フランジに設けられ、かつ径方向に分布して、前記複数の流路を形成する、請求項1に記載のカプセル。
  3. 前記蓋は、遠心力による飲料抽出中に、該蓋(5、5A)の上面を通しかつその上方で、及び、前記フランジ(6)の上面の上方で前記飲料が流れることを可能にするための周辺の複数の貫通開口部(16、22)を含む横断壁部を有し、前記突起部(7)及び/又は前記チャネル(9)は、前記フランジの前記上面に設けられている、請求項2に記載のカプセル。
  4. 前記蓋は、前記貫通開口部と前記中心軸線との間の該蓋の領域に実質的に開口部を有さず、前記領域の径方向の距離は、前記貫通開口部を前記フランジから隔てる径方向の距離よりも長い、請求項3に記載のカプセル。
  5. 前記蓋(5B、5C)は、前記飲料が該蓋を通過するのを防ぐために、その周辺部の付近に周辺の貫通開口部を含まない横断壁部を有し、前記フランジは、前記遠心力がかけられた飲料の流れのために、前記蓋と前記本体との間に少なくとも1つの流路(46、49)を残すように構成されている、請求項1又は2に記載のカプセル。
  6. 前記蓋は、前記本体の下部フランジ部分に隣接する上部フランジ部分(8)を含み、前記上部フランジ部分は、前記少なくとも1つの流路を残すために、遠心力をかけている間、前記液体の相対圧力がかかる時に湾曲可能となっている、請求項5に記載のカプセル。
  7. 前記蓋は、境界領域において前記本体の下部フランジ部分(12)に隣接する上部フランジ部分を含み、前記上部フランジ部分及び/又は前記下部フランジ部分は、前記境界領域において突起部及び/又はチャネル(46)を含む、請求項5に記載のカプセル。
  8. フィルター(18、44)は、前記流路の上流、好ましくは前記蓋と前記空洞(4)との間、又は前記蓋の上方に設けられる、請求項1〜7のいずれか一項に記載のカプセル。
  9. 前記フィルター(44)は、前記フランジにて封着される、請求項8に記載のカプセル。
  10. 前記フィルター(18)は、前記蓋に封着される、請求項8又は9に記載のカプセル。
  11. 前記蓋は、前記フランジに対して下方及び内側にある凹部であって、前記空洞に向けられた凹部(14)を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載のカプセル。
  12. 前記凹部(14)は、前記空洞の上方にあり、前記中心軸線「I」よりも前記フランジに近い環状領域に沿って延びる、請求項11に記載のカプセル。
  13. 前記凹部(14)は、前記蓋の横断面で観察した際にU字形である、請求項12に記載のカプセル。
  14. 前記蓋は、前記中心軸線「I」上に位置する開口部(17)、又は薄肉の領域を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載のカプセル。
  15. 挽いたコーヒー、インスタントコーヒー、茶葉、ハーブティー、インスタントティー、乳製品粉末、ココアパウダー、離乳食、調理用粉末及びこれらの組み合わせから選択される飲料原材料を収容する、請求項1〜14のいずれか一項に記載のカプセル。
  16. 前記蓋が前記本体に取り外し可能に取り付けられている、請求項1〜15のいずれか一項に記載のカプセル。
  17. 遠心力を利用した、請求項1〜16のいずれか一項に記載のカプセルを使用して飲料を調製する方法であって、
    前記カプセルの前記空洞内に液体を供給するステップと、
    前記カプセルの前記中心軸線(I)を中心に前記カプセルを回転させて、前記カプセルを流れる前記液体に遠心力を加えて、この遠心力により前記カプセルから飲料を押し出すステップであり、前記空洞から前記フランジを通して、又は前記フランジの上方で、流路又は複数の流路を介して前記飲料を移送することを含む、ステップと
    を含む、方法。
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