JP2014502035A - 大面積上に高秩序化ナノピラーまたはナノホール構造を作製するための方法 - Google Patents

大面積上に高秩序化ナノピラーまたはナノホール構造を作製するための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014502035A
JP2014502035A JP2013533128A JP2013533128A JP2014502035A JP 2014502035 A JP2014502035 A JP 2014502035A JP 2013533128 A JP2013533128 A JP 2013533128A JP 2013533128 A JP2013533128 A JP 2013533128A JP 2014502035 A JP2014502035 A JP 2014502035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
metal
nanopillars
nanoparticles
etching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013533128A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5876059B2 (ja
Inventor
モルハルド、クリストフ
パッハオルスキー、クラウディア
スパッツ、ヨアヒム・ピー.
ブルンナー、ロベルト
Original Assignee
マツクス−プランク−ゲゼルシャフト ツール フエルデルング デル ヴイツセンシャフテン エー フアウ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マツクス−プランク−ゲゼルシャフト ツール フエルデルング デル ヴイツセンシャフテン エー フアウ filed Critical マツクス−プランク−ゲゼルシャフト ツール フエルデルング デル ヴイツセンシャフテン エー フアウ
Publication of JP2014502035A publication Critical patent/JP2014502035A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5876059B2 publication Critical patent/JP5876059B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • B81C99/0075Manufacture of substrate-free structures
    • B81C99/009Manufacturing the stamps or the moulds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C59/00Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
    • B29C59/002Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/0002Lithographic processes using patterning methods other than those involving the exposure to radiation, e.g. by stamping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C2201/00Manufacture or treatment of microstructural devices or systems
    • B81C2201/01Manufacture or treatment of microstructural devices or systems in or on a substrate
    • B81C2201/0101Shaping material; Structuring the bulk substrate or layers on the substrate; Film patterning
    • B81C2201/0147Film patterning
    • B81C2201/0149Forming nanoscale microstructures using auto-arranging or self-assembling material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y30/00Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

本発明は、NIL、熱エンボス加工、または射出成形プロセスにおいて原版として使用することのできる、とりわけ大面積上に高秩序化ナノピラーまたはナノホール構造を作製するための改善された方法に関する。この方法は、ミセルブロックコポリマーナノリソグラフィープロセスを用いて作製された金属ナノ粒子の秩序配列で表面を装飾することと、一次基板を50〜500nmの深さまでエッチングすること(ここで、ナノ粒子はマスクとして作用し、したがって、ナノ粒子の位置に対応するナノピラーまたはナノコーンの秩序配列が作製される)と、ナノ構造化された原版またはスタンプを構造化プロセスで使用することとを含む。また、完成したナノ構造化基板の表面を、連続した金属層で被覆される犠牲原版として使用することができ、次いで、該原版をエッチングして取り去り、ナノピラーまたはナノコーンの元の配列のネガであるナノホールの秩序配列を有する金属スタンプを残すことができる。
【選択図】図1

Description

[背景技術]
各種基板の表面上のナノピラーまたはナノコーンの配列は、広範囲の重要な工業的応用分野で利用できるので、近年、ますます注目を得てきた。例えば、これらの構造は、反射防止コーティング(モスアイ効果)として、摩擦の低減にまたは濡れ特性の変更に使用することができる。このような構造を作製するための最初のアプローチは、電子ビームリソグラフィーのような費用のかかる技術の使用に集中していた。今日では、自己組織化に基づいたいくつかのボトムアップ型アプローチが考案されている(例えば、Lohmuller,T.ら、Nano Letters 8、1429〜1433(2008);Parkら、ACS Nano 3、no.9(2009):2601〜2608)。これらの技術は、商業的開始を可能にするのに十分に低くなるレベルまで製造コストの低下をもたらす。しかし、現在のところ、商業的に利用可能な製品は未だ存在しない。
すでに述べたように、ナノピラー配列の作製だけでなくナノホール配列の作製も関心を呼んでいる。しかし、150nm未満の領域での秩序化ホール配列に関するほとんどすべての報告は、未だ、費用がかさみ時間のかかるリソグラフィー技術を使用している。比較的手頃なコストでナノパターンを再現するために現在のところ存在する唯一の技術が、ナノインプリントリソグラフィーである。しかし、その技術においてスタンプとして使用される原版(master)が極めて高価で、かつ頻繁に交換しなければならないので、多くの応用分野に対する大規模な商業的使用は、未だ限定されている。
DE102007014538A1およびDE102009060223.2に開示されているBCML技術は、最高級光学部品に適用される新世代の精巧な反射防止コーティングの可能性をようやく切り開いた。それらの例が、最高級のカメラレンズ、医療機器、またはナノ/マイクロ光学デバイスである。それにもかかわらず、例えば、ビーマー(beamer)、携帯電話または次世代遠距離通信におけるカメラ用に、多数の大量生産型光学素子が存在し、そこでは、光ファイバーの中に光を集束させるのにレンズを使用している。この「低価格」光学部品の製造コストは、極めて安いものでなければならない。結果として、選択される材料は、PMMAのようなポリマーであることが多い。ポリマーで作られた光学素子に対して従来の薄膜型反射防止コーティングを使用することは、ポリマーに対する反射防止膜の接着性に問題があるので、困難である。したがって、Lohmuller,T.ら、Nano Letters 8、1429〜1433(2008)に記載のように、例えば、モスアイ構造化のような代替の反射防止技術を使用することが望ましい。しかし、より重要な問題は、従来の反射防止コーティングは、光学素子の製造コストをかなり増大させることである。このことも、Lohmullerらの文献およびDE102007014538A1に記載の技術がこれらの極めてコストに敏感な応用分野に対して適用可能でない理由である。同様の議論は、反射防止コーティング以外の目的に対して使用される低コストのガラス製光学部品またはナノピラー配列についてもあてはまる。
溶融シリカ上にピラーを製作するためにBCML技術を使用すること、続いてピラーをNILプロセスにおける原版として使用することは、Parkら、ACS Nano 3、no.9(2009):2601〜2608に記載されている。しかし、この刊行物中に記載の方法は、かなり複雑で、かつ時間を消費する。とりわけ、ナノピラーでナノ構造化された基板を準備するのに数日を要し、かつナノピラーの平均距離は20nm未満であり、より大きな距離に調節するのは容易でない。
これまで、ナノピラー/ナノコーン/ナノホールを備えたコストに敏感な製品の大量生産のための商業的に利用可能な方法は存在しない。
従来技術において使用される方法のこれらの欠点を考慮して、本発明の主な目的は、NIL、熱エンボス加工、または射出成形プロセスにおける原版として使用できる、とりわけ大面積上の高秩序化ナノピラーまたはナノホール構造を、簡単、迅速かつコスト効率の良い方式で作製するための改善された方法を提供することとした。
この目的は、請求項1および2に記載の方法を提供することによって達成された。本発明のさらなる側面および/または特定の態様は、さらなる請求項の主題である。
請求項1は、基板表面上に高秩序化ナノホールまたはナノピラー構造を調製する方法であって、
a)ミセルブロックコポリマーナノリソグラフィープロセスによって作製された金属ナノ粒子の秩序配列で少なくとも一方の表面が装飾された一次基板を準備するステップと、
b)ステップa)の一次基板を、所定の深さ、好ましくは50〜500nmの範囲の深さでエッチングするステップであって、該ナノ粒子がマスクとして作用し、該ナノ粒子の位置に対応するナノピラーまたはナノコーンの秩序配列が作製されるステップと、
c)ステップb)で得られたナノ構造化された基板を、ナノインプリントリソグラフィー(NIL)プロセス、熱エンボス加工プロセス、または射出成形プロセスにおける原版またはスタンプとして使用するステップと
を含む方法に関する。
請求項2は、基板表面上に高秩序化ナノホールまたはナノピラー構造を調製する方法であって、
a)ミセルブロックコポリマーナノリソグラフィープロセスによって作製された金属ナノ粒子の秩序配列で少なくとも一方の表面が装飾された一次基板を準備するステップと、
b)ステップa)の一次基板を、所定の深さ、好ましくは50〜500nmの範囲の深さでエッチングするステップであって、該ナノ粒子がマスクとして作用し、該ナノ粒子の位置に対応するナノピラーまたはナノコーンの秩序配列が作製されるステップと、
c)ステップb)で得られたナノ構造化された基板の表面を、連続した金属層で被覆するステップと、
d)前記一次基板を除去するが、前記金属層を除去しないHFといったエッチング剤を使用して、ステップc)の生成物を選択的にエッチングして、ナノピラーまたはナノコーンの元の配列のネガであるナノホールの秩序配列を含む金属基板がもたらされるステップと
を含む方法に関する。
本発明は、安価な複製方法による、ナノ構造表面に対する2つのもっぱら異なるアプローチを包含する。
第1のアプローチは、ナノインプリントリソグラフィー(NIL)を含む。この技術では、表面上にレジスト層を堆積させ、次いで、このレジスト層をスタンプによってナノ構造化する。その後、レジストをUV放射線または熱で重合させる。最後に、スタンプが除去され、表面上に硬化した薄いレジスト層が残り、次いで、それを、ドライエッチング、スパッタリングまたはその他の方法でさらに加工することができる。雛形(sample)をさらに加工するためのこのさらなるステップは、後に本出願中で説明される技術において必須ではないが、NILの利点は、基板材料に関する融通性にある。
第2のアプローチは、基板を直接的に構造化するためのいくつかのより直接的な方法を含む。一部の材料(例えば、プラスチック、ガラス)の場合、雛形を、さらなるステップなしに直接的に構造化することが可能である。いくつかの方法、例えば、射出成形、反応射出成形、熱エンボス加工、射出圧縮成形、精密成形(ガラス)、および熱成形が存在する。しかし、それらのすべての方法は、極めて類似している。したがって、次の考察は、最も異なる方法、すなわち、加熱された原版を未記録媒体(blank)に押し付ける熱エンボス加工と、液状プラスチックを金型中に射出する射出成形との間をもっぱら区別する。ガラスの場合、熱エンボス加工は精密成形と呼ばれ、この技術は、近年、かなりの注目を集めている。
いずれのアプローチにおいても、まず、一次基板をナノ構造化しなければならない。ナノピラー/ナノコーンは、ミセルブロックコポリマーナノリソグラフィーによって作製されたナノ粒子で装飾された基板表面から出発し、DE102007014538A1(ピラー)またはDE102009060223.2(コーン)中のステップに従って作製される(図1に概略的に示されている)。
[NILのためのスタンプ]
一次基板は、前記の方法を使用して、ナノピラーまたはナノコーンで装飾される。ナノ構造化された基板は、光学素子(反射防止特性)としては使用されないが、NIL(ナノインプリントリソグラフィー)プロセスのためのスタンプとして使用される。一次基板としては、主として、反応性イオンエッチングに適した任意の基板を使用することができる。より具体的には、基板は、ガラス、とりわけ、ホウケイ酸塩ガラスおよび溶融シリカ、ならびにケイ素からなる群から選択される。
好ましくは、溶融シリカが、一次基板として使用される。この材料は、いくつかの有利な特徴を兼備するので、商業的に利用可能なスタンプのために選択されることが多い。第1に、それは、UV光に対して透明であり、それゆえ、レジスト硬化(重合)プロセスをUV放射線で開始することを可能にする。第2に、それは、小さな膨張係数を有し、レジストを熱的加熱によって展開する場合に有利である。第3に、SiO(溶融シリカ)を、シラン基を含有する化学物質で容易に処理して、濡れ挙動を修正することができる。通常、基板がNILレジストに接着することを防止するために、溶融シリカを疎水性シランで処理する。
請求項1または2に記載の方法において、ステップb)のエッチングは、好ましくは、反応性イオンエッチング処理を含む。この処理のためのエッチング剤は、当技術分野で公知であり、それぞれの一次基板をエッチングするのに適した任意のエッチング剤でよい。より具体的には、エッチング剤は、塩素、気体状塩素化合物、フルオロ炭化水素、フルオロカーボン、酸素、アルゴン、SF6、およびこれらの混合物からなる群から選択される。
本発明の方法の特定の態様において、ナノコーンの形状は、本質的には、双曲面の片半分に相当する。
このようなナノコーンは、DE102009060223.2 10に開示の方法によって作製することができる。この方法は、エッチングステップb)において、エッチングパラメーターが、双曲面構造が作製され、かつ機械力、好ましくは超音波処理の適用によって前記双曲面構造をそれらの最小直径の部位で破壊することによってナノコーンを作製するように調節されることを特徴とする。
本発明の方法において、ステップa)のナノ粒子は、ミセルブロックコポリマーナノリソグラフィーによって作製することのできる任意の金属ナノ粒子でよい。より具体的には、金属ナノ粒子は、貴金属ナノ粒子、例えば、金、銀、白金、好ましくは金のナノ粒子、あるいはニッケルまたはクロムのナノ粒子である。
一次基板のナノピラーまたはナノコーンは、典型的には、20nm〜400nm、好ましくは25nm〜300nm、より好ましくは50nm〜250nmの平均距離を有する。DE102007014538A1(ピラー)またはDE102009060223.2(コーン)に開示されているような作製方法は、有利には、それらの間隔および高さを、好都合にはマイクロメートルより小さい領域の大きな範囲にわたって調節することを可能にする。
図2から明らかなように、NILプロセス後に、レジストはホールで装飾されている。ナノ構造化されたレジスト層をマスクとして使用して、直下にある基板(レジスト層を支えている)中にエッチング(ドライエッチング法)によりホール配列を作製することができる。レジスト中のこのホール構造からナノピラーを作製する方法は、PVD(物理蒸着)およびその後にレジストを除去すること、または別の直下にあるレジスト膜で構造を反転することのいずれかである。両方法とも、十分に確立されており、それゆえ、ナノピラーで構造化された原版を用いるホールまたはピラー構造のいずれの作製も、簡単である。
今日、NILのために商業的に利用可能な押し型(tool)(原版スタンプ)は、極めて高価である。必要条件に応じて、それらの価格は、1個につき10,000ユーロを超えることもある。この価格は、本技術で製作される原版の価格に比べて約500倍を超える。NILプロセスのスタンプは頻繁に交換しなければならないので、原版スタンプのコストを低減することは、製造コストをかなり低下させる。
本発明は、NIL技術を用いて、製造コストのかなりの低下につながる極めて好都合で迅速、かつ効率的な方法により、種々の材料/表面上にピラーまたはホール構造を再現するためのスタンプを提供する。
[熱エンボス加工または射出成形のための原版]
前記のNIL法は、表面上に固有のレジストをパターン通りに作るのに使用される。さらなるステップ(例えばドライエッチング)において、このレジストのパターンを基板自体に転写する必要がある。したがって、大量生産される安価な部品にとって好ましいように、雛形を直接的に構造化するような別の方法が要求される。2つの主なアプローチ、すなわち、圧縮成形によって、または鋳造によって雛形を形成するアプローチが存在する。圧縮成形の場合には、通常、熱エンボス加工(プラスチックに対して使用される)および精密成形(ガラスに対して使用される)に分類される。しかし、該技術は、両方とも同様である、すなわち、加熱された原版を金型に押し付ける。その後、原版を除去し、模写物を冷却し、必要ならさらに加工する。
他方のアプローチが、原版を金型に押し付けず、加熱された液状材料(通常ポリマー)を原版の金型中に注入する、射出成形である。冷却、硬化の後、金型を除去し、必要なら雛形をさらに加工する。
両方のアプローチに関して、最終形態のネガである原版が必要とされる。例えば凸レンズの場合、凹面原版を必要とする。さらに、押し型のために選択される材料は、通常、溶融シリカではなく、金属合金である。このことは、前記のような現在のBCML法を用いる原版の容易な製作を妨げる。それどころか、後記のさらなるステップを必要とする。すべての手順は、LIGA法(Beckerら、Microelectronic Engineering 4、no.1(1986年5月):35〜56)に類似しているが、シンクロトロン放射線を必要としない。
まず、NILのためのスタンプに関して、一次スタンプ、例えば溶融シリカのスタンプが、前記のように作製される。
得られたナノ構造化された一次スタンプは、金属、好ましくは、フッ化水素酸に耐性がありかつ比較的固い金属、例えばクロムまたはニッケルで「播種」(装飾)される。これは、2つの異なる方法、すなわち、スパッタリングもしくは蒸発といった物理蒸着(PVD)を利用すること、または溶融シリカの基板へ金属コロイドを結合させることのいずれかによって達成することができる。
その後、金属被膜を、ニッケルおよびクロムの場合に工業的に広範に使用されている十分に確立された方法、無電解堆積によって成長させる。雛形は、メッキ液中に、所望の被膜厚さが達成されるまで浸漬される。
必要なら、層の厚さを、電気メッキ(無電解メッキに比べてより迅速な方法)によってさらに増加させる。金属層が十分に厚いなら、無傷の雛形を、キャリアプレートに接合する。このキャリアプレートは、また、射出成形または圧縮成形装置中の原版として、配置される予定の適切な台に設置される。
前記金属層の金属は、後に続くエッチングステップで使用されるエッチング剤に対して耐性のある任意の金属または金属合金でよい。より具体的には、前記金属層の金属は、Ni、Cr、または合金、例えばNi−Coからなる群から選択される。
最後のステップで、一次基板は、溶融シリカまたはガラス基板のためのエッチング溶液、例えば、HF溶液から取り出される。
これらのステップを経て得られたナノ構造化された金属基板は、ナノインプリントリソグラフィー(NIL)、熱エンボス加工、または射出成形プロセスにおいて、他の基板上に前記ナノ構造を模写するための原版またはスタンプとして使用することができる。
本発明の好ましい態様において、前記ナノインプリントリソグラフィー(NIL)、熱エンボス加工、または射出成形プロセス中にナノ構造化された最終基板表面は、非平面、とりわけ、凸または凹表面である。
より具体的には、前記ナノインプリントリソグラフィー(NIL)、熱エンボス加工、または射出成形プロセス中にナノ構造化された最終基板表面は、光学素子、例えば、窓、レンズ、マイクロレンズ配列、眼内レンズもしくはセンサーデバイス、または太陽電池の部品の表面である。
ガラス(または溶融シリカ)は、いくつかの方法によってほとんど任意の形状に加工することができる。顕著な例が、極めて小さなマイクロレンズ配列(MLA)である。DE102007014538A1およびDE102009060223.21,2,3に記載の技術を使用して、ナノピラーを備えたほとんどあらゆる形態を装備することも可能なので、射出成形または圧縮成形(熱エンボス加工または精密成形)のためのネガ原版を、ほとんどの応用分野のために形成することができる。溶融マイクロレンズ配列上でのマイクロピラーの製作は、本発明者らのグループにおいて既に示されている。そのうえ、前に概略を示した方法によってMLAのための射出成形用押し型を製作することが可能である。ビーマーは、MLAが必要とされる典型的な応用分野である。この応用分野、特に出現しつつある部類のLEDビーマーにとって、光の強度は極めて重要である。それにもかかわらず、製造コストが、極めて重要な要素なので、ほとんどのビーマー用MLAは、反射防止コーティングを全く有さない。しかし、ナノ構造化された雛形を直接的に製作することに比較した際の、射出成形/熱エンボス加工/精密成形プロセスの利点にもかかわらず、今日まで、利用可能なナノピラー秩序配列で装飾された金型/スタンプを作製するための費用効果の高い方法は存在しなかった。
記載した基本的な模写技術は、今日、広範に使用されており、ほとんど無数の刊行物および特許中で報告されている。それらの模写技術中で使用される押し型に関する種々の製造技術に言及している刊行物/特許も存在する。無電解堆積および電気堆積は、薄い層および微細な機械式押し型を作製するための標準的技術(LIGA法)である。最初のLIGA技術とは異なり、現在の方法は、さらなるレジストおよびシンクロトロン放射線を必要としない。もう1つの相違は、使用される基板材料、すなわち、PMMAの代わりにガラスまたは溶融シリカである。結論として、本発明は、前記方法によって製作されるピラー/コーンのパターンで作られた溶融シリカの雛形の反射防止コーティングとしてではなく、それぞれ熱エンボス加工、射出成形のためのNIL原版または押し型としての使用を提供する。これは、本発明者らの知る限り、商業的応用に十分なほど迅速かつ安価であるスタンプ/押し型の最初の製造方法である。
本発明は、次の非限定的実施例および図によってさらに例示される。
ミセルブロックコポリマーナノリソグラフィーによって一次基板上にナノピラーを製作する方法を示す概略図。 上面にナノピラー配列を備えた溶融シリカ製雛形の、NILプロセスのためのスタンプとしての使用を示す概略図。 熱エンボス加工および射出成形のためのナノ構造化された金属製押し型(tool)の調製を示す概略図。上面にナノピラーを備えた溶融シリカ製雛形を示す概略図。 熱エンボス加工および射出成形のためのナノ構造化された金属製押し型(tool)の調製を示す概略図。薄い金属層またはコロイドを播種した後の、ナノピラー配列を示す概略図。 熱エンボス加工および射出成形のためのナノ構造化された金属製押し型(tool)の調製を示す概略図。無電解堆積によって薄い金属層を連続被膜に成長させた後の、図3bのピラー配列を示す概略図。 熱エンボス加工および射出成形のためのナノ構造化された金属製押し型(tool)の調製を示す概略図。キャリアプレートに接合され、適切な台を具備した完全な押し型を示す概略図。 熱エンボス加工および射出成形のためのナノ構造化された金属製押し型(tool)の調製を示す概略図。完成した押し型を示す概略図。 溶融シリカ製雛形上のピラー構造(高さはほぼ250nm)のSEM画像。画像は、45°の視野角で撮影し、ピラーの形状をより明瞭に示すために、表面をダイアモンドチップでかき傷をつけてある。 図1のような雛形(但し、ピラーの高さはより低い)を押し付けられたプラスチックホイルを示す電子顕微鏡写真。構造が大面積にわたって模写され、前者のピラー配列は、ホール配列に変換されている。 図5と同じ雛形の電子顕微鏡写真(但し、より大きな倍率で撮影)。押し付けられたナノピラーによるホールの形成が明瞭に認識できる。 より高いナノピラーを備えたスタンプを押し付けられたポリマーシートのSEM画像。ピラーの高さにもかかわらず、製造プロセスは、図2および図3と同様である。視野角は45°であり、傷はインプリントプロセス中での塵による汚染のためである。 図7に示した雛形の上面SEM画像。 ポリマーシートに押し付けて図7および8に示した構造を作製した後の、溶融シリカ製雛形の電子顕微鏡写真。ピラー構造は無傷のままで残っている。視野角は45°である。 図4に示したものと同様のピラー構造(但し、スパッタリングにより金の薄い層で被覆された)を25°の視野角で撮影した電子顕微鏡写真。予想されるように、スパッタリングだけで閉じた被膜を形成することはできない(雛形の構造的特徴のため)。 図10と同じ雛形(但し、無電解金堆積の後)の電子顕微鏡写真。厚い被膜が作製され、ピラー構造を完全に覆っている。 図11の反対側の、ガラスをフッ化水素酸で除去した後の金の金属被膜。ガラスのピラー構造が金属に転写されている。この構造を、金型としてまたはスタンプとして使用することによって図4の元の雛形のようなピラーを備えた雛形が生じる。
発明の詳細な説明
[例1]
NIL/エンボス加工プロセスのための原版の調製および特徴づけ
NIL/エンボス加工プロセスのための原版として使用するための、前記のナノピラー/ナノコーンで装飾された雛形の適合性は、次の試験によって検証された。すなわち、NILデバイスを使用し、雛形の1つをプラスチックフィルムに押し付けた。このプラスチックフィルムは、Obducat社による一般に利用可能な固有のNILプロセスの中間ステップにおいて使用される。
このプラスチックフィルムは、前記の総論部分の第2アプローチに関して記載した、エンボス加工の実行可能性に関するモデルシステムとして役立つ。2つの異なる種類のナノピラー配列、すなわち、より小さなピラーを備えたもの、およびわずかにより高いピラーを備えたものを試験した。この(より高い)溶融シリカ製ナノピラースタンプのSEM画像を図4に示す。
NILプロセスを介して溶融シリカ製原版をプラスチックフィルムに押し付けた。その目的の場合、(本質的にはDE102007014538A1に記載の方法により)ナノピラーで装飾された平坦な溶融シリカ製原版を使用した。それぞれ、個々のピラー間の距離は、約80nm、高さは約100nm〜250nmであった。NILプロセスに先立って、原版を、蒸発法で堆積されたシラン(3−アミノプロピルトリエトキシシラン)で処理して、原版と雛形との間の接着性を低下させた。より小さなピラーを備えた原版を利用すると、規則的に秩序化されたホール(図5、6)の形成につながり、一方、より高い構造を備えた原版は異なったナノ構造(図7、8)を再現した。ピラー構造が、転写プロセスにおいて原版上で破壊されず、原版は1回を超えて使用できることを検証するために、原版をプラスチックフィルムに押し付けた後に、NILスタンプの走査電子顕微鏡画像を撮影した。ピラー構造は、無傷のままで残っている(図9)。
[例2]
射出成形または圧縮成形プロセスのための金属原版の調製および試験
射出成形または圧縮成形プロセスのための押し型の成功裡の製作は、次の実験によって証明された。まず、ナノピラーまたはナノコーンで装飾された溶融シリカ製雛形を、ミセルブロックコポリマーナノリソグラフィーによって(本質的にはDE102007014538A1またはDE102009060223.2に記載のように)製作した。生じたピラーの距離は約80nm、ピラーの高さは約250nmであった。続いて、この雛形を、商業的に利用可能な押し型(Baltec MSC01)中で約120秒間スパッタリングすることによって、約50nmの金の薄い層で被覆した。ここでは、金は無電解堆積により堆積させるのがより容易なので、ニッケルまたはクロムの代わりに金を使用した。
その後、この層を、無電解堆積によりさらに成長させた(図11)。その目的のため、雛形を、HAuClの1mM水溶液に暴露した。無電解堆積は、還元剤であるヒドロキシルアミン塩酸塩によって開始された。堆積プロセスを全部で約1時間続けた。生じる被膜は、無電解堆積の場合に通常であるように、わずかに粗い。このことが問題となるなら、被膜を、さらなるアニーリングステップで滑らかにすることができる。記載の方法における次のステップは、キャリアプレートへの接合である。手順を確定するために、そのステップを省き、金で覆われた雛形をHFに耐性のあるエポキシドに接合して、概念実証実験を行った。最後に、雛形を40%HF中、室温で約12時間エッチングして、SiOを除去した。残存している金属構造を図12に示す。そこに示した構造は、射出成形の押し型を作製するために説明される最後のステップの具現化物である(図3e)。生じる構造は、元のピラー構造のネガである。

Claims (14)

  1. 基板の表面上に高秩序化ナノホールまたはナノピラー構造を調製するための方法であって、
    a)ミセルブロックコポリマーナノリソグラフィープロセスによって作製された金属ナノ粒子の秩序配列で少なくとも一方の表面が装飾された一次基板を準備するステップと、
    b)ステップa)の一次基板を、所定の深さ、好ましくは50〜500nmの範囲の深さでエッチングするステップであって、前記ナノ粒子がマスクとして作用し、前記ナノ粒子の位置に対応するナノピラーまたはナノコーンの秩序配列が作製されるステップと、
    c)ステップb)で得られたナノ構造化された基板を、ナノインプリントリソグラフィー(NIL)プロセス、熱エンボス加工プロセス、または射出成形プロセスにおける原版またはスタンプとして使用するステップと
    を含む方法。
  2. 基板の表面上に高秩序化ナノホールまたはナノピラー構造を調製するための方法であって、
    a)ミセルブロックコポリマーナノリソグラフィープロセスによって作製された金属ナノ粒子の秩序配列で少なくとも一方の表面が装飾された一次基板を準備するステップと、
    b)ステップa)の一次基板を、所定の深さ、好ましくは50〜500nmの範囲の深さでエッチングするステップであって、前記ナノ粒子がマスクとして作用し、前記ナノ粒子の位置に対応するナノピラーまたはナノコーンの秩序配列が作製されるステップと、
    c)ステップb)で得られたナノ構造化された基板の表面を、連続した金属層で被覆するステップと、
    d)前記一次基板を除去するが、前記金属層を除去しないHFといったエッチング剤を使用して、ステップc)の生成物を選択的にエッチングして、ナノピラーまたはナノコーンの元の配列のネガであるナノホールの秩序配列を含む金属基板がもたらされるステップと
    を含む方法。
  3. ステップc)において一次基板を連続した金属層で被覆することが、i)スパッタリングもしくは蒸発といった物理蒸着(PVD)または金属コロイドの結合によって、最初の金属被膜(シード層)を適用すること、ii)前記金属層の所定の最終厚さが達成されるまで、無電解堆積または電気メッキによって前記金属被膜を成長させることによって実施される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記金属層の金属が、Ni、Cr、またはNi−Coといった合金からなる群から選択される、請求項2または3に記載の方法。
  5. ステップd)で得られたナノ構造化された金属基板を、ナノインプリントリソグラフィー(NIL)プロセス、熱エンボス加工プロセス、または射出成形プロセスにおける原版もしくはスタンプとして使用することをさらに含む、請求項2〜4に記載の方法。
  6. 一次基板が、ガラス、とりわけホウケイ酸塩ガラスおよび溶融シリカ、ならびにケイ素からなる群から選択される、請求項1〜5の何れか一項に記載の方法。
  7. ステップb)のエッチングが、反応性イオンでのエッチング処理を含む、請求項1〜6の何れか一項に記載の方法。
  8. ステップb)のエッチングが、塩素、気体状塩素化合物、フルオロ炭化水素、フルオロカーボン、酸素、アルゴン、SF、およびこれらの混合物からなる群から選択されるエッチング剤での処理を含む、請求項7に記載の方法。
  9. ナノコーンの形状が、双曲面の片半分に本質的に相当する、請求項1〜8の何れか一項に記載の方法。
  10. エッチングステップb)において、双曲面構造が作製され、かつ機械力、とりわけ超音波処理を適用して前記双曲面構造をそれらの最も小さい直径の部位で破壊することによって、ナノコーンが作製される、請求項9に記載の方法。
  11. ナノ粒子が、貴金属、とりわけ金、NiまたはCrのナノ粒子である、請求項1〜10の何れか一項に記載の方法。
  12. ナノピラーまたはナノコーンが、20nm〜400nm、好ましくは25nm〜300nm、より好ましくは50nm〜250nmの平均距離を有する、請求項1〜11の何れか一項に記載の方法。
  13. 前記ナノインプリントリソグラフィー(NIL)プロセス、熱エンボス加工プロセス、または射出成形プロセス中にナノ構造化された基板の最終的な表面が、非平面、とりわけ凸または凹表面である、請求項1〜12の何れか一項に記載の方法。
  14. 前記ナノインプリントリソグラフィー(NIL)プロセス、熱エンボス加工プロセス、または射出成形プロセス中にナノ構造化された基板の最終的な表面が、光学素子、例えば、窓、レンズ、マイクロレンズ配列、眼内レンズもしくはセンサーデバイス、または太陽電池の部品の表面である、請求項1〜13の何れか一項に記載の方法。
JP2013533128A 2010-10-13 2011-10-12 大面積上に高秩序化ナノピラーまたはナノホール構造を作製するための方法 Active JP5876059B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP10013595 2010-10-13
EP10013595.3 2010-10-13
PCT/EP2011/005122 WO2012048870A2 (en) 2010-10-13 2011-10-12 Process for producing highly ordered nanopillar or nanohole structures on large areas

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014502035A true JP2014502035A (ja) 2014-01-23
JP5876059B2 JP5876059B2 (ja) 2016-03-02

Family

ID=44799989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013533128A Active JP5876059B2 (ja) 2010-10-13 2011-10-12 大面積上に高秩序化ナノピラーまたはナノホール構造を作製するための方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20130284690A1 (ja)
EP (1) EP2627605B1 (ja)
JP (1) JP5876059B2 (ja)
CN (1) CN103402908B (ja)
WO (1) WO2012048870A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020524817A (ja) * 2017-06-21 2020-08-20 株式会社ニコン 疎水特性及び防曇特性の両方を有するナノ構造の透明な物品並びにそれを作製する方法

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150026952A1 (en) * 2012-03-09 2015-01-29 Danmarks Tekniske Universitet Method for manufacturing a tool part for an injection molding process, a hot embossing process, a nano-imprint process, or an extrusion process
US9469083B2 (en) * 2012-07-09 2016-10-18 Massachusetts Institute Of Technology Inverted nanocone structures for multifunctional surface and its fabrication process
US20140318657A1 (en) * 2013-04-30 2014-10-30 The Ohio State University Fluid conveying apparatus with low drag, anti-fouling flow surface and methods of making same
CN103576449A (zh) * 2013-11-06 2014-02-12 无锡英普林纳米科技有限公司 一种用于纳米压印的复合模板及其制备方法
CN103576448A (zh) * 2013-11-06 2014-02-12 无锡英普林纳米科技有限公司 一种利用纳米压印制备多孔减反射薄膜的方法
CN104310304A (zh) * 2014-10-22 2015-01-28 上海大学 可控尺寸及表面结构的纳米柱阵列制备方法
EP3130559A1 (en) 2015-08-14 2017-02-15 Max-Planck-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e.V. Fabrication of nanostructured substrated comprising a plurality of nanostructure gradients on a single substrate
CN105399046A (zh) * 2015-11-02 2016-03-16 中国科学院重庆绿色智能技术研究院 无机微光学元件批量化制作方法
SG11201806308WA (en) * 2016-01-27 2018-08-30 Agency Science Tech & Res Textured surface ophthalmic device
AU2018262130B2 (en) * 2017-05-03 2021-11-11 Nanotech Security Corp. Methods for micro and nano fabrication by selective template removal
CN108046211B (zh) * 2017-11-23 2019-05-31 中国科学院合肥物质科学研究院 一种硅基多刺状纳米锥有序阵列的制备方法及其应用
DE102018203213A1 (de) * 2018-03-05 2019-09-05 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Herstellen zumindest einer eine Nanostruktur aufweisenden Schicht auf zumindest einem Elektronikelement eines Leiterplatten-Nutzens für ein Kamerasystem und Spritzgießvorrichtung mit einer Strukturplatte mit zumindest einer Nanonegativstruktur zum Herstellen einer eine Nanostruktur aufweisenden Schicht
CN108693700B (zh) * 2018-05-17 2021-04-09 京东方科技集团股份有限公司 一种压印模板及其制备方法
US20210268693A1 (en) * 2018-07-10 2021-09-02 B.G. Negev Technologies And Applications Ltd., At Ben-Gurion University A nanocomposite mold for thermal nanoimprinting and method for producing the same
CN112638612A (zh) * 2018-08-31 2021-04-09 东北泰克诺亚奇股份有限公司 成形模及透镜
EP3685715B1 (en) * 2019-01-24 2022-11-30 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage dispenser with self-cleaning components
CN111258093B (zh) * 2020-01-19 2020-12-01 湖北民族大学 一种二维plzst反铁电光子晶体及制备方法
CN112018213B (zh) * 2020-07-20 2022-03-29 烟台南山学院 一种与基底表面具有高粘附力的直立Au纳米锥的制备方法
WO2022144773A1 (en) * 2020-12-31 2022-07-07 3M Innovative Properties Company Apparatus and method for structured replication and transfer
CN113985501B (zh) * 2021-10-27 2023-09-01 北京工业大学 一种利用热压印制备大面积纳米金属光子晶体的方法
GB202208279D0 (en) 2022-06-06 2022-07-20 Provost Fellows Scholars And Other Members Of Board Of Trinity College Dublin Method for fabricating nanopatterned substrates
CN115159446B (zh) * 2022-06-17 2024-07-12 燕山大学 硅微/纳米柱的制备方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001151834A (ja) * 1999-06-07 2001-06-05 Toshiba Corp パターン形成材料、多孔質構造体の製造方法、パターン形成方法、電気化学セル、中空糸フィルター、多孔質カーボン構造体の製造方法、キャパシタの製造方法、および燃料電池の触媒層の製造方法
JP2005189128A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Hitachi Ltd 微細金属構造体とその製造方法、並びに微細金型とデバイス
JP2007246418A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Canon Inc 感光性シランカップリング剤、パターン形成方法およびデバイスの製造方法
WO2008001670A1 (fr) * 2006-06-30 2008-01-03 Oji Paper Co., Ltd. Masque de gravure de film monoparticulaire et son procédé de production, procédé de production d'une structure fine avec un masque de gravure de film monoparticulaire et structure fine obtenue à l'aide du procédé de production
JP2008226444A (ja) * 2008-04-28 2008-09-25 Toshiba Corp 記録媒体および記録装置
US20100103524A1 (en) * 2007-03-27 2010-04-29 Carl Zeiss Ag Method for producing an anti-reflection surface on an optical element, and optical elements comprising an anti-reflection surface
JP2011243655A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Hitachi Ltd 高分子薄膜、パターン媒体、及びこれらの製造方法、並びに表面改質材料
JP2012099209A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Seagate Technology Llc ブロック共重合体自己組織化方法、パターン化基板およびパターン化テンプレート
JP2013515970A (ja) * 2009-12-23 2013-05-09 マツクス−プランク−ゲゼルシャフト ツール フエルデルング デル ヴイツセンシャフテン エー フアウ 基板表面に円錐形のナノ構造を製造する方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6780491B1 (en) * 1996-12-12 2004-08-24 Micron Technology, Inc. Microstructures including hydrophilic particles
DE19952018C1 (de) * 1999-10-28 2001-08-23 Martin Moeller Verfahren zur Herstellung von im Nanometerbereich oberflächendekorierten Substraten
DE10207952A1 (de) * 2002-02-25 2003-09-04 Max Planck Gesellschaft Verfahren zur Erzeugung von porösem Material mit periodischer Porenanordnung
JP4253302B2 (ja) * 2005-01-06 2009-04-08 株式会社東芝 有機エレクトロルミネッセンス素子およびその製造方法
WO2007081381A2 (en) * 2005-05-10 2007-07-19 The Regents Of The University Of California Spinodally patterned nanostructures
KR100831049B1 (ko) * 2006-12-21 2008-05-21 삼성전자주식회사 나노임프린트 리소그래피용 솔벤트 가용성 스탬프의 제조방법
CN101205054B (zh) * 2007-12-11 2011-03-30 山东大学 一种微型金属镍模具制作方法
US20100095862A1 (en) * 2008-10-22 2010-04-22 Molecular Imprints, Inc. Double Sidewall Angle Nano-Imprint Template
CN101770165A (zh) * 2009-01-06 2010-07-07 上海市纳米科技与产业发展促进中心 一种压印模板
JP4686617B2 (ja) * 2009-02-26 2011-05-25 株式会社東芝 スタンパ作製用マスター原盤およびその製造方法並びにNiスタンパの製造方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001151834A (ja) * 1999-06-07 2001-06-05 Toshiba Corp パターン形成材料、多孔質構造体の製造方法、パターン形成方法、電気化学セル、中空糸フィルター、多孔質カーボン構造体の製造方法、キャパシタの製造方法、および燃料電池の触媒層の製造方法
JP2005189128A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Hitachi Ltd 微細金属構造体とその製造方法、並びに微細金型とデバイス
JP2007246418A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Canon Inc 感光性シランカップリング剤、パターン形成方法およびデバイスの製造方法
WO2008001670A1 (fr) * 2006-06-30 2008-01-03 Oji Paper Co., Ltd. Masque de gravure de film monoparticulaire et son procédé de production, procédé de production d'une structure fine avec un masque de gravure de film monoparticulaire et structure fine obtenue à l'aide du procédé de production
US20100103524A1 (en) * 2007-03-27 2010-04-29 Carl Zeiss Ag Method for producing an anti-reflection surface on an optical element, and optical elements comprising an anti-reflection surface
JP2008226444A (ja) * 2008-04-28 2008-09-25 Toshiba Corp 記録媒体および記録装置
JP2013515970A (ja) * 2009-12-23 2013-05-09 マツクス−プランク−ゲゼルシャフト ツール フエルデルング デル ヴイツセンシャフテン エー フアウ 基板表面に円錐形のナノ構造を製造する方法
JP2011243655A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Hitachi Ltd 高分子薄膜、パターン媒体、及びこれらの製造方法、並びに表面改質材料
JP2012099209A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Seagate Technology Llc ブロック共重合体自己組織化方法、パターン化基板およびパターン化テンプレート

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020524817A (ja) * 2017-06-21 2020-08-20 株式会社ニコン 疎水特性及び防曇特性の両方を有するナノ構造の透明な物品並びにそれを作製する方法
JP2022188132A (ja) * 2017-06-21 2022-12-20 株式会社ニコン 疎水特性及び防曇特性の両方を有するナノ構造の透明な物品並びにそれを作製する方法
JP7335819B2 (ja) 2017-06-21 2023-08-30 株式会社ニコン 疎水特性及び防曇特性の両方を有するナノ構造の透明な物品並びにそれを作製する方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN103402908A (zh) 2013-11-20
WO2012048870A2 (en) 2012-04-19
EP2627605B1 (en) 2017-12-20
JP5876059B2 (ja) 2016-03-02
EP2627605A2 (en) 2013-08-21
US20130284690A1 (en) 2013-10-31
WO2012048870A3 (en) 2012-06-28
CN103402908B (zh) 2016-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5876059B2 (ja) 大面積上に高秩序化ナノピラーまたはナノホール構造を作製するための方法
JP2003534651A (ja) テンプレートの製作に関する方法およびその方法で製作されるテンプレート
CA2849381C (en) Fabrication of free standing membranes and use thereof for synthesis of nanoparticle patterns
US20050147925A1 (en) System and method for analog replication of microdevices having a desired surface contour
CN105487151A (zh) 一种基于纳米压印的图形转移制备光栅的方法
Chen et al. Fabrication of 3D polymer microstructures using electron beam lithography and nanoimprinting technologies
TWI665078B (zh) 製造圖案化印模以圖案化輪廓表面之方法、供在壓印微影製程中使用之圖案化印模、壓印微影方法、包括圖案化輪廓表面之物件及圖案化印模用於壓印微影之用法
Pan et al. Fabrication of gapless triangular micro-lens array
KR101698838B1 (ko) 큰 면적 나노패턴을 위한 금속 스탬프 복제의 방법 및 절차
CN110891895A (zh) 通过选择性模板移除来进行微米和纳米制造的方法
JP4889316B2 (ja) 3次元構造物の製造方法、3次元構造物、光学素子、ステンシルマスク、微細加工物の製造方法、及び微細パターン成形品の製造方法。
US7344990B2 (en) Method of manufacturing micro-structure element by utilizing molding glass
JP2012078831A (ja) 非平面上単粒子膜の製造方法、該単粒子膜エッチングマスクを用いた微細構造体の製造方法および該製造方法で得られた微細構造体。
US20110123711A1 (en) Methods for forming metal-polymer hybrid tooling for forming parts having micro features
US20220244635A1 (en) A method for imprinting micropatterns on a substrate of a chalcogenide glass
KR101542142B1 (ko) 나노리소그래피용 마이크로팁 어레이, 이의 제조방법 및 이를 이용한 나노리소그래피 방법
CN101834407A (zh) 利用纳米压印技术制备面发射表面等离子体激光器的方法
KR100927481B1 (ko) 마이크로-나노 금속 구조물의 제조 방법
Sato et al. Development of film mold for roll to roll nanoimprintg process and its application
Tormen et al. Three-dimensional micro-and nanostructuring by combination of nanoimprint and x-ray lithography
CN113759451B (zh) 一种曲面光栅的加工装置及制备方法
Senn Process development for nanostructuring and 3D micro/nanointegration
Wu et al. Sub-wavelength optical lithography via nanoscale polymer lens array
CN114415468A (zh) 一种基于纳米压印技术的防伪微纳米结构图案的制备方法
KR20190043264A (ko) 나노패턴을 포함하는 금형 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5876059

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250