JP2014240479A - 表面処理澱粉又は表面処理セルロース、化粧料、及び表面処理澱粉又は表面処理セルロースの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、本発明は、しっとり感、のび等の化粧料にとって好ましい種々の特性が良好な表面処理澱粉又は表面処理セルロースを提供することを課題とする。
−CORCOO- (6)
〔化学式(6)において、Rは炭素数1以上の、置換していてもよいアルキル、アルケニル、又は、アルキニルを表す。〕
本発明の実施形態に係る表面処理澱粉又は表面処理セルロースの製造方法について説明する。本発明の実施形態に係る表面処理澱粉又は表面処理セルロースの製造方法は、澱粉及び/又はセルロース粉体を、カルボキシル基を二つ有する二塩基酸から誘導される無水二塩基酸で一次処理して粉体表面を−COOアルカリ金属塩とする第一ステップ、及び、二次処理として水溶性の価数2〜4の金属イオンを有する多価金属塩と、炭素数6から22の脂肪酸、アミノ酸、炭素数6から22の脂肪酸が結合したアミノ酸、水溶性の酸性多糖類、水溶性の酸性合成高分子、水溶性の酸性紫外線吸収剤から選ばれる一種又は二種以上のアルカリ金属化合物を、多価金属を介し一次処理した粉体と反応させる第二ステップを備える。
(A)一次処理:澱粉又はセルロースの粉体を水や有機溶剤に分散させ、アルカリ条件下、無水二塩基酸を滴下して反応させ粉体表面を−COOアルカリ金属塩とする。
(B)洗浄:一次処理した粉体に洗浄溶媒を加え、撹拌などの方法により洗浄する。
(C)洗浄溶媒除去:減圧ろ過などの方法で余剰の無水二塩基酸及び水と反応した二塩基酸及びアルカリを除去する。
(D)二次処理:一次処理した粉体を水や有機溶剤に分散させ、水溶性の多価金属塩と水溶性のアルカリ金属化合物とを加えて反応させ、粉体表面の−COOに多価金属を介して水溶性化合物を反応させる。
(E)洗浄:二次処理した粉体に洗浄溶媒を加え、撹拌などの方法により洗浄する。
(F)洗浄溶媒除去:減圧ろ過などの方法で余剰の水溶性化合物や水溶性の多価金属塩を除去する。
(G)乾燥:乾燥により洗浄溶媒を除去する。
粒子径は澱粉であれば一般的に2〜80μm程度であり、セルロースであれば例えば5〜200μm程度、また、40〜500nm程度である。粒子形状は澱粉であれば天然澱粉特有の形状を有しており、それ以外でも球形、多角形、扁平状などが使用できる。
また、粒子形状を保っており、表面水酸基が残っていれば、加工澱粉も使用することができる。
粒子径と粒子形状をそれぞれ選択することで、表面処理澱粉、表面処理セルロースの感触等を変えることができる。
具体例を示せば、日食コーンスターチ、日食ワキシースターチ、日食ハイアミローススターチ(以上、日本食品化工株式会社製)、コーンスターチY(三和澱粉工業株式会社製)、馬鈴薯澱粉なかしゃり(斜里町農業協同組合中斜里澱粉工場製)、小麦澱粉HS−325(千葉製粉株式会社製)、松谷ききょう(松谷化学工業株式会社製)、甘藷澱粉(全国農業協同組合連合会製)、みなづき(日本澱粉工業株式会社製)、緑豆澱粉(松谷化学工業株式会社製)、CELLULOBEADSシリーズ(大東化成工業株式会社製)、セルロース微粒子(旭化成せんい株式会社製)、麻セルロースパウダー(いずみ染工株式会社製)、KCフロックシリーズ(日本製紙ケミカル株式会社製)などが挙げられる。
無水二塩基酸が液体の場合は、そのまま滴下するのが好ましい。固体の場合は加温して液体にして滴下するか、アセトンなどの有機溶媒に溶かして滴下する。
置換度(%)=(B−M)×0.2/1000×(V+M)/試料量(g)×100
ただし、Bはブランクの0.2N塩酸の滴定量(ml)、Mは試料の0.2N塩酸の滴定量(ml)、V、Mは化学式(3)、(4)及び(5)で示されるV、Mの質量を示す。
置換度(DS)=162×置換度(%)/((V+M)×100−(V+M−1)×置換度(%))
上記(A)における澱粉又はセルロース無水二塩基酸との反応は赤外分光分析によるエステルピークにより確認することができる。
洗浄溶媒の使用量は特に限定されないが、一次処理または二次処理した粉体と等重量から5倍量程度が好ましい。
洗浄温度は室温から澱粉の糊化温度以下が好ましい。澱粉の糊化温度以上であると澱粉が糊化してしまい、本発明の機能を発現することができなくなってしまい、室温以下であると抽出効率の点で好ましくない。
(1)炭素数6から22の脂肪酸:カプロン酸、エナント酸、ネオヘプタン酸、カプリル酸、2−エチルカプロン酸、ペラルゴン酸、イソペラルゴン酸、カプリン酸、カプロレイン酸、ラウリン酸、ラウロレイン酸、ミリスチン酸、ミリストレイン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、イソパルミチン酸、パルミトレイン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ヒドロキシステアリン酸、アラキジン酸、アラキドン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、エルカ酸等
(2)アミノ酸:アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン、グルタミン酸、テアニン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン、バリン、γ−アミノ−酪酸、ピロリドンカルボン酸等
(3)炭素数6から22の脂肪酸が結合したアミノ酸:グルタミン酸、グリシン、アラニン、アルギニン等に炭素数6から22の脂肪酸が結合したアミノ酸であるN−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸、N−ラウロイル−L−グルタミン酸、N−ミリストイル−L−グルタミン酸、N−アシル−L−グルタミン酸、N−ステアロイル−L−グルタミン酸、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシン等
(4)水溶性の酸性多糖類:分子中にカルボキシル基またはスルホ基を持つ水溶性多糖類であるアルギン酸、カラギーナン、ペクチン、キサンタンガム、ジェランガム等
(5)水溶性の酸性高分子:
(a)アクリル酸、メタアクリル酸、アクリロイルジメチルタウリンから選択された一種又は二種以上を重合した高分子化合物
(b)アクリル酸、メタアクリル酸、アクリロイルジメチルタウリンから選択された一種又は二種以上と、アクリル酸アルキルエステル、メタアクリル酸アルキルエステル、ビニルピロリドンから選択された一種又は二種以上とを重合した高分子化合物
(6)水溶性の紫外線吸収剤:ベンズイミダゾールスルホン酸ナトリウム塩、パラメトキシケイ皮酸等
本発明の表面処理澱粉又は表面処理セルロースは、澱粉又はセルロース粒子の表面が、下記の化学式(1)又は(2)で示される表面処理澱粉又は表面処理セルロースである。
具体的には、本発明の表面処理澱粉又は表面処理セルロースは、澱粉粒子及びセルロース粒子の粒子形状を保ったまま、澱粉粒子及びセルロース粒子表面の一部の水酸基に化学式(1)又は(2)で示されるXがエステル結合で化学修飾している。澱粉粒子及びセルロース粒子の内部は全くXにより化学修飾されていない。
Xの置換度は0.005から0.1である。置換度とは、澱粉又はセルロースを構成する単糖単位であるグルコース1個当たりの置換された水酸基の数の平均値である。例えば、置換度0.01とはグルコース100個につき1個の水酸基がXで置換されていることを表す。置換度が0.005未満では置換した効果が見られず、また0.1より大きいと置換度に伴った効果の増大が見られない。
−CORCOO- (6)
〔化学式(6)において、Rは炭素数1以上の、置換していてもよいアルキル、アルケニル、又は、アルキニルを表す。〕
オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉ミリスチン酸アルミニウムの製造
トウモロコシ澱粉(三和澱粉株式会社製のコーンスターチY)100g(無水換算)(無水単糖単位換算0.62モル)を水200gに加えてスリーワンモーター及びプロペラを用いて撹拌を行い均一に分散させながら1Nの水酸化ナトリウム水溶液を適宜加えてpH7.9〜8.2を維持しながら、無水オクテニルコハク酸(新日本理化株式会社製のリカシッドOSA)5.0g(対澱粉0.04倍モル)を1時間かけて少量ずつ継続して添加し反応させた。反応は、35℃で5時間(滴下開始〜反応終了)かけて行った。一部、反応物を取り出し、少量の水で洗浄した後乾燥させて置換度(DS)測定を行った。置換度(DS)測定の結果、置換度(DS)は0.030であった。また、IR分析でエステルのピーク(1740cm-1)を確認した後次の工程に移った。次いで、200gの水に反応物を加えて、撹拌により分散させて水洗浄を室温で10分行った。さらに反応物を含むスラリーをNo.2のろ紙で減圧ろ過し、反応物を得た。水洗浄と減圧ろ過をさらに2回繰り返し行った。さらに200gの水に洗浄後の反応物を入れて撹拌を行いながら、ミリスチン酸カリウムが1.5g(対澱粉1.5質量%)溶解した水溶液5gを加えた。ミリスチン酸カリウムは予め40℃程度の温水に溶かしておいた。次いで、塩化アルミニウム六水和物が2.27g(対ミリスチン酸カリウム1.84倍モル)溶解した水溶液10gを添加し、30分撹拌を続けて反応させた。反応物を含むスラリーをNo.2のろ紙で減圧ろ過し、その後上記と同様の洗浄方法で2回洗浄した。洗浄後、反応物を40℃で12時間通風乾燥させ、オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉ミリスチン酸アルミニウムを98.5g得た。
オクテニルコハク酸緑豆澱粉ラウロイルグルタミン酸アルミニウムの製造
実施例1のトウモロコシ澱粉を緑豆澱粉に代えたことと、ミリスチン酸カリウムをラウロイルグルタミン酸ナトリウム2.32g(対澱粉2.3質量%)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸緑豆澱粉ラウロイルグルタミン酸アルミニウムを92.3g得た。
オクテニルコハク酸麻セルロースパルミチン酸亜鉛の製造
実施例1のトウモロコシ澱粉を麻セルロース粉末に代えたことと、無水オクテニルコハク酸との反応を50℃で5時間行ったことと、ミリスチン酸カリウムをパルミチン酸ナトリウム4.00g(対セルロース4.0質量%)に代えたこと、塩化アルミニウムを塩化亜鉛4.0g(対パルミチン酸ナトリウム2.04倍モル)に変えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸麻セルロースパルミチン酸亜鉛を90.4g得た。
ドデセニルコハク酸小麦澱粉ミリストイルグルタミン酸アルミニウムの製造
小麦澱粉(千葉製粉株式会社製の小麦澱粉)100g(無水換算)(無水単糖単位換算0.62モル)を水200gに加えてスリーワンモーター及びプロペラを用いて撹拌し均一に分散させた後、塩酸を用いてpH2.0に調整した。無水ドデセニルコハク酸(新日本理化株式会社製のリカシッドDDSA)8.0g(対澱粉0.05倍モル)を加えて均一に分散させた。1Nの水酸化ナトリウム水溶液を適宜加えてpH7.9〜8.2を維持しながら、35℃、5時間反応させた。この後、実施例1のミリスチン酸カリウムをミリストイルグルタミン酸ナトリウム2.36g(対澱粉2.4質量%)に代えたこと以外は同様の操作を行って、ドデセニルコハク酸小麦澱粉ミリストイルグルタミン酸アルミニウムを90.2g得た。
オクテニルコハク酸ハイアミロースコーン澱粉ステアリン酸アルミニウムの製造
実施例1のトウモロコシ澱粉をハイアミロースコーン澱粉に代えたことと、ミリスチン酸カリウムをステアリン酸カリウム1.93g(対澱粉1.9質量%)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸ハイアミロースコーン澱粉ステアリン酸アルミニウムを91.5g得た。
オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉パルミチン酸チタニウムの製造
実施例1の無水オクテニルコハク酸5gを100gに代えたことと、1N水酸化ナトリウムを1N炭酸ナトリウムに代えたことと、無水オクテニルコハク酸との反応を50℃に代えたことと、塩化アルミニウムを塩化チタン2.27g(対パルミチン酸ナトリウム0.41倍モル)に代えたことと、ミリスチン酸カリウムをパルミチン酸ナトリウム10g(対澱粉10質量%)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉パルミチン酸チタニウムを91.9g得た。
オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉パラメトキシケイ皮酸アルミニウムの製造
実施例1のトウモロコシ澱粉と無水オクテニルコハク酸を反応させて得られた反応物に、水酸化ナトリウム水溶液に溶解させたパラメトキシケイ皮酸2.0g(対澱粉2.0%)を加え、次いで、塩化アルミニウム六水和物が2.91g(対パラメトキシケイ皮酸1.1倍モル)溶解した水溶液を添加し反応させた。反応物を水で数回洗浄した後乾燥させ、オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉パラメトキシケイ皮酸アルミニウムを86.4g得た。
コハク酸米澱粉アルギン酸アルミニウムの製造
実施例1のトウモロコシ澱粉を米澱粉に代えたことと、オクテニルコハク酸をコハク酸5g(対澱粉0.08倍モル)に代えたことと、ミリスチン酸カリウムをアルギン酸ナトリウム1.84g(対澱粉1.8質量%)に代えたこと以外は同様の操作を行って、コハク酸米澱粉アルギン酸アルミニウムを92.1g得た。
オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉アルミニウムの製造
トウモロコシ澱粉100gを水に加えて均一に分散させ、1Nの水酸化ナトリウム水溶液を適宜加えてpH8.0〜8.5を維持しながら、無水オクテニルコハク酸20.0gを少量ずつ添加し反応させた。反応が終了した後に反応物を濾取し、数回水で洗浄した。この反応物に、塩化アルミニウム六水和物が9.0g溶解した水溶液を添加し反応させた。反応物を水で数回洗浄した後乾燥させ、オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉アルミニウムを98.80g得た。
オクテニルコハク酸緑豆澱粉アルミニウムの製造
比較例1のトウモロコシ澱粉を緑豆澱粉に代えたこと以外は、同様の操作を行って、オクテニルコハク酸緑豆澱粉アルミニウムを94.55g得た。
オクテニルコハク酸麻セルロースアルミニウムの製造
比較例1のトウモロコシ澱粉を麻セルロースに代えたこと以外は、同様の操作を行って、オクテニルコハク酸麻セルロースアルミニウムを97.61g得た。
上記実施例及び比較例で得られた粉体の耐水性について以下の方法で評価した。その結果を表1に示す。
・評価方法:エチルアルコール:水=2:8の混合溶液を5mL作成し、その混合溶液に静かに粉体0.1gを浮かべた。1分後、粉体が濡れて沈降するか否か確認し、耐水性の度合いとした。
・評価基準:1分後に沈降しないものを「○」とし、沈降したものを「×」とした。
表1より、実施例1〜7では、いずれの場合も、二次処理をすることで耐水性の向上が図れることが確認された。
実施例7及び比較例1で得られた粉体をそれぞれ20wt%採取し、各試料にトリイソステアリン酸ジグリセリル80wt%を室温で混合して作製した混合物を石英板に挟み、分光光度計で測定することで、図2の透過スペクトルを得た。図2より、290〜350nm付近の透過スペクトル(%)が、オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉アルミニウムに比べて、オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉パラメトキシケイ皮酸アルミニウムの方が低かったことから、紫外線吸収能が付与されていることがわかった。
実施例1、2で得られた粉体を用いてパウダーファンデーションを表2の処方及び下記製造方法により作製した(それぞれ実施例9、10とする)。また、化粧品に使用されている市販の粉体を用いてパウダーファンデーションを表2の処方及び下記製造方法により作製した(それぞれ比較例4、5とする)。
A:成分4〜15を混合して均一にした。
B:成分1〜3を混合して加温、均一にした。
C:AにBを加えて均一にした。
D:Cをプレス成型してパウダーファンデーションを作製した。
・平均点が4.5点以上:◎
・平均点が3.5点以上4.5点未満:○
・平均点が2.5点以上3.5点未満:△
・平均点が1.5点以上2.5点未満:×
・平均点が1.5点未満:××
判定結果を表4に示す。
実施例3及び8で得られた粉体を用いて、水中油型クリ−ムを表5の処方及び下記製造方法により作製した。
A:成分1〜12を混合、加熱溶解した。
B:成分13〜16、18、20を混合、加熱した。
C:AをBに加えて攪拌乳化した。
D:Cに成分17を加えて中和し、成分19を加えた。
実施例7で得られた粉体を用いて、水中油型UVクリ−ムを表6の処方及び下記製造方法により作製した。
A:成分1〜8を混合、加熱溶解する。
B:成分9を成分18の一部に分散する。
C:成分10〜12、18の残部を混合、加熱する。
D:成分13〜17を混合する。
E:AをCに加えて攪拌乳化し、冷却する。
F:EにBとDを加える。
オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉ミリスチン酸鉄の製造
実施例1の塩化アルミニウム六水和物2.27gを塩化鉄(III)六水和物2.54g(対ミリスチン酸カリウム1.8倍モル)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉ミリスチン酸鉄を92.5g得た。
オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉ミリスチン酸マグネシウムの製造
実施例1のミリスチン酸カリウム1.5gを4.5g、塩化アルミニウム六水和物2.27gを塩化マグネシウム六水和物6.24g(対ミリスチン酸カリウム2.0倍モル)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉ミリスチン酸マグネシウムを92.4g得た。
オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉ミリスチン酸カルシウムの製造
実施例1のミリスチン酸カリウム1.5gを3.0g、塩化アルミニウム六水和物2.27gを塩化カルシウム2.27g(対ミリスチン酸カリウム2.0倍モル)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉ミリスチン酸カルシウムを93.6g得た。
コハク酸馬鈴薯澱粉ミリスチン酸アルミニウムの製造
実施例1のトウモロコシ澱粉を馬鈴薯澱粉に代えたことと、無水オクテニルコハク酸5.0gを無水コハク酸2.47g(対澱粉0.04倍モル)に代えたこと以外は同様の操作を行って、コハク酸馬鈴薯澱粉ミリスチン酸アルミニウムを87.5g得た。
オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉(ミリスチン酸/グルタミン酸)アルミニウムの製造
実施例1の無水オクテニルコハク酸5.0gを25.9g(対澱粉0.19倍モル)に代えたことと、ミリスチン酸カリウム1.5gをミリスチン酸カリウム3.5gとグルタミン酸ナトリウム2.0g(対澱粉5.5質量%)に代えたことと、塩化アルミニウム六水和物2.27gを5.28g(ミリスチン酸カリウムとグルタミン酸ナトリウムの合計の0.75倍モル)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉(ミリスチン酸/グルタミン酸)アルミニウムを105g得た。
オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉(ミリスチン酸/ラウロイルグルタミン酸)アルミニウムの製造
実施例1のミリスチン酸カリウム1.5gをミリスチン酸カリウム0.75gとラウロイルグルタミン酸ナトリウム0.88g(対澱粉1.63質量%)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉(ミリスチン酸/ラウロイルグルタミン酸)アルミニウムを94.4g得た。
オクテニルコハク酸甘藷澱粉(ミリスチン酸/オレイン酸)アルミニウムの製造
実施例1のトウモロコシ澱粉を甘藷澱粉に代えたことと、無水オクテニルコハク酸5.0gを13.0g(対澱粉0.10倍モル)に代えたことと、ミリスチン酸カリウム1.5gをミリスチン酸カリウム5gとオレイン酸ナトリウム2g(対澱粉7.0質量%)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸甘藷澱粉(ミリスチン酸/オレイン酸)アルミニウムを92.0g得た。
オクテニルコハク酸小麦澱粉(オレイン酸/ステアロイルグルタミン酸)アルミニウムの製造
実施例1のトウモロコシ澱粉を小麦澱粉に代えたことと、ミリスチン酸カリウム1.5gをオレイン酸ナトリウム0.75gとステアロイルグルタミン酸ナトリウム0.75g(対澱粉1.5質量%)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸小麦澱粉(オレイン酸/ステアロイルグルタミン酸)アルミニウムを93.1g得た。
オクテニルコハク酸小麦澱粉(パルミチン酸/パルミトイルプロリン)アルミニウムの製造
実施例1のトウモロコシ澱粉を小麦澱粉に代えたことと、無水オクテニルコハク酸5.0gを10.0g(対澱粉0.08倍モル)に代えたことと、ミリスチン酸カリウム1.5gをパルミチン酸ナトリウム1.5gとパルミトイルプロリンナトリウム1.5g(対澱粉3.0質量%)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸小麦澱粉(パルミチン酸/パルミトイルプロリン)アルミニウムを95.2g得た。
オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉(ヤシ脂肪酸/イソステアリン酸)アルミニウムの製造
実施例1の無水オクテニルコハク酸5.0gを2.6g(対澱粉0.02倍モル)に代えたことと、ミリスチン酸カリウム1.5gをヤシ脂肪酸カリウム1.0gとイソステアリン酸カリウム0.2g(対澱粉1.2質量%)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸トウモロコシ澱粉(ヤシ脂肪酸/イソステアリン酸)アルミニウムを92.9g得た。
コハク酸緑豆澱粉(グリシン/ペクチン)アルミニウムの製造
実施例1のトウモロコシ澱粉を緑豆澱粉に代えたことと、無水オクテニルコハク酸5.0gを無水コハク酸2.47g(対澱粉0.04倍モル)に代えたことと、ミリスチン酸カリウム1.5gをグリシンナトリウム1.0gとペクチン0.5g(対澱粉1.5質量%)に代えたこと以外は同様の操作を行って、コハク酸緑豆澱粉(グリシン/ペクチン)アルミニウムを89.0g得た。
オクテニルコハク酸緑豆澱粉((ミリスチン酸/(アクリル酸/アクリロイルジメチルタウリン)コポリマー)アルミニウムの製造
実施例1のトウモロコシ澱粉を緑豆澱粉に代えたことと、ミリスチン酸カリウム1.5gをミリスチン酸カリウム1.5gと(アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン)コポリマー0.5g(対澱粉2.0質量%)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸緑豆澱粉((ミリスチン酸/(アクリル酸/アクリロイルジメチルタウリン)コポリマー)アルミニウムを96.3g得た。
オクテニルコハク酸タピオカ澱粉(イソステアリン酸/テアニン)マグネシウムの製造
実施例1のトウモロコシ澱粉をタピオカ澱粉に代えたことと、無水オクテニルコハク酸5.0gを17.0g(対澱粉0.13倍モル)に代えたことと、ミリスチン酸カリウム1.5gをイソステアリン酸カリウム6.0gとテアニン2.0g(対澱粉8.0質量%)を含む水酸化ナトリウム水溶液に代えたことと、塩化アルミニウム六水和物2.27gを塩化マグネシウム六水和物10g(イソステアリン酸とテアニンの合計の1.6倍モル)に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸タピオカ澱粉(イソステアリン酸/テアニン)マグネシウムを104g得た。
オクテニルコハク酸タピオカ澱粉(ミリスチン酸/p−メトキシ-ケイ皮酸)アルミニウムの製造
実施例1のトウモロコシ澱粉をタピオカ澱粉に代えたことと、無水オクテニルコハク酸5.0gを17.0g(対澱粉0.13倍モル)に代えたことと、ミリスチン酸カリウム1.5gをミリスチン酸カリウム1.0gとp−メトキシ-ケイ皮酸2.0g(対澱粉3.0質量%)を含む水酸化ナトリウム水溶液に代えたこと以外は同様の操作を行って、オクテニルコハク酸タピオカ澱粉(ミリスチン酸/p−メトキシ-ケイ皮酸)アルミニウムを99.5g得た。
上記実施例11〜16で得られた粉体の耐水性について以下の方法で評価した。その結果を表7に示す。
・評価方法:エチルアルコール:水=2:8の混合溶液を5mL作成し、その混合溶液に静かに粉体0.1gを浮かべた。1分後、粉体が濡れて沈降するか否か確認し、耐水性の度合いとした。
・評価基準:1分後に沈降しないものを「○」とし、沈降したものを「×」とした。
表7より、実施例11では、二次処理をすることで耐水性の向上が図れることが確認された。
実施例5、11、15、20、21、22で得られた粉体を用いて、表8の処方及び下記製造方法により実施例25、26、27を配合したメイクアップベースを作製した。
A:成分1〜5を混合、加熱溶解する。
B:成分12〜16を混合、加熱する。
C:BをAに加えて攪拌乳化する。
D:Cに成分6〜11を加える。
実施例26で得られたメイクアップベースは、しっとり感と密着感を有し、しかものびが良くてべたつきや油っぽさがなく、化粧持ちも非常に良く、温度変化や経時による変化がなく安定性に優れていることがわかった。
実施例27で得られたメイクアップベースは、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがなく、しかもしっとり感と付着感を有し、塗布後はさらっと仕上がり、化粧持ちも非常に良く、温度変化や経時による変化がなく安定性に優れていることがわかった。
実施例12で得られた粉体を用いて、表9の処方及び下記製造方法により実施例28、29、30を配合したアイカラーを作製した。
A:成分1〜14を混合分散した。
B:成分15〜19を混合、加熱溶解した。
C:AにBを加えて混合した後、粉砕した。
D:金皿容器にプレス充填した。
実施例29で得られたアイカラーは、滑らかなのびのある使用感を与えると共に、しっとり感、密着感に優れ、化粧持ちに優れていた。
実施例30で得られたアイカラーは、滑らかなのびのある軟らかな使用感を与えると共に、しっとり感、密着感に優れ、化粧持ちに優れていた。
実施例5、6、13で得られた粉体を用いて、油中水型ファンデーションを表10の処方及び下記製造方法により作製した。
A:成分1〜3を混合、加熱溶解した。
B:Aに4〜11を加えて攪拌した。
C:成分12〜16を混合、加熱溶解した。
D:BにCを加えて撹拌乳化し、冷却する。
実施例18で得られた粉体を用いて、表11の処方及び下記製造方法により実施例31、32、33を配合したマッサージジェルを作製した。
A:成分1、2、8を混合、加熱溶解した。
B:Aに3〜7、9を加えて攪拌した。
実施例32で得られたマッサージオイルは、柔らかくて軽いのびがありべたつきや油っぽさがなく、しかもしっとり感を有していることがわかった。
実施例33で得られたマッサージオイルは、非常に滑らかなのびがありべたつきや油っぽさがなく、しかもしっとり感を有していることがわかった。
Claims (10)
- 澱粉又はセルロース粒子の表面が、下記の化学式(1)又は(2)で示される表面処理澱粉又は表面処理セルロース。
−CORCOO- (6)
〔化学式(6)において、Rは炭素数1以上の、置換していてもよいアルキル、アルケニル、又は、アルキニルを表す。〕 - 化学式(3)、(4)及び(5)において、Mの多価金属イオンが、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アルミニウムイオン、銅イオン、ジルコニウムイオン、鉄イオン、バリウムイオン、スズイオン、チタンイオンから選ばれる一種又は二種以上である請求項1に記載の表面処理澱粉又は表面処理セルロース。
- 化学式(6)で示されるカルボキシル基を二つ有する二塩基酸が、コハク酸、マロン酸、マレイン酸、イタコン酸、フタル酸、アジピン酸、ヘキセニルコハク酸、ヘキシルコハク酸、イソオクチルコハク酸、オクテニルコハク酸、オクチルコハク酸、デシルコハク酸、デセニルコハク酸、ドデセニルコハク酸、ドデシルコハク酸、テトラデシルコハク酸、テトラデセニルコハク酸、ヘキサデシルコハク酸、ヘキサデセニルコハク酸、オクタデシルコハク酸、オクタデセニルコハク酸、イソオクタデシルコハク酸、2−(1−オクチル−2−デセニル)コハク酸からなる群から選択された一種又は二種以上である請求項1に記載の表面処理澱粉又は表面処理セルロース。
- 化学式(3)、(4)及び(5)において、Zの炭素数6から22の脂肪酸が、カプロン酸、エナント酸、ネオヘプタン酸、カプリル酸、2−エチルカプロン酸、ペラルゴン酸、イソペラルゴン酸、カプリン酸、カプロレイン酸、ラウリン酸、ラウロレイン酸、ミリスチン酸、ミリストレイン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、イソパルミチン酸、パルミトレイン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ヒドロキシステアリン酸、アラキジン酸、アラキドン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、及び、エルカ酸から選択された一種又は二種以上である請求項1に記載の表面処理澱粉又は表面処理セルロース。
- 化学式(3)、(4)及び(5)において、Zのアミノ酸、炭素数6から22の脂肪酸が結合したアミノ酸が、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン、グルタミン酸、テアニン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン、バリン、γ−アミノ−酪酸、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸、N−ラウロイル−L−グルタミン酸、N−ミリストイル−L−グルタミン酸、N−アシル−L−グルタミン酸、N−ステアロイル−L−グルタミン酸、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシン、ピロリドンカルボン酸から選択された一種又は二種以上である請求項1に記載の表面処理澱粉又は表面処理セルロース。
- 化学式(3)、(4)及び(5)において、Zの水溶性の酸性多糖類が、アルギン酸、カラギーナン、ペクチン、キサンタンガム、ジェランガムであり、
水溶性の酸性合成高分子が、
(A)アクリル酸、メタアクリル酸、アクリロイルジメチルタウリンから選択された一種又は二種以上を重合した高分子化合物、又は、
(B)アクリル酸、メタアクリル酸、アクリロイルジメチルタウリンから選択された一種又は二種以上と、アクリル酸アルキルエステル、メタアクリル酸アルキルエステル、ビニルピロリドンから選択された一種又は二種以上とを重合した高分子化合物
から選択された一種又は二種以上である請求項1に記載の表面処理澱粉又は表面処理セルロース。 - 化学式(3)、(4)及び(5)において、Zの水溶性の酸性紫外線吸収剤が、ベンズイミダゾールスルホン酸、パラメトキシケイ皮酸から選択された一種以上である請求項1に記載の表面処理澱粉又は表面処理セルロース。
- 糊化せずに、粒子形を保っている請求項1〜7のいずれかに記載の表面処理澱粉又は表面処理セルロース。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の表面処理澱粉又は表面処理セルロースを含有する化粧料。
- 澱粉及び/又はセルロース粉体を、カルボキシル基を二つ有する二塩基酸から誘導される無水二塩基酸で一次処理して粉体表面を−COOアルカリ金属塩とする第一ステップ、及び、二次処理として水溶性の価数2〜4の金属イオンを有する多価金属塩と、炭素数6から22の脂肪酸、アミノ酸、炭素数6から22の脂肪酸が結合したアミノ酸、水溶性の酸性多糖類、水溶性の酸性合成高分子、水溶性の酸性紫外線吸収剤から選ばれる一種又は二種以上のアルカリ金属化合物を、多価金属を介し一次処理した粉体と反応させる第二ステップを備えた請求項1〜8のいずれかに記載の表面処理澱粉又は表面処理セルロースの製造方法。
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