JP2014238692A - サーバ装置、情報処理装置、撮像装置、システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワーク上のサービスを利用するための認証情報の登録や、サービス利用時の認証情報の入力を容易にする。
【解決手段】ユーザ認証に係る認証画像データと、認証入力データとを関連付けて認証データとして管理する第1の管理手段と、前記第1の管理手段により管理されている認証データに含まれる認証画像データを送信すると共に前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を送信する要求送信手段と、前記要求送信手段により送信された要求に応じて、前記認証画像データと共に認証入力データを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された認証画像データと、認証入力データとを関連付けた認証データが前記第1の管理手段により管理されているか否かに基づいてユーザ認証が成功したか否かを判定する判定手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図13
【解決手段】ユーザ認証に係る認証画像データと、認証入力データとを関連付けて認証データとして管理する第1の管理手段と、前記第1の管理手段により管理されている認証データに含まれる認証画像データを送信すると共に前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を送信する要求送信手段と、前記要求送信手段により送信された要求に応じて、前記認証画像データと共に認証入力データを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された認証画像データと、認証入力データとを関連付けた認証データが前記第1の管理手段により管理されているか否かに基づいてユーザ認証が成功したか否かを判定する判定手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図13
Description
本発明は、サーバ装置、情報処理装置、撮像装置、システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
例えば特許文献1に開示されているような従来技術では、ネットワーク上の認証装置が撮像装置から送信された撮像データを記憶しておくと共に、撮像装置も前記撮像データを記憶しておく。そして、その後、認証装置は、撮像装置から受信した撮像データと、自身が記憶している撮像データとを比較することで、撮像装置のユーザを認証する。
しかしながら従来技術では、ユーザは、上述した認証のために撮像データを撮像装置に必ず保持しておく必要がある。したがって、ユーザが様々な撮像装置や、電子機器を使ってサービスを利用する場合には、個々の撮像装置や、電子機器に認証用の撮像データを保持しておかなければならないという問題があった。即ち、同じユーザであっても、認証用の撮像データを保持していない電子機器を使用している場合、ユーザ認証がされないため、サービスを利用できないという問題があった。一方、認証用の撮像データを保持している電子機器が紛失や、盗難された場合に、正当なユーザでないユーザであっても認証が行われ、適当でないサービスの利用が可能となってしまうという問題があった。
本発明は、ネットワーク上のサービスを利用するための認証情報の登録や、サービス利用時の認証情報の入力を容易にすると共に、ユーザが様々な電子機器でサービスを利用することができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、ネットワーク上のサービスを利用するための認証情報の登録や、サービス利用時の認証情報の入力を容易にすると共に、ユーザが様々な電子機器でサービスを利用することができる技術を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、ユーザ認証に係る認証画像データと、認証入力データとを関連付けて認証データとして管理する第1の管理手段と、前記第1の管理手段により管理されている認証データに含まれる認証画像データを送信すると共に前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を送信する要求送信手段と、前記要求送信手段により送信された要求に応じて、前記認証画像データと共に認証入力データを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された認証画像データと、認証入力データとを関連付けた認証データが前記第1の管理手段により管理されているか否かに基づいてユーザ認証が成功したか否かを判定する判定手段と、を有する。
本発明によれば、ネットワーク上のサービスを利用するための認証情報の登録や、サービス利用時の認証情報の入力を容易にすると共に、ユーザが様々な電子機器でサービスを利用することができる技術を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
<実施形態1>
図1は、データ管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図1に示すように、データ管理システムは、サーバ装置101、撮像装置102、ネットワーク103及びクライアント装置104を含む。サーバ装置101、撮像装置102及びクライアント装置104は、ネットワーク103を介して互いに通信可能である。
撮像装置102は、画像を撮像する撮像機能と、ユーザがパスワード等の文字列を入力するための文字入力機能とを有する。なお、パスワードは、認証入力データの一例である。撮像装置102は、撮像機能で撮像した認証情報(認証データ)に使用する画像データ(以下、認証画像データという)と、文字入力機能で入力された認証情報に使用するパスワードのデータ(以下、単にパスワードという)とをサーバ装置101に送信する。なお、認証画像データと、パスワードとが紐づけられたデータは、認証データの一例である。更に、撮像装置102は、前記認証画像データと、前記パスワードと共に、自身が保持している自装置を識別する識別子のデータ(以下、撮像装置識別子という)をサーバ装置101に送信する。また、撮像装置102は、撮像した認証情報に使用しない画像データ(以下、非認証画像データという)を、撮像装置識別子と共にサーバ装置101に送信する。なお、撮像装置識別子は、識別データの一例である。
サーバ装置101は、撮像装置102から受信した認証画像データと、パスワードと、撮像装置識別子とを紐づけてサーバ装置101の記憶装置に保持する。なお、認証画像データと、パスワードと、撮像装置識別子とが紐づけられたデータは、第1の関連データの一例である。また、サーバ装置101は、撮像装置102から受信した非認証画像データと、撮像装置識別子とを紐づけてサーバ装置101の記憶装置に保持する。なお、非認証画像データと、撮像装置識別子とが紐づけられたデータは、第2の関連データの一例である。
<実施形態1>
図1は、データ管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図1に示すように、データ管理システムは、サーバ装置101、撮像装置102、ネットワーク103及びクライアント装置104を含む。サーバ装置101、撮像装置102及びクライアント装置104は、ネットワーク103を介して互いに通信可能である。
撮像装置102は、画像を撮像する撮像機能と、ユーザがパスワード等の文字列を入力するための文字入力機能とを有する。なお、パスワードは、認証入力データの一例である。撮像装置102は、撮像機能で撮像した認証情報(認証データ)に使用する画像データ(以下、認証画像データという)と、文字入力機能で入力された認証情報に使用するパスワードのデータ(以下、単にパスワードという)とをサーバ装置101に送信する。なお、認証画像データと、パスワードとが紐づけられたデータは、認証データの一例である。更に、撮像装置102は、前記認証画像データと、前記パスワードと共に、自身が保持している自装置を識別する識別子のデータ(以下、撮像装置識別子という)をサーバ装置101に送信する。また、撮像装置102は、撮像した認証情報に使用しない画像データ(以下、非認証画像データという)を、撮像装置識別子と共にサーバ装置101に送信する。なお、撮像装置識別子は、識別データの一例である。
サーバ装置101は、撮像装置102から受信した認証画像データと、パスワードと、撮像装置識別子とを紐づけてサーバ装置101の記憶装置に保持する。なお、認証画像データと、パスワードと、撮像装置識別子とが紐づけられたデータは、第1の関連データの一例である。また、サーバ装置101は、撮像装置102から受信した非認証画像データと、撮像装置識別子とを紐づけてサーバ装置101の記憶装置に保持する。なお、非認証画像データと、撮像装置識別子とが紐づけられたデータは、第2の関連データの一例である。
クライアント装置104は、画像データを表示する画像データ表示機能、ユーザが画像データを選択するための画像データ選択機能及びユーザがパスワード等の文字列を入力するための文字入力機能を有する。クライアント装置104は、非認証画像データをサーバ装置101から取得する際に、まず始めに非認証画像データの取得要求をサーバ装置101に通知する。サーバ装置101は、クライアント装置104から非認証画像データの取得要求を受信すると、サーバ装置101の記憶装置から認証に使用可能な認証画像データを取得してクライアント装置104に送信する。クライアント装置104は、サーバ装置101から受信した認証に使用可能な認証画像データを画像データ表示機能で表示する。更に、クライアント装置104は、認証に使用可能な複数の認証画像データの中から画像データ選択機能により選択された認証情報として使用する認証画像データと、文字列入力機能で入力された認証情報として使用するパスワードとをサーバ装置101に送信する。
サーバ装置101は、クライアント装置104から受信した認証画像データと、パスワードとの組合せと一致する組合せが、サーバ装置101の記憶装置に保持されているか否かを判定する。そして、サーバ装置101は、一致する組合せがあると判定した場合には、その認証画像データと、パスワードとの組合せに紐づけられている撮像装置識別子をサーバ装置101の記憶装置から取得する。更に、サーバ装置101は、取得した撮像装置識別子に紐づけられている非認証画像データをサーバ装置101の記憶装置から取得して、クライアント装置104に送信する。クライアント装置104は、サーバ装置101から受信した非認証画像データを画像データ表示機能で表示する。
なお、図1のデータ管理システムでは、撮像装置102と、クライアント装置104とを各々1台含む構成としているが、複数台であってもよく台数に制限はない。その場合、サーバ装置101は、複数台の撮像装置102及び複数台のクライアント装置104と通信可能であり、上述した処理と同様の処理を、複数台の撮像装置102及び複数台のクライアント装置104に対して行う。
サーバ装置101は、クライアント装置104から受信した認証画像データと、パスワードとの組合せと一致する組合せが、サーバ装置101の記憶装置に保持されているか否かを判定する。そして、サーバ装置101は、一致する組合せがあると判定した場合には、その認証画像データと、パスワードとの組合せに紐づけられている撮像装置識別子をサーバ装置101の記憶装置から取得する。更に、サーバ装置101は、取得した撮像装置識別子に紐づけられている非認証画像データをサーバ装置101の記憶装置から取得して、クライアント装置104に送信する。クライアント装置104は、サーバ装置101から受信した非認証画像データを画像データ表示機能で表示する。
なお、図1のデータ管理システムでは、撮像装置102と、クライアント装置104とを各々1台含む構成としているが、複数台であってもよく台数に制限はない。その場合、サーバ装置101は、複数台の撮像装置102及び複数台のクライアント装置104と通信可能であり、上述した処理と同様の処理を、複数台の撮像装置102及び複数台のクライアント装置104に対して行う。
図2は、サーバ装置101、クライアント装置104のハードウェア構成の一例を示す図である。
サーバ装置101のCPU206は、ROM207や、HDD209等に格納されている制御プログラムを実行することにより、後述するサーバ装置101の機能及びサーバ装置101に係るフローチャートの処理を実現する。
また、クライアント装置104のCPU206は、ROM207や、HDD209等に格納されている制御プログラムを実行することにより、後述するクライアント装置104の機能及びクライアント装置104に係るフローチャートの処理を実現する。
以下、図2がサーバ装置101のハードウェア構成である場合について説明するが、図2がクライアント装置104のハードウェア構成である場合についても同様である。
サーバ装置101は、ディスプレイ201、VRAM202、BMU(ビットブームユニット)203及びキーボード204を有する。更に、サーバ装置101は、PD(ポインティングデバイス)205、CPU206、ROM207、RAM208、HDD209、FDD210及びネットワークI/F211を有する。
ディスプレイ201には、例えば、サーバ装置101が保持するデータ、供給されたデータ、その他の編集情報、アイコン、メッセージ、メニュー、その他のユーザインタフェース情報が表示される。
VRAM202は、CPU206がディスプレイ201に表示するための画像データを描画して格納するメモリである。CPU206は、VRAM202に生成した画像データを所定の規定に従ってディスプレイ201に転送し、表示する。
BMU203は、例えば、メモリ間(例えば、VRAM202と、他のメモリとの間)のデータ転送や、メモリと、各I/Oデバイス(例えば、ネットワークI/F211)との間のデータ転送を制御する。
サーバ装置101のCPU206は、ROM207や、HDD209等に格納されている制御プログラムを実行することにより、後述するサーバ装置101の機能及びサーバ装置101に係るフローチャートの処理を実現する。
また、クライアント装置104のCPU206は、ROM207や、HDD209等に格納されている制御プログラムを実行することにより、後述するクライアント装置104の機能及びクライアント装置104に係るフローチャートの処理を実現する。
以下、図2がサーバ装置101のハードウェア構成である場合について説明するが、図2がクライアント装置104のハードウェア構成である場合についても同様である。
サーバ装置101は、ディスプレイ201、VRAM202、BMU(ビットブームユニット)203及びキーボード204を有する。更に、サーバ装置101は、PD(ポインティングデバイス)205、CPU206、ROM207、RAM208、HDD209、FDD210及びネットワークI/F211を有する。
ディスプレイ201には、例えば、サーバ装置101が保持するデータ、供給されたデータ、その他の編集情報、アイコン、メッセージ、メニュー、その他のユーザインタフェース情報が表示される。
VRAM202は、CPU206がディスプレイ201に表示するための画像データを描画して格納するメモリである。CPU206は、VRAM202に生成した画像データを所定の規定に従ってディスプレイ201に転送し、表示する。
BMU203は、例えば、メモリ間(例えば、VRAM202と、他のメモリとの間)のデータ転送や、メモリと、各I/Oデバイス(例えば、ネットワークI/F211)との間のデータ転送を制御する。
キーボード204は、ユーザが文書等を入力するための各種キーを有する。
PD205は、例えば、ディスプレイ201に表示されたアイコン、メニュー、その他のコンテンツを操作したり、オブジェクトをドラッグドロップしたりするために使用される。
CPU206は、ROM207、HDD209又はフレキシブルディスクに格納された制御プログラムを実行することにより各デバイスを制御する。
ROM207は、各種制御プログラムや、データを保持する。サーバ装置101のROM207は、画像データに含まれる機種名や、撮像日時等のメタデータの取得処理を実現するためのプログラムも保持している。
RAM208は、CPU206のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域又は制御プログラムのロード領域等として機能する。
HDD209は、CPU206が実行する各制御プログラム、コンテンツ、データ等を格納する。サーバ装置101のCPU206は、認証画像データ、パスワード及び撮像装置識別子を紐づけてHDD209に管理する。また、サーバ装置101のCPU206は、非認証画像データと、撮像装置識別子とを紐づけてHDD209に管理する。
FDD210は、フレキシブルディスクに対するアクセスを制御する。
ネットワークI/F211は、インターネット等のネットワーク回線213に接続するためのインターフェースである。
CPUバス212は、アドレスバス、データバス及びコントロールバスを含む。
CPU206に対する制御プログラムの提供は、ROM207、HDD209又はFDD210から行うこともできるし、ネットワークI/F211を介してネットワーク経由で他の情報処理装置等から行うこともできる。
PD205は、例えば、ディスプレイ201に表示されたアイコン、メニュー、その他のコンテンツを操作したり、オブジェクトをドラッグドロップしたりするために使用される。
CPU206は、ROM207、HDD209又はフレキシブルディスクに格納された制御プログラムを実行することにより各デバイスを制御する。
ROM207は、各種制御プログラムや、データを保持する。サーバ装置101のROM207は、画像データに含まれる機種名や、撮像日時等のメタデータの取得処理を実現するためのプログラムも保持している。
RAM208は、CPU206のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域又は制御プログラムのロード領域等として機能する。
HDD209は、CPU206が実行する各制御プログラム、コンテンツ、データ等を格納する。サーバ装置101のCPU206は、認証画像データ、パスワード及び撮像装置識別子を紐づけてHDD209に管理する。また、サーバ装置101のCPU206は、非認証画像データと、撮像装置識別子とを紐づけてHDD209に管理する。
FDD210は、フレキシブルディスクに対するアクセスを制御する。
ネットワークI/F211は、インターネット等のネットワーク回線213に接続するためのインターフェースである。
CPUバス212は、アドレスバス、データバス及びコントロールバスを含む。
CPU206に対する制御プログラムの提供は、ROM207、HDD209又はFDD210から行うこともできるし、ネットワークI/F211を介してネットワーク経由で他の情報処理装置等から行うこともできる。
図3は、撮像装置102のハードウェア構成の一例を示す図である。
カメラ301は、被写体の光学像を電気信号に変換する。
A/D変換器302は、アナログ信号を入力してデジタル信号に変換する。
エンコーダ303は、デジタル画像データを、例えば、JPEG形式等に圧縮符号化する。
画像データ記憶部304は、画像データのファイル(画像ファイル)を作成して記憶媒体305に格納する。
記憶媒体305は、ランダムアクセス可能な記憶媒体であり、画像データ等のデジタルデータをファイルで記憶する。
ネットワーク接続部306は、サーバ装置101と接続して画像データ等のデジタルデータを送信する。
カメラ301は、被写体の光学像を電気信号に変換する。
A/D変換器302は、アナログ信号を入力してデジタル信号に変換する。
エンコーダ303は、デジタル画像データを、例えば、JPEG形式等に圧縮符号化する。
画像データ記憶部304は、画像データのファイル(画像ファイル)を作成して記憶媒体305に格納する。
記憶媒体305は、ランダムアクセス可能な記憶媒体であり、画像データ等のデジタルデータをファイルで記憶する。
ネットワーク接続部306は、サーバ装置101と接続して画像データ等のデジタルデータを送信する。
システム制御部307は、マイクロコンピュータを有し、この撮像装置102の全般的な動作を制御する。なお、システム制御部307のマイクロコンピュータに含まれるCPUがROM308等に格納されている制御プログラムを実行することによりシステム制御部の機能を実現する。これにより、システム制御部307は、後述する撮像装置102の機能及び撮像装置102に係るフローチャートの処理を実現する。
ROM308は、制御プログラムや、各種データを保持する。また、ROM308は、サーバ装置101にアクセスするためのアドレス情報を含むサーバ情報も保持する。
RAM309は、システム制御部307に含まれるCPUが実行する制御プログラムのロード領域等として機能する。また、RAM309は、認証情報としてサーバ装置101に登録する認証画像データと、パスワードとを一時的に保持する。
操作部310は、操作パネルや、リモコン等を含み、ユーザの操作に基づいて各種データや、コマンドを入力する。
デコーダ311は、圧縮符号化されたデジタルデータを復号する。
D/A変換器312は、デジタル信号をアナログ信号に変換する。
液晶モニター313は、表示部である。
システム制御部307に含まれるCPUが撮像装置102の各種機能を実現するために必要な各種の制御プログラムは、ROM308に記憶されているものとするが、これに限る必要はない。例えば、前記制御プログラムは、メモリカード等の記憶媒体305に記憶されていてもよいし、ネットワーク上のアクセス可能な記憶領域に記憶されていてもよい。
ROM308は、制御プログラムや、各種データを保持する。また、ROM308は、サーバ装置101にアクセスするためのアドレス情報を含むサーバ情報も保持する。
RAM309は、システム制御部307に含まれるCPUが実行する制御プログラムのロード領域等として機能する。また、RAM309は、認証情報としてサーバ装置101に登録する認証画像データと、パスワードとを一時的に保持する。
操作部310は、操作パネルや、リモコン等を含み、ユーザの操作に基づいて各種データや、コマンドを入力する。
デコーダ311は、圧縮符号化されたデジタルデータを復号する。
D/A変換器312は、デジタル信号をアナログ信号に変換する。
液晶モニター313は、表示部である。
システム制御部307に含まれるCPUが撮像装置102の各種機能を実現するために必要な各種の制御プログラムは、ROM308に記憶されているものとするが、これに限る必要はない。例えば、前記制御プログラムは、メモリカード等の記憶媒体305に記憶されていてもよいし、ネットワーク上のアクセス可能な記憶領域に記憶されていてもよい。
図4は、撮像装置102の構成の一例を示す背面図である。
撮像装置102は、電源スイッチボタン401、シャッターボタン402、液晶モニター313、メニューボタン403、カーソルボタン404及びセットボタン405を有する。
電源スイッチボタン401は、撮像装置102の電源をON又はOFFするためのボタンである。
シャッターボタン402は、画像データを撮像するためのボタンである。
液晶モニター313は、ユーザが撮像画像を確認するためのファインダである。また、液晶モニター313は、操作メニューを表示したり、パスワード等の文字を入力する際のアルファベットや、数字を表示したりする表示領域である。
メニューボタン403は、液晶モニター313に操作メニューを表示させるためのボタンである。
カーソルボタン404は、上下左右方向への移動を指示するものであり、液晶モニター313に表示される操作メニューの選択状態の変更や、操作メニューの切り替え等に使用される。また、カーソルボタン404は、パスワード等の文字を入力する際の文字の選択状態の変更にも使用される。
セットボタン405は、液晶モニター313に表示される操作メニューの選択や、パスワード等の文字を入力する際の文字の決定に使用される。
撮像装置102は、電源スイッチボタン401、シャッターボタン402、液晶モニター313、メニューボタン403、カーソルボタン404及びセットボタン405を有する。
電源スイッチボタン401は、撮像装置102の電源をON又はOFFするためのボタンである。
シャッターボタン402は、画像データを撮像するためのボタンである。
液晶モニター313は、ユーザが撮像画像を確認するためのファインダである。また、液晶モニター313は、操作メニューを表示したり、パスワード等の文字を入力する際のアルファベットや、数字を表示したりする表示領域である。
メニューボタン403は、液晶モニター313に操作メニューを表示させるためのボタンである。
カーソルボタン404は、上下左右方向への移動を指示するものであり、液晶モニター313に表示される操作メニューの選択状態の変更や、操作メニューの切り替え等に使用される。また、カーソルボタン404は、パスワード等の文字を入力する際の文字の選択状態の変更にも使用される。
セットボタン405は、液晶モニター313に表示される操作メニューの選択や、パスワード等の文字を入力する際の文字の決定に使用される。
撮像装置102は、サーバ装置101に認証情報を登録する際に、撮像装置102の液晶モニター313に各種の操作画面を表示する。ユーザは、液晶モニター313に表示された操作画面に従って、データの入力や、設定を行う。
ユーザがメニューボタン403を押すと、撮像装置102は、メニュー画面を液晶モニター313に表示する。メニュー画面は、項目別の複数の画面により構成され、ユーザは切り替えタブにより画面を切り替えることができる。ユーザは、カーソルボタン404を左右方向に操作することで切り替えタブの変更を行う。また、メニュー画面内には夫々のメニュー項目が表示され、ユーザは、選択状態であることを示すカーソルをカーソルボタン404で上下方向に操作することで移動させることができる。また、ユーザがセットボタン405を押すと、項目別のメニュー画面に表示されている項目の中のカーソルで指示されている項目が選択されることになる。例えば、認証情報を登録するための「認証情報設定」というメニュー項目が存在し、選択されている状態で、ユーザがセットボタン405を押したとする。その場合、撮像装置102は、認証画像を撮像するための撮像モードに切り替わり、撮像モードに対応する画面を表示する。なお、認証画像の撮像モードにおける操作画面は、第1の操作画面の一例である。また、ユーザがメニューボタン403を押すと、撮像装置102は、メニュー画面の表示を消す。更に、「認証情報設定」中の撮像モードでユーザがシャッターボタン402を押すと、撮像装置102は、後述する図5のパスワード入力画面を表示する。
ユーザがメニューボタン403を押すと、撮像装置102は、メニュー画面を液晶モニター313に表示する。メニュー画面は、項目別の複数の画面により構成され、ユーザは切り替えタブにより画面を切り替えることができる。ユーザは、カーソルボタン404を左右方向に操作することで切り替えタブの変更を行う。また、メニュー画面内には夫々のメニュー項目が表示され、ユーザは、選択状態であることを示すカーソルをカーソルボタン404で上下方向に操作することで移動させることができる。また、ユーザがセットボタン405を押すと、項目別のメニュー画面に表示されている項目の中のカーソルで指示されている項目が選択されることになる。例えば、認証情報を登録するための「認証情報設定」というメニュー項目が存在し、選択されている状態で、ユーザがセットボタン405を押したとする。その場合、撮像装置102は、認証画像を撮像するための撮像モードに切り替わり、撮像モードに対応する画面を表示する。なお、認証画像の撮像モードにおける操作画面は、第1の操作画面の一例である。また、ユーザがメニューボタン403を押すと、撮像装置102は、メニュー画面の表示を消す。更に、「認証情報設定」中の撮像モードでユーザがシャッターボタン402を押すと、撮像装置102は、後述する図5のパスワード入力画面を表示する。
図5は、パスワード入力画面の一例を示す図である。
液晶モニター313に表示されているパスワード入力画面501には、認証に使用するパスワードの入力をユーザに促すメッセージが表示される。
パスワード入力欄502は、パスワードとして入力された文字を表示するための入力欄である。
文字ボタン表示領域503には、パスワードを入力する際に使用するアルファベットや、数字の文字ボタン504が表示される。
アルファベット表示切り替えボタン505は、文字ボタン表示領域503にアルファベットの文字ボタン504が表示されている場合に、文字ボタン表示領域503に表示する文字ボタン504のアルファベットの大文字、小文字を切り替えるためのボタンである。また、アルファベット表示切り替えボタン505は、文字ボタン表示領域503に数字の文字ボタン504が表示されている場合に、文字ボタン表示領域503に表示する文字ボタンをアルファベットに切り替えるためのボタンである。
液晶モニター313に表示されているパスワード入力画面501には、認証に使用するパスワードの入力をユーザに促すメッセージが表示される。
パスワード入力欄502は、パスワードとして入力された文字を表示するための入力欄である。
文字ボタン表示領域503には、パスワードを入力する際に使用するアルファベットや、数字の文字ボタン504が表示される。
アルファベット表示切り替えボタン505は、文字ボタン表示領域503にアルファベットの文字ボタン504が表示されている場合に、文字ボタン表示領域503に表示する文字ボタン504のアルファベットの大文字、小文字を切り替えるためのボタンである。また、アルファベット表示切り替えボタン505は、文字ボタン表示領域503に数字の文字ボタン504が表示されている場合に、文字ボタン表示領域503に表示する文字ボタンをアルファベットに切り替えるためのボタンである。
数字表示切り替えボタン506は、文字ボタン表示領域503にアルファベットの文字ボタン504が表示されている場合に、文字ボタン表示領域503に表示する文字ボタンを数字に切り替えるためのボタンである。
入力文字消去ボタン507は、入力途中のパスワードの最後の文字を消去するためのボタンである。ユーザが入力文字消去ボタン507を選択して入力途中のパスワードの最後の文字を消去した場合には、パスワード入力欄502に表示されている文字の最後の文字が表示されなくなる。
パスワード決定ボタン508は、パスワード入力欄502に表示されている文字をパスワードとして決定するためのボタンである。
ユーザは、文字ボタン504、アルファベット表示切り替えボタン505、数字表示切り替えボタン506、入力文字消去ボタン507及びパスワード決定ボタン508の操作を、カーソルボタン404と、セットボタン405とにより行う。より具体的には、ユーザは、カーソルボタン404を上下方向に操作することで選択状態を示すカーソル509を移動させ、セットボタン405を押す。なお、パスワード入力欄502に表示する文字が1文字もない場合は、パスワード決定ボタン508をグレーアウトし、ユーザがカーソルボタン404を操作しても選択できないような画面構成にしてもよい。
入力文字消去ボタン507は、入力途中のパスワードの最後の文字を消去するためのボタンである。ユーザが入力文字消去ボタン507を選択して入力途中のパスワードの最後の文字を消去した場合には、パスワード入力欄502に表示されている文字の最後の文字が表示されなくなる。
パスワード決定ボタン508は、パスワード入力欄502に表示されている文字をパスワードとして決定するためのボタンである。
ユーザは、文字ボタン504、アルファベット表示切り替えボタン505、数字表示切り替えボタン506、入力文字消去ボタン507及びパスワード決定ボタン508の操作を、カーソルボタン404と、セットボタン405とにより行う。より具体的には、ユーザは、カーソルボタン404を上下方向に操作することで選択状態を示すカーソル509を移動させ、セットボタン405を押す。なお、パスワード入力欄502に表示する文字が1文字もない場合は、パスワード決定ボタン508をグレーアウトし、ユーザがカーソルボタン404を操作しても選択できないような画面構成にしてもよい。
図6は、ユーザが撮像装置102において「認証情報設定」メニューを選択した場合における「認証情報設定」中の撮像装置102の処理の一例を示すフローチャートである。
S601で、システム制御部307は、撮像モードに移行し、液晶モニター313に撮像中の画像を表示する。
S602で、システム制御部307は、ユーザによる認証画像の撮像待ちとなり、シャッターボタン402の押下を待つ。
S603で、システム制御部307は、シャッターボタン402が押されると、カメラ301を通して被写体を撮像し、A/D変換器302及びエンコーダ303の処理を経て、画像データ記憶部304で認証画像データを生成する。
S604で、システム制御部307は、液晶モニター313にパスワード入力画面501を表示する。
S605で、システム制御部307は、ユーザのパスワード入力待ちとなり、パスワードの入力を待つ。
S606で、システム制御部307は、撮像装置識別子である機種ID、S603で生成した認証画像データ及びS605で入力されたパスワードを、ネットワーク接続部306を通してサーバ装置101に送信することで、認証情報の登録要求を通知する。なお、撮像装置識別子である機種IDは、予め撮像装置102のROM308に保持されている。S606の処理は、第1の送信処理の一例である。
S607で、システム制御部307は、ネットワーク接続部306を通してサーバ装置101から認証情報の登録完了通知を受信する。
S608で、システム制御部307は、液晶モニター313に認証情報登録完了画面を表示する。
以上の処理により、撮像装置102は、サーバ装置101に容易に認証情報を登録することができる。また、撮像装置102は、認証画像データと、パスワードとの組合せを認証情報とすることにより、適当でないサービス利用に対するセキュリティを確保することができる。
S601で、システム制御部307は、撮像モードに移行し、液晶モニター313に撮像中の画像を表示する。
S602で、システム制御部307は、ユーザによる認証画像の撮像待ちとなり、シャッターボタン402の押下を待つ。
S603で、システム制御部307は、シャッターボタン402が押されると、カメラ301を通して被写体を撮像し、A/D変換器302及びエンコーダ303の処理を経て、画像データ記憶部304で認証画像データを生成する。
S604で、システム制御部307は、液晶モニター313にパスワード入力画面501を表示する。
S605で、システム制御部307は、ユーザのパスワード入力待ちとなり、パスワードの入力を待つ。
S606で、システム制御部307は、撮像装置識別子である機種ID、S603で生成した認証画像データ及びS605で入力されたパスワードを、ネットワーク接続部306を通してサーバ装置101に送信することで、認証情報の登録要求を通知する。なお、撮像装置識別子である機種IDは、予め撮像装置102のROM308に保持されている。S606の処理は、第1の送信処理の一例である。
S607で、システム制御部307は、ネットワーク接続部306を通してサーバ装置101から認証情報の登録完了通知を受信する。
S608で、システム制御部307は、液晶モニター313に認証情報登録完了画面を表示する。
以上の処理により、撮像装置102は、サーバ装置101に容易に認証情報を登録することができる。また、撮像装置102は、認証画像データと、パスワードとの組合せを認証情報とすることにより、適当でないサービス利用に対するセキュリティを確保することができる。
図7は、サーバ装置101が撮像装置102から認証情報の登録要求を受信した際の処理の一例を示すフローチャートである。
S701で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して撮像装置102から機種ID、認証画像データ及びパスワードを受信する。
S702で、サーバ装置101のCPU206は、S701で受信した認証画像データに含まれる機種名や、撮像日時等のメタデータを取得する。
S703で、サーバ装置101のCPU206は、S701で受信した機種ID、認証画像データ及びパスワードと、S702で取得したメタデータとをサーバ装置101のHDD209に保持して登録する。
S704で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して撮像装置102に認証情報の登録完了通知を行う。
以上の処理により、サーバ装置101は、容易に認証情報を登録することができる。
なお、撮像装置102がサーバ装置101に非認証画像データを登録する際に、撮像装置102の液晶モニター313には各種の操作画面が表示される。ユーザは、表示された操作画面に従ってデータの入力や、設定を行う。より具体的には、撮像装置102は、液晶モニター313に撮像した画像データをサーバ装置101に保存するか否かを選択するためのメニュー画面を表示する。そして、ユーザがメニュー項目の「オンライン撮像」が選択されている状態にし、セットボタン405を押すと、撮像装置102は、非認証画像データを撮像するための撮像モードに切り替わり、それに対応する画面を表示する。なお、非認証画像データの撮像モードにおける操作画面は、第2の操作画面の一例である。通常の撮像モードでユーザがシャッターボタン402を押すと、撮像装置102は、非認証画像データを撮像する。そして、ユーザがセットボタン405を操作して送信ボタンを選択することにより送信指示をすることで、撮像装置102は、撮像した非認証画像データを表示してサーバ装置101に送信する。
S701で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して撮像装置102から機種ID、認証画像データ及びパスワードを受信する。
S702で、サーバ装置101のCPU206は、S701で受信した認証画像データに含まれる機種名や、撮像日時等のメタデータを取得する。
S703で、サーバ装置101のCPU206は、S701で受信した機種ID、認証画像データ及びパスワードと、S702で取得したメタデータとをサーバ装置101のHDD209に保持して登録する。
S704で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して撮像装置102に認証情報の登録完了通知を行う。
以上の処理により、サーバ装置101は、容易に認証情報を登録することができる。
なお、撮像装置102がサーバ装置101に非認証画像データを登録する際に、撮像装置102の液晶モニター313には各種の操作画面が表示される。ユーザは、表示された操作画面に従ってデータの入力や、設定を行う。より具体的には、撮像装置102は、液晶モニター313に撮像した画像データをサーバ装置101に保存するか否かを選択するためのメニュー画面を表示する。そして、ユーザがメニュー項目の「オンライン撮像」が選択されている状態にし、セットボタン405を押すと、撮像装置102は、非認証画像データを撮像するための撮像モードに切り替わり、それに対応する画面を表示する。なお、非認証画像データの撮像モードにおける操作画面は、第2の操作画面の一例である。通常の撮像モードでユーザがシャッターボタン402を押すと、撮像装置102は、非認証画像データを撮像する。そして、ユーザがセットボタン405を操作して送信ボタンを選択することにより送信指示をすることで、撮像装置102は、撮像した非認証画像データを表示してサーバ装置101に送信する。
図8は、撮像装置102がサーバ装置101に非認証画像データを登録する際の処理の一例を示すフローチャートである。
S801で、システム制御部307は、液晶モニター313に非認証画像撮像画面を表示する。
S802で、システム制御部307は、ユーザの入力待ちとなり、シャッターボタン402の押下又は非認証画像データを送信する送信ボタンの選択の何れかの入力を待つ。
S803で、システム制御部307は、S802でユーザによって入力されたボタンの判定を行い、シャッターボタン402が押下されたと判定した場合は、処理をS804に進める。一方、システム制御部307は、送信ボタンが選択されたと判定した場合は、処理をS805に進める。
S804で、システム制御部307は、カメラ301を通して被写体を撮像し、A/D変換器302及びエンコーダ303の処理を経て、画像データ記憶部304で非認証画像データを生成する。
S805で、システム制御部307は、S801の非認証画像撮像画面の表示後に生成された非認証画像データが存在するか否かを判定し、存在すると判定した場合は、処理をS806に進める。一方、システム制御部307は、存在しないと判定した場合は、処理をS801に戻す。
S806で、システム制御部307は、撮像装置識別子である機種ID及びS804で生成した非認証画像データを、ネットワーク接続部306を通してサーバ装置101に送信することで、非認証画像データの登録要求を通知する。なお、撮像装置識別子である機種IDは、予め撮像装置102のROM308に保持されている。S806の処理は、第2の送信処理の一例である。
S807で、システム制御部307は、ネットワーク接続部306を通してサーバ装置101から非認証画像データの登録完了通知を受信する。
S808で、システム制御部307は、液晶モニター313に非認証画像データ登録完了画面を表示する。
S801で、システム制御部307は、液晶モニター313に非認証画像撮像画面を表示する。
S802で、システム制御部307は、ユーザの入力待ちとなり、シャッターボタン402の押下又は非認証画像データを送信する送信ボタンの選択の何れかの入力を待つ。
S803で、システム制御部307は、S802でユーザによって入力されたボタンの判定を行い、シャッターボタン402が押下されたと判定した場合は、処理をS804に進める。一方、システム制御部307は、送信ボタンが選択されたと判定した場合は、処理をS805に進める。
S804で、システム制御部307は、カメラ301を通して被写体を撮像し、A/D変換器302及びエンコーダ303の処理を経て、画像データ記憶部304で非認証画像データを生成する。
S805で、システム制御部307は、S801の非認証画像撮像画面の表示後に生成された非認証画像データが存在するか否かを判定し、存在すると判定した場合は、処理をS806に進める。一方、システム制御部307は、存在しないと判定した場合は、処理をS801に戻す。
S806で、システム制御部307は、撮像装置識別子である機種ID及びS804で生成した非認証画像データを、ネットワーク接続部306を通してサーバ装置101に送信することで、非認証画像データの登録要求を通知する。なお、撮像装置識別子である機種IDは、予め撮像装置102のROM308に保持されている。S806の処理は、第2の送信処理の一例である。
S807で、システム制御部307は、ネットワーク接続部306を通してサーバ装置101から非認証画像データの登録完了通知を受信する。
S808で、システム制御部307は、液晶モニター313に非認証画像データ登録完了画面を表示する。
図9は、サーバ装置101が撮像装置102から非認証画像データの登録要求を受信した際の処理の一例を示すフローチャートである。
S901で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して撮像装置102から機種ID及び非認証画像データを受信する。
S902で、サーバ装置101のCPU206は、S901で受信した機種ID及び非認証画像データをサーバ装置101のHDD209に保持して登録する。
S903で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して撮像装置102に非認証画像データの登録完了通知を行う。
S901で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して撮像装置102から機種ID及び非認証画像データを受信する。
S902で、サーバ装置101のCPU206は、S901で受信した機種ID及び非認証画像データをサーバ装置101のHDD209に保持して登録する。
S903で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して撮像装置102に非認証画像データの登録完了通知を行う。
図10は、クライアント装置104が非認証画像データをサーバ装置101から取得する際に、認証処理を実行するためにクライアント装置104のディスプレイ201に表示する操作画面の一例を示す図である。
図10の(a)は、認証画像データ選択画面の一例を示す図である。
図10の(a)では、ディスプレイ201に認証画像データ選択画面1001が表示されている。クライアント装置104は、ネットワークI/F211を通してサーバ装置101に非認証画像データの取得要求又は後述する認証画像データの絞り込み要求を行った場合に、認証画像データ選択画面1001をディスプレイ201に表示する。
認証画像データ選択画面1001には、認証に使用する画像の選択をユーザに促すメッセージが表示される。
認証画像データ表示領域1002には、サーバ装置101から受信した認証に使用可能な認証画像データ1003の一覧が表示される。また、ユーザは、PD205を操作して選択状態であることを示すカーソル1004を移動させ、別の認証画像データ1003を選択状態にすることができる。
決定ボタン1005は、選択状態にある認証画像データ1003の選択を行うためのボタンである。ユーザがPD205を操作して決定ボタン1005を押すと、クライアント装置104は、後述する図10の(b)のパスワード入力画面を表示する。
認証画像データ絞り込みボタン1006は、認証画像データ選択画面1001に表示される認証画像データ1003の絞り込みを行うためのボタンである。ユーザがPD205を操作して認証画像データ絞り込みボタン1006を押すと、クライアント装置104は、後述する10の(c)の認証画像データ絞り込み条件設定画面を表示する。
認証画像データ読み込みボタン1007は、認証に使用する認証画像データをHDD209から読み込むためのボタンである。ユーザがPD205を操作して認証画像データ読み込みボタン1007を押すと、クライアント装置104は、認証に使用する認証画像データをHDD209から読み込み、後述する図10の(b)のパスワード入力画面を表示する。
図10の(a)は、認証画像データ選択画面の一例を示す図である。
図10の(a)では、ディスプレイ201に認証画像データ選択画面1001が表示されている。クライアント装置104は、ネットワークI/F211を通してサーバ装置101に非認証画像データの取得要求又は後述する認証画像データの絞り込み要求を行った場合に、認証画像データ選択画面1001をディスプレイ201に表示する。
認証画像データ選択画面1001には、認証に使用する画像の選択をユーザに促すメッセージが表示される。
認証画像データ表示領域1002には、サーバ装置101から受信した認証に使用可能な認証画像データ1003の一覧が表示される。また、ユーザは、PD205を操作して選択状態であることを示すカーソル1004を移動させ、別の認証画像データ1003を選択状態にすることができる。
決定ボタン1005は、選択状態にある認証画像データ1003の選択を行うためのボタンである。ユーザがPD205を操作して決定ボタン1005を押すと、クライアント装置104は、後述する図10の(b)のパスワード入力画面を表示する。
認証画像データ絞り込みボタン1006は、認証画像データ選択画面1001に表示される認証画像データ1003の絞り込みを行うためのボタンである。ユーザがPD205を操作して認証画像データ絞り込みボタン1006を押すと、クライアント装置104は、後述する10の(c)の認証画像データ絞り込み条件設定画面を表示する。
認証画像データ読み込みボタン1007は、認証に使用する認証画像データをHDD209から読み込むためのボタンである。ユーザがPD205を操作して認証画像データ読み込みボタン1007を押すと、クライアント装置104は、認証に使用する認証画像データをHDD209から読み込み、後述する図10の(b)のパスワード入力画面を表示する。
図10の(b)は、パスワード入力画面の一例を示す図である。
図10の(b)では、ディスプレイ201にパスワード入力画面1008が表示されている。
パスワード入力画面1008には、認証に使用するパスワードの入力を促すメッセージ、認証画像データ選択画面1001での操作で選択又はHDD209から読み込まれた認証画像データ1009が表示される。
パスワード入力欄1010は、パスワードとして入力された文字を表示するための入力欄である。
認証ボタン1011は、パスワード入力欄1010で表示されている文字をパスワードとして決定し、サーバ装置101に認証要求を行うためのボタンである。ユーザがPD205を操作して認証ボタン1011押すと、クライアント装置104は、認証画像データ1009と、決定されたパスワードとをサーバ装置101に送信する。なお、パスワード入力欄1010に表示する文字が1文字もない場合は、認証ボタン1011をグレーアウトし、ユーザがPD205を操作しても押すことができないような画面構成にしてもよい。
図10の(b)では、ディスプレイ201にパスワード入力画面1008が表示されている。
パスワード入力画面1008には、認証に使用するパスワードの入力を促すメッセージ、認証画像データ選択画面1001での操作で選択又はHDD209から読み込まれた認証画像データ1009が表示される。
パスワード入力欄1010は、パスワードとして入力された文字を表示するための入力欄である。
認証ボタン1011は、パスワード入力欄1010で表示されている文字をパスワードとして決定し、サーバ装置101に認証要求を行うためのボタンである。ユーザがPD205を操作して認証ボタン1011押すと、クライアント装置104は、認証画像データ1009と、決定されたパスワードとをサーバ装置101に送信する。なお、パスワード入力欄1010に表示する文字が1文字もない場合は、認証ボタン1011をグレーアウトし、ユーザがPD205を操作しても押すことができないような画面構成にしてもよい。
図10の(c)は、認証画像データ絞り込み条件設定画面の一例を示す図である。
図10の(c)では、ディスプレイ201に認証画像データ絞り込み条件設定画面1012が表示されている。
認証画像データ絞り込み条件設定画面1012には、認証画像データ選択画面1001に表示される認証画像データ1003の絞り込みを行うための条件の入力をユーザに促すメッセージが表示される。
絞り込み条件表示領域1013には、認証画像データ1003の絞り込みを行うための条件として入力可能な認証画像データを撮像した機種名を入力する機種名入力欄1014と、撮像日時を入力する撮像日時入力欄1015とが表示される。
機種名入力欄1014は、認証画像データを撮像した機種名として入力された文字を表示するための入力欄である。
撮像日時入力欄1015は、認証画像データを撮像した撮像日時として入力された文字を表示するための入力欄である。
絞り込みボタン1016は、機種名入力欄1014と、撮像日時入力欄1015とに表示されている文字を認証画像データの絞り込み条件として決定し、サーバ装置101に、認証に使用可能な認証画像データの絞り込み要求を行うためのボタンである。ユーザがPD205を操作して絞り込みボタン1016を押すと、クライアント装置104は、決定された絞り込み条件をサーバ装置101に送信する。これにより、クライアント装置104のユーザは、認証画像データが多数ある場合であっても、所望の認証画像データを容易に選択することができるようになり利便性が向上する。なお、絞り込み条件には、前記機種名と、前記撮像日時とが必ずしも両方含まれる必要はなく、何れか一方のみが含まれるようにしてもよい。また、機種名入力欄1014と、撮像日時入力欄1015との何れにも表示する文字が1文字もない場合は、絞り込みボタン1016をグレーアウトし、ユーザがPD205を操作しても押すことができないような画面構成にしてもよい。
上記のように、クライアント装置104は、ネットワークI/F211を通してサーバ装置101に認証要求を通知する。サーバ装置101は、認証処理が成功した場合、認証したユーザに対して閲覧や、ダウンロードが許可された非認証画像データの一覧を送信する。クライアント装置104は、サーバ装置から受信した認証結果である成功通知と、非認証画像データの一覧とをディスプレイ201に表示する。
図10の(c)では、ディスプレイ201に認証画像データ絞り込み条件設定画面1012が表示されている。
認証画像データ絞り込み条件設定画面1012には、認証画像データ選択画面1001に表示される認証画像データ1003の絞り込みを行うための条件の入力をユーザに促すメッセージが表示される。
絞り込み条件表示領域1013には、認証画像データ1003の絞り込みを行うための条件として入力可能な認証画像データを撮像した機種名を入力する機種名入力欄1014と、撮像日時を入力する撮像日時入力欄1015とが表示される。
機種名入力欄1014は、認証画像データを撮像した機種名として入力された文字を表示するための入力欄である。
撮像日時入力欄1015は、認証画像データを撮像した撮像日時として入力された文字を表示するための入力欄である。
絞り込みボタン1016は、機種名入力欄1014と、撮像日時入力欄1015とに表示されている文字を認証画像データの絞り込み条件として決定し、サーバ装置101に、認証に使用可能な認証画像データの絞り込み要求を行うためのボタンである。ユーザがPD205を操作して絞り込みボタン1016を押すと、クライアント装置104は、決定された絞り込み条件をサーバ装置101に送信する。これにより、クライアント装置104のユーザは、認証画像データが多数ある場合であっても、所望の認証画像データを容易に選択することができるようになり利便性が向上する。なお、絞り込み条件には、前記機種名と、前記撮像日時とが必ずしも両方含まれる必要はなく、何れか一方のみが含まれるようにしてもよい。また、機種名入力欄1014と、撮像日時入力欄1015との何れにも表示する文字が1文字もない場合は、絞り込みボタン1016をグレーアウトし、ユーザがPD205を操作しても押すことができないような画面構成にしてもよい。
上記のように、クライアント装置104は、ネットワークI/F211を通してサーバ装置101に認証要求を通知する。サーバ装置101は、認証処理が成功した場合、認証したユーザに対して閲覧や、ダウンロードが許可された非認証画像データの一覧を送信する。クライアント装置104は、サーバ装置から受信した認証結果である成功通知と、非認証画像データの一覧とをディスプレイ201に表示する。
図11は、クライアント装置104がサーバ装置101から非認証画像データを取得する際の処理の一例を示すフローチャートである。
S1101で、クライアント装置104のCPU206は、ネットワークI/F211を通してサーバ装置101に非認証画像データの取得要求を通知する。なお、S1101の処理は、取得要求送信処理の一例である。
S1102で、クライアント装置104のCPU206は、ネットワークI/F211を通してサーバ装置101から認証に使用可能な認証画像データを受信する。この処理は、クライアント装置104のCPU206が、受信した認証画像データと共に、前記認証画像データに関連付けられたパスワードの要求を受信する要求受信処理の一例である。
S1103で、クライアント装置104のCPU206は、ディスプレイ201に認証画像データ選択画面1001を表示する。
S1104で、クライアント装置104のCPU206は、ユーザの入力待ちとなり、決定ボタン1005、認証画像データ絞り込みボタン1006又は認証画像データ読み込みボタン1007の何れかが選択されるのを待つ。
S1105で、クライアント装置104のCPU206は、選択されたボタンの判定を行い、決定ボタン1005が選択されたと判定した場合は、処理をS1107に進める。また、クライアント装置104のCPU206は、証画像データ絞り込みボタン1006が選択されたと判定した場合は、処理をS1115に進め、認証画像データ読み込みボタン1007が選択されたと判定した場合は、処理をS1106に進める。
S1101で、クライアント装置104のCPU206は、ネットワークI/F211を通してサーバ装置101に非認証画像データの取得要求を通知する。なお、S1101の処理は、取得要求送信処理の一例である。
S1102で、クライアント装置104のCPU206は、ネットワークI/F211を通してサーバ装置101から認証に使用可能な認証画像データを受信する。この処理は、クライアント装置104のCPU206が、受信した認証画像データと共に、前記認証画像データに関連付けられたパスワードの要求を受信する要求受信処理の一例である。
S1103で、クライアント装置104のCPU206は、ディスプレイ201に認証画像データ選択画面1001を表示する。
S1104で、クライアント装置104のCPU206は、ユーザの入力待ちとなり、決定ボタン1005、認証画像データ絞り込みボタン1006又は認証画像データ読み込みボタン1007の何れかが選択されるのを待つ。
S1105で、クライアント装置104のCPU206は、選択されたボタンの判定を行い、決定ボタン1005が選択されたと判定した場合は、処理をS1107に進める。また、クライアント装置104のCPU206は、証画像データ絞り込みボタン1006が選択されたと判定した場合は、処理をS1115に進め、認証画像データ読み込みボタン1007が選択されたと判定した場合は、処理をS1106に進める。
S1106で、クライアント装置104のCPU206は、HDD209から認証画像データを取得する。
S1107で、クライアント装置104のCPU206は、ディスプレイ201にパスワード入力画面1008を表示する。
S1108で、クライアント装置104のCPU206は、ユーザのパスワード入力待ちとなり、パスワードの入力を待つ。
S1109で、クライアント装置104のCPU206は、認証画像データと、S1108でユーザによって入力されたパスワードとをネットワークI/F211を通してサーバ装置101に送信して、認証要求を通知する。より具体的には、クライアント装置104のCPU206は、認証画像データとして、S1104でユーザによって選択された認証画像データ又はS1105でHDD209から取得した認証画像データを送信する。
S1110で、クライアント装置104のCPU206は、ネットワークI/F211を通してサーバ装置101から、認証結果を受信する。なお、認証結果が成功である場合には、クライアント装置104のCPU206は、認証結果と共に非認証画像データも受信する。
S1111で、クライアント装置104のCPU206は、S1110で受信した認証結果が成功であるか否かを判定し、成功である場合には、処理をS1112へ進め、失敗である場合には、処理をS1107に戻す。
S1107で、クライアント装置104のCPU206は、ディスプレイ201にパスワード入力画面1008を表示する。
S1108で、クライアント装置104のCPU206は、ユーザのパスワード入力待ちとなり、パスワードの入力を待つ。
S1109で、クライアント装置104のCPU206は、認証画像データと、S1108でユーザによって入力されたパスワードとをネットワークI/F211を通してサーバ装置101に送信して、認証要求を通知する。より具体的には、クライアント装置104のCPU206は、認証画像データとして、S1104でユーザによって選択された認証画像データ又はS1105でHDD209から取得した認証画像データを送信する。
S1110で、クライアント装置104のCPU206は、ネットワークI/F211を通してサーバ装置101から、認証結果を受信する。なお、認証結果が成功である場合には、クライアント装置104のCPU206は、認証結果と共に非認証画像データも受信する。
S1111で、クライアント装置104のCPU206は、S1110で受信した認証結果が成功であるか否かを判定し、成功である場合には、処理をS1112へ進め、失敗である場合には、処理をS1107に戻す。
S1112で、クライアント装置104のCPU206は、S1109でサーバ装置101に送信した認証画像データがHDD209に保持されているか否かを判定し、保持されていると判定した場合は、処理をS1114に進める。一方、クライアント装置104のCPU206は、保持されていないと判定した場合は、処理をS1113に進める。
S1113で、クライアント装置104のCPU206は、S1109でサーバ装置101に送信した認証画像データをHDD209に保持する。
S1114で、クライアント装置104のCPU206は、ディスプレイ201に非認証画像データ表示画面を表示する。
S1115で、クライアント装置104のCPU206は、ディスプレイ201に認証画像データ絞り込み条件設定画面1012を表示する。
S1116で、クライアント装置104のCPU206は、ユーザの認証画像データの絞り込み条件入力待ちとなり、認証画像データの絞り込み条件の入力を待つ。
S1117で、クライアント装置104のCPU206は、S1115でユーザが入力した認証画像データの絞り込み条件をネットワークI/F211を通してサーバ装置101に送信して、認証画像データの絞り込み要求を通知する。
以上の処理により、クライアント装置104のCPU206は、サーバ装置101から受信してユーザが選択した認証画像データと、前記認証画像データに対応するパスワードとをサーバ装置101に送信するだけで認証要求することができる。また、クライアント装置104のユーザは、絞り込み条件を設定することによって、クライアント装置104がサーバ装置101から受信する複数の認証画像データから所望の認証画像データを容易に選択することができるようになる。
S1113で、クライアント装置104のCPU206は、S1109でサーバ装置101に送信した認証画像データをHDD209に保持する。
S1114で、クライアント装置104のCPU206は、ディスプレイ201に非認証画像データ表示画面を表示する。
S1115で、クライアント装置104のCPU206は、ディスプレイ201に認証画像データ絞り込み条件設定画面1012を表示する。
S1116で、クライアント装置104のCPU206は、ユーザの認証画像データの絞り込み条件入力待ちとなり、認証画像データの絞り込み条件の入力を待つ。
S1117で、クライアント装置104のCPU206は、S1115でユーザが入力した認証画像データの絞り込み条件をネットワークI/F211を通してサーバ装置101に送信して、認証画像データの絞り込み要求を通知する。
以上の処理により、クライアント装置104のCPU206は、サーバ装置101から受信してユーザが選択した認証画像データと、前記認証画像データに対応するパスワードとをサーバ装置101に送信するだけで認証要求することができる。また、クライアント装置104のユーザは、絞り込み条件を設定することによって、クライアント装置104がサーバ装置101から受信する複数の認証画像データから所望の認証画像データを容易に選択することができるようになる。
図12は、サーバ装置101がクライアント装置104から非認証画像データの取得要求を受信した際の処理の一例を示すフローチャートである。
S1201で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通してクライアント装置104から非認証画像データの取得要求を受信する。なお、S1201の処理は、取得要求受信処理の一例である。
S1202で、サーバ装置101のCPU206は、HDD209から認証画像データを取得する。
S1203で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して、S1202で取得した認証画像データをクライアント装置104に送信する。この処理は、サーバ装置101のCPU206が、送信した認証画像データと共に、前記認証画像データに関連付けられたパスワードの要求を送信する要求送信処理の一例である。
以上の処理により、クライアント装置104のユーザは、容易に認証画像データを選択することができるようになる。
S1201で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通してクライアント装置104から非認証画像データの取得要求を受信する。なお、S1201の処理は、取得要求受信処理の一例である。
S1202で、サーバ装置101のCPU206は、HDD209から認証画像データを取得する。
S1203で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して、S1202で取得した認証画像データをクライアント装置104に送信する。この処理は、サーバ装置101のCPU206が、送信した認証画像データと共に、前記認証画像データに関連付けられたパスワードの要求を送信する要求送信処理の一例である。
以上の処理により、クライアント装置104のユーザは、容易に認証画像データを選択することができるようになる。
図13は、サーバ装置101がクライアント装置104から認証要求を受信した際の処理の一例を示すフローチャートである。
S1301で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通してクライアント装置104から認証画像データと、パスワードとを受信する。
S1302で、サーバ装置101のCPU206は、S1301で受信した認証画像データと、パスワードとに基づいてユーザ認証が成功したか否かを判定する。より具体的には、サーバ装置101のCPU206は、受信した認証画像データと、パスワードとにおける組合せと、HDD209に保持されている認証画像データと、パスワードとにおける組合せを比較し、一致するものがあるか否かを判定する。そして、サーバ装置101のCPU206は、一致するものがある場合は認証が成功したと判定し、処理をS1303に進める。一方、サーバ装置101のCPU206は、一致するものがない場合は認証が失敗したと判定し、処理をS1306に進める。
S1303で、サーバ装置101のCPU206は、一致した認証画像データと、パスワードとの組合せに紐づく機種IDをHDD209から取得する。
S1304で、サーバ装置101のCPU206は、S1303で取得した機種IDに紐づく非認証画像データをHDD209から取得する。
S1305で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して、S1304で取得した非認証画像データと共に認証が成功したことをクライアント装置104に通知する。
S1306で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して認証が失敗したことをクライアント装置104に通知する。
S1301で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通してクライアント装置104から認証画像データと、パスワードとを受信する。
S1302で、サーバ装置101のCPU206は、S1301で受信した認証画像データと、パスワードとに基づいてユーザ認証が成功したか否かを判定する。より具体的には、サーバ装置101のCPU206は、受信した認証画像データと、パスワードとにおける組合せと、HDD209に保持されている認証画像データと、パスワードとにおける組合せを比較し、一致するものがあるか否かを判定する。そして、サーバ装置101のCPU206は、一致するものがある場合は認証が成功したと判定し、処理をS1303に進める。一方、サーバ装置101のCPU206は、一致するものがない場合は認証が失敗したと判定し、処理をS1306に進める。
S1303で、サーバ装置101のCPU206は、一致した認証画像データと、パスワードとの組合せに紐づく機種IDをHDD209から取得する。
S1304で、サーバ装置101のCPU206は、S1303で取得した機種IDに紐づく非認証画像データをHDD209から取得する。
S1305で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して、S1304で取得した非認証画像データと共に認証が成功したことをクライアント装置104に通知する。
S1306で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して認証が失敗したことをクライアント装置104に通知する。
図14は、サーバ装置101がクライアント装置104から認証画像データの絞り込み要求を受信した際の処理の一例を示すフローチャートである。
S1401で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通してクライアント装置104から認証画像データの絞り込み条件を含む絞り込み要求を受信する。なお、ここでサーバ装置101のCPU206が受信する絞り込み条件は、撮像装置102で撮像された認証画像データに含まれるメタデータの機種名や、撮像日時等を表すデータである。
S1402で、サーバ装置101のCPU206は、受信した認証画像データの絞り込み条件の組合せに一致する認証画像データをHDD209から取得する。
S1403で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して、S1402で取得した認証画像データをクライアント装置104に送信する。
S1401で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通してクライアント装置104から認証画像データの絞り込み条件を含む絞り込み要求を受信する。なお、ここでサーバ装置101のCPU206が受信する絞り込み条件は、撮像装置102で撮像された認証画像データに含まれるメタデータの機種名や、撮像日時等を表すデータである。
S1402で、サーバ装置101のCPU206は、受信した認証画像データの絞り込み条件の組合せに一致する認証画像データをHDD209から取得する。
S1403で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して、S1402で取得した認証画像データをクライアント装置104に送信する。
以上、本実施形態におけるデータ管理システムは、撮像装置102が撮像した認証画像データと、ユーザが入力したパスワードとの組合せを認証情報として容易に登録することができる。また、本実施形態におけるデータ管理システムは、認証画像データと、パスワードとの組合せを認証情報とすることにより、適当でないサービス利用に対するセキュリティを確保することができる。更に、本実施形態におけるデータ管理システムでは、クライアント装置104が認証画像データを保持している必要がない。これは、ユーザがサーバ装置101に非認証画像データの取得を要求する際に使用する電子機器が認証画像データを保持している必要がないことを意味する。即ち、ユーザは、様々な電子機器を用いて本実施形態におけるデータ管理システムのサービスを利用することができる。
<実施形態2>
上述した実施形態1では、同様のメタデータを持つ認証画像データが多数存在する場合、ユーザが認証に使用可能な認証画像データの絞り込みを行っても、認証に使用可能な認証画像データが認証画像データ選択画面に多数表示されることになる。即ち、ユーザは、絞り込みを行っても容易に認証画像データを選択することができない可能性がある。そこで、本実施形態では、同様のメタデータを持つ認証画像データが多数存在する場合であっても、ユーザが容易に認証画像データを選択することができるようにするための処理について説明する。なお、以下では実施形態1と同様の内容については説明を省略する。
図15は、撮像装置102がサーバ装置101に認証情報を登録する際に、撮像装置102の液晶モニター313に表示するニックネーム入力画面の一例を示す図である。
液晶モニター313に表示されているニックネーム入力画面1501には、ニックネームの入力をユーザに促すメッセージが表示される。
ニックネーム入力欄1502は、ニックネームとして入力された文字を表示するための入力欄である。
文字ボタン表示領域1503には、ニックネームを入力する際に使用するアルファベットや、数字の文字ボタン1504が表示される。
アルファベット表示切り替えボタン1505は、文字ボタン表示領域1503にアルファベットの文字ボタン1504が表示されている場合に、表示する文字ボタン1504のアルファベットの大文字、小文字を切り替えるためのボタンである。また、アルファベット表示切り替えボタン1505は、文字ボタン表示領域1503に数字の文字ボタン1504が表示されている場合に、文字ボタン表示領域1503に表示する文字ボタンをアルファベットに切り替えるためのボタンである。
上述した実施形態1では、同様のメタデータを持つ認証画像データが多数存在する場合、ユーザが認証に使用可能な認証画像データの絞り込みを行っても、認証に使用可能な認証画像データが認証画像データ選択画面に多数表示されることになる。即ち、ユーザは、絞り込みを行っても容易に認証画像データを選択することができない可能性がある。そこで、本実施形態では、同様のメタデータを持つ認証画像データが多数存在する場合であっても、ユーザが容易に認証画像データを選択することができるようにするための処理について説明する。なお、以下では実施形態1と同様の内容については説明を省略する。
図15は、撮像装置102がサーバ装置101に認証情報を登録する際に、撮像装置102の液晶モニター313に表示するニックネーム入力画面の一例を示す図である。
液晶モニター313に表示されているニックネーム入力画面1501には、ニックネームの入力をユーザに促すメッセージが表示される。
ニックネーム入力欄1502は、ニックネームとして入力された文字を表示するための入力欄である。
文字ボタン表示領域1503には、ニックネームを入力する際に使用するアルファベットや、数字の文字ボタン1504が表示される。
アルファベット表示切り替えボタン1505は、文字ボタン表示領域1503にアルファベットの文字ボタン1504が表示されている場合に、表示する文字ボタン1504のアルファベットの大文字、小文字を切り替えるためのボタンである。また、アルファベット表示切り替えボタン1505は、文字ボタン表示領域1503に数字の文字ボタン1504が表示されている場合に、文字ボタン表示領域1503に表示する文字ボタンをアルファベットに切り替えるためのボタンである。
数字表示切り替えボタン1506は、文字ボタン表示領域1503にアルファベットの文字ボタン1504が表示されている場合に、文字ボタン表示領域1503に表示する文字ボタンを数字に切り替えるためのボタンである。
入力文字消去ボタン1507は、入力途中のニックネームの最後の文字を消去するためのボタンである。ユーザが入力文字消去ボタン1507を選択して入力途中のニックネームの最後の文字を消去した場合には、ニックネーム入力欄1502に表示されている文字の最後の文字が表示されなくなる。
ニックネーム決定ボタン1508は、ニックネーム入力欄1502に表示されている文字をニックネームとして決定するためのボタンである。
ユーザは、文字ボタン1504、アルファベット表示切り替えボタン1505、数字表示切り替えボタン1506、入力文字消去ボタン1507及びニックネーム決定ボタン1508の操作を、カーソルボタン404と、セットボタン405とにより行う。より具体的には、ユーザは、カーソルボタン404を上下方向に操作することで選択状態を示すカーソル1509を移動させ、セットボタン405を押す。なお、ニックネーム入力欄1502に表示する文字が1文字もない場合は、ニックネーム決定ボタン1508をグレーアウトし、ユーザがカーソルボタン404を操作しても選択できないような画面構成にしてもよい。
入力文字消去ボタン1507は、入力途中のニックネームの最後の文字を消去するためのボタンである。ユーザが入力文字消去ボタン1507を選択して入力途中のニックネームの最後の文字を消去した場合には、ニックネーム入力欄1502に表示されている文字の最後の文字が表示されなくなる。
ニックネーム決定ボタン1508は、ニックネーム入力欄1502に表示されている文字をニックネームとして決定するためのボタンである。
ユーザは、文字ボタン1504、アルファベット表示切り替えボタン1505、数字表示切り替えボタン1506、入力文字消去ボタン1507及びニックネーム決定ボタン1508の操作を、カーソルボタン404と、セットボタン405とにより行う。より具体的には、ユーザは、カーソルボタン404を上下方向に操作することで選択状態を示すカーソル1509を移動させ、セットボタン405を押す。なお、ニックネーム入力欄1502に表示する文字が1文字もない場合は、ニックネーム決定ボタン1508をグレーアウトし、ユーザがカーソルボタン404を操作しても選択できないような画面構成にしてもよい。
図16は、撮像装置102がサーバ装置101に認証情報を登録する際の処理の一例を示すフローチャートである。
S1601からS1605までの処理は、図6のS601からS605までの処理と同様であるため説明を省略する。また、S1609及びS1610の処理は、図6のS607及びS608の処理と同様であるため説明を省略する。
S1606で、システム制御部307は、液晶モニター313にニックネーム入力画面1501を表示する。
S1607で、システム制御部307は、ユーザのニックネーム入力待ちとなり、ニックネームの入力を待つ。
S1608で、システム制御部307は、機種ID、S1603で生成した認証画像データ、S1605で入力されたパスワード及びS1607で入力されたニックネームのデータ(以下、単にニックネームという)をサーバ装置101に送信する。これにより、システム制御部307は、サーバ装置101に認証情報の登録要求を通知する。なお、撮像装置識別子である機種IDは、予め撮像装置102のROM308に保持されている。
S1601からS1605までの処理は、図6のS601からS605までの処理と同様であるため説明を省略する。また、S1609及びS1610の処理は、図6のS607及びS608の処理と同様であるため説明を省略する。
S1606で、システム制御部307は、液晶モニター313にニックネーム入力画面1501を表示する。
S1607で、システム制御部307は、ユーザのニックネーム入力待ちとなり、ニックネームの入力を待つ。
S1608で、システム制御部307は、機種ID、S1603で生成した認証画像データ、S1605で入力されたパスワード及びS1607で入力されたニックネームのデータ(以下、単にニックネームという)をサーバ装置101に送信する。これにより、システム制御部307は、サーバ装置101に認証情報の登録要求を通知する。なお、撮像装置識別子である機種IDは、予め撮像装置102のROM308に保持されている。
図17は、サーバ装置101が撮像装置102から認証情報の登録要求を受信した際の処理の一例を示すフローチャートである。
S1702及びS1704の処理は、図7のS702及びS704の処理と同様であるため説明を省略する。
S1701で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して撮像装置102から機種ID、認証画像データ、パスワード及びニックネームを受信する。
S1703で、サーバ装置101のCPU206は、S1701で受信した機種ID、認証画像データ、パスワード及びニックネームと、S1702で取得したメタデータとをサーバ装置101のHDD209に保持して登録する。
S1702及びS1704の処理は、図7のS702及びS704の処理と同様であるため説明を省略する。
S1701で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して撮像装置102から機種ID、認証画像データ、パスワード及びニックネームを受信する。
S1703で、サーバ装置101のCPU206は、S1701で受信した機種ID、認証画像データ、パスワード及びニックネームと、S1702で取得したメタデータとをサーバ装置101のHDD209に保持して登録する。
図18は、認証画像データ絞り込み条件設定画面の一例を示す図である。
ディスプレイ201に表示されている認証画像データ絞り込み条件設定画面1801には、認証画像データ選択画面1001に表示される認証画像データ1003の絞り込みを行うための条件の入力を促すメッセージが表示される。
絞り込み条件表示領域1802には、認証画像データ1003の絞り込みを行うための条件として入力可能なニックネームを入力するニックネーム入力欄1806が表示される。更に、絞り込み条件表示領域1802には、認証画像データを撮像した機種名を入力する機種名入力欄1803と、撮像日時を入力する撮像日時入力欄1804とが表示される。
ニックネーム入力欄は、ニックネームとして入力された文字を表示するための入力欄である。
機種名入力欄1803は、認証画像データを撮像した機種名として入力された文字を表示するための入力欄である。
撮像日時入力欄1804は、認証画像データを撮像した撮像日時として入力された文字を表示するための入力欄である。
絞り込みボタン1805は、ニックネーム入力欄1806、機種名入力欄1803及び撮像日時入力欄1804に表示されている文字を認証画像データの絞り込み条件として決定するためのボタンである。更に、絞り込みボタン1805は、サーバ装置101に認証に使用可能な認証画像データの絞り込み要求を行うためのボタンである。ユーザがPD205を操作して絞り込みボタン1805を押すと、クライアント装置104は、決定された絞り込み条件をサーバ装置101に送信する。これにより、クライアント装置104のユーザは、認証画像データが多数ある場合であっても、所望の認証画像データを容易に選択することができるようになり利便性が向上する。なお、絞り込み条件には、前記ニックネームと、前記機種名と、前記撮像日時とが必ずしも全て含まれる必要はなく、何れか1つが含まれるようにしてもよいし、任意の組合せが含まれるようにしてもよい。また、ニックネーム入力欄1806、機種名入力欄1803及び撮像日時入力欄1804の何れにも表示する文字が1文字もない場合は、絞り込みボタン1805をグレーアウトし、ユーザがPD205を操作しても押すことができないような画面構成にしてもよい。
ディスプレイ201に表示されている認証画像データ絞り込み条件設定画面1801には、認証画像データ選択画面1001に表示される認証画像データ1003の絞り込みを行うための条件の入力を促すメッセージが表示される。
絞り込み条件表示領域1802には、認証画像データ1003の絞り込みを行うための条件として入力可能なニックネームを入力するニックネーム入力欄1806が表示される。更に、絞り込み条件表示領域1802には、認証画像データを撮像した機種名を入力する機種名入力欄1803と、撮像日時を入力する撮像日時入力欄1804とが表示される。
ニックネーム入力欄は、ニックネームとして入力された文字を表示するための入力欄である。
機種名入力欄1803は、認証画像データを撮像した機種名として入力された文字を表示するための入力欄である。
撮像日時入力欄1804は、認証画像データを撮像した撮像日時として入力された文字を表示するための入力欄である。
絞り込みボタン1805は、ニックネーム入力欄1806、機種名入力欄1803及び撮像日時入力欄1804に表示されている文字を認証画像データの絞り込み条件として決定するためのボタンである。更に、絞り込みボタン1805は、サーバ装置101に認証に使用可能な認証画像データの絞り込み要求を行うためのボタンである。ユーザがPD205を操作して絞り込みボタン1805を押すと、クライアント装置104は、決定された絞り込み条件をサーバ装置101に送信する。これにより、クライアント装置104のユーザは、認証画像データが多数ある場合であっても、所望の認証画像データを容易に選択することができるようになり利便性が向上する。なお、絞り込み条件には、前記ニックネームと、前記機種名と、前記撮像日時とが必ずしも全て含まれる必要はなく、何れか1つが含まれるようにしてもよいし、任意の組合せが含まれるようにしてもよい。また、ニックネーム入力欄1806、機種名入力欄1803及び撮像日時入力欄1804の何れにも表示する文字が1文字もない場合は、絞り込みボタン1805をグレーアウトし、ユーザがPD205を操作しても押すことができないような画面構成にしてもよい。
図19は、クライアント装置104がサーバ装置101から非認証画像データの取得を行う際の処理の一例を示すフローチャートである。
S1901からS1914までの処理は、図11のS1101からS1114までの処理と同様であるため説明を省略する。また、S1916の処理は、図11のS1116の処理と同様であるため説明を省略する。
S1915で、クライアント装置104のCPU206は、ディスプレイ201に認証画像データ絞り込み条件設定画面1801を表示する。
S1917で、クライアント装置104のCPU206は、S1915でユーザが入力した認証画像データの絞り込み条件をネットワークI/F211を通してサーバ装置101に送信して、認証画像データの絞り込み要求を通知する。
以上の処理により、クライアント装置104のユーザは、絞り込み条件を設定することによって、クライアント装置104がサーバ装置101から受信する複数の認証画像データから所望の認証画像データを容易に選択することができるようになる。特に、同様のメタデータを持つ認証画像データが多数存在する場合、クライアント装置104のユーザは、絞り込み条件にニックネームを含めることで前記複数の認証画像データから所望の認証画像データを容易に選択することができるようになる。
S1901からS1914までの処理は、図11のS1101からS1114までの処理と同様であるため説明を省略する。また、S1916の処理は、図11のS1116の処理と同様であるため説明を省略する。
S1915で、クライアント装置104のCPU206は、ディスプレイ201に認証画像データ絞り込み条件設定画面1801を表示する。
S1917で、クライアント装置104のCPU206は、S1915でユーザが入力した認証画像データの絞り込み条件をネットワークI/F211を通してサーバ装置101に送信して、認証画像データの絞り込み要求を通知する。
以上の処理により、クライアント装置104のユーザは、絞り込み条件を設定することによって、クライアント装置104がサーバ装置101から受信する複数の認証画像データから所望の認証画像データを容易に選択することができるようになる。特に、同様のメタデータを持つ認証画像データが多数存在する場合、クライアント装置104のユーザは、絞り込み条件にニックネームを含めることで前記複数の認証画像データから所望の認証画像データを容易に選択することができるようになる。
図20は、サーバ装置101がクライアント装置104から認証画像データの絞り込み要求を受信した際の処理の一例を示すフローチャートである。
S2001で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通してクライアント装置104から認証画像データの絞り込み条件を受信する。なお、ここで受信する絞り込み条件は、撮像装置102で撮像した認証画像データに含まれるメタデータの機種名や、撮像日時等を表すデータ及びニックネームである。
S2002で、サーバ装置101のCPU206は、受信した認証画像データの絞り込み条件の組合せに一致する認証画像データをHDD209から取得する。
S2003で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して、S2002で取得した認証画像データをクライアント装置104に送信する。
以上の処理により、クライアント装置104のユーザは、容易に認証画像データを選択することができるようになる。
S2001で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通してクライアント装置104から認証画像データの絞り込み条件を受信する。なお、ここで受信する絞り込み条件は、撮像装置102で撮像した認証画像データに含まれるメタデータの機種名や、撮像日時等を表すデータ及びニックネームである。
S2002で、サーバ装置101のCPU206は、受信した認証画像データの絞り込み条件の組合せに一致する認証画像データをHDD209から取得する。
S2003で、サーバ装置101のCPU206は、ネットワークI/F211を通して、S2002で取得した認証画像データをクライアント装置104に送信する。
以上の処理により、クライアント装置104のユーザは、容易に認証画像データを選択することができるようになる。
以上、本実施形態におけるデータ管理システムでは、クライアント装置104がニックネームを含む絞り込み条件による認証画像データの絞り込み要求をサーバ装置101に送信する。これにより、クライアント装置104のユーザは、同様のメタデータを持つ認証画像データが多数存在する場合であっても、所望の認証画像データを容易に選択することができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、ネットワーク上のサービスを利用するための認証情報の登録や、サービス利用時の認証情報の入力を容易にし、かつ、適当でないサービス利用に対するセキュリティを確保することができる技術を提供することができる。また、ユーザは、様々な電子機器を用いて簡単にサービスを利用することができる。
以上、本発明の好ましい形態について詳述したが、本実施形態は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
Claims (23)
- ユーザ認証に係る認証画像データと、認証入力データとを関連付けて認証データとして管理する第1の管理手段と、
前記第1の管理手段により管理されている認証データに含まれる認証画像データを送信すると共に前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を送信する要求送信手段と、
前記要求送信手段により送信された要求に応じて、前記認証画像データと共に認証入力データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された認証画像データと、認証入力データとを関連付けた認証データが前記第1の管理手段により管理されているか否かに基づいてユーザ認証が成功したか否かを判定する判定手段と、
を有するサーバ装置。 - 通信可能な情報処理装置からユーザ認証に使用しない非認証画像データの取得要求を受信する取得要求受信手段を更に有し、
前記要求送信手段は、前記取得要求受信手段により受信された前記取得要求に対し、前記認証画像データを送信すると共に関連する認証入力データの要求を送信し、
前記受信手段は、前記要求に応じて、前記情報処理装置から前記認証画像データと共に認証入力データを受信する請求項1記載のサーバ装置。 - 前記取得要求受信手段は、前記情報処理装置から前記取得要求と共に、前記要求送信手段が送信する認証画像データの絞り込み要求を更に受信し、
前記要求送信手段は、前記取得要求に対し、前記絞り込み要求に含まれる絞り込み条件に応じた認証画像データを送信すると共に前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を送信する請求項2記載のサーバ装置。 - 前記絞り込み条件は、
前記認証画像データを撮像した機種の機種名、
前記認証画像データを撮像した日時、
ユーザにより設定されたニックネーム、
の少なくとも何れかである請求項3記載のサーバ装置。 - 前記判定手段によりユーザ認証が成功したと判定された場合、前記取得要求に応じた非認証画像データを前記情報処理装置に送信する送信手段を更に有する請求項2乃至4何れか1項記載のサーバ装置。
- 前記第1の管理手段は、通信可能な撮像装置から受信した認証画像データと、認証入力データとを関連付けた認証データに、前記撮像装置から受信した前記撮像装置を識別する識別データを関連付けて第1の関連データとして管理し、
前記撮像装置から受信した非認証画像データと、前記識別データとを関連付けて第2の関連データとして管理する第2の管理手段を更に有し、
前記送信手段は、前記第1の管理手段により管理されている第1の関連データから前記ユーザ認証の判定に係る認証データに関連付けられた識別データを取得し、前記取得した識別データに基づいて前記第2の管理手段により管理されている第2の関連データから非認証画像データを取得して前記情報処理装置に送信する請求項5記載のサーバ装置。 - ユーザ認証に係る認証画像データを受信すると共に、前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を受信する要求受信手段と、
前記要求受信手段により受信された前記要求に応じて、前記認証画像データと、ユーザにより入力された前記認証画像データに関連する認証入力データとを送信する送信手段と、
を有する情報処理装置。 - 前記要求受信手段により前記要求と共に受信された認証画像データが複数ある場合、操作部を介して受け付けたユーザの操作に基づいて前記認証画像データの絞り込み要求を送信するか否か判定する判定手段を更に有し、
前記送信手段は、前記判定手段により絞り込み要求を送信しないと判定された場合、前記複数の認証画像データのうちユーザにより選択された認証画像データと、ユーザにより入力された前記認証画像データに関連する認証入力データとを送信する請求項7記載の情報処理装置。 - 前記判定手段により絞り込み要求を送信すると判定された場合、前記複数の認証画像データの絞り込み要求を送信する絞り込み要求送信手段を更に有する請求項8記載の情報処理装置。
- 前記絞り込み要求に含まれる絞り込み条件は、
前記認証画像データを撮像した機種の機種名、
前記認証画像データを撮像した日時、
ユーザにより設定されたニックネーム、
の少なくとも何れかである請求項8又は9記載の情報処理装置。 - ユーザ認証に使用しない非認証画像データの取得要求を送信する取得要求送信手段を更に有し、
前記要求受信手段は、前記取得要求送信手段により送信された前記取得要求に対し、前記認証画像データを受信すると共に、前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を受信する請求項7乃至10何れか1項記載の情報処理装置。 - 画像を撮像する撮像手段と、
操作画面を介してユーザによる文字列の入力を受け付ける受け付け手段と、
前記撮像手段により撮像されたユーザ認証に係る認証画像データと、前記受け付け手段により受け付けられた文字列の入力に係る認証入力データとを関連付けた認証データを送信する第1の送信手段と、
を有する撮像装置。 - 前記第1の送信手段は、更に、自装置を識別する識別データを前記認証データに関連付けて第1の関連データとして送信し、
前記撮像手段により撮像されたユーザ認証に使用しない非認証画像データと、前記識別データとを関連付けて第2の関連データとして送信する第2の送信手段を更に有する請求項12記載の撮像装置。 - 前記第1の送信手段は、更に、前記受け付け手段により受け付けられた文字列の入力に係るニックネームを前記第1の関連データに関連付けて送信する請求項13記載の撮像装置。
- 前記認証画像データの撮像に係る第1の操作画面と、前記非認証画像データの撮像に係る第2の操作画面とを切り替える切り替え手段を更に有し、
前記撮像手段は、前記第1の操作画面において前記認証画像データを撮像し、前記第2の撮像画面において前記非認証画像データを撮像する請求項13又は14記載の撮像装置。 - ユーザ認証に係る認証画像データと、認証入力データとを関連付けて認証データとして管理する第1の管理手段と、
前記第1の管理手段により管理されている認証データに含まれる認証画像データを送信すると共に前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を送信する要求送信手段と、
前記要求送信手段により送信された前記要求を受信する要求受信手段と、
前記要求受信手段により受信された前記要求に応じて、前記認証画像データと、ユーザにより入力された前記認証画像データに関連する認証入力データとを送信する送信手段と、
前記送信手段により送信された認証画像データと、認証入力データとを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された認証画像データと、認証入力データとを関連付けた認証データが前記第1の管理手段により管理されているか否かに基づいてユーザ認証が成功したか否かを判定する判定手段と、
を有するシステム。 - サーバ装置が実行する情報処理方法であって、
ユーザ認証に係る認証画像データと、認証入力データとを関連付けて認証データとして管理する第1の管理ステップと、
前記第1の管理ステップにより管理されている認証データに含まれる認証画像データを送信すると共に前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を送信する要求送信ステップと、
前記要求送信ステップにより送信された要求に応じて、前記認証画像データと共に認証入力データを受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信された認証画像データと、認証入力データとを関連付けた認証データが前記第1の管理ステップにより管理されているか否かに基づいてユーザ認証が成功したか否かを判定する判定ステップと、
を含む情報処理方法。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ユーザ認証に係る認証画像データを受信すると共に、前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を受信する要求受信ステップと、
前記要求受信ステップにより受信された前記要求に応じて、前記認証画像データと、ユーザにより入力された前記認証画像データに関連する認証入力データとを送信する送信ステップと、
を含む情報処理方法。 - 撮像装置が実行する情報処理方法であって、
画像を撮像する撮像ステップと、
操作画面を介してユーザによる文字列の入力を受け付ける受け付けステップと、
前記撮像ステップにより撮像されたユーザ認証に係る認証画像データと、前記受け付けステップにより受け付けられた文字列の入力に係る認証入力データとを関連付けた認証入力データを送信する第1の送信ステップと、
を含む情報処理方法。 - システムが実行する情報処理方法であって、
ユーザ認証に係る認証画像データと、認証入力データとを関連付けて認証データとして管理する第1の管理ステップと、
前記第1の管理ステップにより管理されている認証データに含まれる認証画像データを送信すると共に前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を送信する要求送信ステップと、
前記要求送信ステップにより送信された前記要求を受信する要求受信ステップと、
前記要求受信ステップにより受信された前記要求に応じて、前記認証画像データと、ユーザにより入力された前記認証画像データに関連する認証入力データとを送信する送信ステップと、
前記送信ステップにより送信された認証画像データと、認証入力データとを受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信された認証画像データと、認証入力データとを関連付けた認証データが前記第1の管理ステップにより管理されているか否かに基づいてユーザ認証が成功したか否かを判定する判定ステップと、
を含む情報処理方法。 - コンピュータに、
ユーザ認証に係る認証画像データと、認証入力データとを関連付けて認証データとして管理する第1の管理ステップと、
前記第1の管理ステップにより管理されている認証データに含まれる認証画像データを送信すると共に前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を送信する要求送信ステップと、
前記要求送信ステップにより送信された要求に応じて、前記認証画像データと共に認証入力データを受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信された認証画像データと、認証入力データとを関連付けた認証データが前記第1の管理ステップにより管理されているか否かに基づいてユーザ認証が成功したか否かを判定する判定ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
ユーザ認証に係る認証画像データを受信すると共に、前記認証画像データに関連する認証入力データの要求を受信する要求受信ステップと、
前記要求受信ステップにより受信された前記要求に応じて、前記認証画像データと、ユーザにより入力された前記認証画像データに関連する認証入力データとを送信する送信ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
画像を撮像する撮像ステップと、
操作画面を介してユーザによる文字列の入力を受け付ける受け付けステップと、
前記撮像ステップにより撮像されたユーザ認証に係る認証画像データと、前記受け付けステップにより受け付けられた文字列の入力に係る認証入力データとを関連付けた認証入力データを送信する第1の送信ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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