JP2014237608A - エストロゲン様作用剤、メラニン産生抑制作用剤、皮膚外用剤および美容用飲食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】新規かつ有用なエストロゲン様作用剤、メラニン産生抑制作用剤、皮膚外用剤、および美容飲食品を提供する。【解決手段】金糸瓜の胎座部を分離し、これを極性溶媒を用いて抽出処理した抽出物において、エストロゲン様作用およびメラニン産生抑制作用が確認された。したがって、本発明は、金糸瓜の胎座部の抽出物をエストロゲン様作用の有効成分として含有するエストロゲン様作用剤、金糸瓜の胎座部の抽出物をメラニン産生抑制作用の有効成分として含有するメラニン産生抑制作用剤である。【選択図】なし
Description
本発明は、エストロゲン様作用剤、メラニン産生抑制作用剤、皮膚外用剤および美容用飲食品に関する。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンは成人女性の健康維持に深く関わっている。たとえば、成人女性においてエストロゲンの分泌量が減少すると、更年期障害などの疾患が引き起こされることが知られている。中でも、成人女性の皮膚においては、エストロゲンの分泌量の減少に伴い、弾力の低下、潤いの減少など、好ましくない肌変化(老化)が引き起こされることが知られている。
皮膚の老化を防止すべく、エストロゲンの分泌が衰える年齢の女性に対してエストロゲンを経口的または経皮的に投与する対応がとられる。しかし、このようなエストロゲンの投与は、子宮内膜癌などのリスクを増大させるといった副作用を引き起こすことが知られており、エストロゲン自体の直接的な投与に対する危険性が指摘されている。このため、近年では、安全性の高い、大豆イソフラボンなどの食品由来のエストロゲン様物質を用いて上記のような肌変化に対応する方法が注目されている。
また、好ましくない肌変化を引き起こす他の要因の一つとして、日光などに含まれる紫外線が知られている。皮膚が紫外線に暴露されると、皮膚内のメラノサイトにおけるメラニンの産生が過剰となり、結果的に、シミ、そばかす、くすみなどの皮膚の黒色化を引き起こす。皮膚が紫外線に暴露されることは日常的な現象であるため、このような肌変化に対しては、日常的な対応策が必要となる。
現在、皮膚の黒色化への対応策としては、アスコルビン酸やポリフェノールなどの食品由来のメラニン産生抑制物質を経口的または経皮的に投与する対応が広くとられている。
しかしながら、従来のエストロゲン様物質において、皮膚の老化の防止、改善作用は十分でなく、また従来のメラニン産生抑制物質においても、皮膚の黒色化の防止、改善作用は十分でないのが現状である。
本発明は上記のような現状に鑑みなされたものであって、その目的とすることろは、新規かつ有用なエストロゲン様作用剤、メラニン産生抑制作用剤、皮膚外用剤および美容用飲食品を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ね、金糸瓜の胎座部の抽出物が、エストロゲン様作用を示すこと、さらに、メラニン産生抑制作用を示すことを見い出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、金糸瓜の胎座部の抽出物を有効成分として含有するエストロゲン様作用剤に関する。
また、本発明は、金糸瓜の胎座部の抽出物をエストロゲン様作用の有効成分として含有する皮膚外用剤に関する。
また、本発明は、金糸瓜の胎座部の抽出物をエストロゲン様作用の有効成分として含有する美容用飲食品に関する。
また、本発明は、金糸瓜の胎座部の抽出物を有効成分として含有するメラニン産生抑制作用剤に関する。
また、本発明は、金糸瓜の胎座部の抽出物をメラニン産生抑制作用の有効成分として含有する皮膚外用剤に関する。
また、本発明は、金糸瓜の胎座部の抽出物をメラニン産生抑制作用の有効成分として含有する美容用飲食品に関する。
本発明によれば、新規かつ有用なエストロゲン様作用剤、皮膚外用剤および美容用飲食品、ならびに、新規かつ有用なメラニン産生抑制作用剤、皮膚外用剤および美容用飲食品を提供することができる。
<エストロゲン様作用剤およびメラニン産生抑制作用剤>
本発明のエストロゲン様作用剤およびメラニン産生抑制作用剤は、金糸瓜の胎座部の抽出物を有効成分として含有する。ここで、「エストロゲン様作用」とは、エストロゲンと同様の作用を意味し、たとえば、抗動脈硬化作用、抗ガン作用、抗肌老化作用などをいう。また、「メラニン産生抑制作用」とは、メラニンの産生を抑制する作用を意味する。
本発明のエストロゲン様作用剤およびメラニン産生抑制作用剤は、金糸瓜の胎座部の抽出物を有効成分として含有する。ここで、「エストロゲン様作用」とは、エストロゲンと同様の作用を意味し、たとえば、抗動脈硬化作用、抗ガン作用、抗肌老化作用などをいう。また、「メラニン産生抑制作用」とは、メラニンの産生を抑制する作用を意味する。
上記金糸瓜の学名はCucurbita pepoであり、ウリ科カボチャ属ペポ種に属する。通常食用として流通しているカボチャは、西洋カボチャ、日本カボチャとして広く知られているものであり、これらのカボチャは中南米を原産とする種であり、学名はCucurbita maxima、Cucurbita moschataである。すなわち、金糸瓜と一般的に広く知られているカボチャとは種のレベルで異なっている。
金糸瓜の「胎座部」とは、金糸瓜の果実内に含まれる部分であり、果皮、種子、果肉を含まない意味である。なお、西洋カボチャ、日本カボチャなどは、通常、果皮、果肉が食用とされる。また、金糸瓜の胎座部の「抽出物」は、金糸瓜の胎座部を抽出処理することによって得られる抽出液、該抽出液の希釈液もしくは濃縮液、該抽出液を乾燥して得られる乾燥物、またはこれらの粗精製物もしくは精製物のいずれもを含み得る。
金糸瓜からの胎座部の分離方法は特に制限されず、果皮、種子などの胎座部以外の部分と胎座部とを分離可能であればよい。したがって、抽出物の原料としての金糸瓜の胎座部は、未処理の状態(生の状態)でも、加熱処理された状態でもよく、さらに、生から直接乾燥させた状態でも、加熱処理後に乾燥させた状態でもよい。加熱処理には、茹でる、蒸す、電磁波照射などの各種方法を利用でき、乾燥処理には、天日干し、熱風乾燥、温風乾燥、送風乾燥、凍結乾燥などの各種方法を利用できる。なかでも、加熱処理を経ることによって胎座部は細い繊維状に変化し、その形状は果皮や果肉とは大きく異なるため、加熱処理後の胎座部は他の部位と容易に分離させることができる。したがって、好ましくは加熱処理を行って胎座部を分離する。
胎座部の抽出物は、分離された生の胎座部、加熱処理された胎座部、または乾燥処理された胎座部を極性溶媒を用いて抽出処理することにより得ることができる。極性溶媒としては、水、低級脂肪族アルコール、含水の低級脂肪族アルコールなどが挙げられ、これらの単独の溶媒、またはこれらの2種以上の混合物からなる溶媒を用いることができる。特に、抽出物を経口投与、経皮投与する観点からは、水を用いることが好ましい。
上記水としては、純粋、水道水、地下水、温泉水、淡水などの他、これらに各種処理を施したものを用いることができる。水に施す各種処理としては、精製、加熱、殺菌、滅菌、ろ過、イオン交換、浸透圧調整、緩衝化などが挙げられる。
上記低級脂肪族アルコールとしては、メタノール、エタノール、プロパノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、イソプロピレングリコール、グリセリンなどが挙げられる。
上記抽出処理に関し、胎座部に含まれる極性溶媒に可溶な成分を極性溶媒に溶出させ得る限り特に制限されず、常法に従って行うことができる。また、抽出条件は抽出原料である胎座部の状態に応じて適宜調整し得るが、通常、極性溶媒の量は抽出原料の1〜60倍量(重量比)であり、抽出時間は1〜3時間であり、抽出温度は10〜120℃である。また、抽出処理において特殊な抽出方法を採用する必要はなく、室温ないし加熱下において任意の装置、たとえば還流装置などを使用することができる。
抽出処理によって得られた抽出液は、そのまま金糸瓜の胎座部の抽出物として用いることができる。抽出物の所定の重量に対するエストロゲン様作用および/またはメラニン産生抑制作用を高める観点からは、得られた抽出液を濃縮した濃縮液、乾燥させた乾燥物などを抽出物として用いることが好ましい。なお、乾燥物は、抽出液をそのまま乾燥させたものでもよいが、吸湿性や結着性などを改善すべく、デキストリン、糖アルコール、オリゴ糖、多糖類、アミノ酸、ペプチド、タンパク質などの賦型剤を添加した後に乾燥させたものを用いることが好ましい。この場合、乾燥物の吸湿性が低下し、また、結着性も低下するため、その取扱いが容易となる。また、エストロゲン様作用および/またはメラニン産生抑制作用を適宜調節する観点からは、得られた抽出液を希釈した希釈液を抽出物として用いることもできる。
また、抽出物は、抽出処理によって得られた抽出液、または抽出液を常法に従って処理した濃縮液、乾燥物、希釈液などを、さらに精製処理した精製物であることが好ましい。精製処理は特に制限されず、活性炭処理、吸着樹脂処理、イオン交換樹脂処理、遠心分離処理、限界ろ過処理などの公知の方法を用いることができる。
また、抽出物は、上記抽出処理の前に、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペクチナーゼなどによる酵素処理を施したものであってもよい。金糸瓜の胎座部には、セルロース、ヘミセルロース、ペクチンなど、極性溶媒の胎座部内への浸透を阻害する高分子化合物が比較的多く含まれる。このため、抽出処理の前に上記酵素処理を行うことにより、高分子化合物を低分子化させて極性溶媒の胎座内部への浸透を促進させることができ、もって、抽出効率を向上させることができる。これにより、結果的に、よりエストロゲン様作用および/またはメラニン産生抑制作用の高い抽出物を得ることができる。
上記酵素処理の具体的な方法の一例として次の方法を挙げることができる。すなわち、まず、極性溶媒を満たした処理層に、金糸瓜の胎座部を投入し、セルラーゼン、ヘミセルラーゼなど、植物繊維質である高分子化合物を低分子化する酵素を添加する。そして、適宜攪拌しながら酵素反応を進め、所定の時間酵素反応を行った後、引き続き抽出処理を行う。
以上のようにして作製された抽出物は、金糸瓜の胎座部におけるエストロゲン様作用および/またはメラニン産生抑制作用を示す成分を含有しており、もって、この抽出物を有効成分として含有するエストロゲン様作用剤およびメラニン産生抑制作用剤を提供することができる。そして、このエストロゲン様作用剤は、皮膚の老化を抑制、防止、または改善するのに有用であり、このメラニン産生抑制作用剤は、紫外線による皮膚の黒色化を抑制、防止、または改善するのに有用である。
また、本発明のエストロゲン様作用剤および/またはメラニン産生抑制作用剤は、金糸瓜の胎座部の抽出物以外にも、必要に応じて、従来公知の適宜の賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、界面活性剤、甘味剤、矯味剤、香料、着色料などの添加剤が、本発明の効果を阻害しない範囲で添加されていてもよい。
なお、本発明のエストロゲン様作用剤および/またはメラニン産生抑制作用剤が有効成分として含む抽出物は、上述のように、金糸瓜の胎座部から得られる。金糸瓜が一般的に広く知られているカボチャとは種のレベルで異なっていることはすでに述べた通りであり、また、金糸瓜は上記他のカボチャとは見た目、食用の形態、食味なども大きく異なっている。このため、金糸瓜の流通は上記他のカボチャと異なっており、現在のところ、全国的に広く食用として流通するものではない。しかしながら、金糸瓜は地方野菜として各地で生産されており、また、一年生であってその成長速度も速いため、容易に入手可能である。また、上記抽出物における上記作用は個体差が小さいため、一様な品質のエストロゲン様作用剤およびメラニン産生抑制作用剤を提供することができる。
<皮膚外用剤>
本発明の皮膚外用剤は、上述の金糸瓜の胎座部の抽出物を、エストロゲン様作用の有効成分として含有する皮膚外用剤および/またはメラニン産生抑制作用の有効成分として含有する皮膚外用剤である。ここで、「皮膚外用剤」とは、皮膚に塗布されるもの、皮膚に触れるもの、すなわち、人体に経皮的に投与されるものを意味し、具体的には、軟膏、クリーム、乳液、ローション、化粧水、パック、石鹸、入浴剤などを挙げることができる。
本発明の皮膚外用剤は、上述の金糸瓜の胎座部の抽出物を、エストロゲン様作用の有効成分として含有する皮膚外用剤および/またはメラニン産生抑制作用の有効成分として含有する皮膚外用剤である。ここで、「皮膚外用剤」とは、皮膚に塗布されるもの、皮膚に触れるもの、すなわち、人体に経皮的に投与されるものを意味し、具体的には、軟膏、クリーム、乳液、ローション、化粧水、パック、石鹸、入浴剤などを挙げることができる。
本発明の皮膚外用剤における抽出物の含有量は特に制限されず、抽出物の濃度、精製度などの状態によって適宜調製することができる。たとえば、乾燥処理後の固形分としての抽出物の皮膚外用剤における含有量は、0.001〜1重量%が好適である。
また、本発明の皮膚外用剤は、金糸瓜の胎座部の抽出物以外にも、必要に応じて、従来公知の各種主剤および助剤、その他任意の助剤を、本発明の効果を阻害しない範囲で配合させることができる。たとえば、日本化粧品工業連合会が認定した化粧品の成分表示名称リストに収載されているもの、日本化粧品工業連合会が認定した医薬部外品の成分表示名称リストに収載されているもの、米国化粧品工業会の国際命名法委員会において、化粧品原料国際命名法(INCI:International Nomenclature of Cosmetic Ingredients)に従って作成された化粧品成分の国際的表示名称リストに収載されているものを好適に配合させることができる。
本発明の皮膚外用剤は、上述の金糸瓜の胎座部の抽出物を含有し、該抽出物はエストロゲン様作用および/またはメラニン産生抑制作用を示す成分を含有している。このため、本発明の皮膚外用剤は、エストロゲン様作用によって、皮膚の老化の抑制、防止、または改善させるのに有用である。また、本発明の皮膚外用剤は、メラニン産生抑制作用によって、紫外線による皮膚の黒色化を抑制、防止、または改善させるのに有用である。
<美容用飲食品>
本発明の美容用飲食品は、上述の金糸瓜の胎座部の抽出物を、エストロゲン様作用の有効成分として含有する皮膚外用剤および/またはメラニン産生抑制作用の有効成分として含有する美容用飲食品である。ここで、「美容用飲食品」とは、皮膚の老化または黒色化の防止、改善を図ることを目的に、通常の社会生活において経口により摂取されるものをいい、一般食品、健康食品、保健機能食品などの飲食物を含む意味である。
本発明の美容用飲食品は、上述の金糸瓜の胎座部の抽出物を、エストロゲン様作用の有効成分として含有する皮膚外用剤および/またはメラニン産生抑制作用の有効成分として含有する美容用飲食品である。ここで、「美容用飲食品」とは、皮膚の老化または黒色化の防止、改善を図ることを目的に、通常の社会生活において経口により摂取されるものをいい、一般食品、健康食品、保健機能食品などの飲食物を含む意味である。
本発明の美容用飲食品における抽出物の含有量は特に制限されず、抽出物の濃度、精製度などの状態によって適宜調製することができる。たとえば、添加対象である美容用飲食品の一般的な摂取量を考慮して、乾燥処理後の固形分としての抽出物の摂取量が成人1日当たり2〜5000mg程度となるように調製することが好ましい。
また、本発明の美容用飲食品は、金糸瓜の胎座部の抽出物以外にも、必要に応じて、他の任意の飲食品を、本発明の効果を阻害しない範囲で配合させることができる。たとえば、一般の加工食品原材料や厚生労働省から公表される食薬区分リストの非医薬品区分に収載されているもの、食品衛生法で規定されている食品添加物などを配合することができる。また、本発明の美容用飲食品の形状も特に制限されず、固形状であっても液状であってもよい。なかでも、所望量の経口摂取が容易となる点で、カプセル状、錠剤形状であることが好ましい。
本発明の美容用飲食品は、上述の金糸瓜の胎座部の抽出物を含有し、該抽出物はエストロゲン様作用および/またはメラニン産生抑制作用を示す成分を含有している。このため、本発明の美容用飲食品は、エストロゲン様作用による皮膚の老化の抑制、防止、または改善させるのに有用である。また、本発明の美容用飲食品は、メラニン産生抑制作用によって、紫外線による皮膚の黒色化を抑制、防止、または改善させるのに有用である。
以上説明した本発明のエストロゲン様作用剤、メラニン産生抑制作用剤、皮膚外用剤および美容用飲食品は人に対して好適に適用されるものであるが、それぞれの作用効果が発揮される限り、人以外の動物に対して適用することもできる。
以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<抽出例1>
(胎座部の調製)
金糸瓜の果実(果菜)10個(15kg)に対し、食品加工用蒸し機を使用して蒸気による加熱処理を30分間行った。これを室温で放冷した後、果実(果菜)を切断し、繊維状の胎座部と、果皮、果肉および種子とを分離し、さらに、胎座部に付着した果肉を水洗によって除去した。そして、分離した胎座部に対して遠心分離による水切りを行うことにより、蒸された状態の胎座部7740gを得た。さらに、この蒸された状態の胎座部7740gを熱風乾燥機で乾燥させ、乾燥物としての胎座部406gを得た。
(胎座部の調製)
金糸瓜の果実(果菜)10個(15kg)に対し、食品加工用蒸し機を使用して蒸気による加熱処理を30分間行った。これを室温で放冷した後、果実(果菜)を切断し、繊維状の胎座部と、果皮、果肉および種子とを分離し、さらに、胎座部に付着した果肉を水洗によって除去した。そして、分離した胎座部に対して遠心分離による水切りを行うことにより、蒸された状態の胎座部7740gを得た。さらに、この蒸された状態の胎座部7740gを熱風乾燥機で乾燥させ、乾燥物としての胎座部406gを得た。
(抽出物の調製)
調製した乾燥物のうち100gを5lの水に投入し、90℃以上の温度で1時間抽出処理を行った。その後、100メッシュの金網を用いて抽出液のろ過を行い、得られたろ液を減圧下50℃で濃縮した後、さらに減圧乾燥機で乾燥して乾燥物としての抽出物32gを得た。
調製した乾燥物のうち100gを5lの水に投入し、90℃以上の温度で1時間抽出処理を行った。その後、100メッシュの金網を用いて抽出液のろ過を行い、得られたろ液を減圧下50℃で濃縮した後、さらに減圧乾燥機で乾燥して乾燥物としての抽出物32gを得た。
<抽出例2>
(胎座部の調製)
金糸瓜の果実(果菜)10個(15kg)に対し、沸騰水による加熱処理を25分間行った。これを室温で放冷した後、果実(果菜)を切断し、繊維状の胎座部と果皮、果肉および種子とを分離し、さらに、胎座部に付着した果肉を水洗によって除去した。そして、分離した胎座部に対して遠心分離による水切りを行うことにより、茹でられた状態の胎座部5650gを得た。さらに、この茹でられた状態の胎座部5650gを天日干しで乾燥させ、乾燥物としての胎座部288gを得た。
(胎座部の調製)
金糸瓜の果実(果菜)10個(15kg)に対し、沸騰水による加熱処理を25分間行った。これを室温で放冷した後、果実(果菜)を切断し、繊維状の胎座部と果皮、果肉および種子とを分離し、さらに、胎座部に付着した果肉を水洗によって除去した。そして、分離した胎座部に対して遠心分離による水切りを行うことにより、茹でられた状態の胎座部5650gを得た。さらに、この茹でられた状態の胎座部5650gを天日干しで乾燥させ、乾燥物としての胎座部288gを得た。
(抽出物の調製)
調製した乾燥物のうち100gを3lの50%(v/v)エタノールに投入し、還流下で1時間抽出処理を行った。その後、100メッシュの金網を用いて抽出液のろ過を行い、得られたろ液を減圧下40℃で濃縮した後、さらに減圧乾燥機で乾燥して乾燥物としての抽出物30gを得た。
調製した乾燥物のうち100gを3lの50%(v/v)エタノールに投入し、還流下で1時間抽出処理を行った。その後、100メッシュの金網を用いて抽出液のろ過を行い、得られたろ液を減圧下40℃で濃縮した後、さらに減圧乾燥機で乾燥して乾燥物としての抽出物30gを得た。
<抽出例3>
(胎座部の調製)
金糸瓜の果実(果菜)を、果実/果菜用皮むき機を使用して厚さ0.5〜1cm程度剥皮し、果皮と果肉部を除去した。その後、果実、果菜用芯抜き機を使用して、ヘタ部分を中心として直径5cm程度の範囲を打ち抜いて種子部の除去を行い、適当な大きさに切断して、生の状態の胎座部3300gを得た。
(胎座部の調製)
金糸瓜の果実(果菜)を、果実/果菜用皮むき機を使用して厚さ0.5〜1cm程度剥皮し、果皮と果肉部を除去した。その後、果実、果菜用芯抜き機を使用して、ヘタ部分を中心として直径5cm程度の範囲を打ち抜いて種子部の除去を行い、適当な大きさに切断して、生の状態の胎座部3300gを得た。
(抽出物の調製)
調製した生の状態の胎座部3300gを4lの0.1%クエン酸水溶液に投入し、90℃以上の温度条件下で1時間抽出処理を行った。その後、50℃まで室温で放冷した後、ヘミセルロース(製品名:セルシロンAC40、エイチビィアイ株式会社製品)0.2gを添加して45℃で緩やかに攪拌しながら16時間酵素反応を行った。その後、反応液を80℃に加熱して酵素を失活させた後、100メッシュの金網を用いて反応液のろ過を行い、得られたろ液を減圧下50℃でに濃縮した後、さらに凍結乾燥機で乾燥して乾燥物としての抽出物23gを得た。
調製した生の状態の胎座部3300gを4lの0.1%クエン酸水溶液に投入し、90℃以上の温度条件下で1時間抽出処理を行った。その後、50℃まで室温で放冷した後、ヘミセルロース(製品名:セルシロンAC40、エイチビィアイ株式会社製品)0.2gを添加して45℃で緩やかに攪拌しながら16時間酵素反応を行った。その後、反応液を80℃に加熱して酵素を失活させた後、100メッシュの金網を用いて反応液のろ過を行い、得られたろ液を減圧下50℃でに濃縮した後、さらに凍結乾燥機で乾燥して乾燥物としての抽出物23gを得た。
<エストロゲン様作用試験>
得られた抽出物のエストロゲン様作用を調べるため、抽出物を含有する試験用培地を用いてヒト乳がん由来のMCF−7細胞の培養を行い、その増殖の程度を観察することにより、抽出物のエストロゲン様作用試験を行った。
得られた抽出物のエストロゲン様作用を調べるため、抽出物を含有する試験用培地を用いてヒト乳がん由来のMCF−7細胞の培養を行い、その増殖の程度を観察することにより、抽出物のエストロゲン様作用試験を行った。
(試験方法)
1.試験用細胞の準備
まず、10%FBS/DMEM培地およびインキュベータ(設定条件:37℃、5%CO2/95%空気)を用いて、凍結保存されていたMCF−7細胞の起眠および継体培養を行った。なお、細胞剥離には0.25%トリプシン−EDTAを用いた。そして、5%FBS/フェノールレッドフリーDMEM培地が300μlずつ添加された48ウェルプレートに、継体培養されたMCF−7細胞を1.5×104個/ウェルの濃度で播種し、同インキュベータで24時間培養して、試験用のMCF−7細胞を準備した。
1.試験用細胞の準備
まず、10%FBS/DMEM培地およびインキュベータ(設定条件:37℃、5%CO2/95%空気)を用いて、凍結保存されていたMCF−7細胞の起眠および継体培養を行った。なお、細胞剥離には0.25%トリプシン−EDTAを用いた。そして、5%FBS/フェノールレッドフリーDMEM培地が300μlずつ添加された48ウェルプレートに、継体培養されたMCF−7細胞を1.5×104個/ウェルの濃度で播種し、同インキュベータで24時間培養して、試験用のMCF−7細胞を準備した。
なお、上記細胞播種においてフェノールレッドフリーDMEM培地を用いたのは、エストロゲン様活性をもつフェノールレッドを培地から除去することによって、抽出物がMCF−7細胞増殖に与える効果を高感度で検出するためである。
2.試験用培地の準備
金糸瓜の胎座部から抽出して調製した上記抽出物10mgを10mlの活性炭処理済み5%FBS/フェノールレッドフリーDMEM培地(以下、「A培地」ともいう。)に添加し、孔径0.45μmのメンブランフィルターを用いてろ過滅菌して、上記抽出例1で製造された抽出物を1000ppm(1mg/ml)の濃度で含有する抽出物希釈液を調製した。そして、この抽出物希釈液とA培地とを適宜混合することにより、抽出物を150ppm、75ppm、50ppmの濃度で含有する各試験用培地を準備した。
金糸瓜の胎座部から抽出して調製した上記抽出物10mgを10mlの活性炭処理済み5%FBS/フェノールレッドフリーDMEM培地(以下、「A培地」ともいう。)に添加し、孔径0.45μmのメンブランフィルターを用いてろ過滅菌して、上記抽出例1で製造された抽出物を1000ppm(1mg/ml)の濃度で含有する抽出物希釈液を調製した。そして、この抽出物希釈液とA培地とを適宜混合することにより、抽出物を150ppm、75ppm、50ppmの濃度で含有する各試験用培地を準備した。
なお、上記A培地において活性炭処理したFBSを用いたのは、FBSに含まれ得るエストロゲン様物質を除去して、抽出物がMCF−7細胞増殖に与える効果をさらに高感度で検出するためである。
3.試験方法
上記1.において準備した各ウェル内のMCF−7細胞をA培地で洗浄後、各ウェル内に上記2.において準備した各試験用培地を300μlずつ添加し、2日毎に培地交換を行って6日間培養した。
上記1.において準備した各ウェル内のMCF−7細胞をA培地で洗浄後、各ウェル内に上記2.において準備した各試験用培地を300μlずつ添加し、2日毎に培地交換を行って6日間培養した。
また、各プレートに関し、上述の各試験用培地が添加された区(以下、「抽出物含有区」ともいう。)の対照区として、無添加区、陽性対照区および溶媒対照区を作製して、抽出物含有区と同様に培養した。無添加区は、A培地がウェル内に300μlずつ添加された区である。陽性対照区は、βエストラジオールを10-8mol/lおよびエタノールを0.1%含有するA培地がウェル内に300μlずつ添加された区である。溶媒対照区は、エタノールを0.1%含有するA培地がウェル内に300μlずつ添加された区である。
上記陽性対照区に関し、具体的には次のように調製した。
すなわち、まず、エタノールにβ−エストラジオールを10-3mol/lの濃度となるように添加し、孔径0.45μmのメンブランフィルターを用いてろ過滅菌した。そして、得られたろ液をエタノールで100倍希釈して10-5mol/lの濃度でβ−エストラジオールを含有するエタノール溶液を調製し、これをさらにA培地で1000倍希釈して、10-8mol/lの濃度でβ−エストラジオールを含有するA培地(0.1%エタノール)を準備した。そして、このβ−エストラジオールを含有するA培地をプレートの各ウェルに300μlずつ添加した。
すなわち、まず、エタノールにβ−エストラジオールを10-3mol/lの濃度となるように添加し、孔径0.45μmのメンブランフィルターを用いてろ過滅菌した。そして、得られたろ液をエタノールで100倍希釈して10-5mol/lの濃度でβ−エストラジオールを含有するエタノール溶液を調製し、これをさらにA培地で1000倍希釈して、10-8mol/lの濃度でβ−エストラジオールを含有するA培地(0.1%エタノール)を準備した。そして、このβ−エストラジオールを含有するA培地をプレートの各ウェルに300μlずつ添加した。
上記溶媒対照区に関し、エタノールをA培地で1000倍希釈することにより、エタノールを0.1%含有するA培地を準備し、これをプレートの各ウェルに300μlずつ添加した。
(エストロゲン様作用の評価)
細胞培養6日後の各ウェル内に関し、生細胞数をMTT法にて測定した。
細胞培養6日後の各ウェル内に関し、生細胞数をMTT法にて測定した。
具体的には、各ウェルに30μlのMTT反応液(5mg/mlThiazolyl Blue Tetrazolium/PBS、ろ過処理にて不溶性物を除去)を添加し、インキュベータ(設定条件:37℃、5%CO2/95%空気)にて4時間処理した。その後、各ウェルに300μlのMTT可溶化液(0.01M HCl、10%SDS)を添加し、同インキュベータ内に24時間静置して溶液を可溶化した。
そして、各ウェルの吸光度(測定波長562nm、対照波長660nm)を測定し、各値に基づいて生細胞数を算出した。なお、検定はStudent T-testを用いて各区の間でそれぞれ行い、エストロゲン様作用(エストロゲン依存性増殖作用)の強さは各区の細胞数は無添加区の吸光度に基づいて算出される生細胞数を100%として相対的に算出した。各区における結果を表1に示す。表1において、無添加区における相対細胞数(100%)が、MCF−7細胞の通常の増殖の程度であり、これに対する相対細胞数の値(%)が大きいほど、細胞増殖が活発であったと判定される。
表1を参照し、培地中に金糸瓜の胎座部の抽出物(乾燥重量)(抽出例1)を50〜150ppm含む抽出物含有区において、濃度依存的に細胞数が増加していることが確認された。MCF−7細胞はエストロゲンに対し濃度依存的に細胞増殖が増加する細胞であるため、この結果から、金糸瓜の胎座部の抽出物がエストロゲン様作用を示すことが確認された。
<メラニン産生抑制様作用試験>
得られた抽出物のメラニン産生抑制作用を調べるため、抽出例1で得られた抽出物を含有する試験用培地を用いてマウス由来B−16メラノーマ細胞の培養を行い、培養後の各細胞の色調を観察することにより、抽出物のメラニン産生抑制作用試験を行った。
得られた抽出物のメラニン産生抑制作用を調べるため、抽出例1で得られた抽出物を含有する試験用培地を用いてマウス由来B−16メラノーマ細胞の培養を行い、培養後の各細胞の色調を観察することにより、抽出物のメラニン産生抑制作用試験を行った。
(試験方法)
まず、マウス由来B−16メラノーマ細胞を7.5×104個/2ml/ウェルの濃度で6ウェルプレートに播種した。そして、翌日、各ウェル内の培地を2mlの試験用培地に変え、72時間培養した。なお、試験用培地には、テオフィリンが90μg/ml(DMSO濃度0.25%(v/v))添加されたDMEM培地を用いた。また、抽出物含有区に添加される試験培地には、さらに上記抽出例1で得られた抽出物が0.06%(v/v)および0.13%(v/v)となるように抽出物が添加された培地を用いた。
まず、マウス由来B−16メラノーマ細胞を7.5×104個/2ml/ウェルの濃度で6ウェルプレートに播種した。そして、翌日、各ウェル内の培地を2mlの試験用培地に変え、72時間培養した。なお、試験用培地には、テオフィリンが90μg/ml(DMSO濃度0.25%(v/v))添加されたDMEM培地を用いた。また、抽出物含有区に添加される試験培地には、さらに上記抽出例1で得られた抽出物が0.06%(v/v)および0.13%(v/v)となるように抽出物が添加された培地を用いた。
培養終了後、各ウェル内の上清を除去し、細胞をPBSで洗浄し、その後、各ウェルに0.25%トリプシン−EDTAを50μlずつ添加し、細胞をプレートから剥離させた。その後、1mlの試験用培地を各ウェルに添加して反応を停止させ、各ウェル内の反応液を1.5mlチューブへ移して5000rpmで5分間遠心分離することにより、細胞を沈殿させた。そして、沈殿した細胞を再びPBSで洗浄して新たなチューブに移して再度同条件で遠心分離を行い、得られた沈殿物を最終的な細胞ペレットとした。
(メラニン産生抑制作用の評価)
各チューブ内のペレットを写真撮影し、その色調を目視することによってメラニン産生抑制作用を評価した。各区における結果を表2に示す。表2において、ペレットの色調がより黒いほど、細胞内においてメラニンの産生が活発であり、ペレットの色調がより薄いほど、メラニンの産生が抑制されていると判定される。
各チューブ内のペレットを写真撮影し、その色調を目視することによってメラニン産生抑制作用を評価した。各区における結果を表2に示す。表2において、ペレットの色調がより黒いほど、細胞内においてメラニンの産生が活発であり、ペレットの色調がより薄いほど、メラニンの産生が抑制されていると判定される。
表2を参照し、培地中に金糸瓜の胎座部の抽出物(乾燥重量)(抽出例1)を0.06〜0.13%(v/v)含む抽出物含有区におけるペレットの色は、無添加区のペレットの色よりも薄く、黒色化の程度が低いことが確認された。マウス由来B−16メラノーマ細胞はメラニンを産生することによって自身を黒色化させる細胞であるため、この結果から、金糸瓜の胎座部の抽出物がメラニン産生抑制様作用を示すことが確認された。
<配合例>
(配合例1:清涼飲料水)
下記組成の清涼飲料水を常法に従い製造した。
(配合例1:清涼飲料水)
下記組成の清涼飲料水を常法に従い製造した。
金糸瓜の胎座部の抽出物(抽出例3) 1重量部
水溶性コラーゲン 10重量部
ビタミンC 1重量部
マルチトール 15重量部
リンゴ果汁 20重量部
青リンゴフレーバー 0.8重量部
水 残部(全量を100重量部とする)
(配合例2:錠剤型サプリメント)
下記組成の混合物を打錠して常法に従い錠剤型サプリメントを製造した。
水溶性コラーゲン 10重量部
ビタミンC 1重量部
マルチトール 15重量部
リンゴ果汁 20重量部
青リンゴフレーバー 0.8重量部
水 残部(全量を100重量部とする)
(配合例2:錠剤型サプリメント)
下記組成の混合物を打錠して常法に従い錠剤型サプリメントを製造した。
金糸瓜の胎座部の抽出物(抽出例1) 100重量部
ビタミンB群混合粉末 10重量部
粉末アスタキサンチン 15重量部
マルチトール 130重量部
ビートオリゴ糖 30重量部
グリセリン脂肪酸エステル 15重量部
(配合例3:化粧水)
下記組成の化粧水を常法に従い製造した。
ビタミンB群混合粉末 10重量部
粉末アスタキサンチン 15重量部
マルチトール 130重量部
ビートオリゴ糖 30重量部
グリセリン脂肪酸エステル 15重量部
(配合例3:化粧水)
下記組成の化粧水を常法に従い製造した。
金糸瓜の胎座部の抽出物(抽出例2) 0.2g
グリセリン 2g
1,3−ブチレングリコール 3g
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1g
アロエエキス 0.1g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.5g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
(配合例4:乳液)
下記組成の乳液を常法に従い製造した。
グリセリン 2g
1,3−ブチレングリコール 3g
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1g
アロエエキス 0.1g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.5g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
(配合例4:乳液)
下記組成の乳液を常法に従い製造した。
金糸瓜の胎座部の抽出物(抽出例3) 0.2g
オリーブオイル 2g
スクワラン 2g
セタノール 2g
モノステアリン酸グリセリル 2g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 2g
ポリオキシエチレンセチルエーテル 2.5g
1,3−ブチレングリコール 3g
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1g
ローヤルゼリー抽出液 0.1g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
オリーブオイル 2g
スクワラン 2g
セタノール 2g
モノステアリン酸グリセリル 2g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 2g
ポリオキシエチレンセチルエーテル 2.5g
1,3−ブチレングリコール 3g
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1g
ローヤルゼリー抽出液 0.1g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
Claims (6)
- 金糸瓜の胎座部の抽出物を有効成分として含有するエストロゲン様作用剤。
- 金糸瓜の胎座部の抽出物をエストロゲン様作用の有効成分として含有する皮膚外用剤。
- 金糸瓜の胎座部の抽出物をエストロゲン様作用の有効成分として含有する美容用飲食品。
- 金糸瓜の胎座部の抽出物を有効成分として含有するメラニン産生抑制作用剤。
- 金糸瓜の胎座部の抽出物をメラニン産生抑制作用の有効成分として含有する皮膚外用剤。
- 金糸瓜の胎座部の抽出物をメラニン産生抑制作用の有効成分として含有する美容用飲食品。
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JPH06183986A (ja) * | 1992-12-22 | 1994-07-05 | Kunisaku Ueda | 難治性皮膚炎症治療用コロイド液、その製造方法 |
JP2004534058A (ja) * | 2001-06-08 | 2004-11-11 | ビオノリカ アーゲー | 調合薬、その使用方法、およびその製造方法 |
JP2013119547A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Koei Kogyo Kk | エストロゲン様組成物 |
JP2014224081A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-12-04 | 香栄興業株式会社 | 植物の胎座(植物プラセンタ)抽出物を含有する組成物 |
-
2013
- 2013-06-07 JP JP2013120536A patent/JP2014237608A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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高橋 龍榮: "健康ランド", A&V ヴィレッジ 3月号 第12巻 第2号 A&V VILLAGE, vol. 第12巻, JPN6017007524, ISSN: 0003513027 * |
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