JP2014237546A - 糸張力センサのゼロ点調整方法および糸張力センサを備えた繊維機械 - Google Patents

糸張力センサのゼロ点調整方法および糸張力センサを備えた繊維機械 Download PDF

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Abstract

【課題】糸張力センサのドリフトを高い信頼性を伴って簡単に補償できるようにし、すなわち構造的に余分に複雑にすることなく、かつ繊維機械の生産性に及ぼされる影響をできるかぎり僅かにしながら補償できるようにする。
【解決手段】糸張力センサの時変性のドリフトを、糸張力センサの動作時間を表す第1の変数に依存して求め、糸張力センサのドリフトの時変性の経過特性を、第1の変数に依存して記憶し、糸張力センサに糸が供給されている間、記憶した経過特性を用いてゼロ点調整を実行する。
【選択図】図5

Description

本発明は、糸張力センサのゼロ点調整方法および糸張力センサを備えた繊維機械に関する。
糸張力センサは、予め定められた糸張力の遵守が重要となる繊維機械において使用される。これはたとえば巻取り機、撚糸機あるいは編機において当てはまる可能性がある。
DE 10 2005 045 789 A1には、供給ボビンから繰り出される糸の糸張力の監視する糸張力センサを備えた巻取り機の作業ステーションと、糸張力を調節する糸テンショナについて開示されている。この場合、糸張力が常時測定されて目標値と比較され、検出された偏差に基づきコントローラは、必要とされる押圧力が糸テンショナのところに常に加わるようにする。
DE 195 00 517 A1は、化学繊維を製造および処理する機械に用いられる糸テンションセンサを検定ならびに較正する方法に関するものである。この場合、糸テンションセンサは、糸張力センサに対する別称である。これによれば較正値もしくは較正曲線が求められ、それらは評価ユニットに格納される。較正曲線またはキャリブレーションカーブは、糸張力センサによって供給される値通常は電圧と実際の糸張力との関係を表す。較正曲線はたいていはほぼ直線であるので、供給された値を糸張力に換算するために一定の増幅率を利用できることが多い。さらにこの文献では、ドリフトの問題について論じられている。ここでドリフトとは、測定値の緩慢なシフトのことである。つまり求められた較正曲線が、動作時間の経過につれてシフトするのである。検定および較正のプロセスにおいて糸張力センサは、最初は負荷のない状態すなわち糸が装填されていない状態で動かされ、糸張力センサにおける測定ユニットの出力がゼロにセットされる。ドリフトを相殺するために、このプロセスを所定の期間にわたり繰り返すことができる。
さらにDE 198 11 241 A1には、給糸装置と糸張力センサと較正装置とを備えた平編機が開示されている。これによれば較正装置は、給糸装置の動作を妨げずに実施可能な時点に、糸張力センサに属するピンから糸を引き離す。糸がピンから引き離されたときにゼロ点調整が実行され、それによってセンサシステム全体のゼロ点ドリフトが検出され、補償調整することができる。
測定誤差が大きくなってしまうのを回避するために、多くの糸張力センサや多くの適用分野において一般に必要とされるのは、決められたタイムインターバルでゼロ点調整を実施することであり、つまりドリフトによって引き起こされる測定誤差を相殺することである。この種のゼロ点調整は、糸張力センサに糸が供給されていないときに実施できる。ついで測定装置によって表示された糸引張力または処理のために転送された糸張力を、ゼロにセットすることができる。この場合、糸が存在しないときに行われる2つのゼロ点調整の間のドリフトは、補償されず相殺されない。
コップから綾巻きパッケージへのヤーンの巻取りにあたり、ヤーンは巻取りプロセス中、クリヤリングされる。つまりヤーン中のエラーが測定され、切断されて取り除かれる。糸端は糸スプライシング装置によって再び継ぎ合わせられる。このようなクリヤリングプロセスにおいて、糸張力センサに糸は供給されず、ゼロ点調整を実施することができる。必要であれば、糸張力センサの負荷をなくし、ゼロ点調整を実施できるようにするために、付加的なステップを実行することができる。ただし、ヤーンのクリヤリングには必要とされないこのようなステップによって、巻取り機の生産性が不必要に下がってしまう。
ある綾巻きパッケージから別の綾巻きパッケージへヤーンを巻き返す際には、クリヤリングステップはほとんど実行されない。なぜならば、綾巻きパッケージはすでにクリヤリングされたヤーンを有しているからである。ゆえに上述の編機のように、ゼロ点調整を実施できるようにする目的で、巻き替えプロセス中に糸を糸張力センサから引き離す装置が知られている。しかしながらこのような装置を設けるということは、構造的に余計に複雑になることを意味する。
DE 10 2005 045 789 A1 DE 195 00 517 A1 DE 198 11 241 A1
したがって本発明の課題は、糸張力センサのドリフトを高い信頼性を伴って簡単に補償できるようにすることであり、すなわち構造的に余分に複雑にすることなく、かつ繊維機械の生産性に及ぼされる影響をできるかぎり僅かにしながら、ドリフトを補償できるようにすることである。
本発明によればこの課題は、糸張力センサの時変性のドリフトを、前記糸張力センサの動作時間を表す第1の変数に依存して求め、前記糸張力センサのドリフトの時変性の経過特性を、前記第1の変数に依存して記憶し、前記糸張力センサに糸が供給されている間、記憶した前記経過特性を用いてゼロ点調整を実行することにより解決される。
つまり本発明によれば、糸張力センサから糸を取り除く必要なく、ゼロ点調整を行うことができる。この場合、糸を引き離すための機構は不要である。ゼロ点調整に付随する糸の切断を、できるかぎり回避することができる。また、ゼロ点調整を、必要とされる頻度で行うことができるし、それどころか糸張力センサの測定モードを中断することなく、連続的に行うことすらできる。
第1の変形実施形態として、当然ながら糸張力センサの動作時間を選定することができる。糸張力センサを巻取り機の作業ステーションのところで用いる場合、たとえば巻取られた長さを第1の変数として選択することができる。
第1の変数に依存してドリフトを求めるために、糸張力センサに糸を供給せずにドリフトを測定する。糸のないときに測定することによって、ドリフトだけを確実に測定することができる。基本的に、糸のないときにドリフト曲線を完全に記録することができる。ただしドリフトは、動作時間だけでなく動作条件にも依存する。したがって、糸張力センサに糸を供給しながら糸張力センサを動作させ、ドリフトを第1の変数に依存して求めるために、糸の供給を中断するのが有利である。その際に有利であるのは、予め定められた糸張力で糸張力センサに糸を供給しながら、糸張力センサを動作させることである。このようにすれば、ドリフトと糸張力との関係を考慮することができる。この場合、予め定められた糸張力は、あとで糸張力センサを動作させるときの糸張力に合わせられる。
糸張力センサを繊維機械に組み込む前にすでに試験条件のもとで、ドリフト経過特性を求めることができる。このようにすれば繊維機械の動作を、ゼロ点調整の影響をまったく受けない状態に維持することができる。
ドリフト経過特性を捕捉するための手間を抑えるために、第1の糸張力センサのドリフトを第1の変数に依存して求め、記憶された経過特性を、同じ構造を有する第2の糸張力センサのゼロ点調整に利用することができる。
しかしながら、糸張力センサを繊維機械の作業ステーションに組み込んでから、ドリフト経過特性を求めることもできる。このようにすることで得られる利点とは、ドリフト経過特性が糸張力センサの具体的な動作条件にいっそう良好に整合されることである。この場合も、繊維機械の第1の作業ステーションに配置された第1の糸張力センサのドリフトを第1の変数に依存して求め、記憶された経過特性を、同じ構造を有する第2の作業ステーションに配置された第2の糸張力センサのゼロ点調整に用いることによって、手間ないしはコストを抑えることができる。このような方法のためには、ドリフト測定のために第1の作業ステーションのみに、付加的な装置たとえば糸を糸張力センサから引き離すための装置を装備すればよい。そのためのコストは僅かである。なぜならば、そのような装置をすべての作業ステーションに設ける必要がないからである。
求められたドリフト経過特性を、第1の変数の1つの値をドリフトの1つの値にそれぞれ対応づけるテーブルとして記憶させることができる。
別の選択肢として、ドリフト経過特性を、ドリフトと第1の変数との関係を表す関数として記憶させることができる。ここではとりわけ関数として指数関数が考慮の対象となり、これは実際に発生するドリフト経過特性を最も良好に表すものである。
関数とテーブルをミックスした形態であってもよい。つまり、テーブルに格納された2つの補間支持点の間で経過特性を内挿することもできるし、格納されている値を超えて外挿することもできる。
ここで留意したいのは、ドリフトは絶対時間の経過につれて変化するわけではない、ということである。ドリフトは動作時間の経過につれて発生するものである。特定の時間にわたり動作状態になかった糸張力センサは、初期状態に戻る。動作を再開したときに、ドリフト経過特性がそれ相応に繰り返される。
したがって有利であるのは、糸張力センサの動作が中断していたならば、糸張力センサの目下の動作時間を、記憶されているドリフト経過特性と同期合わせすることである。
同期合わせを実現するために有利であるのは、糸張力センサの動作中、糸張力センサの目下の動作時間を表す第2の変数を求めて記憶することである。第1の変数および第2の変数は基本的に同じ時間を表すものであるが、時間的に互いにずれてしまう可能性もある。したがって、ドリフト経過特性を糸張力センサの目下の動作と整合させるために、第1の変数と第2の変数が相互に同期合わせされる。具体的に説明すると、糸張力センサが目下位置しているドリフト経過特性のポイントが求められる。
糸張力センサをスイッチオンしたとき、第2の変数を第1の変数の値と等しい値にセットし、記憶されているドリフト経過特性に従いドリフトを発生させないようにすることができる。これは最も簡単な同期合わせの形態であるが、糸張力センサが十分に長い間動作していなかった場合、信頼できるものである。
同期合わせのために、糸張力センサに糸を供給せずにドリフトを測定すれば、同期合わせはいっそう正確になる。以降の処理に応じて、1つまたは複数の測定値を記録することができる。
第1の実施形態によれば、第2の変数を第1の変数の値と等しい値にセットし、記憶されているドリフト経過特性に従い、ドリフトを測定されたドリフトと一致させる。
第2の実施形態によれば、第2の変数を第1の変数の値と等しい値にセットし、記憶されているドリフト経過特性に従い、ドリフトの変化を測定されたドリフトの変化と一致させる。
ドリフト経過特性がすでに格納されており、ドリフト経過特性が糸張力センサの目下の動作と同期合わせされていたとしても、ゼロ点調整もしくはドリフト相殺をさらに最適化することができる。この目的で、糸張力センサの動作が中断したとき、糸張力センサに糸を供給せずにドリフトを測定し、測定されたドリフトを記憶されている経過特性によるドリフトと比較する。
測定されたドリフトと、記憶されている経過特性によるドリフトとの偏差が発生しているならば、糸張力センサの動作時間を、記憶されている経過特性と新たに同期合わせする。このようにすれば、以前行われた同期合わせの際のエラーあるいは不正確さを補償することができる。
さらに、測定されたドリフトと記憶されている経過特性によるドリフトとの偏差が発生しているならば、記憶されているドリフト経過特性を補正することも可能である。
ドリフト補償の適正な変更を安全に行うために、原則的に最初に新たな同期合わせを行うことができる。予め定められた回数の同期合わせが行われた後、記憶されているドリフト経過特性に依然として偏差が生じているならば、この経過特性が補正される。
本発明はさらに、糸張力センサを備えた繊維機械有利には多数の作業ステーションを備えた巻取り機に関する。本発明によれば、記憶ユニットと評価ユニットとが設けられている。記憶ユニット内に、糸張力センサの時変性のドリフト経過特性が、糸張力センサの動作時間を表す変数に依存して記憶されている。評価ユニットは、糸張力センサに糸が供給されている間、記憶されている経過特性を用いてゼロ点調整を実行する。
次に、図面に示された実施例に基づき本発明について詳しく説明する。
本発明による繊維機械を示す図 本発明による繊維機械の作業ステーションを示す図 糸張力センサの較正曲線を示す図 糸張力センサのドリフト経過特性を示す図 本発明によるゼロ点調整を説明するためのブロック図 本発明によるゼロ点調整のフローチャート ドリフト経過特性を最適化するためのフローチャート
図1には、多数の作業ステーション2を備えた巻取り機1が示されている。それらの作業ステーション2は、巻取り機1の終端フレーム55と56との間に配置されている。巻取り機1は中央制御ユニット50を有しており、これはバスシステム60を介して作業ステーション制御装置40と接続されている。中央制御ユニット50は、操作と表示のためにキーボード52とディスプレイ51を備えている。
図2には、巻取りプロセス中の作業ステーション2が描かれている。これらの作業ステーション2において公知のように、そのため詳述しないが、比較的僅かなヤーン材料しか収容しない供給ボビンが、一般にはリング紡績機において製造される紡績コップ9が、容積の大きい綾巻きパッケージ11に巻き返される。次に、出来上がった綾巻きパッケージ11が、自律的に動作するサービス装置57たとえば綾巻きパッケージ交換機によって、機械の長さにわたり延在する綾巻きパッケージ搬送装置21に引き渡され、機械の終端に配置されたパッケージ保管ステーション等に向けて搬送される。
さらにこの種の紡績機械1は、紡績コップを保管可能な丸型貯蔵器を装備しているか、あるいは綾巻きパッケージ自動装置が、ボビンおよび巻管搬送システム3の形態のロジスティック機構を備えている。この場合、この種のボビンおよび巻管搬送システム3において、紡績コップ9もしくは空管34が循環し、それらは搬送皿8上に垂直方向に配向されて配置されている。このボビンおよび巻管搬送システム3のうちここでは、コップ供給区間4、逆転駆動可能な貯蔵区間5、作業ステーション2に向けて案内される横搬送区間6、ならびに巻管回収区間7だけが描かれている。この場合、図示されているように、供給されてきた紡績コップ9は最初に、作業ステーション2における横搬送区間6の領域に設けられた繰り出し位置10にポジショニングされ、ついで巻き返しが行われる。
この目的で個々の作業ステーション2は、公知のように、したがってここでは簡単に示す程度にしておくが、様々な糸監視機構および糸処理機構を有しており、それらの機構は、紡績コップ9から大容積の綾巻きパッケージ11への巻き返しを確実に行わせるだけでなく、巻き返しプロセス中に糸30を糸エラーについて監視できるようにし、検出された糸エラーを解消できるようにする。さらに各作業ステーション2は、作業ステーション制御装置40を有している。この制御装置40は、略示されている制御ラインを介して糸監視および処理機構と接続されており、さらにバスシステム60を介して中央制御ユニット50ならびにサービス装置57のコントローラ58と接続されている。
作業ステーション2はたとえばそれぞれパッケージフレームを有しており、これは旋回軸19を中心に可動に支承されているパッケージフレーム18を含み、パッケージ駆動装置26ならびに糸綾振り装置28を備えている。
図示されている実施例の場合、綾巻きパッケージ11の表面は巻取りプロセス中、駆動ローラ26に当接し、この駆動ローラ26により摩擦結合によって連行される。この場合、駆動ローラ26は、回転数制御可能であり逆転可能な(図示されていない)駆動装置によって駆動される。綾巻きパッケージ11が巻取られて嵩んでいくときに、糸綾振り装置28によって糸30の綾振りが行われる。この実施例の場合、糸綾振り装置28はフィンガ型糸ガイド29を有する。
作業ステーション2はさらに糸スプライシング機構を有しており、有利には、切断装置43を備え空気圧で動作するスプライシング装置13、下糸センサ22、糸テンショナ14、糸切断装置17を備えた糸クリアラ15、糸張力センサ20、ならびにパラフィン処理装置16を有している。
さらに作業ステーション2は吸込ノズル12とグリッパ管25を備えており、これら双方に対し規定どおりに負圧を供給することができる。この場合、吸込ノズル12とグリッパ管25は、機械の長さにわたり延在する負圧トラバース管32と接続されており、このトラバース管32自体は負圧源33と接続されている。
図示されている実施例によればさらにパラフィン処理装置16の領域に、糸走行経路で見ていくらか後方にずらされて、糸捕捉ノズル23が配置されており、糸30が巻取りプロセス中、このノズル23のノズル口42の前を通過するようにポジショニングされている。糸捕捉ノズル23は、エア分岐27を介してやはり負圧トラバース管32に接続されている。この場合、エア分岐27は、糸捕捉ノズル23のための接続管片35と、比較的容積の大きいリリーフ管片36を有しており、リリーフ管片36の開口は通常の巻取り動作中、待機位置Pにポジショニングされている吸込ノズル12によって気密に封止されている。吸込ノズル12を上方に旋回させることによりリリーフ管片36が開放されることによって、糸捕捉ノズル23のところに生じる負圧が消失する。
エラーのない正常な巻取り動作では、各作業ステーションにおいて糸張力が閉ループ制御される。この実施例によれば、糸張力の目標値が予め設定される。この目標値は、オペレータによってたとえば中央制御ユニット50のところで1つの個所に対し予め設定することができ、バスシステム60を介して、この個所に属する作業ステーション2の作業ステーション制御装置40へ伝達することができる。糸張力の実際値が糸張力センサ20によって測定され、糸張力の目標値と実際値とが相互に比較される。そして糸張力実際値を目標値に合わせて制御するために、相互間の差に応じてコントローラが糸テンショナ14を制御する。
糸張力センサ20はすでに事前に較正もしくは検定されている。つまり糸張力センサの測定ヘッドから供給される値Vと、具体的な糸張力を表す値Fvとの関係が、すでに求められている。現在一般的である電子制御型の糸張力センサ20であれば、値Vは通常は電圧である。値Vと糸張力Fvとの関係は、一般に少なくともほぼ線形である。この関係は、図3の特性曲線53に示されている。ただし糸張力センサ20を較正したとしても、図示されている糸張力値は、糸張力センサの動作時間t1が経過するにつれて変化する。これはドリフトと呼ばれる。ドリフトはたとえば温度によって影響を及ぼされ、殊に動作時間にわたる加熱によって影響を及ぼされる。糸張力センサ20の測定原理によっては、測定値のドリフトについてコンセプトに関連するさらに別の原因が生じる可能性もある。図4には、ドリフトF0の基本的な経過特性が描かれている。この特性曲線は、糸張力センサに糸30が供給されていないときの、図示されている糸張力と動作時間の関係を示している。特性曲線49から、動作時点tfにおいてドリフトfを読み取ることができる。動作時点tfにおいて糸張力センサ20に糸30が供給されると、図示されている糸張力の値Fvはドリフトfの分だけ過度に大きくなる。つまり較正された糸張力センサは動作時点tfにおいて、あたかも較正曲線53が値fだけずらされて破線の特性曲線54に対応するように振る舞うことになる。ここで留意したいのは、ドリフト経過特性に従ってこのずれが動作時点t1にわたり変化することである。
図1および図2に示した巻取り機1は、作業ステーション2各々において作業ステーション制御装置40の一部として、記憶ユニット39および評価ユニット38を有している。記憶ユニット39には、ドリフト経過特性曲線49と較正曲線53とが格納されている。別の選択肢として、これらの特性曲線全体またはその一部を、糸張力センサ20に属するメモリに記憶させることもでき、もしくはすべての作業ステーション2に対し中央集中型で記憶させることもできる。評価ユニット38は、糸張力センサから伝達された信号に基づき、ドリフト補償された糸張力値を求める。この場合も別の選択肢として、評価の一部を中央集中型でも実行できるし、あるいは糸張力センサによって実行することもできる。
図5には、糸張力センサ20の測定ヘッド44の測定値Vを評価して、ドリフト補償された糸張力信号Fを得るまでの様子が描かれている。ブロック48において、較正曲線53に基づき糸張力の値Fvが求められる。ブロック47によって、新たな値Fvについてゼロ点調整が実行される。これは通常の測定動作中に行われる。この場合、糸の供給を中断する必要はない。なぜならばドリフト経過特性曲線49はすでに事前に求められており、記憶されているからである。ブロック46によって、記憶されているドリフト経過特性曲線49から適合したドリフト値F0が求められる。ドリフト補償された適正な糸張力値Fを求めるためには、ドリフト値F0を値Fvから減算するだけでよい。そのつど目下の値F0をドリフト経過特性曲線49から求めるために、巻取り機1における作業ステーション2の動作時間t2が捕捉される。動作時間の捕捉は、ブロック45によってシンボリックに表されている。ブロック45と46との間において、双方向でデータ交換が行われる。比較的長い巻取り中断後、または巻取り機のスイッチオン後、最初に作業ステーションの動作時間t2がドリフト経過特性曲線の動作時間t1と同期合わせされる。その後、ドリフト経過特性曲線から動作時間t2に基づき、目下のドリフト値F0をただちに読み出すことができる。
別の選択肢として、動作時間t2の代わりに全体として巻取られた長さを捕捉することもできる。いずれにせよ巻取り機では、巻取られた長さを捕捉することが多い。巻取られた長さは、たとえば綾巻きパッケージ交換/空管交換に対する尺度として用いられる。動作時間に対応する信号を取得するには、巻取られた長さを加算していくだけでよい。
図6には、ゼロ点調整を実現可能なフローに関するフローチャートが示されている。制御ポイント60において巻取りプロセスがスタートする。最初に分岐61のところで、ドリフト経過特性曲線がすでに記憶ユニット39に格納されているか否かがチェックされる。糸張力センサまたは糸張力センサタイプに合わせて、ドリフト経過特性曲線49をすでに捕捉しておくことができる。この場合、ドリフト経過特性曲線49は、巻取り機1の始動時に作業ステーション制御装置40に伝送されて記憶される。ドリフト経過特性曲線49を、巻取り機1のパイロット作業ステーションにおいて求めることもでき、それをバスシステム60を介して他の作業ステーションへ伝送しておくこともできる。当然ながらドリフト経過特性曲線を、作業ステーションにおける先行の巻取りプロセスのときに求めておくこともできる。その際、ドリフト経過特性曲線49をテーブルとして記憶しておいてもよいし、あるいは指数関数として記憶しておいてもよい。
作業ステーション2にドリフト経過特性曲線が存在していなければ、作業ステーション2においてオペレーション62としてパイロット測定が実施される。つまり巻取りプロセス中、予め定められた期間、糸の供給を中断させる。糸の供給が中断されている間にドリフトを測定し、記憶することができる。この場合、糸の供給の中断は、切断装置43による切断によってトリガされる。その後、上糸と下糸が公知のようにスプライシング装置13の吸込ノズル12とグリッパ管25によって合わせられ、これによって糸が繋ぎ合わせられる。
ドリフト経過特性曲線が存在しているならば、分岐63に続く。ここでは、巻取りプロセスが長い間中断されていたか否かがチェックされる。作業ステーションの動作時間t2とドリフト経過特性曲線49の動作時間t1をどのように同期合わせするのかは、このチェックの結果に依存する。巻取りプロセスが予め定められた期間よりも長く中断されていたならば、糸張力センサは再びその初期状態になっている。このケースでは、次にオペレーション64が行われる。つまりこの場合、作業ステーションの動作時間t2は、ドリフト経過特性曲線のスタート時点に対応する。巻取りプロセスが短時間だけ中断されていたならば、ドリフト経過特性曲線上の目下の動作時点を求める必要がある。このことは、オペレーション65によってシンボリックに表されている。この場合、1回または複数回のドリフト比較測定が実施される。数学的な比較方式によって、ドリフト経過特性曲線上の動作点を求めることができる。その後、作業ステーションの動作時点t2がこれに応じて決定される。
同期合わせ実行後、分岐66において、新たな測定値が存在するか否かがチェックされる。新たな測定値が存在するのであれば、オペレーション67によってドリフト補正が行われる。さらに分岐68によって、巻取りプロセスが中断されているか否かがチェックされる。巻取りプロセスが中断されているならば、サブプログラム69が呼び出される。中断されていなければ、測定値とドリフト補正が引き続き行われる。サブプログラム実行後、同期合わせが新たにチェックされ、既述のフローが繰り返される。
サブプログラム69によって、ドリフト経過特性曲線の最適化が行われる。図7には、これについて詳しく示されている。制御ポイント70において、ドリフト経過特性曲線のチェックと最適化が行われる。オペレーション71によって、測定信号のドリフト測定が実行される。分岐72によって、求められたドリフトが記憶されているドリフト経過特性曲線49と一致しているか否かがチェックされる。一致しているのであれば、プログラムは制御ポイント78に進み、プログラムは終了する。一致していなければ分岐73によって、ドリフト経過特性曲線と測定との同期合わせの補正が可能であるか否かがチェックされる。同期合わせの補正が可能でなければ、オペレーション75によってドリフト経過特性曲線の補正が実行される。同期合わせの補正が可能であれば、オペレーション76によって同期合わせが補正される前に、最初に分岐74によって、同期合わせが頻繁に実施されていたか否かがチェックされる。同期合わせがすでに頻繁に実施されていたのであれば、オペレーション75が呼び出されて、ドリフト経過特性が補正される。その後、制御ポイント78によってプログラムが終了する。
1 巻取り機
2 作業ステーション
3 ボビンおよび巻管搬送システム
4 コップ供給区間
5 貯蔵区間
6 横搬送区間
7 巻管回収区間
8 搬送皿
9 紡績コップ
10 繰り出し位置
11 綾巻きパッケージ
12 吸込ノズル
13 スプライシング装置
14 糸テンショナ
15 糸クリアラ
16 パラフィン処理装置
17 糸切断装置
18 パッケージフレーム
19 旋回軸
20 糸張力センサ
21 綾巻きパッケージ搬送装置
22 下糸センサ
23 糸捕捉ノズル
25 グリッパ管
26 パッケージ駆動装置(駆動ローラ)
27 エア分岐
28 糸綾振り装置
29 フィンガ型糸ガイド
30 糸
32 負圧トラバース管
33 負圧源
34 空管
35 接続管片
36 リリーフ管片
38 評価ユニット
39 記憶ユニット
40 作業ステーション制御装置
42 開口
50 制御ユニット
51 ディスプレイ
52 キーボード
55,56 終端フレーム
57 サービス装置
60 バスシステム
P 待機位置
F 糸張力値

Claims (20)

  1. 糸張力センサ(20)のゼロ点調整方法において、
    糸張力センサ(20)の時変性のドリフト(F0)を、前記糸張力センサ(20)の動作時間を表す第1の変数(t1)に依存して求め、
    前記糸張力センサ(20)のドリフトの時変性の経過特性(49)を、前記第1の変数(t1)に依存して記憶し、
    前記糸張力センサ(20)に糸(30)が供給されている間、記憶した前記経過特性(49)を用いてゼロ点調整を実行する、
    ことを特徴とする、
    糸張力センサ(20)のゼロ点調整方法。
  2. 前記第1の変数(t1)に依存してドリフト(F0)を求めるために、前記糸張力センサ(20)に糸(30)を供給せずにドリフト(F0)を測定する、請求項1記載の方法。
  3. 前記糸張力センサ(20)に糸(30)を供給しながら該糸張力センサ(20)を動作させ、ドリフト(F0)を前記第1の変数(t1)に依存して求めるために、糸(30)の供給を中断する、請求項1または2記載の方法。
  4. 予め定められた糸張力で前記糸張力センサ(20)に糸(30)を供給しながら、該糸張力センサ(20)を動作させる、請求項3記載の方法。
  5. 第1の糸張力センサのドリフト(F0)を前記第1の変数(t1)に依存して求め、記憶した経過特性を、同じ構造を有する第2の糸張力センサのゼロ点調整に利用する、請求項1から4のいずれか1項記載の方法。
  6. 繊維機械(1)の第1の作業ステーション(2)に配置された第1の糸張力センサ(20)のドリフト(F0)を、前記第1の変数(t1)に依存して求め、記憶した経過特性を、同じ構造を有する第2の作業ステーションに配置された第2の糸張力センサのゼロ点調整に用いる、請求項1から5のいずれか1項記載の方法。
  7. 前記ドリフト(F0)の経過特性(49)を、前記第1の変数(t1)の1つの値に前記ドリフト(F0)の1つの値をそれぞれ割り当てるテーブルとして記憶する、請求項1から6のいずれか1項記載の方法。
  8. 前記ドリフト(F0)の経過特性(49)を、前記ドリフト(F0)と前記第1の変数(t1)との関係を表す関数として記憶する、請求項1から7のいずれか1項記載の方法。
  9. 前記糸張力センサ(20)の目下の動作時間を、記憶されている前記ドリフト(F0)の経過特性(49)と同期合わせする、請求項1から8のいずれか1項記載の方法。
  10. 前記糸張力センサ(20)の動作中、該糸張力センサ(20)の目下の動作時間を表す第2の変数(t2)を求めて記憶する、請求項9記載の方法。
  11. 前記第1の変数(t1)と前記第2の変数(t2)を互いに同期合わせする、請求項10記載の方法。
  12. 前記糸張力センサ(20)をスイッチオンしたときに、前記第2の変数(t2)を前記第1の変数(t1)の値と等しい値にセットし、記憶されている前記ドリフト(F0)の経過特性(49)に従いドリフトが発生しないようにする、請求項11記載の方法。
  13. 同期合わせのために、前記糸張力センサ(20)に糸(30)を供給せずにドリフト(F0)を測定する、請求項11記載の方法。
  14. 前記第2の変数(t2)を前記第1の変数(t1)の値と等しい値にセットし、記憶されている前記ドリフト(F0)の経過特性(49)に従い、該ドリフトを測定されたドリフトと一致させる、請求項13記載の方法。
  15. 前記第2の変数(t2)を前記第1の変数(t1)の値と等しい値にセットし、記憶されている前記ドリフト(F0)の経過特性(49)に従い、該ドリフトの変化を測定されたドリフトの変化と一致させる、請求項13記載の方法。
  16. 前記糸張力センサ(20)の動作が中断したとき、該糸張力センサ(20)に糸(30)を供給せずにドリフト(F0)を測定し、測定されたドリフトを記憶されている経過特性(49)によるドリフトと比較する、請求項1から15のいずれか1項記載の方法。
  17. 測定されたドリフトと、記憶されている経過特性(49)によるドリフトとの偏差が発生しているならば、前記糸張力センサ(20)の動作時間を、記憶された経過特性(49)と新たに同期合わせする、請求項16記載の方法。
  18. 測定されたドリフトと、記憶されている経過特性(49)によるドリフトとの偏差が発生しているならば、記憶されているドリフト(F0)の経過特性(49)を補正する、請求項16記載の方法。
  19. 予め定められた回数の同期合わせを行った後、記憶されているドリフト(F0)の経過特性(49)を補正する、請求項17記載の方法。
  20. 糸張力センサ(20)を備えた繊維機械(1)において、
    記憶ユニット(39)と評価ユニット(38)とが設けられており、
    前記記憶ユニット(39)内に、糸張力センサ(20)のドリフト(F0)の時変性の経過特性(49)が、前記糸張力センサ(20)の動作時間を表す変数(t1)に依存して記憶されており、
    前記評価ユニット(38)は、前記糸張力センサ(20)に糸(30)が供給されている間、記憶されている前記経過特性(49)を用いてゼロ点調整を実行する、
    ことを特徴とする、
    糸張力センサ(20)を備えた繊維機械(1)。
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