JP2014237153A - アーク溶接装置、アーク溶接システム及びアーク溶接方法 - Google Patents

アーク溶接装置、アーク溶接システム及びアーク溶接方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014237153A
JP2014237153A JP2013120734A JP2013120734A JP2014237153A JP 2014237153 A JP2014237153 A JP 2014237153A JP 2013120734 A JP2013120734 A JP 2013120734A JP 2013120734 A JP2013120734 A JP 2013120734A JP 2014237153 A JP2014237153 A JP 2014237153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
arc
current
increase rate
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013120734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5974984B2 (ja
Inventor
真史 村上
Masashi Murakami
真史 村上
大地 坂本
Daichi Sakamoto
大地 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=50771192&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2014237153(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2013120734A priority Critical patent/JP5974984B2/ja
Priority to CN201410216916.0A priority patent/CN104227184B/zh
Priority to EP14169664.1A priority patent/EP2810732B2/en
Priority to KR1020140067325A priority patent/KR101676911B1/ko
Priority to US14/296,389 priority patent/US10493551B2/en
Priority to IN2763CH2014 priority patent/IN2014CH02763A/en
Publication of JP2014237153A publication Critical patent/JP2014237153A/ja
Publication of JP5974984B2 publication Critical patent/JP5974984B2/ja
Application granted granted Critical
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/095Monitoring or automatic control of welding parameters
    • B23K9/0953Monitoring or automatic control of welding parameters using computing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/095Monitoring or automatic control of welding parameters
    • B23K9/0956Monitoring or automatic control of welding parameters using sensing means, e.g. optical
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/10Other electric circuits therefor; Protective circuits; Remote controls
    • B23K9/1006Power supply
    • B23K9/1043Power supply characterised by the electric circuit
    • B23K9/1056Power supply characterised by the electric circuit by using digital means
    • B23K9/1062Power supply characterised by the electric circuit by using digital means with computing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • B23K9/124Circuits or methods for feeding welding wire
    • B23K9/125Feeding of electrodes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)

Abstract

【課題】スパッタを低減できるアーク溶接装置を提供する。
【解決手段】アーク溶接装置A1は、ワークWに対し溶接ワイヤ44を前進及び後退させる送給機構41と、ワークWと溶接ワイヤ44との間の電圧に基づいて短絡状態及びアーク状態の開始を検知する状態検知部U2と、短絡状態の継続予測時間より短い時間を基準時間として、短絡状態の開始時からの経過時間が基準時間に達したことを検知する時間検知部U3と、経過時間が基準時間に達するのに応じて、ワークWと溶接ワイヤ44との間の電流を低下させ、アーク状態の開始後に電流を上昇させる電力制御部U5とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、アーク溶接装置、アーク溶接システム及びアーク溶接方法に関する。
様々な製品の生産において、短絡状態及びアーク状態を繰り返し発生させながら溶接を行うアーク溶接装置が用いられている。生産性向上のために、アーク溶接工程には、スパッタの低減が求められる。スパッタを低減させるためには、アーク状態への移行時に、ワークと溶接材との間の電流を低下させることが有効である。例えば特許文献1には、アーク状態の開始直前に発生する溶接材のくびれを、ワークと溶接材との間の電圧上昇に基づいて検出し、これに応じて電流を低下させるアーク溶接装置が開示されている。
特開2011−98375号公報
上述したアーク溶接装置によれば、くびれ検出に応じて電流を低下させることで、アーク状態の開始に先立って電流を低下させ、スパッタを低減させることが期待される。しかしながら、電圧変化の不規則性等に起因して、くびれ検出の精度にはばらつきが生じる。このため、くびれ検出後に電流を低下させたとしても、電流の低下がアーク状態の開始に間に合わないおそれがある。このような場合、スパッタを期待通りに低減できない。
そこで本発明は、スパッタを低減できるアーク溶接装置、アーク溶接システム及びアーク溶接方法を提供することを目的とする。
本発明に係るアーク溶接装置は、短絡状態及びアーク状態を繰り返し発生させながら溶接を行う装置であって、ワークに対し溶接材を前進及び後退させる駆動部と、ワークと溶接材との間の電圧に基づいて短絡状態及びアーク状態の開始を検知する状態検知部と、短絡状態の継続予測時間より短い時間を基準時間として、短絡状態の開始時からの経過時間が基準時間に達したことを検知する時間検知部と、経過時間が基準時間に達するのに応じて、ワークと溶接材との間の電流を低下させ、アーク状態の開始後に電流を上昇させる電力制御部とを備える。
本発明に係るアーク溶接システムは、上記アーク溶接装置と、駆動部を保持して移動させる溶接ロボットとを備える。
本発明に係るアーク溶接方法は、短絡状態及びアーク状態を繰り返し発生させながら溶接を行うアーク溶接装置により実行される方法であって、ワークに対し溶接材を前進及び後退させ、ワークと溶接材との間の電圧に基づいて短絡状態及びアーク状態の開始を検知し、短絡状態の継続予測時間より短い時間を基準時間として、短絡状態の開始時からの経過時間が基準時間に達したことを検知し、経過時間が基準時間に達するのに応じて、ワークと溶接材との間の電流を低下させ、アーク状態の開始後に電流を上昇させる。
本発明によれば、スパッタを低減できる。
第1実施形態に係るアーク溶接装置を備えるアーク溶接システムの概略図である。 アーク溶接装置の構成を示す模式図である。 アーク溶接装置の機能的な構成を示すブロック図である。 溶接中の電流、電圧及びワイヤ送給速度を示すグラフである。 第2実施形態に係るアーク溶接装置の機能的な構成を示すブロック図である。 溶接中の電流、電圧、電圧上昇率及びワイヤ送給速度を示すグラフである。 図6において、短絡状態の継続期間が短くなった場合を示すグラフである。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
<第1実施形態>
図1に示すように、アーク溶接システム1は、ロボット装置A0と、アーク溶接装置A1とを備える。ロボット装置A0は、ロボット2と、ロボットコントローラ3とを有する。ロボット2は、例えばシリアルリンク型のロボットアームであり、先端部にツール装着部2aを有する。ロボット2のツール装着部2aには、後述の溶接トーチ4が装着される。ロボットコントローラ3は、溶接トーチ4を溶接対象部分に沿って移動させるように、ロボット2のアクチュエータを制御する。
アーク溶接装置A1は、ワークWに対して溶接ワイヤ(溶接材)44を繰り返し前進及び後退させながら溶接ワイヤ44とワークWとの間に電力を供給することで、短絡状態及びアーク状態を繰り返し発生させる。アーク溶接装置A1は、溶接トーチ4と、外部コントローラ6と、溶接電源5とを有する。
溶接トーチ4は、上述のようにロボット2のツール装着部2aに装着される。溶接トーチ4には、コンジットケーブル46を介してペールパック42が接続されると共に、ガスホース45を介してガスボンベ43が接続される。ペールパック42は、コイル状に巻かれた溶接ワイヤ44を収容し、コンジットケーブル46を通して溶接トーチ4に供給する。溶接ワイヤ44は、溶接トーチ4の先端から送出される。ガスボンベ43は、シールドガスを収容し、ガスホース45を介して溶接トーチ4に供給する。シールドガスとしては、二酸化炭素、アルゴン又はこれらの混合ガスが挙げられる。
溶接トーチ4は、送給機構41を有する。送給機構41は、例えばサーボモータ等のアクチュエータを動力源として、溶接ワイヤ44の正送及び逆送を行う。正送とは、溶接ワイヤ44の先端がワークWに近付くよう溶接ワイヤ44を前進させることを意味する。逆送とは、溶接ワイヤ44の先端がワークWから離れるよう溶接ワイヤ44を後退させることを意味する。すなわち、送給機構41は、ワークWに対し溶接ワイヤ44を前進及び後退させる駆動部に相当する。また、溶接トーチ4が装着されたロボット2は、駆動部を保持して移動させる溶接ロボットに相当する。
外部コントローラ6は、ロボットコントローラ3に内蔵されている。図2に示すように、外部コントローラ6は、電流・電圧指令部60と、外部軸制御回路61とを有する。電流・電圧指令部60は、キーボード又はタッチパネル等の入力部(不図示)から電流及び電圧の設定値を取得し、その設定値をアナログ又はデジタル信号として出力する。外部軸制御回路61は、例えばツール装着部2aに装着されるツールのアクチュエータ等、ロボット2のアクチュエータ以外のアクチュエータを制御するためにロボットコントローラ3に設けられた回路であり、本実施形態においては送給機構41のアクチュエータを制御する。
溶接電源5は、一次整流回路50と、スイッチング回路51と、変圧器52と、二次整流回路53と、遮断回路54と、リアクトル55と、電流計56と、電圧計57と、溶接制御部58と、記憶部59とを備え、溶接トーチ4及びワークWに溶接用の電力を供給する。
一次整流回路50は、商用の交流電源PSに接続され、交流を整流する。スイッチング回路51は、PWMにより、溶接トーチ4への供給電力を調節する。変圧器52は、スイッチング回路51からの出力の変圧を行うと共に、入力側と出力側とを絶縁する。二次整流回路53は、変圧器52からの出力を更に整流する。遮断回路54は、例えば半導体により構成され、遮断指令に応じて溶接トーチ4への供給電力を遮断する。リアクトル55は、溶接トーチ4への供給電力を平滑化する。電流計56は、溶接トーチ4とワークWとの間の電流(以下、「出力電流」という。)を計測する。電圧計57は、溶接トーチ4とワークWとの間の電圧(以下、「出力電圧」という。)を計測する。
溶接制御部58は、送給機構41及びスイッチング回路51を制御して本実施形態に係るアーク溶接方法を実行するコンピュータである。記憶部59は、例えば不揮発メモリであり、溶接ワイヤ44の送給、出力電流及び出力電圧の制御パターンや後述する各種の値等を記憶する。
図3に示すように、溶接制御部58は、基本パターン設定部U1と、状態検知部U2と、時間検知部U3と、送給制御部U4と、電力制御部U5とを有する。図示は省略するが、溶接制御部58の各部は記憶部59に記憶された各種の値等を参照可能に構成されている。基本パターン設定部U1は、電流・電圧指令部60から電流及び電圧の設定値を取得し、その設定値に適した制御パターン(以下、この制御パターンを「基本パターン」という。)を設定する。具体的には、記憶部59に記憶された制御パターンの中で、電流及び電圧の設定値に適したものを基本パターンとして選択する。
状態検知部U2は、出力電圧の上昇に基づいてアーク状態の開始を検知し、出力電圧の下降に基づいて短絡状態の開始を検知する。時間検知部U3は、短絡状態ごとに、短絡状態の開始時を基準とした経過時間を計測し、その経過時間が所定の基準時間に達したことを検知する。基準時間は、短絡状態の継続予測時間より短い時間である。短絡状態の継続時間は、例えば予め実験等で求められ、記憶部59に記憶された値である。短絡時間の継続時間は、溶接ワイヤ44の送給速度等に基づいて予測され、記憶部59に記憶された値であってもよい。
送給制御部U4は、送給速度の目標値を外部軸制御回路61に出力して送給機構41を制御する。電力制御部U5は、出力電流及び出力電圧が目標値に近付くようにスイッチング回路51を駆動する。図4を参照し、送給制御部U4及び電力制御部U5が行う制御の具体例について説明する。
図4(a)は、出力電流の波形を示すグラフである。図4(a)の横軸は時間を示し、縦軸は出力電流値を示す。図4(b)は、出力電圧の波形を示すグラフである。図4(b)の横軸は時間を示し、縦軸は出力電圧値を示す。図4(c)は、送給速度の波形を示すグラフである。図4(c)の横軸は時間を示す。図4(c)の縦軸は、正送側を正とし、逆送側を負とした送給速度を示す。なお、図4(c)は台形波状の送給速度を示しているがこれに限られない。送給速度は正弦波状、矩形波状又は三角波状であってもよい。後述する図6(d)及び図7(d)についても同様である。
送給制御部U4は、基本パターン設定部U1から送給速度の基本パターンを取得し、基本パターンに従って溶接ワイヤ44の正送及び逆送を繰り返すように送給機構41を制御する。送給速度の基本パターンは、正送及び逆送を周期T0で繰り返すように設定されている(図4(c)参照)。なお、本実施形態では、送給機構41による溶接ワイヤ44の正送及び逆送は、ロボット2による溶接トーチ4の移送に並行して行われる。
溶接ワイヤ44が正送されると、その途中で溶接ワイヤ44の溶融部とワークWとが接触し、短絡状態が開始される。溶接ワイヤ44が逆送されると、その途中で溶接ワイヤ44とワークWとが離間し、アーク状態が開始される。このように、短絡状態とアーク状態とは、溶接ワイヤ44の正送及び逆送に応じて繰り返される。このため、短絡状態の継続時間(以下、「短絡期間」という。)Tsと、アーク状態の継続時間(以下、「アーク期間」という。)Taとの和は、周期T0に略一致する。
電力制御部U5は、基本パターン設定部U1から出力電流及び出力電圧の基本パターンを取得し、電流計56及び電圧計57から出力電流値及び出力電圧値をそれぞれ取得する。電力制御部U5は、出力電流及び出力電圧が基本パターンに従って推移するように、スイッチング回路51を駆動する。出力電流及び出力電圧の基本パターンは、短絡期間Ts及びアーク期間Taごとに、同一波形を繰り返すように設定されている。
出力電圧は、短絡状態からアーク状態に移行する際に急上昇する(図4(b)参照)。この急上昇に基づいて、状態検知部U2によりアーク状態の開始が検知される。出力電圧は、アーク状態から短絡状態に移行する際に急降下する。この急降下に基づいて、状態検知部U2により短絡状態の開始が検知される。
短絡期間Tsにおける出力電流の波形は、低電流の状態(以下、この状態を「遮断状態」という。)を保った後、経過時間に応じて徐々に大きくなるように設定されている(図4(a)参照)。経過時間に対する出力電流の上昇率は、時間t1を境にして切り替えられる。時間t1以降における出力電流の上昇率は、時間t1以前における出力電流の上昇率に比べ緩やかである。アーク期間Taにおける出力電流の基本パターンは、略一定値を保った後、経過時間に応じて徐々に小さくなるように設定されている。
電力制御部U5は、基本パターンに従った制御に加え、短絡状態からアーク状態に移行するのに先立って出力電流を低下させる制御を行う。詳しくは、短絡期間Tsにおいて、経過時間が基準時間t2に達したことが時間検知部U3により検知されると、電力制御部U5は、経過時間に応じて出力電流を徐々に低下させるようにスイッチング回路51を駆動し、短絡期間Ts以内に遮断状態にする。その後、アーク状態が開始されると、電力制御部U5は、出力電流を上昇させるようにスイッチング回路51を駆動する。
このように、アーク溶接装置A1によれば、経過時間が基準時間に達するのに応じて電流が低下させられる。これにより、電圧変化の不規則性の影響を受けることなく、アーク状態の開始に先立って電流を低下させることができる。従って、スパッタを低減できる。なお、短絡状態及びアーク状態は、溶接ワイヤ44の正送及び逆送により強制的に切り替えられる。このため、短絡状態及びアーク状態がランダムに切り替わるのに比べ、短絡状態の継続時間を高精度に予測できる。このことが、電流を低下させるタイミングを経過時間に基づいて判断することを可能としている。
電力制御部U5は、経過時間が基準時間t2に達した後に、出力電流を経過時間に応じて徐々に低下させる。このため、基準時間t2の経過後においても、電流を低下させながら電力の供給を継続できる。また、短絡期間Tsのばらつきにより出力電流の低下途中で短絡状態が終了する場合にも、その時までの電流低下により短絡終了時の電流は抑制される。従って、より十分な電力を供給しつつ、スパッタを低減できる。
なお、電力制御部U5は、短絡期間Tsにおいて、経過時間に応じて徐々に出力電流を上昇させている。これを利用し、時間検知部U3は、基準時間t2に対応する基準電流値c2に出力電流が達したことにより、経過時間が基準時間t2に達したことを検知してもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態に係るアーク溶接装置A2は、アーク溶接装置A1に比べ溶接制御部58の機能的な構成が異なる。図5に示すように、アーク溶接装置A2の溶接制御部58は、基本パターン設定部U1、状態検知部U2、時間検知部U3、送給制御部U4及び電力制御部U5に加え、上昇率算出部U6及び上昇検知部U7を更に備える。
上昇率算出部U6は、電圧計57から出力電圧値を取得し、経過時間に対する出力電圧の上昇率(以下、「電圧上昇率」という。)を算出する。上昇検知部U7は、電圧上昇率が第1基準上昇率に達したこと及び電圧上昇率が第2基準上昇率に達したことを検知する。ここで、短絡状態からアーク状態に移行する直前には、溶接ワイヤ44の溶融部にくびれが生じ、これに伴って電圧上昇率が大きくなる。第1基準上昇率は、くびれが生じるときの電圧上昇率であり、第2基準上昇率は第1基準上昇率より小さい上昇率である。
アーク溶接装置A2における時間検知部U3は、経過時間が基準時間に達したことを検知するのに加え、基準時間より短い時間を予備時間として、経過時間が予備時間に達したことをも検知する。
アーク溶接装置A2においても、送給制御部U4は、送給速度の目標値を外部軸制御回路61に出力して送給機構41を制御する。電力制御部U5は、出力電流及び出力電圧が目標値に近付くようにスイッチング回路51を駆動する。図6及び図7を参照し、アーク溶接装置A2において送給制御部U4及び電力制御部U5が行う制御の具体例について説明する。
図6(a)及び図7(a)は、出力電流の波形を示すグラフである。図6(a)及び図7(a)の横軸は時間を示し、縦軸は出力電流値を示す。図6(b)及び図7(b)は、出力電圧の波形を示すグラフである。図6(b)及び図7(b)の横軸は時間を示し、縦軸は出力電圧値を示す。図6(c)及び図7(c)は、電圧上昇率の波形を示すグラフである。図6(c)及び図7(c)の横軸は時間を示し、縦軸は電圧上昇率を示す。図6(d)及び図7(d)は、送給速度の波形を示すグラフである。図6(d)及び図7(d)の横軸は時間を示し、縦軸は、正送側を正とし、逆送側を負とした送給速度を示す。
送給制御部U4は、アーク溶接装置A1の送給制御部U4と同様に、溶接ワイヤ44の正送及び逆送を周期T0で繰り返すように送給機構41を制御する(図6(d)参照)。
電力制御部U5は、基本パターン設定部U1から出力電流及び出力電圧の基本パターンを取得し、電流計56及び電圧計57から出力電流値及び出力電圧値をそれぞれ取得する。電力制御部U5は、出力電流及び出力電圧が基本パターンに従って推移するように、スイッチング回路51を駆動する。出力電流及び出力電圧の基本パターンは、短絡期間Ts及びアーク期間Taごとに、同一波形を繰り返すように設定されている。
出力電圧は、短絡状態からアーク状態に移行する際に急上昇する(図6(b)参照)。この急上昇に基づいて、状態検知部U2によりアーク状態の開始が検知される。出力電圧は、アーク状態から短絡状態に移行する際に急降下する。この急降下に基づいて、状態検知部U2により短絡状態の開始が検知される。
短絡期間Tsにおける出力電流の波形は、遮断状態を保った後、経過時間に応じて徐々に大きくなるように設定されている(図6(a)参照)。経過時間に対する出力電流の上昇率は、時間t1を境にして切り替えられる。時間t1以降における出力電流の上昇率は、時間t1以前における出力電流の上昇率に比べ緩やかである。アーク期間Taにおける出力電流の基本パターンは、略一定値を保った後、経過時間に応じて徐々に小さくなるように設定されている。
電力制御部U5は、基本パターンに従った制御に加え、短絡状態からアーク状態に移行するのに先立って出力電流を低下させる制御を行う。詳しくは、短絡期間Tsにおいて、経過時間が基準時間t3に達したことが時間検知部U3により検知されると、電力制御部U5は、経過時間に応じて出力電流を徐々に低下させるようにスイッチング回路51を駆動し、出力電流を第1電流値c3に低下させる。基準時間t3は、アーク溶接装置A1における基準時間t2に比べ小さく設定されている。
その後、電圧上昇率が第2基準上昇率r2に達したことが上昇検知部U7により検知されると、電力制御部U5は、経過時間に応じて出力電流を徐々に低下させるようにスイッチング回路51を駆動し、出力電流を第2電流値c4に低下させる。第2電流値c4は、第1電流値c3より小さい値である。一例として、第2電流値c4は、上述した低電流の状態の値であり、出力電流が第2電流値c4になることは遮断状態になることに相当する。
出力電流を第2電流値c4に低下させる途中において、電圧上昇率が第1基準上昇率r1に達したことが上昇検知部U7により検知されると、電力制御部U5は、遮断回路54により出力電流を遮断する。これにより、電圧上昇率が第1基準上昇率r1に達する以前に比べ、出力電流は急降下する。すなわち、電力制御部U5は、電圧上昇率が第1基準上昇率r1に達すると、出力電流の下降率を高める。
なお、短絡状態とアーク状態との間の移行の不規則性により、経過時間が基準時間t3に達するのに先立って、電圧上昇率が第2基準上昇率r2に達する可能性がある。図7の右側部分は、基準時間t3に先立つ時間t4において、電圧上昇率が第2基準上昇率r2に達した場合を例示している。このような場合、電力制御部U5は、経過時間が基準時間t3に達するのを待つことなく、経過時間に応じて出力電流を徐々に低下させるようにスイッチング回路51を駆動し、出力電流を第2電流値c4に低下させる。
ただし、電力制御部U5は、経過時間が予備時間に達したことが時間検知部U3により検知されるまでは、電圧上昇率が第2基準上昇率に達したことを無視する。予備時間は、例えば出力電流の上昇率が切り替わるt1であってもよい。
出力電流を第2電流値c4に低下させる途中において、電圧上昇率が第1基準上昇率r1に達したことが上昇検知部U7により検知されると、電力制御部U5は、遮断回路54により出力電流を遮断する。
電力制御部U5が出力電流を低下させた後、アーク状態の開始が状態検知部U2により検知されると、電力制御部U5は、出力電流を上昇させるようにスイッチング回路51を駆動する。
このように、アーク溶接装置A2における電力制御部U5は、経過時間が基準時間t3に達するのに応じて出力電流を第1電流値c3に低下させた後に、電圧上昇率が第2基準上昇率r2に達するのに応じて出力電流を第1電流値c3より小さい第2電流値c4に低下させる。基準時間t3の経過時に電流が第1電流値c3に低下させられるので、電圧変化の不規則性の影響を受けることなく、アーク状態の開始に先立って出力電流を低下させることができる。一方、基準時間t3の経過後においても、電圧上昇率が第2基準上昇率r2に達するまでは、第1電流値c3での電力供給を継続できる。従って、より十分な電力を供給しつつ、スパッタを低減できる。
電力制御部U5は、電圧上昇率が第2基準上昇率r2に達した後に、出力電流を経過時間に応じて徐々に低下させる。このため、電圧上昇率が第2基準上昇率に達した後においても、電流を低下させながら電力の供給を継続できる。また、短絡期間Tsのばらつきにより出力電流の低下途中で短絡状態が終了する場合にも、その時までの電流低下により短絡終了時の電流は抑制される。従って、より十分な電力を供給しつつ、スパッタを低減できる。
電力制御部U5は、出力電流を第2電流値c4に低下させる途中で電圧上昇率が第1基準上昇率r1に達すると、出力電流の下降率を高める。これにより、短絡終了時の電流をより確実に抑制できるので、より確実にスパッタを低減できる。
電力制御部U5は、経過時間が基準時間t3に達する前に電圧上昇率が第2基準上昇率r2に達したときにも、出力電流を第2電流値c4に低下させる。このため、短絡期間Tsがばらつきにより基準時間t3より短くなった場合にも、電圧上昇率が第2基準上昇率r2に達するのに応じて電流を低下させることができる。従って、より確実に、アーク状態の開始に先立って電流を低下させ、スパッタを低減できる。
電力制御部U5は、経過時間が予備時間に達するまでは、電圧上昇率が第2基準上昇率r2に達したことを無視する。電圧上昇率は、電圧変化の不規則性等に起因して、アーク状態への移行時以外にも第2基準上昇率r2に達する可能性がある。このような場合にも出力電流を低下させてしまうと、不要な電力低下を生じさせることとなる。経過時間が予備時間に達するまで、電圧上昇率が第2基準上昇率r2に達したことを無視することにより、不要な電力低下を抑制できる。
なお、電力制御部U5は、短絡期間Tsにおいて、出力電流を経過時間に応じて徐々に上昇させている。これを利用し、時間検知部は、予備時間に対応する予備電流値に出力電流が達したことにより、経過時間が予備時間に達したことを検知してもよい。例えば、図6及び図7において予備時間をt1とする場合、予備電流値はc1である。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。例えば、外部コントローラ6は、必ずしもロボットコントローラ3に内蔵されていなくてよい。外部コントローラ6は、独立した1ユニットであってもよいし、溶接電源5と一体化されていてもよい。
1…アーク溶接システム、2…ロボット(溶接ロボット)、41…送給機構(駆動部)、44…溶接ワイヤ(溶接材)、A1,A2…アーク溶接装置、c2…基準電流値、c3…第1電流値、c4…第2電流値、r1…第1基準上昇率、r2…第2基準上昇率、t2,t3…基準時間、U2…状態検知部、U3…時間検知部、U5…電力制御部、U6…上昇率算出部、U7…上昇検知部、W…ワーク。

Claims (11)

  1. 短絡状態及びアーク状態を繰り返し発生させながら溶接を行う装置であって、
    ワークに対し溶接材を前進及び後退させる駆動部と、
    前記ワークと前記溶接材との間の電圧に基づいて前記短絡状態及び前記アーク状態の開始を検知する状態検知部と、
    前記短絡状態の継続予測時間より短い時間を基準時間として、前記短絡状態の開始時からの経過時間が前記基準時間に達したことを検知する時間検知部と、
    前記経過時間が前記基準時間に達するのに応じて、前記ワークと前記溶接材との間の電流を低下させ、前記アーク状態の開始後に前記電流を上昇させる電力制御部と、を備えるアーク溶接装置。
  2. 前記電力制御部は、前記短絡状態の開始後に、前記電流を前記経過時間に応じて徐々に上昇させ、
    前記時間検知部は、前記基準時間に対応する基準電流値に前記電流が達したことにより、前記経過時間が前記基準時間に達したことを検知する、請求項1記載のアーク溶接装置。
  3. 前記電力制御部は、前記経過時間が前記基準時間に達した後に、前記電流を前記経過時間に応じて徐々に低下させる、請求項1又は2記載のアーク溶接装置。
  4. 前記ワークと前記溶接材との間の電圧上昇率を算出する上昇率算出部と、
    前記アーク状態の開始前において、前記溶接材にくびれが発生するときの前記電圧上昇率を第1基準上昇率とし、前記第1基準上昇率より小さい上昇率を第2基準上昇率として、前記電圧上昇率が前記第2基準上昇率に達したことを検知する上昇検知部と、を更に備え、
    前記電力制御部は、前記経過時間が前記基準時間に達するのに応じて前記電流を第1電流値に低下させた後に、前記電圧上昇率が前記第2基準上昇率に達するのに応じて前記電流を前記第1電流値より小さい第2電流値に低下させ、前記アーク状態の開始後に上昇させる、請求項1〜3のいずれか一項記載のアーク溶接装置。
  5. 前記電力制御部は、前記経過時間が前記基準時間に達する前に前記電圧上昇率が前記第2基準上昇率に達したときにも、前記電流を前記第2電流値に低下させ、前記アーク状態の開始後に上昇させる、請求項4記載のアーク溶接装置。
  6. 前記時間検知部は、前記基準時間より短い時間を予備時間として、前記経過時間が前記予備時間に達したことをも検知し、
    前記電力制御部は、前記経過時間が前記予備時間に達するまでは、前記電圧上昇率が前記第2基準上昇率に達したことを無視する、請求項5記載のアーク溶接装置。
  7. 前記電力制御部は、前記短絡状態の開始後に、前記電流を前記経過時間に応じて徐々に上昇させ、
    前記時間検知部は、前記予備時間に対応する予備電流値に前記電流が達したことにより、前記経過時間が前記予備時間に達したことを検知する、請求項6記載のアーク溶接装置。
  8. 前記電力制御部は、前記電圧上昇率が前記第2基準上昇率に達した後に、前記電流を経過時間に応じて徐々に低下させる、請求項4〜7のいずれか一項記載のアーク溶接装置。
  9. 前記上昇検知部は、前記電圧上昇率が前記第1基準上昇率に達したことをも検知し、
    前記電力制御部は、前記電流を前記第2電流値に低下させる途中で前記電圧上昇率が前記第1基準上昇率に達すると、前記電流の下降率を高める、請求項8記載のアーク溶接装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項記載のアーク溶接装置と、前記駆動部を保持して移動させる溶接ロボットと、を備える、アーク溶接システム。
  11. 短絡状態及びアーク状態を繰り返し発生させながら溶接を行うアーク溶接装置により実行される方法であって、
    ワークに対し溶接材を前進及び後退させ、
    前記ワークと前記溶接材との間の電圧に基づいて前記短絡状態及び前記アーク状態の開始を検知し、
    前記短絡状態の継続予測時間より短い時間を基準時間として、前記短絡状態の開始時からの経過時間が前記基準時間に達したことを検知し、
    前記経過時間が前記基準時間に達するのに応じて、前記ワークと前記溶接材との間の電流を低下させ、前記アーク状態の開始後に前記電流を上昇させる、アーク溶接方法。
JP2013120734A 2013-06-07 2013-06-07 アーク溶接装置、アーク溶接システム及びアーク溶接方法 Active JP5974984B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013120734A JP5974984B2 (ja) 2013-06-07 2013-06-07 アーク溶接装置、アーク溶接システム及びアーク溶接方法
CN201410216916.0A CN104227184B (zh) 2013-06-07 2014-05-21 电弧焊接装置、电弧焊接系统和电弧焊接方法
EP14169664.1A EP2810732B2 (en) 2013-06-07 2014-05-23 Arc welding apparatus, arc welding system, and arc welding method
KR1020140067325A KR101676911B1 (ko) 2013-06-07 2014-06-03 아크 용접 장치, 아크 용접 시스템 및 아크 용접 방법
US14/296,389 US10493551B2 (en) 2013-06-07 2014-06-04 Arc welding apparatus, arc welding system, and arc welding method
IN2763CH2014 IN2014CH02763A (ja) 2013-06-07 2014-06-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013120734A JP5974984B2 (ja) 2013-06-07 2013-06-07 アーク溶接装置、アーク溶接システム及びアーク溶接方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014237153A true JP2014237153A (ja) 2014-12-18
JP5974984B2 JP5974984B2 (ja) 2016-08-23

Family

ID=50771192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013120734A Active JP5974984B2 (ja) 2013-06-07 2013-06-07 アーク溶接装置、アーク溶接システム及びアーク溶接方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10493551B2 (ja)
EP (1) EP2810732B2 (ja)
JP (1) JP5974984B2 (ja)
KR (1) KR101676911B1 (ja)
CN (1) CN104227184B (ja)
IN (1) IN2014CH02763A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017064805A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社ダイヘン 制御システム
JPWO2017057683A1 (ja) * 2015-09-30 2018-07-26 株式会社ダイヘン アーク溶接装置およびアーク溶接方法
JP7569722B2 (ja) 2021-03-17 2024-10-18 株式会社ダイヘン アーク溶接装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107042350B (zh) * 2017-02-22 2019-01-29 重庆理工大学 一种应用于电弧三维快速成形制造的熔滴沉积率检测方法
JP2020131200A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 株式会社ダイヘン アーク溶接方法
WO2020246416A1 (ja) * 2019-06-06 2020-12-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 溶接条件設定支援装置
EP4431215A1 (de) 2023-03-13 2024-09-18 FRONIUS INTERNATIONAL GmbH Regelung intervallfügeverfahren

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59202175A (ja) * 1983-04-30 1984-11-15 Kobe Steel Ltd 短絡を伴なう溶接の電流制御方法
JP2004298924A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Daihen Corp 短絡を伴うアーク溶接の送給制御方法
JP2010167502A (ja) * 2010-05-14 2010-08-05 Panasonic Corp 消耗電極式アーク溶接装置
US20100237052A1 (en) * 2009-03-18 2010-09-23 Lincoln Global, Inc. Method and apparatus for adaptive gmaw short circuit frequency control
JP2012006020A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Daihen Corp アーク溶接制御方法
JP2013071154A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Daihen Corp アーク溶接方法およびアーク溶接システム

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4835360A (en) * 1986-12-11 1989-05-30 The Lincoln Electric Company Method and device for controlling a short circuiting type welding system
US4717807A (en) 1986-12-11 1988-01-05 The Lincoln Electric Company Method and device for controlling a short circuiting type welding system
US5245546A (en) * 1991-09-30 1993-09-14 Rockwell International Corporation Welding arc length control system
AT409730B (de) 1998-03-10 2002-10-25 Fronius Schweissmasch Prod Verfahren zum zünden eines lichtbogens zwischen einem werkstück und einer abzuschmelzenden elektrode sowie einrichtung zur durchführung des verfahrens
US6087626A (en) * 1998-02-17 2000-07-11 Illinois Tool Works Inc. Method and apparatus for welding
US6518545B1 (en) * 2000-02-25 2003-02-11 Serimer Dasa Welding arc penetrating power real-time detection system
AUPS274002A0 (en) * 2002-06-03 2002-06-20 University Of Wollongong, The Control method and system for metal arc welding
US7304269B2 (en) 2004-06-04 2007-12-04 Lincoln Global, Inc. Pulse welder and method of using same
US9393635B2 (en) * 2004-06-04 2016-07-19 Lincoln Global, Inc. Adaptive GMAW short circuit frequency control and high deposition arc welding
JPWO2005120758A1 (ja) * 2004-06-08 2008-04-03 株式会社安川電機 ロボット溶接制御装置及び制御方法
JP2006142317A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Daihen Corp 極性切換短絡アーク溶接方法
AT501995B1 (de) 2005-05-24 2009-07-15 Fronius Int Gmbh Kalt-metall-transfer-schweissverfahren sowie schweissanlage
CA2622134C (en) * 2005-09-12 2013-12-24 Esab Ab Control method for mig/mag-welding and welding equipment applying this method
JP4211793B2 (ja) * 2006-02-17 2009-01-21 パナソニック株式会社 アーク溶接制御方法およびアーク溶接装置
US20080264917A1 (en) * 2007-04-30 2008-10-30 Illinois Tool Works Inc. Metal core welding wire pulsed welding system and method
JP4946785B2 (ja) * 2007-10-22 2012-06-06 パナソニック株式会社 アーク溶接制御方法およびアーク溶接装置
JP4844768B2 (ja) * 2008-11-04 2011-12-28 信越化学工業株式会社 反応性紫外線吸収剤及び硬化性紫外線遮蔽膜形成用塗布液、紫外線遮蔽膜並びに該紫外線遮蔽膜が形成された紫外線遮蔽機能を有する基材
US20130020289A1 (en) * 2009-01-13 2013-01-24 Lincoln Global Inc. Method and system to start and stop a hot wire system
JP2010221226A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Yaskawa Electric Corp アーク溶接システムおよびアーク溶接方法
US8513568B2 (en) 2009-06-19 2013-08-20 Panasonic Corporation Consumable electrode arc welding method and consumable electrode arc welding device
EP2272615B1 (de) 2009-07-10 2016-08-31 Ewm Ag Konditionierung einer abschmelzenden Elektrode für das Lichtbogenschweissen oder Lichtbogenlöten unter Schutzgas
CN102271853B (zh) 2009-07-29 2015-04-15 松下电器产业株式会社 电弧焊接方法以及电弧焊接装置
US9050677B2 (en) * 2009-08-28 2015-06-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Arc welding method and arc welding apparatus
JP5370089B2 (ja) * 2009-11-06 2013-12-18 パナソニック株式会社 アーク溶接方法およびアーク溶接装置
WO2011064952A1 (ja) 2009-11-25 2011-06-03 パナソニック株式会社 溶接方法および溶接装置
CN102380691B (zh) * 2010-08-31 2014-11-05 株式会社大亨 消耗电极电弧焊接的缩颈检测控制方法
EP2455177B1 (en) * 2010-09-10 2017-08-30 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Arc welding control method
US8993926B2 (en) * 2010-10-07 2015-03-31 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Method for arc welding
US9162308B2 (en) 2010-10-22 2015-10-20 Lincoln Global, Inc. Apparatus and method for pulse welding with AC waveform
JP5634911B2 (ja) * 2011-02-16 2014-12-03 株式会社神戸製鋼所 多電極ガスシールドアーク自動溶接装置
JP5808947B2 (ja) * 2011-05-23 2015-11-10 株式会社ダイヘン 消耗電極アーク溶接のくびれ検出制御方法
WO2012162598A1 (en) * 2011-05-26 2012-11-29 Thermal Dynamics Corporation Systems for and method of generating a weld with energy conservation and improved cooling in welding machines
JP5840921B2 (ja) * 2011-11-04 2016-01-06 株式会社ダイヘン 消耗電極アーク溶接のくびれ検出制御方法
CN102601492B (zh) * 2012-03-02 2015-05-27 深圳麦格米特电气股份有限公司 电弧焊接熔滴缩颈发生检测方法和缩颈发生后的控制方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59202175A (ja) * 1983-04-30 1984-11-15 Kobe Steel Ltd 短絡を伴なう溶接の電流制御方法
JP2004298924A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Daihen Corp 短絡を伴うアーク溶接の送給制御方法
US20100237052A1 (en) * 2009-03-18 2010-09-23 Lincoln Global, Inc. Method and apparatus for adaptive gmaw short circuit frequency control
JP2010167502A (ja) * 2010-05-14 2010-08-05 Panasonic Corp 消耗電極式アーク溶接装置
JP2012006020A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Daihen Corp アーク溶接制御方法
JP2013071154A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Daihen Corp アーク溶接方法およびアーク溶接システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017064805A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社ダイヘン 制御システム
JPWO2017057683A1 (ja) * 2015-09-30 2018-07-26 株式会社ダイヘン アーク溶接装置およびアーク溶接方法
JP7569722B2 (ja) 2021-03-17 2024-10-18 株式会社ダイヘン アーク溶接装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20140143706A (ko) 2014-12-17
CN104227184A (zh) 2014-12-24
CN104227184B (zh) 2016-04-13
EP2810732B1 (en) 2017-02-15
EP2810732A2 (en) 2014-12-10
IN2014CH02763A (ja) 2015-07-17
US20140360995A1 (en) 2014-12-11
US10493551B2 (en) 2019-12-03
JP5974984B2 (ja) 2016-08-23
EP2810732A3 (en) 2015-09-02
EP2810732B2 (en) 2022-08-10
KR101676911B1 (ko) 2016-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5974984B2 (ja) アーク溶接装置、アーク溶接システム及びアーク溶接方法
JP6221076B2 (ja) アーク溶接制御方法およびアーク溶接装置
JP3203250U (ja) 単一の溶接モードを有する電源を用いた溶接の方法及びシステム
JP5994735B2 (ja) アーク溶接装置、アーク溶接システム及びアーク溶接方法
KR102111811B1 (ko) 전력 컨버터 그리고 파형 제어 신호 및 전극의 움직임을 통해/용접 상태 및 움직임 상태 테이블들과 감지 데이터 둘 다에 기초한 움직임 제어 신호를 통해 전력 컨버터를 동작시키는 제어기를 갖는 아크 용접 시스템
US20140360997A1 (en) Arc welding apparatus, arc welding system, and arc welding method
JP6007879B2 (ja) アーク溶接装置、アーク溶接方法、及びアーク溶接システム
JP5120073B2 (ja) 交流パルスアーク溶接装置および制御方法
CA3068228C (en) Systems and methods for controlled arc and short phase time adjustment
US12090580B2 (en) Welding apparatus and welding method
JP5511276B2 (ja) アークスタート制御方法
CN111468802A (zh) 具有集成开关的用于受控短路焊接过程的系统和方法
JP6460821B2 (ja) アーク溶接制御方法
JP6027887B2 (ja) 非消耗電極アーク溶接のタッチスタート制御方法
JP2010247224A (ja) アーク溶接方法
US20230142671A1 (en) Welding or additive manufacturing system with discontinuous electrode feeding
JP6274173B2 (ja) アーク溶接システムおよびアーク溶接方法
JP2012061475A (ja) アーク溶接方法、溶接電源装置、およびアーク溶接システム
JP2014104498A (ja) 非消耗電極アーク溶接のタッチスタート制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5974984

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150