JP2014236659A - ワニス処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理待ち時間を作ることなく、効率よく固定子のワニス処理を行う。
【解決手段】固定子を予備加熱する予備加熱ユニット2a,2b、予備加熱ユニットに予備加熱された固定子にワニスを塗布するワニス滴下ユニット3、及び固定子に塗布されたワニスを硬化させる硬化加熱を行うワニス硬化ユニット4a〜4cの台数は、各ユニットの処理時間の概ねの比率に比例して設けられている。例えば、予備加熱ユニット、ワニス滴下ユニット、及びワニス硬化ユニットの処理時間の比率が2:1:3の場合は、2台の予備加熱ユニット2a,2b、1台のワニス滴下ユニット3、及び3台のワニス硬化ユニット4a〜4cとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定子におけるワニス処理技術に関し、特に、固定子のワニス処理の効率化に有効な技術に関する。
特開2012−5283号公報(特許文献1)には、電動機械における固定子コアに巻き線された電線コイルや固定子を加熱する技術として、予備加熱時や滴下したワニスの硬化加熱に誘導加熱を用いる技術が記載されている。
具体的には、誘導加熱部分が電動機械の固定子の外側部分の少なくとも半分以上を近接して覆い、かつ、該誘導加熱部分においてコイルに流れる誘導加熱電流が一方向になるように、誘導加熱コイルを配置し、誘導加熱コイルに誘導加熱電流を供給すると共に、固定子を回転させながら加熱するものである。
また、特開平07−246355号公報(特許文献2)には、表面に離型性の良い樹脂層が形成されたハンガーにコイルを搭載して連続的に搬送させ、絶縁ワニスを含浸させる技術が記載されている。
特開2012−5283号公報 特開平07−246355号公報
固定子に巻き線された電線コイルや固定子コアの水分除去やアニール処理のための予備加熱及びワニスを塗布した後ワニスを硬化させる本加熱に誘導加熱を用いた場合、固定子の温度上昇にかかる時間を短縮することができ、省エネルギ化を図ることができる。
しかしながら、上記した特許文献1では、予備加熱及び本加熱の時間を短縮するのみであり、固定子の予備過熱工程、ワニス塗布工程及び本加熱工程までのワニス処理に係る一連の作業を短時間で効率よく処理する技術については記載されていない。
また、特許文献2においては、予備加熱及び本加熱に誘導加熱を用いることが記載されておらず、加熱に電気ヒータなどを用いた場合、加熱乾燥に係る処理の効率が低下してまうことになる。
一連の工程からなるワニス処理を効率的に行うことが望まれる。
上記課題を解決するために、例えば、請求項1に記載のワニス処理装置を適用する。即ち、ワニス処理装置は、予備加熱ユニット、ワニス滴下ユニット及びワニス硬化ユニットをそれぞれ有する。予備加熱ユニットは、固定子を予備加熱する。ワニス滴下ユニットは、予備加熱ユニットにより予備加熱された固定子にワニスを塗布する。ワニス硬化ユニットは、固定子に塗布されたワニスを硬化させる硬化加熱を行う。
そして、予備加熱ユニットにおける処理時間、ワニス滴下ユニットにおける処理時間、またはワニス硬化ユニットにおける処理時間のうち、最も短い処理時間を基準処理時間とし、基準処理時間よりも処理時間が長いユニットの台数が、最も短い処理時間のユニットの台数より多いものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、一連の工程からなるワニス処理の効率が向上するという効果を奏する。
本発明の他の課題や効果は以下の記載から明らかになるであろう。
本発明の実施の形態によるワニス処理装置における一例を示す外観図である。 固定子におけるワニス処理時の温度プロファイルの一例を示す説明図である。 図1のワニス処理装置におけるワニス処理の一例を示すフローチャートである。 図1のワニス処理装置によって固定子を連続してワニス処理する一例を示したタイミングチャートである。 図4のタイミングチャートにおける固定子の処理例を示した説明図である。 図5に続く固定子の連続処理例を示した説明図である。 図6に続く固定子の連続処理例を示した説明図である。 図7に続く固定子の連続処理例を示した説明図である。 図8に続く固定子の連続処理例を示した説明図である。 図9に続く固定子の連続処理例を示した説明図である。 図10に続く固定子の連続処理例を示した説明図である。 図11に続く固定子の連続処理例を示した説明図である。 図12に続く固定子の連続処理例を示した説明図である。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。なお、図面をわかりやすくするために平面図であってもハッチングを付す場合がある。
〈ワニス処理装置の構成例〉
図1は、本発明の実施の形態によるワニス処理装置における一例を示す外観図である。
ワニス処理装置1は、モータや発電機などの回転電機に用いられる固定子にワニスを塗布し、硬化させる処理を行う装置である。このワニス処理装置1は、図1に示すように、予備加熱ユニット部2、ワニス滴下ユニット3、ワニス硬化加熱ユニット部4、搬送機構5、制御装置6、冷却ユニット7、搬入部8及び搬出部9を有する。
図1において、ワニス硬化加熱ユニット部4は、例えば3つのワニス硬化ユニット4a〜4cを有している。これらワニス硬化ユニット4a〜4cは、設置面である床面に水平に配列されている。以下、ワニス硬化ユニット4a〜4cが配列されている方向を配列方向という。
ワニス硬化加熱ユニット部4の上部には、予備加熱ユニット部2が設けられている。予備加熱ユニット部2は、例えば2つの予備加熱ユニット2a,2bを有する。これら予備加熱ユニット2a,2bも同様に、配列方向に配列された構成となっている。
配列方向において、ワニス硬化加熱ユニット部4、及び予備加熱ユニット部2の一端側には、ワニス滴下ユニット3が隣り合うように設けられている。また、配列方向において、予備加熱ユニット部2の他端側には、隣り合うように冷却ユニット7が設けられている。この冷却ユニット7には、配列方向に、該冷却ユニット7に隣り合って搬入部8が設けられており、該搬入部8の下方には、搬出部9が設けられている。
予備加熱ユニット2a,2bは、固定子を予備加熱するユニットである。予備加熱とは、固定子を構成する固定子コア、該固定子に巻き線された電線コイル、及び絶縁物の水分除去やアニール処理を行うための加熱である。
ワニス滴下ユニット3は、固定子にワニスを滴下して塗布するユニットである。ワニス硬化ユニット4a〜4cは、ワニス滴下ユニット3においてワニスが塗布された固定子を加熱し、ワニスを硬化させる本加熱を行うユニットである。
予備加熱ユニット2a,2b、及びワニス硬化ユニット4a〜4cは、例えば電磁誘導加熱によって固定子を加熱する。電磁誘導加熱は、例えば電磁誘導加熱コイルに交流電流を流すことにより、該電磁誘導加熱コイルから放射される交番磁束に起因する被加熱電気導体となる固定子の渦電流によるジュール熱発生の原理を用いて、該固定子の表面を加熱するものである。
冷却ユニット7は、ワニス処理が終了した固定子を所望の温度まで冷却させるユニットであり、例えば3つ程度の固定子を載置することができる。なお、冷却ユニット7における固定子の載置台数は、これに限定されるものではなく、2台以下、あるいは4台以上の固定子を載置する構成としてもよい。
搬入部8は、ワニス処理装置1によりワニス処理される前の固定子が載置されるステージである。搬出部9は、ワニス処理装置1によってワニスの硬化処理が終了し、冷却ユニット7において冷却された後の固定子が載置されるステージである。
搬送機構5は、搬入部8、予備加熱ユニット2a,2b、ワニス滴下ユニット3、ワニス硬化ユニット4a〜4c、冷却ユニット7、搬入部8および搬出部9の間を移動して固定子を搬送する。
これら搬入部8、予備加熱ユニット2a,2b、ワニス滴下ユニット3、ワニス硬化ユニット4a〜4c、冷却ユニット7、搬入部8および搬出部9の前方の設置面には、配列方向に延びるレール10が設けられている。搬送機構5は、そのレール10上を移動することによって配列方向に移動する構成となっている。
搬送機構5は、図示しない保持部、上下移動部、及び前後移動部をそれぞれ有している。保持部は、固定子の外径を保持して該固定子を移動させる。上下移動部は、保持部を配列方向に垂直な方向である上下方向に移動させる。前後移動部は、保持部を前後方向に移動させる。前後方向とは、配列方向、及び上下方向に対してそれぞれ垂直となる方向である。
これら予備加熱ユニット部2、ワニス滴下ユニット3、ワニス硬化加熱ユニット部4、及び搬送機構5は、制御装置6にそれぞれ接続されている。制御装置6は、予備加熱ユニット2a,2b、及びワニス硬化ユニット4a〜4cにおける温度設定、ワニス滴下ユニット3におけるワニスの塗布、及び搬送機構5による固定子搬送の際の駆動などの制御をそれぞれ行う。
制御装置6は、例えば、MPU(Micro-Processing Unit)またはCPU(Central Processing Unit)を有するプログラマブルコントローラであり、図示しない不揮発性記憶装置に記憶されたプログラムと、CPUなどとの協働によって予備加熱ユニット部2、ワニス滴下ユニット3、ワニス硬化加熱ユニット部4、及び搬送機構5の制御を行う。
〈ワニス処理の温度プロファイル例〉
図2は、固定子におけるワニス処理時の温度プロファイルの一例を示す説明図である。
ワニス処理時の温度プロファイルは、図2に示すように、第1の処理時間である予備加熱期間T1、第2の処理時間であるワニス塗布期間T2、及び第3の処理時間であるワニス硬化期間T3を有する。
予備加熱期間T1は、予備加熱ユニット2a,2bのいずれかに固定子が搬入され、予備加熱が開始されてから終了するまでの期間である。ワニス塗布期間T2は、予備加熱が終了した固定子がワニス滴下ユニット3に搬入され、該固定子へのワニス塗布が終了するまでの期間である。ワニス硬化期間T3は、ワニスが塗布された固定子がワニス硬化ユニット4a〜4cのいずれかに搬送され、本加熱が開始されてから終了するまでの期間である。
予備加熱期間T1は、固定子を所望の温度まで上昇させた後、所望の温度まで該固定子を冷却する温度プロファイルとなっている。固定子を所望の温度まで上昇させるのは、固定子に含まれる水分を蒸発させると共に、巻き線された電線の絶縁被膜へのダメージを緩和するためである。
電線の絶縁被膜には、固定子コアに電線を組み込む際にダメージを受けるが、アニール処理により該ダメージを緩和することができる。また、予備加熱期間T1における固定子の冷却は、固定子の温度がワニスの塗布に適した温度となるようにするためである。
ワニス塗布期間T2は、予備加熱が終了した固定子にワニスを塗布する期間である。ワニス硬化期間T3は、固定子に本加熱を行う期間である。このワニス硬化期間T3は、固定子への加熱を開始した後、塗布したワニスに見合った温度、及び時間を維持してワニスを硬化させる。
主に、ワニス処理においては、ワニス塗布期間T2、予備加熱期間T1、そしてワニス硬化期間T3の順番で各処理に係る時間が長くなる場合が多い。よって、図2の温度プロファイルでは、予備加熱期間T1、ワニス塗布期間T2、及びワニス硬化期間T3の時間が、概ね2:1:3の比率となっている場合の例を示している。
そこで、図1のワニス処理装置1では、図2の予備加熱期間T1、ワニス塗布期間T2、及びワニス硬化期間T3における処理時間の比率に着目し、該比率に見合うように、2つの予備加熱ユニット2a,2bと3つのワニス硬化ユニット4a〜4cを有する構成としている。
この場合、処理時間の比率の最も短いワニス滴下ユニット3の処理時間であるワニス塗布期間T2を基準処理時間とする。そして、基準処理時間よりも処理時間が多い予備加熱期間T1、およびワニス硬化期間T3を有する予備加熱ユニットとワニス硬化ユニットとの台数を増加させている。
具体的には、図2において、予備加熱期間T1の時間比率は2であるので、2つの予備加熱ユニット2a,2bを有する構成とする。ワニス塗布期間T2の時間比率は1であるので、1つのワニス滴下ユニット3を備え、ワニス硬化期間T3の時間比率は3であるので、3つのワニス硬化ユニット4a〜4cを有する構成としている。
また、各処理の時間比率と同じだけのユニットを設ける他に、各処理の時間比率の整数倍のユニットをそれぞれ設ける構成としてもよい。処理の時間比率が2:1:3の場合においては、例えば、4つの予備加熱ユニット、2つのワニス滴下ユニット、及び6つのワニス硬化ユニットをそれぞれ設ける構成などである。
この場合においても、予備加熱ユニットは、ワニス硬化ユニットの上方に設置され、ワニス滴下ユニットは、予備加熱ユニット、及びワニス硬化ユニットの一端側に隣り合うように設けられる。また、予備加熱ユニット、ワニス硬化ユニット、及びワニス滴下ユニットは、それぞれ配列方向に配列されている構成とする。
ここで、予備加熱ユニット、ワニス硬化ユニット、及びワニス滴下ユニットがそれぞれ1つしか設けられていないワニス処理装置において固定子のワニス処理を連続して行う場合について考える。
最初の固定子の予備加熱処理が終了すると、該固定子は、ワニス塗布処理に移行する。このとき、2つめの固定子の予備加熱が行われる。図2の温度プロファイルの場合、ワニス塗布期間T2が最も短いため、2つめの固定子の予備加熱中に最初の固定子は、ワニス硬化処理に移行する。
続いて、2つめの固定子の予備加熱が終了すると、該固定子は、ワニス塗布処理に移行する。このワニス塗布処理が終了すると、2つめの固定子は、ワニス硬化処理が行われることになる。
しかし、図2に示す温度プロファイルにおける時間比率では、2つめの固定子のワニス塗布処理が終了しても、最初の固定子のワニス硬化処理が終了しておらず、2つめの固定子は、最初の固定子のワニス硬化処理が終了するまでワニス硬化処理を実行できず、処理待ち時間が発生してしまうことなる。これにより、ワニス処理のスループットが低下してしまうことになる。
一方、図1のワニス処理装置1では、図2の温度プロファイルの時間比率に見合うように、予備加熱ユニット2a,2b、ワニス滴下ユニット3、及びワニス硬化ユニット4a〜4cをそれぞれ設けた構成とすることにより、固定子の処理待ち時間をなくし、連続して固定子のワニス処理を行うことができるようになる。
なお、図2では、予備加熱期間T1、ワニス塗布期間T2、及びワニス硬化期間T3の時間が、概ね2:1:3の比率となっている場合について示した。しかし、これら予備加熱期間T1、ワニス塗布期間T2、及びワニス硬化期間T3の時間は、ワニスの成分、固定子のサイズ、あるいは誘導加熱の熱電源出力などによって変化してしまう。そのため、期間T1〜T3の時間変化に応じて、予備加熱ユニット、ワニス滴下ユニット、及びワニス硬化ユニットのそれぞれの数を増減させる。
〈ワニス処理例〉
図3は、図1のワニス処理装置1におけるワニス処理の一例を示すフローチャートである。なお、この図3では、1つの固定子を搬入部8から取り出してワニス処理を行い、搬出部9に載置するまでについて説明する。
上述したように、予備加熱ユニット2a,2bやワニス硬化ユニット4a〜4cにおける温度設定、ワニス滴下ユニット3におけるワニスの塗布、及び搬送機構5による固定子搬送の際の駆動などの制御は、制御装置6によってそれぞれ行われる。
まず、搬送機構5は、搬入部8に載置されているワニス処理前の固定子を取り出して搬送し、例えば、予備加熱ユニット2aに搬送した固定子を投入する(ステップS101)。
続いて、固定子が投入されると、予備加熱ユニット2aは、固定子の予備加熱を行う(ステップS102)。この予備加熱は、例えば図2の予備加熱期間T1に示す温度プロファイルとなるように制御装置6によって制御が行われる。
そして、予備加熱が終了すると、搬送機構5は、固定子を予備加熱ユニット2aから取り出した後、ワニス滴下ユニット3まで搬送し、該ワニス滴下ユニット3に固定子を投入する。
ワニス滴下ユニット3は、固定子が投入されると、固定子へのワニスの塗布を行う(ステップS103)。このワニス滴下ユニット3によるワニスの塗布は、例えば固定子を回転させながらワニスを滴下含浸させることにより、電線コイルなどにワニスを含浸させる。
ワニス滴下ユニット3におけるワニスの塗布が終了すると、搬送機構5は、固定子をワニス滴下ユニット3から取り出し、ワニスの塗布が終了した固定子を、例えばワニス硬化ユニット4aに投入する。固定子が投入されると、ワニス硬化ユニット4aは、固定子の本加熱を行い、ワニスを硬化させる(ステップS104)。この本加熱は、例えば図2のワニス硬化期間T3に示す温度プロファイルとなるように制御装置6によって制御が行われる。
また、ワニス硬化ユニット4aは、固定子を回転させる図示しない回転機構を有しており、該固定子を回転させながら本加熱を行う構成となっている。これにより、ワニス硬化ユニット内に固定子に塗布されたワニスが滴下することを防止することができる。
ワニス硬化ユニット4aにおいて本加熱が終了すると、搬送機構5は、固定子をワニス硬化ユニット4aから取り出して冷却ユニット7まで搬送し、この冷却ユニット7において固定子を所望の温度まで冷却させる(ステップS105)。また、冷却ユニット7での固定子の冷却は、自然冷却であってもよいし、例えばスポットクーラなどによって冷風を固定子にあてることによって冷却する構成としてもよい。この場合、冷却させる温度は、例えば、作業者が固定子を取り扱うことができる温度が好ましいが、これに限るものではない。
固定子の冷却が終了すると、搬送機構5は、固定子を冷却ユニット7から取り出し、搬出部9まで搬送する(ステップS106)。これにより、ワニス処理装置1におけるワニス処理が終了となる。
〈連続ワニス処理例〉
図4は、図1のワニス処理装置1によって固定子を連続してワニス処理する際の一例を示したタイミングチャートである。図5〜図13は、図4のタイミングチャートにおける固定子の連続処理例を示した説明図である。
図4〜図13においては、最初にワニス処理する固定子を固定子W1として示している。以下、2番目にワニス処理する固定子を固定子W2、3番目にワニス処理する固定子を固定子W3、4番目にワニス処理する固定子を固定子W4として示している。同様に、5番目にワニス処理する固定子を固定子W5とし、6番目にワニス処理する固定子を固定子W6として示している。
また、図4に示したタイミングチャートは、固定子W1〜W6がワニス処理される際の温度プロファイルを図2に示した温度プロファイルにて処理するものとしている。よって、予備加熱期間T1、ワニス塗布期間T2、及びワニス硬化期間T3の処理時間は、それぞれ2:1:3程度の比率となっている。
また、図5〜図13では、簡単のため、予備加熱ユニット2a,2b、ワニス滴下ユニット3、及びワニス硬化ユニット4a〜4cのみを示している。
まず、図5に示すように、最初にワニス処理される固定子W1が、例えば予備加熱ユニット2aに投入され、予備加熱が開始される。そして、予備加熱期間T1の半分程度が過ぎたところで、図6に示すように、2番目にワニス処理される固定子W2が予備加熱ユニット2bに投入され、予備加熱が開始となる。
固定子W1の予備加熱期間T1が終了すると、図7に示すように、該固定子W1は、予備加熱ユニット2aから取り出されてワニス滴下ユニット3に投入され、ワニス塗布が行われる。また、空きとなった予備加熱ユニット2aには、3番目にワニス処理される固定子W3が投入され、予備加熱が開始される。
図8に示すように、固定子W1のワニス塗布期間T2が終了すると、該固定子W1は、ワニス滴下ユニット3から取り出されてワニス硬化ユニット4aに投入され、本加熱処理が行われる。
このとき、固定子W2の予備加熱期間T1が終了(図4参照)となり、固定子W2は、予備加熱ユニット2bから取り出されてワニス滴下ユニット3に投入される。そして、空きとなった予備加熱ユニット2bには、4番目にワニス処理される固定子W4が投入され、予備加熱が開始される。
続いて、固定子W2のワニス塗布期間T2が終了すると、該固定子W2は、図9に示すように、ワニス滴下ユニット3から取り出されてワニス硬化ユニット4bに投入され、本加熱処理が行われる。
また、固定子W3の予備加熱期間T1が終了となるので、該固定子W3は、図9に示すように、空きとなったワニス滴下ユニット3に投入され、ワニス塗布が行われる。空きとなった予備加熱ユニット2aには、5番目にワニス処理される固定子W5が投入され、予備加熱が開始される。
固定子W3のワニス塗布期間T2が終了すると、該固定子W3は、図10に示すように、ワニス滴下ユニット3から取り出されてワニス硬化ユニット4cに投入され、本加熱処理が行われる。
また、空きとなったワニス滴下ユニット3には、予備加熱期間T1が終了した固定子W4が投入されてワニス塗布が行われる。空きとなった予備加熱ユニット2bには、6番目にワニス処理される固定子W6が投入され、予備加熱が開始される。
そして、固定子W1のワニス硬化期間T3が終了すると、該固定子W1は、搬送機構5によってワニス硬化ユニット4aから取り出される。取り出された固定子W1は、搬送機構5によって冷却ユニット7に搬送されて冷却した後、搬出部9まで搬送される。
このとき、固定子W4のワニス塗布期間T2が終了するので、該固定子W4は、図11に示すように、ワニス滴下ユニット3から取り出されてワニス硬化ユニット4aに投入され、本加熱処理が行われる。
また、固定子W5の予備加熱期間T1が終了すると、図11に示すように、該固定子W5は、予備加熱ユニット2aから取り出されて、空きとなったワニス滴下ユニット3に投入され、ワニス塗布が行われる。
その後、固定子W2のワニス硬化期間T3が終了すると、該固定子W2は、搬送機構5によってワニス硬化ユニット4bから取り出される。取り出された固定子W2は、搬送機構5によって冷却ユニット7に搬送されて冷却した後、搬出部9まで搬送される。
このとき、固定子W5のワニス塗布期間T2が終了となり、該固定子W5は、図12に示すように、ワニス滴下ユニット3から取り出されて空きとなったワニス硬化ユニット4bに投入され、本加熱処理が行われる。
続いて、固定子W3のワニス硬化期間T3が終了すると、該固定子W3は、搬送機構5によってワニス硬化ユニット4cから取り出される。取り出された固定子W3は、搬送機構5によって冷却ユニット7に搬送されて冷却した後、搬出部9まで搬送される。
このとき、固定子W6のワニス塗布期間T2が終了となるので、該固定子W6は、図13に示すように、ワニス滴下ユニット3から取り出されて空きとなったワニス硬化ユニット4cに投入され、本加熱処理が行われる。
この時点で、ワニス硬化ユニット4a〜4cには、固定子W4,W5,W6がそれぞれ投入されていることになる。その後、順次固定子W4,W5,W6におけるワニス硬化期間T3が終了となり、冷却ユニット7による冷却後に、搬出部9まで搬送される。
このように、図1のワニス処理装置1では、固定子のワニス処理を連続して行うことができるので、処理待ち時間をなくすことができ、固定子のワニス処理におけるスループットを大幅に向上させることができる。
また、ワニス硬化加熱ユニット部4の上方に予備加熱ユニット部2を設け、該予備加熱ユニット部2の一端側に、ワニス滴下ユニット3を設けた構成とすることにより、固定子を連続して処理する際に、搬送機構5が配列方向に移動する距離を短くすることができる。
例えば、予備加熱ユニット部2、ワニス滴下ユニット3、及びワニス硬化加熱ユニット部4を配列方向にそれぞれ配列した場合、搬送機構5が配列方向に移動する距離が大幅に長くなってしまうことになる。移動距離が長くなれば、より多くの移動時間が必要となり、ワニス処理に要する全体の処理時間が増加してしまい、処理効率を低下させてしまうことになる。
また、予備加熱ユニット部2を上側に、ワニス硬化加熱ユニット部4を該予備加熱ユニット部2の下側に配置する構成とすることによって、本加熱中に固定子からワニスが滴下することがあっても、予備加熱処理中の固定子を滴下したワニスが付着することを防止することができる。それにより、高品質なワニス処理を行うことができる。
ここでは、予備加熱ユニット、ワニス滴下ユニット、及びワニス硬化ユニットにおける各処理の時間比率が、2:1:3である場合について説明した。しかし、各処理の時間比率は、必ずしも整数比にならないため、該時間比率に見合うように、予備加熱ユニット、ワニス硬化ユニット、及びワニス滴下ユニットをそれぞれ有するようにしなければならない。
時間比率が整数比とならない場合には、例えば、整数となるように四捨五入するなどが考えられる。予備加熱ユニット、ワニス滴下ユニット、及びワニス硬化ユニットにおける各処理の時間比率が、例えば、1.5:1:2.5の場合には、整数でない数字を四捨五入することによって、2:1:3となる。よって、2台の予備加熱ユニット、1台のワニス滴下ユニット、及び3台のワニス硬化ユニットをそれぞれ有する構成とする。これによって、処理待ち時間が発生することなく、滞りなく固定子のワニス処理を行うことができる。
なお、整数でない比の扱いは、四捨五入に限らず、切り上げや任意の閾値を適用できるのいうまでもない。なお、切り上げの場合は、必ず各処理間の待ち時間を短縮できるという効果がある。
以上、発明を適用した一実施形態であるワニス処理装置を具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
1 ワニス処理装置
2 予備加熱ユニット部
2a 予備加熱ユニット
2b 予備加熱ユニット
3 ワニス滴下ユニット
4 ワニス硬化加熱ユニット部
4a ワニス硬化ユニット
4b ワニス硬化ユニット
4c ワニス硬化ユニット
5 搬送機構
6 制御装置
7 冷却ユニット
8 搬入部
9 搬出部
10 レール
W1〜W6 固定子

Claims (11)

  1. 固定子を予備加熱する予備加熱ユニットと、
    前記予備加熱ユニットにより予備加熱された前記固定子にワニスを塗布するワニス滴下ユニットと、
    前記固定子に塗布されたワニスを硬化させる硬化加熱を行うワニス硬化ユニットと、を有し、
    前記予備加熱ユニットにおける処理時間、前記ワニス滴下ユニットにおける処理時間、または前記ワニス硬化ユニットにおける処理時間のうち、最も短い処理時間を基準処理時間とし、前記基準処理時間よりも処理時間が、前記最も短い処理時間のユニットの台数より多い、ワニス処理装置。
  2. 請求項1記載のワニス処理装置において、
    前記予備加熱ユニット、前記ワニス滴下ユニット、及び前記ワニス硬化ユニットは、
    前記予備加熱ユニットにおける処理時間、前記ワニス滴下ユニットにおける処理時間および前記ワニス硬化ユニットにおける処理時間の比率に応じた台数をそれぞれ有する、ワニス処理装置。
  3. 請求項2に記載のワニス処理装置において、
    前記処理時間の比率は、概ねの比率であるワニス処理装置。
  4. 請求項3に記載のワニス処理装置において、
    前記概ねの比率は、各ユニットの処理時間の比率に少数がある場合、少数部分を所定の基準で繰り上げた整数に置換した比率であるワニス処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のワニス処理装置において、
    前記予備加熱ユニットは、前記ワニス硬化ユニットの上方に設けられている、ワニス処理装置。
  6. 請求項5記載のワニス処理装置において、
    前記ワニス滴下ユニットは、前記ワニス処理装置の設置面に対して水平な方向である配列方向に、前記予備加熱ユニット及び前記ワニス硬化ユニットに隣り合って配列される、ワニス処理装置。
  7. 請求項5記載のワニス処理装置において、
    前記予備加熱ユニット及び前記ワニス硬化ユニットをそれぞれ複数台有し、
    複数の前記予備加熱ユニット及び複数の前記ワニス硬化ユニットは、
    前記ワニス処理装置の設置面に対して水平な方向である配列方向にそれぞれ配列される、ワニス処理装置。
  8. 請求項5記載のワニス処理装置において、
    さらに、前記固定子を搬送する搬送ユニットを有し、
    前記搬送ユニットは、前記ワニス硬化ユニット及び前記予備加熱ユニットの前面に設けられ、前記ワニス処理装置の設置面に対して水平な方向である配列方向、前記配列方向に対して垂直な方向である上下方向、及び前記配列方向に対して垂直な方向であり、前記上下方向に対しても垂直な方向である前後方向に前記固定子をそれぞれ搬送可能である、ワニス処理装置。
  9. 請求項1記載のワニス処理装置において、
    前記予備加熱ユニットの台数は、2台であり、
    前記ワニス滴下ユニットの台数は、1台であり、
    前記ワニス硬化ユニットの台数は、3台である、ワニス処理装置。
  10. 請求項9記載のワニス処理装置において、
    3台の前記ワニス硬化ユニットは、前記ワニス処理装置の設置面に対して水平な方向である配列方向にそれぞれ配列され、
    2台の前記予備加熱ユニットは、前記配列方向において、3台の前記ワニス硬化ユニットの上方にそれぞれ配列され、
    前記ワニス滴下ユニットは、前記配列方向において、前記予備加熱ユニット、及び前記ワニス硬化ユニットに隣り合って配列される、ワニス処理装置。
  11. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のワニス処理装置において、
    前記予備加熱ユニット、前記ワニス滴下ユニット及び前記ワニス硬化ユニットの台数の比率が、2:1:3である、ワニス処理装置。
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