JP2015023629A - ワニス処理装置およびワニス処理用誘導加熱装置 - Google Patents

ワニス処理装置およびワニス処理用誘導加熱装置 Download PDF

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Katsuyuki Yamazaki
克之 山崎
酒井 亨
Toru Sakai
亨 酒井
健児 鵜澤
Kenji Uzawa
健児 鵜澤
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Abstract

【課題】加熱コイルの形状を固定子の形状に合わせてフレキシブルに変更させることにより、コア径などの異なる固定子を効率よく処理する。【解決手段】固定子Wに塗布されたワニスを加熱して硬化させる加熱硬化を行うワニス硬化ユニットは、固定子Wを加熱する加熱部11を有する。この加熱部11は、一端を支点として支持され、基準となる前記固定子Wの外周面に沿って延在する円弧状からなる加熱コイル保持ベース12と、該加熱コイル保持ベース12に取り付けられ、固定子Wを加熱する加熱用コイル14と、加熱コイル保持ベース12の一端を支持するピン13と、該ピン13によって支持された支点を中心に加熱コイル保持ベース12を揺動させる揺動用アクチュエータ17と、加熱コイル保持ベース12を近接方向または離反方向に移動させるコイル間隔調整用アクチュエータ19と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、固定子におけるワニス処理技術に関し、特に、固定子のワニス処理の効率化に有効な技術に関する。
モータや発電機などの回転電械の生産においては、固定子に対してワニス処理が行われている。この種のワニス処理技術としては、例えば固定子を誘導加熱によって処理するものが知られている(例えば、特許文献1、および特許文献2参照)。
これらの技術は、具体的には、誘導加熱部分が電動機械の固定子の外側部分の少なくとも半分以上を近接して覆い、かつ、該誘導加熱部分においてコイルに流れる誘導加熱電流が一方向になるように、誘導加熱コイルを配置し、誘導加熱コイルに誘導加熱電流を供給すると共に、固定子を回転させながら加熱している。
上述した固定子のワニス処理において、誘導加熱による加熱は、電機ヒータなどを用いた加熱乾燥室による加熱に比べて、ワークである固定子の昇温時間を短縮することが可能であり、省エネルギー化を図ることができる。
特開2012−5283号公報 特開2013−5553号公報
ここで、固定子を効率よく加熱するには、加熱過熱部分の形状や位置などを該固定子のコア径などに合わせる必要がある。即ちワニス硬化に適切な、固定子コアの外周と加熱コイルの間のクリアランスは、コア径の大小に関わらず一定であるほうが好ましいためである。
この点、特許文献1,2では、加熱コイルの形状を該固定子のコア径などに合わせる技術については記載されていない。
そのため、コア径が異なる固定子を混在して処理することが困難となり、例えばコア径の異なる固定子を連続して処理する多品種少量生産に対応することができず、生産効率が低下してしまうという問題がある。
本発明の目的は、コア径などの異なる固定子を効率よく処理することができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
上記課題を解決するために、例えば、請求項1に記載の発明を適用する。
即ちワニス処理装置は、固定子に塗布されたワニスを加熱して硬化させる加熱硬化を行うワニス硬化ユニットを有する。ワニス硬化ユニットは、固定子を加熱する誘導加熱部を有する。
誘導加熱部は、一端を支点として支持され、基準となる固定子の外周面に沿って延在する円弧状からなる加熱コイル保持部、加熱コイル保持部に取り付けられ、固定子を加熱する加熱用コイルを有する。
また、加熱コイル保持部の一端を支持する支持部材、支持部材によって支持された支点を中心に加熱コイル保持部を揺動させる揺動部、および加熱コイル保持部を近接方向または離反方向に移動させる移動部を有する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
固定子のワニス処理における生産効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態によるワニス処理装置における一例を示す外観図である。 固定子におけるワニス処理時の温度プロファイルの一例を示す説明図である。 図1のワニス処理装置におけるワニス処理の一例を示すフローチャートである。 図1のワニス処理装置におけるワニス硬化ユニットに設けられた加熱部の構成の一例を示す説明図である。 標準コア径よりも小さいコア径の固定子を加熱処理する際の加熱コイル保持ベースの形状の一例を示した説明図である。 標準コア径の固定子を加熱処理する際の加熱コイル保持ベースの形状の一例を示した説明図である。 標準コア径よりも大きいコア径の固定子を加熱処理する際の加熱コイル保持ベースの形状の一例を示した説明図である。 本実施の形態2によるワニス処理装置に設けられる加熱部の構成の一例を示す説明図である。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。なお、図面をわかりやすくするために平面図であってもハッチングを付す場合がある。
(実施の形態1)
〈概要〉
本実施の形態の概要は、ワニス処理装置である。このワニス処理装置は、ワニス硬化ユニット4a〜4c(ワニス硬化ユニット)を有する。ワニス硬化ユニットは、固定子W(固定子)に塗布されたワニスを加熱して硬化させる加熱硬化を行う。
また、ワニス硬化ユニットは、固定子を加熱する加熱部11(誘導加熱部)を有する。ヒータ加熱部は、加熱コイル保持ベース12(加熱コイル保持部)、加熱用コイル14(加熱用コイル)、ピン13(支持部材)、揺動用アクチュエータ17(揺動部)、およびコイル間隔調整用アクチュエータ19(移動部)を有する。
加熱コイル保持ベース12は、一端を支点として支持され、基準となる固定子の外周面に沿って延在する円弧状からなる。加熱用コイルは、加熱コイル保持部に取り付けられ、固定子を加熱する。
支持部材は、加熱コイル保持部の一端を支持する。揺動部は、支持部材によって支持された支点を中心に加熱コイル保持部を揺動させる。移動部は、加熱コイル保持部を近接方向または離反方向に移動させる。
〈ワニス処理装置の構成例〉
図1は、本発明の実施の形態によるワニス処理装置における一例を示す外観図である。
ワニス処理装置1は、モータや発電機などの回転電機に用いられる固定子にワニスを塗布し、硬化させる処理を行う装置である。このワニス処理装置1は、図1に示すように、予備加熱ユニット部2、ワニス滴下ユニット3、ワニス硬化加熱ユニット部4、搬送機構5、制御装置6、冷却ユニット7、搬入部8、および搬出部9を有する。
図1において、ワニス硬化加熱ユニット部4は、例えば3つのワニス硬化ユニット4a〜4cを有している。これらワニス硬化ユニット4a〜4cは、設置面である床面に水平に配列されている。以下、ワニス硬化ユニット4a〜4cが配列されている方向を配列方向という。
ワニス硬化加熱ユニット部4の上部には、予備加熱ユニット部2が設けられている。予備加熱ユニット部2は、例えば2つの予備加熱ユニット2a,2bを有する。これら予備加熱ユニット2a,2bも同様に、配列方向に配列された構成となっている。
配列方向において、ワニス硬化加熱ユニット部4、および予備加熱ユニット部2の一端側には、ワニス滴下ユニット3が隣り合うように設けられている。また、配列方向において、予備加熱ユニット部2の他端側には、隣り合うように冷却ユニット7が設けられている。この冷却ユニット7には、配列方向に、該冷却ユニット7に隣り合って搬入部8が設けられており、該搬入部8の下方には、搬出部9が設けられている。
予備加熱ユニット2a,2bは、固定子を予備加熱するユニットである。予備加熱とは、固定子を構成する固定子コア、該固定子に巻き線された電線コイル、および絶縁物の水分除去やアニール処理を行うための加熱である。
ワニス滴下ユニット3は、固定子にワニスを滴下して塗布するユニットである。ワニス硬化ユニット4a〜4cは、ワニス滴下ユニット3においてワニスが塗布された固定子を加熱し、ワニスを硬化させる本加熱を行うユニットである。
予備加熱ユニット2a,2b、およびワニス硬化ユニット4a〜4cは、例えば電磁誘導加熱によって固定子を加熱する。電磁誘導加熱は、後述する図4の加熱用コイル14に交流電流を流すことにより、該加熱用コイル14から放射される交番磁束に起因する被加熱電気導体となる固定子の渦電流によるジュール熱発生の原理を用いて、該固定子の表面を加熱するものである。加熱用コイル14は、例えば電磁誘導加熱コイルからなる。
冷却ユニット7は、ワニス処理が終了した固定子を所望の温度まで冷却させるユニットであり、例えば3つ程度の固定子を載置することができる。なお、冷却ユニット7における固定子の載置台数は、これに限定されるものではなく、2台以下、あるいは4台以上の固定子を載置する構成としてもよい。
搬入部8は、ワニス処理装置1によりワニス処理される前の固定子が載置されるステージである。搬出部9は、ワニス処理装置1によってワニスの硬化処理が終了し、冷却ユニット7において冷却された後の固定子が載置されるステージである。
搬送機構5は、搬入部8、予備加熱ユニット2a,2b、ワニス滴下ユニット3、ワニス硬化ユニット4a〜4c、冷却ユニット7、搬入部8および搬出部9の間を移動して固定子を搬送する。
これら搬入部8、予備加熱ユニット2a,2b、ワニス滴下ユニット3、ワニス硬化ユニット4a〜4c、冷却ユニット7、搬入部8および搬出部9の前方の設置面には、配列方向に延びるレール10が設けられている。搬送機構5は、そのレール10上を移動することによって配列方向に移動する構成となっている。
搬送機構5は、図示しない保持部、上下移動部、および前後移動部をそれぞれ有している。保持部は、固定子の外径を保持する。上下移動部は、保持部を配列方向に垂直な方向である上下方向に移動させる。前後移動部は、保持部を前後方向に移動させる。前後方向とは、配列方向、および上下方向に対してそれぞれ垂直となる方向である。
これら予備加熱ユニット部2、ワニス滴下ユニット3、ワニス硬化加熱ユニット部4、および搬送機構5は、制御装置6にそれぞれ接続されている。制御装置6は、予備加熱ユニット2a,2b、およびワニス硬化ユニット4a〜4cにおける加熱設定、ワニス滴下ユニット3におけるワニスの塗布、および搬送機構5による固定子搬送の際の駆動などの制御をそれぞれ行う。
制御装置6は、例えば、演算チップなどを備えたプログラマブルコントローラからなり、該プログラマブルコンピュータが有する記憶装置に記憶されたプログラムと、演算チップとの協働によって、予備加熱ユニット部2、ワニス滴下ユニット3、ワニス硬化加熱ユニット部4、および搬送機構5の制御を行う。なお、プログラムの格納装置として補助記憶装置を備えていてもよいし、プログラムのインストールや更新を有線、無線の通信網を介して、他の機器から行えるようにしてもよい。
〈ワニス処理の温度プロファイル例〉
図2は、固定子におけるワニス処理時の温度プロファイルの一例を示す説明図である。
ワニス処理時の温度プロファイルは、図2に示すように、予備加熱期間T1、ワニス塗布期間T2、およびワニス硬化期間T3を有する。
予備加熱期間T1は、予備加熱ユニット2a,2bのいずれかに固定子が搬入され、予備加熱が開始されてから終了するまでの期間である。ワニス塗布期間T2は、予備加熱が終了した固定子がワニス滴下ユニット3に搬入され、該固定子へのワニス塗布が終了するまでの期間である。ワニス硬化期間T3は、ワニスが塗布された固定子がワニス硬化ユニット4a〜4cのいずれかに搬送され、本加熱が開始されてから終了するまでの期間である。
予備加熱期間T1は、固定子を所望の温度まで上昇させた後、所望の温度まで該固定子を冷却する温度プロファイルとなっている。固定子を温度まで上昇させるのは、固定子に含まれる水分を蒸発させると共に、巻き線された電線の絶縁被膜へのダメージを緩和するためである。
電線の絶縁被膜には、固定子コアに電線を組み込む際にダメージを受けるが、アニール処理により該ダメージを緩和することができる。また、予備加熱期間T1における固定子の冷却は、固定子の温度がワニスの塗布に適した温度となるようにするためである。
ワニス塗布期間T2は、予備加熱が終了した固定子にワニスを塗布する期間である。ワニス硬化期間T3は、固定子に本加熱を行う期間である。このワニス硬化期間T3は、固定子への加熱を開始した後、塗布したワニスに見合った温度、および時間を維持してワニスを硬化させる。
主に、ワニス処理においては、ワニス塗布期間T2、予備加熱期間T1、そしてワニス硬化期間T3の順番で各処理に係る時間が長くなる場合が多い。よって、図2の温度プロファイルでは、予備加熱期間T1、ワニス塗布期間T2、およびワニス硬化期間T3の時間が、概ね2:1:3の比率となっている場合の例を示している。
〈ワニス処理装置のワニス処理例〉
図3は、図1のワニス処理装置1におけるワニス処理の一例を示すフローチャートである。なお、この図3では、1つの固定子を搬入部8から取り出してワニス処理を行い、搬出部9に載置するまでについて説明する。
上述したように、予備加熱ユニット2a,2bやワニス硬化ユニット4a〜4cにおける温度設定、およびワニス滴下ユニット3におけるワニスの塗布、および搬送機構5による固定子搬送の際の駆動などの制御は、制御装置6によってそれぞれ行われる。
まず、搬送機構5は、搬入部8に載置されているワニス処理前の固定子を取り出して搬送し、例えば、予備加熱ユニット2aに搬送した固定子を投入する(ステップS101)。
続いて、固定子が投入されると、予備加熱ユニット2aは、固定子の予備加熱を行う(ステップS102)。この予備加熱は、例えば図2の予備加熱期間T1に示す温度プロファイルとなるように制御装置6によって制御が行われる。
そして、予備加熱が終了すると、搬送機構5は、固定子を予備加熱ユニット2aから取り出した後、ワニス滴下ユニット3まで搬送し、該ワニス滴下ユニット3に固定子を投入する。
ワニス滴下ユニット3は、固定子が投入されると、固定子へのワニスの塗布を行う(ステップS103)。このワニス滴下ユニット3によるワニスの塗布は、例えば固定子を回転させながらワニスを滴下含浸させることにより、電線コイルなどにワニスを含浸させる。
ワニス滴下ユニット3におけるワニスの塗布が終了すると、搬送機構5は、固定子をワニス滴下ユニット3から取り出し、ワニスの塗布が終了した固定子を、例えばワニス硬化ユニット4aに投入する。固定子が投入されると、ワニス硬化ユニット4aは、固定子の本加熱を行い、ワニスを硬化させる(ステップS104)。この本加熱は、例えば図2のワニス硬化期間T3に示す温度プロファイルとなるように制御装置6によって制御が行われる。
また、予備加熱ユニット2a、2bやワニス硬化ユニット4a〜4cは、固定子を回転させる図示しない回転機構を有しており、該固定子を回転させながら本加熱を行う構成となっている。これにより、固定子に滴下したワニスを均一に加熱することができるとともにムラの発生を防止することができる。
ワニス硬化ユニット4aにおいて本加熱が終了すると、搬送機構5は、固定子をワニス硬化ユニット4aから取り出して冷却ユニット7まで搬送し、この冷却ユニット7において固定子を所望の温度まで冷却させる(ステップS105)。また、冷却ユニット7での固定子の冷却は、自然冷却であってもよいし、例えばスポットクーラなどによって冷風を固定子にあてることによって冷却する構成としてもよい。この場合、冷却させる温度は、例えば、作業者が固定子を取り扱うことができる温度である。
固定子の冷却が終了すると、搬送機構5は、固定子を冷却ユニット7から取り出し、搬出部9まで搬送する(ステップS106)。これにより、ワニス処理装置1におけるワニス処理が終了となる。
〈加熱部の構成例〉
図4は、図1のワニス処理装置における予備加熱ユニット2a,2bとワニス硬化ユニット4a〜4cに設けられた加熱部11の構成の一例を示す説明図である。
予備加熱ユニット2a,2bとワニス硬化ユニット4a〜4cには、加熱部11が設けられている。この加熱部11は、図4に示すよう、円弧状からなる4つの加熱コイル保持ベース12がそれぞれ設けられている。加熱コイル保持ベース12は、例えばFRP(Fiber Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)などの非導電性の材料からなる。
これら加熱コイル保持ベース12は、加熱処理される固定子Wのほぼ外周全体を覆い、固定子の積み厚の厚みにほぼ一致する程度の長さを有する形状からなる。2つの加熱コイル保持ベース12は、ピン13によってそれぞれ連結されており、4つの加熱コイル保持ベース12によって、ほぼ中空円柱状の形状が形成される。
なお、図4に示すように、互いに対向するように左右に配設された、加熱コイル保持ベース12の対(つい)同士は、基準となる径の固定子に適切な配置したときに、ピン13と連結される端部と異なる端部同士が、互いに、所定距離を離間している状態となるのが好ましい。後述するように、固定子の径に依存することなく適切な誘導加熱ができるようにするためである。
そして、中空円柱状の加熱コイル保持ベース12には、加熱用コイル14が取り付けられている。加熱用コイル14は、例えば電磁誘導加熱コイルからなる。加熱用コイル14に交流電流などを流すことにより、該固定子Wの表面を加熱する。
また、4つの加熱コイル保持ベース12には、揺動アーム15がそれぞれ取り付けられている。これら揺動アーム15には、板状の固定用ベース16に取り付けられた揺動用アクチュエータ17がそれぞれ設けられている。
ピン13には、固定用ベース16に取り付けられた移動アーム18がそれぞれ接続されている。この移動アーム18には、コイル間隔調整用アクチュエータ19がそれぞれ設けられている。
コイル間隔調整用アクチュエータ19は、固定ベース20に取り付けられている。この固定ベース20は、例えば基材と対向する支持部材とからなり、コ字状断面からなる。コイル間隔調整用アクチュエータ19は、例えば固定ベース20の支持部材にそれぞれ取り付けられる。
揺動用アクチュエータ17は、揺動アーム15を移動させる移動機構であり、該揺動用アクチュエータ17を動作させることによって、ピン13を中心として加熱コイル保持ベース12を揺動させる。これによって、固定子Wのコア径の大小に合わせて、中空円柱状における曲率半径を変更させることができる。
コイル間隔調整用アクチュエータ19は、移動アーム18を移動させる。コイル間隔調整用アクチュエータ19を動作させると、移動アーム18に取り付けられている固定用ベース16を移動させる。そして、固定用ベース16とともに加熱コイル保持ベース12を移動させることによって、加熱用コイル14と固定子Wとの間隔を調整する。なお、調整は、コイル間隔調整用アクチュエータ19に、電磁ソレノイド等を適用し、制御装置6による動的制御を行うようになっているが、螺子機構等を適用して人手によって調整するようにしてもよい。
続いて、加熱部11の動作について、図4、および図5〜図7を用いて説明する。
図5は、標準コア径よりも小さいコア径の固定子Wを加熱処理する際の加熱コイル保持ベース12の形状の一例を示した説明図であり、図6は、標準コア径の固定子Wを加熱処理する際の加熱コイル保持ベース12の形状の一例を示した説明図である。図7は、標準コア径よりも大きいコア径の固定子Wを加熱処理する際の加熱コイル保持ベース12の形状の一例を示した説明図である。
まず、加熱部11において、加熱コイル保持ベース12は、図6の標準コア径の固定子Wを加熱処理する際に最も効率よく加熱することができる標準形状となっている。この場合、加熱コイル保持ベース12における曲率半径は、図6に示すように、標準コア径の固定子Wとほぼ同じであり、加熱用コイル14と固定子Wの外径とがほぼ同じ距離となっている。
続いて、図6よりも小さいコア径の固定子Wを加熱処理する際について説明する。
この場合、揺動用アクチュエータ17を動作させることによって揺動アーム15を固定子Wに近づける方向に移動させる。以下、この方向を接近方向という。これによって、加熱コイル保持ベース12がピン13を中心として揺動し、その結果、加熱コイル保持ベース12の曲率半径を小さくすることができる。その結果、加熱用コイル14を固定子Wのコア径に近づけることができる。
そして、本実施形態では、ピン13を中心として加熱コイル保持ベース12を揺動させて曲率半径を小さくして誘導加熱を効率的に行うようにするのに加え、ピン13から固定子Wまでの距離を更に固定子側に近づくようにして、更に誘導加熱を効率を向上させるようになっている。即ち固定子Wのコア径に拘わらず、加熱用コイル14と固定子Wの外周との距離をほぼ一定の距離に保つようになっている。
具体的には、コイル間隔調整用アクチュエータ19を動作させて移動アーム18を接近方向に移動させる。これによって、ピン13と固定子Wとの距離を近づけることができ、ピン13の近傍に取り付けられている加熱用コイル14を該固定子Wに近づけることができる。
このように、固定子Wのコア径が小さくなっても、図5に示すように、すべての加熱用コイル14を該固定子Wに近づけることができるので、効率よく加熱処理を行うことができる。
続いて、図7に示す図6よりも大きいコア径の固定子Wを加熱処理する際について説明する。
この場合、揺動用アクチュエータ17を動作させることによって揺動アーム15を固定子Wから遠ざける方向に移動させる。以下、この方向を離反方向という。これによって、加熱コイル保持ベース12ピン13を中心として揺動して、加熱コイル保持ベース12の曲率半径を大きくすることができる。その結果、コア径の大きい固定子Wであっても、加熱用コイル14を固定子Wに近づけることができる。
また、固定子Wのコア径が大きくなると、加熱コイル保持ベース12が該固定子Wに接触してしまう恐れがある。そこで、コイル間隔調整用アクチュエータ19を動作させて移動アーム18を離反方向に移動させる。これによって、ピン13が固定子Wから遠ざかり、加熱コイル保持ベース12が固定子Wに接触することを防止することができる。また、図6の場合と同様に、すべての加熱用コイル14をほぼ均一に固定子Wに近づけることができるので、効率よく加熱処理を行うことができる。
このように、固定子Wのコア径が大きくなっても、図7に示すように、すべての加熱用コイル14をほぼ均等の距離にて固定子Wに近づけることができるので、効率よく加熱処理を行うことができる。
上述した揺動用アクチュエータ17、およびコイル間隔調整用アクチュエータ19の動作制御は、例えば制御装置6によって実行される。制御装置6は、図示しないメモリや制御部などを有している。
メモリには、操作制御情報、ワニス処理を行う固定子の種類、およびそれら固定子の処理順番などの処理情報が予め入力されている。操作制御情報は、固定子の種類、すなわち固定子のコア径毎に、揺動用アクチュエータ17の移動量と移動方向を示すデータ、およびコイル間隔調整用アクチュエータ19の移動量と移動方向を示すデータなどからなる。
そして、制御部は、メモリから処理情報を読み出し、固定子の処理順に、固定子のコア径に見合った操作情報を検索し、揺動用アクチュエータ17、およびコイル間隔調整用アクチュエータ19を動作制御する。
以上により、コア径の異なる固定子であっても、効率よくワニス処理を行うことができる。これによって、異なる種類の固定子が混在する多品種少量生産であっても、効率よく加熱処理を行うことができ、生産効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態1では、4つの加熱コイル保持ベース12を有し、2つの加熱コイル保持ベース12を1ペアとして1つのピン13にて支持する構成としたが、加熱コイル保持ベース12のペア数は、3ペア以上であってもよい。その場合、ペア数が増加しても、各ペアにおける構成は、図4と同様の構成とする。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、コア径の異なる固定子を効率よく加熱処理する構成について述べた。しかし、固定子Wの種類は、コア径だけではなく、該固定子の長手方向の長さ、いわゆるコアの積み厚によって電動機械の出力を調整する場合もある。
このような場合、積み厚の増加に伴い、前記実施の形態1における図4の加熱部11の構成では、固定子Wの外周全体を覆うことができなる恐れがある。そこで、本実施の形態2においては、固定子Wのコア径だけではなく、コアの積み厚の変化にも対応することのできる加熱部11について説明する。
図8は、本実施の形態2による加熱部11の構成の一例を示す説明図である。
なお、ワニス処理装置1については、前記実施の形態1における図4と同様であるので説明は省略する。
加熱部11は、図8に示すように、加熱コイル保持ベース12、ピン13、加熱用コイル14、揺動アーム15、固定用ベース16、揺動用アクチュエータ17、移動アーム18、コイル間隔調整用アクチュエータ19、および固定ベース20からなる前記実施の形態1の図4の構成に、積み厚方向移動用アクチュエータ21、移動アーム22、トラックレール23、および固定板24が新たに設けられた構成となっている。
固定板24は、加熱部11を載置する。この固定板24の上面には、トラックレール23が取りけられており、該固定板24の1辺には、積み厚方向移動用アクチュエータ21が取り付けられている。
積み厚方向移動用アクチュエータ21には、一端が加熱部11に接続された移動アーム22が取り付けられている。積み厚方向移動用アクチュエータ21は、移動アーム22を移動させる。
トラックレール23は、加熱部11が固定子Wの積み厚方向に移動する軌道となっており、積み厚方向移動用アクチュエータ21を動作させると、このトラックレール上の軌道を加熱部11が固定子Wの積み厚方向に移動する。
コアの積み厚が増加することによって固定子Wが長手方向に延びてしまうと、加熱コイル保持ベース12、すなわち加熱用コイル14が固定子Wの外周全体を覆うことができなくなる。
そこで、図8に示すように、積み厚方向移動用アクチュエータ21を動作させることにより、例えばコイル間隔調整用アクチュエータ19を固定子Wの長手方向、すなわちコアの積み厚方向に移動させる。
その際には、積み厚方向移動用アクチュエータ21を動作させて加熱部11をコアの積み厚方向に移動させながら、加熱用コイル14によって加熱処理を行う。これによって、加熱用コイル14が固定子Wの外周全体を覆うことができなくなった場合であっても、該固定子Wをほぼ均一に加熱することができる。
ここでも、積み厚方向移動用アクチュエータ21の動作制御は、制御装置6の制御部によって行われる。
また、メモリには、操作制御情報、ワニス処理を行う固定子の種類、およびそれら固定子の処理順番などに加えて固定子の積み厚方向の長さの情報などの処理情報が予め入力されている。
操作制御情報は、固定子のコア径毎に揺動用アクチュエータ17の移動量と移動方向を示すデータ、コイル間隔調整用アクチュエータ19の移動量と移動方向を示すデータ、および積み厚方向移動用アクチュエータ21の移動量などを示すデータなどからなる。
そして、制御装置6は、メモリから処理情報を読み出し、固定子の処理順に、固定子のコア径に見合った操作情報を検索し、揺動用アクチュエータ17、コイル間隔調整用アクチュエータ19、積み厚方向移動用アクチュエータ21を動作制御する。
以上により、コア径、およびコアの積み厚の異なる固定子であっても、効率よくワニス処理を行うことができる。これによって、よりフレキシブルに種類の異なる固定子に対応することが可能となり、生産効率を一層向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
1 ワニス処理装置
2 予備加熱ユニット部
2a 予備加熱ユニット
2b 予備加熱ユニット
3 ワニス滴下ユニット
4 ワニス硬化加熱ユニット部
4a ワニス硬化ユニット
4b ワニス硬化ユニット
4c ワニス硬化ユニット
5 搬送機構
6 制御装置
7 冷却ユニット
8 搬入部
9 搬出部
10 レール
11 加熱部
12 加熱コイル保持ベース
13 ピン
14 加熱用コイル
15 揺動アーム
16 固定用ベース
17 揺動用アクチュエータ
18 移動アーム
19 コイル間隔調整用アクチュエータ
20 固定ベース
21 積み厚方向移動用アクチュエータ
22 移動アーム
23 トラックレール
24 固定板
W 固定子

Claims (10)

  1. 固定子に塗布されたワニスを加熱して硬化させる加熱硬化を行うワニス硬化ユニットを有し、
    前記ワニス硬化ユニットは、前記固定子を加熱する誘導加熱部を有し、
    前記誘導加熱部は、
    一端を支点として支持され、基準となる前記固定子の外周面に沿って延在する円弧状からなる加熱コイル保持部と、
    前記加熱コイル保持部に取り付けられ、前記固定子を加熱する加熱用コイルと、
    前記加熱コイル保持部の一端を支持する支持部材と、
    前記支持部材によって支持された前記支点を中心に前記加熱コイル保持部を前記固定子の径方向に対して揺動させる揺動部と、
    前記加熱コイル保持部を前記固定子に対して近接方向または離反方向に移動させる移動部と、
    を有する、ワニス処理装置。
  2. 請求項1記載のワニス処理装置において、
    前記誘導加熱部は、4つの前記加熱コイル保持部を有し、1つの前記支持部材によって2つの前記加熱コイル保持部の一端がそれぞれ支持され、互いの支持部材が対向する向きに配設されてなる、ワニス処理装置。
  3. 請求項1記載のワニス処理装置において、
    前記誘導加熱部は、さらに、前記誘導加熱部を前記固定子の軸方向に移動させる軸方向移動部を有する、ワニス処理装置。
  4. 請求項1記載のワニス処理装置において、
    前記加熱用コイルは、電磁誘導加熱によって前記固定子を加熱する、ワニス処理装置。
  5. 請求項1記載のワニス処理装置において、
    前記ワニス硬化ユニットは、さらに、前記固定子を回転させる回転機構を有し、
    前記回転機構は、前記誘導加熱部が前記固定子を加熱する際に、前記固定子を回転させる、ワニス処理装置。
  6. 固定子に塗布されたワニスを加熱して硬化させるワニス処理用誘導加熱装置であって、
    前記固定子を加熱する誘導加熱部を有し、
    前記誘導加熱部は、
    一端を支点として支持され、基準となる前記固定子の外周面に沿って延在する円弧状からなる加熱コイル保持部と、
    前記加熱コイル保持部に取り付けられ、前記固定子を加熱する加熱用コイルと、
    前記加熱コイル保持部の一端を支持する支持部材と、
    前記支持部材によって支持された前記支点を中心に前記加熱コイル保持部を前記固定子の径方向に対して揺動させる揺動部と、
    前記加熱コイル保持部を前記固定子に対して近接方向または離反方向に移動させる移動部と、
    を有する、ワニス処理用誘導加熱装置。
  7. 請求項6記載のワニス処理用誘導加熱装置において、
    前記誘導加熱部は、4つの前記加熱コイル保持部を有し、1つの前記支持部材によって2つの前記加熱コイル保持部の一端がそれぞれ支持され、互いの支持部材が対向する向きに配設されてなる、ワニス処理用誘導加熱装置。
  8. 請求項6記載のワニス処理用誘導加熱装置において、
    前記誘導加熱部は、さらに、前記誘導加熱部を前記固定子の軸方向に移動させる軸方向移動部を有する、ワニス処理用誘導加熱装置。
  9. 請求項6記載のワニス処理用誘導加熱装置において、
    前記加熱用コイルは、電磁誘導加熱によって前記固定子を加熱する、ワニス処理用誘導加熱装置。
  10. 請求項6記載のワニス処理用誘導加熱装置において、
    さらに、前記固定子を回転させる回転機構を有し、
    前記回転機構は、前記誘導加熱部が前記固定子を加熱する際に、前記固定子を回転させる、ワニス処理用誘導加熱装置。
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