JP2014235767A - ディスク装置 - Google Patents

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JP2014235767A JP2013118128A JP2013118128A JP2014235767A JP 2014235767 A JP2014235767 A JP 2014235767A JP 2013118128 A JP2013118128 A JP 2013118128A JP 2013118128 A JP2013118128 A JP 2013118128A JP 2014235767 A JP2014235767 A JP 2014235767A
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一男 一戸
Kazuo Ichinohe
一男 一戸
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Abstract

【課題】部品点数の削減及び組立工程の工数の削減を図ることができるディスク装置を提供する。【解決手段】取付面8aを有するシャーシ8と、シャーシ8の取付面8aに取り付けられ、且つ、光ディスク4を駆動するディスクドライブ12と、を備え、ディスクドライブ12の外周部には複数の取付部22a〜22dが設けられ、シャーシ8の取付面8aには、複数の取付部22a〜22dがそれぞれ差し込まれる複数の差込部26a〜26dが設けられ、複数の取付部22a〜22dはそれぞれ、ディスクドライブ12がシャーシ8の取付面8a上で回転した際に、複数の差込部26a〜26dに差し込まれ、ディスクドライブ12は、複数の取付部22a〜22dがそれぞれ複数の差込部26a〜26dに差し込まれることにより、シャーシ8に対する取付面8aと略垂直な方向への移動が規制され、且つ、シャーシ8に対する回転が規制される。【選択図】図4

Description

本発明は、ディスクに記録された情報を再生するためのディスク装置に関する。
例えば、ディスクに記録された情報を再生するためのディスク装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このディスク装置は、シャーシと、シャーシに取り付けられたディスクドライブと、を備えている。ディスクドライブは、ディスクを駆動するためのものである。従来のディスク装置では、ディスクドライブは、複数のネジによってシャーシに取り付けられている。
特開2000−149368号公報
しかしながら、上述した従来のディスク装置では、次のような課題が生じる。第1に、ディスクドライブをシャーシに取り付けるための複数のネジが必要であるので、これら複数のネジの分だけディスク装置の部品点数が増大するという課題が生じる。第2に、ディスク装置の組立工程において、ディスクドライブをシャーシに取り付ける際に複数のネジをそれぞれ締め付ける作業が必要であるので、ディスク装置の組立工程の工数が増大するという課題が生じる。
本発明は、上述した課題を解決しようとするものであり、その目的は、部品点数の削減及び組立工程の工数の削減を図ることができるディスク装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るディスク装置は、ディスクに記録された情報を再生するためのディスク装置であって、取付面を有するシャーシと、前記シャーシの前記取付面に取り付けられ、且つ、前記ディスクを駆動するディスクドライブと、を備え、前記ディスクドライブの外周部には複数の取付部が設けられ、前記シャーシの前記取付面には、前記複数の取付部がそれぞれ差し込まれる複数の差込部が設けられ、前記複数の取付部はそれぞれ、前記ディスクドライブが前記シャーシの前記取付面上で回転した際に、前記複数の差込部に差し込まれ、前記ディスクドライブは、前記複数の取付部がそれぞれ前記複数の差込部に差し込まれることにより、前記シャーシに対する前記取付面と略垂直な方向への移動が規制され、且つ、前記シャーシに対する回転が規制される。
本態様によれば、ディスクドライブがシャーシの取付面上で回転した際に、複数の取付部はそれぞれ複数の差込部に差し込まれる。これにより、ディスクドライブは、シャーシに対する取付面と略垂直な方向への移動が規制され、且つ、シャーシに対する回転が規制される。従って、例えばネジ等を用いることなく、ディスクドライブをシャーシの取付面に取り付けることができる。その結果、ディスク装置の部品点数を削減することができ、且つ、ディスク装置の組立工程の工数を削減することができる。
例えば、本発明の一態様に係るディスク装置において、前記ディスクドライブには、回転軸部及び受け部の一方が設けられ、前記シャーシの前記取付面には、前記回転軸部及び前記受け部の他方が設けられ、前記回転軸部は前記受け部に回転可能に挿入されており、前記ディスクドライブは、前記回転軸部を中心に前記シャーシの前記取付面上で回転するように構成してもよい。
本態様によれば、ディスクドライブは、回転軸部を中心にシャーシの取付面上で回転するので、ディスクドライブをスムーズに回転させることができる。
例えば、本発明の一態様に係るディスク装置において、前記シャーシの前記取付面には、前記ディスクドライブを前記シャーシの前記取付面上で位置決めするための突起が設けられ、前記ディスクドライブが前記シャーシの前記取付面上で回転した際に、前記ディスクドライブは、前記突起が前記ディスクドライブの外周部に接触することにより、前記シャーシの前記取付面上で位置決めされるように構成してもよい。
本態様によれば、シャーシの取付面には突起が設けられているので、突起がディスクドライブの外周部に接触することにより、ディスクドライブをシャーシの取付面上で位置決めすることができる。
例えば、本発明の一態様に係るディスク装置において、前記ディスクドライブは四角形状に構成され、前記突起は、前記ディスクドライブの外周部の四辺の各々に対応して複数設けられており、前記ディスクドライブが前記シャーシの前記取付面上で回転した際に、前記ディスクドライブは、前記複数の突起がそれぞれ前記ディスクドライブの外周部の四辺に接触することにより、前記シャーシの前記取付面上で位置決めされるように構成してもよい。
本態様によれば、シャーシの取付面には複数の突起が設けられているので、複数の突起がそれぞれディスクドライブの外周部の四辺に接触することにより、ディスクドライブをシャーシの取付面上でより精度良く位置決めすることができる。
例えば、本発明の一態様に係るディスク装置において、前記複数の取付部のうち少なくとも一つの前記取付部には、弾性を有するフック部が設けられ、前記複数の差込部のうち少なくとも一つの前記差込部には、前記フック部が引っ掛かり可能な凹部が設けられており、前記ディスクドライブは、前記フック部が前記凹部に引っ掛かることにより、前記シャーシに対する回転が規制されるように構成してもよい。
本態様によれば、取付部にはフック部が設けられ、差込部には凹部が設けられているので、フック部が凹部に引っ掛かることにより、ディスクドライブのシャーシに対する回転を規制することができる。
例えば、本発明の一態様に係るディスク装置において、前記複数の取付部のうち少なくとも一つの前記取付部は、楔形状に構成され、前記複数の差込部のうち少なくとも一つの前記差込部は、前記取付部を圧入可能に構成されており、前記ディスクドライブは、前記取付部が前記差込部に圧入されることにより、前記シャーシに対する回転が規制されるように構成してもよい。
本態様によれば、取付部は楔形状に構成されているので、取付部が差込部に圧入されることにより、ディスクドライブのシャーシに対する回転を規制することができる。
例えば、本発明の一態様に係るディスク装置において、前記ディスクドライブは四角形状に構成されており、前記複数の取付部は、前記ディスクドライブの外周部の四隅にそれぞれ設けられているように構成してもよい。
本態様によれば、複数の取付部は、ディスクドライブの外周部の四隅にそれぞれ設けられているので、ディスクドライブをシャーシの取付面により安定して取り付けることができる。
本発明の一態様に係るディスク装置によれば、ディスク装置の部品点数の削減及びディスク装置の組立工程の工数の削減を図ることができる。
実施の形態1に係るディスク装置の外観を示す斜視図である。 実施の形態1に係るディスク装置の一部を分解した状態を示す分解斜視図である。 ディスクドライブ及びシャーシを底面側から見た状態を示す要部断面斜視図である。 ディスクドライブをシャーシの取付面に取り付ける前の状態を示す平面図である。 ディスクドライブをシャーシの取付面に取り付けた状態を示す平面図である。 フック部を有する取付部が差込部に差し込まれる前の状態を示す要部斜視図である。 フック部を有する取付部が差込部に差し込まれた状態を示す要部斜視図である。 図7中のA−A線により切断した取付部及び差込部を示す要部断面図である。 フック部を有しない取付部が差込部に差し込まれる前の状態を示す要部斜視図である。 フック部を有しない取付部が差込部に差し込まれた状態を示す要部斜視図である。 実施の形態2に係るディスク装置の取付部が差込部に差し込まれる前の状態を示す要部斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
[ディスク装置の全体構成]
まず、図1及び図2を参照しながら、実施の形態1に係るディスク装置の全体構成について説明する。図1は、実施の形態1に係るディスク装置の外観を示す斜視図である。図2は、実施の形態1に係るディスク装置の一部を分解した状態を示す分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、ディスク装置2は、例えば、光ディスク4(ディスクを構成する)に記録された情報の再生及び光ディスク4への情報の記録を行うためのブルーレイディスク(BD:Blu−ray(登録商標) Disc)レコーダ等である。光ディスク4は、例えば、ブルーレイディスク、デジタル多用途ディスク(DVD:Digital Versatile Disc)又はコンパクトディスク(CD:Compact Disc)である。
ディスク装置2は、筐体6を備えている。筐体6は、シャーシ8及びカバー10が相互に組み合わされることによって、ケース状に構成されている。シャーシ8及びカバー10はそれぞれ、例えばSECC(Steel Electrically Chromate Coated:電気亜鉛メッキ鋼)等の板金で形成されている。
図2に示すように、上述した筐体6の内部には、光ディスク4を駆動するためのディスクドライブ12が収納されている。ディスクドライブ12は、平面視で四角形状に構成されている。ディスクドライブ12は、ディスクトレイ14と、ディスクトレイ14の下側に配置されたローダユニット16とで構成されている。ディスクトレイ14は、光ディスク4を載置するためのものであり、ローダユニット16に対してスライド移動可能に取り付けられている。ローダユニット16には、光ディスク4を回転させるためのターンテーブル(図示せず)及び光ディスク4に記録された情報の読み出し等を行うための光ピックアップ(図示せず)等が設けられている。ディスクドライブ12は、後述する取付構造によって、シャーシ8の取付面8a(すなわち、シャーシ8の上面)に取り付けられている。
なお、筐体6の内部には、上述したディスクドライブ12の他に、例えば配線基板等の複数の部品が収納されているが、説明の都合上、図2ではそれらの図示を省略している。
[ディスクドライブの取付構造]
次に、図3〜図10をも参照しながら、本実施の形態のディスク装置2の特徴的な構成である、ディスクドライブ12をシャーシ8の取付面8aに取り付けるための取付構造について説明する。図3は、ディスクドライブ及びシャーシを底面側から見た状態を示す要部断面斜視図である。図4は、ディスクドライブをシャーシの取付面に取り付ける前の状態を示す平面図である。図5は、ディスクドライブをシャーシの取付面に取り付けた状態を示す平面図である。図6は、フック部を有する取付部が差込部に差し込まれる前の状態を示す要部斜視図である。図7は、フック部を有する取付部が差込部に差し込まれた状態を示す要部斜視図である。図8は、図7中のA−A線により切断した取付部及び差込部を示す要部断面図である。図9は、フック部を有しない取付部が差込部に差し込まれる前の状態を示す要部斜視図である。図10は、フック部を有しない取付部が差込部に差し込まれた状態を示す要部斜視図である。
図3に示すように、ディスクドライブ12の底面12aには回転軸部18が設けられている。回転軸部18は円柱状に構成され、ディスクドライブ12の底面12aと略垂直な方向に延びている。シャーシ8には受け部20が設けられている。受け部20は、円形状の貫通孔であり、例えば板金のバーリング加工によって形成される。受け部20には、回転軸部18が回転可能に挿入される。回転軸部18が受け部20に挿入された状態では、図4及び図5に示すように、ディスクドライブ12は、回転軸部18を中心にシャーシ8の取付面8a上で回転することができる。
図4に示すように、ディスクドライブ12には、薄板状に構成された複数の取付部22a〜22dが設けられている。複数の取付部22a〜22dはそれぞれ、ディスクドライブ12の外周部の四隅に設けられている。複数の取付部22a〜22dの各々は、ディスクドライブ12の外側に向けて、ディスクドライブ12の底面12aと略平行に延びている。図3に示すように、複数の取付部22a〜22dの各々の底面は、ディスクドライブ12の底面12aと同一面上である。なお、複数の取付部22a〜22dの各々は、例えば樹脂で形成されている。
図4及び図6に示すように、複数の取付部22a〜22dのうち対角状に配置された一対の取付部22a,22cの各々には、弾性を有するフック部24が設けられている。フック部24は、水平方向に(すなわち、ディスクドライブ12の底面12aと略平行に)延びている。フック部24の先端部24aは、上方に向けて延びている。フック部24は、その弾性復元力によってZ軸方向に撓むことが可能である。なお、図4及び図9に示すように、複数の取付部22a〜22dのうち対角状に配置された一対の取付部22b,22dの各々には、上述したフック部24は設けられていない。
図4に示すように、シャーシ8の取付面8aには、複数の差込部26a〜26dが設けられている。図6及び図9に示すように、複数の差込部26a〜26dはそれぞれ、上述した複数の取付部22a〜22dに対応して配置されている。複数の差込部26a〜26dの各々は、シャーシ8の取付面8aからディスクドライブ12側に切り起こされており、例えば板金の切り絞り加工によって形成される。複数の差込部26a〜26dの各々は、シャーシ8の取付面8aと略平行に延びている。複数の差込部26a〜26dの各々の裏面側にはそれぞれ、複数の取付部22a〜22dが差し込まれる空間28が形成されている。図8に示すように、この空間28の取付面8aからの高さHは、複数の取付部22a〜22dの各々の厚みDよりも僅かに(例えば0〜1mmだけ)大きい又は厚みDと同じ大きさである。
図4及び図6に示すように、複数の差込部26a〜26dのうち対角状に配置された一対の差込部26a,26cの各々には、凹部30が設けられている。凹部30は、例えば一対の差込部26a,26cの各々を貫通する貫通孔である。凹部30には、上述したフック部24の先端部24aが引っ掛かり可能である。なお、図4及び図9に示すように、複数の差込部26a〜26dのうち対角状に配置された一対の差込部26b,26dの各々には、上述した凹部30は設けられていない。
図4及び図5に示すように、シャーシ8の取付面8aには、複数の突起32a〜32dが設けられている。複数の突起32a〜32dはそれぞれ、ディスクドライブ12をシャーシ8の取付面8a上で位置決めするためのものである。複数の突起32a〜32dの各々は、例えば板金のハーフパンチ加工によって形成される。複数の突起32a〜32dはそれぞれ、ディスクドライブ12の外周部の四辺に対応して配置されている。一対の突起32a,32cはそれぞれ、ディスクドライブ12の外周部の長辺12bに対応して配置されている。すなわち、一対の突起32a,32cのX軸方向における配置間隔d1は、ディスクドライブ12の外周部の短辺12cの長さL1よりも僅かに(例えば0〜1mmだけ)大きい又は長さL1と同じ大きさである。一対の突起32b,32dはそれぞれ、ディスクドライブ12の外周部の短辺12cに対応して配置されている。すなわち、一対の突起32b,32dのY軸方向における配置間隔d2は、ディスクドライブ12の外周部の長辺12bの長さL2よりも僅かに(例えば0〜1mmだけ)大きい又は長さL2と同じ大きさである。
[ディスクドライブの取り付け手順]
次に、図4〜図10を参照しながら、上述した取付構造によりディスクドライブ12をシャーシ8の取付面8aに取り付ける手順について説明する。
まず、図4に示すように、回転軸部18が受け部20に挿入されるようにして、ディスクドライブ12をシャーシ8の取付面8a上に載置する。このとき、図4、図6及び図9に示すように、複数の取付部22a〜22dはそれぞれ、複数の差込部26a〜26dの外部に配置されている。
その後、ディスクドライブ12をシャーシ8の取付面8a上で図4中の矢印Pで示す方向に回転させる。このようにディスクドライブ12を回転させることによって、図5に示すように、一対の突起32a,32cの各々は、ディスクドライブ12の外周部の長辺12bに接触する。これにより、ディスクドライブ12は、シャーシ8の取付面8a上でX軸方向に位置決めされる。さらに、一対の突起32b,32dの各々は、ディスクドライブ12の外周部の短辺12cに接触する。これにより、ディスクドライブ12は、シャーシ8の取付面8a上でY軸方向に位置決めされる。
なお、一対の突起32a,32cのX軸方向における配置間隔d1を調整することにより、ディスクドライブ12のX軸方向におけるガタツキを調整することができる。また、一対の突起32b,32dのY軸方向における配置間隔d2を調整することにより、ディスクドライブ12のY軸方向におけるガタツキを調整することができる。さらに、回転軸部18の外周面と受け部20の内周面との間の隙間を調整することにより、ディスクドライブ12のX軸方向及びY軸方向におけるガタツキを調整することができる。
さらに、図5、図7及び図10に示すように、複数の取付部22a〜22dはそれぞれ、複数の差込部26a〜26dに差し込まれる。これにより、複数の取付部22a〜22dの各々の上面はそれぞれ、複数の差込部26a〜26dによってZ軸方向に押さえ付けられるので、ディスクドライブ12は、シャーシ8に対するZ軸方向(すなわち、取付面8aと略垂直な方向)への移動が規制される。なお、空間28の取付面8aからの高さHを調整することにより、ディスクドライブ12のZ軸方向におけるガタツキを調整することができる。
ここで、一対の取付部22a,22cがそれぞれ一対の差込部26a,26cに差し込まれ始めた際には、フック部24の先端部24aが一対の差込部26a,26cの各々の裏面によってZ軸方向に押し下げられることにより、フック部24は、取付面8a側に撓むようになる。一対の取付部22a,22cがそれぞれ一対の差込部26a,26cにさらに差し込まれた際には、フック部24の先端部24aが一対の差込部26a,26cの各々の凹部30に逃がされることにより、フック部24は、その弾性復元力によって元の位置に復帰する。その結果、一対の取付部22a,22cの各々のフック部24の先端部24aはそれぞれ、一対の差込部26a,26cの各々の凹部30に引っ掛かる。これにより、一対の取付部22a,22cはそれぞれ一対の差込部26a,26cに対して固定されるので、ディスクドライブ12は、シャーシ8に対する回転が規制される。
以上のようにして、ディスクドライブ12は、上述した取付構造によりシャーシ8の取付面8a上に取り付けられる。なお、ディスクドライブ12をシャーシ8の取付面8a上から取り外す際には、一対の取付部22a,22cの各々のフック部24を工具等で押し下げながら、ディスクドライブ12をシャーシ8の取付面8a上で図5中の矢印Qで示す方向に回転させればよい。
[効果]
次に、本実施の形態のディスク装置2により得られる効果について説明する。上述したように、ディスクドライブ12は、一対の取付部22a,22cがそれぞれ一対の差込部26a,26cに差し込まれることにより、シャーシ8に対するZ軸方向への移動が規制され、且つ、シャーシ8に対する回転が規制される。これにより、例えばネジ等を用いることなく、ディスクドライブ12をシャーシ8の取付面8aに取り付けることができる。その結果、ディスク装置2の部品点数を削減することができ、且つ、ディスク装置2の組立工程の工数を削減することができる。
(実施の形態2)
次に、図11を参照しながら、実施の形態2に係るディスク装置について説明する。図11は、実施の形態2に係るディスク装置の取付部が差込部に差し込まれる前の状態を示す要部斜視図である。なお、本実施の形態において、上記実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図11に示すように、本実施の形態のディスク装置のディスクドライブ12Aでは、一対の取付部22Aa,22Acの各々は、楔形状に構成されている。すなわち、一対の取付部22Aa,22Acの厚みD’はそれぞれ、一対の差込部26a,26cに向けて漸減している。なお、一対の取付部22Aa,22Acの各々には、上記実施の形態1で説明したフック部24は設けられていない。また、一対の差込部26a,26cの各々には、上記実施の形態1で説明した凹部30は設けられていない。
これにより、ディスクドライブ12Aをシャーシ8の取付面8a上で回転させた際に、一対の取付部22Aa,22Acはそれぞれ、一対の差込部26a,26cに圧入される。その結果、ディスクドライブ12Aは、シャーシ8に対する回転が規制される。
以上、本発明の実施の形態に係るディスク装置について説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施の形態を組み合わせてもよい。
上記各実施の形態では、ディスク装置は、ブルーレイディスクレコーダであるが、これに限定されず、例えばブルーレイディスクプレーヤ、DVDレコーダ、DVDプレーヤ又はCDプレーヤ等でもよい。また、ディスクは、光ディスクの他に、例えばハードディスク等の磁気ディスクでもよい。
上記各実施の形態では、複数の取付部のうち一対の取付部にのみフック部を設けたが、全ての取付部にフック部を設けることもできる。あるいは、複数の取付部のうち一つの取付部にのみフック部を設けることもできる。
上記各実施の形態では、ディスクドライブに回転軸部を設け、シャーシに受け部を設けたが、これとは反対に、ディスクドライブに受け部を設け、シャーシに回転軸部を設けてもよい。
上記各実施の形態では、シャーシに複数の突起を設けたが、突起を1個のみ設けることもできる。なお、上記各実施の形態のように、シャーシに複数の突起を設けた場合には、回転軸部及び受け部をそれぞれ省略してもよい。
上記各実施の形態では、ディスクドライブの外周部の四隅にそれぞれ取付部を設けたが、ディスクドライブの外周部の四隅のうち対角の二隅にそれぞれ設けることもできる。
上記各実施の形態では、差込部をシャーシの取付面からディスクドライブ側に切り起こすことにより構成したが、差込部を樹脂製の別パーツで構成し、差込部をシャーシの取付面に取り付けることもできる。
本発明は、例えばディスクに記録された情報を再生するためのディスク装置として適用することができる。
2 ディスク装置
4 光ディスク
6 筐体
8 シャーシ
10 カバー
12,12A ディスクドライブ
12a 底面
12b 長辺
12c 短辺
14 ディスクトレイ
16 ローダユニット
18 回転軸部
20 受け部
22a,22b,22c,22d,22Aa,22Ac 取付部
24 フック部
24a 先端部
26a,26b,26c,26d 差込部
28 空間
30 凹部
32a,32b,32c,32d 突起

Claims (7)

  1. ディスクに記録された情報を再生するためのディスク装置であって、
    取付面を有するシャーシと、
    前記シャーシの前記取付面に取り付けられ、且つ、前記ディスクを駆動するディスクドライブと、を備え、
    前記ディスクドライブの外周部には複数の取付部が設けられ、
    前記シャーシの前記取付面には、前記複数の取付部がそれぞれ差し込まれる複数の差込部が設けられ、
    前記複数の取付部はそれぞれ、前記ディスクドライブが前記シャーシの前記取付面上で回転した際に、前記複数の差込部に差し込まれ、
    前記ディスクドライブは、前記複数の取付部がそれぞれ前記複数の差込部に差し込まれることにより、前記シャーシに対する前記取付面と略垂直な方向への移動が規制され、且つ、前記シャーシに対する回転が規制される
    ディスク装置。
  2. 前記ディスクドライブには、回転軸部及び受け部の一方が設けられ、
    前記シャーシの前記取付面には、前記回転軸部及び前記受け部の他方が設けられ、
    前記回転軸部は前記受け部に回転可能に挿入されており、
    前記ディスクドライブは、前記回転軸部を中心に前記シャーシの前記取付面上で回転する
    請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記シャーシの前記取付面には、前記ディスクドライブを前記シャーシの前記取付面上で位置決めするための突起が設けられ、
    前記ディスクドライブが前記シャーシの前記取付面上で回転した際に、前記ディスクドライブは、前記突起が前記ディスクドライブの外周部に接触することにより、前記シャーシの前記取付面上で位置決めされる
    請求項1又は2に記載のディスク装置。
  4. 前記ディスクドライブは四角形状に構成され、
    前記突起は、前記ディスクドライブの外周部の四辺の各々に対応して複数設けられており、
    前記ディスクドライブが前記シャーシの前記取付面上で回転した際に、前記ディスクドライブは、前記複数の突起がそれぞれ前記ディスクドライブの外周部の四辺に接触することにより、前記シャーシの前記取付面上で位置決めされる
    請求項3に記載のディスク装置。
  5. 前記複数の取付部のうち少なくとも一つの前記取付部には、弾性を有するフック部が設けられ、
    前記複数の差込部のうち少なくとも一つの前記差込部には、前記フック部が引っ掛かり可能な凹部が設けられており、
    前記ディスクドライブは、前記フック部が前記凹部に引っ掛かることにより、前記シャーシに対する回転が規制される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のディスク装置。
  6. 前記複数の取付部のうち少なくとも一つの前記取付部は、楔形状に構成され、
    前記複数の差込部のうち少なくとも一つの前記差込部は、前記取付部を圧入可能に構成されており、
    前記ディスクドライブは、前記取付部が前記差込部に圧入されることにより、前記シャーシに対する回転が規制される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のディスク装置。
  7. 前記ディスクドライブは四角形状に構成されており、
    前記複数の取付部は、前記ディスクドライブの外周部の四隅にそれぞれ設けられている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のディスク装置。
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