JP2014234529A - 蒸着装置及び蒸着方法 - Google Patents

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大輔 末次
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剛 小岩崎
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前川 幸弘
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幸弘 前川
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Abstract

【課題】稼働率が高く、材料の利用効率が高く、かつ高精度な膜組成制御が可能な蒸着装置及び蒸着方法を提供すること。
【解決手段】蒸発源にて気化した材料を基板1の表面に到達させて蒸着させるようにした蒸着装置において、材料を供給する第1蒸発源131と第2蒸発源132を有する蒸発源ユニット18と、材料の流れをそれぞれ遮断可能な第1シャットバルブ121と第2シャットバルブ122と、蒸発源付近の気化した材料の濃度を計測する濃度検出部111,112,113とを備え、第1シャットバルブが開放状態で第2シャットバルブが遮断状態において第1蒸発源の流量の積算値が所定の上限値を上回ったときに第2シャットバルブを開放し、その後、第1蒸発源の流量が所定の下限値を下回ったときに第1シャットバルブを遮断する蒸発源切り替え制御部25をさらに備える構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、材料を気化させて基板に成膜させるようにした蒸着装置及び蒸着方法に関する。
蒸着装置は、真空チャンバー内に材料と基板とを配置し、材料を加熱して、材料を溶融させて蒸発させるか、もしくは材料を昇華させることにより気化させ、この気化させた材料を基板の表面に堆積させて蒸着するようにしている。
近年、有機材料を用いたディスプレイ、照明、太陽電池、又は、半導体等の有機デバイスが開発されている。これらの有機層の成膜は、前記した蒸着装置において行われるのが一般的である。
蒸着装置は、生産性又は品質の安定性の観点から、真空チャンバーの真空を破らずに、材料を補給するようにしている。また、蒸着装置における有機層等の膜厚は、有機層の性能の観点から所定の膜厚に高精度に制御する必要がある。さらに、2種類以上の材料を同時に蒸着する共蒸着の場合は、膜厚の制御に加えて、膜中の2種類以上の材料の混合比を高精度に制御する必要がある。
生産性又は品質の安定性を向上する目的で、蒸着装置において真空チャンバーの真空を破らずに材料を補給する従来の方法として、一般的には、バルブを用いた坩堝切り替え方式がある(例えば、特許文献1参照)。図2は、バルブを用いた坩堝切り替え方式の蒸着装置の概略図である。真空チャンバー302は、真空ポンプ303で排気することによって真空状態に減圧することができるようにしている。真空チャンバー302内の上部に基板301を配置し、下部に蒸気放出部332を基板301と対向して配置している。真空チャンバー302外には2つの蒸発源313が配置され、2つの配管部304及び配管分岐部305によって真空チャンバー302内の蒸気放出部332に接続されている。各蒸発源313から真空チャンバー302までの経路である配管部304及び配管分岐部305には、発熱体306が配置されており、配管部304及び配管分岐部305内を通る気体を所定の温度に加熱することができるようにしている。また、各蒸発源313の配管部304に対して、配管部304を開閉するシャットバルブ312が設けられている。
以上のように構成される蒸着装置においては、蒸発源313で気化した材料(材料蒸気)308が、蒸発源313から配管304及び配管分岐部305を通過し、真空チャンバー302内の蒸気放出部332を通過して基板301に供給される際に、材料蒸気の流れの通過と遮断とをシャットバルブ12により切り替えることができる。したがって、2つの蒸発源313のうち片方の蒸発源313から、開放したシャットバルブ312を通して真空チャンバー302内に、気化した材料を供給して蒸着している間に、もう片方の蒸発源側のシャットバルブ312を遮断した上で、もう片方の蒸発源313の温度を下げて大気開放して材料を充填しておくことが可能である。さらに、蒸着している蒸発源313の材料が減少して蒸着が不安定になる前に蒸着を中断し、シャットバルブ312の開閉により、材料が減少した蒸発源313と材料を充填済みの蒸発源313とを切り替えることが可能である。このようにすれば、真空チャンバー302の真空を破らずに、材料を補給することができるため、蒸着装置の稼働率を高めることで生産性を向上させることができる。
一方、有機層の性能を向上させる目的で、2種類以上の材料を同時に蒸着する共蒸着において、膜厚及び2種類以上の材料の混合比を高精度に制御する従来の方法として、絞りを用いて2種類以上の材料の流量を個別に検出して制御を行う方法がある。(例えば、特許文献2参照)。図3は、2種類以上の材料を個別に流量検出して制御を行う蒸着装置の概略図である。なお、図2と同じ部分又は図2に相当する部分には、同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
複数の蒸発源313を備え、それぞれの蒸発源にはコンダクタンスバルブ309と膜厚検出手段326を備えて各蒸発源313から気化した材料の流れを個別に制御するバルブ制御部324を備え、蒸発源313から蒸気放出部332までの経路には発熱体306が配置され、経路内を通る気体を所定の温度に加熱することができるようにしている。また、それぞれの蒸発源313には、配管絞り部328が設けられた構成としている。
以上のように構成される蒸着装置においては、隣接する蒸発源313から別の蒸発源313へ気化した材料が混入することを低減することができるため、膜厚検出手段326が蒸発源313間で混信することを軽減され、各蒸発源313の材料の流量を個別にかつ精密に計測して所定の量に制御することができ、その結果、蒸着膜の2種類以上の材料の混合比を精密に制御することが可能となる。
特開2012−92373号公報 特開2008−169456号公報
しかしながら、上述した図2の蒸着装置において、蒸発源313の材料が一定以上減少すると、蒸発速度が不安定となり、シャットバルブ312の開閉制御では、気化した材料の流量を一定に保つことが出来なくなる。流量が不安定になる前に蒸着を中断する必要があるため、蒸発源313内に充填した材料をすべて使い切ることが出来ないという問題点があった。蒸発源313内に残った材料は、加熱により変質が懸念されて一般的に再使用しないため、材料ロスとなる。このため、高価な有機EL材料などの場合、材料ロスにより製品の生産コストが高くなってしまうという問題があった。
一方、上述した図3の蒸着装置においては、2つの蒸発源313は異なる材料の為、隣接する蒸発源313の一方から他方の蒸発源313へ材料が流れ込むのを防止する必要がある。したがって、別の蒸発源313へ気化した材料が混入することを低減し、各蒸発源313の材料の流量を個別にかつ精密に計測するためには、配管絞り部328の径を小さくしてコンダクタンスを十分に下げる必要がある。しかし、この場合、流量を制御するコンダクタンスバルブ309のコンダクタンスが、気化した材料の流路において律則とならないために、流量の制御可能な範囲が狭い。このため、共蒸着の混合比を変更するには配管絞り部328を変更する必要があり、たとえば製品の品種切り替えのために装置の稼働率が低下する問題がある。また、絞りにより蒸発源313内に、気化した材料が滞留し、流量制御の応答性が低くなるため、生産速度を十分に上げることができないという問題があった。このため、実際の生産において、稼働率及び生産速度が低下するため、生産コストが高くなってしまうという問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、稼働率が高く、材料の利用効率が高く、かつ高精度な膜組成制御が可能な蒸着装置及び蒸着方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の第1の態様にかかる蒸着装置は、気化した材料をそれぞれ供給する第1蒸発源と第2蒸発源とを有する蒸発源ユニットと、
前記第1蒸発源と前記第2蒸発源とのそれぞれから、前記気化した材料を、減圧下の内部に配置した基板の表面に到達させて蒸着させる真空チャンバーと、
前記第1蒸発源からの前記気化した材料の流れと前記第2蒸発源からの前記気化した材料の流れとを合流させる合流部と、
一端が前記真空チャンバーに接続され、他端が、前記合流部を介して、前記蒸発源ユニットの前記第1蒸発源と前記第2蒸発源とにそれぞれ接続された配管部と、
前記合流部と前記第1蒸発源との間に配置されかつ前記第1蒸発源からの前記気化した材料の流れを開閉可能な第1シャットバルブと、
前記合流部と前記第2蒸発源との間に配置されかつ前記第2蒸発源からの前記気化した材料の流れを開閉可能な第2シャットバルブと、
前記合流部と前記第1蒸発源との間に配置されかつ前記第1蒸発源付近の前記気化した材料の濃度の計測値を計測する第1濃度検出部と、
前記合流部と前記第2蒸発源との間に配置されかつ前記第2蒸発源付近の前記気化した材料の濃度の計測値を計測する第2濃度検出部と、
前記合流部と前記真空チャンバーとの間の前記配管部に配置されかつ前記合流部付近の前記合流後の気化した材料の濃度の計測値を計測する第3濃度検出部と、
前記第2濃度検出部での計測値がゼロのとき、前記第3濃度検出部と前記第1濃度検出部との計測値の差分から、前記第1の蒸発源から前記気化した材料の流量を算出する第1計算部と、
前記第1濃度検出部での計測値がゼロのとき、前記第3濃度検出部と前記第2濃度検出部との計測値の差分から、前記第2の蒸発源から前記気化した材料の流量を算出する第2計算部と、
前記第1計算部で算出した前記第1の蒸発源の流量と前記第2計算部で算出した前記第2の蒸発源の流量とを合算して、前記蒸発源ユニットから前記気化した材料の流量を算出する第3計算部と、
前記第1シャットバルブが開放状態で前記第2シャットバルブが遮断状態において、前記第1計算部で算出した前記第1蒸発源の前記気化した材料の流量の積算値が所定の第1上限値を上回ったときに前記第2シャットバルブを開放し、その後、前記第1計算部で算出した前記第1蒸発源の前記気化した材料の流量が所定の第1下限値を下回ったときに前記第1シャットバルブを遮断する蒸発源切り替え制御部とを備える蒸着装置を提供する。
また、本発明の第2の態様にかかる蒸着装置は、前記蒸発源切り替え制御部は、前記第2シャットバルブが開放状態でかつ前記第1シャットバルブが遮断状態において、前記第2計算部で算出した前記第2蒸発源の前記気化した材料の流量の積算値が所定の第2上限値を上回ったときに前記第1シャットバルブを開放する一方、前記第2計算部で算出した前記第2蒸発源の前記気化した材料の流量が所定の第2下限値を下回ったときに前記第2シャットバルブを遮断する、第1の態様に記載の蒸着装置を提供する。
また、本発明の第3の態様にかかる蒸着方法は、気化した材料をそれぞれ供給する第1蒸発源と第2蒸発源とを蒸発源ユニットとして有し、前記第1蒸発源からの前記気化した材料の流れと前記第2蒸発源からの前記気化した材料の流れとを合流部で合流させたのち、前記気化しかつ合流させた材料を、減圧下の真空チャンバーの内部に配置した基板の表面に到達させて蒸着させる蒸着方法であって、
前記合流部と前記第1蒸発源との間に配置されて前記第1蒸発源からの前記気化した材料の流れを制御する第1シャットバルブを開放した状態で、かつ、前記合流部と前記第2蒸発源との間に配置されて前記第2蒸発源からの前記気化した材料の流れを制御する第2シャットバルブを遮断した状態で、前記第1蒸発源の前記気化した材料の流量の積算値が所定の第1上限値を上回ったときに前記第2シャットバルブを開放し、その後、前記第1蒸発源の前記気化した材料の流量が所定の第1下限値を下回ったときに前記第1シャットバルブを遮断する、蒸着方法を提供する。
また、本発明の第4の態様にかかる蒸着方法は、前記第2シャットバルブが開放状態でかつ前記第1シャットバルブが遮断状態において、前記第2蒸発源の前記気化した材料の流量の積算値が所定の第2上限値を上回ったときに前記第1シャットバルブを開放する一方、前記第2蒸発源の前記気化した材料の流量が所定の第2下限値を下回ったときに前記第2シャットバルブを遮断する、第3の態様に記載の蒸着方法を提供する。
以上のように、本発明の前記態様によれば、高稼働率で、材料の使い切りが可能で、かつ高精度の組成制御が可能な蒸着装置及び蒸着方法が提供される。これにより、高効率のデバイスを高歩留り、低コストで生産することができる。
本発明の1つの実施形態における蒸着装置の概略断面図 特許文献1に記載された従来の蒸着装置の概略断面図 特許文献2に記載された従来の蒸着装置の概略断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の1つの実施の形態にかかる蒸着装置50の一例を示している。蒸着装置50は、蒸発源ユニット18と、真空チャンバー2と、合流部14と、配管部(第1配管部4a,第2配管部4b)と、第1シャットバルブ121と、第2シャットバルブ122と、第1濃度検出部111と、第2濃度検出部112と、第3濃度検出部113と、第1計算部201と、第2計算部202と、第3計算部203と、蒸発源切り替え制御部25とを備えている。
真空チャンバー2は、真空ポンプ3で排気することによって真空状態に減圧することができるようにしている。真空チャンバー2内の上部には、蒸着を行なう基板1を配置し、下部には、蒸気放出部32を基板1と対向して配置している。
真空チャンバー2の下部には2本の第1配管部4aの一端が接続されている。2本の第1配管部4aの一端の合流部分には第1分岐部5が設けられている。すなわち、共蒸着する材料の数に応じた数で第1配管部4aが第1分岐部5で分岐され、分岐されたそれぞれの第1配管部4aの他端には蒸発源ユニット18が接続している。この実施形態の蒸着装置50においては、一例として、図1では、第1配管部4aは2本設けられているが、共蒸着する材料の数に応じて第1配管部4aは3本以上とすることができる。よって、この蒸着装置50は2つの蒸発源ユニット18を備えており、両者を区別して説明するときには、左側の蒸発源ユニットを参照符号181とし、右側の蒸発源ユニットを参照符号182として説明する。 各第1配管部4aの他端には、一対の第2配管部4bを介して一対の蒸発源131,132が接続されている。すなわち、各蒸発源ユニット18には、それぞれ材料を蒸発させる第1蒸発源131と第2蒸発源132とが備えられている。各蒸発源131,132には坩堝7が配設してあり、蒸発源ユニット18毎に共蒸着する個別の材料がそれぞれの坩堝7内に供給するようにしている。蒸着材料としては、任意の材料を用いることができるが、例えば有機エレクトロルミネッセンス材料などの有機材料を用いることができる。
蒸発源131,132と第1配管4aと第2配管4bとには発熱体6が付設してあり、発熱体6に接続した電源などの発熱体制御部(図示せず)から電力を供給して発熱体5を発熱させることによって、各蒸発源131,132内の各坩堝7と各蒸発源131,132の壁と第1配管部4aと第2配管部4bとを加熱して、これらの内部に供給される材料又は気体を所定の温度に加熱することができるようにしている。 また、各第1配管部4aの他端側には、気化した材料の流量をそのバルブ開度で制御するコンダクタンスバルブ9が配置されている。また、一対の第2配管部4bの第1配管部側には、各蒸発源131,132から気化した材料の流れを合流させる合流部(第2分岐部)14が配置されている。一対の第2配管部4bの蒸発源側には、第1蒸発源131から気化した材料の流れを遮断する第1シャットバルブ121と、第2蒸発源132から気化した材料の流れを遮断する第2シャットバルブ122とをそれぞれ設置している。すなわち、第1シャットバルブ121は、第1蒸発源131と第2配管部4bの合流部14との間に配置されている。第2シャットバルブ122は、第2蒸発源132と第2配管部4bの合流部14との間に配置している。第1シャットバルブ121と第2シャットバルブ122とのそれぞれで、各蒸発源131,132からの気化した材料の流れの遮断と開放とを切り替えることが出来るようにしている。
第2配管部4bの第1蒸発源131又は第2蒸発源132と第1シャットバルブ121又は第2シャットバルブ122との間には、排気バルブ17を介して真空ポンプ30がそれぞれ接続されている。よって、第1蒸発源131又は第2蒸発源132に、蒸着する材料81又は82を補給するときは、第1シャットバルブ121又は第2シャットバルブ122と排気バルブ17とが閉じられて、大気圧下で材料補給を可能としている。一方、材料補給後は、排気バルブ17を開いて真空ポンプ30により真空状態に減圧できるようにしている。
また、一対の第2配管部4bのうちの一方の第2配管部4b内の第1蒸発源131の気化した材料の濃度の計測値を計測(検出)する第1濃度検出部111を、合流部14と第1シャットバルブ121との間に設置している。また、一対の第2配管部4bのうちの他方の第2配管部4b内の第2蒸発源132の気化した材料の濃度の計測値を計測(検出)する第2濃度検出部112を、合流部14と第2シャットバルブ122との間に設置している。また、各第1配管部4aの他端付近の第1蒸発源131と第2蒸発源132とから気化した材料の濃度の計測値を計測(検出)する第3濃度検出部113を、コンダクタンスバルブ9と合流部14との間に設置している。
各濃度検出部111,112,113での濃度検出は、以下のようにして行う。まず、光源10から発光させた光を、第1配管部4a又は第2配管部4b内に導入する。そして、導入された光が、第1配管部4a又は第2配管部4b内を通過する気体分子の光吸収、発光、又は、散乱などにより変化する。この変化した光を、各濃度検出部111,112,113で受光し分析することによって、第1配管部4a又は第2配管部4b内の気体分子の濃度の計測値を高感度及び高精度に計測することができる。各濃度検出部111,112,113での分析手法としては、分光分析又は光吸収分析などを用いることができる。濃度検出部111,112,113の光学的な濃度計測における分光分析としては、紫外可視分光分析、蛍光分光分析、赤外分光分析、又は、ラマン分光分析などを用いることが出来る。
また、第2濃度検出部112の計測値がゼロのとき、第3濃度検出部113と第1濃度検出部111との計測値の差分から、第1の蒸発源131から気化した材料の流量及び流量の積算値を算出する第1計算部201をさらに備えている。また、第1濃度検出部111の計測値がゼロのとき、第3濃度検出部113と第2濃度検出部112との計測値の差分から、第2の蒸発源132から気化した材料の流量及び流量の積算値を算出する第2計算部202をさらに備えている。
このように、第1濃度検出部111と第2濃度検出部112と第3濃度検出部113とを備える理由は、以下のとおりである。すなわち、第1濃度検出部111と第3濃度検出部113との差分から第1蒸発源131から気化した材料の流量を算出し、第2濃度検出部112と第3濃度検出部113との差分から第2蒸発源132から気化した材料の流量を算出することで、第1蒸発源131及び第2蒸発源132の夫々から気化した材料の流量を知ることができる。これにより、各蒸発源131,132の流量がゼロ(下限値)、すなわち材料を使い切ったことを確実に検出することができる。もし、第3濃度検出部113が無い場合には、このような検出が不可能となり、次のような問題が発生する。例えば、第1シャットバルブ121と第2シャットバルブ122との両方を開放している場合に、第2蒸発源132が材料を使い切って枯渇してしまい、材料が気化しない状態になっていたとしても、第2濃度検出部112は材料を検出する。その理由は、第1蒸発源131で気化した材料が配管内に回り込んで来るため、第2濃度検出部112で、誤って、第1蒸発源131で気化した材料を検出してしまうためである。このような問題を解消するため、前記したように3つの検出部を備えている。
また、第1の蒸発源131の流量と第2の蒸発源132の流量とを合算する第3計算部203をさらに備えて、1つの蒸発源ユニット18から気化した材料の流量を第3計算部203で算出することが出来るようにしている。
また、蒸発源ユニット18の開度、言い換えれば、各第1配管部4aの他端側に配置されたコンダクタンスバルブ9のバルブ開度を制御するコンダクタンスバルブ制御部24が設置されている。蒸発源ユニット制御部21からの制御信号がコンダクタンスバルブ制御部24に入力されて、制御信号に基づきコンダクタンスバルブ制御部24によってコンダクタンスバルブ9の開度を個別に制御されるようになっている。
なお、2つの蒸発源ユニット制御部21同士を互いに接続すれば、共蒸着で情報のやり取りをすること可能となる。例えば、材料Aと材料Bとの共蒸着で、材料Aと材料Bとの比をより精密に制御するために、材料Aの計測値の変動に連動して、材料Bの設定値を変更するような制御を行うことが可能となる。
また、蒸発源切り替え制御部25が、第1シャットバルブ121と第2シャットバルブ122とに接続されている。蒸発源切り替え制御部25の制御の下で、第1シャットバルブ121が開放状態でかつ第2シャットバルブ122が遮断状態において、第1濃度検出部111で算出した第1蒸発源131の気化した材料の流量の積算値が所定の材料供給用上限値(第1上限値)を上回ったときに第2シャットバルブ122を開放して、第2蒸発源132からの材料の供給を開始することが出来るように制御されている。また、蒸発源切り替え制御部25の制御の下で、第1濃度検出部111で算出した第1蒸発源131の気化した材料の流量が所定の供給停止用下限値(第1下限値)を下回ったときに第1シャットバルブ121を遮断して、第1蒸発源131からの材料の供給を停止することが出来るように制御されている。また同様に、蒸発源切り替え制御部25の制御の下で、第2シャットバルブ122が開放状態でかつ第1シャットバルブ121が遮断状態において、第2濃度検出部112で算出した第2蒸発源132の気化した材料の流量の積算値が所定の材料供給用上限値(第2上限値)を上回ったときに第1シャットバルブ121を開放して、第1蒸発源131からの材料の供給を開始する一方、第2濃度検出部112で算出した第2蒸発源132の気化した材料の流量が所定の供給停止用下限値(第2下限値)を下回ったときに第2シャットバルブ122を遮断して、第2蒸発源132からの材料の供給を停止することが出来るように制御されている。なお、材料供給用上限値(第1上限値又は第2上限値)は供給停止用下限値(第1下限値又は第2下限値)よりも大きい値に設定している。
蒸発源ユニット制御部21には、第1計算部201と、第2計算部202と、第3計算部203と、コンダクタンスバルブ制御部24と、蒸発源切り替え制御部25とがそれぞれ接続されて、第1計算部201又は第2計算部202又は第3計算部203からの情報を基に、コンダクタンスバルブ制御部24又は蒸発源切り替え制御部25の動作を制御している。
前記のように形成される蒸着装置50での蒸着方法を図1にて説明する。
まず、左側の蒸発源ユニット181の一対の坩堝7のそれぞれに、蒸着する第1材料81を充填し、右側の蒸発源ユニット182の一対の坩堝7のそれぞれに、蒸着する第2材料82を充填すると共に、基板1を真空チャンバー2内の蒸気放出部32の上方に水平に配置する。
次に、真空ポンプ3を作動させて真空チャンバー2内を真空状態に減圧し、第1配管部4a及び第2配管部4bの発熱体6を発熱させて第1配管部4a及び第2配管部4bの壁を所定の温度に加熱する。
続いて、第1及び第2蒸着源131,132の発熱体6を発熱させて各坩堝7及び各蒸発源131,132の壁を加熱すると、各坩堝7内の材料は、溶融及び蒸発、あるいは昇華して気化する。気化した材料は、圧力又は濃度勾配によって圧力又は濃度の低い真空チャンバー2に向かって第1配管部4a及び第2配管部4bを飛翔する。気化した材料は、飛翔する間、シャットバルブ121又は122と、2箇所の第1又は第2濃度検出部111又は112と第3濃度検出部113と、合流部14と、コンダクタンスバルブ9と、第1分岐部5とを順に通過し、蒸気放出部32の開口部に到達する。開口部に到達した気化した材料は真空チャンバー2内に拡散し、基板1の表面に到達する。このように、気化した材料が、基板1の表面に到達して基板1の表面に堆積させることによって、基板4の表面に蒸着を行なうことができる。前記のように蒸着する際に、第1〜第3濃度検出部111,112,113において、気化した材料に対して、材料が吸収する光を入射すると、気化した材料の濃度に応じて吸光による光の減衰量が変化し、気化した材料の濃度を測定することができる。
気化した材料は、圧力の低い雰囲気では、分子流として振る舞う。そして、気化した材料の流量=コンダクタンス×圧力差 である。圧力は、気化した材料の濃度に比例するため、圧力差は、2箇所の第1又は第2濃度検出部111又は112と第3濃度検出部113で計測した濃度の差から、第1又は第2計算部201又は202で算出することができる。また、コンダクタンスは、2箇所の第1又は第2濃度検出部111又は112と第3濃度検出部113が配置される区間の第1及び第2配管部4a,4bの形状で決定されるため、既知である。したがって、2箇所の第1又は第2濃度検出部111又は112と第3濃度検出部113で気化した材料の濃度を計測することによって、気化した材料の対応する第1及び第2蒸発源131,132からの個別の流量を第1又は第2計算部201又は202で得ることができる。また、各蒸発源131,132の個別の流量を第3計算部203で合算することで、蒸発源ユニット18からの気化した材料の流量の総量を得ることができる。
このように、第1〜第3濃度検出部111,112,113で計測された気化した材料の濃度に基づいて、コンダクタンスバルブ制御部24にてコンダクタンスバルブ9の開度を制御し、各蒸発源ユニット18から基板1に供給される、気化した材料の発生量を、一定の供給量に調整することができる。このとき、コンダクタンスバルブ9の開度が小さいほど、コンダクタンスバルブ9のコンダクタンスが小さくなり、コンダクタンスバルブ9より坩堝7側の圧力を高く保つことができるため、共蒸着において、隣接する蒸発源ユニット18から他の材料が、コンダクタンスバルブ9より坩堝7側に配置される第1又は第2濃度検出部111,112に混入して混信する可能性を低くすることができる。また、この際、坩堝7から基板1までの第1及び第2配管部4a,4bの経路において、コンダクタンスバルブ9のコンダクタンスが相対的に小さく設定することとなり、バルブ開度に対する流量の線形性も良好となる。
したがって、共蒸着において、右側と左側の蒸発源ユニット182,181とから供給される異なる材料を個別に精度良く検出し、2種類の材料の供給量を高精度に制御することができる。
また、各蒸発源ユニット18(181,182)による材料の供給において、第1及び第2蒸発源131,132の個別の流量を第1及び第2濃度検出部111,112で積算することで、予め実験で得られた積算流量と重量との関係と、第1及び第2蒸発源131,132に供給した材料の既知の重量から、各坩堝7の材料の残量を得ることができる。また、第1及び第2蒸発源131,132の材料が枯渇した場合、気化した材料が滞留し、濃度差が観測されないか、又は、一定値以下を示す。したがって、2箇所の第1又は第2濃度検出部111又は112と第3濃度検出部113で気化した材料の濃度を計測することによって、第1及び第2蒸発源131,132の切り替えタイミングと、第1及び第2蒸発源131,132内の材料が枯渇したかどうかについて検出することができる。
このため、第1シャットバルブ121が開放状態で、第2シャットバルブ122が遮断状態において、第1蒸発源131の材料の残量が所定の材料供給用閾値を下回ったとき(前記第1蒸発源131の前記気化した材料の流量の積算値が所定の第1上限値を上回ったとき)に第2シャットバルブ122を開放して、第2蒸発源132からの材料の供給を開始することで、第1材料が枯渇する前に両方の第1及び第2蒸発源131,132から材料を供給することができる。さらに、第1蒸発源131の気化した材料の流量が所定の供給停止用下限値(第1下限値)を下回ったときに第1シャットバルブ121を遮断して、第1蒸発源131からの材料の供給を停止することで、第1蒸発源131の坩堝7の材料のすべてを使い切った後に第1蒸発源131を遮断することができるとともに、第1蒸発源131での材料補給動作を可能とする。材料補給動作は、第1蒸発源131の坩堝7の材料すべてを使い切った後に第1蒸発源131を真空チャンバー2側から遮断し、温度を下げて、大気開放し、材料を補給する。材料補給動作を完了した後、真空ポンプ30を駆動して排気バルブ17を開けることにより真空引きし、再び、第1蒸発源131の温度を上げて、材料供給準備状態にすることができる。同様に、第2シャットバルブ122が開放状態で第1シャットバルブ121が遮断状態において、第2蒸発源132の残量が所定の材料供給用閾値を下回ったとき(前記第2蒸発源132の前記気化した材料の流量の積算値が所定の第2上限値を上回ったとき)に第1シャットバルブ121を開放して、第2蒸発源132からの材料の供給を開始することで、第2材料が枯渇する前に両方の第1及び第2蒸発源131,132から材料を供給することができる。さらに、第2蒸発源132の気化した材料の流量が所定の供給停止用下限値(第4下限値)を下回ったときに第2シャットバルブ122を遮断して、第2蒸発源132からの材料の供給を停止することで、第2蒸発源132の坩堝7の材料のすべてを使い切った後に第2蒸発源132を遮断することができるとともに、第2蒸発源132での材料補給動作を可能とする。
したがって、第1蒸発源131と第2蒸発源132とを交互に蒸発させて長時間連続的に蒸着し、かつ坩堝7内の材料を使い切ることができる。したがって、蒸着装置50の稼働率を上げることができ、かつ材料の材料ロスを減らすことが可能となり、製品を低コストで製造することが可能となる。
なお、分岐部5を省略して、左側の蒸発源ユニット181又は右側の蒸発源ユニット182のいずれか一方のみで構成することもできる。
なお、前記様々な実施形態又は変形例のうちの任意の実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明の蒸着装置及び蒸着方法は、高稼働率で材料の利用効率が高く、形成される蒸着膜の組成制御性が良好であり、例えば有機EL素子等の有機薄膜の製造の用途にも適用できる。
1 基板
2 真空チャンバー
3 真空ポンプ
30 真空ポンプ
4a、4b 第1及び第2配管部
5 分岐部
6 発熱体
7 坩堝
81 第1材料
82 第2材料
9 コンダクタンスバルブ
10 光源
111、112、113 第1、第2、第3濃度検出部
121、122 第1及び第2シャットバルブ
131,132 第1及び第2蒸発源
14 合流部
17 排気バルブ
18 蒸発源ユニット
201、202、203 第1、第2、第3計算部
21 蒸発源ユニット制御部
24 コンダクタンスバルブ制御部
25 蒸発源切り替え制御部
32 蒸気放出部
50 蒸着装置

Claims (4)

  1. 気化した材料をそれぞれ供給する第1蒸発源と第2蒸発源とを有する蒸発源ユニットと、
    前記第1蒸発源と前記第2蒸発源とのそれぞれから、前記気化した材料を、減圧下の内部に配置した基板の表面に到達させて蒸着させる真空チャンバーと、
    前記第1蒸発源からの前記気化した材料の流れと前記第2蒸発源からの前記気化した材料の流れとを合流させる合流部と、
    一端が前記真空チャンバーに接続され、他端が、前記合流部を介して、前記蒸発源ユニットの前記第1蒸発源と前記第2蒸発源とにそれぞれ接続された配管部と、
    前記合流部と前記第1蒸発源との間に配置されかつ前記第1蒸発源からの前記気化した材料の流れを開閉可能な第1シャットバルブと、
    前記合流部と前記第2蒸発源との間に配置されかつ前記第2蒸発源からの前記気化した材料の流れを開閉可能な第2シャットバルブと、
    前記合流部と前記第1蒸発源との間に配置されかつ前記第1蒸発源付近の前記気化した材料の濃度の計測値を計測する第1濃度検出部と、
    前記合流部と前記第2蒸発源との間に配置されかつ前記第2蒸発源付近の前記気化した材料の濃度の計測値を計測する第2濃度検出部と、
    前記合流部と前記真空チャンバーとの間の前記配管部に配置されかつ前記合流部付近の前記合流後の気化した材料の濃度の計測値を計測する第3濃度検出部と、
    前記第2濃度検出部での計測値がゼロのとき、前記第3濃度検出部と前記第1濃度検出部との計測値の差分から、前記第1の蒸発源から前記気化した材料の流量を算出する第1計算部と、
    前記第1濃度検出部での計測値がゼロのとき、前記第3濃度検出部と前記第2濃度検出部との計測値の差分から、前記第2の蒸発源から前記気化した材料の流量を算出する第2計算部と、
    前記第1計算部で算出した前記第1の蒸発源の流量と前記第2計算部で算出した前記第2の蒸発源の流量とを合算して、前記蒸発源ユニットから前記気化した材料の流量を算出する第3計算部と、
    前記第1シャットバルブが開放状態で前記第2シャットバルブが遮断状態において、前記第1計算部で算出した前記第1蒸発源の前記気化した材料の流量の積算値が所定の第1上限値を上回ったときに前記第2シャットバルブを開放し、その後、前記第1計算部で算出した前記第1蒸発源の前記気化した材料の流量が所定の第1下限値を下回ったときに前記第1シャットバルブを遮断する蒸発源切り替え制御部とを備える蒸着装置。
  2. 前記蒸発源切り替え制御部は、前記第2シャットバルブが開放状態でかつ前記第1シャットバルブが遮断状態において、前記第2計算部で算出した前記第2蒸発源の前記気化した材料の流量の積算値が所定の第2上限値を上回ったときに前記第1シャットバルブを開放する一方、前記第2計算部で算出した前記第2蒸発源の前記気化した材料の流量が所定の第2下限値を下回ったときに前記第2シャットバルブを遮断する、請求項1に記載の蒸着装置。
  3. 気化した材料をそれぞれ供給する第1蒸発源と第2蒸発源とを蒸発源ユニットとして有し、前記第1蒸発源からの前記気化した材料の流れと前記第2蒸発源からの前記気化した材料の流れとを合流部で合流させたのち、前記気化しかつ合流させた材料を、減圧下の真空チャンバーの内部に配置した基板の表面に到達させて蒸着させる蒸着方法であって、
    前記合流部と前記第1蒸発源との間に配置されて前記第1蒸発源からの前記気化した材料の流れを制御する第1シャットバルブを開放した状態で、かつ、前記合流部と前記第2蒸発源との間に配置されて前記第2蒸発源からの前記気化した材料の流れを制御する第2シャットバルブを遮断した状態で、前記第1蒸発源の前記気化した材料の流量の積算値が所定の第1上限値を上回ったときに前記第2シャットバルブを開放し、その後、前記第1蒸発源の前記気化した材料の流量が所定の第1下限値を下回ったときに前記第1シャットバルブを遮断する、蒸着方法。
  4. 前記第2シャットバルブが開放状態でかつ前記第1シャットバルブが遮断状態において、前記第2蒸発源の前記気化した材料の流量の積算値が所定の第2上限値を上回ったときに前記第1シャットバルブを開放する一方、前記第2蒸発源の前記気化した材料の流量が所定の第2下限値を下回ったときに前記第2シャットバルブを遮断する、請求項3に記載の蒸着方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016121384A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 蒸着装置及び蒸着方法

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