JP2014234003A - ステアリングコラム装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車体への取り付け時に仮保持を可能とすることでステアリングコラムの取り付け作業性を向上させると共に、コスト及び重量の増大を抑制することが可能なステアリングコラム装置を提供する。
【解決手段】ステアリングコラム装置1は、ステアリングホイール100が端部に固定されたステアリングシャフト2を回転可能に支持するステアリングコラム3と、ステアリングコラム3に固定されたアッパブラケット6と、アッパブラケット6を車体5に取り付けるための第1ブラケット取付部材8とを備え、第1ブラケット取付部材8は、所定荷重以上の荷重がステアリングコラム3の軸線方向に作用したとき車両前方側にアッパブラケット6を離脱可能に支持する支持部80と、ステアリングコラム3を車体5に取り付けるとき車体5に設けられたフック51に係止される被係止部81とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】ステアリングコラム装置1は、ステアリングホイール100が端部に固定されたステアリングシャフト2を回転可能に支持するステアリングコラム3と、ステアリングコラム3に固定されたアッパブラケット6と、アッパブラケット6を車体5に取り付けるための第1ブラケット取付部材8とを備え、第1ブラケット取付部材8は、所定荷重以上の荷重がステアリングコラム3の軸線方向に作用したとき車両前方側にアッパブラケット6を離脱可能に支持する支持部80と、ステアリングコラム3を車体5に取り付けるとき車体5に設けられたフック51に係止される被係止部81とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ステアリングコラム装置に関する。
従来のステアリングコラム装置として、車体への取り付けの際の作業の容易化のため、ステアリングコラムを車体に対して仮保持するための部材を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のステアリングコラム装置は、ステアリングホイールが端部に固定されたステアリングシャフトと、ステアリングシャフトを回転可能に支持するステアリングコラムと、ステアリングコラムを保持するブレークアウェイブラケットと、車両の衝突時における運転者のステアリングホイールへの二次衝突エネルギーをブレークアウェイブラケットの車両前方への移動によって吸収するエネルギー吸収プレートとを備えている。
ブレークアウェイブラケットには、車幅方向の両端部に車両前後方向に延びるスリット孔が形成され、車体にボルトによって固定された一対の樹脂カプセルがこのスリット孔に嵌合している。スリット孔は、車両後方側に開口しており、二次衝突の発生時には、この開口から樹脂カプセルが抜け出すことで、ブレークアウェイブラケットが車両前方へ移動する。また、エネルギー吸収プレートには、ステアリングコラム装置の車体への取り付けに際して、ステアリングコラム装置を車体に仮保持するための取付部が設けられている。
エネルギー吸収プレートの取付部には、車体に固着された車体側ブラケットに形成された突起を挿通させる取付孔が形成されている。エネルギー吸収プレートは、この突起が取付孔を挿通することで車体側ブラケットに係合してステアリングコラム装置を仮保持する。また、二次衝突時には、ブレークアウェイブラケットを挟むエネルギー吸収プレートの板部が変形することで、二次衝突エネルギーを吸収する。
特許文献1に記載のステアリングコラム装置は、車体への取り付け時における仮保持のためにエネルギー吸収プレートが必要となるので、このエネルギー吸収プレートの製造及び組み付けのためにコストが上昇してしまう。また、エネルギー吸収プレートは、少なくともステアリングコラム装置の重さを支えることが可能な強度を得るために、例えば板厚を所定値以上に確保する必要があり、エネルギー吸収プレートの重量によって装置の総重量が増大してしまう。
そこで、本発明は、車体への取り付け時に仮保持を可能とすることでステアリングコラムの取り付け作業性を向上させると共に、コスト及び重量の増大を抑制することが可能なステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、車両に搭載され、ステアリングホイールが端部に固定されたステアリングシャフトを回転可能に支持するステアリングコラムと、前記ステアリングコラムに固定されたコラムブラケットと、前記コラムブラケットを車体に取り付けるためのブラケット取付部材とを備え、前記ブラケット取付部材は、所定荷重以上の荷重が前記ステアリングコラムの軸線方向に作用したとき車両前方側に前記コラムブラケットを離脱可能に支持する支持部と、前記ステアリングコラムを前記車体に取り付けるとき前記車体に設けられた係止部に係止される被係止部とを有する、ステアリングコラム装置を提供する。
本発明によれば、車体への取り付け時に仮保持を可能とすることでステアリングコラムの取り付け作業性を向上させながら、コスト及び重量の増大を抑制することが可能となる。
[実施の形態]
本発明の実施の形態について図1乃至図6を参照して説明する。
本発明の実施の形態について図1乃至図6を参照して説明する。
(ステアリングコラム装置の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るステアリングコラム装置を模式的に示す斜視図である。図2は、ステアリングコラム装置を模式的に示す断面図である。
図1は、本発明の実施の形態に係るステアリングコラム装置を模式的に示す斜視図である。図2は、ステアリングコラム装置を模式的に示す断面図である。
このステアリングコラム装置1は、車両に搭載され、ステアリングホイール100(図2に示す)が端部に固定されたステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2を回転可能に支持するステアリングコラム3と、チルト調節時にステアリングコラム3と共に揺動するハウジング40とを備える。
ハウジング40は、ステアリングシャフト2に操舵補助力を付与する操舵補助機構4を収容する。ハウジング40は、操舵補助機構4の駆動源であるモータ41と、モータ41を制御するコントローラ42とを支持している。
(ステアリングシャフトの構成)
ステアリングシャフト2は、図2に示すように、アッパシャフト20及びロアシャフト21からなり、ステアリングコラム3内に軸線回りに回転可能に支持され、操舵機構(図示せず)に自在継手22等を介して連結されている。ステアリングシャフト2は、ステアリングホイール100の回転力を操舵力として操舵機構(図示せず)に伝達し、転舵輪(図示せず)を転舵する。
ステアリングシャフト2は、図2に示すように、アッパシャフト20及びロアシャフト21からなり、ステアリングコラム3内に軸線回りに回転可能に支持され、操舵機構(図示せず)に自在継手22等を介して連結されている。ステアリングシャフト2は、ステアリングホイール100の回転力を操舵力として操舵機構(図示せず)に伝達し、転舵輪(図示せず)を転舵する。
アッパシャフト20は、ステアリングシャフト2の車体後方側に配置され、ステアリングコラム3の外部に露出した端部にステアリングホイール100が固定されている。アッパシャフト20は、ロアシャフト21の一部を収容する円筒状部材からなる。
ロアシャフト21は、ステアリングシャフト2の車体前方側に配置され、ロアシャフト21の一端部が操舵補助機構4に連結されている。ロアシャフト21の他端部には、アッパシャフト20がスプライン嵌合によって連結されている。ロアシャフト21とアッパシャフト20とは、相対回転不能かつ軸方向に相対移動可能である。
(ステアリングコラムの構成)
ステアリングコラム3は、軸方向に相対移動可能なアウタチューブ30及びインナチューブ31を有している。アウタチューブ30は、車体5にアッパブラケット6を介して支持される。一方のインナチューブ31は、アッパブラケット6よりもステアリングホイール100側で、車体5にロアブラケット7を介して支持される。アッパブラケット6はアウタチューブ30に、またロアブラケット7はインナチューブ31に、それぞれ溶接やボルト締結等の固定手段によって固定されている。アッパブラケット6は、本発明のコラムブラケットの一態様であり、後述する第1ブラケット取付部材8及び第2ブラケット取付部材9を介して車体5に固定されている。
ステアリングコラム3は、軸方向に相対移動可能なアウタチューブ30及びインナチューブ31を有している。アウタチューブ30は、車体5にアッパブラケット6を介して支持される。一方のインナチューブ31は、アッパブラケット6よりもステアリングホイール100側で、車体5にロアブラケット7を介して支持される。アッパブラケット6はアウタチューブ30に、またロアブラケット7はインナチューブ31に、それぞれ溶接やボルト締結等の固定手段によって固定されている。アッパブラケット6は、本発明のコラムブラケットの一態様であり、後述する第1ブラケット取付部材8及び第2ブラケット取付部材9を介して車体5に固定されている。
(ロアブラケットの構成)
一方、ロアブラケット7は、車幅方向に延びる連結板部70と、連結板部70の車幅方向両端縁から車体後方側に屈曲形成されると共に、車体上方側に立ち上がった左右一対の左右側壁板部71,72と、左右側壁板部71,72の上端縁から外方側に屈曲形成された左右一対の左右フランジ片73,74とを有している。
一方、ロアブラケット7は、車幅方向に延びる連結板部70と、連結板部70の車幅方向両端縁から車体後方側に屈曲形成されると共に、車体上方側に立ち上がった左右一対の左右側壁板部71,72と、左右側壁板部71,72の上端縁から外方側に屈曲形成された左右一対の左右フランジ片73,74とを有している。
ロアブラケット7の左右側壁板部71,72には、操舵補助機構4のハウジング40をチルト回転軸の回りに揺動可能に支持する支持部700が形成されている。支持部700には、ボルト挿通孔が形成され、ハウジング40に固定されたボルト43が支持部700のボルト挿通孔を挿通することで、ハウジング40が支持されている。ボルト43の頭部とロアブラケット7の支持部700との間には、例えば樹脂からなる固定潤滑性を有するワッシャ44が配置されている。この構成により、ハウジング40は、ボルト43を中心としてステアリングコラム3と共に揺動可能となっている。
ロアブラケット7の左右フランジ片73,74には、ボルトを挿通させる車体前後方向に長いボルト挿入孔73a,74aが貫通して形成されている。また、左右フランジ片73,74には、車体前方側に開口する切り欠き部73b,74bが切り欠して形成されている。切り欠き部73b,74bは、車体5に固定されたフック51に引っ掛けて仮保持するための仮保持部として構成されている。なお、図1及び図2では、フック51の周辺部における車体5の一部のみを図示している。
(アッパブラケットの構成)
図3は、アッパブラケット6のフランジ部60を第1ブラケット取付部材8と共に示す斜視図である。図4は、第1ブラケット取付部材8が取り付けられていないアッパブラケット6のフランジ部60を示す斜視図である。図5は、第1ブラケット取付部材8を示す斜視図である。図6は、ブラケット取付部材8を示し、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。
図3は、アッパブラケット6のフランジ部60を第1ブラケット取付部材8と共に示す斜視図である。図4は、第1ブラケット取付部材8が取り付けられていないアッパブラケット6のフランジ部60を示す斜視図である。図5は、第1ブラケット取付部材8を示す斜視図である。図6は、ブラケット取付部材8を示し、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。
アッパブラケット6は、図略のチルトレバーを運転者が操作することで図略のカム機構が作動し、ボルト43(図1及び図2に示す)を中心とするステアリングコラム3及びハウジング40の揺動が規制されたチルトロック状態と、この揺動が許容されたアンロック状態とを切り替え可能である。
また、アッパブラケット6は、ステアリングコラム3の軸線方向に対して直交する車幅方向の両端部に一対のフランジ部60を有している。一対のフランジ部60は、アッパブラケット6を車体5に取り付けるための第1及び第2ブラケット取付部材8,9を介して車体5に固定される。一対のフランジ部60には、車両後方側に開口する切り欠き部60aがそれぞれ形成されている。
一対のフランジ部60のうち、ステアリングホイール100側から見て車体左側のフランジ部60の切り欠き部60aには、第1ブラケット取付部材8が嵌合している。また、ステアリングホイール100側から見て車体右側のフランジ部60の切り欠き部60aには、第2ブラケット取付部材9が嵌合している。第1及び第2ブラケット取付部材8,9は、例えばアルミニウムやステンレス、あるいは鉄系金属等の金属材料からなり、ボルト52(図2に示す)によって車体5に締付固定される。
(ブラケット取付部材の構成)
第1ブラケット取付部材8は、アッパブラケット6を支持する支持部80と、ステアリングコラム3を車体5に取り付けるとき、車体5に設けられた係止部としてのフック51に係止される被係止部81とを一体に有している。フック51は、例えば図1に示すようにL字形状に形成され、その先端部が車体5に固定された基端部に対して屈曲されて車両の前後方向に延在している。
第1ブラケット取付部材8は、アッパブラケット6を支持する支持部80と、ステアリングコラム3を車体5に取り付けるとき、車体5に設けられた係止部としてのフック51に係止される被係止部81とを一体に有している。フック51は、例えば図1に示すようにL字形状に形成され、その先端部が車体5に固定された基端部に対して屈曲されて車両の前後方向に延在している。
支持部80は、フランジ部60の切り欠き部60aに嵌合し、所定荷重以上の荷重がステアリングコラム3の軸線方向に作用したとき、車両前方側にアッパブラケット6を離脱可能に支持する。支持部80には、ボルト52を挿通させるボルト挿通孔80aが形成され、ボルト挿通孔80aに挿通されたボルト52が車体5に形成された雌ねじに螺合することにより、支持部80が車体5に固定される。
また、支持部80は、フランジ部60における切り欠き部60aの両側縁を上下に挟む上板部801と下板部802とを柱部803によって連結してなる。柱部803は、その車幅方向の寸法が、上板部801及び下板部802の車幅方向の寸法よりも短く形成され、上板部801と下板部802との間には、車両前後方向に延びる一対のガイド溝80bが形成されている。一対のガイド溝80bは、車幅方向に柱部803を挟む位置に形成され、互いに平行である。
上板部801には、ボルト挿通孔80aを囲む3箇所に3個の円孔801aが形成されている。また、上板部801には、車体上方側に向かう階段状の段差部801bが設けられている。上板部801は、段差部801bの上面で車体5に接触する。
被係止部81は、支持部80から車両後方側に延在して形成されている。本実施の形態では、被係止部81が上板部801の車両後方側の端部から車両後方側に延在し、段差部801bを含む上板部801の厚みと同じ厚みに形成されている。被係止部81には、フック51の少なくとも先端部を挿通させる挿通部としての挿通孔81aが形成されている。本実施の形態では、挿通孔81aが被係止部81を上下方向に貫通し、かつ車体前後方向に長い長孔として形成されている。
第2ブラケット取付部材9は、被係止部81に相当する部分を有していない他は、第1ブラケット取付部材8と同様に形成されている。すなわち、第2ブラケット取付部材9は、第1ブラケット取付部材8における支持部80に相当する部分のみからなる。ただし、第2ブラケット取付部材9を第1ブラケット取付部材8と同様に構成してもよい。すなわち、第2ブラケット取付部材9にも、車体5に固定されたフック51に係止される被係止部を設けてもよい。
以上のように構成されたステアリングコラム装置1によると、車両が一次衝突した後、運転者がステアリングホイール100に二次衝突し、所定の荷重以上の衝撃荷重がステアリングホイール100に作用した場合は、この衝撃荷重をステアリングホイール100からステアリングコラム3を介してアッパブラケット6が受ける。
これにより、第1及び第2ブラケット取付部材8,9は車体5に残り、アッパブラケット6が第1ブラケット取付部材8のガイド溝80bと第2ブラケット取付部材9のガイド溝に沿って車体前方に移動して、アッパブラケット6が第1及び第2ブラケット取付部材8,9から離脱する。そして、ステアリングホイール100も車体前方に移動し、このステアリングホイール100に衝突した運転者の身体に加わる衝撃が緩和される。
(ステアリングコラムの取付)
車体5にステアリングコラム3を取り付けるにあたっては、先ず、ステアリングコラム3のアッパブラケット6に第1及び第2ブラケット取付部材8,9を装着しておく。そして、ステアリングコラム3を上方へ持ち上げて、アッパブラケット6の第1ブラケット取付部材8の挿通孔81aとロアブラケット7の左右フランジ片73,74の切り欠き部73b,74bとの3箇所を、車体5のフック51に引っ掛けて仮保持する。
車体5にステアリングコラム3を取り付けるにあたっては、先ず、ステアリングコラム3のアッパブラケット6に第1及び第2ブラケット取付部材8,9を装着しておく。そして、ステアリングコラム3を上方へ持ち上げて、アッパブラケット6の第1ブラケット取付部材8の挿通孔81aとロアブラケット7の左右フランジ片73,74の切り欠き部73b,74bとの3箇所を、車体5のフック51に引っ掛けて仮保持する。
そして、アッパブラケット6の第1ブラケット取付部材8のボルト挿通孔80a、第2ブラケット取付部材9のボルト挿通孔、及びロアブラケット7の左右フランジ片73,74のボルト挿入孔73a,74aにボルト52を挿通させ、このボルト52を車体5の雌ねじに螺合させることで、アッパブラケット6及びロアブラケット7を車体5に締付固定する。これにより、車体5にステアリングコラム3が取り付けられる。
[実施の形態の効果]
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
(1)ステアリングコラム3の車体5への取り付け時に仮保持が可能となるので、この取り付け作業を容易に行うことができる。
(2)フック51に係止される被係止部81は、支持部80と共に第1ブラケット取付部材8の一部に設けられているので、仮保持のための専用部品を用意する必要がない。つまり、例えば本実施の形態に係る第2ブラケット取付部材9のように、アッパブラケット6のフランジ部60に離脱可能に取付部材を嵌合することは従来から広く行われていることであり、本実施の形態では、この取付部材(第1ブラケット取付部材8の支持部80)に被係止部81を付加的に設けることで仮保持を可能としているので、部品点数を削減すると共に重量の増大を抑制することができ、コスト及び重量の増大を抑制することが可能となる。
(3)第1ブラケット取付部材8の被係止部81は、挿通孔81aをフック51が挿通することで車体5に対して係止されるので、ボルト52の締め付けの際にアッパブラケット6が揺れ動いても、被係止部81の係止状態が容易には解除されず、安定して車体5への取り付け作業を行うことができる。
以上、本発明の電動パワーステアリングコラム装置を上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
1…ステアリングコラム装置、2…ステアリングシャフト、3…ステアリングコラム、4…操舵補助機構、5…車体、6…アッパブラケット、7…ロアブラケット、8…第1ブラケット取付部材、9…第2ブラケット取付部材、20…アッパシャフト、21…ロアシャフト、22…自在継手、30…アウタチューブ、31…インナチューブ、40…ハウジング、41…モータ、42…コントローラ、43…ボルト、44…ワッシャ、51…フック、52…ボルト、60…フランジ部、60a…切り欠き部、70…連結板部、71,72…左右側壁板部、73,74…左右フランジ片、73a,74a…ボルト挿入孔、73b,74b…切り欠き部、80…支持部、80a…ボルト挿通孔、80b…ガイド溝、81…被係止部、81a…挿通孔、100…ステアリングホイール、700…支持部、801…上板部、801a…円孔、801b…段差部、802…下板部、803…柱部
Claims (3)
- 車両に搭載され、ステアリングホイールが端部に固定されたステアリングシャフトを回転可能に支持するステアリングコラムと、
前記ステアリングコラムに固定されたコラムブラケットと、
前記コラムブラケットを車体に取り付けるためのブラケット取付部材とを備え、
前記ブラケット取付部材は、所定荷重以上の荷重が前記ステアリングコラムの軸線方向に作用したとき車両前方側に前記コラムブラケットを離脱可能に支持する支持部と、前記ステアリングコラムを前記車体に取り付けるとき前記車体に設けられた係止部に係止される被係止部とを有する、
ステアリングコラム装置。 - 前記被係止部は、前記支持部から車両後方側に延在し、前記係止部の少なくとも一部を挿通させる挿通部が形成されている、
請求項1に記載のステアリングコラム装置。 - 前記コラムブラケットは、車両後方側に開口する切り欠き部が形成された一対のフランジ部を車幅方向の両端部に有し、
前記ブラケット取付部材は、前記支持部が前記切り欠き部に嵌合している、
請求項1又は2に記載のステアリングコラム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013114978A JP2014234003A (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | ステアリングコラム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013114978A JP2014234003A (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | ステアリングコラム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014234003A true JP2014234003A (ja) | 2014-12-15 |
Family
ID=52137041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013114978A Pending JP2014234003A (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | ステアリングコラム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014234003A (ja) |
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2013
- 2013-05-31 JP JP2013114978A patent/JP2014234003A/ja active Pending
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