JP2014233876A - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】吐出溝の液体の実際の圧力変化を検出する液体吐出ヘッドを提供する。【解決手段】液体噴射ヘッド1は、液体が充填される吐出溝3a〜3fと、吐出溝3aに隣接し、吐出溝3aに充填される液体の圧力を検出する圧力検出溝5と、圧力検出溝5の対向する側面に設置される圧力検出電極6と、を有する圧電プレート2を備える。圧力検出電極6a、6bに検出信号を与えて隣接する吐出溝3aに充填される液体の圧力情報を取得する。【選択図】図1
Description
本発明は、圧力検出溝を備える液体噴射ヘッド及びこれを用いた液体噴射装置に関する。
近年、記録紙等にインク滴を吐出して文字や図形を記録する、或いは素子基板の表面に液体材料を吐出して機能性薄膜を形成するインクジェット方式の液体噴射ヘッドが利用されている。この方式は、インクや液体材料などの液体を液体タンクから供給管を介してヘッド部に形成される多数のチャンネルに導き、チャンネルに充填される液体に圧力を印加してチャンネルに連通するノズルから液体を吐出する。液体の吐出の際には、液体噴射ヘッドや被記録媒体を移動させて文字や図形を記録する、或いは所定形状の機能性薄膜を形成する。
チャンネルに連通するノズルから液滴として吐出させるためにヘッド内の液体圧力を制御する必要がある。チャンネル内の液体圧力が高すぎるとメニスカスが破壊してノズル開口から液体が流れ出てしまう。チャンネル内の液体圧力が大きく負圧になると、メニスカスが引き込まれて液滴として吐出できなくなる。そのため、チャンネル内の液体圧力は所定の範囲内に制御する必要がある。通常時は、メニスカスがチャンネル内に引き込まれて凹形状になるような圧力レベルとする。メニスカスの制御は、ノズルの高さに対して液体タンクの液面の高さを制御する方法や、液体の流路に圧力検出器を設置して液体圧力を検出し、検出結果を送液用の加圧ポンプにフィードバックして制御する方法がある。
特許文献1には圧力検出器が設置される液体噴射ヘッドが記載されている。圧力検出器はインク等の液体が供給される供給部と液滴を吐出する吐出部との間の流路に設置される。具値的には、吐出部の近傍に液体の圧力変動を緩和させる圧力緩衝器が設置され、この圧力緩衝器に圧力検出器が設置される。ヘッド部には液滴を吐出するための多数のアクチュエータが設置される。各アクチュエータはノズル抜け等の不良の無い状態で使用する必要がある。特許文献1では、ヘッド部の各アクチュエータに液体を充填した後にヘッド部に対する液体の供給を遮断し、次に、各アクチュエータを実際に駆動し液滴を吐出させる。そして、アクチュエータの動作前後の液体の圧力変動を検出することにより、不良アクチュエータの有無を判定する。また、圧力検出器は、不良アクチュエータを検出することの他に、ヘッド部に充填される液体の圧力情報に基づいてヘッド部に供給する液体の圧力制御を行うことが記載されている。
特許文献2には、液体噴射ヘッドの圧力室として機能させるインク流路(チャンネル)に気泡が混入していないかどうかを検査する方法が記載されている。インク流路の両側壁は圧電体からなり、一方側の側壁をピエゾ効果により変形させて液体に圧力波を生成し、他方側の側壁はその圧力波により変形して圧電効果により電圧が発生する。しかし、インク流路内に気泡が混入すると、液体に生成された圧力波が気泡により吸収されて、他方側の側壁を変形させる変形量が小さくなる。そのため、インク流路内に気泡が混入すると圧電効果による電圧も小さくなる。この電圧を信号処理手段により検出してインク流路内に気泡が混入していないかどうかを検査する。
特許文献3には、チャンネルに形成した電極を利用して、充填される液体の適否を判定することが記載される。各チャンネルには駆動用の電極が形成され、この電極を利用して異なるチャンネル間に流れる電流を検出し、誤って導電性の高い液体が充填されるのを防止する。導電性の高い液体が充填されると過電流が流れて液体噴射ヘッドが破損するためである。
ノズル近傍の液体の圧力は、ノズル開口に対する液体タンクの位置によって制御してもよいが、インクタンクの位置が制約を受けて設計の自由度が低下する。そこで、ノズル近傍の液体圧力を検出し、その検出結果を液体ポンプにフィードバックして制御すれば、液体タンクの設置位置や流路抵抗による圧力損失等の影響を除去することができる。特許文献1の液体噴射ヘッドでは、圧力緩衝器に液体圧力を検出する圧力検出器を設けることが記載される。しかし、圧力緩衝器は液滴を吐出する吐出部からは離れており、ノズル内又はノズル近傍の液体圧力を検出することにはならない。また、特許文献2や特許文献3では、チャンネルを構成する側壁に形成した電極を利用してチャンネル内の液体の気泡や液体の抵抗を検出することが記載されているが、チャンネル内の液体の圧力を検出することについては記載されていない。
本発明の液体噴射ヘッドは、液体が充填される吐出溝と、前記吐出溝に隣接し、前記吐出溝に充填される液体の圧力を検出する圧力検出溝と、前記圧力検出溝の対向する側面に設置される圧力検出電極と、を有する圧電プレートを備えることとした。
また、前記圧力検出電極に検出信号を与えて前記吐出溝に充填される液体の圧力情報を取得する圧力検出部を更に備えることとした。
また、前記吐出溝は前記圧電プレートの基準方向に複数配列し、前記圧力検出溝は、基準方向の両端部に位置する前記吐出溝に隣接して複数設置されることとした。
また、前記吐出溝は前記圧電プレートの基準方向に複数配列し、前記圧力検出溝は、基準方向に配列する前記吐出溝の間に設置されることとした。
また、前記圧電プレートは、基準方向に前記吐出溝と交互に配列し、液体が充填されないダミー溝を有し、いずれかの前記ダミー溝を前記圧力検出溝として機能させる切替手段を備えることとした。
また、前記圧電プレートは、前記吐出溝の対向する側面に設置されるコモン電極と、前記ダミー溝の対向する側面に設置されるアクティブ電極とを有し、前記コモン電極と前記アクティブ電極の間に駆動信号を供給する駆動部を更に含み、前記切替手段は、いずれかの前記ダミー溝の前記アクティブ電極と前記駆動部との電気的接続を前記アクティブ電極と前記圧力検出部との電気的接続に切替え、前記アクティブ電極を前記圧力検出電極として機能させることとした。
また、前記圧力検出溝は大気と連通することとした。
本発明の液体噴射装置は、上記の液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドと被記録媒体とを相対的に移動させる移動機構と、前記液体噴射ヘッドに液体を供給する液体供給管と、前記液体供給管に前記液体を供給する液体タンクと、を備えることとした。
本発明による液体噴射ヘッドは、液体が充填される吐出溝と、吐出溝に隣接し、吐出溝に充填される液体の圧力を検出する圧力検出溝と、圧力検出溝の対向する側面に設置される圧力検出電極と、を有する圧電プレートを備える。これにより、吐出溝を形成する工程と同じ工程で形成可能な圧力検出溝を吐出溝に隣接して設置し、吐出溝の液体の実際の圧力変化を検出することができる。
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態に係る液体噴射ヘッド1の構成図である。図1に示すように、液体噴射ヘッド1は、液体が充填される吐出溝3a〜3fと、吐出溝3aに隣接し、吐出溝3aに充填される液体の圧力を検出する圧力検出溝5と、圧力検出溝5の対向する側面に設置される圧力検出電極6a、6bとを有する圧電プレート2を備える。圧力検出電極6a、6bに検出信号が与えられて、隣接する吐出溝3aに充填される液体の圧力情報が生成される。
図1は本発明の第一実施形態に係る液体噴射ヘッド1の構成図である。図1に示すように、液体噴射ヘッド1は、液体が充填される吐出溝3a〜3fと、吐出溝3aに隣接し、吐出溝3aに充填される液体の圧力を検出する圧力検出溝5と、圧力検出溝5の対向する側面に設置される圧力検出電極6a、6bとを有する圧電プレート2を備える。圧力検出電極6a、6bに検出信号が与えられて、隣接する吐出溝3aに充填される液体の圧力情報が生成される。
具体的に説明する。圧電プレート2は、複数の吐出溝3a〜3fと、吐出溝3aに隣接する圧力検出溝5と、複数の吐出溝3a〜3fを分離する側壁W(Wa〜We)及び吐出溝3aと圧力検出溝5を分離する側壁Woを有する。側壁Wは、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)セラミックスの圧電体からなる。各吐出溝3a〜3fはそれぞれ液滴を吐出するノズルNに連通する。各吐出溝3a〜3fの両側面に駆動電極9を備え、各駆動電極9は駆動信号を入力するための端子T(Ta〜Tf)にそれぞれ電気的に接続する。圧力検出溝5の対向する側面には圧力検出電極6a、6bが設置され、端子Tx、Tyを介して図示しない圧力検出部に電気的に接続される。各吐出溝3a〜3fは図示しない液体供給室と連通し、この液体供給室から液体が供給される。従って、各吐出溝3a〜3fに充填される液体は液体供給室を介して連通する。
なお、圧力検出溝5の両側面に設置される圧力検出電極6a、6bは、圧力検出溝5の深さの略1/2の深さまで形成されるが、これに代えて、圧力検出溝5の両側面の上端から下端まで形成してもよい。各吐出溝3a〜3fの両側面に設置される駆動電極9は、各側壁Wa〜Weの分極が上方又は下方の一方向に向く場合は図1に示すように各吐出溝3a〜3fの深さの略1/2の深さまで形成され、各側壁Wa〜Weの分極が溝の1/2の深さを中心に反対側を向く場合には両側面の上端から下端まで形成される。
圧力検出溝5は、大気に連通し、内部は大気圧となる。吐出溝3aの液体の圧力が大気圧よりも大きくなると、側壁Woは破線で示すように圧力検出溝5側に変形する。すると、圧力検出電極6aと圧力検出電極6bの間隔が狭くなって、圧力検出電極6aと6bがなす容量Cは増加する。吐出溝3aの液体の圧力が大気圧よりも低下すると、側壁Woは一点鎖線で示すように吐出溝3a側に変形する。すると、圧力検出電極6aと圧力検出電極6bの間隔が広くなって、圧力検出電極6aと6bがなす容量は減少する。図示しない圧力検出部は、端子Tx、Tyを介して圧力検出電極6a、6bの間の容量変化を検出することにより、圧力検出溝5に隣接する吐出溝3aの液体の圧力情報を取得することができる。
次に、本実施形態におけるノズルNからの液滴の吐出方法を説明する。まず、図示しない圧力検出部が検出した圧力情報に基づいて、図示しない制御部は、各吐出溝3a〜3fの液体圧力を所定圧に設定する。具体的には、図示しない液体タンクから各吐出溝3a〜3fに送液する図示しない液体ポンプの送液量を制御して行う。なお、液体圧力の設定は液体ポンプに限らず他の方法で行ってもよい。次に、端子Taと端子Tbとの間、及び端子Tcと端子Tbとの間に駆動信号を供給し、側壁Waと側壁Wbを変形させて吐出溝3bの容積を変化させてノズルNから液滴を吐出する。より具体的には、吐出溝3bの容積を拡大させて図示しない液体供給室から液体を引き込み、次に吐出溝3bの容積を縮小させてノズルNから液滴を吐出する。
本実施形態においては、圧力検出溝5が吐出溝3aに隣接するので、図示しない液体ポンプと吐出溝3の間の流路の液体圧力を検出するよりも、ノズルN近傍の実際の液体圧力を検出することができる。そのため、ノズルN近傍の実際の液体圧力に基づいて高精度にフィードバック制御することができる。また、吐出溝3と同様の溝で同様の電極を圧力検出溝5や圧力検出電極6として利用することができるので、製造工程数を減少させ、新たな部品を要することなく圧力検出素子を構成することができる。
なお、本第一実施形態においては、側壁Woを薄く形成すれば圧力検出感度が向上する。また、圧力検出溝5の溝幅を狭く、また、圧力検出電極6aと6bの対向面積を広く形成すれば容量Cが大きくなり、共振電圧の振幅が増大して圧力検出感度が向上する。
(第二実施形態)
図2は本発明の第二実施形態に係る液体噴射ヘッド1を説明するための図である。図2(a)は液体噴射ヘッド1の構成図であり、図2(b)は、圧力検出部7の回路構成を表す。第一実施形態と異なる点は、液体噴射ヘッド1が圧力検出部7を備える点であり、その他の構成は第一実施形態と同様である。以下、第一実施形態と同一の構成については説明を省略する。同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図2は本発明の第二実施形態に係る液体噴射ヘッド1を説明するための図である。図2(a)は液体噴射ヘッド1の構成図であり、図2(b)は、圧力検出部7の回路構成を表す。第一実施形態と異なる点は、液体噴射ヘッド1が圧力検出部7を備える点であり、その他の構成は第一実施形態と同様である。以下、第一実施形態と同一の構成については説明を省略する。同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図2(a)に示すように、液体噴射ヘッド1は、圧電プレート2と圧力検出部7とを備える。圧電プレート2は、液体が充填される吐出溝3a〜3fと、吐出溝3aに隣接し、吐出溝3aに充填される液体の圧力を検出する圧力検出溝5と、圧力検出溝5の対向する側面に設置される圧力検出電極6a、6bとを有する。圧力検出部7は、端子Tx、Tyを介して圧力検出電極6a、6bに電気的に接続し、圧力検出電極6a、6bに検出信号を与えて隣接する吐出溝3aに充填される液体の圧力情報を取得する。
図2(b)に示すように、圧力検出部7は抵抗RとコイルLと容量Cが直列接続する共振回路を構成する。容量Cは圧力検出溝5の両側面に設置した圧力検出電極6aと6bにより構成される。コイルLと容量Cとの間にパルス発生器11を挿入する。パルス発生器11の周波数やコイルLのインダクタンスは容量Cが変化したときに共振する値を選ぶ。電圧検出回路10により抵抗Rの両端電圧の変化を検出して側壁Woの変形に基づく容量変化を検出する。なお、容量変化と隣接する吐出溝3aの液体圧力との関係は予め求めておけばよい。
次に、本実施形態におけるノズルNからの液滴の吐出方法を説明する。まず、図示しない制御部は、圧力検出部7が検出した圧力情報に基づいて、各吐出溝3a〜3fの液体圧力を所定圧に設定する。具体的には、図示しない液体タンクから各吐出溝3a〜3fに送液する図示しない液体ポンプの送液量を制御して行う。次に、端子Taと端子Tbとの間、及び端子Tcと端子Tdとの間に駆動信号を供給し、側壁Waと側壁Wbを変形させて吐出溝3bの容積を変化させてノズルNから液滴を吐出する。より具体的には、吐出溝3bの容積を拡大させて図示しない液体供給室から液体を引き込み、次に吐出溝3bの容積を縮小させてノズルNから液滴を吐出する。
図3は、本発明の第一又は第二実施形態に係る液体噴射ヘッド1の圧電プレート2の一例を表す部分斜視図である。図3では圧電プレート2の他にノズルプレート12及びカバープレート13を示す。圧電プレート2は、その表面には基準方向Kに配列する細長い吐出溝3と、吐出溝3の配列の端部に吐出溝3と並列に圧力検出溝5を有する。吐出溝3は、一方側が圧電プレート2の側面に開口し、他方側が圧電プレート2の表面で終端する。圧力検出溝5は、一方側及び他方側が圧電プレート2の側面に開口する。吐出溝3及び圧力検出溝5は深さが略250μm〜400μmであり、各溝の溝幅及び各溝を分離する側壁Wの厚さは40μm〜100μmであり、長さが1mm〜数mmである。圧力検出溝5と吐出溝3aとの間の側壁Woの厚さは10μm〜100μmである。
カバープレート13は、圧電プレート2の吐出溝3及び圧力検出溝5の上部開口を塞ぐように圧電プレート2の表面に接合される。カバープレート13は液体供給室14を備える。液体供給室14は、圧力検出溝5に連通せず、複数の吐出溝3とは溝の他方側において連通する。ノズルプレート12は、圧電プレート2の各吐出溝3が開口する側面に接合される。ノズルプレート12は各吐出溝3に連通するノズルNを備える。図3に示すように、吐出溝3はノズルプレート12側の一方側がストレートな形状を有し、ノズルプレート12側とは反対側の他方側が傾斜面を有する。各吐出溝3は、外周に研削砥粒を埋め込んだ円盤状のダイシングブレードにより研削して形成される。そのため、ダイシングブレードの外形形状が転写される。一方、圧力検出溝5はストレートに形成され、大気に連通し大気圧となる。なお、圧力検出溝5を吐出溝3と同じ形状に形成し、ノズルプレート12に圧力検出溝5と連通するノズルNを設けて大気と連通させてもよい。
圧電プレート2はPZTセラミックスを使用することができる。カバープレート13は、圧電プレート2と同程度の熱膨張係数を有するセラミックスや圧電プレート2と同じPZTセラミックスを使用することができる。圧電プレート2は、全部が圧電体である必要はなく、側壁Wのみを圧電体材料を使用し、側壁Wの下部に絶縁体材料を使用することができる。ノズルプレート12はポリイミド膜を使用することができる。
吐出溝3は両側面に駆動電極9を備え、駆動電極9は圧電プレート2の表面に形成される端子Tに電気的に接続する。圧力検出溝5は両側面に電気的に分離される圧力検出電極6を備え、ノズルプレート12側とは反対側の圧電プレート2の表面に形成される端子Tx、Tyにそれぞれ電気的に接続する。駆動電極9、圧力検出溝5及び端子T、Tx、Tyの各電極は、アルミニウムなどの導電材料を斜め蒸着法により堆積させ、溝の深さの略1/2まで形成する。
液体は、液体供給室14から各吐出溝3に流入する。各吐出溝3は液体供給室14を介して連通するので液体圧力が等しい。吐出溝3aの液体の圧力に応じて側壁Woは圧力検出溝5側やこれとは反対側に変形する。そのため、圧力検出電極6aと6b間の間隔が狭くなり又は広くなって容量Cが変化する。これを図示しない圧力検出部7により検出して液体の圧力情報を取得する。圧力検出溝5は吐出溝3aに隣接するので図示しない液体タンクから液体供給室14までの流路抵抗の影響を受けることなく、実際に吐出される液体の圧力情報を取得することができる。
(第三実施形態)
図4は、本発明の第三実施形態に係る液体噴射ヘッド1の圧電プレート2の模式的な斜視図である。図3と異なる部分は、2つの圧力検出溝5a、5bを吐出溝3が配列する基準方向Kの両端部に設置した点であり、その他の構成は第二実施形態の図3に示す圧電プレート2と同様である。従って、以下、図3と異なる構成について説明し、同一の構成は説明を省略する。同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図4は、本発明の第三実施形態に係る液体噴射ヘッド1の圧電プレート2の模式的な斜視図である。図3と異なる部分は、2つの圧力検出溝5a、5bを吐出溝3が配列する基準方向Kの両端部に設置した点であり、その他の構成は第二実施形態の図3に示す圧電プレート2と同様である。従って、以下、図3と異なる構成について説明し、同一の構成は説明を省略する。同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図4に示すように、吐出溝3は圧電プレート2の基準方向Kに複数配列し、圧力検出溝5a、5bは、基準方向Kの両端部に位置する吐出溝3に隣接して複数設置される。圧力検出溝5a、5bの両側面にはそれぞれ圧力検出電極6が形成され、ノズルプレート12側とは反対側の圧電プレート2の表面には圧力検出溝5aの側面の圧力検出電極6に電気的に接続する端子Tx,Tyの他に、圧力検出溝5bの側面の圧力検出電極6に電気的に接続する端子Tv、Twが形成される。これにより、圧力検出溝5の長さが2倍となり、圧力検出電極6の電極面積が増加して検出感度が向上する。なお、圧電プレート2の表面に液体供給室14が接合され、ノズルプレート12が圧電プレート2及びカバープレート13の側面に接合されることは、図3に示す構成と同様である。
(第四実施形態)
図5は本発明の第四実施形態に係る液体噴射ヘッド1の構成図である。同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図5は本発明の第四実施形態に係る液体噴射ヘッド1の構成図である。同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図5に示すように、液体噴射ヘッド1は、圧電プレート2と圧力検出部7と駆動部8とを備える。圧電プレート2は、液体が充填される吐出溝3a〜3dと、基準方向Kに吐出溝3と交互に配列し、液体が充填されないダミー溝4a〜4dと、ダミー溝4aを圧力検出溝として機能させる切替手段16とを備える。更に、圧電プレート2は、吐出溝3a〜3dのそれぞれの対向する側面に設置されるコモン電極17と、ダミー溝4a〜4dのそれぞれの対向する側面に設置されるアクティブ電極18とを有する。駆動部8は、コモン電極17とアクティブ電極18の間に駆動信号を供給する。より具体的には、コモン電極17を一定電位に固定し、アクティブ電極18に駆動電圧を与える。切替手段16は、いずれかのダミー溝4(図5ではダミー溝4a)のアクティブ電極18と駆動部8との電気的接続をアクティブ電極18と圧力検出部7との電気的接続に切替え、アクティブ電極18を圧力検出電極として機能させる。このように、切替手段16は、ダミー溝4aを圧力検出溝に切替え、アクティブ電極18を圧力検出電極に切替える。
具体的に説明する。圧電プレート2は、吐出溝3a〜3dとダミー溝4a〜4dが基準方向Kに交互に配列する。各吐出溝3a〜3dには図示しないカバープレートの液体供給室から吐出用の液体が充填される。各ダミー溝4a〜4dは、液体供給室には連通しないので液体が充填されず、大気に連通して大気圧となっている。各吐出溝3a〜3dは図示しないノズルプレートのノズルNに連通する。各吐出溝3とダミー溝4との間の側壁は圧電体材料から構成される。圧電プレート2と圧力検出部7及び駆動部8との間は図示しないフレキシブル基板に設けた配線電極により電気的に接続され、切替手段16、圧力検出部7及び駆動部8は図示しない回路基板に設置される。切替手段16は図示しない制御部により切り替え可能に構成される。
制御部は切替手段16の2つのスイッチを切替えてアクティブ電極18と駆動部8とを電気的に接続する。駆動部8は、例えば吐出溝3bのコモン電極17とダミー溝4a及びダミー溝4bの吐出溝3b側の側面に形成されるアクティブ電極18との間に駆動信号を供給する。すると、吐出溝3bとダミー溝4aとの間の側壁と吐出溝3bとダミー溝4bとの間の側壁が変形して吐出溝3bの容積を変化させ、ノズルNから液滴を吐出する。
次に、図示しない制御部は切替手段16の2つのスイッチを切替えてアクティブ電極18と圧力検出部7とを電気的に接続する。圧力検出部7は、ダミー溝4aの対向するアクティブ電極18の容量変化から吐出溝3a、3bとダミー溝4aの間の2つの側壁の変形を検出し、吐出溝3a、3bに充填される液体の圧力情報を取得する。ダミー溝4aが1つの吐出溝3に隣接する場合には、ダミー溝4を構成する1つの側壁が液体の圧力に応じて変形する。この場合、切替手段16は1つのスイッチでよい。圧力検出溝として機能させるダミー溝4は、基準方向Kに配列する各溝の両端部に位置するダミー溝4を利用すれば切替手段16の設置が容易となる。
なお、切替手段16をダミー溝4と駆動部8との間の途中の配線に複数設けておけば、対向するアクティブ電極18間の容量と変形する側壁の面積を増加させることができる。また、ダミー溝4の溝幅は吐出溝3よりも狭く形成して検出感度を向上させてもよい。また、コモン電極17やアクティブ電極18は第一又は第二実施形態と同様に各溝を仕切る側壁の分極状態に応じて各溝の上端から下端まで形成してもよい。圧力検出部7は、第二実施形態の図2(b)に示す回路を適用することができる。
このように、本実施形態ではダミー溝4を圧力検出溝として利用するので圧力検出素子を新たに設置することなく、切替手段16と圧力検出部7を設けるのみでノズルN近傍の実際の液体圧力を検出することができる。
なお、図5に示す液体噴射ヘッド1の構成から理解できるように、圧力検出溝として機能させるダミー溝4は基準方向Kに配列する吐出溝3の間に設置されるが、基準方向Kの両端部に位置するダミー溝4を圧力検出溝として利用してもよい。これと同様に、第一又は第二実施形態において、基準方向Kの端部に位置する吐出溝3に隣接して圧力検出溝5を設置することに代えて、基準方向Kに配列する吐出溝3の間に圧力検出溝5を設置してもよい。
(第五実施形態)
図6は本発明の第五実施形態に係る液体噴射装置30の模式的な斜視図である。液体噴射装置30は、液体噴射ヘッド1、1’を往復移動させる移動機構40と、液体噴射ヘッド1、1’に液体を供給し、液体噴射ヘッド1、1’から液体を排出する流路部35、35’と、流路部35、35’に連通する液体ポンプ33、33’及び液体タンク34、34’とを備えている。各液体噴射ヘッド1、1’は、第四実施形態において説明した液体噴射ヘッドを使用している。流路部35、35’に液体を供給する液体ポンプ33、33’を備えている。液体噴射ヘッド1、1’の圧電プレート2は、吐出溝とダミー溝が交互に配列し、いずれかのダミー溝は切替手段により圧力検出溝として機能する。そして、圧力検出部は圧力検出溝に隣接する吐出溝に充填される液体の圧力情報を生成し、制御部はこの圧力情報に基づいて液体ポンプ33、33’の送液量を制御して、吐出溝の液体を適正な圧力に制御する。
図6は本発明の第五実施形態に係る液体噴射装置30の模式的な斜視図である。液体噴射装置30は、液体噴射ヘッド1、1’を往復移動させる移動機構40と、液体噴射ヘッド1、1’に液体を供給し、液体噴射ヘッド1、1’から液体を排出する流路部35、35’と、流路部35、35’に連通する液体ポンプ33、33’及び液体タンク34、34’とを備えている。各液体噴射ヘッド1、1’は、第四実施形態において説明した液体噴射ヘッドを使用している。流路部35、35’に液体を供給する液体ポンプ33、33’を備えている。液体噴射ヘッド1、1’の圧電プレート2は、吐出溝とダミー溝が交互に配列し、いずれかのダミー溝は切替手段により圧力検出溝として機能する。そして、圧力検出部は圧力検出溝に隣接する吐出溝に充填される液体の圧力情報を生成し、制御部はこの圧力情報に基づいて液体ポンプ33、33’の送液量を制御して、吐出溝の液体を適正な圧力に制御する。
液体噴射装置30は、紙等の被記録媒体44を主走査方向に搬送する一対の搬送手段41、42と、被記録媒体44に液体を吐出する液体噴射ヘッド1、1’と、液体噴射ヘッド1、1’を載置するキャリッジユニット43と、液体タンク34、34’に貯留した液体を流路部35、35’に押圧して供給する液体ポンプ33、33’と、液体噴射ヘッド1、1’を主走査方向と直交する副走査方向に走査する移動機構40とを備えている。図示しない制御部は液体噴射ヘッド1、1’、移動機構40、搬送手段41、42を制御して駆動する。
一対の搬送手段41、42は副走査方向に延び、ローラ面を接触しながら回転するグリッドローラとピンチローラを備えている。図示しないモータによりグリッドローラとピンチローラを軸周りに移転させてローラ間に挟み込んだ被記録媒体44を主走査方向に搬送する。移動機構40は、副走査方向に延びた一対のガイドレール36、37と、一対のガイドレール36、37に沿って摺動可能なキャリッジユニット43と、キャリッジユニット43を連結し副走査方向に移動させる無端ベルト38と、この無端ベルト38を図示しないプーリを介して周回させるモータ39を備えている。
キャリッジユニット43は、複数の液体噴射ヘッド1、1’を載置し、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種類の液滴を吐出する。液体タンク34、34’は対応する色の液体を貯留し、液体ポンプ33、33’、流路部35、35’を介して液体噴射ヘッド1、1’に供給する。各液体噴射ヘッド1、1’は駆動信号に応じて各色の液滴を吐出する。液体噴射ヘッド1、1’から液体を吐出させるタイミング、キャリッジユニット43を駆動するモータ39の回転及び被記録媒体44の搬送速度を制御することにより、被記録媒体44上に任意のパターンを記録することできる。
なお、本実施形態は、移動機構40がキャリッジユニット43と被記録媒体44を移動させて記録する液体噴射装置30であるが、これに代えて、キャリッジユニットを固定し、移動機構が被記録媒体を2次元的に移動させて記録する液体噴射装置であってもよい。つまり、移動機構は液体噴射ヘッドと被記録媒体とを相対的に移動させるものであればよい。
1 液体噴射ヘッド
2 圧電プレート
3、3a〜3f 吐出溝
4、4a〜4d ダミー溝
5、5a、5b 圧力検出溝
6、6a、6b 圧力検出電極
7 圧力検出部
8 駆動部
9 駆動電極
10 電圧検出回路
11 パルス発生器
12 ノズルプレート
13 カバープレート
14 液体供給室
16 切替手段
17 コモン電極
18 アクティブ電極
T、Ta〜Tf、Tx、Ty 端子、N ノズル
W、Wa〜We、Wo 側壁、R 抵抗、L コイル、C 容量、K 基準方向
2 圧電プレート
3、3a〜3f 吐出溝
4、4a〜4d ダミー溝
5、5a、5b 圧力検出溝
6、6a、6b 圧力検出電極
7 圧力検出部
8 駆動部
9 駆動電極
10 電圧検出回路
11 パルス発生器
12 ノズルプレート
13 カバープレート
14 液体供給室
16 切替手段
17 コモン電極
18 アクティブ電極
T、Ta〜Tf、Tx、Ty 端子、N ノズル
W、Wa〜We、Wo 側壁、R 抵抗、L コイル、C 容量、K 基準方向
Claims (8)
- 液体が充填される吐出溝と、前記吐出溝に隣接し、前記吐出溝に充填される液体の圧力を検出する圧力検出溝と、前記圧力検出溝の対向する側面に設置される圧力検出電極と、を有する圧電プレートを備える液体噴射ヘッド。
- 前記圧力検出電極に検出信号を与えて前記吐出溝に充填される液体の圧力情報を取得する圧力検出部を更に備える請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記吐出溝は前記圧電プレートの基準方向に複数配列し、
前記圧力検出溝は、基準方向の両端部に位置する前記吐出溝に隣接して複数設置される請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッド。 - 前記吐出溝は前記圧電プレートの基準方向に複数配列し、
前記圧力検出溝は、基準方向に配列する前記吐出溝の間に設置される請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッド。 - 前記圧電プレートは、基準方向に前記吐出溝と交互に配列し、液体が充填されないダミー溝を有し、
いずれかの前記ダミー溝を前記圧力検出溝として機能させる切替手段を備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。 - 前記圧電プレートは、前記吐出溝の対向する側面に設置されるコモン電極と、前記ダミー溝の対向する側面に設置されるアクティブ電極とを有し、
前記コモン電極と前記アクティブ電極の間に駆動信号を供給する駆動部を更に含み、
前記切替手段は、いずれかの前記ダミー溝の前記アクティブ電極と前記駆動部との電気的接続を前記アクティブ電極と前記圧力検出部との電気的接続に切替え、前記アクティブ電極を前記圧力検出電極として機能させる請求項5に記載の液体噴射ヘッド。 - 前記圧力検出溝は大気と連通する請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。
- 請求項1に記載の液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドと被記録媒体とを相対的に移動させる移動機構と、
前記液体噴射ヘッドに液体を供給する液体供給管と、
前記液体供給管に前記液体を供給する液体タンクと、を備える液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013115663A JP2014233876A (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2014233876A true JP2014233876A (ja) | 2014-12-15 |
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ID=52136946
Family Applications (1)
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JP2013115663A Pending JP2014233876A (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
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JP (1) | JP2014233876A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021030462A (ja) * | 2019-08-14 | 2021-03-01 | エスアイアイ・プリンテック株式会社 | ヘッドチップ、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置 |
-
2013
- 2013-05-31 JP JP2013115663A patent/JP2014233876A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021030462A (ja) * | 2019-08-14 | 2021-03-01 | エスアイアイ・プリンテック株式会社 | ヘッドチップ、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置 |
JP7382759B2 (ja) | 2019-08-14 | 2023-11-17 | エスアイアイ・プリンテック株式会社 | ヘッドチップ、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置 |
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