JP2014233136A - エネルギーマネジメントシステム及び運転計画作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】系統からの電力供給が停止された場合において設備を適切に稼働させることが可能な技術を提供することを目的とする。【解決手段】エネルギーマネジメントシステム1は、運転計画部15を備える。運転計画部15は、縮退運転管理部12に管理されている縮退運転情報と、事業用設備7の消費電力量と、再生可能エネルギー発電設備4aを含む電力供給設備4が時刻毎に供給可能な電力量とに基づいて、停電検出部11にて系統3からの電力供給の停止が検出された場合に実施可能な事業を時刻毎に示す事業計画、及び、当該事業に対応する事業用設備7を時刻毎に示す運転計画の少なくともいずれか一方の計画を作成する。【選択図】図1

Description

本発明は、系統から設備への電力供給が停止した場合に、当該設備を稼働可能(重要負荷に電力供給可能な)なエネルギーマネジメントシステム及び運転計画作成方法に関するものである。
近年、低炭素社会の構築に向けて、太陽光や風力などの再生可能エネルギー発電設備、定置型蓄電池、及び、電気自動車に搭載されたバッテリなどを利用した分散型電源の導入が進んでいる。これに伴い、それらを連携制御するためのエネルギーマネジメントシステムが開発されている。また、平常時だけでなく、自然災害などの非常時(系統からの電力供給が停止した時)を考慮したエネルギーマネジメントシステムも提案されている。
例えば、特許文献1には、太陽光発電装置と蓄電池とが設けられた施設において、系統からの電力供給が停止した場合に、太陽光発電の電力を蓄える蓄電池の電力容量に応じて電気機器の動作を制御する電力制御コントローラが提案されている。
また、特許文献2に開示の店舗用の電力供給装置は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの店舗において系統からの電力供給が停止した場合に、太陽光発電設備にて翌日に発電される電力量の予測値と、現在の蓄電池の電力残量とに基づいて、翌日に使用可能な使用可能電力量を推定する。そして、当該推定した使用可能電力量と、事業を行うための設備(以下「事業用設備」と記す)のそれぞれの消費電力量とに基づいて、稼働可能な事業用設備を選択した後、当該事業用設備の稼働時間を算出し、当該稼働時間に基づいて事業用設備を制御する。
特開2012−29463号公報 特開2010−16999号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電力制御コントローラでは、蓄電池の電力残量に応じて電気機器を一度停止させると、当該停止が、系統からの電力供給が再開されるまで解除されないように構成されている。そのため、太陽光発電などの発電装置からの余剰電力によって蓄電池の電力残量が回復して、十分に電力を供給することが可能となったとしても、電気機器を停止以降に稼働させることができないという課題があった。
また、特許文献2に記載の電力供給装置では、推定した使用可能電力量と、事業用設備の消費電力量とに基づいて、稼働可能な事業用設備を選択するため、必ずしも運用者が望む事業を実施できるとは限らないという課題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、系統からの電力供給が停止された場合において設備を適切に稼働させることが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係るエネルギーマネジメントシステムは、系統からの電力供給の停止を検出する停電検出部と、各事業にて稼働すべき設備の情報を含む縮退運転情報を管理する縮退運転管理部とを備える。そして、前記エネルギーマネジメントシステムは、前記縮退運転管理部に管理されている前記縮退運転情報と、前記設備の消費電力量と、再生可能エネルギー発電設備を含む電力供給設備が時刻毎に供給可能な電力量とに基づいて、前記停電検出部にて前記停止が検出された場合に実施可能な前記事業を時刻毎に示す事業計画、及び、当該事業に対応する前記設備を時刻毎に示す運転計画の少なくともいずれか一方の計画を作成する運転計画部と、前記運転計画部で作成された前記計画に基づいて、前記電力供給設備から前記設備に供給する電力量を制御する供給電力制御部とを備える。
本発明によれば、縮退運転情報と、設備の消費電力量と、再生可能エネルギー発電設備を含む電力供給設備が時刻毎に供給可能な電力量とに基づいて、事業計画及び運転計画の少なくともいずれか一方の計画を作成する。したがって、系統からの電力供給が停止された場合であっても設備を適切に稼働させることができる。
実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステムの構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る縮退運転情報に含まれる情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係る縮退運転情報に含まれる情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係る発電量予測値の一例を示す図である。 実施の形態1に係る設備管理部が管理する情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係る設備管理部が管理する情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係る設備管理部が管理する情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係る設備管理部が管理する情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態2に係る縮退運転情報に含まれる情報の一例を示す図である。 実施の形態2に係るエネルギーマネジメントシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態2に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態2に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステムの動作結果の一例を示す図である。 実施の形態4に係るエネルギーマネジメントシステムの構成の一例を示すブロック図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステムの構成を示すブロック図である。エネルギーマネジメントシステム1は、PCS(Power Conditioning System)2を介して、電力供給設備4と接続されている。ここでは、電力供給設備4は、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー発電設備4aと、自家発電などの発電設備4b(再生可能エネルギー発電設備4aとは別の発電設備)と、系統3からの電力や再生可能エネルギー発電設備4aによって発電された電力を蓄電し、必要に応じて電力を供給可能な蓄電池や電気自動車(EV)などの電力授受設備4cとを含んで構成されている。
また、エネルギーマネジメントシステム1は、需要家施設において事業を行うための事業用設備7と接続されている。ここで、需要家施設としては、例えば、工場、ビル、商業施設などの1つの施設であってもよいし、または、上記設備を備え、高速道路のPA(Parking Area)/SA(Service Area)やそれらが複数存在する地域全体であってもよい。以下においては、上記需要家施設は、浄水処理施設であるものとし、上記事業用設備7は、浄水処理施設に備わっている浄水事業及び配水事業を行う設備である場合について説明する。
このエネルギーマネジメントシステム1は、系統3からの電力供給が停止された場合に、電力供給設備4(再生可能エネルギー発電設備4a、発電設備4b及び電力授受設備4c)の電力量、及び、事業用設備7の稼働を管理(制御)することが可能となっている。次に、エネルギーマネジメントシステム1について詳細に説明する。
本実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステム1は、停電検出部11と、縮退運転管理部12と、発電量予測部13と、設備管理部14と、運転計画部15と、供給電力制御部16と、稼働制御部17とを備えて構成されている。縮退運転管理部12、発電量予測部13、設備管理部14、運転計画部15、供給電力制御部16及び稼働制御部17の機能は、例えばCPU(図示せず)が記憶装置(図示せず)のプログラムを実行することによって実現される。なお、発電量予測部13、設備管理部14及び稼働制御部17は、エネルギーマネジメントシステム1外部の機能であってもよい。
停電検出部11は、系統3からの電力供給の停止を検出する。ここでは、停電検出部11は、系統3からの電力供給を監視し、停電(系統3からの電力供給の停止)を検知すると運転計画部15に停電を通知する。
縮退運転管理部12は、縮退運転の対象となる事業用設備7(すなわち系統3からの電力供給が停止された場合に稼働すべき事業用設備7)などに関する縮退運転情報を管理(記憶)している。ここでは、縮退運転情報は、図2及び図3に示される情報を含んでいる。
図2には、各事業の実施に稼働が必要な事業用設備7(各事業にて稼働すべき設備)の情報が、テーブル形式で例示されている。図中のテーブル(稼働設備情報テーブル)のうち、各事業を運営するために稼働が必要な事業用設備7には、「○」が付されている。すなわち、事業用設備7が事業単位でグループ化されている。図2に示す例では、浄水事業を運営するためには、着水井設備、沈澱池設備、薬品注入設備及び特殊電源設備という事業用設備7の稼働が必要であることと、配水事業を運営するためには、配水池設備及び特殊電源設備という事業用設備7の稼働が必要であることとが示されている。
図3には、系統3からの電力供給が停止した場合に時刻毎に実施すべき事業の情報が、テーブル形式で例示されている。図中のテーブル(事業実施計画テーブル)のうち、実施したい時刻及び事業には、運用者(使用者)などによって「○」が予め付されている。図3に示す例では、運用者などによって、時刻Tにて実施したい事業として浄水事業が、時刻T+Δsにて実施したい事業として浄水事業及び配水事業が、…、時刻T+n×Δsにて実施したい事業として浄水事業及び配水事業が予め定められている。
すなわち、本実施の形態1では、縮退運転情報は、各事業にて稼働すべき事業用設備7の情報(図2)と、予め定められた時刻毎の事業の情報(図3)とを含んでいる。なお、以下において時刻毎とは、時刻Tから次時刻T+Δtまでの時間をn分割したΔs間隔の時刻毎であるものとして説明する。ただし、時刻の間隔は、これに限ったものではなく、一定間隔でなくてもよい。
図1に戻って、発電量予測部13は、外部(ここでは外部サーバ8)から取得した太陽光や風力に関する気象情報に基づいて、再生可能エネルギー発電設備4aにおける時刻毎の発電量を予測する。例えば、発電量予測部13は、過去の日射量と、発電量の実績値との関係に基づいてモデル係数を算出し、当該モデル係数を現時刻の日射量に適用することによって、一定時間(例えば時刻Tから次時刻T+Δtまでの時間)の発電量を予測してもよい。または、発電量予測部13は、過去の天気予報(天気や気温)と、発電量の実績値との関係に基づいてモデル係数を算出し、当該モデル係数を現時刻の天気予報に適用することによって、一定時間(例えば時刻Tから次時刻T+Δtまでの時間)の発電量を予測してもよい。
図4には、発電量予測部13で予測された再生可能エネルギー発電設備4aの発電量(発電量予測値)が、テーブル形式で例示されている。具体的には、図中のテーブル(発電量予測値テーブル)には、発電量予測値が時刻毎に示されている。
図1に戻って、設備管理部14は、各事業用設備7の使用可能状態及び消費電力量の情報と、発電設備4b及び電力授受設備4cの情報(充放電量や発電量)とを管理(記憶)している。
図5には、設備管理部14が管理する各事業用設備7の使用可能状態及び消費電力量の情報が、テーブル形式で例示されている。図中のテーブル(設備テーブル)のうち、現在使用可能な状態にある事業用設備7には「○」が付される。なお、当該テーブルの消費電力量には、直前に計測した消費電力量が適用されてもよいし、過去の複数の消費電力量を統計的に処理することによって得られた一つの消費電力量が適用されてもよい。
図6及び図7には、設備管理部14が管理する発電設備4bの情報が例示されている。図6には、発電設備4bの情報がテーブル形式で示されており、図7には、発電設備4bで消費した燃料と、当該燃料によって発電可能な電力量との関係が示されている。
図8には、設備管理部14が管理する電力授受設備4cの情報が、テーブル形式で例示されている。このテーブルにおいて最小出力の欄に記載されている負の値は、電力授受設備4cから供給する電力量ではなく、電力授受設備4cに供給可能な最大の電力量(電力授受設備4cに蓄電可能な最大の電力量)を意味している。
ここで、一の時刻の発電量予測値(図4)と、発電設備4bの最大出力(図6)と、電力授受設備4cの最大出力(図8)との合計値は、当該一の時刻において電力供給設備4から事業用設備7に供給可能な電力量に対応している。
図1に戻って、運転計画部15は、縮退運転情報(図2及び図3)と、事業用設備7の消費電力量(図5)と、電力供給設備4が時刻毎に供給可能な電力量(図4及び図6〜8)とに基づいて、事業計画及び運転計画(縮退運転計画)を作成する。ここで、事業計画とは、停電検出部11にて系統3から事業用設備7への電力供給の停止が検出された場合に実施可能な事業を、時刻毎に示す計画である。また、運転計画とは、停電検出部11にて系統3から事業用設備7への電力供給の停止が検出された場合に実施可能な事業に対応する事業用設備7を、時刻毎に示す計画である。
なお、後述するように、運転計画は、事業計画の事業を事業用設備7に置き換えたものであり、事業計画及び運転計画は実質的に同一である。したがって、以下では、運転計画部15は、事業計画及び運転計画の両方を作成する場合について説明するが、これに限ったものではなく、事業計画及び運転計画のいずれか一方を作成してもよい。また、以下の説明において、事業計画及び運転計画を区別しない場合には、「計画」と略して記載するものとする。
供給電力制御部16は、運転計画部15で作成された計画に基づいて、再生可能エネルギー発電設備4a及び発電設備4bの発電量と、電力授受設備4cの充放電とを制御する。供給電力制御部16は、このような制御を行うことによって、電力供給設備4から事業用設備7に供給する電力量を制御する。
稼働制御部17は、運転計画部15で作成された計画に基づいて、事業用設備7の稼働を制御する。
<動作>
図9は、本実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステムの動作を示すフローチャートである。当該動作の概要としては、運転計画部15が停電検出部11から停電の通知を受け取ると、縮退運転情報(図2及び図3)を縮退運転管理部12から取得し、各事業用設備7の消費電力量等の情報(図5)、発電設備4bの情報(図6及び図7)及び電力授受設備4cの情報(図8)を設備管理部14から取得し、発電量予測値(図4)を発電量予測部13から取得する。そして、運転計画部15は、取得した情報に基づいて、上述の計画(事業計画及び運転計画)を作成する。次に、エネルギーマネジメントシステムが計画を作成する動作をステップ順に説明する。
まず、ステップS1にて、運転計画部15は、停電検出部11にて系統3からの電力供給の停止(停電)が検出されたか否かを判定する。停止が検出されなかった場合にはステップS2に進み、停止が検出された場合にはステップS3に進む。
ステップS2にて、エネルギーマネジメントシステム1は、通常の電力制御(例えば、主に系統3からの電力を事業用設備7に供給する制御)を行う。
ステップS3にて、運転計画部15は、縮退運転情報を縮退運転管理部12から取得する。すなわち、運転計画部15は、各事業にて稼働すべき事業用設備7の情報(図2)と、予め定められた時刻毎の事業の情報(図3)とを取得する。
ステップS4にて、運転計画部15は、各事業用設備7の使用可能状態及び消費電力量の情報(図5)を、設備管理部14から取得する。ステップS5にて、運転計画部15は、発電設備4bの情報(図6及び図7)、及び、電力授受設備4cの情報(図8)を、設備管理部14から取得する。ステップS6にて、運転計画部15は、発電量予測値(図4)を、発電量予測部13から取得する。なお、ステップS3〜S6の順番は適宜変更されてもよい。
ステップS7にて、運転計画部15は、ステップS3〜ステップS6で取得した情報に基づいて、時刻毎の計画(周期Δsの事業計画及び運転計画)を作成する。このステップS7の動作については、別のフローチャートを用いて後で詳細に説明する。
ステップS8にて、供給電力制御部16は、運転計画部15で作成された計画に基づいて、電力供給設備4から事業用設備7に供給する電力量を制御するために、制御指令をPCS2に送出する。それとともに、稼働制御部17は、運転計画部15で作成された計画に基づいて、事業用設備7の稼働を制御するために、制御指令を事業用設備7に送出する。
図10は、本実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステムのステップS7における動作、すなわち、運転計画部15により計画(事業計画及び運転計画)を作成する動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS11にて、運転計画部15は、作成対象となる時刻tに、縮退運転を開始すべき時刻(ここでは時刻T)を代入する。
ステップS12にて、運転計画部15は、時刻tの発電量予測値(図4)と、設備管理部14が管理する発電設備4bの最大出力(図6)と、電力授受設備4cの最大出力(図8)との合計値を算出する。すなわち、運転計画部15は、電力供給設備4が時刻tにおいて供給可能な電力量を算出する。なお、以下、ステップS12で算出される供給可能な電力量を、「供給可能電力量」と記す。
例えば、ステップS11直後の時刻t=Tにおいては、発電量予測値(図4)が0[kWh]、発電設備4bの最大出力(図6)が40[kWh]、電力授受設備4cの最大出力(図8)が10[kWh]である。このため、運転計画部15は、これらの合計値50[kWh]を、時刻t=Tの供給可能電力量として算出する。
また、例えば、時刻t=(T+2×Δs)においては、発電量予測値(図4)が30[kWh]、発電設備4bの最大出力(図6)が40[kWh]、電力授受設備4cの最大出力(図8)が10[kWh]である。このため、運転計画部15は、これらの合計値80[kWh]を、時刻t=(T+2×Δs)の供給可能電力量として算出する。
ただし、発電設備4bの電力残量(図6の燃料残量を図7の関係を用いて換算した電力量)が、発電設備4bの最大出力(ここでは40[kWh])以下となった場合には、運転計画部15は、当該電力残量を、発電設備4bの最大出力(図6)の代わりに用いて、供給可能電力量を算出する。
ステップS13にて、運転計画部15は、事業用設備7の情報(図2)と、時刻毎の事業の情報(図3)と、各事業用設備7の消費電力量等の情報(図5)とに基づいて、時刻tにて実施すべき事業を実施した場合(当該事業に対応する事業用設備7を稼働した場合)に予測される消費電力量を算出する。なお、以下、ステップS13で算出される消費電力量を、「予測消費電力量」と記す。
例えば、図2及び図3に示される情報においては、時刻Tにて、着水井設備、沈殿池設備、薬品注入設備及び特殊電源設備をそれぞれ1回稼働すべきことが予め定められている。そして、図5に示される情報では、着水井設備、沈殿池設備、薬品注入設備及び特殊電源設備の消費電力量が、5[kWh]、15[kWh]、5[kWh]、15[kWh]と示さている。このため、運転計画部15は、40[kWh](=(5+15+5+15)×1回)を、時刻t=Tの予測消費電力量として算出する。
また、例えば、図2及び図3に示される情報においては、時刻T+2×Δsにて、着水井設備、沈殿池設備、配水池設備及び薬品注入設備をそれぞれ1回稼働すべきことと、特殊電源設備を2回稼働すべきこととが予め定められている。そして、図5に示される情報では、着水井設備、沈殿池設備、配水池設備、薬品注入設備及び特殊電源設備の消費電力量が、5[kWh]、15[kWh]、15[kWh]、5[kWh]、15[kWh]と示さている。このため、運転計画部15は、70[kWh](=(5+15+15+5)×1回+15×2回)を、時刻t=(T+2×Δs)の予測消費電力量として算出する。
ステップS14にて、運転計画部15は、ステップS12で算出した時刻tの供給可能電力量と、ステップS13で算出した時刻tの予測消費電力量とに基づいて、時刻tにて実施可能な事業(当該事業に対応する事業用設備7)を選択する。
ここでは、運転計画部15は、ステップS12で算出した時刻tの供給可能電力量が、ステップS13で算出した時刻tの予測消費電力量よりも大きい場合には、時刻tで実施すべき事業の全てを、時刻tにて実施可能な事業として選択する。例えば、時刻t=Tの場合には、ステップS12で算出した供給可能電力量(50[kWh])が、ステップS13で算出した予測消費電力量(40[kWh])よりも大きいことから、運転計画部15は、浄水事業を、時刻t=Tにて実施可能な事業として選択する。換言すれば、運転計画部15は、当該浄水事業に対応する事業用設備7(着水井設備、沈殿池設備、薬品注入設備及び特殊電源設備)を、時刻t=Tにて実施可能な事業に対応する事業用設備7として選択する。その後ステップS15に進む。
一方、ステップS12で算出した時刻tの供給可能電力量が、ステップS13で算出した時刻tの予測消費電力量以下であった場合には、運転計画部15は、時刻tで実施すべき事業を事業別に実施した場合の予測消費電力量(以下「事業別電力量」と記す)を算出する。図2及び図5に示す例では、運転計画部15は、着水井設備、沈澱池設備、薬品注入設備及び特殊電源設備の消費電力量の合計値40[kWh]を、浄水事業の事業別電力量として算出し、配水池設備及び特殊電源設備の消費電力量の合計値30[kWh]を、配水事業の事業別電力量として算出する。
そして、運転計画部15は、ステップS12で算出した時刻tの供給可能電力量が、最小の事業別電力量よりも大きいかを判定する。運転計画部15は、ステップS12で算出した供給可能電力量が、最小の事業別電力量以下であると判定した場合には、時刻tにて実施可能な事業(当該事業に対応する事業用設備7)を選択せずにステップS15に進む。一方、運転計画部15は、ステップS12で算出した供給可能電力量が、最小の事業別電力量よりも大きいと判定した場合には、当該事業別電力量の事業を、時刻tにて実施可能な事業として選択する。これと同様の動作を、時刻tで実施すべき事業のうち、次に事業別電力量が小さい事業についても行う。
すなわち、ステップS12で算出した供給可能電力量が、ステップS13で算出した予測消費電力量以下であった場合には、運転計画部15は、事業別電力量の合計が供給可能電力量を超えない限りにおいて、小さい事業別電力量から順に、図3の時刻tに「○」が付された事業の中から事業を抽出していく。そして、運転計画部15は、当該抽出した事業を、時刻tにて実施可能な事業として選択する。
ステップS15にて、運転計画部15は、再生可能エネルギー発電設備4a、発電設備4b及び電力授受設備4cのそれぞれが、ステップS14で選択した事業に対応する事業用設備7に供給すべき電力量を決定する。すなわち、運転計画部15は、時刻tにおける事業(当該事業に対応する事業用設備7)の予測消費電力量を、再生可能エネルギー発電設備4a、発電設備4b及び電力授受設備4cに割り振る。
なお、本実施の形態1では、再生可能エネルギー発電設備4a、発電設備4b及び電力授受設備4cのそれぞれに対して、事業用設備7に電力を供給する優先度が予め設定されており、再生可能エネルギー発電設備4aの優先度が最も高く、発電設備4bの優先度が最も低く設定されている。すなわち、運転計画部15は、再生可能エネルギー発電設備4aから事業用設備7に電力をなるべく供給するように構成されているとともに、発電設備4bから事業用設備7に電力をなるべく供給しないように構成されている。
また、本実施の形態1では、再生可能エネルギー発電設備4aの発電量予測値が、ステップS14で選択された事業の予測消費電力量よりも大きい場合には、再生可能エネルギー発電設備4aにより発電される電力の一部が、電力授受設備4cに充電されるように構成されている。
次に、ステップS16にて、運転計画部15は、ステップS15で決定された電力量を発電設備4bから事業用設備7に供給した場合に想定される、発電設備4bの燃料残量を算出する。
ステップS17にて、運転計画部15は、ステップS15で決定された電力量を電力授受設備4cから事業用設備7に供給した場合に想定される、電力授受設備4cの容量を算出する。
ステップS18にて、運転計画部15は、時刻t=T+Δtであるか否かを判定するとともに、発電設備4bの燃料が残っているか否かを判定する。時刻t=T+Δtであると判定した場合、または、燃料が残っていないと判定した場合、及び、その両方を判定した場合には、図10に示す動作を終了する。そうでない場合には、ステップS19に進む。
ステップS19にて、運転計画部15は、時刻tにt+Δsを代入する。すなわち、運転計画部15は、作成の対象となる時刻をΔsだけ進める。そして、ステップS12に戻る。
図11には、運転計画部15の動作(図10)によって作成された事業計画が、テーブル形式で例示されている。図中のテーブル(事業計画テーブル)のうち、実施可能な時刻及び事業には「○」が付されている。図11に示す例では、時刻t=T+Δs及び時刻t=T+n×Δsで供給可能電力量が予測消費電力量以下になった結果、図3に示したテーブルの時刻t=T+Δs及び時刻t=T+n×Δsで実施することが予め定められていた浄水事業及び配水事業のうち、事業別電力量が小さい配水事業のみが実施されるような事業計画が作成されている。
図12には、運転計画部15の動作(図10)によって作成された運転計画が、テーブル形式で例示されている。図中のテーブル(運転計画テーブル)のうち、実施可能な事業に対応する時刻及び事業用設備7には「○」が付されている。この運転計画(運転計画テーブル)は、図11の事業計画(事業計画テーブル)の事業を事業用設備7に置き換えたものであり、事業計画及び運転計画は実質的に同一である。
図13には、運転計画部15の動作(図10)によって作成された電力供給に関する計画が、テーブル形式で例示されている。このテーブル(電力運転計画テーブル)に示されるように、発電設備4bにおける発電量が抑制さている。
以上のような本実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステム1及びその運転計画作成方法によれば、縮退運転情報(図2及び図3)と、各事業用設備7の消費電力量(図5)と、電力供給設備4が時刻毎に供給可能な電力量(図4及び図6〜図8)とに基づいて、事業計画及び運転計画の少なくともいずれか一方の計画を作成する。したがって、系統3からの電力供給が停止された場合であっても事業用設備7などの設備を適切に稼働させることができる。例えば、各事業にて稼働すべき事業用設備7の情報を含む縮退運転情報に基づいて計画が作成されることから、少なくとも1つの事業、ひいては運用者が望む事業が実施される可能性を高めることができる。また、事業計画には実施可能な事業が時刻毎に示され、運転計画には当該事業に対応する事業用設備7が時刻毎に示されることから、電力供給設備4が供給可能な電力量の時間的な変化に適切に対応した、事業の実施及び事業用設備7の稼働が可能となる。
また、本実施の形態1によれば、運用者などによって予め定められた時刻毎の事業の情報(図3)を含む縮退運転情報に基づいて計画が作成されるので、運用者が望む事業が実施される可能性をより高めることができる。
<実施の形態2>
実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステム1では、事業別電力量の合計が供給可能電力量を超えない限りにおいて、図3の時刻tに「○」が付された事業を、小さい事業別電力量から順に抽出し、当該抽出した事業を時刻tにて実施可能な事業として選択した(ステップS14)。これに対して、本発明の実施の形態2に係るエネルギーマネジメントシステム1では、予め定められた時刻毎の事業の情報(図3)の代わりに、予め定めされた時刻毎の事業の優先順位の情報が縮退運転管理情報に含まれており、当該優先順位に従って事業を選択するように構成されている。以下、本実施の形態2に係るエネルギーマネジメントシステム1において、実施の形態1で説明した構成要素と異なる点を中心に説明する。
図14には、縮退運転管理情報に含まれる、時刻毎の事業の優先順位の情報が、テーブル形式で例示されている。図中のテーブル(事業優先順位テーブル)では、時刻毎に実施すべき事業の優先度(優先順位)が、運用者(使用者)などによって予め定められており、数値が低いほど優先度が高くなっている。
図15は、本実施の形態2に係るエネルギーマネジメントシステム1のステップS7における動作、すなわち、運転計画部15により計画(事業計画及び運転計画)を作成する動作を示すフローチャートである。なお、図15に示されるフローチャートは、図10に示したフローチャートのステップS13〜S14を、ステップS13a〜S14aに変更したものである。そのため、以下においてはステップS13a〜S14aについてのみ説明する。
ステップS13aにて、運転計画部15は、事業用設備7の情報(図2)と、各事業用設備7の消費電力量等の情報(図5)とに基づいて、各事業を実施した場合の予測消費電力量、すなわち上述の事業別電力量を算出する。
ステップS14aにて、運転計画部15は、ステップS12で算出した時刻tの供給可能電力量と、ステップS13aで算出した事業別電力量とに基づいて、時刻tにて実施可能な事業(当該事業に対応する事業用設備7)を選択する。
ここでは、運転計画部15は、ステップS13aで算出した事業別電力量を全事業について合計して、全事業の予測消費電力量を算出する。そして、ステップS12で算出した時刻tの供給可能電力量が、全事業の予測消費電力量よりも大きい場合には、運転計画部15は、全事業を、時刻tにて実施可能な事業として選択する。
一方、ステップS12で算出した時刻tの供給可能電力量が、全事業の予測消費電力量以下であった場合には、運転計画部15は、事業別電力量の合計が供給可能電力量を超えない限りにおいて、高い優先度から順に、全事業の中から事業を抽出していく。そして、運転計画部15は、当該抽出した事業を、時刻tにて実施可能な事業として選択する。
図16には、運転計画部15の動作(図15)によって作成された事業計画が、テーブル形式で例示されている。図中のテーブル(事業計画テーブル)のうち、実施可能な時刻及び事業には「○」が付されている。
図17には、運転計画部15の動作(図15)によって作成された運転計画が、テーブル形式で例示されている。図中のテーブル(運転計画テーブル)のうち、実施可能な事業に対応する時刻及び事業用設備7には「○」が付されている。
図18には、運転計画部15の動作(図15)によって作成された電力供給に関する計画が、テーブル形式で例示されている。
以上のような本実施の形態2に係るエネルギーマネジメントシステム1及びその運転計画作成方法によれば、運用者などによって予め定められた時刻毎の事業の優先順位の情報(図14)を含む縮退運転情報に基づいて計画が作成される。したがって、運用者が望む事業が実施される可能性を高めることができる。
<実施の形態3>
実施の形態1では、各事業にて稼働すべき事業用設備7の情報(図2)と、予め定められた時刻毎の事業の情報(図3)とを含む縮退運転情報を用いて計画を作成した。また、実施の形態2では、各事業にて稼働すべき事業用設備7の情報(図2)と、予め定められた時刻毎の事業の優先順位の情報(図14)とを含む縮退運転情報を用いて計画を作成した。これに対して、本発明の実施の形態3では、各事業にて稼働すべき事業用設備7の情報(図2)のみを含む縮退運転情報を用いて計画を作成するように構成されている。以下、本実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステム1において、実施の形態1及び2で説明した構成要素と異なる点を中心に説明する。
図19は、本実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステム1のステップS7における動作、すなわち、運転計画部15により計画(事業計画及び運転計画)を作成する動作を示すフローチャートである。なお、図19に示されるフローチャートは、図15に示したフローチャートのステップS14aを、ステップS14bに変更したものである。そのため、以下においてはステップS14bについてのみ説明する。
ステップS14bにて、運転計画部15は、ステップS12で算出した時刻tの供給可能電力量と、ステップS13aで算出した事業別電力量とに基づいて、時刻tにて実施可能な事業(当該事業に対応する事業用設備7)を選択する。
ここでは、ステップS14bにて、運転計画部15は、以下に説明する第1例、第2例及び第3例を選択的に行うことが可能となっている。
まず、第1例として、運転計画部15は、計画作成時に発電設備4bから供給される電力量を少なくするように、全事業の中から少なくとも1つ以上の事業を抽出する。なお、その際に、事業の抽出方法としては、再生可能エネルギー発電設備4aの発電量が最大限活用されるようにする。そして、運転計画部15は、抽出した事業を、時刻tにて実施可能な事業として選択する。
図20には、運転計画部15の第1例の動作によって作成された事業計画が、テーブル形式で例示されている。図中のテーブル(事業計画テーブル)のうち、実施可能な時刻及び事業には「○」が付されている。
図21には、運転計画部15の第1例の動作によって作成された運転計画が、テーブル形式で例示されている。図中のテーブル(運転計画テーブル)のうち、実施可能な事業に対応する時刻及び事業用設備7には「○」が付されている。
図22には、運転計画部15の第1例の動作によって作成された電力供給に関する計画が、テーブル形式で例示されている。このテーブル(電力運転計画テーブル)に示されるように、発電設備4bにおける電力量が抑制されるように、計画が立てられている。例えば、時刻t=(T+3×Δs)において、発電設備4bから電力を供給することで、浄水事業も実施することができる(発電設備4bから10[kWh]の電力量を供給することで、合計が70[kWh]になるので、浄水事業も実施できる)が、発電設備4bから供給される電力量を少なくするため、浄水事業は実施されない(図20、図22)。
次に、第2例として、運転計画部15は、事業別電力量の合計が供給可能電力量を超えない限りにおいて、全事業を、時刻tにて実施可能な事業として選択する。
図23には、運転計画部15の第2例の動作によって作成された事業計画が、図20と同様のテーブル形式で例示されている。図24には、運転計画部15の第2例の動作によって作成された運転計画が、図21と同様のテーブル形式で例示されている。図25には、運転計画部15の第2例の動作によって作成された電力供給に関する計画が、図22と同様のテーブル形式で例示されている。
次に、第3例として、運転計画部15は、計画作成時に発電設備4bから供給される電力量及び電力授受設備4cから供給される電力量を少なくするように、全事業の中から少なくとも1つ以上の事業を抽出する。そして、運転計画部15は、抽出した事業を、時刻tにて実施可能な事業として選択する。なお、その際に、事業の抽出方法としては、再生可能エネルギー発電設備4aの発電量が最大限活用されるようにする。
図26には、運転計画部15の第3例の動作によって作成された事業計画が、図20と同様のテーブル形式で例示されている。図27には、運転計画部15の第3例の動作によって作成された運転計画が、図21と同様のテーブル形式で例示されている。図28には、運転計画部15の第3例の動作によって作成された電力供給に関する計画が、図22と同様のテーブル形式で例示されている。
以上のような本実施の形態3に係るエネルギーマネジメントシステム1及びその運転計画作成方法によれば、各事業にて稼働すべき事業用設備7の情報(図2)のみを含む縮退運転情報に基づいて計画が作成される。したがって、運用者が、図3に示す情報または図14に示す情報を予め定めなくて済むため、運用者の負担を軽減することができる。
<実施の形態4>
図29は、本発明の実施の形態4に係るエネルギーマネジメントシステムの構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態4に係るエネルギーマネジメントシステム1において、実施の形態1〜3で説明した構成要素と異なる点を中心に説明する。
図29に示される構成は、運用者からの入力を受け付ける縮退運転入力部21(入力部)と、運転計画部15で作成された計画(ここでは事業計画及び運転計画)を表示する運転計画表示部22(表示部)とを、図1に示した構成に追加したものとなっている。
縮退運転入力部21は、運用者から縮退運転情報の設定に関する入力(操作)を受け付ける。ここでの入力は、実施の形態1で説明した事業実施計画テーブル、すなわち時刻毎の事業の情報(図3)の設定に関する入力であってもよく、実施の形態2で説明した事業優先順位テーブル、すなわち時刻毎の事業の優先順位の情報(図14)の設定に関する入力であってもよく、実施の形態3で説明した計画作成時のポリシー(第1例、第2例、第3例)に関する入力であってもよく、実施の形態3で説明した計画作成時のポリシーを周期ΔS毎の設定に関する入力であってもよい。
縮退運転入力部21は、受け付けた入力を設定情報として保持しておき、電力供給の停止時(通常時に予め設定しておいてもよい)に、当該設定情報を縮退運転管理部12に出力する。
運転計画部15は、設定情報によって設定された縮退運転情報を、縮退運転管理部12から受け取る。そして、運転計画部15は、縮退運転管理部12にて管理されている縮退運転情報の代わりに、当該受け取った縮退運転情報(縮退運転入力部21での入力によって設定された縮退運転情報)を用いて、計画(ここでは事業計画及び運転計画)を作成する。このような構成によれば、災害の状況、規模や停電の状態などを踏まえて、運用者は縮退運転情報を設定することができるので、停電の状態等に適応した計画を作成することができる。
運転計画表示部22は、運転計画部15で作成された計画(ここでは事業計画及び運転計画)を表示する。このような構成によれば、運用者は、運転計画部15で作成された計画の内容を把握することができる。
なお、本実施の形態4の構成は、以上に説明した構成に限ったものではない。例えば、縮退運転管理部12において複数の縮退運転情報を管理しておき、縮退運転入力部21は、運用者によってその中から選択された一つの縮退運転情報を受け付けてもよい。そして、運転計画部15は、縮退運転入力部21での入力によって選択された一の縮退運転情報を用いて、計画(ここでは事業計画及び運転計画)を作成してもよい。このような構成によれば、運用者は縮退運転情報の設定を最初から行わなくて済み、当該設定の手間を省くことができる。
また、例えば、縮退運転入力部21は、運用者から、実施可能な事業の数を優先するか、発電設備4bからの供給される電力量の削減を優先するかについての入力を選択的に受け付けてもよい。そして、運転計画部15は、縮退運転入力部21での入力結果に応じた計画(ここでは事業計画及び運転計画)を作成してもよい。例えば、運転計画部15は、発電設備4bからの供給される電力量の削減を優先するという入力結果を取得した場合には、上述の第1例による計画(図20〜図22)を作成してもよいし、実施可能な事業の数を優先するという入力結果を取得した場合には、上述の第2例による計画(図23〜図25)を作成してもよい。このような構成によれば、縮退運転情報の設定の手間を省くことができる。
また、例えば、運転計画表示部22は、運転計画部15で複数の計画が作成された場合に、当該複数の計画を表示し、縮退運転入力部21は、運用者によってその中から選択された一つの計画を受け付けてもよい。そして、供給電力制御部16は、縮退運転入力部21での入力によって選択された一の計画に基づいて、電力供給設備4から事業用設備7に供給する電力量を制御してもよい。このような構成によれば、災害の状況、規模や停電の状態などを踏まえて、運用者は計画を選択することができるので、停電の状態等に適応することができる。
なお、再生可能エネルギー発電設備4aの発電量、並びに、発電設備4b及び蓄電池の残量によっては、停電が終了する(系統3からの電力供給が開始する)まで継続して、事業を実施することができない場合がある。その場合を鑑みて、例えば、運転計画表示部22は、運転計画部15によって作成された計画に基づいて電力供給設備4から事業用設備7に電力を供給した場合に事業を実施可能な時間、及び、事業用設備7を稼働可能な時間の少なくともいずれか一方を、画面上に表示してもよい。このような構成によれば、運用者は、どのような計画で事業が実施されるかを確認できるだけでなく、事業がどのくらい継続可能かを確認することができる。
以上のような本実施の形態4に係るエネルギーマネジメントシステム1によって、運転計画作成時の事業内容を設定したり、何を優先して計画を立てるのかを設定したりすることができる。このため、停電復旧までの時間に応じた計画を作成することができ、また、災害状況によって計画を変更可能に作成することができる。また、運転計画などを表示することで、運用者は、どのような計画で事業が実施されるかを把握できるだけでなく、事業がどのくらい継続可能かを把握することができる。したがって、運用者は計画内容や計画時間に応じた行動をとることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 エネルギーマネジメントシステム、3 系統、4 電力供給設備、4a 再生可能エネルギー発電設備、4b 発電設備、7 事業用設備、11 停電検出部、12 縮退運転管理部、15 運転計画部、16 供給電力制御部、21 縮退運転入力部、22 運転計画表示部。

Claims (10)

  1. 系統からの電力供給の停止を検出する停電検出部と、
    各事業にて稼働すべき設備の情報を含む縮退運転情報を管理する縮退運転管理部と、
    前記縮退運転管理部に管理されている前記縮退運転情報と、前記設備の消費電力量と、再生可能エネルギー発電設備を含む電力供給設備が時刻毎に供給可能な電力量とに基づいて、前記停電検出部にて前記停止が検出された場合に実施可能な前記事業を時刻毎に示す事業計画、及び、当該事業に対応する前記設備を時刻毎に示す運転計画の少なくともいずれか一方の計画を作成する運転計画部と、
    前記運転計画部で作成された前記計画に基づいて、前記電力供給設備から前記設備に供給する電力量を制御する供給電力制御部と
    を備える、エネルギーマネジメントシステム。
  2. 請求項1に記載のエネルギーマネジメントシステムであって、
    前記縮退運転情報は、
    予め定められた時刻毎の前記事業の優先順位の情報をさらに含む、エネルギーマネジメントシステム。
  3. 請求項1に記載のエネルギーマネジメントシステムであって、
    前記縮退運転情報は、
    予め定められた時刻毎の前記事業の情報をさらに含む、エネルギーマネジメントシステム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエネルギーマネジメントシステムであって、
    使用者からの入力を受け付ける入力部をさらに備え、
    前記運転計画部は、
    前記縮退運転管理部にて管理されている前記縮退運転情報の代わりに、前記入力部での入力によって設定された縮退運転情報を用いて、前記計画を作成する、エネルギーマネジメントシステム。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエネルギーマネジメントシステムであって、
    使用者からの入力を受け付ける入力部をさらに備え、
    前記縮退運転管理部は、複数の前記縮退運転情報を管理し、
    前記運転計画部は、
    前記入力部での入力によって選択された一の前記縮退運転情報を用いて、前記計画を作成する、エネルギーマネジメントシステム。
  6. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエネルギーマネジメントシステムであって、
    前記電力供給設備は、
    前記再生可能エネルギー発電設備とは別の発電設備を含み、
    使用者から、実施する前記事業の数を優先するか、前記別の発電設備からの供給される電力量の削減を優先するかについての入力を選択的に受け付ける入力部をさらに備え、
    前記運転計画部は、
    前記入力部での入力結果に応じた前記計画を作成する、エネルギーマネジメントシステム。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のエネルギーマネジメントシステムであって、
    前記運転計画部で作成された前記計画を表示する表示部
    をさらに備える、エネルギーマネジメントシステム。
  8. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエネルギーマネジメントシステムであって、
    使用者からの入力を受け付ける入力部と、
    前記運転計画部で複数の前記計画が作成された場合に、当該複数の計画を表示する表示部と
    をさらに備え、
    前記供給電力制御部は、
    前記入力部での入力によって選択された一の前記計画に基づいて、前記電力供給設備から前記設備に供給する電力量を制御する、エネルギーマネジメントシステム。
  9. 請求項7または請求項8に記載のエネルギーマネジメントシステムであって、
    前記表示部は、
    前記計画に基づいて前記電力供給設備から前記設備に電力を供給した場合に前記事業を実施可能な時間、及び、前記設備を稼働可能な時間の少なくともいずれか一方を表示する、エネルギーマネジメントシステム。
  10. (a)系統からの電力供給の停止を検出する工程と、
    (b)各事業にて稼働すべき設備の情報を含む縮退運転情報と、前記設備の消費電力量と、再生可能エネルギー発電設備を含む電力供給設備が時刻毎に供給可能な電力量とに基づいて、前記工程(a)にて前記停止が検出された場合に実施可能な前記事業を時刻毎に示す事業計画、及び、当該事業に対応する前記設備を時刻毎に示す運転計画の少なくともいずれか一方の計画を作成する工程と、
    を備える、運転計画作成方法。
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