JP2014232367A - 面会管理システム及び面会管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】面会時のセキュリティを担保するとともに、面会先及び面会者の利便性を向上させるための面会管理システム及び面会管理方法を提供する。
【解決手段】面会管理システム10の制御部11は、受付端末15を用いて面会者情報を取得し、面会先が記録された電子カルテレコードを電子カルテDB22において抽出し、この電子カルテレコードを用いて面会先が面会謝絶か否かを判定する。面会謝絶の場合には、制御部11は、付添い人か否か判定し、付添い人でない場合には、面会不可メッセージ処理を実行する。付添い人の場合には、制御部11は、面会票の発行処理を実行する。この面会票の発行処理において、面会先の患者の居所に到達するまでのセキュリティゲートを通過するために必要な面会票を発行する。
【選択図】図1
【解決手段】面会管理システム10の制御部11は、受付端末15を用いて面会者情報を取得し、面会先が記録された電子カルテレコードを電子カルテDB22において抽出し、この電子カルテレコードを用いて面会先が面会謝絶か否かを判定する。面会謝絶の場合には、制御部11は、付添い人か否か判定し、付添い人でない場合には、面会不可メッセージ処理を実行する。付添い人の場合には、制御部11は、面会票の発行処理を実行する。この面会票の発行処理において、面会先の患者の居所に到達するまでのセキュリティゲートを通過するために必要な面会票を発行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、病院に入院している患者等への面会を管理するための面会管理システム及び面会管理方法に関する。
従来、入院患者に面会する場合には、病院の入口等で、面会者の氏名等を記帳する受付が行なわれていた。この場合、病院内にいる面会者の出退管理を効率的に行なうための技術が検討されている(例えば、特許文献1を参照。)。この文献に記載の技術においては、来訪者の氏名等のIDの入力により受付装置のカード発券機から発券されるRFIDカードを、受付装置のRFID認識部または廊下灯のうち訪問先である入院患者の病室の出入口近傍に設置された廊下灯のRFID認識部にて認識させる。そして、来訪者の訪問があることや何れの病室に来訪者が訪問しているのかがナースコール親機の表示部に表示され、自己に対して来訪者の訪問があることがナースコール子機のスピーカからの音声メッセージや表示パネル部において表示される。
しかしながら、入院患者が面会謝絶の場合には、病室を訪ねても面会者は会えない。また、検査等のために、入院患者が病室にいない場合もある。更に、医師の回診時間や食事時間においては、面会が好ましくない場合もある。
一方、面会者に貸与する入室管理用セキュリティカードを使い回す場合、面会先の患者を把握することが困難であった。このため、セキュリティを高くすることが難しかった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、面会時のセキュリティを担保するとともに、面会先及び面会者の利便性を向上させるための面会管理システム及び面会管理方法を提供することにある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、面会時のセキュリティを担保するとともに、面会先及び面会者の利便性を向上させるための面会管理システム及び面会管理方法を提供することにある。
上記課題を解決する面会管理システムは、患者の診療に関する診療状態を記憶した電子カルテ記憶部と、セキュリティゲートの開閉を管理する入退管理システムと、面会者に関する情報を入力する受付端末と、面会票を発行する面会票発行装置とを用いて、面会可否を判定する制御部を備える。また、上記課題を解決する面会管理方法は、この面会管理システムを用いる。そして、面会管理システムの前記制御部が、前記受付端末から面会者の属性及び面会先に関する面会者情報を取得し、前記面会先である患者の診療情報を前記電子カルテ記憶部において特定し、前記面会者の属性及び前記診療情報に基づいて面会可否を判定し、面会可能な場合には、前記診療情報に応じて、面会時の注意事項に関するメッセージを特定し、前記メッセージを含め、前記面会先である患者の居所に到達するまでのセキュリティゲートを通過するために必要な面会票を、前記面会票発行装置を用いて発行する。
この構成によれば、面会者の属性及び電子カルテ記憶部に記録された診療情報に基づいて面会可否を判定することができる。また、面会可能な場合には、面会時の注意事項に関するメッセージを含め、面会先の患者の居所に到達するまでのセキュリティゲートを通過するために必要な面会票を発行する。これにより、面会者に対して面会時の注意事項も提供することができるとともに、セキュリティを高くすることができる。
上記面会管理システムについて、前記制御部が、前記面会者情報を取得した場合、面会先である患者の電子カルテを特定し、前記診療状態として、前記電子カルテにおいて予定オーダーが設定されている場合には、前記予定オーダーの終了時刻に関する情報をメッセージとして含めることが好ましい。この構成によれば、検査等の予定オーダーにより現在不在の場合には、この予定オーダーの終了時刻を面会者に通知するので、面会者は、患者に面会できる時間を把握することができる。
上記面会管理システムについて、前記面会者情報を取得した場合、事前登録イベントを特定し、前記診療状態において、事前登録イベントに該当する場合には、前記事前登録イベントの時間帯の終了時刻に関する情報をメッセージとして含めることが好ましい。この構成によれば、事前登録イベントにより現在、面会が好ましくない場合に、この事前登録イベントの終了時刻を面会者に通知するので、面会者は、患者に面会できる時間を把握することができる。
上記面会管理システムについて、前記入退管理システムは、患者が病棟への入出した時には、セキュリティゲートにおいて入出情報を取得して、前記制御部は、前記面会先である患者の外出を検知した場合には、前記外出を示すメッセージを含めることが好ましい。この構成によれば、面会先の患者が現在、外出により病室にいないことを面会者に通知するので、面会者は、患者に面会できないことを把握することができる。
上記面会管理システムについて、前記制御部は、患者の外出履歴情報を記憶する外出履歴データ記憶部に接続され、前記制御部が、前記入出情報に基づいて、診療情報に関連付けて、外出時刻、入室時刻を外出履歴情報として記録し、前記面会先である患者の外出を検知した場合には、前記患者の外出履歴情報を前記外出履歴データ記憶部から取得し、前記外出履歴情報の外出時刻、入室時刻に基づいて、所要時間の統計値を算出し、前記統計値をメッセージとして含めることが好ましい。この構成によれば、外出した患者が戻ってくるまでの所要時間を通知することができるので、面会者は、面会先の患者に会える時間を把握することができる。
上記面会管理システムについて、前記制御部は、前記患者の看護師が利用するナースコールシステムに接続され、前記制御部が、面会者情報を取得した場合には、前記患者の看護師が利用するナースコールシステムに対して、面会者情報を送信することが好ましい。この構成によれば、看護師が面会者を把握することができる。
上記面会管理システムについて、前記制御部は、面会者の面会者情報を記憶する面会受付履歴データ記憶部に接続され、前記制御部が、前記面会者情報を取得した場合には、前記患者に対する面会者の履歴を記録することが好ましい。この構成によれば、面会者の履歴を記録するので、患者は、誰がいつ面会に来訪したかを把握することができる。
本発明によれば、面会時のセキュリティを担保するとともに、面会先及び面会者の利便性を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した面会管理システムの一実施形態を図1〜図8に従って説明する。ここでは、入院患者に対する面会を管理する場合を想定する。
図1に示すように、本実施形態における面会管理システム10は、電子カルテシステム20及びナースコールシステム30に接続されている。更に、面会管理システム10は、受付端末15に接続されている。この受付端末15は、面会者の受付を行なうコンピュータ端末である。受付端末15は、キーボード、ポインティングデバイス等の入力部、ディスプレイ等の表示部を備えているとともに、後述する面会票を印刷する印刷装置(面会票発行装置)を備えている。
図1に示すように、本実施形態における面会管理システム10は、電子カルテシステム20及びナースコールシステム30に接続されている。更に、面会管理システム10は、受付端末15に接続されている。この受付端末15は、面会者の受付を行なうコンピュータ端末である。受付端末15は、キーボード、ポインティングデバイス等の入力部、ディスプレイ等の表示部を備えているとともに、後述する面会票を印刷する印刷装置(面会票発行装置)を備えている。
更に、面会管理システム10及びナースコールシステム30には、入退管理システム40が接続されている。そして、入退管理システム40は、病院の各病棟の入口等に設置されたゲートを開閉するゲート開閉装置50に接続されている。ゲート開閉装置50は、バーコードを読み取るカードリーダ(CR)55を備えている。
面会管理システム10は、面会を管理するためのコンピュータシステムであり、制御部11及び規定時間情報記憶部12を備えている。制御部11は、図示しないCPU、RAM及びROM等からなる制御手段を有し、後述する処理(面会者情報取得段階、面会可否判定段階、面会票発行段階及び面会通知段階等を含む処理)を行なう。そして、このための面会管理プログラムを実行することにより、制御部11は、面会者情報取得部111、面会可否判定部112、面会票発行部113及び面会通知部114として機能する。
面会者情報取得部111は、面会者に関する情報を取得する処理を実行する。
面会可否判定部112は、面会を許可するか又は拒否するかについての判定処理を実行する。更に、面会可否判定部112は、面会を拒否する場合には、受付端末15のディスプレイにメッセージを表示する。
面会可否判定部112は、面会を許可するか又は拒否するかについての判定処理を実行する。更に、面会可否判定部112は、面会を拒否する場合には、受付端末15のディスプレイにメッセージを表示する。
この面会可否判定部112は、ゲート情報テーブルを保持している。このゲート情報テーブルは、病院内に設置されたゲートを識別するゲートIDと、このゲートが入口となるセキュリティ領域(病棟等)とを関連付けたデータである。
面会票発行部113は、面会を許可した面会者に対して面会票を発行する処理を実行する。
面会通知部114は、面会者に関する情報をナースコールシステム30に通知する処理を実行する。
面会通知部114は、面会者に関する情報をナースコールシステム30に通知する処理を実行する。
規定時間情報記憶部12には、病院内において予め決められているイベントの規定時間に関するデータが記憶されている。ここで、イベントとしては、面会、食事、回診等がある。規定時間としては、イベント毎の時間帯(開始時刻及び終了時刻)が記録される。
電子カルテシステム20は、患者の病状や診断・検査結果に関する診療情報を記録するためのコンピュータシステムである。この電子カルテシステム20は、複数の診療情報入力端末25に接続されている。診療情報入力端末25は、病院内の診察室や検査室等に設けられており、診療情報を入力する端末である。診療情報入力端末25は、キーボード、ポインティングデバイス等の入力部、ディスプレイ等の表示部を備えている。
電子カルテシステム20は、電子カルテ記憶部としての電子カルテDB22を備えている。電子カルテシステム20は、診療情報入力端末25を介して取得した患者の診療に関する診療情報を電子カルテDB22に登録する。
図2(a)に示すように、電子カルテDB22には、電子カルテデータ220が記憶されている。この電子カルテデータ220は、診療情報入力端末25から新規患者についての情報を取得した場合に登録され、新たな診断や検査結果等の診療情報を取得した場合に更新される。この電子カルテデータ220は、患者ID、患者氏名、入院病棟、入院部屋、面会謝絶区分、付添い人、面会拒否者及び予定オーダーに関するデータを含んで構成される。
患者IDデータ領域には、各患者を特定するための識別子(患者ID)に関するデータが記録される。
患者氏名データ領域には、この患者の氏名に関するデータが記録される。
入院病棟データ領域及び入院部屋データ領域には、それぞれ、この患者が入院している病棟の番号及び病室の部屋番号に関するデータが記録される。
患者氏名データ領域には、この患者の氏名に関するデータが記録される。
入院病棟データ領域及び入院部屋データ領域には、それぞれ、この患者が入院している病棟の番号及び病室の部屋番号に関するデータが記録される。
面会謝絶区分データ領域には、この患者が面会謝絶か否かを特定するための識別子に関するデータが記録される。
付添い人データ領域には、この患者の付添い人の氏名に関するデータが記録される。本実施形態では、家族以外の付添い人の氏名が記録される。
付添い人データ領域には、この患者の付添い人の氏名に関するデータが記録される。本実施形態では、家族以外の付添い人の氏名が記録される。
面会拒否者データ領域には、この患者が面会を拒否した人(面会拒否者)の氏名に関するデータが記録される。
予定オーダーデータ領域には、この患者についての個別イベント(例えば診察及び検査等)の予定に関するデータが記録される。この予定オーダーには、この患者の個別イベントの予定の日時及び内容に関するデータが含まれる。ここで、予定の日時としては、開始日時及び終了日時が含まれる。また、内容として、生理検査、放射線検査や診察等を特定するための情報が記録される。
予定オーダーデータ領域には、この患者についての個別イベント(例えば診察及び検査等)の予定に関するデータが記録される。この予定オーダーには、この患者の個別イベントの予定の日時及び内容に関するデータが含まれる。ここで、予定の日時としては、開始日時及び終了日時が含まれる。また、内容として、生理検査、放射線検査や診察等を特定するための情報が記録される。
図1に示すように、ナースコールシステム30は、ナース業務を支援するためのコンピュータシステムである。このナースコールシステム30は、入退管理システム40及びナース端末35に接続されている。更に、ナースコールシステム30は、ナース端末テーブルを保持している。このナース端末テーブルは、病棟番号と、この病棟を管轄するナースステーションに配置されたナース端末35を特定する端末識別子とを関連付けたデータである。ナース端末35は、キーボード、ポインティングデバイス等の入力部、ディスプレイ等の表示部を備えている。更に、このナース端末35には、後述する面会者リストを印刷するための印刷装置が接続されている。
ナースコールシステム30は、制御部31と、面会受付履歴データ記憶部としてのナース支援DB32とを備えている。制御部31は、図示しないCPU、RAM及びROM等からなる制御手段を有し、ナースコールプログラムを実行することにより、患者情報提供部311、面会記録部312及び退院時処理部313として機能する。
患者情報提供部311は、ナース端末35に患者情報を提供する処理を実行する。
面会記録部312は、面会受付履歴をナース支援DB32に記録する処理を実行する。
退院時処理部313は、入院患者の退院時に、面会者情報を提供する退院時処理を実行する。
面会記録部312は、面会受付履歴をナース支援DB32に記録する処理を実行する。
退院時処理部313は、入院患者の退院時に、面会者情報を提供する退院時処理を実行する。
図2(b)に示すように、ナース支援DB32には、ナース支援レコード320が記憶されている。このナース支援レコード320は、新たに電子カルテデータ220を取得した場合に記録される。ナース支援レコード320は、患者ID、患者氏名、入院病棟、入院部屋及び面会受付履歴に関するデータを含んで構成される。
患者IDデータ領域には、各患者を特定するための識別子(患者ID)に関するデータが記録される。
患者氏名データ領域には、この患者の氏名に関するデータが記録される。
入院病棟データ領域及び入院部屋データ領域には、それぞれ、この患者が入院している病棟の番号及び病室の部屋番号に関するデータが記録される。
患者氏名データ領域には、この患者の氏名に関するデータが記録される。
入院病棟データ領域及び入院部屋データ領域には、それぞれ、この患者が入院している病棟の番号及び病室の部屋番号に関するデータが記録される。
面会受付履歴データ領域には、面会者氏名、関係、面会受付日時及び面会可否結果に関するデータが記録される。
面会者氏名データ領域、関係データ領域、面会受付日時データ領域及び面会可否結果データ領域には、それぞれ、この患者に面会するための受け付けを行なった面会者の氏名、この面会者と患者との関係、面会を受付した年月日及び時刻、面会可否結果に関するデータが記録される。ここで、関係としては、続柄や友人等が記載される。
面会者氏名データ領域、関係データ領域、面会受付日時データ領域及び面会可否結果データ領域には、それぞれ、この患者に面会するための受け付けを行なった面会者の氏名、この面会者と患者との関係、面会を受付した年月日及び時刻、面会可否結果に関するデータが記録される。ここで、関係としては、続柄や友人等が記載される。
入退管理システム40は、病院の構内図に関する地図データを記憶している。更に、入退管理システム40は、地図上において各ゲート開閉装置50が制御するゲートの位置と、そのゲートを識別するためのゲートIDとを関連付けて記憶している。
また、図1に示すように、入退管理システム40は、外出履歴データ記憶部としての入退管理DB42を備えている。
図2(c)に示すように、入退管理DB42には、入退管理レコード421と入退履歴レコード422とが記録される。
図2(c)に示すように、入退管理DB42には、入退管理レコード421と入退履歴レコード422とが記録される。
入退管理レコード421は、利用者(患者やこの患者を面会先とする面会者)に対して各ゲートの通過可否を判定するレコードであり、患者ID、ゲートID、開閉可否に関するデータを含んで構成される。
患者IDデータ領域には、各患者を特定するための識別子に関するデータが記録される。
患者IDデータ領域には、各患者を特定するための識別子に関するデータが記録される。
ゲートIDデータ領域には、病院の各ゲートを特定するための識別子に関するデータが記録される。
開閉可否フラグデータ領域には、利用者に対して、ゲートの開閉を特定するためのフラグが記録される。各患者やその面会者に対して、ゲート通過を許容する場合には許可フラグが記録され、ゲート通過を許容しない場合には拒否フラグが記録される。
開閉可否フラグデータ領域には、利用者に対して、ゲートの開閉を特定するためのフラグが記録される。各患者やその面会者に対して、ゲート通過を許容する場合には許可フラグが記録され、ゲート通過を許容しない場合には拒否フラグが記録される。
入退履歴レコード422は、各ゲートを開錠したときの履歴に関するレコードであり、ゲートID、入退フラグ、認証ID及び読取時刻に関するデータを含んで構成される。
ゲートIDデータ領域には、各ゲートを特定するための識別子に関するデータが記録される。
ゲートIDデータ領域には、各ゲートを特定するための識別子に関するデータが記録される。
入退フラグデータ領域には、このゲートを通過して入るセキュリティ領域(病棟等)に対して入ったことを示す「入」フラグ又はこの領域から出たかを示す「出」フラグが記録される。本実施形態では、ゲートの入口側又は出口側に配置されたカードリーダ55のリーダ識別子に応じた入退フラグが記録される。
認証IDデータ領域には、このゲートを開錠するために用いた認証識別子(認証ID)に関するデータが記録される。患者の認証IDは、患者IDと患者を示す識別子とから構成されている。面会者の認証IDは、面会先である患者の患者IDと面会者を示す識別子とから構成されている。
読取時刻データ領域には、カードリーダ55が認証IDを読み取った年月日及び時刻に関するデータが記録される。
読取時刻データ領域には、カードリーダ55が認証IDを読み取った年月日及び時刻に関するデータが記録される。
図1に示すように、ゲート開閉装置50は、利用者マスタデータ記憶部52とカードリーダ55とを備えている。利用者マスタデータ記憶部52には、ゲートを開錠する面会者の面会先の患者IDが記録されている。ゲート開閉装置50は、面会票のバーコードを読み取った場合、このバーコードに含まれる患者IDが利用者マスタデータ記憶部52に記録されている場合には、このゲートを開錠する。更に、各ゲート開閉装置50は、患者を示すバーコードをカードリーダ55が読み取った場合には、ゲートを開錠する。
また、ゲート開閉装置50は、制御するゲートのゲートIDと、リーダ情報テーブルとを記憶している。このリーダ情報テーブルは、カードリーダ55を識別するリーダIDと、入退フラグ(「入」フラグ又は「出」フラグ)を関連付けたデータである。ゲート開閉装置50は、このリーダ情報テーブルを用いて、バーコードを読み取ったカードリーダ55に応じて、セキュリティ領域に対して入ったことを示す「入」フラグ、又は出たことを示す「出」フラグを特定する。そして、ゲート開閉装置50は、利用者(患者や面会者)の認証IDを取得した場合に、入退フラグ及びゲート識別子とともに入退管理システム40に送信する。
(利用者登録処理)
次に、図3及び図4を用いて、患者の情報を、利用者マスタデータ記憶部52に登録する利用者登録処理を説明する。
次に、図3及び図4を用いて、患者の情報を、利用者マスタデータ記憶部52に登録する利用者登録処理を説明する。
図3に示すように、入院する患者の病棟及び部屋が決定した場合、診療情報入力端末25を用いて、患者の病棟番号及び部屋番号に関する情報を入力する。この場合、電子カルテシステム20は、診療情報入力端末25を介して、患者が入院する病棟番号及び部屋番号に関する情報を患者IDとともに取得し、この患者の電子カルテデータ220に記録する。そして、電子カルテシステム20は、取得した病棟番号及び部屋番号を、患者ID及び患者氏名に関するデータとともに、ナースコールシステム30に送信する。
ナースコールシステム30は、取得した患者ID、患者氏名、病棟番号及び病室番号に関するデータを含むナース支援レコード320を生成して、ナース支援DB32に記録する。そして、ナースコールシステム30は、患者ID及び病棟番号を入退管理システム40に送信する。入退管理システム40は、利用者登録処理を行なって、入退管理DB42の入退管理レコード421及び利用者マスタデータ記憶部52のデータを登録する。
次に、図4を用いて、入退管理システム40の利用者登録処理について詳述する。
ナースコールシステム30から新規入院の患者に関する情報を取得した入退管理システム40は、患者の所在病棟の特定処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、入退管理システム40は、患者IDとともに取得した病棟番号を特定する。
ナースコールシステム30から新規入院の患者に関する情報を取得した入退管理システム40は、患者の所在病棟の特定処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、入退管理システム40は、患者IDとともに取得した病棟番号を特定する。
次に、入退管理システム40は、所在病棟までのルートの特定処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、入退管理システム40は、面会受付場所から、患者の所在病棟までのルートを、病院の構内図において特定する。
次に、入退管理システム40は、ルート上の扉の開閉の可否の特定処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、入退管理システム40は、特定したルート上に存在するゲートのゲート識別子を、通過を許容するゲートのゲートIDとして特定する。そして、入退管理システム40は、取得した患者IDを含む入退管理レコード421を生成して入退管理DB42に記録する。入退管理システム40は、この入退管理レコード421において、各ゲートIDに対する開閉可否フラグを記録する。この場合、特定した通過許容のゲートのゲートIDに対しては許可フラグを記録し、その他のゲートのゲートIDに対しては拒否フラグを記録する。
次に、入退管理システム40は、開錠可の扉に関する利用者マスタへの登録処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、入退管理システム40は、入退管理レコード421において許可フラグが記録されたゲートIDのゲート開閉装置50に対して、患者IDを送信する。ゲート開閉装置50は、受信した患者IDを利用者マスタデータ記憶部52に記録する。
(面会受付処理)
次に、図5及び図6を用いて面会者が来院した場合の面会受付処理について説明する。ここでは、面会者の情報や診療情報に基づいて面会可否を判定する。
次に、図5及び図6を用いて面会者が来院した場合の面会受付処理について説明する。ここでは、面会者の情報や診療情報に基づいて面会可否を判定する。
まず、面会管理システム10の制御部11は、入力処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、制御部11の面会者情報取得部111は、受付端末15を介して、面会者に関する情報を取得する。この面会者に関する情報には、面会者の氏名、面会先、面会者との関係が含まれる。ここで、面会先として、面会者情報取得部111は、面会を希望する入院患者の氏名を取得する。
次に、面会管理システム10の制御部11は、面会者の記録処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部11の面会者情報取得部111は、取得した面会者に関する情報を、メモリに一時的に記憶する。
次に、面会管理システム10の制御部11は、氏名の照合処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、取得した面会先に一致する氏名と、入院部屋とが記録された電子カルテデータ220を電子カルテDB22において検索する。ここで、面会可否判定部112は、該当する電子カルテデータ220を抽出しない場合には、受付端末15の表示部に、該当する患者がいない旨のメッセージを表示する。
一方、該当する電子カルテデータ220を抽出した場合、面会管理システム10の制御部11は、面会拒否者かどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、この電子カルテデータ220の面会拒否者データ領域に、面会者の氏名が記録されているか否かを判定する。
ここで、面会者が面会拒否者と判定した場合(ステップS2−4において「YES」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、面会不可メッセージ処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、受付端末15の表示部に、面会できないことを示すメッセージを表示する。
次に、面会管理システム10の制御部11は、ナースコールシステムに通知・記録処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、制御部11の面会通知部114は、電子カルテデータ220の患者ID、面会者の氏名、関係、面会可否結果としての面会不可を含む面会受付データをナースコールシステム30に送信する。ナースコールシステム30の制御部31の面会記録部312は、取得した面会受付データの患者IDを含むナース支援レコード320をナース支援DB32において特定する。面会記録部312は、面会受付日時として、現在の年月日及び時刻をシステムタイマから取得する。面会記録部312は、特定したナース支援レコード320に、取得した面会者の氏名、関係、面会受付日時及び面会可否結果(ここでは面会不可)を含む面会受付履歴を記録する。
一方、面会者の氏名が面会拒否者として記録されておらず、面会拒否者でないと判定した場合(ステップS2−4において「NO」場合)、面会管理システム10の制御部11は、面会謝絶か否かの判定処理を実行する(ステップS2−7)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、電子カルテデータ220の面会謝絶区分において面会謝絶を示すフラグが記録されている場合には、面会謝絶と判定する。
ここで、面会謝絶と判定した場合(ステップS2−7において「YES」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、この面会者が付添い人か否かの判定処理を実行する(ステップS2−8)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、この電子カルテデータ220の付添い人データ領域に、面会者の氏名が記録されているか否かを判定する。
ここで、面会者が付添い人でないと判定した場合(ステップS2−8において「NO」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、面会不可メッセージ処理を実行する(ステップS2−9)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、受付端末15の表示部に、面会謝絶のために面会できないことを示すメッセージを表示する。
そして、面会管理システム10の制御部11は、ステップS2−6と同様に、ナースコールシステムに通知・記録処理を実行する(ステップS2−10)。
そして、面会管理システム10の制御部11は、ステップS2−6と同様に、ナースコールシステムに通知・記録処理を実行する(ステップS2−10)。
一方、面会者が付添い人と判定した場合(ステップS2−8において「YES」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、面会票の発行処理を実行する(ステップS2−11)。具体的には、制御部11の面会票発行部113は、面会先の患者ID及び面会者を示す識別子を含む認証IDを生成し、この認証IDをバーコード化した画像を生成する。そして、面会票発行部113は、このバーコードの画像を含む面会票を、印刷装置を用いて印刷する。この場合、面会票発行部113は、この面会票に、電子カルテデータ220の患者の氏名、病棟番号及び病室番号を含める。
次に、面会管理システム10の制御部11は、ステップS2−6と同様に、ナースコールシステムに通知・記録処理を実行する(ステップS2−12)。この場合、制御部11の面会通知部114は、面会可否結果としての面会許可を含む面会受付データをナースコールシステム30に送信する。ナースコールシステム30の制御部31は、特定したナース支援レコード320に、面会許可の面会可否結果を含む面会受付履歴を記録する。
次に、ナースコールシステム30の制御部31は、来訪者氏名通知処理を実行する(ステップS2−13)。具体的には、制御部31の患者情報提供部311は、患者の氏名及び面会者の氏名を含む来訪者通知画面データを生成する。患者情報提供部311は、この患者の病棟を管轄するナースステーションのナース端末35を、ナース端末テーブルを用いて特定する。そして、患者情報提供部311は、生成した来訪者通知画面データを、特定したナース端末35に送信する。ナース端末35は、ディスプレイに来訪者通知画面を表示する。
一方、面会謝絶ではないと判定した場合(ステップS2−7において「NO」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、面会時間か否かの判定処理を実行する(ステップS2−14)。具体的には、制御部31の患者情報提供部311は、規定時間情報記憶部12に記録された面会時間帯(開始時刻及び終了時刻)と現在時刻とを比較する。ここで、患者情報提供部311は、現在時刻が、開始時刻以降で終了時刻よりも前の場合には、面会時間帯であると判定する。
面会時間帯ではないと判定した場合(ステップS2−14において「NO」の場合)、面会不可メッセージ処理を実行する(ステップS2−15)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、受付端末15の表示部に、面会時間外であるために面会できないことを示すメッセージを表示する。
そして、面会管理システム10の制御部11は、ステップS2−6と同様に、ナースコールシステムに通知・記録処理を実行する(ステップS2−16)。
そして、面会管理システム10の制御部11は、ステップS2−6と同様に、ナースコールシステムに通知・記録処理を実行する(ステップS2−16)。
一方、面会時間帯であると判定した場合(ステップS2−14において「YES」の場合)、面会票の出力処理を実行する(ステップS2−17)。この面会票の出力処理は、図6を用いて後述する。
そして、面会管理システム10の制御部11は、ステップS2−12,S2−13と同様に、ナースコールシステムに通知・記録処理及び来訪者氏名通知処理を実行する(ステップS2−18,S2−19)。
(面会票の出力処理)
次に、図6を用いて、面会票の出力処理(ステップS2−17)を説明する。
まず、面会管理システム10の制御部11は、予定オーダーの時間内か否かの判定処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、ステップS2−2において取得した電子カルテデータ220の予定オーダーの日時を特定し、この日時(開始日時及び終了日時)と現在日時とを比較する。
次に、図6を用いて、面会票の出力処理(ステップS2−17)を説明する。
まず、面会管理システム10の制御部11は、予定オーダーの時間内か否かの判定処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、ステップS2−2において取得した電子カルテデータ220の予定オーダーの日時を特定し、この日時(開始日時及び終了日時)と現在日時とを比較する。
ここで、現在時刻が予定オーダーの時間内と判定した場合(ステップS3−1において「YES」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、ステップS2−8と同様に、面会者が付添い人か否かの判定処理を実行する(ステップS3−2)。
ここで、付添い人と判定した場合(ステップS3−2において「YES」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、ステップS2−11と同様に、面会票の発行処理を実行する(ステップS3−3)。
一方、面会者の氏名が付添い人データ領域に記録されておらず、付添い人ではないと判定した場合(ステップS3−2において「NO」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、時間条件付きの面会票の発行処理を実行する(ステップS3−4)。具体的には、制御部11の面会票発行部113は、現在時刻を含む日時の予約オーダーの終了時刻を特定する。そして、面会票発行部113は、特定した終了時刻から、予め定めた所定時間(例えば10分)内に、後続の予定オーダー(連続予定オーダー)があるか否かを判定する。面会票発行部113は、連続予定オーダーが記録されている場合には、すべての連続予定オーダーを特定する。そして、面会票発行部113は、連続予定オーダーの終了時刻を特定する。次に、面会票発行部113は、面会先の患者IDをバーコード化した画像を生成する。そして、面会票発行部113は、生成したバーコードの画像を含む面会票を、印刷装置を用いて印刷する。この場合、面会票発行部113は、連続予定オーダーの終了時刻以降に訪問する旨のメッセージと、電子カルテデータ220の患者の氏名、病棟番号、病室番号とを面会票に含める。
一方、現在時刻が予定オーダーの日時内でない場合(ステップS3−1において「NO」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、回診時間帯か否かの判定処理を実行する(ステップS3−5)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、規定時間情報記憶部12に記録されている回診時間帯(開始時刻及び終了時刻)と現在時刻とを比較する。
ここで、回診時間帯である場合(ステップS3−5において「YES」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、付添い人か否かの判定処理(ステップS3−2)、面会票の発行処理(ステップS3−3)、時刻条件付き面会票の発行処理(ステップS3−4)を実行する。この場合、面会票発行部113は、回診時間帯の終了時刻以降に訪問する旨のメッセージを含む面会票を、印刷装置を用いて印刷する。
一方、回診時間帯ではない場合(ステップS3−5において「NO」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、食事時間帯か否かの判定処理を実行する(ステップS3−6)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、規定時間情報記憶部12に記録されている食事時間帯(開始時刻及び終了時刻)と現在時刻とを比較する。
ここで、食事時間帯である場合(ステップS3−6において「YES」)の場合、面会管理システム10の制御部11は、面会者が家族又は付添い人であるか否かの判定処理を実行する(ステップS3−7)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、面会者の関係が家族(母、父、兄弟姉妹等)の場合には、家族と判定する。更に、面会可否判定部112は、この電子カルテデータ220の付添い人データ領域に、面会者の氏名が記録されているか否かを判定する。
ここで、家族又は付添い人と判定した場合(ステップS3−7において「YES」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、ステップS3−3と同様に、面会票の発行処理を実行する(ステップS3−8)。
一方、家族及び付添い人ではないと判定した場合(ステップS3−7において「NO」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、ステップS3−4と同様に、時刻条件付き面会票の発行処理を実行する(ステップS3−9)。この場合、制御部11の面会票発行部113は、食事時間帯の終了時刻以降に訪問する旨のメッセージを含む面会票を、印刷装置を用いて印刷する。
一方、食事時間帯ではない場合(ステップS3−6において「NO」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、面会先の患者が在室か否かの判定処理を実行する(ステップS3−10)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、電子カルテデータ220の患者ID及び入院病棟を特定する。更に、面会可否判定部112は、患者の入院病棟に至るゲートIDを、ゲート情報テーブルを用いて特定する。面会可否判定部112は、入退管理システム40に対して、入退履歴情報を要求する。この要求には、患者IDを含める。この場合、入退管理システム40は、入退管理DB42において、取得した患者IDが認証IDとして記録した入退履歴レコード422を抽出し、面会管理システム10の制御部11に送信する。制御部11の面会可否判定部112は、取得した入退履歴レコード422のうち、最新の読取時刻が記録された入退履歴レコード422において、患者の入院病棟に至るゲートのゲートIDが記録されているか否かを判定する。
ここで、最新の読取時刻が記録された入退履歴レコード422のゲートIDが、患者の入院病棟に至るゲートのゲートIDでない場合には、面会可否判定部112は、面会者の患者は不在と判定する。
また、最新の読取時刻が記録された入退履歴レコード422のゲートIDが、患者の入院病棟に至るゲートのゲートIDの場合、面会可否判定部112は、この入退履歴レコード422の入退フラグとして「入」フラグが記録されているか否かを判定する。ここで、面会可否判定部112は、入退フラグとして「入」フラグが記録されている場合には、面会者が面会する患者は在室と判定し、入退フラグとして「出」フラグが記録されている場合には、その患者は不在と判定する。
ここで、面会先の患者が在室の場合(ステップS3−10において「YES」の場合)、面会管理システム10の制御部11は、ステップS3−3と同様に、面会票の発行処理を実行する(ステップS3−11)。
一方、面会先の患者が不在の場合(ステップS3−10において「NO」の場合)には、面会管理システム10の制御部11は、不在履歴の取得処理を実行する(ステップS3−12)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、この患者の入院病棟に至るゲートのゲートIDが記録された入退履歴レコード422を特定し、読取時刻順に並べる。
次に、面会管理システム10の制御部11は、戻るまでの所要時間の算出処理を実行する(ステップS3−13)。具体的には、制御部11の面会可否判定部112は、「出」フラグが記録された入退履歴レコード422の読取時刻を退室時刻と特定し、「入」フラグが記録された入退履歴レコード422の読取時刻を入室時刻と特定する。面会可否判定部112は、入室時刻から、この入室時刻に対して直前の退室時刻を減算して、不在時間を算出する。そして、面会可否判定部112は、算出した不在時間の平均値を算出することにより、戻るまでの所要時間(統計値)を算出する。更に、面会可否判定部112は、患者の入院病棟に至るゲートのゲートIDと、「出」フラグが記録された直近の入退履歴レコード422を特定する。面会可否判定部112は、特定した入退履歴レコード422の読取時刻に、算出した所要時間を加算して、在室予想時刻を算出する。
次に、面会管理システム10の制御部11は、ステップS3−4と同様に、時刻条件付きの面会票の発行処理を実行する(ステップS3−14)。この場合、制御部11の面会票発行部113は、現在、外出中である旨のメッセージと在室予想時刻とを含む面会票を、印刷装置を用いて印刷する。
(退院時処理)
次に、図7を用いて、退院時処理について説明する。
ナースコールシステム30の制御部31は、退院者情報の取得処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、患者が退院する場合、診療情報入力端末25を用いて、電子カルテシステム20に患者の退院情報が入力される。この退院情報には、退院する患者のIDが含まれる。電子カルテシステム20は、取得した患者IDをナースコールシステム30の制御部31に送信する。制御部31の退院時処理部313は、退院する患者の患者IDに関する情報を取得する。
次に、図7を用いて、退院時処理について説明する。
ナースコールシステム30の制御部31は、退院者情報の取得処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、患者が退院する場合、診療情報入力端末25を用いて、電子カルテシステム20に患者の退院情報が入力される。この退院情報には、退院する患者のIDが含まれる。電子カルテシステム20は、取得した患者IDをナースコールシステム30の制御部31に送信する。制御部31の退院時処理部313は、退院する患者の患者IDに関する情報を取得する。
次に、ナースコールシステム30の制御部31は、利用者マスタ削除処理を実行する(ステップS4−2)。具体的には、制御部31の退院時処理部313は、入退管理システム40に、取得した患者IDを含む削除指示を送信する。入退管理システム40は、受信した患者IDの入退管理レコード421を抽出し、この入退管理レコード421において許可フラグが記録されているゲートIDを特定する。入退管理システム40は、このゲートIDに関連付けられたゲート開閉装置50に、取得した患者IDを削除する指示を送信する。この削除指示を受信したゲート開閉装置50は、利用者マスタデータ記憶部52において、この患者IDを削除する。更に、入退管理システム40は、取得した患者IDの入退管理レコード421を削除する。
次に、ナースコールシステム30の制御部31は、面会受付履歴の取得処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、制御部31の退院時処理部313は、ナース支援DB32において、この患者IDが記録されたナース支援レコード320の面会受付履歴を特定する。
次に、ナースコールシステム30の制御部31は、面会者リストの出力処理を実行する(ステップS4−4)。具体的には、制御部31の退院時処理部313は、特定した面会受付履歴を並べた面会者リストを生成し、印刷装置を用いて印刷する。この面会者リストは、看護師から退院する患者に手渡される。
次に、ナースコールシステム30の制御部31は、面会受付履歴の削除処理を実行する(ステップS4−5)。具体的には、制御部31の退院時処理部313は、特定したナース支援レコード320を削除する。
<実施例>
次に、図8を用いて、患者と面会者とに対するゲート開閉制御について説明する。
図8(a)は病院の1階、図8(b)は2階、図8(c)は3階の構内図を示している。各階の中央付近には、エレベータホール(EVホール)が設けられている。1階のエレベータホールには、ゲートG1,G2が設けられており、2階のエレベータホールには、ゲートG3が設けられており、3階のエレベータホールには、ゲートG4,G5が設けられている。外部からゲートG1、又はゲートG2を通過するとエレベータホールに入ることができる。また、エレベータホールからゲートG3,G5,G4を通過すると、それぞれ「病棟1」、「病棟2」、「病棟3」に入ることができる。更に、各ゲート(G1〜G5)を挟んだ両側の通路には、カードリーダ55が設置されている。
次に、図8を用いて、患者と面会者とに対するゲート開閉制御について説明する。
図8(a)は病院の1階、図8(b)は2階、図8(c)は3階の構内図を示している。各階の中央付近には、エレベータホール(EVホール)が設けられている。1階のエレベータホールには、ゲートG1,G2が設けられており、2階のエレベータホールには、ゲートG3が設けられており、3階のエレベータホールには、ゲートG4,G5が設けられている。外部からゲートG1、又はゲートG2を通過するとエレベータホールに入ることができる。また、エレベータホールからゲートG3,G5,G4を通過すると、それぞれ「病棟1」、「病棟2」、「病棟3」に入ることができる。更に、各ゲート(G1〜G5)を挟んだ両側の通路には、カードリーダ55が設置されている。
本実施形態では、患者は、すべてのゲートG1〜G5を通過することができる場合を想定する。この場合、ゲート開閉装置50は、カードリーダ55において患者IDを取得し、この患者IDを取得したカードリーダに対応する入退フラグを特定し、現在時刻を読取時刻として特定する。ゲート開閉装置50は、取得した患者ID、制御しているゲートのゲートIDと、特定した入退フラグ及び読取時刻を入退管理システム40に送信する。入退管理システム40は、取得した患者ID、ゲートID、入退フラグ及び読取時刻を含む入退履歴レコード422を生成して、入退管理DB42に記録する。
ゲートG3〜G5に入るために、カードリーダ55で患者IDを読み取った場合には、入退管理システム40は、この患者が病棟ゾーンZ1(図8において最も密なドット領域)に入ったことを示すメッセージをナースコールシステム30に送信する。ナースコールシステム30は、ナース支援DB32を用いて、この患者IDの患者の病棟を管轄しているナースステーションのナース端末35を特定する。ナースコールシステム30は、特定したナース端末35のディスプレイに、患者が病棟ゾーンZ1に入ったことを示すメッセージを表示する。
また、ゲートG3〜G5から出るために又はゲートG1,G2に入るために、カードリーダ55は患者IDを読み取る。この場合には、入退管理システム40は、この患者が院内ゾーンZ2(図8において二番目に密なドット領域)に入ったことを示すメッセージを、ナースコールシステム30を介して、患者の病棟を管轄しているナース端末35のディスプレイに表示する。更に、ゲートG1,G2から出るために、カードリーダ55で患者IDを読み取った場合には、入退管理システム40は、この患者が院外ゾーンZ3(図8において最も粗いドット領域)に出たことを示すメッセージを、ナースコールシステム30を介して、患者の病棟を管轄しているナース端末35のディスプレイに表示する。
図8(a)において、外来待合には受付端末15が設置されている。面会者は、この受付端末15を用いて、面会者情報を入力する。面会管理システム10は、入力された面会者情報を用いて上述した面会受付処理を実行し、面会票を発行する。
本実施例では、面会者は、3階の「病棟2」の301号室に入院している患者に来訪した場合を想定する。この場合、面会者は、外来待合から301号室に行くためには、ゲートG1,G5を通過する必要がある。そこで、これらゲートG1,G5を制御するゲート開閉装置50の利用者マスタデータ記憶部52に、この面会者の面会先としての患者IDが登録される。
301号室に入院している患者の面会者は、発行された面会票を持って、エレベータホールに向かう。面会者は、ゲートG1に入るためのカードリーダ55に、面会票のバーコードリーダをかざす。この場合、ゲートG1は開錠されて、面会者は、ゲートG1を通過できる。同様に、面会者は、「病棟2」に続くゲートG5のカードリーダ55に、面会票のバーコードをかざすことにより、ゲートG5を通過できる。なお、面会者が、他のゲートG2,G3,G4のカードリーダ55に面会票のバーコードをかざしても、これらゲートG2,G3,G4が開錠しないため、通過できない。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、面会管理システム10の制御部11は、受付端末15を用いて、面会者情報を取得する。制御部11は、面会先が記録された電子カルテデータ220を電子カルテDB22において抽出し、この電子カルテデータ220を用いて面会先が面会謝絶か否かを判定する(ステップS2−7)。面会謝絶の場合であって、付添い人でない場合(ステップS2−8において「NO」の場合)には面会不可メッセージ処理を実行する(ステップS2−9)。また、制御部11は、食事時間帯であり、面会者が、付添い人又は家族の場合には、面会票の発行処理を実行する(ステップS3−8)。これにより、面会者の面会先(患者)との関係や患者の電子カルテに記録された診療情報に基づいて面会可否を判定することができる。また、面会可能な場合には、面会先の患者の居所に到達するまでのセキュリティゲートを通過するために必要な面会票を発行するので、病院内においてセキュリティを高くすることができる。
(1)本実施形態では、面会管理システム10の制御部11は、受付端末15を用いて、面会者情報を取得する。制御部11は、面会先が記録された電子カルテデータ220を電子カルテDB22において抽出し、この電子カルテデータ220を用いて面会先が面会謝絶か否かを判定する(ステップS2−7)。面会謝絶の場合であって、付添い人でない場合(ステップS2−8において「NO」の場合)には面会不可メッセージ処理を実行する(ステップS2−9)。また、制御部11は、食事時間帯であり、面会者が、付添い人又は家族の場合には、面会票の発行処理を実行する(ステップS3−8)。これにより、面会者の面会先(患者)との関係や患者の電子カルテに記録された診療情報に基づいて面会可否を判定することができる。また、面会可能な場合には、面会先の患者の居所に到達するまでのセキュリティゲートを通過するために必要な面会票を発行するので、病院内においてセキュリティを高くすることができる。
(2)本実施形態では、面会管理システム10の制御部11は、電子カルテデータ220を用いて予定オーダー時間内か否かの判定処理を実行する(ステップS3−1)。予定オーダー時間内の場合(ステップS3−1において「YES」の場合)には、制御部11は、面会者が付添い人か否かの判定処理を実行する(ステップS3−2)。制御部11は、面会者が付添い人でない場合(ステップS3−2において「NO」の場合)には、予定オーダーの終了時刻が含まれた時刻条件付き面会票の発行処理を実行する(ステップS3−4)。これにより、検査等の予定オーダーにより不在の場合には、この予定オーダーの終了時刻を、面会者に通知することができる。従って、面会者は、患者に面会できる時間を把握することができる。
(3)本実施形態では、面会管理システム10の制御部11は、規定時間情報記憶部12を用いて回診時間帯か否かの判定処理を実行する(ステップS3−5)。回診時間帯であって、面会者が付添い人でない場合(ステップS3−2において「NO」の場合)には、制御部11は、回診時間帯の終了時刻を含む時刻条件付き面会票の発行処理を実行する(ステップS3−4)。また、制御部11は、規定時間情報記憶部12を用いて食事時間帯か否かの判定処理を実行し(ステップS3−6)、食事時間帯であって面会者が家族及び付添い人でない場合(ステップS3−7において「NO」)には、食事時間帯の終了時刻を含む時刻条件付き面会票の発行処理を実行する(ステップS3−9)。これにより、規定時間情報記憶部12に事前に登録されたイベントに基づいて面会が好ましくない場合に、この終了時刻を、面会者に通知することができる。従って、面会者は、患者に面会できる時間を把握することができる。
(4)本実施形態では、面会管理システム10の制御部11は、面会先の患者が在室か否かの判定処理を実行する(ステップS3−10)。面会先の患者が不在の場合(ステップS3−10において「NO」)には、不在履歴の取得処理、戻るまでの所要時間の算出処理、時刻条件付き面会票の発行処理を実行する(ステップS3−12〜S3−14)。この場合、制御部11は、在室予想時刻と、現在、外出中である旨のメッセージを含む面会票を発行する。これにより、面会先の患者が現在、外出により病室にいないことや、患者が戻ってくる予想時刻を通知することができる。従って、面会者は、患者に面会できる時間を把握することができる。
(5)本実施形態では、面会管理システム10の制御部11は、面会不可メッセージ処理を実行した場合(ステップS2−5,S2−9,S2−15)、ナースコールシステムに通知・記録処理を実行する(ステップS2−6,S2−10,S2−16)。また、制御部11は、面会票の発行処理を実行した場合(ステップS2−11,S3−3,S3−4,S3−8,S3−9,3−11,S3−14)、ナースコールシステムに通知・記録処理を実行する(ステップS2−12,S2−18)。ナースコールシステムに通知・記録処理においては、ナースコールシステム30は、患者毎に面会受付履歴をナース支援DB32に記録する。そして、退院時処理において、ナースコールシステム30の制御部31は、面会者情報の取得処理、面会者リストの出力処理を実行する(ステップS4−3,S4−4)。これにより、入院患者に対して、面会受付履歴を退院時に提供することができる。従って、患者は、面会した人だけでなく、面会しなかった来訪者を把握することができる。
(6)本実施形態では、面会管理システム10の制御部11は、面会票の発行処理を実行した後、ナースコールシステムに通知・記録処理(ステップS2−12,S2−18)を実行した場合、来訪者の氏名通知処理(ステップS2−13,S2−19)を実行する。この場合、ナースコールシステム30の制御部31は、来訪者通知画面データを生成して、面会者の面会先である患者の病棟を管轄するナースステーションのナース端末35に送信し、このナース端末35のディスプレイに来訪者通知画面を表示する。これにより、患者の病棟を管轄している看護師は、面会者の来訪を把握することができる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態においては、面会管理システム10は、面会受付処理において、ナースコールシステム30に通知・記録処理を行ない、ナースコールシステム30のナース支援DB32において、面会受付履歴を記録した。面会受付履歴は、ナース支援DB32において記録する場合に限られず、面会管理システム10において記録してもよい。
・ 上記実施形態においては、ナースコールシステム30において退院時処理を実行した。退院時処理は、このシステムに限られず、他のシステムにおいて実行してもよい。
・ 上記実施形態においては、面会管理システム10は、面会受付処理において、ナースコールシステム30に通知・記録処理を行ない、ナースコールシステム30のナース支援DB32において、面会受付履歴を記録した。面会受付履歴は、ナース支援DB32において記録する場合に限られず、面会管理システム10において記録してもよい。
・ 上記実施形態においては、ナースコールシステム30において退院時処理を実行した。退院時処理は、このシステムに限られず、他のシステムにおいて実行してもよい。
・ 上記実施形態においては、ゲート開閉装置50は、利用者マスタデータ記憶部52に患者IDを記録し、この患者IDを用いて面会者に対してゲートの通過を許可するか拒絶するかを判定した。この場合、面会者と患者との関係によって、通過が許可されるゲートを変更してもよい。例えば、面会者が付添い人の場合には、患者と同じ許可設定を行なうようにしてもよい。この場合、面会者の認証IDとして、患者の患者IDと、面会者種別を特定する種別識別子とを含む識別子を用いてもよい。そして、入退管理システム40は、面会者の種別に応じて、通過許可と設定するゲート情報が記録された追加許可設定テーブルを記憶しておく。入退管理システム40は、利用者登録処理のステップS1−4において、患者の入院病棟へのルートから通常の面会者に対する通過許可に関する利用者マスタへの登録処理を実行する。更に、入退管理システム40は、面会者の種別に応じて通過を許可するゲートを追加許可設定テーブルから取得し、面会者の種別毎に、追加で通過を許可するゲートのゲートIDに対しては許可フラグを設定する。これにより、面会者の種別によって、通過を許可するゲートを変更することができる。
・ 上記実施形態の利用者登録処理においては、入退管理システム40は、患者の所在病棟までのルートの特定処理を実行し(ステップS1−2)、ルート上の扉の開閉の可否の特定処理を実行した(ステップS1−3)。ルート上の扉の開閉の可否の特定は、これに限らず、例えば、病棟と扉の開閉可否とを関連付けた病棟ルートテーブルを用いてもよい。この場合、入退管理システム40は、病棟ルートテーブルを記憶しておく。入退管理システム40は、患者が入院する病棟を特定した場合には、この病棟に対応付けられた扉の開閉可否を、病室ルートテーブルにおいて特定する。これにより、開錠可の扉に関する利用者マスタへの登録を効率よく行なうことができる。
・ 上記実施形態の戻るまでの所要時間の算出処理(ステップS3−13)において、面会管理システム10は、外出時間の平均値を、戻るまでの所要時間として算出した。戻るまでの所要時間は、統計値であれば、平均値に限定されるものではない。例えば、平均値に対して、標準偏差を加算することにより、所要時間のばらつきを考慮した統計値を用いることができる。
10…面会管理システム、11,31…制御部、12…規定時間情報データ記憶部、15…受付端末、20…電子カルテシステム、22…電子カルテDB、25…診療情報入力端末、30…ナースコールシステム、32…ナース支援DB、35…ナース端末、40…入退管理システム、42…入退管理DB、50…ゲート開閉装置、52…利用者マスタデータ記憶部、55…カードリーダ、111…面会者情報取得部、112…面会可否判定部、113…面会票発行部、114…面会通知部、311…患者情報提供部、312…面会記録部、313…退院時処理部。
Claims (8)
- 患者の診療に関する診療状態を記憶した電子カルテ記憶部と、
セキュリティゲートの開閉を管理する入退管理システムと、
面会者に関する情報を入力する受付端末と、
面会票を発行する面会票発行装置とを用いて、
面会可否を判定する制御部を備えた面会管理システムであって、
前記制御部が、
前記受付端末から面会者の属性及び面会先に関する面会者情報を取得し、
前記面会先である患者の診療情報を前記電子カルテ記憶部において特定し、
前記面会者の属性及び前記診療情報に基づいて面会可否を判定し、
面会可能な場合には、前記診療情報に応じて、面会時の注意事項に関するメッセージを特定し、
前記メッセージを含め、前記面会先である患者の居所に到達するまでのセキュリティゲートを通過するために必要な面会票を、前記面会票発行装置を用いて発行することを特徴とする面会管理システム。 - 前記制御部が、
前記面会者情報を取得した場合、面会先である患者の電子カルテを特定し、
前記診療状態として、前記電子カルテにおいて予定オーダーが設定されている場合には、前記予定オーダーの終了時刻に関する情報をメッセージとして含めることを特徴とする請求項1に記載の面会管理システム。 - 前記面会者情報を取得した場合、事前登録イベントを特定し、
前記診療状態において、事前登録イベントに該当する場合には、前記事前登録イベントの時間帯の終了時刻に関する情報をメッセージとして含めることを特徴とする請求項1又は2に記載の面会管理システム。 - 前記入退管理システムは、患者が病棟への入出した時には、セキュリティゲートにおいて入出情報を取得して、
前記制御部は、前記面会先である患者の外出を検知した場合には、前記外出を示すメッセージを含めることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の面会管理システム。 - 前記制御部は、患者の外出履歴情報を記憶する外出履歴データ記憶部に接続され、
前記制御部が、
前記入出情報に基づいて、診療情報に関連付けて、外出時刻、入室時刻を外出履歴情報として記録し、
前記面会先である患者の外出を検知した場合には、前記患者の外出履歴情報を前記外出履歴データ記憶部から取得し、
前記外出履歴情報の外出時刻、入室時刻に基づいて、所要時間の統計値を算出し、
前記統計値をメッセージとして含めることを特徴とする請求項4に記載の面会管理システム。 - 前記制御部は、前記患者の看護師が利用するナースコールシステムに接続され、
前記制御部が、面会者情報を取得した場合には、前記患者の看護師が利用するナースコールシステムに対して、面会者情報を送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の面会管理システム。 - 前記制御部は、面会者の面会者情報を記憶する面会受付履歴データ記憶部に接続され、
前記制御部が、前記面会者情報を取得した場合には、前記患者に対する面会者の履歴を記録することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の面会管理システム。 - 患者の診療に関する診療状態を記憶した電子カルテ記憶部と、
セキュリティゲートの開閉を管理する入退管理システムと、
面会者に関する情報を入力する受付端末と、
面会票を発行する面会票発行装置とに接続する制御部を備えた面会管理システムを用いて、面会可否を判定する面会管理方法であって、
前記制御部が、
前記受付端末から面会者の属性及び面会先に関する面会者情報を取得し、
前記面会先である患者の診療情報を前記電子カルテ記憶部において特定し、
前記面会者の属性及び前記診療情報に基づいて面会可否を判定し、
面会可能な場合には、前記診療情報に応じて、面会時の注意事項に関するメッセージを特定し、
前記メッセージを含め、前記面会先である患者の居所に到達するまでのセキュリティゲートを通過するために必要な面会票を、前記面会票発行装置を用いて発行することを特徴とする面会管理方法。
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---|---|---|---|
JP2013111955A JP2014232367A (ja) | 2013-05-28 | 2013-05-28 | 面会管理システム及び面会管理方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200118287A (ko) * | 2019-04-04 | 2020-10-15 | 울산대학교 산학협력단 | 병원 방문객 관리 방법 및 장치 |
JP2021170369A (ja) * | 2016-08-03 | 2021-10-28 | 日本電気株式会社 | 誘導システムおよび誘導方法 |
JP2022090143A (ja) * | 2018-11-15 | 2022-06-16 | 株式会社アルメックス | 医療施設用受付システム |
-
2013
- 2013-05-28 JP JP2013111955A patent/JP2014232367A/ja active Pending
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