JP2014231927A - 除加湿装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、加湿性能を向上させることができる除加湿装置を提供することである。
【解決手段】除加湿装置100は、シロッコファン50と、加湿部材41と、除湿装置と、を備える。シロッコファン50は、空気を吸い込み、空気を室内に吐き出す。加湿部材41は、加湿運転時に供給された水を一時的に保持し、水を空気中に放出する。除湿装置は、蒸発器61、放熱器63及び圧縮機67を含む冷凍サイクルユニット60からなる。あるいは、除湿装置は、ゼオライトなどからなる吸湿部材201及びヒータ203を含む装置からなる。除湿装置の一部は加熱部となり、加湿部材41に供給される水を加熱する。
【選択図】図8
【解決手段】除加湿装置100は、シロッコファン50と、加湿部材41と、除湿装置と、を備える。シロッコファン50は、空気を吸い込み、空気を室内に吐き出す。加湿部材41は、加湿運転時に供給された水を一時的に保持し、水を空気中に放出する。除湿装置は、蒸発器61、放熱器63及び圧縮機67を含む冷凍サイクルユニット60からなる。あるいは、除湿装置は、ゼオライトなどからなる吸湿部材201及びヒータ203を含む装置からなる。除湿装置の一部は加熱部となり、加湿部材41に供給される水を加熱する。
【選択図】図8
Description
本発明は、除加湿装置に関する。
特許文献1(特開2003−294277号公報)には、ヒータ加熱式と気化式とを併用した加湿器が開示されている。特許文献1の加湿器は、主に、送風装置と、水槽と、回転式の加湿フィルタと、ヒータとを備えている。外部から水を供給するための水タンクから水槽内に水が供給され、水槽内に水が貯留される。加湿フィルタは水槽内に一部が浸漬しており、回転により加湿フィルタ全体に水が行き渡る。ヒータは送風装置からの風を加熱して温風を生成し、加湿フィルタに供給する。加湿フィルタに吸湿された水は、温風により気化され、加湿空気となって加湿器外部に放出される。このように特許文献1は加湿器においてより効率的に加湿する構成を開示している。
近年、除湿及び加湿の両機能を備える除加湿装置が開発されている。しかし、このような除加湿装置において、加湿性能を向上させる構成については提案されていない。
そこで、本発明の目的は、加湿性能を向上させることができる除加湿装置を提供することである。
本発明の第1観点に係る除加湿装置は、ファンと、加湿部材と、除湿装置と、を備える。ファンは、空気を吸い込み、空気を室内に吐き出す。加湿部材は、加湿運転時に供給された水を一時的に保持し、水を空気中に放出する。除湿装置は、加湿部材に供給される水を加熱する加熱部を含む。
これにより、加熱した水を加湿部材に供給すると加湿部材から水が蒸発し易くなり、加湿能力を向上させることができる。
本発明の第2観点に係る除加湿装置は、第1観点に係る除加湿装置において、除湿装置は、蒸発器、放熱器及び圧縮機を含む冷凍サイクル装置からなる。蒸発器は、除湿運転時に吸い込み空気を露点以下に冷やす。また、圧縮機から放熱器に流れる冷媒の熱によって、加湿部材に供給する水を加熱する。
これにより、蒸発器、放熱器及び圧縮機を含む冷凍サイクル装置によって水を加熱し、加熱された水を加湿部材に供給することができる。
本発明の第3観点に係る除加湿装置は、第2観点に係る除加湿装置において、加湿部材に水を供給する貯留ケースをさらに備える。また、圧縮機から放熱器に流れる冷媒の熱によって、貯留ケース内の水を加熱する。
これにより、貯留ケース内の水を圧縮機から放熱器に流れる冷媒の熱によって加熱する。よって、加湿部材は加熱された水を吸湿するため、加湿能力を向上させることができる。
本発明の第4観点に係る除加湿装置は、第2観点に係る除加湿装置において、貯水部と、吸水管と、をさらに備える。貯水部は水を貯水する。吸水管は貯水部から加湿部材に向かって延びる。また、圧縮機から放熱器に流れる冷媒の熱によって吸水管内の水を加熱する。
これにより、吸水管内の水を圧縮機から放熱器に流れる冷媒の熱によって加熱する。この加熱された水が加湿部材に供給されるため、加湿能力を向上させることができる。また、加湿に必要な分の水を効率よく加熱することができる。
本発明の第5観点に係る除加湿装置は、第4観点に係る除加湿装置において、圧縮機から放熱器に延びる吐出管の少なくとも一部が、吸水管と接触している。
これにより、吸水管内の水を吐出管内の冷媒の熱で温めることができる。
本発明の第6観点に係る除加湿装置は、第1〜5のいずれかの観点に係る除加湿装置において、放熱器を通過した空気が加湿部材を通過するように、放熱器及び加湿部材が配置されている。
これにより、放熱器では熱が放出されるため、この放出された熱により放熱器から加湿部材に向かう空気が温められる。つまり、加湿部材には温められた空気が供給される。よって、加湿部材への加熱された水の供給と、加湿部材への温められた空気の供給と、の相乗効果により加湿部材からの水の放出量が多くなり加湿能力を向上することができる。
本発明の第1観点に係る除加湿装置では、加湿能力を向上させることができる。
本発明の第2観点に係る除加湿装置では、冷凍サイクル装置によって水を加熱し、加熱された水を加湿部材に供給することができる。
本発明の第3〜第5観点に係る除加湿装置では、圧縮機から放熱器に延びる吐出管内を流れる冷媒の熱で、加湿部材に供給する水を加熱することができる。
本発明の第6観点に係る除加湿装置では、放熱器の熱により放熱器から加湿部材に向かう空気を温めることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<第1実施形態>
以下の説明において、上、下、左、右、正面(前)、背面(後)といった方向を示す語句を用いているが、これらの方向は、特にことわりのない限り、図1に示す方向を意味する。
以下の説明において、上、下、左、右、正面(前)、背面(後)といった方向を示す語句を用いているが、これらの方向は、特にことわりのない限り、図1に示す方向を意味する。
(1)除加湿装置の概略構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る除加湿装置100の外観図である。除加湿装置100は、内部の各種部材を含む本体100aと、当該本体100aを覆う複数のケーシング部材100b〜100gと、操作パネルユニット100fとから構成されている。
図1は、本発明の第1実施形態に係る除加湿装置100の外観図である。除加湿装置100は、内部の各種部材を含む本体100aと、当該本体100aを覆う複数のケーシング部材100b〜100gと、操作パネルユニット100fとから構成されている。
本体100aには、後述する放電ユニット11、ストリーマ放電ユニット13、フィルタユニット20、加湿ユニット40、シロッコファン50、冷凍サイクルユニット60等が収納されている。
本体100aの正面は、ケーシング部材の1つである合成樹脂製の前パネル100bに覆われている。前パネル100bの下方には、前パネル100bに覆われていない部分があり、当該部分に下吸込口111が設けられている。本体100aの下部には、本体100aの下部を覆う底フレーム100gが設けられている。
また、本体100aの左側面は複数のパネルを含む側壁パネル100dにより覆われている。側壁パネル100dの一部には、除加湿装置100の左側方から空気を取り込む第1側方吸込口113aが縦方向に延びるように形成されている。また、図示されていないが、除加湿装置100の反対側の右側面の一部にも同様に、除加湿装置100の右側方から空気を取り込む第2側方吸込口113bが形成されている。
本体100aの後面及び右側面は、ケーシング部材の1つである合成樹脂製の後パネル100cに覆われている。また、本体100aの上部は、吹出口羽根100e及び操作パネルユニット100fにより覆われている。操作パネルユニット100fは、プリント基板100f−1、操作パネルカバー100f−2及び操作表示蓋100f−3を含む。吹出口羽根100eは図示しない駆動部により駆動され開閉動作を行う。吹出口羽根100eが開くことにより吹出口115(図4参照)が露出される。吹出口115は、除加湿装置100の上部に設けられており、除加湿装置100内に吸い込まれた空気を外部に吹き出す。
(2)除加湿装置の詳細構成
図2は、除加湿装置100の分解斜視図である。図3は、前パネル100b及び前フレーム30を外し、除加湿装置100を前面からみた場合の配置図である。図4は、蒸発器61、放熱器63、加湿部材41、ファンベルマウス47a及びスクロールケーシング53の配置を前面からみた場合の配置図である。図5は除加湿装置100の図1におけるI−I切断面での側面断面図である。
図2は、除加湿装置100の分解斜視図である。図3は、前パネル100b及び前フレーム30を外し、除加湿装置100を前面からみた場合の配置図である。図4は、蒸発器61、放熱器63、加湿部材41、ファンベルマウス47a及びスクロールケーシング53の配置を前面からみた場合の配置図である。図5は除加湿装置100の図1におけるI−I切断面での側面断面図である。
除加湿装置100は、放電ユニット11、ストリーマ放電ユニット13、フィルタユニット20、前フレーム30、除湿フレーム33、後フレーム47、シロッコファン50等を含む。また、除加湿装置100は、前フレーム30と除湿フレーム33との間に冷凍サイクルユニット60を含む。さらに、除加湿装置100は、除湿フレーム33と後フレーム47との間に加湿ユニット40及び水タンク71を含む。除湿タンクユニット80は除湿フレーム33に取り付けられる。
(2−1)放電ユニット11
放電ユニット11は、縦長の筒状の形状をしている。放電ユニット11は、第1放電ユニット11a及び第2放電ユニット11bを含む。第1放電ユニット11a及び第2放電ユニット11bは、それぞれ第1側方吸込口113a及び第2側方吸込口113bの近傍に設けられている。よって、第1側方吸込口113aから取り込まれた空気は第1放電ユニット11aを通過し、第2側方吸込口113bから取り込まれた空気は第2放電ユニット11bを通過する。第1放電ユニット11aは、正極であるタングステン製のイオン化線と、負極であるステンレス金属製の板状の電極とを含む。正極であるイオン化線に高電圧を印加すると、正極と負極電極間に電位差が生じコロナ放電が生じる。第1放電ユニット11aを通過する空気中の塵埃はこの放電により帯電する。第2放電ユニット11bの構成は第1放電ユニット11aの構成と同様であるので説明を省略する。
放電ユニット11は、縦長の筒状の形状をしている。放電ユニット11は、第1放電ユニット11a及び第2放電ユニット11bを含む。第1放電ユニット11a及び第2放電ユニット11bは、それぞれ第1側方吸込口113a及び第2側方吸込口113bの近傍に設けられている。よって、第1側方吸込口113aから取り込まれた空気は第1放電ユニット11aを通過し、第2側方吸込口113bから取り込まれた空気は第2放電ユニット11bを通過する。第1放電ユニット11aは、正極であるタングステン製のイオン化線と、負極であるステンレス金属製の板状の電極とを含む。正極であるイオン化線に高電圧を印加すると、正極と負極電極間に電位差が生じコロナ放電が生じる。第1放電ユニット11aを通過する空気中の塵埃はこの放電により帯電する。第2放電ユニット11bの構成は第1放電ユニット11aの構成と同様であるので説明を省略する。
(2−2)フィルタユニット20
図2に示されているように、フィルタユニット20は、プレフィルタ21と集塵フィルタ23と脱臭フィルタ25とで構成されている。まず、プレフィルタ21によって大きな塵埃が取り除かれる。次に、集塵フィルタ23によって、放電ユニット11を通過して帯電したさらに微細な塵埃が取り除かれる。さらに、集塵フィルタ23を通過した空気は、活性炭などを含む脱臭フィルタ25によってホルムアルデヒドや臭い成分などが分解され、或いは吸着される。
図2に示されているように、フィルタユニット20は、プレフィルタ21と集塵フィルタ23と脱臭フィルタ25とで構成されている。まず、プレフィルタ21によって大きな塵埃が取り除かれる。次に、集塵フィルタ23によって、放電ユニット11を通過して帯電したさらに微細な塵埃が取り除かれる。さらに、集塵フィルタ23を通過した空気は、活性炭などを含む脱臭フィルタ25によってホルムアルデヒドや臭い成分などが分解され、或いは吸着される。
(2−3)前フレーム30
前フレーム30は、フィルタユニット20を前面である前パネル100b側に収容し、ストリーマ放電ユニット13を上部に収容する。また、前フレーム30には、後述の図7で示す2つの鉛直風通路部材330が設けられている。除加湿装置100の第1側方吸込口113a及び第2側方吸込口113bは、上述のとおり鉛直方向に長い開口であるが、2つの鉛直風通路部材330(図7参照)は第1側方吸込口113a及び第2側方吸込口113bに沿う方向に配置されている。各鉛直風通路部材330には、複数の放出口331が第1側方吸込口113a及び第2側方吸込口113bの鉛直方向に沿うように形成されている。
前フレーム30は、フィルタユニット20を前面である前パネル100b側に収容し、ストリーマ放電ユニット13を上部に収容する。また、前フレーム30には、後述の図7で示す2つの鉛直風通路部材330が設けられている。除加湿装置100の第1側方吸込口113a及び第2側方吸込口113bは、上述のとおり鉛直方向に長い開口であるが、2つの鉛直風通路部材330(図7参照)は第1側方吸込口113a及び第2側方吸込口113bに沿う方向に配置されている。各鉛直風通路部材330には、複数の放出口331が第1側方吸込口113a及び第2側方吸込口113bの鉛直方向に沿うように形成されている。
(2−4)ストリーマ放電ユニット13
ストリーマ放電ユニット13は、放電ストリーマ本体13a及び放電ストリーマガイド部13bを含む。
ストリーマ放電ユニット13は、放電ストリーマ本体13a及び放電ストリーマガイド部13bを含む。
放電ストリーマ本体13aは、正極であるタングステン製の針状の電極と、当該針状電極の近傍に位置し、当該電極に対向する板状の電極(対向電極)とを有する。針状電極に高電圧を印加することによりプラズマ放電の一種であるストリーマ放電が発生する。当該放電発生の際に酸化分解力の高い活性種が生成される。
放電ストリーマガイド部13bは、放電ストリーマ本体13aで生成された活性種を鉛直風通路部材330に導入する。
ストリーマ放電ユニット13に流入する空気及び流出する空気の流れは次の通りである。シロッコファン50から吹き出される空気のうちの一部である支流502(図7参照)が、ストリーマ放電ユニット13に送られる。この支流502が放電ストリーマ本体13aを通過するときに、ストリーマ放電によって活性種が供給される。活性種の供給された支流502は、後述の図7で示す2つの鉛直風通路部材330に導入される。鉛直風通路部材330へ流入した活性種を含む空気は、放出口331を通過して複数の分流となってフィルタユニット20のプレフィルタ21の前に吹き出される。複数の分流は、プレフィルタ21から吸い込まれる室内空気に合流して集塵フィルタ23及び脱臭フィルタ25にまで到達する。この際、活性種は、集塵フィルタ23に吸着された塵埃や細菌などを分解して浄化する。
(2−5)除湿フレーム33、後フレーム47
除湿フレーム33は前フレーム30の後部に設けられている。除湿フレーム33は、前面である前パネル100b側に、冷凍サイクルユニット60を収容する。つまり、冷凍サイクルユニット60は、前フレーム30と除湿フレーム33との間に配置されている。
除湿フレーム33は前フレーム30の後部に設けられている。除湿フレーム33は、前面である前パネル100b側に、冷凍サイクルユニット60を収容する。つまり、冷凍サイクルユニット60は、前フレーム30と除湿フレーム33との間に配置されている。
また、除湿フレーム33は、後面である後パネル100c側に、加湿ユニット40及び水タンク71を収容する。さらに、除湿フレーム33は、除湿運転時に凝縮した水を貯水する除湿タンクユニット80を底面に収容する。
後フレーム47は、除湿フレーム33の後部に設けられている。よって、加湿ユニット40は除湿フレーム33と後フレーム47との間に配置されている。後フレーム47は、その上部に、除加湿装置100の駆動を制御する電装品箱90を収容している。後フレーム47の中央部には、ベルマウス形状のファンベルマウス47aが設けられている。ファンベルマウス47aは、後述の加湿部材41の大きさに応じた開口を有する。加湿部材41で加湿された空気は、ファンベルマウス47aの開口を介してシロッコファン50側に送風される。
(2−6)シロッコファン50
シロッコファン50は、除加湿装置100内に流入し除加湿装置100外へ流出する空気流502(図7参照)を生成する。シロッコファン50は、主として、ファンロータ51と、ファンロータ51を収容するスクロールケーシング53と、ファンモータ55とを含む。
シロッコファン50は、除加湿装置100内に流入し除加湿装置100外へ流出する空気流502(図7参照)を生成する。シロッコファン50は、主として、ファンロータ51と、ファンロータ51を収容するスクロールケーシング53と、ファンモータ55とを含む。
ファンロータ51は、ファンロータ51の後側に配設されたファンモータ55と接続されており、ファンモータ55が駆動することにより回転する。ファンモータ55が駆動すると、ファンロータ51は、空気を回転軸が延びる方向から吸い込み、径方向に吹き出す。
ファンモータ55は、その回転速度を段階的に切り換えられる。ファンモータ55の回転速度は、最大風量モード時において最高出力に切り換えられ、最小風量モード時において最低出力に切り換えられる。
スクロールケーシング53は、ファンロータ51が収容されるスクロール湾曲部を有する合成樹脂製のケーシング部材である。スクロールケーシング53は、後フレーム47の背面部分に固定されている。
スクロールケーシング53の正面側には、正面方向から見た面積がファンロータ51と略同一面積の開口が形成されており、当該開口がシロッコファン50の吸入口50aとして機能する。また、スクロールケーシング53の上部には、開口が形成されており、当該開口がシロッコファン50の排出口50bとして機能する。排出口50bは、吹出口115と接続されており、吹出口115が露出すると排出口50bも露出するようになっている。
スクロールケーシング53の内部には、空気が流れるスクロール流路53aおよび排出流路53bが形成されている。具体的には、スクロール流路53aは、スクロール湾曲部においてファンロータ51の外周面の外側に形成され、舌部から離れるにしたがって流路面積が大きくなるように形成されている。排出流路53bは、スクロール流路53aと連通して排出口50bまで延びている。よって、排出流路53bへと導かれた空気は、排出口50bから排出される。
このような態様により構成されたシロッコファン50が駆動されると、室内の空気は、下吸込口111及び側方吸込口113から除加湿装置100内に取り込まれ、吹出口115から吹き出されて室内へと返される。
(2−7)冷凍サイクルユニット60
次に、図2及び図6を用いて冷凍サイクルユニット60を説明する。図6は、冷凍サイクルユニット60の配管系統図である。
次に、図2及び図6を用いて冷凍サイクルユニット60を説明する。図6は、冷凍サイクルユニット60の配管系統図である。
冷凍サイクルユニット60は、図2に示すように、主として、蒸発器61、放熱器63、キャピラリチューブ65及び圧縮機67を含む。蒸発器61、放熱器63、キャピラリチューブ65及び圧縮機67の駆動が主となって冷凍サイクルが機能する。さらに、冷凍サイクルユニット60は、図6に示すように圧縮機アキュムレータ69、吐出管サーミスタ62及び凍結防止サーミスタ64を含む。
蒸発器61、放熱器63、キャピラリチューブ65及び圧縮機67は、図6に示すように冷媒配管120で接続されている。蒸発器61、放熱器63、キャピラリチューブ65、圧縮機67及び冷媒配管120内には冷媒が循環している。冷媒配管120は、圧縮機67と放熱器63とを接続する冷媒配管120aと、放熱器63と蒸発器61とを接続する冷媒配管120bと、蒸発器61と圧縮機67とを接続する冷媒配管120cとを有する。
圧縮機67は冷媒を圧縮する。圧縮された冷媒は、冷媒配管120aを通じて放熱器63に供給される。放熱器63は冷媒を凝縮して液化する。このとき、放熱器63は、放熱器63周囲に熱を放熱する。放熱器63を通過して液化された冷媒は、冷媒配管120bに設けられたキャピラリチューブ65を通過することによって膨張し、低温低圧の冷媒となる。その後、低温低圧の冷媒は冷媒配管120bを介して蒸発器61に導入される。蒸発器61は冷媒を蒸発させ、蒸発器61周囲の熱を吸熱して空気中の水分を凝縮する。つまり、蒸発器61は、除湿運転時に空気を露点以下に冷やす。その後、蒸発器61を通過して気化された冷媒は、冷媒配管120c及び圧縮機アキュムレータ69を介して圧縮機67に戻る。冷媒としては、例えば、R134a、CO2など様々な冷媒を適用可能である。
なお、以下において、圧縮機67から放熱器63に至る冷媒配管120aを特に吐出管120aと称する。
圧縮機アキュムレータ69は、蒸発器61で気化されなかった冷媒が液状のまま圧縮機67に混入されるのを防止するための部材である。吐出管サーミスタ62は吐出管120aの温度を測定するための部材である。凍結防止サーミスタ64は蒸発器61の温度を測定するための部材である。
蒸発器61、放熱器63及び圧縮機67を含む冷凍サイクルユニット60が除湿運転時に駆動することで、除湿装置として機能する。本実施形態では、この除湿装置である冷凍サイクルユニット60を、加湿運転時に利用することで加湿能力を向上させる。この点については後で詳述する。
図3〜図5に示すように、空気流れの上流側から下流側に沿って、蒸発器61、放熱器63、加湿部材41、ファンベルマウス47a、ファンロータ51及びファンモータ55の順に配置されている。ファンロータ51及びファンモータ55を含むシロッコファン50は、室内の空気を除加湿装置100内部に取り込み、取り込んだ空気を除加湿装置100の上部に導く。
本実施形態では、蒸発器61の正面方向の面積は放熱器63よりも小さく形成されている。そのため、蒸発器61と放熱器63とは前面側から見て一部分において重畳していない。具体的には、放熱器63は蒸発器61よりも上下方向の高さが大きい。よって、蒸発器61及び放熱器63を下部において概ね揃えて配置した場合に、蒸発器61は放熱器63の下部において重畳しているが、放熱器63の上部において重畳していない。
加湿部材41は、図3〜図5等に示すように放熱器63の後ろに配置されている。図3〜図5等に示すように、蒸発器61、放熱器63及び加湿部材41が順に配置されることで、蒸発器61及び放熱器63を通過した空気と、放熱器63上部のみを通過した空気とが加湿部材41に供給される。また、放熱器63及び放熱器63と加湿部材41とが重畳していない場合は、蒸発器61及び放熱器63を通過していない空気が加湿部材41に供給される。
(2−8)加湿ユニット40、水タンク71
図2に示すように、加湿ユニット40は、加湿部材41及び貯留ケース43を含む。加湿部材41は、例えばリング状フレーム41aに気化フィルタ41bが取り付けられた構造を有する。加湿運転時に、加湿部材41の気化フィルタ41bから水が気化することで加湿が行われる。加湿部材41はモータによって回転される。加湿部材41の回転に連れて、リング状フレームに取り付けられたひしゃく状の部品により水がくみあげられ、回転に伴い乾いた気化フィルタに供給される。また、気化フィルタ41bへの給水を補助するために、リング状フレーム41aの穴を通ってリング状フレーム41aの内周の気化フィルタ41bに水を供給することができるよう構成されている。水タンク71は、貯留ケース43に水を供給するためのタンクである。
図2に示すように、加湿ユニット40は、加湿部材41及び貯留ケース43を含む。加湿部材41は、例えばリング状フレーム41aに気化フィルタ41bが取り付けられた構造を有する。加湿運転時に、加湿部材41の気化フィルタ41bから水が気化することで加湿が行われる。加湿部材41はモータによって回転される。加湿部材41の回転に連れて、リング状フレームに取り付けられたひしゃく状の部品により水がくみあげられ、回転に伴い乾いた気化フィルタに供給される。また、気化フィルタ41bへの給水を補助するために、リング状フレーム41aの穴を通ってリング状フレーム41aの内周の気化フィルタ41bに水を供給することができるよう構成されている。水タンク71は、貯留ケース43に水を供給するためのタンクである。
脱臭フィルタ25を通過した空気は、加湿ユニット40の加湿部材41を通過する。加湿部材41を空気が通過する際に、加湿部材41から空気中に水分が放出される。
後で詳述するが、加湿部材41に供給される水は、圧縮機67から放熱器63に至る吐出管120aの熱によって温められる。
(2−9)除湿タンクユニット80
図2に示すように、除湿タンクユニット80は、除湿タンク81及び蓋部83を含む。除湿タンク81は蒸発器61で凝縮された水を貯める。除湿タンク81は蓋部83によりその上部が覆われる。蓋部83の概ね中央部には開口83aが設けられている。蒸発器61により凝縮された水は蓋部83上に集められ、開口83aを介して除湿タンク81内に貯まる。
図2に示すように、除湿タンクユニット80は、除湿タンク81及び蓋部83を含む。除湿タンク81は蒸発器61で凝縮された水を貯める。除湿タンク81は蓋部83によりその上部が覆われる。蓋部83の概ね中央部には開口83aが設けられている。蒸発器61により凝縮された水は蓋部83上に集められ、開口83aを介して除湿タンク81内に貯まる。
(3)全体の空気の流れ
図2、図7を参照しながら、除加湿装置100の全体の空気の流れを説明する。図7は、除加湿装置100における塵埃の除去および分解の概念を説明するための概念図である。
図2、図7を参照しながら、除加湿装置100の全体の空気の流れを説明する。図7は、除加湿装置100における塵埃の除去および分解の概念を説明するための概念図である。
図2、図7において、シロッコファン50によって吸込口(下吸込口111、第1側方吸込口113a及び第2側方吸込口113b)から吹出口115に至る空気の流れ501が発生する。第1側方吸込口113a及び第2側方吸込口113bから吸い込まれた空気は、放電ユニット11(第1放電ユニット11a及び第2放電ユニット11b)に到達する。放電ユニット11を通過する際に空気に含まれる塵埃等がプラス電荷に帯電する。次に空気はフィルタユニット20に到達する。他方、下吸込口111から吸い込まれた空気はフィルタユニット20に到達する。
フィルタユニット20では、空気は先ず、プレフィルタ21を通過する。その際、比較的大きなホコリや塵が、プレフィルタ21により空気中から除去される。
プレフィルタ21を通った空気は、集塵フィルタ23を通過する。当該空気中の帯電した塵埃等は、集塵フィルタ23に吸着される。
集塵フィルタ23を通過した空気は脱臭フィルタ25を通過し、この際に脱臭される。
脱臭フィルタ25を通過した空気の一部は蒸発器61を通過する。除湿運転時は、蒸発器61の通過によって空気中の水分が凝縮され除湿が行われる。蒸発器61を通過した空気は、蒸発器61とともに冷凍サイクルの一部を構成する放熱器63を通過する。
その後、当該空気は、加湿ユニット40の加湿部材41に到達する。加湿運転時は、空気が加湿部材41を通過することによって、加湿部材41に含まれた水分が空気中に放出され、加湿される。
フィルタユニット20及び加湿部材41を通過して清浄された空気は、吹出口115から室内へと吹き出される。また、清浄された空気の一部は、室内へと吹き出されることなく支流502となって、ストリーマ放電ユニット13へ導入される。
ストリーマ放電ユニット13の放電ストリーマ本体13aにおけるストリーマ放電により活性種が生成される。支流502はストリーマ放電ユニット13を通過することにより活性種を含む空気となる。活性種を含む空気は、2つの鉛直通風路部材330内を通り、各鉛直通風路部材330に形成された複数の放出口331からプレフィルタ21の前に放出される。活性種を含む空気は、吸込空気と混ざり合ってプレフィルタ21及び集塵フィルタ23に吸い込まれる。これらの活性種を含んだ空気は、ウィルスやカビ菌、細菌などを不活化または死滅させる。
(4)加湿能力を向上させるための構成
本実施形態では、加湿能力を向上させるために、加湿部材41に供給する水を加熱する。この構成について以下に第1の例及び第2の例の2つの例を挙げて説明する。
本実施形態では、加湿能力を向上させるために、加湿部材41に供給する水を加熱する。この構成について以下に第1の例及び第2の例の2つの例を挙げて説明する。
(4−1)第1の例
(a)第1の例の構成
図8は、加湿部材41に供給する水を加熱する第1の例の模式図である。説明を分かり易くするために除加湿装置100の一部の構成のみ示している。
(a)第1の例の構成
図8は、加湿部材41に供給する水を加熱する第1の例の模式図である。説明を分かり易くするために除加湿装置100の一部の構成のみ示している。
圧縮機67、放熱器63及び蒸発器61が冷媒配管120を介して接続されている。具体的には、圧縮機67と放熱器63とは冷媒配管120aを介して接続されている。この圧縮機67から放熱器63に延びる冷媒配管120aを特に吐出管120aと称する。放熱器63と蒸発器61とは冷媒配管120bを介して接続されている。蒸発器61、圧縮機アキュムレータ69及び圧縮機67は冷媒配管120cを介して接続されている。
蒸発器61により凝縮された空気中の水は蓋部83に集められ、開口83aを介して除湿タンク81内に集められる。
加湿部材41は貯留ケース43内に浸されている。加湿時には加湿部材41の回転により貯留ケース43内の水が加湿部材41に供給される。
ここで、圧縮機67から放熱器63に延びる吐出管120a内には高温の冷媒が流れている。この吐出管120aの一部が貯留ケース43内に浸されている。よって、貯留ケース43内の水は、吐出管120a内の高温の冷媒の熱によって温められる。加湿部材41はこの温められた水を吸湿する。
ファンモータ55の駆動によってシロッコファン50が駆動すると、フィルタユニット20を介して除加湿装置100外部から空気が取り込まれる。取り込まれた空気は蒸発器61及び放熱器63を通過して加湿部材41に供給される。その後、除加湿装置100上部の吹出口115から外部に放出される。
上記構成によれば、加湿部材41には加熱された水が供給される。加熱された水は加熱されていない水よりも蒸発温度に近くなる。よって、加熱した水を加湿部材41に供給すると加湿部材41から水が蒸発し易くなり、加湿能力を向上させることができる。なお、シロッコファン50の駆動によって加湿部材41には空気が通過する。空気が通過する際にも加湿部材41に保持されている水が蒸発する。そのため、加熱された水の蒸発と、空気の通過による水の蒸発と、の相乗効果によって加湿部材41での加湿能力がより向上する。
また、上記構成において、蒸発器61、放熱器63及び圧縮機67を含む冷凍サイクルユニット60は除湿装置として機能する。この除湿装置を加湿運転時に有効に利用して、加湿能力を向上させることができる。
また、吐出管120aを貯留ケース43内に浸すのではなく、貯留ケース43の底面に吐出管120aを這わせてもよい。このような構成によっても、吐出管120a内の冷媒の熱により貯留ケース43内の水を温めることができる。
(b)加湿部材41に供給される空気
上記図4、図5及び図8等に示すように、吸い込み空気の上流側から下流側に沿って、放熱器63及び加湿部材41が順に配置されている。つまり、放熱器63を通過した空気が加湿部材41を通過する。放熱器63では熱が放出されるため、この放出された熱により放熱器63から加湿部材41に向かう空気が温められる。つまり、加湿部材41には温められた空気が供給される。よって、加湿部材41への加熱された水の供給と、加湿部材41への温められた空気の供給と、の相乗効果により加湿部材41からの水の放出量が多くなり加湿能力を向上することができる。
上記図4、図5及び図8等に示すように、吸い込み空気の上流側から下流側に沿って、放熱器63及び加湿部材41が順に配置されている。つまり、放熱器63を通過した空気が加湿部材41を通過する。放熱器63では熱が放出されるため、この放出された熱により放熱器63から加湿部材41に向かう空気が温められる。つまり、加湿部材41には温められた空気が供給される。よって、加湿部材41への加熱された水の供給と、加湿部材41への温められた空気の供給と、の相乗効果により加湿部材41からの水の放出量が多くなり加湿能力を向上することができる。
特に、上記図4、図5及び図8等では、さらに、吸い込み空気の上流側から下流側に沿って、蒸発器61、放熱器63及び加湿部材41が順に配置されている。また、上述したように、放熱器63の上部は蒸発器61と重畳していない。この場合、加湿部材41に供給される空気は次のような流れとなる。
図9は、蒸発器61及び放熱器63を介して加湿部材41に供給される空気の流れを示す模式図である。蒸発器61前面の空気A1は、蒸発器61の通過により冷却されて空気A2となる。冷却された空気A2は放熱器63により温められて空気A3となる。一方、蒸発器61を通過しない空気B1は、放熱器63により温められて空気B2となる。空気B2は蒸発器61を通過せず冷却されないため、空気A3よりも高温となる。よって、より高温の空気B2を加湿部材41に供給することができるため、水の放出量が多くなり加湿能力を高めることができる。また、蒸発器61により冷やされた空気A2が放熱器63を冷却するため、放熱器63の放熱効率を向上させることができる。結果として、空気B2及び空気A3の温度を高め、加湿部材41に高温の空気を供給し加湿能力を向上することができる。
(4−2)第2の例
図10は、加湿部材41に供給する水を加熱する第2の例の模式図である。説明を分かり易くするために除加湿装置100の一部の構成のみ示している。
図10は、加湿部材41に供給する水を加熱する第2の例の模式図である。説明を分かり易くするために除加湿装置100の一部の構成のみ示している。
圧縮機67、放熱器63及び蒸発器61が冷媒配管120を介して接続されている。具体的には、圧縮機67と放熱器63とは吐出管120aを介して接続されている。放熱器63と蒸発器61とは冷媒配管120bを介して接続されている。蒸発器61、圧縮機アキュムレータ69及び圧縮機67は冷媒配管120cを介して接続されている。
蒸発器61により凝縮された空気中の水は蓋部83に集められ、開口83aを介して除湿タンク81内に集められる。加湿部材41の下部の貯留ケース43は、加湿部材41に吸湿されなかった水を受ける。貯留ケース43内の水は、開口43aを介して除湿タンク81内に集められる。
除湿タンク81から加湿部材41に向かって吸水管131が設けられている。吸水管131にはポンプ133が設けられている。ポンプ133の駆動によって除湿タンク81内の水が吸い上げられる。吸い上げられた水は水熱交換部140を通過して温められ、温水貯め部135に貯められる。この温水貯め部135内の水が加湿部材41に供給される。
上記の水熱交換部140は、吐出管120aの少なくとも一部と吸水管131とを接触させることにより構成される。これにより、吐出管120a内の高温の冷媒と吸水管131内の水との間で熱交換が行われる。よって、吸水管131内の水を吐出管120a内の冷媒の熱で温めることができる。吐出管120aの少なくとも一部と吸水管131とを接触させる方法としては、吐出管120aの周りに吸水管131を巻き付ける方法が挙げられる。また、吐出管120aの一部を例えばジグザグ状に蛇行させ、それに近接又は接触して沿うように吸水管131の一部もジグザグ状に蛇行させる方法も挙げられる。
なお、圧縮機67近傍であるほど吐出管120a内の冷媒は高温である。よって、吐出管120aと吸水管131とを接触させる位置は圧縮機67近傍の部分であるのが好ましい。
上記第2の構成によれば、吸水管131内の水を圧縮機67から放熱器63に流れる冷媒の熱によって加熱する。この加熱された水が加湿部材41に供給されるため、加湿能力を向上させることができる。また、加湿部材41には、吸水管131から加湿に必要な量の水が供給される。つまり、加湿に必要な量の水を加熱して吸水管131から加湿部材41に供給する。よって、必要分の水を効率よく加熱することができる。また、シロッコファン50の駆動によって加湿部材41には空気が通過する。空気が通過する際にも加湿部材41に保持されている水が蒸発する。そのため、加熱された水の蒸発と、空気の通過による水の蒸発と、の相乗効果によって加湿部材41での加湿能力がより向上する。
なお、上記の温水貯め部135は必須ではない。例えば、吸水管131内の温められた水を加湿部材41に直接供給してもよい。
第2の例における加湿部材41に供給される空気については、前述の図9での説明と同様であるので説明を省略する。
(5)特徴
上記実施形態例の特徴は以下のように記載することができる。
上記実施形態例の特徴は以下のように記載することができる。
(5−1)
除加湿装置100は、シロッコファン50と、加湿部材41と、除湿装置と、を備える。シロッコファン50は、空気を吸い込み、空気を室内に吐き出す。加湿部材41は、加湿運転時に供給された水を一時的に保持し、水を空気中に放出する。除湿装置は、冷凍サイクルユニット60からなる。冷凍サイクルユニット60の一部は加熱部となり、加湿部材41に供給される水を加熱する。
除加湿装置100は、シロッコファン50と、加湿部材41と、除湿装置と、を備える。シロッコファン50は、空気を吸い込み、空気を室内に吐き出す。加湿部材41は、加湿運転時に供給された水を一時的に保持し、水を空気中に放出する。除湿装置は、冷凍サイクルユニット60からなる。冷凍サイクルユニット60の一部は加熱部となり、加湿部材41に供給される水を加熱する。
加熱された水は加熱されていない水よりも蒸発温度に近くなる。よって、加熱した水を加湿部材41に供給すると加湿部材41から水が蒸発し易くなり、加湿能力を向上させることができる。
なお、シロッコファン50の駆動によって加湿部材41には空気が通過する。空気が通過する際にも加湿部材41に保持されている水が蒸発する。そのため、加熱された水の蒸発と、空気の通過による水の蒸発と、の相乗効果によって加湿部材41での加湿能力がより向上する。
(5−2)
冷凍サイクルユニット60は、蒸発器61、放熱器63及び圧縮機67を含む。蒸発器61は、除湿運転時に吸い込み空気を露点以下に冷やす。圧縮機67から放熱器63に流れる冷媒の熱によって、加湿部材41に供給する水を加熱する。
冷凍サイクルユニット60は、蒸発器61、放熱器63及び圧縮機67を含む。蒸発器61は、除湿運転時に吸い込み空気を露点以下に冷やす。圧縮機67から放熱器63に流れる冷媒の熱によって、加湿部材41に供給する水を加熱する。
この冷凍サイクルの圧縮機67では冷媒が圧縮され高温となる。圧縮機67から吐出された高温の冷媒は圧縮機67から放熱器63に流れる。この高温の冷媒の熱を利用して加湿部材41に供給する水を加熱することができる。そして、加熱された水を加湿部材41に供給することで加湿能力を高めることができる。
(5−3)
除加湿装置100は、加湿部材41に水を供給する貯留ケース43をさらに備える。圧縮機67から放熱器63に流れる冷媒の熱によって、貯留ケース43内の水を加熱する。
除加湿装置100は、加湿部材41に水を供給する貯留ケース43をさらに備える。圧縮機67から放熱器63に流れる冷媒の熱によって、貯留ケース43内の水を加熱する。
貯留ケース43には、加湿部材41に供給される水が貯留されている。加湿部材41は貯留ケース43内の水に浸されており水を吸湿する。この貯留ケース43内の水を圧縮機67から放熱器63に流れる冷媒の熱によって加熱する。よって、加湿部材41は加熱された水を吸湿するため、加湿能力を向上させることができる。
なお、貯留ケース43内の水を温める方法としては、貯留ケース43内の水に圧縮機67から延びる吐出管120aの少なくとも一部を浸す方法が挙げられる。吐出管120a内には高温の冷媒が流れており、貯留ケース43に浸された吐出管120a内の冷媒の熱により貯留ケース43内の水が温められる。また、貯留ケース43の底面に吐出管120aを這わせて、吐出管120a内の冷媒の熱により貯留ケース43内の水を温めることもできる。
(5−4)
除加湿装置100は、除湿タンク81と、吸水管131とをさらに備える。除湿タンク81は水を貯水する。吸水管131は除湿タンク81から加湿部材41に向かって延びる。圧縮機67から放熱器63に流れる冷媒の熱によって吸水管131内の水を加熱する。
除加湿装置100は、除湿タンク81と、吸水管131とをさらに備える。除湿タンク81は水を貯水する。吸水管131は除湿タンク81から加湿部材41に向かって延びる。圧縮機67から放熱器63に流れる冷媒の熱によって吸水管131内の水を加熱する。
このように除加湿装置100には、蒸発器61によって除湿された水等を集めて貯水する除湿タンク81が設けられている。この除湿タンク81から加湿部材41に向かって吸水管131が延びている。この吸水管131内の水を圧縮機67から放熱器63に流れる冷媒の熱によって加熱する。この加熱された水が加湿部材41に供給されるため、加湿能力を向上させることができる。また、加湿部材41には、加湿に必要な量の水が供給される。つまり、加湿に必要な量の水を加熱して吸水管131から加湿部材41に供給する。よって、必要分の水を効率よく加熱することができる。
(5−5)
除加湿装置100では、圧縮機67から放熱器63に延びる吐出管120aの少なくとも一部が、吸水管131と接触している。
除加湿装置100では、圧縮機67から放熱器63に延びる吐出管120aの少なくとも一部が、吸水管131と接触している。
吐出管120aの少なくとも一部が吸水管131と接触することで、吐出管120a内の冷媒と吸水管131内の水との間で熱交換が行われる。よって、吸水管131内の水を吐出管120a内の冷媒の熱で温めることができる。
吐出管120aの少なくとも一部と吸水管131とを接触させる方法としては、吐出管120aの周りに吸水管131を巻き付ける方法が挙げられる。また、吐出管120aの一部を例えばジグザグ状に蛇行させ、それに近接又は接触して沿うように吸水管131の一部もジグザグ状に蛇行させる方法も挙げられる。
なお、圧縮機67近傍であるほど吐出管120a内の冷媒は高温である。よって、吐出管120aと吸水管131とを接触させる位置は圧縮機67近傍の部分であるのが好ましい。
(5−6)
除加湿装置100では、放熱器63を通過した空気が加湿部材41を通過するように、放熱器63及び加湿部材41が配置されている。
除加湿装置100では、放熱器63を通過した空気が加湿部材41を通過するように、放熱器63及び加湿部材41が配置されている。
吸い込み空気の上流側から下流側に沿って、放熱器63及び加湿部材41が順に配置されている。放熱器63では熱が放出されるため、この放出された熱により放熱器63から加湿部材41に向かう空気が温められる。つまり、加湿部材41には温められた空気が供給される。よって、加湿部材41への加熱された水の供給と、加湿部材41への温められた空気の供給と、の相乗効果により加湿部材41からの水の放出量が多くなり加湿能力を向上することができる。
なお、吸い込み空気の上流側から下流側に沿って、蒸発器61、放熱器63及び加湿部材41が順に配置されていてもよい。この場合には、蒸発器61により冷やされた空気が放熱器63を冷却するため放熱器63の放熱効率が向上する。
(6)変形例
(6−1)変形例1A
上記実施形態では、蒸発器61に供給される冷媒の量は調整されていない。蒸発器61に供給される冷媒の量を調整することで、蒸発器61での除湿量を調整してもよい。このような構成について以下に説明する。図11は、冷凍サイクルユニット60の別の配管系統図である。図11の冷凍サイクルユニット60は、上記実施形態の図6と異なり、ホットガスバイパス弁150をさらに含む。その他の構成については図6と同様であるので説明を省略する。
(6−1)変形例1A
上記実施形態では、蒸発器61に供給される冷媒の量は調整されていない。蒸発器61に供給される冷媒の量を調整することで、蒸発器61での除湿量を調整してもよい。このような構成について以下に説明する。図11は、冷凍サイクルユニット60の別の配管系統図である。図11の冷凍サイクルユニット60は、上記実施形態の図6と異なり、ホットガスバイパス弁150をさらに含む。その他の構成については図6と同様であるので説明を省略する。
冷凍サイクルユニット60は、図11に示すように、蒸発器61、放熱器63、キャピラリチューブ65、圧縮機67、圧縮機アキュムレータ69、ホットガスバイパス弁150、吐出管サーミスタ62及び凍結防止サーミスタ64を含む。ホットガスバイパス弁150は、圧縮機67と蒸発器61とを接続する経路に設けられている。ホットガスバイパス弁150は、圧縮機67から蒸発器61に向かう冷媒の量を調整するための弁である。除加湿装置100の電装品箱90内の制御部(図示せず)は、ホットガスバイパス弁150の開度を調節する。これにより、蒸発器61の温度が調整され、蒸発器61での除湿量が制御される。
上記実施形態において、加湿運転時においては、加湿部材41に供給される水が加熱されて温められる。これにより除加湿装置100での加湿能力を向上させることができる。一方、蒸発器61は除湿機能を有しており、加湿能力を低下させる可能性がある。そこで、制御部(図示せず)は、加湿運転時に、除湿機能を抑制する場合には、ホットガスバイパス弁150の開度を大きくする。これにより、圧縮機67からの高温の冷媒が蒸発器61に供給され蒸発器61の温度が上昇する。よって、蒸発器61での結露開始ポイントが後ろにずれ、蒸発器61での除湿を抑制することができる。すなわち、結露開始が遅くなる。結果として、加湿能力の低下を抑制し、上記実施形態での除加湿装置100での除湿能力をより向上することができる。
(6−2)変形例1B
上記実施形態では、蒸発器61に供給される冷媒の量は調整されていない。蒸発器61に供給される冷媒の量を調整することで、蒸発器61での除湿量を調整してもよい。このような構成の別の変形例について以下に説明する。
上記実施形態では、蒸発器61に供給される冷媒の量は調整されていない。蒸発器61に供給される冷媒の量を調整することで、蒸発器61での除湿量を調整してもよい。このような構成の別の変形例について以下に説明する。
図12は、冷凍サイクルユニット60の別の配管系統図である。図12の冷凍サイクルユニット60は、上記実施形態の図6と異なり、キャピラリチューブ65の代わりに電動弁160を含む。その他の構成については図6と同様であるので説明を省略する。
冷凍サイクルユニット60は、図12に示すように、蒸発器61、放熱器63、圧縮機67、圧縮機アキュムレータ69、電動弁160、吐出管サーミスタ62及び凍結防止サーミスタ64を含む。電動弁160は、蒸発器61と放熱器63との間に設けられている。電動弁160は、放熱器63から蒸発器61に向かう冷媒の量を調整するための弁である。除加湿装置100の電装品箱90内の制御部(図示せず)は、電動弁160の開度を調節する。これにより、蒸発器61の温度が調整され、蒸発器61での除湿量が制御される。
上記実施形態において、加湿運転時においては、加湿部材41に供給される水が加熱されて温められる。これにより除加湿装置100での加湿能力を向上させることができる。一方、蒸発器61は除湿機能を有しており、加湿能力を低下させる可能性がある。そこで、制御部(図示せず)は、加湿運転時に、蒸発器61と放熱器63との間に設けられた電動弁160の開度を調節する。これにより、放熱器63からの温かい冷媒が蒸発器61に供給され蒸発器61の温度が上昇する。よって、蒸発器61での結露開始ポイントが後ろにずれ、蒸発器61での除湿を抑制することができる。すなわち、結露開始が遅くなる。結果として、加湿能力の低下を抑制し、上記実施形態での除加湿装置100での除湿能力をより向上することができる。
(6−3)変形例1C
上記実施形態では、図4、図5及び図8等に示すように、吸い込み空気の上流側から下流側に沿って、蒸発器61、放熱器63及び加湿部材41が順に配置されている。しかし、蒸発器61及び放熱器63が上下方向に配置されていてもよい。このような構成について以下に説明する。図13は、蒸発器61、放熱器63及び加湿部材41の別の配置構成を説明する模式図である。上記実施形態の図8の構成とは異なり、蒸発器61と放熱器63とは上下に配置されている。具体的には、蒸発器61は放熱器63の下方に配置されており、放熱器63は加湿部材41の空気流れの上流側に配置されている。
上記実施形態では、図4、図5及び図8等に示すように、吸い込み空気の上流側から下流側に沿って、蒸発器61、放熱器63及び加湿部材41が順に配置されている。しかし、蒸発器61及び放熱器63が上下方向に配置されていてもよい。このような構成について以下に説明する。図13は、蒸発器61、放熱器63及び加湿部材41の別の配置構成を説明する模式図である。上記実施形態の図8の構成とは異なり、蒸発器61と放熱器63とは上下に配置されている。具体的には、蒸発器61は放熱器63の下方に配置されており、放熱器63は加湿部材41の空気流れの上流側に配置されている。
加湿部材41は貯留ケース43内に浸されている。貯留ケース43内には、吐出管120aの一部が浸されている。よって、吐出管120a内の高温の冷媒の熱によって、貯留ケース43内の水が温められる。加湿部材41は温められた水を吸湿する。
ファンモータ55の駆動によってシロッコファン50が駆動すると、フィルタユニット20を介して除加湿装置100外部から空気が取り込まれる。取り込まれた空気は放熱器63を通過して加湿部材41に供給される。その後、除加湿装置100上部の吹出口115から外部に放出される。
よって、上記実施形態と同様に、加熱した水を加湿部材41に供給することで、加湿能力を向上させることができる。また、放熱器63を通過して加湿部材41に供給される空気は、蒸発器61を通過していない。つまり、蒸発器61により冷却されていない高温の空気が加湿部材41に供給される。よって、加湿部材41に高温の空気を供給し加湿能力を向上することができる。
本変形例では、貯留ケース43内の水を温めて、その温めた水を加湿部材41に供給している。しかし、上記実施形態の図10の場合にも本変形例を適用可能である。つまり、図10に示すように吸水管131内の水を温めて加湿部材41に供給する場合にも、図13に示すように蒸発器61と放熱器63とを上下に配置してもよい。
(6−4)変形例1D
上記実施形態では、除湿タンク81の水を圧縮機67から延びる吐出管120aにより温めて加湿部材41に供給している。しかし、除湿タンク81とは異なる別途の水タンク内の水を、吐出管120aにより温めて加湿部材41に供給してもよい。
上記実施形態では、除湿タンク81の水を圧縮機67から延びる吐出管120aにより温めて加湿部材41に供給している。しかし、除湿タンク81とは異なる別途の水タンク内の水を、吐出管120aにより温めて加湿部材41に供給してもよい。
(6−5)変形例1E
上記実施形態及び変形例では、放熱器63の平面積は蒸発器61の平面積よりも大きく形成されている。しかし、圧縮機67から放熱器63に向かう冷媒の熱によって、加湿部材41に供給する水を温めることができればよく、放熱器63の平面積及び蒸発器61の平面積は特に限定されない。ただし、上述の通り、放熱器63の平面積が蒸発器61の平面積よりも大きい場合には、放熱器63のみを通過した高温の空気を加湿部材41に供給することができ好ましい。
上記実施形態及び変形例では、放熱器63の平面積は蒸発器61の平面積よりも大きく形成されている。しかし、圧縮機67から放熱器63に向かう冷媒の熱によって、加湿部材41に供給する水を温めることができればよく、放熱器63の平面積及び蒸発器61の平面積は特に限定されない。ただし、上述の通り、放熱器63の平面積が蒸発器61の平面積よりも大きい場合には、放熱器63のみを通過した高温の空気を加湿部材41に供給することができ好ましい。
<第2実施形態>
(1)本実施形態の構成
上記第1実施形態では、蒸発器61、放熱器63及び圧縮機67等を含む冷凍サイクルユニット60を除湿装置として用いている。そして、この除湿装置の圧縮機67から延びる吐出管120a内の冷媒の熱を利用して加湿部材41に供給する水を温めている。しかし、第2実施形態では、吸湿部材201、ヒータ203、熱交換器205等を含む除湿ユニット200により除湿を行っている。そして、この除湿ユニット200のヒータ203を用いて、加湿部材213に供給する水を温めている。
(1)本実施形態の構成
上記第1実施形態では、蒸発器61、放熱器63及び圧縮機67等を含む冷凍サイクルユニット60を除湿装置として用いている。そして、この除湿装置の圧縮機67から延びる吐出管120a内の冷媒の熱を利用して加湿部材41に供給する水を温めている。しかし、第2実施形態では、吸湿部材201、ヒータ203、熱交換器205等を含む除湿ユニット200により除湿を行っている。そして、この除湿ユニット200のヒータ203を用いて、加湿部材213に供給する水を温めている。
以下に図14を用いて第2実施形態例について説明する。図14は第2実施形態に係る除加湿装置300の構成を示す模式図である。
除加湿装置300は、除湿ユニット200及び加湿ユニット210を含む。除湿ユニット200は、吸湿部材201、ヒータ203、熱交換器205及び除湿タンク207を含む。吸湿部材201は多孔質のゼオライトなどからなり、吸湿性を有する。ヒータ203は吸湿部材201を温め、吸湿部材201から水分を放出させる。熱交換器205は吸湿部材201から放出された水分を冷却して凝縮させる。凝縮された水は除湿タンク207に集められる。よって、除湿運転時は、除加湿装置300に取り込まれた空気は、吸湿部材201を通過することにより除湿される。そして、吸湿部材201内の水分がヒータ203により温められることで放出される。その後、熱交換器205により水分が凝縮されて除湿タンク207に貯まり、除湿が行われる。
加湿ユニット210は、吸水管211、加湿部材213、貯留ケース215及びポンプ217を含む。吸水管211は、貯留ケース215内からヒータ203の近傍に延び、その後、加湿部材213上部に延びている。吸水管211は、ポンプ217により貯留ケース215内の水をくみ上げる。吸水管211内の水は、上部から加湿部材213に供給される。加湿運転時は、除湿ユニット200のヒータ203が駆動している。ヒータ203の近傍に吸水管211の一部が配置されているため、ヒータ203によって吸水管211内の水が温められる。そのため、加湿部材213には加熱された水が供給される。加熱された水は加熱されていない水よりも蒸発温度に近くなる。よって、加熱した水を加湿部材213に供給すると加湿部材213から水が蒸発し易くなり、加湿能力を向上させることができる。
(2)特徴
上記実施形態例の特徴は以下のように記載することができる。
上記実施形態例の特徴は以下のように記載することができる。
除加湿装置300は、シロッコファン50と、加湿部材213と、除湿ユニット200と、を備える。シロッコファン50は上記第1実施形態と同様の構成のファンである。シロッコファン50は、空気を吸い込み、空気を室内に吐き出す。加湿部材213は、加湿運転時に供給された水を一時的に保持し、水を空気中に放出する。
加熱された水は加熱されていない水よりも蒸発温度に近くなる。よって、除湿ユニット200のヒータ203によって加熱した水を加湿部材213に供給すると加湿部材213から水が蒸発し易くなり、加湿能力を向上させることができる。
本発明は、除湿及び加湿機能を有する種々の除加湿装置に適用可能である。
11 放電ユニット
13 ストリーマ放電ユニット
20 フィルタユニット
21 プレフィルタ
23 集塵フィルタ
25 脱臭フィルタ
40 加湿ユニット
41 加湿部材
41b 気化フィルタ
43 貯留ケース
50 シロッコファン
60 冷凍サイクルユニット
61 蒸発器
63 放熱器
67 圧縮機
81 除湿タンク
100 除加湿装置
120a 吐出管
131 吸水管
150 ホットガスバイパス弁
160 電動弁
200 除湿ユニット
201 吸湿部材
203 ヒータ
211 吸水管
213 加湿部材
215 貯留ケース
300 除加湿装置
13 ストリーマ放電ユニット
20 フィルタユニット
21 プレフィルタ
23 集塵フィルタ
25 脱臭フィルタ
40 加湿ユニット
41 加湿部材
41b 気化フィルタ
43 貯留ケース
50 シロッコファン
60 冷凍サイクルユニット
61 蒸発器
63 放熱器
67 圧縮機
81 除湿タンク
100 除加湿装置
120a 吐出管
131 吸水管
150 ホットガスバイパス弁
160 電動弁
200 除湿ユニット
201 吸湿部材
203 ヒータ
211 吸水管
213 加湿部材
215 貯留ケース
300 除加湿装置
Claims (6)
- 空気を吸い込み、空気を室内に吐き出すためのファン(50)と、
加湿運転時に供給された水を一時的に保持し、水を空気中に放出する加湿部材(41)と、
前記加湿部材に供給される水を加熱する加熱部を含む除湿装置(60、200)と、
を備える除加湿装置(100)。 - 前記除湿装置は、除湿運転時に吸い込み空気を露点以下に冷やす蒸発器(61)、放熱器(63)及び圧縮機(67)を含む冷凍サイクル装置(60)からなり、
前記圧縮機から前記放熱器に流れる冷媒の熱によって、前記加湿部材に供給する水を加熱する、請求項1に記載の除加湿装置。 - 前記加湿部材に水を供給する貯留ケース(43)をさらに備え、
前記圧縮機から前記放熱器に流れる冷媒の熱によって、前記貯留ケース内の水を加熱する、請求項2に記載の除加湿装置。 - 水を貯水するための貯水部(81)と、
前記貯水部から前記加湿部材に向かって延びる吸水管(131)と、
をさらに備え、
前記圧縮機から前記放熱器に流れる冷媒の熱によって前記吸水管内の水を加熱する、請求項2に記載の除加湿装置。 - 前記圧縮機から前記放熱器に延びる吐出管(120a)の少なくとも一部が、前記吸水管と接触している、請求項4に記載の除加湿装置。
- 前記放熱器を通過した空気が前記加湿部材を通過するように、前記放熱器及び前記加湿部材が配置されている、請求項1〜5のいずれかに記載の除加湿装置。
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