JP2014231713A - 格子金網およびフェンス - Google Patents

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Abstract

【課題】傾斜地対応時に斜めに変形させても端部の縦線あるいは横線が外れるおそれがなく、しかも、格子金網をその全長に亘って胴縁に取り付けることができるので、格子金網の胴縁への取り付け強度を高めることができ、さらに、格子金網の胴縁への取り付けが容易に確実かつ短時間に行える格子金網、および、この格子金網を使用して構築されるフェンスを提供する。【解決手段】それぞれ所定ピッチで波形に屈曲させた縦線1aと横線1bとを編んだ格子金網1と、格子金網1が取り付けられる、長手方向全長に沿ってスリットが形成されたパイプ状の上下胴縁6a、6bと有し、縦線1aの上下端部には、上下胴縁6a、6b内に挿入されるカール部2が形成されている。【選択図】図3

Description

この発明は、格子金網およびフェンス、特に、平坦地および傾斜地に構築するフェンスに自在に対応することができる格子金網、および、この格子金網を使用して構築されるフェンスに関するものである。
平坦地および傾斜地に構築するフェンスに自在に対応することができる格子金網を使用して構築されるフェンスの一例が特許文献1に開示されている。以下、このフェンスを従来フェンスという。
従来フェンスを、図面を参照しながら説明する。
図7は、従来フェンスを示す部分正面図、図8は、従来フェンスの格子金網を示す部分正面図、図9は、図8のA−A線断面図、図10は、斜めに変形させた、従来フェンスの格子金網を示す部分正面図、図11は、傾斜地に構築した従来フェンスを示す部分正面図である。
図7から図9に示すように、従来フェンスは、支柱11と支柱11間に取り付けられたフェンス本体12とからなっている。
フェンス本体12は、格子金網13、上下胴縁14a、14b、左右胴縁15a、15bとからなっている。格子金網13は、クリンプ金網からなり(図8、図9参照)、縦線13aの上下端部は、上下胴縁14a、14bに固定され、横線13bの左右端部は、左右胴縁15a、15bに固定されている。クリンプ金網は、それぞれ所定ピッチで波形に屈曲させた縦線13aと横線13bとを交互に交差させて格子状に編んだ金網である。
従来フェンスを傾斜地に構築する場合には、図10に示すように、格子金網13を斜めに変形させて、図11に示すように、傾斜地に構築する。格子金網13は、クリンプ金網からなっているので、容易に変形する。
格子金網13と上下胴縁14a、14bとの固定構造の一例が特許文献2に開示されている。以下、この固定構造を従来固定構造といい、図面を参照しながら説明する。
図12は、従来固定構造を示す部分正面図、図13は、従来固定構造の上胴縁と支柱との固定部分を示す正面図、図14は、図13のA矢視図である。
図12から図14に示すように、従来固定構造は、支柱11にボルト・ナット16により固定されるL形鋼からなる上下胴縁14a、14b(下胴縁は、図示せず。)とコ字状の押え金具17との間に横線13bを挟み込み、ボルト・ナット18により押え金具17を締め付けて、上下胴縁14a、14bに格子金網13を固定するものである。
実開昭61−85670号公報 特開2012−132250号公報
上記従来フェンスによれば、格子金網13として、斜めに容易に変形させることが可能なクリンプ金網を使用することにより、傾斜地への構築が容易に行える。また、上記従来固定構造により押え金具17を締め付けることによって、格子金網13を上下胴縁14a、14bに取り付けることができる。
しかしながら、上記従来フェンスの格子金網13は、縦線13aと横線13bとを交互に交差させただけなので、端部の縦線13aあるいは横線13bが外れやすかった。特に、傾斜地対応時に格子金網13を斜めに変形させたときに外れやすく、一度、外れると、元に戻すのに時間と手間がかかっていた。
また、上記従来固定構造により上下胴縁14a、14bに格子金網13を取り付けるには、所定間隔毎に押え金具17により横線13bを取り付けるので、格子金網13をその全長に亘って取り付ける場合に比べて、格子金網13の取り付け強度が低かった。
また、複数個の押え金具17により横線13bをボルト・ナット18を介して取り付けるので、格子金網13の取り付けに手間と時間を要していた。
従って、この発明の目的は、傾斜地対応時に斜めに変形させても端部の縦線あるいは横線が外れるおそれがなく、しかも、格子金網をその全長に亘って胴縁に取り付けることができるので、格子金網の胴縁への取り付け強度を高めることができ、さらに、格子金網の胴縁への取り付けが容易に確実かつ短時間に行える格子金網、および、この格子金網を使用して構築されるフェンスを提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、下記を特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、それぞれ所定ピッチで波形に屈曲させた縦線と横線とを編んだ格子金網において、前記縦線および前記横線の少なくとも前記縦線の上下端部にカール部を有することに特徴を有するものである。
請求項2に記載の発明は、それぞれ所定ピッチで波形に屈曲させた縦線と横線とを編んだ格子金網と、前記格子金網が取り付けられる、長手方向全長に沿ってスリットが形成されたパイプ状の胴縁と有し、前記縦線および前記横線の少なくとも前記縦線の上下端部には、前記胴縁内に挿入されるカール部が形成されていることに特徴を有するものである。
この発明によれば、縦線あるいは横線の端部にカール部を形成することによって、傾斜地対応時に格子金網を斜めに変形させても端部の縦線あるいは横線が外れるおそれがない。
また、この発明によれば、格子金網のカール部を長手方向全長に亘ってスリットが形成された胴縁内に挿入することによって、格子金網をその全長に亘って胴縁に取り付けることができるので、格子金網の胴縁への取り付け強度を高めることができる。
また、この発明によれば、格子金網のカール部を胴縁に形成されたスリット内に挿入するのみで良いので、格子金網の胴縁への取り付けが容易に確実かつ短時間に行える。
この発明の格子金網を示す部分正面図である。 斜めに変形させた、この発明の格子金網を示す部分正面図である。 平坦地に構築した、この発明のフェンスを示す部分正面図である。 図2のA−A線断面図である。 この発明のフェンスの胴縁を示す部分底面図である。 傾斜地に構築した、この発明のフェンスを示す部分正面図である。 従来フェンスを示す部分正面図である。 従来フェンスの格子金網を示す部分正面図である。 図8のA−A線断面図である。 斜めに変形させた、従来フェンスの格子金網を示す部分正面図 傾斜地に構築した従来フェンスを示す部分正面図である。 従来固定構造を示す部分正面図である。 従来固定構造の上胴縁と支柱との固定部分を示す正面図である。 図13のA矢視図である。
この発明の格子金網の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の格子金網を示す部分正面図である。
図1に示すように、この発明の格子金網1は、それぞれ所定ピッチで波形に屈曲させた縦線1aと横線1bとを交互に交差させて編んだものからなり、縦線1aの上下端部にカール部2(下端部のカール部は、図示せず。)を形成したものからなっている。この例では、カール部2は、縦線1aの端部を1回、円形状にカールさせたものであるが、複数回、カールさせても良い。カール部2の外径は、後述する上下胴縁6a、6bの内径より小さく、後述するスリット8の幅より大径に形成されている。
このように、縦線1aの上下端部にカール部2を形成することによって、格子金網1を斜めに変形させた際に、端部の横線1bが縦線1aから外れるおそれがなくなる。また、この発明の格子金網1は、クリンプ金網からなっているので、容易に変形する。なお、横線1bの左右両端部にカール部を形成した場合には、端部の縦線1aも横線1bから外れるおそれがなくなる。
次に、この発明のフェンス3について説明する。この発明のフェンス3は、図3に示すように、支柱4間に取り付けられたフェンス本体5とからなっている。
フェンス本体5は、この発明の格子金網1、上下胴縁6a、6b、左右胴縁7a、7bとからなっている。
図3および図4に示すように、上胴縁6aは、円形パイプの長手方向全長に亘ってスリット8が形成されたものからなっている。下胴縁6bも上胴縁6aと同様に、円形パイプに、その長手方向全長に亘ってスリットが形成されたものからなっている。なお、上下胴縁6a、6bの断面形状は、円形に限らず、角、三角形、楕円等、スリットが形成されたパイプであれば良い。
左右胴縁7a、7bの構造は、特に限定されない。すなわち、上下胴縁6a、6bと同様に、スリットを形成したパイプ状のものであっても、あるいは、平板間に横線1bを挟み込むものなどであっても良い。なお、左右胴縁7a、7bを、スリットを形成したパイプ状のものとする場合には、左右胴縁7a、7bの左右端部に、上下胴縁6a、6bと同様にカール部を形成する。
この発明のフェンス3を傾斜地に構築するには、図6に示すように、上下胴縁6a、6b間に取り付けられた、この発明の格子金網1を、構築する傾斜地に合わせて斜めに変形させる。格子金網1の縦線1aは、そのカール部2が上下胴縁6a、6b内に挿入されているので、縦線1aと上下胴縁6a、6bとのなす角度は、自在に調整可能である。
しかも、カール部2が上下胴縁6a、6b内に挿入されると、格子金網1が上下胴縁6a、6bから抜け出ることはないので、格子金網1を上下胴縁6a、6bに強固に取り付けることができる。
以上、説明したように、この発明によれば、縦線の上下端部にカール部を形成することによって、端部の横線が縦線から外れるおそれはない。
また、この発明によれば、上下胴縁に、その長手方向全長に亘ってスリットを形成し、スリットの端部から格子金網のカール部を挿入することによって、格子金網を上下胴縁に強固に取り付けることができる。
また、この発明によれば、格子金網の縦線と上下胴縁とのなす角度は、自在に調整可能であるので、あらゆる傾斜地に対応可能である。
1:この発明の格子金網
1a:縦線
1b:横線
2:カール部
3:この発明のフェンス
4:支柱
5:フェンス本体
6a:上胴縁
6b:下胴縁
7a:左胴縁
7b:右胴縁
8:スリット
11:支柱
12:フェンス本体
13:格子金網
13a:縦線
13b:横線
14a:上胴縁
14b:下胴縁
15a:左胴縁
15b:右胴縁
16:ボルト・ナット
17:押え金具
18:ボルト・ナット

Claims (2)

  1. それぞれ所定ピッチで波形に屈曲させた縦線と横線とを編んだ格子金網において、
    前記縦線および前記横線の少なくとも前記縦線の上下端部にカール部を有することを特徴とする格子金網。
  2. それぞれ所定ピッチで波形に屈曲させた縦線と横線とを編んだ格子金網と、前記格子金網が取り付けられる、長手方向全長に沿ってスリットが形成されたパイプ状の胴縁と有し、前記縦線および前記横線の少なくとも前記縦線の上下端部には、前記胴縁内に挿入されるカール部が形成されていることを特徴とするフェンス。
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