JP2014230670A - ふきん - Google Patents

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Abstract

【課題】繰り返し使用により嫌な臭いが蓄積されることなく、かつ強度低下、寸法変化が少ないふきんを提供することを課題とする。【解決手段】芯鞘構造を有する二層構造紡績糸が用いられたふきんであって、該紡績糸の鞘部は、グラフト重合によってカルボキシル基を導入し、このカルボキシル基に金属、金属化合物または金属イオンを担持させた改質セルロース繊維を含有しており、芯部は、強度が2.5cN/dtex以上である熱可塑性合成短繊維により構成されるふきん。【選択図】 なし

Description

本発明は、拭き布として使用するふきんに関するものである。
拭き布(ふきん)は、優れた吸水性や手とのなじみ、作業性などが求められることから、一般に、綿等のセルロース繊維が構成素材として使用されている。しかし、綿等のセルロース繊維からなるふきんは、速乾性に劣るだけでなく、使用するにつれて風合いが低下し、寸法も変化するといった欠点がある。また、使用を繰り返していくと、嫌な臭いが蓄積されるという問題があった。
この嫌な臭いを解消するために、セルロース繊維に抗菌性や消臭性を付与する方法が提案されている。例えば、抗菌性や消臭性を有する金属化合物等をバインダーで繊維に固着させる方法が挙げられるが、この方法では洗濯耐久性と風合の点で課題がある。すなわち、バインダーを使用することにより風合が硬化しやすく、洗濯を繰り返すことによって抗菌性を発揮する剤の脱落が顕著になるという問題がある。
これを解決する方法として、セルロース繊維にカルボキシル基をグラフト重合によって導入し、ここに金属化合物等を化学的に担持させることで、良好な抗菌性や消臭性を維持しつつ、風合変化を少なくし、洗濯耐久性を高める方法が提案されている(特許文献1)。しかしながら、繊維自体にカルボキシル基を導入する工程でセルロース繊維自体の強力が低下するため、ふきんの強力低下につながる懸念がある。
特開平6−184941号公報
本発明は、繰り返し使用により嫌な臭いが蓄積されることなく、かつ強度低下、寸法変化が少ないふきんを提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究の結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、芯鞘構造を有する二層構造紡績糸が用いられたふきんであって、
該紡績糸の鞘部は、グラフト重合によってカルボキシル基を導入し、このカルボキシル基に金属、金属化合物または金属イオンを担持させた改質セルロース繊維を含有しており、
芯部は、強度が2.5cN/dtex以上である熱可塑性合成短繊維により構成されることを特徴とするふきんを要旨とするものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の紡績糸は、芯鞘構造を有する二層構造紡績糸であり、鞘部は改質セルロース繊維を含有している。鞘部に含有する改質セルロース繊維は、バインダー等を用いず、グラフト重合によってカルボキシル基を導入し、そこに金属、金属化合物または金属イオンを担持させた繊維である。グラフト重合により改質するため、バインダーにより抗菌剤等を固着させる方法と比較すると、風合硬化や洗濯耐久性の低下の懸念がない。改質を施すセルロース繊維については、紡績可能なものであれば特に限定されず、例えば、綿、リヨセル、麻、レーヨン、モダール等が挙げられるが、グラフト重合によるカルボキシル基導入によって原綿の強力が低下する傾向にあることから、強力が強く紡績性も良好な綿やリヨセルが好適である。また、担持させる金属については、銅,銀,亜鉛等が、抗菌性能の発現効果から好ましい。セルロース繊維に対するカルボキシル基導入の方法については、特開平6−184941号公報に記載の方法で行うことできる。すなわち、過酸水素と二価鉄塩を含む水溶液中において、セルロース繊維にメタクリル酸をグラフト共重合させればよい。また、日本蚕毛染色株式会社が上市している抗菌性・消臭性繊維(商品名デュウ)を改質セルロース繊維として用いることができる。
改質セルロース繊維は、抗菌性能を考慮して、二層構造紡績糸全体の質量に対して10質量%以上含有させる。好ましくは20質量%以上である。また、鞘部に配する繊維は、改質セルロース繊維のみとするよりも、改質加工が施されていないセルロース繊維と併用することが好ましい。併用する改質セルロース以外の他の繊維として、セルロース繊維を選択する理由は、肌触りが良好とであることと、改質セルロース繊維との混合性が良好であり混合斑が生じにくいことにある。併用する場合の改質セルロース繊維とセルロース繊維との混合比率は、30:70〜70:30が好ましい。
二層構造紡績糸の芯部は、強度2.5cN/dtex以上である熱可塑性合成短繊維により構成される。熱可塑性合成短繊維の強度は、2.6〜4.4cN/dtexの範囲であることが好ましい。芯部に集中して特定の強度を有する熱可塑性合成短繊維を配する理由は、鞘部に配する改質セルロース繊維の強度低下を補うことにある。すなわち、芯鞘の二層構造として、芯部に強力のある短繊維のみで繊維束を形成することによって、部分的な強力低下の懸念を大幅に減少させることが可能になる。また、芯部を強力があり形態変化しにくい熱可塑性短繊維のみで構成させることにより、繰り返し使用による変形が生じにくい。紡績糸の場合、短繊維が繊維束を形成し、この繊維束が加撚されて短繊維同士が拘束させることで引張等に対する強力を発揮するため、強力のある短繊維と強力のない短繊維とを混在させる形態の混紡の場合には、完全に均一に混合させることは難しく、混合斑により強力のない短繊維が長さ方向に存在する箇所で強力低下を起こす懸念が高くなる。なお、短繊維の伸度については限定されるものではないが、高すぎる場合には紡績糸の引張伸長時に鞘部の繊維のみが切断してから芯部の繊維が切断する二段切れの現象を起こす懸念があることから、50%以下であることが好ましく、更には15〜45%の範囲であることが好ましい。
芯部を構成する熱可塑性合成繊維としては、ポリアミド繊維やポリエステル繊維が挙げられるが、速乾性や寸法安定性、強度等の機能を付与することを考慮すると、特にポリエチレンテレフタレート短繊維を使用することが好ましい。
本発明の二層構造紡績糸は、芯部と鞘部との比率が、芯:鞘=20:80〜60:40がよい。また、芯:鞘=30:70〜50:50が好ましい。芯部の比率が20質量%より小さくなると、紡績糸の強度が低下する傾向となり、ふきんの強度や形態安定性が劣る傾向となる。一方、芯部の比率が60質量%を超えると、吸水性等のふきんに要求される性能が奏しにくくなる。
本発明に用いる二層構造紡績糸は、公知の方法で製造すればよく、例えば、特公昭56−11775号公報に記載の方法により安定的に製造することができる。すなわち、芯部および鞘部に配する繊維群を用いてスライバーを作成し、これらのスライバーを用いて、粗紡段階で芯部スライバーに鞘部スライバーを巻き付けて二層構造を形成する方法である。製造する過程で、鞘部に配する繊維のみでスライバーを作成することを要することから、強力や操業性を考慮すると、鞘部には改質セルロース繊維に加えて、他の繊維(改質加工が施されていないセルロース繊維等)を併用することによって強力を向上させることが好ましい。
本発明においては、上記した二層構造紡績糸を、通常の紡績糸と同様の取り扱いにより、織物や編物等の布帛の形態として、ふきんを得るよい。ふきんにする際には、二層構造紡績糸のみを用いて織編物としてもよく、所望の性能に応じて、他の糸と併用して交織や交編してもよい。
他の糸と併用する場合は、極細繊維からなる糸と併用することが好ましい。極細繊維からなる糸とは、単糸繊度1デシテックス未満の繊維であり、汚れの拭き取り性を向上させることができる。極細繊維の単糸繊度の下限は、0.001デシテックス程度とし、併用する場合は、極細繊維からなる糸を20質量%〜50質量%程度含ませるとよい。
ここで極細繊維の種類としては、特に限定されるものではなく、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリオキシエトキシベンゾエート、ポリエチレンナフタレート、シクロヘキサンジメチレンテレフタレート等のポリエステル、あるいはこれらのポリエステルに付加的部分としてさらにイソフタル酸等の酸成分、プロピレングリコール、ブチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ジエチレングリコールのようなジオール成分を共重合した共重合ポリエステルからなるポリエステル系繊維が挙げられる。また、ナイロン6、ナイロン66、芳香族ナイロン等のポリアミドからなるポリアミド系繊維が挙げられる。また、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンからなるポリオレフィン系繊維が挙げられる。また、アクリルニトリルからなるアクリル系繊維が挙げられる。さらには、ポリカプロラクトン、ポリブチレンサクシネート、ポリ乳酸等の脂肪族ポリエステル化合物からなる生分解性合成繊維が挙げられる。該繊維を形成する繊維形成性ポリマーから直接紡糸された極細繊維、あるいは、同じ系統又は異なる系統の2種類のポリマーを用いた2成分系複合繊維を化的学剥離、物理的剥離、溶解除去等の方法で処理して極細化した割繊糸と称される極細繊維が使用できる。また、極細繊維として、三角断面、四角断面、五角断面、扁平断面、楔形断面、あるいは、アルファベットを象ったC型断面、H型断面、I型断面、W型断面等の異形断面の極細繊維を用いると、断面のエッジに相当する部分が効率的に汚れを掻き取る機能を発揮するので、拭き取り性能をより向上させることができる。
極細繊維のラスターについては、ブライト、セミダル、フルダルのいずれでもよく、酸化チタン等の添加物を繊維中に含有させる量は目的に応じて任意であるが、拭き取りの対象が精密部品等、細かいキズが問題になる場合には、添加量の少ないブライトもしくは添加しない純ブライトとするのが好ましい。
本発明のふきんの大きさは、比較的小さなサイズものから、比較的大きなものまで、所望により適宜設計すればよい。なお、いずれの場合であっても、ふきんを得るには、前述の二層複合紡績糸を用い、これを製織編し、しかる後に縫製することで所望のふきんとなす。また、染色加工を施す場合は、製織編の前後いずれでもよい。
本発明のふきんは、二層構造紡績糸により構成されるが、該紡績糸は、鞘部に改質セルロース繊維が配され、芯部に特定の強度を有する熱可塑性合成短繊維を配することにより、鞘部の改質されたセルロース繊維の強力低下を芯部の熱可塑性合成短繊維によって補完すると共に、糸表層に改質セルロース繊維を集中させることによって、本来のふきんの機能を維持させることができ、優れた抗菌・消臭性能と、強度、寸法安定性を兼ね備えるとともに、セルロース繊維の優しい風合を損ねないふきんを提供することができる。
以下、本発明について実施例を用いて具体的に説明する。
実施例1
粗紡機を用いて、芯部を構成するスライバーとして、ポリエステル短繊維1.7dtex×38mmで構成されたスライバーを供給し、鞘部を構成する巻き付けスライバーとして、コットンと金属担持コットン(日本蚕毛株式会社でコットンにメタクリル酸をグラフト重合させてカルボキシル基を導入し、更に2価銅イオンを置換担持させたもの)をコットン:金属担持コットン=4:3の比率になるように混合したコーマスライバーを供給し、ドラフト後の各スライバーの比率を芯部:鞘部=30:70とし、粗糸重量280ゲレン/30ヤード,撚り数0.62T/吋の粗糸を得た。この粗糸を常用の精紡機で精紡して、30番手(英式綿番手)の抗菌性能と消臭性能とを備える二層構造紡績糸を得た。芯部を構成する繊維の短繊維強度は3.6cN/dtexであった。得られた紡績糸を用いて、釜径33インチ、22ゲージのシングル丸編機でスムース編にて編み立て、過酸化水素を用いて低温条件での晒加工を行い、酢酸処理の後に170℃×30秒の仕上セットを行って、巾150cm、目付350g/mの抗菌性と消臭性を備えた二層構造紡績糸を用いた編地を得た(この時、編地中の二層構造紡績糸全体における改質セルロース繊維の割合は30質量%であった。)。次に、該編地を30cm×50cmのサイズに裁断し、周囲をオーバーロック縫製し、本発明のふきんを得た。
実施例2
溶剤紡糸セルロース繊維「リヨセル」1.3dtex×38mmと、金属担持リヨセル(日本蚕毛株式会社でリヨセルにメタクリル酸をグラフト重合させてカルボキシル基を導入し、更に1価銀イオンを置換担持させたもの)をリヨセル:金属担持リヨセル=30:30の比率になるように混合したカードスライバーを使用し、ドラフト後の各スライバーの比率を芯部:鞘部=40:60とした以外は実施例1と同様にして、30番手の抗菌性能と消臭性能を有する二層構造紡績糸を得た。
得られた紡績糸を用いて、小幅タオル織機にて、筬密度50羽/3.788cm、緯糸密度48本/2.54cm、パイル糸送込量4.5倍なる条件で製織した。そして、得られた織物を通常の方法で染色加工し、該生地を30cm×50cmのサイズで裁断し、周囲をオーバーロック縫製し、本発明のふきんを得た。
実施例3
実施例1で得られた消臭性能と抗菌性能を有する二層構造紡績糸(30番手)を準備した。
一方、極細繊維からなる糸を準備した。すなわち、難溶性ポリマーとしてポリエチレンテレフタレートを使用し、易溶性ポリマーとしてポリエチレンテレフタレートにポリエチレングリコール(分子量6000)12質量%及びスルホイソフタル酸2モル%が共重合された共重合ポリエステルを使用し、易溶性ポリマーが全体の20質量%を占めるように両ポリマーを放射状に配列した8分割の溶解割繊型複合繊維からなるポリエステル超極細繊維の仮撚加工糸78T48f(極細繊維の単糸繊度は約0.16dtex)を得、これを2本合撚した合撚糸(撚り数:S150T/M)を得、これを極細繊維からなる糸として用いた。
二層構造紡績糸と合撚糸とを、二層構造紡績糸:合撚糸=1:1の配列として、実施例1に記載の条件でスムース編地を編み立て、晒加工、アルカリ割繊処理を行い(苛性ソーダ20g/L、浴比1:30、温度98℃の条件)、仕上セットを行って、巾150cm、目付350g/mの編地を得た。得られた編地中において二層構造紡績糸の含有割合は、約61質量%であった。次に、該編地を30cm×50cmのサイズに裁断し、周囲をオーバーロック縫製し、本発明のふきんを得た。
比較例
常用の粗紡機を用いて、ポリエステル短繊維1.7dtex×38mm、コットン、金属担持コットン(日本蚕毛株式会社でコットンにメタクリル酸をグラフト重合させてカルボキシル基を導入し、更に2価銅イオンを置換担持させたもの)の3つの原綿をポリエステル:コットン:金属担持コットン=30:40:30の比率になる様に混合したスライバーを供給し、粗糸重量280ゲレン/30ヤード、撚り数0.62T/吋の粗糸を得た。この粗糸を常用の精紡機で精紡して、30番手(英式綿番手)の混紡糸を得た。
得られた紡績糸を用いて、実施例1と同様にスムース編地を編み立て、晒加工を行い、仕上セットを行って、巾150cm、目付350g/mの編地を得た。得られた編地中における改質セルロース繊維の割合は30質量%である。次に、該編地を30cm×50cmのサイズに裁断し、周囲をオーバーロック縫製し、比較例のふきんを得た。
実施例1〜3および比較例のふきんについて、物性を評価し、結果を表1に示す。なお、物性は以下の手法にて測定を行った。
(1)吸水性
JIS−L1096(バイレック法)に準じ、10分間放置後の水の上昇した高さ(mm)を、経緯方向のそれぞれについて測定した。
(2)洗濯収縮率
試料をJIS L0217−103法に準じて洗濯し、平干して、洗濯前の長さLと洗濯後の長さMより次式により算出する。
洗濯収縮率=(L−M)×100/L
<洗濯>
洗濯は、社団法人繊維評価技術協議会発行の消臭加工繊維製品認証基準(JED301)の中で指定されている、「JAFET標準洗剤」(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)を使用して、JIS L0217 103法に準じて30回洗濯を行う。
(3)洗濯後の外観変化
JIS L0217 103法に準じて30回洗濯を行った後の状態を目視で「変化なし」と「毛玉発生」の2段階に評価した。
表1に示す通り、本発明の実施例1〜3のふきんは、良好な吸水性、洗濯寸法安定性を有するものであった。また、家庭洗濯(JIS L0417 103法)した後吊り干しするという操作を30回繰り返した後でも、性能は維持されており、型崩れや収縮なども見られなかった。
これに対し、比較例のふきんは、紡績方法が混紡であり、二層構造紡績糸よりも強力が低下しており、洗濯後に毛玉が発生した。

Claims (4)

  1. 芯鞘構造を有する二層構造紡績糸が用いられたふきんであって、
    該紡績糸の鞘部は、グラフト重合によってカルボキシル基を導入し、このカルボキシル基に金属、金属化合物または金属イオンを担持させた改質セルロース繊維を含有しており、
    芯部は、強度が2.5cN/dtex以上である熱可塑性合成短繊維により構成されることを特徴とするふきん。
  2. 鞘部は、改質セルロース繊維以外の他の繊維として、セルロース繊維を含有し、二層構造紡績糸中に改質セルロース繊維を10〜50質量%含有していることを特徴とする請求項1記載のふきん。
  3. 二層構造紡績糸の芯鞘比率が、芯:鞘=20:80〜60:40であることを特徴とする請求項1または2記載のふきん。
  4. 二層構造紡績糸以外の他の糸として、極細繊維により構成される糸が用いられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のふきん。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018053396A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 日本製紙株式会社 撚糸

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